JP2009086801A - 現金自動預入支払機 - Google Patents

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Takeru Minemoto
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Chizuko Shinobe
知津子 篠邉
Hiroyuki Noda
弘行 能田
Yorimichi Owaki
従道 大脇
Asako Miyamoto
麻子 宮本
Masashi Matsui
昌司 松井
Kazuyuki Yazumi
和行 矢住
Tomosane Mizuno
具実 水野
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Abstract

【課題】 操作手順に沿った適切な高さとレイアウトを備え、操作性と視認性を良好にした小型化の現金自動預入支払機を提供する。
【解決手段】 本体10と、この本体10の前面上部に配置されたフロントパネル20とを備え、フロントパネル20に操作画面30と記録媒体読取部40と金銭取扱部50とを配置した現金自動預入支払機において、フロントパネル20を現金自動預入支払機の設置面に対して所定の傾斜角で傾斜するパネル面21を本体10の前面上部に配置し、パネル面21が少なくとも記録媒体読取部40が収納される収納部22を備え、操作画面30をパネル面21の上部に配置し、収納部22を操作画面30の下方で、操作画面30よりも前方へ突出するように配置し、金銭取扱部50を収納部22の下方で、収納部22よりも前方へ突出するように配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種の取引を自動的に行う自動取引装置、特に、現金の入出金を自動的に行う現金自動預入支払機(以下、ATMという)に関する。
自動取引装置による取引、例えば、ATMによる現金の取引は、ATMの正面に配置されたカード挿入口に、磁気カードを利用したキャッシュカードやクレジットカード等の情報記録媒体を挿入し、操作画面に表示された案内に従って操作することで、現金の引き出しや預け入れ等の取引を行うようになっている。
従来、このようなATMは、図22で示すような外観構造を備えており、主に金融機関の店舗やコンビニエンスストア等に設置されている。例えば、金融機関の店舗には、主に図22(a)で示すような外観構造を備えたATM900(以下、金融機関向けATMという)が設置され、コンビニエンスストアには、主に図22(b)で示すような外観構造を備えたATM910(以下、コンビニ向けATMという)が設置されている。
これらのATMは、フロントパネル920を備えた本体の内部に、操作表示部やカードリーダ、紙幣ユニット等の各種機器が配置されており、操作表示部の操作画面930やカードリーダの前面に設けられたカード挿入排出口940、紙幣ユニットの前面に設けられた紙幣入出金口950が、本体正面(フロントパネル920)から露出するように構成されている。
特に、コンビニ向けATM910においては、本体内部に配置される操作表示部とカードリーダと紙幣ユニットとを、上から順番に縦並びで配置した構成を備え、操作画面930とカード挿入排出口940が本体正面の垂直面に露出するように配置され、紙幣入出金口950が本体の水平面から露出するように構成されている。
一方、これらのATMにおいては、磁気カードを利用した取引に加え、非接触カードを利用した取引も行えるようにしたものが知られている。このような非接触式記録媒体を用いた取引においては、例えば、図22で示すように、読取部960に非接触カードや携帯電話機等の非接触式記録媒体をかざしたり置いたりし、操作画面に表示された案内に従って操作することで、各種の取引を行うようになっている。
特開2006−79384号公報
従来のATM、例えば、コンビニ向けATM910においては、本体内部に配置される操作表示部とカードリーダと紙幣ユニット等の各機器を縦置きで配置することにより、ATMの奥行方向の大きさを小さくし、設置面積を小さくしている。しかしながら、各機器を縦置きで配置することにより、操作画面930が本体の正面上方の高い部分に位置することとなり、ATM910の操作時における利用者の視線が高くなってしまう。特に、図22(d)で示すように、車いす利用者にとっては、操作時における視線が相当に高くなってしまうので、ATM910が操作しにくいという課題がある。
一方、従来の金融機関向けATM900においては、本体内部に配置される各ユニットを横並びに配置した構成としている。このような構成とすることにより、ATMの全高を低くすることができ、ATM900の操作時における利用者の視線を下げることができる。しかしながら、ATM900の利用者によっては、操作画面930の位置が低すぎるという課題がある。
また、従来のATMにおいては、非接触カードや携帯電話機等の非接触式記録媒体に記録された情報を読み取るための読取部を960が、本体の水平面に配置されている。この読取部960は、ATMの操作手順を考慮すると、操作画面930の近くに配置することが望ましい。特に、コンビニ向けATM910においては、操作画面930の近くに読取部960を配置する場合、操作画面930が本体の垂直面に配置されていることから、この垂直面に非接触式記録媒体を収納するためのスペースが必要となる。このため、このスペースの分だけATMの全高が高くなってしまい、結果として、操作画面930の位置がさらに高くなり、ATMの操作時における視認性や操作性が低下してしまうという課題がある。
そこで、本発明の目的は、操作手順に沿った適切な高さとレイアウトを備え、操作性と視認性を良好にした小型化の現金自動預入支払機を提供する。
前記目的を達成するため、本発明に係る現金自動預入支払機は、本体と、この本体の前面上部に配置されたフロントパネルとを備え、前記フロントパネルに操作画面と記録媒体読取部と金銭取扱部とを配置した現金自動預入支払機において、前記フロントパネルを該現金自動預入支払機の設置面に対して所定の傾斜角で傾斜するパネル面を前記本体の前面上部に配置し、前記パネル面が少なくとも前記記録媒体読取部が収納される収納部を備え、前記操作画面を前記パネル面の上部に配置し、前記収納部を前記操作画面の下方で、前記操作画面よりも前方へ突出するように配置し、前記金銭取扱部を前記収納部の下方で、前記収納部よりも前方へ突出するように配置する。
本発明によれば、所定の角度で傾斜したフロントパネルの上部に操作画面を配置し、収納部を操作画面の下方で、操作画面よりも前方に突出するように配置し、金銭取扱部を収納部の下方で、収納部よりも突出するように配置することで、操作手順に沿って操作画面と収納部と金銭取扱部が段差構成をなすように配置されるので、ATMの全高が低くすることができる。また、ATMの全高が低くなることで、利用時における利用者の視点が低くなり、操作画面や記録媒体読取部、金銭取扱部の操作性や視認性を良好にすることができ、かつ小型化が可能な現金自動預入支払装置を提供することができる。
以下、図1から図21を参照して、本発明に係る金銭自動取引装置について、ATMを例として具体的に説明する。ここで、図1から図11が第1の実施形態、図12から図19が第2の実施形態、図20が第3の実施形態、図21が第4の実施形態を示している。
(第1の実施形態)
図1から図11を参照して、本発明の第1の実施形態に係るATMを具体的に説明する。先ず、図1および図2を参照してATMの概略構造を説明する。図1は、ATMの外観構造を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は部分拡大図、図1(c)は部分拡大断面図である。図2は、ATMの部分概略構成を示す図であり、図2(a)は従来のATMの部分概略構成図、図2(b)は第1の実施形態に係るATMの部分概略構成図である。
図1において、符号1で総括的に示すATMは、内部に操作表示部や各種の取引処理を行う複数の取引処理ユニットを有する本体10と、この本体10の前面に配置されたフロントパネル20とを備え、このフロントパネル20に配置された操作画面30と記録媒体読取部40と金銭取扱部50と、本体10の前面下部に形成された空間60とを含んで構成される。
本体10は、その前面上部が垂直方向(高さ方向)に対して傾斜した外観構造を備えるとともに、この傾斜した部分に形成された図示しない開口部を備えており、この開口部から操作表示部の前面(操作画面30)と、本体10の内部に収納された各種の取引処理を行う複数の取引処理ユニットの前面、例えば、図示しない記録媒体読取ユニットの前面に配置された記録媒体読取部40や、図示しない金銭取扱ユニット(紙幣ユニット)の前面に配置された金銭取扱部50等が露出するように、操作表示部と記録媒体読取ユニットや紙幣ユニット等の各種取引処理ユニットが本体10の内部で縦置きに配置されている。そして、操作画面30と各種取引処理ユニットの前面が露出した開口部を、フロントパネル20で覆うことにより、操作画面30と各種取引処理ユニットの前面、例えば、記録媒体読取部40や金銭取扱部50等がフロントパネル20に配置されるようになっている。
フロントパネル20は、本体10の前面上部を構成するパネル面21と、このパネル面21に形成された収納部22と図示しない2つの開口部とを備えている。2つの開口部は、収納部22を挟むように形成されており、収納部22の上方に形成された開口部には操作表示部の操作画面30が配置され、収納部22の下方に形成された開口部には金銭取扱部50が配置されるようになっている。また、収納部22には記録媒体読取部40が配置されるようになっている。
