JP3279632B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、レー
ザプリンタ、ファクシミリ装置等のデジタル画像形成装
置及び表示装置等に応用される画像形成装置に関し、よ
り詳細には、多階調書込方式により隣接する読取ドット
データより濃度に重み付けを行い、書込ドットデータに
配分し、面積階調を行う或るドットより飽和濃度に達す
るように画素の濃度データを配分し、読取原稿データの
画素内における濃度の高いドットより濃度を発生させ、
2ドット多値のライン画像で発生する画像エラーを低減
して原稿に忠実な画像再現を行う画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタル複写機における書込処
理においては、その解像性と階調性が重要な要因とな
る。細かな解像性と、中間調を忠実に再現する階調性が
文字や写真を含むあらゆる原稿に対する複写処理におい
て望まれる。
【0003】従来において、階調性を表す方式として、
特開昭54−144126号公報、特開昭56−174
78号公報、特開昭57−76977号公報等に開示さ
れているディザマトリクスを用いた面積階調法がある。
しかしながら、上記面積階調法にあっては、複数のドッ
トで画素を構成し、該書込ドット数で濃度表現を行うた
め、解像度が低下する。この場合、2値書込方式では画
素を構成するドット数をNとすると、その階調数は地肌
白部を含まずにN段の階調が表されるが、一般的に解像
性は1/Nに低下する。
【0004】一方、解像性を低下させないで、多階調を
実現する1ドット多値書込方式が提案されている。これ
は、例えば、電子写真方式のレーザビーム書き込みにお
いて、書き込み1ドットの濃度を変調するものである。
書き込みのレーザダイオードの光変調方式には、主にそ
の露光時間を変調するパルス幅変調方式と、露光強度を
変調するパワー変調方式とがある。上記パルス幅変調方
式としては特開昭62−49776号公報、パワー変調
方式としては特開昭64−1547号公報に具体的な技
術が開示されている。
【0005】また、1ドット変調による多値書き込み
に、解像性の低下をできるだけ回避する微小マトリクス
とを組み合わせる2ドット多値書込方式が提案されてい
る。該2ドット多値書込方式は、図15(a)及び
(b)に示すように、濃度データのドット配分を規則的
に実行するものである。尚、図中の斜線部は濃度発生マ
トリクス、矢印方向は濃度データの移行を各々示してい
る。また、この従来方式による画像形成は、図13に示
す従来部分の画像に対応している。
【0006】デジタル複写機の高画質化の1つの条件と
して、高精度の中間調再現が必要であり、また、解像性
と階調性の両立には、上記の1ドット多値書込方式が好
ましいものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記1
ドット多値書込方式にあっては、バンディングが発生し
易いという問題点があった。例えば、デジタル複写機に
おいて、中間調領域にて発生するバンディングは、感光
体の駆動ムラや振動、書込光学系の走査ピッチムラ等に
より発生し、該バンディングは主走査方向に連続な帯状
の濃度ムラとして現れる。特に、1ドット多値書込方式
においては、露光のレーザダイオードにおける副走査方
向の走査ピッチムラによる中間露光領域における露光ビ
ームの裾野の重なりに起因してバンディングが発生す
る。
【0008】また、高解像度化により、バンディングに
対する精度も要求されつつある。現在多く用いられてい
る400dpi程度における1ドット多値書き込みにお
いて、現状の電子写真プロセスにあっては、変調方式に
関わらず中間調ベタ部に濃度ムラによる画像ノイズが発
生し、中間調が滑らかに再現されないという問題点があ
った。更に、レーザダイオード(LD)を用いた電子写
真方式の1ドット多値書込方式にあっては、中間調領域
でトナーの拘束力が弱く、画像濃度にムラが発生し、記
録紙面でざらつき感がある画像となる。
【0009】また、1ドット変調による多値書き込み
に、解像性の低下をできるだけ回避する微小マトリクス
の面積階調とを組み合わせることによって、1ドット多
値書き込みにより発生するバンディング、中間調部の濃
度ムラによる画像ノイズを低減でき、且つ、中間調を滑
らかに再現でき、階調性も安定するが、400dpiの
書込密度で200線を形成する2ドット多値のライン画
像による画像形成方式では、文字、ラインの割れが発生
し、画質劣化が生じ、また、2ドット多値の200線は
目視で解像され、その規則的な濃度の移行による画像の
エラーが発生するという問題点があった(図15及び図
13の従来部分参照)。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、2ドット多値のライン画像処理におけるバンディン
