JP2016221882A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2値データとして出力される画像データに対して高い精度の画像補正を実現すること。【解決手段】画像データに含まれる2値を超える値を持つ複数の画素の各々を2値表現の画素の集合に変換する変換部と、画素の集合を補正する補正部と、補正された画素の集合を出力する出力部と、を有する画像形成装置が開示される。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
入力された画像データを補正し、補正した画像データを出力側の画像フォーマットに応じてデータ変換した上で、ラインヘッドに出力する画像形成装置がある。例えば、画像形成装置は、600×600dpiの多値の画像フォーマットの画像データに対してエッジ補正、トリミング補正、スキュー補正等の補正を行う。画像形成装置は、1200×2400dpiのようなLEDA(LED Array)に対応する高解像度の2値の画像フォーマットで、補正後の画像データをLEDAから出力する。
例えば、入力画像を主走査ライン毎に複数ライン分記憶し、LEDAの主走査方向の位置に応じた副走査方向の位置ずれ値を取得し、N倍の解像度に対応したサブライン周期をカウントしているカウンタからサブライン周期のカウント値を取得し、サブライン周期のカウント値から位置ずれ値を差し引いた値に基づき、異なる主走査ラインを選択する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の技術では、2値データとして出力される画像データに対して高い精度の画像補正を実現できていなかった。
例えば、入力された画像データに対して、ディザリング処理、エッジ処理、階調補正、パターン重畳等の補正を行う過程で、入力された画像データに施されている階調表現が損なわれる場合がある。このため、2値データとして出力される画像データに対して高い精度の画像補正が実現できていなかった。
そこで、本発明では、2値データとして出力される画像データに対して高い精度の画像補正を実現することを目的とする。
実施形態では、画像データに含まれる2値を超える値を持つ複数の画素の各々を2値表現の画素の集合に変換する変換部と、前記画素の集合を補正する補正部と、補正された前記画素の集合を出力する出力部と、を有する画像形成装置が開示される。
2値データとして出力される画像データに対して高い精度の画像補正を実現することができる。
LEDA書込み制御システムの構成例を示す図である。 面積階調補正の第1の例を説明する図である。 面積階調補正の第2の例を説明する図である。 LEDA書込みの画像転送制御の第1の例を説明する図である。 LEDA書込みの画像転送制御の第2の例を説明する図である。 LEDA書込みの画像転送制御の第3の例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することによって重複した説明を省く。
[第1実施形態]
(ネットワークシステムの全体構成)
図1は、LEDA書込み制御システム1の構成例を示す図である。LEDA書込み制御システム1は、CTL(Controller)10と、ページメモリ20と、画像展開部30と、CPU40と、外部メモリ50と、LEDA(Bk(Black))60aと、LEDA(Ma(Magenta))60bと、LEDA(Cy(Cyan))60cと、LEDA(Ye(Yellow))60dと、プロッタ制御部100とを有する。なお、以下では、60a、LEDA60b、LEDA60c及びLEDA60dのうちの一つを示す際にLEDA60と示す場合がある。
プロッタ制御部100は、階調表現がなされた多値の画像データを2値の画像データに変換してLEDA60a、LEDA60b、LEDA60c及びLEDA60dに転送する。プロッタ制御部100は、ビデオ入力部101と、パラメータ制御部102と、ラインクリア信号生成部103と、ラインメモリ104と、画像処理部105と、画素カウント部106と、ラインメモリ群107と、スキュー補正部108と、補正データ生成部109とを有する。また、パラメータ制御部102は、ビデオ入力部102aを有する。
PC200は、プリンタドライバを用いてGIF又はJPEG等の画像ファイルをCTL10に送信する。CTL10は、受信した画像ファイルをビットマップデータ等の画像データに変換して画像展開部30に転送する。
