JPS6324573B2 - - Google Patents

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JPS6324573B2
JPS6324573B2 JP56030566A JP3056681A JPS6324573B2 JP S6324573 B2 JPS6324573 B2 JP S6324573B2 JP 56030566 A JP56030566 A JP 56030566A JP 3056681 A JP3056681 A JP 3056681A JP S6324573 B2 JPS6324573 B2 JP S6324573B2
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JP
Japan
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time
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JP56030566A
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Koji Ooyagi
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS57145448A publication Critical patent/JPS57145448A/ja
Publication of JPS6324573B2 publication Critical patent/JPS6324573B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0229Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバツテリセービング方式の個別選択呼
出用受信機に関するものである。
電源をパルス状で周期的に与えてプリアンブル
信号の検出を行うバツテリセービング方式の個別
選択呼出用受信機においては、周期はふつう0.5
ないし1秒程度であり、パルスの時間幅はその数
%ないし10%程度である。そしてこの場合バツテ
リセービング比((周期―供給時間幅)/供給時
間幅)を大にするためにはパルス状の電源供給時
間幅をなるべく狭くすればよいのであるが、確実
なプリアンブル信号検出のためにはパルスの時間
幅を或る適当な値より小さくすることはできな
い。そこで実際には確実な検出を行うのに必要と
思われる上記のような時間幅を選んで使用する。
従来この種のデイジタル信号を用いる受信機と
しては、受信を確実にするためビツト周期の引込
みを確実に行つてから信号の検出を行うようにし
ており、たとえだ1ビツト長が8原振クロツクに
相当する信号を用いた場合、ビツト周期の引込み
を確実に完了するまでに12ビツト(理論的には8
ビツトでよいが、確実性を得るためふつう4ビツ
トを加える)、信号パターンの検出に6ビツト、
計18ビツトに相当する時間電源を供給するよにし
ていた。この時間幅は実用的にみて相当高いバツ
テリセービング比をもたらすものであるが、エネ
ルギー節約という面からみれば一層の短縮化が望
まれるわけである。
したがつて本発明の目的はバツテリセービング
比のより一層大きい個別選択呼出用受信機を得よ
うとするものである。
本発明は上記の目的を達成するために、アナロ
グ信号を用いた受信機におけるプリアンブル信号
2重検出方式を応用したものである。すなわちア
ナログ信号を用いた受信機においては、信号検出
の確実性を含めて、間欠的な電源供給で信号を受
信しているときにプリアンブル信号を受信した
ら、このパルスの時間幅を延長して再度の信号検
出を行う方式が知られている。勿論この方式をデ
イジタル信号を用いた受信機にそのまま適用して
もバツテリセービング比の向上には何ら寄与する
ものではないが、本発明においては周期的に供給
する電極パルスの時間幅を従来より短かくして
(バツテリセービング比向上して)第1回のプリ
アンブル信号の検出を1ビツト毎に同期をとり乍
ら行うに止めるようにしたものである。勿論ビツ
ト同期の引込みを行わない検出であるから雑音を
拾う場合も生じるが、そのすぐあとにビツト同期
の引込みを行つた確実な検出を行うので、実用上
何ら支障はないものである。
すなわち本発明によれば、プリアンブル信号お
よび呼出信号を含むデイジタル信号フオーマツト
