JPH05282346A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH05282346A
JPH05282346A JP8211692A JP8211692A JPH05282346A JP H05282346 A JPH05282346 A JP H05282346A JP 8211692 A JP8211692 A JP 8211692A JP 8211692 A JP8211692 A JP 8211692A JP H05282346 A JPH05282346 A JP H05282346A
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
display device
front surface
recess
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP8211692A
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English (en)
Inventor
Michifumi Ishigami
道文 石上
Kazuo Ito
和雄 伊藤
Katsumi Tsuruta
勝己 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP8211692A priority Critical patent/JPH05282346A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住民票などの情報を印字発行する電子機器に
おいて、表示装置、入力装置の下に凹所を形成して車椅
子に乗った操作者が表示装置、入力装置に接近し易く
し、また印字出力される用紙を操作者の側方で受け取る
ことができるようにする。 【構成】 傾斜した前面に表示装置2とそれに重ねて透
明なタッチパネルの入力装置3を配置する。その前面の
下に車椅子に乗った操作者の膝が入り込むことのできる
凹所12を形成する。それら表示装置2、入力装置3お
よび凹所12の側方に利用料金投入口6,7および印字
出力される用紙の排出口9を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置、入力装置お
よび印字装置を備える電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住民票などの役所の窓口に出向い
てそのコピーの交付を受けていたものを、役所まで行か
なくても、また役所の所員を介することなく交付を受け
られることが望まれていた。
【0003】この種の端末機器としては、たとえば銀行
の現金自動預払機が実用化されている。この銀行の端末
機器は、箱形の本体の上面に表示装置、キー入力装置お
よび通帳、現金の出入装置が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、銀行の
端末機器は、本体のほぼ水平な上面あるいは緩やかに傾
斜した上面に各装置が配置されているので、立姿勢の操
作者には操作しやすいが、車椅子に乗った人は本体の垂
直な前面によって接近を阻止され、前へ身をのり出すよ
うにしなければならず、きわめて操作しにくい。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、車椅子に乗った人でも操作しや
すい電子機器を提案するもので、また住民票など印字出
力される用紙を受け取りやすく、しかも未印字用紙の補
充や印字装置の点検等がしやすい電子機器を提案するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子機器は、表示装置、入力装置および印字
装置を備える電子機器であって、その電子機器の前面に
前記表示装置および入力装置を配置するとともに、その
下方に車椅子に乗った操作者の膝が入り込むことのでき
る凹所を形成し、前記表示装置、入力装置および凹所の
側方前面に、前記印字装置から印字出力される用紙の排
出口を設ける。
【0007】また上記電子機器において、前記排出口の
上方の、その電子機器の前面に、利用料金の投入口を設
ける。
【0008】また上記電子機器において、前記の入力装
置は表示装置の前面に重ねられた透明なタッチパネルで
ある。
【0009】また上記電子機器において、前記表示装置
及び入力装置のまわりの電子機器前面は上方へ向かうに
したがって後へ倒れるように傾斜した1つの傾斜面であ
り、前記凹所はその傾斜面の下端から連続して後方へ凹
んでいる。
【0010】また上記電子機器において、前記傾斜面は
垂直面に対して約15度傾斜している。
【0011】また上記電子機器において、前記表示装
置、入力装置および排出口のまわりの前面は、正面から
見て略L字形をなしており、前記凹所はそのL字形の2
辺に囲まれていることを特徴とする。
【0012】また上記電子機器において、前記表示装置
および入力装置の下方でかつ前記凹所の上方に取っ手を
設ける。
【0013】また上記電子機器において、前記取っ手
は、電子機器の前面とほぼ平行にかつ水平にのびる棒で
ある。
【0014】また上記電子機器において、前記排出口の
まわりの前面を形成する前カバーは、前記印字装置の前
方を開閉可能に覆っている。
【0015】また上記電子機器において、前記排出口お
よび投入口のまわりの前面を形成する前カバーは、前記
印字装置及び利用料金の回収装置の前方を開閉可能に覆
っている。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明の電子機器は、車椅
子に乗った操作者でも、その膝を凹所に入れることによ
って、表示装置およびに入力装置に近づきやすく、操作
しやすい。
【0017】また印字出力される用紙を操作者の側方で
受け取ることができる。
【0018】住民票などを発行する電子機器にあって
は、利用料金を印字用紙の排出口の上方に設けた投入口
から投入することができる。
【0019】入力装置を表示装置の前面に重ねた透明な
タッチパネルとすることで、表示装置の表示にしたがっ
てタッチパネルを押せばよく、さらにこれを傾斜配置す
ることで、立姿勢の操作者でも、また車椅子の人でもふ
つうの姿勢のままで容易に操作することができる。
【0020】また、表示装置及び入力装置の下方でかつ
凹所の上方に設けた取っ手をつかむことによって、車椅
子に乗った操作者が車椅子を電子機器に引きよせやすく
なる。杖を使用しなければならない人は、この取っ手に
つかまって身体を支えたり、杖を掛けておくことができ
る。
【0021】そして、表示装置、入力装置および凹所の
側方における前面を形成する前カバーを開くことによ
り、印字装置の点検をしたり、未印字用紙の補充をした
り、あるいは利用料金の回収をすることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。この実施例の電子機器は、住所など
の情報発行機に具体化したもので、操作者が表示装置に
表示された案内にしたがって入力し、利用料金を投入す
ることによって、図示しないセンター装置に住所などの
情報の要求をし、そのセンター装置から送られてきた情
報を印字装置により用紙上に印字して操作者に提供す
る。
【0023】電子機器の本体1は、正面からみて左上前
面1aにCRTを用いた表示装置2を備え、その表示装
置の前面に重ねて透明なタッチパネル3を有する。従っ
て表示装置2に表示された文字や図形の案内にしたがっ
てタッチパネル3内の接点を押して閉じることによって
タッチパネル3を入力装置として情報を入力することが
できる。また表示装置2の下方には、係員への緊急連絡
キー4、操作者が所有する識別コードを記録したカード
の挿入口5が設けられている。
【0024】本体1の右側前面1bには、情報に利用料
金の硬貨投入口6と紙幣投入口7が、下方につり銭排出
口8と印字出力した用紙を排出する用紙排出口9とがそ
れぞれ設けられている。それらの投入口7および排出口
9の内側には紙幣回収装置7a、印字装置9aがそれぞ
れ配置されている。もちろん投入口6、つり銭排出口8
の内側には図示しないがそれぞれ硬貨の回収装置、つり
銭支払い装置が配置されている。
【0025】各投入口6,7、排出口8,9は、図2の
ように操作者が表示装置2と向かい合ったとき、その操
作者の右手が届く範囲B内にある。
【0026】本体1の右側前面1bを形成する前カバー
10は、その右側に設けた軸11(図4)を支点として
開閉することができ、開放状態において利用料金の回
収、その回収装置の点検、印字装置9の点検および未印
字用紙の補充などをすることができる。
【0027】左上の前面1aおよび右側前面1bの上方
部分は、上方へ向かうにしたがって後へ倒れるように傾
斜した1つの傾斜面となっている。その傾斜角度Aは垂
直面に対して約15度であり、立姿勢の人および車椅子
に乗った人のいずれからも表示装置2を見たりタッチパ
ネル3を操作するのに適した角度としている。
【0028】本体1の左下は前方へ開放した凹所12と
なっている。その凹所12は、左上前面1aと右側前面
1bがなすほぼL字形の面に二辺が囲まれて形成され、
かつ左上前面1aの下端から連続して後方へ凹んでい
る。凹所12の高さは車椅子に乗った人のひざが入り込
むことのできる大きさとしている。したがって、車椅子
に乗った人は約15度に傾斜した前面1aと直接向かい
合うことができ、さらに、表示装置2を見やすく、タッ
チパネル3を操作しやすい。
【0029】左上前面1aの下端つまり表示装置2の下
方でかつ凹所12の上方には、取っ手13が設けられ
る。取っ手13は棒材でつくられ、両端を直角に曲げて
前面1aに固定されている。つまり取っ手13は、その
中間の握り部分を水平でかつ前面1aと平行にしてい
る。この取っ手13は、図3のように車椅子に乗った人
がつかんで引くことにより、車椅子を本体1に引き寄せ
ることができる。また杖を使用しなければならない人
は、この取っ手13をつかんで身体を支えることができ
る。このとき杖は取っ手13に掛けておく。
【0030】本体1の左側下端には、前方にのびる脚1
4が設けられ、凹所12の存在による本体1の不安定を
解消している。
【0031】なお、上記実施例では、本体の左上前面1
aと右側前面1bの上方部分とが同様に傾斜している
が、右側前面1bの全体を垂直面とし、傾斜している左
上前面1aと垂直な右側前面1bとの間に段部を形成し
てもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明の電子機器によれば、車椅子に乗った人でも、表
示装置を見やすく、入力装置を操作しやすい。また印字
出力される用紙を操作者の側方で容易に受け取ることが
できる。さらに印字装置を凹所の側方に置くことができ
るので、凹所の奥に置く場合と比較して、印字装置の点
検や未印字用紙の補充をしやすい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した電子機器の使用状態を示す
斜視図である。
【図2】本実施例の電子機器の正面図である。
【図3】本実施例の電子機器の左側面図である。
【図4】本実施例の電子機器の右側面図である。
【符号の説明】
2 表示装置 3 タッチパネル 6 硬貨投入口 7 紙幣投入口 9 用紙排出口 9a 印字装置 10 前カバー 12 凹所 13 取っ手

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置、入力装置および印字装置を備
    える電子機器において、 その電子機器の前面上方部分に前記表示装置および入力
    装置を配置するとともに、その下方に車椅子に乗った操
    作者の膝が入り込むことのできる凹所を形成し、前記表
    示装置、入力装置および凹所の側方前面に、前記印字装
    置から印字出力される用紙の排出口を設けたことを特徴
    とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記排出口の上方の、その電子機器の前
    面に、利用料金の投入口を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記の入力装置は表示装置の前面に重ね
    られた透明なタッチパネルであることを特徴とする請求
    項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記表示装置及び入力装置のまわりの電
    子機器前面は上方へ向かうにしたがって後へ倒れるよう
    に傾斜した一つの傾斜面であり、前記凹所はその傾斜面
    の下端から連続して後方へ凹んでいることを特徴とする
    請求項1に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記傾斜面は垂直面に対して約15度傾
    斜していることを特徴とする請求項4に記載の電子機
    器。
  6. 【請求項6】 前記表示装置、入力装置及び排出口のま
    わりの前面は、正面から見て略L字形をなしており、前
    記凹所はそのL字形の二辺に囲まれていることを特徴と
    する請求項1に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記表示装置および入力装置の下方でか
    つ前記凹所の上方に取っ手を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記取っ手は、電子機器の前面とほぼ平
    行にかつ水平にのびる棒であることを特徴とする請求項
    7に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記排出口のまわりの前面を形成する前
    カバーは、前記印字装置の前方を開閉可能に覆っている
    ことをと特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 前記排出口および投入口のまわりの前
    面を形成する前カバーは、前記印字装置及び利用料金の
    回収装置の前方を開閉可能に覆っていることを特徴とす
    る請求項2に記載の電子機器。
JP8211692A 1992-04-03 1992-04-03 電子機器 Pending JPH05282346A (ja)

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JP8211692A JPH05282346A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 電子機器

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JP8211692A Pending JPH05282346A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 電子機器

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Cited By (5)

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