JPH1153622A - 情報自動処理機 - Google Patents

情報自動処理機

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JPH1153622A
JPH1153622A JP20755297A JP20755297A JPH1153622A JP H1153622 A JPH1153622 A JP H1153622A JP 20755297 A JP20755297 A JP 20755297A JP 20755297 A JP20755297 A JP 20755297A JP H1153622 A JPH1153622 A JP H1153622A
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JP
Japan
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unit
input
output control
control unit
output
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Application number
JP20755297A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Murai
龍生 村井
Toru Higashihara
徹 東原
Toshiyuki Edakawa
敏之 枝川
Akinori Furukawa
明憲 古川
Masaharu Tejima
政春 手嶋
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1153622A publication Critical patent/JPH1153622A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な設置空間に対応できる操作性に優れた
情報自動処理機を提供する。 【解決手段】 情報自動処理機1を互いに分離可能なプ
リンタユニット部200と入出力制御ユニット部100
と現金取扱ユニット部300とから構成し、プリンタユ
ニット部200の上部に入出力制御ユニット部100を
配置し、この2つのユニット部の横位置に現金取扱ユニ
ット部300を配置するとともに、プリンタユニット部
200の正面上部に出力口202を備え、入出力制御ユ
ニット部100の正面に表示部104とカードリーダ1
05を備え、現金取扱ユニット部300の正面上部に現
金入出口312、313を備え、更に前記操作機器を高
さH5mmから高さH12の範囲内に設ける。 【効果】 省スペース化と操作性に優れた複数のユニッ
ト部を連結して構成される情報自動処理機を分離して多
様な用途でかつ設置環境に対応して設置することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者からの要求
に基づいて各種の情報を自動的に提供する情報自動処理
機のに関するものであり、特に現金取扱ユニットとプリ
ンタユニットを備えて、各種の証明書やチケット等を利
用者の対価に基づいて提供する自動発行装置等の情報自
動処理機に関するもである。
【0002】
【従来の技術】従来から市役所やチケット売り場の窓口
ではOA化が進んでいる。特に、市役所や公共施設では
住民証の発行や印鑑証明書の発行等の規格化された窓口
業務のOA化が進んでいる。これら各種の証明書類の自
動発行装置では、公共的な情報の提供であるために多様
な利用者、特に障害者の操作性をも考慮した自動発行装
置が要求される。従来の自動発行装置は、プリンタの上
部にタッチパネルを備えた表示ユニットと現金取扱ユニ
ットを備えた縦形の従来例と、下肢空間を広く形成した
表示ユニットと上部に現金取扱ユニットを備えたプリン
タユニットを並設した横形の従来例とが実施化されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記縦形の従来例によ
れば、障害者への各種の配慮がなされているものの縦長
直方体の正面の中央から上方にかけて用紙の出力口や表
示部等の利用者が頻繁に使う装置類を配置しているため
に、省スペース化が図られるものの、障害者の操作性に
まだ課題を残している。また、前記横形の従来例によれ
ば、障害者、特に車椅子利用者の下肢空間を十分にとっ
た構造となっているものの、装置が大型化となり特殊使
用的な装置となっていた。
【0004】これらの従来例は、何れも専用機として開
発されたものであり、近年の多様なインテリア空間を備
えた公共的な建物の空間に対応することが困難であり、
その都度、利用者の操作性を考慮して設置されるインテ
リアに調和する専用機を設計する必要があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、多様な設置空間
に対応できる操作性に優れた情報自動処理機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するために、情報自動処理機を互いに分離可能なプ
リンタユニット部と入出力制御ユニット部と現金取扱ユ
ニット部とから構成し、プリンタユニット部の上部に入
出力制御ユニット部を配置し、この2つのユニットの横
位置に現金取扱ユニット部を配置する。
【0007】具体的には、情報自動処理機を、プリンタ
ユニット部と、該プリンタユニット部の上部に分離可能
に配置される入出力制御ユニット部と、前記プリンタユ
ニット部と前記入出力制御ユニット部の側方に分離可能
に配置される現金取扱ユニット部とから構成し、前記プ
リンタユニット部の正面上部に出力用紙の出力口を備
え、前記入出力制御ユニット部の正面に表示部とカード
挿入口を備え、前記現金取扱ユニット部の正面上部に現
金の入出口を備えるようにする。
【0008】更に、本発明では前記情報自動処理機の前
記出力口と表示部とカード挿入口と現金入出口を高さ7
00mmから高さ1400mmの範囲内に設けるようにす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報自動処理
機の実施の形態である自動発行装置を図1〜図12を参
照して説明する。
【0010】先ず、図1〜図3を基に自動発行装置の概
略構造を説明する。図1は、本実施例に係る自動発行装
置を示す装置構成図である。図2は入出力制御ユニット
部とプリンタユニット部と現金取扱ユニット部を結合し
た状態の外観図で、(a)図が平面図、(b)図が正面
図、(c)図が右側面図である。図3は(a)図が図2
の斜面図、(b)図が(a)図の応用図である。
