JPH1176104A - 便座、便蓋の半自動開閉装置 - Google Patents
便座、便蓋の半自動開閉装置Info
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- JPH1176104A JPH1176104A JP24449697A JP24449697A JPH1176104A JP H1176104 A JPH1176104 A JP H1176104A JP 24449697 A JP24449697 A JP 24449697A JP 24449697 A JP24449697 A JP 24449697A JP H1176104 A JPH1176104 A JP H1176104A
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- Japan
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- lock
- seat
- toilet
- toilet seat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作コストを極力低く押さえることができた
上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半自動開閉装
置を提供する。 【解決手段】 開成状態から閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えるまでその附勢力により回転さ
せるリターン用弾性手段と、前記便座や便蓋が自重によ
り前記反転ポイントから閉じる方向に回転するときその
回転を抑制するダンパーと、前記便座や便蓋を開成状態
でロックするロック手段とを少なくとも備える。
上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半自動開閉装
置を提供する。 【解決手段】 開成状態から閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えるまでその附勢力により回転さ
せるリターン用弾性手段と、前記便座や便蓋が自重によ
り前記反転ポイントから閉じる方向に回転するときその
回転を抑制するダンパーと、前記便座や便蓋を開成状態
でロックするロック手段とを少なくとも備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器の便座、
便蓋の半自動開閉装置に関する。
便蓋の半自動開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洋式便器の便座や便蓋の開閉装置
として、モータを用いて自動的に開閉する自動開閉装置
と、手動により開閉するが、閉成時においてダンパーを
きかせて急激に便座や便蓋が落下しないようにした開閉
装置とが公知である。
として、モータを用いて自動的に開閉する自動開閉装置
と、手動により開閉するが、閉成時においてダンパーを
きかせて急激に便座や便蓋が落下しないようにした開閉
装置とが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知の自
動開閉装置は、便座や便蓋を開閉するために必要とされ
るトルクを持ったモータを必要とし、このようなモータ
はそれに相当する大きさと、高い価格を持っており、装
置の小型化及び低価格化の要望に応えきれないという問
題があった。
動開閉装置は、便座や便蓋を開閉するために必要とされ
るトルクを持ったモータを必要とし、このようなモータ
はそれに相当する大きさと、高い価格を持っており、装
置の小型化及び低価格化の要望に応えきれないという問
題があった。
【0004】他方、上述した従来公知の手動による開閉
装置は、製作コストが安いという利点を有するが、洋式
便器の使用時に便座や便蓋を開いた後、使用後にそのま
まの状態で閉め忘れてしまうことが多く、次に使用する
人に不快な印象を与えるという問題があった。
装置は、製作コストが安いという利点を有するが、洋式
便器の使用時に便座や便蓋を開いた後、使用後にそのま
まの状態で閉め忘れてしまうことが多く、次に使用する
人に不快な印象を与えるという問題があった。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
為されたものであり、製作コストを極力低く押さえるこ
とができた上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半
自動開閉装置を提供せんとするにある。
為されたものであり、製作コストを極力低く押さえるこ
とができた上で、小型で便座や便蓋の閉め忘れのない半
自動開閉装置を提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の便座、便蓋の
半自動開閉装置は、弾性手段により開放状態の便座や便
蓋を閉じる方向にそのモーメントの反転ポイントを超え
るまで回転させるようにし、その後は、便座や便蓋がそ
の自重により回転する回転力を利用して回転させるよう
にし、そして、ダンパーによりその回転を制御し急激に
落下しないようにするようにして成る。
半自動開閉装置は、弾性手段により開放状態の便座や便
蓋を閉じる方向にそのモーメントの反転ポイントを超え
るまで回転させるようにし、その後は、便座や便蓋がそ
の自重により回転する回転力を利用して回転させるよう
にし、そして、ダンパーによりその回転を制御し急激に
落下しないようにするようにして成る。
【0007】請求項2の便座、便蓋の半自動開閉装置
は、請求項1の便座、便蓋の半自動開閉装置において、
ロック手段が、便座や便蓋と一体的に回動するロックギ
アと、このロックギアに噛合してその回転を阻止するロ
ックスライダーと、このロックスライダーを移動してロ
ックギアと噛合した状態にしたり、離間した状態にした
りするロックスライダー駆動手段と、からなることを特
徴とする。
は、請求項1の便座、便蓋の半自動開閉装置において、
ロック手段が、便座や便蓋と一体的に回動するロックギ
アと、このロックギアに噛合してその回転を阻止するロ
ックスライダーと、このロックスライダーを移動してロ
ックギアと噛合した状態にしたり、離間した状態にした
りするロックスライダー駆動手段と、からなることを特
徴とする。
【0008】請求項3の便座、便蓋の半自動開閉装置
は、請求項2の便座や便蓋の半自動開閉装置において、
ロックスライダー駆動手段が、ロック保持用弾性手段を
有し、ロックスライダーをロックギアへ該ロック保持用
弾性手段を介して押圧することにより該ロックスライダ
ーを該ロックギアと噛合させたロック状態が保持される
ようにしてなることを特徴とする。
は、請求項2の便座や便蓋の半自動開閉装置において、
ロックスライダー駆動手段が、ロック保持用弾性手段を
有し、ロックスライダーをロックギアへ該ロック保持用
弾性手段を介して押圧することにより該ロックスライダ
ーを該ロックギアと噛合させたロック状態が保持される
ようにしてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1のように構成すると、モータのような
動力源を用いて開放状態にある便座や便蓋を完全な閉止
状態にするまで駆動することは必要ではなく、弾性手段
によりその附勢力で閉じる方向にそのモーメントの反転
ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便座や便蓋
の自重と弾性手段の力とで回転するので、便座や便蓋の
閉止にモータの如き動力源に代えて弾性手段を用いるこ
とができる。従って、便座、便蓋の半自動開閉装置の小
型化、低価格化の要請に応えることができる。
動力源を用いて開放状態にある便座や便蓋を完全な閉止
状態にするまで駆動することは必要ではなく、弾性手段
によりその附勢力で閉じる方向にそのモーメントの反転
ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便座や便蓋
の自重と弾性手段の力とで回転するので、便座や便蓋の
閉止にモータの如き動力源に代えて弾性手段を用いるこ
とができる。従って、便座、便蓋の半自動開閉装置の小
型化、低価格化の要請に応えることができる。
【0010】そして、便座や便蓋が自重で回転するとき
その回転を抑制するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止するようにす
ることができる。
その回転を抑制するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止するようにす
ることができる。
【0011】請求項2のように構成すると、ロックスラ
イダーをロックギア側に移動させて両者が噛合する状態
にすることにより開閉装置をロック状態にし、ロックス
ライダーをロックギアから離間させることによりアンロ
ック状態にして開閉装置を動作可能な状態にすることが
できる。
イダーをロックギア側に移動させて両者が噛合する状態
にすることにより開閉装置をロック状態にし、ロックス
ライダーをロックギアから離間させることによりアンロ
ック状態にして開閉装置を動作可能な状態にすることが
できる。
【0012】請求項3のように構成すると、ロックスラ
イダーをロックギアへ該ロック保持用弾性手段を介して
押圧することにより該ロックスライダーを該ロックギア
と噛合させたロック状態が保持されるようにしたので、
ロックギアが過負荷により急激な回転をするという異常
状態が発生した場合、そのロック保持用弾性手段が異常
な負荷を吸収してロックが解除され得る。従って、ロッ
クギア側、ロックスライダー側の部材の過負荷による破
損を防止することができる。
イダーをロックギアへ該ロック保持用弾性手段を介して
押圧することにより該ロックスライダーを該ロックギア
と噛合させたロック状態が保持されるようにしたので、
ロックギアが過負荷により急激な回転をするという異常
状態が発生した場合、そのロック保持用弾性手段が異常
な負荷を吸収してロックが解除され得る。従って、ロッ
クギア側、ロックスライダー側の部材の過負荷による破
損を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に従って詳細に説明する。図面は本発明の一実施例を
示し、図1は本発明に係る洋式便器の便座や便蓋の開閉
装置を便器本体に取り付けて見た平面図、図2は同じく
一部省略の一部断面側面図である。図1、図2におい
て、便器本体1の後端部上部には、操作機構部Aが取り
付けられており、この操作機構部Aに所定間隔を空けて
上下方向に取付穴a,aが設けられ、この取付穴a,a
(一方のみ表示)にその下部を着脱自在に挿入させて一
対のヒンジケース2,2が取り付けられている。尚、こ
のヒンジケース2,2は操作機構部Aや便器本体1上部
に取付ネジ等を用いて固着しても良い。
態に従って詳細に説明する。図面は本発明の一実施例を
示し、図1は本発明に係る洋式便器の便座や便蓋の開閉
装置を便器本体に取り付けて見た平面図、図2は同じく
一部省略の一部断面側面図である。図1、図2におい
て、便器本体1の後端部上部には、操作機構部Aが取り
付けられており、この操作機構部Aに所定間隔を空けて
上下方向に取付穴a,aが設けられ、この取付穴a,a
(一方のみ表示)にその下部を着脱自在に挿入させて一
対のヒンジケース2,2が取り付けられている。尚、こ
のヒンジケース2,2は操作機構部Aや便器本体1上部
に取付ネジ等を用いて固着しても良い。
【0014】このヒンジケース2,2の上側の互いの対
向側部からは、それぞれ軸方向の両側部をカットするこ
とにより、断面が略楕円形状を呈した出力シャフト3,
3の取付軸部3a,3aが突出させられており、便座4
の一方の取付部4aがその断面略楕円形上の変形取付孔
を軸挿係合することによって、上記出力シャフト3と共
に回転するように取り付けられている。このシャフト3
の取付軸部3aには、さらに便蓋5の取付部5aがその
断面円形の軸挿孔に取付軸部3aを軸挿させることによ
り、回転自在となるように軸受けされている。
向側部からは、それぞれ軸方向の両側部をカットするこ
とにより、断面が略楕円形状を呈した出力シャフト3,
3の取付軸部3a,3aが突出させられており、便座4
の一方の取付部4aがその断面略楕円形上の変形取付孔
を軸挿係合することによって、上記出力シャフト3と共
に回転するように取り付けられている。このシャフト3
の取付軸部3aには、さらに便蓋5の取付部5aがその
断面円形の軸挿孔に取付軸部3aを軸挿させることによ
り、回転自在となるように軸受けされている。
【0015】出力シャフト3,3の左側のものの取付軸
部3aには、今度は便座4の取付部4aがそこに設けら
れた断面円形の軸挿孔に該取付軸部3aを軸挿させるこ
とにより、回転自在に軸受けされており、便蓋5のもう
一方の取付部5aがそこに設けられた変形取付孔を取付
軸部3aへ挿入係合させることにより、この左側の出力
シャフト3と共に回転するように取り付けられている。
部3aには、今度は便座4の取付部4aがそこに設けら
れた断面円形の軸挿孔に該取付軸部3aを軸挿させるこ
とにより、回転自在に軸受けされており、便蓋5のもう
一方の取付部5aがそこに設けられた変形取付孔を取付
軸部3aへ挿入係合させることにより、この左側の出力
シャフト3と共に回転するように取り付けられている。
【0016】つまり、本発明に係る開閉装置B,Bは、
便器本体1上に左右一対設けられ、右側のものが便座4
用であり、左側のものは便蓋5用である。勿論この逆で
あっても良い。図3乃至図5は本実施例の要部である開
閉装置B,Bのうち、右側の方Bを示し、以下この右側
の開閉装置Bについてのみ説明する。尚、図3は側面
図、図4は正面図、図5は側面図である。
便器本体1上に左右一対設けられ、右側のものが便座4
用であり、左側のものは便蓋5用である。勿論この逆で
あっても良い。図3乃至図5は本実施例の要部である開
閉装置B,Bのうち、右側の方Bを示し、以下この右側
の開閉装置Bについてのみ説明する。尚、図3は側面
図、図4は正面図、図5は側面図である。
【0017】図3において、3はヒンジケース2内にて
回転自在に支持された上記出力シャフト、10は該ヒン
ジケース2内にて該出力シャフト3に外嵌されて係合
し、該シャフト3と共に回転するスプリングアームで、
図6に示す形状を有しており、その回転中心孔11に出
力シャフト3が嵌挿されているのである。12は該スプ
リングアーム10の回動端部に形成されたスプリング係
止孔で、該スプリング係止孔12に次に述べるリターン
用スプリングの一端が係止される。
回転自在に支持された上記出力シャフト、10は該ヒン
ジケース2内にて該出力シャフト3に外嵌されて係合
し、該シャフト3と共に回転するスプリングアームで、
図6に示す形状を有しており、その回転中心孔11に出
力シャフト3が嵌挿されているのである。12は該スプ
リングアーム10の回動端部に形成されたスプリング係
止孔で、該スプリング係止孔12に次に述べるリターン
用スプリングの一端が係止される。
【0018】13はリターン用スプリングで、開放状態
にある便座4を閉じる方向に少なくともそのモーメント
の反転ポイントを超えるまで回転させる働きをし、一端
は上述したように、スプリングアーム10のスプリング
係止孔12に係止され、他端はヒンジケース2にねじ止
めされている。
にある便座4を閉じる方向に少なくともそのモーメント
の反転ポイントを超えるまで回転させる働きをし、一端
は上述したように、スプリングアーム10のスプリング
係止孔12に係止され、他端はヒンジケース2にねじ止
めされている。
【0019】尚、本発明に係る洋式便器は、用を足す人
が手で閉止状態の便座4を開いて開放状態にするように
なっている。そして、開放するとき所定開成角度を越え
ると、その便座4のトルクが出力シャフト3、回転シャ
フト15、及びスプリングアーム10を介してリターン
用スプリング13に伝わり、該リターン用スプリング1
3は引き延ばされるようになっている。
が手で閉止状態の便座4を開いて開放状態にするように
なっている。そして、開放するとき所定開成角度を越え
ると、その便座4のトルクが出力シャフト3、回転シャ
フト15、及びスプリングアーム10を介してリターン
用スプリング13に伝わり、該リターン用スプリング1
3は引き延ばされるようになっている。
【0020】14はヒンジケース2内にて回転シャフト
15に外嵌されて係合し、該シャフト3と共に回転する
ロックギアであり、16はロックスライダーである。こ
のロックスライダー16にはロックギア14と噛合する
ロック用歯16aと、モータ17(ロックスライダー駆
動手段)のピニオン17aと嵌合するラック歯16bが
形成され、ロックスライダー16はロック保持用弾性手
段18によってロック用歯16aがロックギア14と噛
合する方向へ摺動附勢されている。そして、ロックギア
14とロックスライダー16とモータ17でロック手段
19を構成している。尚、ロック用歯16aを有するロ
ックスライダー16を例えば電磁ソレノイドにより駆動
することとし、モータ17を用いないようにすることも
できる。
15に外嵌されて係合し、該シャフト3と共に回転する
ロックギアであり、16はロックスライダーである。こ
のロックスライダー16にはロックギア14と噛合する
ロック用歯16aと、モータ17(ロックスライダー駆
動手段)のピニオン17aと嵌合するラック歯16bが
形成され、ロックスライダー16はロック保持用弾性手
段18によってロック用歯16aがロックギア14と噛
合する方向へ摺動附勢されている。そして、ロックギア
14とロックスライダー16とモータ17でロック手段
19を構成している。尚、ロック用歯16aを有するロ
ックスライダー16を例えば電磁ソレノイドにより駆動
することとし、モータ17を用いないようにすることも
できる。
【0021】尚、ロック手段19によれば、ロックギア
14が過負荷により急激な回転をするという異常状態が
発生した場合、そのロック保持用スプリング18が異常
な負荷を吸収してロックが解除され得る。従って、ロッ
クギア14側、ロック用歯16a側の部材の過負荷によ
る破損、例えばロックギア14或はロック用歯16の歯
欠け等を防止することができる。
14が過負荷により急激な回転をするという異常状態が
発生した場合、そのロック保持用スプリング18が異常
な負荷を吸収してロックが解除され得る。従って、ロッ
クギア14側、ロック用歯16a側の部材の過負荷によ
る破損、例えばロックギア14或はロック用歯16の歯
欠け等を防止することができる。
【0022】20は流体式のダンパーで、ヒンジケース
2内に設けられ、そのダンパー歯車21が上記ロックギ
ア14と噛合させられている。図7と図8は流体式ダン
パーの内部構造を示すもので、図7は縦断面図、図8は
図7のA−A線断面図である。22はダンパーケース本
体で、この内部には回転シャフト23が回転可能に軸架
されている。24,24はこの回転シャフト23の略中
央部の対向位置に立設された一対のバルブで、このバル
ブ24,24は下記のように構成されている。
2内に設けられ、そのダンパー歯車21が上記ロックギ
ア14と噛合させられている。図7と図8は流体式ダン
パーの内部構造を示すもので、図7は縦断面図、図8は
図7のA−A線断面図である。22はダンパーケース本
体で、この内部には回転シャフト23が回転可能に軸架
されている。24,24はこの回転シャフト23の略中
央部の対向位置に立設された一対のバルブで、このバル
ブ24,24は下記のように構成されている。
【0023】即ち、バルブ24,24は、とくに図8に
示したように、回転シャフト23に180°間隔を置い
て突設された一対の羽根部25,25と、この羽根部2
5,25の縁部より半径方向に設けられた長溝26,2
6と、この長溝26,26の一側部から羽根部25,2
5の回転方向の一方の側部へ向けて設けられた長孔2
7,27と、上記長溝26,26のもう一方の側部から
羽根部25,25の回転方向のもう一方の側部へ向けて
設けられた切欠28,28と、上記長溝26,26内部
に揺動可能に収装されたところのその揺動端部側に凹部
29a,29aを設けたバルブ弁29,29とから構成
されている。
示したように、回転シャフト23に180°間隔を置い
て突設された一対の羽根部25,25と、この羽根部2
5,25の縁部より半径方向に設けられた長溝26,2
6と、この長溝26,26の一側部から羽根部25,2
5の回転方向の一方の側部へ向けて設けられた長孔2
7,27と、上記長溝26,26のもう一方の側部から
羽根部25,25の回転方向のもう一方の側部へ向けて
設けられた切欠28,28と、上記長溝26,26内部
に揺動可能に収装されたところのその揺動端部側に凹部
29a,29aを設けたバルブ弁29,29とから構成
されている。
【0024】ダンパーケース本体22の内周壁から一対
のストッパー片30,30が半径方向に突設され、回転
シャフト23の表面に接することにより、ダンパーケー
ス本体22内を2分割している。ダンパーケース本体2
2内には例えばシリコンオイルのような粘性流体31が
充填されている。そして、上記回転シャフト23のダン
パーケース本体22の側壁から貫通した部分には上記ダ
ンパー歯車21が固定され、このダンパー歯車21が上
記ロックギア14に噛合させられているのである。
のストッパー片30,30が半径方向に突設され、回転
シャフト23の表面に接することにより、ダンパーケー
ス本体22内を2分割している。ダンパーケース本体2
2内には例えばシリコンオイルのような粘性流体31が
充填されている。そして、上記回転シャフト23のダン
パーケース本体22の側壁から貫通した部分には上記ダ
ンパー歯車21が固定され、このダンパー歯車21が上
記ロックギア14に噛合させられているのである。
【0025】次に、動作を、動作説明図である図9及び
トルク変化図である図10を参照して説明する。通常
時、ロック手段19はアンロック状態、即ち、ロック用
歯16aがロックギア14から離間した状態になってい
る。人が用を足すときは、その人が手で便座4を開く。
すると、便座4の回動により出力シャフト3より回転シ
ャフト15を介して上記スプリングアーム10がその回
動力を受けて回動し、その結果、所定回動角度を越える
とリターン用スプリング13が引き延ばされて縮む力を
蓄える。そして、便座4は開放角度が開放限界角度であ
る110°になると、そのことが図示しないセンサによ
り検知され、それに伴ってモータ17が起動してロック
スライダー16をロックギア14側に移動させてそのロ
ック用歯16aがロック保持用弾性手段18の弾力を介
してロックギア14へ押圧されてそれに噛合したロック
状態をつくる。
トルク変化図である図10を参照して説明する。通常
時、ロック手段19はアンロック状態、即ち、ロック用
歯16aがロックギア14から離間した状態になってい
る。人が用を足すときは、その人が手で便座4を開く。
すると、便座4の回動により出力シャフト3より回転シ
ャフト15を介して上記スプリングアーム10がその回
動力を受けて回動し、その結果、所定回動角度を越える
とリターン用スプリング13が引き延ばされて縮む力を
蓄える。そして、便座4は開放角度が開放限界角度であ
る110°になると、そのことが図示しないセンサによ
り検知され、それに伴ってモータ17が起動してロック
スライダー16をロックギア14側に移動させてそのロ
ック用歯16aがロック保持用弾性手段18の弾力を介
してロックギア14へ押圧されてそれに噛合したロック
状態をつくる。
【0026】人が用を足し終えると、そのまま人は便器
から去る。そして、その後、所定時間経過したとき(便
座4を開放角度110°になってから所定時間、あるい
は用を足した人が便器から去ってから所定時間経過した
とき)にモータ17(ロックスライダー駆動手段)が自
動的逆回転する。
から去る。そして、その後、所定時間経過したとき(便
座4を開放角度110°になってから所定時間、あるい
は用を足した人が便器から去ってから所定時間経過した
とき)にモータ17(ロックスライダー駆動手段)が自
動的逆回転する。
【0027】すると、ロック手段19がアンロック状態
になり、リターン用スプリング13の縮む力によりスプ
リングアーム10が回動し、そのトルクが回転シャフト
15と出力シャフト3を介して便座4に伝達され、該便
座4は閉じる方向に回動される。このリターン用スプリ
ング13は開放角度が110°から自立角度90°を越
えて80°に達する迄行う力を最低限有するものが用い
られる。リターン用スプリング13により開放角度が8
0°に達するまで開放されれば良いとするのは、その角
度が便座4の自重による閉止方向への回動が確実に開始
される角度、換言すれば、便座4のモーメントが反転す
る反転ポイントを越えた点だからである。この動作が図
10における(1)の動作である。
になり、リターン用スプリング13の縮む力によりスプ
リングアーム10が回動し、そのトルクが回転シャフト
15と出力シャフト3を介して便座4に伝達され、該便
座4は閉じる方向に回動される。このリターン用スプリ
ング13は開放角度が110°から自立角度90°を越
えて80°に達する迄行う力を最低限有するものが用い
られる。リターン用スプリング13により開放角度が8
0°に達するまで開放されれば良いとするのは、その角
度が便座4の自重による閉止方向への回動が確実に開始
される角度、換言すれば、便座4のモーメントが反転す
る反転ポイントを越えた点だからである。この動作が図
10における(1)の動作である。
【0028】便座4の開放角度が自重による閉止方向へ
の回動可能な角度80°に達した状態になると、便座4
は当然のことながら、自重とリターン用スプリング13
の力の和による閉止方向の回動を開始する。このときの
便座4のモーメントはまだ小さい。しかし、小さいなが
らも閉止方向に回動を続ける。そして、この段階では、
上記流体式ダンパー20の便座4の回動に抗するトルク
は便座4のモーメントよりも小さいので、便座4の回動
は加速する傾向にある。斯かる動作が図10における
(2)の動作である。尚、リターン用スプリング13は
当初は縮む力が強いが、縮むに従って弱くなり、やがて
略0になる。
の回動可能な角度80°に達した状態になると、便座4
は当然のことながら、自重とリターン用スプリング13
の力の和による閉止方向の回動を開始する。このときの
便座4のモーメントはまだ小さい。しかし、小さいなが
らも閉止方向に回動を続ける。そして、この段階では、
上記流体式ダンパー20の便座4の回動に抗するトルク
は便座4のモーメントよりも小さいので、便座4の回動
は加速する傾向にある。斯かる動作が図10における
(2)の動作である。尚、リターン用スプリング13は
当初は縮む力が強いが、縮むに従って弱くなり、やがて
略0になる。
【0029】便座4の回動速度が自重による加速により
速くなると、それに伴いダンパー20のトルクが大きく
なり、このトルクが便座4のモーメントを越える。その
結果、便座4の回動が加速から減速に転じ、回動速度が
遅くなり、便座4がソフトに閉止する。即ち、ダンパー
20のダンパー動作によりソフトな閉止が可能になるの
である。
速くなると、それに伴いダンパー20のトルクが大きく
なり、このトルクが便座4のモーメントを越える。その
結果、便座4の回動が加速から減速に転じ、回動速度が
遅くなり、便座4がソフトに閉止する。即ち、ダンパー
20のダンパー動作によりソフトな閉止が可能になるの
である。
【0030】ところで、そのダンパー20のダンパー動
作を説明すると、便座4の閉成動作に伴って回転するロ
ックギア14によりダンパー歯車21が回転し、延いて
は回転シャフト23が回転する。すると、この回転シャ
フト23の回動によりバルブ弁29,29が長溝26,
26内を切欠28,28側から長孔27,27側へ揺動
し、この長孔27,27を塞いだ状態になる。すると、
粘性流体31はダンパーケース本体22の内周と羽根部
25,25との間の間隙のみを通じて流通することが余
儀なくされ、これによりダンパー作用が生じるのであ
る。このダンパー20のトルクが便座4のモーメントを
