JPH1176103A - 便座、便蓋の半自動開閉装置 - Google Patents
便座、便蓋の半自動開閉装置Info
- Publication number
- JPH1176103A JPH1176103A JP9244495A JP24449597A JPH1176103A JP H1176103 A JPH1176103 A JP H1176103A JP 9244495 A JP9244495 A JP 9244495A JP 24449597 A JP24449597 A JP 24449597A JP H1176103 A JPH1176103 A JP H1176103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- toilet
- toilet seat
- torque
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K13/00—Seats or covers for all kinds of closets
- A47K13/10—Devices for raising and lowering, e.g. tilting or lifting mechanisms; Collapsible or rotating seats or covers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作コストを極力低く押さえることができた
上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半自動開閉装
置を提供する。 【解決手段】 開放状態の便座乃至便蓋を閉じる方向に
そのモーメントの反転ポイントを超えるまで回転させる
モータと、上記モータの駆動力を上記便座乃至便蓋に伝
達する減速装置と、上記便座乃至便蓋が自重により上記
反転ポイントをから閉じる方向に回転するときその回転
を抑制するダンパーとを少なくとも備える。
上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半自動開閉装
置を提供する。 【解決手段】 開放状態の便座乃至便蓋を閉じる方向に
そのモーメントの反転ポイントを超えるまで回転させる
モータと、上記モータの駆動力を上記便座乃至便蓋に伝
達する減速装置と、上記便座乃至便蓋が自重により上記
反転ポイントをから閉じる方向に回転するときその回転
を抑制するダンパーとを少なくとも備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器の便座、
便蓋の半自動開閉装置に関する。
便蓋の半自動開閉装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、洋式便器の便座や便蓋の開閉装置
として、モータを用いて自動的に開閉する自動開閉装置
と、手動により開閉するが、閉成時においてダンパーを
きかせて急激に便座や便蓋が落下しないようにした開閉
装置とが公知である。
として、モータを用いて自動的に開閉する自動開閉装置
と、手動により開閉するが、閉成時においてダンパーを
きかせて急激に便座や便蓋が落下しないようにした開閉
装置とが公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知の自
動開閉装置は、便座や便蓋を開閉するために必要とされ
るトルクを持ったモータを必要とし、このようなモータ
はそれに相当する大きさと、高い価格を持っており、装
置の小型化及び低価格化の要望に応えきれないという問
題があった。
動開閉装置は、便座や便蓋を開閉するために必要とされ
るトルクを持ったモータを必要とし、このようなモータ
はそれに相当する大きさと、高い価格を持っており、装
置の小型化及び低価格化の要望に応えきれないという問
題があった。
【０００４】他方、上述した従来公知の手動による開閉
装置は、製作コストが安いという利点を有するが、洋式
便器の使用時に便座や便蓋を開いた後、使用後にそのま
まの状態で閉め忘れてしまうことが多く、次に使用する
人に不快な印象を与えるという問題があった。
装置は、製作コストが安いという利点を有するが、洋式
便器の使用時に便座や便蓋を開いた後、使用後にそのま
まの状態で閉め忘れてしまうことが多く、次に使用する
人に不快な印象を与えるという問題があった。
【０００５】本発明は上述した問題点を解決するために
為されたものであり、製作コストを極力低く押さえるこ
とができた上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半
自動開閉装置を提供せんとするにある。
為されたものであり、製作コストを極力低く押さえるこ
とができた上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半
自動開閉装置を提供せんとするにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の便座、便蓋の
半自動開閉装置は、モータにより開放状態の便座や便蓋
を閉じる方向にそのモーメントの反転ポイントを超える
まで回転させるようにし、その後は、便座や便蓋がその
自重により回転する回転力を利用して回転させるように
し、そして、ダンパーによりその回転を制御し急激に落
下しないようにして成る。
半自動開閉装置は、モータにより開放状態の便座や便蓋
を閉じる方向にそのモーメントの反転ポイントを超える
まで回転させるようにし、その後は、便座や便蓋がその
自重により回転する回転力を利用して回転させるように
し、そして、ダンパーによりその回転を制御し急激に落
下しないようにして成る。
【０００７】請求項２の便座、便蓋の半自動開閉装置
は、請求項１の便座、便蓋の半自動開閉装置において、
モータによる駆動力を便座や便蓋に伝達する駆動力伝達
経路にトルクリミッタを設けてなる。
は、請求項１の便座、便蓋の半自動開閉装置において、
モータによる駆動力を便座や便蓋に伝達する駆動力伝達
経路にトルクリミッタを設けてなる。
【０００８】
【作用】請求項１のように構成すると、モータは開放状