グの低減、中間調の滑らかな再現性の維持、2ドット多
値のライン画像で発生する画像エラーの低減を図り、原
稿情報に対してより忠実な画像を再現することにより画
質の向上を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、請求項1に係る画像形成装置は、原稿
を読み取った画像データを形成する第1のドットおよび
該第1のドットと主走査方向または副走査方向に隣接す
る第2のドットの濃度データを面積階調を利用した多階
調の書込みデータに変換し、該変換した書込みデータを
画像形成部に出力して画像形成をおこなう画像形成装置
において、前記第1のドットの濃度データおよび第2の
ドットの濃度データを加算する加算手段と、前記第1の
ドットと第2のドットの濃度データ差が所定の基準値以
上であり、かつ、前記第2のドットの濃度データが前記
第1の濃度データよりも大きい場合には、前記加算手段
により加算された加算値を前記第2のドットに対応する
第2の書き込みドット次いで第1のドットに対応する第
1の書き込みドットの順に配分し、それ以外の場合には
前記加算手段により加算された加算値を前記第1の書き
込みドット次いで第2の書き込みドットの順に配分する
配分手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明による画像形成装置は、第1のドットと
第2のドットの濃度データ差が所定の基準値以上であ
り、かつ、第2のドットの濃度データが第1の濃度デー
タよりも大きい場合には、加算値を第2のドットに対応
する第2の書き込みドット次いで第1のドットに対応す
る第1の書き込みドットの順に配分し、それ以外の場合
には加算値を第1の書き込みドット次いで第2の書き込
みドットの順に配分することとしたので、注目ドットで
ある隣接する2ドットを書き込みデータに変換する場合
に、基本的にはEVEN信号およびODD信号に応答し
て第1の書き込みドット次いで第2の書き込みドットの
順で加算値が配分されるわけであるが、第1のドットの
濃度データよりも第2のドットの濃度データの方がかな
り大きい場合には、第2のドットから加算値を配分し
て、原稿画像により忠実な画像を再現することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て、 (1) デジタル複写機の構成 (2) 書込レーザダイオードの変調方式 (3) 画像読取信号処理 (4) 画像処理 (5) 2ドット多値アルゴリズム (6) 2ドット多値回路 (7) 各実施例の効果 の順に詳細に説明する。
【0016】(1) デジタル複写機の構成 図1は、一般的なレーザ書込手段が適用されているレー
ザプリンタと原稿読取装置から構成されるデジタル複写
機を示し、図1において、読取原稿を載置するためのコ
ンタクトガラス111は、光源112によって照明さ
れ、読取原稿の画像面からの反射光は、ミラー113、
114、115及びレンズ116を介してCCDイメー
ジセンサ117の受光面に結像される。また、光源11
2及びミラー113は、コンタクトガラス111の下面
をコンタクトガラス111と平行に移動する走行体11
8に搭載されている。
【0017】主走査はCCDイメージセンサ117の固
体走査によって実行される。原稿画像はCCDイメージ
センサ117によって1次元的に読み取られ、光学系が
移動(副走査)することで原稿全面が走査される。この
例においては、読取処理の密度は、主/副走査共に40
0dpiに設定され、A3サイズ(297mm×420
mm)の原稿まで読取可能な構成になっている。
【0018】次に、上記デジタル複写機を構成するレー
ザプリンタに関して説明する。原稿読取装置とレーザプ
リンタとは一体的に構成されている場合(本実施例)
と、構成は別個で電気的にのみ接続されている場合とが
ある。このレーザプリンタは、レーザ書込系、画像再生
系、給紙系等の各システムが一体的に構成されている。
【0019】上記レーザ書込系は、図1、図2及び図3
に示すようにレーザ出力ユニット219、結像レンズ群
120、ミラー121を備えている。レーザ出力ユニッ
ト219の内部には、レーザ光源であるレーザダイオー
ドLD1が備わり、書込ユニットにはモータによって高
速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)21
9aが備わっている。レーザ書込系から出力されるレー
ザ光は、多角形ミラー219a、ミラー121を介して
画像再生系に装備された感光体ドラム122に照射され
る。
【0020】図1に示すように、上記感光体ドラム12
2の周囲には、感光体ドラム122の表面を均一に帯電
する帯電チャージャ123と、形成された静電潜像を可
視像化する現像ユニット125と、搬送されてきた記録
紙に感光体ドラム122表面に形成された顕像を転写す
る転写チャージャ126と、感光体ドラム122から記
録紙を分離する分離チャージャ127及び分離爪128
と、転写処理後において感光体ドラム122表面をクリ
ーニングするクリーニングユニット129等が装備され
ている。尚、感光体ドラム122の一端近傍のレーザ光
を照射する位置に、主走査同期信号(PMSYNC)を
発生するビームセンサ330が配置されている(図3参
照)。
【0021】また、131は転写処理後の記録紙を所定
方向に搬送する搬送ベルト、132は搬送ベルト131
により搬送されてきた記録紙上の画像を定着させる定着
ユニット、133、134は各々異なったサイズの記録
紙を積載する給紙カセット、135、136は給紙カセ
ット133、134から記録紙を給紙する給紙コロ、1
37は所定のタイミングをとって記録紙を転写部へ搬送
するレジストローラである。
【0022】以上の構成において、その動作を説明する
と、感光体ドラム122の表面を、帯電チャージャ12
3によって一様に高電位に帯電する。その感光体ドラム
122面にレーザ光が照射されると、照射された部分は
電位が低下する。レーザ光は記録画素の黒/白に応じて
ON/OFF制御されるので、レーザ光の照射によって
感光体ドラム122面に記録画像に対応する電位分布、
即ち、静電潜像が形成される。
【0023】静電潜像が形成された部分が現像ユニット
125を通過すると、その電位の高低に応じてトナーが
付着し、静電潜像を可視像化したトナー像が形成され
る。トナー像が形成された部分に所定のタイミングでレ
ジストローラ137により記録紙が搬送され、上記トナ
ー像に重なる。このトナー像が転写チャージャ126に
よって記録紙に転写された後、該記録紙は分離チャージ
ャ127及び分離爪128によって感光体ドラム122
から分離される。分離された記録紙は搬送ベルト131
によって搬送され、ヒータを内蔵した定着ユニット13
2によって熱定着された後、排紙トレイ(図示せず)に
排出される。転写処理終了後、感光体ドラム122の表
面はクリーニングユニット129によりクリーニングさ
れ、次回の複写処理に備える。
【0024】図1に示したデジタル複写機にあっては、
給紙系は2系統に構成されており、一方の給紙系には、
給紙カセット133が装備されており、他方の給紙系に
は給紙カセット134が装備されている。給紙カセット
133の記録紙は給紙コロ135によって給紙され、ま
た、給紙カセット134内の記録紙は給紙コロ136に
よって給紙される。給紙された記録紙は、レジストロー
ラ137に当接した状態で一旦停止し、記録プロセスの
進行に同期したタイミングで、感光体ドラム122の転
写部へ搬送される。尚、図示しないが、各給紙系には、
カセットの記録紙サイズを検知するサイズ検知センサが
備わっている。
【0025】 (2) 書込レーザダイオードの変調方式 図4は、本発明の一実施例に係るレーザダイオード(L
D)のパワー変調方式を説明するブロック図であり、発
光レベル指令信号は、第1の電流変換手段440及び第
2の電流変換手段441へ入力される。
【0026】第1の電流変換手段440では発光レベル
の指令信号は、その強弱に応じて発光レベル指令信号電
流(出力電流)IS に変換される。第1の電流変換手段
440の出力電流IS は、レーザダイオードLD1の受
光素子442に発生する光出力PO に比例する光起電流
L との差の入力電流(IS −IL )となって、電流増
幅器443に入力する。該電流増幅器443は、入力電
流(IS −IL )をA倍した出力電流A(IS −IL
を出力する。
【0027】一方、第2の電流変換手段441により発
光レベル指令信号は、設定光量PSを発光させる出力電
流I1 に変換される。この出力電流I1 と、前記電流増
幅器443の出力電流A(IS −IL )との和であるI
1 +A(IS −IL )は、レーザダイオードLD1の順
方向電流となる。
【0028】このようにして、レーザダイオードLD1
は順方向電流I1 +A(IS −IL)により決定される
光出力PO を得る。即ち、 PO =P{I1 +A(IS −IL )} P:LD1の光出力−順方向電流特性を表す関数 の関係式が成立する。
【0029】ここで、I1 はIS ≒IL となるように設
定されているので、下記のように近似できる。
【0030】
【数1】
【0031】受光素子の放射感度S、レーザダイオード
LD1との結合効率をαとおくと、 PO =PS +η・A・(IS −PO ・S・α) と表され、
【0032】
【数2】 となる。
【0033】光電気負期間ループの交叉周波数をf0
おくと、上記光出力PO のステップ応答は、 PO =IS /αS+{PS −IS /αS}・exp(−2πf0 t) のように近似的に表すことができる。
【0034】第2の変換手段441により設定されるP
S はIS /αSに等しくなるように設定されているが、