越えた状態における動作が図10の(3)の動作であ
る。
作を説明すると、便座4の閉成動作に伴って回転するロ
ックギア14によりダンパー歯車21が回転し、延いて
は回転シャフト23が回転する。すると、この回転シャ
フト23の回動によりバルブ弁29,29が長溝26,
26内を切欠28,28側から長孔27,27側へ揺動
し、この長孔27,27を塞いだ状態になる。すると、
粘性流体31はダンパーケース本体22の内周と羽根部
25,25との間の間隙のみを通じて流通することが余
儀なくされ、これによりダンパー作用が生じるのであ
る。このダンパー20のトルクが便座4のモーメントを
越えた状態における動作が図10の(3)の動作であ
る。
【0031】ところで、以上は左側の便座4用開閉装置
Bについてのみ説明したが、右側の便蓋5用の開閉装置
Bについても図2に示した閉成位置から便蓋5を開閉す
ることになり、開閉装置Bの構造、動作は基本的には便
座の場合と同じであるので、便蓋5用開閉装置Bの構
造、動作の説明を省略する。
Bについてのみ説明したが、右側の便蓋5用の開閉装置
Bについても図2に示した閉成位置から便蓋5を開閉す
ることになり、開閉装置Bの構造、動作は基本的には便
座の場合と同じであるので、便蓋5用開閉装置Bの構
造、動作の説明を省略する。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果を奏しうる。
のような効果を奏しうる。
【0033】請求項1のように構成すると、モータのよ
うな動力源を用いて開放状態にある便座や便蓋を完全な
閉止状態にするまで駆動することは必要ではなく、弾性
手段によりその附勢力により閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便
座や便蓋の自重と弾性手段の力とで回転するので、便座
や便蓋の閉止にモータの如き動力源に代えて弾性手段を
用いることができる。従って、便座、便蓋の半自動開閉
装置の小型化、低価格化の要請に応えることができる。
うな動力源を用いて開放状態にある便座や便蓋を完全な
閉止状態にするまで駆動することは必要ではなく、弾性
手段によりその附勢力により閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えたところまで駆動すれば後は便
座や便蓋の自重と弾性手段の力とで回転するので、便座
や便蓋の閉止にモータの如き動力源に代えて弾性手段を
用いることができる。従って、便座、便蓋の半自動開閉
装置の小型化、低価格化の要請に応えることができる。
【0034】そして、便座や便蓋が自重で回転するとき
その回転を抑制するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止するようにす
ることができる。
その回転を抑制するダンパーがあるので、便座や便蓋が
自重により加速して落下するが如きに衝撃的に閉止する
のをダンパーにより防止し、ソフトに閉止するようにす
ることができる。
【0035】請求項2のように構成すると、ロック用歯
をロックギア側に移動して両者が噛合する状態にするこ
とにより開閉装置をロック状態にし、ロック用歯をロッ
クギアから離間させることによりアンロック状態にして
開閉装置を動作可能な状態にすることができきる。
をロックギア側に移動して両者が噛合する状態にするこ
とにより開閉装置をロック状態にし、ロック用歯をロッ
クギアから離間させることによりアンロック状態にして
開閉装置を動作可能な状態にすることができきる。
【0036】請求項3のように構成すると、ロック用歯
をロックギアへ該ロック保持用弾性手段を介して押圧す
ることにより該ロック用歯を該ロックギアと噛合させた
ロック状態が保持されるようにしたので、ロックギアが
過負荷により急激な回転をするという異常状態が発生し
た場合、そのロック保持用弾性手段が異常な負荷を吸収
してロックが解除され得る。従って、ロックギア側、ロ
ック用歯側の部材の過負荷による破損を防止することが
できる。
をロックギアへ該ロック保持用弾性手段を介して押圧す
ることにより該ロック用歯を該ロックギアと噛合させた
ロック状態が保持されるようにしたので、ロックギアが
過負荷により急激な回転をするという異常状態が発生し
た場合、そのロック保持用弾性手段が異常な負荷を吸収
してロックが解除され得る。従って、ロックギア側、ロ
ック用歯側の部材の過負荷による破損を防止することが
できる。
【図1】本発明に係る洋式便器の便座や、便蓋の半自動
開閉装置を便器本体に取り付けて見た平面図である。
開閉装置を便器本体に取り付けて見た平面図である。
【図2】本発明に係る洋式便器の便座や、便蓋の半自動
