JP2918033B2 - 自動時刻修正機能付き無線選択呼出受信機 - Google Patents

自動時刻修正機能付き無線選択呼出受信機

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JP2918033B2 JP33738696A JP33738696A JP2918033B2 JP 2918033 B2 JP2918033 B2 JP 2918033B2 JP 33738696 A JP33738696 A JP 33738696A JP 33738696 A JP33738696 A JP 33738696A JP 2918033 B2 JP2918033 B2 JP 2918033B2
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    • G04R20/12Decoding time data; Circuits therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線選択呼出受信機
に関し、特に受信する信号ファーマット中に含まれてい
る時刻情報を用いて内蔵時計が示す時刻を自動修正する
自動時刻修正機能付き無線選択呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時計機能を内蔵する無線選択呼出
受信機の中には、受信する信号フォーマット中に存在す
る時刻情報(基地局が発信した時刻を示す情報)を用い
て、内蔵時計が示す時刻を自動修正する機能を備えたも
のがある。
【0003】また、特開平4−230890号公報に
は、時間差のある2種類の時刻を計時する2つの時計を
設け、受信した基準時刻情報との偏差に基づき他方の時
計を修正する機能を備えた無線選択呼出受信機が示され
ている。この無線選択呼出受信機では、図19に示され
ているように、まず最初に、受信した基準時刻情報を判
定する(ステップ(以下、STと略す)191)。そし
て、正しいデータ(誤りが無く、時刻情報として範囲外
の値でもない)であった場合には、受信した基準時刻情
報を用いて第1の時計を修正する(ST192)。次
に、受信した基準時刻情報に基づき、第2の時計の秒以
下の情報を修正する(ST194)。さらに、第2の時
計の“分”以上の情報を、基準時刻情報と第1の時刻
(ST192での修正前の値)との偏差に基づいて補正
する。そして、ST195及びST196において、夫
々第1の時計と第2の時計の計時を継続し(ST195
及びST196)、選択された方の時計の内容(ST1
97)を表示出力する(ST198)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、受信した時刻情報(=基準時刻情報)を判定
する際に、ビットエラーを伴っていないか、もしくは、
時刻情報として範囲外の値ではないかということの検出
しか行っていない。そのため、基準時刻情報をビットエ
ラーがなく、範囲内の値で化けた(ビットエラーにより
他の符号に置換わった)形で受信した場合には、内蔵の
時計に対して大きく誤った時刻の修正を施すことがある
という欠点がある。
【0005】例えば、無線選択呼出方式によく用いられ
るブロック誤り訂正符号であるBCH(31,21)符
号などでは、符号間距離(ハミング距離)が5であるた
め、、2ビット誤りまでは検出及び訂正が可能である
が、3ビット誤り以上は他の符号の2ビット誤り以内の
信号として置き換わってしまう可能性がある(以後、ビ
ットエラーにより他の符号に置き換わることを単に“化
ける”と称する)。
【0006】なお、従来、2値の信号に変調をかけて送
信をしていた信号方式に対し、近年、無線選択呼出の信
号方式における高速化に伴い、伝送レートの高速化を図
る1つの手段として、図20に示されているような4値
の信号に変調をかけて送信を行う技術が用いられるよう
になっている。すなわち、同図に示されている送信信号
は4値(00,01,11,10)の信号であり、予め
定められたフレーム同期信号パターンと比較して同期検
出を行うのである。同図に示されている場合、フレーム
同期信号パターンは、「10,00,10,10,0
0,10,00,00,10,10,00,00,1
0,10,10」である。つまり、このフレーム同期信
号パターンと同一のパターンを送信信号中から検出し、
そのパターンの終了タイミングに同期信号検出信号を送
出するのである。
【0007】この場合、4値の送信信号をMSB(Mo
st Significant Bit)とLSB(L
east Significant Bit)とに分解
し、そのMSBの値が「1,0,1,1,0,1,0,
0,1,1,0,0,1,1,1」と変化し、かつ、L
SBの値が「0」のまま変化がないときに、フレーム同
期信号パターンを検出できたことになる。この様子が同
図に示されており、MSBの値は上記の通りに変化し、
LSBの値は「0」のままである。
【0008】このフレーム同期信号パターンを検出する
ための具体的な構成が図21に記載されている。同図に
示されているように、送信信号のMSBは15ビットシ
フトレジスタ22に入力され、同時にLSBも15ビッ
トシフトレジスタ23に入力される。一方、フレーム同
期信号パターン発生部21からは、上述したように値が
変化するフレーム同期信号パターンを送出される。そし
て、この送出されるフレーム同期信号パターンと15ビ
ットシフトレジスタ22及び23の出力とをパターンマ
ッチ回路24において比較する。
【0009】このパターンマッチ回路24における比較
結果が一致を示したときには、フレーム同期信号パター
ンを検出したものとして同期信号検出信号S106を送
出するのである。なお、4値信号の送信信号をMSBと
LSBとに分解するには、A/Dコンバータでレベル検
出をすれば良い。
【0010】以上のような4値信号による送信におい
て、信号の中間レベルを検知したり、ビット同期をとる
ために用いられるプリアンブル信号やフレーム同期をと
るために用いられるフレーム同期信号は、4値の最下位
レベル及び最上位レベルでのみ構成され、実質的には2
値信号と同等となっている。このため、フレーム同期確
立後に、受信機の感度があまり良くないような状況下で
は、フレーム同期信号は検出できても、それに続く4値
の基準時刻情報は誤りを伴って、もしくは、化けてしま
った状態で受信される可能性は大きくなってきている。
【0011】また、上述した従来の技術において、受信
機使用者が、故意に基準時刻からずれた時刻を内蔵時計
