JP2970242B2 - 音声受信回路 - Google Patents
音声受信回路Info
- Publication number
- JP2970242B2 JP2970242B2 JP4228886A JP22888692A JP2970242B2 JP 2970242 B2 JP2970242 B2 JP 2970242B2 JP 4228886 A JP4228886 A JP 4228886A JP 22888692 A JP22888692 A JP 22888692A JP 2970242 B2 JP2970242 B2 JP 2970242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- signal
- circuit
- som
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Radio Relay Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
における移動体衛星からの音声の受信に利用する。本発
明は、衛星回線を用いた移動体音声通信における話頭切
断を防止することができる音声受信回路に関する。
信では、通常ボイスアクティベーションと呼ばれる方式
を用いて送信側からはバースト信号が出力される。その
ため送信回路では、受信回路で基準搬送波が再生できる
ように送信信号にプリアンブル(以下PREAMBLE
という)を付加し、更にフレーム同期が確立できるよう
にユニークワード(以下UWという)を付加しなければ
ならない。
数)信号を復調する従来の音声受信回路について図3、
および図4を用いて説明する。但し、図3中のIFはア
ナログ音声信号がディジタル音声信号に符号化された信
号(以下VOICE DATAという)にPREAMB
LEとUWが付加されたもの(図4中の401、および
402)を変調した信号であり、401、402の1フ
レームは複数のサブフレームからなりバーストもこのサ
ブフレーム単位に行われるものとする。
AMBLEとUWの関係が常に同じであるUWの位置が
バーストの始まるサブフレームによって変化するもの
(この場合常に図4中401のようになる)が最もよく
用いられているが、最近ではバーストが切れたときでも
フレーム同期が保持できるように、通信を行っている間
はUWの位置を固定とするフレームフォーマットも用い
られている。この場合図4中402のようなフレームも
形成するためPREAMBLEの終わりにSOMを付加
する必要がある。以降扱うフレームフォーマットは後者
のUWの位置が常に固定されているものとする。
れた信号IFは、復調回路301にて復調されベースバ
ンド帯の信号D1がベースバンド処理回路303とタイ
ミング検出回路302に与えられる。信号D1が入力さ
れるとタイミング検出回路302ではまずバーストの先
頭においてPREAMBLE中のSOMを検出し(フレ
ームフォーマットが402の場合)、信号D1のPRE
AMBLE直後のVOICE DATAの先頭に合わせ
てフレームパルスFR1を出力する。その後更にUWを
検出すると信号D1のUW直後のVOICE DATA
の先頭に合わせてフレームパルスFR2を出力し、フレ
ームパルスFR1とFR2とはベースバンド処理回路3
03に入力される。SOMを検出しない場合(入力信号
が401の場合)にはフレームパルスFR2のみ303
に与える。
AMBLE直後VOICE DATAの先頭、およびU
W直後のVOICE DATAの先頭はそれぞれフレー
ムパルスFR1、FR2であると認識され、信号D1に
対してVOICE DATAに必要なベースバンド処理
を行い図3に示す信号D2を出力する。また、フレーム
同期はフレームパルスFR2が与えられることにより初
めて確立し、PREAMBLE直後のVOICE DA
TAの先頭、およびUW直後のVOICE DATAの
先頭のタイミングで図3に示すフレームパルスFR3を
出力する。
ォーットの場合、受信回路の入力信号がなくなってもフ
レームの位置は固定されているが、数フレーム後にはフ
レーム位置がズレてしまいフレーム同期が外れる恐れが
ある。そのため、送信側から数フレーム毎にこのフレー
ム位置のズレを補正するダミーバーストを送信する必要
がある。このダミーバーストにより一度フレーム同期が
確立すると通信を切るまでは常にフレーム同期が保持さ
れる。
害(例えばシャドーイング)により受信回路で受信でき
なかった場合、再度フレーム同期を確立する必要があ
り、しかもフレーム同期が確立するまで送信されたVO
ICE DATAに対しては正しいベースバンド処理が
行われないので、この受信回路の出力信号を音声に変換
した場合に最初の部分が(図4中402のA部)が途切
れてしまう(これを話頭切断と言う)欠点がある。
で、移動体音声通信における話頭切断を防止することが
できる回路を提供することを目的とする。
ィベーション方式を用いたバースト信号が変調された中
間周波数(IF)信号を復調しベースバンド信号として
出力する復調回路と、このベースバンド信号を受信しメ
ッセージ開始(SOM)を検出したときに、その直後の
タイミングで第一のフレームパルスを出力し、ユニーク
ワード(UW)を検出したときに、その直後のタイミン
グで第二のフレームパルスを出力するタイミング検出回
路と、第一のフレームパルスおよび第二のフレームパル
スを受けたときに、所定のベースバンド処理を行いベー
スバンド信号およびフレームパルスを出力するベースバ
ンド処理回路とを備えた音声受信回路において、前記タ
イミング検出回路に、メッセージ開始(SOM)パター
ンを出力する手段を含み、このメッセージ開始(SO
M)パターンを入力し、どのサブフレームからバースト
信号が開始するかをデコードして、その結果を前記ベー
スバンド処理回路に出力するSOMデコード回路を備
え、前記ベースバンド処理回路に、デコード結果にした
がって前記第一のフレームパルスのタイミングでフレー
ムタイミングを受信信号に同期させる手段を含むことを
特徴とする。
り、各フレームは、どのサブフレームからバーストが開
始されたかによりパターンが異なるメッセージ開始(S
OM)が最後部に付加されたプリアンブルと、フレーム
同期を確立させるユニークワード(UW)と、音声がデ
ィジタル符号化されたボイスデータとにより構成される
ことが望ましい。