態にある便座や便蓋を完全な閉止状態にするまで駆動す
ることは必要ではなく、閉じる方向にそのモーメントの
反転ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便座や
便蓋の自重で回転するので、モータとして駆動力の大き
なものを用いる必要はない。従って、小型で安価なモー
タを用いて便座や便蓋の閉め忘れの生じるおそれをなく
すことができるものである。
態にある便座や便蓋を完全な閉止状態にするまで駆動す
ることは必要ではなく、閉じる方向にそのモーメントの
反転ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便座や
便蓋の自重で回転するので、モータとして駆動力の大き
なものを用いる必要はない。従って、小型で安価なモー
タを用いて便座や便蓋の閉め忘れの生じるおそれをなく
すことができるものである。
【０００９】そして、便座や便蓋が自重で回転するとき
その回転を制御するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止するようにす
ることができる。
その回転を制御するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止するようにす
ることができる。
【００１０】請求項２のように構成すると、例えば手動
による急激な閉成操作を行いトルクオーバーという異常
が発生したとき、そのトルクの伝達がトルクリミッタに
より阻まれるので、トルクオーバー（過負荷）による機
構破壊を防止することができる。
による急激な閉成操作を行いトルクオーバーという異常
が発生したとき、そのトルクの伝達がトルクリミッタに
より阻まれるので、トルクオーバー（過負荷）による機
構破壊を防止することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に従って詳細に説明する。図面は本発明の一実施例を
示し、図１は本発明に係る洋式便器の便座や便蓋の開閉
装置を便器本体に取り付けて見た平面図、図２は同じく
一部省略の一部断面側面図である。図１、図２におい
て、便器本体１の後端部上部には、操作機構部Ａが取り
付けられており、この操作機構部Ａに所定間隔を空けて
上下方向に取付穴ａ，ａが設けられ、この取付穴ａ，ａ
（一方のみ表示）にその下部を着脱自在に挿入させて一
対のヒンジケース２，２が取り付けられている。尚、こ
のヒンジケース２，２は操作機構部Ａや便器本体１上部
に取付ネジ等を用いて固着しても良い。
態に従って詳細に説明する。図面は本発明の一実施例を
示し、図１は本発明に係る洋式便器の便座や便蓋の開閉
装置を便器本体に取り付けて見た平面図、図２は同じく
一部省略の一部断面側面図である。図１、図２におい
て、便器本体１の後端部上部には、操作機構部Ａが取り
付けられており、この操作機構部Ａに所定間隔を空けて
上下方向に取付穴ａ，ａが設けられ、この取付穴ａ，ａ
（一方のみ表示）にその下部を着脱自在に挿入させて一
対のヒンジケース２，２が取り付けられている。尚、こ
のヒンジケース２，２は操作機構部Ａや便器本体１上部
に取付ネジ等を用いて固着しても良い。
【００１２】このヒンジケース２，２の上側の互いの対
向側部からは、それぞれ軸方向の両側部をカットするこ
とにより、断面が略楕円形状を呈した出力シャフト３，
３の取付軸部３ａ，３ａが突出させられており、便座４
の一方の取付部４ａがその断面略楕円形状の変形取付孔
を軸挿係合することによって、上記出力シャフト３と共
に回転するように取り付けられている。このシャフト３
の取付軸部３ａには、さらに便蓋５の取付部５ａがその
断面円形の軸挿孔に取付軸部３ａを軸挿させることによ
り、回転自在となるように軸受けされている。
向側部からは、それぞれ軸方向の両側部をカットするこ
とにより、断面が略楕円形状を呈した出力シャフト３，
３の取付軸部３ａ，３ａが突出させられており、便座４
の一方の取付部４ａがその断面略楕円形状の変形取付孔
を軸挿係合することによって、上記出力シャフト３と共
に回転するように取り付けられている。このシャフト３
の取付軸部３ａには、さらに便蓋５の取付部５ａがその
断面円形の軸挿孔に取付軸部３ａを軸挿させることによ
り、回転自在となるように軸受けされている。
【００１３】出力シャフト３，３の左側のものの取付軸
部３ａには、今度は便座４の取付部４ａがそこに設けら
れた断面円形の軸挿孔に該取付軸部３ａを軸挿させるこ
とにより、回転自在に軸受けされており、便蓋５のもう
一方の取付部５ａがそこに設けられた変形取付孔を取付
軸部３ａへ挿入係合させることにより、この左側の出力
シャフト３，３と共に回転するように取り付けられてい
る。
部３ａには、今度は便座４の取付部４ａがそこに設けら
れた断面円形の軸挿孔に該取付軸部３ａを軸挿させるこ
とにより、回転自在に軸受けされており、便蓋５のもう
一方の取付部５ａがそこに設けられた変形取付孔を取付
軸部３ａへ挿入係合させることにより、この左側の出力
シャフト３，３と共に回転するように取り付けられてい
る。
【００１４】つまり、本発明に係る開閉装置Ｂ，Ｂは、
便器本体１上に左右一対設けられ、右側のものが便座４
用であり、左側のものは便蓋５用である。勿論この逆で
あっても良い。図３乃至図５は本実施例の要部である開
閉装置Ｂ，Ｂのうち、右側の開閉装置Ｂを示し、以下こ
の右側の開閉装置Ｂについてのみ説明する。尚、図３は
側面図、図４は正面図、図５は平面図である。
便器本体１上に左右一対設けられ、右側のものが便座４
用であり、左側のものは便蓋５用である。勿論この逆で
あっても良い。図３乃至図５は本実施例の要部である開
閉装置Ｂ，Ｂのうち、右側の開閉装置Ｂを示し、以下こ
の右側の開閉装置Ｂについてのみ説明する。尚、図３は
側面図、図４は正面図、図５は平面図である。
【００１５】図面において、１０はヒンジケース２内に
設けられたモータで、開放状態にある便座を閉じる方向
にそのモーメントの反転ポイントを超えるまで回転させ
る。尚、本発明に係る洋式便器は、使用者が手で閉止状
態の便座を開いて開放状態にするようになっている。そ