に対して設定しておきたい場合には、受信機に複数の時
計機能を内蔵する必要がある。かかる場合、複数の時計
機能を内蔵することによる内蔵回路規模の増加やCPU
処理の増加が受信機全体の消費電流の増加につながると
いう欠点がある。このことは、電池で駆動する無線選択
呼出受信機にとっては重大な欠点である。
【0012】さらに、受信した基準時刻情報を基にした
内蔵時計の時刻修正を、受信機使用者が任意に許可/禁
止の切替えをすることができないという欠点もある。
【0013】本発明は、上述した従来技術の欠点を解決
するためになされたものであり、その目的は所定範囲内
の値で化けたと推定できる基準時刻情報に基づいた内蔵
時計は行わず、かつ、1つの時計機能で基準時刻からず
れた時刻を常に設定しておくことができ、さらに、受信
した基準時刻情報に基づいた内蔵時計の修正機能に対し
て、受信機使用者が、任意に許可/禁止の切替えを行う
ことができる無線選択呼出受信機を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による無線選択呼
出受信機は、基準時刻を示す基準時刻情報を含む信号を
受信する無線選択呼出受信機であって、時刻を示す時計
手段と、受信した前記信号が示す基準時刻と前記時計手
段が示す時刻とを比較する比較手段と、この比較により
得られた時刻差の値が予め定められた設定値より大なる
場合において該差の値が複数回連続して所定誤差範囲内
の値である場合に前記基準時刻に基づいて前記時計手段
が示す時刻を修正する時刻修正手段とを含むことを特徴
とする。
【0015】要するに本無線選択呼出受信機は、受信し
た信号が示す基準時刻と内蔵時計が示す時刻とを比較
し、この比較により得られた時刻差の値が予め定められ
た設定値以下の場合にのみ基準時刻に基づいて内蔵時計
が示す時刻を修正するのである。そして、本発明の無線
選択呼出受信機では、受信した基準時刻と時計機能が示
す現在の時刻情報とを比較し、両時刻情報の差が予め定
められた値よりも大きい場合には、時計機能が示す現在
時刻の修正は行わず、両時刻情報の差が予め定められた
値以下の場合には、基準時刻を基に、時計機能が示す現
在の時刻を修正するのである。このため、内蔵時計の時
刻が大きく狂っていない限りは、所定範囲内の値で化け
たと推定できる受信時刻情報に基づいた内蔵時計の修正
は行われない。
【0016】また、比較によって得られた受信時刻情報
と時計機能が示す現在の時刻情報との差の値が予め定め
られた値よりも大きい場合でも、次回以降の時刻情報受
信時においても、予め定められた回数連続して予め定め
られた誤差範囲内の値である場合には、その時点で基準
時刻を基に、時計機能が示す現在の時刻を修正する。こ
れにより、内蔵時計の時刻が大きく狂っている場合で
も、基準時刻情報が正常に受信されれば、その情報に基
づいた内蔵時計の修正が可能である。
【0017】そして、比較によって得られた受信時刻情
報と時計機能が示す現在の時刻情報との差の値が予め定
められた値よりも大きい場合でも、基準時刻を基にし
て、時計機能が示す現在時刻の“秒”の情報のみの修正
を行うことにより、受信した“時”もしくは“分”の情
報が所定範囲内の値で化けていても、“秒”の情報が正
常であれば、秒単位で狂った内蔵時計の時刻は修正でき
る。受信した“秒”の情報が化けている場合でも、発生
する内蔵時計の狂いは、正しい基準時刻に対して最大で
1分であるので、それ程影響は大きくない。
【0018】さらに、欧州等のように、受信する信号方
式における各フレームが基地局の位置する地域によって
定められた標準時に同期している場合に対応するため
に、フレーム同期信号を検出し、このフレーム同期信号
の後に続くフレーム情報を検出、取得し、かつ、時刻情
報を検出、取得し、取得した時刻情報と時計機能が示す
現在の時刻情報との差の値が予め定められた値よりも大
きい場合には、フレーム情報を基に時計機能が示す現在
の時刻を修正し、両時刻情報の差が予め定められた値以
下の場合には、基準時刻情報を基に時計機能が示す現在
の時刻を修正しているのである。これにより、受信した
基準時刻情報にエラーがあるか、所定範囲内の値で化け
ているような場合でも、フレーム情報が正常に受信され
ていれば、その情報を基にした内蔵時計の時刻修正がで
きる。
【0019】また、時計機能が示す時刻のオフセット値
を記憶し、この記憶された内容を基に、時計機能が示す
現在の時刻を修正しているのである。これにより、1つ
の時計機能で基準時刻からずれた時刻を常に設定してお
くことができるのである。
【0020】さらにまた、自機宛のメッセージを受信し
た場合に、個別のメッセージ受信時刻として、時計機能
が示す現在時刻からオフセット値を差し引いた時刻情
報、又はオフセット値を足し加えた時刻情報に対応した
時刻を記憶しているので、受信したメッセージの個別受
信時刻として、基準時刻に対応した時刻、又は内蔵時計
と同じように基準時刻からずれた時刻を記憶することが
できるのである。
【0021】なお、自動時刻修正動作を外部からの制御
で有効又は停止しているので、受信した基準時刻情報に
基づいた内蔵時計の修正機能に対し、受信機使用者が、
任意に許可/禁止の切替えを行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態による無線選択呼出受信機の構成を示すブ
ロック図である。なお、同図において、各部へ動作電圧
を供給する電池、昇圧回路についての記載は省略してあ
る。
【0023】図1において、無線基地局101は、受信
機102に対して図2に示されている所定のフォーマッ
トに基づいた送信信号を送信する。
【0024】ここで、同図(a)を参照すると、1シー
ケンス(Sequence)は、「00」から「59」
までの60サイクル(60Cycles)によって構成
されている。
【0025】また、同図(b)を参照すると、1シーケ
ンスの60サイクルのうちの1つのサイクル、例えば
「04」のサイクルは、「0」から「4」までの5サブ
シーケンス(Subsequences)によって構成
されている。
【0026】さらにまた、同図(c)を参照すると、5
サブシーケンスのうちの1つのサブシーケンス、例えば
「05」のサブシーケンスは「00」から「11」まで
の12バッチ(Batches)によって構成されてい
る。
【0027】そして、同図(d)を参照すると、12バ
ッチのうちの1つのバッチ(Batch)は、100ワ
ード(Word)によって構成されている。具体的に
は、同図に示されているように、同期ワード部、フレー
