JPH1155523A - 画像読取方法及び装置 - Google Patents

画像読取方法及び装置

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JPH1155523A
JPH1155523A JP9219043A JP21904397A JPH1155523A JP H1155523 A JPH1155523 A JP H1155523A JP 9219043 A JP9219043 A JP 9219043A JP 21904397 A JP21904397 A JP 21904397A JP H1155523 A JPH1155523 A JP H1155523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り画像の色味と原稿画像の色味とに大
きな差が生じないようにした画像読取方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 イメージセンサ101から出力される複
数の信号の各々をA/D変換回路105により複数のデ
ジタル信号にA/D変換し、該A/D変換された前記複
数のデジタル信号のうち所定の信号の1つをコンパレー
タ108により所定の基準レベルと比較し、その比較結
果からローパスフィルタ109により高周波成分を除去
し、ローパスフィルタ109の出力をA/D変換回路1
05の入力レンジを定める基準電圧としてA/D変換回
路105に入力するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサを
用いて原稿画像を読み取る画像読取方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、リニアCCD(電化結合素
子)イメージセンサを用いて原稿画像を読み取る画像読
取装置において、原稿の明るさに応じて自動的に読み取
り信号を可変するABC(Auto Back−gro
und Control)回路を搭載したものが知られ
ている。
【0003】図17には、このようなABC回路を搭載
した従来の画像読取装置(以下、第1の従来装置と記述
する)の構成例を示す。同図において、1801はB/
W(白黒)CCDイメージセンサで、図示しない光学系
からの光信号を電気信号に変換して画像信号として出力
するものである。1802はアンプで、CCDイメージ
センサ1801の出力を所定のレベルまで増幅するもの
である。1803はA(アナログ)/D(デジタル)変
換回路で、アンプ1802の出力をデジタル信号に変換
するものである。1804はコンパレータで、A/D変
換回路1803から出力されるデジタル画像信号と所定
のABC比較用基準レベルとを比較するものである。1
805はLPF(ローパスフィルタ)で、コンパレータ
1804の高域成分(高周波成分)を除去(カット)す
るものである。1806は基準電圧源で、A/D変換回
路1803の入力レンジ決定するVT(上側基準)とV
B(下側基準)のうち、VB(下側基準)に入力する基
準電圧VREFを発生するものである。
【0004】図17において、コンパレータ1804の
出力の高域成分をLPF1805で除去された信号は、
A/D変換回路1803のVT(上側基準)に入力され
る。このため、A/D変換回路1803から出力される
デジタル画像信号が、ABC比較用基準レベルより大き
い場合は、A/D変換回路1803のVT(上側基準)
は大きくなるように制御され、その結果、A/D変換回
路1803の出力のデジタル画像信号が小さくなる。逆
に、デジタル画像信号が、ABC比較用基準レベルより
小さくなると、A/D変換回路1803のVT(上側基
準)は小さくなるように制御され、その結果、A/D変
換回路1803の出力のデジタル画像信号が大きくな
る。
【0005】上記制御の結果、A/D変換回路1803
の出力のデジタル画像信号の平均レベルがABC比較用
基準レベルと一致した状態となる。
【0006】なお、図17において、コンパレータ18
04にはABC用領域信号が入力されており、ABC比
較の対象となる画像領域でのみコンパレータ1804の
出力を動作させ、ABC比較の対象外となる画像領域
(例えば、非画像期間及び画像端部)では、コンパレー
タ1804の出力を停止するように構成されている。
【0007】従って、第1の従来装置では、原稿画像を
読み取った平均レベルが常にABC比較用基準レベルと
一致するように読み取り信号レベルが制御されるため、
暗い原稿も明るい原稿も、常に最適な信号レベルで読み
取ることができる。
【0008】また、図18には、リニアイメージセンサ
を用いた別の従来の画像読み取り装置(以下、第2の従
来装置と記述する)の構成例を示す。この第2の従来装
置は、原稿台ガラス1910上の原稿1911を原稿照
明用の光源体1909及び反射体1908で照明し、原
稿画像を第1ミラー1907、第2ミラー1904、第
3ミラー1905及びレンズ1902により、CCDリ
ニアイメージセンサ1901の受光面上に結像させる構
造となっている。また、図18で一点鎖線で囲まれた部
分である第1移動ユニット1906が、図中矢印A方向
に速度Vで移動し、同時に二点鎖線で囲まれた部分であ
る第2移動ユニット1903が、図中矢印B方向に速度
V/2で移動することにより(以下、副走査スキャン動
作と記述する)、原稿1911全体の画像をCCDリニ
アイメージセンサ1901で読み取ることができる。
【0009】図19には、図18のCCDリニアイメー
ジセンサ1901から得られた画像信号の信号処理の流
れの一例を示す。同図において、CCDリニアイメージ
センサ1901の出力信号は、ゲインアンプ2001で
増幅され、アナログ信号処理回路2002で画像信号成
分を取り出し、A(アナログ)/D(デジタル)変換回
路2003によってアナログ画像信号をデジタル画像信
号に変換し、シェーディング補正回路2004で原稿画
像を均一に読み取るためのシェーディング補正を行った
後、出力端子2005から出力される。
【0010】更に、別の従来の画像読取装置(以下、第
3の従来装置と記述する)では、ファクシミリ装置等に
見られるように、原稿画像の読み取り速度が遅かったと
もあって、1ラインの光電変換素子は1個のA/D変換
器で対応がとれていたため、原稿の1ラインデータを別
々のA/D変換器で処理することによるA/D変換器の
個体差(特性のばらつき)を考慮することが無かった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、カラー
CCDイメージセンサを用いたカラー画像読取装置にお
いても、上述したような第1の従来装置におけるABC
回路を搭載したいといった要求が強まっている。
【0012】しかしながら、上述したABC回路の構成
をカラー画像読取装置に採用した場合、以下に示すよう
な問題点が発生する。
【0013】即ち、カラー画像読取装置で読み取った各
色の読み取り信号に独立したABC回路を付加した場
合、各色の読み取りレベルが独立に制御されてしまう。
このため、読み取った画像の色味と原稿の色味とに大き
な差が生じてしまう場合があった。
【0014】また、上述した第2の従来装置における図
19に示した信号処理の流れでは、原稿の下地に色もし
くは柄が印刷され、その上に文字が印刷されている場
合、の原稿を画像読取装置により読み取ると、下地と文
字の明るさのレベルの差が小さいため、プリンタまたは
TVモニタに出力或いはファックスとして出力したりす
る場合、文字が潰れてしまうという問題点があった。
【0015】また、上述した第3の従来装置において
は、画像形成装置の複合化に伴い各々の機能のプロダク
ティビティを落とさずに、作業効率の良い装置を構成し
ようとした場合、原稿画像の読み取り速度が遅くても問
題の無かった機能の中にも、プロダクティビティの最適
化のために原稿画像の読み取り速度の高速化が必要とな
る機能がある。画像読み取り部においては、読み取り手
段である光電変換素子の電化転送速度に限界があること
から、主走査方向である1ライン上に並んでいるフォト
セルを偶数列、奇数列のように分解して並列信号処理を
行い、見掛上の読み取り速度の高速化を実現している。
【0016】しかし、流し読み原稿の下地飛ばし(白と
認識させる)処理を行うためには、原稿を再度読み取る
ことができないという問題があり、必然的にリアルタイ
ム処理が求められるが、リアルタイム処理を行うものは
従来存在しなかった。
【0017】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、読み取った画像の色味と原稿の色
味とに大きな差が生じることがないと共に、シエーディ
ングむらの大小による装置間のABC制御効果のばらつ
きを軽減でき、しかも原稿の色味ではなく、明るさ(輝
度)に応じたABC制御を実現することができる画像読
取方法及び装置を提供しようとするものである。
【0018】また、本発明の第2の目的とするところ
は、下地に色もしくは柄の上に文字が書かれている原稿
画像を読み込んだ場合、文字及び線を明確に出力するこ
とができる画像読取方法及び装置を提供しようとするも
のである。
【0019】更に、本発明の第3の目的とするところ
は、フルスキャンによる原稿の下地飛ばし処理ができな
いような流し読みの場合で、特に高速読み取りを行った
際にも、原稿の下地飛ばし処理効果が得られると同時
に、読み取り手段によるデータずれを補正して最適な画
像読み取り処理を行うことができる画像読取方法及び装
置を提供しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の画像読取方法は、イメージセン
サから出力される複数の信号の各々をA/D変換手段に
より複数のデジタル信号に変換するA/D変換工程と、
前記A/D変換手段によりA/D変換された前記複数の