を受信し復調する復調手段と、この復調手段によ
り復調した信号から前記プリアンブル信号の第1
の検出を行い該信号が検出されたら第2回の検出
を行う第1の検出手段と、前記復調手段により復
調した信号から前記呼出信号の検出を行う第2の
検出手段と、前記復調手段に供給する電源を、バ
ツテリセービング中一定の時間幅で間欠的に供給
し、前記第1回の検出によりプリアンブル信号が
検出されると電源供給時間を少なくとも前記プリ
アンブル信号の第2回の検出が可能な時間幅だけ
延長し、この延長によりプリアンブル信号が再度
検出されると電源供給時間を少なくとも前記第2
の検出手段による呼出信号の検出が可能な時間幅
だけ延長するように制御する電源制御手段とを含
む個別選択呼出受信機において、前記第1の検出
手段が、前記プリアンブル信号の第1回の検出を
1ビツト毎に同期をとり乍ら行い、前記プリアン
ブル信号の第2回の検出をビツト同期の引込みを
了つてから行うようにした検出手段であることを
特徴とする個別選択呼出用受信機が得られる。
次に図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の個別選択呼出用受
信機の構成をブロツクで示した図である。1は無
線信号を受信するアンテナ、2はアンテナ1で受
信した無線信号の復調を行う無線受信部、3は各
受信機に割当てられた番号を設定する番号設定
部、4は電源、5は無線受信部2への電源のオ
ン、オフを行なう電源スイツチ、6はスピーカ、
7はスピーカ6を駆動させるためのバツフア回
路、8は制御部であつて、無線受信部2で受信さ
れた受信信号に内部クロツクを同期させ、このク
ロツクに合わせ無線受信部2からの復調信号を受
信し、番号設定部3で指定された番号との比較検
出動作を行ない、指定された番号が受信された時
には通報信号の発生およびバツテリセービング動
作を行なう制御機能を有している。
第2図は第1図の本発明による受信機のバツテ
リセービング動作を説明するための図であつて、
Aは本発明による受信機および従来の受信機に共
通に使用される信号フオーマツトを、Bは従来の
アナログ信号を用いた受信機における2重チエツ
ク方式を本発明におけるデイジタル信号を用いた
受信機に適用した場合に想定されるタイムチヤー
ト、Cは本発明による受信機のバツテリセービン
グ動作のタイムチヤートをそれぞれあらわしたも
のである。
第2図Aは符号方式において、10はプリアン
ブル信号であつて受信機のバツテリセービング動
作の解除信号およびビツト同期の引込みを速やか
に行うためのものであり、11はワード同期信号
であり、12はアドレス信号であつて各受信機に
割り当てられたアドレス信号であるようなワード
を複数個有している。なおプリアンブル信号10
の全長PTはたとえば225ビツト(1125ms)程度の
ものである。
第3図Bの想定した従来のタイムチヤートにお
いて、x1は電源が供給されてプリアンブル信号1
0の検出が行われる時間であり、先に述べたよう
にビツト同期の引込んでからの検出であるため18
ビツト(90ms)となつている。そしてこの時間
x1内ではプリアンブル信号が検出されずバツテリ
セービングが継続され、休止時間y(171ビツト、
855ms)を経て次の電源供給時間x2(x1と同じ時
間)において検出を行う。そして(A)のプリアンブ
ル信号を検出すると(第1回)電源供給時間をx3
(=x1)だけ延長し、再度プリアンブル信号の検
出を行なう。そしてこれを確認すれば(第2回)
バツテリセービングを解除して図の実線のように
電源を供給し続けて呼出信号11,12の受信に
移る。もしx2における第1回の検出が何らかの原
因たとえば雑音による誤検出だと仮定すれば、x3
では検出されないのでバツテリセービング動作に
戻つて鎖線に沿つて変化する。但し実際にはx3
おける検出は極めて確実度が高いので再度の検出
で検出されないということはまずあり得ないので
あるが、一応比較のために説明した。いうまでも
ないことであるが想定タイムチヤートではバツテ
リセービング比は向上しないどころか、厳密にい
えば若干低下する(yが18ビツト分短かくする)。
なお図の破線を経て鎖線に移る電源供給は図とは
異なつてプリアンブル信号を受信しなくてバツテ
リセービング動作が行なわれている状態をあらわ
している。又x1からx3までの合計のビツト数225
ビツト(18+171+18×2)は説明を易くするた
めプリアンブル信号PTと等しくなるように選ん
である。
第2図Cの本願発明におけるタイムチヤートに
