JP2001155215A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP2001155215A
JP2001155215A JP33895999A JP33895999A JP2001155215A JP 2001155215 A JP2001155215 A JP 2001155215A JP 33895999 A JP33895999 A JP 33895999A JP 33895999 A JP33895999 A JP 33895999A JP 2001155215 A JP2001155215 A JP 2001155215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現金等の取り扱いを含む多目的の情報端末装
置の操作性を向上させる。 【解決手段】 紙幣出し入れ部700、硬貨受け入れ部
800、硬貨払い出し部900等の現金取引口を備え、
現金を取り扱う第1筐体100と、この第1筐体100
の上に載置され、タッチパネルを兼ねる起立したディス
プレイ300、テンキー部400、カードインタフェー
ス部500、レシートプリンタ部600等の情報操機能
を備えた第2筐体200で構成された情報端末装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末装置に関
し、特に、現金の受払機能等の金融端末機能を兼ね備え
た多機能の情報端末装置等に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、金融サービスの自由化や顧客
の利便性向上の要請等に呼応して、ATM(現金自動預
け払い機)を金融機関の支店のみならず、広く普及して
店舗数の多いコンビニエンスストア等に設置する動きが
見られる。
【0003】ところで、このようなコンビニエンススト
ア等に設置されるATMは、設置スペースの効率的な利
用等の観点から、多機能な情報端末として機能させるこ
とが必要となる。
【0004】よく知られているように、従来のATM
は、紙幣などの取扱い機構が内蔵された堅牢な箱状の筐
体を構成し、この筐体の前面上部を後方に追いやってそ
の前部に水平面を形成し、水平面にタッチパネルを兼ね
たCRTまたは液晶デイスプレイを一体に埋め込んで設
置し、このCRTデイスプレイ設置部位よりも奥の位置
に、紙幣や硬貨の現金の受払を行う現金取引口を配置し
た構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術のA
TMの構成では、CRTディスプレイの画面が利用者以
外から見えにくいため、タッチパネルからの入力操作に
おける暗証番号等の保護等には有効であるが、当該ディ
スプレイを販売促進用の広告情報表示等のプレゼンテー
ションに兼用するには不向きである。
【0006】また、現金を取り扱うATM等の機器には
関連法規等の規制にて高度の堅牢さか要求されるが、デ
ィスプレイを筐体に一体に埋め込んだ従来技術の構成で
は、ディスプレイ等のぶんだけ堅牢にすべき筐体の容積
が大きくなり、必要以上にコスト高になる。
【0007】また、筐体の上面にディスプレイや現金取
引口を平面的に配列した構成であるため筐体の設置面積
が大きくなる。
【0008】さらに、現金取引口がディスプレイよりも
奥側に設けられているため、現金等の操作位置が利用者
から遠くなり、たとえば車椅子の利用者等には特に不便
となる。
【0009】本発明の目的は、現金等の取り扱いを含む
多目的の情報端末装置の操作性を向上させることが可能
な技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、設置スペースの低減
を実現することが可能な情報端末装置を提供することに
ある。
【0011】本発明の他の目的は、多様な利用者に対す
る利便性を向上させることが可能な情報端末装置を提供
することにある。
【0012】本発明の他の目的は、入力情報の秘匿と、
広告情報表示等のプレゼンテーション機能の向上とを両
立させることが可能な情報端末装置を提供することにあ
る。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】本発明の情報端末装置は、現金の受払を行
う現金取引口を備えた第1の筐体と、第1の筐体上に搭
載され、利用者に臨む操作主面面に、水平方向から起立
した傾斜姿勢で配置された情報表示画面および情報入出
力機能部を備えた第2の筐体とを含む構成としたもので
ある。
【0016】すなわち、現金の受払を行う現金取引口を
備えた第1の筐体と、利用者に正対するように起立した
情報表示画面を備えた第2の筐体を縦方向に組み合わせ
ることで、実装上も効率的なレイアウトになり、銀行店
舗以外のコンビニエンスストア等の設置に向けて、コン
パクトで使いやすく、また、ATM以外の物品や情報等
の販売、情報検索等の多機能な利用に適した形態とな
る。
【0017】また、情報入力操作は、第2の筐体の操作
主面に情報表示画面および情報入出力機能部を集中して
