JP2001352448A - 画像形成方法、画像処理装置及び記憶媒体 - Google Patents
画像形成方法、画像処理装置及び記憶媒体Info
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Abstract
品位画像を形成する。 【解決手段】 画像特徴抽出部130より領域拡張した
エッジレベルが出力され、このエッジレベルに応じた振
動幅で振動する量子化閾値が量子化閾値発生部140で
生成される。量子化閾値発生部140は、量子化閾値の
生成のために、閾値を小さい順に内側から外側へ渦巻き
状に配置したディザ閾値マトリクスを用いる。量子化処
理部120で、この量子化閾値を用い誤差拡散法により
多階調画像データを量子化する。画像平坦部で出力ドッ
トが渦巻き状に成長し、安定性の優れた画像形成が可能
である。
Description
プリンタ、ファクス、ディスプレイなどの多階調画像デ
ータを扱う各種装置に係り、特に、誤差拡散法を利用す
る画像形成方法及び画像処理装置に関する。
代表的な中間調処理方法として、ディザ法と誤差拡散法
がある。
めらかに表現できるという長所があるが、短所もある。
例えば、階調性を得るために解像性が劣化する。また、
周期性画像を発生するディザ法では、網点のような印刷
画像に対してモアレが発生しやすい。
性を得ることができ、文字画像の再現に適する。しか
し、写真などの中間調画像では、孤立のドットが分散
し、あるいは不規則に連結して配置されるために粒状性
が悪く、特異なテクスチャが発生する場合がある。ま
た、電子写真方式のプリンタでは、孤立ドットで画像が
形成されるために画像が不安定であり、誤差拡散ではそ
の小ドットの比率が増加するため安定性がさらに低下
し、濃度ムラによる粒状性の劣化やバンディングが発生
しやすい。
連結によるテクスチャを改善するために、量子化閾値と
してディザ閾値を用い、ドットの連結を乱してテクスチ
ャを改善させる方法をはじめとして、以下のような改良
技術が提案されている。 (1)疑似輪郭、独特の縞模様の発生の除去を目的とし
て、ディザ閾値を用い、エッジ量が大きいほど誤差の拡
散量を多くする(特許第2733314号)。 (2)非エッジの低濃度部での白抜けを防止し、文字の
ノッチの発生を防ぐ目的で、画像のエッジ部では固定閾
値を用い、非エッジ部では変動閾値を用い、変動閾値の
レベルを濃度が低い部分ほど低くする(特許第2755
307号)。 (3)3値以上の多値プリンタを用いる場合にモアレと
疑似輪郭の発生を防止する目的で、画像のエッジ部で、
エッジ量に応じた大きさのディザ信号を画像データに加
算し、非エッジ部では固定値を画像データに加算し、こ
の加算後の画像データを固定閾値を用いて多値量子化す
る(特許2801195号)。
拡散法の弱点を補い、特に安定性に優れた高品位な画像
を形成するための画像形成方法と画像処理装置を提供す
ることにある。本発明のもう1つの目的は、写真や高線
数の網点画像部などは安定性に優れた高品位な画像を、
文字や比較的低線数の網点画像部などは解像性の良い画
像を形成するための画像形成方法及び画像処理装置を提
供することにある。本発明のもう1つの目的は、高濃度
ベタ部におけるドット抜け(白抜け)が少なく高品質な
画像再現が可能な画像形成方法及び画像処理装置を提供
することにある。本発明のもう1つの目的は、量子化閾
値の発生ためのレジスタ又はメモリの削減が可能な画像
処理装置を提供することにある。
載の発明は、多階調画像データを誤差拡散法による量子
化処理によって量子化し、量子化データに従ってドット
を出力することにより画像を形成する画像形成方法にお
いて、量子化閾値を周期的に振動させる。
ット集中を促進させるとともに低・中濃度部での隣接周
期内のドットの結合を阻止して、安定性に優れた画像形
成を可能にするため、多階調画像データの濃度レベルが
上昇するに従って、画像空間上の特定の周期内で内側か
ら外側へ向かって渦巻き状に出力ドットを成長させるよ
うに、量子化閾値の振動を制御することである。
は、量子化誤差の伝搬の方向性を考慮した方向へ出力ド
ットを成長させて周期内で形状の整ったドット集中を促
進させるため、量子化処理を画像空間上で左上から右下
へ向かって行うとともに出力ドットを時計回りに成長さ
せるように量子化閾値の振動を制御し、又は、量子化処
理を画像空間上で右上から左下へ向かって行うとともに
出力ドットを反時計回りに成長させるように量子化閾値
の振動を制御することである。
度部での白抜け現象を緩和するため、多階調画像データ
の高濃度レベル領域において出力ドットを分散させて成
長させるように量子化閾値の振動を制御することであ
る。
度部から高濃度部まで、形成される網点の中心位置の揺
らぎを押さえることにより、濃度変化による影響を受け
にくい滑らかで高品位な画像の形成を可能にするため、
多階調画像データの低濃度レベル領域では画像空間上の
特定の周期内の中心部に集中的に出力ドットを成長さ
せ、多階調画像データの中・高濃度レベル領域では周期
内の周辺部に出力ドットを放射状に分散させて成長させ
るように、量子化閾値の振動を制御することである。
度部で、電子写真方式のプリンタなどにおいてバンディ
ングなどのノイズの影響を受けにくくい縦基調のドット
成長とするため、多階調画像データの低濃度レベル領域
において、副走査方向へ優先的に出力ドットを成長させ
るように量子化閾値の振動を制御することである。
の量子化閾値を用いて多値画像データを多値量子化する
が、高濃度ベタ部におけるドット抜け(白抜け)を効果
的に抑えるため、多階調画像データの高濃度領域でのド
ットの集中が、低・中濃度領域でのドットの集中より弱
くなるように複数の量子化閾値の振動幅を制御すること
である。
期的に振動する量子化閾値を生成する量子化閾値発生手
段と、入力される多階調画像データを、前記量子化閾値
発生手段によって生成された量子化閾値を用いて誤差拡
散法により量子化して量子化データを出力する量子化処
理手段とを具備する。
求項1記載の発明による画像形成を可能にするため、前
記量子化閾値発生手段において、閾値が小さいものから
順に内側から外側へ向かって渦巻き状に配置されたディ
ザ閾値マトリクスを用いて、量子化閾値を生成すること
である。
項2又は3記載の発明による画像形成を可能にするた
め、前記ディザ閾値マトリクスにおいて閾値が時計回り
に順次増加することである。
求項4記載の発明による画像形成を可能にするため、前
記ディザ閾値マトリクスの周辺部には閾値が小さいもの
から順に分散配置されることである。
求項5記載の発明による画像形成を可能にするため、前