画像展開部30は、ビデオ入力部101と相互に通信することで画像データをプロッタ制御部100に転送する。具体的には、画像展開部30は、ビデオ入力部101からMFSYNC信号が出力された後、MLSYNC信号が出力される度に1ライン分ずつ画像データをプロッタ制御部100に転送する。なお、MFSYNC信号は、ページ先端を示すパルス式の同期信号である。また、MLSYNC信号は、ライン先端を示すパルス式の同期信号である。
また、画像展開部30は、色毎(ブラック、マゼンダ、シアン及びイエロー)に、MLSYNC信号が出力されるタイミングに合わせて1ライン分の画像データを転送する。なお、画像展開部30は、ブラック、マゼンダ、シアン及びイエロー以外の色の画像データを転送してもよい。
CPU40は、外部メモリ50を参照して画像形成の準備の完了を検知した場合に、スタートトリガ信号を生成してパラメータ制御部102に送信する。
パラメータ制御部102内のビデオ入力部102aは、CPU40から受信したスタートトリガ信号に基づいてスタートトリガを生成する。
また、パラメータ制御部102は、各機能部を制御するためのパラメータをメモリに記憶し、パラメータを各機能部に送信する機能を有する。なお、CPU40は、当該メモリに記憶されているパラメータを変更することができる。
ラインクリア信号生成部103は、パラメータ制御部102によって設定された周期及び位相の設定値に応じたタイミングで、LEDA60から出力される色毎に所定の時間差を設けつつ、ラインクリア信号を生成してビデオ入力部101に送信する。例えば、ラインクリア信号生成部103は、ブラックに係るラインクリア信号、マゼンダに係るラインクリア信号、シアンに係るラインクリア信号、イエローに係るラインクリア信号の順に生成し、各々のラインクリア信号をビデオ入力部101に送信する。
パラメータ制御部102内のビデオ入力部102aにおいてスタートトリガが生成された場合に、ビデオ入力部101は、当該スタートトリガをスタートトリガ信号として用いて、スタートトリガを生成する。
続いて、ビデオ入力部101は、生成したスタートトリガを起点として色毎(ブラック、マゼンダ、シアン、イエロー)にMFSYNC信号及びMLSYNC信号を生成して、画像展開部30に送信する。これにより、ビデオ入力部101は、MFSYNC信号及びMLSYNC信号を送信したタイミングに応じて、順次、画像展開部30から色毎に1ライン分の画像データを受信することになる。
なお、各色のラインクリア信号が送信されるタイミングでスタートトリガが生成されると、画像展開部30及びビデオ入力部101間における画像データの転送が不安定になる場合がある。そこで、ビデオ入力部101は、各色のラインクリア信号が送信されるタイミングにスタートトリガが生成されないように、スタートトリガを生成するタイミングを制御している。
ビデオ入力部101は、画像展開部30から送信された1ライン分の画像データをラインメモリ104にライトする。続いて、ビデオ入力部101は、ラインメモリ104内に含まれる各々の画素データを1画素ずつリードする。ビデオ入力部101は、画像展開部30が画像データの解像度とLEDA60書込み画像の解像度との比率(比率は、主走査方向にm、副走査方向にnとする。)に基づいて、リードした画素データを主走査方向にm画素分コピーし、さらに副走査方向にn画素分コピーすることで、m×n画素の集合とする。以下では、画像データに含まれる各々の画素を、主走査方向及び副走査方向に画素データをコピーする処理を倍密処理と呼ぶ。
例えば、画像展開部30の画像データの解像度が600×600dpiであり、LEDA60書込み画像の解像度が1200×2400dpiである場合、ビデオ入力部101は、次の手順で倍密処理を行う。まず、ビデオ入力部101は、ラインメモリから画素データをリードする。LEDA書込み画像解像度を画像展開部30のデータ解像度で除算した値が、主走査方向は「2」で副走査方向は「4」となっているので、ビデオ入力部101は、ラインメモリからリードした1画素を主走査方向に2画素分にコピーし、さらに副走査方向に4画素分にコピーする。すなわち、ビデオ入力部101は、ラインメモリからリードした1画素を8画素分にコピーする。
続いて、ビデオ入力部101は、倍密処理後の画素データを面積階調補正する。面積階調補正とは、入力側1画素の座標に対応する出力側の複数の画素を用いて疑似的に階調表現を行う補正である。
例えば、入力側の画像展開部30のデータフォーマットが600×600dpiで1画素が4ビットであり、出力側のLEDA60a〜60dのデータフォーマットが1200×2400dpiで1画素が1ビットであるものとする。入力側の1画素は、16階調の階調表現が可能である。かかる場合に、ビデオ入力部101は、主走査方向に2倍密、副走査方向に4倍密の倍密処理を行う。入力側1画素に対して出力側8画素(主走査方向2画素、副走査方向4画素)が対応することになる。また出力側で0〜8までの9階調の階調表現が可能である。
例えば、ビデオ入力部101は、入力側の1画素に対して出力側の8画素が対応するので、入力側の1画素の階調数が8(最大16)である場合、出力側の4画素を点灯させる。
図2は、面積階調補正の第1の例を説明する図である。入力される画像データのデータフォーマットが600×600dpiで、LEDAの主走査方向の書込み解像度が600dpi、副走査方向の書込み解像度が2400dpiの場合、図2の(a)(b)(c)のように倍密処理できる。
図2の(a)の例では、主走査方向及び副走査方向に1倍密の倍密処理がなされている。ビデオ入力部101は、2段階(0〜1)の面積階調補正が可能である。図2の(b)の例では、主走査方向に1倍密、副走査方向に2倍密の倍密処理がなされている。ビデオ入力部101は、3段階(0〜2)の面積階調補正が可能である。図2の(c)の例では、主走査方向に1倍密、副走査方向に4倍密の倍密処理がなされている。ビデオ入力部101は、5段階(0〜4)の面積階調補正が可能である。
図3は、面積階調補正の第2の例を説明する図である。入力される画像データのデータフォーマットが1200×1200dpiで、LEDAの主走査方向の書込み解像度が1200dpi、副走査方向の書込み解像度が1200dpiの場合、図3の(a)のように倍密処理できる。図3の(a)の例では、主走査方向及び副走査方向共に1倍密の倍密処理に限定される。したがって、ビデオ入力部101は、2段階の面積階調補正をすることができる。
また、入力される画像データのデータフォーマットが1200×1200dpiで、LEDAの主走査方向の書込み解像度が1200dpi、副走査方向の書込み解像度が2400dpiの場合、図3の(b)のように倍密処理できる。図3の(b)の例では、主走査方向に1倍密、副走査方向に1倍密又は2倍密の倍密処理が可能である。したがって、ビデオ入力部101は、2段階又は3段階の面積階調補正をすることができる。
また、入力される画像データのデータフォーマットが600×600dpiで、LEDAの主走査方向の書込み解像度が1200dpi、副走査方向の書込み解像度が1200dpiの場合、図3の(c)のように倍密処理できる。図3の(c)の例では、主走査方向に1倍密又は2倍密、副走査方向に1倍密又は2倍密の倍密処理が可能である。したがって、ビデオ入力部101は、2段階、3段階又は5段階の面積階調補正をすることができる。
また、入力される画像データのデータフォーマットが600×600dpiで、LEDAの主走査方向の書込み解像度が1200dpi、副走査方向の書込み解像度が2400dpiの場合、図3の(d)のように倍密処理できる。図3の(d)の例では、主走査方向に1倍密又は2倍密、副走査方向に1倍密、2倍密又は4倍密の倍密処理が可能である。したがって、ビデオ入力部101は、2段階、3段階、5段階又は9段階の面積階調補正をすることができる。
図1に戻る。ビデオ入力部101は、面積階調補正を行った後の画素の集合を画像処理部105に送信する。
画像処理部105は、受信した画素の集合に対し、エッジ補正(1)、トリミング補正(2)及び内部パターン重畳(3)等の画像データ処理を行う。以下、それぞれの画像データ処理について説明する。
エッジ補正(1)とは、画像データからエッジを検出し、滑らかにする補正である。面積階調補正後の画像データにエッジが発生する場合がある。画像処理部105は、面積階調補正後にエッジ補正を行うことで、面積階調補正した際に画像データに生じたエッジを滑らかにすることができる。
トリミング補正(2)とは、画像データの不要な部分を削除する補正である。画像処理部105は、例えば、主走査方向にトリミング補正を行い、トリミング境界をチップの境界と一致させる。また、画像処理部105は、例えば、LEDAの発光画素数よりも大きい画像データをトリミング補正することでLEDAに最適化した画像データを生成する。
内部パターン重畳(3)とは、テストパターン、偽造防止用パターン及び調整用パターンなどのパターン画像を画像データに重畳させる補正である。調整用パターンには、濃度調整用パターン、色ずれ補正用パターン、ブレード捲れ回避用パターンなどがある。画像処理部105は、LEDAの解像度に一致させて各パターンを生成し、画像データに重畳させることでLEDAに最適化した画像データを生成する。
なお、画像処理部105は、画像データをジャギー補正する場合、不図示のラインメモリを使用して補正を行ってもよい。
