JP7172060B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、POS端末に接続された金銭処理装置の操作説明用の画像をPOS端末のディスプレイ上に表示することで、利用者の操作性の向上を図るコンピュータシステムが開示されている。
2015-164009号公報
特許文献1に記載の装置では、金銭処理装置における操作箇所はディスプレイから離れている。このため、利用者はディスプレイに表示された画像に基づいて操作箇所及び操作方法を確認しながら当該操作箇所を操作する必要がある。このため、利用者が操作しづらいという問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、利用者が容易に操作できるように装置の所定位置へ必要な情報を提示する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、筺体部と、前記筺体部に設けられた表示部と、前記筺体部において前記表示部とは異なる位置に設けられた操作部と、前記操作部における操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影する投影部とを備え、前記投影部は、前記表示部の下方、かつ、前記操作部の上方のエリアに前記操作関連画像を投影することを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、利用者が容易に操作できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る情報処理装置における操作関連画像の投影例を示す正面図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置における操作関連画像の投影例を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置におけるディスプレイの表示画面と操作関連画像の表示情報の組み合わせの具体例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報処理装置における操作関連画像の投影例を示す正面図である。 第3の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る情報処理装置における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る情報処理装置における操作関連画像の投影例を示す斜視図である。 第4の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 変形実施形態に係る情報処理装置の構成を示す斜視図である。 変形実施形態に係る情報処理装置の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下で説明する図面においては、同一の機能又は対応する機能を有する要素には同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る情報処理装置10の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば、収納代行事業者による収納代行に関する処理の実行に用いられ、その利用者により操作されるセルフ式のサービス端末である。料金又は代金を支払うべき請求事業者から払込伝票が電子的に又は紙で発行されている場合、利用者は、払込伝票のバーコード等のコードシンボルを情報処理装置10に読み取らせることで、電子マネーによる代金の支払を実行できる。なお、情報処理装置10は、利用者が操作する端末であれば何でも構わない。例えば、情報処理装置10としては、セルフPOS、セミセルフPOS、券売機、ATM等が挙げられる。
情報処理装置10の筺体部11は、金属や樹脂等により形成され、表示部12、台座部13、金銭入出部14、支持部15及び投影部16を有する。表示部12は、タッチパネル式のディスプレイ12aを有している。表示部12は、利用者に対する各種情報の表示及び利用者の操作入力の受け付けを行う。また、図1に示すように、表示部12のディスプレイ12aは、利用者が視認し易いように、斜め上方を向くように傾斜して設けられている。これにより、利用者がタッチパネルとして構成されたディスプレイ12aを指先でタッチする際に、利用者がより高い自由度で腕を動かすことができ、高い操作性が確保されている。なお、ディスプレイ12aは、必ずしもこのように傾斜して設けられている必要はない。
台座部13は、表示部12の下部に表示部12と一体的に設けられ、表示部12を下方から支持する。台座部13には、表示部12の下部において、表示部12に対して後方に窪んだ凹部13aが設けられている。凹部13aは、上下方向において互いに対向する上面部13b及び下面部13cと、上面部13b及び下面部13cの間の中央部13dとを有している。上面部13bには、コードスキャナ17及びプリンタ18が配置されている。下面部13cには、非接触IC(Integrated Circuit)リーダライタ19が配置されている。コードスキャナ17、プリンタ18及び非接触ICリーダライタ19の詳細については後述する。
金銭入出部14は、支払のための現金を処理する。金銭入出部14は、本実施形態に係る情報処理装置10における利用者の操作箇所(以下、操作部という。)の一つであり、紙幣の入出金を処理する紙幣入出金部14aと、硬貨の入出金を処理する硬貨入出金部14bとを有する。なお、本実施形態に係る情報処理装置10は、必要に応じて所望の高さの設置台(図示省略)上に設置されるものとする。