ム情報部、時刻情報部、個別番号符号部、メッセージ符
号部から構成されている。
【0028】ここで、同期ワード部は、同図(e)を参
照すると、1ワード目のプリアンブルワード(Prea
mble word)と、2ワード目のシンクロナイゼ
ーションワード(Synchronization w
ord)とから構成されている。
【0029】なお、同図(f)を参照すると、時刻情報
部は、“秒”の情報、“分”の情報、“時”の情報から
構成されている。“秒”の情報及び“分”の情報は、共
に、6ビットであり、「0」〜「59」が有効値、60
〜63は範囲外の値であるものとする。“時”の情報
は、5ビットであり、「0」〜「23」が有効値、24
〜31は範囲外の値であるものとする。
【0030】図1に戻り、受信アンテナ103は、無線
基地局101からの送信信号を受信し、受信信号を受信
部104に供給する。
【0031】受信部104は、受信信号を増幅、復調、
さらに波形整形し、復調信号S101をビット同期回路
105、同期信号検出回路106及びデコーダ109に
対して出力する。
【0032】ビット同期回路105は、基準発振器10
7から供給されるクロック(S104)を分周してビッ
トレート及びシンボルレートのクロックを生成し、図3
に示されているようにプリアンブル信号等を利用して、
これらの生成クロックの位相が送信信号と合うように随
時調整(以後、この調整をビット修正と称する)を行
う。
【0033】すなわち、同図には、受信信号である送信
プリアンブル信号と、内部シンボルレートクロックと、
このビットレートクロックの立下りタイミングでレベル
遷移するシンボルレートクロックとが示されている。
【0034】まず、同図(a)に示されているように、
内部シンボルレートクロックがローレベルの間に送信プ
リアンブル信号の変化点t1が検出された場合には、次
回のシンボルレートクロックのハイレベルの期間を固定
幅だけ延ばす。例えば、1/32シンボル幅に相当する
時間だけ強制的にクロックを止める。この結果、変化点
t1直後における内部シンボルレートクロック及び内部
ビットレートクロックのハイレベルの期間は、他のクロ
ックのハイレベルの期間より長くなる。
【0035】一方、同図(b)に示されているように、
内部シンボルレートクロックがハイレベルの間に送信プ
リアンブル信号の変化点t1が検出された場合には、次
回のシンボルレートクロックのハイレベルの期間を固定
幅だけ縮める。例えば、1/32シンボル幅に相当する
パルス幅を有するクロックを挿入する。この結果、変化
点t1直後における内部シンボルレートクロック及び内
部ビットレートクロックには、他よりもパルス幅の短い
パルスが現れる。
【0036】ビット同期回路105では、以上のような
ビット修正が行われるのである。なお、プリアンブル信
号は30ビットであり、本例では「00,10,00,
10,00,10,00,10,00,10,00,1
0,00,10,00」である。
【0037】同期信号検出部106は、ビット同期回路
105から供給されるビット修正されたクロックS10
2を用いて受信部104からの復調信号を切り出し、切
り出したビット列から図4に示されているようにフレー
ム同期信号の検出を行う。
【0038】すなわち、先述した図20の場合と同様
に、4値レベルの送信信号中からフレーム同期信号「1
0,00,10,10,00,10,00,00,1
0,10,00,00,10,10,10」を検出す
る。この検出には、先述した図21に示されている回路
構成が用いられる。
【0039】フレーム同期信号が検出されたら、同期信
号検出部106は図4に示されているような同期信号検
出信号S106をビット同期回路105、フレームカウ
ンタ部108及びデコーダ109の夫々に対して出力す
ると共に、CPU111に対して同期信号検出の割込み
S103を発生する。ビット同期回路105は同期信号
検出信号S106を受取ると、図4に示されているよう
なタイミングで1ワード(=30ビット)毎にワードの
先頭で1ビット幅のパルスを発生するFirstビット
信号S105を生成し、フレームカウンタ部108に供
給する。
【0040】デコーダ109は、ID−ROM116に
予め設定された自己呼出番号を信号S119及びS11
0を介してCPU111から受取る。同期信号検出信号
S106を受取ってからは、ビット同期回路105から
供給されるビット修正されたクロックS102を用いて
受信部104からの復調信号を切り出す。そして、切り
出したビット列に対して1ワード(30ビット)単位で
誤り検出及び訂正処理を行う。また、図2(d)に示さ
れているような個別番号符号部及びメッセージ符号部で
の受信データ処理時には、誤り検出、訂正と共にCPU
111から受取った自己呼出番号の検出やメッセージ終
了信号等の固定パターンの検出を行う。さらに、CPU
111に対して誤り検出の結果と誤り訂正後のデータ
(情報ビット)及び自己呼出番号や固定パターンの検出
結果等を信号S110を通して供給する。以後、このよ
うにしてCPU111がデコーダ109から受取ったデ
ータを単に“受信したデータ”と呼ぶこととする。
【0041】ここで、図2に示されているフォーマット
信号方式を受信する場合には、フレームカウンタ部10
8の内部構成は図5のようになっている。図2における
フレーム同期信号(同図ではSynchronizat
ion word)はBatch内の先頭から2番目の
Wordに位置する。このため、図5中のワード(Wo
rd)カウンタ302は同期信号検出信号S106を受
取ると、「2」という値に設定される。このカウンタ3
02は以後、Firstビット信号S105のパルスの
立上がりでカウントアップし、「99」までいったら次
のパルスで「0」に戻る。
【0042】バッチ(Batch)カウンタ303は、
Wordカウンタ302のカウント値が「99」から
「0」に戻る際に発生するパルスS311を用いてカウ
ントアップし、「11」までいったら次のパルスで
「0」に戻る。サブシーケンス(Subsequenc
e)カウンタ304は、Batchカウンタ303のカ
ウント値が「11」から「0」に戻る際に発生するパル
スS312を用いてカウントアップし、「4」までいっ
たら次のパルスで「0」に戻る。
【0043】さらに、サイクル(Cycle)カウンタ
305は、Subsequenceカウンタ304のカ
ウント値が「4」から「0」に戻る際に発生するパルス
S313を用いてカウントアップし、「59」までいっ
たら次のパルスで「0」に戻る。
