JP7180301B2 - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7180301B2 JP7180301B2 JP2018214926A JP2018214926A JP7180301B2 JP 7180301 B2 JP7180301 B2 JP 7180301B2 JP 2018214926 A JP2018214926 A JP 2018214926A JP 2018214926 A JP2018214926 A JP 2018214926A JP 7180301 B2 JP7180301 B2 JP 7180301B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- recess
- housing
- grip
- guide recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
まず、図1、図2(A)、(B)を用いて、現金自動預払機(ATM)1の外観構成について説明する。図1は、現金自動預払機1の外観斜視図であり、図2(A)は、現金自動預払機1の一部分を上から見た上面図であり、図2(B)は、現金自動預払機1の正面図である。尚、ここでは、利用者と対峙する正面側を現金自動預払機1の前側、その反対側を現金自動預払機1の後側、現金自動預払機1の前側に対峙する利用者から見て上側、下側、左側、右側を、それぞれ現金自動預払機1の上側、下側、左側、右側と定義する。
次に、図3を用いてハンドセット11の外観構成について説明する。ハンドセット11は、一般的な受話器と同様の外観構成を有している。すなわち、ハンドセット11は、全体として細長い形状(長方形板状)であり、長手方向の一端側に位置していて使用時に利用者の耳元に位置する部分である耳元部22と、長手方向の他端側に位置していて使用時に利用者の口元に位置する部分である口元部23と、耳元部22と口元部23とを繋いでいて利用者に把持される部分である把持部24とで構成されている。尚、ここでは、使用時に利用者の顔と対向する側(ハンドセット載置台10に載置されたときに隠れる側)をハンドセット11の正面11a側、その反対側をハンドセット11の背面11b側と定義する。またハンドセット11の正面11aと背面11bとの距離をハンドセット11の厚さと定義する。
次に、図4(A)、(B)、図5(A)、(B)、図6を用いて、ハンドセット載置台10の外観構成について説明する。尚、図4(A)、(B)は、ハンドセット載置台10の外観斜視図であり、図5(A)、(B)は、ハンドセット載置台10を上から見た上面図であり、図6は、ハンドセット載置台10を左側から見た左側面図である。また図4(A)、図5(A)は、ハンドセット11が載置されていない状態のハンドセット載置台10を示し、図4(B)、図5(B)は、ハンドセット11が載置されている状態のハンドセット載置台10を示し、図6は、ハンドセット11が載置されている状態のハンドセット載置台10を示している。
ここまで説明したように、本実施の形態では、現金自動預払機1の筐体2の前側に位置する上方に向けられた前面中央部2cにハンドセット載置台10を設けた。さらにこのハンドセット載置台10に、筐体2の左側面2dに沿って設けられ、ハンドセット11が嵌め込まれる載置ガイド窪み40と、この載置ガイド窪み40の左側(つまり左側面2d側)に設けられ、載置ガイド窪み40から筐体2の左側面2dまで達する手掛けガイド窪み41とを設けるようにした。
[5-1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、ハンドセット載置台10に、載置ガイド窪み40から筐体2の左側面2dまで達する手掛けガイド窪み41を設け、利用者が視覚障害者であっても、筐体2の左側面2dを触って容易に手掛けガイド窪み41を探し出すことができるようにした。ここで、図9に示すように、筐体2の左側面2dの所定位置(例えば、手掛けガイド窪み41の下方)に、手掛けガイド窪み41の位置を示す突起部100を設けるようにしてもよい。具体的には、突起部100として、矢印又は点字などを設けるようにすればよい。このような突起部100を設ければ、利用者が一段と容易に手探りで手掛けガイド窪み41を探し出すことができるようになる。
また上述した実施の形態では、図7(A)に示したように、把持部窪み44の底面44aと筐体2の左側面2dとを繋ぐ手掛けガイド窪み41の底面41aを、把持部窪み44の底面44aから筐体2の左側面2dに向かって下る傾斜面とした。ここで、図10(A)、(B)に示すように、手掛けガイド窪み41の底面41aだけでなく、把持部窪み44の底面44aについても、手掛けガイド窪み41の底面41aに向かって(つまり手掛けガイド窪み41の底面41a側とは反対側となる右端から手掛けガイド窪み41の底面41a側となる左端に向かって)下る傾斜面としてもよい。この場合、図10(A)に示すように、把持部窪み44の底面44aの傾斜角度θ2を、手掛けガイド窪み41の底面41aの傾斜角度θ1より小さくしてもよいし、図10(B)に示すように、これら傾斜角度θ2、θ1を同一角度にしてもよい。
さらに上述した実施の形態では、ハンドセット載置台10に、載置ガイド窪み40から筐体2の左側面2dまで達する手掛けガイド窪み41を設けることで、載置ガイド窪み40に入り込んだ異物Fmなどを、手掛けガイド窪み41から筐体2の左側面2dへと排出し易くした。ここで、ハンドセット載置台10の上面図である図11(A)に示すB-B切断線によりハンドセット載置台10を切断した場合の断面図となる図11(B)に示すように、耳元部窪み42と把持部窪み44との境界部分、及び口元部窪み43とケーブル接続部窪み46との境界部分とに、それぞれ、把持部窪み44の底面44a及び口元部窪み43の底面43aより一段高い防壁部110、111を設けるようにしてもよい。こうすることで、把持部窪み44に入り込んだ異物Fmもしくは液体が、耳元部窪み42やケーブル接続部窪み46の奥まで入り込んでしまい、手掛けガイド窪み41から排出できなくなるような状況を極力回避することができる。
