JP2002290730A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002290730A
JP2002290730A JP2001086300A JP2001086300A JP2002290730A JP 2002290730 A JP2002290730 A JP 2002290730A JP 2001086300 A JP2001086300 A JP 2001086300A JP 2001086300 A JP2001086300 A JP 2001086300A JP 2002290730 A JP2002290730 A JP 2002290730A
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image
dots
resolution
forming apparatus
image forming
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JP2001086300A
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Toshihiro Takesue
敏洋 武末
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
Kazunari Tonami
一成 戸波
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度のエンジンに最適な画質の得られる
画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 低解像度の多値画像データを高解像度の
2値画像データで出力する画像形成装置において、低解
像度の画素単位で誤差拡散処理を行う誤差演算手段(出
力値算出部103および誤差バッファ104)と、誤差
演算手段に基づき、高解像度の2値化された画素データ
を作成する作成手段(多値データ生成手段101および
2値化手段102)と、高解像度の所定のエリア内の2
値化された画素の情報を取得し、該情報に従って所定の
エリア内のドットの配置を行うドット配置手段(2値デ
ータバッファ105、カウンタ部106およびエリア1
07)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ、デジタル複写機、カラーレーザプリンタ、デジタル
カラー複写機などの画像形成装置及び表示装置等に応用
される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置における中間調再現
法には、ディザ法や濃度パターン法、誤差拡散法が一般
的に用いられていた。ディザ法では複数の画素でその階
調、カラー画像においてはその組合せにより色を表現す
る。一般的な印刷に用いらているディザ法は、粒状性に
優れ、中間調画像をなめらかに表現する。ディザ法に代
表される、いわゆる面積階調法では、階調性を得るため
に解像性が劣化する。また、網点のような印刷画像に対
して周期性画像を発生するディザ法では、モアレが発生
しやすい。
【0003】一方、解像性を保ちながら階調を表現する
方法として、誤差拡散法がある。誤差拡散法では原画像
に忠実な解像性を得ることができ、文字画像の再現には
適するが、写真部などの中間調画像は孤立のドットが分
散あるいは、不規則に連結してして配置され粒状性が悪
く、特異なテクスチャが発生する場合がある。また、特
に電子写真方式のプリンタでは、孤立のドットで形成さ
れるため画像が不安定であり、濃度ムラによる粒状性の
劣化やバンディングが発生しやすいという不具合があ
る。
【0004】また、誤差拡散処理は周辺画素の量子化誤
差の拡散に積和演算を行うため処理が複雑であり、処理
時間を非常に要する。特に、画像出力密度化が高くなる
につれ単位面積当たりの画素数が増し、演算量が増え
る。具体的には、画素密度が600dpiから1200
dpiになれば画素数は4倍、2400dpiでは16
倍と解像度の2乗に比例して増加するため、同様の生産
性を得るためには処理の高速化を図る必要がある。
【0005】また、関連する技術として、特開平7−2
95527号公報および特開平11−155064号公
報がある。これらの2件はいずれも入力画像データの解
像度の低い状態で誤差拡散処理を行い、高解像度の2値
画像データを出力するする方式のため、高解像度の画像
をそのまま誤差拡散するのに比べ誤差拡散処理に要する
演算およびその回路は小さいものとなり、高速処理が可
能となる。
【0006】具体的には、特開平7−295527号公
報には、入力画像データを倍率変換して高解像度化し、
多値誤差拡散によって階調数を低下させ、その結果を濃
度パターン法またはディザにより高解像度に2値化する
ものが開示されている。これは演算時間の削減とバッフ
ァメモリによる回路規模の増加防止し、高速で充分な階
調の2値画像信号を得ること、モアレやロゼッタパター
ンが無いことを目的としている。
【0007】また、特開平11−155064号公報に
は、低解像度(600dpi)で誤差拡散して2値化し
たデータをパターンマッチングにて高解像度(1200
dpi)の2値画像データに変換するものが開示されて
いる。これは少ないバッファメモリ、少ない処理でハイ
ライトの粒状性を大幅に改善することも目的としてい
る。
【0008】また、ドットの集め方には、ライン状に集
めるタイプと網点状に集めるタイプがある。図13
(a)、(b)はライン状の基調を持った集め方で、図
に対して上の方向に用紙が進むとすると、このライン状