【0011】図において、符号1で総括的に示すのは、
市役所のフロアーや公共施設に設置されて、住民票や印
鑑登録証明書等の自動交付を行う自動発行装置である。
該自動発行装置1は、複数の独立するユニット部であ
る、入出力制御ユニット部100と、プリンタユニット
部200と、現金取扱ユニット部300と、障害者入出
力ユニット部400とから構成され、これらの複数のユ
ニット部を各設置場所に応じて組み合わせたり、単独で
使用することが可能である。図2及び図3で示す自動発
行装置の形態は、最も標準的な結合形態を示すものであ
り、プリンタユニット部200の上部に入出力制御ユニ
ット部100を配置し、その横に現金取扱ユニット部3
00を設けるとともに、プリンタユニット部200の前
部上方に障害者ユニット400(図2及び図3の(a)
図)または410(図3の(b)図)を取付けたもので
ある。
【0012】前記入出力ユニット部100は、表示画面
の内容を見て利用者が直接操作する機器から構成される
ものであり、入出力筐体120と、CPU筐体121
と、入出力制御筐体122とから構成される。前記入出
力筐体120とCPU筐体121は、独立した筐体構造
を備えている。前記入出力筐体120は、その前面にタ
ッチパネル107を備えた表示部104と、カードリー
ダ105と、レーシートプリンタ106を備え、前記入
出力制御筐体122の前面に形成した開口部123に取
り外し可能に取付けられる。前記CPU筐体121は、
前記入出力制御筐体122の内部に取り外し可能に取付
けられる。前記入出力制御筐体122は、前記入出力筐
体120が取付けられる開口部123の両側にスピーカ
109と呼び出しスイッチ113が設けられ、該筐体底
面に図示しない結線用の開口部を備えて、入出力制御ユ
ニット部100と他のユニット部との結線を可能とする
ととも、該筐体底面を介して前記プリンタユニット部2
00の上面とネジ4を介して取り外し可能に固定され
る。
【0013】前記プリンタユニット部200は、略矩形
状の箱型形状の筐体201を備え、その筐体201内
に、レーザープリンタ装置と朱印/回収機構を備えた搬
送ユニットと印刷した複数枚の出力用紙を止めるフニッ
シャ等を格納している。また、前記筐体201の正面上
部に印字用紙の出力口202を備えて、前方に張り出し
て形成される出力口カバー203を備えている。該筐体
201の上面は、前記入出力制御ユニット部100を上
部に取付ける場合は開放しており、他のユニットとの結
線や放熱を行うようにしている。また、該プリンタユニ
ット部200を単独で使用する場合は、天板220を上
面にネジ4を介して取付けて使用する。プリンタユニッ
ト部200は、天板220は大きさや形状の異なる各種
の形態を備えることで、多様な使用形態を取ることが可
能である。
【0014】前記現金取扱ユニット部300は左右方向
の幅が狭い偏平で縦長の形態を備えた筐体301を備
え、その内部に硬貨ユニット及び紙幣ユニット等を納め
ている。また、前記筐体301の正面上方に硬貨投入口
312、紙幣投入口313、釣銭口314を上下に配置
して設けている。
【0015】前記障害者ユニット400は、出力口カバ
ー203の前面にネジ等を介して取り外し可能に取付け
られるテーブル状の形態を備え、前記テーブル面に片側
に点字ブロック404とハンドセット402を前後に配
置し、テーブル面の中央にテンキー401を配置し、テ
ーブル面の他の片側を空白部としている。前記点字ブロ
ック404は、点字を構成する凸パタンを自動的に変更
可能とする機構を備えており、この実施例では、表示部
104の表示内容を点字で表現するようにしている。こ
の配置構成によれば、視覚障害者は支持ハンドル403
の近傍に設けたハンドセット402を取り上げて、該ハ
ンドセット403から詳細な操作方法を知る方法と、点
字ブロック404から操作方法を知り、その指示にした
がって近傍のテンキー401を操作することができる。
更に障害者にとって、前記テーブル面の片側に空白部を
設けることで、該空白部に荷物を置いたり、あるいは手
の不自由な方はこの空白部で硬貨を数えることができ
る。
【0016】なお、この実施例では、テンキー401と
ハンドセット402を備えない障害者ユニット410も
用意されている。また、障害者ユニット部400、41
0の奥行D5を200mmに設定している。
【0017】図2、図3において、本自動発行装置1の
組み合わせた形態によれば、全体の高さHが1335m
m、横幅Wが735mm、奥行きDが800mmの設置面積
の少ないコンパクト形態が提供される。そして、床面に
設置されるプリンタユニット部200と現金取扱ユニッ
ト部300の正面下部には奥行D2で高さH5の下肢空
間が形成される。更に、利用者が頻繁に使用する各種装
置を備えた入出力制御ユニット部100の前面と現金取
扱ユニット部300の正面上部は傾斜角Θを備えた傾斜
面で構成されるので、立ち姿勢の利用者や車椅子の利用
者に快適な操作環境を提供することができる。
【0018】このように、本実施例に係る自動発行装置
1では、最も重量のあるプリンターユニット部200
と、利用者が頻繁に利用する入出力制御ユニット部10
0と、上部に利用者の操作機器を集中配置してコンパク
トな薄型とした現金取扱ユニット300とを独立する筐
体122、201、301にまとめているので、前記プ
リンターユニット部200をベースとして、該プリンタ
ーユニット部200の上部に前記入出力制御ユニット部
100、前記プリンターユニット部200と前記入出力
制御ユニット部100の片側に現金取扱ユニット300
が取り外し可能に配置することができる。この配置によ
れば、各操作装置が利用者の目線の周囲に配置され、し
かも各ユニットをコンパクトな形態に納めることができ
るので、操作性が良好なコンパクトな形態とすることが
できる。
【0019】更に、前記入出力筐体120を、独立した
筐体構造を備える前記入出力筐体120とCPU筐体1
21を形態の自由度のある入出力制御筐体122に設け
ているいるので、前記3つのユニット部100、20
0、300との大きさの整合や一体感を簡単に達成する
ことができる。更に、前記2つのユニット部100と2
00は、上下面に設けた開口部を介して行う結線3やネ
ジ4を介して取付けを行い、前記ユニット200と30
0は、接触する側板に設けた開口部221と301を介
しての結線2やネジ4を介して取付けることで、外部に
不要な結線や取付け部分を露出することがないので安全
性や美観を向上することができる。更に加えて、障害者
ユニット部400、あるいは410を簡単に取付けるこ
とができる。
【0020】一方、各ユニット部100、200、30