例えば、ドゥループ特性によりPS が5%変動した場
合、f0 =40MHzであったとしても、PO の誤差が
0.4%以下になるのに要する時間は約10ns程度と
なる。
【0035】また、光出力PO を変化させた直後から設
定された時間τ0 までの全光量(光出力の積分値∫P
OUT )誤差が0.4%以下となるための前記交叉周波数
0 はτ0 =50nsとした場合、f0 ≧40MHzで
あればよく、この程度の交叉周波数ならば容易に実現で
きる。
【0036】以上説明したように、本方式により、高
速、高精度、高分解能のレーザダイオード制御方式が実
現できる。更に、本方式を用いたレーザダイオードLD
1をパワー変調することにより、発光レベル指令信号に
256通りのアナログ信号を入力し、レーザプリンタに
おいて1ドット256階調の画像出力が実現される。
【0037】次に、複数の定電流電源を用いた他の実施
例に係るレーザダイオード(LD)のパワー変調方式に
関して説明する。本実施例におけるレーザダイオードの
駆動制御方式は、図5に示すレーザダイオードの順方向
電流(I)と発光強度(L)との関係(I−L特性)を
利用している。このレーザダイオードのI−L特性は、
閾値電流(Ith)以上の順方向電流においては略リニ
アであり、そのときの微分量子効率(n)を一定として
扱う。
【0038】制御方式は、図6に示すように、順方向電
流を複数の定電流源641、642、643、644の
合計電流で駆動し、それを書込データによりスイッチ6
45、646、647でスイッチングする。閾値電流よ
りも大きなバイアス電流を定電流源641により供給
し、1:2:4の電流値になるように重み付けられた定
電流源642、643、644により、レーザダイオー
ドの駆動電流を3ビット8値に制御する。そのときの電
流値は各々I1 、I2 、I3 であり、スイッチ645、
646、647を駆動しない最小値のバイアス電流はI
0 である。従って、各電流I0 〜I3 による発光強度
(光量)は、図5に示す通りでI0 〜I3 の電流の全て
の組み合わせによる光量はL0 〜L7 まで8通りが光量
差を等しく得られる。
【0039】上記における設定手順は、次のように実行
される。 LD発光強度範囲P0 〜Pmax に設定する(但し、
0 ≒0)。 LD最小発光強度P0 ←LD順方向電流I0 を決定
する。 LD最大発光強度Pmax ←LD順方向電流I0 +I
max によりImax を決定する。 I1=(1/7)・Imax 、I2=(2/7)・Imax 、I3=(4/7) ・Imax とする。 以上により、定電流源数をnとすると、2n の発光強度
が得られ、例えば、8個の定電流源を用い、8ビットの
発光データによりスイッチングすれば、256通りのレ
ーザダイオードの露光出力が得られる。
【0040】(3) 画像読取信号処理 図7に画像読取信号処理の詳細ブロック図を示す。CC
D(電荷結合素子)117は、約5000画素、400
dpiの読取処理が可能で、原稿の主走査方向の反射光
を同時に読み取る。CCD117で蓄積された光データ
を電気信号に変換し(光電変換)、クランプ等の波形修
正、増幅、A/D変換を実行し、6ビットのデジタル信
号としてIPU(画像処理装置)へ出力する。
【0041】更に、具体的に説明すると、CCD117
のアナログデータ出力は光電変換された後、高速転送の
ためEVEN、ODDの2系統に別れて出力され、増幅
器702、703で各々増幅(信号増幅)されて、アナ
ログスイッチで構成されるスイッチングIC703へ入
力する。ここで、シリアルのアナログ信号に合成される
(信号合成)。スイッチングIC703によって合成され
たアナログ信号は増幅器704によって増幅(可変増
幅)されてA/Dコンバータ705に入力する。合成後
の一画素の画像転送速度は約10MHzで、これに同期
してA/Dコンバータ705で6ビット64階調のデジ
タル信号に変換(信号デジタル化)する。また、上記
(可変)増幅器704では、露光蛍光灯の光量変動を補
正するため、原稿走査前に基準白板(図示せず)を読み
取り、その増幅度を適性値になるように制御する。
【0042】(4) 画像処理 原稿濃度を示す1画素毎のデジタル信号は、IPU(画
像処理装置)800へ入力されて画像処理される。IP
U800による画像処理の流れを図8に示す。IPU8
00は複数のLSIで構成され、画像処理の他にそれに
基づく以下に示す制御を実行している。
【0043】 シェーディング補正処理 蛍光灯の直線光源を用い、またレンズによる集光のた
め、CCD117中央部で光量が最大となり、端部では
低下する。また、CCD117には素子個々の感度のば
らつきがある。上記の両方を、画素毎の基準白板読取デ
ータに基づいて原稿データを補正する。
【0044】 MTF補正処理 レンズ等を用いた光学系では、CCD117による読取
出力はレンズなどの性能により周辺画素情報が影響し