して、使用者が用を足してそのまま便器から離れてもあ
る時間経過したときモータ１０が便座４を閉じるべく自
動的に起動するようになっている。例えば、便座４が完
全な開放状態になったことを検知する、あるいは便座に
いた人がその場を去ったことを検知するセンサと、該セ
ンサが開放状態になったとき所定時間計時するタイマー
を備え、該タイマーがその所定時間の計時を終えたとき
該モータ１０を起動するようになっている。
設けられたモータで、開放状態にある便座を閉じる方向
にそのモーメントの反転ポイントを超えるまで回転させ
る。尚、本発明に係る洋式便器は、使用者が手で閉止状
態の便座を開いて開放状態にするようになっている。そ
して、使用者が用を足してそのまま便器から離れてもあ
る時間経過したときモータ１０が便座４を閉じるべく自
動的に起動するようになっている。例えば、便座４が完
全な開放状態になったことを検知する、あるいは便座に
いた人がその場を去ったことを検知するセンサと、該セ
ンサが開放状態になったとき所定時間計時するタイマー
を備え、該タイマーがその所定時間の計時を終えたとき
該モータ１０を起動するようになっている。
【００１６】１１は径の異なる二つの歯車１１ａ，１１
ｂを一体的に形成した第１の減速ギアで、その大径の歯
車１１ｂが該モータ１０の出力軸に固定された駆動ギア
１０ａと噛合する状態でヒンジケース２に回転自在に軸
架されており、その噛合状態の保持にスペーサが用いら
れている。１２は径の異なる二つの歯車１２ａ，１２ｂ
を一体的に形成した第２の減速ギアで、その大径の歯車
１２ｂが第１の減速ギア１１の小径の歯車１１ａに噛合
した状態でヒンジケース２に回転自在に軸架されてお
り、その噛合状態の保持にスペーサが用いられている。
１３は径の異なる歯車１３ａ，１３ｂを一体的に形成し
た第３の減速ギアで、その大径の歯車１３ｂが第２の減
速ギア１２の小径の歯車１２ａに噛合した状態でヒンジ
ケース２に回転自在に軸架されており、その噛合状態の
保持にスペーサが用いられている。
ｂを一体的に形成した第１の減速ギアで、その大径の歯
車１１ｂが該モータ１０の出力軸に固定された駆動ギア
１０ａと噛合する状態でヒンジケース２に回転自在に軸
架されており、その噛合状態の保持にスペーサが用いら
れている。１２は径の異なる二つの歯車１２ａ，１２ｂ
を一体的に形成した第２の減速ギアで、その大径の歯車
１２ｂが第１の減速ギア１１の小径の歯車１１ａに噛合
した状態でヒンジケース２に回転自在に軸架されてお
り、その噛合状態の保持にスペーサが用いられている。
１３は径の異なる歯車１３ａ，１３ｂを一体的に形成し
た第３の減速ギアで、その大径の歯車１３ｂが第２の減
速ギア１２の小径の歯車１２ａに噛合した状態でヒンジ
ケース２に回転自在に軸架されており、その噛合状態の
保持にスペーサが用いられている。
【００１７】１４はトルク伝達ギアで、第３の減速ギア
１３の小径の歯車１３ａに噛合した状態で回転シャフト
１６に回転自在に外嵌されている。１５は出力ギアで、
その中心孔には前述の回転シャフト１６が係合挿入され
ており、この回転シャフト１６の軸方向に出力シャフト
３が挿入固定されている。１７は上記回転シャフト１６
に外嵌されたコイルスプリングで、上記トルク伝達ギア
１４を上記出力ギア１５に押圧する。そのコイルスプリ
ング１７による押圧力により生じる摩擦力を介してトル
ク伝達ギア１４から出力ギア１５へのトルクの伝達が為
される。伝達するトルクがその摩擦力を越えて異常に大
きいときはトルク伝達ギア１４が空回りして異常に大き
なトルクの出力ギア１５への伝達が回避される。即ち、
コイルスプリング１７によりトルク伝達ギア１４を出力
ギア１５に押圧して該ギア１４・１５間の摩擦力を介し
てトルクを伝達する機構はトルクリミッタＴを構成す
る。出力ギア１５が回転すると、そのトルクが上記出力
シャフト３を介して便座４に伝達される。尚、トルク伝
達ギア１４から出力ギア１５へトルク伝達する手段は、
実施例のものではトルク伝達ギア１４の一側面に放射状
に配置した図示してない複数の突起と、出力ギア１５の
一側面に設けた前記複数の突起を嵌入させた同じく複数
の凹部から構成されているが、これに限定されるもので
はない。通常のフリクションを利用したものや粘性流体
を用いたもの等が考えられる。
１３の小径の歯車１３ａに噛合した状態で回転シャフト
１６に回転自在に外嵌されている。１５は出力ギアで、
その中心孔には前述の回転シャフト１６が係合挿入され
ており、この回転シャフト１６の軸方向に出力シャフト
３が挿入固定されている。１７は上記回転シャフト１６
に外嵌されたコイルスプリングで、上記トルク伝達ギア
１４を上記出力ギア１５に押圧する。そのコイルスプリ
ング１７による押圧力により生じる摩擦力を介してトル
ク伝達ギア１４から出力ギア１５へのトルクの伝達が為
される。伝達するトルクがその摩擦力を越えて異常に大
きいときはトルク伝達ギア１４が空回りして異常に大き
なトルクの出力ギア１５への伝達が回避される。即ち、
コイルスプリング１７によりトルク伝達ギア１４を出力
ギア１５に押圧して該ギア１４・１５間の摩擦力を介し
てトルクを伝達する機構はトルクリミッタＴを構成す
る。出力ギア１５が回転すると、そのトルクが上記出力
シャフト３を介して便座４に伝達される。尚、トルク伝
達ギア１４から出力ギア１５へトルク伝達する手段は、
実施例のものではトルク伝達ギア１４の一側面に放射状
に配置した図示してない複数の突起と、出力ギア１５の
一側面に設けた前記複数の突起を嵌入させた同じく複数
の凹部から構成されているが、これに限定されるもので
はない。通常のフリクションを利用したものや粘性流体
を用いたもの等が考えられる。
【００１８】１８は流体式のダンパーで、ヒンジケース
２内に設けられ、そのダンパー歯車１９が上記出力ギア
１５と噛合させられている。図６、図７はこのダンパー
１８を示すもので、図４は縦断面図、図５は側断面図で
ある。２０はダンパーケース本体で、この内部には回転
シャフト２１が回転可能に軸架されている。２２，２２
はこの回転シャフト２１の略中央部の対向位置に立設さ
れた一対のバルブで、このバルブ２２，２２は下記のよ
うに構成されている。