デジタル信号のうち所定の信号の1つを比較手段により
所定の基準レベルと比較する比較工程と、前記比較手段
の比較結果から高周波成分除去手段により高周波成分を
除去する高周波成分除去工程と、前記高周波成分除去手
段の出力を前記A/D変換手段の入力レンジを定める基
準電圧として前記A/D変換手段に入力するように制御
手段により制御する制御工程とを有することを特徴とす
る。
【0021】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の画像読取装置は、イメージセンサから出力
される複数の信号の各々を複数のデジタル信号に変換す
るA/D変換手段と、前記A/D変換手段によりA/D
変換された前記複数のデジタル信号のうち所定の信号の
1つを所定の基準レベルと比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果から高周波成分を除去する高周波成分
除去手段と、前記高周波成分除去手段の出力を前記A/
D変換手段の入力レンジを定める基準電圧として前記A
/D変換手段に入力するように制御する制御手段とを有
することを特徴とする。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載の画像読取方法は、イメージセンサから出力
される複数の信号の各々をA/D変換手段により複数の
デジタル信号に変換するA/D変換工程と、前記A/D
変換手段によりA/D変換された前記複数のデジタル信
号の各々をシェーディング補正手段によりシェーディン
グ補正するシェーディング補正工程と、前記シェーディ
ング補正手段によりシェーディング補正された複数のデ
ジタル信号のうちの1つを所定の基準レベルと比較手段
により比較する比較工程と、前記比較手段の比較結果か
ら高周波成分除去手段により高周波成分を除去する高周
波成分除去工程と、前記高周波成分除去手段の出力を前
記A/D変換手段の入力レンジを定める基準電圧として
前記A/D変換手段に入力するように制御手段により制
御する制御工程とを有することを特徴とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載の画像読取装置は、イメージセンサから出力
される複数の信号の各々を複数のデジタル信号に変換す
るA/D変換手段と、前記A/D変換手段によりA/D
変換された前記複数のデジタル信号の各々をシェーディ
ング補正するシェーディング補正手段と、前記シェーデ
ィング補正手段によりシェーディング補正された複数の
デジタル信号のうちの1つを所定の基準レベルと比較す
る比較手段と、前記比較手段の比較結果から高周波成分
を除去する高周波成分除去手段と、前記高周波成分除去
手段の出力を前記A/D変換手段の入力レンジを定める
基準電圧として前記A/D変換手段に入力するように制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の画像読取方法は、イメージセンサから出力
される複数の信号の各々をA/D変換手段により複数の
デジタル信号に変換するA/D変換工程と、前記A/D
変換手段によりA/D変換された前記複数のデジタル信
号の各々をシェーディング補正手段によりシェーディン
グ補正するシェーディング補正工程と、前記シェーディ
ング補正手段によりシェーディング補正された複数のデ
ジタル信号に対して演算手段により所定の演算を行って
1つのデジタル信号を得る演算工程と、前記演算手段の
演算結果を所定の基準レベルと比較手段により比較する
比較工程と、前記比較手段の比較結果から高周波成分除
去手段により高周波成分を除去する高周波成分除去工程
と、前記高周波成分除去手段の出力を前記A/D変換手
段の入力レンジを定める基準電圧として前記A/D変換
手段に入力するように制御手段により制御する制御工程
とを有することを特徴とする。
【0025】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の画像読取装置は、イメージセンサから出力
される複数の信号の各々を複数のデジタル信号に変換す
るA/D変換手段と、前記A/D変換手段によりA/D
変換された前記複数のデジタル信号の各々をシェーディ
ング補正するシェーディング補正手段と、前記シェーデ
ィング補正手段によりシェーディング補正された複数の
デジタル信号に対して所定の演算を行って1つのデジタ
ル信号を得る演算手段と、前記演算手段の演算結果を所
定の基準レベルと比較する比較手段と、前記比較手段の
比較結果から高周波成分を除去する高周波成分除去手段
と、前記高周波成分除去手段の出力を前記A/D変換手
段の入力レンジを定める基準電圧として前記A/D変換
手段に入力するように制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0026】また、上記第2の目的を達成するために請
求項7記載の画像読取方法は、イメージセンサから出力
される信号をA/D変換手段によりデジタル信号に変換
するA/D変換工程と、前記A/D変換手段によりA/
D変換された前記デジタル信号をシェーディング補正手
段によりシェーディング補正するシェーディング補正工
程と、前記シェーディング補正手段によりシェーディン
グ補正されたデジタル信号を所定の基準レベルと比較手
段により比較する比較工程と、前記比較手段の比較結果
に基づき前記A/D変換手段のリファレンス電圧の上限
値を変化させる電圧上限値変化工程とを有することを特
徴とする。
【0027】また、上記第2の目的を達成するために請
求項8記載の画像読取装置は、イメージセンサから出力
される信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段
と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前記デ
ジタル信号をシェーディング補正するシェーディング補
正手段と、前記シェーディング補正手段によりシェーデ
ィング補正されたデジタル信号を所定の基準レベルと比
較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき前
記A/D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化さ
せる電圧上限値変化手段とを有することを特徴とする。
【0028】また、上記第2の目的を達成するために請
求項9記載の画像読取方法は、イメージセンサから出力
される信号をA/D変換手段によりデジタル信号に変換
するA/D変換工程と、前記A/D変換手段によりA/
D変換された前記デジタル信号をシェーディング補正手
段によりシェーディング補正するシェーディング補正工
程と、前記シェーディング補正手段によりシェーディン
グ補正されたデジタル信号を所定の基準レベルと比較手
段により比較する比較工程と、前記比較手段の比較結果
に基づきスイッチ回路を切り換えることにより前記A/
D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化させる電
圧上限値変化工程とを有することを特徴とする。
【0029】また、上記第2の目的を達成するために請
求項10記載の画像読取装置は、イメージセンサから出
力される信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段
と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前記デ
ジタル信号をシェーディング補正するシェーディング補
正手段と、前記シェーディング補正手段によりシェーデ
ィング補正されたデジタル信号を所定の基準レベルと比
較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づきス
イッチ回路を切り換えることにより前記A/D変換手段
のリファレンス電圧の上限値を変化させる電圧上限値変
化手段とを有することを特徴とする。
【0030】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11記載の画像読取装置は、請求項9記載の画像読
取方法において、前記スイッチ回路はコンデンサと抵抗
とを有し、前記コンデンサと抵抗の充放電によって前記
A/D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化させ
ることを特徴とする。
【0031】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12記載の画像読取装置は、請求項10記載の画像
読取装置において、前記スイッチ回路はコンデンサと抵
抗とを有し、前記コンデンサと抵抗の充放電によって前
記A/D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化さ
せることを特徴とする。
【0032】また、上記第3の目的を達成するために請
求項13記載の画像読取方法は、一定速度で原稿照射手
段の上を通る原稿の画像を読み取り手段により読み取る
読み取り工程と、原稿の下地飛ばし(白と認識させる)
処理をリアルタイムで行うように制御手段により制御す
る制御工程とを有することを特徴とする。
【0033】また、上記第3の目的を達成するために請
求項14記載の画像読取方法は、請求項13記載の画像
読取方法において、前記制御工程は、前記原稿の地飛ば
し処理を複数のA/D変換手段のリファレンス電圧の制
御によって実現し、モード別に前記原稿の下地飛ばし
(白と認識させる)処理を制御可能としたことを特徴と
する。
【0034】また、上記第3の目的を達成するために請
求項15記載の画像読取方法は、請求項13または14
記載の画像読取方法において、読み取り画像データと所
定の基準レベルとを比較手段により比較する比較工程