づくバースト信号を変調したIF信号を復調し、ベース
バンド処理回路、タイミング検出回路、およびSOMデ
コード回路にベースバンド信号として出力する。タイミ
ング検出回路は、このベースバンド信号からSOMを検
出したときに、そのSOM直後のタイミングで第一のフ
レームパルスをベースバンド処理回路に出力するととも
に、SOMパターンをSOMデコード回路に出力し、さ
らに、ユニークワード(UW)を検出したときには第二
のフレームパルスをベースバンド処理回路に出力する。
SOMデコード回路は、入力されたSOMパターンより
どのサブフレームからバースト信号が開始したかをデコ
ードし、その結果を1もしくは複数のビットでベースバ
ンド処理回路に出力する。ベースバンド処理回路は、第
一のフレームパルスが入力されたときにはデコード結果
によりそのタイミングで受信信号に同期させ、第二のフ
レームパルスが入力されたときにはそのタイミングで受
信信号に同期させる。
トフレームがどのサブフレームから始まったかによって
送信側でSOMパターンを変え、受信側ではこのSOM
パターンをデコードすることにより、プリアンブル直後
のボイスデータの先頭でフレームタイミングを受信信号
に同期させることができ、フレーム位置補正のダミーバ
ーストなしでバーストフレームの最初から正しいベース
バンド処理を行うことができる。
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図、図2
は本発明実施例におけるフレームフォーマットの構成を
示す図である。
ン方式を用いたバースト信号が変調されたIF信号を復
調しベースバンド信号D1として出力する復調回路10
1と、このベースバンド信号D1を受信しSOMを検出
したときに、その直後のタイミングで第一のフレームパ
ルスFR1を出力し、ユニークワードUWを検出したと
きに、その直後のタイミングで第二のフレームパルスF
R2を出力するタイミング検出回路102と、第一のフ
レームパルスFR1および第二のフレームパルスFR2
を受けたときに、所定のベースバンド処理を行いベース
バンド信号D2およびフレームパルスFR3を出力する
ベースバンド処理回路104とを備え、さらに、本発明
の特徴として、タイミング検出回路102に、SOMパ
ターンを出力する手段を含み、このSOMパターンを入
力し、どのサブフレームからバースト信号が開始するか
をデコードして、その結果をベースバンド処理回路10
4に出力するSOMデコード回路103を備え、ベース
バンド処理回路104に、デコード結果にしたがって第
一のフレームパルスFR1のタイミングでフレームタイ
ミングを受信信号に同期させる手段を含む。
り、各フレームは、図2に示すようにどのサブフレーム
からバーストが開始されたかによりパターンが異なるS
OMが最後部に付加されたPREAMBLEと、フレー
ム同期を確立させるユニークワードUWと、音声がディ
ジタル符号化されたVOICE DATEとにより構成
される。
の動作について説明する。但し、図1中のIF信号はア
ナログ音声信号がディジタル音声信号に符号化された信
号にPREAMBLEとUWが付加されたもので、図2
に示す201、202が変調されたものであり、201
および202は1フレームが複数のサブフレームからな
り、バーストもこのサブフレーム単位に行われるものと
する。また、202中のPREAMBLEの後にはSO
Mが付加されており、このSOMはどのサブフレームか
らバーストが始まったかによってパターンがある規則に
沿って変化し、常にUWの位置は固定のものとする。
れ、復調回路101はベースバンド帯の信号D1をベー
スバンド処理回路104、タイミング検出回路102、
およびSOMデコード回路105に与える。信号D1が
入力されるとタイミング検出回路102では、まずバー
ストの先頭においてPREAMBLE中のSOMを検出
し、信号D1のPREAMBLE直後のVOICE D
ATAの先頭に合わせてフレームパルスFR1を出力
し、検出したSOMパターンS1をSOMデコード回路
103に与える。その後更にUWを検出すると信号D1
のUW直後のVOICE DATAの先頭に合わせてフ
レームパルスFR2を出力し、フレームパルスFR1お
よびFR2はベースバンド処理回路104に入力され
る。
フォーマットが401の場合)、フレームパルスFR2
のみベースバンド処理回路104に入力される。SOM
デコード回路103ではSOMパターンS1が与えられ
ると、このバーストフレームがどのサブフレームから始
まったかを検出し、その検出結果を1もしくは複数のビ
ットDECでベースバンド処理回路104に与える。ベ
ースバンド処理回路104では、まずバーストの始まり
ではフレームパルスFR1が入力されると1もしくは複
数のビットDECの情報により内部のフレームカウンタ
をこのサブフレームに対応する値にロードして、フレー
ムパルスFR1のタイミングでフレームタイミングが受
信信号に同期する。
続的に入力されるとフレームパルスFR2のタイミング
で内部のフレームカウンタを初期値にロードしてフレー
ムタイミングを受信信号に同期させる。そして、PRE
AMBLE直後のVOICEDATAの先頭、およびU
W直後のVOICE DATAの先頭はそれぞれフレー
ムパルスFR1、FR2であると認識され、このVOI
CE DATAに対して必要なベースバンド処理が行わ
れ、その結果信号D2を出力する。更にフレームパルス
として、PREAMBLE直後のVOICE DATA
の先頭、およびUW直後のVOICE DATAの先頭
のタイミングでフレームパルスFR3を出力する。
路に入力されたバーストフレームがどのサブフレームか
ら始まったかによって送信側でSOMパターンを変え、
受信側ではこのSOMパターンをデコードすることによ
り、PREAMBLE直後のVOICE DATAの先
頭でフレームタイミングを受信信号に同期させることが
でき、フレーム位置補正のダミーバーストなしでバース
トフレームの最初から正しいベースバンド処理を行うこ
とができる効果がある。
構成を示す図。
示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ボイスアクティベーション方式を用いた
バースト信号が変調された中間周波数(IF)信号を復
調しベースバンド信号として出力する復調回路と、 このベースバンド信号を受信しメッセージ開始(SO
