JPS5847551B2 - 車両用ドアロツク装置 - Google Patents

車両用ドアロツク装置

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JPS5847551B2
JPS5847551B2 JP55004550A JP455080A JPS5847551B2 JP S5847551 B2 JPS5847551 B2 JP S5847551B2 JP 55004550 A JP55004550 A JP 55004550A JP 455080 A JP455080 A JP 455080A JP S5847551 B2 JPS5847551 B2 JP S5847551B2
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JP
Japan
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lock
pin
motor
gear
door lock
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JP55004550A
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English (en)
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JPS56105078A (en
Inventor
速夫 伊藤
勝 井上
茂 古郡
一郎 笹木
京二 小林
勇次郎 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車両用ドアロック装置の改良に関する。
一般に車両用ドアロック装置DLとしては、第1図巳示
すようにドア回転自由端Doに配設されドアDを閉状態
にロックするロック機構Lと、このロック機構Lをドア
インナパネル2の上縁部2aに配設されたドアロツクノ
プ3により施錠又は解錠状態に操作する手動ロック操作
機構Hと、上記ロック機構Lの下部に配設されたソレノ
イドアクチュエータ4によりロック機構Lを施錠又は解
錠状態に操作する自動ロック操作機構Aとにより構成さ
れたものが既に知られている。
しかしながら上記従来の車両用ロック装置にあってkチ
ソレノイドアクチュエータ4が往復摺動方式のもの
が多く用いられていたため、ソレノイドアクチュエータ
4の取付スペースを多く必要とへ1た作動停止時の衝撃
音が大きいばかりでなく、呼吸作用により雨水や洗浄水
等が浸入し易いので高度のシーリング処理が必要であり
、コスト高となる等の問題を有していた。
1た従来の車両用ドアロック装置の中には減速装置を使
用したモータ駆動方式による自動ロック操作装置も多く
用いられているが、とのモータ駆動式ロック装置にあっ
てはロック装置を施錠又は解錠状態に操作するロッキン
グレバーの軸が減速装置の歯車と完全に噛合しているた
めロック装置を手動で施錠又は解錠状態に操作する場合
には、被操作レバーの操作力は減速装置及びモータ軸を
も回転させる操作力を必要とするため、畢寛大きくなる
ので、この操作力を軽くするのにはクラッチを介装した
り、手動操作時にモータ側に影響を与えないように戻し
スプリングを備えた空振り機構を付設する必要があり装
置が複雑化してコスト高になると共に、戻しスプリング
によりモータに加わる負荷も大きいことから大型のモー
タを必要とする等多くの問題を有していた。
この発明はかかる現状に鑑み創案されたもので・あって
、その目的とするところは、減速装置を使用したモータ
駆動式車両用ドアロック装置に釦いて、減速装置の最終
歯車上にピンカ咄由に戻り得る凹部を設けることにより
手動ロック操作時における操作力を大巾に軽減でき、し
かも犬型のモータを必要とせず設置スペースの削減も図
ることができる車両用ドアロック装置を提供しようとす
るものである。
以下添附図面に示す実施例にもとづきこの発明を詳細に
説明する。
第1図に示すようにこの実施例に係るドアロック装置は
前記従来の車両用ドアロック装置DLと同様に、ドアD
の回転自由端Doに配設されてドアDを閉状態にロック
するロック機構Lと、このロック機構Lをドアインナパ
ネル2の上縁部2aに配設されたドアロツクノブ3によ
り施錠又は解錠状態に操作する手動ロック操作機構Hと
、上記ロック機構Lの下部に配設されたモータMの回転
駆動によりロック機構Lを施錠又は解錠状態に操作する
自動ロック操作機構Aとにより構成されている。
