JPH1040440A - 自動機 - Google Patents

自動機

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JPH1040440A
JPH1040440A JP8191807A JP19180796A JPH1040440A JP H1040440 A JPH1040440 A JP H1040440A JP 8191807 A JP8191807 A JP 8191807A JP 19180796 A JP19180796 A JP 19180796A JP H1040440 A JPH1040440 A JP H1040440A
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JP8191807A
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Tatsuo Murai
龍生 村井
Yoshihiko Iwase
好彦 岩瀬
Jun Furuya
純 古谷
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者に対応して操作表示部の高さ調整が可
能で、かつ操作と視認性に優れた自動機を提供する。 【解決手段】 取引媒体の入出力部と、取引の入力操作
を行う操作表示部と、前記取引媒体の処理ならびに前記
取引の入力操作に応じる取引処理を行う機構部を備え、
前記取引媒体の投入と入力操作により取引を行う自動機
において、前記操作表示部201を備えたテープル面4
を上下に移動させるテーブル駆動手段206と、前記テ
ーブル面4の移動にともなって前記操作表示部201の
角度を変化させる角度駆動手段207を備える。 【効果】操作表示部の視認性や操作性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等に配置され
る現金自動取引装置や、行政機関や公共施設に設置され
て各種の自動取引あるいは情報提供等を行う自動機に係
り、特に、健常者及び身体障害者がともに利用するのに
好適な自動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動機、例えば、銀行等に設置さ
れる現金自動取引装置(以下ATMという)は、健常者
及び身体障害者がともに利用可能なように、タッチパネ
ルを表示面上に備えた操作表示部を有するテーブル面の
高さを830mm程度に設定している。しかし、これら
のATMは、健常者と車椅子利用の障害者の両方が兼用
できる反面、それぞれの使い勝手を制約している。特
に、健常者は体を柔軟に移動させてこの使い勝手の悪さ
をカバーできるが、車椅子利用者の中には体を任意に動
かすことが困難な人もおり、この人達に無理を強いる場
合があった。
【0003】これらの課題を解決するために、例えば、
特開平6ー44444号においては、媒体入出部、操作
・表示部の高さを顧客の身長差、身体障害者向けなどを
考慮して上下方向に移動制御する自動取引装置を提供す
ることを目的に、装置本体の顧客センサが顧客を検知、
高さセンサが顧客の概略身長を計測し、上下モータとギ
ャにより操作・表示部、媒体入出部を最適な高さまで上
下に制御移動させるものが開示されている。
【0004】また、特開平5ー62047号において
は、車椅子利用者も立位利用者も共に使い易い現金自動
取引装置を提供することを目的に、現金自動取引装置を
モータとベルトとワイヤによって上下動可能に構成し、
車椅子利用者がレバーによって下スイッチと上スイッチ
をオン・オフし、現金自動取引装置を自在に上下動する
ことができるようにすることで、現金自動取引装置利用
者が車椅子利用者であるか立位利用者であるかにかかわ
らず、常に操作部が使い易い位置にある現金自動取引装
置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、何れも利用者に対応して操作部配置面を上下
動することができるものの、この操作部配置面に配置さ
れるタッチパネル付の表示部の使い易さ、例えば、表示
部に表示される操作キーのタッチのしやすさや表示部の
視認性等が考慮されていない。
【0006】本発明の目的は、利用者に対応して操作表
示部の高さ調整が可能で、かつ操作と視認性に優れた自
動機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、取引媒体の入出力部と、取引の入力操作
を行う操作表示部と、前記取引媒体の処理ならびに前記
取引の入力操作に応じる取引処理を行う機構部を備え、
前記取引媒体の投入と入力操作により取引を行う自動機
において、前記操作表示部を備えたテープル面を上下に
移動させるテーブル駆動手段と、前記テーブル面の移動
にともなって前記操作表示部の角度を変化させる角度駆
動手段を備えた自動機を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して、本