支持部15は、筺体部11の上部から表示部12に対して前方向に延びており、その下側で投影部16を支持する。図1に示すように、本実施形態の支持部15は、全体としてL字状に屈曲した、板状の遮光部材により構成されている。支持部15によって筺体部11における操作部をある程度遮光することによって、操作関連画像をクリアに表示できる。また、支持部15の横幅は、筺体部11の横幅と等しいが、これに限られない。投影部16は、情報処理装置10における利用者の操作部の近傍領域に操作関連画像を投影する。操作関連画像は、操作部の操作に関する案内用の画像である。例えば、図1では、投影部16は、表示部12と金銭入出部14(操作部)との間に操作関連画像Opを投影することを示している。表示部12と金銭入出部14との間に操作関連画像Opを投影することで、利用者は、表示部12を見ているときに操作関連画像Opを視認し易くなり、当該操作関連画像Opに従って近くの金銭入出部14へと導かれる。
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、上述の表示部12、コードスキャナ17、プリンタ18及び非接触ICリーダライタ19に加えて、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22、記憶部23、入力部24及び通信I/F25を有している。情報処理装置10の各部は、共通バス26にそれぞれ接続されている。
CPU21は、情報処理装置10全体の動作を制御する制御部として機能する。CPU21は、記憶部23等に記憶されたプログラムを実行することにより動作する。また、CPU21は、コードスキャナ17により取得された支払情報及び非接触ICリーダライタ19により取得された電子マネー情報に基づき、代行収納に関する処理を実行する。RAM22は、CPU21の動作に必要なメモリ領域を提供する。
記憶部23は、不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ等により構成されている。記憶部23は、CPU21により実行されるプログラム、そのプログラムの実行の際にCPU21により参照されるデータ等を記憶する。具体的には、記憶部23は、利用者からの処理要求と表示部12のディスプレイ12aに表示する情報とを対応付けて記憶する。さらに、記憶部23は、利用者からの処理要求に応じて投影部16が投影する操作関連画像と、情報処理装置10(筺体部11)内における操作関連画像の投影先情報とを対応付けて記憶する。操作関連画像には、利用者に対する案内用のメッセージ、場所を指定するための矢印等の図形が含まれる。また、操作関連画像は、静止画のみに限らず、動画も含むものとする。
表示部12は、情報処理装置10の利用者(操作者)に対して、情報処理装置10からの出力をディスプレイ12aに表示する。表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等である。情報処理装置10からの出力には、例えば、収納代行の対象となる取引内容、電子マネー残高等の情報処理装置10による処理を行う上で必要な情報が含まれる。また、情報処理装置10からの出力には、例えば、操作案内、ヘルプ等の情報処理装置10の操作に関する情報も含まれる。ディスプレイ12aに表示される情報は、上述の操作関連画像と一部共通している。
投影部16は、液晶やDLP(Digital Light Processing/登録商標)を用いて画像(映像を含む)を拡大してスクリーンに投影する投影機(プロジェクタ)である。また、投影部16と操作部との位置関係や投影先の面形状によってスキュー歪みが生じるため、投影部16の制御プログラムはスキュー歪みを補正する機能も有するものとする。
コードスキャナ17は、機器に表示されたコードシンボル又は媒体に印字されたコードシンボルを光学的に読み取ることで、機器又は媒体のコードシンボルから情報を取得する。コードシンボルとしては、例えば、一次元コードであるバーコード、QRコード(登録商標)等の二次元コード等が挙げられる。コードシンボルが表示された機器としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯機器が挙げられる。また、コードシンボルが印字された媒体としては、紙面にコードシンボルが印字された払込票等の紙片、券面にコードシンボルが印字されたカード等が挙げられる。コードシンボルから取得された情報は、代行収納の処理の際に用いられる情報として、請求事業者、支払金額、支払期限等に関する情報である支払情報を含んでいる。
なお、コードスキャナ17の代わりに、画像スキャナを用いることもできる。画像スキャナは、スマートフォン等の機器に表示された画面や媒体の印字面を撮像し、その撮像された画像から情報を取得する。画像スキャナとしては、例えばOCR(Optical character recognition)に対応したものが挙げられる。この場合、画像スキャナにより読み取られる機器の画面や媒体の印字面には、支払情報を特定するための支払票番号等の特定情報が記載されている。画像スキャナは、撮像した機器の画面や媒体の印字面の画像から特定情報を取得する。こうして取得された特定情報は、支払情報の特定のために用いられる。すなわち、CPU21は、特定情報と支払情報とを関連付けるデータベースを参照して、画像スキャナにより取得した特定情報から支払情報を取得することができる。データベースは、ローカルの記憶部23やセンタサーバの記憶部等に記憶されている。
非接触ICリーダライタ19は、NFC(Near Field Communication)リーダライタである。非接触ICリーダライタ19は、機器又は媒体が有する非接触ICチップと近距離無線通信を行い、非接触ICチップに記憶されたデータを読み取る。また、非接触ICリーダライタ19は、機器又は媒体が有する非接触ICチップと近距離無線通信を行い、非接触ICチップに対してデータを書き込む。非接触ICリーダライタ19と非接触ICチップとの間の通信規格は、特に限定されるものではないが、例えば、ISO/IEC 14443 Type A、ISO/IEC 14443 Type B、FeliCa(登録商標)、ISO/IEC 18092(NFC IP-1)、ISO/IEC21418(NFC IP-2)等が挙げられる。