そして自動ロック操作機構Aは第3図と第4図に示すよ
うに ドアインナパネル2の内側に設けられたケース1
0内下部に配設されたモータMと、上記ケース10の上
部に枢支されたシャフト11と、このシャフト11と上
記モータMとの間に配設された減速装置を構成する歯車
列Gとから構成されている。
すなわちこの歯車列Gの第1歯車G1はモータMの回転
軸12先端に固定されて中間歯車G2 と噛合し、他方
シャフト11の一端側に回転可能に遊嵌された最終歯車
G3は中間歯車G2と一体に或形された減速ギャG4
と噛合してモータMの回転駆動力により時計方向又は反
時計方向に回転可能に配設されている。
そして上記最終歯車G3には略扇状の凹部13が穿設さ
れて釦り、との凹部13内両側にはシャフト11の一端
に固定されたピン14ム シャフト11の他端に固定さ
れたスウイングアーム15の首振りストロークSと同一
のストロークtの範囲内で往復動できるように弾性体1
6,16がその突部17を対向させた状態で設けられて
いる。
同上記ピン14の往復動ストロークΔすなわちスウイン
グアーム15の首振りストロークS(スウイングアーム
15の首振りストロークSはケース10の外壁10aに
突設したストッパー18で規制して設定されている。
)はスウイングアーム15の自由端に連結されたロツド
19の昇降動により前記ロック機構Lを施錠又は解錠状
態に操作する操作ストロークと同じである。
それ故今第6図に示すように、ロツクオンスイッチSW
1 をONすると、ロツクオンスイッチsw,の可動接
片fとgは夫々固定接点bとCに接触し、電流は固定接
点b、可動接片f1固定接点e% モータM1 ロツ
クオフスイッチSW2の固定接点j1 可動接片k、固
定接点h、ロックオンスイッチSW1の固定接点d、可
動接片g、固定接点Cへと順次流れてモータMは第4図
時計方向に回転し、この回転駆動力は最終歯車G3へ伝
えられて最終歯車G3を時計方向へと回動させる。
この時弾性体16の突部17がピン14を押圧しテ時計
方向へ回転させるが、シャフト11はスウイングアーム
15を介してストツパ18でその回動量が規制されるよ
うになっているため、ピン14はストロークt以上には
回動しない。
このため、最終歯車G3は弾性体16がさらにピン14
を押圧して若干撓んだ状態で拘束され、モータMも拘束
状態になる。
このとき可動部の慣性により各歯車の歯に対して印加さ
れる衝撃は弾性体16により吸収され歯の損傷を防止す
る。
この状態から上記ロツクオンスイッチSW1,をOFF
すると、前記ロツクオンスイッチSW1 の可動接片f
は固定接点aと接し、モータ駆動回路は開放されてモー
タMは非拘束状態となる。
それ故最終歯車G3はモータの拘束トルクにより弾性体
16に蓄えられたエネルギーに基づく撓み反力により反
時計方向へ回動し原位置(第4図の状態)の方向へ回動
させる機能も有する。
一方、ピン14はロック位置(第4図のストロークtの
右最終端位置)に留渣るので手動操作でロツクノブ3を
解錠方向へ引き上げると、スウイングアーム15は解錠
方向へ首振り動作し、この動作に同調して上記ピン14
は第4図実線に示す位置1で回動する。
電動操作後、最終歯車G3は原位置近く!で戻っている
のでピン14の上記戻り動作時には減速装置の歯車系を
廻すことが殆んどなく手動操作力を極めて軽減すること
ができる。
又、上記の如く歯車系の復帰のために従来装置が必要と
した戻しスプリングを用いていないので、モータによる
施錠、解錠のとき余分の負荷がなくモータートルクを有
効に利用できる。
次にロック機構Lがロツクオンの状態にあるときにロッ
クオフスイッチSW2をO−Hすると、ロックオフスイ
ッチSW2の可動接片kは固定接片iと接触し、電流は
ロックオフスイッチSW2の固定接点11可動接片k1
固定接点j1モータM、ロツクオンスイッチSW1の固
定接点e1可動接片f1固定接点aと流れるのでモータ
Mは前記ロツクオン作動とは逆の回転をしてロック機構
Lはオフされる。
それ故、手動操作でロックオンする操作力も軽減される
尚、上記実施例にあっては、最終歯車G3の凹部13内
に配設した一対の弾性体16により電動操作時の衝撃を
吸収させるとともに、その撓み反力を利用して最終歯車
G3を反転させるように構成した場合を例にとり説明し
た75& この発明にあっては、これに限定されるこ
とはなく、例えば第5図に示すように、ピン14の自由
端側に弾性体20を固着してこの弾性体20により作動
時の衝撃を吸収させるとともに、その撓み反力を利用し
て最終歯車G3 を反転させるように構成してもよい。
1ヘ凹部13内に配設した二対の弾性体16と、ピン1
4の自由端側に固着した弾性体200両者を具備した構
成とすることも可能である。
以上説明してきたように、この発明は、車両用ドアロッ
ク装置の自動ロック操作機構をモータ駆動式とし、との
モータにより駆動される減速装置の最終歯車にはロック
機構を施錠又は解錠操作するスウイングアームの首振り
ストロークと少なくとも同一のストロークのあそびをも
たせ、ドア自動ロツクオン又はロツクオフ動作終了後に
上記最終歯車を弾性力を利用して原位置方向へ回動させ
るので、手動動作時には減速装置の歯車系を廻すことが
ほとんどなく、自動ロック機構を備えたドアロック装置
の手動操作力を大巾に軽減でき、しかも上記あそびは最
終歯車自身で受け持つように構或されているので減速装
置にクラッチを介装させたり、戻しスプリングを備えた
空振り機構を付設する必要がなくなり、この結果、モー
タによる施錠、解錠のときモータに余分な負荷が加わら
ない分、モータトルクを有効に利用でき、これに伴って
モータの小型化を図って装置全体をコンパクトにするこ
とができる。
1た、減速装置のケースからは側方に軸が出るのみなの
でシーリングが簡単に行ない得る等幾多の有益なる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドアロック装置を配設した車両用ドアの
斜視説明図、第2図はこの発明に係るドアロック装置の
自動ロック操作機構を示す正面図、第3図は第2図■−
■線断面図、第4図は第3図IV−IV線断面図、第5
図はこの発明の他例を示す説明図、第6図は自動ロック
操作機構の回路図である。 D・・・ドア、Do・・・回転自由端、L・・・ロック
機構、M・・・モータ、H・・・手動ロック操作機構、
A・・・自動ロック操作機構、2・・・ドアインナパネ
ル、3・・・ドアロツクノブ、11・・・シャフト軸、
13・・・凹部、14・・・ピン、15・・・スウイン
グアーム、16,20・・・弾性体、G3・・・最終歯
車、S,t・・・ストローク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体に開閉動可能に取り付けられたドアDの回転自
    由端Doに配設さヘ ドアDを閉状態にロックするロッ
    ク機構Lと、このロック機構Lをドアインナパネル2側
    に配設されたドアロツクノブ3で施錠又は解錠状態に操
    作する手動ロック操作機構Hと、上記ロック機構Lの下
    部に配設され減速装置を有するモータMにより上記ロッ
    ク機構Lを施錠又は解錠状態に操作する自動ロック操作
    機構Aとからなり、上記ロック機構Lを施錠又は解錠す
    る自動ロック機構Aのスウイングアーム15を減速装置
    の外部に備え、該スウイングアーム15を一端に固着し
    た軸11の減速装置内の他端にはピン14を固着すると
    共に、上記減速装置の最終歯車G3にはスウイングアー
    ム15の移動ストロークSと少なくとも同一のストロー
    クtを有するように扇形の凹部13を形成し、との凹部
    13内に上記ピン14を収納し、かつピン14の移動終
    端位置に釦いてモータMにより回動した最終歯車G3を
    撓み反力で反転させる弾性体16,20を、減速装置中
    に配設したことを特徴とする車両用ドアロック装置。 2 弾性体16は、最終歯車G3の凹部13の両終端部
    に配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の車両用ドアロック装置。 3 弾性体20は、ピン14の自由端側に固着されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用
    ドアロック装置。
JP55004550A 1980-01-21 1980-01-21 車両用ドアロツク装置 Expired JPS5847551B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63139166U (ja) * 1987-03-05 1988-09-13
DE4215374A1 (de) * 1991-05-14 1992-11-19 Mitsubishi Electric Corp Motorgetriebene betaetigungsvorrichtung

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