JP3364199B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3364199B2
JP3364199B2 JP2000250388A JP2000250388A JP3364199B2 JP 3364199 B2 JP3364199 B2 JP 3364199B2 JP 2000250388 A JP2000250388 A JP 2000250388A JP 2000250388 A JP2000250388 A JP 2000250388A JP 3364199 B2 JP3364199 B2 JP 3364199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機等
に応用される画像形成装置に関し、より詳細には1ドッ
ト変調による多値書込みに解像性の低下の少ない微小マ
トリクスとを組み合わせて、バンディング及び画像ノイ
ズを低減させ、高画質な画像形成を実現する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタル複写機における書込処
理においては、その解像性と階調性が重要な要因とな
る。細かな解像性と、中間調を忠実に再現する階調性が
文字や写真を含むあらゆる原稿に対する複写処理におい
て望まれる。
【0003】従来において、階調性を表す方式としてデ
ィザマトリクスを用いた面積階調法がある(特開昭54
−144126号公報、特開昭56−17478号公
報、特開昭57−76977号公報等に開示されてい
る)。
【0004】しかしながら、上記面積階調法にあって
は、複数のドットで画素を構成し、該書込ドット数で濃
度表現を行うため、解像度が低下する。この場合、2値
書込方式では画素を構成するドット数をNとすると、そ
の階調数は地肌白部を含まずに、N段の階調が表される
が、一般に解像性は1/Nに低下する。
【0005】一方、解像性を低下させないで、多階調を
実現する1ドット多値書込方式が提案されている。これ
は、例えば、電子写真方式のレーザビーム書込みにおい
て、書込み1ドットの濃度を変調するものである。書込
みのレーザダイオードの光変調方式には、主にその露光
時間を変調するパルス幅変調方式と、露光強度を変調す
るパワー変調方式とがある。上記パルス幅変調方式とし
ては特開昭62−49776号公報、パワー変調方式と
しては特開昭64−1547号公報に開示されている。
【0006】デジタル複写機の高画質化の1つの条件と
しては高精度の中間調再現が必要である。また、解像性
と階調性の両立には、上記1ドット多値書込方式が好ま
しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記1
ドット多値書込方式は、バンディングが発生し易いとい
う欠点を有する。デジタル複写機において、中間調領域
にて発生するバンディングは、感光体の駆動ムラや振
動、書込光学系の走査ピッチムラ等により発生する。該
バンディングは、主走査方向に連続な帯状の濃度ムラと
して現れる。特に、1ドット多値書込方式において、露
光のレーザダイオードの副走査方向における走査ピッチ
ムラにより、中間露光領域の露光ビームの裾野が重な
り、バンディングが発生する。
【0008】更に、高解像度化により、バンディングに
対する精度も要求されつつある。また、現在多く用いら
れている400dpi程度における1ドット多値書込み
において、現状の電子写真プロセスにあっては、変調方
式に関わらず中間調ベタ部に濃度ムラによる画像ノイズ
が発生し、中間調が滑らかに再現されないという問題点
がある。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、1ドット変調による多値書込みに、解像性の低下
の少ない微小マトリクスを組み合わせる方式を採用し、
バンディング及び画像ノイズを低減させ画像濃度を安定
させて安価な方式で縦線基調の画像を形成し、高画質な
画像形成を実現することを第1の目的とする。また、主
走査方向に連続するトナー像を形成して高画質な画像形
成を実現することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、画像データを形成する各ドットを隣接2
ドットごとに書込みデータに変換し、該変換した書込み
データに基づいて画像形成をおこなう画像形成装置にお
いて、前記画像データを形成する第1のドット並びに該
第1のドットに隣接する第2のドットを書き込みデータ
に変換する際に、前記第1のドットのドットデータと前
記第2のドットのドットデータとの合計値が単一ドット
のドットデータの飽和値を越える高濃度領域の場合に
は、該飽和値を前記第1のドットのドットデータとして
配分し、前記合計値から前記飽和値を減じた値を前記第
2のドットのドットデータとして配分する配分手段を備
えたことを特徴とする。
【0011】また、前記配分手段は、前記合計値が単一
ドットのドットデータの飽和値を越えない濃度データの
低濃度領域の場合には、該合計値を前記第1のドットの
ドットデータとして配分することを特徴とする。