0、400、あるいは、入出力制御ユニット部100は
入出力筐体120とCPU筐体121に分離することが
可能である。このため、他の設備機器との組合わせ、あ
るいは多様な形態を備えたテーブル220を選定するこ
とで多様なレイアウトが可能である。
【0021】次に、図4を参照して、本自動発行装置1
を備えた証明書等の自動発行システムについて説明す
る。図4は、本発明に係る情報自動処理機の一実施例で
ある自動発行装置1を備えた自動発行システムの構成図
を示したものである。
【0022】図4において、本実施例に係る証明書等の
自動発行システムは、市役所等の本部に設置されるホス
トコンピュータ2000と、市役所の窓口あるいは支店
に設置される支店システム1000と、公共施設や各種
の出張所あるいはコンビニエンスストア等に設置される
街頭自動発行装置1c、1d等から構成される。支店シ
ステム1000及び街頭自動発行装置1c、1dは、前
記ホストコンピュタ2000と通信線あるいは公衆回線
等を介して接続される。
【0023】前記ホストコンピュタ2000は、市役所
内の各種の情報を統括制御するCPU2001が、前記
支店システムや街頭自動発行装置1c、1dからの要求
に基づいて、住民記録データ2011や各種のイベント
データ2012を記録したデータベース2010を検索
して各種の情報を提供し、または提供の記録を行う。こ
こでは、ホストコンピュタ2000の他のシステム構成
については説明を省略する。なお、街頭自動発行装置1
c、1dは、前記自動発行装置1と同様な機能、構造を
備えているため説明を省略する。
【0024】前記支店システム1000は、前記ホスト
コンピュータ1000と通信線を介して接続されるコン
トロールワークステーション500と、該コントロール
ワークステーション500に接続される複数の自動発行
装置1、例えば、1、1a、1bとから構成される。コ
ントロールワークステーション500は、パーソナルコ
ンピュタあるいは端末情報装置等の各種の情報処理が可
能なものであり、前記ホストコンピュタ2000に定期
的にアクセスして前記データベース2010から各種デ
ータをデータベース510にダウンロードしている。そ
して、前記コントロールワークステーション500は、
自動発行装置1からの要求に基づいて、住民記録データ
511や各種のイベントデータ512を記録したデータ
ベース510を検索して各種の情報を提供し、または提
供の記録を行う。
【0025】なお、この実施例では、コントロールワー
クステーション500で説明したが、データベース51
0を備えたサバーでもよい、また、日曜や祭日以外は稼
動しているホストコンピュタ2000と直接接続させ、
日曜や祭日はコントロールワークステーション500に
アクセスさせることで省電力化を図ってもよい。また、
コントロールワークステーション500を使用すること
で、複数の自動発行装置1の可動状態を監視することが
できる。
【0026】前記自動発行装置1は、前記したように入
出力制御ユニット部100と、プリンタユニット部20
0と、現金取扱ユニット部300と、障害者ユニット部
400とに構造上、分離可能に設けられている。
【0027】入出力制御ユニット部100は、自動発行
装置1を統括制御し前記CPU筐体121に設けられる
CPU101と、該CPU101とコントロールワーク
ステーション500あるいはホストコンピュタ1000
と通信線を介して接続する通信装置102と、自動発行
装置1で使用する各種のプログラムやデータを格納する
記憶装置103と、各種の操作画面やガイダンスを表示
する表示部104と、利用者のID番号等を読み取るた
めに使用するカードリーダ105と、現金取扱ユニット
部300の利用明細を出力するレシートプリンタ106
と、前記表示部104の画面上に取付けられて利用者に
よって押下された操作指示を受付けるタッチパネル10
7と、利用者が自動発行装置1の使用位置に居るか否か
を検知するセンサ108、各種のガイダンスや操作音等
を出力するスピーカ109と、防犯あるいはテレビ電話
に使用されるカメラ110、テレビ電話(TV電話)1
12、メンテナンス用のキーボード113及びマウス1
14とから構成される。
【0028】ここで、記憶装置103は、CPU101
の内部デイスクで代用してもよい。また、前記センサ1
08は、プリンタユニット200の前面に設けてもよ
く、またカメラ110は施設の天井面や壁面に設けても
よい。またTV電話112は、支店システム1000の
施設内で設置する場合は特に設ける必要がないが、街頭
自動取扱装置1c、1d、あるいは日曜や祭日に開放さ
れた自動取扱装置1では、トラブル対策に有効である。
また、入出力制御ユニット部100を構成する各装置
は、基本的に、各装置独自で電源部を備えるようにし、
電源部がないものは電源部を備えたCPU筐体121や
あるいは大きな電源部を備えたプリンタユニット部20
0から供給を受けるようにする。
【0029】前記障害者ユニット400は、前記タッチ
パネル107の代用の操作を可能とするテンキー401
と、目の不自由な利用者に取り上げられることで操作案
内を音声で案内したり、あるいは所定の操作でトラブル
時に使用するハンドセット402を備えている。
【0030】プリンタユニット部200と現金取扱ユニ
ット部300については図8と図9で説明する。
【0031】次に、図5〜図9を参照して、本実施例に
係る自動発行装置1の各ユニット部とそれらの基本的な
組合わせ形態を説明する。図5は入出力制御ユニット部
とプリンタユニット部を結合した状態の外観図、図6は
プリンタユニット部の外観図、図7は現金取扱ユニット
部の外観図、図5と図7中、(a)図が斜面図、(b)
図が平面図、(c)図が正面図、(d)図が右側面図、
図6中(a)図が斜面図、(b)図が用紙排出口の要部
断面図、(c)図が正面図、(d)図が右側面図であ
る。図8は入出力制御ユニット部とプリンタユニット部
の内部構成図、図9は、現金取扱ユニット部の内部構成
図で、(a)図が正面透視図、(b)図が側面透視図で
ある。
【0032】図5において、本実施例では、プリンタユ
ニット部200の上部に入出力制御ユニット部100を
取付けた形態を標準的なシステムとしている。先ず、こ
の標準的なシステムで、入出力制御ユニット部100及
びプリンタユニット部200を説明する。
【0033】プリンタユニット部200は、その高さH
1を930mm、横幅W1を570mm、奥行きD1を80
0mmとする縦長箱形の筐体と、その正面上部に前方にD
2(100mm)張り出して設けられる出力口カバー20
3とからプリンタユニット部200の筐体201を構成
している。このプリンタユニット部200は、図8に示
すように、前方下部にレーザープリンタ装置203(横
幅493mm×奥行き430mm×高さ399mm)を配置
し、その後方にCEボックス205(奥行き230mm)
とPCU204を配置し、前方上部に前記レーザープリ
ンタ装置203より前方に張り出して配置される朱印/
回収機構等の搬送ユニットを備えた朱印プリンタ206
(横幅495mm×奥行き600mm×高さ350mm)を配
置し、その後方にフニッシャ(奥行き250mm)を配置
している。
【0034】図5に戻り、前記プリンタユニット部20
0によれば、上部に下部より奥行きのある装置を配置
し、その上部の装置を前方に張り出して配置して、その
前面を出力口カバー203で覆っているので、筐体20
1の前面を下方より上部が張り出して正面下部に奥行き
D2で高さH5(700mm)の広い空間が形成され、車
椅子利用者の下肢空間を広く設定することができる。ま
た、この実施例では、プリンターユニット部200にお
いて、前方に張り出した位置で、かつ最上部となる前記
出力口カバー203の前面上部に出力用紙の出力口20
2を設けることで、車椅子利用者や立ち姿勢の利用者か
ら容易に出力用紙が取れるように設定している。また、
筐体201の下端部周囲には、該筐体201の底面に設
けた移動車輪をカバーするとともに、利用者の靴先から
筐体201を保護する袴部208を設け、前記下肢空間
を構成する正面下部の前部をメンテナンス用開閉ドア2
09で構成している。なお、210は安全性を図る前記
開閉ドアの鍵である。また、前記袴部208によってカ
バーされる空間を利用して各ユニット部の結線を行うこ
とで、側板を変更する必要がない。
【0035】また、前記出力口202の下部には、利用
者が手荷物を置いたり。あるいは出力された用紙のトレ
ーにもなる障害者ユニット410が取付けられる。この
障害者ユニット410は、横長の支持ハンドル403が
設けられており、車椅子利用者の車椅子の位置決めを容
易にしている。本実施例では、支持ハンドル403を弱
視覚者が見易いオレンジ色系の色彩を施して視認性を向
上している。更に、障害者ユニット410は障害者ユニ
ット400に取り替え可能であるが、障害者ユニット4
00については後で説明する。なお、障害者ユニット4
10のテーブル面の高さH7を790mm、支持ハンドル
403の高さH6を723mmに設定している。
【0036】次に、前記入出力制御ユニット部100の
入出力制御筐体122は、前記プリンタユニット部20
0の出力口カバー203と連続して入出力制御筐体12
2の前部を構成するフロントカバー124と、後部を構
成するバックカバー125とから構成される。入出力制
御筐体122の前面となる前記フロントカバー124は
上部が後方にΘだけ倒れた傾斜面で構成されるととも
に、入出力制御筐体の前部の高さH3は後方の高さH2
より大きく形成することで、内部実装効率の良好なコン
パクトな形状としている。この構造を図8で説明する。
【0037】図8において、入出力制御筐体122は、
前後に2分割された収納スペースを備えており、前部収
納スペースに入出力筐体120を収納し、後部収納スペ
ースにCPU筐体121を収納している。前記入出力筐
体120は、下部に、奥行きがあって高さが低いカード
リーダ105とレシートプリンタ106が左右に並設さ
れ、その上部に板状の制御装置(基板)116を設け、
その上部に斜めに傾いて設けられる薄型の表示部104
が配置されて、側面からみた各装置の配置が略三角形と
なるように実装されている。そして、前記入出力筐体1
20の両側の上部にスピーカ109及び呼び出しボタン
113が設けられている。
【0038】一方、 高さが低い略箱形状のCPU筐体
121が格納される後部収納スペースは、前記CPU筐
体121の上方にキーボード113やマウス114ある
いはウイクリータイマ115を格納できる上部収納空間
を備えている。なお、この実施例では、H2を310m
m、H3を405mmに設定している。
【0039】図5に戻り、本実施例に係る入出力制御筐
体122は、その側面形状を、前記した各装置の配置に
対応して、前部を山形の形状で、後方を水平面とする内
部実装効率の良好なコンパクトな形状としている。ま
た、入出力制御筐体122のフロントパネル124は、
正面中央上部に開口部123が形成され、該開口部12
3に前記入出力筐体121が着脱可能に取付けられるこ
とで、プリンタユニット部200の上部に配置される入
出力制御ユニット部110の最上部の高さH8の位置に
タッチパネル107を備えた表示部104が傾斜角度Θ
で取付けられるので、立ち姿勢の利用者や車椅子の利用
者にも操作性と視認性を向上させている。なお、この実
施例ではH8を1200mm、Θを30度に設定してい
る。また、入出力筐体120の横幅W3を400mm、そ
の高さH13を370mmに設定している。
【0040】また、カードリーダー105の挿入口とレ
ーシトプリンタ106の取出口を表示部104の下方に
配置したので、立ち姿勢の利用者には表示画面の見易さ
を損なうことなく、また車椅子利用者にはカードを挿入
またはレシートを取出し易くしている。更に、スピーカ
109を表示画面を見る利用者の最も近い位置に設けた
のでガイダンスやキー音を聞きやすくすることができ
る。更に、呼び出しボタン113を立ち姿勢と車椅子利
用者に使いやすい位置である表示部104の表示画面の
横中央設けている。なお、カメラ110を設ける場合
は、該呼び出しボタン113の近傍、あるいは左右対称
の位置に設けることで、立ち姿勢や車椅子の利用者を広
範囲に撮影可能である。
【0041】更に、入出力制御ユニット部100の先端
を前記前方に張り出したプリンターユニット部200の
先端に合せることで、入出力制御ユニット部100のフ
ロントカバー124に集中配置される各装置を利用者、
特に車椅子利用者に近づけることができるので、操作性
や視認性を向上させることができる。しかも、フロント
カバー124と出力口カバー203の奥行きD2を同じ
大きさで連続した形態とすることで、意匠性をも向上さ
せている。
【0042】次に、図6は前記入出力制御ユニット部1
00を取り外し、上面に天板220を取付けたプリンタ
ユニット部200の外観を示したものである。このプリ
ンタユニット部200によれば、事務机と並べて置いた
場合は、H5の高さが事務机と同じ高さとなるため、事
務机の上に箱型のプリンタを置いたと同様な印象となる
ので違和感を起こさせることがない。この際、出力口2
02は、椅子に座った人の胸の位置となるために用紙の
取出しが容易となる。更に、上面は広いテーブル面が提
供されるので各種の載置台として利用できる。また、高
さH1にテーブル220を加えた高さは窓口のカウンタ
と同様な高さとなるため、カウンタに並べて設置するこ
ともできる。この他、多様なテーブル220と組み合わ
せることで、多様な設置形態が可能である。
【0043】また、(b)図に示すように、本実施例で
は、出力口202からの用紙の取り易さを向上するため
に、出力用紙が角度Θ1だけ上方に向かって出力される
ようにしている。通常、出力用紙を上方に向かって出力
する場合には朱印プリンタ206の用紙経路自体に傾斜
を持たせ方法と、出力口202に傾斜を持たせる方法と
が考えられる。前者の方法では、朱印プリンタ206の
装置の大型化を招き、後者の方法ではΘ1を大きくする
と用紙がまるまったり、つまったりすることが考えられ
る。そこで、本実施例では、朱印プリンタ206の出力
口202の近傍と出力口202の双方に傾斜を持たせる
ことでΘ1の角度を実現している。本実施例ではΘ1の
角度を20度に設定して用紙の取出し易さを向上してい
る。更に、この角度Θ1を設けることにより、障害者ユ
ニット部400のテーブル面に設けたハンドセット40
2及びテンキー401が出力用紙の出力時に邪魔になら
ないようにしている。
【0044】次に、図7と図9を基に現金取扱ユニット
部300を説明する。現金取扱ユニット部300の筐体
301は、左右方向の横幅W2が165mmの狭い偏平で
縦長の形態を備え、その高さHは前記図6で説明したプ
リンタユニット部200の上部に入出力制御ユニット部
100を取付けた高さHと同じ大きさとしている。そし
て、筐体301を後部をカバーするバックカバー310
と、正面上部に前方に張り出して形成されるフロントカ
バー311とから構成される。フロントカバー311
は、プリンタユニット部200の出力口カバー203
と、入出力制御ユニット部100のフロントカバー12
4と同じ奥行きD2で上部を後方に傾斜させた形態を備
えている。このため、プリンタユニット部200と入出
力制御ユニット部100を並べて取付けても一体感ある
連続した形態となるようにしている。
【0045】図9に示すように、本実施例においては、
現金取扱ユニット部300を立ち姿勢の利用者にも車椅
子利用者にも操作性がよく、かつ全体のコンパクト化が
図られる縦長の形態としている。現金取扱ユニット部3
00のの内部は、硬貨種類検出部304と硬貨リフター
305とから構成される硬貨ユニット303と、紙幣ユ
ニット308と、前記硬貨ユニット303に硬貨投入口
313からの投入硬貨を導く搬送路306と、前記硬貨
ユニット303から釣銭口315に硬貨を導くための搬
送路307とから構成される。本実施例では、横幅が1
30mm、奥行き230mm、高さ600mmの硬貨ユニット
303を採用し、紙幣ユニット308は横幅100、奥
行き120mm、高さ260mmのものを採用している。
【0046】硬貨ユニット303の構造を簡単に説明す
ると、硬貨投入口313から投入された硬貨は、重力に
したがって搬送路307を転がって硬貨種類検出部30
4に入り、やはり重力の落ちる作用により硬貨種類検出
部304内を下ることにより重量等が検出されて分類さ
れる。この結果に基づいて、所定の釣り銭が硬貨リフタ
ー305により下部の図示しないストッカから上方に持
ち上げられ、前記搬送路307からすべる力を利用して
釣銭口315に排出される。このように、硬貨ユニット
303は、重力の力を利用しているために、硬貨投入口
313と釣銭口315が上下の配置となる縦長の装置構
造となっている。
【0047】一方、立ち姿勢の利用者と車椅子の利用者
がともに操作性が良好なものは、下方に配置される釣銭
口315を立ち姿勢で楽に手が届く高さH9であり、硬
貨投入口312は車椅子利用者が楽に手が届き硬貨投入
が行える高さH10であることが必要である。
【0048】そこで、本実施例では、前記した縦長の装
置構造を備えた現金取扱ユニット300を床面設置の構
造とし、その内部配置を、硬貨投入口312と紙幣投入
口313と釣銭口315が上方に位置するように、縦長
の硬貨ユニット303の前部に紙幣ユニット308を配
置し、該紙幣ユニット308の上下に搬送路306、3
07を配置した構造としている。
【0049】図5に戻り、現金取扱ユニット300は、
前記した構造とすることにより、前記前方に張り出した
フロントカバー311の前面に硬貨投入口312、紙幣
投入口3313、返却レバー314、釣銭口315が上
下に配置されるので、操作性を向上することができる。
しかも、現金取扱ユニット300は横幅W2が小さいの
で、タッチパネル107を備えた表示部104から手の
届く位置に前記硬貨投入口312等が配置されるので、
操作性を一層向上させることができる。
【0050】また、前記薄型設計の構造により、プリン
タユニット部200と入出力制御ユニット部100と組
合わせた場合にも全体のコウパクト化が図られる。更
に、入出力制御ユニット部100の前面上部の形態に合
せたフロントカバー311の形態は、硬貨投入口312
や紙幣投入口313等の操作性を向上させるものであ
り、また、前記搬送路306、307に合ったコンパク
トな形態である。ここで、208は袴部、317はメン
テナンス用開閉ドア、316は前記開閉ドアの鍵であ
る。なお、本実施例では、D3は500mm、D4は60
0mm、H9は759mm、H10は1245mmに設定して
いる。
【0051】次に、プリンタユニット部200の上部に
入出力制御ユニット部100を配置し、その片側に現金
取扱ユニット部300を組み合わせた自動発行装置1の
操作性や操作方法について説明する。図10は人間の体
形と操作環境の説明図、図11は基本的な操作フローで
ある。
【0052】先ず、図10において、本実施例では、健
常者が立って操作する姿勢と、車椅子を利用する姿勢を
考慮して基本的な寸法体系を規定している。
【0053】先ず、車椅子で利用される車輪径は24イ
ンチのものが一般的である。この車椅子に着席した場
合、車椅子の肘掛までの高さは700mm以下である。ま
た、車椅子の座面までの高さは450mmであり、この座
面に厚めのクッションをひいて利用者が座った場合の床
面から太股までの高さを考慮しても、前記肘掛までの高
さ700mmあれば、車椅子利用者の下肢空間を確保する
ことができる。そこで、この実施例では、プリンタユニ
ット部200と現金取扱ユニット部300のH5(70
0mm)以下の正面下部の筐体面を後方に後退して形成す
ることで、車椅子利用者の下肢空間を確保するようにし
ている。そして、このH5から上方の位置に利用者が操
作する各装置を配置している。
【0054】また、本実施例では、自動発行装置1の筐
体の高さHを1335mmに設定することで、女性5%タ
イルの目の高さH12(1400mm)より低くしている
ため、自動発行装置1の筐体を、ほとんどの立ち姿勢の
利用者が見通しのきく大きさに設定されている。ここ
で、女性5%タイルの目の高さH12とは、測定した全
体を100%とした場合、低い5%を切り捨てた場合の
最低の目の高さH12を示している。
【0055】そして、本実施例では、前記車椅子の下肢
空間を確保した前記高さH5から女性の目の高さH12
の範囲内に利用者が操作する各操作機器を配置すること
で、利用者の操作性を良好にしている。つまり、車椅子
利用者の肩の位置は、下肢空間の筐体面からD6(約6
00mm)で、高さH11(1000mm)程度の位置であ
る。車椅子利用者は、この肩の位置を中心に約600mm
の腕の長さで前方の操作機器を操作する。この実施例で
は、車椅子利用者の肩の位置からH7(500mm)前方
の操作面に配置された各操作機器を操作するので車椅子
利用者の腕の動作範囲で充分操作することができる。特
に、車椅子利用者はやや前かがみの姿勢で操作すること
を考慮すると前記寸法範囲は無理なく操作できる範囲で
ある。
【0056】この場合、車椅子利用者にとって、前記車
椅子の下肢空間を確保する高さH5は、車椅子の利用者
にとっては膝の上となる位置のため、容易に手の届く高
さである。また、前記女性の目の高さH12は、車椅子
利用者がやや前かがみの姿勢で指先が届く高さである。
【0057】更に詳細に説明すると、本実施例では、指
先をタッチすることで操作を可能とする表示部104
を、その上端部が上方の位置となる位置、即ち中心位置
の高さH8に設けることで操作性を確保している。ま
た、指先でつまむ動作が必要な硬貨投入口109の高さ
H10を表示部104の上端部より低い位置に配置して
いる。また、手のひらでつかんでカードの先端を挿入口
に差し込む動作が必要なカードリーダ105及び紙幣投
入口313を前記硬貨投入口109または表示部104
の下端の位置で、車椅子利用者の目線の位置近傍に設け
ている。また、両手で持つことが必要な出力用紙が出力
される出力口202と、上方から覗き込むことが必要な
釣銭口315とをH5のやや上方に設けている。そし
て、H5の近傍の位置に障害者ユニット400を設ける
ことで、車椅子利用者が片手で体を保持して他の手で操
作することが可能となる。
【0058】一方、健常者は本自動発行装置1を立ち姿
勢またはかがみ姿勢で操作する。この姿勢では、操作配
置面の上方位置となるH1は充分手の届く位置であり、
また操作配置面の下方位置となる高さH5の位置は、通
常の机の位置と同レベルとなる位置であり、かがみ姿勢
で充分に手が届く位置である。しかも、前記障害者ユニ
ット部400を設けることで、かがみ姿勢を片手で維持
して他の手で操作することも可能である。
【0059】また、本実施例では、前記入出力制御ユニ
ット部100の前記表示部104とカードリーダ105
を備えた配置面と、隣接する現金取扱ユニット部300
の貨幣投入口312と紙幣投入口313を備えた配置面
は、その上部を後方に傾けた傾斜面で構成される。この
傾斜面の傾き角度Θは、タッチパネル107を備えた表
示部104の操作性と視認性の良好な角度に設定されて
いる。この角度Θは、表示部104の設けられる高さH
8によって決定されるものであり、実験的検証によれ
ば、この実施例が採用している高さH8(1200mm)
の場合の角度Θは30度が操作性と視認性に優れてい
る。この角度Θは大きすぎると、立ち姿勢の利用者には
快適な操作環境であるが、車椅子利用者には視認性が著
しく低下する。
【0060】一方、この逆に角度Θが小さすぎると、立
ち姿勢の利用者には操作性と視認性が悪くなり、車椅子
利用者は快適な操作環境となる。この角度Θは、高さH
8によっても左右され、高さH8が大きくなる(高くな
る)と角度Θは小さいほうが視認性と操作性がよく、高
さH8が小さくなる(低くなる)と角度Θを大きくした
ほうがよい。本実施例では、利用者が操作しやすい高さ
H12(1400mm)〜H5(700mm)の範囲内の高
さH8の位置に表示部104を配置し、この高さH8の
操作性と視認性の良好な角度Θを設定している。
【0061】次に、図11を基に、図3、図4を参照し
ながら基本的な操作方法を説明する。図11において、
先ず、自動発行装置1のCPU101は電源がON状態
において待機画面を表示している(ステップ601)。
待機画面では、各種のイベント表示や案内を順次表示さ
せたり、あるいは初期画面620を直接表示してスクリ
ーンセーバー画面で表示させてもよい。CPU101は
センサ108を介して利用者が自動発行装置1の前に立
っているか否かを監視しており(ステップ602)、利
用者が検知されると表示部104に前記初期画面620
を表示し(603)、操作の入力を受付ける(ステップ
603)。
【0062】初期画面620は、例えば、図12に示す
ように、住民票の写し発行621、印鑑・登録証書の発
行622、納税証明書の発行623、施設予約624等
の取扱い業務を示す操作キーを表示するとともに、前記
操作キーの選択を促すガイダンス625を表示させる。
【0063】この初期画面620を表示した状態では、
立ち姿勢の利用者は、目線を下げるだけで傾斜している
表示部104を見て目的の項目を指で押下することがで
きる。また、車椅子利用者は支持ハンドル403を手で
持つことで、車椅子を所定の位置に移動させ、目線の位
置近傍の表示部104を見て項目を指で選択することが
できる。また、同様に他の障害者の方も、障害者ユニッ
ト部400を利用して体を固定したりして前記表示部1
04の操作を行うことができる。なお、視覚障害者は前
記したようにハンドセット404とテンキー401を介
して操作することができる。また、利用者への案内また
は操作キーの確認は表示部104の両側で、自動発行装
置1の最上部の位置に配置されるスピーカ109から発
せられるので、立ち姿勢及び車椅子利用者に聞きやす
い。
【0064】CPU101は前記初期画面620におい
て利用者により操作キーの1つが押下されたことをタッ
チパネル107で検知すると、表示画面にカードの挿入
を促すガイダンスを表示するとともに、カード入力の受
付を行う(ステップ605)。この際、カードリーダ1
05は表示部104の下部に配置されているので、利用
者は目線の位置で表示部104を確認しながら目線から
下方でカードを挿入することができる。
【0065】カードがカードリーダ105に挿入される
と、CPU101はカードの記録内容を読み込んで、そ
の記録内容と、前記選択された取扱い業務の内容をホス