発明に係る自動機の実施例を説明する。なお、同一また
は同様な部分や部位は同一符号をもって示し重複した説
明を省略する。
【0009】「第1の実施例」図1〜図6は、本発明に
係る現金自動取扱機の実施例を示したものであり、図1
は外観斜視図、図2は装置構成図、図3は車椅子利用者
と立位利用者の使用状態図、図4はテーブルの取付構造
図、図5は現金取出口の要部断面図、図6は操作フロー
図である。
【0010】先ず、図1を参照して、本発明に係る現金
自動取扱機の概略外観構造を説明する。図において、符
号1で総括的に示すのは、金融機関等のロビーに設置さ
れる現金自動取扱機であり、略縦長直方体形状の本体2
と、該本体2の前部中央に配置され、前方に板状に張り
出したテーブル3とから構成される。テーブル3は、テ
ーブル面4に顧客操作部201を備え、図示しないテー
ブル駆動駆動機構206(図2で図示)を介して、前記
テーブル面4の水平を維持したまま本体2の前面に沿っ
て、上下に可動自在に設けられている。ここで、テーブ
ル3は、実線で示す下方の位置(第2の状態)では、車
椅子利用者に適した高さH2(床面からテーブル面4ま
での高さ)に設定され、点線で示す上方の位置(第1の
状態)では、立位利用者、つまり健常者が立って操作で
きる高さH1(床面からテーブル面4までの高さ)に設
定されている。
【0011】更に、該テーブル3は、第2の状態で、車
椅子利用者の膝がテーブル3の下方に挿入可能なよう
に、床面からテーブル3の底面までの高さH4を備えた
下肢空間が得られるように、テーブル3の厚さd1を設
定している。
【0012】また、前記顧客操作部201は、薄形の表
示部203の画面上にタッチパネル202を備え、図示
しない表示部角度駆動機構207(図2で図示)によ
り、顧客操作部201の前部を回転軸5として、後部を
引き起こすように角度調整自在に取付けられている。そ
して、表示部角度駆動機構207は、テーブル面4が下
方位置の第2の状態では顧客操作部201を引き起こし
て立てた状態とし、テーブル面4が上方位置の第1の状
態では顧客操作部201を寝せるように動作する。な
お、この実施例では、顧客操作部201を10.3イン
チのものを採用している。
【0013】また、テーブル3が取付けられる本体2の
上部前面6には、垂直面に近い起立面6が形成されてい
る。この起立面6には、テーブル3の移動にともなって
隠蔽されないように取引媒体の入出部7等が配置されて
いる。この実施例では、前記入出部7として通帳挿入口
8、カード挿入口9、現金取出口10が設けられ、非常
連絡用に、店内連絡電話用のハンドセット11、非常ス
イッチ12、13が設けられている。
【0014】一方、テーブル3が取付けられる本体2の
下部に形成される下肢空間は、車椅子利用者が膝をテー
ブル面4に挿入して、前記起立面6に設けられた入出部
7等を無理なく操作できる奥行D2を設定している。
【0015】このように、本発明に係る現金自動取扱機
1によれば、前記第1の状態では、立位利用者に適した
高さと角度を備えた顧客操作部201を提供でき、ま
た、第2の状態では車椅子利用者に適した高さと角度を
備えた顧客操作部201を提供できるので、立位利用者
と車椅子利用者がともに利用する顧客操作部201の視
認性と操作性を向上させることができる。しかも、この
実施例では、取引媒体の入出部7等を立位利用者と車椅
子利用者が共用できる位置に固定して設けたので、構造
を簡単にしながら両利用者の操作性を維持することがで
きる。
【0016】以下、図1〜図6を参照して、本発明に係
る現金自動取扱機1を詳細に説明する。
【0017】先ず、図2において、この現金自動取扱機
1の装置構成を説明する。現金自動取扱機1は、制御部
200によって統括制御される。前記したように顧客操
作部201は、薄形の表示部203と、該表示部203
の画面上に配置されるタッチパネル202とから構成さ
れ、表示部203の画面に各種の操作キーやガイダンス
を表示させ、該操作キーの画面位置に対応して設定され
る操作指示をタッチパネルを指等で触れることで入力・
操作ができるようにしている。この実施例では、車椅子
利用者の十分な下肢空間を確保するために薄形のLCD
を採用している。
【0018】204は前記カード挿入口9から挿入され
たカードの情報を読み書きするカード情報読取・書込機
構、210は通帳挿入口8から挿入された通帳に印字す
る通帳印字機構、205と212は現金取出口10に挿
入された紙幣と硬貨を入金し、また現金取出口10から
出金する紙幣入出金機構と硬貨入出金機構、209はジ
ャーナル印字機構、208はホストコンピュータと通信
回線を介してデータ交換するインタフエース部、211
は電源部、213は各種のセンサー、214はガイダン
スや操作音及び監視室からの音声を出すスピーカであ
る。
【0019】また、前記したテーブル駆動機構206及
び表示部角度駆動機構207は、図示しない駆動部とギ
ヤー等の公知の技術で構成されており、センサー21
3、移動微調整スイッチ215、角度微調整スイッチ2
