JPH0226137A

JPH0226137A - 無線呼出受信機

Info

Publication number: JPH0226137A
Application number: JP63176458A
Authority: JP
Inventors: Masashi Chiba; 正志千葉
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1988-07-15
Filing date: 1988-07-15
Publication date: 1990-01-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は無線選択呼出に利用する。特に、無線呼出受信
機の間欠受信制御に関する。

〔従来の技術〕

一般電話網から基地局を介して個々の無線呼出受信機を
選択的に呼び出すことのできる無線選択呼出方式では、
従来から、無線呼出受信機の消費電力を削減するために
間欠受信制御が行われている。

例えば、個々の無線呼出受信機を呼び出すためのアドレ
ス信号と、その受信機に伝達するメツセージ信号とを混
在させて伝送する無線選択呼出方式では、無線呼出受信
機を複数のグループに分割し、基地局から、グループを
識別するための信号と、そのグループに属する無線呼出
受信機に対する呼出信号を送出する。各無線呼出受信機
は、自分が所属するグループに対して呼出信号が送出さ
れているタイムスロットに対応するタイミングで無線受
信部に電力を供給し、その他のタイムスロットに相当す
るタイミングには無線受信部への電力供給を停止してい
る。

〔問題点を解決するための手段〕

しかし、従来のアドレス信号とメツセージ信号とを混在
させて伝送する方式では、個々の無線呼出受信機が、そ
の所属するグループに割り当てられたタイムスロットを
すべて受信する必要があり、他の無線呼出受信機宛のメ
ツセージ信号が到来している間も、無線受信部に電流を
供給しなければならない欠点があった。

本発明は、以上の問題点を解決し、不要な信号を受信す
ることなく電力消費量の少ない無線呼出受信機を提供す
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕本発明の無線呼出受信機は、他の受信機宛のアドレス信
号に続いし到来するメツセージ信号のタイミングに無線
受信部への電力供給を停止する手段を備えたことを特徴
とする。

〔作　用〕

アドレス信号とメツセージ信号とを混在させて伝送する
方式では、無線呼出受信機の受信するタイムスロットに
含まれる複数の情報信号について、それぞれアドレス信
号かメツセージ信号かを示すコード種別識別信号が含ま
れる。コード種別識別信号によりアドレス信号であると
示された情報信号を取り込むことにより、各無線呼出受
信機がその被呼状態を検出できる。また、自分宛のアド
レス信号に続く情報信号がメツセージ信号のときには、
そのメツセージ信号を取り込んで表示できる。

このとき各無線呼出受信機は、アドレス信号については
すべて取り込む必要があるが、そのアドレス信号が他の
受信機宛のときには、それに続くメツセージ信号を取り
込む必要はない。そこで、その間の無線受信機への電力
供給を停止する。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例無線呼出受信機のプロ゛ツク構成
図である。

この無線呼出受信機は、アンテナ１を介して基地局から
の無線信号を受信する無線受信部２と、自分の属するグ
ループに割り当てられたタイムスロットに相当するタイ
ミングで無線受信部２に電流を供給する間接受信制御手
段、すわなちビット同期回路４、フレーム同期符号検出
回路５、タイミング発生回路６、発振子７、バッテリセ
ービング回路９、グループ同期符号検出回路１３、同期
状態保持回路１４、電子スイッチ１８および電池２１と
、無線信号に含まれるコード種別識別信号によりその信
号に続く複数の情報信号がそれぞれアドレス信号かメツ
セージ信号かを判断する信号識別手段およびこの信号識
別手段によりアドレス信号と判断された情報信号を取り
込んでそれが自分宛か否かを判定するアドレス判定手段
を含む中央処理回路１５と、自分宛のアドレス信号に続
く上記信号識別手段によりメツセージ信号と判断された
情報信号を取り込んで表示するメツセージ表示手段、す
なわち液晶表示器１７および液晶表示駆動回路１６とを
備え、さらに、無線受信部２の受信信号を復調する信号
復調部３と、復調されたデータを蓄える受信データバッ
ファ回路８と、アドレス判定手段が自分宛のアドレス信
号を検出したときにそれを使用者に通知する鳴音周波数
パターン発生回路１０、スピーカ駆動回路１１およびス
ピーカ１２と、スイッチ制御回路２２およびスイッチ２
３と、タイミング発生回路６の出力およびスイッチ制御
回路２２の出力により中央処理回路１５に割込み信号を
送出する割込み信号発生回路１９とを備える。