２内に設けられ、そのダンパー歯車１９が上記出力ギア
１５と噛合させられている。図６、図７はこのダンパー
１８を示すもので、図４は縦断面図、図５は側断面図で
ある。２０はダンパーケース本体で、この内部には回転
シャフト２１が回転可能に軸架されている。２２，２２
はこの回転シャフト２１の略中央部の対向位置に立設さ
れた一対のバルブで、このバルブ２２，２２は下記のよ
うに構成されている。
【００１９】即ち、バルブ２２，２２は、図５に示した
ように、回転シャフト２１に１８０°間隔を置いて突設
された一対の羽根部２３，２３と、この羽根部２３，２
３の縁部より半径方向に設けられた長溝２４，２４と、
この長溝２４，２４の一側部から羽根部２３，２３の回
転方向の一方の側部へ向けて設けられた長孔２５，２５
と、上記長溝２４，２４のもう一方の側部から羽根部２
３，２３の回転方向のもう一方の側部へ向けて設けられ
た切欠２６，２６と、上記長溝２４，２４内部に揺動可
能に収装されたところのその揺動端部側に凹部２７ａ，
２７ａを設けたバルブ弁２７，２７とから構成されてい
る。
ように、回転シャフト２１に１８０°間隔を置いて突設
された一対の羽根部２３，２３と、この羽根部２３，２
３の縁部より半径方向に設けられた長溝２４，２４と、
この長溝２４，２４の一側部から羽根部２３，２３の回
転方向の一方の側部へ向けて設けられた長孔２５，２５
と、上記長溝２４，２４のもう一方の側部から羽根部２
３，２３の回転方向のもう一方の側部へ向けて設けられ
た切欠２６，２６と、上記長溝２４，２４内部に揺動可
能に収装されたところのその揺動端部側に凹部２７ａ，
２７ａを設けたバルブ弁２７，２７とから構成されてい
る。
【００２０】ダンパーケース本体２０の内周壁から一対
のストッパー片２８，２８が半径方向に突設され、回転
シャフト２１の表面に接することにより、ダンパーケー
ス本体２０内を２分割している。ダンパーケース本体２
０内には例えばシリコンオイルのような粘性流体２９が
充填されている。そして、上記回転シャフト２１のダン
パーケース本体２０の側壁から貫通した部分には上記ダ
ンパー歯車１９が固定され、このダンパー歯車１９が上
記出力ギア１５に噛合させられているのである。
のストッパー片２８，２８が半径方向に突設され、回転
シャフト２１の表面に接することにより、ダンパーケー
ス本体２０内を２分割している。ダンパーケース本体２
０内には例えばシリコンオイルのような粘性流体２９が
充填されている。そして、上記回転シャフト２１のダン
パーケース本体２０の側壁から貫通した部分には上記ダ
ンパー歯車１９が固定され、このダンパー歯車１９が上
記出力ギア１５に噛合させられているのである。
【００２１】次に、動作を、動作説明図である図８及び
トルク変化図である図９を参照して説明する。使用時に
当っては使用者が手で便座４を開く。すると、便座４は
開放角度が開放限界角度である１１０°で停止させられ
る。この時、便座と共に回転する出力ギアを介して回転
トルクがダンパー１８とトルク伝達ギア１４へ加わる
が、ダンパー１８はバルブ２２，２２が粘性流体１９を
スムーズに流通させるので、内部機構が破壊されること
がない。他方トルク伝達ギア１４は過剰なトルクが加わ
ると、出力ギア１５との間に空回りが生じ、回転を停止
するので、これによっても減速ギア１１，１２，１３で
構成される減速機構が破壊されてしまうことがない。使
用者が用を足し終えてそのまま便器から去ると、その
後、所定時間経過すると（便座４を開放角度１１０°で
停止になってから所定時間、あるいは用を足した人が便
器から去ってから所定時間経過したとき）モータ１０が
自動的に起動する。
トルク変化図である図９を参照して説明する。使用時に
当っては使用者が手で便座４を開く。すると、便座４は
開放角度が開放限界角度である１１０°で停止させられ
る。この時、便座と共に回転する出力ギアを介して回転
トルクがダンパー１８とトルク伝達ギア１４へ加わる
が、ダンパー１８はバルブ２２，２２が粘性流体１９を
スムーズに流通させるので、内部機構が破壊されること
がない。他方トルク伝達ギア１４は過剰なトルクが加わ
ると、出力ギア１５との間に空回りが生じ、回転を停止
するので、これによっても減速ギア１１，１２，１３で
構成される減速機構が破壊されてしまうことがない。使
用者が用を足し終えてそのまま便器から去ると、その
後、所定時間経過すると（便座４を開放角度１１０°で
停止になってから所定時間、あるいは用を足した人が便
器から去ってから所定時間経過したとき）モータ１０が
自動的に起動する。
【００２２】すると、そのトルクが第１の減速ギア１
１、第２の減速ギア１２、第３の減速ギア１３を介して
トルク伝達ギア１４へ伝達され、更に、該ギア１４から
出力ギア１５へ伝達され、該ギア１５から回転シャフト
１６及び出力シャフト３を介して便座４に伝達され、該
便座４は閉じる方向に回動される。この回動は、開放角
度が１１０°から自立角度９０°を越えて８０°に達す
る迄行う。即ち、便座４の開放角度が８０°に達したら
モータ１０が自動的に動作を停止するようにされている
のである。モータ１０による回動を開放角度が８０°に
達するまで行うのは、その角度が便座４の自重による閉
止方向への回動が確実に開始される角度、換言すれば、
便座４のモーメントが反転する反転ポイントを越えた点
だからである。この動作が図９における（１）の動作で
ある。
１、第２の減速ギア１２、第３の減速ギア１３を介して
トルク伝達ギア１４へ伝達され、更に、該ギア１４から
出力ギア１５へ伝達され、該ギア１５から回転シャフト
１６及び出力シャフト３を介して便座４に伝達され、該
便座４は閉じる方向に回動される。この回動は、開放角
度が１１０°から自立角度９０°を越えて８０°に達す
る迄行う。即ち、便座４の開放角度が８０°に達したら
モータ１０が自動的に動作を停止するようにされている
のである。モータ１０による回動を開放角度が８０°に
達するまで行うのは、その角度が便座４の自重による閉
止方向への回動が確実に開始される角度、換言すれば、
便座４のモーメントが反転する反転ポイントを越えた点
だからである。この動作が図９における（１）の動作で
ある。
【００２３】便座４の開放角度が自重による閉止方向へ
の回動可能な角度８０°に達し、モータ１０が停止した
状態になると、便座４は当然のことながら、自重により
閉止方向の回動を開始する。このときの便座４のモーメ
ントはまだ相当に小さい。しかし、小さいながらも閉止
方向に回動を続ける。そして、この段階では、上記流体
式ダンパー１８の便座４の回動に抗するトルクは便座４
のモーメントよりも小さいので、便座４の回動は加速す
る傾向にある。斯かる動作が図９における（２）の動作
である。
の回動可能な角度８０°に達し、モータ１０が停止した
状態になると、便座４は当然のことながら、自重により
閉止方向の回動を開始する。このときの便座４のモーメ
ントはまだ相当に小さい。しかし、小さいながらも閉止
方向に回動を続ける。そして、この段階では、上記流体
式ダンパー１８の便座４の回動に抗するトルクは便座４
のモーメントよりも小さいので、便座４の回動は加速す
る傾向にある。斯かる動作が図９における（２）の動作
である。
【００２４】便座４の回動が加速により速くなると、そ
れに伴い流体式ダンパー１８のトルクが大きくなり、こ
のトルクが便座４のモーメントを越える。その結果、便
座４の回動が加速から減速に転じ、回動速度が遅くな
り、便座４がソフトに閉止する。即ち、流体式ダンパー
１８のダンパー動作によりソフトな閉止が可能になるの
である。
れに伴い流体式ダンパー１８のトルクが大きくなり、こ
のトルクが便座４のモーメントを越える。その結果、便
座４の回動が加速から減速に転じ、回動速度が遅くな
り、便座４がソフトに閉止する。即ち、流体式ダンパー
１８のダンパー動作によりソフトな閉止が可能になるの
である。
【００２５】ところで、その流体式ダンパー１８のダン
パー動作を説明すると、便座４の閉成動作に伴って回転
する出力ギア１５によりダンパー歯車１９が回転し、延
いては回転シャフト２１が回転する。すると、この回転
シャフト２１の回動によりバルブ弁２７，２７が長溝２
４，２４内を切欠２６，２６側から長孔２５，２５側へ
揺動し、この長孔２５，２５を塞いだ状態になる。する
と、粘性流体２９はダンパーケース本体２０の内周と羽
根部２３，２３との間の間隙のみを通じて流通すること
が余儀なくされ、これによりダンパー作用が生じるので
ある。この流体式ダンパー１８のトルクが便座４のモー
メントを越えた状態における動作が図９の（３）の動作
である。
パー動作を説明すると、便座４の閉成動作に伴って回転
する出力ギア１５によりダンパー歯車１９が回転し、延
いては回転シャフト２１が回転する。すると、この回転
シャフト２１の回動によりバルブ弁２７，２７が長溝２
４，２４内を切欠２６，２６側から長孔２５，２５側へ
揺動し、この長孔２５，２５を塞いだ状態になる。する
と、粘性流体２９はダンパーケース本体２０の内周と羽
根部２３，２３との間の間隙のみを通じて流通すること
が余儀なくされ、これによりダンパー作用が生じるので
ある。この流体式ダンパー１８のトルクが便座４のモー
メントを越えた状態における動作が図９の（３）の動作
である。
【００２６】尚、異常動作により例えばモータ１０の発
生トルクが異常に大きくなったような場合には、そのト
ルクが減速ギア１１，１２，１３によりトルク伝達ギア
１４迄伝達されたとしても、そのギア１４から出力ギア
１５へは伝達されず、該トルク伝達ギア１４が空回りす
る。というのは、トルク伝達ギア１４から出力ギア１５
へのトルク伝達は、該ギア１４をコイルスプリング１７
によりギア１５へ押圧することにより生じた該ギア１４
・１５間の凹凸嵌合を介して行われ、この凹凸嵌合を越
えるトルクを伝達することはできないからである。即
ち、前述のように、ギア１４，１５、コイルスプリング
１７はトルクリミッタＴを構成しているのであり、該ト
ルクリミッタＴにより制限したトルク値を越える大きさ
のトルクは出力ギア１５、便座４、流体式ダンパー１８
側へは伝達されない。また逆に、便座４、流体式ダンパ
ー１８、出力ギア１５側で発生したトルク異常は、トル
ク伝達ギア１４側へは伝達されない。依って、トルク異
常による機械破壊不良をなくすることができる。
生トルクが異常に大きくなったような場合には、そのト
ルクが減速ギア１１，１２，１３によりトルク伝達ギア
１４迄伝達されたとしても、そのギア１４から出力ギア
１５へは伝達されず、該トルク伝達ギア１４が空回りす
る。というのは、トルク伝達ギア１４から出力ギア１５
へのトルク伝達は、該ギア１４をコイルスプリング１７
によりギア１５へ押圧することにより生じた該ギア１４
・１５間の凹凸嵌合を介して行われ、この凹凸嵌合を越
えるトルクを伝達することはできないからである。即
ち、前述のように、ギア１４，１５、コイルスプリング
１７はトルクリミッタＴを構成しているのであり、該ト
ルクリミッタＴにより制限したトルク値を越える大きさ
のトルクは出力ギア１５、便座４、流体式ダンパー１８
側へは伝達されない。また逆に、便座４、流体式ダンパ
ー１８、出力ギア１５側で発生したトルク異常は、トル
ク伝達ギア１４側へは伝達されない。依って、トルク異
常による機械破壊不良をなくすることができる。
【００２７】ところで、以上は左側の便座４用開閉装置
Ｂについてのみ説明したが、右側の便蓋５用の開閉装置
Ｂについても図２に示した閉成位置から便蓋５を開閉す
ることになるが、開閉装置Ｂの構造、動作は基本的には
便座の場合と同じであるので、便蓋５用開閉装置Ｂの構
造、動作の説明を省略する。
Ｂについてのみ説明したが、右側の便蓋５用の開閉装置
Ｂについても図２に示した閉成位置から便蓋５を開閉す
ることになるが、開閉装置Ｂの構造、動作は基本的には
便座の場合と同じであるので、便蓋５用開閉装置Ｂの構
造、動作の説明を省略する。
【００２８】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏しうる。
のような効果を奏しうる。
【００２９】請求項１のように構成すると、モータは開
放状態にある便座や便蓋を完全な閉止状態にするまで駆
動することは必要ではなく、閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便
