JPH04200075A - 画像形成方法及びその装置 - Google Patents

画像形成方法及びその装置

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JPH04200075A
JPH04200075A JP2333216A JP33321690A JPH04200075A JP H04200075 A JPH04200075 A JP H04200075A JP 2333216 A JP2333216 A JP 2333216A JP 33321690 A JP33321690 A JP 33321690A JP H04200075 A JPH04200075 A JP H04200075A
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JP2333216A
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Hiroshi Takahashi
浩 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル複写機等に応用される画像形成方法
及びその装置に関し、より詳細にはlドット変調による
多値書込みに解像性の低下の少ない微小マトリクスとを
組み合わせて、バンディング及び画像ノイズを低減させ
、高画質な画像形成を実現する画像形成方法及びその装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、デジタル複写機における書込処理においては、
その解像性と階調性が重要な要因となる。
即ち、細かな解像性及び中間調を忠実に再現する階調性
か文字や写真を含むあらゆる原稿に対する複写処理にお
いて望まれる。
従来において、階調性を表す方式としてデイザマトリク
スを用いた面積階調法かある(特開昭54−14412
6号公報、特開昭56−17478号公報、特開昭57
−76977号公報等に開示されている)。
しかしなから、上記面積階調法にあっては、複数のドツ
トで画素を構成し、該書込ドツト数で濃度表現を行うた
め、解像度か低下する。この場合、2値書込方式では画
素を構成するドツト数をNとすると、その階調数は地肌
白部を含まずに、N段の階調か表されるか、一般に解像
性は1/Nに低下する。
一方、解像性を低下させないて、多階調を実現するlド
ット多値書込力式が提案されている。
これは、例えば、電子写真方式のレーザビーム書込みに
おいて、書込みlドットの濃度を変調するものである。
書込みのレーザダイオードの光変調方式には、主にその
露光時間を変調するパルス幅変調方式と、露光強度を変
調するパワー変調方式とがある。上記パルス幅変調方式
としては特開昭62−49776号公報、パワー変調方
式としては特開昭64.−1547号公報に開示されて
いる。
デジタル複写機の高画質化の1つの条件として、高精度
の中間調再現が必要である。また、解像性と階調性の両
立には、上記lドット多値書込力式%式% 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記lドット多値書込力式は、バンディ
ングか発生し易いという欠点を有する。
デジタル複写機において、中間調領域にて発生するバン
ディングは、感光体の駆動ムラや振動、書込光学系の走
査ピッチムラ等により発生する。
該バンディングは、主走査方向に連続な帯状の濃度ムラ
として現れる。特に、lドット多値書込力式において、
露光のレーザダイオードの副走査方向における走査ピッ
チムラにより、中間露光領域の露光ビームの裾野か重な
り、バンディングか発生する。
更に、高解像度化により、バンディングに対する精度も
要求されつつある。
また、現在多く用いられている400・dpi程度にお
けるlドット多値書込力式において、現状の電子写真プ
ロセスにあっては、変調方式に関わらず中間調ベタ部に
濃度ムラによる画像ノイズか発生し、中間調か滑らかに
再現されないという問題点がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、lドッ
ト変調による多値書込みに、解像性の低下の少ない微小
マトリクスを組み合わせる方式を採用し、バンディング
及び画像ノイズを低減させ画像濃度を安定化して高画質
な画像形成を実現することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、原稿を読み取っ
た隣接ドツトの読取ドツトデータを加算し、該加算デー