【0012】本発明による画像形成装置は次のように作
用する。本発明による画像形成装置は、画像データを形
成する第1のドット並びに該第1のドットに隣接する第
2のドットを書き込みデータに変換する際に、第1のド
ットのドットデータと第2のドットのドットデータとの
合計値が単一ドットのドットデータの飽和値を越えてい
る場合には、該飽和値を第1のドットのドットデータと
して配分し、合計値から飽和値を減じた値を第2のドッ
トのドットデータとして配分することとしたので、第1
のドットを安定なドットと位置づけ、第2のドットを付
属する微少ドットと位置づけることができ、これにより
2ドット単位で面積階調をおこなう際に、中間レベルの
ドットを安定に形成することができる。
【0013】また、本発明による画像形成装置は、合計
値が単一ドットのドットデータの飽和値を越えない場合
には、該合計値を第1のドットのドットデータとして配
分することとしたので、常に第1のドットを安定なドッ
トとして位置づけることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面を参照してデジタル複写機の構成、書込レーザダ
イオードの変調方式、画像読取信号処理、画像処
理、2ドット多値回路の順に説明する。
【0015】デジタル複写機の構成 図1は一般的なレーザ書込手段が適用されているレーザ
プリンタと原稿読取装置から構成されているデジタル複
写機を示す。同図において、読取原稿を載置するための
コンタクトガラス111は、光源112によって照明さ
れ、読取原稿の画像面からの反射光は、ミラー113、
114、115及びレンズ116を介してCCDイメー
ジセンサ117の受光面に結像される。また、光源11
2及びミラー113は、コンタクトガラス111の下面
をコンタクトガラス111と平行に移動する走行体11
8に搭載されている。
【0016】主走査はCCDイメージセンサ117の固
体走査によって実行される。原稿画像はCCDイメージ
センサ117によって1次元的に読み取られ、光学系が
移動する(副走査)ことで原稿全面が走査される。この
例においては、読取処理の密度は、主、副走査共に40
0dpiに設定され、A3サイズ(297mm×420m
m)の原稿まで読取可能な構成になっている。
【0017】次に、上記デジタル複写機を構成するレー
ザプリンタに関して説明する。原稿読取装置とレーザプ
リンタとは一体的に構成されている場合(本実施例)
と、構成は別個で電気的にのみ接続されている場合とが
ある。
【0018】レーザプリンタには、レーザ書込系、画像
再生系、給紙系等の各システムが一体的に構成されてい
る。上記レーザ書込系は図1、図2、図3に示すよう
に、レーザ出力ユニット219、結像レンズ群120、
ミラー121を備えている。レーザ出力ユニット219
の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードLDが
備わり、書込ユニットにはモータによって高速で定速回
転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)219aが備わ
っている。レーザ書込系から出力されるレーザ光は、画
像再生系に装備された感光体ドラム122に照射され
る。
【0019】図1に示すように、感光体ドラム122の
周囲には、感光体ドラム122を均一に帯電する帯電チ
ャージャ123と、イレーサ124と、形成された静電
潜像を可視像化する現像ユニット125と、搬送されて
きた転写紙に感光体ドラム122の像を転写する転写チ
ャージャ126と、感光体ドラム122から転写紙を分
離する分離チャージャ127及び分離爪128と、転写
処理後において感光体ドラム122表面をクリーニング
するクリーニングユニット129等が装備されている。
【0020】尚、感光体ドラム122の一旦近傍のレー
ザ光を照射する位置に、主走査同期信号(PMSYN
C)を発生するビームセンサ330が配置されている
(図3参照)。131は搬送ベルト、132は定着ユニ
ット、133、134は給紙カセット、135、136
は給紙コロ、137はレジストローラである。
【0021】以上の構成において、その動作を説明する
と、感光体ドラム122の表面を、帯電チャージャ12
3によって一様に高電位に帯電する。その感光体ドラム
122面にレーザ光が照射されると、照射された部分は
電位が低下する。レーザ光は記録画素の黒/白に応じて
ON/OFF制御されるので、レーザ光の照射によって
感光体ドラム122面に記録画像に対応する電位分布、
即ち、静電潜像が形成される。
【0022】静電潜像が形成された部分が現像ユニット
125を通過すると、その電位の高低に応じてトナーが
付着し、静電潜像を可視像化したトナー像が形成され
る。トナー像が形成された部分に所定のタイミングで記
録紙が搬送され、上記トナー像に重なる。
【0023】このトナー像が転写チャージャ126によ
って記録紙に転写された後、該記録紙は分離チャージャ
127及び分離爪128によって感光体ドラム122か
ら分離される。分離された記録紙は搬送ベルト131に
よって搬送され、ヒータを内蔵した定着ユニット132
によって熱定着された後、排紙トレイ(図示せず)に排
出される。
【0024】図1に示したデジタル複写機にあっては、
給紙系は2系統に構成されている。一方の給紙系には、
給紙カセット133が装備されており、他方の給紙系に
は給紙カセット134が装備されている。給紙カセット
133の記録紙は給紙コロ135によって給紙される。
また給紙カセット134内の記録紙は給紙コロ136に
よって給紙される。
【0025】給紙された記録紙は、レジストローラ13
7に当接した状態で一旦停止し、記録プロセスの進行に
同期したタイミングで、感光体ドラム122に搬送され
る。尚、図示しないが、各給紙系には、カセットの記録
紙サイズを検知するサイズ検知センサが備わっている。
【0026】書込レーザダイオードの変調方式 図4は、レーザダイオードのパルス幅変調書込みに用い
るパルス幅変調回路のブロック図であり、特に、ディレ
イラインを用いた方式で、パルス幅信号を得るために複
数の遅延素子450〜453と、論理回路(AND回路
454、455、OR回路456、457)及びセレク
タ458から構成されている。該セレクタからのセレク
ト信号はLD駆動回路459に入力する。
【0027】図4におけるパルス幅変調回路でパルス幅
信号の発生を図5により説明する。約50%のディーテ
ィの書込クロックを任意の設定時間だけ遅延させる。5
0%以下の微小パルス幅を得る場合、書込クロックとそ
の遅延信号のANDを取り、遅延量に逆比例するパルス
幅を得る(図5(a))。50%以上のパルス幅を得る
場合、書込クロックとその遅延信号のORを取り、遅延
量に比例するパルス幅を得る(図5(b))。それらの
パルス幅を書込みの画素データに基づきセレクタ458
により選択し、主走査方向に連続したパルス幅信号が得
られる。上記の如く、複数の遅延素子450〜453を
用い出力信号を適性値に設定することにより、多階調の
パルス幅変調書込みが実行される。
【0028】本実施例では、ディレイラインを用いた方
式でパルス幅変調を実行したが、その他の方式で、多階
調のレーザダイオードによるパルス幅変調書込みを実行
しても差し支えない。
【0029】図6に図4において示したLD駆動回路4
59の回路構成を示す。LD駆動回路内459は、図示
の如くD/Aコンバータ655と、定電流源652と、
トランジスタ656と、電流・電圧変換回路653と、
A/Dコンバータ654及びレーザダイオードLDとか
ら構成されている。
【0030】以上の構成において、レーザダイオードの
発光光量は、レーザダイオードの順方向電流を定電流源
652によって予め決定され、上記パルス幅信号でスイ
ッチングしてパルス幅変調書込みを実行する。
【0031】 画像読取信号処理 図7に画像読取信号処理の詳細ブロック図を示す。CC
D(電荷結合素子)117は、約5000画素、400
dpiの読取が可能で、原稿の主走査方向の反射光を同
時に読み取る。CCD117で蓄積された光データを電
気信号に変換し(光電変換)、クランプ等の波形修正、
増幅、A/D変換を実行し、6ビットのデジタル信号と
してIPU(画像処理装置)800へ出力する。
【0032】更に、具体的に説明するとCCD117の
アナログデータ出力は、高速転送のためEVEN、OD
Dの2系統に別れて出力され、増幅器702、703で
各々増幅(信号増幅)されて、アナログスイッチで構成
されるスイッチングIC703へ入力する。ここで、シ
リアルのアナログ信号に合成される(信号合成)。スイ
ッチングIC703によって合成されたアナログ信号は
増幅器704によって増幅(可変増幅)されてA/Dコ
ンバータ705に入力する。合成後の一画素の画像転送
速度は約10MHzで、これに同期してA/Dコンバー
タ705で6ビット64階調のデジタル信号に変換する
(信号デジタル化)。
【0033】また、上記(可変)増幅器704では、露
光蛍光灯の光量変動を補正するため、原稿走査前に基準
白板を読み取り、その増幅度を適性値にするように制御
する。
【0034】 画像処理 原稿濃度を示す1画素毎のデジタル信号は、IPU(画
像処理装置)800へ入力されて画像処理される。IP
U800による画像処理の流れを図8に示す。IPUは
複数のLSIで構成され、画像処理の他にそれに基づく
以下に示す制御を実行している。
【0035】i.シェーディング補正 蛍光灯の直線光源を用い、またレンズによる集光のた
め、CCD117中央部で光量が最大となり、端部では
低下してしまう。また、CCD117には素子個々の感
度のばらつきがある。上記の両方を、画素毎の基準白板
読取データに基づいて原稿読取データを補正する。
【0036】ii.MTF補正 レンズ等を用いた光学系では、CCD117による読取
出力はレンズなどの性能により周辺画素情報が影響し
て、なまったように読み取られる。そこで1つの画素デ
ータを求める際に、その周辺画素レベルに基づいて補正
することにより、再現性の高い画像を得る。
【0037】iii.主走査方向変倍 本実施例にあっては、画像読取りと書込みの解像度は同
一の400dpiであるが、読取画素周波数は約10M
Hz、書込画素周波数は約12MHzで異なるため、周