配置されているので、すべての操作において、使用され
る画面が最も見やすくなるとともに、視点や視線の高さ
や角度等が異なる健常者および車椅子利用者の双方で快
適な利用が可能になる。
【0018】また、第1の筐体の現金取引口は、情報表
示画面の手前側に位置する第1および第2の操作主面に
配置されているので、立位の健常者のみならず、車椅子
利用者においても、現金取引口の奥まで確実に視認で
き、紙幣や硬貨等の取り残し等の不安等もなくなる。
【0019】また、情報表示画面のタッチパネルによる
入力、テンキーによる暗証番号の入力、レシートの発
行、カードの挿抜、といった現金取り扱い以外の操作イ
ンタフェースを第2の筐体において情報表示画面の近傍
に関連付けてレイアウトすることで、同種の操作が分か
りやすく整理され、不慣れな利用者等においても操作方
法を想起しやすくなり、操作性が向上する。
【0020】また、第2の筐体において、操作主面の情
報表示画面の下方中央に操作凹部を彫り込んで形成し、
この中にテンキーを配置したことで、利用者の利き腕等
に関係なく良好な操作性が実現されるとともに、テンキ
ーの操作状態は外部から見えにくいので、暗証番号等の
入力の秘匿性も保たれる。
【0021】下部の第1の筐体を現金系、その上部の第
2の筐体を情報系に分離したことで、各々に適した堅牢
さや防犯レベルを設定でき、第2の筐体の情報系につい
ては過剰な防犯品質を回避してコスト低減が図れるとと
もに、ロールペーパー補給等の日常的な保守管理を防犯
性能を損なうことなく簡便に実行でき、第1の筐体の現
金系については、そのぶんだけより高い堅牢さ等の防犯
性能を高めることができる。
【0022】硬貨受け入れ口および硬貨払い出し口を第
1の筐体に別個に配置したことで、通常の自動販売機の
操作感を実現できる。
【0023】また、外部情報通信機能を内蔵したパネル
状の第3の筐体を情報端末装置の側面に配置すること
で、情報通信機能を含めた情報端末装置の設置スペース
の低減や、操作主面の隠蔽による守秘性の向上等を実現
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施の形態である情報
端末装置の構成の一例を示す斜視図であり、図2は、そ
の正面図、図3は、その側面図、図4は、その上部平面
図である。
【0026】図1〜図4の本実施の形態の情報端末装置
において、100は第1筐体、200は第2筐体、30
0はディスプレイ、400はテンキー部、500はカー
ドインタフェース部、600はレシートプリンタ部、7
00は紙幣出し入れ部、800は硬貨受け入れ部、90
0は硬貨払い出し部である。
【0027】第2筐体200は、利用者2000に臨む
側面が開閉可能な上パネル201となっている。この上
パネル201は、たとえば1000mm程度の凸の丸み
を帯び、上端部が後方に傾斜した傾斜面をなす。
【0028】この上パネル201には、タッチパネル機
能を有するディスプレイ300が、たとえば、水平方向
から70°程度起立した傾斜姿勢で配置されている。
【0029】さらに、この上パネル201において、デ
ィスプレイ300の下方中央には、テンキー部400が
設けられ、このテンキー部400の右側にカードインタ
フェース部500、左側にレシートプリンタ部600が
配置されている。
【0030】一方、第1筐体100は、利用者2000
の臨む上端面において、上述の上パネル201の手前側
に、開閉可能な下パネル101が、奥行き方向に高くな
る傾斜面をなして配置されている。
【0031】この下パネル101には、右側に紙幣出し
入れ部700が設けられ、左側に硬貨受け入れ部800
が配置されている。
【0032】また、第1筐体100の、利用者2000
の臨む側面に開閉可能な前扉102が設けられ、この前
扉102の左側中央部には、硬貨払い出し部900が配
置されている。
【0033】図5は、上パネル201、下パネル10
1、前扉102を開いた状態を示す斜視図である。
【0034】下側の第1筐体100の内部には、右側に
紙幣処理機構103が配置され、左側上部に硬貨処理機
構104が配置され、左下側に本体電源105が配置さ
れている。
【0035】特に、前記紙幣処理機構103及び硬化処
理機構104を構成する各装置を、後で述べるように、
上下に積層する配置構成とするので、紙幣の投入や回収
の際に前後方向に紙幣容器を引き出すことができる得る
構造としている。このため、前方に引き出すので、紙幣
の投入や回収の作業を前方または後方から簡単な設計変
更で可能とすることができる。なお、この実施の形態で
は、背面側にも開閉扉を備えている。
【0036】上側の第2筐体200の内部底部には、カ
ードインタフェース部500から出し入れされる図示し
ないカード等の処理を行うカード処理機構501が右側
に配置され、中央部には内部的に取引経過をハードコピ
ーに印刷して記録するジャーナルプリンタ1000が配
置され、左側にレシートプリンタ部600のプリンタ機
構601や当該プリンタ機構601にて使用されるロー
ルペーパー602等が配置されている。
【0037】このように、本実施の形態の情報端末装置
では、大局的な構成として、現金取引関係の構成を第1
筐体100に集中して配置し、それ以外の情報入出力操
作関係を第2筐体200に集中して配置したので、各々
に適した堅牢さや防犯レベルを設定でき、第2筐体20
0については過剰な防犯品質を回避してコスト低減が図
れるとともに、ロールペーパー602補給等の日常的な
保守管理を防犯性能を損なうことなく簡便に実行でき、
第1筐体100については、そのぶんだけより高い堅牢
さ等の防犯性能を高めることができる。
【0038】特に、この実施の形態では、前記第2筐体
200の前面を1枚の上パネル201で構成し、前記第
2筐体を2枚の下パネル101と前扉102とから構成
しているので、日常的な保守管理においては、前記上パ
ネル201の開閉で行い、通貨の補充や回収時には、前
記下パネル101と前扉102の開閉で行うことができ
る。
【0039】しかも、この実施の形態では、前記上パネ
ル201に紙幣出し入れ部700や硬化受け入れ部80
0を設けているので、この操作性を向上させるために、
この下パネルを傾斜させる必要がある。しかし、このよ
うな傾斜構造をとると、内部のメンテナンスや紙幣交換
作業の際に第1筐体100の前方の開口部分が小さくな
るので、この実施の形態では、前記下パネル101を後
方ヒンジのはね上げ式の開閉構造とし、前扉102は片
側にヒンジ部を設けた開閉構造としている。これによ
り、前記第1筐体100の前部を大きく開口することが
できるので作業性を向上させることができる。しかも、
前扉102の上端部は前記下パネル101に覆い被せら
れ、それぞれには鍵が独立して設けられているので、前
記前扉102は下パネル101を開かないと開放するこ
とができないので、安全性をより向上させることができ
る。
【0040】一方、前記上パネル201は、上部を回転
軸としてはね上げ式の開閉構造としているので、解放時
にこの上パネル201が邪魔にならないので、作業性を
向上させることができる。更に、ディスプレイ300を
構成する液晶デバイスは、この上パネル201の裏面側
に取り付けられているので、この液晶デバイスのメンテ
ナンスも容易となる。
【0041】さらに、本実施の形態における第2筐体2
00の内部構成の配置についてみると、ディスプレイ3
00等の入力インタフェースを傾斜した上パネル201
に備えた構成の当該第2筐体200では、内部空間の奥
行き断面形状が台形となり、底部に奥行き方向に長い構
成要素を収納しやすい。これを利用して、第2筐体20
0の左側底部に奥行き寸法が最も大きいプリンタ機構6
01、および当該プリンタ機構601に関係の深いカー
ド処理機構501を底部右側に同じ高さに収納したこと
で、使いやすく、かつ実装効率を高めて第2筐体200
をよりコンパクトにすることが可能になる。
【0042】また、この実施の形態では、前記第2筐体
200と第1筐体100の主たる構造体を分離させた構
造とすることにより、第2筐体200を他の端末装置と
構造的にまた電気的に簡単に接続することができる。
【0043】また、利用者から見て、ディスプレイ30
0の手前側に、テンキー部400、カードインタフェー
ス部500、レシートプリンタ部600および下パネル
101の紙幣出し入れ部700、硬貨受け入れ部800
等が位置するので、従来のATMのように、ディスプレ
イの奥側にこれらの構成を配置した場合に比較して、デ
ィスプレイ300の画面が大型化しても、硬貨や紙幣等
が利用者から遠くならず、操作性が向上する。たとえ
ば、視点の低い車椅子の利用者でも、紙幣出し入れ部7
00、硬貨受け入れ部800等がよく見え、紙幣の取り
忘れ等の懸念が解消される。
【0044】また、この実施の形態では、テンキー部4
00の後方に、前記プリンタ機構部601及びカード処
理機構より奥行きの小さいジャーナルプリンタ1000
を配置することで、前記テンキー部を凹状にすることが
できるので、実装効率を高めて第2の筐体200をより
コンパクトにすることができる。
【0045】なお、この実施の形態では、装置の履歴を
前記ジャーナルプリンタ1000で行っているが、これ
に替えて、たとえばCDR(コンパクトディスクレコー
ダブル)を媒体としたCDRドライブ等を設けるように
しても良い。この場合、CDRドライブは前記ジャーナ
ルプリンタ1000より小型化が図れるので、このスペ
ースに他の記録再生装置を配置しても良い、この記録装
置としては、音楽データを販売する場合に使用するMD
(ミニディスク)などの可搬流通記録媒体がある。更
に、前記記録装置の設置にともなって新たにMD等の可
搬流通記録媒体の出し入れ口が必要であれば、前記テン
キー部402のキー配置面の上部の傾斜面(上側側面4
01b)に設けるようにすると良い。
【0046】また、この実施の形態では、前記テンキー
部402を前記デイスプレイ300の中心位置のほぼ下
方に配置することで、右手、左手操作に対応した配置と
しているが、左側に前記カードインターフエイス部50
0とレシートプリンタ部600を配置し、右側にテンキ
ー部402を配置するようにしてもよい。これにより右
手操作に適した配置とすることができる。
【0047】次に、本実施の形態における情報端末装置
の各種寸法や角度の設定例および当該設定例に基づいて
得られる操作性向上等について説明する。
【0048】図2に例示されるように、本実施の形態の
情報端末装置では、第1筐体100および第2筐体20
0の幅寸法w100が、約570mm、全体の高さ寸法
H100が1400mm、ディスプレイ300の中央部
までの高さ寸法H200が1240mm、カードインタ
フェース部500およびレシートプリンタ部600の中
心部までの高さ寸法H300が1030mm、紙幣出し
入れ部700および硬貨受け入れ部800の中心部まで
の高さ寸法H500が872mm、硬貨払い出し部90
0の中心部までの高さ寸法H600が494mm、と設
定されている。
【0049】全体の高さ寸法H100は、たとえばコン
ビニエンスストア等における商品陳列棚の高さに整合す
るように設定されたものである。これにより、違和感な
く、コンビニエンスストアの店舗内に設置できる。
【0050】また、h200〜h500の設定の根拠に
ついては、図6に例示されるように、一般的に、立ち姿
勢でディスプレイ300に対するタッチパネル操作をす
る際の情報端末装置からの距離400mm〜600mm
のうち、一番近い400mmの位置に日本人成人の95
パーセンタイル値の眼高(1677mm)を想定し、こ
の位置から、紙幣出し入れ部700および硬貨受け入れ
部800の奥端まで見えるようするためである。この結
果、上パネル201の情報入力系各部(ディスプレイ3
00、テンキー部400、カードインタフェース部50
0、レシートプリンタ部600)よび下パネル101の
金銭取引系各部(紙幣出し入れ部700および硬貨受け
入れ部800)が利用者2000からよく見えるように
なり、操作性が向上する。
【0051】また、図7および図8に例示されるよう
に、ディスプレイ300が水平方向からの起立角度θd
がほぼ70°で起立した傾斜姿勢であるため、たとえば
ディスプレイ300を視野角に制約のある液晶ディスプ
レイ等を採用した場合でも、起立した健常者および視点
のより低い車椅子利用者の双方で、タッチパネル操作の
良好な操作性や視認性を実現できる。
【0052】次に、上述した本実施の形態の情報端末装
置の各部の構成についてより詳細に説明する。
【0053】まず、図9および図10にて、テンキー部
400の構成例を説明する。
【0054】本実施の形態のテンキー部400は、上パ
ネル201において、ディスプレイ300の下側の中央
部に彫り込まれた窪み部401の内部に配置されてい
る。すなわち、窪み部401は、左右対称な曲面からな
り、上パネル201の平面に交差する左右側面部401
aと、上側側面401bおよび底面401cからなる。
左右側面部401aの上パネル201の平面に対する開
口部の左右方向の幅寸法w200は、上パネル201の
表面に沿って下側に漸減している。そして、底面401
cにテンキー402が配列されている。
【0055】テンキー402が配列される底面401c
は、水平面に対して起立角度θtが、たとえば40度で
起立し、底面401cに配列されたテンキー402は、
正面の立位の利用者および車椅子の健常者の双方から見
やすくなっているとともに、正面位置以外からは、左右
側面部401aによってテンキー402が隠蔽され暗証
番号入力等の守秘性が保たれる。
【0056】また、操作性についてみると、窪み部40
1を構成する左右側面部401aは、開口部の幅寸法w
200は、上パネル201の表面に沿って下側に漸減す
るため、手前側が狭く、奥側が広くなる。従って、奥側
のテンキー402の操作時には利用者の掌全体を窪み部
401内に入れて操作し、手前側のテンキー402の操
作は利用者の指先部分で操作することにより、操作にま
ったく支障はない。
【0057】次に、図11、図12、図13および図1
4にて、硬貨受け入れ部800の構成例をより詳細に説
明する。
【0058】図11は、硬貨受け入れ部800の斜視
図、図12は、その平面図、図13は、図11の線XI
II−XIIIの部分の断面図、図14は、図11の線
XIV−XIVの部分の断面図である。
【0059】下パネル101の硬貨受け入れ部800の
配置位置には、硬貨を連想させる円形突起部101aが
設けられ、この円形突起部101aの中央部に、硬貨受
け入れ部800が配置されている。
【0060】硬貨受け入れ部800は、スリット80
1、このスリット801を取り囲む非対称逃げ凹部80
2、シャッタ803等からなる。
【0061】スリット801は、長手方向の軸線が、左
右方向に対して時計周り方向に、傾斜角度θsが、たと
えば18度程度傾斜しており、図15のような、利用者
の右手による硬貨投入動作が行いやすくなっている。
【0062】また、スリット801の軸方向は、鉛直方
向に対して利用者の手前側に軸傾斜角度θvが、たとえ
ば19度程度で傾斜しており、同様に利用者の右手によ
る硬貨投入動作が行いやすくなっている。なお、この軸
傾斜角度θvは、硬貨が自然落下でスリット801に落
ち込む範囲で任意に大きくしてよい。
【0063】また、幅寸法w300は、複数枚の硬貨を
重ねて一括して投入可能な値(たとえば、12.5mm
程度)に設定されている。
【0064】さらに、非対称逃げ凹部802は、スリッ
ト801を挟んで、上下に非対称な形状を呈している。
すなわち、スリット801の上側を取り囲む領域は、鉛
直方向に対するテーパ角度θfがたとえば50度以下程
度の擂鉢形状部802aと、その底部をなし、同じくテ
ーパ角度θf′がたとえば48度程度の指逃げエリア8
02cとなっており、当該擂鉢形状部802aに落とし
込まれた硬貨が自重でスリット801内に入り込むよう
に案内するとともに、シャッタ803の作動時に、スリ
ット801の途中に落ち込んで停止した硬貨を図13の
ように、指逃げエリア802cにて、利用者が確実に摘
み出す空間を構成する。
【0065】また、非対称逃げ凹部802において、ス
リット801の下側を取り囲む領域は、丸みを帯びた硬
貨案内面802bとなっており、利用者にて投入される
硬貨が確実にスリット801内に落ち込む構造となって
いる。
【0066】このように、本実施の形態の硬貨受け入れ
部800は、下パネル101上において、通常のATM
の構成と同様に紙幣出し入れ部700の左側に配置され
ているので、ATMとして使用する場合の利用者の違和
感を緩和できるとともに、右手による硬貨投入操作にお
いても、スリット801の傾斜角度θsにより、図15
のように、利用者の手首等に負担をかけずに、硬貨投入
操作が可能になる。
【0067】また、スリット801を挟んで上下に非対
称な上述のような非対称逃げ凹部802により、硬貨を
確実にスリット801に落とし込むことができるととも
に、投入された硬貨がシャッタ803にて、スリット8
01の途中に止まった場合でも確実に取り出すことが可
能となる。
【0068】また、硬貨受け入れ部800は、下パネル
101に形成された硬貨を連想させる円形突起部101
aの中央部に配置されているので、硬貨払い出し部90
0と分離して配置した場合でも、利用者が戸惑うことも
なくなる。
【0069】次に、図16〜図25にて、本実施の形態
における硬貨払い出し部900の構成例について説明す
る。
【0070】図16は、本実施の形態の硬貨払い出し部
900の正面図であり、図17は、その側断面図、図1
8は、図17において線XVIII−XVIIIの部分
の断面図、図19は、図17において線XIX−XIX
の部分の断面図、図20は、図17において線XX−X
Xの部分の断面図、である。
【0071】本実施の形態の硬貨払い出し部900は、
利用者の掌が出入りする受取口901、その底部に硬貨
が溜まるカップ902からなる。
【0072】本実施の形態の場合、上述の図2に例示さ
れるように、硬貨払い出し部900は、硬貨受け入れ部
800と分離されて前扉102の低い位置に存在するの
で、以下のようにして、利用者が硬貨を取出易いように
工夫した。
【0073】本実施の形態における硬貨受け入れ部80
0の構成、作用についての説明を行う前に、硬貨受け入
れ部800の中の「硬貨を取る動作」について述べるこ
ととする。
【0074】硬貨を取る動作 手の力を抜き、指が自然に伸びた状態で、第二指から第
四指までの先が揃って硬貨受け入れ部800のカップ9
02の底面につき、そのまま指を曲げることで、掌へ硬
貨を掻き寄せる。
【0075】このとき、片手で硬貨を取り出すことを考
えると、掌は受取口901の受取口手前側縁901aへ
接触していなければならない。掌が受取口手前側縁90
1aへ接触していないとき、第一指が図24のように受
取口の外へ出ている状態であれば、数枚の硬貨を取り出
すことは容易であるが、より多くの硬貨を取り出すこと
は困難である。第一指を他の指と揃えて受け取り口の中
へ入れた場合、掌が受取口手前側縁901aへ接触して
いなければ片手での硬貨の取り出しは不可能である。
【0076】以降、指先がカップ902の底面に、掌が
受取口手前側縁901aへ接触する上記の硬貨を取る動
作を「硬貨を取る動作」と表記する。
【0077】図21のように、主操作部位(本実施の形
態においてはディスプレイ300の画面中央の点)より
使用者が操作しやすい距離に立ったときの使用者の視点
までの水平距離をD(本実施の形態の場合、一例として
400mm)、主操作部より硬貨受け入れ部800の受
取口手前側縁901aまでの水平距離をa(本実施の形
態の場合、一例として180mm)とすると、Dは操作
のしやすい距離であるのですべての使用者において共通
とできる。aも硬貨受け入れ部800の取りつけられる
製品に依存するものであるので、すべての使用者におい
て共通である。
【0078】さらに、Dを保った位置に自然な立位を取
った使用者が、指を含め力を入れず自然な状態に伸ばし
た上肢(長さL、端点(第三指先)X))を前方へ挙上
させたときのXの軌跡を円弧R、線分LとXを含む水平
面の成す角をθ、硬貨受け入れ部800のカップ902
の底面902aの最も低い点をPとしたとき、硬貨受け
入れ部800の設置場所の条件を以下の通り定義する。
【0079】条件A:Pが、45°<θ<90°かつR
およびRの下方に含まれる 条件B:Pが、θ<90°に含まれ、かつ条件Aに含ま
れない 条件Aにおいて「硬貨を取る動作」を行うとき、上肢を
指を含め力を入れず自然に伸ばした状態で行うと使用者
の負担は最も軽くなると予想され、そのような状態で使
用されることが予想される。また、図22の左側に示さ
れるように、自然な立位ではXがPに届かず、使用者が
腰、膝、足首等を屈曲させたとき、線分LがXを含む水
平面と成す角をθ1とすると、 θ1≧θ であるから、Pより硬貨受け入れ部800の受取口手前
側縁901aまでの高さをh、水平距離をdとすると、 h>d でなければ、「硬貨を取る動作」を行うことはできな
い。
【0080】条件Bにおいて「硬貨を取る動作」を行う
とき、自然な立位で、手首は掌屈、背屈させることな
く、肘関節を屈曲させた状態で行うと、使用者の負担は
最も軽くなると予想され、そのような状態で使用される
ことが予想される。このとき、肘関節からXまでの線分
LがXを含む水平面と成す角をθ2(図22の右側)と
すると、 θ2≦θ であるから、 h<d でなければ、「硬貨を取る動作」を行うことはできな
い。
【0081】本実施の形態において硬貨受け入れ部80
0の設置場所は条件Aに当てはまるので、 h>d とすることにより、図23のように、利用者の手首部分
を自然の延ばした楽な姿勢で、使用者の負担の極力少な
い状態で「硬貨を取る動作」を行うことを可能としてい
る。なお、図23において、床面からカップ902の底
面902aまでの高さ寸法H600′は、本実施の形態
の場合、340mmである。また、本実施の形態の場
合、h=55mm、d=41.5mmである。
【0082】使用者の視線に平行で硬貨受け入れ部80
0の中心を通る硬貨受け入れ部800の鉛直断面におい
て、硬貨受け入れ部800の受取口手前側縁901aの
接線が水平面と成す角をλ1(図17)とすると、「硬
貨を取る動作」の最終段階として、硬貨を握った手がス
ムーズに抜き出せるためには、 λ1<90° でなければならない。よって本実施の形態においては、
λ1<90°とした。
【0083】使用者と正対し点Pを通る硬貨受け入れ部
800の鉛直断面(図17)において、底面の幅をw
1、底面からd高い位置の幅をw2とすると、w1は
「硬貨を取る動作」において、硬貨を掌へ掻き寄せる役
割を担う主な指である、第二指より第四指までを揃えた
幅であることが望ましい。w2は最大手幅(図25)に
手が側面に当たらない程度の隙間分の長さを足した幅で
あることが望ましい。また、w1、w2は硬貨が横へこ
ぼれることを防止するため、より多くの人の使用におい
て上記の値を満たす範囲で、狭いほど良い。
【0084】底面を成す線分と側面を成す線分sがλ2
の角度を成すとき、 λ2<90° であるが、λ2は、揃えた第二指より第四指までが底面
に届く値を取らなければならない。ただし、側面を成す
線分sは直線である必要は無い。
【0085】図19の断面に平行で、点Pより硬貨受け
入れ部800の受取口手前側縁901aの方向の断面に
おいてw1は一定であり、これが硬貨を取る動作におけ
る硬貨の移動路となる。また、同条件においてλ2も一
定であり、これが硬貨を取る動作における硬貨のガイド
となる。このガイドにより、硬貨は横へこぼれることな
く、常に指の中に収まることとなる。
【0086】尚、図25の最大手幅の定義は、通商産業
省工業技術院生命工学工業技術研究所編、社団法人人間
生活工学研究センター発行、設計のための人体寸法デー
タ集(1996)による。
【0087】次に、図26にて、本実施の形態の情報端
末装置における紙幣処理機構103の内部構成および作
用の一例について説明する。
【0088】図26において、CSMは入出金口(紙幣
出し入れ部700)、TSは一時保留部、BCは鑑別
部、BOXは取り忘れ回収部、RJBは運用リジェクト
部、CBは装填/回収カセット、RJBSは装填リジェ
クト部、RB1はリサイクルボックス(千円札用)、R
B2はリサイクルボックス(万円札用)である。
【0089】本実施の形態の場合、入出金口CSM、一
時保留部TS、鑑別部BC、取り忘れ回収部BOX、運
用リジェクト部RJB、装填/回収カセットCB、リサ
イクルボックスRB1およびRB2を縦方向に積層する
ことにより、設置面積を小さくしている。
【0090】装填/回収カセットCBは、前扉102を
開いて出し入れされ、更に装填/回収カセットCBの図
示しない扉を開いて外部から紙幣を出し入れされる。装
填/回収カセットCBの紙幣は、装填されると、まず、
鑑別部BC、一時保留部TS、鑑別部BCの経路をへ
て、リサイクルボックスRB1およびRB2に振り分け
られる。また、鑑別時に不良と判定された紙幣は、装填
リジェクト部RJBSに収納される。
【0091】外部からの入出金口CSMを通じた入金の
場合には、入金された紙幣は、鑑別部BCによる鑑別を
経て一時保留部TSに収納され、取引確定後、鑑別部B
Cを経て金種を判別した後、リサイクルボックスRB1
およびRB2に振り分けられる。この時、不良と判別さ
れた紙幣は、運用リジェクト部RJBに収納される。
【0092】出金操作では、必要な金額の紙幣がリサイ
クルボックスRB1およびRB2から鑑別部BCを経て
入出金口CSMに排出される。この時、不良の紙幣は、
一時保留部TSに収納され、取引終了後、運用リジェク
ト部RJBに収納される。
【0093】次に、図27〜図31を用いて、本実施の
形態の情報端末装置における硬貨処理機構104の内部
構成および作用の概要について説明する。
【0094】図27において、104aは補充庫、10
4bは一時保留部、104cは繰り出し部、104dは
リジェクト庫、104eはホッパ、104fは出金ベル
ト、104gは回収庫、である。
【0095】本実施の形態の場合、回収庫104gの上
側に、出金ベルト104f、ホッパ104e、一時保留
部104b、繰り出し部104c等を積層することで、
設置スペースを小さくしている。
【0096】硬貨の補充では、図27において、外部か
ら前扉102を開いて補充庫104aを装填されると、
まず硬貨を補充庫104aから繰り出し部104cに搬
送し(矢印)、さらに、当該繰り出し部104cを作
動させ、一時保留部104bを経て(矢印)各金種別
のホッパ104eに振り分けて収納される(矢印)。
なお、ホッパ104eが満杯を検出したら満杯回収を行
う。
【0097】図28に示されるように、一時保留部10
4bからの硬貨の回収では、各金種別にホッパ104e
に回収を行う(矢印)。また、ホッパ104e内の硬
貨を回収庫104gに回収する(矢印)。
【0098】図29に示されるように、入金処理の場合
には、硬貨受け入れ部800から投入された硬貨は、繰
り出し部104cを介して硬貨を選別しながら、一時保
留部104bまで搬送する(矢印)。この時、リジェ
クト硬貨は図29の破線矢印で示されるリジェクト通路
を経て出金ベルト104fに送られる。その後、図30
に示されるように、一時保留部104bの硬貨は、ホッ
パ104eに収納され、5円硬貨、10円硬貨は回収庫
104gに入る(矢印)。
【0099】図31に示されるように、硬貨の払い出し
の場合には、各ホッパ104eから、出金ベルト104
fに必要に金額、金種の硬貨が放出され、出金ベルト1
04fの搬送動作にて、硬貨払い出し部900のカップ
902に放出される。
【0100】図32〜図34を用いて、本実施の形態の
情報端末装置の設置形態の一例について説明する。コン
ビニエンスストア等への情報端末装置の設置では、遠隔
地の金融機関等の管理センタと情報ネットワークを介し
て接続される必要があり、ルータその他のような情報通
信インタフェースが必要となる。
【0101】本実施の形態では、図32に例示されるよ
うに、情報端末装置の側面に、パネル状の第3筐体30
00を配置し、この第3筐体3000の内部に上述の情
報通信インタフェースを収納した構成とすることで、通
信インタフェース機能を含めた情報端末装置全体の設置
効率を高めている。
【0102】第3筐体3000は、奥行き寸法は、図3
3および図34に例示されるように、下側の第1筐体1
00とぼぼ等しくなっている。これにより、第1筐体1
00の上に載置された第2筐体200では、水平面から
起立した姿勢のディスプレイ300が実装された上パネ
ル201が、第3筐体3000に隠れて側方から見えな
くなり、金融操作の場合には、守秘性が高まる。
【0103】また、特に図示しないがパネル状の第3筐
体3000を挟んで複数の情報端末装置を並べて配置
し、第3筐体3000に内蔵された情報通信インタフェ
ースを、複数の情報端末装置が共用する構成としてもよ
い。その場合には、間の第3筐体3000が隣り合う情
報端末装置の仕切りの役目をして、守秘性が高まる。
【0104】以上説明したように本実施の形態の情報端
末装置によれば、現金の受払を行う現金取引口を備えた
第1筐体100と、利用者に正対するように起立したデ
ィスプレイ300を備えた第2筐体200を縦方向に組
み合わせることで、実装上も効率的なレイアウトにな
り、銀行店舗以外のコンビニエンスストア等の設置に向
けて、コンパクトで使いやすく、また、ATM以外の物
品や情報等の販売、情報検索等の多機能な利用に適した
形態となる。
【0105】また、情報入力操作は、第2筐体の上パネ
ル201にタッチパネルを兼ねたディスプレイ300や
テンキー部400、カードインタフェース部500、レ
シートプリンタ部600等の情報入出力機能部が集中し
て配置されているので、すべての操作において、使用さ
れるディスプレイ300の画面が最も見やすくなるとと
もに、視点や視線の高さや角度等が異なる健常者および
車椅子利用者の双方で快適な利用が可能になる。
【0106】また、第1筐体100の紙幣出し入れ部7
00、硬貨受け入れ部800、硬貨払い出し部900等
の現金取引口は、ディスプレイ300の手前側に位置す
る第1および第2の操作主面に配置されているので、立
位の健常者のみならず、車椅子利用者においても、現金