と、前記比較手段の比較結果に基づき前記A/D変換手
段のリファレンス電圧を制御する制御信号を制御信号作
成手段により作成する制御信号作成工程と、前記複数の
A/D変換手段の出力データをデータ参照手段により参
照するデータ参照工程と、画像処理部からの要求により
前記データ参照手段により参照したデータの合成方法を
切り換え手段により切り換える合成方法切換工程とを有
することを特徴とする。
【0035】また、上記第3の目的を達成するために請
求項16記載の画像読取方法は、請求項13,14また
は15記載の画像読取方法において、前記複数のA/D
変換手段の各々の入力信号を信号切換手段により切り換
える信号切換工程と、前記複数のA/D変換手段の特性
を比較するための基準信号を基準信号発生手段により発
生する基準信号発生工程と、前記複数のA/D変換手段
の出力データから基準のA/D変換手段に対する差を算
出手段により算出する算出工程とを有することを特徴と
する。
【0036】また、上記第3の目的を達成するために請
求項17記載の画像読取方法は、請求項13,14また
は15記載の画像読取方法において、前記複数のA/D
変換手段の各々の入力信号を信号切換手段により切り換
える信号切換工程と、前記複数のA/D変換手段の特性
を比較するための基準信号を基準信号発生手段により発
生する基準信号発生工程と、前記複数のA/D変換手段
の出力データから基準のA/D変換手段に対する差を算
出手段により算出する算出工程と、前記算出手段の算出
値を用いて補正手段により補正する補正工程とを有する
ことを特徴とする。
【0037】また、上記第3の目的を達成するために請
求項18記載の画像読取方法は、請求項13〜16また
は17記載の画像読取方法において、主走査方向の画像
データを記憶手段により記憶するラインデータ記憶工程
と、前記ラインデータを演算手段により演算する演算工
程と、前記A/D変換手段のリファレンス電圧をリファ
レンス電圧設定手段により設定するリファレンス電圧設
定工程と、読み取った画像に対して1ラインごと或いは
複数ラインごとに前記リファレンス電圧のフィードバッ
ク制御をフィードバック制御手段により行うことを特徴
とする。
【0038】また、上記第3の目的を達成するために請
求項19記載の画像読取装置は、一定速度で原稿照射手
段の上を通る原稿の画像を読み取る読取手段と、原稿の
下地飛ばし(白と認識させる)処理をリアルタイムで行
うように制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0039】また、上記第3の目的を達成するために請
求項20記載の画像読取装置は、請求項19記載の画像
読取装置において、前記制御手段は、前記原稿の地飛ば
し処理を複数のA/D変換手段のリファレンス電圧の制
御によって実現し、モード別に前記原稿の下地飛ばし
(白と認識させる)処理を制御可能としたことを特徴と
する。
【0040】また、上記第3の目的を達成するために請
求項21記載の画像読取装置は、請求項19または20
記載の画像読取装置において、読み取り画像データと所
定の基準レベルとを比較する比較手段と、前記比較手段
の比較結果に基づき前記A/D変換手段のリファレンス
電圧を制御する制御信号を作成する制御信号作成手段
と、前記複数のA/D変換手段の出力データを参照する
データ参照手段と、画像処理部からの要求により前記デ
ータ参照手段により参照したデータの合成方法を切り換
える合成方法切換手段とを有することを特徴とする。
【0041】また、上記第3の目的を達成するために請
求項22記載の画像読取装置は、請求項19,20また
は21記載の画像読取装置において、前記複数のA/D
変換手段の各々の入力信号を切り換える信号切換手段
と、前記複数のA/D変換手段の特性を比較するための
基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記複数のA
/D変換手段の出力データから基準のA/D変換手段に
対する差を算出する算出手段とを有することを特徴とす
る。
【0042】また、上記第3の目的を達成するために請
求項23記載の画像読取装置は、請求項19,20また
は21記載の画像読取装置において、前記複数のA/D
変換手段の各々の入力信号を切り換える信号切換工程
と、前記複数のA/D変換手段の特性を比較するための
基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記複数のA
/D変換手段の出力データから基準のA/D変換手段に
対する差を算出する算出手段と、前記算出手段の算出値
を用いて補正する補正手段とを有することを特徴とす
る。
【0043】また、上記第3の目的を達成するために請
求項24記載の画像読取装置は、請求項19〜22また
は23記載の画像読取装置において、主走査方向の画像
データを記憶するラインデータ記憶手段と、前記ライン
データを演算する演算手段と、前記A/D変換手段のリ
ファレンス電圧を設定するリファレンス電圧設定手段
と、読み取った画像に対して1ラインごと或いは複数ラ
インごとに前記リファレンス電圧のフィードバック制御
を行うフィードバック制御手段とを有することを特徴と
する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図16に基づき説明する。
【0045】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図3に基づき説明する。図1は、
本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成を
示すブロック図であり、同図中、101はカラーCCD
イメージセンサで、光学系からの光信号を電気信号に変
換して画像信号として出力するものである。102,1
03,104はアンプで、カラーCCDイメージセンサ
101から出力されるR(赤)、G(緑)、B(青)の
各信号を所定のレベルまで増幅するものである。10
5,106,107はA/D変換回路で、各アンプ10
2〜104から出力されたアナログ信号をデジタル信号
に変換するものである。108はコンパレータで、G信
号用のA/D変換回路106の出力であるGのデジタル
信号出力レベルをABC比較用基準レベルと比較するも
のである。109はLPF(ローパスフィルタ)で、コ
ンパレータ108からの出力信号の高域成分(高周波成
分)を除去(カット)するものである。110は基準電
圧源で、A/D変換回路105〜107のVB(下側基
準)を発生するものである。
【0046】なお、A/D変換回路105〜107のV
T(上側基準)には、各チャネル全てにLPF109の
出力信号が供給される。
【0047】コンパレータ108に入力されるABC用
領域信号は、図2(b)に示すように1H(主走査)の
読み取り期間のうち、ABC制御の対象となる画像区間
を示す領域信号であり、コンパレータ108は、このA
BC制御対象画像区間のみ動作し、ABC制御対象画像
区間外の区間では出力を停止するように制御される。
【0048】コンパレータ108及びLPF109は、
例えば、図3のように構成されている。
【0049】図3においてコンパレータ108は、比較
回路310、2入力ANDゲート307,308及びイ
ンバータ309により構成されている。比較回路310
は、G入力(デジタル信号)とABC比較用基準レベル
とを比較し、[G入力≧ABC比較用基準レベル]の場
合はハイ(High)レベル信号を、[G入力<ABC
比較用基準レベル]の場合はロー(Low)レベル信号
をそれぞれ出力する。そして、ABC用領域信号=ハイ
(High)の場合のみLPF109に比較結果が出力
される。
【0050】また、図3においてLPF109は、アナ
ログスイッチ303,304、抵抗305,306、コ
ンデンサ302及びバッファ301により構成されてい
る。そして、コンパレータ108での比較結果に応じ
て、コンデンサ302への充電/放電が行われる。な
お、ABC制御対象画像区間外の区間ではコンデンサ3
02の電圧はホールドされる。
【0051】上述したようなコンパレータ108及びL
PF109の構成により、以下のような制御が実現され
る。 (1)[G入力≧ABC比較用基準レベル]且つ[AB
C領域]の場合は、A/D変換回路105〜107のV
Tは上がるように制御される。 (2)[G入力<ABC比較用基準レベル]且つ[AB
C領域]の場合は、A/D変換回路105〜107のV
Tは下がるように制御される。 (3)[ABC領域外]の場合は、A/D変換回路10
5〜107のVTはホールド制御される。
【0052】上記のように制御されたVTは、R,G,
B全てのチャネルのA/D変換回路105〜107の上
側基準として入力されるため、読み取り出力となるR,
G,Bの各デジタル信号は、全て同じゲイン制御を受け
ることになる。このため、原稿画像の色味に対して、読
取り画像の色味が大幅に変化するということはなく、読
み取り信号レベルの明るさのみが自動制御されることに
なる。
【0053】なお、図1には、G出力をABC比較用基
準レベルと比較して、読み取り信号レベルを制御するよ
うにした構成例を示したが、その他の例として、B出力
或いはR出力をABC比較用基準レベルと比較して、読
み取り信号レベルを制御するようにする構成でも良い。
【0054】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図4及び図5に基づき説明する。図4は
本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の構成を
示すブロック図、図5はABC回路の動作説明図であ
る。なお、図4において、上述した第1の実施の形態に
おける図1と同一部分には同一符号が付してある。
【0055】図4において図1と異なる点は、図1の構