波数変換を実行している。クロック変換は2ラインメモ
リの読み書きで実現し、主走査変倍は主走査方向の周辺
画素データによる演算で算出している。
【0038】iv.γ補正 以上の他、IPU(画像処理装置)はAGC等の制御、
マスキング、トリミング、ミラーリング、白黒反転等の
画像変換、原稿サイズ及び濃度検出、マーカー等の画像
検出等も実行している。
【0039】本実施例は、パルス幅変調による1ドット
256階調出力に、主走査及び副走査方向の2ドットの
マトリクスを組み合わせたものである。
【0040】図9(a)に1×2マトリクス、(b)に
2×1マトリクスの光書込方式を示す。低濃度部では片
方のドットより露光時間を増して、最大露光時間になる
と次のドットの露光時間を増していく。
【0041】主走査方向に連続の2ドットで濃度再現を
実行する場合、各ドットの書込みは、その中心より成長
するパルス幅でも良いが、片側、例えば左側より発生さ
せることにより、50%以上の濃度、即ち片方のドット
濃度が飽和で2つのパルス幅が連続となり、よりドット
集中の効果が増し階調が連続的になる。但し、後述する
ように更にライン集中を実行する場合は、発生させるパ
ルス幅が連続するように2ドット毎に左右交互にパルス
幅を形成することが好ましい。
【0042】一方、副走査方向の2ドットで濃度再現を
行う場合、各ドットの書込みは各濃度でパルス幅による
ドットの主走査方向の片寄りがないように、その中心よ
り成長するパルス幅がよい。
【0043】主走査或いは副走査方向の2ドットを注目
画素として、濃度再現を行う。CCD117の読取濃度
は、その受光光量に比例する。従って、CCD117の
受光光量は原稿反射濃度に対してリニアであり、2ドッ
トの濃度データをデジタル値で加算する。その後、その
加算値に対してγ変換を施し、上記方式で書込濃度デー
タに変換する。以上の結果、主走査及び副走査方向に2
ドットで512階調が実現される。
【0044】 2ドット多値回路 図10は2ドット多値回路のブロック図であり、スキャ
ナから入力される6ビットの信号を入力する直列に接続
されているラインメモリ1001、1002と、ラッチ
1003、1004と、該ラインメモリ1001、10
02及びラッチ1003、1004に各々スイッチSW
1〜SW4を介して接続されている加算器1005と、
該加算器1005に接続されているROM1006とか
ら構成されている。該ROMの出力は8ビットのデータ
信号としてプリンタに出力される。
【0045】以下、i.1×2マトリクス、ii.2×1
マトリクス、iii.ドットの集中に分けて詳細に説明す
る。 i.1×2マトリクス 副走査方向の2ドットで面積階調を実行する場合(1×
2マトリクス)は、2つのラインメモリ1001、10
02を用いて、主走査2ライン分の読取データを遅延さ
せる。その後、2つの6ビットデータを加算器1005
により加算し、その7ビットデータをγ変換用のROM
1006に入力する。ROM1006内は、1つのテー
ブルが265バイトで構成され、その前半128バイト
がEVEN、その後半128バイトがODDデータであ
る。
【0046】初めの加算データがROM1006のアド
レスバスに入力され、その番地で示されるEVENデー
タを書込データとして出力する。次のラインで同一デー
タを加算し、ODDデータを書込データとしてデータバ
スより出力する。EVEN、ODDの切替えはライン周
期(PMSYNC)に同期して行う。その後、次の2ド
ットに移行して順次処理を繰り返す。
【0047】図10に示した2ドット多値回路のブロッ
ク図において、スイッチSW1及びEVEN/ODDは
主走査1ライン毎に切替え、スイッチSW3、SW4は
ラインメモリ1001、1002からのデータが選択さ
れるように上側に設定する。
【0048】ii.2×1マトリクス 主走査方向の2ドットで面積階調を実行する場合(2×
1マトリクス)は、2つのラッチ1003、1004を
用いて、主走査方向2ドット分の読取データを遅延させ
る。以下、1×2マトリクスの場合と同様に、加算処
理、γ変換処理を実行して書込データを出力する。EV
EN、ODDの切替えは書込ドット周期(WRITEC
LK)に同期して実行する。その後、次の2ドットに移
行して順次処理を繰り返す。
【0049】図10に示した2ドット多値回路のブロッ
ク図において、スイッチSW2及びEVEN/ODDは
書込1クロック毎に切替え、スイッチSW3、SW4は
ラッチ1003、1004からのデータが選択されるよ
うに下側に設定する。
【0050】iii.ドットの集中 書込みにおける位相を変換し、ドットを集中させる10
0線の画像を形成する場合は、EVEN、ODDの切替
え周期を各々2分周することで実行する。以上、全ての
モードにおいて階調情報の欠落は起きない。
【0051】本装置に使用するγ変換テーブルの例を図
11に示す。図11に示すγ変換テーブルは、原稿濃度
に対して複写濃度がほぼ等しくなるように出力するもの
(A)と、プリンタの階調チェックを実行するための入
力データに対してリニアに出力するもの(B)がある。
中間濃度までは片方のEVENドットが最大値に達する