座や便蓋の自重で回転するので、モータとして駆動力の
大きなものを用いる必要はない。従って、小型で安価な
モータを用いて便座や便蓋の閉め忘れの生じるおそれを
なくすことができ、延いては便座、便蓋の半自動開閉装
置の小型化、低価格化の要請に応えることができる。
放状態にある便座や便蓋を完全な閉止状態にするまで駆
動することは必要ではなく、閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便
座や便蓋の自重で回転するので、モータとして駆動力の
大きなものを用いる必要はない。従って、小型で安価な
モータを用いて便座や便蓋の閉め忘れの生じるおそれを
なくすことができ、延いては便座、便蓋の半自動開閉装
置の小型化、低価格化の要請に応えることができる。
【００３０】そして、便座や便蓋が自重で回転するとき
その回転を抑制するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止することがで
きる。
その回転を抑制するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止することがで
きる。
【００３１】請求項２のように構成すると、トルクオー
バーという異常が発生したときそのトルクの伝達がトル
クリミッタにより阻まれるので、トルクオーバー（過負
荷）による機構破壊を防止することができる。
バーという異常が発生したときそのトルクの伝達がトル
クリミッタにより阻まれるので、トルクオーバー（過負
荷）による機構破壊を防止することができる。
【図１】本発明に係る洋式便器の便座、便蓋の半自動開
閉装置を便器本体に取り付けて見た平面図である。
閉装置を便器本体に取り付けて見た平面図である。
【図２】本発明に係る洋式便器の便座、便蓋の半自動開
閉装置を便器本体に取り付けて見た一部省略の一部断面
側面図である。
閉装置を便器本体に取り付けて見た一部省略の一部断面
側面図である。
【図３】本実施例の要部である開閉装置Ｂ、Ｂのうち、
右側の開閉装置Ｂを示す側面図である。
右側の開閉装置Ｂを示す側面図である。
【図４】図３に示した開閉装置Ｂの正面図である。
【図５】図３に示した開閉装置Ｂの平面図である。
【図６】ダンパーを示す縦断面図である。
【図７】図６のＡ−Ａ線断面図である。
【図８】開閉装置の動作説明図である。
【図９】開閉装置のトルク変化図である。
１ 便器本体 ３ 出力シャフト ４ 便座 ５ 便蓋 １０ モータ １１，１２，１３ 減速ギア １４ トルク伝達ギア １５ 出力ギア １６ 回転シャフト １７ コイルスプリング １８ ダンパー １９ ダンパー歯車 ２０ ダンパーケース本体 ２１ 回転シャフト ２２ バルブ ２９ 粘性流体 Ｔ トルクリミッタ
Claims (2)
- 【請求項１】 開放状態の便座乃至便蓋を閉じる方向に
そのモーメントの反転ポイントを超えるまで回転させる
モータと、上記モータの駆動力を上記便座乃至便蓋に伝
達する減速装置と、上記便座乃至便蓋が自重により上記
反転ポイントをから閉じる方向に回転するときその回転
を抑制するダンパーとを少なくとも備えたことを特徴と
する、便座、便蓋の半自動開閉装置。 - 【請求項２】 モータによる駆動力を便座乃至便蓋に伝
達する駆動力伝達経路にトルクリミッタを設けてなるこ
とを特徴とする、請求項１記載の便座、便蓋の半自動開
閉装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9244495A JPH1176103A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 便座、便蓋の半自動開閉装置 |
| US09/148,676 US6067667A (en) | 1997-09-09 | 1998-09-04 | Semi-automatic closing device for seat lid of toilet bowl |
| TW087214656U TW367809U (en) | 1997-09-09 | 1998-09-04 | Semi-automatic closing device for seat lid of toilet bowl |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9244495A JPH1176103A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 便座、便蓋の半自動開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1176103A true JPH1176103A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17119524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9244495A Pending JPH1176103A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 便座、便蓋の半自動開閉装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6067667A (ja) |
| JP (1) | JPH1176103A (ja) |
| TW (1) | TW367809U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6775854B2 (en) | 2002-06-24 | 2004-08-17 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Toilet cover opening/closing device |
| US8112826B2 (en) | 2008-04-23 | 2012-02-14 | Woongjin Coway Co., Ltd. | Apparatus and method for controlling opening and closing unit by using counter electromotive force of motor |