【0044】CPU111は、信号S109からのWo
rdカウンタ値を基に、図2(d)に示されている送信
信号中の各部の位置を判断する。そして、フレーム情報
部で受信したデータを基にして、図5中の信号S30
3,S305,S306を介してBatch,Subs
equence,Cycle夫々のカウンタ302〜3
05のカウント値の設定を行う。また、時刻情報部で受
信したデータを基にして、時計部119の設定を行う。
以後、このようにしてCPU111が、受信したデータ
を基に時計部119の設定を行うことを“自動時刻修
正”と呼ぶこととする。図5中の信号S301〜S30
6は、図1中の信号S109を構成する信号群である。
【0045】図1に戻り、時計部119の動作クロック
S120は基準発振器107から供給される。時計部1
19の内容は信号S121によりCPU111に取込ま
れ、CPU111が信号S113により表示駆動回路1
12を制御する。そして、信号S114を介して表示部
113に時刻の表示を行う。
【0046】CPU111は、個別番号符号部で受信し
たデータから、自己呼出番号の受信を検知した場合に
は、メッセージ符号部で受信したデータ、つまり、自己
呼出番号宛のメッセージデータに対して所定のキャラク
タ変換を施し、信号S117,S118を介してRAM
117に記憶すると共に、信号S115により、報知駆
動回路114を制御し、信号S116を介してスピーカ
115を鳴らし(報知し)、同時に、信号S113によ
り表示駆動回路112を制御して、信号S114を介し
て受信メッセージの表示を表示部113にて行う。
【0047】キー入力部120は、受信機使用者が、操
作にて信号S122,CPU111を介して時計部11
9の設定を行ったり、RAM117に記憶された受信メ
ッセージを表示部113に読出したりするための入力部
である。
【0048】通常、CPU111は、同期信号検出回路
106から同期信号検出の割込みS103を受けた以後
は、ID−ROM118に予め設定された自機が受信す
べきフレーム情報に従い、図5の各カウンタ値の比較回
路301に受信すべきフレーム値より所定時間前のフレ
ーム値を設定し、CPU111から設定された値と信号
S307,S308,S309,S310からの各カウ
ンタ値の情報が一致した場合に各カウンタ値の比較回路
301が発生する割込みS304を受けたら、受信部1
04をONするように、また、受信すべきフレーム、も
しくはその継続フレームでのデータ受信を終了する際に
は、受信部104をOFFするように信号S111を介
して間欠受信制御回路110を制御し、それに応じて間
欠受信制御回路110は信号S112により、受信部1
04のON/OFF制御を行う。
【0049】これまで述べたようなCPU111の処理
命令を与えるプログラムはROM116に書かれてお
り、CPU111は信号S117,S118を介してそ
のプログラムを読込み、処理を実行する。
【0050】次に、本無線選択呼出受信機の動作につい
て、図6及び図7を参照して詳細に説明する。
【0051】図6は主に、図2に示されているフォーマ
ットの信号を受信するものとした場合の図1におけるC
PU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチャ
ートで、そのプログラムはROM116に書込まれてい
る。なお、CPU111の処理として、実際は受信メッ
セージの処理等も存在するが、本発明を説明するのに必
要のない処理は図示されていない。
【0052】図6における時刻設定フラグTFGは、始
めて電池を入れた場合など、受信機全体にリセットが掛
けられた状態から、各部の動作電圧が供給された場合に
は、“0”に設定されており、以後、受信機使用者がキ
ー入力部120を操作することにより時計部119の設
定を行った場合、もしくは、自動時刻修正が行われた場
合に“1”に設定される。
【0053】電源投入後に、まずST1及びST2にお
いて所定の時間間隔で受信部104をON/OFF制御
しながら、フレーム同期信号の検出を行う。
【0054】ST2でフレーム同期信号が検出された場
合には、ST3にて時刻情報T1とそれに対する誤り情
報の取込みを行う。この時、時刻情報T1に誤り訂正可
能なビット数のエラーが発生していた場合には、取込ん
だ情報T1はデコーダ109にて既に誤り訂正を施され
た情報であり、その場合の誤り情報は、“誤り無し”と
なる。
【0055】ST4では、取込んだ時刻情報T1が正常
であるかどうかを判断し、誤り情報が“誤り有り”の場
合や“秒”、“分”の情報値が60〜63の場合、そし
て、“時”の情報値が24〜31の場合には自動時刻修
正は行わない。情報T1が正常な場合にはST5へ進
む。
【0056】ST5では、時刻設定フラグTFGの判断
を行い、TFG=0(時刻未設定)の場合には、ST9
でTFGを“1”に設定し、取込んだ時刻情報T1を用
いて、ST10にて時計部119の自動時刻修正を行
う。
【0057】ST6では、時計部119が示す現在の時
刻情報T2の読込みを行う。
【0058】ST7では、情報T1と情報T2との差n
1を求める。
【0059】ST8では、n1の絶対値を求め、それが
予めID−ROM118、もしくはROM116に記憶
された正の値nよりも大きいか否かを判断する。そし
て、大きい場合には、自動時刻修正は行わず、小さい場
合には、取込んだ時刻情報T1を用いて、ST10にて
時計部119の自動時刻修正を行う。
【0060】ST11では、今回取込んだ時刻情報T1
をクリアする。
【0061】図7も図6の場合と同様に図1におけるC
PU111の自動時刻修正の一例を示すフローチャート
である。
【0062】図7においては、ST8でn1の絶対値が
予めID−ROM118、もしくはROM116に記憶
された正の値nよりも大きいと判断した場合でも、ST
36にて、情報T1を用いて、時計部119が示す現在
の時刻の“秒”の情報のみを自動修正することを特徴と
している。
【0063】図7において、図6に示されている符号と
等しい符号が付されているその他のステップ処理は、図
6の場合と同様である。
【0064】なお、通常、無線選択呼出受信機は、図2
に示されているフォーマットを受信するものとすると、
同図における1Subsequence内で、ある特定
の1Batchのみの受信を行うような形で間欠受信を
行っており、そのような場合でも、自動時刻修正を行う
か否かの判断及びその判断結果に応じた自動時刻修正の
実行は、1Cycleに1回しか行わないといったよう