と、ODDドットの露光強度を増加させる。これによ
り、2ドットの濃度情報を維持しながら、ドットを集中
させる。
【0052】また、このγ変換テーブルにより自由にγ
を制御でき、2ドットの増加の仕方も変えることができ
る。更に、面積階調との組み合わせ方式によっても濃度
出力特性が変わるため、γ変換データを選択或いは変換
テーブルにRAMを用い、それを書き換える。
【0053】一般に、書込み露光光量に対するプリント
濃度で表されるプリンタのγ特性の逆変換をテーブル値
にすることにより、プリンタ単体のγ特性をリニアにす
ることができる。
【0054】図10の2ドット多値回路は、IPU80
0内に構成され、スキャナからの1ドット毎の画像デー
タを変換して書込系へ出力する。以上の結果、主走査及
び副走査方向の2ドット単位を1画素として512階調
の書込処理が実現する。
【0055】本発明による2ドット多値書込方式を用い
て、各濃度における画像を出力し、そのバンディング
(帯状の副走査方向の濃度ムラ)の発生について効果を
確認したところ、1ドット多階調の画像と比較して2ド
ット多階調の画像は、バンディングが大きく低減され
た。
【0058】次に、本発明の第2の実施例を示す。上記
第1の実施例と重複する説明は簡略化のため省略する。
図12は、本発明の第2の実施例に係るレーザダイオー
ド(LD)のパワー変調方式のブロック図であり、発光
レベル指令信号は、第1の電流変換手段1200及び第
2の電流変換手段1201へ入力される。
【0059】第1の電流変換手段1200では発光レベ
ル指令信号は、その強弱に応じて発光レベル指令信号電
流(出力電流)ISに変換される。第1の電流変換手段
1200の出力電流ISはレーザダイオードLD1の受
光素子1202に発生する光出力POに比例する光起電
流ILとの差の入力電流IS−ILとなって、電流増幅器
1203に入力する。
【0060】該電流増幅器1203は、入力電流IS
LをA倍した出力電流A(IS−IL)を出力する。一
方、第2の電流変換手段1201により発光レベル指令
信号は設定光量PSを発光させる出力電流I1に変換され
る。この出力電流I1と、前記電流増幅器1203の出
力電流A(IS−IL)との和であるI1+A(IS
L)はレーザダイオードLD1の順方向電流となる。
【0061】このようにして、レーザダイオードLD1
は順方向電流I1+A(IS−IL)により決定される光
出力POを得る。即ち、下記の関係式が成立する。 PO=P{I1+A(IS−IL)} P:レーザダイオードLD1の光出力−順方向電流特性
を表す関数
【0062】ここで、I1はIS≒ILとなるように設定
されているので、下記のように近似できる。 PO=P(I1)+[δp/δI]I=I1・A(IS−IL) =PS+η・A・(IS−IL) 受光素子の放射感度S、レーザダイオードLD1との結
合効率をδとおくと、 PO=PS+η・A・(IS−PO・S・δ) と表され、 PO={PS/(1+η・δ・S・A)}+IS{η・A
/(1+η・δ・S・A)} となる。
【0063】光電気負期間ループの交叉周波数をfO
おくと、上記光出力POのステップ応答は下記のように
近似的に表すことができる。 PO=IS/δ・S+{PS−IS/δ・S}・exp(−
2π・fOt)
【0064】第2の変換手段1201により設定される
Sは、IS/δSに等しくなるように設定されている
が、例えば、ドゥループ特性によりPSが5%変動した
場合、fO=40MHzであったとしても、POの誤差が
0.4%以下になるのに要する時間は約10ns程度と
なる。
【0065】また、光出力POを変化させた直後から設
定された時間τOまでの全光量(光出力の積分値∫
OUT)誤差が0.4%以下となるための前記交叉周波
数fOはτO=50nsとした場合、fO≧40MHzで
あればよく、この程度の交叉周波数ならば容易に実現で
きる。以上説明したように、本方式により、高速・高精
度・高分解能のレーザダイオード制御方式が実現でき
る。
【0066】本方式を用いたレーザダイオードLD1を
パワー変調することにより、発光レベル指令信号に25
6通りのアナログ信号を入力し、レーザプリンタにおい
て、1ドット256階調の画像出力が実現される。
【0067】次に、複数の定電流電源を用いた第2の実
施例に係るレーザダイオード(LD)のパワー変調方式
に関して説明する。本実施例におけるレーザダイオード
の駆動制御方式は、図13に示すレーザダイオードの順
方向電流(I)と発光強度(L)との関係(I−L特
性)を用いている。
【0068】このレーザダイオードのI−L特性は、閾
値電流(Ith)以上の順方向電流においてはほぼリニ
アで、その時の微分量子効率(n)を一定として扱う。
制御方式は、図14に示すように、順方向電流を複数の
定電流源1441、1442、1443、1444の合
計電流で駆動し、それを書込データによりスイッチ14
45、1446、1447でスイッチングする。閾値電
流よりも大きなバイアス電流を定電流源1441により
供給し、1:2:4の電流値になるように重み付けられ
た定電流源1442、1443、1444により、レー
ザダイオードの駆動電流を3ビット8値に制御する。そ
のときの電流値は各々I1、I2、I3であり、スイッチ
1445、1446、1447は駆動しない最小値のバ
イアス電流はI0である。従って、各電流I0〜I3によ
る発光強度(光量)は図13に示す通りでI0〜I3の電
流の全ての組み合わせによる光量はL0〜L7まで8通り
が光量差を等しく得られる。
【0069】そのときの設定手順は、次のように実行す
る。 (a) レーザダイオード発光強度範囲P0〜Pmaxに設
定(但し、P0≒0)。 (b) レーザダイオード最小発光強度P0←レーザダ
イオード順方向電流I0を決定する。 (c) レーザダイオード最大発光強度Pmax←レーザ
ダイオード順方向電流I0+ImaxによりImaxを決定す
る。 (d) I1=(1/7)・Imax、I2=(2/7)・
max、I3=(4/7)・Imaxとする。以上により、
定電流源数をnとすると、2nの発光強度が得られ、例
えば、8個の定電流源を用い、8ビットの発光データに
よりスイッチングすれば、256通りのレーザダイオー
ドの露光出力が得られる。
【0070】次に、第2の実施例における画像処理につ
いて説明する。本実施例は、レーザダイオードパワー変
調による1ドット256階調出力に、主走査及び副走査
方向の2ドットのマトリクスを組み合わせたものであ
る。
【0071】図15に1×2マトリクスの光書込方式を
示す。低濃度部では、前の片方のドットより露光パワー
を増して、最大値となる次の後のドットの露光パワーを
増していく。
【0072】副走査方向の2ドットを注目画素として濃
度再現を実行する。CCD117の読取濃度は、その受
光光量に比例する。従ってCCD117の受光光量は原
稿反射濃度に対してリニアであり、2ドットの濃度デー
タをデジタル値に加算し、その加算値に対してγ変換を
施し、上記方式により書込濃度データに変換する。以上
の結果、主走査方向の2ドットで512階調が実現され
る。
【0073】形成される中間調濃度領域のチャートは図
16に示すように発生する。図中、EVENのドットよ
り濃度を埋めていく。副走査方向で面積階調を実行する
図16(a)、(b)の1×2マトリクスは横線基調と
なる。
【0074】図16(b)は、図16(a)の書込位相
を互い違いに変えたもので、主走査方向に2ドットライ
ンを形成し、100線の画像を形成する。これにより階
調数は変わらないがラインが集中し、見かけの解像度は
半分に低下する。
【0075】次に、第2の実施例における2ドット多値
回路について説明する。図17は2ドット多値回路のブ
ロック図であり、スキャナから入力される6ビットの信
号を入力する直列に接続されているラインメモリ170
1、1702と、スイッチSW1を介して接続されてい
る加算器1703と、該加算器1703に接続されてい
るROM1704とから構成されている。該ROM17
04の出力は8ビットのデータ信号としてプリンタに出
力される。
【0076】以下、i.1×2マトリクス、ii.ドット
の集中に分けて詳細に説明する。 i.1×2マトリクス 副走査方向の2ドットで面積階調を実行する場合(1×
2マトリクス)は、2つのラインメモリ1701、17
02を用いて、主走査2ライン分の読取データを遅延さ
せる。その後、2つの6ビットデータを加算器1703
により加算し、その7ビットデータをγ変換用のROM
1704に入力する。ROM1704内は、1つのテー
ブルが265バイトで構成され、その前半128バイト
がEVEN、その後半128バイトがODDデータであ
る。
【0077】初めの加算データがROM1704のアド
レスバスに入力され、その番地で示されるEVENデー
タを書込データとして出力する。次のラインで同一デー
タを加算し、ODDデータを書込データとしてデータバ
スより出力する。EVEN、ODDの切替えはライン周
期(PMSYNC)に同期して行う。その後、次の2ド
ットに移行して順次処理を繰り返す。
【0078】図17に示した2ドット多値回路のブロッ
ク図において、スイッチSW1及びEVEN/ODDは
主走査1ライン毎に切替える。
【0079】ii.ドットの集中 書込みにおける位相を変換し、ドットを集中させる10
0線の画像を形成する場合は、EVEN、ODDの切替
え周期をライン周期(PMSYNC)の2分周で行う。
以上、全てのモードにおいて階調情報の欠落は起きな
い。
【0080】本実施例による2ドット多値書込方式を用
いて、各濃度における画像を出力し、そのバンディング
(帯状の副走査方向の濃度ムラ)の発生について効果を
確認した。
【0081】画像出力は、感光体ドラムの2mmピッチで
1%の回転速度ムラを加えてバンディングを強制的に発
生させる。官能評価においては、図13に示すようにレ
ーザダイオードのパワー変調による1ドット多階調の画
像と比較して2ドット多階調の画像は、バンディングが
大きく低減された。
【0082】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
尚、上記説明した実施例と同一部分は簡略化のため、そ
の説明を省略する。本実施例では、パルス幅変調による
1ドット256階調出力に、主走査及び副走査方向の2
