JP2004111855A - 分解輸送変圧器の現地組立方法 - Google Patents

分解輸送変圧器の現地組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大掛りな起立装置を用いるのではなく、鉄心構成部材の輸送に不可欠な輸送タンクを流用して鉄心ユニットの組立、起立を行うことにより、工期の短縮化及びコストの低減化を図った分解輸送変圧器の現地組立方法を提供する。
【解決手段】組立定盤6を底面板3に連結し、主脚レグ鉄心1を載せる面の高さ調整をライナ7で実施する。続いて、組立定盤6上に主脚レグ鉄心1を2脚、載置して寸法調整する。さらに、主脚レグ鉄心1間に下部ヨーク鉄心8を取付けることにより、U字型の鉄心ユニット16を組立てる。鉄心ユニット16の組立後、輸送タンク17の底面板2を起立させて組立定盤6上の鉄心ユニット16を起立させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸送に際して中身を分解し、現地で再組立を行う分解輸送変圧器に係り、特に、現地での組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電力用および産業用の変圧器やリアクトルといった大型の電気機器分野では分解輸送変圧器が提案されている。分解輸送変圧器とは、工場で組立てたものを一旦、鉄心構成部材に分解し、これを輸送タンクに収納して輸送し、現地のクリーンハウス内で再度組立てるものである。ここで、一般的な分解輸送変圧器の現地組立方法について図10を参照して具体的に説明する。
【0003】
まず、現地のクリーンハウス内には起立装置15を設置する。起立装置15は側断面がL字状で、水平面15a、垂直面15b及び直角となる縁部15cを有している。ただし、縁部15cは起立装置15がスムーズに転倒するようカーブを描いている。起立装置15の水平面15aは組立作業に必要な組立定盤になっており、そこに主脚、側脚等のレグ鉄心を載置する。続いて、レグ鉄心に下部ヨーク鉄心を取付け、これによりU字型の鉄心ユニット16に組立てる。鉄心ユニット16を組立てた後、大型クレーンを用いて直角の縁部15cを回転支点として起立装置15を所定方向(図中では反時計回転方向)に起立させ、水平面15aを垂直に起こして鉄心ユニット16の起立を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の現地組立方法には次のような問題点があった。すなわち、鉄心ユニット16の組立及び起立に用いる起立装置15は、非常に大きく、重量もあるため、大型クレーンにて転倒作業を行わなくてはならず、全体として大掛りなものになっていた。つまり、起立装置15を用いた現地組立方法では、起立装置15や大型クレーンの輸送や設置に多くの期間及び工数が生じてしまい、コストが増大していた。
【0005】
さらに近年では、地下変電所や発電所等の狭い空間にも大型の変圧器を設置することが求められている。しかし、狭い空間には大掛りな起立装置15を搬入することはできない。そのため、特別6分割方式や特別12分割方式といった多分割変圧器の採用を余儀なくされていた。このような変圧器は通常の3相一括型変圧器と比較して据付スペース及びコストが大きいだけではなく、組立工期も長く、経済的に不利であった。
【0006】
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたものであり、大掛りな起立装置を用いるのではなく、鉄心構成部材の輸送に不可欠な輸送タンクを流用して鉄心ユニットの組立、起立を行うことにより、工期の短縮化及びコストの低減化を図った分解輸送変圧器の現地組立方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、鉄心構成部材に分解し、これを輸送タンクに収納して輸送し、現地にて前記鉄心構成部材を鉄心ユニットに組立てる分解輸送変圧器の現地組立方法において、次のような特徴を有している。
【0008】
請求項1の発明は、前記輸送タンクは前記鉄心構成部材を載置し組み立てを行うための組立定盤を取付可能な構成であり、前記組立定盤上に前記鉄心構成部材を載置して鉄心ユニットに組立作業を行う組立工程と、前記輸送タンクを所定方向に起立させて前記鉄心ユニットを起立させる起立工程とを含むことを特徴としている。
このような請求項1の発明によれば、鉄心構成部材を収納していた輸送タンクに組立定盤を取付け、その上に鉄心構成部材を載置して鉄心ユニットの組立を行った後、輸送タンク自体を所定方向に起立させることで鉄心ユニットを起立させることができる。つまり、輸送に不可欠な輸送タンクを流用して組立作業及び起立作業を実施でき、大掛りな起立装置は不要となる。したがって、起立装置の輸送や設置に伴う期間及び工数を省くことができ、コストを低減することができる。また、大きな起立装置を使用しないので地下変電所等の狭い空間でも分解輸送変圧器の組立が可能である。そのため、多分割変圧器を採用しなくて済む。これにより、据付スペース及びコストを縮小化でき、組立工期も短くなるので、経済的に極めて有利である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の分解輸送変圧器の現地組立方法において、前記輸送タンクにおける前記組立定盤の取付面に前記組立定盤の高さ調整装置を配置し、前記高さ調整装置により前記組立定盤の高さを調整する調整工程を含むことを特徴としている。
このような請求項2の発明によれば、高さ調整装置であらかじめ高さレベルを出しておき、鉄心構成部材の配置後に組立定盤の高さを調整することで、片当たりを防止して荷重分担を均一にすることができ、高精度な組立作業を実施できる。しかも、高さ調整に際してスペーサを使用しないので、輸送タンクを転倒させた場合でも、スペーサの脱落による製品損傷を回避できる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の分解輸送変圧器の現地組立方法において、前記輸送タンクは複数の板部材に分解可能で、且つ各板部材同士の連結部はシール可能な構成をとり、前記輸送タンク内に低露点の気体を封入して前記鉄心ユニットを密封する密封工程を含むことを特徴としている。
このような請求項3の発明によれば、輸送タンク内に低露点の気体を封入して鉄心ユニットを密封するため、鉄心ユニットを輸送タンク内に長期間保管する状況になった場合でも、鉄心ユニットの発錆を防止できる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の分解輸送変圧器の現地組立方法において、前記輸送タンクに伸縮可能な拘束装置を設け、前記拘束装置にて前記鉄心構成部材または前記鉄心ユニットを拘束する拘束工程を含むことを特徴としている。
このような請求項4の発明によれば、拘束装置にて鉄心構成部材または鉄心ユニットを拘束可能なので、鉄心構成部材の輸送中あるいは鉄心ユニットの起立時にゆれ・振動が発生しても、鉄心構成部材及び鉄心ユニットのずれや緩みを防止することができ、安全である。しかも、伸縮動作だけで拘束が可能なので、駒、くさび等をいちいち取付けて拘束する場合に比べて、作業時間も短くて済み、且つくさび等が落下する心配もなく、安全に作業を行うことができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の分解輸送変圧器の現地組立方法において、前記輸送タンクに略半円形の回転補助器具を取付け、前記起立工程では前記回転補助器具を回転支点として前記輸送タンクを所定方向に起立させることを特徴としている。
このような請求項5の発明によれば、回転補助器具を回転支点とすることで、輸送タンクを簡易クレーンやリフタ等で容易に起立することが可能となり、起立時の作業効率が大幅に向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
(1)第1の実施の形態
[構成]
請求項1の発明に係る第1の実施の形態を、図1〜図3に基づき説明する。図1及び図2は鉄心構成部材である主脚レグ鉄心1の組立状態を示す平面図及び側面図、図3は主脚レグ鉄心1の輸送状態を示す斜視図である。輸送タンク17は底面板2、側面板3及び上面板4からなり、各板部材は容易に分解でき、ボルト締結等により再組立できるようになっている。また、底面板2は組立定盤6を取付可能な構成となっている。
【0014】
本実施の形態では、工場から輸送された輸送タンク17を現地のクリーンハウスまで運び、所定の位置に配置した後、側面板3及び上面板4を開梱して輸送タンク17内の主脚レグ鉄心1を吊り出して仮置きする。輸送タンク17の分解後、単体となった底面板2を、あらかじめ設置された架台5の上に固定し、下部ヨーク鉄心8が組立可能となるよう高さ調整を行う。その後、組立定盤6を底面板3に連結し、主脚レグ鉄心1を載せる面の高さ調整をライナ7で実施する。続いて、組立定盤6上に主脚レグ鉄心1を2脚、載置して寸法調整する。さらに、主脚レグ鉄心1間に下部ヨーク鉄心8を取付けることにより、U字型の鉄心ユニット16を組立てる。鉄心ユニット16の組立後、輸送タンク17の底面板2を起立させることにより組立定盤6上の鉄心ユニット16を起立させる。
【0015】
[作用効果]
以上のような第1の実施の形態によれば、輸送タンク17の底面板2に組立定盤6を取付け、その上に主脚レグ鉄心1を載置して鉄心ユニット16を組立てた後、底面板2を起立させることで鉄心ユニット16を起立させることができる。すなわち、鉄心構成部材の輸送に不可欠な輸送タンクを流用して鉄心ユニット16の組立作業及び起立作業が実施可能である。したがって、従来のように大掛りな起立装置や大型クレーンが必要なく、コストを大幅に削減できる。また、輸送タンク17を起立装置として使用したので、地下変電所等の狭い空間でも分解輸送変圧器を設置可能である。そのため、特別6分割方式や特別12分割方式などの多分割変圧器を用いた場合に比べて据付スペース及びコストは少なくて済む。しかも、組立工期の短縮化も可能なので、経済的な効果は極めて高い。
【0016】
(2)第2の実施の形態
[構成]
第2の実施の形態は請求項2の発明に対応するものであり、図4は第2の実施の形態を示す側面図である。第2の実施の形態の特徴は、輸送タンク17の底面板2下部に高さ調整装置9を複数個配置し、この高さ調整装置9により組立定盤6の高さを調整する点にある。高さ調整装置9は鉄心を受ける面がネジ等の機械式動作により昇降可能になっている。
【0017】
[作用効果]
鉄心構成部材を組立てる作業は高い精度が要求されるので、組立定盤6の高さを調整する際、レベル測定器等を用いるのが一般的である。この時、上記第1の実施の形態のようにライナ7(スペーサ)にて組立定盤6の高さ調整を行う場合、主脚レグ鉄心1を組立定盤6にセットする前にしか、高さ調整を実施できず、主脚レグ鉄心1をセットした後では高さ調整を行うことができない。
【0018】
そこで第2の実施の形態では、主脚レグ鉄心1の配置作業に際して、まず高さ調整装置9であらかじめレベルを出しておく。そして、主脚レグ鉄心1を組立定盤6上に配置した後、片当たり等が生じた場合に、高さ調整装置9にて組立定盤6の高さ調整を行うことができる。したがって、組立定盤6は確実且つ均一に鉄心1の荷重を受けることができ、高精度な組立作業を実施できる。また、第2の実施の形態によれば、ライナ7を使用していないので、輸送タンク17の転倒により鉄心ユニット16を起立させる時、ライナ7が脱落して鉄心ユニット16を損傷させる心配がない。その結果、作業の安全性と製品の品質を高めることができる。
【0019】
(3)第3の実施の形態
[構成]
次に、請求項3の発明に係る第3の実施の形態について、図5を用いて説明する。図5は鉄心ユニット16を組立てた後、底面板2に上面板4、側面板3を取付けて輸送タンク17を元の戻した状態を示す断面側面図である。第3の実施の形態では、図5に示すように鉄心ユニット16の組立後、底面板2に側面板3、上面板4をボルト締結等で連結した一体構成となっている。各板同士の連結部にはガスケットがセットされており、これにより輸送タンク17の内部と外部を遮断したシール可能な構成となっている。この時、輸送タンク17内に低露点の気体である乾燥空気を封入するようになっている。
【0020】
[作用効果]
このような第3の実施の形態によれば、輸送タンク17内に乾燥空気を封入して鉄心ユニット16を密封可能であるため、鉄心ユニット16を輸送タンク17内に長期間保管する場合でも、鉄心ユニット16に錆が発生することがない。したがって、鉄心ユニット16を高品質のまま、長期にわたって保管することが可能である。
【0021】
(4)第4の実施の形態
[構成]
第4の実施の形態は請求項4の発明を包含するもので、その断面側面図を図6に示す。第4の実施の形態では、輸送タンク17の上面板4に、油圧にて伸縮可能な拘束装置10を設け、この拘束装置10により主脚レグ鉄心1または鉄心ユニット16を拘束することを特徴としている。なお、第4の実施の形態では、側面板3と主脚レグ鉄心1の左端の間隙にくさび11を打ち込み、輸送タンク17を動かした時、鉄心1がずれないような構成になっている。
【0022】
[作用効果]
以上のような第4の実施の形態によれば、拘束装置10を動作させて主脚レグ鉄心1または鉄心ユニット16を拘束可能なので、鉄心1の輸送中や鉄心ユニット16の起立時にゆれ・振動が発生しても、鉄心1及び鉄心ユニット16がずれたり、緩んだりすることがない。しかも、本実施の形態では、くさび11の数が少なく作業時間は短くて済み、優れた作業性を確保することができる。
【0023】
(5)第5の実施の形態
[構成]
請求項5の発明に係る第5の実施の形態について、図7〜図10を参照して説明する。図7は側面図、図8、図9、図10は起立作業中の状態をあらわす側面図である。第5の実施の形態は、輸送タンク17の側面板3(図中左側)下縁部に略半円形の回転補助器具12を取付け、この回転補助器具12を回転支点として輸送タンク17を所定方向に起立させることに特徴がある。
【0024】
第5の実施の形態では、図7のように鉄心ユニット16組立後、拘束装置10を用いて鉄心ユニット16が動かないように固定する。そして、図8に示すようにワイヤ14を側面板3(図中右側)の上縁部及び下縁部に掛け、輸送タンク17とリフタ13とを確実に固定する。続いて図9に示すようなステップで段階的に上昇移動と水平移動を繰り返しいき(図中矢印1〜5)、回転補助器具12を回転支点としつつ反時計回転方向へ回転させながら、回転補助器具12を水平方向にスライドさせることによって、輸送タンク17内の鉄心ユニット16を徐々に起立させていく。図10は鉄心ユニット16の起立が終了した状態を示している。
【0025】
[作用効果]
このような第5の実施の形態によれば、回転補助器具12を回転支点とすることで、輸送タンク17をリフタ13で容易且つ確実に起立可能であり、大掛りなクレーンを用いる必要はない。したがって、鉄心ユニット16の起立作業を効率良く実施することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の分解輸送変圧器の現地組立方法によれば、輸送タンクに組立定盤をセットし、鉄心ユニットの組立を行うと共に、輸送タンクを転倒させて鉄心ユニットの起立を実施できるため、大掛りな起立装置は不要となり、狭い場所でも組立が可能となり、工期の短縮化及びコストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態において主脚レグ鉄心を輸送タンク定盤上にセットしている状態を示す平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】主脚レグ鉄心の輸送状態を示す斜視図。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態の側面図。
【図5】本発明に係る第3の実施の形態の断面側面図。
【図6】本発明に係る第4の実施の形態の断面側面図。
【図7】本発明に係る第4の実施の形態の断面側面図。
【図8】本発明に係る第5の実施の形態の断面側面図。
【図9】第5の実施の形態において起立中の状態を示す断面側面図。
【図10】第5の実施の形態において起立終了の状態を示す断面側面図。
【図11】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…主脚レグ鉄心
2…底面板
3…側面板
4…上面板
5…架台
6…組立定盤
7…ライナ
8…下部ヨーク鉄心
9…高さ調整装置
10…拘束装置
11…くさび
12…回転補助器具
13…リフタ
14…ワイヤ
15…起立装置
16…鉄心ユニット
17…輸送タンク

Claims (5)

  1. 鉄心構成部材を輸送タンクに収納して輸送し、現地にて鉄心ユニットに組立てる分解輸送変圧器の現地組立方法において、
    前記輸送タンクは前記鉄心構成部材を載置し組み立てを行うための組立定盤を取付可能な構成であり、
    前記組立定盤上に前記鉄心構成部材を載置して鉄心ユニットの組立作業を行う組立工程と、
    前記輸送タンクを所定方向に起立させて前記鉄心ユニットを起立させる起立工程とを含むことを特徴とした分解輸送変圧器の現地組立方法。
  2. 前記輸送タンクにおける前記組立定盤の取付面に前記組立定盤の高さ調整装置を配置し、
    前記高さ調整装置により前記組立定盤の高さを調整する調整工程を含むことを特徴とした請求項1記載の分解輸送変圧器の現地組立方法。
  3. 前記輸送タンクは複数の板部材に分解可能で、且つ各板部材同士の連結部はシール可能な構成をとり、
    前記輸送タンク内に低露点の気体を封入して前記鉄心ユニットを前記輸送タンク内に密封する密封工程を含むことを特徴とした請求項1または2に記載の分解輸送変圧器の現地組立方法。
  4. 前記輸送タンクに伸縮可能な拘束装置を設け、
    前記拘束装置にて前記鉄心構成部材または前記鉄心ユニットを拘束する拘束工程を含むことを特徴とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の分解輸送変圧器の現地組立方法。
  5. 前記輸送タンクに略半円形の回転補助器具を取付け、
    前記起立工程では前記回転補助器具を回転支点として前記輸送タンクを所定方向に起立させることを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の分解輸送変圧器の現地組立方法。
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