記量子化閾値発生手段において、中心部に小さい閾値が
集中配置され、周辺部には、それより大きい閾値が小さ
いものから順に放射状に分散配置されたディザ閾値マト
リクスを用いて、量子化閾値を生成することである。
求項6記載の発明による画像形成を可能にするため、前
記ディザ閾値マトリクスの中心部において、閾値は小さ
い順に副走査方向へ優先的に並ぶように配置されること
である。
真のような変化の少ない画像部は安定性に優れた高品位
な画像を、文字のような変化の大きい画像部は解像性の
良い画像を形成できるようにするため、多階調画像デー
タのエッジレベルを検出する画像特徴抽出手段をさらに
具備し、前記量子化閾値発生手段は前記画像特徴抽出手
段により検出されたエッジレベルに応じて量子化閾値の
振動幅を変化させることである。
真のほか高線数の網点画像部なども安定性に優れた高品
位な画像を、文字のほか比較的低線数の網点画像部など
も解像性の良い画像を形成できるようにするため、前記
画像特徴抽出手段は検出したエッジレベルに領域拡張処
理を施すための手段を含み、前記量子化閾値発生手段
は、前記領域拡張処理後のエッジレベルに応じて量子化
閾値の振動幅を変化させることである。
に振動する複数の量子化閾値を生成する量子化閾値発生
手段と、入力される多階調画像データを、前記量子化閾
値発生手段によって生成された複数の量子化閾値を用い
て誤差拡散法により多値量子化して量子化データを出力
する量子化処理手段とを具備する。
請求項7記載の発明による画像形成方法を可能とするた
め、前記量子化閾値発生手段は、ドットが集中して出現
するように閾値が配置されたディザ閾値マトリクスを用
いて各量子化閾値を生成し、複数の量子化閾値のうちの
高濃度の量子化閾値を生成するためのディザ閾値マトリ
クスにおける閾値の増加ステップは、低・中濃度の量子
化閾値を生成するためのディザ閾値マトリクスにおける
閾値の増加ステップより小さく設定されることである。
ィザ閾値マトリクスを記憶するためのレジスタ又はメモ
リの容量を削減するため、高濃度の量子化閾値を生成す
るためのディザ閾値マトリクスの全ての閾値を同一値に
設定することである。
真のような変化の少ない画像部は安定性に優れた高品位
な画像を、文字のような変化の大きい画像部は解像性の
良い画像を形成できるようにするため、多階調画像デー
タのエッジレベルを検出する画像特徴抽出手段をさらに
具備し、前記量子化閾値発生手段は、前記画像特徴抽出
手段により検出されたエッジレベルに応じて各量子化閾
値を生成するためのディザ閾値マトリクスを切り替える
ことである。
真のほか高線数の網点画像部なども安定性に優れた高品
位な画像を、文字のほか比較的低線数の網点画像部など
も解像性の良い画像を形成できるようにするため、前記
画像特徴抽出手段は検出したエッジレベルに領域拡張処
理を施すための手段を含み、前記量子化閾値発生手段
は、前記領域拡張処理後のエッジレベルに応じて各量子
化閾値を生成するためのディザ閾値マトリクスを切り替
えることである。
ィザ閾値マトリクスを記憶するためのレジスタ又はメモ
リの容量をさらに削減するため、前記量子化閾値発生手
段は、すべてのエッジレベルにおいて、高濃度の量子化
閾値の発生のために同一のディザ閾値マトリクスを用い
ることである。
明の実施の形態について説明する。なお、説明の重複を
避けるため、添付図面中の複数の図面において同一部分
又は対応部分に同一の参照番号を用いる。
よる画像処理装置のブロック図を示す。この画像処理装
置は、多階調の画像データ100を受け取り、その量子
化データ101を出力するもので、量子化処理部12
0、画像特徴抽出部130、量子化閾値発生部140、
量子化処理部120と画像特徴抽出部130とのタイミ
ング調整のための信号遅延部150から構成される。こ
の信号遅延部150は必要に応じて設けられるものであ
り、例えば所要ライン数のラインメモリである。入力さ
れる画像データ100は、例えばスキャナによって60
0dpiで読み取られた8ビット/画素のデータであ
る。一般に、このような画像データ100は、中間調を
滑らかに表現するために平滑化フィルタを通してから入
力される。通常、150Lpi程度の画像周期から平滑
化されるため、グラビア印刷などで用いられる175L
pi以上の高線数網点画像の周期性成分は画像データ1
00には残っていない。
140で生成された量子化閾値を用いて多階調の画像デ
ータを誤差拡散法により量子化するものであり、本実施
例においては図示のように、量子化器(比較器)12
1、誤差計算部122、誤差記憶部123、誤差拡散マ
トリクス部124、誤差加算部125からなる。画像デ
ータ100は、信号遅延部150によってタイミングを
調整されて誤差加算部125に入力される。誤差加算部
115によって拡散誤差を加算された画像データは量子
化器121に入力する。量子化器121は、入力した画
像データを量子化閾値発生部140より与えられる量子
化閾値を用いて量子化し、量子化結果を量子化データ1
01として出力する。
各実施例においては、量子化閾値発生部140で量子化
閾値を1本だけ生成し、量子化器121は入力した画像
データが量子化閾値以上であるときに”1”、そうでな
ければ”0”の値をとる1ビットの量子化データ101
を出力するものとして説明するが、これに限られるもの
ではない。例えば、量子化閾値発生部140で3本の量
子化閾値を生成し、量子化器121でそれら量子化閾値
を用いて画像データを4レベルに量子化し、2ビットの
量子化データ101を出力するような構成とすることも
できる。
化誤差を算出するものである。ここでは8ビットの画像
データを扱っているため、この誤差計算においては、例
えば、量子化データ101の”1”を255(10
進)、”0”を0(10進)として扱う。算出された量
子化誤差は誤差記憶部123に一時的に記憶される。こ
の誤差記憶部123は、注目画素の周辺の処理済み画素
に関する量子化誤差を保存するためのものである。本実
施例では、次に述べるように量子化誤差を2ライン先の
周辺画素まで拡散させるため、例えば3ラインのライン
メモリが誤差記憶部123として用いられる。
部123に記憶されている量子化誤差データから次の注
目画素に加算する拡散誤差を計算するものである。本実
施例では、誤差拡散マトリクス部125は、図2に示す
ような副走査方向が3画素、主走査方向が5画素のサイ
ズの誤差拡散マトリクスを用いて拡散誤差データを算出
する。図2において、*印は次の注目画素の位置に相当
し、a,b,...,k,lは周辺の12個の処理済み
画素の位置に対応した係数(総和は32)である。誤差
拡散マトリクス部125では、それら12個の処理済み