ドットのマトリクスを組み合わせたものである。
【0083】図9(a)に1×2マトリクス、(b)に
2×1マトリクスの光書込方式を示す。低濃度部では片
方のドットより露光時間を増して、最大露光時間となる
と次のドットの露光時間を増していく。
【0084】主走査方向に連続の2ドットで濃度再現を
実行する場合、各ドットの書込みは、その中心より成長
するパルス幅でも良いが、片側、例えば左側より発生さ
せることにより、50%以上の濃度、即ち片方のドット
濃度が飽和で2つのパルス幅が連続となり、よりドット
集中の効果が増し、階調が連続的になる。但し、更にラ
イン集中を実行する場合は、発生させるパルス幅が連続
するように2ドット毎に左右交互にパルス幅を形成する
ことが好ましい。
【0085】この場合の書込パルス発生回路を図18に
示す。図18において、定電流源及び充放電器により構
成される鋸歯状波発生回路1801と、書込多値データ
をアナログデータに変換するD/A変換器1802と、
上記鋸歯状波発生回路1801からの出力とD/A変換
器1802からの出力を比較する比較器1803とから
構成されている。
【0086】図18に示す書込パルス発生回路によるパ
ルス信号の発生を図19の各出力点A、B、Cの信号で
示す。図18に示した書込パルス発生回路により、ドッ
ト毎のパルス信号はドット書込位置の左側より発生す
る。即ち、2ドット処理の連続出力ではパルス幅信号が
連続となり、主走査方向の2ドットで1画素を形成す
る。そのドット形成の状態を図20に示す。
【0087】一方、副走査方向の2ドットで濃度再現を
実行する場合、各ドットの書込みは各濃度でパルス幅に
よるドットの主走査方向の片寄りがないように、その中
心より成長するパルス幅がより良い。この場合のパルス
幅信号の発生方法は、図4に示したディレイラインを用
いて実行される。
【0088】また、図21のパルス発生回路によっても
実行できる。図21のパルス発生回路は図18に示した
鋸歯状波発生回路1801を三角波発生回路2101に
置き換えて構成されている。これによって図22に示す
ように書込ドットは、その中心より成長する。
【0089】更に、上記の如く位相変換した場合、画素
の両端ドット、即ち、パルス幅変調により1ドット内の
濃度変換を実行しているドットは、パルス信号が連続に
なるように、パルスを画素中心側より発生させる。その
画素形成の状態を図23に示す。パルス発生回路は図1
8に示した鋸歯状波発生回路1801と逆位相の鋸歯状
波発生回路とを設け、これを交互に選択することにより
実行される。これにより、画素の右側に位置するパルス
幅はドットの左に、画素の左側に位置するパルス幅はド
ットの右に形成され、パルス幅信号が連続となる。
【0090】そのパルス幅信号の状態を図23に示す。
主走査或いは副走査方向の2ドットを注目画素として、
濃度再現を行う。CCD117の読取濃度は、その受光
光量に比例する。従って、CCD117の受光光量は原
稿反射濃度に対してリニアであり、2ドットの濃度デー
タをデジタル値で加算する。その後、その加算値に対し
てγ変換を施し、上記方式で書込濃度データに変換す
る。以上の結果、主走査及び副走査方向に2ドットで5
12階調が実現される。
【0091】形成される中間調濃度領域のチャートは図
24に示すように発生する。図中、EVENのドットよ
り濃度を埋めていく。副走査方向で面積階調を実行する
図24(a)、(c)の1×2マトリクスは横線基調、
主走査方向で面積階調を行う図24(b)、(d)の2
×1マトリクスは縦線基調となる。
【0092】図24(c)、(d)は、各々図24
(a)、(b)の書込位相を互い違いに変えたもので、
主走査及び副走査に2ドットラインを形成し、100線
の画像を形成する。これにより階調数は変わらないがラ
インが集中し、見かけの解像度は半分に低下する。
【0093】2ドット多階調の画像は1ドット多階調の
画像と比較して、中間調領域も濃度ムラが少なく滑らか
に表現される。また、階調の境目に発生していた濃度低
下、ハーフトーン後端白抜け等が改善される。1ドット
多階調画像は、トナーの付き方に規則性が見られず、こ
れが原因となって中間調画像をノイジーに見せていた
が、上記各実施例による2ドット処理したものは、横線
が明らかに再現しており、これが視覚的に滑らかに見え
る。
【0094】更に、複数ドット、例えば3ドット処理で
は、バンディングはなくなり、濃度は安定し、中間調が
滑らかに再現される。尚、本方式による複数ドットによ
る多階調書込方式は、本実施例以外にもパワー変調やパ
ルス幅変調などのレーザダイオードの変調方式に係わら
ず使用可能な画像処理方式である。
【0095】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、画
像データを形成する第1のドット並びに該第1のドット
に隣接する第2のドットを書き込みデータに変換する際
に、第1のドットのドットデータと第2のドットのドッ
トデータとの合計値が単一ドットのドットデータの飽和
値を越える高濃度領域の場合には、該飽和値を第1のド
ットのドットデータとして配分し、合計値から飽和値を