の基調は、バンディングに対してそれを目立たせない方
向に働くことは良く知られている。これは、いわゆる普
及機クラスの画像形成装置においては、有効な手段であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−295527号公報によれば、多値誤差拡散により
1画素当たりの階調数を減らすという階調処理と、その
結果に基づき濃度パターン法という階調処理を直列に行
うため、処理が複雑で時間を要するという問題点や、ま
た、単純な濃度パターン法やディザ法による配列では、
1200dpi以上といった高密度の書き込み、特に電
子写真を用いたプリンタでは高密度になるほどドット再
現性が悪くなるため、画質の向上が得られないという問
題点、さらに濃度パターン法やディザ法による配列で
は、画像に周期性を持ち、モアレを発生させるという問
題点があった。
【0010】また、特開平11−155064号公報に
よれば、600dpiの誤差拡散処理に比べて画像の変
化は少なく、あまり向上は見られないという問題点があ
った。
【0011】また、図13に記載のライン状の基調を持
った集め方だと、さらに上のクラスの画像形成装置では
その装置の強度やモータの性能の良いものを搭載するこ
とが出来るケースが多く、バンディング自体が減少する
ために、ライン状基調を採用することによるバンディン
グに対しての有効性はあまり重要ではなくなってくる
が、皆無にはならない。このクラスの画像形成装置で
は、たとえば回転ソートや、リミットレス給紙といった
機能が搭載され、たとえばA4の用紙を別々のトレイ
に、片方をA4横、片方をA4縦に別々のトレイにセッ
トし、回転ソートやリミットレス給紙を行なった場合
に、ライン状の基調がA4縦の用紙とA4横の用紙で異
なってしまうという問題点が発生する。
【0012】また、ライン上の処理済みの画像を回転す
ると、バンディングが目立つ方向となってあまり、適切
とは言えない。
【0013】本発明は上記に鑑みて成されたものであっ
て、高解像度のエンジンに最適な画質の得られる画像形
成装置を提供することを第1の目的とする。
【0014】また、本発明は上記に鑑みて成されたもの
であって、電子写真エンジンにおける安定性が確保し、
粒状感も良好な画像形成装置を提供することを第2の目
的とする。
【0015】また、本発明は上記に鑑みて成されたもの
であって、高解像度の電子写真エンジンで、ジャギーを
目立たせないで、さらに高い安定性が得られる画像形成
装置を提供することを第3の目的とする。
【0016】また、本発明は上記に鑑みて成されたもの
であって、簡単な回路構成で、回路の信頼性の向上を図
れる画像形成装置を提供することを第4の目的とする。
【0017】また、本発明は上記に鑑みて成されたもの
であって、画像を90度回転させても、同じ品質の画像
が得られる画像形成装置を提供することを第5の目的と
する。
【0018】また、本発明は上記に鑑みて成されたもの
であって、画像の種類に応じて最適な画像を形成できる
画像形成装置を提供することを第6の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る画像形成装置は、低解像度の多値
画像データを高解像度の2値画像データで出力する画像
形成装置において、低解像度の画素単位で誤差拡散処理
を行う誤差演算手段と、前記誤差演算手段に基づき、高
解像度の2値化された画素データを作成する作成手段
と、高解像度の所定のエリア内の2値化された画素の情
報を取得し、該情報に従って所定のエリア内のドットの
配置を行うドット配置手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0020】この発明によれば、誤差演算手段の誤差拡
散処理で画像特徴に合わせて最適なようにドットを再配
置するため、高画質な出力が選られ、同時に文字部の高
い解像性も確保できる。
【0021】また、請求項2に係る画像形成装置は、請
求項1に記載の画像形成装置において、前記所定のエリ
ア内のドットの配置が、所定のエリア内でドットを集中
するように配置することを特徴とする。
【0022】この発明によれば、前所定のエリア内でド
ットを集中するように配置したので、電子写真エンジン
における安定性が確保でき、それに伴い粒状感も改善さ
れる。
【0023】また、請求項3に係る画像形成装置は、請
求項1または2に記載の画像形成装置において、画像形
成の書込み解像度が1200dpi以上であって、前記
所定のエリア内のドットを配置することは、形成される
画像が200Line/inch近傍の副走査方向につながるラ
イン状となるように配置することを特徴とする。
【0024】この発明によれば、画像形成の書込み解像
度が1200dpi以上であって、所定のエリア内のド
ットを配置は、形成される画像が200Line/inch近傍
の副走査方向のにつながるライン状となるように配置す
るので、1200dpiの解像力によって200線万線
にてラインの凹凸が目立たず均一に再現され、粒状性が
良好となり、また電子写真エンジンに最適な200線万
線の出力で高い安定性が得られる。
【0025】また、請求項4に係る画像形成装置は、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置におい
て、前記所定のエリア内のドットを配置する際の配置の
順位は、第一に副走査方向に配置し、第二に既存のドッ
トに接合するように前記方向に直交する方向に配置し、
第一と第二の配置を順次繰り返すことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、所定のエリア内のドッ