トコンピュータ2000またはコントロールワークステ
ーション500に紹介する(ステップ614)。CPU
101は選択した取扱い業務の項目に対応してサブ画面
を表示(ステップ606)し、そのサブ画面表示の操作
入力を受付ける(ステップ607)。そして、前記操作
入力が利用者により行われるとホストコンピュータ20
00またはコントロールワークステーション500とデ
ータ交信して、対応するデータを取得(ステップ61
5)し、現金挿入案内表示のガイダンスを表示部104
に表示するとともに、現金投入を受付ける(ステップ6
08)。
【0066】紙幣または硬貨が投下される現金取扱ユニ
ット部300は横幅の薄い構造としているので、表示部
104を操作する車椅子を固定している利用者からも容
易に手が届く横方向の位置にで、かつ高さ方向も表示部
104の中心位置に近傍に硬貨投入口312、その下方
のカードリーダー105と同程度の高さに紙幣投入口3
13を設けたので硬貨及び紙幣の投入が容易である。
【0067】紙幣または硬貨が現金取扱ユニット部30
0に投下されると、その内容を確認する確認表示を表示
部104に表示するとともに、実行指示を受付ける(ス
テップ609)。CPU101は利用者により実行が指
示されると、表示部104に出力中の表示を行い(ステ
ップ610)、プリンタユニット部200を動作させて
プリント出力を行い(ステップ611)、釣り銭の返却
やレシート出力やカード返却を行い(ステップ61
2)、初期画面620を表示部104に表示する。
【0068】この際、出力されるプリント用紙は、下方
の位置で、しかも障害者ユニット部400のテーブル面
の上方の位置で出力されるので、出力された用紙が床に
直接落ちるのを軽減することができる。また、返却され
るカードやレシートは前記プリント用紙の出力位置の上
方の位置で返却されるので、見やすく取り忘れを軽減で
きる。更に釣銭口315は障害者ユニットの横位置に配
置されているので、張り出した釣銭口315が利用者や
台車などに当たることが軽減され、また立ち姿勢の利用
者からも容易に手の届く位置に設けられている。なお、
この実施例では、利用者に投入位置を示したり返却物の
取り忘れを防ぐために、カードリーダ105、レシート
プリンタ106、硬貨投入口312、紙幣投入口31
3、釣銭口315の上部に受付中または動作中に点灯す
るフリッカーランプを設けている。
【0069】次に、図12を参照して本実施例に係る自
動発行装置1のシステム展開を説明する。(a)図はそ
の多様な機器構成を示した説明図、(b)図は(a)図
の前記各種配置システムを設置例を市役所等のフロアー
を事例として説明したものである。
【0070】図12において、本自動発行装置1を備え
た証明書等の自動発行システムでは、自動発行装置1の
各ユニット部を組み合わせたり、分割して独自にあるい
は他の設備機器と組み合わせることで多様な機器構成が
可能である。(a)図において、配置システムAは図2
で示したプリンタユニット部200の上部に入出力制御
ユニット部100を配置し、前記両ユニット部の片側に
現金取扱ユニット部300を配置して自動発行装置1を
構成するものである。この配置システムAは、自動発行
装置1としての機能を全て備えているものである。した
がって、(b)に示すように、仕切壁で仕切った空間に
設置したり、あるいは事務所の外に、例えば専用のブー
ス、あるいは駅や開放された建物のフロアー等の公共場
所に設置するのに適している。なお、(b)図では単独
で示しているが、配置システムAは省スペース形の形態
であるため、仕切壁を介して横方向に複数並設すること
もできる。
【0071】配置システムBは、図5で説明したよう
に、プリンタユニット部200の上部に入出力制御ユニ
ット部100を配置したもので、各種の証書類やチケッ
トを発行するに際し、無料で発行したり、あるいはカー
ドを介しての銀行等からの引落しを行うことができる。
したがって、街頭情報端末装置として前記配置システム
Aと同様な設置が可能である。(b)図の例では配置シ
ステムBを受付けカウンターに設けて各種の情報を職員
に相談するようにしているが、配置システムAと同様な
配置とすることが可能である。
【0072】配置システムC及びDは設置台822、8
23の上部に入出力制御ユニット部100を配置したも
ので、表示画面を利用して各種情報の紹介、あるいは各
種情報の出力要求依頼を行うことができる。この配置シ
ステムC及びDによれば、多様な設置台822、823
を選択することができる。また、プリンタユニット部2
00単独で構成した配置システムFと組み合わせること
で、機器の稼働率を高めることができる。例えば(b)
図の例では、顧客側ロビーに前記配置システムCまたは
Dを適宜設置し、職員側執務スペースに設置されて職員
専用に使われるプリンタユニット部200を利用して、
前記配置システムCまたはDの出力を行わせるようにし
ている。
【0073】なお、前記配置システムA、Bは、現金取
扱ユニット部300を右配置でも左配置でも可能なた
め、右利き用と左利き用に変更することができ、更に前
記配置システムA、B、C、Dは、障害者ユニット部4
00あるいは障害者ユニット部410を取付けたり変更
したりすることができる。
【0074】また、配置システムEは、プリンタユニッ
ト部200と入出力制御ユニット部100と現金取扱ユ
ニット部300を分離独立させたものである。例えば、
図に示す配置システムEは、両側に離して設けたプリン
タユニット部200と現金取扱ユニット部300をテー
ブル831で連結し、このテーブル831の上面に入出
力制御ユニット部100の入出力筐体120のみ配置し
たものである。この場合、テーブル831の上面を広く
するためCPU筐体121は見えない部分に配置し、必
要によりキーボード113やマウス114をテーブル8
31に設けるようにし、また入出力制御筐体122をテ
ーブル831にそのまま設置してもよい。
【0075】この配置システムEによれば、机のように
広い下肢空間を形成することができるので、長時間この
自動発行装置1を使用したりする場合、あるいは車椅子
専用として活用する場合に有効である。この他、配置シ
ステムEによれば、受付カウンタの上に、入出力制御ユ
ニット部100または入出力筐体120を設置して他の
機器を受付カウンタの下部または横に設置してもよい。
更に職員側執務スペース側の執務机を利用して職員専用
として使用してもよい。このように、配置システムEに
よれば、多様なテーブル831と組み合わせることで、
各種の連結形態を採用することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、省スペース化と操作性
に優れた複数のユニット部を連結して構成される情報自
動処理機を分離して多様な用途でかつ設置環境に対応し
て設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置を示す装置構成図。
【図2】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置の入出力制御ユニット部とプリンタユニッ
ト部と現金取扱ユニット部を結合した状態の外観図。
【図3】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置の斜視図。
【図4】本発明に係る情報自動処理機の一実施例である
自動発行装置1を備えた自動発行システムの構成図。
【図5】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置の入出力制御ユニット部とプリンタユニッ
ト部を結合した状態の外観図。
【図6】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置のプリンタユニット部の外観図。
【図7】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置の現金取扱ユニット部の外観図。
【図8】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置の入出力制御ユニット部とプリンタユニッ
ト部の内部構成図。
【図9】本発明に係る情報自動発行機の一実施例である
自動発行装置の現金取扱ユニット部の内部構成図。
【図10】本発明に係る情報自動発行機の一実施例であ
る自動発行装置の人間の体形と操作環境の説明図。
【図11】本発明に係る情報自動発行機の一実施例であ
る自動発行装置の基本的な操作フロー図。
【図12】本発明に係る情報自動発行機の一実施例であ
る自動発行装置のシステム展開の説明図。
【符号の説明】
1…自動発行装置、1c、1d …街頭自動発行装置、
100…入出力制御ユニット部、101…CPU、10
2…通信装置、103…記憶装置、104…表示部、1
05…カードリーダ、106…レシートプリンタ、10
7…タッチパネル、120…入出力筐体、121…CP
U筐体、122…入出力制御筐体、200…プリンタユ
ニット部、201…筐体、202…出力口、203…出
力口カバー、220…天板、300…現金取扱ユニット
部、301…筐体、312…硬貨投入口、313…紙幣
投入口、315…釣銭口、400…障害者入出力ユニッ
ト部、401…テンキー、402…ハンドセット、41
0…障害者入出力ユニット部、500…コントロールワ
ークステーション、1000…支店システム、2000
…ホストコンピュータ、H…自動発行装置の高さ、H5
下肢空間の上部高さ、H8…表示部中心の高さ、H12
…女性5%タイルの目の高さ、Θ―表示部の傾き角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枝川 敏之 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 古川 明憲 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 手嶋 政春 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタユニット部と、該プリンタユニッ
    ト部の上部に分離可能に配置される入出力制御ユニット
    部と、前記プリンタユニット部と前記入出力制御ユニッ
    ト部の側方に分離可能に配置される現金取扱ユニット部
    とから構成され、 前記プリンタユニット部はその正面上部に出力用紙の出
    力口を有し、 前記入出力制御ユニット部はその正面に表示部とカード
    挿入口を有し、 前記現金取扱ユニット部はその正面上部に現金の入出口
    を有していることを特徴とする情報自動処理機。
  2. 【請求項2】請求項1項記載の情報自動処理機におい
    て、前記入出力制御ユニット部は、前記表示部と前記カ
    ード挿入口を備えた入出力ユニット部と、該情報処理機
    を制御する制御ユニット部と、前記入出力ユニット部と
    前記制御ユニット部を収納する入出力制御筐体とから構
    成されることを特徴とする情報自動処理機。
  3. 【請求項3】請求項1項または請求項2項記載の何れか
    の情報自動処理機において、 前記プリンタユニット部と前記入出力制御ユニット部の
    正面下部は後方に後退して形成されていることを特徴と
    する情報自動処理機。
  4. 【請求項4】プリンタユニット部と、該プリンタユニッ
    ト部の上部に分離可能に配置される入出力制御ユニット
    部と、前記プリンタユニット部と前記入出力制御ユニッ
    ト部の側方に分離可能に配置される現金取扱ユニット部
    とから構成される情報自動処理機であって、 前記プリンタユニット部はその正面上部に出力用紙の出
    力口を有し、 前記入出力制御ユニット部はその正面に表示部とカード
    挿入口を有し、 前記現金取扱ユニット部はその正面上部に現金の入出口
    を有し、前記出力口と表示部とカード挿入口と現金入出
    口は高さ700mmから高さ1400mmの範囲内に設けら
    れていることを特徴とする情報自動処理機。
  5. 【請求項5】請求項4項記載の情報自動処理機におい
    て、 前記入出力制御ユニット部の前記表示部とカード挿入口
    を備えた配置面と、隣接する現金取扱ユニット部の現金
    投入口を備えた配置面は、その上部を後方に傾けた傾斜
    面で構成されていることを特徴とする情報自動処理機。
  6. 【請求項6】請求項4項または請求項5項記載の何れか
    の情報自動処理機において、 前記入出力制御ユニット部は、前記表示部と前記カード
    挿入口を備えた入出力ユニット部と、該情報処理機を制
    御する制御ユニット部と、前記入出力ユニット部と前記
    制御ユニット部を収納する入出力制御筐体とから構成さ
    れることを特徴とする情報自動処理機。
  7. 【請求項7】請求項4項記載の情報自動処理機におい
    て、 前記プリンタユニット部と前記現金取扱ユニット部の筐
    体の正面部は高さ700mm以下の位置に前記両ユニット
    部の先端部より後方に後退して形成される筐体面を備え
    ていることを特徴とする情報自動処理機。
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