画像処理部105は、画像処理した画像データをスキュー補正用のラインメモリ群107にライトする。画像処理部105は、スキュー補正用のラインメモリの1アドレスにMbit記録できる場合、1アドレスにM画素分の画像データをライトする。これにより、出力側のデータフォーマットで画像データを最小限のメモリで記録することができる。
画素カウント部106は、画像データ処理後の画像データに含まれる画素数をカウントする。例えば、CPU40は、画素カウント部106においてカウントされた画素数に応じて、利用者に請求する課金額を算出してもよい。
スキュー補正部108は、スキュー補正用のラインメモリ群107に記録された画像データを、画像データの位置に応じてリードするラインメモリを切り替えることでスキュー補正を行う。具体的には、スキュー補正部108は、画像データの位置に応じて、次にリードするラインメモリのアドレスを特定する。続いて、スキュー補正部108は、M個のメモリリード回路を用いて、当該アドレスに格納されているMbitの画像データをリードする。続いて、スキュー補正部108は、リードしたMbitの画像データを補正データ生成部109に転送する。
なお、スキュー補正部108は、補正データ生成部109におけるLEDA60の書込み制御クロック周波数と同じクロック周波数でスキュー補正用のラインメモリをリードして、リードした画像データを補正データ生成部109に転送してもよい。これにより、スキュー補正を行う速度をLEDA60a、LEDA60b、LEDA60c及びLEDA60dの書込み速度に合わせることができる。
補正データ生成部109は、LEDA点灯形態に応じて、受信した画像データを配列変換した後、LEDA(Bk)60a、LEDA(Ma)60b、LEDA(Cy)60c及びLEDA(Ye)60dにそれぞれ転送する。LEDA(Bk)60a、LEDA(Ma)60b、LEDA(Cy)60c及びLEDA(Ye)60dは、配列変換された画像データに基づいて点灯する。
(画像データの転送制御)
図4は、LEDA書込みの画像転送制御の第1の例を説明する図である。図4は、画像展開部30からビデオ入力部101に転送される画像データのデータフォーマットが600×600dpiであり、LEDA書込み用のデータフォーマットが1200×2400dpiである場合の例である。
図4の横軸方向は、時間を示し、右側に進むほど時間が経過している。LCLR(Line Clear)は、ラインクリア信号が出力されるタイミングを示す。リードFGATEは、1ページ分の画像データをラインメモリから読み込んでいる時間を示す。リードLGATEは、1ライン分の画像データをラインメモリから読み込んでいる時間を示す。MFSYNCは、ページ先端を示すパルス式の同期信号であるMFSYNC信号が出力されるタイミングを示す。MLSYNCは、ライン先端を示すパルス式の同期信号であるMLSYNC信号が出力されるタイミングを示す。
ライトFGATEは、1ページの画像データをラインメモリに書き込んでいる時間を示す。ライトLGATEは、1ライン分の画像データをラインメモリに書き込んでいる時間を示す。
メモリ0は、第1のラインメモリに画像データの書込み処理がなされている時間及び画像データの読み込み処理がなされている時間を示す。例えば、W0及びW2は、第1のラインメモリに画像データを書込む処理がなされている時間を示す。R0及びR2は、第1のラインメモリから画像データを読み込む処理がなされている時間を示す。メモリ1は、第2のラインメモリに画像データを書込む処理がなされている時間及び画像データを読み込む処理がなされている時間を示す。例えば、W1及びW3は、第2のラインメモリに書込む処理がなされている時間を示す。R1は、第2のラインメモリから画像データを読み込む処理がなされている時間を示す。
バス0は、第1のバスが画像データを転送する時間を示す。例えば、R0−0は、第1の第1のラインメモリを読み込む処理R0で読み込まれた画像データの一部を転送する時間を示す。また、R1−0は、第2のラインメモリを読み込む処理R1で読み込まれた画像データの一部を転送する時間を示す。R2−0は、第1のラインメモリを読み込む処理R2で読み込まれた画像データの一部を転送する時間を示す。
バス1は、第2のバスが画像データを転送する時間を示す。R0−1、R1−1及びR2−1は、バス0と同様にラインメモリから読み込まれた画像データの一部を転送する時間を示す。バス2は、第3のバスが画像データを転送する時間を示す。R0−2、R1−2及びR2−2は、バス0と同様にラインメモリから読み込まれた画像データの一部を転送する時間を示す。バス3は、第4のバスが画像データを転送する時間を示す。R0−3、R1−3及びR2−3は、バス0と同様にラインメモリから読み込まれた画像データの一部を転送する時間を示す。