減じた値を第2のドットのドットデータとして配分する
よう構成したので、第1のドットを安定なドットと位置
づけ、第2のドットを付属する微少ドットと位置づける
ことができ、これにより2ドット単位で面積階調をおこ
なう際に、中間レベルのドットを安定に形成することが
できる。
【0096】また、本発明によれば、合計値が単一ドッ
トのドットデータの飽和値を越えない濃度データの低濃
度領域の場合には、該合計値を第1のドットのドットデ
ータとして配分するよう構成したので、常に第1のドッ
トを安定なドットとして位置づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置を適用するデジタル
複写機の構成を示す説明図である。
【図2】図1に示したデジタル複写機におけるレーザ書
込系の構成を示す説明図である。
【図3】図1に示したデジタル複写機におけるレーザ書
込系の構成を示す説明図である。
【図4】図1に示したデジタル複写機に用いられるパル
ス幅変調回路の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示したパルス幅変調回路によるパルス幅
信号の発生を示す説明図である。
【図6】レーザダイオードのドライブ回路を示す回路図
である。
【図7】画像読取信号処理を実行する各部を示すブロッ
ク図である。
【図8】画像処理装置による画像処理の流れを示すブロ
ック図である。
【図9】各々1×2マトリクス、2×1マトリクスの光
書込方式を示す説明図である。
【図10】本発明による画像形成装置に用いられる2ド
ット多値回路のブロック図である。
【図11】2ドット多値γ変換を示すテーブルである。
【図12】図1に示したデジタル複写機に用いられるレ
ーザダイオード(LD)のパワー変調方式を示すブロッ
ク図である。
【図13】レーザダイオードの順方向電流(I)と発光
強度(L)との関係(I−L特性)を示すグラフであ
る。
【図14】レーザダイオードの制御方式を示す回路図で
ある。
【図15】1×2マトリクスの光書込方式を示す説明図
である。
【図16】形成される中間調濃度領域を示すチャート図
である。
【図17】実施の形態2に基づく2ドット多値回路のブ
ロック図である。
【図18】パルス信号発生回路の構成を示すブロック図
である。
【図19】図18に示したパルス信号発生回路の各部に
おける信号波形を示す説明図である。
【図20】図18に示したパルス信号発生回路によるド
ット形成の状態を示す説明図である。
【図21】他のパルス信号発生回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図22】図21に示したパルス信号発生回路によるド
ット形成の状態を示す説明図である。
【図23】画素形成の状態を示す説明図である。
【図24】形成される中間調濃度領域を示すチャート図
である。
【符号の説明】
117 CCDイメージセンサ 122 感光体ドラム 219 レーザ出力ユニット 330 ビームセンサ 450〜453 遅延素子 454,455 AND回路 456,457 OR回路 458 セレクタ 459 LD駆動回路 652 定電流源 702,704 増幅器 703 スイッチングIC 705 A/Dコンバータ 800 IPU(画像処理装置) 1001,1002,1701,1702 ラインメモ
リ 1003,1004 ラッチ 1005,1703 加算器 1006,1704 ROM 1200 第1の電流変換手段 1201 第2の電流変換手段 1202 受光素子 1203 電流増幅器 1441〜1444 定電流源 1445〜1447 スイッチ 1801 鋸歯状波発生回路 1802 D/A変換器 1803 比較器 2101 三角波発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを形成する各ドットを隣接2
    ドットごとに書込みデータに変換し、該変換した書込み
    データに基づいて画像形成をおこなう画像形成装置にお
    いて、 前記画像データを形成する第1のドット並びに該第1の
    ドットに隣接する第2のドットを書き込みデータに変換
    する際に、前記第1のドットのドットデータと前記第2
    のドットのドットデータとの合計値が単一ドットのドッ
    トデータの飽和値を越える高濃度領域の場合には、該飽
    和値を前記第1のドットのドットデータとして配分し、
    前記合計値から前記飽和値を減じた値を前記第2のドッ
    トのドットデータとして配分する配分手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記配分手段は、前記合計値が単一ドッ
    トのドットデータの飽和値を越えない濃度データの低濃
    度領域の場合には、該合計値を前記第1のドットのドッ
    トデータとして配分することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
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