非接触ICリーダライタ19は、上述のように機器又は媒体の非接触ICチップに記憶されたデータを読み取って、機器又は媒体の非接触ICチップから情報を取得する。非接触ICチップを有する機器としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯機器が挙げられる。また、非接触ICチップを有する媒体としては、例えば、カード、キーホルダー、ストラップ、シール等が挙げられる。
非接触ICリーダライタ19は、具体的には、電子マネーリーダライタである。電子マネーリーダライタである非接触ICリーダライタ19は、機器又は媒体の非接触ICチップに記憶された電子マネーに関する情報である電子マネー情報の読み取りを行い、また、非接触ICチップに対する電子マネー情報の書き込みを行う。
なお、非接触ICリーダライタ19が情報を取得する機器又は媒体は、コードスキャナ17が情報を取得する機器又は媒体と同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。すなわち、コードスキャナ17及び非接触ICリーダライタ19が、単一の機器又は媒体から情報を読み取ってもよいし、複数の機器又は媒体から情報を読み取ってもよい。
なお、本実施形態では、情報処理装置10が、機器又は媒体から情報を取得する情報取得部としてコードスキャナ17及び非接触ICリーダライタ19の2つを有する。ただし、情報取得部の数及び種類は、これらに限定されるものではない。情報処理装置10は、2つのみならず3つ以上の互いに異なる複数の情報取得部を有していてもよいし、1つの情報取得部を有していてもよい。また、情報処理装置10は、機器又は媒体から情報を取得する情報取得部として、コードスキャナ17及び非接触ICリーダライタ19以外のスキャナ、リーダ、センサ等を有していてもよい。
入力部24は、情報処理装置10に情報、指示等を入力する入力装置である。入力部24は、例えば、表示部12(ディスプレイ12a)に組み込まれたタッチパネルである。この場合、利用者は、タッチパネルが組み込まれた表示部12(ディスプレイ12a)をタッチして、情報処理装置10に対して情報、指示等を入力する。また、入力部24は、キーボード、テンキー、ポインティングデバイス等であってもよい。プリンタ18は、情報処理装置10による処理の明細を用紙に印字するレシートプリンタである。
通信I/F25は、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部である。通信I/F25は、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されている。CPU21は、通信I/F25を介して、ネットワーク上のセンタサーバ等とデータの送受信を行うことができる。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置10の動作について図3乃至図6を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。図4及び図5は、本実施形態に係る情報処理装置10における操作関連画像の投影例をそれぞれ示す正面図及び斜視図である。図6は、本実施形態に係る情報処理装置10におけるディスプレイ12aの表示画面と操作関連画像の表示情報の組み合わせの具体例を示す図である。図6(A)~図6(E)における左右の情報は、同一時間において表示されるものとする。
図3に示すように、先ず、情報処理装置10のCPU21は、利用者等からの処理要求の入力の有無を判定する(ステップS101)。処理要求の入力例としては、利用者によるディスプレイ12a上における各種の操作ボタン(メニューの選択ボタン、会計ボタン、支払い方法の選択ボタン等)の押下やスリープ状態のディスプレイ12aに対する利用者のタッチ等が該当する。また、処理要求は、利用者から入力されるだけでなく、実行中の表示制御プログラムから自動的に入力される場合がある。例えば、利用者が現金による支払いを選択した場合には、表示制御プログラムは、利用者が紙幣による入金操作を完了すると、続けて硬貨による入金操作を行わせるように表示制御を行う。
CPU21は、利用者等からの処理要求の入力が有ったと判定した場合には(ステップS101:YES)、ステップS102の処理へ移る。これに対し、CPU21が、利用者等からの処理要求の入力は無いと判定した場合には(ステップS101:NO)、ステップS101の処理を繰り返す。
ステップS102において、CPU21は、処理要求に基づいてディスプレイ12aに表示する表示画面の情報、操作関連画像及び操作関連画像の投影先情報を記憶部23から取得する。これに伴い、CPU21は、ディスプレイ12aに表示画面を表示する(ステップS103)。
次に、CPU21は、ステップS102において操作関連画像を取得したか否かを判定する(ステップS104)。ここで、CPU21は、操作関連画像を取得したと判定した場合には(ステップS104:YES)、ステップS105の処理へ移る。これに対し、CPU21は、操作関連画像を取得していないと判定した場合には(ステップS104:NO)、表示制御処理を終了する。
ステップS105において、投影部16は、投影先情報に基づいて操作部の近傍領域に操作関連画像を投影する。操作部は、ディスプレイ12aとは異なる場所であって、例えば筺体面である。図4では、会計画面(図示省略)において利用者が現金による支払いを選択した場合に、投影部16が金銭入出部14の近傍領域へ操作関連画像Op1を投影した例を示している。操作関連画像Op1には、操作方法を説明するメッセージ(“硬貨を入金してください”)と、硬貨入出金部14b(操作部)の位置を指し示すブロック矢印A1とが含まれている。利用者は、当該操作関連画像Op1を参照することにより、硬貨を何処に入れればよいのかを容易に判断できる。
図5では、会計画面(図示省略)において利用者が電子マネーによる支払いを選択した場合に、投影部16が非接触ICリーダライタ19の近傍領域へ操作関連画像Op2を投影した例を示している。操作関連画像Op2には、操作方法を説明するメッセージ(“ICカードをタッチしてください”)と、非接触ICリーダライタ19(操作部)の位置を指し示すブロック矢印A2とが含まれている。利用者は、操作関連画像Op2を参照することにより、電子マネー用のICカード30(スマートフォンを含む)を何処に移動すればよいのかを容易に判断できる。
なお、利用者の操作に伴い、非接触ICリーダライタ19がICカード30の記録情報を読み取ると、CPU21は、情報処理装置10において決定された支払情報及び非接触ICリーダライタ19により取得された電子マネー情報に基づき、電子マネーによる支払処理を実行する。また、CPU21は、支払処理の実行結果に関する情報を、通信I/F25を介してセンタサーバ等に送信する。そして、CPU21は、非接触ICリーダライタ19により、ICカード30に情報を書き込む。例えば、CPU21は、電子マネーの残高情報の更新、利用履歴情報の書き込み等を行う。
ステップS106において、CPU21は、利用者がディスプレイ12aの表示画面及び操作関連画像の表示内容に基づいて所定の操作を完了したか否かを判定する。例えば、処理要求が会計ボタンの押下により入力された場合には、現金や電子マネーによる入金操作が完了しているか否かを判定する。ここで、CPU21は、利用者が所定の操作を完了していないと判定した場合には(ステップS106:NO)、ステップS106の処理を繰り返す。これに対し、CPU21は、利用者が所定の操作を完了したと判定した場合には(ステップS106:YES)、投影部16による筺体部11上への操作関連画像の投影処理を終了し(ステップS107)、表示制御処理を終了する。
なお、図6(A)~図6(E)に示すように、ディスプレイ12aの表示画面と操作関連画像Opの表示情報の組み合わせは、様々なバリエーションが考えられる。図6(A)では、操作関連画像Opを表示している間は、ディスプレイ12aにおいて表示画面を表示しない例を示している。この場合、利用者はディスプレイ12aと操作関連画像Opのどちらを見ながら操作すべきか明確に分かる。図6(B)では、操作関連画像Opを表示する際に、ディスプレイ12aには操作関連画像Opの参照を促すメッセージ(“下記の案内用の画像をご参照ください”)を出力する例を示している。この場合、利用者はディスプレイ12aを参照することで、操作関連画像へ効率的に誘導される。図6(C)では、ディスプレイ12aの表示画面には操作情報の詳細を表示し、操作関連画像Opには操作に関する概要を投影する例を示している。この場合、利用者は操作の位置を把握できると共に、具体的な操作内容を把握できる。図6(D)では、利用者の操作とは関連しない広告情報(“一緒にお飲み物はいかがですか?”)をディスプレイ12aに表示する例を示している。このように、表示画面の情報と操作関連画像とは全く関連しない異なる情報を表示してもよい。図6(E)では、ディスプレイ12aの表示画面の情報と操作関連画像Opとが共通の情報を表示する例を示している。図6(A)~図6(E)に示すように、ディスプレイ12aの表示画面と操作関連画像Opに表示する情報は、任意に設定することができる。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者が会計画面(図示省略)において現金による支払いを選択した際には、利用者は金銭入出部14(操作部)の近傍領域に投影された操作関連画像を参照し、金銭入出部14を操作できる。同様に、利用者が会計画面(図示省略)において電子マネーによる支払いを選択した際には、利用者は非接触ICリーダライタ19(操作部)の近傍領域に投影された操作関連画像を参照し、非接触ICリーダライタ19を操作できる。すなわち、利用者は、表示部12よりも近い、操作部の近傍領域に表示された操作関連画像に従って操作できるため、利用者は情報処理装置10を容易に操作できる。さらに、利用者への操作説明をディスプレイ12aへの表示だけでなく、操作部の近傍領域への投影により表示するため、利用者に対して表示する情報量を増やすことができる。
[第2の実施形態]
以下、本実施形態に係る情報処理装置200について説明する。なお、第1の実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1の実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図7は、本実施形態に係る情報処理装置200の構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態に係る情報処理装置200は、CPU21が広告取得部27としての機能を有する点で第1の実施形態と異なっている。広告取得部27は、記憶部23又はサーバー(図示省略)から利用者に提示する所望の広告画像を取得する。なお、広告画像を取得する際には、ICカード等から読み取られた利用者の属性や購入商品の種類と関連する画像を取得することが好ましい。例えば、購入商品が弁当の場合には、飲料の広告画像を提示するとよい。ただし、広告画像は、利用者の属性や購入商品の種類と関連するものに限定されないものとする。そして、広告取得部27が広告画像を取得した場合には、投影部16は、操作関連画像の近傍領域に広告画像を投影する。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置200の動作について図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理装置200における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。図9は、本実施形態に係る情報処理装置200における操作関連画像の投影例を示す正面図である。
図8に示すように、先ず、情報処理装置200のCPU21は、処理要求の入力の有無を判定する(ステップS201)。処理要求の入力例としては、利用者によるディスプレイ12a上における各種の操作ボタン(メニューの選択ボタン、会計ボタン、支払い方法の選択ボタン等)の押下やスリープ状態のディスプレイ12aに対する利用者のタッチ等が該当する。また、処理要求は、利用者から直接入力されるだけでなく、実行中の表示制御プログラムからも自動的に入力される。
CPU21は、利用者等からの処理要求の入力が有りと判定した場合には(ステップS201:YES)、ステップS202の処理へ移る。これに対し、CPU21は、利用者等からの処理要求の入力は無いと判定した場合には(ステップS201:NO)、ステップS201の処理を繰り返す。
ステップS202において、CPU21は、処理要求に基づいてディスプレイ12aに表示する表示画面の情報、操作関連画像及び操作関連画像の投影先情報を記憶部23から取得する。また、広告取得部27としてのCPU21は、記憶部23等から所定の条件に合致する広告画像を取得する。CPU21は、取得された表示画面の情報に基づいてディスプレイ12aに表示画面を表示する(ステップS203)。
次に、CPU21は、ステップS202において操作関連画像を取得したか否かを判定する(ステップS204)。ここで、CPU21は、操作関連画像を取得したと判定した場合には(ステップS204:YES)、ステップS205の処理へ移る。これに対し、CPU21は、操作関連画像を取得していないと判定した場合には(ステップS204:NO)、表示制御処理を終了する。
ステップS205において、投影部16は、投影先情報に基づいて操作部の近傍領域に操作関連画像を投影する。図9の例では、会計画面(図示省略)において利用者が現金による支払いを選択した場合に、投影部16が金銭入出部14の近傍領域へ操作関連画像Op3を投影した例を示している。操作関連画像Op3には、操作方法を説明するメッセージ(“硬貨を入金してください”)と、硬貨入出金部14b(操作部)の位置を指し示すブロック矢印A3とが含まれている。利用者は、操作関連画像Op3を参照することにより、硬貨を何処に入れればよいのかを容易に判断できる。
次に、CPU21は、ステップS202において広告画像を取得したか否かを判定する(ステップS206)。ここで、CPU21が、広告画像を取得したと判定した場合には(ステップS206:YES)、投影部16は操作関連画像の近傍領域に広告画像を投影する(ステップS207)。これに対し、CPU21は、広告画像を取得していないと判定した場合には(ステップS206:YES)、ステップS208の処理へ移る。図9の例では、投影部16は操作関連画像Op3の下側領域に広告画像Adを投影している。広告画像Adには、利用者に購入を勧めるメッセージ(“一緒にお飲み物はいかがですか?”)及び飲料の商品画像を含んでいる。広告画像Adの投影領域は、操作関連画像Op3だけでなく、広告画像Adも操作部である硬貨入出金部14bにも近いため、利用者が入金操作をする際に十分な広告機能を発揮することが期待される。
ステップS208において、CPU21は、利用者がディスプレイ12aの表示画面及び操作関連画像の表示内容に基づいて所定の操作を完了したか否かを判定する。例えば、処理要求が会計ボタンの押下により入力された場合には、現金や電子マネーによる入金操作が完了しているか否かを判定する。ここで、CPU21は、利用者が所定の操作を完了していないと判定した場合には(ステップS208:NO)、ステップS208の処理を繰り返す。これに対し、CPU21は、利用者が所定の操作を完了したと判定した場合には(ステップS208:YES)、投影部16による筺体部11上への操作関連画像及び広告画像の投影処理を終了し(ステップS209)、表示制御処理を終了する。
本実施形態に係る情報処理装置200によれば、利用者が金銭入出部14等の操作部に対して操作を行う際に、操作関連画像の近傍領域に所望の広告画像を投影できるため、利用者への宣伝効果を高めることができる。
[第3の実施形態]
以下、本実施形態に係る情報処理装置300について説明する。なお、第1の実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1の実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置300の構成を示すブロック図である。図10に示すように、本実施形態に係る情報処理装置300は、撮像部28をさらに備える点と、CPU21が撮像部28における撮像画像を解析する画像解析部29としての機能を有する点において第1の実施形態と異なっている。
撮像部28は、取引処理の対象物を撮像するためのカメラである。ここで、取引処理の対象物とは、例えば、公共料金等の払込伝票や買物カゴ内に収納されている購入予定の商品等である。また、撮像部28の撮像範囲は、情報処理装置300の周辺領域に設定されている。このため、画像解析部29は、撮像部28による撮像画像を解析することにより、撮像領域内における対象物の位置情報を算出し、その算出結果をCPU21へ出力する。これにより、処理要求に対応する投影先情報に対象物が含まれる場合、CPU21は、位置情報に基づいて投影部16による当該対象物への操作関連画像の投影を可能としている。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置300の動作について図11及び図12を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理装置300における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。図12は、本実施形態に係る情報処理装置300における操作関連画像の投影例を示す斜視図である。なお、取引処理の対象物が払込伝票31の場合を例として説明するが、対象物が商品の場合も同様である。
図11に示すように、先ず、情報処理装置300のCPU21は、処理要求の入力の有無を判定する(ステップS301)。処理要求の入力例としては、利用者によるディスプレイ12a上における各種の操作ボタン(メニューの選択ボタン、会計ボタン、支払い方法の選択ボタン等)の押下やスリープ状態のディスプレイ12aに対する利用者のタッチ等が該当する。また、処理要求は、利用者から直接的な入力されるだけでなく、実行中の表示制御プログラムから自動的に入力される場合がある。
CPU21は、利用者等からの処理要求の入力が有りと判定した場合には(ステップS301:YES)、ステップS302の処理へ移る。これに対し、CPU21は、利用者等からの処理要求の入力は無いと判定した場合には(ステップS301:NO)、ステップS301の処理を繰り返す。
ステップS302において、CPU21は、処理要求に基づいてディスプレイ12aに表示する表示画面の情報、操作関連画像及び操作関連画像の投影先情報を記憶部23から取得する。これに伴い、CPU21は、ディスプレイ12aに表示画面を表示する(ステップS303)。
次に、CPU21は、ステップS302において操作関連画像を取得したか否かを判定する(ステップS304)。ここで、CPU21は、操作関連画像を取得したと判定した場合には(ステップS304:YES)、ステップS305の処理へ移る。これに対し、CPU21は、操作関連画像を取得していないと判定した場合には(ステップS304:NO)、表示制御処理を終了する。
ステップS305において、CPU21は、ステップS302において取得した投影先情報の中に、取引処理の対象物を含むか否かを判定する。ここで、CPU21は、取引処理の対象物を含むと判定した場合には(ステップS305:YES)、ステップS306の処理へ移る。例えば、メインメニュー画面(図示省略)において、利用者が払込伝票の支払いを選択した場合には、処理要求に係る投影先情報の中には凹部13a内の所定領域だけでなく払込伝票が含まれる。同様に、利用者が商品のセルフ会計を選択した場合には、商品や店舗の買物カゴが投影先情報の中に含まれる。これに対し、CPU21は、取引処理の対象物を含まないと判定した場合には(ステップS305:NO)、ステップS310の処理へ移る。
ステップS306において、撮像部28は、情報処理装置300の所定の周辺領域を撮像し、撮像画像をCPU21へ出力する。これに伴い、画像解析部29としてのCPU21は、撮像部28による撮像画像を解析する(ステップS307)。
ステップS308において、CPU21は、撮像画像の中から所定の対象物を検出したか否かを判定する。ここで、CPU21は、対象物を検出したと判定した場合には(ステップS308:YES)、対象物の位置情報を算出し(ステップS309)、ステップS310の処理へ移る。これに対し、CPU21は、対象物を検出していないと判定した場合には(ステップS308:NO)、ステップS311の処理へ移る。
ステップS310において、投影部16は、投影先情報に基づいて操作部の近傍領域に、位置情報に基づいて対象物に操作関連画像をそれぞれ投影する。図12では、メニュー画面(図示省略)において利用者が払込伝票31の処理を要求した場合に、投影部16がコードスキャナ17の近傍領域に操作関連画像Op4、払込伝票31に操作関連画像Op5をそれぞれ投影した例を示している。操作関連画像Op4には、操作方法を説明するメッセージ(“バーコードを上にして読み取ってください”)と、実際の操作部であるコードスキャナ17の位置を指し示すブロック矢印A4が含まれている。操作関連画像Op5の内容は、操作関連画像Op4と異なってもよいが、例えば利用者に読取操作を促すようなメッセージを投影するとよい。このため、利用者は、操作関連画像Op4及びOp5を参照することにより、払込伝票31を装置の何処に移動すればよいのかを容易に判断できる。
ステップS311において、投影部16は、投影先情報に基づいて操作部の近傍領域に操作関連画像を投影する。
ステップS312において、CPU21は、利用者がディスプレイ12aの表示画面及び操作関連画像の表示内容に基づいて所定の操作を完了したか否かを判定する。図12の例では、利用者が払込伝票のコードシンボルをコードスキャナ17に読み取らせたか否かを判定する。具体的に説明すると、利用者は、操作関連画像Op4を参照し、コードシンボルの表示面が上向きになるように払込伝票31を凹部13a内に入れる。これに伴い、コードスキャナ17は、払込伝票31に表示されたコードシンボルを読み取って、コードシンボルから支払情報を取得する。コードスキャナ17は、コードシンボルから取得した支払情報をCPU21に出力する。
また、CPU21は、利用者が所定の操作を完了していないと判定した場合には(ステップS312:NO)、ステップS312の処理を繰り返す。これに対し、CPU21は、利用者が所定の操作を完了したと判定した場合には(ステップS312:YES)、投影部16による操作関連画像の投影処理を終了し(ステップS313)、表示制御処理を終了する。
本実施形態に係る情報処理装置300によれば、利用者による操作部の近傍領域だけでなく、払込伝票や商品等の取引処理の対象物に対しても操作案内画像を投影する構成のため、利用者は何を装置の何処に移動すればよいのか、具体的にどのような操作を行えばよいのか等を容易に把握できる。
[第4の実施形態]
以下、第4の実施形態に係る情報処理装置400について説明する。図13は、本実施形態に係る情報処理装置400の機能構成を示すブロック図である。図13に示すように、情報処理装置400は、筺体部410と、筺体部410に設けられた表示部411と、筺体部410において表示部411とは異なる位置に設けられた操作部412と、操作部412における操作に関する操作関連画像を、操作部412の近傍領域に投影する投影部413とを備える。
本実施形態に係る情報処理装置400によれば、利用者は操作部412の近傍領域に投影された操作関連画像を参照できるため、初めて使用するような場合であっても容易に操作できる。
[変形実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には本発明の要旨を逸脱しない範囲で、当業者が理解し得る様々な変形をすることができる。例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を、他の実施形態に追加した実施形態、あるいは他の実施形態の一部の構成と置換した実施形態も本発明を適用し得る実施形態であると理解されるべきである。
図14及び図15は、変形実施形態に係る情報処理装置500、600の構成を示すそれぞれ斜視図である。図14では、支持部15の形状が第1の実施形態の場合とは異なり、屈曲形成された棒状部材により構成されている。この場合、図1に示す板状の支持部15よりも容易に実装できる利点がある。また、図15では、操作部(非接触ICリーダライタ19)及び投影部16は、凹部13aの内側における対向する面にそれぞれ配置されることが示されている。すなわち、投影部16が支持部15の下部以外の箇所にも設置されている。このように、投影部16の設置数は1台には限られない。また、投影部16の設置位置は、筺体部11の上部領域のみに限定されず、凹部13aの内部のように周囲よりも若干暗く、操作関連画像Opの投影に適した空間を利用して任意に設置することができる。特に、図15では、凹部13aの中に、コードスキャナ17、プリンタ18及び非接触ICリーダライタ19と共に設置されるため、これらの機器に関する操作関連画像Opを投影するのに適している。
また、上述の各実施形態では、操作関連画像を下方向に投影する構成について説明したが、投影方向は下方向のみに限られない。投影装置の場所を変更して任意の方向から投影することができる。例えば、投影部16を左右方向へ投影可能に設置してもよい。
また、上述の各実施形態では、筺体部11における操作部を上方の支持部15によって遮光する構成としているが、左右の側面にも板状の部材を設けてもよい。この場合、筺体部11の周囲の照度を低くし、操作関連画像をクリアに表示できる。また、操作関連画像の投影領域は、操作部の近傍領域であればよいため、筺体部11の表面だけでなく、操作関連画像を装置前面側の床面に適宜表示することもできる。さらに、上述の各実施形態では、外部から筺体部11の表面へ操作関連画像を投影していたが、例えば筺体部11を透明に形成し、筺体部11の内側から操作関連画像を投影するように構成してもよい。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
筺体部と、
前記筺体部に設けられた表示部と、
前記筺体部において前記表示部とは異なる位置に設けられた操作部と、
前記操作部における操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影する投影部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記投影部は、前記操作部の位置及び前記操作部における操作内容をそれぞれ指示する前記操作関連画像を投影することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記投影部は、前記表示部と前記操作部との間に前記操作関連画像を投影することを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記筺体部の上部から前記表示部に対して前方向に延び、下側で前記投影部を支持する支持部をさらに備えることを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記支持部は、板状の遮光部材を有することを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記筺体部において前記表示部の下部に設けられ、互いに対向する面を有する凹部をさらに備え、
前記操作部及び前記投影部は、前記対向する面にそれぞれ配置されることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記7)
取引処理の対象物を撮像する撮像部をさらに備え、
前記投影部は、前記操作関連画像の投影先に前記撮像された前記対象物を含むことを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記投影部は、前記表示部よりも前記操作部に近く、かつ、前記操作関連画像の近傍領域に所望の広告画像を投影することを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記9)
前記操作関連画像は、表示部と異なる情報を表示することを特徴とする付記1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記10)
筺体部に設けられた表示部に画面を表示するステップと、
前記筺体部に前記表示部とは異なる位置で設けられた操作部の操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記11)
コンピュータに、
筺体部に設けられた表示部に画面を表示するステップと、
前記筺体部に前記表示部とは異なる位置で設けられた操作部の操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
10,200,300,400,500,600・・・情報処理装置
11・・・筺体部
12・・・表示部
12a・・・ディスプレイ
13・・・台座部
13a・・・凹部
13b・・・上面部
13c・・・下面部
13d・・・中央部
14・・・金銭入出部
14a・・・紙幣入出金部
14b・・・硬貨入出金部
15・・・支持部
16・・・投影部
17・・・コードスキャナ
18・・・プリンタ
19・・・非接触ICリーダライタ
21・・・CPU
22・・・RAM
23・・・記憶部
24・・・入力部
25・・・通信I/F
26・・・共通バス
27・・・広告取得部
28・・・撮像部
29・・・画像解析部
30・・・ICカード
31・・・払込伝票
410・・・筺体部
411・・・表示部
412・・・操作部
413・・・投影部

Claims (16)

  1. 筺体部と、
    前記筺体部に設けられた表示部と、
    前記筺体部において前記表示部とは異なる位置に設けられた操作部と、
    前記操作部における操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影する投影部とを備え
    前記投影部は、前記表示部の下方、かつ、前記操作部の上方のエリアに前記操作関連画像を投影する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記投影部は、前記操作部の位置及び前記操作部における操作内容をそれぞれ指示する前記操作関連画像を投影することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記筺体部の上部から前記表示部に対して前方向に延び、下側で前記投影部を支持する支持部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記支持部は、板状の遮光部材を有することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記筺体部において前記表示部の下部に設けられ、互いに対向する面を有する凹部をさらに備え、
    前記操作部及び前記投影部は、前記対向する面にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 取引処理に用いられる対象物を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記投影部は、前記操作関連画像の投影先に前記撮像された前記対象物を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記対象物は、払込伝票、または買物カゴ内に収納されている購入予定の商品である
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記投影部は、前記表示部よりも前記操作部に近く、かつ、前記操作関連画像の近傍領域に所望の広告画像を投影することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記操作関連画像は、前記表示部と異なる情報を表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示部は、前記操作関連画像が前記エリアに投影されている場合、表示画面を表示しない
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示部は、前記操作関連画像が前記エリアに投影されている場合、前記操作関連画像の参照を促すメッセージを含む表示画面を表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示部が前記操作部における操作に関する詳細情報を含む表示画面を表示している場合、前記投影部は前記詳細情報の概要を示す前記操作関連画像を前記エリアに投影する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示部は、前記操作関連画像が前記エリアに表示されているときに広告情報を含む表示画面を表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  14. 前記操作関連画像は、前記表示部と共通の情報を表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 筺体部に設けられた表示部に画面を表示するステップと、
    前記筺体部に前記表示部とは異なる位置で設けられた操作部の操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影するステップとを備え
    前記投影するステップでは、前記表示部の下方、かつ、前記操作部の上方のエリアに前記操作関連画像を投影する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    筺体部に設けられた表示部に画面を表示するステップと、
    前記筺体部に前記表示部とは異なる位置で設けられた操作部の操作に関する操作関連画像を、前記操作部の近傍領域に投影するステップとを実行させ
    前記投影するステップでは、前記表示部の下方、かつ、前記操作部の上方のエリアに前記操作関連画像を投影する
    ことを特徴とするプログラム。
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