収納部22は、第1棚部23を備えた第1収納部24と、第2棚部25を備えた第2収納部26とからなる2段構成となっており、この第1収納部24および第2収納部26には、記録媒体読取部40や機能拡張用の外部機器等が配置されるようになっている。この実施形態では、第1収納部24に記録媒体読取部40、第2収納部26に機能拡張用の外部機器としてテンキー41を配置した構成としている。なお、この実施形態では、第2収納部26にテンキー41を配置しているが、その他の外部機器、例えば、生体認証装置を配置するようにしても良い。
操作画面30は、縦長長方形の外観形状を備えており、ATM1の前面上部に縦長の状態(縦画面)で配置されるようになっている。また、操作画面30はタッチパネルを備えており、このタッチパネルを介して操作画面30上に表示された各種の操作ボタン、例えば、取引項目を示す操作ボタンを操作することができるようになっている。
金銭取扱部50は、上下に2分割されたシャッターを備えており、このシャッターは、金銭取扱部50の上方に配置された第1シャッター部51と、金銭取扱部50の下方に配置された第2シャッター部52とから構成されている。また、空間60は、主に、車いす利用者がATM1を使用する際に下肢を収納する収納空間として使用されるようになっている。
このような構成からなるATM1による取引操作は、先ず、利用者が操作画面30に表示された複数の取引項目から所望の取引項目を選択し、タッチパネルを介して取引項目が表示された操作ボタンを操作することにより、取引項目を決定する。取引項目が決定したら、操作画面30に表示される操作案内に従い、例えば、図1(c)で示すように、操作画面30の下方に配置された記録媒体読取部40から磁気カードを利用したキャッシュカードやクレジットカード等のカード型記録媒体45を磁気カードリーダ28に挿入したり、あるいは記録媒体読取部40に非接触カードや携帯電話機等の非接触型記録媒体46をセットする。そして、記録媒体読取部40の下方に配置されたテンキー41を操作して暗証番号や取引金額の入力を行い、操作画面30上で取引金額の確認が終了すると、取引内容に対応して第1シャッター部51あるいは第2シャッター部52が開き、現金の入金や出金等の取引が行われるようになっている。なお、この実施形態では、暗証番号や取引金額の入力をテンキー41により行っているが、操作画面30にテンキーを表示し、タッチパネルを介してテンキーを操作することにより、暗証番号や取引金額を入力するようにしても良い。
この実施形態に係るATM1の大きな特徴は、操作画面30と収納部22と金銭取扱部50が、本体10の正面で上から順に、段差構成をなすように配置された点にある。具体的には、図1で示すように、操作画面30と収納部22と金銭取扱部50とが、ATM1の設置面に対して所定の角度で傾斜して設けられたフロントパネル20から露出するように配置されることにより、操作画面30の下方に配置された収納部22が操作画面30よりも張り出した状態となるように構成され、また収納部22の下方に配置された金銭取扱部50が収納部22よりも張り出した状態となるように構成される。
このような構成とすることにより、ATM1の操作手順、即ち、操作画面30に表示された取引項目の選択、記録媒体の挿入や載置、テンキー41の操作による暗証番号や取引金額の入力、金銭取扱部50を介して現金(紙幣)の入金あるいは出金するまでの一連の動作に合わせて、操作画面30、記録媒体読取部40、テンキー41、金銭取扱部50を上から順番に段差構成をなすように配置しているので、ATM1の操作手順を視覚的にわかりやすくすることができる。しかも、下方に配置されるものが、上方に配置されたものよりも張り出して配置されるので、各部の視認性や取扱性が良好となり、ATM1の操作性を向上させることができる。
また、この実施形態に係るATM1の他の大きな特徴は、収納部22を第1収納部24と第2収納部26とからなる2段構成とし、第1収納部24に記録媒体読取部40を配置し、第2収納部26にテンキー41や生体認証装置等の外部機器を配置できるようにした点にある。具体的には、第1収納部24に設けられた第1棚部23に凹部を形成し、この凹部に、例えば、非接触カードリーダの読取面等からなる記録媒体読取部40を配置した構成としている。また、第2収納部26に設けられた第2棚部25に開口部を形成し、この開口部からテンキー41や生体認証装置等の外部機器が露出するように配置した構成としている。
この2段構成の収納部22を、例えば、従来のコンビニ向けATM910に採用した場合、図2(a)で示すように、僅かに傾斜した本体の正面の垂直面に、第1収納部24および第2収納部26が縦置き状態で形成される。そして、この第1収納部24および第2収納部26は、それぞれの収納口(手前側)24a、26aの大きさh1と、後方(奥行側)24b、26bの大きさw1の大きさが等しい形状となっている。
このようなATMにより各種の取引を行う場合、第1収納部24に設けられた第1棚部23に形成された凹部に沿ってカード型記録媒体45を挿入したり、あるいは凹部に非接触型記録媒体46をセットし、操作画面30を操作することにより各種の取引を行うようになっている。このため、例えば、非接触型記録媒体46を使用して取引する場合、非接触型記録媒体46に記録された情報を読み取るための非接触カードリーダ27を第1棚部23に対して平行となるように縦置きで配置する必要がある。そして、非接触カードリーダ27を設けることにより、結果として、ATMの全高が非接触カードリーダ27の大きさの分だけさらに高くなってしまう。
また、第1収納部24に非接触式記録媒体46をセットする際、第1収納部24の収納口24aが垂直に形成されていることから、利用者から見ると収納口24aの開口面積が狭くなっているように見える。このため、非接触式記録媒体46を第1収納部24にセットしにくく、その視認性も低下してしまう。また、第1収納部24の下方に配置された第2収納部26においては、その収納口26aがさらに狭くなっているように見えるため、第2収納部26に配置されたテンキー41を操作する際の操作性や視認性が低下することとなる。
一方、従来のコンビニ向けATM910において、第1収納部24の収納口24aおよび第2収納部26の収納口26aを大きく傾けると、収納口24a、26aの傾きに伴って第1棚部23と第2棚部25も傾くことになる。このため、非接触型記録媒体46を、例えば、第1棚部23に形成された記録媒体保持部40にセットした場合、非接触カードや携帯電話機等の非接触型記録媒体46が傾いた状態でセットされることになり、その保持性が低下することになる。また、第1収納部24の収納口24aおよび第2収納部26の収納口26aを傾けると、第1収納部24の後方24bおよび第2収納部26の後方26bが本体10の内部の下方へ張り出すことになるので、収納部22より下方に配置される各取引ユニットの位置を更に下げなければならず、結果として、ATM910全高が高くなってしまう。
これに対し、本発明は、図2(b)で示すように、第1収納部24の収納口24aおよび第2収納部26の収納口26aの大きさh2を、第1収納部24の後方26aおよび第2収納部26の後方26bの大きさw2よりも大きく構成し、かつ第2収納部26が第1収納部24よりも前方に突出した構成としている。また、本発明は、第1収納部24の収納口24aおよび第2収納部26の収納口26aを、パネル面21に対して平行となるように傾斜して配置された構成としている。
このような構成とすることにより、第1収納部24に形成された第1棚部23と第2収納部26に形成された第2棚部25とが段差構成で配置されるので、第1収納部24の収納口24aおよび第2収納部26の収納口26aを広くすることができ、第1棚部23にセットされる記録媒体の着脱しやすくするともに、第2棚部25に配置されたテンキー41の視認性や操作性を良好にすることができる。
また、このような構成とすることにより、第1棚部23および第2棚部25を低くすることができるとともに、ATMの全高を低くすることができるので、幅や奥行を狭くしたコンビニ向けATMおよび幅の広い金融機関向けATMの双方に対応することが可能な収納部22とすることができる。
さらに、この実施形態では、第1収納部24の収納口24aおよび第2収納部26の収納口26aの大きさh2を、第1収納部24の後方24bおよび第2収納部26の後方26bの大きさw2よりも大きく構成することで、第1収納部24と第2収納部26との間に空間が形成され、この空間に非接触カードリーダ27配置することで、ATMの全高を高くすることなく、非接触カードリーダ27を配置することができる。加えて、第1棚部23の水平状態が保てるので、例えば、非接触型記録媒体46を第1棚部23に形成された記録媒体保持部40にセットして取引を行う場合、ATMの操作時における非接触型記録媒体46の保持性を良好にすることができる。
また、本願発明は、図1(c)で示すように、第2収納部26に設けられた第2棚部25が、ATMの設置面に対して僅かに傾斜するように配置された構成としている。このような構成とすることにより、第2棚部25がより前方に突出することになるので、第2棚部25に設けられるテンキー41や生体認証装置等の外部機器の視認性や操作性をさらに向上させることができる。
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係るATMの装置構成を説明する。図3は第1の実施形態に係るATMの装置構成を示すブロック図である。
図3において、ATM1は、このATM1を統括する制御部200の統括の下、タッチパネルを備えた操作表示部31と、IDカードやキャッシュカード等のカード型記録媒体45や携帯電話機等の非接触型記録媒体46に記録された情報を読み取る記録媒体読取ユニット224と、利用明細書の印字を行う明細印字ユニット210と、ネットワーク300を介してセンタ400に接続するための伝送制御部220と、各種のデータを記憶する記憶装置部230と、硬貨の入出金を行う硬貨取扱ユニット225と、紙幣の入出金を行う紙幣取扱ユニット226と、電源部227と、センサ部228とを含んで構成される。
センタ400は、顧客情報や商品情報、取引内容等の全ての情報を管理するものであり、ネットワーク300を介してATMから送信される各種データ、例えば、入力された暗証番号による個人認証や、入力された取引金額の確認等を行うものである。また、センタ400には、複数のATMがネットワーク300を介して接続されている。
このような構成からなるATM1による取引は、まず、利用者がATM1の前に来ると、センサ部228は利用者がいることを検知する。制御部200は、センサ部228からの信号に基づき、記憶装置部230からメニュー画面データを呼び出してメニュー画面を生成して操作画面30に表示する。利用者はメニュー画面に表示された複数の取引項目から所望の取引項目を選択して操作すると、その操作指示に基づいて制御部200が記憶装置部230から所定の取引画面データを呼び出して取引フローに沿った取引画面を生成して操作画面30に表示する。利用者は操作画面30に表示される案内画面に従って、暗証番号の入力や取引金額の入力、金銭の入出金等の操作を行うようになっている。
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係るATMの操作性について説明する。図4は、ATMの操作状態を示す図であり、図4(a)が立位利用者による操作状態を示す図、図4(b)が車いす利用者による操作状態を示す図である。
図4において、この実施形態に係るATM1は、本体10の前面にフロントパネル20が所定の角度θ1の角度で傾斜した状態で配置されている。また、操作画面30と収納部22と金銭取扱部50が、上から順番に、本体10の垂直方向(高さ方向)に対して所定の角度θ1の角度で傾斜した状態、即ち、フロントパネル20のパネル面21に対して平行となるように配置されている。この実施形態では、角度θ1を30度に設定している。
このように、操作画面30や収納部22、金銭取扱部50等を所定の角度θ1で傾斜させた状態で上から順番に配置することにより、上から順番に配置された操作画面30や収納部22や金銭取扱部50が、下方へ向かうにつれて前方へ突出するように配置された段差構成となるので、従来のATMに比べて全体の高さを低くすることができ、ATM1の利用時における利用者の視点を低くすることができる。
特に、操作画面30や収納部22や金銭取扱部50を所定の角度θ1の角度で傾斜した状態で配置することにより、ATM1の中央付近が前方へ大きく張り出すので、この張り出し部分の下方に空間60を設けることができる。そして、図4(b)で示すように、この空間60を車いす利用者がATM1を利用する際の下肢収納空間としている。
従来、車いす利用者がATM1を操作する場合には、図22(c)および図21(d)で示すように、横向きの状態で操作しなければならず、ATM1が利用しにくいという課題があった。
これに対し、本願発明では、本体10の前面下方に設けられた空間60に下肢を収納することにより、パネル面21に配置された操作画面30や記録媒体読取部40、テンキー41、金銭取扱部50等が車いす利用者に近づいた状態となるので、車いす利用者に対しても利用しやすいATM1とすることができる。なお、この実施形態では、角度θ1が25度≦θ1≦35度の範囲で設定されるようになっている。
次に、図5および図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係るATMの外観構成について説明する。図5は、ATMの外観構成を示す図であり、図5(a)が底面図、図5(b)が平面図、図5(c)が背面図、図5(d)が正面図、図5(e)が右側面図である。図6は、ATMの操作状態を示す図であり、図6(a)は立位利用者がATMの前面に立った状態を示す図、図6(b)は立位利用者がATMの前面に立った状態を示す側面図である。
図5において、この実施形態に係るATM1は、全体の高さH1が1270mm、幅Wが310mm、奥行Dが650mmの外形寸法を備えている。なお、この実施形態に係るATM1の外形寸法は、高さH1が1200mm≦H1≦1300mmの範囲、幅Wが300mm≦W≦350mmの範囲、奥行Dが600mm≦D≦700mmの範囲で形成されるようになっている。
この実施形態に係るATM1は、操作画面30と収納部22と金銭取扱部50が、ATM1の設置面に対して所定の角度で傾けて配置されたフロントパネル20のパネル面21の前面上部に、上から順番に所定の角度で傾斜した状態で配置された構成としている。このような構成とすることにより、従来のATMに比べ、フロントパネル20を傾け、各ユニットを棚状に配置したことで、ATM1の全体の高さH1を低くすることができる。
また、この実施形態では、本体10の前面下部に設けられた空間60が、接地面からの高さがH2の大きさを有しており、車いす利用者がATMを操作する際に、下肢を収納するための十分な大きさとなっている。この実施形態では、H2を685mmとしている。そして、この空間60を設けることにより、ATM1の下端部、即ち、接地部分の奥行D1を小さくすることができる。なお、この実施形態では、接地部分の奥行D1が650mm≦D≦700mmの範囲で形成されるようになっている。
このように、ATM1の設置面に対してフロントパネル20を傾けて配置することにより、ATM1の全高H1を低くすることができ、また、ATM1の全高H1が低くなることに伴い、ATM1の視認性や操作性を良好にすることができる。さらに、図6で示すように、例えば、立位利用者がATM1を操作する際に、操作画面30を体で覆い隠すことができるので、周囲から操作画面30が覗かれることや、ATM1の設置場所の照明等が操作画面30に写り込むことを軽減することができる。
次に、図7から図9を参照して、金銭取扱部の構成および紙幣の預入/受取について説明する。図7は、金銭取扱部の断面図であり、図7(a)はシャッターが閉じた状態の断面図、図7(b)は上部シャッターが開いた状態の断面図、図7(c)は下部シャッターが開いた状態の断面図である。図8は、金銭取扱部の動作状態を示す図であり、図8(a)〜図8(d)が紙幣投入時の動作状態、図8(e)〜図8(h)が紙幣受取時の動作状態を示している。図9は、紙幣の取り出し方を示す図であり、図9(a)が従来のATMにおける紙幣の取り出し方を示す図、図9(b)および図9(c)が第1の実施形態に係るATMにおける紙幣の取り出し方を示す図である。
図7において、金銭取扱部50は、内部に形成された金銭収納空間55と、この金銭収納空間55の出入口を開閉するシャッターと、金銭収納空間55に配置されたトレー56とを備えており、シャッター部は、第1シャッター部51と第2シャッター部52とから構成されている。
第1シャッター部51は、金銭収納空間55の出入口の上方に配置されており、この第1シャッター部51を開閉することにより、図7(b)で示すように、例えば、紙幣を預け入れる際に使用される紙幣投入口57が露出したり、隠蔽されたりする。また、第2シャッター部52は、金銭収納空間55の出入口の下方に配置されており、この第2シャッター部52を開閉することにより、図7(c)で示すように、例えば、紙幣を受け取る(引き出す)際に使用される紙幣受取口58が露出したり、隠蔽されたりする。このような構成とすることで、第1シャッター部51および第2シャッター部52の開閉状態により取引の種類が把握できることから、取引時における金銭取扱部50の視認性を向上させることができる。
トレー56は、金銭収納空間55の内部で移動可能に設けられており、利用者が指定した取引操作に対応して紙幣の回収や排出を行うように、制御部200や図示しない動作機構によりその動作が制御されている。このような構成とすることにより、紙幣をスムーズに取り扱うことができる。
次に、図8を参照して、紙幣の投入動作および受取動作について説明する。図8において、ATM1の利用者が操作画面30に表示された取引項目から、例えば、紙幣の預入動作に関する取引項目を選択する場合、タッチパネルを介して操作画面30に表示された取引項目を示す操作ボタンを選択して操作すると、制御部200は、利用者が操作画面30に表示された案内に従って紙幣の預入動作がなされたことを確認すると共に、第1シャッター部51を開くように制御する(図8(a)参照)。
第1シャッター部51が開くことにより、紙幣投入口57が露出するので、図8(b)で示すように、ATM1の利用者は、紙幣投入口57から紙幣Mを投入する。投入された紙幣Mは、図8(c)および図8(d)で示すように、トレー56を介して金銭収納空間55に収納される。金銭収納空間55に収納された紙幣Mは、図示しない搬送路を介して紙幣ユニット226に搬送される。そして、紙幣ユニット226に搬送された紙幣Mを、昇降機構を介して紙幣ユニット226へ収納することで、例えば、紙幣Mの預け入れや振込みなど、紙幣Mの投入操作に関する一連の動作が終了する。なお、この実施形態では、紙幣の搬送路および紙幣ユニット226の昇降機構は公知のものであるため、詳細な説明は省略する。
一方、ATM1の利用者が操作画面30に表示された取引項目から、例えば、紙幣の引出動作に関する取引項目を選択する場合、タッチパネルを介して操作画面30に表示された取引項目を示す操作ボタンを選択して操作すると、制御部200は、利用者が操作画面30に表示された案内に従って紙幣の引出動作がなされたことを確認すると、紙幣ユニット226から紙幣を排出するように制御すると共に、第2シャッター部52を開くように制御する(図8(e)参照)。
第2シャッター部52が開くことにより、紙幣受取口58が露出すると共に、図8(f)から図8(h)で示すように、取引金額に対応する紙幣Mが昇降機構および搬送路を介して紙幣ユニット226からトレー56に搬出され、搬出された紙幣Mを有するトレー56が制御部200や図示しない動作機構により、紙幣Mの一部が紙幣受取口58から露出するようにその動作が制御される。そして、ATM1の利用者が紙幣受取口58に排出された紙幣Mを受け取ることで、紙幣Mの受取操作に関する一連の動作が終了する。
このように、この実施形態によれば、紙幣の投入や受取の際に、図9(b)および図9(c)で示すように、金銭取扱部50に手を入れることなく紙幣の投入や受取を行うことができるので、図9(a)で示すような、金銭取扱部50に手を入れて紙幣の投入や受取を行う従来のATMに比べて、紙幣の投入や受取を容易に行うことができると共に、紙幣の投入時あるいは受取時における紙幣の視認性を向上させることができる。
次に、図10および図11を参照して、第1の実施形態に係るATMの操作画面について説明する。図10および図11は、操作画面の表示状態を示す図である。先ず、図10を参照して、テンキーによる入力操作を行う場合について説明する。
図10において、センサ228が利用者がATM1の正面に立ったことを検知すると、制御部200は、操作画面30に図10(a)で示すようなメニュー画面70を表示する。このメニュー画面70には、ATM1で利用できる複数の取引項目が表示されており、利用者が所望の取引項目を選択し、選択した取引項目をメニュー画面70上でタッチすることにより取引項目が選択され、取引を行うようになっている。
この実施形態では、複数の取引項目の一例として、「引き出し」、「預け入れ」、「振り込み」、「残高照会」、「他の取引」の5つの取引項目が、メニュー画面70上に操作ボタン71〜75で表示されている。そして、各操作ボタン71〜75は、タッチパネルを介してメニュー画面70上で操作できるようになっている。また、操作ボタン71は、複数の操作ボタンを備えている。この実施形態では、任意の金額で取引を行うために操作する任意金額取引ボタン71aと、定額の取引を行うために操作する定額取引ボタン71b〜71dとで構成されている。なお、この実施形態では、取引の一例として、任意金額取引ボタン71aを選択して操作した場合について説明する。
メニュー画面70に表示された任意金額取引ボタン71aが操作されると、制御部200は、操作画面30の表示内容を切り替え、図10(b)で示すような、利用者に対してカードを挿入するように案内する第1案内画面80を表示する。この第1案内画面80は、利用者に対して操作内容を文字で表示する文字表示エリア81と、利用者に対して操作内容を画像で表示する複数の画像表示エリア82が表示されている。この実施形態では、複数の画像表示エリア82を、第1画像表示エリア82aと第2画像表示エリア82bと第3画像表示エリア83cとで構成している。
また、第1案内画面80は、最上部に取引項目表示エリア83を備えており、この取引項目表示エリア83には、現在取引が行われている取引項目が表示されるようになっている。さらに、取引項目表示エリア83には取消ボタン84が設けられており、この取消ボタン84が操作されると、制御部200はメニュー画面70へ戻るように制御する。
図10(b)に戻り、操作画面30に第1案内画面80が表示されると、制御部200は、文字表示エリア81に文字を表示して、利用者に対してカードを挿入するように文字で案内するとともに、第1画像表示エリア82aを拡大表示し、利用者に対してカードを挿入するように画像で案内するように制御している。利用者は文字表示エリア81および第1画像表示エリア82aの案内に従って、第1収納部24に配置された凹部に沿ってカードを挿入する。
カードが挿入されると、制御部200は、図10(c)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して暗証番号を入力するように文字で案内するとともに、第2画像表示エリア82bを拡大表示し、利用者に対して暗証番号を入力するように画像で案内するように制御している。利用者は文字表示エリア81および第2画像表示エリア82bの案内に従って、第2収納部26に配置されたテンキー41により、暗証番号の入力を行う。
暗証番号の入力が終了すると、制御部200は、図10(d)で示すように、第2画像表示エリア82bおよび文字表示エリア81に操作内容を表示する。そして、表示された案内に従って、利用者は第2収納部26に配置されたテンキー41により、取引金額の入力を行う。
取引金額の入力が終了すると、制御部200は、取引金額に対応した紙幣を紙幣ユニット226から金銭取扱部50へ排出するように制御する。そして、紙幣の排出が終了すると、制御部200は、図10(e)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対してカードを受け取るように文字で案内すると共に、第1画像表示エリア82aを拡大表示し、利用者に対してカードを受け取るように画像で案内するように制御している。
利用者が案内に従ってカードを受け取とると、制御部200は、図10(f)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して紙幣を受け取るように文字で案内するとともに、第3画像表示エリア82cを拡大表示し、利用者に対して紙幣を受け取るように画像で案内するように制御している。そして、利用者が紙幣を受け取ると、制御部200は、操作画面30の表示を図10(a)で示すメニュー画面70に切り替え、一連の操作が終了する。
この実施形態では、操作画面30に複数の画像表示エリア82を設けたことに特徴がある。具体的には、図10で示すように、複数の画像表示エリア82を、第1収納部24に関する操作案内画像を表示する第1画像表示エリア82aと、第2収納部26に関する操作案内画像を表示する第2画像表示エリア82bと、金銭取扱部50に関する操作案内画像を表示する第3画像表示エリア82cとで構成し、この3つの画像表示エリアを上から第1画像表示エリア82a、第2画像表示エリア82b、第3画像表示エリア82cの順番で配置した構成としている。
このような構成とすることにより、各画像表示エリアが、フロントパネル20に配置された第1収納部24と第2収納部26と金銭取扱部50の配置場所に対応して表示されるので、ATM1の操作前から3段階の手続きがあることがわかり、かつ操作時においても手続きの進捗状況がわかりやすいので、ATMの視認性や操作性を良好にすることができる。
図10においては、磁気カードとテンキー入力による取引を例に説明したが、この実施形態では、非接触型記録媒体、例えば、非接触式カードや携帯電話機による取引や、操作表示部の表示されたテンキーの操作による取引も行うことができるようになっている。この点について、図11を参照して説明する。
図11において、操作画面30に表示されたメニュー画面70から、例えば、任意金額取引ボタン71aが操作されると、制御部200は、図11(b)で示すように、操作画面30に第1案内画面80を表示する。この第1案内画面80では、文字表示エリア81に文字を表示して利用者に対して非接触式カードあるいは携帯電話機をかざすように案内するとともに、第1画像表示エリア82aを拡大表示し、利用者に対して非接触式のカードあるいは携帯電話機をかざすように画像で案内するようになっている。
第1案内画面80に表示された案内に従い、利用者が記録媒体読取部40に非接触式のカードあるいは携帯電話機をかざすと、制御部200は、図11(c)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して暗証番号を入力するように文字で案内するとともに、拡大表示された第2画像表示エリア82bに暗証番号を入力するためのテンキー41aを表示し、利用者に対して暗証番号を入力するように画像で案内するように制御している。
第1案内画面80に表示された案内に従い、利用者がテンキー41aを操作して暗証番号を入力すると、制御部200は、図11(d)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して取引金額を入力するように文字で案内するとともに、拡大表示された第2画像表示エリア82bに取引金額を入力するためのテンキー41bを表示し、利用者に対して取引金額を入力するように画像で案内するように制御している。
第1案内画面80に表示された案内に従い、利用者がテンキー41bを操作して取引金額を入力すると、制御部200は、入力された取引金額に対応する紙幣を紙幣ユニット226から金銭取扱部50へ排出するように制御する。そして、紙幣ユニット226から紙幣の排出が終了すると、制御部200は、図11(e)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して非接触式のカードあるいは携帯電話機を受け取るように文字で案内するとともに、拡大表示された第1画像表示エリア82aに案内画像を表示し、利用者に対して非接触式のカードあるいは携帯電話機を受け取るように画像で案内するように制御している。