成にシェーディング補正回路401,402,403を
設けると共に、シェーディング補正回路402によりシ
ェーディング補正後のG出力をコンパレータ108でA
BC比較用基準レベルと比較するようにしたことであ
る。
【0056】上述した第1の実施の形態における図1の
構成の場合、シェーディング補正前のG信号の平均レベ
ルがABC比較用基準レベルと一致するようにABC制
御が行われる。この様子を図5(a)に示す。図5
(a)において、実線はシェーディング補正前のG出力
を、点線はABC比較用基準レベルをそれぞれ示す。
【0057】この読み取り信号にシェーディング補正を
施すと図5(b)に示すようになる。図5(b)におい
て、実線はシェーディング補正後のG出力の平均レベル
を、点線はABC比較用基準レベルをそれぞれ示す。こ
のようにシェーディング補正を施した結果、ABC比較
用基準レベルとシェーディング補正後のG信号の平均レ
ベルとの間には、図5(b)に示すように△分のずれが
生じてしまう。更に、この△分のずれ量がシェーディン
グむらのばらつきの影響を受けるため、画像読取装置間
のばらつきが発生してしまう。
【0058】一方、本実施の形態における図4の構成の
場合、シェーディング補正回路402によりシェーディ
ング補正後のG信号をコンパレータ108でABC比較
用基準レベルと比較してABC制御を行うため、図5
(c)に示すように、シェーディング補正後のG出力の
平均レベル(実線)とABC比較用基準レベル(点線)
とが一致するように制御される。このため、画像読取装
置のシェーディングむらのばらつきの影響を受けるとな
く、一定したABC制御の効果を得ることができる。
【0059】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図6に基づき説明する。図6は本発明の
第3の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示すブロ
ック図であり、同図において、上述した第2の実施の形
態における図4と同一部分には同一符号が付してある。
【0060】図6において図4と異なる点は、図4の構
成にL信号演算回路601を付加し、ABC比較用基準
レベルと比較する信号としてG信号を使用するのではな
く、R,G,Bの各信号からL信号演算回路601によ
る所定の演算により得られるL信号を使用するようにし
たことである。
【0061】このL信号は輝度信号であり、例えば、下
記(1)式に基づくR,G,Bの1次線型演算により得
ることができる。
【0062】 L=α1・R+α2・G+α3・B … (1) 勿論、上記(1)式以外の演算でも良い。
【0063】ABC制御に前記L信号を使用すること
で、原稿上の特定の色(R,G,B等)に応じてではな
く、輝度に応じたABC制御を実現することができる。
【0064】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図7〜図9に基づき説明する。図7は本
発明の第4の実施の形態に係る画像読取装置における原
稿の下地飛ばし処理回路の構成を示すブロック図であ
る。同図において、701はCCDリニアイメージセン
サで、光学系からの光信号を電気信号に変換して画像信
号として出力するものである。702はゲインアンプ
で、CCDリニアイメージセンサ701から出力される
信号(図の簡素化のため、ODD、EVEN画素の区別
の無いイメージセンサを想定する)に所定のゲイン分を
増幅するものである。703はアナログ信号処理回路
で、ゲインアンプ702からの出力信号から画像信号成
分を取り出す処理を行う回路である。704はA/D変
換回路で、アナログ信号処理回路703から出力される
アナログ信号をデジタル信号に変換する回路である。7
05はDC電圧を供給するDC電圧供給回路、706は
シェーディング補正回路で、原稿を均一に読み取るため
のシェーディング補正を行う回路である。707はロー
パスフィルタ等のフィルタ回路で、後述する比較回路7
08からの出力信号中の高域成分(高周波成分)を除去
(カット)するものである。708は比較回路で、シェ
ーディング補正回路706の出力と後述するCPU(中
央演算処理装置)709から出力される所定値(通常は
255レベル)とを比較する回路である。709はCP
Uで、本装置全体を制御するものである。
【0065】フィルタ回路707の出力によりDC電圧
供給回路705からA/D変換回路704のリファレン
ス電圧の上限値Vtに供給する電圧を変化させる。比較
回路708では、前記所定値より小さいデータの場合
は、シェーディング補正回路706の出力がそのまま出
力され、逆に前記所定値より大きいデータの場合は、前
記所定値をそのままフィルタ回路707に入力する。
【0066】次に上記構成になる本実施の形態に係る画
像読取装置の動作を図7と共に、図8及び図9を用いて
説明する。
【0067】図8はシェーディング補正回路706によ
りシェーディング補正後の出力信号と、設定すべきA/
D変換回路704のリファレンス電圧Vtを示す。ま
た、図8における下方の横線が原稿上での黒を、上方の
横線が原稿上での白をそれぞれ示す。ここで、シェーデ
ィング補正回路706の出力はデジタル信号のため、こ
こではデータを8ビットとし、8ビット中(0)レベル
が黒とし、(255)レベルが白とする。また、図8に
おける実線がシェーディング補正回路706から出力さ
れる出力信号であり、その実線の下方向に向けて出力さ
れている部分が、原稿上の文字もしくは線である。
【0068】図8では、最初は下地の出力レベルが低く
(黒に近い)、中央部では下地の出力レベルが高く(白
に近い)なり、再び下地の出力レベルが低く(黒に近
い)なる。
【0069】図8で太い実線がA/D変換回路704の
リファレンス電圧の上限値Vtに設定する電圧に対応し
たレベルである。これは点線で示す原稿の下地の出力レ
ベルとほぼ同じであるが、フィルタ回路707により文
字、線等の急激な出力信号レベルの変化には応答しない
ようになっている。前記太い実線のレベルをDC電圧供
給回路705に入力し、その入力されたレベルに対応し
たA/D変換回路704のVtに入力する。その太い実
線部分を出力信号の白レベル(255レベル)とするこ
とにより、画像出力は下地を飛ばした文字、線の見やす
い画像となる。
【0070】図9に下地のある原稿と、本実施の形態に
おける画像出力のイメージを示す。図9(a)が基にな
る原稿であり、図9(b)が出力画像である。実際に点
線レベルを白レベル(255レベル)にするため、DC
電圧供給回路705によりA/D変換回路704のリフ
ァレンス電圧の上限値Vtを下げる方向に変化させる。
【0071】本実施の形態では、シェーディング補正回
路706の出力をA/D変換回路704のリファレンス
電圧Vtにフィードバックさせているが、原理的にはC
CDリニアイメージセンサ701の出力信号(アナログ
信号)、A/D変換回路704の出力信号(デジタル信
号)をフィードバックすることにより、本実施の形態と
同様の効果を得ることができる。しかし、アナログ信号
をフィードバックさせる場合は、本実施の形態に比べて
比較回路等の回路規模が大きくなってしまい、コストダ
ウン及びユニットの小型化という点では、あまり好まし
くない。
【0072】また、A/D変換回路704の出力をフィ
ードバックさせる場合、回路規模という点では本実施の
形態と同様であるが、シェーディング補正前の信号ため
配光が一定でない場合、出力の地レベルがちらついてし
まうという欠点がある。また、シェーディング補正前の
データである点(ターゲット値)を白レベル(255レ
ベル)としてシェーディング補正回路によって各ビッド
ごとに係数を掛け合わせるため、シェーディング補正前
の前記ターゲット値より数レベル下のデータも、シェー
ディング補正後は白レベル(255レベル)となってし
まうため、画像として再現できないレベルが存在してし
まう。
【0073】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態を図10に基づき説明する。図10は本発
明の第5の実施の形態に係る画像読取装置における原稿
の下地飛ばし処理回路の構成を示すブロック図である。
同図において、1001はCCDリニアイメージセンサ
で、光学系からの光信号を電気信号に変換して画像信号
として出力するものである。1002はゲインアンプ
で、CCDリニアイメージセンサ1001から出力され
る信号(図の簡素化のため、ODD、EVEN画素の区
別の無いイメージセンサを想定する)に所定のゲイン分
を増幅するものである。1003はアナログ信号処理回
路で、ゲインアンプ1002からの出力信号から画像信
号成分を取り出す処理を行う回路である。1004はA
/D変換回路で、アナログ信号処理回路1003から出
力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する回路で
ある。1005は比較回路で、後述するシェーディング
補正回路1006の出力と後述するCPU(中央演算処
理装置)1007から出力される所定値(通常は255
レベル)とを比較する回路である。1006はシェーデ
ィング補正回路で、原稿を均一に読み取るためのシェー
ディング補正を行う回路である。1007はCPUで、
本装置全体を制御するものである。1008はスイッチ
回路で、スイッチ1010、コンデンサ1009、抵抗
1011,1012を有している。スイッチ1010の
共通端子はコンデンサ1009を介してグランド(GN
D)と、A/D変換回路1004のリファレンス電圧の
上限値Vtにそれぞれ接続される。また、スイッチ10
10の一方の端子は一方の抵抗1011を介してVcc
に且つ他方の端子は他方の抵抗1012を介してグラン
ド(GND)にそれぞれ接続される。
【0074】次に上記構成の本実施の形態に係る画像読