タを特定ドツトよりデータを発生させる画像形成方法を
提供するものである。
また、原稿を読み取った隣接ドツトの読取ドツトデータ
を加算し、該加算データを特定ドツトよりデータを発生
させるようにドツト毎の書込データに変換すると共に、
書込用濃度データに変換する画像形成方法を提供するも
のである。
また、原稿を読み取った隣接する2つのドツトの読取ド
ツトデータを加算し、該加算データを特定のlドットよ
りデータを発生させるようにlドット毎の書込データに
変換すると共に、書込用濃度データに変換する画像形成
方法を提供するものである。
また、原稿を読み取った隣接ドツトの読取ドツトデータ
を加算し、該加算データを特定ドツトよりデータを発生
させるようにドツト毎の書込データに変換した後、書込
用濃度データに変換する画像形成方法を提供するもので
ある。
また、原稿を読み取った隣接する2つのドツトの読取ド
ツトデータを加算し、該加算データを特定のlドットよ
りデータを発生させるようにlドット毎の書込データに
変換した後、書込用濃度データに変換する画像形成方法
を提供するものである。
また、原稿内容を読み取る読取手段と、該読取手段によ
り読み取った隣接ドツトの読取ドツトデータを加算する
加算手段と、該加算手段による加算データをドツト毎の
書込データに変換する第1の変換手段と、前記加算手段
による加算データを書込用濃度データに変換する第2め
変換手段とを具備した画像形成装置を提供するものであ
る。
また、原稿内容を読み取る読取手段と、該読取手段によ
り読み取ったデータを遅延させる2以上の遅延手段と、
該遅延手段の2つ以上のデータを加算する加算手段と、
該加算手段による加算データをドツト毎の書込データに
変換する第1の変換手段と、該第1の変換手段により変
換された書込データを濃度データに変換する第2の変換
手段とを具備した画像形成装置を提供するものである。
また、前記第1の変換手段と前記第2の変換手段か同一
であることか望ましい。
また、lドット毎の多階調書込みと、面積階調を実行す
る画像形成方法において、前記面積階調を実行する画素
(ビクセル)に特定のドツトより、lドット毎の多階調
書込みを実行し、該特定ドツトの書込濃度か飽和した後
、次のドツトの多階調書込みを実行する画像形成方法を
提供するものである。
〔作 用〕
本発明による画像形成装置は、原稿を読み取った隣接ド
ツトの読取ドツトデータを加算し、該加算データを特定
ドツトよりデータを発生させるようにlドット毎の書込
データに変換すると共に、書込用濃度データに変換する
また、面積階調を実行する画素(ピクセル)に特定のド
ツトより、lドット毎の多階調書込みを実行し、該特定
ドツトの書込濃度か飽和した後、次のドツトの多階調書
込みを実行する。
その結果、中間調領域で、主走査或いは副走査方向に書
込みドツトを間引くことにより、中間露光領域での露光
ヒームの裾野の重なりを少なくし、バンディングに対す
る余裕度を増加させる。
更に、ライン画像に集中させることにより、画像ノイズ
を低減し、階調再現を安定化させる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して■デジタ
ル複写機の構成、■書込レーザダイオードの変調方式、
■画像読取信号処理、■画像処理、■2ドツト多値回路
の順に説明する。
■デジタル複写機の構成 第1図は一般的なレーサ書込手段か適用されているレー
ザプリンタと原稿読取装置から構成されているデジタル
複写機を示す。
同図において、読取原稿を載置するためのコンタクトガ
ラス111は、光源112によって照明され、読取原稿
の画像面からの反射光は、ミラー113.114.11
5及びレンズ116を介してCCDイメージセンサ11
7の受光面に結像される。また、光源112及びミラー
113は、コンタクトガラス111の下面をコンタクト
ガラス111と平行に移動する走行体118に搭載され
ている。
主走査はCCDイメージセンサ117の固体走査によっ
て実行される。原稿画像はCCDイメージセンサ117
によって1次元的に読み取られ、光学系か移動する(副
走査)ことて原稿全面が走査される。
この例においては、読取処理の密度は、主、副走査共に
400dpiに設定され、A3サイズ(297mmX 
420mm)の原稿まで読取可能な構成になっている。
次に、上記デジタル複写機を構成するレーザブリンクに
関して説明する。
原稿読取装置とレーザプリンタとは一体的に構成されて
いる場合(本実施例)と、構成は別個で電気的にのみ接
続されている場合とかある。
レーザプリンタは、レーザ書込系、画像再生系、給紙系
等の各システムか一体的に構成されている。