第1案内画面80に表示された案内に従い、利用者が非接触式カードあるいは携帯電話機を受け取ると、制御部200は、図11(f)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して紙幣を受け取るように文字で案内するとともに、拡大表示された第3画像表示エリア82cに案内画像を表示し、利用者に対して紙幣を受け取るように画像で案内するように制御している。また、案内表示と同時に、第2シャッター部52が開き、紙幣を積んだトレー56が制御部200や図示しない動作機構とによって、第2シャッター部52の動作に連動して動作制御され、紙幣受取口58に紙幣の一部を排出する。そして、利用者が紙幣を受け取ると、制御部200は、操作画面30の表示を図11(a)で示すメニュー画面70に切り替え、一連の操作が終了する。
この実施形態は、図10で示す実施形態と同様、操作画面30に複数の画像表示エリア82を、3つの画像表示エリア82a〜82cとで構成している。特に、この実施形態では、第2画像表示エリア82bに暗証番号や取引金額を入力するためのテンキーが表示されるようになっている。
このような構成とすることによっても、図10で示す実施形態と同様、ATM1の操作時における視認性や操作性を良好にすることができる。
(第2の実施形態)
図12から図19を参照して、本発明の第2の実施形態に係るATMを具体的に説明する。なお、この実施の形態では、前記第1の実施形態と同一ないし同様なものは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
先ず、図12および図13を参照して、本発明の第2の実施形態に係るATMの概略構造を説明する。図12は、本発明の第2の実施形態に係るATMの外観構造を示す図であり、図12(a)は斜視図、図12(b)は部分拡大図である。図13は、本発明の第2の実施形態に係るATMの部分概略構成を示す図であり、図13(a)は従来のATMの部分概略構成図、図13(b)は第2の実施形態に係るATMの部分概略構成図である。
図12において、符号100で総括的に示すATMは、内部に各種の取引処理を行う取引処理ユニットを有する本体110と、この本体110の前面に配置されたフロントパネル120と、このフロントパネル120に設けられた突出部121とを備え、この突出部121に配置された操作画面30と記録媒体読取部40と通帳取扱部126と金銭取扱口150と、本体110の下部に形成された空間60とを含んで構成される。
本体110は、その前面上部が垂直方向(高さ方向)に対して傾斜した外観構造を備えるとともに、この傾斜した部分に形成された図示しない開口部を備えており、この開口部から操作表示部の前面(操作画面30)と、本体110の内部に収納された各種の取引処理を行う複数の取引処理ユニットの前面、例えば、図示しない記録媒体読取ユニットの前面に配置された記録媒体読取部40や、図示しない通帳取扱ユニットの前面に配置された通帳取扱部126や、図示しない金銭取扱ユニットの前面に配置された金銭取扱部150等が露出するように、操作表示部や記録媒体読取ユニット、通帳取扱ユニット、金銭取扱ユニット等の各種取引処理ユニットが本体110の内部で縦置きに配置されている。そして、操作画面30や各種取引処理ユニットの前面が露出した開口部を、突出部121が形成されたフロントパネル120で覆うことにより、操作画面30や各種取引処理ユニットの前面、例えば、記録媒体読取部40や通帳取扱部126、金銭取扱部150等がフロントパネル120(突出部121)に配置されるようになっている。
フロントパネル120は、本体110の前面上部を構成するパネル部122と、このパネル部122の下端から前方に突出するテーブル部123とを備えるとともに、このパネル部122とテーブル部123とで支えられるように突出部121が設けられている。
突出部121は、その正面に形成された収納部124と、図示しない3つの開口部とを備えている。この3つの開口部は、収納部124を挟むように形成されており、収納部124の上方に形成された第1開口部には操作画面30が配置され、収納部124の下方に形成された第2開口部および第3開口部には金銭取扱部150が配置されるようになっている。
収納部124には棚部125が設けられており、この棚部125に記録媒体読取部40や通帳取扱部126、機能拡張用の外部機器等が配置されるようになっている。この実施形態では、棚部125の中央にテンキー41を配置し、このテンキー41の左側に形成された凹部に通帳取扱部126、テンキー41の右側に形成された凹部に記録媒体読取部40が横一列配置された構成としている。なお、この実施形態では、棚部125にテンキー41を配置しているが、その他の外部機器、例えば、生体認証装置を配置するようにしても良い。
金銭取扱口150は、紙幣を取り扱う紙幣取扱部151と、硬貨を取り扱う硬貨取扱部152とから構成され、紙幣取扱部151および硬貨取扱部152には、それぞれ上下に2分割されたシャッター153、154が設けられている。
この実施形態に係るATM100の大きな特徴は、第1の実施形態と同様、操作画面30と収納部124と金銭取扱部150が、本体110の正面で上から順に、段差構成をなすように配置された点にある。具体的には、図12で示すように、操作画面30と収納部124と金銭取扱部150とが、ATM100の設置面に対して所定の角度で傾斜して設けられたフロントパネル120に形成された突出部121から露出するように配置されている。そして、操作画面30の下方に配置された収納部124が操作画面30よりも張り出した状態となるように構成され、また収納部124の下方に配置された金銭取扱部150が収納部124よりも張り出した状態となるように構成される。
このような構成とすることにより、第1の実施形態と同様、取引項目の選択から取引終了までの一連の動作、即ち、ATM100の操作手順に合わせて操作画面30と収納部124と金銭取扱部150とを、本体110の前面上部に上から順番に配置した段差構成としているので、ATM100の操作手順を視覚的にわかりやすくすることができる。しかも、下方に配置されるものが、上方に配置されたものよりも張り出して配置される段差構成としているので、ATM100の操作性を向上させることができる。
また、この実施形態に係るATM1の他の大きな特徴は、記録媒体読取部40や通帳取扱部126、テンキー41や生体認証装置等の外部機器を配置するための収納部124を設けた点にある。
この収納部124を、例えば、従来の金融機関向けATM900に採用した場合、図13(a)で示すように、収納部124の収納口(手前側)124aの大きさh1と収納部124の後方(奥行側)124bの大きさw1が等しい形状となっている。
このようなATMにより、例えば、記録媒体読取部40に非接触カードや携帯電話機等の非接触型記録媒体46をセットして取引を行う場合、第1の実施形態と同様、非接触型記録媒体46に記録された情報を読み取るための非接触カードリーダ27を設ける必要があり、結果として、ATMの全高が高くなる。
また、収納部124に非接触式記録媒体46をセットする際、収納部124の収納口124aが垂直に形成されていることから、利用者から見ると収納口124aの開口面積が狭くなっているように見える。このため、非接触式記録媒体46を第1収納部24にセットしにくく、その視認性も低下してしまう。また、収納部124に配置されたテンキー41の操作性や通帳取扱部126の視認性も低下することとなる。
一方、収納部124の収納口124aを大きく傾けると、収納口124aの傾きに伴って棚部125も傾くことになる。このため、記録媒体読取部40にセットされる非接触型記録媒体46が、傾いた状態でセットされることになり、その保持性が低下することになる。
また、収納部124の収納口124aを傾けることにより、第1の実施形態と同様、収納部124の後方124bが本体110の内部の下方へ張り出すことになり、結果として、ATM全体の高さが高くなってしまう。
これに対し、本発明は、図13(b)で示すように、収納部124の収納口124a(の大きさh2を、収納部124の後方124bの大きさw1よりも大きく構成し、かつ収納部124の収納口124aが操作画面30よりも前方に突出した構成としている。また、本発明は、収納部124の収納口124aを突出部121の前面に対して平行となるように傾斜して配置された構成としている。
このような構成とすることにより、収納部124の収納口124aを広くすることができるので、ATM全体の高さを高くすることなく、収納部124にセットされる記録媒体の着脱のしやすさを良好にすることができる。また、このような構成とすることにより、棚部125の水平状態が保てるので、記録媒体読取部40にセットされた記録媒体の保持性を良好にすることができる。
次に、図14を参照して、本発明の第2の実施形態に係るATMの装置構成を説明する。図14は第1の実施形態に係るATMの装置構成を示すブロック図である。
図14において、第2の実施形態に係るATM100の装置構成および取引操作は、基本的に第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態との違いは、明細印字ユニット210に代えて、通帳明細印字ユニット240を設けた点にある。この通帳明細印字ユニット240は、利用明細書の印刷および通帳記入を行うものであり、取引の際に利用者が通帳を挿入した場合には、取引内容を通帳に記入し、通帳が挿入されなかった場合には、利用明細書を印刷するようになっている。