取装置における原稿の下地飛ばし処理回路の動作を説明
する。
【0075】図10において比較回路1005では、シ
ェーディング補正回路1006の出力とCPU1007
から出力される所定値とを比較し、前記所定値よりもシ
ェーディング補正回路1006の出力が小さい場合は、
スイッチ1010を他方の抵抗1012側に接続し、コ
ンデンサ1009にチャージされた電荷の放電により、
A/D変換回路1004のリファレンス電圧の上限値V
tを下げる方向に変化させ、原稿の下地レベルを上げて
いく(255レベルに近づけていく)。
【0076】逆に、前記所定値よりもシェーディング補
正回路1006の出力が大きい場合は、スイッチ101
0を一方の抵抗1011側に接続し、コンデンサ100
9に電荷をチャージすることにより、A/D変換回路1
004のリファレンス電圧の上限値Vtを上げる方向に
変化させ、原稿の下地レベルを下げていく(255レベ
ルから遠ざかる)。このような制御を行うことで原稿の
下地レベルが白レベル(255レベル)に近づいてい
く。
【0077】また、CCDリニアイメージセンサ100
1の1Hデータの先端部で前記所定値よりもシェーディ
ング補正回路1006の出力が大きいとを想定し、コン
デンサの電荷を放電するために、CPU1007は1H
ごとに出力する所定値を(0)レベルに設定する。
【0078】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態を図11〜図14に基づき説明する。図1
1は本発明の第6の実施の形態に係る画像読取装置を具
備した原稿処理装置である複写機の構成を示す縦断面図
である。同図において、リーダ部1100aの原稿給送
装置1101は、不図示の原稿を最終ページから順に1
枚ずつプラテンガラス1102上へ給送し、原稿の読み
取り動作終了後、プラテンガラス1102上の原稿を所
定箇所に排出するものである。また、原稿がプラテンガ
ラス1102上給送されると原稿照明用のランプ110
3を点灯し、スキャナユニット1104の移動を開始さ
せて原稿を露光走査する。この露光走査による原稿から
の反射光は、ミラー1105,1106,1107及び
レンズ1108によって、イメージセンサ(以下、CC
Dと記述する)1109へ導かれる。このように露光走
査された原稿の画像は、CCD1109によって読み取
られる。このCCD1109から出力される画像データ
は、所定の処理が施された後、プリンタ部1100bへ
転送される。
【0079】プリンタ部1100bのレーザドライバは
レーザ発光部1114を駆動し、リーダ部1100aか
ら出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部1114にて発光させる。そして、このレーザ光は、
感光ドラム1115の異なる位置に照射され、感光ドラ
ム1115には、これらのレーザ光に応じた潜像が形成
される。この感光ドラム1115の潜像の部分には、現
像機1116によって現像剤が付着される。そして、レ
ーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット1
117及びカセット1118のいずれかから記録紙を給
紙して転写部1119へ搬送し、感光ドラム1115に
付着された現像剤をこの記録紙上に転写する。
【0080】そこで、現像剤が転写された記録紙は、定
着部1120に搬送されて熱と圧力により現像剤は記録
紙上に定着される。定着部1120を通過した記録紙
は、排出ローラ1121によって排出され、ソータ11
24は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記
録紙の仕分けを行う。なお、ソータ1124は仕分けが
設定されていない場合には、排出ローラ1121まで記
録紙を搬送した後、排出ローラ1121の回転方向を逆
転させ、フラッパ1122によって記録紙を再給紙搬送
路1123へ導く。また、多重記録が設定されている場
合は、記録紙を排出ローラ1121まで搬送しないよう
にフラッパ1122によって再給紙搬送路1123へ導
き、再給紙搬送路1123へ導かれた記録紙は、上述し
たタイミングと同じタイミングで転写部1119へ給紙
される。
【0081】CCD1109から出力された画像データ
は、アナログ・デジタル変換/シェーディング補正(A
/D・SH)部1110でアナログ/デジタル変換が行
われると共に、シェーディング補正も行われる。このA
/D・SH部1110によって処理された画像データ
は、画像処理部1111を介してプリンタ部1100b
へ転送される。CPU1112は操作部1125で設定
された設定内容に応じて画像処理部1111を制御す
る。この様なCPU1112の制御プログラムは、記憶
装置1113に記憶されており、CPU1112はこの
記憶装置1113の記憶内容を参照しながら所定の制御
を行う。また、記憶装置1113はCPU1112の作
業領域(ワーク)としても使用される。
【0082】図12は本実施の形態に係る画像読取装置
における原稿画像読み取りの形式を模式化した図であ
る。従来の複写機のような移動光学系が原稿台ガラス上
にセットされた原稿をフルスキャンして読み取るのとは
違い、移動光学系を固定し原稿を一定速度で搬送するこ
とによって読み取る方法である。流し読みのメリット
は、フルスキャンの読み取りに対して、移動光学系のバ
ックの時間が不要であるため、同じプロセススピードの
ままで、原稿の紙間制御によって原稿読み取り枚数がア
ップするというメリットを持っている。
【0083】図12において、1301は流し読み原稿
で、図示しない原稿給送装置から所定の速度で流し込ま
れてくる。1302は通常の移動光学系である読み取り
部であり、ホームポジションからレンズ1303側のプ
ラテンガラスの下まで移動し、原稿照明用のランプを点
灯したままジョブが終わるまで固定される。
【0084】読み取り部1302を通過した原稿130
1はレンズ1303を介してCCD1304に結像さ
れ、CCD処理基板1305上でビデオ信号に変換さ
れ、イメージプロセッサ1306で画像処理が施された
後、出力装置1307から排出される。
【0085】本発明で問題となる原稿の下地飛ばしは、
従来のフルスキャン時の場合には原稿をプレスキャン
し、そのときの画像データのヒストグラムを基に、原稿
読み取り時にデジタル的に補正を施す手法を採用してい
た。ところが、上述したように流し読みではプレスキャ
ンができないためにフルスキャン時と同等の手法がとれ
ない。そこで、本発明では、従来からファクシミリ装置
等で用いられている手法であるA/D変換回路のリファ
レンス電圧のリアルタイム制御による原稿の下地飛ばし
を複写機の事情に合わせて改良したものである。
【0086】図13は本実施の形態に係る画像読取装置
を具備した画像処理装置における原稿の下地飛ばし処理
回路の構成を示すブロック図である。同図において、1
401は読み取り手段であるCCD(電荷結合素子)
で、その出力信号は出力回路1402を通してコンデン
サ1403の結合でアナログプロセッサ(AP)140
4に入力される。アナログプロセッサ(AP)1404
は、後段のA/D変換回路1405の入力レンジ内に、
読み取り信号を合わせ込むためのDCオフセット調整、
ゲイン調整機能を持っており、イメージプロセッサ14
08からの制御信号によって調整される。
【0087】A/D変換回路1405のデジタル信号
は、ンパレータ1406にリアルタイムで入力されると
同時に、イメージプロセッサ1408に画像信号として
入力されて画像処理を施された後、出力装置1409か
ら出力される。
【0088】ここで、本発明と従来との違いは、リファ
レンス設定部1407にある。画像処理装置は、原稿読
み取りのプロセススピードに従って等速で処理されてお
り、ファクシミリ装置等、低速の画像処理系では従来か
ら1つのCCDに対して1つのA/D変換回路の構成を
持ったスキャナに対してリアルタイムでAEを行なって
いた。
【0089】しかし、複写機のように原稿画像の読み取
り及びプリントアウトが高速なものに対してはデジタル
信号処理が高速なため、画像処理系を1対1で対応させ
るのが困難になってきている。そのため、画像処理にお
ける並列処理化が必須となっている。また、従来から行
われているリアルタイムAEの概要は、流し読み原稿を
読み取った信号がコンパレータ1406によって所定の
レベル、例えば8ビットデータでのFFH等、白色系の
輝度信号がリアルタイムに加算されていき、その加算結
果をA/D変換回路1405のVRT(リファレンス)
にフィードバックさせて、原稿の濃度調整を行なってい
る。即ち、A/D変換回路1405のリファレンスは、
見掛上常に変動していることになる。
【0090】所定のリファレンス電圧でA/D変換回路
1405の出力がFFHを出力し続けると、このFFH
データは、A/D変換回路1405の入力としてはリフ
ァレンス電圧によって規定される。A/D入力のダイナ
ミックレンジを超えている可能性があり、そういったダ
イナミックレンジを保証しつつ、所定輝度データをキャ
ンセルすることが目的となる。
【0091】読み取り系の動作の概要を図14に示す。
実際に原稿を読み取る場合には、図14(B)、(C)
に示すように、主走査方向の各画素データは原稿に対応
して、その画素ごとのレベルはまちまちになる。A/D
リファレンスを調整する際、VRTのレベルが読み取り
値のFFHとなり、これを超えたものは一律にFFHと
なる。このときのリファレンス制御信号は、図14
(B)、(C)に示すように方形波となり、その区間
(H)の時間分だけリファレンス制御に加算される。こ
の動作により、図14(D)に示すようにA/D変換回
路のリファレンス電圧VRTは常に変動することにな
る。また、この動作ではA/D変換回路の入力信号のレ
ベルは制御されているわけではないので、リファレンス
電圧を下げれば画像データは白側にシフトし、リファレ
