JP2848093B2 - 移動体衛星通信の音声伝送方式 - Google Patents

移動体衛星通信の音声伝送方式

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JP2848093B2
JP2848093B2 JP4079694A JP7969492A JP2848093B2 JP 2848093 B2 JP2848093 B2 JP 2848093B2 JP 4079694 A JP4079694 A JP 4079694A JP 7969492 A JP7969492 A JP 7969492A JP 2848093 B2 JP2848093 B2 JP 2848093B2
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voice
signal
burst
transmission system
mobile satellite
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太一 谷口
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体衛星通信システ
ムにおける音声伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に移動体衛星通信システムは、少数
の中心局と、衛星を介して通信を行う多数の子局により
構成される。システムに収容する子局数が、非常に多い
ことが大きな特徴である。このような移動体衛星通信シ
ステムにおいて音声を伝送する場合に、音声を音声デー
タとして実際に送信する時間率は非常に低いために、限
りある通信衛星のパワーを有効に活用するために、音声
がない時に送信信号を出力しない、すなわちボイスアク
ティベーション方式を採用して通信衛星のもつパワーを
節約し、参加局数の増加を計ることが一般的である。従
来この種の移動体衛星通信システムのボイスアクティベ
ーションバーストフォーマットは図3に示すように、音
声が発生した場合には、音声符号化した音声データの前
にプリアンブルワールド(PW)とユニークワード(U
W)とを配置し、音声が入力し続けられる間ユニークワ
ードをフレーム長周期で挿入している。プリアンブルワ
ードは、受信側復調器での同期引き込み特性を改善する
ために、ユニークワードは音声データの開始タイミング
の決定、及び、その検出パターンにより復調時に発生す
る位相不確定性除去を行うために一定周期のフレーム長
で配置されていた。一方、従来の移動体衛星通信の音声
伝送方式では、子局である移動体局が建物の影に入るな
どして、通信衛星を見通せなくなることが頻繁に発生す
るが、その時信号が瞬断し通信に支障を来す。このシャ
ドーイング現象により、到達できなかった信号は当然の
ことながら受信側で再生することは非常に困難である。
しかしながらこの部分の音声信号を救済することができ
なくとも、シャドーイング後に信号が復帰してきたとき
に、早く復調器を引き込ませて、廃棄される音声信号量
を最小限に留めることが必要である。
【0003】従来の移動体衛星通信での音声伝送方式で
は前述のようなバーストフォーマットを使用し復調器で
は、プリアンブル部分を受信することを期待しているの
で、プリアンブル部分がシャドーイングにより欠けると
音声バースト信号の復調が非常に困難となり、通話者に
違和感を与える程度の比較的長い音声信号の欠落を覚悟
しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の音声伝送方式により欠落長を短くするために、バー
スト信号中にプリアンブルワードを多数配置すれば、瞬
断後の早期引き込みは可能となるであろうが、チャネル
レートが上昇し伝送効率が低下する欠点がある。さらに
衛星トランスポンダの有するパワーを効率良く使用でき
ず、ボイスアクティベーションの特徴を十分に活かし通
信衛星の利用効率を上げることができない欠点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体衛星通信
の音声伝送方式は音声が発生した時のみ音声バースト信
号を送出するボイスアクテベーション方式の音声符号化
手段と前記音声バースト信号の前位にプリアンブルワー
ドとユニークワードとを配列する変調手段とを送信側に
備え前記変調手段の信号を受信して前記音声バースト信
号を出力する復調手段と前記復調手段の出力信号を復号
し音声を出力する音声復号化手段とを受信側に備えた
動体衛星通信の音声伝送方式において、前記復調手段の
出力信号がシャドウイング等により音声バースト信号が
欠落する場合に前記受信側から送信側への伝達手段によ
り前記送信側がプリアンブルワードを削除してユニーク
ワードと音声バーストとのみで送信する変調手段を備え
前記受信側の復調手段がプリアンブルワードの復号部を
バイパスするプリアンブルレス復調手段とを備えてい
る。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図、図2
は本実施例による音声データバーストを示す信号フォー
マットである。図1において、送信局側は音声符号化回
路1と変調器2から構成され、受信局側は、プリアンブ
ルレス復調器11と音声復号化回路12とから構成され
る。送信局での入力の音声信号は音声符号化回路1に入
力される。音声符号化回路1は、内部に比較的短かい1
バースト長をカウントするバーストカウンタを持ち、入
力される音声信号をこのバーストタイミング毎に符号化
し、ユニークワードを除く1バースト長の音声データ信
号を出力するものである。一方、この音声符号化回路1
は、入力に音声信号が含まれていないときにはバースト
信号を出力せず、音声信号がある場合のみバースト信号
を出力することによって、ボイスアクティベーションを
実現する。変調器2は、図3に示す従来の信号フォーマ
ットと同じ変調手段と相違して図2に示すようにバース
ト信号が入力されたときのみ、ユニークワードのみを付
加して音声データとともに変調し相手局に向け送信す
る。このプリアンブルレス変調手段の信号を受信するた
めに、受信側はプリアンブルレス復調手段の作用を有す
る。音声符号化回路1から、ほぼ連続してバースト音声
データが入力される場合には、隣接するバースト信号は
見掛け上連続することになるが、これは受信側での復調
動作に何ら支障を与えるものではない。受信局のプリア
ンブルレス復調器11は、前述したプリアンブルレス変
調手段に対応する復調手段であり、シャドウイング等に
よりバースト信号の欠落が生じた場合にプリアンブルワ
ードによる伝送効率の低下を防止すべく切替える作用を
有する。受信したバースト信号からユニークワードを認
識し、ユニークワードを除去した音声データ部分のみを
音声復号化回路12へ送出する。音声復号化回路12
は、音声データから音声信号を復号し出力する。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように本発明の音声伝送方式
では、音声データにユニークワードのみを付加すること
により、バースト信号がシャドーイングされた場合に、
そのバーストのみが廃棄され、シャドーイングから復帰
したときプリアンブルレス復調器の採用により、すぐ次
のユニークワードが検出されたバーストから音声を復調
できる。さらにボイスアクティベーション利用による通
信衛星パワーの節約という特徴はそのまま活かすことが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の信号フォーマット図である。
【図3】従来例の信号フォーマット図である。
【符号の説明】
1 音声符号化回路 2 変調器 11 プリアンブルレス復調器 12 音声復号化回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声が発生した時のみ音声バースト信号
    を送出するボイスアクテベーション方式の音声符号化手
    段と前記音声バースト信号の前位にプリアンブルワード
    とユニークワードとを配列する変調手段とを送信側に備
    え前記変調手段の信号を受信して前記音声バースト信号
    を出力する復調手段と前記復調手段の出力信号を復号し
    音声を出力する音声復号化手段とを受信側に備えた移動
    体衛星通信の音声伝送方式において、前記復調手段の出
    力信号がシャドウイング等により音声バースト信号が欠
    落する場合に前記受信側から送信側への伝達手段により
    前記送信側がプリアンブルワードを削除してユニークワ
    ードと音声バーストとのみで送信する変調手段を備え前
    記受信側の復調手段がプリアンブルワードの復号部をバ
    イパスするプリアンブルレス復調手段とを備えている
    とを特徴とする移動体衛星通信の音声伝送方式。
JP4079694A 1992-04-01 1992-04-01 移動体衛星通信の音声伝送方式 Expired - Lifetime JP2848093B2 (ja)

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JPH05327575A JPH05327575A (ja) 1993-12-10
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EP0721260B1 (en) * 1994-07-21 2005-09-21 NTT DoCoMo, Inc. Method and device for shutting out audio information in satellite mobile communication system

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