トを配置の順位は、第一に主走査ライン方向に配置し、
第二に既存のドットに接合するように前記ラインに直交
する方向に配置し、第一と第二の配置を順次繰り返すの
で、万線が均一であり、2値書込みでありながら濃度に
応じて滑らかに成長するラインが得られ、高画質にな
る。
【0027】また、請求項5に係る画像形成装置は、請
求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置におい
て、前記所定のエリアは、副走査方向の画素数が光学系
のビーム本数と等しいことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、前記、所定のエリアは
副走査方向の画素数が、光学系のビーム本数と等しいの
で、画像データの生成回路が簡単になり、回路の信頼性
も向上する。
【0029】また、請求項6に係る画像形成装置は、請
求項1に記載の画像形成装置において、前記所定のエリ
ア内のドットの配置は、所定のエリア内でドットを網点
状に集中するように配置することを特徴とする。
【0030】また、請求項7に係る画像形成装置は、請
求項6に記載の画像形成装置において、画像形成の書込
み解像度が1200dpi以上であって、前記所定のエ
リア内のドットを配置することは、形成される画像が2
12Line/inch近傍の網点状に配置することを特徴とす
る。
【0031】この発明によれば、画像形成の書込み解像
度が1200dpi以上であって、所定のエリア内のド
ットを配置は、形成される画像が212Line/inch近傍
の網点状に配置したので、電子写真エンジンにて安定な
画像形成が可能となる。
【0032】また、請求項8に係る画像形成装置は、請
求項7に記載の画像形成装置において、画像形成の書込
み解像度が1200dpi以上であって、前記所定のエ
リア内のドットを配置する際のスクリーン角は、45度
方向に角度を持った網点状に配置することを特徴とす
る。
【0033】この発明によれば、画像形成の書込み解像
度が1200dpi以上であって、所定のエリア内のド
ットを配置のスクリーン角は、45度方向に角度を持っ
た網点状に配置したので、画像を90度回転させても同
一の処理が行なわれるため、回転ソートやリミットレス
給紙を行なっても問題が発生しない。
【0034】また、請求項9に係る画像形成装置は、請
求項1〜8のいずれか一つに記載の画像形成装置におい
て、画像の特徴に応じて、前記所定エリア内のドットの
配置の制御を切り替えることを特徴とする。
【0035】この発明によれば、画像の特徴に応じて、
前記所定エリア内のドットの配置の制御を切り替えたの
で、画像のエッジ部や文字部では分散配置のままで高解
像度、非エッジ部や絵柄部では集中は位置にして画像の
安定性と粒状性が向上し、文字と絵柄の混在画像でも高
画質で出力できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置につ
いて、(実施の形態1)、(実施の形態2)の順で、添
付の図面を参照して詳細に説明する。
【0037】(実施の形態1)図1は本実施の形態の画
像形成装置を適用したデジタル複写機の構成図を示す。
このデジタル複写機は、画像読取装置としてのスキャナ
400と、画像形成部としてのレーザプリンタからなる
画像記録装置411と、後述する回路とを有する。スキ
ャナ400は、平坦な原稿台403上に載置された製本
原稿などの原稿を照明ランプ502により照明し、その
反射光像をミラー群503〜505およびレンズ506
を介して読み取りセンサー507に結像するとともに、
照明ランプ502及びミラー群503〜505の移動に
より原稿を走査して原稿の画像情報を読み取り、電気的
な画像信号に変換する。読み取りセンサー507で得ら
れた画像信号は後述する回路を介してプリンタ411へ
送られる。
【0038】スキャナ400は、600dpiで1画素
当たり8bit、すなわち256階調で読み取ったデー
タを送出する。
【0039】プリンタ411においては、露光手段とし
ての書き込み光学ユニットからなる書き込み装置508
は、上記画像信号を光信号に変換して感光体からなる像
担持体、例えば感光体ドラム509に露光して原稿画像
に対応した光書き込みを行うことにより静電潜像を形成
する。書き込み光学ユニット508は、画像信号により
強度変調されたレーザ光を出射させ、感光体ドラム50
9へ照射する。
【0040】本実施の形態では書き込みユニット508
はマルチビーム(2ビーム)の光学系であり、その構成
については後で説明する。
【0041】プリンタ411は、標準として主走査副走
査方向とも1200dpiで2値データ、すなわち1ド
ットをオンかオフで書きこみ、高精細な画像を形成す
る。また、書きこみレーザ光を高速変調して、1ドット
当たり2bitデータ、すなわち4値で書きこむモード
も備えている。さらに、モードに応じて書きこみ解像度
を可変する機能を備え、2400dpi、あるいは主走
査方向1200dpi、副走査方向600dpiの縦横
偏平なピッチで書きこむことも可能である。
【0042】感光体ドラム509は、駆動部により回転
駆動されて矢印の如く時計方向に回転し、帯電手段とし
ての帯電器512により一様に帯電された後に、書き込
み光学ユニット508による露光で静電潜像が形成され
る。この感光体ドラム509上の静電潜像は、現像装置
513により現像されてトナー像となり、また、転写紙
からなる転写材が複数の給紙部514〜518、手差し
給紙部519のいずれかからレジストローラ520へ給
紙される。
【0043】レジストローラ520は感光体ドラム50
9上のトナー像にタイミングに合わせて転写紙を送出
し、転写ベルト521は転写電源から転写バイアスが印
加されて転写紙を搬送するとともに、感光体ドラム50
9上のトナー像を転写紙へ転写させる。転写紙は、搬送
ベルト521により搬送されて定着部522によりトナ
ー像が定着され、排紙トレイ523へコピーとして排出
される。また、感光体ドラム509は、トナー像転写後
にクリーニング装置524によりクリーニングされて徐
電器525により徐電され、次の画像形成動作に備え
る。
【0044】デジタル複写機の画像処理と画像データの
流れを図2(a)〜(d)に示す。読み取りデータを補
正するスキャナ系処理と、デジタル画像を加工、修正す
るデジタル画像処理と、書き込みLDを変調する書込系
処理とに大別される。
【0045】CCD10で読み取った600dpiのア
ナルグデータをAGC11によりデータレベルの調整を
行う。続いて、AD変換部12により、画素毎のアナロ
グデータを1画素当たり8bitのデジタル値に変換
し、シェーディング補正部13にて読み取りCCDの画
素および照度のばらつきを補正する。
【0046】次に、フィルタ処理部14でフィルタ処理
を行う。具体的には、読み取りによって生じる画像の振
幅を補正するMTF補正と、中間調画像をなめらかに表
現するための平滑化処理を行う。そして、主走査変倍部
15で複写倍率に応じて主走査方向の変倍処理を行い、
γ補正部16で書き込み濃度に変換するためのγ補正を
行う。最後に中間調処理部17で中間調処理を行い、1
ドット当たり1bitまたは2bitのデータに変換し
て送出する。その他、地肌除去処理、フレア除去処理、
スキャナγ、画像編集などの図示せぬ処理が加わる。
【0047】本実施の形態での画像特徴の検出の一例で
あるエッジ検出処理は上記フィルタ処理部14に配置さ
れ、画像データの量子化を行う誤差拡散処理は中間調処
理部17に配置される。
【0048】次に、本実施の形態での画像特徴の検出は
図2の画像特徴抽出部18で行い、その一例であるエッ
ジ検出処理は、エッジ抽出フィルタは図示のように5*
5マトリクスの微分フィルタで、ある方向の画像データ
の変化を抽出する。これらは、図3(a)、(b)、
(c)、(d)に示す同様の4つのフィルタで構成され
る。図3(a)は、主走査方向の画像エッジを検出し、
図3(b)は、副走査方向の画像エッジを検出する。ま
た、図3(c)、(d)は、同様に斜め45°方向の画
像エッジを検出する。次に、検出した4方向の画像エッ
ジ信号に対し、その画素の最も大きい値、すなわちエッ
ジが最も大きい方向の値を画素毎に抽出し、エッジ量と
する。
【0049】本実施の形態では画像の特徴の抽出とし
て、画像のエッジ検出を行ったが、上記エッジ量信号を
加工して処理の切替えに用いたり、エッジ量を小レベル
化して制御することも処理量低減に有効である。また、
別途検出手段を設けて文字や絵柄、特定線数の網点画像
の検出などを行い、その特徴により後述の処理を切替え
ても構わない。
【0050】次に、図2の中間調処理部17からLD書
き込み系19へ送る2値データの作成方法に付いて説明
する。図4は実施の形態1の低解像度の多値画像データ
を高解像度の2値画像データに変換する概略ブロック図
を示す。多値データ生成手段101で低解像度(RL
の1画素の入力多値データから対応する高解像度
(R H )の各画素の多値データを生成し、次に、低解像
度の画素単位で算出された周辺誤差を加算する。続い
て、2値化手段102で周辺誤差が加算されたデータを
2値化することにより各画素のON・OFFを決定す
る。また、出力値算出部103で高解像度の各画素のO
N・OFFから低解像度の1画素における出力値を算出
し、入力多値データと周辺誤差の加算値からこの出力値
を引いた値を誤差値として誤差バッファ104を介して
周辺画素に拡散する。
【0051】以下、RH =RL ×2の場合(入力解像度
に対して出力解像度が2倍の場合)について具体的に説
明する。なお、ここではRH =1200dpi、RL
600dpiである。
【0052】多値データ生成手段101では、低解像度
の1画素の入力多値データから2×2画素の多値データ
を生成する。この際、2×2画素のデータの平均値は低
解像度の1画素の入力多値データに等しくなるようにす
る。例として、入力多値データが30、70、135、
200のときの2×2画素のデータ生成方法を図5に示
す。
【0053】図5の通り、2×2画素(A〜D)の1つ
の画素Aにデータを集中させ、画素Aのデータが255
になった場合には次画素Bにデータを集中させるという
方法によりA〜Dのデータを決定する。入力多値データ
が30の場合、画素Aにのみデータを集中させることに
より、画素Aのデータ値は120となり、残りの画素は
全て0となる。入力多値データが70の場合には、画素
Aが255、画素Bが25、画素C、Dが0となる。入
力多値データが135の場合には、画素A、Bが25
5、画素Cが30、画素Dが0となる。入力多値データ
が200の場合には、画素A、B、Cが255、画素D
が35となる。このようにA〜Dの各画素のデータを決
定し、このデータ値に解像度RL で算出された誤差を加
算したものを閾値(例えば128)と比較することによ
り、画素A〜DのON・OFFを決定する。また、A〜
Dの2値化結果から解像度RL における出力値を算出す
る。出力値は画素A〜DのONの画素が1画素のときは
64、2画素のときは128、3画素のときは192、
4画素のときは255とする。入力多値データに周辺誤
差を加算した値とこの出力値との差を誤差として、誤差
演算を行う。
【0054】以上のように、ここまでのブロックで誤差
演算は低解像度の画素単位で行い、2値化は高解像度の
画素単位で行うことによって、高速な処理で低解像度の
入力多値データから高解像度の2値データを得ることが
できる。
【0055】特に誤差拡散は画像の特徴に合わせて、ド
ットが拡散されることが一般的に知られているので、文
字や写真画像など画像の特徴に合わせてドットが配置さ
れる。このようにして生成されたデータは2値データバ
ッファ105に記憶される。
【0056】このようにして、高解像度(1200dp
i)での画像データのON/OFFが確定した後に、特
定の領域内のONになった画素数の数に応じて、データ
の再配置パターンに従いデータを1200dpiの画像
領域に再配置していく。
【0057】図4において、カウンタ部106では12
00dpiの画像領域でのドットの発生個数をカウント
し、その値に応じてデータを配置していく。カウンタは
ドット発生個数のカウンタであり、2値データバッファ
内のONドットをカウントした値に応じてエリア107
内のドットがONになる。
【0058】配置する順番は、図6の数字の順に従い、
これにより、1から順番に発生個数と同じ数だけドット
を発生させる。
【0059】2値化された画素の情報を取得する手段と
しては、このようにカウントする方法以外でも構わな
い。たとえば、発生したドットのパターンに応じてドッ
トを配置する数を指定するものなど、1200dpiで
発生しているドットの数に対応した情報が得られるもの
であれば良い。ドットの発生場所は主走査方向に6画素
毎に副走査方向には2画素毎に繰り返すようになってお
り、このため、実施の形態1においては副走査方向には
200線の縦の縞が形成されることとなる。
【0060】、図7(a)、(b)は実際に実施の形態
1にしたがって画像データを配置した例である。さら
に、1200dpiの画像領域への再配置を使用する・
使用しないという機能を付加し、その切り替えを画像に
よって、たとえば一般的に知られている領域分離とか、
画像のエッジ検出といった手段を用いて、絵柄部だけ再
配置をするようにすると、文字部の解像性が向上し、文
字の品質の劣化が押さえられるという効果が発生する。
【0061】一般に、高解像度に画像を形成させるため
には、出来るだけ線数が高い方が良い。ところが、電子
写真においては、そのMTF特性が高線数になるほど悪
くなり、そのためかえって不安定な画像形成となってし
まい、粒状感の悪い印象を与えてしまう。逆に線数が低
い方では電子写真エンジンとしては安定して画像形成が
可能となるが、今度は低線数な周波数特性がテクスチャ
として人間の目に感じられ、作像された画像に品位を感
じないようになってしまい、利用者に不快感を与える。
【0062】一般に、印刷物などでは、170線以下の
印字を行なうことが多く、これよりも高い周波数であれ
ば、通常の用途において、低線数なテクスチャが利用者
に不快に思われることは少ない。そのため、実施の形態
1においては1200dpiの電子写真エンジンであり
ながら、副走査方向に200線の万線を形成するように
したことにより、電子写真エンジンの不安定さも受けな
いで、また、テクスチャーが悪いという印象も与えず、
利用者に不快感を与えることはない。
【0063】実際に、電子写真エンジンで検討した実験
の結果、180〜220線(Line/Inch)程度が好まし
いことが判った。
【0064】また、その時のドットの集め方は、図6に
示すようにまず主走査方向に1ドット配置し、次にそれ
と直交する副走査方向にドットを接合させる。次に、ま
た、主走査方向にドットを配置し、副走査方向に配置す
るのが良い。また、この方式だとドットの再配置部分を
カイロ的に構成する場合にも比較的簡単に回路を構成す
ることができる。
【0065】また、図7の結果から判るように所定エリ
アの左端からドットを順次埋めていくようにしたので、
ラインのジャギーが1ドット以内となって、線の幅がほ
ぼ均一に見えるという効果も持つ。
【0066】副走査方向に関しては、2画素のエリアサ
イズとしている。本エンジンは、電子写真エンジンで、
1200dpiを達成するために2ビーム光学系を使用
している。
【0067】図8は、実施の形態1の電子写真エンジン
に搭載されたレーザービーム光学系の構成を説明する図
である。この光学系では2つのレーザー28から出力さ
れたビームをポリゴン36でA回転方向にスキャンする
ことにより、B方向へ回転する感光体509上にC方向
に2ラインずつ書き込みする。
【0068】図9は2ビームでのレーザー露光を概念的
に表した説明図であり、このように2ビーム毎にスキャ
ンするため、同時に2ライン分の画像データが必要とな
る。2ビーム光学系は一度に2ラインずつ走査するため
同時に本実施の形態のように2ラインのデータを作成す
ることにより、ポリゴンによるスキャンに応じたデータ
を作成できる。さらに、4ビーム光学系のときには副走
査方向に4画素毎の領域を取るのが、効率的で良い。
【0069】(実施の形態2)実施の形態2の画像形成
装置であるデジタル複写機は、基本的には実施の形態1
と同様の構成であるので、ここでは異なる部分のみを詳
細に説明する。
【0070】実施の形態2においてプリンタ411は、
標準として主走査副走査方向とも1200dpiで2値
データ、すなわち1ドットをフルドットかオフで書きこ
み、高精細な画像を形成する。また、書きこみレーザ光
を高速変調して、1ドット当たり2bitデータ、すな
わち4値で書きこむモードも備えている。2bitデー
タのときは本エンジンにおいては、フルドット・ハーフ
ドット・オフの3値を使うように構成されている。さら
に、モードに応じて書きこみ解像度を可変する機能を備
え、2400dpi、あるいは主走査方向1200dp
i、副走査方向600dpiの縦横偏平なピッチで書き
こむことも可能である。
【0071】次に、実施の形態2における中間調処理部
からLD書き込み系へ送るデータの作成方法に付いて説
明する。図10は実施の形態2の低解像度の多値画像デ
ータを高解像度の少値画像データに変換するブロック図
を示す。多値データ生成手段101で、低解像度
(RL )の1画素の入力多値データから対応する高解像
度(RH )の各画素の多値データを生成し、次に、低解
像度の画素単位で算出された周辺誤差を加算する。続い
て、少値化手段112で周辺誤差が加算されたデータを
2bit化することにより各画素のフルドット・ハーフ
ドット・OFFを決定する。また、出力値算出部103
で高解像度の各画素のON・OFF状況から低解像度の
1画素における出力値を算出し、入力多値データと周辺
誤差の加算値からこの出力値を引いた値を誤差値として
誤差バッファ104を介して周辺画素に拡散する。
【0072】以下、RH =RL ×2の場合(入力解像度
に対して出力解像度が2倍の場合)について具体的に説
明する。ここではRH =1200dpi、RL =600
dpiである。
【0073】図10で説明する。多値データ生成手段1
01では、低解像度の1画素の入力多値データから2×
2画素の多値データを生成する。この際、2×2画素の
データの平均値は低解像度の1画素の入力多値データに
等しくなるようにする。例として、入力多値データが3
0、70、135、200のときの2×2画素のデータ
生成方法を図5に示す。
【0074】図5の通り、2×2画素(A〜D)の1つ
の画素Aにデータを集中させ、画素Aのデータが255
になった場合には次画素Bにデータを集中させるという
方法によりA〜Dのデータを決定する。入力多値データ
が30の場合、画素Aにのみデータを集中させることに
より、画素Aのデータ値は120となり、残りの画素は
全て0となる。入力多値データが70の場合には、画素
Aが255、画素Bが25、画素C、Dが0となる。入
力多値データが135の場合には、画素A、Bが25
5、画素Cが30、画素Dが0となる。入力多値データ
が200の場合には、画素A、B、Cが255、画素D
が35となる。このようにA〜Dの各画素のデータを決
定し、このデータ値に解像度RL で算出された誤差を加
算したものを閾値(例えば70と140)と比較するこ
とにより、画素A〜Dのフルドット・ハーフドット・ド
ットOFFを決定する。また、A〜Dの少値化結果から
解像度RL における出力値を算出する。出力値は画素A
〜Dのフルドットの画素が1画素のときは64、2画素
のときは128、3画素のときは192、4画素のとき
は255とする。なお、ハーフドットに対しては32、
2画素のときは64、3画素のときは96、4画素のと
きは128とする。入力多値データに周辺誤差を加算し
た値とこの出力値との差を誤差として、誤差演算を行
う。
【0075】以上のように、ここまでのブロックで誤差
演算は低解像度の画素単位で行い、最終段の少値化は高
解像度の画素単位で行うことによって、高速な処理で低
解像度の入力多値データから高解像度の少値データを得
ることができる。
【0076】特に誤差拡散は画像の特徴に合わせて、ド
ットが拡散されることが一般的に知られているので、文
字や写真画像など画像の特徴に合わせてドットが配置さ
れる。このようにして生成されたデータは少値データバ
ッファ115に記憶される。
【0077】このようにして、高解像度(1200dp
i)での画像データのドットのON/OFFが確定した
後で特定領域内のONになった画素に応じてデータの再
配置パターンに従いデータを1200dpiの画像領域
に再配置していく。
【0078】図11で説明する。図の中で、太線で囲ま
れた領域が実施の形態2における特定領域に対応する。
ここで、番号にしたがって1から順にドットを配置して
いく。実施の形態2ではドットの発生場所を、1200
dpiで212線になるように構成し、更にそのスクリ
ーン角を45度方向に設定した。
【0079】図12(a)、(b)は実際に本実施の形
態にしたがって画像データを配置した例である。この例
では、少値の場合の処理例で、フルドット、ハーフドッ
ト、ドット無しの3通りのパターンを用いている。さら
に、1200dpiの画像領域への再配置を使用する・
使用しないという機能を付加し、その切り替えを画像に
よって、たとえば一般的に知られている領域分離とか、
画像のエッジ検出といった手段を用いて、絵柄部だけ再
配置をするようにすると、文字部の解像性が向上し、文
字の品質の劣化が押さえられるという効果が発生する。
【0080】一般に、高解像度に画像を形成させるため
には、出来るだけ線数が高い方が良い。ところが、電子
写真においては、そのMTF特性が高線数になるほど悪
くなり、そのためかえって不安定な画像形成となってし
まい、粒状感の悪い印象を与えてしまう。逆に線数が低
い方では電子写真エンジンとしては安定して画像形成が
可能となるが、今度は低線数な周波数特性がテクスチャ
として人間の目に感じられ、作像された画像に品位を感
じないようになってしまい、利用者に不快感を与える。
【0081】一般に、印刷物などでは、170線以下の
印字を行なうことが多く、これよりも高い周波数であれ
ば、通常の用途において、低線数なテクスチャが利用者
に不快に思われることは少ない。逆に、線数をあげてい
くと、電子写真エンジンの不安定さの影響が出るため、
線数は上げないほうが望ましい。
【0082】そのため、本実施の形態においては120
0dpiの電子写真エンジンでありながら、45度方向