に、受信を行うフレームで必ずしも、毎回自動時刻修正
を行うとは限らない。そういった場合には、図6及び図
7において、ST8にてn1の絶対値がnよりも大きい
と判断された時に、次回受信を行うフレームにて自動時
刻修正を行うか否かの判断とその結果に応じた処理を行
うといったように、次回自動時刻修正の判断を行うフレ
ームを一時的に変更するとさらに有効的である。
【0065】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図8及び図9を参照して説明する。
【0066】図8は図6の場合と同様に図1におけるC
PU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【0067】図8においては、n1の絶対値が予め定め
られた正の値nよりも大きい場合でも、n1の値が予め
ID−ROM118、もしくはROM116に記憶され
た正負の値xの誤差範囲内で連続して等しい場合には、
情報T1を用いた自動時刻修正を行うことが特徴であ
る。なお、同図におけるnFGは、初めて電池を入れた
場合など、受信機全体にリセットが掛けられた状態か
ら、各部の動作電圧が供給された場合には、“0”に設
定されている。
【0068】ST8でn1の絶対値が大きかった場合
に、ST13でnFGの値の判断を行う。nFG=0の
場合は、比較する対象である前回のn1が存在しないの
で、ST15にて、今回のn1を新たにn2として記憶
し、nFGを“1”に設定して、今回は自動時刻修正は
行わない。nFG=1の場合には、ST14において、
前回のn1の値であるn2と今回のn1が、予め定めら
れた誤差範囲x内で等しいかどうかを判断する。そし
て、等しければ、ST12にてnFGを“0”に設定し
てから、ST10において、情報T1を用いた自動時刻
修正を実行する。等しくなければ、ST15にて今回の
n1を新たにn2として記憶する。
【0069】図8において、図6に示されている符号と
等しい符号が付与されているその他のステップ処理は、
図6の場合と同様である。
【0070】図9も図6の場合と同様に図1におけるC
PU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【0071】図9においては、n1の絶対値が予め定め
られた正の値nよりも大きい場合でも、n1の値が予め
定められた正負の値xの誤差範囲内で、予めID−RO
M118、もしくはROM116に記憶された正の値k
回連続して等しい場合には、情報T1を用いた自動時刻
修正を行うことが特徴である。なお、同図において始め
て電池を入れた場合など、受信機全体にリセットが掛け
られた状態から、各部の動作電圧が供給された場合には
nFGは“0”に、nCTは“k”に設定されている。
【0072】ST14において、前回のn1の値である
n2と今回のn1が、予め定められた誤差範囲x内で等
しいかを判断し、等しければ、ST16にてnCTをマ
イナス1する。等しくなければ、ST20で今回のn1
を新たにn2として記憶し、nFGを“1”に、nCT
を“k”に設定する。
【0073】ST17では、nCTの値の判断を行う。
nCT≠0の場合は、ST19にて、今回のn1を新た
にn2として記憶し、今回は自動時刻修正は行わない。
nCT=0の場合は、ST18にて、nFGを“0”
に、nCTを“k”に設定してから、ST10におい
て、情報T1を用いた自動時刻修正を実行する。
【0074】図9において、図8に示されている符号と
等しい符号が付されているその他のステップ処理は、図
8の場合と同様である。
【0075】なお、図8及び図9においても、図6及び
図7の時と同じように、ST8にてn1の絶対値がnよ
りも大きいと判断された時に、次回自動時刻修正の判断
を行うフレームを一時的に変更するとさらに有効的であ
る。
【0076】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図10を参照して説明する。
【0077】図10は図6の場合と同様に図1における
CPU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチ
ャートである。ただし、受信する信号フォーマットが、
各フレームが地域によって定められた標準時に同期す
る、つまり図2において、Cycle No.はそのま
ま“分”の情報を示し、1Sequence時間を1時
間、1Cycle時間を1分、1SubSequenc
e時間を12秒、1Batch時間を1秒とするものと
する。従って、受信機がフレーム情報として、Cycl
e No.=05、SubSequence No.=
2、BatchNo.=03を受信した場合には、現在
の“時”情報は分からないが、“分”以下の情報は“5
分27秒”であることが分かる。
【0078】図10において、ST21にて、受信フレ
ームからフレーム情報Fと時刻情報T1を取込む。ST
4で情報T1が時刻情報として範囲外の値であるか、も
しくはエラーがあると判断した場合と、ST8でn1の
絶対値が予め定められた正の値nよりも大きいと判断し
た場合に、ST22でフレーム情報Fが正常かどうかの
判断を行う。
【0079】ST22において、情報Fの値がフレーム
情報として範囲外の値であるか、もしくはエラーがある
と判断した場合には、ST24にて、情報T1と情報F
とをクリアし、今回は自動時刻修正を行わない。ST2
2で情報Fを正常と判断した場合は、ST23におい
て、情報Fを用いて“分”と“秒”、もしくは“秒”の
みの自動時刻修正を行う。
【0080】図10において、図6に示されている符号
と等しい符号が付されているその他のステップ処理は、
図6の場合と同様である。
【0081】次に本発明の第4の実施の形態について、
図11及び図12を参照して説明する。
【0082】図11は図6の場合と同様に図1における
CPU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【0083】図11のフローチャートは、ST26にお
いて、受信フレームから取込んだ時刻情報T1に予めI
D−ROM118、もしくはROM116に記憶された
正負のオフセット時間情報OFS、例えば情報OFS=
5分や情報OFS=−8時間を足し合わせた時間情報を
用いて自動時刻修正を行うことを特徴としている。従っ
て、受信機使用者が、故意に5分進めた時間や8時間遅
らせた時間を、常に時計部に設定しておくことが可能で
ある。
【0084】ST4で情報T1が正常と判断した場合に
は、ST25で予めID−ROM118、もしくはRO
M116に記憶された正負の時刻オフセット値である情
報OFSを読込み、ST26で、情報T1+情報OFS
の時刻情報を用いて自動時刻修正を実行する。この時、
“時”、“分”情報への桁上げや、“分”、“秒”情報
への桁下げが必要となった場合には、それに応じた時刻
修正を行う。
【0085】図11において、図6に示されている符号
と等しい符号が付されているその他のステップ処理は、
図6の場合と同様である。
【0086】図12は図6の場合と同様に図1における
CPU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチ
ャートである。ただし、受信する信号フォーマットが、
図10の場合と同様に、各フレームが地域によって定め
られた標準時に同期するものとする。
【0087】また、予めID−ROM118、もしくは
ROM116に記憶された正負の時刻オフセット値であ
る情報OFSは“分”単位以下の時刻値であるものとす
る。
【0088】図11において、ST27で、受信フレー
ムからフレーム情報Fと時刻情報T1を取込み、予めI
D−ROM118、もしくはROM116に記憶された
正負の時刻オフセット値情報OFSを読込む。
【0089】ST4において、情報T1が時刻情報とし
て範囲外の値であるか、もしくはエラーがあると判断し
た場合には、ST22にて情報Fが正常かどうかの判断
を行う。正常であると判断した場合には、ST28で情
報F+情報OFSの時刻情報を用いて自動時刻修正を実
行する。この時、“時”、“分”情報への桁上げや、
“分”、“秒”情報への桁下げが必要となった場合に
は、それに応じた時刻修正を行う。
【0090】図12において、図10及び図11に示さ
れている符号と等しい符号が付されているその他のステ
ップ処理は、図10及び図11の場合と同様である。
【0091】次に、本発明の第5の実施の形態につい
て、図13及び図14を参照して説明する。
【0092】図13は図1におけるCPU111の自動
時刻修正処理と受信メッセージの個別受信時刻記憶処理
の一例を示すフローチャートである。
【0093】図13においては、受信機使用者が、故意
に標準時からずれた時刻を時計部に設定している場合
に、受信メッセージの個別受信時刻としては、標準時の
時刻を記憶することを特徴としている。
【0094】ST4において、情報T1が時刻情報とし
て範囲外の値であるか、もしくはエラーがあると判断し
た場合には、ST30にて、同一フレーム、もしくは継
続フレーム内で自機宛のメッセージ受信があったかどう
かを判断する。そして、受信があった場合には、ST3
2で、そのメッセージの受信時刻として、時計部119
が示す現在の時刻から情報OFSを差し引いた時刻情報
を記憶する。
【0095】ST26での自動時刻修正実行後も同様
に、ST29にて、同一フレーム、もしくは継続フレー
ム内で自機宛のメッセージ受信があったかどうかを判断
する。そして、受信があった場合には、ST31で、そ
のメッセージの受信時刻として、時計部119が示す現
在の時刻から情報OFSを差し引いた時刻情報、もしく
は情報T1の時刻情報を記憶する。
【0096】図13において、図11に示されている符
号と等しい符号が付されているその他のステップ処理
は、図11の場合と同様である。
【0097】図14も図13と同様に図1におけるCP
U111の自動時刻修正処理と受信メッセージの個別受
信時刻記憶処理の一例を示すフローチャートである。
【0098】図13においては、受信機使用者が、故意
に標準時からずれた時刻を時計部に設定している場合
に、受信メッセージの個別受信時刻としても、同じよう
に標準時からずれた時刻を記憶することを特徴としてい
る。
【0099】ST4において、情報T1が時刻情報とし
て範囲外の値であるか、もしくはエラーがあると判断し
た場合には、ST30にて、同一フレーム、もしくは継
続フレーム内で自機宛のメッセージ受信があったかどう
かを判断する。そして、受信があった場合には、ST3
4で、そのメッセージの受信時刻として、時計部119
が示す現在の時刻情報を記憶する。
【0100】ST26での自動時刻修正実行後も同様
に、ST29にて、同一フレーム、もしくは継続フレー
ム内で自機宛のメッセージ受信があったかどうかを判断
する。そして、受信があった場合には、ST33で、そ
のメッセージの受信時刻として、時計部119が示す現
在の時刻情報、もしくは情報T1+情報OFSの時刻情
報を記憶する。
【0101】図14において、図13に示されている符
号と等しい符号が付されているその他のステップ処理
は、図13の場合と同様である。
【0102】次に、本発明の第6の実施の形態につい
て、図15及び図16を参照して説明する。
【0103】図15は図13と同様に図1におけるCP
U111の自動時刻修正処理と受信メッセージの個別受
信時刻記憶処理の一例を示すフローチャートである。但
し、受信する信号フォーマットが、図10の場合と同様
に、各フレームが地域によって定められた標準時に同期
するものとする。
【0104】図15においては、受信機使用者が、故意
に標準時からずれた時刻を時計部に設定している場合
に、受信メッセージの個別受信時刻としては、標準時の
時刻を記憶することを特徴としている。
【0105】ST22において、情報Fがフレーム情報
として範囲外の値であるか、もしくはエラーがあると判
断した場合、もしくはST28で情報Fと情報OFSを
用いて自動時刻修正を行った後に、同一フレーム、もし
くは継続フレーム内で自機宛のメッセージ受信があった
かどうかを判断する。そして、受信があった場合には、
ST32で、そのメッセージの受信時刻として、時計部
119が示す現在の時刻から情報OFSを差し引いた時
刻情報を記憶する。
【0106】ST26での自動時刻修正実行後も同様
に、ST29にて同一フレーム、もしくは継続フレーム
内で自機宛のメッセージ受信があったかどうかを判断
し、受信があった場合には、ST31で、そのメッセー
ジの受信時刻として、時計部119が示す現在の時刻か
ら情報OFSを差し引いた時刻情報、もしくは情報T1
の時刻情報を記憶する。
【0107】図15において、図12に示されている符
号と等しい符号が付されているその他のステップ処理
は、図12の場合と同様である。
【0108】図16も図15と同様に図1におけるCP
U111の自動時刻修正処理と受信メッセージの個別受
信時刻記憶処理の一例を示すフローチャートで、受信す
る信号フォーマットも同様に、各フレームが地域によっ