以上の回路構成は従来から用いられている受信機と同等
である。

本実施例は、他の受信機宛のアドレス信号に続くメツセ
ージ信号のタイミングで無線受信部２への電力供給を停
止する手段、すなわちトリガ・フリップフロップ２６お
よび論理積回路２５を備えたことを特徴とする特第２図は無線信号のフォーマットを示し、（ａ）は基地
局の送信フレームの信号フォーマット、（ハ）はひとつ
のグループに所属する無線呼出受信機が受信するタイム
スロットの信号フォーマット、（Ｃ）はコード種別識別
信号のフォーマット、（６）はタイムスロットの一例の
フォーマットを示す。

基地局は、ｍ個のグループに分割された無線呼出受信機
に対して、グループ毎に第２図ら）に示したフォーマッ
トの信号を繰り返し送出する。同じグループに所属する
無線呼出受信機は、同じタイムスロットの信号を受信す
る。ひとつのタイムスロットには、同期信号、ｋブロッ
クのコード種別識別信号およびｎブロックの情報信号が
含まれる。

ｍ、ｎおよびｋの値は、例えばｍ＝１６、ｎ＝６４、ｋ
＝４である。また、各ブロックには例えば３１ピツトの
信号が含まれる。

コード種別識別信号は、そのタイムスロット内の各情報
信号がアドレス信号であるかメツセージ信号であるかを
識別するための信号であり、ビットの情報ビットと、チ
エツクビットとにより構成される。情報ビットの各ビッ
トは、対応する情報信号がアドレス信号であれば「１」
または「０」に設定され、メツセージ信号であれば「０
」または「ｌ」に設定される。例えば情報信号が６４ブ
ロツクの場合には、情報ビットが６４ビツト必要となす
、コれらが１６ビツトずつ４個のブロックに分配される
。

ここで、第１図に示した実施例の動作についてさらに詳
しく説明する。

無線受信部２は基地局からの無線信号を受信する。信号
復調部３は無線受信部２の出力を復調する。

ビット同期回路４は、信号復調部３により復調された受
信データからクロック信号を再生し、ビット単位の同期
を合わせる。フレーム同期符号検出回路５は、復調され
た受信データからフレーム同期符号を検出し、この同期
符号に続く信号、すなわちコード種別識別信号および情
報信号を受信データバッファ回路８に出力する。タイミ
ング発生回路６には発振子７が接続され、ビット同期回
路４およびフレーム同期符号検出回路５にタイミング信
号を供給するとともに、ビット同期回路４からの同期信
号およびおよびフレーム同期符号検出回路５からのフレ
ーム同期検出信号に基づいて、受信データに同期したラ
ッチ信号を８．８．８．７ビツト間隔で繰り返し発生す
る。

バッテリセービング回路９は、自分が所属するグループ
のタイムスロットの間だけ「Ｈ」レベルの信号を出力し
、その信号が論理積回路２５を介して電子スイッチ１８
に供給される。電子スイッチ１８は、「Ｈ」レベルの信
号が入力されているとき、電池２１から無線受信部２に
電力を供給する。

さらにバッテリセービング回路９は、コード種別識別信
号および情報信号を受信している間、タイミング発生回
路６からのラッチ信号を受信データバッファ回路８およ
び割込み信号発生回路１９に供給する。

受信データバッファ回路８は、バッテリセービング回路
９からのラッチ信号に同期して受信データを取り込む。

割込み信号発生回路１９は、バッテリセービング回路９
からのラッチ信号を受は取ると、そのタイミングで中央
処理回路１５に割込み信号を送出するとともに、内部の
計数器をカウントアツプする。

グループ同期符号検出回路１３はグループ同期符号を検
出する。同期状態保持回路１４は、グループ同期符号の
検出出力および中央処理回路１５の制御により、バッテ
リセービング回路９の同期状態を補正する。

中央処理回路１５は、割込み信号を受信すると、受信デ
ータバッフ１回路８から８ピツトまたは７ビツトのデー
タを読み込むとともに、割込み信号発生回路１９の計数
データを読み出して３１ビツトデータの受信完了を確認
する。

さらに中央処理回路１５は、情報信号の前に受信したコ
ード種別識別信号により、読み込んだ信号がアドレス信
号であるかメツセージ信号であるかを判断する。アドレ
ス信号の場合には自己のアドレスと照合する。