上記レーザ書込系は第1図、第2図、第3図に示すよう
に、レーザ出カニニット219、結像レンズ群120、
ミラー121を備えている。レーザ出カニニット219
の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードLDが
備わり、書込ユニットにはモータによって高速で定速回
転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)219aか備わ
っている。レーザ書込系から出力されるレーザ光は、画
像再生系に装備された感光体ドラム122に照射される
第1図に示すように、上記感光体ドラム122の周囲に
は、感光体ドラム122を均一に帯電する帯電チャージ
ャ123と、形成された静電潜像を可視像化する現像ユ
ニット125と、搬送されてきた転写紙に感光体ドラム
122の像を転写する転写チャージャ126と、感光体
ドラム122から転写紙を分離する分離チャージャ12
7及び分離爪128と、転写処理後において感光体ドラ
ム122表面をクリーニングするクリーニングユニット
129等か装備されている。
尚、感光体ドラム122の一端近傍のレーザ光を照射す
る位置に、主走査同期信号(PMSYNC)を発生する
ビームセンサ330か配置されている(第3図参照)。
1、31は搬送ベルト、132は定着ユニット、133
.134は給紙カセット、135.136は給紙コロ、
137はレジストローラである。
以上の構成において、その動作を説明すると、感光体ド
ラム122の表面を、帯電チャージャ123によって一
様に高電位に帯電する。その感光体ドラム122面にレ
ーザ光か照射されると、照射された部分は電位か低下す
る。レーザ光は記録画素の黒/白に応じて0N10FF
制御されるので、レーザ光の照射によって感光体ドラム
122面に記録画像に対応する電位分布、即ち、静電潜
像か形成される。
静電潜像か形成された部分か現像ユニット125を通過
すると、その電位の高低に応してトナーか付着し、静電
潜像を可視像化したトナー像か形成される。トナー像か
形成された部分に所定のタイミングで記録紙か搬送され
、上記トナー像に重なる。
このトナー像が転写チャージャ126によって記録紙に
転写された後、該記録紙は分離チャージャ127及び分
離爪128によって感光体ドラム122から分離される
。分離された記録紙は搬送ベルト131によって搬送さ
れ、ヒータを内蔵した定着ユニット132によって熱定
着された後、排紙トレイ(図示せず)に排出される。
第1図に示したデジタル複写機にあっては、給紙系は2
系統に構成されている。
一方の給紙系には、給紙カセット133が装備されてお
り、他方の給紙系には給紙カセット134か装備されて
いる。給紙カセット133の記録紙は給紙コロ135に
よって給紙される。また給紙カセット134内の記録紙
は給紙コロ136によって給紙される。
給紙された記録紙は、レジストローラ137に当接した
状態で一旦停止し、記録プロセスの進行に同期したタイ
ミングで、感光体ドラム122に搬送される。
尚、図示しないか、各給紙系には、カセットの記録紙サ
イズを検知するサイズ検知センサか備わっている。
■書込レーザダイオードの変調方式 第4図は本発明の一実施例に係るレーザダイオード(L
D)のパワー変調方式のブロック図であり、発光レベル
指令信号は、第1め電流変換手段440及び第2の電流
変換手段441へ入力される。
第1の電流変換手段440ては発光レベルの指令信号は
、その強弱に応して発光レベル指令信号電流(出力電流
)■3に変換される。第1の電流変換手段440の出力
電流I3はレーザダイオードLDIの受光素子442に
発生する光出力Poに比例する光起電流■、との差の入
力電流(I、、−IL)となって、電流増幅器443に
入力する。
該電流増幅器443は、入力端子(Is−IL)をへ倍
した出力電流A(1,−IL)を出力する。
一方、第2の電流変換手段441により発光し・ベル指
令信号は設定光量Psを発光させる出力電流11に変換
される。この出力電流11と、前記電流増幅器443の
出力電流A(1,−IL)との和であるI+ +A (
IS   IL )はレーザダイオードLDIの順方向
電流となる。
このようにして、レーザダイオードLDIは順方向電流
I、 ±A (Is −IL )により決定される光出
力P。を得る。
即ち、下記の関係式か成立する。
Po=P (I、 +A (1,−IL))P:レーザ
ダイオードLDIの光出力 −順方向電流特性を表す関数 ここで、11はI、;ILとなるように設定されている
ので、下記のように近似てきる。