次に、図15を参照して、本発明の第2の実施形態に係るATMの操作性について説明する。図15は、ATMの操作状態を示す図であり、図15(a)が立位利用者による操作状態を示す図、図15(b)が車いす利用者による操作状態を示す図である。
図15において、この実施形態に係るATM100は、本体110の前面にフロントパネル120が所定の角度θ2の角度で傾斜した状態で配置されている。また、操作画面30と収納部124と金銭取扱部150が、上から順番に、本体110の垂直方向(高さ方向)に対して角度θ2の角度で傾斜した状態、即ち、フロントパネル120に配置された突出部121に対して平行となるように配置されている。この実施形態では、角度θ2を40度に設定している。
このように、操作画面30や収納部124、金銭取扱部150等を所定の角度θ2で傾斜させた状態で配置することにより、上から順番に配置された操作画面30や収納部124や金銭取扱部150が、下方へ向かうにつれて前方へ突出するように配置された段差構成となるので、従来のATMに比べて全体の高さを低くすることができ、ATM100の利用時における利用者の視点を低くすることができる。
特に、操作画面30や収納部124や金銭取扱部150を角度θ2の角度で傾斜した状態で配置することにより、ATM100の中央付近が前方へ大きく張り出すので、この張り出し部分の下方に空間60を設けることができる。そして、図15(b)で示すように、この空間60を車いす利用者がATM1を利用する際の下肢収納空間とすることができる。
この空間60に下肢を収納することにより、突出部121に配置された操作画面30や収納部124、金銭取扱部150が車いす利用者に近づいた状態となるので、車いす利用者に対しても利用しやすいATM100とすることができる。なお、この実施形態では、角度θ2が35度≦θ2≦45度の範囲で設定されるようになっている。
次に、図16を参照して、本発明の第2の実施形態に係るATMの外観構成について説明する。図16は、ATMの外観構成を示す図であり、図16(a)が底面図、図16(b)が平面図、図16(c)が背面図、図16(d)が正面図、図16(e)が右側面図である。
図16において、この実施形態に係るATM100は、全体の高さH6が1215mm、幅W6が575mm、奥行D6が685mmの外形寸法を備えている。なお、この実施形態に係るATM100の外形寸法は、高さH6が1200mm≦H6≦1300mmの範囲、幅W6が550mm≦W6≦650mmの範囲、奥行D6が650mm≦D6≦750mmの範囲で形成されるようになっている。
この実施形態に係るATM100は、操作画面30と収納部124と金銭取扱部50が、ATM1の設置面に対して所定の角度で傾けて配置されたフロントパネル20の突出部121に、上から順番に所定の角度で傾斜した状態で配置された構成としている。このような構成とすることにより、従来のATMと比べ、フロントパネル120を傾けた分だけATM100の全体の高さH6を低くすることができる。
また、この実施形態では、本体110の前面下部に設けられた空間60が、接地面からの高さがH7の大きさを有しており、車いす利用者がATM100を操作する際に、下肢を収納するための十分な大きさとなっている。この実施形態では、空間60の高さH7を680mmとしている。そして、この空間60を設けることにより、ATM100の下端部、即ち、接地部分の奥行D1を小さくすることができる。なお、この実施形態では、接地部分の奥行D1が650mm≦D≦700mmの範囲で形成されるようになっている。
このように、この実施形態では、ATM100の設置面に対してフロントパネル120を所定の角度で傾けて配置することにより、ATM100の全高H6を低くすることができ、また、ATM100の全高H6が低くなることに伴い、ATM100の視認性や操作性を良好にすることができる。
さらに、第1の実施形態と同様、例えば、立位利用者がATM100を操作する際に、操作画面30を体で覆い隠すことができるので、周囲から操作画面30が覗かれることや、照明等の写り込みを軽減でき、また、例えば、車いす利用者がATM100を操作する際に、空間60が下肢を収納するのに十分な大きさを有しているので、操作画面30や収納部124、金銭取扱部150に近づくことができるので、視認性や操作性を良好にすることができる。
次に、図12を基に図17を参照して、金銭取扱部の構成および紙幣の預入/受取について説明する。図17は、紙幣の取り出し方を示す図であり、図17(a)が従来のATMにおける紙幣の取り出し方を示す図、図17(b)および図17(c)が第2の実施形態に係るATMにおける紙幣の取り出し方を示す図である。
図12において、紙幣取扱部151は、内部に形成された紙幣収納空間と、この紙幣収納空間の出入口を開閉するシャッター153と、紙幣収納空間に配置された第1トレーとを備えている。また、硬貨取扱部152は、内部に形成された硬貨収納空間と、この硬貨収納空間の出入口を開閉するシャッター154と、硬貨収納空間に配置された第2トレーとを備えている。シャッター153は、第1シャッター部51と第2シャッター部52とで構成され、シャッター154は、第3シャッター部と第4シャッター部とで構成されている。なお、第1シャッター部51と第2シャッター部52の構成およびその動作、第1トレーと第2トレーの構成およびその動作、紙幣の投入動作および受取動作については、前記第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、第3シャッター部と第4シャッター部の構成およびその動作、硬貨の投入動作および受取動作についても、紙幣の投入動作および受取動作と同様であるため、説明を省略する。
このような構成とすることにより、図17(b)で示すように、利用者の手前側で傾斜して配置された紙幣取扱部151および硬貨取扱部152から、紙幣および硬貨がそれぞれ排出されるので、図17(a)で示すような、紙幣取扱部151および硬貨取扱部152の内部に手を入れて紙幣や硬貨を取り出す従来のATMに比べ、紙幣や硬貨の視認性や取り出しやすさを向上させることができる。特に、図17(c)で示すように、車いす利用者にとっては、紙幣取扱部151および硬貨取扱部152が近くなるので、従来のATMと比べて紙幣や硬貨の視認性や取り出しやすさを格段に向上させることができる。
次に、図18および図19を参照して、第2の実施形態に係るATMの操作画面について説明する。図18および図19は、操作画面の表示状態を示す図である。先ず、図18を参照して、テンキーによる入力操作を行う場合について説明する。
図18において、センサ228が利用者がATM100の正面に立ったことを検知すると、制御部200は、操作画面30に図18(a)で示すようなメニュー画面700を表示する。このメニュー画面700は、表示領域が上下に分けられており、上方の表示領域は、キャンペーン等の情報を表示する第1操作表示画面701であり、下方の表示領域は、取引項目や操作案内等が表示される第2操作表示画面702である。なお、第1操作表示画面701に表示される情報は、所定のタイミングで切り替わるようになっており、この実施形態では、所定時間の経過後に情報が切り替わるようになっている。
図18(a)に戻り、第2操作表示画面702には、ATM100で利用できる複数の取引項目が表示されており、利用者が所望の取引項目を選択し、選択した取引項目を第2操作表示画面702上でタッチすることにより取引項目が選択され、取引を行うようになっている。
この実施形態では、第1の実記形態と同様、タッチパネルを介して操作可能な5つの操作ボタン71〜75が第2操作表示画面702上に表示されている。また、操作ボタン71も第1の実記形態と同様、4つの操作ボタン71a〜71dとで構成されている。なお、この実施形態では、取引の一例として、任意金額取引ボタン71aを選択して操作した場合について説明する。
第2操作表示画面702に表示された操作ボタン71が操作されると、制御部200は、第2操作表示画面702の表示内容を切り替え、図18(b)で示すような、利用者に対してカードを挿入するように案内する第1案内画面800を表示する。この第1案内画面800は、利用者に対して操作内容を文字で表示する文字表示エリア81と、利用者に対して操作内容を画像で表示する複数の画像表示エリア82が表示されている。この実施形態では、複数の画像表示エリア82を、第1画像表示エリア82aと第2画像表示エリア82bと第3画像表示エリア82cと第4画像表示エリア82dと第5画像表示エリア82eとで構成している。
図18(b)に戻り、第2操作表示画面702に第1案内画面800が表示されると、制御部200は、文字表示エリア81に文字を表示して利用者に対してカードを挿入するように案内するとともに、第1画像表示エリア82aを拡大表示し、利用者に対してカードを挿入するように画像で案内するように制御している。そして、文字表示エリア81および第1画像表示エリア82aの案内に従って、利用者が収納部124に配置された記録媒体読取部40にカードを挿入すると、制御部200は、図18(c)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して暗証番号を入力するように文字で案内するとともに、第2画像表示エリア82bを拡大表示し、利用者に対して暗証番号を入力するように画像で案内するように制御している。利用者は文字表示エリア81および第2画像表示エリア82bの案内に従って、収納部124に配置されたテンキー41により、暗証番号の入力を行う。
暗証番号の入力が終了すると、制御部200は、図18(d)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して取引金額を入力するように文字で案内する。そして、表示された案内に従って、利用者は収納部124に配置されたテンキー41により、取引金額の入力を行う。
取引金額の入力が終了すると、制御部200は、取引金額に対応した紙幣を紙幣ユニット226から紙幣取扱部151に排出するように制御する。そして、紙幣の排出が終了すると、制御部200は、図18(e)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対してカードを受け取るように文字で案内するとともに、第1画像表示エリア82aが拡大表示し、利用者に対してカードを受け取るように画像で案内するように制御している。
利用者が案内に従ってカードを受け取ると、制御部200は、図18(f)で示すように、文字表示エリア81の表示内容を切り替え、利用者に対して紙幣を受け取るように第3画像表示エリア82cが拡大表示し、利用者に対して紙幣を受け取るように文字で案内するとともに、第3画像表示エリア82cが拡大表示し、利用者に対して紙幣を受け取るように画像で案内するように制御している。そして、利用者が紙幣を受け取ると、制御部200は、第2操作表示画面702の表示を図18(a)で示すメニュー画面700に切り替え、一連の取引操作が終了する。
上記実施形態では、磁気カードとテンキー入力による紙幣の引き出し操作について説明したが、この実施形態に係るATM100は、通帳を利用したり、硬貨を取り扱うことができるようになっている。例えば、通帳を利用する場合には、第2操作表示画面702に表示された操作ボタン71aを操作した後に、文字表示エリア81および第4画像表示エリア82dを介して、利用者に対して通帳取扱部126に通帳をセットするように案内してもよい。また、硬貨を取り扱う場合には、図18(a)から図18(e)の操作後に第5画像表示エリア82eを拡大表示し、利用者に対して硬貨を受け取るように案内してもよい。
この第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様、操作画面30に複数の画像表示エリア82を設けたことに特徴がある。具体的には、図16で示すように、複数の画像表示エリア82を、記録媒体読取部40に関する操作案内を表示する第1画像表示エリア82aと、テンキーに関する操作案内を表示する第2画像表示エリア82bと、紙幣取扱部152に関する操作案内を表示する第3画像表示エリア82cと、通帳に関する操作案内を表示する第4画像表示エリア82dと、硬貨取扱部152に関する操作案内を表示する第5画像表示エリア82eとで構成している。そして、この5つの画像表示エリアを上下2段に配置し、上方右側から順番に第1画像表示エリア82a、第2画像表示エリア82b、第4画像表示エリア82d、下方右側から順番に第3画像表示エリア82c、第5画像表示エリア82eが配置された構成としている。
このような構成とすることにより、各画像表示エリアが、フロントパネル120に配置された突出部121に配置された操作画面30と記録媒体読取部40とテンキー41と通帳取扱部126と紙幣取扱部153と硬貨取扱部154の配置に対応して第2操作表示画面702上に表示されるので、ATM100の操作性を良好にすることができる。
次に、図19を参照して、操作表示部の他の実施形態について説明する。図19において、センサ228利用者がATM100の正面に立ったことを検知すると、制御部200は、第1操作表示画面701と第2操作表示画面702とを備えたメニュー画面700を、操作画面30上に表示するように制御する。
ATM100の利用者が、メニュー画面700の上方に表示された第1操作表示画面701にタッチすると、制御部200は、第1操作表示画面701に図19(b)で示すような第1取引画面750が表示するように制御する。この取引画面750には、その上方に設けられた情報表示部751と、取引項目を示す複数の操作ボタン752が表示されている。この実施形態では、複数の操作ボタン752を、4つの操作ボタン752a〜752dで構成している。
利用者が4つの操作ボタン752a〜752dに表示された取引項目から所望の取引項目を選択し、選択した取引項目に関する操作ボタンを操作すると、制御部200は、図19(c)で示すような第2取引画面761を第1操作表示画面701上に表示する。この実施形態では、3つの操作ボタン761a〜761cが第2取引画面761に表示されるようになっている。
図19(c)において、利用者が操作ボタン761aを操作すると、制御部200は、例えば、図19(d)で示すように、金融商品を購入するための手続きを行う取引画面を第2操作表示画面702に表示する。そして、利用者は第2操作表示画面702に表示された案内に従って所定の操作を行うことで、金融商品を購入することができ、図19(e)で示すように、購入した金融商品の内容を画面上で確認することができる。
このような構成とすることにより、1つの操作画面上で複数の取引を行うことができるので、ATM100の使い勝手を良好にすることができる。
(第3の実施形態)
図20を参照して、本発明の第3の実施形態に係るATMを具体的に説明する。なお、この実施の形態では、前記した各実施形態と同一ないし同様なものは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
図20は、第3の実施形態に係るATMの外観構造を示す図である。図20において、
符号1aで総括的に示すATMは、内部に操作表示部や各種の取引処理を行う複数の取引処理ユニットを有する本体10と、この本体10の前面に配置されたフロントパネル20とを備え、このフロントパネル20に配置された操作画面30と記録媒体読取部40と金銭取扱部50とを含んで構成される。
この実施形態に係るATM1aは、基本的に前記第1の実施形態と同様な構成を備えており、第1の実施形態との相違点は、本体10の前面下部に形成された空間60の有無となっている。
このような構成とすることによっても、第1の実施形態と同様な作用効果がある。なお、ATM1aの各部分の構成および取引操作については、前記第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
(第4の実施形態)
図21を参照して、本発明の第4の実施形態に係るATMを具体的に説明する。なお、この実施の形態では、前記した各実施形態と同一ないし同様なものは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
図20は、第4の実施形態に係るATMの外観構造を示す図である。図21において、符号100aで総括的に示すATMは、内部に各種の取引処理を行う取引処理ユニットを有する本体110と、この本体110の前面に配置されたフロントパネル120と、このフロントパネル120に設けられた突出部121とを備え、この突出部121に配置された操作画面30と記録媒体読取部40と通帳取扱部126と金銭取扱口150とを含んで構成される。
この実施形態に係るATM1aは、基本的に前記第2の実施形態と同様な構成を備えており、第2の実施形態との相違点は、本体110の前面下部に形成された空間60の有無となっている。
このような構成とすることによっても、第2の実施形態と同様な作用効果がある。なお、ATM1aの各部分の構成および取引操作については、前記第2の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第1の実施形態に係るATMの外観構造を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの部分概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの装置構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るATMの操作状態を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの外観構成を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの操作状態を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの金銭取扱部の断面図である。 第1の実施形態に係るATMの金銭取扱部の動作状態を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの紙幣の取り出し方を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの操作画面の表示状態を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの操作画面の表示状態を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの外観構造を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの部分概略構成を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの装置構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るATMの操作状態を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの外観構成を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの紙幣の取り出し方を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの操作画面の表示状態を示す図である。 第2の実施形態に係るATMの操作画面の表示状態を示す図である。 第3の実施形態に係るATMの外観構造を示す図である。 第4の実施形態に係るATMの外観構造を示す図である。 従来のATMを示す図である。