開閉装置を便器本体に取り付けて見た一部省略の一部断
面側面図である。
開閉装置を便器本体に取り付けて見た一部省略の一部断
面側面図である。
【図3】この発明に係る半自動開閉装置B,Bのうち、
右側のものの側面図である。
右側のものの側面図である。
【図4】図3のものの正面図である。
【図5】図3のものの平面図である。
【図6】スプリングアームを示す正面図である。
【図7】ダンパーを示す縦断面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】半自動開閉装置の動作説明図である。
【図10】開閉装置のトルク変化図である。
1 便器本体 4 便座 5 便蓋 10 スプリングアーム 13 リターン用スプリング(リターン用弾性手段) 14 ロックギア 15 回転シャフト 16 ロックスライダー 17 モータ(ロックスライダー駆動手段) 19 ロック手段 20 ダンパー 21 ダンパー歯車 23 回転シャフト 24 バルブ 31 粘性流体
Claims (3)
- 【請求項1】 開成状態から閉じる方向にそのモーメン
トの反転ポイントを超えるまでその附勢力により回転さ
せるリターン用弾性手段と、前記便座や便蓋が自重によ
り前記反転ポイントから閉じる方向に回転するときその
回転を抑制するダンパーと、前記便座や便蓋を開成状態
でロックするロック手段とを少なくとも備えたことを特
徴とする、便座、便蓋の半自動開閉装置。 - 【請求項2】 前記便座や便蓋を開成状態でロックする
ロック手段が、前記便座や便蓋と一体的に回動するロッ
クギアと、このロックギアに噛合してその回転を阻止す
るロックスライダーと、このロックスライダーを移動し
て前記ロックギアと噛合した状態にしたり、離間した状
態にしたりするロックスライダー駆動手段とから成るこ
とを特徴とする、請求項1記載の便座、便蓋の半自動開
閉装置 - 【請求項3】 ロック手段を構成するロックスライダー
駆動手段が、ロック保持用弾性手段を有し、ロックスラ
イダーをロックギアへ前記ロック保持用弾性手段を介し
て押圧することにより前記ロックスライダーを前記ロッ
クギアと噛合させたロック状態が保持されるようにして
成ることを特徴とする、請求項2記載の便座、便蓋の半
自動開閉装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24449697A JPH1176104A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 便座、便蓋の半自動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24449697A JPH1176104A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 便座、便蓋の半自動開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176104A true JPH1176104A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17119541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24449697A Pending JPH1176104A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 便座、便蓋の半自動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1176104A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018050712A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | ミネベアミツミ株式会社 | 駆動装置 |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP24449697A patent/JPH1176104A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018050712A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | ミネベアミツミ株式会社 | 駆動装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040930 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |