JP4905662B2 - 取引処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駅に設置される自動券売機などの取引処理装置に関し、特に、車椅子利用者等に対して使い勝手を良くした取引処理装置に関する。
鉄道の駅に設置される自動券売機にあっては、本体の前面に利用者が操作する接客面が備わっており、この接客面で行われた所定の操作に基づいて切符が発行されるとともに、釣銭がある場合は釣銭が放出されるようになっている。釣銭には紙幣と硬貨とがあるが、硬貨は接客面の下部に設けられた硬貨取出し口の受皿へ放出される。この受皿へ放出された硬貨を取り出しやすくするために、従来から様々な提案がされている。
たとえば、下記の特許文献1には、硬貨取出し口の受皿へ放出された硬貨をつかみ易くして容易に取り出せるように、受皿の内面に人工芝状シート、樹脂製突起、ウレタンフォームなどを設けた構造が記載されている。
特開2002−15349公報(段落0005−0012)
しかしながら、自動券売機を利用する者の中には、車椅子利用者や手の不自由な者も含まれ、これらの者にとって、硬貨取出し口へ手を差し入れて受皿の硬貨を確実につかんで取り出すことは容易でない。このため、車椅子利用者等に対して、少しでも硬貨を取り出しやすくする工夫が望まれるが、特許文献1では、このような要求に対する配慮はなされていない。
本発明は、上述した課題に鑑み、車椅子利用者や手の不自由な者であっても、放出された硬貨を容易に取り出せるようにした取引処理装置を提供するものである。
本発明では、本体の前面に備わる接客面での操作に基づいて所定の取引処理を行ない、当該処理の結果に応じて硬貨を放出する取引処理装置において、接客面の下方に、前方へ突出するようにテーブルが設けられる。このテーブルは、水平方向に延びる平板状の台部と、この台部の周縁に上方へ突出するように形成された壁部とを有している。テーブルの台部には、放出された硬貨を受ける受皿部が設けられ、テーブルの壁部には、受皿部に放出された硬貨を掻き出すための切欠部が設けられている。
このようにすれば、受皿部へ放出された硬貨を片手で台部を介して切欠部まで導いた後、切欠部から硬貨を掻き出してもう一方の片手で受けることにより、車椅子利用者や手の不自由な者であっても、硬貨を容易に取り出すことができる。また、台部の周縁には壁部が形成されているので、台部上の硬貨がテーブルの端から落下するのを壁部によって阻止することができ、全ての硬貨を確実に切欠部から取り出すことができる。また、硬貨を取り出す際には、テーブルに腕を載せることもできるので、硬貨の取出し作業が楽で使い勝手がよい。
本発明においては、テーブルの台部に上方が開放するように形成された凹部により受皿部を構成し、受皿部と切欠部とが連通せずに分断されている構造としてもよい。これによると、受皿部が上方に開放しているため、受皿部に放出された硬貨のすくい出しが容易となるとともに、受皿部と切欠部とが分断されているため、受皿部へ放出された硬貨が転動等により切欠部まで至って落下するのを防止することができる。
また、本発明においては、テーブルの台部に上方が開放するように形成された凹部により受皿部を構成し、受皿部と切欠部とが溝部を介して連通する構造としてもよい。これによると、受皿部に放出された硬貨を、溝部を利用して容易に切欠部へ導くことができる。
本発明によれば、車椅子利用者や手の不自由な者であっても、受皿部に放出された硬貨を容易に取り出すことができ、これらの者に対して使い易さをより向上させた取引処理装置を提供することができる。
以下、本発明を自動券売機に適用した場合の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動券売機の斜視図、図2は同正面図、図3は同右側面図である。各図において、100は自動券売機、1は自動券売機100の本体であって、本体1の前面には、案内表示部2および接客面3が設けられている。案内表示部2は正面を向くように設けられているのに対し、接客面3は利用者が操作しやすいように斜め上を向いて設けられている。接客面3には、タッチパネル6、券種選択ボタン7、カード挿入部8、テンキー9、紙幣挿入部10、硬貨投入部11などからなる操作部が設けられている。また、接客面3の下方には、券放出口12、紙幣取出し口13、受皿部14が設けられている。
接客面3の両側方には、それぞれ遮蔽板4が取り付けられている。この遮蔽板4は、接客面3での操作が他人によって覗かれないようにするためのもので、半透明もしくは不透明な樹脂製の板状部材から構成される。遮蔽板4の下部には、透孔20aとこれに連通する透孔20bとからなるL字状の透孔20が形成されており、この透孔20の周囲部分は、滑りにくい樹脂19で被覆されている。L字状の透孔20が形成されることにより、遮蔽板4の下部に把持部21,22が設けられる。把持部21は車椅子利用者用の把持部であって、この把持部21を握ることで車椅子を接客面3に引き寄せ、手を伸ばして上方の操作部を操作することができる。把持部22は高齢者用の把持部であって、この把持部22を握ることで接客面3に寄り掛かった姿勢で操作を行なうことができる。
接客面3の下方には、テーブル5が設けられている。このテーブル5は、本体1から前方へ突出するように設けられており、水平方向に延びる平板状の台部5aと、この台部5aの周縁に上方へ突出するように一体形成された壁部5bと、壁部5bの一部に形成された切欠部5cとを備えている。テーブル5の横幅は、接客面3の横幅とほぼ等しくなっている。台部5aには、前述した受皿部14が設けられており、この受皿部14は上方が開放するように形成された凹部からなる。受皿部14には、自動券売機100の内部に設けられている硬貨処理部(図示省略)から硬貨が放出される。本実施形態では、受皿部14と切欠部5cとは連通しておらず、分断されている。16はテーブル5に備え付けられた係員呼び出しボタンである。17はテーブル5の下方に形成された凹部であって、この凹部17に車椅子の一部が進入できるようになっている。
以上のような自動券売機100において、車椅子利用者は、車椅子に座ったまま、両側(片側でもよい)の遮蔽板4の透孔20aへ手を挿入し、下側の把持部21を握って車椅子を接客面3に引き寄せ、車椅子の一部(前方部分)を凹部17に進入させる。これにより、車椅子利用者は接客面3に近づくことができる。そして、たとえば左手で左側の把持部21を握ったままの状態で、右手を上に伸ばして、接客面3に備わる操作部6〜11を操作することにより、接客面3の斜め下方向からボタンやキーの操作、カードや紙幣の挿入、硬貨の投入などを行なう。
釣銭として受皿部14に放出された硬貨を取り出す場合、たとえば右手で受皿部14から硬貨をすくい出し、台部5aの上面を介して切欠部5cまで導いた後、切欠部5cから硬貨を掻き出して左手で受けることにより、硬貨を容易に取り出すことができる。さらに、テーブル5に腕を載せることもできるので、テーブル5で腕を支持した状態で硬貨のすくい出しや掻き出しを行なうことができ、硬貨の取出し作業が楽で使い勝手がよい。
また、台部5aの周縁には壁部5bが形成されているので、受皿部14からすくい出した台部5a上の硬貨がテーブル5の端から落下するのを壁部5bによって阻止することができ、全ての硬貨を確実に切欠部5cから取り出すことができる。加えて、受皿部14が上方に開放しているため、受皿部14に放出された硬貨のすくい出しが容易となるとともに、受皿部14と切欠部5cとが分断された構造となっているので、受皿部14へ放出された硬貨が転動等により切欠部5cまで至って落下するのを防止することができる。
このようにして、上述した実施形態によれば、車椅子利用者にとって硬貨の取り出しが容易に行なえる自動券売機100が実現される。手の不自由な者に対しても同様のことがいえる。
また、上述した実施形態においては、車椅子利用者用の把持部21と、高齢者用の把持部22とが設けられているので、車椅子利用者にとっても高齢者にとっても、それぞれの最適な状態で楽に操作を行うことが可能となり、双方にとって使い易い自動券売機100が実現される。
図4は、本発明の他の実施形態に係る自動券売機100の斜視図を示している。本実施形態では、受皿部14と切欠部5cとが溝部15を介して連通している点が図1と異なっており、その他については図1と同じである。したがって、図1と同一部分には同一符号を付してある。
図4の実施形態において、釣銭として受皿部14に放出される硬貨を取り出す場合、たとえば右手で硬貨を受皿部14から溝部15を介して切欠部5cまで導いた後、切欠部5cから硬貨を掻き出して左手で受けることにより、硬貨を容易に取り出すことができる。この場合、受皿部14の硬貨を台部5aの上面へすくい出す必要がなく、溝部15を通して手前に寄せるだけでよいので、硬貨の取出し作業がより一層容易となる。また、本実施形態でも、テーブル5に腕を載せて、テーブル5で腕を支持した状態で硬貨の掻き出しを行なうことができるので、使い勝手が良い。
本発明では、以上述べた実施形態以外にも、種々の実施形態を採用することができる。たとえば、前記実施形態では、テーブル5の台部5aに壁部5bを一体に形成したが、台部5aに別部材としての壁部を設けてもよい。また、前記実施形態では、切欠部5cを1つだけ設けた例を示したが、切欠部5cは必要に応じて複数設けてもよい。
さらに他の実施形態として、受皿部14とは別に、テーブル5の切欠部5cの下に受皿(図示省略)を設け、切欠部5cから掻き出した硬貨をこの受皿で受けるようにしてもよい。また、この受皿をスライド式または回動式にして、普段はテーブル5の裏側に隠れるような構成としてもよい。
以上の実施形態においては、本発明を自動券売機100に適用した場合を例に挙げたが、本発明は自動券売機以外にも、自動精算機、現金自動預払機(ATM)、両替機などの硬貨放出機能を備えた各種取引処理装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る自動券売機の斜視図である。 同自動券売機の正面図である。 同自動券売機の右側面図である。 本発明の他の実施形態に係る自動券売機の斜視図である。
符号の説明
1 本体
3 接客面
5 テーブル
5a 台部
5b 壁部
5c 切欠部
14 受皿部
15 溝部
100 自動券売機

Claims (3)

  1. 本体の前面に備わる接客面での操作に基づいて所定の取引処理を行ない、当該処理の結果に応じて硬貨を放出する取引処理装置において、
    前記接客面の下方に、前方へ突出するように設けられたテーブルを備え、
    前記テーブルは、水平方向に延びる平板状の台部と、この台部の周縁に上方へ突出するように形成された壁部とを有し、
    前記テーブルの台部に、放出された硬貨を受ける受皿部が設けられ、
    前記テーブルの壁部に、前記受皿部に放出された硬貨を掻き出すための切欠部が設けられていることを特徴とする取引処理装置。
  2. 請求項1に記載の取引処理装置において、
    前記受皿部は、前記テーブルの台部に上方が開放するように形成された凹部からなり、
    前記受皿部と前記切欠部とが連通せずに分断されていることを特徴とする取引処理装置。
  3. 請求項1に記載の取引処理装置において、
    前記受皿部は、前記テーブルの台部に上方が開放するように形成された凹部からなり、
    前記受皿部と前記切欠部とが溝部を介して連通していることを特徴とする取引処理装置。
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