16からのデータまたは操作指示により、制御部200
により動作制御される。なお、この実施例では、テーブ
ル駆動機構206を駆動部とギヤー等で構成したが、油
圧機構等の昇降機構でもよい、また、テーブル駆動機構
206と表示部角度駆動機構207を独自の制御部で制
御してもよい。
【0020】図1において、本実施例では、テーブル3
を感覚マヒのある利用者の腕を傷つけにくいように柔ら
かめの材質、例えば軟質塩化ビニール等の幾分弾力性を
備えた材料で角部をアール処理した造形とするととも
に、テーブル面4を広く形成して手荷物や車椅子利用者
が肘をついて姿勢確保ができるスペースを取るように配
慮している。また、この実施例では、落下した硬貨を拾
うことに苦労する車椅子利用者を考慮して、テーブル面
4の先端に額縁状の立上り部17、両側に凹状溝18を
備えることにより、テーブル面4からの硬貨の落下を防
止している。また、テーブル面4には、テーブル3の高
さの微調整を行う前記移動微調整スイッチ215と、顧
客表示部201の角度を微調整する角度微調整スイッチ
216を備えている。この実施例では、上記スイッチを
一対で大型ボタンのアップダウンスイチとし、誤動作を
考慮して、表示部の片側奥に配置している。
【0021】また、図4に示すように、この実施例で
は、薄い板状の形態を備えたテーブル3の強度を得るた
めに、内部周囲にH型の強度部材70を設け、該強度部
材70が本体2の前面両側に配置されるレール75に支
持・取付けられて上下方向に移動可能な構造としてい
る。もちろん、このテーブル3の支持構造は一例であ
り、他の支持構造でもよい。
【0022】更に、この実施例では、テーブル面3の中
央後方の現金取出口10に対応する部分に、斜めに切り
欠いた切欠部80を形成している。この構造により、図
4の(a)図に示す第2の状態から(b)図に示す第1
の状態まで移動させ、該第1の状態でテーブル3と現金
取出口10がラップしても、前記切欠部80を利用して
現金を取出したり入金したりすることができる。このた
め、テーブル3の最高位置より現金取出口10を低くす
ることができるので、車椅子利用者の操作性を向上させ
ることができる。特に、水平面にシャッタを備えた凹状
の構造を備えた現金取出口10においては、立位利用者
は上方から見下げる目線となり、また姿勢を簡単に変え
ることができるから、現金取出口10が多少下方の位置
でも問題ないが、車椅子利用者の中には簡単に姿勢を変
えることが困難な人もおり、また目線も横方向から見る
方向となるため、前記したような現金取出口10を低く
する構造は有効である。
【0023】図1に戻り、更に、この実施例では現金取
出口10以外の入出部7等においても、車椅子利用者が
無理な姿勢を取ることなく操作できるように、床面から
H6の位置に設けられている。また、通帳挿入口8、カ
ード挿入口9、現金取出口10は顧客操作部201の画
面の横幅寸法内に近接配置することで、操作フローの関
連が図れて操作性を向上できるようにしている。
【0024】また、従来例では、操作の質問やカードの
取り込まれ事故等で銀行員の支援依頼を行うハンドセッ
ト11を機器の仕切壁に設けているため、車椅子利用者
にとって定位置での操作が困難であったが、本実施例で
は、ハンドセット11を通帳挿入口8に並設したため、
定位置での全ての操作が可能である。
【0025】また、非常スイッチ12、13は、2種類
設けるようにしており、非常スイッチ12は軽くて大型
の押ボタンであり、非常スイッチ13は、起立面6に形
成された凹部の上面から釣り下げられた紐の端部にリン
グが取付けられた「非常プルリング」てあり、該リング
に親指を引っかけたり、あるいはリング取付都を2本の
指で挟むなどして引き下げる構造とすることにより、障
害者に操作しやすい構造としている。
【0026】また、14は、取扱中や払出専用等の現金
自動取扱機1の現在の機能状態を表示する機能表示部で
あり、遠方からも視認できるように本体1の前面上部に
大きく形成している。更に、この機能表示部14に、例
えば「誰でも使えるATM(現金自動取扱機)」「上下
昇降テーブルと操作画面をお客様に合せます」等の本現
金自動取扱機1の特徴を表示するようにするとよい。
【0027】また、テーブル3が取付けられる本体2の
下部前面には、凹部15が形成されている。この凹部1
5は、車椅子利用者が十分に正面に接近できて、起立面
6に配置される取引媒体の入出部7等を無理なく操作で
きるように形成された下肢空間確保のためのものであ
り、該凹部15の前面には耐久性のあるキックプレート
が貼り付けて有り、車椅子のフットレストで筐体が傷付
かないようにしている。この凹部16により、テーブル
3の先端から凹部16の前面までの距離D2が確保さ
れ、車椅子利用者に十分な下肢空間が確保される。もち
ろん、凹部15を形成せず、テーブル3の下部本体2の
前面からテ―ブル3の先端までの距離D3で、前記下肢
空間を確保できるようにテーブル3の大きさを設定して
もよい。
【0028】また、凹部15の下部には車椅子のフット
レストより低い高さd2を備えた前方に張り出した凸部
16を残している。該凸部16は、本体2の前方への転
倒防止効果があるとともに、立位利用者の足掛けとして
利用できる。なお、この実施例では、凹部16の上端ま
での高さH7を350mmとし、d2を70mmに設定
している。
【0029】また、テーブル3の底面には、セフテイー
ストッパセンサ213aを備えて、テーブル3の底面が
車椅子利用者に触れた場合にテーブル3の移動を停止す
るようにしている。また、213bは、現金自動取引機
1の設置面前方に配置される圧力センサーシートであ
り、制御部200とコードを介して接続される。制御部
200は圧力センサーシート213bが車椅子の車輪距
離と同じ位置に同じ圧力を感知した場合、利用者が車椅
子利用者と判断し、前記以外に圧力が加わった場合は立
位利用者であると判断し動作させる。
【0030】次に、図3を参照して、本発明の実施例で
ある現金自動取扱機1の寸法関係と操作姿勢について説
明する。図3は、右側が第1の状態の使用状態図、左側
が第2の状態の使用状態図であり、説明を簡単にするた
めに、両状態を左右に対比するかたちで図示している。
【0031】図において、この実施例では、第2の状態
のテーブル面4の高さH2を車椅子利用者が操作しやす
い高さ750mm、第1の状態のテーブル面4の高さH
1を立位利用者が操作しやすい高さ900mmに設定し
ている。また、デーブル3の厚さd1を50mmに設定
して、テーブル3の下方に高さH4が700mmに設定
された下肢空間を確保するようにしている。また、テー
ブル面4の奥行D1は350mm、前記下肢空間の奥行
D2を450mmに設定している。更に、第1の状態の
顧客操作部201の水平面からの角度Θ1を8°、第2
の状態の顧客操作部201の水平面からの角度Θ2を4
5°に設定している。更に、通帳挿入口8、カード挿入
口9の床面からの高さH3を960mm、図1または図
5で示す床面から現金取出口10の下端までの高さを8
60mmに設定している。
【0032】さて、車椅子で利用される車輪径は24イ
ンチのものが一般的である。この車椅子に着席した場
合、車椅子の肘掛までの高さH5は700mm以下であ
る。また、車椅子の座面までの高さは450mmであ
り、この座面に厚めのクションを敷いて利用者が座った
場合の床面から太股までの高さを考慮しても、テーブル
3の底面までの高さH4が700mm以上あれば、車椅
子利用者の下肢空間を確保することができる。
【0033】更に、薄形の顧客操作部201を備えたテ
ーブル3の厚さd1は50mm前後あればたりるので、
テーブル面4までの高さH2は750mm以上あればよ
い。また、車椅子利用者は肘でテーブル面4を支持して
体を安定させることが多いことから、あまりテーブル面
4が高すぎると不便である。これらのことを考慮する
と、H2の高さは、750mm〜850mmの範囲に設
定すればよい。
【0034】また、この車椅子に着席した場合、標準的
な人の床面から肩までの高さH6は1000mm前後で
ある。更に、車椅子利用者は肩よりあまり高い位置での
作業が困難なことから、この1000mmを基準に、入
出部7の高さH3は850mm〜1100mmの範囲に
設定すれば入出部7等の使い勝手を維持することができ
る。
【0035】更に、入出部7は近ければ近いほどよい
が、車椅子利用者と入出部7の間に設けられるテーブル
面7は、使いやすく視認性のある大きさを備えた顧客操
作部201を備える必要がある点を考慮するとある程度
の寸法を備えた奥行D1が必要である。更に、車椅子利
用者が肩から手を伸ばしてとどく距離は600mm前後
であり、前記したように車椅子利用者はテーブル面4に
肘をついた前かがみの姿勢を取ること、及びフットレス
ト等を考慮すると、テーブル面4の奥行D1並びに下肢
空間の奥行D2は350mm以上、600mm以下の範
囲に設定すればよい。
【0036】一方、立位利用者は、やや前かがみの立ち
姿勢での操作では、高さH1は850mm〜1000m
mの範囲がベストである。そして、この高さH1は、第
2の状態でも操作可能な本体1に固定して設けた入出部
7の高さH3を考慮してもベストな位置である。
【0037】また、タッチパネル202を備えた顧客操
作部201は、角度を取りすぎる、つまり顧客操作部2
01を斜めに見ると実際に表示画面に表示された操作キ
ーとタッチパネルの所定の位置がずれて誤操作を起こす
課題がある。また、当然、映り込みや画面が小さく見え
る等の課題がある。これを解決するためには、顧客操作
部201を利用者の目線に垂直に近い角度にすることで
解決することができる。
【0038】本実施例に係る現金自動取扱機1において
は、図3に示すように、第2の状態では、顧客表示部2
01を見る目線X2の角度がきつく(斜めに見る)な
り、第1の状態では、目線X1の角度があさく(垂直に
近く)なる。このことから、本発明では、第2の状態で
は顧客操作部201の角度Θ2を大きくし、第1の状態
では角度Θ1を小さくする。この実施例では、角度Θ1
