JP6413690B2 - 取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、取引装置に関し、例えば、金融機関等に設置される取引装置に適用し得るものである。
例えば、金融機関や駅やコンビニエンスストア等には、入金処理や出金処理等の取引を行う自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)が設置されている。
従来、顧客が自動取引装置において現金を入金する際、自動取引装置は、カードの挿入後、投入金額を計数し、投入金額を顧客に確認させるために、投入金額の計数結果を表示している。入金金額確認画面には、入金金額を確認するために「確認」ボタンがある。顧客により「確認」ボタンが押下されると、自動取引装置は、投入された現金を用いて入金処理を行なっている。
特許文献1には、入金金額確認画面で「確認」ボタンが押下されなかった場合に、所定時間経過後に、「確認」ボタンが押下されたものとみなし、入金処理を継続する方法が記載されている。この場合、「勝手に入金されてしまった」等の顧客からのクレームを回避するため、所定時間経過後に、再度、「確認」ボタンの押下を要請する告知画面が表示され、それでも「確認」ボタンが押下されなかった場合に「確認」ボタンが押下されたものとしている。
特開2001−266219号公報
しかしながら、従来技術は、入金金額を顧客に確認させるために、2回に亘って確認画面を表示している。そのため、所定時間の経過を2度に亘って待つ必要があり、「確認」ボタンの押下がないときに入金処理を実行するまでに時間が掛かっていた。また、「確認」ボタンの押下がない場合に、入金処理が実行される際には、顧客に対して十分な説明も必要となる。
そのため、確認ボタンの押下がないときに取引処理を実行するまでの時間を短縮し、所定時間経過後に自動的に取引処理を実行する際に、顧客への十分な告知を行なうことができる取引装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明に係る取引装置は、(1)取引手順に応じた画面を表示する表示手段と、(2)投入現金の計数結果を含むものであって、待機状態を解消して取引手順の例外処理に遷移させる例外ボタンを含む確認画面を表示手段に表示する表示制御手段と、(3)確認画面に含まれる例外ボタンの選択がなく、所定時間経過後に取引処理を継続する取引処理手段とを備え、表示制御手段が、所定時間経過後に取引処理を継続する旨のガイダンスを含む確認画面を表示することを特徴とする。
第2の本発明に係る取引装置は、(1)取引手順に応じた画面を表示する表示手段と、(2)投入現金の計数結果を含むものであって、待機状態を解消して取引手順の例外処理に遷移させる例外ボタンを含む確認画面を表示手段に表示する表示制御手段と、(3)確認画面に含まれる例外ボタンの選択がなく、所定時間経過後に取引処理を継続する取引処理手段と、(4)所定時間経過後の動作設定を選択させる画面設定手段とを備えることを特徴とする取引装置。
本発明によれば、確認ボタンの押下がないときに取引処理を実行するまでの時間を短縮し、所定時間経過後に自動的に取引処理を実行する際に、顧客への十分な告知を行なうことができる。
第1の実施形態に係るATMの制御系の構成を示す構成図である。 第1の実施形態に係るATMの外観構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態に係るATMにおける入金処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る入金金額確認画面の一例を示す画面図である。 従来の入金処理の動作を示すフローチャートである。 従来の入金金額確認画面の一例を示す画面図である。 第2の実施形態に係るATMの制御系の構成を示す構成図である。 第2の実施形態に係る画面設定部による入金金額確認画面の設定処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る入金金額確認画面の設定画面の一例を示す画面図である。 変形実施形態に係る入金金額確認画面の顧客待ち時間設定画面の一例を示す画面図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明に係る自動取引装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態では、ATMに本発明を適用する場合を例示する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態に係るATM1の外観構成を示す外観斜視図である。図2において、第1の実施形態に係るATM1は、操作表示部11、紙幣入出金口12、硬貨入出金口13、通帳入出口14、カード入出口15、レシート排出口16、スピーカ17を有する。
ATM1は、例えば金融機関、空港、駅、コンビニエンスストア等に設置されているものであり、各種取引処理を行なうものである。ATM1は、各種取引を行なう際に、必要に応じて、通帳やカード等の媒体の挿入を顧客に要求し、顧客により挿入された通帳やカード等の媒体に付与されている磁気ストライプから顧客情報を読み取り、この顧客情報を用いて取引処理を行なう。また、ATM1は、必要に応じて、取引情報を媒体に書き込み、レシート(明細票)を排出する。
操作表示部11は、取引を行なう顧客が操作したり、また取引に係る情報や入力された情報の確認画面等を表示したりするものである。操作表示部11は、例えば、取引種類の選択メニュー画面、各取引種類の操作画面、取引内容の確認画面等を表示する。操作表示部11は、例えば、タッチパネル方式の操作表示部を適用することができる。なお、操作表示部11は、操作部と表示部とが一体となったタッチパネル方式のものに限らず、操作部と表示部とがそれぞれ物理的に別の構成のものであってもよい。
紙幣入出金口12は、顧客により投入された紙幣を取り込んだり、又は、出金する紙幣を排出したりするものである。紙幣入出金口12は、例えば、開閉体(例えばシャッター)と、紙幣を収納する収納部(バケット)とを有しており、紙幣投入の際又は紙幣排出の際に、シャッタが開き、紙幣の投入又は紙幣の排出を行なう。
硬貨入出金口13は、顧客により投入された硬貨を取り込んだり又は出金する硬貨を排出したりするものである。硬貨入出金口13も、紙幣入出金口12と同様に、バケットタイプを適用できる。
通帳入出口14は、顧客により挿入された通帳を取り込んだり又は通帳を排出したりするものである。
カード入出口15は、顧客により挿入されたカード(例えばキャッシュカード)を取り込んだり又はカードを排出したりするものである。
レシート排出口16は、取引終了後、取引に係る情報を印字した明細票を排出するものである。
スピーカ17は、音声ガイダンス、アナウンス、警告音を出力するものである。
図1は、第1の実施形態に係るATM1の制御系の構成を示す構成図である。図1において、第1の実施形態に係るATM1は、制御部20、記憶部21、操作表示制御部22、通帳駆動機構部23、カード駆動機構部24、紙幣駆動機構部25、硬貨駆動機構部26、レシート印刷部27、通信部28を有する。
制御部20は、ATM1が行なう各種機能を司るものである。例えば、制御部20は、ATM1における各種取引処理を制御したり、ATM1の操作表示部11に表示する画面の表示制御をしたりするものである。制御部20は、例えば、CPUが、ROMに格納される処理プログラムを実行することによりATM1の各種機能を実現する。処理プログラムがインストールされることで各種機能が構築されるようにしても良く、その場合、処理プログラムは図1に例示する機能ブロックとして示すことができる。
制御部20は、図1に示すように、取引処理部201、表示画面制御部202、タイムアウト管理部204を有する。
取引処理部201は、ATM1における入金取引や出金取引等の各種取引の処理を行なうものである。入金取引は、顧客から受け取った現金を入金する取引であり、例えば、預け入れ取引や振り込み取引等がある。出金取引は、顧客に対して現金を支払う取引であり、例えば、引き出し取引等がある。
取引処理部201は、操作表示部11に表示されている画面を通じて、顧客の希望する取引種別の入力情報を取得し、その取引種別に応じた手順で取引処理を行なう。取引処理部201は、操作表示部11の表示画面を通じて、取引情報を取得し、通信部22を介して金融機関ホストサーバとの間で取引情報を授受して取引を完了させる。また、取引処理部201は、完了した各種取引に関する取引情報を記憶部21に記憶するものである。
表示画面制御部202は、取引処理部201が実行する取引種別の手順に従って画面情報を記憶部21から読み出して、操作表示部11に表示する画面情報を操作表示制御部22に与えるものである。
表示画面制御部202は、操作表示部11に表示する画面設定を行う画面設定部203を有する。画面設定部203は、例えば金融機関等の係員等の操作により、各種取引種別の手順に応じて表示する画面設定を受けるものである。
タイムアウト管理部204は、取引処理部201により実行される各種取引の取引手順で顧客操作を受け付ける所定時間(タイムアウト時間)を管理し、所定時間経過すると、その旨を取引処理部201に通知する。タイムアウト時間は、予め設定されているものであっても良いし、又は金融機関等の係員等の操作により設定可能なものであっても良い。また、タイムアウト時間は、各種取引の手順毎に異なるものであっても良い。
記憶部21は、制御部20により実行される処理プログラム、操作表示部11に表示する表示画面情報、取引情報や取引の際に取得する情報等を記憶するものである。
記憶部21は、表示画面情報の1つとして、所定時間(タイムアウト時間)が経過したときには、入金処理が行なわれる旨のガイダンス情報を含んでいる。これにより、「確認」ボタンの押下がない場合であっても所定時間経過後に入金処理を行なう旨を顧客に告知することができる。また、1つの入金金額確認画面を操作表示部11に表示して、所定時間経過後に入金処理を実行することができるため、入金処理の実行開始までの時間を短縮することができる。なお、入金金額確認画面の詳細な説明については動作の項で説明する。
操作表示制御部22は、制御部20の制御の下、操作表示部11に表示する表示画面の表示動作や入力動作等を制御するものである。つまり、操作表示制御部22は、制御部20からの画面情報に基づいて、操作表示部11に画面表示させたり、又操作表示部11から入力された情報を制御部20に与えたりするものである。
通帳駆動機構部23は、制御部20の制御の下、通帳入出口14から通帳を取り込んだり又は排出したりするものである。また、通帳駆動機構部23は、通帳入出口14から挿入された通帳の磁気ストライプやICチップ等に格納されている通帳情報を読み取り、その通帳情報を制御部20に与える。また、通帳駆動機構部23は、取引内容を通帳に書き込み排出する。
カード駆動機構部24は、制御部20の制御の下、カード入出口15からカードを取り込んだり又は排出したりするものである。また、カード機構制御部24は、カード入出口15から挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプやICチップ等に格納されているカード情報を読み取り、そのカード情報を制御部20に与える。
紙幣駆動機構部25は、制御部20の制御の下、紙幣入出金口12のシャッタの開閉動作や、挿入された紙幣の吸入又は排出を行なう紙幣挿入排出機構や、紙幣を搬送する搬送機構等を制御するものである。
硬貨駆動機構部26は、制御部20の制御の下、硬貨入出金口13のシャッタの開閉動作や、投入された硬貨の取り込み又は排出を行なう硬貨投入排出機構や、硬貨を搬送する搬送機構等を制御する。
レシート印刷部27は、制御部20の制御の下、取引情報を媒体(明細票)に印字して、レシート排出口16にレシートを排出するものである。
通信部28は、通信回線を介して金融機関ホストサーバ等と情報の授受を行なうものである。ここで、通信部28は、例えば金融機関ホストサーバとの間で取引情報の授受を行なう際、ATM1が設置されている場所を特定する情報(例えば、金融機関名、金融機関コード、支店名、支店コード等を含む情報)や顧客情報や取引内容を示す情報などを含む情報を通知するようにしても良い。なお、金融機関ホストサーバに通知する情報は、上記に例示した情報に限定されるものではない。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係るATM1における入金処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、第1の実施形態に係るATM1における入金処理を示すフローチャートである。
図3において、まず、ATM1の操作表示部11には、待機画面が表示されている。顧客がATM1の操作表示部11に触れたり、又は、ATM1の内部又は外部に設けられている人感センサ等のセンサ(図示しない)により顧客を検知する。そうすると、表示画面制御部202は取引種別を選択させる取引選択メニューの画面情報を記憶部21から読み出し、取引選択メニュー画面が操作表示制御部22に表示する。
取引選択メニュー画面において顧客操作により入金が押下されると(S101)、表示画面制御部202は、カード挿入を要請する画面を操作表示部11に表示する。このカード挿入要請画面を確認した顧客によりカードがカード入出口15に挿入される(S102)。
カード駆動機構部24では、挿入されたカードの磁気ストライプ又はICチップに格納されているカード情報を読み出し、そのカード情報が取引処理部201に与えられる。
表示画面制御部202は、現金投入を要請する画面を操作表示部11に表示する。この現金投入要請画面を確認した顧客により、入金に係る現金が紙幣出金口12、硬貨入出金口13に投入される(S103)。紙幣駆動機構部25、硬貨駆動機構部26は、投入された現金を計数し(S104)、その計数結果を取引処理部201に通知する。
表示画面制御部202は、記憶部21に記憶されている入金金額確認画面情報に、投入された現金の計数結果を付与して、計数結果を含む入金金額確認画面が操作表示部11に表示される(S105)。
図4は、第1の実施形態に係る入金金額確認画面の一例を示す画面図である。図4に示すように、第1の実施形態に係る入金金額確認画面500は、例えば「30秒経過すると、入金処理を継続いたします。最初からやり直す場合は、「取消」ボタンを押してください。」等の入金処理続行ガイダンス502を含むものである。このように、顧客が入金金額の訂正や入金取引をキャンセルするなどの場合に限り、「取消」ボタン501の押下を要求し、それ以外の場合には、所定時間経過後に、入金処理を実行することを告知する。
ここで、特許請求の範囲に記載の「例外ボタン」は、「取消」ボタン501を含むものである。ここで、例外ボタンとは、取引処理の待機状態を解消させるものであり、取引手順の例外処理に遷移させるものである。例えば、例外ボタンは、「取消」ボタン、前画面に戻る「戻る」ボタン、取引選択メニュー画面に遷移させるメニュー画面遷移ボタン等を含むものである。第1の実施形態では、特に例外ボタンが取消ボタンである場合を例示する。
また、入金金額確認画面500が操作表示部11に表示されると、これをトリガとして、タイムアウト管理部204は、所定時間(この例では、例えば30秒としている。)を計時する。
そして、所定時間内で、入金金額確認画面500上で顧客により「取消」ボタン501が押下されると、取引処理部201は、投入された現金を、紙幣入出金口12、硬貨入出金口13に返却する(S107)。そして、顧客による受取を確認すると(S107)、カードをカード入出口15に返却し、カードの受け取りを確認して、取引処理を終了する(S108)。
一方、入金金額確認画面500上で顧客により「取消」ボタン501の押下がなされず、所定時間経過すると(S109)、タイムアウト管理部204は所定時間が経過した旨を取引処理部201に通知する。そうすると、取引処理部201は、投入金額を入金金額とする取引情報を金融機関ホストサーバに送信して入金処理を実行する(S110)。通常の入金処理が終了すると、取引処理部201は、投入された現金を現金収納庫に収納する(S111)。そして、取引処理部201は、カードをカード入出口15に返却し、カードの受け取りを確認して、取引処理を終了する(S112)。
ここで、第1の実施形態に係る入金処理と、従来の入金処理とを比較しながら説明する。
図5は、従来の入金処理の動作を示すフローチャートであり、図6は、従来の入金金額確認画面の一例を示す画面図である。図5では、図6に対応する処理には同一符号を付している。
従来の入金処理の場合、図5のS201で、図6に例示する入金金額確認画面510が操作表示部11に表示される。これに対して、図4に例示する第1の実施形態の入金金額確認画面500は、入金処理続行ガイダンス502がある。従来の入金処理において、顧客は、画面上の「確認」ボタン又は「取消」ボタンの押下がなされなかったときに、どのような処理が行なわれるかを認識していない。顧客によっては、ボタンの押下がなされるまで、その画面が継続的に表示されて入金処理が待機すると認識していることもあれば、又は入金取引がキャンセルされると認識していることもある。そのため、顧客の意思と異なり、所定時間経過後に入金処理が実行されてしまうことで、顧客からクレームが出ることもある。
そこで、第1の実施形態では、所定時間経過後に、入金金額で入金処理が実行されることを顧客に十分に認識してもらうために、入金金額画面500上で入金処理続行ガイダンス502を表示するようにしている。
また、従来の入金処理は、図5のS202〜S205に示すように、最初の入金金額確認画面510が表示されて、最初のタイムアウト時間経過後に、再度、入金金額確認画面が操作表示部11に表示される。そして、2回目の入金金額確認画面が表示された後に、再度、タイムアウト時間が経過したときに、入金金額で入金処理が実行されるようにしている。
これに対して、第1の実施形態では、1回のみ入金金額確認画面500を表示して、所定時間経過後に、入金処理を継続することとしている。従って、入金金額確認画面の表示から入金処理の実行までの時間を短縮することができる。また、従来の場合、1回目と2回目に表示する入金金額確認画面を異なるものとする場合、2パターンの画面情報を保持する必要があり、その分、画面データの作成及び記憶容量が必要であった。しかし、第1の実施形態によれば、画面データの作成負担や記憶容量を軽減することができる。
さらに、第1の実施形態に係る入金金額確認画面500は、入金取引を取り消すという次画面に遷移するための「取消」ボタンのみを有している。これにより、顧客の意思と異なる金額を入金する等の場合のみ、入金取引をキャンセルするために「取消」ボタンが押下され、それ以外の場合には、タイムアウト時間が経過するまで、十分な時間で計数結果を顧客に確認させることができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、所定時間操作がない場合に、入金処理を継続する旨を顧客に告知し、取引継続を取りやめる場合のみ「取消」ボタンを押下させることで、顧客の意図しない入金を防止し、顧客からのクレームを低減することができる。
また、第1の実施形態によれば、「確認」ボタンの押下により、入金処理を進行しているが、「取消」ボタンのみの表示とすることで、顧客に計数結果を確認する時間を与えることができる。その結果、入金金額確認画面で一定時間経過しなければ入金処理に進まないため、顧客による計数結果を確認せずに「確認」ボタンを押下してしまい、後にトラブルとなることを防ぐことができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る取引装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態に係るATMの外観構成は、第1の実施形態と同一又は対応するものとすることができるため、第2の実施形態においても、第1の実施形態に係る図2を用いて説明する。
第2の実施形態では、金融機関等の係員の操作により、操作表示部11に表示させる入金金額確認画面を設定する点が第1の実施形態と異なる。そこで、以下では、入金金額確認画面を設定する構成を詳細に説明する。
図7は、第2の実施形態に係るATM1の制御系の構成を示す構成図である。図7において、第2の実施形態に係るATM1は、制御部20、記憶部21、操作表示制御部22、通帳駆動機構部23、カード駆動機構部24、紙幣駆動機構部25、硬貨駆動機構部26、レシート印刷部27、通信部28を有する。
制御部20は、ATM1の機能を司るものであり、第1の実施形態と同様に、取引処理部201、表示画面制御部202、タイムアウト管理部204を有する。取引処理部201及びタイムアウト管理部204は、第1の実施形態の処理を行なうものであるため、ここでの詳細な説明を省略する。
表示画面制御部202は、第1の実施形態と同様に、取引処理部201の実行する取引種別の手順に従って、画面情報を操作表示制御部22に与えるものである。また、表示画面制御部202は、操作表示部11に表示する画面設定を行う画面設定部203Aを有する。
画面設定部203Aは、例えば金融機関等の係員等の操作により、各種取引種別の手順に応じて表示する画面設定を受けるものである。特に、画面設定部203Aは、入金処理の際に、入金金額確認画面として表示する操作ボタンや、所定時間経過時の動作を設定するものである。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態に係るATM1における入金金額確認画面の設定処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図8は、第2の実施形態に係る画面設定部203Aによる入金金額確認画面の設定処理を示すフローチャートである。
例えば、操作表示部11に表示させる画面設定は、係員等の操作によりなされる。ここで、係員等による画面設定は、ATM1の操作表示部11で行うようにしても良いし、また例えば、ATM1の後側に設けられている係員用の操作表示部(図示しない)で行うようにしても良いし、さらには金融機関等の店舗内ネットワークに接続している端末で行うようにしても良い。この実施形態では、ATM1の操作表示部11で行う場合を例示する。
まず、各種設定メニューが操作表示部11に表示され、係員による所定操作により、入金金額確認画面の設定画面が操作表示部11に表示される(S301)。
図9は、第2の実施形態に係る入金金額確認画面の設定画面の一例を示す画面図である。図9に示すように、入金金額確認画面設定画面520は、確認ボタンの表示選択部521、取消ボタンの表示選択部522、時間超過時の動作設定部523を有する。
第1の実施形態に係る図3のS105で、操作表示部11に表示される入金金額確認画面500は、「取消」ボタン501は表示されているが、「確認」ボタンは表示されていない。しかし、所定時間経過前に、顧客が入金処理を進めることを希望することもある。そこで、第2の実施形態では、金融機関等の運用に応じて、「確認」ボタンを表示する否かを選択することができる。
また、操作ボタンが押下されず、所定時間経過したときの処理についても、金融機関等の運用により決定される。そこで、第2の実施形態では、入金金額確認画面設定画面520に時間超過時の動作設定部523を設け、所定時間経過したときの処理動作に関して、入金処理を取消するか、入金処理を継続するか、又は、操作ボタンが押下されるまで入金処理を保留にするかを、選択できるようにする。
入金金額確認画面設定画面520において、係員の操作により、確認ボタンの表示選択(S302)、取消ボタンの表示選択(S303)、時間超過時の動作設定(S304)が選択される。そして、係員により「実行」ボタン525が選択されると、画面設定部203は、入金金額確認画面設定画面520上で選択された内容の入金金額確認画面を設定して(S305)、記憶部21に記憶する。
ここで、時間超過時の動作設定部523で操作ボタンが押下されるまで入金処理を保留にするか否かを選択する「取引の保留」は、確認ボタンの表示選択部521で「表示する」が選択された場合のみ選択出来るようになっている。確認ボタンを表示しないのであれば、取引の保留をしていると入金処理に進めなくなってしまうからである。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、係員(職員・行員)の操作により、特定のATMや特定の店舗にてクレームが偏っている場合に設定変更で告知内容と動作を変更可能とし、結果としてクレームを低減することが可能となる。
(C)他の実施形態
上述した各実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用可能である。
(C−1)上述した第1及び第2の実施形態では、タイムアウト管理部204が管理するタイムアウト時間が所定時間である場合を例示した。しかし、制御部20が、待機時間設定部を備え、顧客操作待ち時間であるタイムアウト時間についても設定できるようにしても良い。例えば、係員等の操作により、図10に例示する入金金額確認画面の待ち合わせ時間設定画面が操作表示部11に表示し、タイムアウト時間を設定するようにしても良い。これにより、例えば図4に示すように、「確認」ボタンが表示されないことにより、待ち時間が長くなり、入金処理の実行開始までに時間が要するということを回避することができる。
(C−2)上述した各実施形態では、入金処理の場合を例示したが他の取引処理にも適用することができる。例えば、両替取引の場合にも、両替する金種枚数(又は金種毎の金額)の入力を受けた後、両替金額を確認する画面においても第1及び第2の実施形態を適用することができる。
(C−3)第1の実施形態に係る図4の入金金額確認画面500は一例であり、図4の画面例に限定されるものではない。
例えば、図4の入金金額確認画面500は、「確認」ボタンを表示していないが、「確認」ボタンを表示するようにしても良い。また、入金処理続行ガイダンス502は、顧客に注意惹起させるために、例えば、赤色で表示したり又は点滅させたりするなどの強調表示を行うようにしても良い。
さらに、例えば、入金金額確認画面500は、一部入金ボタンを有するようにし、投入金額から一部の現金を入金できるようにしても良い。これにより、顧客が投入金額を間違えて多く入金してしまったときでも、継続して、現在の投入金額のうち指定された一部の金額のみの入金を行うことができる。また、例えば、入金金額確認画面500は、追加入金ボタンを有し、更に現金投入を受け付けるようにしても良い。これにより、投入金額が少ない場合でも、継続して、顧客による現金投入を行うことができる。
(C−4)上述した各実施形態では、入金処理続行ガイダンスを、入金金額確認画面上で顧客に告知する場合を例示した。しかし、ガイダンス音声がスピーカから出力されるようにしても良い。
1…ATM、20…制御部、201…取引処理部、202…表示画面制御部、203及び203A…画面設定部、204…タイムアウト管理部、21…記憶部、211…入金確認画面情報、212…入金金額確認画面設定情報、500…入金金額確認画面、501…取消ボタン、502…入金処理続行ガイダンス、520…入金金額確認画面設定画面、521…確認ボタン表示選択部、522…取消ボタン表示選択部、523…時間超過時動作設定部。

Claims (7)

  1. 取引手順に応じた画面を表示する表示手段と、
    投入現金の計数結果を含むものであって、待機状態を解消して取引手順の例外処理に遷移させる例外ボタンを含む確認画面を上記表示手段に表示する表示制御手段と、
    上記確認画面に含まれる上記例外ボタンの選択がなく、所定時間経過後に取引処理を継続する取引処理手段と
    を備え
    上記表示制御手段が、所定時間経過後に取引処理を継続する旨のガイダンスを含む確認画面を表示する
    ことを特徴とする取引装置。
  2. 上記表示制御手段が、上記例外ボタンとして取引処理を取り消す取消ボタンを含む確認画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
  3. 上記表示制御手段が、上記取引処理の確認をさせる確認ボタンを上記確認画面に表示させないことを特徴とする請求項2に記載の取引装置。
  4. 上記確認画面の操作待機時間を設定する待機時間設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の取引装置。
  5. 取引手順に応じた画面を表示する表示手段と、
    投入現金の計数結果を含むものであって、待機状態を解消して取引手順の例外処理に遷移させる例外ボタンを含む確認画面を上記表示手段に表示する表示制御手段と、
    上記確認画面に含まれる上記例外ボタンの選択がなく、所定時間経過後に取引処理を継続する取引処理手段と、
    所定時間経過後の動作設定を選択させる画面設定手段と
    を備えることを特徴とする取引装置。
  6. 上記画面設定手段が、上記確認画面に含まれる選択ボタンを表示選択させることを含むことを特徴とする請求項5に記載の取引装置。
  7. 上記確認画面の操作待機時間を設定する待機時間設定手段を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の取引装置。
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