画素に対する量子化誤差と対応した係数a〜lとの積和
を32で除した値を、次の注目画素に対する拡散誤差と
して誤差加算部125に与える。
31と領域拡張処理部132からなる。エッジ検出部1
31は、画像データ100のエッジ検出を行うもので、
本実施例ではレベル0(エッジ度最大)からレベル8
(非エッジ)までのエッジレベルを表す4ビットのエッ
ジデータを出力する。より具体的には、例えば図3に示
す4種類の5×5の微分フィルタを用いて、主走査方
向、副走査方向、主走査方向から±45゜傾いた方向の
4方向についてエッジ量を検出し、その中で絶対値が最
大のエッジ量を選び、そのエッジ量の絶対値をレベル0
からレベル8までの9レベルのエッジレベルに量子化し
て出力する。領域拡張処理部132は、エッジ検出部1
31により検出されたエッジに対し7画素幅の領域拡張
処理を行うもので、エッジ検出部131より出力された
エッジデータを参照し、注目画素の周囲の7×7画素の
領域(主走査方向の前後3画素、副走査方向の前後3画
素の範囲)の中で最小のエッジレベル(最大のエッジ度
合)を注目画素のエッジレベルとして、それを4ビット
のエッジデータとして出力する。このエッジデータは、
量子化閾値発生部140に与えられる。
部132より出力されたエッジデータで表されるエッジ
レベルに応じた振動幅で、画像空間上で周期的に振動す
る量子化閾値を生成し、それを量子化処理部120の量
子化器121に与えるもので、ディザ閾値発生部141
と、このディザ閾値発生部141の出力値に、エッジデ
ータで示されるエッジレベルに対応した係数(0〜8)
を掛ける乗算部142、乗算部142の出力値に固定値
を加算する加算部143から構成される。
は、図4に示すような−7から+8までの閾値を小さい
ものから順に(−7が最小、+8が最大)内側から外側
へ時計回りの渦巻き状に配置した4×4のディザ閾値マ
トリクスを用い、画像空間上で周期的に−7から+8ま
で振動するディザ閾値を出力する。ディザ閾値周期は4
画素で、これは600dpiの画像形成の場合には15
0Lpiに相当する。このようなディザ閾値発生部14
1は、上記ディザ閾値マトリクスを格納したROMと、
画像データの主,副走査のタイミング信号をカウントし
て、このROMの読み出しアドレスを発生するカウンタ
などによって容易に実現できる。
らのエッジデータで示されるエッジレベルがレベル8
(非エッジ)の時に係数8を、レベル7の時に係数7
を、レベル6の時に係数6を、レベル5の時に係数5
を、レベル4の時に係数4を、レベル3の時に係数3
を、レベル2の時に係数2を、レベル1の時に係数1
を、レベル0(最大エッジ度合)の時に係数0を、ディ
ザ閾値発生部141の出力値に乗じる。したがって、乗
算部142の出力値はエッジレベル8(非エッジ)の時
に+64から−56までの最大の振動幅で振動する。加
算部143で加算される固定値は画像データ幅の中央値
の+128(10進)に選ばれる。よって、量子化器1
21に与えられる量子化閾値は、+128を中心として
振動し、その最大の振動幅は120(+192から72
まで)である。
子化データ101を例えば電子写真方式のプリンタなど
に与えれば、文字、画像の変化点や比較的低線数の網点
画像部などは解像性が良く、写真、画像の変化の少ない
部分、高線数の網点画像などは滑らかで安定性が良く、
それら領域が違和感なく整合した高品位な画像を形成可
能である。これについて以下説明する。
化が急峻でエッジレベルがレベル0(エッジ度合最高)
となる部分では、量子化閾値発生部140で生成される
量子化閾値は+128に固定されるため、量子化処理部
120で固定閾値を用いた純粋な誤差拡散法による量子
化処理が行われるため、解像性の良い画像を形成でき
る。
低い(エッジレベルが高い)部分では、量子化閾値発生
部140によって生成される量子化閾値の振動幅が大き
くなるため、量子化処理部120の量子化処理はディザ
基調の処理となり、画像データはディザ閾値周期で網点
化される。図4に示すような閾値配置のディザ閾値マト
リクスが量子化閾値の生成に用いられるため、画像デー
タの濃度レベルが上昇するにつれて、ディザ閾値周期内
で中央部より渦巻き状に出力ドットが成長するようにな
る。
などは、通常、図10に細線の矢線で示すように主走査
は左から右へ、副走査は上から下へ行われ、画像データ
は読み取られた順に入力されるため、量子化処理部12
0の量子化処理の方向つまり量子化誤差の伝搬方向は、
図10に太線の矢印で示すように左上から右下へ向かう
方向である。この場合、画像平坦部において、4画素×
4画素のディザ閾値周期内で図6に示すような量子化閾
値が生成されるため、濃度レベルが低レベルから上昇す
るにつれて、図5に示すような順番で出力ドットが発生
する。つまり、時計回りの渦巻き状に内側から外側へ向
かって出力ドットが成長する。画像の低濃度部、中濃度
部、高濃度部における出力ドットの発生の様子を図7、
図8、図9にそれぞれ示す。図7と図8に見られるよう
に、低・中濃度部では出力ドットが集中し、また、隣り
合うディザ閾値周期の出力ドットは互いに結合しない。
したがって、低・中濃度の画像平坦部の粒状性が良好で
安定性に優れた画像を形成できる。また、ディザ閾値マ
トリクスの中心部において、閾値は小さい順に副走査方
向へ優先的に並ぶように配置されているため、低濃度部
では、図5から理解されるように、出力ドットは上向き
に成長し、続いて下向きに成長する。つまり、低濃度部
では、副走査方向へ優先的に成長する縦基調のドット成
長となる。このような縦基調のドット成長とすると、特
に電子写真方式のプリンタを画像形成に利用する場合
に、横基調のドット成長よりもバンディングなどの画像
処理以外の要因によるノイズの影響を受けにくく、安定
性の優れた高品位な画像を形成できる。
右から左へ、副走査を上から下へ行って原稿画像が読み
取られ、その読み取りの順に画像データが入力される場
合には、量子化処理部120の量子化処理の方向つまり
量子化誤差の伝搬方向は、図11に太線の矢印で示すよ
うに右上から左下へ向かう方向である。この場合、画像
平坦部において、4画素×4画素のディザ閾値周期内で
図13に示すような量子化閾値が生成されるため、図1
2に示すような順番で出力ドットが発生する。つまり、
反時計回りの渦巻き状に出力ドットが成長する。
誤差の拡散効果によって出力ドットの揺らぎが生じるた
め、低・中濃度部で前述した通りに出力ドットが成長す
るとは限らない。量子化処理が左上から右下へ行われる
場合に時計回りに出力ドットを成長させ、量子化処理が
右上から左下へ行われる場合に反時計回りに出力ドット
を成長させると、量子化誤差の伝搬方向特性との関係か
ら、ディザ閾値周期内で、より形状の整ったドット集中
が促進されるため、低・中濃度部の安定性、粒状性が向
上する。
は、エッジ度合の大きい領域と小さい領域の境界部分で
はエッジ度合に応じて量子化閾値の振動幅が徐々に増減
させられ、誤差拡散主体の処理からディザ主体の処理
へ、あるいは、その逆向きに量子化処理の特性が滑らか
に切り替えられる。したがって、両画像領域の境界部分
が違和感なく整合した画像を形成することができる。
理部132は、エッジデータに対し7画素幅の領域拡張
を行うが、600dpiの画像形成の場合、この7画素
の領域拡張幅は原稿上で約0.3mmにあたり、これは
約86Lpiの網点周期に相当する。したがって、86
Lpiより高線数の網点画像部はエッジ部として評価さ
れ、量子化処理部120において固定した量子化閾値又
は小さな振動幅の量子化閾値を用いた誤差拡散主体の処
理が行われることになるため、網点を高い解像度で忠実
に再現でき、モアレも発生しない。
高線数の網点成分は平滑化され画像データ100には残
らないため、そのような高線数の網点画像部はエッジレ
ベルがレベル8又は高いレベルとなり、画像平坦部と同
様に大きな振動幅の量子化閾値を用いたディザ基調の処
理によってディザ閾値周期(150Lpi)で再網点化
され、粒状性及び安定性の優れた画像を形成することが
でき、また画像データ100から網点成分が失われてい
るためモアレも発生しない。
ッジとして評価される網点境界部は固定した又は小さな
振動幅の量子化閾値を用いた誤差拡散主体の処理が行わ
れるため網点を忠実再現し、かつモアレの発生を防止で
き、また、エッジとして評価されない網点中央部は、大
きな振動幅の量子化閾値を用いたディザ基調の処理が行
われるため安定性及び粒状性の良好な画像を形成でき
る。
図1に示した構成の画像処理装置において、量子化閾値
発生部140のディザ閾値発生部141で、図14に示
すような8×8のディザ閾値マトリクスを用いて、画像
空間上で周期的に−7から+8まで振動するディザ閾値
を発生する。これ以外の構成は前記実施例1と同じであ
る。
で囲んで示した4×4の基本ディザ閾値(図4に示した
ディザ閾値マトリクスと同一のもの)を4個組合せて8
×8に拡大したもので、主走査方向に隣接した基本ディ
ザ閾値マトリクスを相対的に副走査方向へ半位相シフト
させた構成である。
ば、ディザ基調の処理となる画像平坦部などにおいて、
低濃度、中濃度、高濃度の各部分では図15、図16、
図17に示すような網点配置となり、ほぼ63.5゜の
スクリーン角が付くため、誤差拡散処理との相性も良好
で網点の崩れが少なく、粒状性が良好である。
も図14に示す8×8のディザ閾値マトリクスを格納し
たROMを持つ必要はなく、4×4の基本ディザ閾値マ
トリクスを格納したROMを持ち、その読み出しアドレ
スの制御によって、図14のディザ閾値マトリクスによ
る量子化閾値の生成が可能である。
図1に示した構成の画像処理装置において、量子化閾値
発生部140のディザ閾値発生部141で、図18に示
すように−7から+2までの閾値を小さい順に時計回り
渦巻き状に配置し、+3以上の閾値を小さい順に放射状
に分散させて配置した4×4のディザ閾値マトリクスを
用いて、画像空間上で周期的に−7から+8まで振動す
るディザ閾値を発生する。これ以外の構成は前記実施例
1と同じである。
ため、ディザ基調の処理となる画像平坦部などでは、デ
ィザ閾値周期内で図19に示すような量子化閾値が生成
される。したがって、低濃度部、中濃度部、高濃度部で
の出力ドットの成長は図20に示すようなものとなる。
図20(c)に見られるように、ディザ閾値周期内の周
辺部では出力ドットが分散して成長するため、図9と対
比すれば明らかなように、高濃度のベタ部での白抜け現
象が緩和される。また、低・中濃度部ではドットの集中
が促進される。したがって、安定性に優れ、かつ白抜け
が目立たない高品位な画像を形成できる。
図1に示した構成の画像処理装置において、量子化閾値
発生部140のディザ閾値発生部141で、図21に示
すように−7から−4までの閾値を中央部に集中配置
し、−3から+8までの閾値を周辺部に放射状に分散さ
せて配置した4×4のディザ閾値マトリクスを用いて、
画像空間上で周期的に−7から+8まで振動するディザ
閾値を発生する。これ以外の構成は前記実施例1と同じ
である。
ため、ディザ基調処理となる画像平坦部などでは、出力
ドットは図22に示すような順序で発生する。すなわ
ち、低濃度部ではディザ閾値周期の中心部に集中的に出
力ドットが成長し、中・高濃度部では出力ドットが放射
状に成長する。このような出力ドット成長であるため、
低濃度部から高濃度部まで、形成される網点の中心位置
がディザ閾値周期のほぼ中心に位置し、網点の揺らぎが
小さくなる。したがって、濃度変化による影響を受けに
くい、滑らかで高品位な画像を形成できる。
図1に示した全体的構成の画像処理装置において、量子
化閾値発生部140が図23に示すような構成とされ
る。画像特徴抽出部130(図1)のエッジ検出部13
1は、エッジ量をレベル0(エッジ度合最大)からレベ
ル3(非エッジ)までの4レベルのエッジレベルに量子
化し、それを2ビットのエッジデータとして出力するよ
うに変更される。
る量子化閾値発生部140は、エッジレベル0に対応し
た閾値生成部145_0、エッジレベル1に対応した閾
値生成部145_1、エッジレベル2に対応する閾値生
成部145_2、エッジレベル3に対応する閾値生成部
145_3、画像特徴抽出部130より出力されるエッ
ジデータによって示されるエッジレベルに応じて閾値生
成部145_0〜145_3のいずれかで生成された閾
値を選択し、それを量子化閾値として量子化処理部12
0(図1)の量子化器121に与える閾値選択部146
からなる。
値生成部145_3は、例えば前記実施例1、2、3又
は4で用いられたディザ閾値マトリクスの各閾値に8を
乗じてから128を加算したディザ閾値マトリクスを用
いて、最大の振動幅で振動する閾値を生成する。エッジ
レベル2に対応した閾値生成部145_2は、そのよう
な前記実施例のディザ閾値マトリクスの各閾値に5を乗
じてから128を加算したディザ閾値マトリクスを用い
て、より小さい振動幅で振動する閾値を生成する。エッ
ジレベル1に対応した閾値生成部145_1は、そのよ
うな前記実施例のディザ閾値マトリクスの各閾値に2を
乗じてから128を加算したディザ閾値マトリクスを用
いて、さらに小さい振動幅で振動する閾値を生成する。
エッジレベル0(エッジ度合最大)に対応した閾値生成
部145_0は、固定値(+128)を生成する。
施例1、2、3又は4と同様の量子化処理を行って高品
位な画像を形成可能であることは明らかである。
によれば、ハードウェア、ソフトウェアのいずれで実現
するにしてもコスト又は処理時間の面で一般的に不利な
乗算のための手段(図1における乗算部142に相当)
を排除できる。また、領域拡張処理部132は、領域拡
張幅に対応した複数ライン分のエッジデータを一時的に
記憶する必要とするが、エッジデータが2ビットに圧縮
される分だけ、その一時記憶のためのラインメモリなど
の容量を削減できる。また、エッジレベル数が4と少な
いので、閾値生成部145_0〜145_2においてデ
ィザ閾値マトリクスの格納のために必要なメモリ量も少
なくて済む。
減されないが、エッジ検出部131では9レベルのエッ
ジレベルを出力し、領域拡張部132においてエッジレ
ベルを4レベルに変換して出力する構成も可能である。
に量子化する例であったが、(n-1)個の量子化閾値を発
生し、多値画像をn値(n≧3)に量子化する画像処理
装置についても本発明を適用できる。以下、多値画像デ
ータを3値に量子化する実施例について説明する。
処理装置の全体的構成は図1に示す通りであるが、3値
量子化であるため、量子化閾値発生部140は図24に
示すように2つの量子化閾値th1,th2(th1<
th2)を発生する構成に変更される。
1は、量子化閾値発生部140より供給される量子化閾
値th1,th2を用いて多値画像データを3値量子化
し、2ビットの量子化データ101を出力する構成に変
更される。例えば、多値画像データのレベルが量子化閾
値th1より低いときには”00”(ドットなし)を、
多値画像データのレベルが量子化閾値th1以上で量子
化閾値th2より低いときに”01”(小ドット)を、
多値画像データのレベルが量子化閾値th2以上のとき
に”11”(大ドット)を、量子化データ101として
出力する。
0進)、”01”を例えば127(10進)、”11”
を255(10進)として扱って量子化誤差を算出する
構成に変更される。
前記実施例5と同様に、レベル0(エッジ度合最大)か
らレベル3(非エッジ)までの4レベルのエッジデータ
を出力する構成とされる。
ように、量子化閾値th1を発生するための4つのディ
ザ閾値マトリクスを記憶している閾値記憶部200,2
01,202,203と、エッジデータに応じて閾値記
憶部200〜203の1つを選択し、それに記憶されて
いるディザ閾値マトリクスを用いて量子化閾値th1を
生成する閾値生成部204と、量子化閾値th2を発生
するための4つのディザ閾値マトリクスを記憶している
閾値記憶部210,211,212,213と、エッジ
データに応じて閾値記憶部210〜213の1つを選択
し、それに記憶されているディザ閾値マトリクスを用い
て量子化閾値th2を生成する閾値生成部214とから
構成される。
201,202,203には、図25に示すディザ閾値
マトリクス220,221,222,223がそれぞれ
記憶されている。閾値生成部204は、画像特徴抽出部
130より入力するエッジデータの示すエッジレベルが
レベル0(エッジ度合最大)の時に閾値記憶部200、
レベル1の時に閾値記憶部201、レベル2の時に閾値
記憶部部202、レベル3(非エッジ)の時に閾値記憶
部203を選択し、選択した閾値記憶部に記憶されてい
るディザ閾値マトリクスを用いて量子化閾値th1を生
成する。
2,213には、図25に示すディザ閾値マトリクス2
30,231,232,233がそれぞれ記憶されてい
る。閾値生成部214は、エッジデータの示すエッジレ
ベルがレベル0の時に閾値記憶部210、レベル1の時
に閾値記憶部部211、レベル2の時に閾値記憶部21
2、レベル3の時に閾値記憶部213を選択し、選択し
た閾値記憶部に記憶されているディザ閾値マトリクスを
用いて量子化閾値th2を生成する。
ィザ閾値マトリクス223,233は、閾値が小さいほ
うから渦巻き状に配列されおり、また閾値は大きな6ス
テップずつ増加する。したがって、濃度変化が小さい連
続調画像部分や高線数の網点画像部分では、低濃度から
高濃度までドットが強く集中し、対バンディング性、粒
状性、安定性、階調性が優れた画像再現が可能である。
クス220,230は、閾値は同じく小さいほうから渦
巻き状に配置されているが、閾値は2ステップずつ増加
する。したがって、文字や線画のような濃度変化が大き
な画像部分、比較的低線数の網点画像部では、量子化閾
値th1,th2の振幅が小さく、固定閾値を用いる誤
差拡散に近い量子化となり、解像性の高い画像再現が可
能となる。
22,232は閾値が4ステップずつ増加するため、エ
ッジレベル2の画像部分における量子化閾値th2,t
h2の振幅はエッジレベル3の画像部分より若干小さく
なり、ドット集中はやや弱まる。エッジレベル1のディ
ザ閾値マトリクス221,231は閾値が3ステップず
つ増加するため、エッジレベル1の画像部分における量
子化閾値th2,th2の振幅はエッジレベル0の画像
部分より若干小さく、ドット集中はさらに弱まる。しが
って、画像の平坦部からエッジ部まで、低線数の網点画
像部から高線数の網点画像部まで、違和感なく整合した
高品質な画像再現が可能である。
上の多値量子化の場合にも、本実施例と同様の構成によ
り高品質な画像再現が可能となることは明白である。
拡張処理を行わない構成も可能である。
処理装置は、全体的構成、量子化閾値発生部140の構
成、量子化処理部120の量子化器121及び誤差計算
部122の構成、画像特徴抽出部130の構成は、前記
実施例6と同様である。ただし、量子化閾値発生部14
0の誤差記憶部200〜203,210〜213には、
図26に示すようなディザ閾値マトリクス240〜24
3,250〜253が記憶されている。
ては、各エッジレベルでの低・中濃度の量子化閾値th
1を生成するためのディザ閾値マトリクス240〜24
3に比べ、高濃度の量子化閾値th2用のディザ閾値マ
トリクス250〜253は、閾値の増加ステップが小さ
くなるように設定され、よって、各エッジレベルで、高
濃度側の量子化閾値th2の振幅は低濃度側の量子化閾
値th1の振幅より小さくなる。
ザ閾値マトリクスの閾値の増加ステップは低濃度側も高
濃度側も同じであり、高濃度側の閾値についても低濃度
側と同様の強いディザ形状があるため、完全な黒ベタで
ない画像部分で常に最も大きな閾値に対応する位置のド
ットが抜けるため、特にディザ基調の処理となる画像平
坦領域の高濃度ベタ部でドット抜け(白抜け)が目立ち
やすい。本実施例では、高濃度側の閾値の増加ステップ
を低濃度側の閾値の増加ステップより小さく設定してド
ットの集中を緩和することにより、そのような高濃度ベ
タ画像部におけるドット抜け(白抜け)を効果的に減ら
すことができる。しかも、低濃度側の閾値は前記実施例
6と同様であるので、低濃度部での対バンディング性、
粒状性、階調性が損なわれることはない。
上の多値量子化の場合にも、高濃度側の閾値ほど増加ス
テップを小さくするようにディザ閾値マトリクスを設定
することにより、本実施例と同様に高濃度ベタ領域での
ドット抜け(白抜け)を低減できる効果が得られる。
ザ処理で、高濃度領域におけるドットが分散するような
ディザ閾値マトリクスを設定する方法があるが、この方
法では濃度保存がなされないため、階調表現が不十分に
なることがある。本発明では、誤差拡散とディザ閾値を
組み合わせ、かつ、高濃度部においてドットの集中を緩
和することによって、高濃度ベタ部のドット抜け(白抜
け)の低減と良好な階調表現を両立させることができ
る。
拡張処理を行わない構成も可能である。
処理装置は、全体的構成、量子化閾値発生部140の構
成、量子化処理部120の量子化器121及び誤差計算
部122の構成、画像特徴抽出部130の構成は、前記
実施例6と同様であるが、量子化閾値発生部140の誤
差記憶部200〜203,210〜213に記憶される
ディザ閾値マトリクスは、図27に示すように変更され
る。閾値記憶部200〜203に記憶される低濃度側の
ディザ閾値マトリクス260〜263は、前記実施例6
又は7のディザ閾値マトリクス220〜223又は24
0〜243と同一のドット集中型のマトリクスである。
一方、各閾値記憶部210〜213に記憶される高濃度
側のディザ閾値マトリクス270〜273は、全ての閾
値が同一の固定値である(閾値の増加ステップは0であ
る)。
の閾値をそれぞれ同一の固定値とすることにより、各閾
値記憶部210〜213にはそれぞれ1個の閾値を記憶
しておけば足りるため、各閾値記憶部210〜213と
してのレジスタ又はメモリの容量を閾値1個分まで削減
することができ、装置のコスト低減を図ることができ
る。また、高濃度側の閾値を、エッジレベル3(非エッ
ジ部)では200、エッジレベル0(エッジ部)では1
60というようにエッジレベルによって異ならせること
により、エッジレベルごとに大ドット、小ドットの発生
頻度を制御している。エッジレベル0(エッジ部)で
は、高濃度側の閾値を下げて小ドットの発生を抑えて大
ドットの発生を促進することにより、均一濃度の背景領
域に存在する黒文字などの視認性を向上させる効果が得
られる。
ば4値量子化の場合にも、各エッジレベルでの高濃度側
閾値を異なった値に固定することで、大ドット(高濃
度)の発生を促進し、中ドット(中濃度)、小ドット
(低濃度)の発生頻度を抑制することにより、均一濃度
の背景領域内の黒文字などの視認性を向上させることが
できる。なお、画像特徴抽出部130において領域拡張
処理を行わない構成も可能である。
な多値ディザ処理で高濃度領域におけるドットが分散す
るようなディザ閾値マトリクスを設定する方法では、本
実施例のように高濃度側の閾値を同一値に固定すると、
高濃度部での階調表現が非常に乏しくなる。本実施例で
は、誤差拡散を行うため、そのような不都合を回避でき
る。
処理装置は、全体的構成、量子化閾値発生部140の構
成、量子化処理部120の量子化器121及び誤差計算
部122の構成、画像特徴抽出部130の構成は、前記
実施例6と同様であるが、量子化閾値発生部140の誤
差記憶部200〜203,210〜213に記憶される
ディザ閾値マトリクスは、図28に示すように変更され
る。閾値記憶部200〜203に記憶される低濃度側の
ディザ閾値マトリクス280〜283は、前記実施例
6、7又は8のディザ閾値マトリクス220〜223、
240〜243又は260〜263と同一のドット集中
型のマトリクスである。一方、閾値記憶部210〜21
3に記憶される高濃度側のディザ閾値マトリクス290
〜293は、全ての閾値が200である。このようにエ
ッジレベルに関係なく、高濃度側の閾値を同一値とする
ことにより、閾値記憶部210〜213を1つの閾値記
憶部に集約し、しかも、それを閾値1個分の容量を持つ
1個のレジスタ又はメモリで実現することができるた
め、前記実施例8より以上に装置のコスト削減が可能で
ある。
拡張処理を行わない構成も可能である。
一般的なコンピュータを利用してソフトウェアにより実
現することも可能である。この場合、画像処理装置の各
部の機能をコンピュータ上で実現するためのプログラム
を、例えば、それが記録された磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、半導体記憶素子などの各種記憶媒
体から読み込み、又は、ネットワークを経由して外部の
コンピュータなどから受信し、コンピュータのメインメ
モリにロードしCPUに実行させることにより、本発明
の画像処理装置をコンピュータ上に実現することができ
る。各種データの保存や信号遅延のために必要なライン
メモリなどの記憶領域としては、例えばメインメモリが
利用される。このようなプログラムが記録された、コン
ピュータが読み取り可能な各種記憶媒体も本発明に包含
される。
タ、ディスプレイ等の画像形成に関連した機器や、画像
読み取りと画像形成の両方に関連したデジタル複写機や
ファクス装置のような機器に組み込むことができる。そ
のような実施形態の一例として、本発明を適用したデジ
タル複写機の実施例について次に説明する。
の画像読み取り機構及び画像形成機構の構成例を示す概
略断面図である。このデジタル複写機は、原稿を光学的
に走査して読み取るスキャナ部400と、画像形成部と
してのレーザプリンタ部411と、不図示の回路部55
0(図25)とを有する。
上に載置された原稿を照明ランプ502により照明し、
その反射光像をミラー503,504,505およびレ
ンズ506を介してCCDなどのイメージセンサ507
に結像するとともに、照明ランプ502及びミラー50
3〜505の移動により原稿を副走査することにより、
原稿の画像情報を読み取る。イメージセンサ507より
出力されるアナログ画像信号は回路部550(図25)
に入力されて処理される。レーザプリンタ部411へ
は、回路部550から出力される画像データが入力され
る。
込み光学ユニット508が、回路部550から入力した
画像データを光信号に変換して、感光体からなる像担持
体、例えば感光体ドラム509を露光することにより、
原稿画像に対応した静電潜像を形成する。書き込み光学
ユニット508は、例えば、半導体レーザを発光駆動制
御部で上記画像データにより駆動して強度変調されたレ
ーザ光を出射させ、このレーザ光を回転多面鏡510に