自己のアドレスと一致したときには、中央処理回路１５
は鳴音周波数パターン発生回路１０を起動し、スピーカ
駆動回路１１を介してスピーカ１２からアラーム音を発
生させる。さらに、そのアドレス信号に続いてメツセー
ジ信号があるか否かをコード種別識別信号により判断し
、引続きメツセージ信号がある場合には、液晶表示駆動
回路１６を駆動してそのメツセージを液晶表示器１７に
表示させる。

自己のアドレスと異なるときには、中央処理回路１５は
そのアドレス信号に続くメツセージ信号があるかどうか
をコード種別識別信号により判断し、引続きメツセージ
信号がある場合には、トリガ・フリップフロップ２６に
パルス信号を出力する。

トリガ・フリップフロップ２６は、このパルス信号の立
ち上がりにより出力を反転させ、論理積回路２５にｒＪ
レベルの信号を出力し続ける。これにより論理積回路２
５の出力が「Ｌ」レベルとなり、この信号が人力された
電子スイッチ１８は無線受信部２への電力供給を停止す
る。

次に中央処理回路１５は、受信したアドレス信号に続く
メツセージ信号が何ワード続くのかをコード種別識別信
号から判断し、割込み信号発生回路１９からの割込み信
号を受信するたびに、割込み信号発生口ｖ４１９内の計
数器から計数値を読み取る。

これにより、メツセージ信号の終了する直前のタイミン
グを検知し、そのタイミングの割込み信号を受は取った
ときに、トリガ・フリップフロップ２６に対してパルス
信号を送出する。

トリガ・フリップフロップ２６は、このパルス信号の立
ち上がりにより出力を反転させ、論理積回路２５に「Ｈ
」レベルの信号を出力する。これにより論理積回路２５
の出力が「Ｈ」レベルとなり、この信号が入力された電
子スイッチ１８は無線受信部２への電力供給を再開する
。

以上説明した中央処理回路１５のタイムスロット毎の動
作の流れを第３図に示す。

これらの動作を行うための制御プログラムは読み出し専
用メモリ２４に記憶され、処理中のデータはランダムア
クセスメモリ２０に蓄えられる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の無線呼出受信機は、自分
が所属するタイムスロットの信号であっても、他の受信
機に対するメツセージ信号については受信しない。これ
により消費電力を削減できる効果がある。本発明は、長
いメツセージ信号の伝送が可能な無線選択呼出方式に利
用して特に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例無線呼出受信機のブロック構成図
。第２図は無線信号のフォーマットを示す図。第３図は中央処理回路の動作の流れを示す図。 ■・・・アンテナ、２・・・無線受信部、３・・・信号
復調部、４・・・ビット同期回路、５・・・フレーム同
期符号検出回路、６・・・タイミング発生回路、７・・
・発振子、８・・・受信データバッファ回路、９・・・
バッテリセービング回路、１０・・・鳴音周波数パター
ン発生回路、１１・・・スピーカ駆動回路、１２・・・
スピーカ、１３・・・グループ同期符号検出回路、１４
・・・同期状態保持回路、１５・・・中央処理回路、１
６・・・液晶表示駆動回路、１７・・・液晶表示器、１
８・・・電子スイッチ、１９・・・割込み信号発生回路
、２０・・・ランダムアクセスメモリ、２１・・・電池
、２２・・・スイッチ制御回路、２３・・・スイッチ、
２４・・・読み出し専用メモリ、２５・・・論理積回路
、２６・・・トリガ・フリップフロップ。特許出願人　日本電信電話株式会社代理人　弁理士　井　出　直　孝

Claims

【特許請求の範囲】１、基地局からの無線信号を受信する無線受信部と、自分の属するグループに割り当てられたタイムスロット
に相当するタイミングで上記無線受信部に電力を供給す
る間欠受信制御手段と、上記無線信号に含まれるコード種別識別信号によりその
信号に続く複数の情報信号がそれぞれアドレス信号かメ
ッセージ信号かを判断する信号識別手段と、この信号識別手段によりアドレス信号と判断された情報
信号を取り込んでそれが自分宛か否かを判定するアドレ
ス判定手段と、自分宛のアドレス信号に続く上記信号識別手段によりメ
ッセージ信号と判断された情報信号を取り込んで表示す
るメッセージ表示手段とを備えた無線呼出受信機において、他の受信機宛のアドレス信号に続いてメッセージ信号が
到来するタイミングに上記無線受信部への電力供給を停
止する手段を備えたことを特徴とする無線呼出受信機。