| JP2012110457A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Mitsubishi Materials Cmi Corp | 便蓋および便座の開閉機構 |
| KR101181327B1 (ko) * | 2008-04-23 | 2012-09-11 | 웅진코웨이주식회사 | 모터의 역기전력을 이용한 개폐수단의 제어장치 및 제어방법 |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3715804B2 (ja) * | 1998-10-19 | 2005-11-16 | 小島プレス工業株式会社 | 開閉型内装装置 |
| WO2002062191A1 (en) * | 2001-02-08 | 2002-08-15 | Kyungtaek Kang | Apparatus for automatically opening and closing toilet seat |
| JP4573190B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2010-11-04 | トックベアリング株式会社 | 回転ダンパ |
| US6792626B1 (en) * | 2001-06-18 | 2004-09-21 | Bryan Smeal | Apparatus for lowering toilet seat |
| US20070056084A1 (en) * | 2003-02-17 | 2007-03-15 | Watt Glenn M | Powered toilet & seat assembly |
| US20050006832A1 (en) * | 2003-05-14 | 2005-01-13 | Kazuki Hoshi | Torque limiter and automatic open close unit for toilet seat and seat cover using the same |
| KR100512740B1 (ko) * | 2003-06-19 | 2005-09-07 | 삼성전자주식회사 | 반응장치 |
| KR100550598B1 (ko) * | 2003-07-24 | 2006-02-10 | 주식회사 승광 | 비데의 커버 개폐장치 |
| US7788741B2 (en) * | 2005-04-28 | 2010-09-07 | Lohss Kurt L | Automatic toilet lid and seat |
| US7636956B1 (en) * | 2006-01-26 | 2009-12-29 | Sheryl Doucet | Hands free toilet seat system |
| US8555427B2 (en) * | 2007-04-30 | 2013-10-15 | Kohler Co. | Automated seat and/or lid assembly for a toilet |
| US20090025181A1 (en) * | 2007-07-26 | 2009-01-29 | George Burger | Slow Closing Hinge Apparatus |
| US7966674B2 (en) * | 2007-10-04 | 2011-06-28 | Segun Olowofela | Toilet seat saver |
| CN101821531B (zh) * | 2007-10-05 | 2012-08-22 | 世嘉智尼工业株式会社 | 铰链装置 |
| CN101496702B (zh) * | 2008-01-30 | 2011-03-30 | 德昌电机(深圳)有限公司 | 自动翻盖装置及具有所述自动翻盖装置的组合 |
| WO2010132920A1 (en) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Michael Corbell | An actuator |
| US8671469B1 (en) | 2009-11-04 | 2014-03-18 | Robert LaMura | Toilet seat system for raising and lowering toilet seat |
| US20100223718A1 (en) * | 2010-04-13 | 2010-09-09 | Andersen Robert A | Automatic Toilet Seat Assembly Closing System |
| CN203247993U (zh) * | 2013-05-27 | 2013-10-23 | 厦门倍杰特科技有限公司 | 一种阻尼器 |
| JP6897108B2 (ja) * | 2017-01-19 | 2021-06-30 | 株式会社アイシン | 電動開閉装置 |
| US11096530B2 (en) * | 2017-06-15 | 2021-08-24 | Global Innovations, Llc | Toilet closure systems |
| US11564538B2 (en) | 2019-10-21 | 2023-01-31 | Bemis Manufacturing Company | Hinge post for toilet seat |
| US11324364B2 (en) | 2020-04-20 | 2022-05-10 | Parminder Singh | Remote controlled toilet seat lift system and methods of use |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2200687A (en) * | 1939-04-14 | 1940-05-14 | Fernand L Bercot | Toilet bowl |