より偏向走査してf/θレンズ及び反射ミラー511を
介し感光体ドラム509へ照射する。感光体ドラム50
9は、駆動部により回転駆動されて矢印で示すように時
計方向に回転し、帯電器512により一様に帯電された
後に、書き込み光学ユニット508により露光され、静
電潜像を形成される。この感光体ドラム509上の静電
潜像は、現像装置513により現像されてトナー像とな
る。また、複数の給紙部514〜518、手差し給紙部
519のいずれかより用紙がレジストローラ520へ給
紙される。レジストローラ520は、感光体ドラム50
9上のトナー像にタイミングに合わせて用紙を送出す
る。転写ベルト521は転写電源から転写バイアスを印
加され、感光体ドラム509上のトナー像を用紙へ転写
させるとともに用紙を搬送する。トナー像を転写された
用紙は、転写ベルト521により定着部522へ搬送さ
れてトナー像が定着された後、排紙トレイ523へ排出
される。また、感光体ドラム509は、トナー像転写後
にクリーニング装置524によりクリーニングされ、さ
らに除電器525により除電されて次の画像形成動作に
備える。
50の一例を簡略化して示すブロック図である。この回
路部550の入力は、スキャナ部400のイメージセン
サ507によって、例えば600dpiで読み取られた
アナログ画像信号である。このアナログ画像信号は、A
GC回路551によってレベルを調整された後、A/D
変換回路552により1画素当たり8bitのデジタル
画像データに変換され、さらに、シェーディング補正回
路553によってイメージセンサ507の画素毎の感度
や照度のばらつきが補正される。
ィルタ処理回路556に送られ、MTF補正と平滑化の
ためのフィルタ処理を施される。このフィルタ処理によ
って、前述のように150Lpi程度より高線数の網点
成分は平滑化され、175Lpi以上の高線数の網点成
分はほぼ完全に除去される。フィルタ処理後の画像デー
タはガンマ補正回路555へ送られ、書き込み濃度に変
換するためのガンマ補正を施される。
処理部560は、前記各実施例の画像処理装置からな
る。フィルタ処理後の画像データは画像特徴抽出部13
0に入力され、ガンマ補正後の画像データは信号遅延部
150を介して量子化処理部120に入力される。量子
化処理部120より出力される量子化データは、書き込
み光学ユニット508内の半導体レーザの発光駆動制御
部へ送られる。
画像特徴抽出部130へ出力する信号のタイミングを調
整することによって、信号遅延部150を省略すること
も可能である。また、デジタル複写機においては、画像
データの主走査方向の変倍処理が例えばガンマ補正回路
555の前段で行われたり、地肌除去処理やフレア除去
処理などの処理が例えばガンマ補正部555と中間調処
理部560の中間で行われたり、90゜回転処理が例え
ばフィルタ処理回路554の前段又は中間調処理部56
0の後段で行われたりすることがあるが、その説明は割
愛する。
ドット集中を促進し、かつ、低・中濃度部での隣接周期
間のドットの結合を阻止して、対バンディング性、粒状
性、安定性に優れた画像を形成することができる。
形状の整ったドット集中を促進させることにより、低・
中濃度部において安定性、粒状性に優れた画像を形成す
ることができる。
濃度部での白抜け現象を緩和し、かつ、低・中濃度部で
のドット集中を促進することにより、白抜けが目立た
ず、かつ安定性に優れた、滑らかで高品位な画像を形成
することができる。
濃度部から高濃度部まで網点の中心位置の揺らぎを押さ
えることにより、濃度変化による影響を受けにくい滑ら
かで高品位な画像を形成できる。
濃度部において、電子写真方式のプリンタなどにおいて
バンディングなどのノイズの影響を受けにくい縦基調の
ドット成長とすることにより、低濃度部での安定性に優
れた高品位な画像を形成できる。
部における白抜けを減らすことができる。
文字や画像の変化点などは解像性が良く、写真や画像の
変化の少ない部分は滑らかで安定性が良く、かつ、両方
の領域が違和感なく整合した高品位な画像を形成でき
る。請求項15記載の発明によれば、さらに高濃度ベタ
部における白抜けを抑制することができる。
文字や画像の変化点や比較的低線数の網点画像部は解像
性が良く、写真や画像の変化の少ない部分や高線数の網
点画像部は滑らかで安定性がよく、かつ、両方の領域が
違和感なく整合した高品位な画像を形成できる。
高濃度の量子化閾値を生成するためのディザ閾値マトリ
クスを記憶するためのレジスタ又はメモリの容量を削減
できる。
べたような画像形成のための画像処理装置を、一般的な
コンピュータを利用して容易に実現できる。
例を示すブロック図である。
である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
発生順序を示す図である。
化閾値を示す図である。
の様子を示す図である。
の様子を示す図である。
の様子を示す図である。
ットの発生順序を示す図である。
生成される量子化閾値を示す図である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
長の様子を示す図である。
長の様子を示す図である。
長の様子を示す図である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
量子化閾値を示す図である。
度部での出力ドット成長の様子を示す図である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
量子化閾値を示す図である。
ク図である。
である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
いられるディザ閾値マトリクスを示す図である。
られるディザ閾値マトリクスを示す図である。
取り及び画像形成に関連した機構の構成例を示す概略断
面図である。
ブロック図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 多階調画像データを誤差拡散法による量
子化処理によって量子化し、量子化データに従ってドッ
トを出力することにより画像を形成する画像形成方法に
おいて、多階調画像データの濃度レベルが上昇するに従
って、画像空間上の特定の周期内で内側から外側へ向か
って渦巻き状に出力ドットを成長させるように、量子化
処理のための量子化閾値を周期的に振動させることを特
徴とする画像形成方法。 - 【請求項2】 量子化処理を画像空間上で左上から右下
へ向かって行うとともに、出力ドットを時計回りに成長
させるように量子化閾値の振動を制御することを特徴と