符号の説明
1…ATM、1a…ATM、10…本体、20…フロントパネル、21…パネル面、22…収納部、23…第1棚部、24…第1収納部、24a…収納口、25…第2棚部、26…第2収納部、26a…収納口、27…非接触カードリーダ、28…磁気カードリーダ、30…操作画面、31…操作表示部、40…記録媒体読取部、41…テンキー、41a…テンキー、41b…テンキー、45…カード型記録媒体、46…非接触型記録媒体、50…金銭取扱部、51…第1シャッター部、52…第2シャッター部、55…金銭収納空間、56…トレー、57…紙幣投入口、58…紙幣受取口、60…空間、70…メニュー画面、71〜75…操作ボタン、71a…任意金額取引ボタン、71b〜71d…定額取引ボタン、80…第1案内画面、81…文字表示エリア、82…画像表示エリア、82a…第1画像表示エリア、82b…第2画像表示エリア、82c…第3画像表示エリア、82d…第4画像表示エリア、82e…第5画像表示エリア、83…取引項目表示エリア、84…取消ボタン、100…ATM、100a…ATM、110…本体、120…フロントパネル、121…突出部、122…パネル部、123…テーブル部、124…収納部、125…棚部、126…通帳取扱部、150…金銭取扱口、151…紙幣取扱部、152…硬貨取扱部、153…シャッター、154…シャッター、200…制御部、210…明細印字ユニット、220…伝送制御部、224…記録媒体取扱ユニット、225…硬貨ユニット、226…紙幣ユニット、227…電源部、228…センサ部、230…記憶装置部、240…通帳明細印字ユニット、300…ネットワーク、400…センタ、700…メニュー画面、701…第1操作表示画面、702…第2操作表示画面、750…第1取引画面、751…情報表示部、752…操作ボタン、761…第2取引画面、761a〜761c…操作ボタン、800…第1案内画面。

Claims (9)

  1. 内部に操作表示部と記録媒体読取ユニットと金銭取扱ユニットとを備えた本体と、この本体の前面上部に配置されたフロントパネルとを備え、前記フロントパネルに前記操作表示部の前面を構成する操作画面と前記記録媒体読取ユニットの前面を構成する記録媒体読取部と前記金銭取扱ユニットの前面を構成する金銭取扱部とを配置した現金自動預入支払機において、
    前記フロントパネルは、該現金自動預入支払機の設置面に対して所定の傾斜角で傾斜するパネル面を前記本体の前面上部に配置し、
    前記パネル面は、少なくとも前記記録媒体読取部が収納される収納部を備え、
    前記操作画面は、前記パネル面の上部に配置され、
    前記収納部は、前記操作画面の下方で、前記操作画面よりも前方へ突出するように配置され、
    前記金銭取扱部は、前記収納部の下方で、前記収納部よりも前方へ突出するように配置された
    ことを特徴とする現金自動預入支払機。
  2. 内部に操作表示部と記録媒体読取ユニットと金銭取扱ユニットとを備えた本体と、この本体の前面上部に配置されたフロントパネルとを備え、前記フロントパネルに前記操作表示部の前面を構成する操作画面と前記記録媒体読取ユニットの前面を構成する記録媒体読取部と前記金銭取扱ユニットの前面を構成する金銭取扱部とを配置した現金自動預入支払機において、
    前記フロントパネルは、正面に形成された平坦なパネル面を有する板状の外観形状を備えると共に、該現金自動預入支払機の設置面に対して所定の傾斜角で傾斜した状態で前記本体の前面上部に配置され、
    前記パネル面は、少なくとも前記記録媒体読取部が収納される収納部を備え、
    前記収納部は、前記記録媒体読取部を収納する第1収納部と、該第1収納部の下方に配置される第2収納部とを備え、
    前記操作表示部は、縦長の画面で構成されるとともに、前記パネル面に対して平行で、かつ前記パネル面から前記操作画面が露出するように傾斜して配置され、
    前記第1収納部は、その収納口が前記操作画面の下方で前記パネル面に対して平行となるように傾斜して配置されるとともに、前記操作画面よりも前方へ突出するように配置され、
    前記第2収納部は、その収納口が前記第1収納部の下方で前記パネル面に対して平行となるように傾斜して配置されるとともに、前記第1収納部よりも前方へ突出するように配置され、
    前記金銭取扱部は、前記第2収納部の下方で前記パネル面に対して平行となるように傾斜して配置されるとともに、前記第2収納部よりも前方へ突出するように配置された
    ことを特徴とする現金自動預入支払機。
  3. 請求項1および請求項2に記載の現金自動預入支払機において、
    前記フロントパネルは、25度以上35度以下の傾斜角で傾斜していることを特徴とする現金自動預入支払機。
  4. 請求項1および請求項2に記載の現金自動預入支払機において、
    前記収納部は、前記記録媒体読取部が配置される棚部を備え、
    前記棚部は、前記操作画面よりも前方へ突出するように設けられていることを特徴とする現金自動預入支払機。
  5. 請求項1および請求項2に記載の現金自動預入支払機において、
    前記金銭取扱部は、内部に形成された金銭収納空間と、該金銭収納空間の開閉を行うシャッターと、前記金銭収納空間に配置されたトレーとを備え、
    前記トレーは、前記シャッターの開閉動作に伴って移動することを特徴とする現金自動預入支払機。
  6. 請求項5に記載の現金自動預入支払機において、
    前記シャッターは、前記金銭取扱部の上部を開閉する第1シャッター部と、前記金銭取扱部の下部を開閉する第2シャッター部とを備え、
    前記金銭取扱部は、前記第1シャッター部が開いて形成される紙幣投入口と、前記第2シャッター部が開いて形成される紙幣排出口とを備え、
    前記トレーは、前記第2シャッター部の開閉動作に伴って移動することを特徴とする現金自動預入支払機。
  7. 内部に操作表示部と記録媒体読取ユニットと金銭取扱ユニットとを備えた本体と、この本体の前面上部に配置されたフロントパネルとを備え、前記フロントパネルに前記操作表示部の前面を構成する操作画面と前記記録媒体読取ユニットの前面を構成する記録媒体読取部と前記金銭取扱ユニットの前面を構成する金銭取扱部とを配置した現金自動預入支払機において、
    前記フロントパネルは、該現金自動預入支払機の設置面に対して所定の傾斜角で傾斜した状態で前記本体の高さ方向の前面を構成するパネル面と、前記パネル面の下端から前方に突出するテーブル面とを備えるとともに、前記パネル面と前記テーブル面とで支えられるように設けられ、かつ所定の傾斜角で傾斜した突出部を備え、
    前記突出部は、少なくとも前記記録媒体読取部が収納される収納部を備え、
    前記操作表示部は、縦長の画面で構成されるとともに、前記パネル面に対して平行で、かつ前記パネル面から前記操作画面が露出するように傾斜して配置され、
    前記操作画面は、上下に分割された第1操作表示画面と第2操作表示画面とを備え、
    前記収納部は、その収納口が前記操作画面の下方で前記突出部の前面に対して平行となるように傾斜して配置されるとともに、前記操作画面よりも前方へ突出するように配置され、
    前記金銭取扱部は、前記収納部の下方で前記突出部の前面に対して平行となるように傾斜して配置されるとともに、前記収納部よりも前方へ突出するように配置された
    ことを特徴とする現金自動預入支払機。
  8. 請求項7に記載の現金自動預入支払機において、
    前記パネル面と前記突出部は、35度以上45度以下の傾斜角で傾斜していることを特徴とする現金自動預入支払機。
  9. 請求項7に記載の現金自動預入支払機において、
    前記金銭取扱部は、紙幣取扱口と硬貨取扱口とを備え、
    前記紙幣取扱口は、内部に形成された紙幣収納空間と、該紙幣収納空間の上部を開閉する第1シャッター部と、該紙幣収納空間の下部を開閉する第2シャッター部と、前記紙幣収納空間に配置された第1トレーとを備え、
    前記硬貨取扱口は、内部に形成された硬貨収納空間と、該硬貨収納空間の上部を開閉する第3シャッター部と、該硬貨収納空間の下部を開閉する第4シャッター部と、前記硬貨収納空間に配置された第2トレーとを備え、
    前記第1トレーは、前記第1シャッター部あるいは前記第2シャッター部の開閉動作に伴って移動し、前記第2トレーは、前記第3シャッター部あるいは前記第4シャッター部の開閉動作に伴って移動することを特徴とする現金自動預入支払機。
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