JP2728493B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP2728493B2
JP2728493B2 JP9510789A JP9510789A JP2728493B2 JP 2728493 B2 JP2728493 B2 JP 2728493B2 JP 9510789 A JP9510789 A JP 9510789A JP 9510789 A JP9510789 A JP 9510789A JP 2728493 B2 JP2728493 B2 JP 2728493B2
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finger
automatic transaction
transaction apparatus
guidance
finger position
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明人 石黒
泰雄 白貝
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金自動取引装置や、発券機、自動販売機に
おいて、老人や視覚障害者の操作をスピーディにできる
方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の現金自動取引装置の操作面にはカード挿入口
1、操作キー4、視覚障害者のための点字式金額確認器
7、紙幣挿入受取口6がちらばって配置されている。利
用客は以上の部分の位置をさがし、規定通りの手順でオ
ペレーションを終了する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、老人や視覚障害者が実際に操作する
場合にはカード(取引媒体)を挿入する場所、操作キー
の場所、払出金額を点字式金額確認器で確認するための
この確認器の位置、紙幣挿入受取口の位置が本体のどこ
にあるのか見つけるのに時間がかかる。また暗証番号の
入力時に、何桁まで入力したのかわからない為に押し誤
りをしやすい。本発明は以上の問題を解決し、誰でもス
ピーディに操作可能な自動取引装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、利用客の手指の位置を検
知するセンサーと、手指をどの位置に移動すれば良いか
を利用者を案内するガイダンス部を設置することで達成
される。又、ガイダンス部として冷風や温風を吹き出す
装置を設置することで達成される。又、現在の操作位置
と次の操作位置との途中に吹出口を有するガイドや、振
動するガイドや、移動するベルト等のガイドを設けるこ
とで達成される。
〔作用〕
センサーは、利用客の手指の位置が次に操作する部分
から離れすぎているかどうかを検知出来る構造となって
いる。原理的には、人間の体から発生する赤外線を検知
するものや、超音波の反射波を検知して距離を判断する
ものや、接触したときの静電容量の変化を検知するもの
等がある。あるいはカメラ等によって利用客の手をパタ
ーン確認し、どの位置にあるか計算することも可能であ
る。ガイダンス部が音による場合、次に操作する部分が
斜め右上にある場合には、例えば「カード挿入口は斜め
右上にあります。」と発音することが出来る。原理的に
は音声合成IC等で必要な言葉を合成して発音するもので
ある。
以上の2つの機器を本体に取り付けることで、利用客
が所定時間内に次の操作をやらない場合にはまず手の移
動先を音声で案内し、更に利用客がカード挿入口に指で
触れて確認しているときには、例えば「そこにカードを
お入れ下さい」等と音声を出すことが出来る。従って視
覚障害者でも、点字の位置をさがすのが容易になり、ス
ピーディな操作が可能となる。又、安価な方式として
は、全く手の位置を検知せずに、これからキー入力する
キー等の付近からノズル等で冷風(冬は温風)等を吹き
出して手の感覚でキーの位置を検知させるだけの方式も
可能である。あるいは現在の操作位置と次の操作位置の
途中にエアーを吹き出すガイド部材や、振動するガイド
部材や、移動するベルト状等のガイドを設けて、現在の
位置での操作終了後にこれらのガイドを起動させて例え
ばエアーを吹き出したり、振動させたり、ベルトを駆動
させることによってスムーズに利用客の手を次の操作位
置までガイドすることが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例の現金自動預払機を示す操作
パネルには、センサー12および吹き出しノズル13を手指
を振動させる各位置合計19ケ設置し、更にセンサー12に
よって手を検知した後、次の操作位置の吹き出しノズル
13から温風(夏は冷風)を吹き出す制御部15が内蔵され
る。
第2図は実施例のブロック図であり、12はセンサで、
このセンサから出力された手指の検出信号Sを出力す
る。信号Sを内蔵の制御部15が受信し、現在の取引ステ
ップから判断して次の手指の移動すべき位置を算出す
る。算出された結果、制御信号Cとしてガイダンス部1
1、13に出力される。例えば顧客が装置の前に立つとま
ず取引選択の為に操作キー4を押下するわけであるが、
このとき操作キー4を見つけやすくする為に付近に設置
した吹き出しノズル13より温風を吹き出す構造となって
いる。この場合7ケのノズルより温風を吹き出す。そし
てキーを押下したらノズルの吹き出しを停止する。
もし顧客が操作キー4の付近に手を接近せさぬ場合に
はスピーカー11より発音し、例えば「右下のキー部を選
択願います」等とガイダンスする。そして顧客が操作キ
ー4を押下したら今度は中央上部7カード挿入口1の付
近に設けた3ケの吹き出しノズル13より温風を吹き出
す。顧客がカードを挿入終了したら同様に温風の吹き出
しを停止する。しかし顧客の手がなかなかカード挿入口
1に接近しない場合には、例えば「中央上部にカードを
お入れ下さい」等と音声ガイダンスする。このとき顧客
の手が誤って係員呼出しボタン3の付近にうろうろして
いるような場合には、その付近に設けた2ケのセンサ12
で検知し、例えば「そこは係員呼出ボタンの位置です。
カード挿入口はもう少し左上です」等と音声ガイダンス
する。以下同様にして暗号入力、金額入力、カード受取
り、現金受取等の操作をガイドする。
本実施例では暗号のケタ入力ミスを防止するために
「1ケタ目の暗号をお入れ下さい」とか、「2ケタ目の
暗号をお入れ下さい」とか、現在何ケタ目まで入力した
か顧客が確認できる音声ガイダンスを実施する。又、も
し顧客がイヤホーンジャック差込口5を使用している場
合には、入力された暗号を直接顧客に伝える方式とな
る。この場合、例えば「123まで入力済です。もし誤っ
ていたら取り消しボタンを押して下さい。正しかったら
4ケタ目を入力下さい」等のガイダンスをする。
本実施例ではセンサー部には人間の手の波長6〜14の
赤外線を検知する素子を用いているが、これは超音波セ
ンサーや、静電容量変化を検知して接近を検知する方式
でも可能である。
又、センサーと吹き出しノズルを同数設置してある
が、センサーの数量だけを増やすことも可能であり、セ
ンサーを多数設置すれば現在の手の位置を正確に検知で
きるので、目的の位置を演算して例えば音声のみで「カ
ード挿入口はあと10右にあります」等とガイダンスする
ことも可能である。(この場合はエアーは使用しない)
ところで通常の人に対してはこのようなガイダンスは不
要なので、例えば老人等で希望する人にのみガイダンス
する方式も考えられる。この場合にはカードにあらかじ
め別のコードを追加しておく。
第3図に実施例の制御フローの一部を示す。カード挿
入後のフローも同様に手の接近を検知したりエアーの吹
き出し制御を設定すればよい。第3図のフローは場合に
よっては音声によるもっと詳細なガイダンスを追加する
ことは可能である。
本実施例ではセンサーを設置したが、赤外線イメージ
素子を用いたカメラで代用することも可能である。又、
目的の操作位置に超小形の発音装置を設け、指向性の強
い高音を出す方法を組み合わせることで、例えば音声ガ
イダンスで「右下の音のする部分に次の操作部がありま
す」とガイダンスした後に、「ピッ、ピッ」と発音する
方式を組み合わせることも可能である。この場合には全
部で6ケの発音装置が必要となる。
ところで音声が聞こえない人の為に有効な方法として
第5図に示すような振動部材14を各操作部の途中に設置
し、現在の操作が終了した時点で、現在の位置から次の
操作位置までの振動部材14の振動を開始する方式もあ
る。これはもちろん振動部材の代わりにエアーの吹出口
を有するガイドや、移動するベルトガイド等で代用も実
現可能である。
第1図に示した現金自動預払機の実施例の他にも例え
ば切符の自動販売機にも上記のようなガイダンスは可能
である。
例えば顧客は紙幣かコインを投入口に挿入する訳であ
るが、、そのとき点字プレートに触れているならば接触
センサー等で検知し、コイン投入口位置をガイダンスす
る。通常の利用客は点字プレートに触れないのでこのよ
うなガイダンスは省略する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、老人や視覚障害者が自動取引装置を
操作する際のガイダンスが確実に行なえる。又、普通の
人でも不慣れな場合には有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の現金自動預払機の外観の斜視
図、第2図は同じく主要部のブロック図、第3図は本発
明の実施例の制御フロー図、第4図は本発明の他の実施
例の現金自動預払機の外観の斜視図である。 1……カード挿入口、2……点字文言、3……係員呼出
ボタン、4……操作部(操作キー)、5……イヤホーン
ジャック差込口、6……紙幣挿入受取口、7……点字式
金額確認器、8……取扱手順表示部、9……状態表示
部、10……本体ケース、11……ガイダンス部(スピーカ
ー)、12……センサー、13……ガイダンス部(吹き出し
ノズル)、14……振動ガイド、15……制御部。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有価物の放出あるいは預入を行う自動取引
    装置において、操作者の手指の位置を検知するセンサー
    と、このセンサーからの信号を受けて操作者の手指の取
    引に必要な移動位置を演算する制御部と、この制御部か
    らの指令により操作者の手指の移動すべき位置を案内す
    るガイダンス部を備えてなる自動取引装置。
  2. 【請求項2】上記センサーは取引操作部、取引媒体挿入
    口、通貨出入口等の取引のために手指の位置すべき部分
    に配置された請求項1記載の自動取引装置。
  3. 【請求項3】上記ガイダンス部は、音でガイダンスする
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】上記ガイダンス部は次の手指位置の付近の
    発音体から音を出すことで次の手指位置まで手を移動で
    きる請求項3記載の自動取引装置。
  5. 【請求項5】上記ガイダンス部は、手指に感知させる風
    を発生することを特徴とする請求項1記載の自動取引装
    置。
  6. 【請求項6】上記ガイダンス部は現在の手指位置と次の
    手指位置との途中にエアーを吹出すガイド部材を設置
    し、顧客が吹出すエアーを感知しながら次の手指位置ま
    で手指を移動できるようにしたことを特徴とする請求項
    5記載の自動取引装置。
  7. 【請求項7】上記ガイダンス部は現在の手指位置と次の
    手指位置との途中に振動するガイド部材を設置し、顧客
    がガイド部材に触れながら手指を移動することで次の手
    指位置まで手指を移動できる請求項1記載の自動取引装
    置。
  8. 【請求項8】上記ガイダンス部は現在の手指位置と次の
    手指位置との途中に移動するベルト状のガイド部材を設
    置し、顧客が移動するガイドに手指を押しつけることで
    次の手指位置まで手指を移動できる請求項1記載の自動
    取引装置。
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JPH02273866A JPH02273866A (ja) 1990-11-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5780332B2 (ja) * 2014-03-24 2015-09-16 株式会社日立製作所 血管画像撮影装置および個人認証装置
JP6438854B2 (ja) * 2015-06-26 2018-12-19 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置、自動取引方法

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