する請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項3】 量子化処理を画像空間上で右上から左下
へ向かって行うとともに、出力ドットを反時計回りに成
長させるように量子化閾値の振動を制御することを特徴
とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 多階調画像データの高濃度レベル領域に
おいては、出力ドットを分散させて成長させるように量
子化閾値の振動を制御することを特徴とする請求項1記
載の画像形成方法。 - 【請求項5】 多階調画像データを誤差拡散法による量
子化処理によって量子化し、量子化データに従ってドッ
トを出力することにより画像を形成する画像形成方法に
おいて、多階調画像データの低濃度レベル領域では画像
空間上の特定の周期内の中心部に集中的に出力ドットを
成長させ、多階調画像データの中・高濃度レベル領域で
は周期内の周辺部に出力ドットを放射状に分散させて成
長させるように、量子化処理のための量子化閾値を周期
的に振動させることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項6】 多階調画像データの低濃度レベル領域に
おいては、副走査方向へ優先的に出力ドットを成長させ
るように量子化閾値の振動を制御することを特徴とする
請求項1、2、3、4又は5記載の画像形成方法。 - 【請求項7】 量子化処理は複数の量子化閾値を用いる
多値量子化であり、多階調画像データの高濃度領域での
ドットの集中が、低・中濃度領域でのドットの集中より
弱くなるように前記複数の量子化閾値の振動幅を制御す
ることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項8】 周期的に振動する量子化閾値を生成する
量子化閾値発生手段と、入力される多階調画像データ
を、前記量子化閾値発生手段によって生成された量子化
閾値を用いて誤差拡散法により量子化して量子化データ
を出力する量子化処理手段とを具備し、前記量子化閾値
発生手段は、閾値が小さいものから順に内側から外側へ
向かって渦巻き状に配置されたディザ閾値マトリクスを
用いて、量子化閾値を生成することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項9】 前記ディザ閾値マトリクスにおいて閾値
が時計回りに順次増加することを特徴とする請求項8記
載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記ディザ閾値マトリクスの周辺部に
は閾値が小さいものから順に分散配置されることを特徴
とする請求項8記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 周期的に振動する量子化閾値を生成す
る量子化閾値発生手段と、入力される多階調画像データ
を、前記量子化閾値発生手段によって生成された量子化
閾値を用いて誤差拡散法により量子化して量子化データ
を出力する量子化処理手段とを具備し、前記量子化閾値
発生手段は、中心部に小さい閾値が集中配置され、周辺
部には、それより大きい閾値が小さいものから順に放射
状に分散配置されたディザ閾値マトリクスを用いて、量
子化閾値を生成することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項12】 前記ディザ閾値マトリクスの中心部に
おいて、閾値は小さい順に副走査方向へ優先的に並ぶよ
うに配置されることを特徴とする請求項8、9、10又
は11記載の画像処理装置。 - 【請求項13】 多階調画像データのエッジレベルを検
出する画像特徴抽出手段をさらに具備し、前記量子化閾
値発生手段は前記画像特徴抽出手段により検出されたエ
ッジレベルに応じて量子化閾値の振動幅を変化させるこ
とを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項記載の
画像処理装置。 - 【請求項14】 前記画像特徴抽出手段は検出したエッ
ジレベルに領域拡張処理を施すための手段を含み、前記
量子化閾値発生手段は、前記領域拡張処理後のエッジレ
ベルに応じて量子化閾値の振動幅を変化させることを特
徴とする請求項13項記載の画像処理装置。 - 【請求項15】 周期的に振動する複数の量子化閾値を
生成する量子化閾値発生手段と、入力される多階調画像
データを、前記量子化閾値発生手段によって生成された
複数の量子化閾値を用いて誤差拡散法により多値量子化
して量子化データを出力する量子化処理手段とを具備
し、 前記量子化閾値発生手段は、ドットが集中して出現する
ように閾値が配置されたディザ閾値マトリクスを用いて
各量子化閾値を生成し、 複数の量子化閾値のうちの高濃度の量子化閾値を生成す
るためのディザ閾値マトリクスにおける閾値の増加ステ
ップは、低・中濃度の量子化閾値を生成するためのディ
ザ閾値マトリクスにおける閾値の増加ステップより小さ
く設定されることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項16】 高濃度の量子化閾値を生成するための
ディザ閾値マトリクスの全ての閾値が同一値に設定され
ることを特徴とする請求項15記載の画像処理装置。 - 【請求項17】 多階調画像データのエッジレベルを検
出する画像特徴抽出手段をさらに具備し、 前記量子化閾値発生手段は、前記画像特徴抽出手段によ
り検出されたエッジレベルに応じて各量子化閾値を生成
するためのディザ閾値マトリクスを切り替えることを特
徴とする請求項15又は16記載の画像処理装置。 - 【請求項18】 前記画像特徴抽出手段は検出したエッ
ジレベルに領域拡張処理を施すための手段を含み、 前記量子化閾値発生手段は、前記領域拡張処理後のエッ
ジレベルに応じて各量子化閾値を生成するためのディザ
閾値マトリクスを切り替えることを特徴とする請求項1
7記載の画像処理装置。 - 【請求項19】 前記量子化閾値発生手段は、すべての
エッジレベルにおいて、高濃度の量子化閾値の発生のた
めに同一のディザ閾値マトリクスを用いることを特徴と
する請求項17又は18記載の画像処理装置。 - 【請求項20】 請求項8乃至19のいずれか1項記載
の画像処理装置の各手段の機能をコンピュータに実現さ
せるためのプログラムが記録されたことを特徴とするコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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