M)を検出したときに、その直後のタイミングで第一の
フレームパルスを出力し、ユニークワード(UW)を検
出したときに、その直後のタイミングで第二のフレーム
パルスを出力するタイミング検出回路と、 第一のフレームパルスおよび第二のフレームパルスを受
けたときに、所定のベースバンド処理を行いベースバン
ド信号およびフレームパルスを出力するベースバンド処
理回路とを備えた音声受信回路において、 前記タイミング検出回路に、メッセージ開始(SOM)
パターンを出力する手段を含み、 このメッセージ開始(SOM)パターンを入力し、どの
サブフレームからバースト信号が開始するかをデコード
して、その結果を前記ベースバンド処理回路に出力する
SOMデコード回路を備え、 前記ベースバンド処理回路に、デコード結果にしたがっ
て前記第一のフレームパルスのタイミングでフレームタ
イミングを受信信号に同期させる手段を含むことを特徴
とする音声受信回路。 - 【請求項2】 1フレームはN個のサブフレームからな
り、各フレームは、どのサブフレームからバーストが開
始されたかによりパターンが異なるメッセージ開始(S
OM)が最後部に付加されたプリアンブルと、フレーム
同期を確立させるユニークワード(UW)と、音声がデ
ィジタル符号化されたボイスデータとにより構成された
請求項1記載の音声受信回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4228886A JP2970242B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 音声受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4228886A JP2970242B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 音声受信回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677890A JPH0677890A (ja) | 1994-03-18 |
JP2970242B2 true JP2970242B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=16883404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4228886A Expired - Fee Related JP2970242B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 音声受信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2970242B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07288501A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Nec Corp | 移動体衛星通信システムにおける音声伝送方式及び音声伝送装置 |
US6947769B1 (en) | 2000-09-28 | 2005-09-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Radio base station device and radio communication method |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP4228886A patent/JP2970242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677890A (ja) | 1994-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2677191B2 (ja) | Cdma通信方式 | |
JP3305217B2 (ja) | 通信方法 | |
GB2296628A (en) | Strongest signal selection in mobile communications | |
JP2970242B2 (ja) | 音声受信回路 | |
AU614711B2 (en) | Signal communication capable of avoiding an audible reproduction of a sequency of information signals | |
JP3052576B2 (ja) | 表示付き無線選択呼出受信機 | |
JP3874639B2 (ja) | データ伝送方法 | |
JP2888047B2 (ja) | 音声通信方式 | |
JP3093669B2 (ja) | Tdma通信システム | |
JP2848093B2 (ja) | 移動体衛星通信の音声伝送方式 | |
JP2778442B2 (ja) | デジタル無線通信方式における同期方式 | |
KR100621607B1 (ko) | 호출자 정보 표시 전화기의 호출자 정보 신호 디코딩 방법 | |
JP2616112B2 (ja) | 移動通信基地局受信装置 | |
JP2000165370A (ja) | 受信同期保護装置及び受信同期保護方法 | |
JP2547126B2 (ja) | Tdma移動体通信端末 | |
JPH0823319A (ja) | 同期制御方式 | |
JP2705442B2 (ja) | 同期方式 | |
JPH0118613B2 (ja) | ||
JPH05276152A (ja) | 同期保持回路 | |
JP3300543B2 (ja) | デジタル無線電話装置 | |
JPS59101939A (ja) | クロツク同期方式 | |
JPH1013392A (ja) | フレーム同期調整をとる通信端末装置 | |
JPH01274530A (ja) | ディジタル無線中継方式 | |
JPH07202876A (ja) | 受信回路 | |
JPH03254539A (ja) | データ伝送方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |