JPH118125A - 分解輸送変圧器およびその組立方法 - Google Patents
分解輸送変圧器およびその組立方法Info
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- JPH118125A JPH118125A JP15980797A JP15980797A JPH118125A JP H118125 A JPH118125 A JP H118125A JP 15980797 A JP15980797 A JP 15980797A JP 15980797 A JP15980797 A JP 15980797A JP H118125 A JPH118125 A JP H118125A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】特に輸送制限の厳しい分解輸送変圧器方式にお
いて、前記輸送制限を回避すると共に、輸送機材の簡略
化および現地組立作業の簡略化を図る。 【解決手段】少なくとも、変圧器鉄心および変圧器タン
クが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器の組立方法
において、前記分解輸送される変圧器タンク構成部材の
所定の1つの前部タンク22と前記分解輸送されるコー
ナ部に丸みを有する変圧器底タンク23とを結合し、結
合された変圧器タンク22および変圧器底タンク23上
で、支持脚28を利用し分解輸送される変圧器鉄心1
1,13を組み立て、前記結合された変圧器タンク22
の端部を吊り上げ、かつ前記変圧器底タンク23のコー
ナ部の丸みを利用して、前記組み立てられた変圧器鉄心
11,13を起立することを特徴とする。起立後は支持
脚を撤去する。
いて、前記輸送制限を回避すると共に、輸送機材の簡略
化および現地組立作業の簡略化を図る。 【解決手段】少なくとも、変圧器鉄心および変圧器タン
クが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器の組立方法
において、前記分解輸送される変圧器タンク構成部材の
所定の1つの前部タンク22と前記分解輸送されるコー
ナ部に丸みを有する変圧器底タンク23とを結合し、結
合された変圧器タンク22および変圧器底タンク23上
で、支持脚28を利用し分解輸送される変圧器鉄心1
1,13を組み立て、前記結合された変圧器タンク22
の端部を吊り上げ、かつ前記変圧器底タンク23のコー
ナ部の丸みを利用して、前記組み立てられた変圧器鉄心
11,13を起立することを特徴とする。起立後は支持
脚を撤去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分解輸送変圧器お
よびその組立方法に係わり、特に、大容量変圧器の重量
や高さ等の輸送上の制約を回避することのできる分解輸
送変圧器および輸送後の分解輸送変圧器の組立方法に関
する。
よびその組立方法に係わり、特に、大容量変圧器の重量
や高さ等の輸送上の制約を回避することのできる分解輸
送変圧器および輸送後の分解輸送変圧器の組立方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の増大に伴い、送変電用
に使用する変圧器も高電圧化、大容量化してきており、
さらに地価の高騰等により変圧器の輸送条件が一段と厳
しい山間部や都心の地下等に据え付けられる傾向にあ
る。
に使用する変圧器も高電圧化、大容量化してきており、
さらに地価の高騰等により変圧器の輸送条件が一段と厳
しい山間部や都心の地下等に据え付けられる傾向にあ
る。
【0003】変圧器の輸送上の制約としては、一般的に
は重量制限が主体であるが、山岳地のトンネルや街中の
ガードにおいては高さ制限の制約を受ける。
は重量制限が主体であるが、山岳地のトンネルや街中の
ガードにおいては高さ制限の制約を受ける。
【0004】そのため、大容量変圧器にとって輸送寸法
と輸送重量の大幅な低減が必要となり、例えば、大容量
の三相変圧器の場合、変圧器を3台の単相変圧器として
構成し、それらを分割して輸送し、現地で三相一括タン
クあるいは共通ダクトにより各単相変圧器を三相結線し
て三相変圧器として構成する分割輸送変圧器方式が採用
されている。
と輸送重量の大幅な低減が必要となり、例えば、大容量
の三相変圧器の場合、変圧器を3台の単相変圧器として
構成し、それらを分割して輸送し、現地で三相一括タン
クあるいは共通ダクトにより各単相変圧器を三相結線し
て三相変圧器として構成する分割輸送変圧器方式が採用
されている。
【0005】この場合、この分解輸送変圧器は鉄道また
は船舶輸送後に、トレーラ輸送される際、大がかりな橋
梁の補強を含めた道路補強工事が必要となり莫大な輸送
費が必要となる。
は船舶輸送後に、トレーラ輸送される際、大がかりな橋
梁の補強を含めた道路補強工事が必要となり莫大な輸送
費が必要となる。
【0006】そのため、輸送上の制約が特に厳しい場合
には、工場で組み立てた変圧器を鉄心脚、上下ヨーク鉄
心、巻線等の各部分に分割し、現地でこれらを再度組み
立てる分解輸送変圧器方式がとられる。
には、工場で組み立てた変圧器を鉄心脚、上下ヨーク鉄
心、巻線等の各部分に分割し、現地でこれらを再度組み
立てる分解輸送変圧器方式がとられる。
【0007】この場合、最重量構成物となる鉄心は、分
解して輸送されるため、総重量100トンの鉄心でも、
20トン程度のトレーラ輸送が可能となり、輸送上の制
約を回避することができると共に、道路補強なしで輸送
可能となる。
解して輸送されるため、総重量100トンの鉄心でも、
20トン程度のトレーラ輸送が可能となり、輸送上の制
約を回避することができると共に、道路補強なしで輸送
可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、工場組立と同様に現地において鉄心を寝かせ、
下部ヨーク鉄心を積み終えた後、重量100トンを越え
る鉄心を起立する等大がかりな起立設備が必要となる。
術では、工場組立と同様に現地において鉄心を寝かせ、
下部ヨーク鉄心を積み終えた後、重量100トンを越え
る鉄心を起立する等大がかりな起立設備が必要となる。
【0009】また、この起立設備も輸送時に分解して輸
送する必要があり、それらを現地で組み立て変圧器を起
立して組み立てるため、この分解輸送変圧器方式は一体
型輸送変圧器方式に比べて、現地据え付け時間が大幅に
増加してしまい、また輸送部品数も多いという問題があ
る。
送する必要があり、それらを現地で組み立て変圧器を起
立して組み立てるため、この分解輸送変圧器方式は一体
型輸送変圧器方式に比べて、現地据え付け時間が大幅に
増加してしまい、また輸送部品数も多いという問題があ
る。
【0010】本発明は、上記の従来技術の種々の問題点
に鑑みて、大容量変圧器に限らず、変圧器の輸送制限が
厳しい分解輸送方式に適用可能であって、かつ最重量物
である鉄心を現地で再組立する必要がある分解輸送変圧
器において、輸送制限を満足すると共に、現地における
再組立作業を軽減し、かつ容易に行うことのできる分解
輸送変圧器およびその組立方法を提供することにある。
に鑑みて、大容量変圧器に限らず、変圧器の輸送制限が
厳しい分解輸送方式に適用可能であって、かつ最重量物
である鉄心を現地で再組立する必要がある分解輸送変圧
器において、輸送制限を満足すると共に、現地における
再組立作業を軽減し、かつ容易に行うことのできる分解
輸送変圧器およびその組立方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
解決するために、次のような手段を採用した。
【0012】少なくとも、変圧器鉄心および変圧器タン
クが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器において、
前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つは、その
上で、分解輸送される変圧器鉄心が組み立てられ、かつ
前記組み立てられる変圧器鉄心の起立装置として利用さ
れることを特徴とする。
クが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器において、
前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つは、その
上で、分解輸送される変圧器鉄心が組み立てられ、かつ
前記組み立てられる変圧器鉄心の起立装置として利用さ
れることを特徴とする。
【0013】また、少なくとも、変圧器鉄心および変圧
器タンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器にお
いて、前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つ
は、その上で、分解輸送される変圧器鉄心が前記分解輸
送されるコーナ部に丸みを有する変圧器底タンクと共に
組み立てられ、かつ前記変圧器底タンクと共に、前記組
み立てられる変圧器鉄心の起立装置として利用されるこ
とを特徴とする。
器タンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器にお
いて、前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つ
は、その上で、分解輸送される変圧器鉄心が前記分解輸
送されるコーナ部に丸みを有する変圧器底タンクと共に
組み立てられ、かつ前記変圧器底タンクと共に、前記組
み立てられる変圧器鉄心の起立装置として利用されるこ
とを特徴とする。
【0014】また、少なくとも、変圧器鉄心および変圧
器タンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器の組
立方法において、前記分解輸送される変圧器タンクの所
定の1つと前記分解輸送されるコーナ部に丸みを有する
変圧器底タンクとを結合し、前記結合された変圧器タン
クおよび変圧器底タンク上で、前記分解輸送される変圧
器鉄心を組み立て、前記結合された変圧器タンクの端部
を吊り上げ、かつ前記変圧器底タンクのコーナ部の丸み
を利用して、前記組み立てられた変圧器鉄心を起立する
ことを特徴とする。
器タンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器の組
立方法において、前記分解輸送される変圧器タンクの所
定の1つと前記分解輸送されるコーナ部に丸みを有する
変圧器底タンクとを結合し、前記結合された変圧器タン
クおよび変圧器底タンク上で、前記分解輸送される変圧
器鉄心を組み立て、前記結合された変圧器タンクの端部
を吊り上げ、かつ前記変圧器底タンクのコーナ部の丸み
を利用して、前記組み立てられた変圧器鉄心を起立する
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態に係
わる分解輸送変圧器を図1〜図8を用いて説明する。
わる分解輸送変圧器を図1〜図8を用いて説明する。
【0016】図1は分解輸送変圧器として分割される変
圧器鉄心の一例を示すの正面図、図2は分解輸送変圧器
として分割される変圧器タンクの一例を示す正面図、図
3は図2の矢印方向から見た分解輸送変圧器として分割
される変圧器タンクの側面図である。
圧器鉄心の一例を示すの正面図、図2は分解輸送変圧器
として分割される変圧器タンクの一例を示す正面図、図
3は図2の矢印方向から見た分解輸送変圧器として分割
される変圧器タンクの側面図である。
【0017】これらの図において、1は三相3脚の変圧
器鉄心、11は主脚鉄心、12は上部ヨーク鉄心、13
は下部ヨーク鉄心、2は変圧器タンク、21は上部タン
クカバー、22は分解輸送変圧器の起立装置としての利
用も兼ねる前部タンク、23は分解輸送変圧器の起立を
容易にするための丸みのあるコーナ部分を有する底部タ
ンク、24は床面、25は側部タンク、26は後部タン
クである。
器鉄心、11は主脚鉄心、12は上部ヨーク鉄心、13
は下部ヨーク鉄心、2は変圧器タンク、21は上部タン
クカバー、22は分解輸送変圧器の起立装置としての利
用も兼ねる前部タンク、23は分解輸送変圧器の起立を
容易にするための丸みのあるコーナ部分を有する底部タ
ンク、24は床面、25は側部タンク、26は後部タン
クである。
【0018】なお、図1には、変圧器鉄心の分割法の一
例を示したが、本実施形態ではこの分割法に特定され
ず、輸送時の重量制限や高さ制限に応じて任意の分割法
をとってもよい。また、変圧器タンクの分割法も、本実
施形態の分割法に特定されず、種々の条件を考慮して他
の分割法をとることも可能である。
例を示したが、本実施形態ではこの分割法に特定され
ず、輸送時の重量制限や高さ制限に応じて任意の分割法
をとってもよい。また、変圧器タンクの分割法も、本実
施形態の分割法に特定されず、種々の条件を考慮して他
の分割法をとることも可能である。
【0019】本実施形態においては、変圧器を分解して
輸送するために、変圧器鉄心1は、図1に示すように、
主脚鉄心11、上部ヨーク鉄心12、および下部ヨーク
鉄心13に分割し、それぞれを輸送するための固定処理
や輸送カバーで覆う等の処置を施して輸送単位として構
成する。
輸送するために、変圧器鉄心1は、図1に示すように、
主脚鉄心11、上部ヨーク鉄心12、および下部ヨーク
鉄心13に分割し、それぞれを輸送するための固定処理
や輸送カバーで覆う等の処置を施して輸送単位として構
成する。
【0020】また、同様に、変圧器タンク2は、図2〜
図3に示すように、上部タンクカバー21、前部タンク
22、底部タンク23、側部タンク25、および後部タ
ンク26に分割して、それぞれを輸送単位として構成す
る。
図3に示すように、上部タンクカバー21、前部タンク
22、底部タンク23、側部タンク25、および後部タ
ンク26に分割して、それぞれを輸送単位として構成す
る。
【0021】なお、図示されていないが、各相の変圧器
巻線も各相毎に梱包輸送タンクに入れられ輸送単位とし
て構成する。
巻線も各相毎に梱包輸送タンクに入れられ輸送単位とし
て構成する。
【0022】輸送単位として構成される変圧器鉄心の各
部、変圧器タンクの各部、各相の変圧器巻線等はトレー
ラ等の輸送手段を利用して据付場所まで運搬される。
部、変圧器タンクの各部、各相の変圧器巻線等はトレー
ラ等の輸送手段を利用して据付場所まで運搬される。
【0023】次に、輸送後の分解輸送変圧器の据付作業
について図4〜図8を用いて説明する。
について図4〜図8を用いて説明する。
【0024】なお、これらの図において、図1〜図3に
示す部分と同一部分については同一符号を付して説明を
省略する。
示す部分と同一部分については同一符号を付して説明を
省略する。
【0025】これらの図において、28は変圧器鉄心1
1,13を組立てて前部タンク22上で変圧器鉄心1
1,13を支持するための支持脚、29は変圧器鉄心1
1,13を固定するためのバインド、30は変圧器鉄心
11,13の下部を固定するための鉄心締付金具、31
は分解輸送変圧器を据え付けるための変圧器基礎、32
は分解輸送変圧器を組み立てるための吊り上げ手段、3
3は各相の変圧器巻線、34は変圧器鉄心11,13お
よび上部ヨーク鉄心12を固定するための鉄心締付金具
である。
1,13を組立てて前部タンク22上で変圧器鉄心1
1,13を支持するための支持脚、29は変圧器鉄心1
1,13を固定するためのバインド、30は変圧器鉄心
11,13の下部を固定するための鉄心締付金具、31
は分解輸送変圧器を据え付けるための変圧器基礎、32
は分解輸送変圧器を組み立てるための吊り上げ手段、3
3は各相の変圧器巻線、34は変圧器鉄心11,13お
よび上部ヨーク鉄心12を固定するための鉄心締付金具
である。
【0026】はじめに、図4において、変圧器基礎31
上に前部タンク22を配置し、底部タンク23と組み合
わせて結合し、逆L字状構造の変圧器タンクの一部を構
成する。次いで、前部タンク22上に支持脚28を乗
せ、下部ヨーク鉄心13を含む主脚鉄心11の下部を、
鉄心締付金具30によって固定すると共に、底部タンク
23に固定する。次いで、バインド29によって主脚鉄
心11を固定し、上部ヨーク鉄心12以外の変圧器鉄心
1の組立を終了する。
上に前部タンク22を配置し、底部タンク23と組み合
わせて結合し、逆L字状構造の変圧器タンクの一部を構
成する。次いで、前部タンク22上に支持脚28を乗
せ、下部ヨーク鉄心13を含む主脚鉄心11の下部を、
鉄心締付金具30によって固定すると共に、底部タンク
23に固定する。次いで、バインド29によって主脚鉄
心11を固定し、上部ヨーク鉄心12以外の変圧器鉄心
1の組立を終了する。
【0027】次に、図5に示すように、前部タンク22
と底部タンク23と共に、組み立てた変圧器鉄心11,
13を組み立てたままの状態で起立させる。この時、前
部タンク22は起立作業に耐えうる構造を有すると共
に、底部タンク23のコーナ部分は丸みを帯びているの
で、容易に起立させることができる。起立後は、支持脚
28を取り除く。
と底部タンク23と共に、組み立てた変圧器鉄心11,
13を組み立てたままの状態で起立させる。この時、前
部タンク22は起立作業に耐えうる構造を有すると共
に、底部タンク23のコーナ部分は丸みを帯びているの
で、容易に起立させることができる。起立後は、支持脚
28を取り除く。
【0028】次に、図6に示すように、吊り上げ手段3
2によって側部タンク25を、前部タンク22と底部タ
ンク23に組み合わせる。さらに図示されていないが、
もう一方の側部タンクおよび後部タンク26も組み合わ
せ、上部タンクカバー21を除く変圧器タンク2を完成
させる。
2によって側部タンク25を、前部タンク22と底部タ
ンク23に組み合わせる。さらに図示されていないが、
もう一方の側部タンクおよび後部タンク26も組み合わ
せ、上部タンクカバー21を除く変圧器タンク2を完成
させる。
【0029】次に、図7において、各主脚鉄心11に各
相の変圧器巻線33を挿入し、次いで、主脚鉄心11の
上部に残りの上部ヨーク鉄心12の挿鉄作業を行う。さ
らに所定の結線作業を実施して内部構造を完成させ、最
後に図8に示すように、上部タンクカバー21を前後部
タンク22,26および両側部タンク25上に設置して
変圧器タンク2を完成させる。
相の変圧器巻線33を挿入し、次いで、主脚鉄心11の
上部に残りの上部ヨーク鉄心12の挿鉄作業を行う。さ
らに所定の結線作業を実施して内部構造を完成させ、最
後に図8に示すように、上部タンクカバー21を前後部
タンク22,26および両側部タンク25上に設置して
変圧器タンク2を完成させる。
【0030】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、変圧器鉄心1や変圧器タンク2を任意の形態に分割
することが可能であるので、厳しい高さ制限や重量制限
を容易に回避することができ、また、分解して運搬され
た変圧器鉄心1や変圧器タンク2を据え付け場所で組み
立てる場合、分解して輸送される変圧器タンクの一部を
現地組立の起立用構造としたので、特別な鉄心起立装置
が不要となる。
ば、変圧器鉄心1や変圧器タンク2を任意の形態に分割
することが可能であるので、厳しい高さ制限や重量制限
を容易に回避することができ、また、分解して運搬され
た変圧器鉄心1や変圧器タンク2を据え付け場所で組み
立てる場合、分解して輸送される変圧器タンクの一部を
現地組立の起立用構造としたので、特別な鉄心起立装置
が不要となる。
【0031】
【発明の効果】上記のごとく、本発明によれば、変圧器
鉄心および変圧器タンクを任意の個数および形態に分割
して輸送することが可能であるので、厳しい輸送制限に
柔軟に対処できると共に、分割して輸送される変圧器タ
ンクを変圧器鉄心の組立および変圧器鉄心の起立装置と
して利用するので、輸送用機材の簡略化を図れると共
に、現地における大がかりな起立装置を不要とし、再組
立作業を簡素化することができる。
鉄心および変圧器タンクを任意の個数および形態に分割
して輸送することが可能であるので、厳しい輸送制限に
柔軟に対処できると共に、分割して輸送される変圧器タ
ンクを変圧器鉄心の組立および変圧器鉄心の起立装置と
して利用するので、輸送用機材の簡略化を図れると共
に、現地における大がかりな起立装置を不要とし、再組
立作業を簡素化することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係わる分解輸送される変
圧器鉄心を示す正面図である。
圧器鉄心を示す正面図である。
【図2】本実施形態に係わる分解輸送される変圧器タン
クを示す正面図である。
クを示す正面図である。
【図3】本実施形態に係わる分解輸送される変圧器タン
クを示す側面図である。
クを示す側面図である。
【図4】本実施形態に係わる輸送後の分解輸送変圧器の
据付作業を説明する図である。
据付作業を説明する図である。
【図5】本実施形態に係わる輸送後の分解輸送変圧器の
据付作業を説明する図である。
据付作業を説明する図である。
【図6】本実施形態に係わる輸送後の分解輸送変圧器の
据付作業を説明する図である。
据付作業を説明する図である。
【図7】本実施形態に係わる輸送後の分解輸送変圧器の
据付作業を説明する図である。
据付作業を説明する図である。
【図8】本実施形態に係わる輸送後の分解輸送変圧器の
据付作業を説明する図である。
据付作業を説明する図である。
1 変圧器鉄心 11 主脚鉄心 12 上部ヨーク鉄心 13 下部ヨーク鉄心 2 変圧器タンク 21 上部タンクカバー 22 前部タンク 23 底部タンク 26 後部タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも、変圧器鉄心および変圧器タ
ンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器におい
て、 前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つは、 その上で、分解輸送される変圧器鉄心が組み立てられ、
かつ前記組み立てられる変圧器鉄心の起立装置として利
用されることを特徴とする分解輸送変圧器。 - 【請求項2】 少なくとも、変圧器鉄心および変圧器タ
ンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器におい
て、 前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つは、 その上で、分解輸送される変圧器鉄心が前記分解輸送さ
れるコーナ部に丸みを有する変圧器底タンクと共に組み
立てられ、かつ前記変圧器底タンクと共に、前記組み立
てられる変圧器鉄心の起立装置として利用されることを
特徴とする分解輸送変圧器。 - 【請求項3】 少なくとも、変圧器鉄心および変圧器
タンクが複数個に分解輸送される分解輸送変圧器の組立
方法において、 前記分解輸送される変圧器タンクの所定の1つと前記分
解輸送されるコーナ部に丸みを有する変圧器底タンクと
を結合し、 前記結合された変圧器タンクおよび変圧器底タンク上
で、前記分解輸送される変圧器鉄心を組み立て、 前記結合された変圧器タンクの端部を吊り上げ、かつ前
記変圧器底タンクのコーナ部の丸みを利用して、前記組
み立てられた変圧器鉄心を起立することを特徴とする分
解輸送変圧器の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15980797A JPH118125A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 分解輸送変圧器およびその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15980797A JPH118125A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 分解輸送変圧器およびその組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH118125A true JPH118125A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15701692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15980797A Pending JPH118125A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 分解輸送変圧器およびその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH118125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252028A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toshiba Corp | 分解輸送変圧器の鉄心輸送タンク及び分解輸送変圧器の組立方法 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP15980797A patent/JPH118125A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252028A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toshiba Corp | 分解輸送変圧器の鉄心輸送タンク及び分解輸送変圧器の組立方法 |
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