JP2008118072A - 変圧器コイル輸送装置および変圧器コイル輸送方法 - Google Patents

変圧器コイル輸送装置および変圧器コイル輸送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コイル輸送時に要求される機能を損なうことなく、組立工数および費用を低減できる変圧器コイル輸送装置を提供する。
【解決手段】輸送用タンク1は、分割可能な上部タンク1aおよび下部タンク1bからなり、内部に防湿用フィルムでパックされたコイル2が収納される。輸送用タンク1の上部タンク1aとコイル2との間には、輸送用タンク1に設けられたマンホール1cを介して油圧締付装置3が配設される。油圧締付装置3を駆動してコイル2を締め付け、コイル2を輸送用タンク1内に拘束した状態に保持して輸送される。油圧締付装置3と上部タンク1aの天板下面およびコイル2の上面との接触面に、摩擦係数の高い滑り防止材5を介在させてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場試験が完了した後、分解されて輸送される分解輸送変圧器におけるコイルの輸送装置およびその輸送方法に関する。
近年、電力需要の増大に伴い、送電系統も高電圧化するとともに送変電用に使用される変圧器も大容量化し、これに伴い変圧器の大形化、重量増大化が進んでいる。
一方、変圧器が設置される変電所は、山間地や都心部地下などの輸送条件がきわめて厳しい場所に設けられる場合が増加しており、このような場所に設置する変圧器においては、その輸送寸法と重量を大幅に低減することが必要になってくる。
従来、輸送制限が厳しい場所に設置する変圧器については、例えば三相変圧器の場合は、3台の単相変圧器で構成してそれぞれ別個に輸送し、現地で組み合わせ接続して三相変圧器を構成する分割輸送方式が採用されていたが、道路や橋梁などの使用における輸送上の制約がさらに厳しい場合には、変圧器を分解輸送する方式が採用されるようになってきている。
この分解輸送方式の変圧器は、例えば特許文献1に記載されているように、変圧器の工場試験が完了した後、変圧器を本体タンク、鉄心およびコイル等に分解して現地に輸送し、現地において、再度、鉄心にコイルを組み込んで本体タンク内に収納する等の組立作業を行なうことにより組み立てられる。
このような分解輸送変圧器の構成部品の中で、とりわけコイルは重要な部品であり、輸送中にコイルが損傷すれば、変圧器としての機能を当然失ってしまうので、輸送で生じる振動、衝撃等に十分耐える輸送構成を採用する必要がある。
従来、コイルの輸送にあたっては、防湿用フィルムでパックしたコイルを、分割可能な輸送用上部タンクおよび下部タンク内に模擬鉄心とともに収納し、模擬鉄心を介してコイルを強固に締付固定することにより、輸送中の振動、衝撃に対するコイルのずれ、損傷を防止するようにしている。
そしてこのコイルの輸送荷姿を完成させるまでに次のような組立手順がとられている。下部タンクの所定位置に模擬鉄心をボルト締結にて固定し、この模擬鉄心にフィルムパックされたコイルを挿入する。次いで模擬鉄心に締付板をボルトにより連結し、締付板とコイルとの間に油圧ラムを介在させ、油圧ラムを駆動してコイルに軸方向に沿った締付力を加える。強固に締め付けられたコイルと締付板との間に駒を挿入してコイルの締付状態を維持した後、油圧ラムの駆動を解除して取り外す。
コイルを模擬鉄心に拘束した後、上部タンクを被せ、上部タンクと下部タンクを連結する。上部タンクと締付板の間には、振れ止めを取付けて模擬鉄心を介してコイルを上部タンクおよび下部タンクに拘束するようにする。連結した上部タンクおよび下部タンク内を真空引き等により防湿処理し、輸送荷姿を完成して出荷する。
特開平6−196343号公報
ところで、上述したコイルの輸送装置においては、模擬鉄心、締付板、駒などの部品を使用しているために部品点数が多く、これら部品の製作に多大な費用を要するとともに上部タンクの高さ寸法も大きくなり、上部タンクが大型化するという問題があった。しかも部品点数が多いことから組立工数も多くなり、工場内での組立や現地での分解にも多大な時間を要し、総じて分解輸送するための費用が高くなるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、変圧器コイル輸送時に要求される機能を損なうことなく、組立工数および費用を大幅に低減することのできる変圧器コイル輸送を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の一つの態様は、分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、この輸送用タンクに設けられたマンホールを介して前記輸送用タンクの上部タンクと前記コイルとの間に配設され、前記コイルを締め付ける油圧締付装置と、を有することを特徴とする。
本発明に係る変圧器コイル輸送装置の他の一つの態様は、分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、この輸送用タンクにおける前記上部タンクおよび下部タンクの各フランジ部が互いに対向する部分に気密に取り付けられ、上下方向に伸縮可能で機密性を有する可撓管と、を有することを特徴とする。