| US4995120A (en) * | 1989-08-16 | 1991-02-26 | Tager Benny L | Toilet seat closing device |
| JP3045413B2 (ja) * | 1991-10-28 | 2000-05-29 | ローム株式会社 | 半導体装置およびその製法 |
| JPH05137665A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-06-01 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | モータ式上下開閉装置 |
| JP3451441B2 (ja) * | 1992-10-12 | 2003-09-29 | 株式会社三協精機製作所 | 便蓋及び／又は便座の自動閉塞装置 |
| JP3008305U (ja) * | 1994-08-27 | 1995-03-14 | 加藤電機株式会社 | 洋式便器の便蓋や便座等の開閉装置 |
| US5768718A (en) * | 1995-07-26 | 1998-06-23 | Katoh Electrial Machinery Co., Ltd. | Control device for controlling the seat or the seat lid of a toilet bowl |
| US5878444A (en) * | 1996-06-25 | 1999-03-09 | T.C. Everdown Limited | Toilet seat |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP9244495A patent/JPH1176103A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-04 TW TW087214656U patent/TW367809U/zh unknown
- 1998-09-04 US US09/148,676 patent/US6067667A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6775854B2 (en) | 2002-06-24 | 2004-08-17 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Toilet cover opening/closing device |
| US8112826B2 (en) | 2008-04-23 | 2012-02-14 | Woongjin Coway Co., Ltd. | Apparatus and method for controlling opening and closing unit by using counter electromotive force of motor |
| KR101181327B1 (ko) * | 2008-04-23 | 2012-09-11 | 웅진코웨이주식회사 | 모터의 역기전력을 이용한 개폐수단의 제어장치 및 제어방법 |
| JP2012110457A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Mitsubishi Materials Cmi Corp | 便蓋および便座の開閉機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6067667A (en) | 2000-05-30 |
| TW367809U (en) | 1999-08-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1176103A (ja) | 便座、便蓋の半自動開閉装置 | |
| KR100717912B1 (ko) | 세정수공급장치 | |
| EP0995627A2 (en) | Openable and closable device for a vehicle interior | |
| KR20050016164A (ko) | 기어드 모터 | |
| JP2006218941A (ja) | 移動体の速度制御構造 | |
| JP2002201883A (ja) | ブラインド装置 | |
| JP5926843B1 (ja) | 空転歯車を備えたフリータイプ双方向クラッチ | |
| JP3848021B2 (ja) | ダンパー装置および該装置を使用した洋式便器 | |
| JPH0884692A (ja) | 洋式便器における便座や便蓋の自動開閉装置 | |
| JPH10243606A (ja) | クラッチ付きモータ | |
| JP2004081444A (ja) | 便座及び便蓋の自動開閉装置 | |
| JP2000074162A (ja) | 同芯軸減速機及びこれを付設した弁装置 | |
| JPH10141835A (ja) | ダンパー装置 | |
| JP2002310132A (ja) | ヒンジ用ロータリーアクチュエータ | |
| JPH1176104A (ja) | 便座、便蓋の半自動開閉装置 | |
| JP3632345B2 (ja) | クラッチ付きモータ | |
| JP2000199530A (ja) | トルクリミッタ及びトルク伝達装置 | |
| JP4991219B2 (ja) | 開閉装置 | |
| JP2000080872A (ja) | 自動開閉装置 | |
| KR19980070774A (ko) | 서양식 변기의 변좌와 덮개의 개폐장치 | |
| JP2001012561A (ja) | クラッチ付きモータ | |
| JPH09329211A (ja) | クラッチ付きモータ | |
| JP2001349409A (ja) | クラッチ機構およびそれを用いた車載用ａｖ装置 | |
| JP3956446B2 (ja) | 一方向ダンパ | |
| JP3912081B2 (ja) | 便座・便蓋閉止装置 |