図4に示されるように、点線部に位置するラインクリア信号S1が出力された後に、スタートトリガが生成され、スタートトリガを起点としてMLSYNC信号S2が出力される。MLSYNC信号S2に応じて、画像展開部30から1ライン分ずつ画像データが転送される。続いて、ライトLGATE信号S3が出力され、メモリ1に1ライン分の画像データがライト(W1)される。次のラインクリア信号S4が出力された後に、リードLGATE信号S4が出力され、メモリ1がリード(R1)される。それと共に、バス0〜3において、画像データの転送(R1−0、R1−1、R1−2、R1−3)が開始される。
ビデオ入力部101は、ラインメモリに画像データをライトする処理(W0、W1、W2、W3)及びラインメモリから画像データをリードする処理(R0、R1、R2)のタイミングをスケジューリングすることができる。例えば、図4の場合では、ラインクリア信号(S0)の直後にラインメモリに画像データをライトする処理(W0)を実行させ、その次のラインクリア信号(S1)が出力された後にラインメモリから画像データをリードする処理(R0)を実行させている。
ビデオ入力部101は、R1の処理で第2のラインメモリから読み出した画像データとともに、R1の処理時間を画像処理部105に送信する。
なお、プロッタ制御部100内で画像データを転送するバスは、ラインクリア信号間に1200×2400dpiの画像データ1ライン分を転送することができる程度のバス幅を有するものとする。以下の図5の例及び図6の例でも同様である。
また、ビデオ入力部101及び画像処理部105間のバスの本数は、ビデオ入力部101に入力される解像度が最も低い画像データの解像度と、出力側のLEDA60の書込み解像度との比率に基づいて設定される。
具体的には、ビデオ入力部101及び画像処理部105間のバスの本数は、出力側に係る主走査方向のビット数を入力側に係る主走査方向の最低解像度に係るビット数で除算した値と、出力側に係る副走査方向のビット数を入力側に係る副走査方向の最低解像度に係るビット数で除算した値と、のうち大きい方の値に基づいて設定される。例えば、図4の場合では、主走査方向の値は「2」(=1200/600)となり、副走査方向の値は「4」(=2400/600)となるので、バスの本数は「4」に設定される。
また、例えば、LEDA書込み用のデータフォーマットが1200×1200dpiの場合、主走査方向の値は「2」(=1200/600)となり、副走査方向の値は「2」(=1200/600)となるので、バスの本数は「2」に設定される。
なお、LEDA書込み用のデータフォーマットは、使用するLEDAの主走査方向の解像度(600dpiヘッド or 1200dpiヘッド)や、副走査方向の書込み密度(600dpi〜4800dpi)によって変換する。
さらに、LEDA書込み用のデータフォーマットが固定の場合、入力画像データの解像度に関わらず、バスの本数は常に固定となる。具体的には、LEDA書込み用のデータフォーマットが1200×2400dpi固定の場合、バスの本数は「4」に固定される。すなわち、全ての入力画像データ及び出力側の書込み解像度の組み合わせに対応できるように、バスの本数が設定される。
また、ビデオ入力部101は、バスの本数を、主走査、副走査のうち倍密数が大きい方で除算した値に相当する数のMLSYNC信号を、ラインクリア信号間に生成する。例えば、図4において主走査方向に2倍密、副走査方向に4倍密する場合、バス数「4」/副走査方向の倍密数「4」となるので、ビデオ入力部101は、ラインクリア信号間に1つのMLSYNC信号を生成する。
続いて、ビデオ入力部101は、MLSYNC信号に応じて画像展開部30から送信された1ライン分の画像データを、ライトLGATE信号に応じて第1のラインメモリ(メモリ0)にライトする。ビデオ入力部101は、リードLGATE信号に応じて第1のラインメモリ(メモリ0)から1画素ずつ読み出す。続いて、ビデオ入力部101は、主走査方向の倍密数「2」に応じて、読み出した1画素を2画素にコピーする。さらに、ビデオ入力部101は、副走査方向の倍密数「4」に応じて、コピーされた2画素を4ライン分にコピーする。すなわち、ビデオ入力部101は、第1のラインメモリから読み出した1画素を8画素分にコピーする。ビデオ入力部101は、4本のバス0〜バス3を用いて画素データの集合を画像処理部105に転送する。
なお、転送データ量が大きい場合は、例えば、バスの本数を8本、16本、32本のように増やしてもよい。
図5は、LEDA書込みの画像転送制御の第2の例を説明する図である。図5は、画像展開部30からビデオ入力部101に転送される画像データのデータフォーマットが1200×1200dpiであり、LEDA書込み用のデータフォーマットが1200×2400dpiである場合の例である。
図4と比較して、図5では、メモリ0〜3まで使用している点で異なる。画像データのデータフォーマットの副走査方向のビット数が図4の2倍あり、プロッタ制御部100に入力された画像データを記憶する領域が2倍必要となるためである。また、MLSYNC信号及びライトLGATE信号が出力される頻度も2倍となっている。
ビデオ入力部101は、ラインメモリに画像データをライトする処理(W0〜W7)及びラインメモリから画像データをリードする処理(R0〜R5)のタイミングをスケジューリングすることができる。例えば、図5の場合では、ラインクリア信号(S0)の直後にラインメモリに画像データをライトする処理(W0、W1)を実行させ、その次のラインクリア信号(S1)が出力された後にラインメモリから画像データをリードする処理(R0、R1)を実行させている。
また、画像データを転送するバスの本数は、図4の例と同様に、ビデオ入力部101に入力される解像度が最も低い画像データの解像度と、LEDA60の書込み解像度との比率に基づいて設定され、バスの本数は「4」に設定される。
また、ビデオ入力部101は、バスの本数を主走査、副走査のうち倍密数が大きい方で除算した値に相当する数のMLSYNC信号を、ラインクリア信号間に生成する。例えば、図5において主走査方向に1倍密、副走査方向に2倍密する場合、バス数「4」/副走査方向の倍密数「2」となり、ビデオ入力部101は、ラインクリア信号間に2つのMLSYNC信号を生成する。
ビデオ入力部101は、1つのラインクリア信号間に1ライン分の画像データをラインメモリにライトする。ビデオ入力部101は、リードLGATE信号に応じて1画素ずつ読み出す。続いて、ビデオ入力部101は、副走査方向の倍密数「2」に応じて、読み出した1画素を2ライン分にコピーする。ビデオ入力部101は、4本のバスを用いて画素データの集合を画像処理部105に転送する。
図6は、LEDA書込みの画像転送制御の第3の例を説明する図である。図6は、画像展開部30からビデオ入力部101に転送される画像データのデータフォーマットが1200×2400dpiであり、LEDA書込み用のデータフォーマットが1200×2400dpiである場合の例である。
図4と比較して、図6には、メモリ0〜7まで使用している点で異なる。画像データのデータフォーマットの副走査方向のビット数が図4の4倍あり、プロッタ制御部100に入力された画像データを記憶する領域が4倍必要となるためである。また、MLSYNC信号及びライトLGATE信号が出力される頻度も4倍となっている。
ビデオ入力部101は、ラインメモリに画像データをライトする処理(W0〜W15)及びラインメモリから画像データをリードする処理(R0〜R11)のタイミングをスケジューリングすることができる。例えば、図5の場合では、ラインクリア信号(S0)の直後にラインメモリに画像データをライトする処理(W0、W1、W2、W3)を実行させ、その次のラインクリア信号(S1)が出力された後にラインメモリから画像データをリードする処理(R0、R1、R2、R3)を実行させている。
画像データを転送するバスの本数は、図4の例と同様に、ビデオ入力部101に入力される解像度が最も低い画像データの解像度と、LEDA60の書込み解像度との比率に基づいて設定され、バスの本数は「4」に設定される。
また、ビデオ入力部101は、バスの本数を主走査、副走査のうち倍密数が大きい方で除算した値に相当する数のMLSYNC信号をラインクリア信号間に生成する。例えば、図6において主走査方向に1倍密、副走査方向に1倍密し、バス数「4」/副走査方向の倍密数「1」となるので、ビデオ入力部101は、ラインクリア信号間に4つのMLSYNC信号を生成する。
ビデオ入力部101は、1つのラインクリア信号間に1ライン分の画像データをラインメモリにライトする。ビデオ入力部101は、リードLGATE信号に応じて1画素ずつ読み出す。続いて、ビデオ入力部101は、4本のバスを用いて読み出した画像データを画像処理部105に転送する。
以上、図4〜図6に示したように、解像度が最低の画像データの主走査方向又は副走査方向の画像フォーマットに係るビット数に基づいて、画像データを転送するバスの本数を設定する。
これにより、入力された画像データのデータフォーマットが変更されても同じ解像度で画像処理及びスキュー補正を実施することができるようになるので、安定して高画質な補正画像を生成することができる。
以上、管理システムを実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。例えば、露光部にLEDAを使用したがこれに限定されず、ラインヘッドであれば有機ELヘッド、LDアレイヘッド等を用いてもよい。
また、ビデオ入力部101が倍密処理後の画素データを面積階調補正する旨を説明したがこれに限定されない。例えば、画像処理部105が面積階調補正を実行してもよい。
また、本実施例は、コンピュータの媒体に格納されたプログラムを実行させることにより、プロッタ制御部100の機能を実現できる。
なお、本実施形態において、LEDA書込み制御システム1は、画像形成装置の一例である。ビデオ入力部101は、変換部及び転送部の一例である。画像処理部105及びスキュー補正部108は、補正部の一例である。補正データ生成部109は、出力部の一例である。
1 LEDA書込み制御システム
10 CTL
20 ページメモリ
30 画像展開部
40 CPU
50 外部メモリ
60a LEDA(Bk)
60b LEDA(Ma)
60c LEDA(Cy)
60d LEDA(Ye)
100 プロッタ制御部
101 ビデオ入力部
102 パラメータ制御部
102a ビデオ入力部
103 ラインクリア信号生成部
104 ラインメモリ
105 画像処理部
106 画素カウント部
107 ラインメモリ群
108 スキュー補正部
109 補正データ生成部
200 PC
特開2012−061675号公報

Claims (10)

  1. 画像データに含まれる2値を超える値を持つ複数の画素の各々を2値表現の画素の集合に変換する変換部と、
    前記画素の集合を補正する補正部と、
    補正された前記画素の集合を出力する出力部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記2値表現の画素の集合を前記変換部から前記補正部に転送する転送部をさらに備え、
    前記転送部は、前記出力部において第1方向に出力可能な画素数を前記画像データの前記第1方向の画素数で除算した値と、前記出力部において第2方向に出力可能な画素数を前記画像データの前記第2方向の画素数で除算した値と、のうち大きい方の値に応じた数の通信路を用いて転送する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記転送部は、前記出力部において第1方向に出力可能な最大の画素数を前記画像データの前記第1方向の最小の画素数で除算した値と、前記出力部において第2方向に出力可能な最大の画素数を前記画像データの前記第2方向の最小の画素数で除算した値と、のうち大きい方の値に応じた数の通信路を用いて転送する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記変換部は、前記2値を超える値を持つ画素の階調に基づいて、前記画素の集合の各々の画素の階調を2段階に係る点灯画素数を調整する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正部は、前記2段階に調整された画素の集合に含まれるエッジを滑らかにするエッジ補正をさらに行う請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記補正部は、前記2段階に調整された画素の集合の一部を切り抜くトリミング補正をさらに行う請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正部は、前記2段階に調整された画素の集合に所定のパターンを形成する請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記補正部は、前記2段階に調整された画素の集合を記憶部に記憶し、前記画像データの傾きに応じて、前記2段階に調整された画素の集合の読出し順序を変更するスキュー補正をさらに行う請求項4に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置が、
    画像データに含まれる2値を超える値を持つ複数の画素の各々を2値表現の画素の集合に変換する変換ステップと、
    前記画素の集合を補正する補正ステップと、
    補正された前記画素の集合を出力する出力ステップと、
    を実行する画像形成方法。
  10. 請求項9に記載の画像形成方法を画像形成装置に実行させる画像形成プログラム。
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