て、なまったように読み取られる。そこで、1つの画素
データを求める際に、その周辺画素レベルに基づいて補
正することにより、再現性の高い画像を得る。
【0045】 主走査方向変倍処理 本実施例にあっては、画像読み取りと書き込みの解像度
は同一の400dpiであるが、読取画素周波数は約1
0MHz、書込画素周波数は約12MHzで異なるた
め、周波数変換を実行している。クロック変換は2ライ
ンメモリの読み書きで実現し、主走査変倍は主走査方向
の周辺画素データによる演算により算出している。
【0046】 γ補正処理 CCD117を用いた光学系の濃度データ変換特性(ス
キャナのγ特性)及び電子写真方式を用いたレーザプリ
ンタの濃度再現特性(プリンタのγ特性)は共にリニア
ではなく、そのままでは原稿濃度が忠実に再現されな
い。上記を各々個々に補正する場合もあるが、本画像形
成装置にあっては両者を考慮した変換処理を実行してい
る。また、マニュアルの濃度調整時も、この値を変更す
ることで濃度調整を実現する。
【0047】 その他の処理 以上の他、IPU(画像処理装置)800はAGC(A
uto Gain Control:自動利得制御)等
の制御、マスキング、トリミング、ミラーリング、白黒
反転等の画像変換、原稿サイズ及び濃度検出、マーカー
等の画像検出等も実行している。
【0048】本発明は、レーザダイオードのパワー変調
による1ドット256階調出力に主走査及び副走査方向
の2ドットのマトリクスを組み合わせたものである。図
9(a)に副走査方向の隣接2ドットで面積階調を行う
1×2マトリクス、図9(b)に主走査方向の隣接2ド
ットで面積階調を行う2×1マトリクスの光書込方式を
示す。低濃度部では、片方のドットより露光パワーを増
して最大値(255)となると、次のドットの露光パワ
ーを増していく。また、上記において、隣接する2ドッ
トを注目画素として濃度再現を実行する。CCD117
の読取濃度は、その受光光量に比例する。従って、CC
D117の受光光量は原稿反射濃度に対してリニアであ
り、2ドットの濃度データをデジタル値に加算し、その
加算値に対してγ変換を実行して上記方式により書込濃
度データに変換する。以上の結果、主走査及び副走査方
向の2ドットで512階調が実現できる。
【0049】また、図10は、中間調濃度領域の発生動
作を示す説明図である。図10において、EVENのド
ットより濃度を埋めていく。副走査方向で面積階調を実
行する図10(a)、(c)の1×2マトリクスは連続
的な中間濃度領域で横線基調、主走査方向で面積階調を
行う図10(b)、(d)の2×1マトリクスは連続的
な中間濃度領域で縦線基調となる。
【0050】図10(c)、(d)は、各々図10
(a)、(b)の書込位相を互い違いに変えたものであ
り、主走査及び副走査に2ドットラインを形成し、10
0線の画像を形成する。これにより階調数は変わらない
がラインが集中し、見かけの解像度は半分に低下する。
【0051】 (5) 2ドット多値アルゴリズム 隣接する2ドットを注目画素として濃度再現を行う。C
CD117の読取電圧は、その受光光量に比例する。C
CD117の受光光量は原稿反射光量に対してリニアで
あり、2ドットの光量データをデジタル値で加算する。
反射光量データで加算することにより、2ドット分の反
射量の総和が判り、2ドットを1画素としたデータが求
められる。そして、その加算値に対してγ変換を実行
し、書込濃度データに変換する。濃度データの配分、階
調補正は、2ドットで形成される1画素の読取濃度と等
しくなるように2ドットで形成される1画素の書込濃度
データに変換する。
【0052】2ドット多値書き込みの濃度変換アルゴリ
ズムは、 F(Dm+Dm+1) = Pm+Pm+1 但し、Pm+Pm+1 < 255のとき、Pm+1 = 0 Pm+Pm+1 ≧ 255のとき、Pm = 255 の式で表される。
【0053】ここで、Dmは主走査或いは副走査方向m
ドット目の読取濃度データ、Pmは主走査或いは副走査
方向mドット目の書込濃度データ、Fはγ補正を含む濃
度変換関数を表す。濃度変換がリニアの場合は濃度変換
関数Fは定数であり、4で表される。
【0054】上記方式による従来からの2ドット多値書
き込みのドット形成方式は、濃度データのドット配分を
規則的に行うために、図15に示すようになる。斜線部
は濃度発生ドットを示し、矢印方向は濃度データの移行
を表している。図15(a)の1×2マトリクス、図1
5(b)の2×1マトリクス画像は、2ドットの重み付
け配分が同一方向になり、各々横、縦のライン画像を形
成する。
【0055】本発明の第1の実施例においては、原稿情
報における濃度の高いドットより重み付け配分を行な
い、画素の濃度を維持しながら、 Dm ≧ Dm+1 において、 Pm+Pm+1 < 255のとき、Pm+1 = 0 Pm+Pm+1 ≧ 255のとき、Pm = 255 Dm < Dm+1 において、 Pm+Pm+1 < 255のとき、Pm = 0 Pm+Pm+1 ≧ 255のとき、Pm+1 = 255 の条件で変換を実行する。