に200線の網点を形成するようにしたことにより、電
子写真エンジンの不安定さも受けないで、また、テクス
チャーが悪いという印象も与えず、利用者に不快感を与
えることはない。
【0083】実際に、当社の電子写真エンジンで検討し
た実験の結果、180〜220線(Line/Inch)程度が
好ましいことが判った。さらに網点のスクリーン角を4
5度にしたことにより、画像を回転させてもスクリーン
角45度が保たれるため、回転ソートなどの場合でも問
題は発生しない。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置(請求項1)によれば、低解像度の多値画像データ
を高解像度の2値画像データで出力する画像形成装置に
おいて、低解像度の画素単位で誤差拡散処理を行う誤差
演算手段と、前記誤差演算手段に基づき、高解像度の2
値化された画素データを作成する作成手段と、高解像度
の所定のエリア内の2値化された画素の情報を取得し、
該情報に従って所定のエリア内のドットの配置を行うド
ット配置手段と、を備えたため、高画質な出力が選ら
れ、同時に文字部の高い解像性も確保できる。換言すれ
ば、高解像度のエンジンに最適な画質の得られる画像形
成装置を提供することができる。
【0085】また、本発明の画像形成装置(請求項2)
によれば、所定のエリア内のドットを配置は、所定のエ
リア内でドットを集中するように配置したので、電子写
真エンジンにおける安定性が確保でき、それに伴い粒状
感も改善される。
【0086】また、本発明の画像形成装置(請求項3)
によれば、画像形成の書込み解像度が1200dpi以
上であって、所定のエリア内のドットを配置は、形成さ
れる画像が200Line/inch近傍の副走査方向のにつな
がるライン状となるように配置するので、1200dp
iの解像力によって200線万線にてラインの凹凸が目
立たず均一に再現され、粒状性が良好となり、また電子
写真エンジンに最適な200線万線の出力で高い安定性
が得られる。すなわち、高解像度の電子写真エンジン
で、ジャギーを目立たせないで、さらに高い安定性が得
られる画像形成装置を提供することができる。
【0087】また、本発明の画像形成装置(請求項4)
によれば、所定のエリア内のドットを配置の順位は、第
一に主走査ライン方向に配置し、第二に既存のドットに
接合するように前記ラインに直交する方向に配置し、第
一と第二の配置を順次繰り返すので、万線が均一であ
り、2値書込みでありながら濃度に応じて滑らかに成長
するラインが得られ、高画質になる。すなわち、高解像
度の電子写真エンジンで、ジャギーを目立たせないで、
さらに高い安定性が得られる画像形成装置を提供するこ
とができる。
【0088】また、本発明の画像形成装置(請求項5)
によれば、所定のエリアは副走査方向の画素数が、光学
系のビーム本数と等しいので、画像データの生成回路が
簡単になり、回路の信頼性も向上する。すなわち、簡単
な回路構成で、回路の信頼性の向上を図れる画像形成装
置を提供することができる。
【0089】また、本発明の画像形成装置(請求項6)
によれば、所定のエリア内のドットの配置は、所定のエ
リア内でドットを網点状に集中するように配置するた
め、電子写真エンジンの不安定さも受けないで、また、
テクスチャーが悪いという印象も与えず、利用者に不快
感を与えることはない。
【0090】また、本発明の画像形成装置(請求項7)
によれば、画像形成の書込み解像度が1200dpi以
上であって、所定のエリア内のドットを配置は、形成さ
れる画像が212Line/inch近傍の網点状に配置したの
で、電子写真エンジンにて安定な画像形成が可能とな
る。
【0091】また、本発明の画像形成装置(請求項8)
によれば、画像形成の書込み解像度が1200dpi以
上であって、所定のエリア内のドットを配置のスクリー
ン角は、45度方向に角度を持った網点状に配置したの
で、画像を90度回転させても同一の処理が行なわれる
ため、回転ソートやリミットレス給紙を行なっても問題
が発生しない。すなわち、画像を90度回転させても、
同じ品質の画像が得られる画像形成装置を提供すること
ができる。
【0092】また、本発明の画像形成装置(請求項9)
によれば、画像の特徴に応じて、前記所定エリア内のド
ットの配置の制御を切り替えるたので、画像のエッジ部
や文字部では分散配置のままで高解像度、非エッジ部や
絵柄部は集中は位置にして画像の安定性と粒状性が向上
し、文字と絵柄の混在画像でも高画質で出力できる。す
なわち、画像の種類に応じて最適な画像を形成できる画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像形成装置を適用したデジタ
ル複写機の構成図である。
【図2】実施の形態1のデジタル複写機の画像処理と画
像データの流れを示すブロック図である。
【図3】実施の形態1のエッジ抽出フィルタの例を示す
説明図である。
【図4】実施の形態1の低解像度の多値画像データを高
解像度の2値画像データに変換する概略ブロック図を示
す。
【図5】実施の形態1における高解像度の各画素の多値
データ生成方法を示す説明図である。
【図6】実施の形態1におけるデータの再配置パターン
の例を示す説明図である。
【図7】実施の形態1による処理後の2値データを示す
説明図である。
【図8】実施の形態1の電子写真エンジンに搭載された
レーザービーム光学系の構成を説明する図である。
【図9】2ビームでのレーザー露光を概念的に表した説
明図である。
【図10】実施の形態2における高解像度の各画素の多
値データ生成方法を示す説明図である。
【図11】実施の形態2の領域内のドットの配置順を示