を8°、角度Θ2を45°に設定することで、第1、第
2の状態でそれぞれの利用者に視認性と操作性が良好な
顧客操作部201を提供することができる。なお、角度
Θ1と角度Θ2は、0°≦Θ1 ≦10°、35°≦Θ
2 ≦55°の範囲であれば同様な効果を得ることがで
きる。
【0039】次に、図6の動作フローと図1を参照し
て、本発明に係る現金自動取扱機1の操作を説明する。
図6において、現金自動取扱機1の制御部200は、ス
テップ300において操作受付待ち状態を維持する。こ
の現金自動取扱機1は、第1の状態の第1のモードと第
2の状態の第2のモードの2つのモードを備えており、
初期設定において、利用頻度の高い第1の状態の第1の
モードが設定されている。このため、制御部200は、
ステップ300の操作受付待ち状態では、第1の状態を
とらせる。
【0040】この状態から、圧力センサーシート213
bからの信号を受付ることで、制御部200は、ステッ
プ310に移行させる。制御部200は、ステップ31
0において、圧力センサーシート213bの信号が車椅
子の車輪の幅と同じ位置に同じ圧力が加わった場合、第
2のモード、つまり利用者が車椅子利用者であると判断
し、ステップ320に移行させる。一方、制御部200
は、圧力センサーシート213bの信号が前記以外の場
合は、利用者が立位利用者であると判断し、テーブル3
を移動させることなく、ステップ440の現金取引開
始、ステップ450の現金取引終了、更に、ステップ4
60のカードが取出されたか、あるいは、カードが取出
されない場合の警報をステップ470で行い、最終的に
ステップ420の操作受付待ち状態にさせる。
【0041】一方、第2のモードが選択された場合は、
制御部200は、ステップ320において「テーブルを
下げます注意してください」等のテーブル動作ガイダン
スをスピーカ214から出させ、ステップ330におい
てテーブル駆動機構206に動作信号を出してテーブル
3を第2の状態の所定の位置(高さH2)まで降下させ
るとともに、ステップ340において、表示部角度駆動
機構207に動作信号を出して、顧客表示部201の角
度を第2の状態の角度Θ2まで動作させる。
【0042】次に、制御部200は、ステップ350に
おいて、移動微調整スイッチと角度微調整スイッチから
の微調整動作の受付を開始する。この実施例では、第1
の状態では立位両者が姿勢を変えるのが容易であること
から、現金自動取扱機1の利用率を高めるために、第2
の状態のみにこのステップ350を備えるようにしてい
る。もちろん、第1の状態においても同ステップ350
を採用してもよい。この微調整動作の受付はステップ3
80においてカードが取出されるまで継続する。
【0043】次に、制御部200は、ステップ360、
370において現金取扱開始とその後の現金取扱終了を
行った後、ステップ380に移行させる。
【0044】なお、ステップ360が一定時間内に行わ
れなかった場合は、制御部200は第2のモードがキャ
ンセルされたと判断しステップ390に移行させる。
【0045】次に、制御部200は、ステップ380の
カードが取出されたか、あるいは、カードが取出されな
い場合の警報をステップ430で行い、第2のモード移
行時と同様にステップ390において、テーブル動作ガ
イダンスを行い、ステップ400でテーブル昇降動作、
ステップ410で表示角度動作を行なわせて現金自動取
引機1を第1の状態に復帰させるとともにステップ42
0で操作受付待ち状態を維持する。
【0046】以上のべたように、本実施例によれば、利
用頻度の高い第1の状態を基本にしているので、立位利
用者には、従来と同様な操作手順で操作を進行させるこ
とができる。しかも、この操作では従来のテーブル面4
より高い位置で操作できるので、視認性と操作性を向上
することができる。一方、車椅子利用者は、現金自動取
扱機1の前に位置することで、現金自動取扱機1が自動
的に操作性と視認性が良好な第2の状態となり、しか
も、顧客操作部201の角度やテーブル3の高さを微調
整することができるので、各車椅子利用者の障害レベル
や好みの状態に現金自動取引機1を変化させることがで
きる。
【0047】なお、本実施例では、圧力センサーシート
213bを採用したが、他のセンサーや、あるいは第1
と第2のモードを選択するスイッチを備えるようにして
もよい。
【0048】また、本実施例では、第1のモードと第2
のモードの2つのモードを採用したが、第1の状態から
第2の状態の間に任意にテーブル3を固定するようにし
てもよい。また、この際、顧客操作部201を前記テー
ブル3の移動に連動して随時角度を変化させるようにす
ることで、利用者に最適な操作環境を提供することがで
きる。この場合、スピーカ214や機能表示部14に
「操作する高さを選べます」等のガイダンスを出すとよ
い。
【0049】更にテーブル3の移動を途中で停止するリ
セットボタンを備えるようにすることにより、誤動作の
際の復帰の時間を短縮することができるとともに、安全
性を向上させることができる。
【0050】「第2の実施例」次に、図7は、本発明の
他の実施例の自動証書発行機であり、(a)図が第2の
状態の外観斜視図、(b)図が第1の状態の部分外観図
である。この実施例は、昇降自在なテーブル3に角度を
変更可能な顧客操作部201を備えるとともに、現金挿
入口10を備え、更に、起立面6を前方に張り出し、か
つ、テーブル3の片側に該テーブル3を側方より支持す
る支持柱部102を備えることで、テーブル3の張り出
しを小さくして、堅牢な構造とするとともに、入出部の
操作性を向上したものである。
【0051】(a)において、この自動証書発行機10
0は、例えば市役所等のロビーに設置されて住民書や各
種の証書を発行するものである。本体101は、前面片
側に支持柱部102を設け、テーブル3を本体101の
前面と前記支持柱102で支持するような構造としてい
る。前記支持柱102内には、油圧機構やベルトまたは
チエーン等を備えた公知のテーブル3を昇降するための
図示しないテーブル駆動機構206を備えるようにす
る。また、テーブル面4の前部には現金取出口10を備
え、その後部に図示しない表示部角度駆動機構207を
介して角度変更可能な顧客操作部201を配置してい
る。また、起立面6は、前方に張り出して形成され、顧
客操作部201を後方に倒して起立面6内に収納する凹
部103と、その上部に証書発行口104を設けてい
る。
【0052】更に、証書発行口104の両側には非常ス
イッチ12と13が配置され、テーブル面4の両側には
ハンドセット11と、イヤーレシーバー105が設けら
れている。イヤーレシーバー105は、コードを介して
自動証書発行機100に接続され、操作方法の説明や各
種の案内を手持ち不用で聞けるように図示しない耳掛部
を備えている。テーブル3の前端部片側には、テーブル
3の昇降をアップダウンで行う昇降スイッチ106と昇
降をリセットするリセットスイッチ107が配置され
る。
【0053】また、テーブル3の下方の本体101の前
面は後方に凹ませて設けている。このため、車椅子利用
者には、テーブル3の下方にゆとりのある下肢空間が形
成され、更に、起立面6は前方に張り出して形成される
ので、証書発行口104や非常スイッチ12、13の操
作性が良好となる。また、現金取出口10はテーブル面
4の前部に設け、更に、現金取出口10の開口部をシャ
ッタ式の蓋で覆っているので、使わない時は、肘の保持
部として、現金を投入するときは身近な操作で行うこと
ができる。
【0054】一方、(b)図に示す第1の状態では、立
位利用者には、顧客操作部201が起立面6の凹部10
3に後方を収納されて水平に近い角度となり、しかも、
前記凹部103は顧客操作部201の視野を妨げないよ
うに斜めにカットされているので、立位利用者に前記第
1の実施例と同様な効果を与えることができる。
【0055】ここで、移動する現金取出口10は、本体
100内に固定して配置される紙幣入出金機構205と
硬貨入出金機構212との連結を可能とするために、図
示しない可変可能なベルトコンベアー式ガイドで連結さ
れている。
【0056】なお、この実施例では、高さH1を900
mm、高さH2を750mm、高さH3を1000m
m、高さH4を700mm、奥行D2を550mmに設
定している。また、第1の実施例の凹部15に対応する
部分(高さH7)には、本体101の前面に耐久性のあ
るキックプレートを貼り付けている。また、この実施例
では、凸部16の上部を斜めにすることで、立位利用者
が足を掛けやすく、また車椅子のフットレストにあった
形状としている。
【0057】「その他の実施例」図8は、本発明に係る
その他の実施例2件を示した動作状態を示す側面図であ
る。なお、高さH2 、H4、奥行D1、D2、更に顧
客操作部201の角度Θ1、Θ2は前記実施例と同様で
ある。
【0058】(a)図に示す実施例は自動機400の本
体401を上下に2分割し、下部本体401aを基台部
にして、上部本体401bが昇降されるようにしてい
る。図示しない昇降機構としては、油圧機構を採用する
とよい。テーブル3は前記上部本体401bの前面に固
定されて取付けられている。そして、テーブル3のテー
ブル面4は第1の状態の顧客操作部201の角度(8
°)に形成されている。顧客操作部201は前記の他の
実施例と同様テーブル面4に角度自在に取付けられる。
そして、取引媒体の入出部7等は上部本体前面の所定の
位置に設けるようにする。
【0059】この実施例によれば、取引媒体の入出部7
等をテーブル3と一体で昇降することができるから入出
部7等と顧客操作部201の最適な位置関係を維持した
まま、車椅子利用者や立位利用者に最適なテーブル3で
の入力操作が可能となる。特に、第1の状態では、第2
の状態と兼用するための入出部7等の高さH3の制約が
ないので、高さH1を高くしてより高い位置での入力操
作を好む利用者の要望に答えることができる。
【0060】また、(b)図の実施例は、自動機450
を、縦長直方体形状の本体451と、該本体451の前
面上部に昇降自在取付けられるテーブル3と起立面6が
一体に形成されるL型テーブル452とから構成され
る。テーブル3には角度が調整可能な顧客操作部203
が設けられ、起立面6には取引媒体の入出部7等が配置
される。この実施例では、前記(a)図の実施例より昇
降させる部分を小さくして図示しない昇降機構部を小さ
くして、(a)図の実施例と同様な効果を得ることがで
きる。
【0061】以上述べたように、本実施例によれば、前
記操作表示部を備えたテープル面を上下に移動させるテ
ーブル駆動手段と、前記操作表示部の角度を変化させる
角度駆動手段を備えたことにより、利用者操作姿勢に合
ったテーブル面の高さで、かつその操作姿勢に最適な操
作表示部の角度に操作できるので、視認性や操作性を向
上させることができる。
【0062】また、テーブル面を上方に位置させる第1
の状態と、テーブル面を下方に位置させる第2の状態と
を備え、前記角度駆動手段を、第1の状態の操作表示部
の水平面からの角度Θ1を、第2の状態の操作表示部の
水平面からの角度Θ2より小さく設定することにより、
車椅子利用者と立位利用者に合った操作表示部の角度に
できる。
【0063】また、第2の状態のテーブル面の床面から
の高さH2、操作表示部の水平面からの角度を角度Θ2
とし、前記高さH2及び角度Θ2を、750mm≦ H
2 ≦850mm、35°≦Θ2 ≦55°の範囲に設定
することにより、車椅子利用者に最適な操作表示部の角
度が得られる。
【0064】また、第1の状態のテーブル面の床面から
の高さH1、操作表示部の水平面からの角度を角度Θ1
とし、前記高さH1及び角度Θ1を800mm≦ H1
≦ 1000mm、0°≦Θ1 ≦10°の範囲に設定す
ることにより、立位利用者に最適な操作表示部の角度が
得られる。
【0065】また、テーブル面の取付部上方に起立面を
備え、該起立面に取引媒体の入出部を常に露出するよう
に設けるとともに、該入出部の配置位置を床面からの高
さH3として、該高さH3を、850mm≦ H3 ≦
1100mmの範囲に設定することにより、立位利用者
と車椅子利用者が兼用できる最適な操作が得られる取引
媒体の入出部が提供される。
【0066】また、テーブル面が取付部から前方に張り
出した長さD1を、 D1 ≧ 350mmに設定するこ
とにより、車椅子利用者の下肢空間に影響を与えること
なく十分な広さのテーブル面が提供される。
【0067】また、前記テーブル駆動手段を駆動させる
駆動スイッチを備え、該駆動スイッチにより、第1の状
態と第2の状態を選択する駆動スイッチを備えるととも
に、前記第2の状態でテーブル面の高さH2を微調整可
能な移動微調整スイッチを備えることにより、車椅子利
用者の操作性を更に向上できる。
【0068】また、操作表示部の角度を微調整可能な角
度微調整スイッチを備えたり、テーブル面の移動をとも
なわないで操作表示部の角度を微調整可能な角度微調整
スイッチを備えることにより、視認性を一層向上させる
ことができる。
【0069】また、テーブル面の下方に床面からの高さ
H4、奥行D2を、700mm≦H4 、350≦D2
の空間を備えることにより、車椅子利用者に良好な下肢
空間を提供することができる。
【0070】また、前記テーブル面の移動に連動して前
記操作表示部の水平面からの角度を上方位置で小さく、
下方位置で大きくなるように変化させる角度連動駆動手
段を備えることにより、利用者が設定するテーブル面の
任意の高さに最適な操作表示部が提供される。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、車椅子利用者と立位利
用者に対応して、利用者の操作姿勢に合ったテーブル面
の高さで、かつその操作姿勢に最適な操作表示部の角度
で操作できるので、操作表示部の視認性や操作性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示した外観斜視図
【図2】本発明の第1の実施例を示した装置構成図
【図3】本発明の第1の実施例を示した車椅子利用者と
立位利用者の使用状態図
【図4】本発明の第1の実施例を示したテーブルの取付
構造図
【図5】本発明の第1の実施例を示した現金取出口の要
部断面図
【図6】本発明の第1の実施例を示した操作フロー図
【図7】本発明の第2の実施例を示した外観図
【図8】本発明の他の実施例2件を示した動作状態を示
す側面図
【符号の説明】
1…現金自動取扱機、2…本体、3…テーブル、4…テ
ーブル面、7…取引媒体の入出部、201…顧客操作
部、202…タッチパネル、203… 薄形の表示部、
206…テーブル駆動駆動機構、207…表示部角度駆
動機構、6…起立面、 H1…床面からテーブル面まで
の高さ、H2…床面からテーブル面までの高さ、H3…
床面から取引媒体の入出部までの高さ、 H4…床面か
らテーブルの底面までの高さ、 D1…テーブル面の奥
行、D2…下肢空間の奥行、 Θ1…第1の状態の顧客
操作部の角度、Θ2…第2の状態の顧客操作部の角度。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取引媒体の入出力部と、取引の入力操作を
    行う操作表示部と、前記取引媒体の処理ならびに前記取
    引の入力操作に応じる取引処理を行う機構部を備え、前
    記取引媒体の投入と入力操作により取引を行う自動機に
    おいて、前記操作表示部を備えたテープル面を上下に移
    動させるテーブル駆動手段と、前記操作表示部の角度を
    変化させる角度駆動手段を備えたことを特徴とする自動
    機。
  2. 【請求項2】前記請求項1の自動機において、テーブル
    面を上方に位置させる第1の状態と、テーブル面を下方
    に位置させる第2の状態とを備え、 前記角度駆動手段は、第1の状態で操作表示部の水平面
    からの角度をΘ1とし、第2の状態で操作表示部の水平
    面からの角度をΘ2とするように動作させ、前記角度Θ
    1とΘ2はΘ1<Θ2であることを特徴とする自動機。
  3. 【請求項3】前記請求項1の自動機において、第2の状
    態のテーブル面の床面からの高さH2、操作表示部の水
    平面からの角度を角度Θ2とし、前記高さH2及び角度
    Θ2は、750mm≦ H2 ≦ 850mm、35°≦
    Θ2 ≦55°であることを特徴とする自動機。
  4. 【請求項4】前記請求項1、3の自動機において、第1
    の状態のテーブル面の床面からの高さH1、操作表示部
    の水平面からの角度を角度Θ1とし、前記高さH1及び
    角度Θ1は800mm≦ H1 ≦ 1000mm、0°
    ≦Θ1 ≦10°であることを特徴とする自動機。
  5. 【請求項5】前記請求項1〜4の自動機において、テー
    ブル面の取付部上方に起立面を備え、該起立面に取引媒
    体の入出部を常に露出するように設けるとともに、該入
    出部の配置位置を床面からの高さH3として、該高さH
    3は、850mm≦ H3 ≦1100mmであることを
    特徴とする自動機。
  6. 【請求項6】前記請求項1〜5の自動機において、テー
    ブル面が取付部から前方に張り出した長さD1は、 D
    1 ≧ 350mmであることを特徴とする自動機。
  7. 【請求項7】前記請求項1の自動機において、前記テー
    ブル駆動手段を駆動させる駆動スイッチを備え、該駆動
    スイッチにより、第1の状態と第2の状態を選択する駆
    動スイッチを備えるとともに、前記第2の状態でテーブ
    ル面の高さH2を微調整可能な移動微調整スイッチを備
    えたことを特徴とする自動機。
  8. 【請求項8】前記請求項1、7の自動機において、操作
    表示部の角度を微調整可能な角度微調整スイッチを備え
    たことを特徴とする自動機。
  9. 【請求項9】前記請求項1の自動機において、テーブル
    面の移動をともなわないで操作表示部の角度を微調整可
    能な角度微調整スイッチを備えたことを特徴とする自動
    機。
  10. 【請求項10】前記請求項1の自動機において、テーブ
    ル面の下方に床面からの高さH4、奥行D2が、700
    mm≦ H4 、350≦D2の空間を備えていることを
    特徴とする自動機。
  11. 【請求項11】前記請求項1の自動機において、前記テ
    ーブル面の移動に連動して前記操作表示部の水平面から
    の角度を上方位置で小さく、下方位置で大きくなるよう
    に変化させる角度連動駆動手段を備えたことを特徴とす
    る自動機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003308303A (ja) * 2002-04-18 2003-10-31 Toshiba Corp 個人認証装置および通行制御装置
JP2006172182A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Dainippon Printing Co Ltd Icカードシステム
JP2007079733A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Toyo Network Systems Co Ltd サービス提供装置
JP2007287038A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Shizuoka Prefecture チェックアウト装置
US8497879B2 (en) 2009-03-18 2013-07-30 Ricoh Company, Limited Information processing apparatus, display processing method, and computer program product therefor

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