さらに、上述した実施の形態では、第一の窪みとしての載置ガイド窪み40の左側(つまり筐体2の左側面2d側)に第二の窪みとしての手掛けガイド窪み41を設けるようにしたが、これに限らず、図12に示すように、載置ガイド窪み40の右側(つまり載置ガイド窪み40における筐体2の左側面2d側とは反対側)に第三の窪みとしての手掛けガイド窪み120を設けるようにしてもよい。尚、右側の手掛けガイド窪み120については、載置ガイド窪み40と操作表示部9との間に位置する窪みとなる。この手掛けガイド窪み120の底面120aについては、把持部窪み44の底面44aと同一平面であってもよいし、把持部窪み44の底面44aに向かって(つまり右側の手掛けガイド部のの右端から左端に向かって)下る傾斜面であってもよい。
さらに上述した実施の形態では、筐体2の前側に位置する前面中央部2cが、前方に向かってわずかに下るように傾斜しているとしたが、これに限らず、前面中央部2cが、筐体2が設置される床面と平行になっていてもよい。つまり、前面中央部2cは、上方を向く一面であればよい。
さらに上述した実施の形態では、ハンドセット載置台10を、前面中央部2cの左側に設けたが、これに限らず、ハンドセット載置台10とは左右対称のハンドセット載置台を前面中央部2cの右側に設けるようにしてもよい。
さらに上述した実施の形態では、現金自動預払機1に、音声を出力する機能のみを有するハンドセット11を設けたが、ハンドセット11の代わりに、音声を出力する機能にくわえて、音声を入力する機能を有する通話可能なハンドセットを設けるようにしてもよい。この場合、ハンドセット11の口元部23にマイクロフォンを内蔵して、このマイクロフォンにより利用者の声を集音するようにすればよい。
さらに、上述した第1の実施の形態では、本発明を、自動取引装置の具体例である現金自動預払機1に適用したが、これに限らず、ハンドセットとハンドセット載置台とを備えるものであれば、現金自動預払機1とは異なる自動取引装置に適用してもよい。例えば、ハンドセットとハンドセット載置台とを備える券売機などに適用してもよい。
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態と他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
Claims (8)
- 筐体と、
前記筐体の正面側に設けられ、上方に向けられた一面と、
前記一面に設けられた、ハンドセットを載置するためのハンドセット載置台と
を備え、
前記ハンドセット載置台は、
前記筐体の一側面に沿って設けられ、前記ハンドセットが嵌め込まれる第一の窪みと、前記第一の窪みにおける前記筐体の一側面側に設けられ、前記第一の窪みから前記筐体の一側面まで達する第二の窪みとを有し、
前記ハンドセットは、
細長い形状であり、長手方向の一端側に位置する耳元部と、長手方向の他端側に位置する口元部と、前記耳元部と前記口元部との間に設けられ、利用者に把持される把持部とで構成され、
前記第一の窪みは、
前記ハンドセットの形状に沿った形状であり、前記ハンドセットの耳元部に対応する耳元部窪みと、前記ハンドセットの口元部に対応する口元部窪みと、前記ハンドセットの把持部に対応する把持部窪みとで構成され、
前記第二の窪みは、
前記把持部窪みにおける前記筐体の一側面側に設けられ、前記把持部窪みから前記筐体の一側面まで達する
ことを特徴とする自動取引装置。 - 前記第二の窪みは、
前記第一の窪みに嵌め込まれている前記ハンドセットの前記把持部の位置を案内する窪みである
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。 - 前記第二の窪みを形成している前記筐体の正面側となる手前側の壁面の上部と前記一面との角部、及び前記第二の窪みを形成している前記筐体の正面側とは反対側となる奥側の壁面の上部と前記一面との角部が、丸みを帯びたR形状である
ことを特徴とする請求項2に記載の自動取引装置。 - 前記第一の窪みに前記ハンドセットが嵌め込まれた際に、前記把持部窪みの底面と、前記ハンドセットの前記把持部との間に隙間が形成され、当該隙間が、前記第二の窪みにより露出する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の自動取引装置。 - 前記第二の窪みは、
前記把持部窪みの底面と前記筐体の一側面とを繋ぐ底面を有し、当該底面が、前記把持部窪みの底面から前記筐体の一側面に向かって傾斜している
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の自動取引装置。 - 前記把持部窪みの底面は、前記第二の窪みの底面側とは反対側から、前記第二の窪みの底面側に向かって傾斜している
ことを特徴とする請求項5に記載の自動取引装置。 - 前記筐体の一側面に、前記第二の窪みの位置を示す突起部を設けた
ことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の自動取引装置。 - 前記ハンドセット載置台は、
前記第一の窪みにおける前記筐体の一側面側とは反対側に設けられた第三の窪みをさらに有する
ことを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018214926A JP7180301B2 (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018214926A JP7180301B2 (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020086533A JP2020086533A (ja) | 2020-06-04 |
JP7180301B2 true JP7180301B2 (ja) | 2022-11-30 |
Family
ID=70908041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018214926A Active JP7180301B2 (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7180301B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001148046A (ja) | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2007060383A (ja) | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Kyocera Corp | 携帯通信端末装置及び車載ユニット |
JP2014078204A (ja) | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 通話装置 |
JP2014137703A (ja) | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Seven Bank Ltd | 現金自動預払装置及びそのユーザインターフェースの表示制御方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156256A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-17 | Kyoei Kogyo Kk | 机、カウンタ−等における電話機取付装置 |
-
2018
- 2018-11-15 JP JP2018214926A patent/JP7180301B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001148046A (ja) | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2007060383A (ja) | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Kyocera Corp | 携帯通信端末装置及び車載ユニット |
JP2014078204A (ja) | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 通話装置 |
JP2014137703A (ja) | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Seven Bank Ltd | 現金自動預払装置及びそのユーザインターフェースの表示制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020086533A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6474547B1 (en) | Automatic service equipment | |
JP7180301B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5115377B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JPS62100891A (ja) | 硬貨投入放出装置の制御方法 | |
JP6070358B2 (ja) | 媒体通信システムおよび自動取引装置 | |
JP6182845B2 (ja) | 通話装置 | |
JP6423770B2 (ja) | 受皿装置及び硬貨釣銭機 | |
JP4905662B2 (ja) | 取引処理装置 | |
JP7202005B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP6933355B2 (ja) | 精算機 | |
KR20060112827A (ko) | 권종에 따라 카세트 구조를 달리하는 금융 자동화 기기 | |
JP6613600B2 (ja) | 取引装置 | |
JP4442213B2 (ja) | 硬貨入出金装置 | |
JP5277868B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5413147B2 (ja) | 硬貨収容カセット及び硬貨処理機 | |
JP6417694B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP3956564B2 (ja) | 金銭投入口装置 | |
JP5374905B2 (ja) | 書類発行装置 | |
JP6036146B2 (ja) | 通話装置及び現金自動預払機 | |
JP6769159B2 (ja) | カップ販売装置 | |
JP4319465B2 (ja) | コイン状部材送出装置 | |
JP2022147121A (ja) | 硬貨入金装置 | |
JP2003178339A (ja) | 自動取引装置、接客自動処理装置、誘導被覆板及び誘導体 | |
JPH07168969A (ja) | コイン挿入用受け皿 | |
JP4793231B2 (ja) | カード払出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20191115 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220614 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220617 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7180301 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |