JP6417694B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、自動取引装置に関する。
近年、顧客が入出金および振込等を行うATM(Automated Teller Machine)のような自動取引装置が一般に普及し、様々な場所に設置されるようになっている。このような自動取引装置には、ハンドセットのような音声出力装置が備えられる場合があり、音声出力装置は、自動取引装置の利用ガイダンスまたは自動取引装置の故障時の問合せ等に用いられる。
例えば、特許文献1では、入力キーを備えるハンドセットがディスプレイの水平方向に隣接して設置される自動取引装置が開示されている。また、特許文献2では、自動ダイヤルホンが顧客表示部から離れた位置に設置される自動取引装置が開示されている。
特開2004−46494号公報 特開2001−126120号公報
しかし、特許文献1および特許文献2で開示される発明には、ディスプレイサイズの拡大とハンドセットの使い勝手を両立させることが困難であるという問題があった。
例えば、特許文献1で開示される発明では、ディスプレイサイズを大きくすると、ハンドセットを水平方向にディスプレイに隣接させて設置することが難しくなる。また、特許文献2で開示される発明では、ディスプレイサイズを大きくしてもハンドセットの配置には影響しないが、ハンドセットがディスプレイから離れた位置に設置されるため、ディスプレイを参照しながらハンドセットを操作することが難しい。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、受話器の使い勝手を維持しながら表示部の大きさを拡大することが可能な、新規かつ改良された自動取引装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動取引装置であって、音声出力を行う受話器を格納する受け部と、前記受け部と前記自動取引装置の水平方向に並べて配置される表示部と、を備え、前記受け部および前記表示部は、前記自動取引装置の筐体の同一の面に設けられ、前記表示部は、前記水平方向の一方の側に偏って配置され、前記受け部は、前記水平方向の他方の側に配置され、前記表示部の前記水平方向の表示領域の幅は、前記受け部および前記表示部が設けられる前記筐体の面の前記水平方向の幅の66%以上であり、前記自動取引装置は、ユーザとの取引に係る物品の入出力を行う入出力部を備え、前記自動取引装置の水平方向において、前記入出力部の中央位置と前記表示部の中央位置が合っている、自動取引装置が提供される。
また、前記自動取引装置の水平方向の幅が458mm以下であり、前記表示部の前記水平方向の表示領域の幅は、304.1mm以上であってもよい。
また、前記受け部は、前記受け部に格納された状態の前記受話器の長辺側面に隣接する少なくとも1の突出部を有してもよい。
また、前記受け部は、前記自動取引装置に形成された凹部であり、前記受け部に格納された状態の前記受話器は、前記受け部の縁部よりも前記自動取引装置の外側に突出してもよい。
また、前記受話器の長辺側面の両側面は、前記受話器が前記受け部に格納された状態で、前記突出部と重ならない位置に、前記受話器の長辺側面と前記受け部の縁部との間に隙間が生じるように形成されてもよい。
また、前記受け部は、前記表示部の下端よりも重力方向にずれて配置されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、受話器の使い勝手を維持しながら表示部の大きさを拡大することが可能な自動取引装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る自動取引装置の概要を説明するための図である。 従来の自動取引装置の構成の例を示す正面図である。 従来の自動取引装置の構成の他の例を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る自動取引装置の概略的な構成を示す側面図および正面図である。 本実施形態に係る自動取引装置の図3におけるI−Iの線で切断された断面図である。 本実施形態に係る自動取引装置のハンドセット受け部の周辺の形状の例を示す斜視図である。 本実施形態の変形例に係る自動取引装置のハンドセット受け部にハンドセットが格納された状態の例を示す斜視図である。 本実施形態の変形例に係る自動取引装置のハンドセット受け部からハンドセットが外された状態の例を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.自動取引装置の概要>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の概要を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の概要を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る自動取引装置は、顧客が紙幣および硬貨等の入出金を行う自動取引装置である。例えば、図1に示したように、自動取引装置は、筐体100、表示部110、ハンドセット受け部120、ハンドセット122、カード挿入口130および入出金口140を備える。筐体100は、自動取引装置の外装であり、自動取引装置の他の構成要素を収容する。表示部110は、自動取引装置の水平方向にハンドセット受け部120と並べて配置され、顧客に取引内容等を表示する。ハンドセット受け部120は、通話機能を有するハンドセット122を格納する。このため、顧客は、取引内容等が表示される表示部110を参照しながら、ハンドセット122を利用して問合せ等を行うことが可能である。また、顧客は、カード挿入口130に取引用のカードを挿入し、入出金口140を介して紙幣等の入出金取引を行うことが可能である。
ここで、従来の自動取引装置は、表示部のサイズの拡大とハンドセットの使い勝手とを両立させることが困難であった。従来の自動取引装置の構成について、図2Aおよび図2Bを参照して詳細に説明する。図2Aは、従来の自動取引装置の構成の例を示す正面図である。また、図2Bは、従来の自動取引装置の構成の他の例を示す正面図である。
例えば、図2Aに示したように、従来の自動取引装置の一例は、筐体100、表示部150、ハンドセット受け部160、ハンドセット162、カード挿入口130および入出金口を備える。このような自動取引装置においては、表示部150とハンドセット受け部160とが近接しているため、表示部150を拡大させることが困難である。
また、図2Bに示したように、従来の自動取引装置の他の例は、筐体100、表示部170、カード挿入口130、入出金口140ならびにハンドセット受け部210およびハンドセット212を有するブース200で構成される。このような自動取引装置においては、表示部150を拡大させることは可能であるが、ハンドセット受け部210およびハンドセット212が表示部150から離れた位置に配置されるため、ハンドセット212の使い勝手が低下する。
そこで、本発明では、ハンドセット122の使い勝手を維持しながら表示部110の大きさを拡大させることが可能な自動取引装置を提供する。以下、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の詳細について説明する。
<2.自動取引装置の詳細>
以上、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の概要について説明した。次に、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の詳細について説明する。
[2−1.自動取引装置の構成]
まず、図3を参照して、本発明の一実施形態に係る自動取引装置の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る自動取引装置の概略的な構成を示す側面図および正面図である。
図3に示したように、自動取引装置は、筐体100、表示部110、ハンドセット受け部120、ハンドセット122、カード挿入口130および入出金口140を備える。
筐体100は、自動取引装置の外装である。具体的には、筐体100は、内部に自動取引装置の収納装置、電源装置または制御装置等の内部装置を収容し、外周に表示部110およびハンドセット受け部120等を備える。
表示部110は、顧客の取引内容等を表示する機器であり、筐体100に配置される。具体的には、表示部110は、筐体100の正面の上部に、自動取引装置の水平方向の一方に偏って配置される。例えば、図3の自動取引装置の正面図に示したように、表示部110は、筐体100の正面の上部に、表示部110の水平方向の中央が、自動取引装置の水平方向の中央に相当する位置を通る直線Aよりも自動取引装置の正面に向かって右に移動された直線Bを通る位置となるように配置され得る。
また、表示部110の水平方向の幅は、自動取引装置の水平方向の幅の66%以上である。例えば、表示部110の水平方向の表示領域の幅は、自動取引装置の水平方向の幅が458mm以下であるのに対して、304.1mm以上であり得、表示部110の大きさは、スクエア型における15インチ以上のサイズであり得る。なお、上記の自動取引装置の水平方向の幅は、コンビニエンスストア等に設置されるような小型の自動取引装置の水平方向の幅である。このため、小型の自動取引装置の備えるディスプレイの一般的なサイズよりも表示部110のサイズが大きくされることにより、自動取引装置を大きくすることなく顧客の表示部110についての視認性を向上させることが可能となる。また、表示部110は、LCD(Liquid Crystal Display)またはOELD(Organic Electroluminescence Display)等のディスプレイであり得る。
ハンドセット受け部120は、筐体100に配置され、ハンドセット122を格納する。具体的には、ハンドセット受け部120は、筐体100の正面の上部に、自動取引装置の水平方向に表示部110と並べて配置される。さらに、ハンドセット受け部120は、ハンドセット122の形状に合わせて形成され、ハンドセット122を格納する。
例えば、図3の自動取引装置の正面図に示したように、ハンドセット受け部120は、筐体100の正面の上部に、自動取引装置の水平方向に表示部110と並べて配置され得る。なお、ハンドセット受け部120は、表示部110の下端よりも重力方向にずれて配置され得る。このため、ハンドセット受け部120に格納されるハンドセット122に手が届きやすくされることにより、顧客の利便性を向上させることが可能となる。さらに、図3の自動取引装置の側面図に示したように、ハンドセット受け部120は、筐体100と一体的に形成され得、ハンドセット122の凸部の形状に合う凹部を有するように形成され得る。このため、筐体100およびハンドセット受け部120の製造工程を分けずにハンドセット受け部120が形成されることにより、製造に係る時間およびコストを低減させることが可能となる。なお、ハンドセット受け部120は、筐体100と別個に製造されて、筐体100と組み合わせられてもよい。
さらに、図4を参照して、ハンドセット受け部120の態様について詳細に説明する。図4は、本実施形態に係る自動取引装置の図3の自動取引装置の正面図におけるI−Iの線で切断された断面図である。なお、図4に示される単位(mm)付きの数値は、自動取引装置の水平方向における数値である。
ハンドセット受け部120は、筐体100の凹部として形成される。例えば、図4に示したように、ハンドセット受け部120は、筐体100の自動取引装置の正面に向かって左の凹部として形成され得、当該凹部にハンドセット122が格納され得る。例えば、ハンドセット受け部120は、底部および底部から筐体100の表面までの斜面部で形成され得、底部の幅が45mm程度、斜面部の各々の幅が7mm程度で形成され得る。また、底部の幅は、格納されたハンドセット122の水平方向の幅に相当する幅であり得る。
さらに、ハンドセット受け部120に格納された状態のハンドセット122は、ハンドセット受け部120の縁部よりも自動取引装置の外側に突出する。例えば、ハンドセット受け部120の縁部は、ハンドセット受け部120に格納された状態のハンドセット122の形状に沿って形成され得る。そして、ハンドセット受け部120の自動取引装置の正面に向かって左側の縁部は、筐体100の自動取引装置の正面に向かって左側の縁部から21mm程度離隔され得る。また、ハンドセット受け部120の自動取引装置の正面に向かって右側の縁部は、表示部110の自動取引装置の正面に向かって左側の縁部から26mm程度離隔され得る。
このため、ハンドセット122が顧客の掴みやすいように突出されることにより、ハンドセット122の操作性を向上させることが可能となる。
なお、ハンドセット受け部120は、筐体100の自動取引装置の正面に向かって左側の縁部から21mm程度離隔されて形成され得る。このため、筐体100の自動取引装置の正面に向かって左側が壁等に接するように自動取引装置が設置される場合に、顧客がハンドセット受け部120に格納されたハンドセット122を取る動作において、顧客の手が壁等に当たることが防止され、顧客はハンドセット122の取得動作を円滑に行うことが可能となる。
ここで図3を参照して自動取引装置の構成の説明に戻ると、ハンドセット122は、音声出力を行う機器である。具体的には、ハンドセット122は、自動取引装置の別途備える記憶部等から取得される音声、または通信を介して自動取引装置の外部から取得される音声を出力する。例えば、ハンドセット122は、記憶部等に記憶される自動取引装置の利用ガイダンス等の音声情報に基づいて音声出力を行い得る。なお、ハンドセット122は、通話機能を有してもよい。例えば、ハンドセット122は、固定電話またはIP(Internet Protocol)電話サービス対応の電話機等であり得、受信された音声を出力し得、送信される、ハンドセット122の周辺の音声を集音し得る。また、ハンドセット122は、入力機能を有してもよい。例えば、ハンドセット122は、数字等の入力ボタンを有し得、ボタンの押下によって音声出力または通話を行い得る。また、ハンドセット122に入力された内容に応じて、表示部110に表示される内容が変化してもよい。
また、ハンドセット122は、ハンドセット受け部120に格納される。具体的には、ハンドセット122は、直方体に相当する形状であり、長辺方向を自動取引装置の水平方向に対する垂直方向にした状態でハンドセット受け部120に格納される。例えば、図3の自動取引装置の正面図に示したように、ハンドセット122は、ハンドセット122の形状に合わせて自動取引装置の水平方向に対する垂直方向を長辺として形成されたハンドセット受け部120に格納され得る。なお、自動取引装置は、ハンドセット122がハンドセット受け部120に格納されているかを判定する判定部を備える。例えば、自動取引装置は、音声出力終了後の一定時間経過後において、判定部によりハンドセット122がハンドセット受け部120に格納されていないと判定された場合、自動取引装置の別途備えるスピーカ等から警告音等を鳴らし得る。なお、判定部は赤外線センサ等であり得る。
さらに、ハンドセット122の長辺側面は、ハンドセット122がハンドセット受け部120に格納された状態で、ハンドセット122の長辺側面とハンドセット受け部120の縁部との間に隙間が生じるように形成される。ハンドセット122の態様について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る自動取引装置のハンドセット受け部120の周辺の形状の例を示す斜視図である。
図5に示したように、ハンドセット122の長辺側面の一側は、ハンドセット122が、筐体100に形成されるハンドセット受け部120に格納された状態で、ハンドセット122の長辺側面の一側とハンドセット受け部120の縁部との間に隙間Sが生じるように形成され得る。なお、図5に示されていない他側の長辺側面もまた、隙間Sが生じるように形成され得る。このため、ハンドセット122の長辺側面が顧客の掴みやすいように形成されることにより、ハンドセット122の操作性を向上させることが可能となる。
また、上記の隙間におけるハンドセット受け部120の底部の深さは、隙間が無い底部の深さよりも浅くてもよい。例えば、図3の自動取引装置の側面図に示したように、ハンドセット受け部120とハンドセット122との隙間が生じる部分の底部は、ハンドセット受け部120にハンドセット122が接して隙間が生じない、筐体100の自動取引装置の正面に向かって上下2か所の底部の深さよりも浅く形成され得る。このため、ハンドセット120に格納されたハンドセット122が固定されることにより、ハンドセット122がハンドセット受け部120から振動等によって外れることを抑制することが可能となる。
カード挿入口130は、カードの入出力を行う機器であり、筐体100に配置される。具体的には、カード挿入口130は、顧客により挿入されるカードを受け付け、カードリーダライタ等の内部装置に渡す。また、カード挿入口130は、内部装置から受け取ったカードを出力し、顧客に返却する。
入出金口140は、紙幣および硬貨の入出力を行う機器であり、筐体100に配置される。具体的には、入出金口140は、入金時には、紙幣等の投入口が開口され、投入された紙幣等を自動取引装置の備える収納部に収納させ、出金時には、収納部から紙幣等が投入口に搬送されると投入口を開口する。
上記のカード挿入口130および入出金口140等の自動取引装置における入出力部は、表示部110の位置を基準に配置される。例えば、図3の自動取引装置の正面図に示したように、カード挿入口130および入出金口140は、表示部110の中央を通る直線Bが、カード挿入口130および入出金口140の水平方向の中央を通るように配置され得る。このため、表示部110が自動取引装置の水平方向の一方に偏って配置されることによる入出金部の操作性の低下を抑制することが可能となる。
このように、本発明の一実施形態によれば、自動取引装置は、自動取引装置の水平方向の一方の側に偏って配置され、水平方向の幅が自動取引装置の水平方向の幅の66%以上である表示部110と、水平方向の他方の側に配置されるハンドセット受け部120と、を備える。このため、自動取引装置を大きくすることなく、表示部110のサイズ拡大と、ハンドセット122の使い勝手とを両立させることが可能となる。
[2−2.変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態の変形例にとして、ハンドセット受け部120は、ハンドセット122に隣接する突出部を有してもよい。具体的には、ハンドセット受け部120は、ハンドセット受け部120に格納された状態のハンドセット122の長辺側面に隣接する少なくとも1の突出部を有する。さらに、図6および図7を参照して、ハンドセット受け部120の突出部の態様について説明する。図6は、本実施形態の変形例に係る自動取引装置のハンドセット受け部120にハンドセット122が格納された状態の例を示す斜視図であり、図7は、本実施形態の変形例に係る自動取引装置のハンドセット受け部120からハンドセット122が外された状態の例を示す斜視図である。
図6に示したように、ハンドセット受け部120は、ハンドセット受け部120にハンドセット122が格納された状態において、ハンドセット122の長辺側面の下部に隣接する突出部124Aを有し得る。さらに、図7に示したように、ハンドセット受け部120は、突出部124Aに対応する突出部124Bを有し得る。なお、突出部124Bは、ハンドセット122を挟んで対称となる位置に形成され得る。
このように、本実施形態の変形例によれば、ハンドセット受け部120は、ハンドセット受け部120に格納された状態のハンドセット122の長辺側面に隣接する少なくとも1の突出部を有する。このため、ハンドセット122がハンドセット受け部120の形状に合わせて格納されなかった場合に、ハンドセット122がハンドセット受け部120から外れることにより、顧客にハンドセット122の未格納状態に気づかせ、ハンドセット122を格納させることが可能となる。また、ハンドセット122がハンドセット受け部120の形状に合わせて格納されている場合には、振動等によってハンドセット122がハンドセット受け部120から外れることを抑制することが可能となる。
なお、突出部124Aは、曲線状の縁部を有するように形成され得る。このため、顧客はハンドセット122を操作する手に怪我をしにくくなり、ハンドセット122の操作の安全性を向上させることが可能となる。また、突出部は、多角形の縁部を有してもよい。
また、ハンドセット122の長辺側面のハンドセット受け部120の縁部との隙間は、ハンドセット122がハンドセット受け部120に格納された状態で、突出部と重ならない位置に形成される。例えば、図6に示したように、ハンドセット122がハンドセット受け部120に格納された状態において、自動取引装置の正面に向かって右側のハンドセット122の長辺側面とハンドセット受け部120の縁部との間に生じる隙間Sは、突出部124A等と重ならない位置に形成され得る。このため、隙間Sの空間が突出部124A等により狭められることが防止されることにより、ハンドセット122の操作性を維持しながら、突出部124A等を設けることが可能となる。
<3.むすび>
以上、本発明の一実施形態によれば、自動取引装置を大きくすることなく、表示部110のサイズ拡大と、ハンドセット122の使い勝手とを両立させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、ハンドセット受け部120は、表示部110の下端よりも重力方向にずれて配置される例を説明したが、ハンドセット受け部120は、表示部110の下端とハンドセット受け部120の下端が同じ位置となるように配置されてもよく、表示部110の下端より上方にハンドセット受け部120の下端が位置するように配置されてもよい。この場合は、ハンドセット受け部120の位置が、自動取引装置の高さ、または対象ユーザの身長等に応じて変更されることにより、ユーザはハンドセット122の操作を円滑に行うことができる。
また、ハンドセット受け部120の位置が変更されず、表示部110が重力方向に移動されて配置されることにより、ハンドセット受け部120の下端と表示部110の下端との位置関係が変更されてもよい。この場合、ハンドセット122の使い勝手を維持しながら、表示部110を用途に適した位置に配置することが可能となる。
100 筐体
110 表示部
120 ハンドセット受け部
122 ハンドセット
124 突出部
130 カード挿入口
140 入出金口

Claims (6)

  1. 自動取引装置であって、
    音声出力を行う受話器を格納する受け部と、
    前記受け部と前記自動取引装置の水平方向に並べて配置される表示部と、
    を備え、
    前記受け部および前記表示部は、前記自動取引装置の筐体の同一の面に設けられ、
    前記表示部は、前記水平方向の一方の側に偏って配置され、
    前記受け部は、前記水平方向の他方の側に配置され、
    前記表示部の前記水平方向の表示領域の幅は、前記受け部および前記表示部が設けられる前記筐体の面の前記水平方向の幅の66%以上であり、
    前記自動取引装置は、ユーザとの取引に係る物品の入出力を行う入出力部を備え、
    前記自動取引装置の水平方向において、前記入出力部の中央位置と前記表示部の中央位置が合っている、自動取引装置。
  2. 前記自動取引装置の水平方向の幅が458mm以下であり、
    前記表示部の前記水平方向の表示領域の幅は、304.1mm以上である、請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記受け部は、前記受け部に格納された状態の前記受話器の長辺側面に隣接する少なくとも1の突出部を有する、請求項1または2に記載の自動取引装置。
  4. 前記受け部は、前記自動取引装置に形成された凹部であり、
    前記受け部に格納された状態の前記受話器は、前記受け部の縁部よりも前記自動取引装置の外側に突出する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動取引装置。
  5. 前記受話器の長辺側面の両側面は、前記受話器が前記受け部に格納された状態で、前記突出部と重ならない位置に、前記受話器の長辺側面と前記受け部の縁部との間に隙間が生じるように形成される、請求項3に記載の自動取引装置。
  6. 前記受け部は、前記表示部の下端よりも重力方向にずれて配置される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動取引装置。
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