Po=P (I、)+ [δp/δI]、−+。
・A(1,−IL) =P、十η・A・(1,−IL) 受光素子の放射感度S、レーザダイオードLD1との結
合効率をδとおくと、 P0=P、+η・A・ N、−Po ・S・δ)と表さ
れ、 となる。
光電気負期間ループの交叉周波数をf。とおくと、上記
光出力P。のステップ応答は下記のように近似的に表す
ことかできる。
P0=1./δS+(P、−Is /δS) ・exp
 (2πfo  t) 第2の変換手段441により設定されるPsは1、/δ
Sに等しくなるように設定されているか、例えば、ドウ
ループ特性によりPsが5%変動した場合、fo=40
MHzであったとしても、Poの誤差か0.4%以下に
なるのに要する時間は約10ns程度となる。
また、光出力P。を変化させた直後から設定された時間
τ。までの全光量(光出力の積分値fP0..)誤差が
0.4%以下となるための前記交叉周波数f。はτ。=
50nsとした場合、f、240M1(zてあればよく
、この程度の交叉周波数ならば容易に実現できる。
以上説明したように、本方式により、高速・高精度・高
分解能のレーザダイオード制御方式が実現できる。
本方式を用いたレーザダイオードLDIをパワー変調す
ることにより、発光レベル指令信号に256通りのアナ
ログ信号を入力し、レーザプリンタにおいて、lドット
256階調の画像出力か実現される。
次に、複数の定電流電源を用いた他の実施例に係るレー
ザダイオード(LD)のパワー変調方式に関して説明す
る。
本実施例におけるレーザダイオードの駆動制御方式は、
第5図に示すレーザダイオードの順方向電流(I)と発
光強度(L)との関係(I−L特性)を利用している。
このレーザダイオードのI−L特性は、閾値電流(1t
h)以上の順方向電流においてはほぼリニアで、その時
の微分量子効率(n)を一定として扱う。
制御方式は、第6図に示すように、順方向電流を複数の
定電流源6411642.643.644の合計電流で
駆動し、それを書込データによりスイッチ645.64
6.647てスイッチングする。閾値電流よりも大きな
バイアス電流を定電流源641により供給し、1:2:
4の電流値になるように重み付けられた定電流源642
.643.644により、レーザダイオードの駆動電流
を3ビツト8値に制御する。そのときの電流値は各々I
、、1.、■3てあり、スイッチ645.646.64
7を駆動しない最小値のバイアス電流は■。である。従
って、各電流I。〜I3による発光強度(光量)は第5
図に示す通りてI。〜■3の電流の全ての組み合わせに
よる光量はり。−L7まで8通りか光量差を等しく得ら
れる。
そのときの設定手順は、次のように実行する。
(a)  レーザダイオード発光強度範囲P。−P m
 a Xに設定(但し、P、−,0)。
(b)  レーザダイオード最小発光強度P。←レーザ
ダイオード順方向電流I。を決定する。
(C)  レーザダイオード最大発光強度P。、8←レ
ーザダイオード順方向電流I。+I ma、により工ゆ
、Xを決定する。
(d)  I 1= (1/7)  ・1.、、、I 
2= (2/7)・1.、、、I 3= (4/7)−
1,、xとする。
以上により、定電流源数をnとすると、2°の発光強度
か得られ、例えば、8個の定電流源を用い、8ビツトの
発光データによりスイッチングすれば、256通りのレ
ーザダイオードの露光出力か得られる。
■ 画像読取信号処理 第7図に画像読取信号処理の詳細ブロック図を示す。
CCD (電荷結合素子)117は、約5000画素、
400dpiの読取か可能で、原稿の主走査方向の反射
光を同時に読み取る。CCD117て蓄積された光デー
タを電気信号に変換しく光電変換)、クランプ等の波形
修正、増幅、A/D変換を実行し、6ビツトのデジタル
信号としてIPU(画像処理装置)へ出力する。
更に、具体的に説明すると、CCD117のアナログデ
ータ出力は光電変換された後(光電変換)、高速転送の
ためEVEN、○DDの2系統に別れて出力され、増幅
器702.703で各々増幅(信号増幅)されて、アナ
ログスイッチて構成されるスイッチングIC703へ入
力する。ここで、シリアルのアナログ信号に合成される
(信号合成)。
スイッチングIC703によって合成されたアナログ信
号は増幅器704によって増幅(可変増幅)されてA/
Dコンバータ705に入力する。合成後の一画素の画像
転送速度は約10MHzで、これに同期してA/Dコン
バータ705で6ビツト64階調のデジタル信号に変換
する(信号デジタル化)。
また、上記(可変)増幅器704ては、露光蛍光灯の光
量変動を補正するため、原稿走査前に基準白板を読み取
り、その増幅度を適性値になるように制御する。
■ 画像処理 原稿濃度を示す1画素毎のデジタル信号は、IPU(画
像処理装置)800へ入力されて画像処理される。IP
U800による画像処理の流れを第8図に示す。IPU
800は複数のLSIで構成され、画像処理の他にそれ
に基つく以下に示すす制御を実行している。
i、シェーディング補正 蛍光灯の直線光源を用い、またレンズによる集光のため
、CCD 117中央部で光量か最大となり、端部では
低下してしまう。また、CCD117には素子個々の感
度のばらつきかある。上記の両方を、画素毎の基準白板
読取データに基づいて原稿読取データを補正する。
ii、MTF補正 レンズ等を用いた光学系では、CCD117による読取
出力はレンズなとの性能により周辺画素情報が影響して
、なまったように読み取られる。
そこて1つの画素データを求める際に、その周辺画素レ
ベルに基づいて補正することにより、再現性の高い画像
を得る。
■、主走査方向変倍 本実施例にあっては、画像読取りと書込みの解像度は同
一の400dpiであるか、読取画素周波数は約10M
I−Iz、書込画素周波数は約12MHzで異なるため
、周波数変換を実行している。クロック変換は2ライン
メモリの読み書きて実現し、主走査変倍は主走査方向の
周辺画素データによる演算により算出している。
汁、γ補正 CCD 117を用いた光学系の濃度データ変換特性(
スキャナのγ特性)及び電子写真方式を用いたレーザプ
リンタの濃度再現特性(プリンタのγ特性)は共にリニ
アてはな(、そのままては原稿濃度が忠実に再現されな
い。上記を各々個々に補正する場合もあるか、本画像形
成装置にあっては両者を考慮した変換処理を実行してい
る。また、マニュアルの濃度調整時も、この値を変更す
ることで濃度調整を実現する。
以上の他、IPU(画像処理装置)800はAGC等の
制御、マスキング、トリミング、ミラー。
リング、白黒反転等の画像変換、原稿サイズ及び濃度検
出、マーカー等の画像検出等も実行している。
本実施例は、レーザダイオードのパワー変調によるlド
ット256階調出力に、主走査及び副走査方向の2ドツ
トのマトリクスを組み合わせたものである。
第9図(a)に1×2マトリクス、(b)に2×1マト
リクスの光書込方式を示す。低濃度部では、片方のドツ
トより露光パワーを増して、最大値となると次のドツト
の露光パワーを増していく。
主走査或いは副走査方向の2ドツトを注目画素として濃
度再現を実行する。CCD l 17の読取濃度は、そ
の受光光量に比例する。従ってCCD117の受光光量
は原稿反射濃度に対してリニアであり、2ドツトの濃度
データをデジタル値に加算し、その加算値に対してγ変
換を施し、上記方式により書込濃度データに変換する。
以上の結果、主走査及び副走査方向の2ドツトで512
階調か実現される。
形成される中間調濃度領域のチャー1−は第10図に示
すように発生する。
図中、EVENのドツトより濃度を埋めていく。
副走査方向で面積階調を実行する第1O図(a)、(C
)のIX2マトリイックスは連続的な中間濃度領域で横
線基調、主走査方向で面積階調を行う第10図(b)、
(d)の2×1マトリクスは連続的な中間濃度領域で縦
線基調となる。
第10図(C)、(d)は、各々第10図(a)、(b
)の書込位相を互い違いに変えたもので、主走査及び副
走査に2ドツトラインを形成し、100線の画像を形成
する。これにより階調数は変わらないがラインか集中し
、見かけの解像度は半分に低下する。
■ 2ドツト多値回路 第11図(a)は2ドツト多値回路のブロック図であり
、スキャナから入力される6ビツトの信号を入力する直
列に接続されてたラインメモリ1101.1102と、
ラッチ1103.1104と、該ラインメモリ1101
.1102及びラッチ1103.1104に各々スイッ
チSW1〜SW4を介して接続されている加算器110
5と、該加算器1105に接続されているROM110
6とから構成されている。該ROMからの出力は8ビツ
トのデータ信号としてプリンタに出力される。
以下、i、IX2マトリクス、ii、2X1マトリクス
、蚤、ドツトの集中に分けて詳細に説明する。
i、IX2マトリクス 副走査方向の2ドツトで面積階調を実行する場合(1×
2マトリクス)は、2つのラインメモリ1101.11
02を用いて、主走査2ライン分の読取データを遅延さ
せる。その後、2つの6ビットデータを加算器1105
により加算し、その7ビツトデータをγ変換用のROM
1106に入力する。ROM1106内は、1つのテー
ブルか265バイトで構成され、その前半128バイト
がEVEN、その後半128バイトがODDデータであ
る。
初めの加算データがROM1106のアドレスバスに入
力され、その番地で示されるEVENデータを書込デー
タとして出力する。次のラインで同一データを加算し、
ODDデータを書込データとしてデータ′バスより出力
する。EVEN、ODDの切替えはライン周期(PMS
YNC)に同期して行う。その後、次の2ドツトに移行
して順次処理を繰り返す。
第11図(a)に示した2ドツト多値回路のブロック図
において、スイッチSWI及びEVENloDDは主走
査1ライン毎に切替え、スイッチSW3、SW4はライ
ンメモリ1101,1102からのデータが選択される
ように上側に設定する。
また、第11図(b)は副走査方向の面積階調との組み
合わせ(1×2マトリクス)を示した説明図である。読
取りの副走査2ドツトか書込みの副走査2ドツトに対応
する。
ii、2X1マトリクス 主走査方向の2ドツトで面積階調を実行する場合(2×
1マトリクス)は、2つのラッチ1103.1104を
用いて、主走査方向2ドツト分の読取データを遅延させ
る。以下、1×2マトリクスの場合と同様に、加算処理
、γ変換処理を実行して書込データを出力する。E V
 E N、ODDの切替えは書込ドツト周期(WRIT
ECLK)に同期して実行する。その後、次の2ドツト
に移行して順次処理を繰り返す。
第11図(a)に示した2ドツト多値回路のブロック図
において、スイッチSW2及びEVENloDDは書込
1クロツク毎に切替え、スイッチSW3、SW4はラッ
チ1103.1104からのデータか選択されるように
下側に設定する。
また、第11図(C)は主走査方向の面積階調との組み
合わせ(2×1マトリクス)を示した説明図である。読
取りの主走査2ドツトか書込みの主走査2ドツトに対応
する。
伍、ドツトの集中 書込みにおける位相を変換し、ドツトを集中させる10
0線の画像を形成する場合は、EVEN、ODDの切替
え周期を各々2分周することて実行する。以上、全ての
モードにおいて階調情報の欠落は起きない。
本装置に使用するγ変換テーブルの例を第12図に示す
第12図に示すγ変換テーブルは、原稿濃度に対して複
写濃度かほぼ等しくなるように出力するもの(A)と、
プリンタの階調チエツクを実行するための人力データに
対してリニアに出力するもの(B)がある。中間濃度ま
では片方のEVENドツトが最大値に達すると、ODD
ドツトの露光強度を増加させる。これにより、2ドツト
の濃度情報を維持しながら、ドツトを集中させる。
また、このγ変換テーブルにより自由にγを制御でき、
2ドツトの増加の仕方も変えることがてきる。更に、面
積階調との組み合わせ方式によっても濃度出力特性か変
わるため、γ変換データを選択或いは変換テーブルにR
AMを用いて、それを書き換える。
一般に、書込み露光光量に対するプリント濃度で表され
るプリンタのγ特性の逆変換をテーブル値にすることに
より、プリンタ単体のγ特性をリニアにすることかでき
る。
第11図(a)の2ドツト多値回路は、IPU(画像処
理装置)800内に構成され、スキャナからのlドット
毎の画像データを変換して書込系へ出力する。
以上の結果、主走査及び副走査方向の2ドツト単位を1
画素として512階調の書込処理か実現する。
本発明による2ドツト多値書込力式を用いて、各濃度に
おける画像を出力し、そのバンディング(帯状の副走査
方向の濃度ムラ)の発生について効果を確認した。
画像出力は、感光体ドラムの2mmピッチで1%の回転
速度ムラを加えてバンディングを強制的に発生させる。
官能評価においては、第13図に示すようにレーザダイ
オードのパワー変調によるlドット多階調の画像と比較
して2ドツト多階調の画像は、バンディングが大きく低
減された。
第13図より、1×2.2×1マトリクスの面積階調で
も、中間調の濃度によりバンディングの発生か異なる。
2ドツト多階調の画像はlドット多階調の画像と比較し
て、中間調領域も濃度ムラか少なく、滑らかに表現され
る。また、階調の境目に発生していた濃度低下、ハーフ
トーン後端白抜は等が改善される。lドット多階調画像
は、トナーの付き方に規則性か見られず、これか原因と
なって中間調画像をフィシーに見せていたか本実施例に
より2ドツト処理したものは、縦線、横線が明らかに再
現しており、これが視覚的に滑らかに見える。
更に、複数ドツト、例えば3ドツト処理では、バンディ
ングはなくなり、濃度は安定し、中間調が滑らかに再現
される。
尚、本方式による複数ドツトによる多階調書込方式は、
本実施例以外にもパワー変調やパルス幅変調などのレー
ザダイオードの変調方式に係わらず使用可能な画像処理
方式である。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明による画像形成方法及びその
装置によれば、以下に示す効果か得られる。
第1に、隣接した読取トラ1〜のデータを加算し、該加
算データを、特定のドツトよりデータを発生させるよう
にlドットごとの書込データに変換し、且つ、書込用濃
度データに変換するため、階調表現においてライン抜き
及び濃度集中か実行され、バンディング及び画像ノイズ
の発生か低減する。
第2に、隣接する2つのドツトの読取ドツトデータを加
算し、該加算データを特定のlドットよりデータを発生
させるようにlドット毎の書込データに変換するため、
2ドツトのマトリクスを形成し、面積における50%の
濃度を地肌色或いはトナー色に固定させることにより、
濃度の再現性か向上する。
400dpiのlドット多値書込方式を実行するデジタ
ル複写機においても、2ドツト多値書込力式の200線
の画像は、通常の印刷処理で用いられている175線よ
り細かく、目視て解像されるぎりぎりのレベルで気にな
らず、この程度の面積階調を含めることにより、解像性
の低下を最小限に抑制して、電子写真方式において滑ら
かな中間調を再現することかできる。
第3に、加算データをlドット毎の書込データに変換す
る変換手段と、該加算データを書込用濃度データに変換
する変換手段を同一構成とするため、安価な装置を提供
することかでき、且つ、各ドツト毎の濃度変換処理か可
能なため、迅速な画像形成処理か実現できる。
第4に、階調表現において、ライン抜き及び濃度集中が
実行されるため、比較的低速なROM(L、U、Tニル
ツク・アップ・テーブル)を用いた濃度変換方式に対応
可能で、バンディング及び画像ノイズを低減させること
かできる。
第5に、主走査方向における隣接ドツトの読取ドツトデ
ータを加算し、lドット毎のデータに変換するため、安
価な方式で階調表現において、ライン抜き及び濃度集中
か実行でき、バンディング及び画像ノイズか低減される
。また、縦線基調となるため、現像特性に優れ高画質と
なる。
第6に、副走査方向の隣接ドツトの読取ドツトデータを
加算し、lドッl〜毎のデータに変換するため、副走査
方向のライン抜きか起こり、特に、低濃度部で露光ヒー
ムの裾野の重なりかなくなり、バンディングが低減され
る。また、主走査方向へのラインに濃度か集中し、滑ら
かに中間調か再現できる。更に、連続したライン走査で
露光するため、静電潜像の主走査方向の書込位置精度か
規則的でドツトぶれかなく、且つ、均一になり、高画質
となる。
尚、本方式による原稿の読取処理から画像出力処理にお
ける濃度情報の欠落はなく、滑らかな中間調再現による
高画質か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像形成装置を適用するデジタル
複写機の構成を示す説明図、第2図及び第3図は第1図
に示したデジタル複写機におけるレーザ書込系の構成を
示す説明図、第4図は第1図に示したデジタル複写機に
用いられるレーザダイオード(LD)のパワー変調方式
を示すブロック図、第5図はレーザダイオードの順方向
電流(I)と発光強度(L)との関係(I−L特性)を
示すグラフ、第6図はレーザダイオードの制御方式を示
す回路図、第7図は画像読取信号処理を実行する各部を
示すブロック図、第8図は画像処理装置による画像処理
の流れを示すブロック図、第9図(a)、(b)は各々
1×2マトリクス、2X1マトリクスの光書込方式を示
す説明図、第10図(a)、(b)、(C)、(d)は
形成される中間調濃度領域を示すチャート図、第11図
(a)は本発明による画像形成装置に用いられる2ドツ
ト多値回路のブロック図、との組合せを示す説明図、第
12図は2ドツト多値γ変換を示すテーブル、第13図
はバンプインクのランクを示すグラフである。 符号の説明 117・−CCDイメージセンサ 122・・−感光体ドラム 219− レーザ出カニニット 330・−ビームセンサ 440 第1の電流変換手段 441−第2の電流変換手段 442−受光素子641
.642,643,644 一定電流源645.646
,647−・スイッチ 702.704−一増幅器 703・・スイッチングIC 705−A/Dコンバータ 800−4PU(画像処理装置) 1101、 1102−・ラインメモリ1103.11
04−−ラッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を読み取った隣接ドットの読取ドットデータ
    を加算し、該加算データを特定ドットよりデータを発生
    させるようにしたことを特徴とする画像形成方法。
  2. (2)原稿を読み取った隣接ドットの読取ドットデータ
    を加算し、該加算データを特定ドットよりデータを発生
    させるようにドット毎の書込データに変換すると共に、
    書込用濃度データに変換することを特徴とする画像形成
    方法。
  3. (3)原稿を読み取った隣接する2つのドットの読取ド
    ットデータを加算し、該加算データを特定の1ドットよ
    りデータを発生させるように1ドット毎の書込データに
    変換すると共に、書込用濃度データに変換することを特
    徴とする画像形成方法。
  4. (4)原稿を読み取った隣接ドットの読取ドットデータ
    を加算し、該加算データを特定ドットよりデータを発生
    させるようにドット毎の書込データに変換した後、書込
    用濃度データに変換することを特徴とする画像形成方法
  5. (5)原稿を読み取った隣接する2つのドットの読取ド
    ットデータを加算し、該加算データを特定のlドットよ
    りデータを発生させるように1ドット毎の書込データに
    変換した後、書込用濃度データに変換することを特徴と
    する画像形成方法。
  6. (6)原稿内容を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った隣接ドットの読取ドット
    データを加算する加算手段と、 前記加算手段による加算データをドット毎の書込データ
    に変換する第1の変換手段と、 前記加算手段による加算データを書込用濃度データに変
    換する第2の変換手段とを具備したことを特徴とする画
    像形成装置。
  7. (7)原稿内容を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取ったデータを遅延させる2以
    上の遅延手段と、 前記遅延手段の2つ以上のデータを加算する加算手段と
    、 前記加算手段による加算データをドット毎の書込データ
    に変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段により変換された書込データを濃度
    データに変換する第2の変換手段とを具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  8. (8)前記請求項6、7において、 前記第1の変換手段と前記第2の変換手段が同一でるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  9. (9)1ドット毎の多階調書込みと、面積階調を実行す
    る画像形成方法において、 前記面積階調を実行する画素(ピクセル)に特定のドッ
    トより、1ドット毎の多階調書込みを実行し、該特定ド
    ットの書込濃度が飽和した後、次のドットの多階調書込
    みを実行することを特徴とする画像形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6262809B1 (en) 1991-12-27 2001-07-17 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus shifting image data between adjacent picture elements
DE10066179B4 (de) * 1999-06-04 2008-06-26 Ricoh Co., Ltd. Bilderzeugungsverfahren und -vorrichtung

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US6262809B1 (en) 1991-12-27 2001-07-17 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus shifting image data between adjacent picture elements
DE10066179B4 (de) * 1999-06-04 2008-06-26 Ricoh Co., Ltd. Bilderzeugungsverfahren und -vorrichtung

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