【0056】また、本発明の第2の実施例においては、
読取ドットの濃度差と閾値Tを比較し、 |Dm−Dm+1| < T または Dm ≧ Dm+1 において、 Pm+Pm+1 < 255のとき、Pm+1 = 0 Pm+Pm+1 ≧ 255のとき、Pm = 255 |Dm−Dm+1| ≧ T 且つ Dm < Dm+1 において、 Pm+Pm+1 < 255のとき、Pm = 0 Pm+Pm+1 ≧ 255のとき、Pm+1 = 255 の条件で変換を実行する。
【0057】(6) 2ドット多値回路 図11は、2ドット多値及びドット位相の重み付け処理
を実行する2ドット多値回路の構成を示すブロック図で
あり、スキャナから入力される6ビットの信号を入力す
る直列に接続されたラインメモリ(FIFO)110
1、1102と、ラッチ(D−F/F)1103、11
04と、該ラインメモリ1101、1102及びラッチ
1103、1104に各々スイッチSW1〜SW4を介
して接続されている加算器1105と、該加算器110
5に接続されているROM1106(LUT:ルックア
ップテーブル)、及びデータ減算部と比較部により構成
される分離回路1107とから構成されている。該RO
M1106からの出力は8ビットのデータ信号としてプ
リンタに出力される。
【0058】以上の構成において、2ドット各6bit
の読取データより2ドット多値書込データを作成し、濃
度発生ドットは1画素毎に切り替える。また、データ信
号及び切替信号(SEL)が同期するように、データ信
号の遅延部を設けている。以下、1×2マトリクス、
2×1マトリクス、濃度ドットの発生に分けて詳細
に説明する。
【0059】 1×2マトリクス 副走査方向の2ドットで面積階調を実行する場合(1×
2マトリクス)は、2つのラインメモリ(FIFO)1
101、1102を用いて、主走査2ライン分の読取デ
ータを遅延させる。SW3、4より選択されSW1は、
主走査1ライン毎に切り替える。その後、2つの6ビッ
トデータを加算器1105により加算し、その7ビット
データをγ変換用のROM1106に入力する。ROM
1106内は、1つのテーブルが256バイトで構成さ
れ、その前半128バイトがEVEN、その後半128
バイトがODDデータである。
【0060】先ず、始めの加算データがROM1106
のアドレスバスに入力され、データと切替信号(SE
L)の番地で示されるEVENデータを書込データとし
て出力する。次のラインで同一データを加算し、データ
と切替信号(SEL)で示される書込データをデータバ
スより出力する。EVEN(L)、ODD(H)の切替
えは切替信号(SEL)により選択し、EVENで濃度
発生ドットのデータが指示される。
【0061】図11に示した2ドット多値回路のブロッ
ク図において、スイッチSW1及びEVEN/ODDは
主走査1ライン毎に切替え、スイッチSW3、SW4は
ラインメモリ1101、1102からのデータが選択さ
れるように上側に設定する。
【0062】 2×1マトリクス 主走査方向の2ドットで面積階調を行う場合(2×1マ
トリクス)は、2つのラッチ(D−F/F)1103、
1104を用いて、主走査方向2ドット分の読取データ
を遅延させる。以下、1×2マトリクスの場合と同様
に、加算、γ変換を行い、書込データを出力する。そし
て、次の2ドットに移行して順次処理を繰り返す。この
場合、SW3、4(図中下側)により選択され、SW2
は書き込み1クロック毎に切り替える。以上、全てのモ
ードにおいて階調情報の欠落は起こらない。
【0063】 濃度ドットの発生 分離回路1107は、データ減算部と比較部から構成さ
れている。6bitデータの減算は補数を取り、加算す
ることにより実行され、対象ドットデータが他方のデー
タより大きい(読取濃度が高い)と判断された場合、切
替信号(SEL)がEVENで示される濃度発生側のデ
ータを指示する。
【0064】また、図11において、求められる減算デ
ータは0から63で、その値を閾値(TH)と比較す
る。閾値は0から63まで入力可能で、比較は減算デー
タと閾値データの補数の加算によるオーバーフローで判
別する。比較の結果、オーバーフローが発生した画素
は、設定した閾値よりも2ドットの濃度差が大きくな
る。従って、上記のように対象ドットデータが他方のデ
ータより大きいと判断された場合、切替信号(SEL)
がEVENで示される濃度発生側のドットのデータを指
示する。一方、閾値よりも2ドットの濃度差が少ない場
合、ドットデータの大小に係わらず、図15(a)及び
(b)に示したようにEVEN、ODDドットを規則的
に発生させる。以上、画像データによりリアルタイムで
判別し、書込データを生成する。
【0065】本装置に使用するROM1106内のLU
T(ルックアップテーブル)のγ変換テーブルの例を図
12に示す。原稿濃度に対して複写濃度が略等しくなる
ように設定されている。図12において、中間濃度まで
は片方のEVENドットのみを露光し、入力データに対
して増加させ、EVENドットが略最大値に達すると、
ODDドットの露光強度を増加させる。これにより2ド
ットの濃度情報を維持しながら、ドットを集中させる。
一般的に、書込露光光量に対するプリント濃度で表され
るプリンタのγ特性の逆変換をテーブル値にすることに
より、プリンタ単体のγ特性をリニアにすることができ
る。
【0066】尚、図11に示した2ドット多値回路は、
IPU800内に構成され、スキャナからの1ドット毎
の画像データを変換して書込系へ出力する。以上の結
果、主走査及び副走査方向の2ドット単位を1画素とし
て512階調の書き込みが実現する。
【0067】図13は、従来及び本発明の方式による画
像出力例であり、(a)は縦ライン画像、(b)は文字
「ア」、(c)はグラフィックパターンを示し、また、
は原稿の状態、は従来方式による出力例、は本発
明による出力例を各々示している。また、これは図15
(b)の2×1マトリクスを用いた方式で、説明を簡単
にするために、データの出力はドットで表現し、濃度は
ドットの大きさで示している。どちらも2ドット単位で
1画素を形成しているが、本発明では、より原稿に忠実
な位置に画像が再現される。特に、本発明の図13
(a)に示した出力画像は等ピッチのライン画像におい
て、そのピッチ誤差が少なくなり、ラインの割れも低減
されることが判る。
【0068】図14は、本発明による第2の実施例であ
る2ドット多値・ドット位相重み付け回路の構成を示す
ブロック図であり、図11に示した2ドット多値回路に
おける分離回路1107の代わりに比較回路1401を
設けた構成となっている。尚、その他の符号は、図11
に付した符号のものと同一である。
【0069】図11に示した2ドット多値回路のブロッ
ク図では、2ドット各6bitの読取データで比較し、
濃度発生ドットを1画素毎に切り替えていた。また、比
較用の閾値を設定し、データ差が閾値よりも小さい場
合、濃度発生ドットを規則的に配置した。これに対し
て、図14に示す2ドット多値回路では、読取データ6
ビットの上位2ビットを比較データとして比較回路14
01に入力し、比較結果により前述と同様に読取濃度の
高いドットより濃度を発生させる。これにより、読取デ
ータの下位4ビットのデータのばらつき分は無視されて
比較され、比較用の閾値を設けたのと同様の効果が得ら
れる。
【0070】尚、図14の回路例では、読取データ6ビ
ットの上位2ビットを比較データとしたが、画像形成シ
ステムに合わせ、読取データのうちの数ビット(1から
読取データビット数−1まで)を固定或いは任意に設定
することが可能である。比較データのビット数を少なく
すれば、前述の例で比較の閾値を大きくしたのと同様
に、図15に示すようなライン画像の傾向が強くなり、
写真画像の高画質再現に優れる。一方、比較データのビ
ット数を大きくすることにより、文字、ラインの画像の
解像性向上に有効となる。
【0071】本発明において、さらに複数ドット、例え
ば3ドット処理ではバンディングが無くなり、濃度の安
定性が向上し、中間調が滑らかに再現される。またその
場合、本発明の書込方式の効果がさらに増大し、原稿の
解像性の情報が保たれる。
【0072】尚、本方式による複数ドットによる多階調
書込方式は、本実施例の他にも、パワー変調やパルス幅
変調等のレーザダイオード(LD)の変調方式に関係な
く使用可能な画像処理方式である。
【0073】(7) 各実施例の効果 上記における各実施例の効果を以下にまとめて説明す
る。第1に、隣接する読取ドットデータより濃度に重み
付けを行い、書込ドットデータに配分し、濃度を特定ド
ットに集中させることにより、1ドット多値書き込みに
より発生するバンディング、中間調部の濃度ムラによる
画像ノイズが低減される。また、原稿情報に基づき濃度
の移行を行うことにより、画像エラーが低減され、原稿
情報に対してより忠実な画像再現が図れ、解像性に優れ
る高画質が実現できる。従って、本方式により文字と写
真の混在画像も良好に再現できる。
【0074】第2に、隣接する読取ドットデータより、
濃度に重み付けを行い、書込ドットデータに配分し、濃
度を特定ドットに集中させることにより、1ドット多値
書き込みにより発生するバンディング、中間調部の濃度
ムラによる画像ノイズを低減できる。更に、隣接ドット
の濃度データ差がある基準値よりも小さい場合、濃度発
生ドットを規則的に配置して、写真部に多い中間調均一
濃度部を滑らかに再現できる。また、濃度データ差があ
る基準値以上の場合、原稿読取データの画素内における
濃度の高いドットより配置して、原稿情報により忠実な
画像再現が図れる。特に、これは読取データに誤差やノ
イズ成分がある場合に有効で、網点原稿にも効果があ
る。更に、CCD117の感度ばらつき等による誤検出
も防止できる。
【0075】第3に、データ比較のビット数を減らし、
上位ビットデータで比較し、前述と同様の効果が得られ
る。この場合、差分を算出する必要がなくデータビット
数も少ないため、ハード構成が簡単になり、低コストで
実現できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
形成装置によれば、第1のドットと第2のドットの濃度
データ差が所定の基準値以上であり、かつ、第2のドッ
トの濃度データが第1の濃度データよりも大きい場合に
は、加算値を第2のドットに対応する第2の書き込みド
ット次いで第1のドットに対応する第1の書き込みドッ
トの順に配分し、それ以外の場合には加算値を第1の書
き込みドット次いで第2の書き込みドットの順に配分す
ることとしたので、原稿読取データの画素内における濃
度の高いドットより配置して、原稿情報により忠実な画
像再現を図ることができる。特に、これは読取データに
誤差やノイズ成分がある場合に有効で、網点原稿にも効
果がある。更に、CCD等ドットを読み取る構成の感度
ばらつき等による誤検出も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を適用するデジタル
複写機の構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係るデジタル複写機におけるレーザ書
込系の構成(その1)を示す説明図である。
【図3】本発明に係わるデジタル複写機におけるレーザ
書込系の構成(その2)を示す説明図である。
【図4】図1に示したデジタル複写機に用いられるレー
ザダイオード(LD)のパワー変調方式を示すブロック
図である。
【図5】本発明に係るレーザダイオードの順方向電流
(I)と発光強度(L)との関係(I−L特性)を示す
グラフである。
【図6】本発明に係るレーザダイオードの制御方式を示
す回路図である。
【図7】本発明に係る画像読取信号処理を実行する各部
を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る画像処理装置による画像処理の流
れを示すブロック図である。
【図9】本発明に係る1×2マトリクス及び2×1マト
リクスの光量方式を示す説明図である。
【図10】本発明に係る中間調領域を示すチャート図で
ある。
【図11】本発明に係る2ドット多値回路の構成を示す
ブロック図である。
【図12】本発明に係る2ドット多値γ変換テーブルを
示す説明図である。
【図13】本発明及び従来方式による画像出力例を示す
説明図である。
【図14】本発明に係る他の2ドット多値回路の構成を
示すブロック図である。
【図15】従来における2ドット多値書込方式による画
像出力例を示す説明図である。
【符号の説明】
117 CCDイメージセンサ 122 感光体ド
ラム 219 レーザ出力ユニット 330 ビームセ
ンサ 440 第1の電流変換手段 441 第2の電
流変換手段 442 受光素子 641〜644
定電流源 645〜647 スイッチ 702 704
増幅器 703 スイッチングIC 705 A/Dコ
ンバータ 800 IPU(画像処理装置) 1101 1102 ラインメモリ(FIFO) 1103 1104 ラッチ(D−F/F) 1105 加算器 1106 ROM
(LUT) 1107 分離回路 1401 比較回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取った画像データを形成する
    第1のドットおよび該第1のドットと主走査方向または
    副走査方向に隣接する第2のドットの濃度データを面積
    階調を利用した多階調の書込みデータに変換し、該変換
    した書込みデータを画像形成部に出力して画像形成をお
    こなう画像形成装置において、 前記第1のドットの濃度データおよび第2のドットの濃
    度データを加算する加算手段と、 前記第1のドットと第2のドットの濃度データ差が所定
    の基準値以上であり、かつ、前記第2のドットの濃度デ
    ータが前記第1の濃度データよりも大きい場合には、前
    記加算手段により加算された加算値を前記第2のドット
    に対応する第2の書き込みドット次いで第1のドットに
    対応する第1の書き込みドットの順に配分し、それ以外
    の場合には前記加算手段により加算された加算値を前記
    第1の書き込みドット次いで第2の書き込みドットの順
    に配分する配分手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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