す説明図である。
【図12】実施の形態2による処理後の少値データを示
す説明図である。
【図13】従来の技術の説明図である。
【符号の説明】
28 半導体レーザー 29 コリメートレンズ 32 シリンダーレンズ 34 ポリゴン 36 fθレンズ 42 水平同期センサ 101 多値データ生成手段 102 2値化手段 103 出力値算出部 104 誤差バッファ 105 2値データバッファ 106 カウンタ部 107 エリア 112 少値化手段 115 少値データバッファ 400 スキャナ 411 レーザプリンタ 403 原稿台 502 照明ランプ 503〜505 ミラー群 506 レンズ 507 読み取りセンサー 508 書き込み光学ユニット 509 感光体 512 帯電器 513 現像装置 514〜518 給紙部 519 手差し給紙部 520 レジストローラ 521 転写ベルト 522 定着部 523 排紙トレイ 524 クリーニング装置 525 徐電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/403 H04N 1/40 103A (72)発明者 戸波 一成 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C262 AA05 AA24 AA26 AA27 AB09 BB07 BB08 BB14 BB18 BB20 BB22 BB25 DA16 2C362 BA63 BA66 CA05 CA06 5B057 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB07 CB12 CB16 CD05 CE13 CH06 5C076 AA21 BA06 BB15 BB44 CB04 5C077 LL03 LL05 LL17 LL18 LL19 MP08 NN07 PP20 RR02 RR08 SS02 TT03 TT06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低解像度の多値画像データを高解像度の
    2値画像データで出力する画像形成装置において、 低解像度の画素単位で誤差拡散処理を行う誤差演算手段
    と、 前記誤差演算手段に基づき、高解像度の2値化された画
    素データを作成する作成手段と、 高解像度の所定のエリア内の2値化された画素の情報を
    取得し、該情報に従って所定のエリア内のドットの配置
    を行うドット配置手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のエリア内のドットの配置は、
    所定のエリア内でドットを集中するように配置すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成の書込み解像度が1200dp
    i以上であって、前記所定のエリア内のドットを配置す
    ることは、形成される画像が200Line/inch近傍の副
    走査方向につながるライン状となるように配置すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記所定のエリア内のドットを配置する
    際の配置の順位は、第一に副走査方向に配置し、第二に
    既存のドットに接合するように前記方向に直交する方向
    に配置し、第一と第二の配置を順次繰り返すことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記所定のエリアは、副走査方向の画素
    数が光学系のビーム本数と等しいことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のエリア内のドットの配置は、
    所定のエリア内でドットを網点状に集中するように配置
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成の書込み解像度が1200dp
    i以上であって、前記所定のエリア内のドットを配置す
    ることは、形成される画像が212Line/inch近傍の網
    点状に配置することを特徴とする請求項6に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成の書込み解像度が1200dp
    i以上であって、前記所定のエリア内のドットを配置す
    る際のスクリーン角は、45度方向に角度を持った網点
    状に配置することを特徴とする請求項7に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 画像の特徴に応じて、前記所定エリア内
    のドットの配置の制御を切り替えることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013069095A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2016221882A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成方法

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JP2013069095A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Oki Data Corp 画像形成装置
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