ンス電圧を上げれば画像データは相対的に黒側にシフト
することになる。本発明は、このような関係を流し読み
時に制御してリアルタイムでの原稿の下地飛ばし処理を
行なっている。
【0092】図14(D)において、区間(C)、
(E)は、読み取りデータにFFHを超えるデータが無
いため、自由放電であり、また、区間(A)、(B)、
(D)は、FFHを超えるデータ部分で、電荷がコンデ
ンサにチャージされ、VRTが変動する。
【0093】しかし、上述したように、装置の高速化に
伴い、信号処理の高速化が進むと、1つのCCDに対し
て2つまた4つのA/D変換回路を並列駆動しないと処
理速度が追いつかなくなってきている。この複数個のA
/D変換回路を並列駆動した場合に問題となるのは、各
々のA/D変換回路の特性のばらつきとリファレンス電
圧のフィードバックのばらつきである。
【0094】本実施の形態における図13が、このばら
つきを簡単な構成で除去できるようにしたものである。
即ち、本来各々のA/D変換回路1405の出力信号を
モニタした結果を個々のA/D変換回路1405に戻す
べきところを、図13のリファレンス設定部1407内
でANDやORを取った結果を全てのA/D変換回路1
405に共通のリファレンスとして設定するようにして
いる。また、リファレンス設定部1407は、図示して
ないが上述したリファレンス設定の切換手段、即ち、個
別設定機能と同一設定機能を持ち、複数個のA/D変換
回路1405の出力データからのリファレンス設定も、
原稿の種類、写真原稿、文字原稿、文字写真原稿等によ
って、各々のンパレート結果の参照方式も切り換えられ
るように構成されている。特に、文字原稿等の場合、通
常は原稿のバックグランドが白、もしくは一定濃度であ
ることが多く、リファレンス電圧の変動はほとんど無く
て良く、また、写真原稿においては、画像データの変動
が大きく、その結果を高速にフィードバックさせると原
稿のバックグランドに出力画像の悪影響が出てしまう。
本発明は、このような不具合も解消することができる。
【0095】但し、最大の効果としては、各々のA/D
変換回路1405のリファレンス電圧の差によって生じ
る原稿読み取りデータに相対的な差が生じることを防ぐ
ことができることである。
【0096】(第7の実施の形態)次に、本発明の第7
の実施の形態を図15に基づき説明する。図15は本発
明の第7の実施の形態に係る画像読取装置における原稿
の下地飛ばし処理回路の構成を示すブロック図である。
同図においては、原稿読み取り部であるスキャナ部と画
像処理部とが分かれた系を示している。
【0097】図15において、1601は読み取り手段
であるCCD(電荷結合素子)、1602は出力回路、
1603はアナログプロセッサ(AP)、1604はA
/D変換回路、1605はイメージプロッサ、1606
はリファレンス設定部、1607は出力装置、1608
はコンデンサである。
【0098】そして、CCD1601の出力信号は出力
回路1602を介してコンデンサ1608の結合でアナ
ログプロセッサ(AP)1603に入力される。アナロ
グプロセッサ(AP)1603は、後段のA/D変換回
路1604の入力レンジ内に、読み取り信号を合わせ込
むためのDCオフセット調整、ゲイン調整機能を持って
おり、イメージプロセッサ1605からの制御信号によ
って調整される。
【0099】A/D変換回路1604のデジタル信号
は、イメージプロセッサ1605に画像信号として入力
されて画像処理を施された後、出力装置1607から出
力される。また、イメージプロセッサ1605からの出
力信号はリファレンス設定部1606に入力される。
【0100】上述した第6の実施の形態においては、ス
キャナ部であるCCD1401で読み取った画像データ
を演算処理することなくコンパレート機能によって所定
の値に達したものを全てA/Dリファレンスにフィード
バックさせていた。即ち、スキャナ部の内部で閉じた系
になっている。そのため、画像データに関する設定は、
動作前のオペレートで決まってしまう。
【0101】本実施の形態では、スキャナ部であるCC
D1601で読み取った画像データは、ダイレクトにイ
メージプロセッサ1605に入力される。そこで、画像
処理を施しながら原稿のバックグランドに対する制御デ
ータを演算し、リファレンス設定部(例えば、D/Aコ
ンバート機能による電圧設定機能を持ったもの)160
6に調整データをフィードバックさせている。そのた
め、CCD1601で閉じた系よりもリファレンス電圧
調整の制御面、スピード面では高速とすることが可能で
ある。
【0102】本実施の形態において上述した第6の実施
の形態との大きな違いは、第6の実施の形態が原稿読み
取り時の主走査1ライン中の1画素ごとにリファレンス
電圧が少しずつ変化するのに対して、本実施の形態では
主走査1ラインごとの調整、または複数ラインごとの調
整も可能となる構成となっていることである。
【0103】(第8の実施の形態)次に、本発明の第8
の実施の形態を図16に基づき説明する。図16は本発
明の第8の実施の形態に係る画像読取装置における原稿
の下地飛ばし処理回路の構成を示すブロック図である。
同図において、1701は読み取り手段であるCCD
(電荷結合素子)、1702は出力回路、1703はア
ナログプロセッサ(AP)、1704はモニター切り換
えスイッチ、1705はA/D変換回路、1706はコ
ンパレータ、1707はリファレンス設定部、1708
はDC平均化回路、1709は比較回路、1710はデ
ータ補正部、1711はイメージプロセッサ、1712
は出力装置、1713はコンデンサ、1714は抵抗で
ある。
【0104】即ち、本実施の形態は、上述した第6の実
施の形態における図13の構成に、モニター切り換えス
イッチ1704、DC平均化回路1708、比較回路1
709及びデータ補正部1710を付加した構成であ
る。
【0105】データ補正部1710は複数個のA/D変
換回路1708のばらつきをデジタル的に補正するもの
で、モニター切り換えスイッチ1704によって画像領
域外のデータ区間の間、各々のA/D変換回路1708
にリファレンス電圧から参照電圧を作成し、各々のA/
D変換回路1708で読み取り、その読み取り出力の平
均値がDC平均化回路1708によって演算され、比較
回路1709で差分を演算した後に、データ補正部17
10でデータが補正される。
【0106】図16では、データ補正部1710が無い
方が基準となる。ここで求められた補正信号は、主走査
信号の1区間で有効であり、1ラインごとに補正された
値が演算される。これは、各々のA/D変換回路170
8のリファレンスレベルを制御しているために生じる画
像データの補正をより高精度で行なうことを可能にして
いる。
【0107】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1〜
6の画像読取方法及び装置によれば、カラー画像読取装
置にABC回路を適用した場合でも、R,G,Bの各チ
ャネルのA/D変換回路のVTが同一値として制御され
るため、R,G,Bの各チャネルを独立に制御した場合
に発生する読み取り画像の色味と原稿画像の色味に大き
な差を生じることがない。また、シェーディング補正後
の信号をABC回路へフィードバックしたり、フィード
バックする信号にR,G,Bの各値から所定の演算で得
られる輝度信号を用いるようにしたので、シェーディン
グむらの大小による総置間のABC制御効果のばらつき
を低減でき、また、原稿の色味ではなく明るさ(輝度)
に応じたABC制御を実現することが可能である。
【0108】また、本発明の請求項7〜12の画像読取
方法及び装置によれば、原稿の下地に色もしくは柄の上
に文字が書かれている原稿を読み込んだ場合、文字及び
線が明確な画像を出力することができる。
【0109】更に、本発明の請求項13〜24の画像読
取方法及び装置によれば、フルスキャンによる原稿の下
地飛ばし処理ができないような流し読みの場合で、特に
高速読み取りを行なった際にも、原稿の下地飛ばし処理
効果が得られると共に、読み取り手段によるデータのず
れを補正して最適な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
におけるABC回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
におけるABC回路のABC用領域信号の制御状態を示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
におけるABC回路のローパスフィルタ及びコンパレー
タの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置
におけるABC回路の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置
におけるABC回路の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置
におけるABC回路の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る画像読取装置
における原稿の下地飛ばし処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る画像読取装置
における原稿の下地飛ばし処理回路のシェーディング補
正後の出力信号とA/DのVt設定値との関係を示す図
である。
【図9】下地のある原稿と本発明の第4の実施の形態に
係る画像読取装置における原稿の下地飛ばし処理回路の
出力とを示す図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る画像読取装
置における原稿の下地飛ばし処理回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態に係る画像読取装
置を具備した画像処理装置である複写機の構成を示す縦
断面図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係る画像読取装
置における流し読みの一例を示す図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態に係る画像読取装
置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係る画像読取装
置におけるリアルタイムの原稿下地飛ばし処理を説明す
るための図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態に係る画像読取装
置の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第8の実施の形態に係る画像読取装
置の構成を示すブロック図である。
【図17】従来の画像読取装置におけるABC回路の構
成を示すブロック図である。
【図18】図17とは異なる従来の画像読取装置の構成
を示す図である。
【図19】図18に示す従来の画像読取装置における画
像信号処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 カラーCCDイメージセンサ 102 アンプ 103 アンプ 104 アンプ 105 A/D変換回路 106 A/D変換回路 107 A/D変換回路 108 コンパレータ 109 ローパスフィルタ(LPF) 110 VREF 301 バッファ 302 コンデンサ 303 スイッチ 304 スイッチ 305 抵抗 306 抵抗 307 2入力ANDゲート 308 2入力ANDゲート 309 インバータ 310 比較回路 401 シェーディング補正回路 402 シェーディング補正回路 403 シェーディング補正回路 601 L信号演算回路 701 CCDリニアイメージセンサ 702 ゲインアンプ 703 アナログ信号処理回路 704 A/D変換回路 705 DC電圧供給回路 706 シェーディング補正回路 707 フィルタ回路 708 比較回路 709 CPU 1001 CCDリニアイメージセンサ 1002 ゲインアンプ 1003 アナログ信号処理回路 1004 A/D変換回路 1005 比較回路 1006 シェーディング補正回路 1007 CPU 1008 スイッチ回路 1009 コンデンサ 1010 スイッチ 1011 抵抗 1012 抵抗 1100a リーダ部 1100b プリンタ部 1101 原稿給送装置 1102 プラテンガラス 1103 ランプ 1104 スキャナユニット 1105 ミラー 1106 ミラー 1107 ミラー 1108 レンズ 1109 CCD 1110 アナログ・デジタル変換/シェーディング
補正(A/D・SH)部 1111 画像処理部 1112 CPU 1113 記憶装置 1114 レーザ発光部 1115 感光ドラム 1116 現像機 1117 カセット 1118 カセット 1119 転写部 1120 定着部 1121 排出ローラ 1122 フラッパ 1123 再給紙搬送路 1124 ソータ 1125 操作部 1301 流し読み原稿 1302 読み取り部 1303 レンズ 1304 CCD 1305 CCD処理基板 1306 イメージプロセッサ 1307 出力装置 1401 CCD 1402 出力回路 1403 コンデンサ 1404 アナログプロセッサ(AP) 1405 A/D変換回路 1406 コンパレータ 1407 リファレンス設定部 1408 イメージプロセッサ 1409 出力装置 1601 CCD 1602 出力回路 1603 アナログプロセッサ(AP) 1604 A/D変換回路 1605 イメージプロセッサ 1606 リファレンス設定部 1607 出力装置 1608 コンデンサ 1701 CCD 1702 出力回路 1703 アナログプロセッサ(AP) 1704 モニタ切り換えスイッチ 1705 A/D変換回路 1706 コンパレータ 1707 リファレンス設定部 1708 DC平均化回路 1709 比較回路 1710 データ補正部 1711 イメージプロセッサ 1712 出力装置
フロントページの続き (72)発明者 遅沢 憲良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサから出力される複数の信
    号の各々をA/D変換手段により複数のデジタル信号に
    変換するA/D変換工程と、前記A/D変換手段により
    A/D変換された前記複数のデジタル信号のうち所定の
    信号の1つを比較手段により所定の基準レベルと比較す
    る比較工程と、前記比較手段の比較結果から高周波成分
    除去手段により高周波成分を除去する高周波成分除去工
    程と、前記高周波成分除去手段の出力を前記A/D変換
    手段の入力レンジを定める基準電圧として前記A/D変
    換手段に入力するように制御手段により制御する制御工
    程とを有することを特徴とする画像読取方法。
  2. 【請求項2】 イメージセンサから出力される複数の信
    号の各々を複数のデジタル信号に変換するA/D変換手
    段と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前記
    複数のデジタル信号のうち所定の信号の1つを所定の基
    準レベルと比較する比較手段と、前記比較手段の比較結
    果から高周波成分を除去する高周波成分除去手段と、前
    記高周波成分除去手段の出力を前記A/D変換手段の入
    力レンジを定める基準電圧として前記A/D変換手段に
    入力するように制御する制御手段とを有することを特徴
    とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 イメージセンサから出力される複数の信
    号の各々をA/D変換手段により複数のデジタル信号に
    変換するA/D変換工程と、前記A/D変換手段により
    A/D変換された前記複数のデジタル信号の各々をシェ
    ーディング補正手段によりシェーディング補正するシェ
    ーディング補正工程と、前記シェーディング補正手段に
    よりシェーディング補正された複数のデジタル信号のう
    ちの1つを所定の基準レベルと比較手段により比較する
    比較工程と、前記比較手段の比較結果から高周波成分除
    去手段により高周波成分を除去する高周波成分除去工程
    と、前記高周波成分除去手段の出力を前記A/D変換手
    段の入力レンジを定める基準電圧として前記A/D変換
    手段に入力するように制御手段により制御する制御工程
    とを有することを特徴とする画像読取方法。
  4. 【請求項4】 イメージセンサから出力される複数の信
    号の各々を複数のデジタル信号に変換するA/D変換手
    段と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前記
    複数のデジタル信号の各々をシェーディング補正するシ
    ェーディング補正手段と、前記シェーディング補正手段
    によりシェーディング補正された複数のデジタル信号の
    うちの1つを所定の基準レベルと比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果から高周波成分を除去する高周
    波成分除去手段と、前記高周波成分除去手段の出力を前
    記A/D変換手段の入力レンジを定める基準電圧として
    前記A/D変換手段に入力するように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 イメージセンサから出力される複数の信
    号の各々をA/D変換手段により複数のデジタル信号に
    変換するA/D変換工程と、前記A/D変換手段により
    A/D変換された前記複数のデジタル信号の各々をシェ
    ーディング補正手段によりシェーディング補正するシェ
    ーディング補正工程と、前記シェーディング補正手段に
    よりシェーディング補正された複数のデジタル信号に対
    して演算手段により所定の演算を行って1つのデジタル
    信号を得る演算工程と、前記演算手段の演算結果を所定
    の基準レベルと比較手段により比較する比較工程と、前
    記比較手段の比較結果から高周波成分除去手段により高
    周波成分を除去する高周波成分除去工程と、前記高周波
    成分除去手段の出力を前記A/D変換手段の入力レンジ
    を定める基準電圧として前記A/D変換手段に入力する
    ように制御手段により制御する制御工程とを有すること
    を特徴とする画像読取方法。
  6. 【請求項6】 イメージセンサから出力される複数の信
    号の各々を複数のデジタル信号に変換するA/D変換手
    段と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前記
    複数のデジタル信号の各々をシェーディング補正するシ
    ェーディング補正手段と、前記シェーディング補正手段
    によりシェーディング補正された複数のデジタル信号に
    対して所定の演算を行って1つのデジタル信号を得る演
    算手段と、前記演算手段の演算結果を所定の基準レベル
    と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果から高
    周波成分を除去する高周波成分除去手段と、前記高周波
    成分除去手段の出力を前記A/D変換手段の入力レンジ
    を定める基準電圧として前記A/D変換手段に入力する
    ように制御する制御手段とを有することを特徴とする画
    像読取装置。
  7. 【請求項7】 イメージセンサから出力される信号をA
    /D変換手段によりデジタル信号に変換するA/D変換
    工程と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前
    記デジタル信号をシェーディング補正手段によりシェー
    ディング補正するシェーディング補正工程と、前記シェ
    ーディング補正手段によりシェーディング補正されたデ
    ジタル信号を所定の基準レベルと比較手段により比較す
    る比較工程と、前記比較手段の比較結果に基づき前記A
    /D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化させる
    電圧上限値変化工程とを有することを特徴とする画像読
    取方法。
  8. 【請求項8】 イメージセンサから出力される信号をデ
    ジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変
    換手段によりA/D変換された前記デジタル信号をシェ
    ーディング補正するシェーディング補正手段と、前記シ
    ェーディング補正手段によりシェーディング補正された
    デジタル信号を所定の基準レベルと比較する比較手段
    と、前記比較手段の比較結果に基づき前記A/D変換手
    段のリファレンス電圧の上限値を変化させる電圧上限値
    変化手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  9. 【請求項9】 イメージセンサから出力される信号をA
    /D変換手段によりデジタル信号に変換するA/D変換
    工程と、前記A/D変換手段によりA/D変換された前
    記デジタル信号をシェーディング補正手段によりシェー
    ディング補正するシェーディング補正工程と、前記シェ
    ーディング補正手段によりシェーディング補正されたデ
    ジタル信号を所定の基準レベルと比較手段により比較す
    る比較工程と、前記比較手段の比較結果に基づきスイッ
    チ回路を切り換えることにより前記A/D変換手段のリ
    ファレンス電圧の上限値を変化させる電圧上限値変化工
    程とを有することを特徴とする画像読取方法。
  10. 【請求項10】 イメージセンサから出力される信号を
    デジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D
    変換手段によりA/D変換された前記デジタル信号をシ
    ェーディング補正するシェーディング補正手段と、前記
    シェーディング補正手段によりシェーディング補正され
    たデジタル信号を所定の基準レベルと比較する比較手段
    と、前記比較手段の比較結果に基づきスイッチ回路を切
    り換えることにより前記A/D変換手段のリファレンス
    電圧の上限値を変化させる電圧上限値変化手段とを有す
    ることを特徴とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ回路はコンデンサと抵抗
    とを有し、前記コンデンサと抵抗の充放電によって前記
    A/D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化させ
    ることを特徴とする請求項9記載の画像読取方法。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ回路はコンデンサと抵抗
    とを有し、前記コンデンサと抵抗の充放電によって前記
    A/D変換手段のリファレンス電圧の上限値を変化させ
    ることを特徴とする請求項10記載の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 一定速度で原稿照射手段の上を通る原
    稿の画像を読み取り手段により読み取る読み取り工程
    と、原稿の下地飛ばし(白と認識させる)処理をリアル
    タイムで行うように制御手段により制御する制御工程と
    を有することを特徴とする画像読取方法。
  14. 【請求項14】 前記制御工程は、前記原稿の地飛ばし
    処理を複数のA/D変換手段のリファレンス電圧の制御
    によって実現し、モード別に前記原稿の下地飛ばし(白
    と認識させる)処理を制御可能としたことを特徴とする
    請求項13記載の画像読取方法。
  15. 【請求項15】 読み取り画像データと所定の基準レベ
    ルとを比較手段により比較する比較工程と、前記比較手
    段の比較結果に基づき前記A/D変換手段のリファレン
    ス電圧を制御する制御信号を制御信号作成手段により作
    成する制御信号作成工程と、前記複数のA/D変換手段
    の出力データをデータ参照手段により参照するデータ参
    照工程と、画像処理部からの要求により前記データ参照
    手段により参照したデータの合成方法を切り換え手段に
    より切り換える合成方法切換工程とを有することを特徴
    とする請求項13または14記載の画像読取方法。
  16. 【請求項16】 前記複数のA/D変換手段の各々の入
    力信号を信号切換手段により切り換える信号切換工程
    と、前記複数のA/D変換手段の特性を比較するための
    基準信号を基準信号発生手段により発生する基準信号発
    生工程と、前記複数のA/D変換手段の出力データから
    基準のA/D変換手段に対する差を算出手段により算出
    する算出工程とを有することを特徴とする請求項13,
    14または15記載の画像読取方法。
  17. 【請求項17】 前記複数のA/D変換手段の各々の入
    力信号を信号切換手段により切り換える信号切換工程
    と、前記複数のA/D変換手段の特性を比較するための
    基準信号を基準信号発生手段により発生する基準信号発
    生工程と、前記複数のA/D変換手段の出力データから
    基準のA/D変換手段に対する差を算出手段により算出
    する算出工程と、前記算出手段の算出値を用いて補正手
    段により補正する補正工程とを有することを特徴とする
    請求項13,14または15記載の画像読取方法。
  18. 【請求項18】 主走査方向の画像データを記憶手段に
    より記憶するラインデータ記憶工程と、前記ラインデー
    タを演算手段により演算する演算工程と、前記A/D変
    換手段のリファレンス電圧をリファレンス電圧設定手段
    により設定するリファレンス電圧設定工程と、読み取っ
    た画像に対して1ラインごと或いは複数ラインごとに前
    記リファレンス電圧のフィードバック制御をフィードバ
    ック制御手段により行うことを特徴とする請求項13〜
    16または17記載の画像読取方法。
  19. 【請求項19】 一定速度で原稿照射手段の上を通る原
    稿の画像を読み取る読取手段と、原稿の下地飛ばし(白
    と認識させる)処理をリアルタイムで行うように制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記原稿の地飛ばし
    処理を複数のA/D変換手段のリファレンス電圧の制御
    によって実現し、モード別に前記原稿の下地飛ばし(白
    と認識させる)処理を制御可能としたことを特徴とする
    請求項19記載の画像読取装置。
  21. 【請求項21】 読み取り画像データと所定の基準レベ
    ルとを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に
    基づき前記A/D変換手段のリファレンス電圧を制御す
    る制御信号を作成する制御信号作成手段と、前記複数の
    A/D変換手段の出力データを参照するデータ参照手段
    と、画像処理部からの要求により前記データ参照手段に
    より参照したデータの合成方法を切り換える合成方法切
    換手段とを有することを特徴とする請求項19または2
    0記載の画像読取装置。
  22. 【請求項22】 前記複数のA/D変換手段の各々の入
    力信号を切り換える信号切換手段と、前記複数のA/D
    変換手段の特性を比較するための基準信号を発生する基
    準信号発生手段と、前記複数のA/D変換手段の出力デ
    ータから基準のA/D変換手段に対する差を算出する算
    出手段とを有することを特徴とする請求項19,20ま
    たは21記載の画像読取装置。
  23. 【請求項23】 前記複数のA/D変換手段の各々の入
    力信号を切り換える信号切換工程と、前記複数のA/D
    変換手段の特性を比較するための基準信号を発生する基
    準信号発生手段と、前記複数のA/D変換手段の出力デ
    ータから基準のA/D変換手段に対する差を算出する算
    出手段と、前記算出手段の算出値を用いて補正する補正
    手段とを有することを特徴とする請求項19,20また
    は21記載の画像読取装置。
  24. 【請求項24】 主走査方向の画像データを記憶するラ
    インデータ記憶手段と、前記ラインデータを演算する演
    算手段と、前記A/D変換手段のリファレンス電圧を設
    定するリファレンス電圧設定手段と、読み取った画像に
    対して1ラインごと或いは複数ラインごとに前記リファ
    レンス電圧のフィードバック制御を行うフィードバック
    制御手段とを有することを特徴とする請求項19〜22
    または23記載の画像読取装置。
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