おいて、x1′,y′,x2′,およびWTはBにおける
x1,y,x2,およびx3にそれぞれ対応する時間幅
を示す。そしてx1′(x2′)の時間幅は、あとに詳
しく説明するが、内部クロツクのビツトの同期合
せのための6ビツトと、プリアンブル信号パター
ン検出のための6ビツトの合計の12ビツト
(60ms)にしてある。
最初の電源供給時間x1′においてはプリアンブ
ル信号は受信しないのでバツテリセービング動作
が行われて休止時間y′(189ビツトとする)に移
り、次の電源供給時間x2′においてプリアンブル
信号をビツト毎に同期をとり乍ら検出し、検出す
ると(第1回)電源供給時間をWTだけ延長し
(実線)、6ビツトのαの部分でビツト同期の引込
みを完了し、同じく6ビツトのβの部分でプリア
ンブル信号パターンの再検出を行う。そして実際
に再検出されれば(第2回)、これは極めて正確
なプリアンブル信号検出としてバツテリ信号を解
除して電源を供給し続け、(実線)、呼出信号1
1,12の受信に移る。この場合バツテリセービ
ング比は近似的に189/1216となる。なお再チ
エツクをする回だけについていえばバツテリセー
ビング比は小さくなるが、その起る回数は全体に
対しては少ないので平均的には殆んど無視でき
る。
もしx2における第1回のプリアンブル信号検出
が雑音によるものであれば、WTにおける第2回
のプリアンブル信号検出はなく、破線から鎖線に
続くバツテリセービング動作に移る。なおこの本
発明の場合においても、x1′+y′+x2′+WTの合計
のビツト数は従来の場合と同じく225ビツトにな
るように選んである。
次に第1図の装置の全体の動作を第2図の特に
Cを参照して説明する。
第1に、制御部8は電源スイツチ5を制御して
無線受信部2への電源をある規定時間(この場合
x1′=x2′=12ビツト)供給する。この間無線受信
部2はアンテナ1で受信した無線信号を復調し制
御部8へ送出する。制御部8ではこの復調信号を
基に、後述するように内部クロツクをビツト毎に
同期させながら復調信号を受信し、プリアンブル
信号か否かを監視する。いま図の最初(左)の規
定時間x1′内においてはプリアンブル信号が検出
されず、制御部8は電源スイツチ5を制御して無
線受信部2への電源供給をある一定時間(y′)断
とするバツテリセービング動作に入る。
次に図の第2(右)の規定時間x2′においてプリ
アンブル信号が検出されると(第1のプリアンブ
ル信号検出)、ある一定時間(WT=α+β)電源
を確保し、最初のα(6ビツト)において制御部
8は無線受信部2からの復調信号と内部クロツク
との同期を合わせる同期引込動作を行い、次のβ
(6ビツト)で制御部8は無線受信部2からの受
信信号がプリアンブル信号であるか否かを確認す
る。
以上のようにしてプリアンブル信号が確認され
ると(第2回検出)、制御部8はバツテリーセー
ビング動作を解除し、ワード同期信号の検出・自
呼出番号など呼出信号の検出動作に移行する。一
方もし第2プリアンブル確認動作においてプリア
ンブル信号が確認できない場合は、制御部8はた
だちに電源スイツチ5を制御し、無線受信部2へ
の電源供給をある一定時間(y′)断とするバツテ
リセービング動作へ移行する(鎖線で示す)。こ
のことは第1回目にプリアンブル信号として検出
したのは雑音などによる誤検出であるとを意味す
る。
第3図は第1図の本発明の一実施例における制
御部8の構成を示すブロツク図である。第3図で
示されるように、本制御部は1ビツト毎にデータ
を読み込み、読み込んだデータを1ビツト毎に格
納する1チツプ中央処理装置(1chip―CPU)を
主体として構成されている。8aはインストラク
シヨンデコーダであり、実行すべきコードを解読
し、その命令を実行するために各ブロツクの制御
を行う中枢部分、8bは実行すべき命令群を格納
しているプログラム格納領域、8cは前記プログ
ラムを実行する為に必要なデータの一時記憶を行
うデータメモリ領域、8dは制御部外部との信号
送受を行うためのI/Oポート、8eは内部タイ
マーの周期を設定するためのタイマー周期設定
部、8fはカウンタ回路、8gは比較一致検出回
路、8hは原振クロツクを作成するクリスタル発
振回路、8i,8jはS―Rタイプのフリツプフ
ロツプ、8kは各ブロツク間のデータの送受が行
なわれる内部データバスである。又S1,S2は
8i,8jの各フリツプフロツプからの出力信号
であり、これはS5,S3の入力信号の立上りに
より出力は“H”となり保持される。これらの出
力信号のリセツトはR1,R2の信号でそれぞれ
行なわれる。更にS4は無線受信部2への電源の
制御信号、S5は無線受信部2からの復調出力信
号である。
第4図は上記のデータメモリ領域8cの内容を
示した図である。このデータメモリ領域8cのう
ち、8c1はシフト可能に格納された最新の必要
な数の受信データ(受信データ格納レジスタ)、
8c2は時間x′に対応するデータ(カウントダウ
ンするx′タイマ用カウンタ)、8c3は受信デー
タの立上り監視で使用するフラグ情報、8c4は
時間αに対応するデータ(カウントダウンするα
タイマ用カウンタ)、8c5は時間βに対応する
データ(βタイマ用カウンタ)、8c6はフラグ
格納レジスタ、8c7は受信データ信号の立上り
タイミングのデータ(レジスタ)である。次に各
ブロツクの主な動作について説明する。
インストラクシヨンデコーダ部8aは内部デー
タバス8kを介してプログラム格納領域8bのデ
ータを読み込み、そのデータを解読することによ
り種々の処理を行う。例えばI/Oポート8dを
介して信号S5を読み込んだり、データバス8k
を介してデータメモリ領域8cあるいは8eのデ
ーチ内容を変更したりする。また、クリスタル発
振回路8hの出力信号(原振クロツク)はカウン
タ回路8fのクロツク入力に接続され、カウンタ
回路8fは入力クロツクに従いカウントアツプ
し、その出力は比較一致検出回路8gへ導かれて
いる。比較一致検出回路8gは前記カウンタ回路
8fの出力とタイマー周期設定部8eに設定され
たデータとの比較を行い、一致した時にS3を通
して検出信号をフリツプフロツプ回路8jに送出
しセツトする。このフリツプフロツプ回路8jの
出力信号S2は内部データバスに接続されてお
り、特定のインストラクシヨンを実行することに
より検出することができる。同様に復調信号S5
を立上り変化点はフリツプフロツプ8iの出力信
号であるS1を検出することにより確認される。
ここでS1,S2信号が検出されると同時にイン
ストラクシヨンデコーダ8aからR1,R2のリ
セツト信号が送出され、各フリツプフロツプはリ
セツトされる。次にバツテリセービング動作につ
いて説明する。
第5図および第6図はバツテリセービング動作
のフローチヤートを示す図である。はじめに第5
図につき第1図ないし第4図を参照して詳述す
る。第1にステツプ49において、制御部8は制
御信号S4により電源スイツチ5を介して無線受
信部2へ電源を供給し、これにより無線信号の受
信動作に入る。次にステツプ50において、無線
受信部2からの受信データを格納するデータメモ
リ領域8cのうちの8c1をクリアする。次にス
テツプ51において、第1プリアンブル検出の為
に必要な時間x′(x1′又はx2′)を監視する為に、デ
ータメモリ8c2に時間x′に対応するデータを設
定する。つまり時間x′はあとのステツプ57で示
すようにある一定時間毎に上記x′タイマ用カウン
タ8c2のデータを−1減算を行い、このデータ
が零以下になつたか否かにより監視されている。
次にステツプ52において、受信データに内部
クロツクを同期させる為、タイマー周期設定部8
eへ基準となるデータを設定する。このデータは
受信すべきデータ速度とクリスタル発振回路8h
の原振クロツクの周期とにより一義的に求められ
る。次にステツプ53は次のステツプ54での受
信データの立上り監視を行う前処理であり、受信
データ信号の立上りによりセツトされるフリツプ
フロツプ8iのリセツト及び受信データの立上り
監視で使用するフラツグ情報8c3をクリアす
る。ステツプ54は、後に詳述するように、受信
データS5の立上りをフリツプフロツプ8iを介
して検出し、その時のカウンタ8fの出力データ
をデータメモリ領域8cの一部に記憶し、後述す
るステツプ56でのタイマー周期の修正に必要な
情報を設定する。又、ステツプ52で設定したタ
イマーの終了をフリツプフロツプ8jの出力S2
により監視し、タイマーが終了した時点で受信デ
ータ信号S5をI/Oポート8dを介して読み込
み、そのデータを内部データバス8kを介し、ス
テツプ50で初期クリアした格納エリア8c1に
1ビツトシフトさせて格納する。次にステツプ5
5においては、受信したデータ8c1の内容とプ
リアンブル信号とが一致するか否かを判定する。
ここで一致していると判定した時はステツプ64
へ移行し、後述の第2プリアンブル信号確認前の
待機フローへ入る。逆に不一致の場合はステツプ
56へ移行し、第1プリアンブル検出を継続して
行う。
ステツプ56ではステツプ54で収集した情報
に従い、内部クロツクの進み遅れを調整する為に
タイマー周期設定部8eにステツプ52を設定し
たデータに修正を加えて設定し、これにより1ビ
ツト分の周期を調整する。詳しくは後述する。ス
テツプ57ではステツプ51で設定した第1プリ
アンブル検出時間を決めるx′用カウンタ8c2の
−1減算を行う。次にステツプ58にて前記x′用
カウンタが終了したか否かを判定する。そして終
了と判定した場合はステツプ61へ移行し、ただ
ちに制御信号S5を介して無線受信部2への電源
供給を断とし、ステツプ62で時間y′の間待機す
る(バツテリセービング動作)。時間y′が終了し
た後は、ステツプ49へ戻り、以後上記第1プリ
アンブル検出動作を繰返し行う。
ステツプ58においてx′用カウンタが終了して
いない場合はステツプ59へ移行し、ステツプ5
9では前記ステツプ56で設定したタイマーが終
了したは否かをフリツプフロツプ8jの出力S2
信号で監視し、終了信号が得られるまで待機す
る。終了した時点でステツプ60へ移る。ステツ
プ60では受信データ信号S5をI/Oポート8
dを介して読み込み、受信データ格納レジスタ8
c1を1ビツトシフトさせ、新規データ1ビツト
を格納する。その後ステツプ52に移行し、前記
プリアンブル信号検出動作を時間x′が終了するま
で繰返す。
次に第6図につき第1図ないし第5図を参照し
て詳述する。この第6図で示されるフローは第5
図で示した第1プリアンブル検出動作におけるプ
リアンブル信号の検出以後のステツプ64から続
く動作を示すものである。ステツプ65におい
て、第2プリアンブル信号確認動作までの時間α
に対応させ、αタイマー用カウンタ8c4にデー
タを設定する。ステツプ66では、前記ステツプ
56で記述したように、ステツプ54あるいは7
0で収録した情報に基づきタイマー周期設定部8
eのデータを修正し、内部クロツクを受信データ
信号に位相を合わせる。ステツプ67では、ステ
ツプ66で設定したタイマーが終了するまで待機
する。このタイマーの終了は前記ステツプ59と
同様信号S2で確認する。次にステツプ69と7
0は前記ステツプ53と54と同一であり、これ
らのステツプにおいてデータの立上りを監視し、
カウンタ8fの情報を記録する。次にステツプ7
1において、ステツプ65で設定したαタイマー
用カウンタ8c4のデータを−1減算し、ステツ
プ72でそのカウンタが終了したか否かを判定
し、終了していない場合はステツプ66に移行
し、前記処理をカウンタ8c4が終了するまで繰
返す。この間に内部クロツクを受信データ信号に
同期を合わせる。
ステツプ72でαタイマー用カウンタが終了し
た時にはステツプ73へ移行し、第2プリアンブ
ル信号確認動作を行う。即ちステツプ73におい
てβタイマー用カウンタ8c5にデータを設定
し、この間第5図の52〜60と同様にステツプ
74〜81にて受信データ信号S5を読み込んで
受信データ格納レジスタ8c1へ格納するととも
に、ステツプ74と79にて内部クロツクを受信
データ信号との同期を合わせる。βタイマー終了
時においてステツプ81から82へ移行し、ここ
で受信データ格納レジスタ8c1のデータとプリ
アンブル信号とが一致するか否かを判定する。こ
の時これらの信号が一致すると、バツテリセービ
ング動作を解除し、ワード同期信号検出及び自番
号検出動作に移る。一方ステツプ82にてプリア
ンブル信号が受信できなかつた時は、ステツプ8
4においてただちに第5図のステツプ61にジヤ
ンプし、無線受信部2の電源を断としてバツテリ
セービング動作を繰返し行なう。
次に第5,6図で述べたビツト同期引込動作に
必要な処理、すなわちステツプ54,70,79
の「データの立上監視」およびステツプ56,6
6,74の「1ビツトタイマー8e修正」につい
て詳述する。
第7図は第5図のステツプ54を例にして「デ
ータの立上り監視」処理を説明するフローチヤー
トを示した図である。第4図を併せ参照して、デ
ータ信号S5の立上りによりフリツプフロツプ8
iがセツトされてS1出力を送出すると(ステツ
プ53)、ステツプ54aにてこの信号を監視し
ている。この時S1出力が“H”で無ければ処理
はステツプ54bへ移り、S2出力が“H”か否
かつまり1ビツトタイマーが終了したか否かを判
定する。ここでS2出力が“H”でない時はステ
ツプ54aへジヤンプし、前述した動作を1ビツ
トタイマーが終了するまで繰返す。一方ステツプ
54bでS2出力が“H”と判定されるとステツ
プ54hへ進み、ステツプ60と同様に受信デー
タ読み込み受信データ格納レジスタ8c1へ格納
し処理を終了する。
ステツプ54aでS1出力が“H”と判定され
るとステツプ54cへ進み、フラツグ格納レジス
タ8c6へデータ“1100”を設定する。次にステ
ツプ54dではこの時のカウンタ8fの出力を内
部データバス8kを介してレジスタ8c7へ格納
する。次にステツプ54eで再度S1出力が
“H”か否かを判定する。ここでS1出力が“H”
の時はステツプ54fへ進み、ステツプ54cに
て設定したフラツグ格納レジスタ8c6のデータ
を1000とし、データの立上りが1ビツト内で2回
以上生じたことを知らせる。その後ステツプ54
gへジヤンプする。一方S1出力が“H”でない
時はステツプ54gに進み、1ビツトタイマーが
終了したか否かを判定し、終了していない時はス
テツプ54cへ戻り、終了した時ステツプ54h
へジヤンプする。
上記第7図で示した動作により、受信データ信
号の立上りタイミングはレジスタ8c7のデータ
内容から知ることができ、また1ビツト周期の間
の受信データの立上回数を0,1及び2以上の範
囲で知ることができる。
第8図は第7図の「データの立上り監視」処理
で得られた情報に基づき内部クロツクの位相を修
正する「1ビツトタイマー修正」処理を第5図の
ステツプ56を例としてフローチヤートで表わし
たものである。ステツプ56aにおいて、フラツ
グ格納レジスタ8c6のデータ内容が“1100”か
否かを、すなわち前記「データの立上り監視」に
おいてデータの立上りが1回だけ生じたか否かを
判定する。ここで否の時は1ビツトタイマー8e
の修正を行なわず処理を完了する。つまり内部ク
ロツクの位相は保持される。一方“YES”と判
定されるとステツプ56b,56cに進み、レジ
スタ8c7のデータ立上りタイミングデータによ
り内部クロツクの位相が進んでいるか遅れている
か或いは合致しているかを判定する。すなわち進
んでいる場合は、ステツプ56eにおいてタイマ
ー周期設定部8eへ9/8ビツト分の原振クロツク
数を設定し、これにより内部クロツクの位相を1/
8ビツト分遅らせる。逆に遅れている場合は、ス
テツプ56dにてタイマー周期設定部8eへ7/8
ビツト分の原振クロツク数を設定し、内部クロツ
クの位相を1/8ビツト分進める。また合致した場
合は、上記タイマー周期設定部8eの修正は行わ
ず従つて内部クロツクの位相は以前のまま保持さ
れることになる。ここで内部クロツクの同期が合
致していると判断される区間は、データの立上り
タイミングデータ8c7が3/8ビツト分の原振ク
ロツク数から5/8ビツト分の原振クロツク数まで
(中央値は4/8ビツト分のデータ)である。
第9図は第7,8図で説明したビツト同期の引
込み動作における各信号のタイミングチヤートを
あらわした図である。時刻T1はカウンタ8fの
起動時刻であり、この時刻を基点としてカウンタ
8fは原振クロツクに従つてタイマー周期設定部
8eで設定されたカウント数までカウントアツプ
を行う。時刻T1′からT3までは「ビツト同期
立上り監視」の領域であり、この間第7図で示し
たフローチヤート図に従い動作する。つまり時刻
T1′からT3までの信号S1が“H”は否かを
監視しており、ステツプ54a,54bを繰返し
実行する。次に時刻T2にて受信信号S5が立上
るとともにフリツプフロツプ8iはセツトされ、
信号S1はHighレベルを出力する。この時デコ
ーダ部8はステツプ54aにて信号S1の“H”
を検出し、ステツプ54cへジヤンプし、ステツ
プ54dにてカウンタ8fのカウンタ出力、すな
わち時刻T1からT2間における原振クロツクの
カウント数Nをレジスタ8c7へ格納し、信号S
2が“H”となる時刻T3までステツプ54gに
て待機し、その後データを読み込み復帰する。
次に、時刻T3からT4,T5までは「1ビツ
トタイマー8e修正」の処理区間であり、第8図
で示したように、この処理は3通りの動作を行
う。すなわち、第1の修正なし、第2に9/8ビツ
ト分に対応した原振クロツクのカウント数に修
正、第3に7/8ビツト分に対応した原振クロツク
のカウンタ数に修正する。そして第9図では第2
の動作例を示している。つまり時刻T1からT2
間の原振クロツク数が5/8ビツト分のクロツク数
より大きい為、ステツプ56cでステツプ56e
へ移り、タイマー周期設定部8eに9/8ビツト分
のクロツク数を設定することにより、信号S2の
“H”出力がT4からT5へ遅れることを示して
いる。
又、時刻T1,T3,T5は受信信号の読み込
みタイミングを示しており、前記第7,8図の動
作により、このタイミングが受信信号の中央部分
に引き込まれることを示している。
以上の説明において、電源を供給する時間(ビ
ツト数)x1やx1′など、或いは電源を供給しない
時間yやy′などに特定の数値を与えてバツテリセ
ービング動作を説明してきたが、これらの数値に
限定されるものでないことはいうまでもない。た
とえば想定した従来方式においてビツト同期の引
込みを理論値により近い10ビツトとしても、x1
16ビツト、y=177ビツトとなり、バツテリセー
ビング比は約11となる。したがつて本発明におけ
る値16はこの場合でも40%以上の向上になる。
以上前述したように、本発明によれば、従来の
方法と比較してプリアンブル信号検出の確実度を
損うことなくバツテリーセービング比を改善する
ことができ、これにより電池寿命の延長が可能で
ある。逆に電池の容量を少なくすることができ受
信機の小形薄形化が計れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である個別選択用受
信機のブロツク図、第2図は第1図の本発明の一
実施例の受信機のバツテリセービング動作を説明
するための図であつて、Aは本発明および従来の
装置に共通に使用される信号のフオーマツトを示
し、Bは従来のアナログ受信機における2重チエ
ツク方式を本発明におけるデイジタル信号を用い
た受信機に適用した場合に想定されるタイムチヤ
ート、Cは本発明による受信機のバツテリセービ
ング動作のタイムチヤートをあらわしており、第
3図は第1図の本発明の一実施例における制御部
の構成をあらわすブロツク、第4図は第3図にお
けるデータメモリ領域の内容を示した図、第5図
および第6図は本発明による受信機のバツテリセ
ービング動作のフローチヤートを示した図、第7
図はデータの立上り監視処理を説明するためのフ
ローチヤートを示した図、第8図は1ビツトタイ
マー修正処理を説明するためのフローチヤートを
示した図、第9図は第7,8図で説明したビツト
同期の引込み動作における各信号のタイムチヤー
トをあらわした図である。 記号の説明:1はアンテナ、2は無線受信部、
3は番号設定部、4は電源、5は電源スイツチ、
6はスピーカ、7はバツフア回路、8は制御部、
10はプリアンブル信号、11はワード同期信
号、12はアドレス信号をそれぞれあらわしてい
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プリアンブル信号および呼出信号を含むデイ
    ジタル信号フオーマツトを受信し復調する復調手
    段と、この復調手段により復調した信号から前記
    プリアンブル信号の第1回の検出を行い該信号が
    検出されたら第2回の検出を行う第1の検出手段
    と、前記復調手段により復調した信号から前記呼
    出信号の検出を行う第2の検出手段と、前記復調
    手段に供給する電源を、バツテリセービング中一
    定の時間幅で間欠的に供給し、前記第1回の検出
    によりプリアンブル信号が検出されると電源供給
    時間を少なくとも前記プリアンブル信号の第2回
    の検出が可能な時間幅だけ延長し、この延長によ
    りプリアンブル信号が再度検出されると電源供給
    時間を少なくとも前記第2の検出手段による呼出
    信号の検出が可能な時間幅だけ延長するように制
    御する電源制御手段とを含む個別選択呼出受信機
    において、前記第1の検出手段が、前記プリアン
    ブル信号の第1回の検出を1ビツト毎に同期をと
    り乍ら行い、前記プリアンブル信号の第2回の検
    出をビツト同期の引込みを了つてから行うように
    した検出手段であることを特徴とする個別選択呼
    出用受信機。
JP56030566A 1981-03-05 1981-03-05 Receiver for selective inter-call Granted JPS57145448A (en)

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JPS6324573B2 true JPS6324573B2 (ja) 1988-05-21

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