本発明に係る変圧器コイル輸送装置の他の一つの態様は、分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクを有し、この輸送タンクにおける上部タンクの天板が、予め前記コイル側に向けて突出し、前記上部タンクおよび下部タンクが連結された際に変形してその反力により前記コイルを押圧するように構成されていること、を特徴とする。
本発明に係る変圧器コイル輸送装置の他の一つの態様は、分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、前記コイルの上面と前記上部タンクの天板との間に介在された弾性体と、を有することを特徴とする。
本発明に係る変圧器コイル輸送装置の他の一つの態様は、分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、前記コイルの上部および外周部に配設され、前記上部タンクに設けられたエアカプラを通して空気が給排され、膨張した際に前記コイルに密着して押圧するエアバッグ装置と、を有することを特徴とする。
本発明に係る変圧器コイル輸送方法の一つの態様は、コイルおよび鉄心を具備する変圧器を工場で組み立てた後に分解して、その後、当該工場以外の場所で再度組み立てるためにコイルおよび鉄心を個別に輸送する場合におけるコイル輸送方法であって、輸送用タンク内にコイルを収容し、前記輸送用タンクに設けられたマンホールを通して、当該輸送用タンク内の前記コイル上に油圧締付装置を配置し、前記油圧締付装置を油圧によって駆動して前記コイルと輸送用タンクとの間で互いに押し合うようにして輸送用タンク内で前記コイルを固定すること、を特徴とする。
本発明によれば、コイル輸送時に要求される機能を損なうことなく、コイルに締付力を加えてコイルを容易に輸送用タンク内に拘束することができ、組立工数および費用を大幅に低減することができる。
以下、本発明に係る変圧器コイル輸送装置および変圧器コイル輸送方法について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第1の実施形態を示す立断面図である。図1において、分解輸送変圧器は、工場試験が完了した後、本体タンク、鉄心、コイル等に分解されて現地に輸送される。そのうちコイルを輸送する輸送用タンク1は、分割可能な上部タンク1aと下部タンク1bにより構成されており、この輸送用タンク1の内部に、防湿用フィルムでパックされたコイル2が収納される。
輸送用タンク1における上部タンク1aとコイル2との間には、油圧締付装置3が配設されている。この油圧締付装置3は、上部タンク1aの天井部に設けられたマンホール1cを介して上部タンク1aとコイル2との間に配設された後、コイル2をその軸方向に沿って締め付けるように油圧で駆動されることにより、コイル2を、上部タンク1aと下部タンク1bの間に強固に固定するようになっている。
このコイルの輸送装置は次のようにして組み立てられる。まず下部タンク1b上の所定位置に防湿用フィルムでパックされたコイル2を設置する。次に下部タンク1bおよびコイル2に上部タンク1aを被せ、上部タンク1aおよび下部タンク1bの接合部に形成されたフランジ部1d,1eを、ボルト、ナット等の締結装置4により連結する。
次に上部タンク1aのマンホール1cを利用し、このマンホール1cを介して作業者が油圧締付装置3を上部タンク1aとコイル2との間に配設する。その後油圧締付装置3を駆動してコイル2をその軸方向に締め付け、コイル2を上部タンク1aと下部タンク1bとの間に強固に固定する。コイル2を油圧締付装置3により締め付け、マンホール1cに蓋1fを取り付けた状態で、輸送用タンク1内を真空引きしたり、真空引き後に不活性ガスを封入したりして防湿処理を施し、その後、輸送荷姿を完成させて出荷する。
このように本実施形態によれば、模擬鉄心や締付板等を使用せずにコイル2の輸送状態を構成することができるので、模擬鉄心等の製作が不要となり、これら部品を製作するための費用を削減することができるとともに上部タンク1aの高さ寸法を縮小することができて上部タンク1aの小型、軽量化を図ることができる。また模擬鉄心を下部タンク1bに固定する作業がなくなるため、工場における組立工数や組立時間の短縮が図れる。
さらにコイル2を下部タンク1b上に設置する作業においても、従来のように模擬鉄心へ挿入する作業がなくなり、下部タンク1b上に直置きして固定することが可能となるので、クレーン作業による位置決め等の調整作業が不要となる。コイル2の締付けについても、締付板や駒が不要になることから、締付板の取付け作業や油圧装置から駒への置換作業がなくなり、工数低減を図ることができる。
図2は、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第2の実施形態を示す立断面図である。図2において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、油圧締付装置3と上部タンク1aの天板下面およびコイル2の上面との接触面に、それぞれ摩擦係数の高い滑り防止材5を介在させたところにある。
滑り防止材5は、摩擦力を高めるために滑り止め加工を施した平鋼板、または材質的に摩擦係数の高いゴム状シート等により形成されており、予め油圧締付装置3の接触面に取り付けられている。これにより、油圧締付装置3が駆動されて接触面が上部タンク1aの天板下面とコイル2の上面に接触すると、その間の摩擦力が高められ、油圧締付装置3の上下面部分における水平方向の摩擦力が大きくなり、コイル2に対する締付力は同じでも、コイル2を滑り難くしてコイル2をさらに強固に保持することができる。
図3(a)および(b)は、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第3の実施形態を示し、そのうち(a)は組立の途中の状態を示す立断面図、(b)は組立完了後の状態を示す立断面図である。図3(a)および(b)において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、油圧締付装置に代えて伸縮可能な可撓管6を用いたところにある。
可撓管6は、金属等の機密性を有する材料によりベローズ状に形成され、その伸縮方向両端部は、輸送用タンク1における上部タンク1aおよび下部タンク1bの接合部に形成されたフランジ部1d,1eに、ボルト、ナット等の締結装置により気密に連結される。
この可撓管6を使用したコイルの輸送装置の組み立ては次のようにして行なわれる。まず下部タンク1bのフランジ部1e上に可撓管6の下端部を連結する。次いで防湿用フィルムによりパックされたコイル2を下部タンク1b上の所定位置に設置する。上部タンク1aをコイル2に被せる。この状態を図3(a)に示す。上部タンク1aは、予め高さ寸法が可撓管6の伸びる長さを考慮して製作されている。そして図示しない治具を用いて可撓管6を上方に伸長させ、図3(b)に示すように、その上端部を上部タンク1aのフランジ部1dに連結する。
これにより、可撓管6の下方向に作用する復元力が上部タンク1aに作用し、上部タンク1aを介してコイル2に軸方向締付力を付加することができ、コイル2を拘束した状態に保持することができる。
この場合、上部タンク1aに別途治具等を使用して下方向に作用する力を付加したり、上部タンク1aおよび下部タンク1bのフランジ部1d,1eの間隔を固定するために可撓管6の外周にフランジ部1d,1eを連結するスタッド、ナット等の固定装置7を設けることもできる。
このようにすれば、第1の実施形態における油圧締付装置の設置を省略することができて作業性が向上する。
図4(a)および(b)は、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第4の実施形態を示し、そのうち(a)は組立の途中の状態を示す立断面図、(b)は組立完了後の状態を示す立断面図である。図4(a)および(b)において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、油圧締付装置に代えて輸送用タンク1における上部タンク1aの天板に、予めコイル2側に向けて突出し、上部タンク1aおよび下部タンク1bが連結された際に変形してその反力によりコイル2を押圧する凸状部1gを設けたところにある。
上部タンク1aをコイル2に被せた際、上部タンク1aの天板の凸状部1gは、コイル2の上部に当接するように配置されるが、被せた当初の時点では上部タンク1aおよび下部タンク1bのフランジ部1d,1eの連結面は、図4(a)に示すように、ある程度のギャップg1が生じる寸法構成となっている。このギャップg1をなくすように別途治具等を用いて上部タンク1aに下方向の力を加え、図4(b)に示すように、フランジ部1d,1e同士を接合し、ボルト、ナット等の締結装置4により連結する。これにより、天板部分の凸状部1gがほぼ平板状になり、凸状部1gの反力によってコイル2の上面全体にわたって締付力を付加することができ、コイル2を輸送用タンク1に拘束することができる。
この実施形態においても、第1の実施形態における油圧締付装置の設置を省略することができて作業性を向上することができる。
図5(a)および(b)は、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第5の実施形態を示し、そのうち(a)は組立の途中の状態を示す立断面図、(b)は組立完了後の状態を示す立断面図である。図5(a)および(b)において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、油圧締付装置に代えてコイル2の上面と上部タンク1aの天板との間にゴム状弾性体8を介在させたところにある。
ゴム状弾性体8は、伸縮可能な弾性を有している。このゴム状弾性体8をコイル2の上面に配設して上部タンク1aを被せると、当初の時点では、上部タンク1aは、天板がコイル2の上部に当接する一方、上部タンク1aおよび下部タンク1bのフランジ部1d,1eの連結面は、図5(a)に示すように、ある程度のギャップg2が生じる寸法構成となっている。このギャップg2をなくすように別途治具等を用いて上部タンク1aに下方向の力を加え、図5(b)に示すように、フランジ部1d,1eどうしを接合してボルト、ナット等の締結装置4により連結する。これによりゴム状弾性体8が弾性変形し、その反力でもってコイル2を締め付けて拘束する力を発生させることができる。
この実施形態においても、第1の実施形態における油圧締付装置の設置を省略することができて作業性を向上することができる。
図6は、本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第6の実施形態を示す立断面図である。図6において、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、油圧締付装置に代えてコイル2の上部および外周部に、上部タンク1aに設けられたエアカプラ9を通して空気が給排され、膨張した際にコイル2に密着して押圧するエアバッグ装置10を設けたところにある。
エアバッグ装置10は、膨張した際にコイル2の上面および外周面に十分密着するような大きさを有し、輸送用タンク1内に収納したコイル2の上部および外周部に配設される。上部タンク1aを下部タンク1bに締結装置4により連結して真空引きを実施した後、これらエアバッグ装置10に、輸送用タンク1外部の空気供給源(図示せず)からエアカプラ9および配管11を介して空気を供給して膨張させることにより、コイル2の上面部および外周部に密着してコイル2を押圧することができ、コイル2を輸送用タンク1内に拘束することができる。
このようにすれば、エアバッグ装置10は、輸送用タンク1内への配設作業が非常に容易であるので、第1の実施形態における油圧締付装置を配設する場合よりも作業性を向上することができる。
本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第1の実施形態を示す立断面図である。 本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第2の実施形態を示す立断面図である。 本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第3の実施形態を示し、(a)は組立の途中の状態を示す立断面図、(b)は組立完了後の状態を示す立断面図である。 本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第4の実施形態を示し、(a)は組立の途中の状態を示す立断面図、(b)は組立完了後の状態を示す立断面図である。 本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第5の実施形態を示し、(a)は組立の途中の状態を示す立断面図、(b)は組立完了後の状態を示す立断面図である。 本発明に係る変圧器コイル輸送装置の第6の実施形態を示す立断面図である。
符号の説明
1…輸送用タンク
1a…上部タンク
1b…下部タンク
1c…マンホール
1d,1e…フランジ部
1f…蓋
1g…凸状部
2…コイル
3…油圧締付装置
4…締結装置
5…滑り防止材
6…可撓管
7…固定装置
8…ゴム状弾性体
9…エアカプラ
10…エアバッグ装置
11…配管

Claims (7)

  1. 分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、
    この輸送用タンクに設けられたマンホールを介して前記輸送用タンクの上部タンクと前記コイルとの間に配設され、前記コイルを締め付ける油圧締付装置と、
    を有することを特徴とする変圧器コイル輸送装置。
  2. 前記油圧締付装置と前記上部タンクの天板下面および前記コイルの上面との接触面に、摩擦係数の高い滑り防止材が介在されていることを特徴とする請求項1に記載の変圧器コイル輸送装置。
  3. 分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、
    この輸送用タンクにおける前記上部タンクおよび下部タンクの各フランジ部が互いに対向する部分に気密に取り付けられ、上下方向に伸縮可能で機密性を有する可撓管と、
    を有することを特徴とする変圧器コイル輸送装置。
  4. 分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクを有し、
    この輸送用タンクにおける上部タンクの天板が、予め前記コイル側に向けて突出し、前記上部タンクおよび下部タンクが連結された際に変形してその反力により前記コイルを押圧するように構成されていること、
    を特徴とする変圧器コイル輸送装置。
  5. 分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、
    前記コイルの上面と前記上部タンクの天板との間に介在された弾性体と、
    を有することを特徴とする変圧器コイル輸送装置。
  6. 分割可能な上部タンクおよび下部タンクにより構成され、内部にコイルが収納される輸送用タンクと、
    前記コイルの上部および外周部に配設され、前記上部タンクに設けられたエアカプラを通して空気が給排され、膨張した際に前記コイルに密着して押圧するエアバッグ装置と、
    を有することを特徴とする変圧器コイル輸送装置。
  7. コイルおよび鉄心を具備する変圧器を工場で組み立てた後に分解して、その後、当該工場以外の場所で再度組み立てるためにコイルおよび鉄心を個別に輸送する場合におけるコイル輸送方法であって、
    輸送用タンク内にコイルを収容し、
    前記輸送用タンクに設けられたマンホールを通して、当該輸送用タンク内の前記コイル上に油圧締付装置を配置し、
    前記油圧締付装置を油圧によって駆動して前記コイルと輸送用タンクとの間で互いに押し合うようにして輸送用タンク内で前記コイルを固定すること、
    を特徴とする変圧器コイル輸送方法。
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