て定められた標準時に同期するものである。
【0109】図16においては、受信機使用者が、故意
に標準時からずれた時刻を時計部に設定している場合
に、受信メッセージの個別受信時刻としても、同じよう
に標準時からずれた時刻を記憶することを特徴としてい
る。
【0110】ST22において、情報Fがフレーム情報
として範囲外の値であるか、もしくはエラーがあると判
断した場合、もしくはST28で情報Fと情報OFSを
用いて自動時刻修正を行った後に、同一フレーム、もし
くは継続フレーム内で自機宛のメッセージ受信があった
かどうかを判断し、受信があった場合には、ST34
で、そのメッセージの受信時刻として、時計部119が
示す現在の時刻情報を記憶する。
【0111】ST26での自動時刻修正実行後も同様
に、ST29にて同一フレーム、もしくは継続フレーム
内で自機宛のメッセージ受信があったかどうかを判断す
る。そして、受信があった場合には、ST33で、その
メッセージの受信時刻として、時計部119が示す現在
の時刻情報、もしくは情報T1+情報OFSの時刻情報
を記憶する。
【0112】図16において、図15に示されている符
号と等しい符号が付されているその他のステップ処理
は、図15の場合と同様である。
【0113】次に、本発明の第7の実施の形態につい
て、図17及び図18を参照して説明する。
【0114】図17は図6の場合と同様に図1における
CPU111の自動時刻修正処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【0115】図17においては、ST35で自動時刻修
正が許可状態か否かの判定を行い、禁止状態の場合に
は、自動時刻修正を行わないことを特徴としている。
【0116】同図において、図6に示されている符号と
等しい符号が付されているその他のステップ処理は、図
6の場合と同様である。
【0117】自動時刻修正の許可/禁止の設定は、受信
機使用者が図1におけるキー入力部120を操作するこ
とにより行ったり、図18に示されているようにスイッ
チ1701を切替えることにより行う。なお、同図にお
いては、例えばCPU111は信号S1701がハイレ
ベルの場合は自動時刻修正許可、ローレベルの場合は自
動時刻修正禁止と認識する。従って、受信機使用者は、
図18においてスイッチ1701を矢印Yの方向にスラ
イドさせることにより、自動時刻修正を許可から禁止の
状態へ切替えることができる。つまり、受信機使用者か
らの指令に応じて自動時刻修正機能が有効又は抑止され
た状態になるのである。
【0118】本来、内蔵時計の時刻は基準時刻から大き
くずれた値が設定されているものではなく、化けた時刻
情報を受信して、それを基に内蔵時計の修正を行った方
が、内蔵時計の時刻を基準時刻から大きく狂わせてしま
う可能性がある。このため、受信機使用者が内蔵時計に
修正をかけたい場合にのみ、受信した基準時刻情報を基
にした内蔵時計の修正機能を働かせることができるよう
にしているのである。
【0119】以上のように、従来は受信した時刻情報を
判定する際に、ビットエラーを伴っていないか、もしく
は時刻情報として範囲外の値ではないかということの検
出しか行っていないのに対し、本受信機では受信した時
刻情報と内蔵時計の時刻情報とを比較し、受信時刻情報
が時刻情報として範囲内の値で化けていないかどうかの
判定を行っている。このため、受信した時刻情報に基づ
いて、内蔵時計の時刻を修正する場合の信頼性が向上す
るのである。
【0120】また、受信機使用者が、基準時刻から故意
にずれた時刻を内蔵時計に設定しておきたい場合に、従
来は複数の時計機能を内蔵していたのに対し、本受信機
では内蔵時計のオフセット値を設定できるようにし、受
信した基準時刻情報に基づいて内蔵時計の時刻を修正す
る際に、基準時刻情報にオフセット値を加えて時刻修正
を行うようにしている。こうすることにより、1つの時
計機能で基準時刻から故意にずれた時刻を設定しておく
場合でも消費電流増加を防ぐことができる。
【0121】さらに、本受信機では、受信した基準時刻
情報に基づいた内蔵時計の修正機能に対して、受信機使
用者が、外部から任意に機能の許可/禁止の切替えを行
うことができるようにしている。これにより、受信機使
用者が内蔵時計の修正を行いたい時だけ、自動時刻修正
機能を許可にすることができ、常時機能を働かせておく
ことによる内蔵時刻の誤訂正を防止することができる。
【0122】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0123】(1)前記外部指令は、自機筐体に設けら
れたスイッチの操作によって発生することを特徴とする
請求項6記載の無線選択呼出受信機。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信した
時刻情報と内蔵時計の時刻情報との比較結果に基づいて
時刻修正を行っているので、内蔵時計の信頼性を向上さ
せることができるという効果がある。また、基準時刻か
ら故意にずれた時刻を設定する場合、複数の内蔵時計を
設けずにオフセット値を記憶しておくことによって、消
費電力の増加を防ぐことができるという効果がある。さ
らに切替え機能を設けることによって、内蔵時計の時刻
修正機能に柔軟性を持たせることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による無線選択呼出
受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の無線選択呼出受信機が受信する同期信号
のフォーマットの一例を示す図である。
【図3】プリアンブル信号を用いたビット修正動作の一
例を示すタイミングチャートである。
【図4】フレーム同期信号を検出する前後における受信
機内部の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】図1中のフレームカウンタ部の内部構成例を示
すブロック図である。
【図6】図1の無線選択呼出受信機におけるCPUの自
動時刻修正処理を示すフローチャートである。
【図7】図1の無線選択呼出受信機におけるCPUの自
動時刻修正処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態による無線選択呼出
受信機の自動時刻修正処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態による無線選択呼出
受信機の自動時刻修正処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第3の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第4の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の第4の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第5の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理及び受信メッセージの個別
受信時刻記憶処理の例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第5の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理及び受信メッセージの個別
受信時刻記憶処理の例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第6の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理及び受信メッセージの個別
受信時刻記憶処理の例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第6の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理及び受信メッセージの個別
受信時刻記憶処理の例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第7の実施の形態による無線選択呼
出受信機の自動時刻修正処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】図17に示されている自動時刻修正機能の許
可・禁止の切り替えを行う構成を示す図である。
【図19】従来の無線選択呼出受信機における時刻修正
動作を示すフローチャートである。
【図20】フレーム同期パターン検出動作を示すタイム
チャートである。
【図21】フレーム同期パターンを検出するための具体
的な構成を示す図である。
【符号の説明】
101 基地局 102 受信機 103 受信アンテナ 104 受信部 105 ビット同期回路 106 同期信号検出回路 107 基準発振器 108 フレームカウンタ部 109 デコーダ 110 完結受信制御回路 111 CPU 112 表示駆動回路 113 表示部 114 報知駆動部 115 スピーカ 116 ROM 117 RAM 118 ID−ROM 119 時計部 120 キー入力部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準時刻を示す基準時刻情報を含む信号
    を受信する無線選択呼出受信機であって、時刻を示す時
    計手段と、受信した前記信号が示す基準時刻と前記時計
    手段が示す時刻とを比較する比較手段と、この比較によ
    り得られた時刻差の値が予め定められた設定値より大な
    る場合において該差の値が複数回連続して所定誤差範囲
    内の値である場合に前記基準時刻に基づいて前記時計手
    段が示す時刻を修正する時刻修正手段とを含むことを特
    徴とする無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、前記信号中の特定フレ
    ームのみに含まれている基準時刻情報が示す基準時刻と
    前記時計手段が示す時刻との差を求める手段と、この求
    めた時刻差の値が前記設定値より大なる場合に前記特定
    フレームを他のフレームに変更する手段とを含むことを
    特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 前記時刻修正手段は、前記時刻差の値が
    前記設定値より大なる場合には前記時計手段が示す時刻
    のうち秒部分のみを修正することを特徴とする請求項1
    又は2記載の無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 前記信号は地域によって定められた標準
    時を示す標準時刻情報をも含み、前記時刻修正手段は前
    記時刻差の値が前記設定値より大なる場合には前記標準
    時刻情報に基づいて前記時計手段が示す時刻を修正し、
    前記時刻差の値が前記設定値以下の場合に前記基準時刻
    に基づいて前記時計手段が示す時刻を修正することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線選択呼出
    受信機。
  5. 【請求項5】 外部指令に応じて前記時刻修正手段によ
    る修正動作を抑止する手段を更に含むことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の無線選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】 前記外部指令は、自機筐体に設けられた
    スイッチの操作によって発生することを特徴とする請求
    項5記載の無線選択呼出受信機。
  7. 【請求項7】 前記時計手段が示す時刻との差であるオ
    フセット値を記憶するオフセット値記憶手段を更に含
    み、この記憶されたオフセット値に応じて前記時刻修正
    手段が時刻を修正を行うことを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の無線選択呼出受信機。
  8. 【請求項8】 自機宛の信号を受信した時に前記時計手
    段が示す時刻から前記オフセット値を差し引いた値を現
    在の時刻とするようにしたことを特徴とする請求項7記
    載の無線選択呼出受信機。
  9. 【請求項9】 自機宛の信号を受信した時に前記時計手
    段が示す時刻に前記オフセット値を足し加えた値を現在
    の時刻とするようにしたことを特徴とする請求項7記載
    の無線選択呼出受信機。
  10. 【請求項10】 前記基準時刻情報は前記特定フレーム
    中のフレーム同期信号の後に含まれており、この基準時
    刻情報を検出する手段を更に含むことを特徴とする請求
    項3〜9のいずれかに記載の無線選択呼出受信機。
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