取引口の奥まで確実に視認でき、紙幣や硬貨等の取り残
し等の不安等もなくなる。
【0107】また、ディスプレイ300のタッチパネル
による入力、テンキーによる暗証番号の入力、レシート
の発行、カードの挿抜、といった現金取り扱い以外の操
作インタフェースを第2筐体200においてディスプレ
イ300の近傍に関連付けてレイアウトすることで、同
種の操作が分かりやすく整理され、不慣れな利用者等に
おいても操作方法を想起しやすくなり、操作性が向上す
る。
【0108】また、第2筐体200において、操作主面
の情報表示画面の下方中央に操作凹部を彫り込んで形成
し、この中にテンキー402を配置したことで、利用者
の利き腕等に関係なく良好な操作性が実現されるととも
に、テンキー402の操作状態は外部から見えないの
で、暗証番号等の入力の秘匿性も保たれる。
【0109】下部の第1筐体100を現金系、その上部
の第2筐体200を情報系に分離したことで、各々に適
した堅牢さや防犯レベルを設定でき、第2筐体200の
情報系については過剰な防犯品質を回避してコスト低減
が図れるとともに、ロールペーパー602の補給等の日
常的な保守管理を防犯性能を損なうことなく簡便に実行
でき、第1筐体100の現金系については、そのぶんだ
けより高い堅牢さ等の防犯性能を高めることができる。
【0110】硬貨受け入れ部800および硬貨払い出し
部900を第1筐体100に別個に配置したことで、通
常の自動販売機の操作感を実現できる。
【0111】また、ルータ等の外部情報通信機能を内蔵
したパネル状の第3筐体3000を情報端末装置の側面
に配置することで、情報通信機能を含めた情報端末装置
の設置スペースの低減や、操作主面の隠蔽による守秘性
の向上等を実現できる。
【0112】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0113】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0114】本発明の情報端末装置によれば、現金等の
取り扱いを含む多目的の情報端末装置の操作性を向上さ
せることができる、という効果が得られる。
【0115】本発明の情報端末装置によれば、設置スペ
ースの低減を実現することができる、という効果が得ら
れる。
【0116】本発明の情報端末装置によれば、多様な利
用者に対する利便性を向上させることができる、という
効果が得られる。
【0117】本発明の情報端末装置によれば、入力情報
の秘匿と、広告情報表示等のプレゼンテーション機能の
向上とを両立させることができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である情報端末装置の構
成の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態である情報端末装置の構
成の一例を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である情報端末装置の構
成の一例を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態である情報端末装置の構
成の一例を示す上部平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である情報端末装置のメ
ンテナンス時の開放状態の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態である情報端末装置の操
作性を説明する概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態である情報端末装置の操
作性を説明する概念図である。
【図8】本発明の一実施の形態である情報端末装置の操
作性を説明する概念図である。
【図9】本発明の一実施の形態である情報端末装置のテ
ンキー部の構成例を説明する正面図である。
【図10】本発明の一実施の形態である情報端末装置の
操作性を説明する概念図である。
【図11】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨受け入れ部の構成例を示す斜視図である。
【図12】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨受け入れ部の構成例を示す平面図である。
【図13】図11の線XIII−XIIIの部分の断面
図である。
【図14】図11の線XIV−XIVの部分の断面図で
ある。
【図15】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨受け入れ部の操作性を説明する概念図であ
る。
【図16】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の構成例を示す正面図である。
【図17】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の構成例を示す側断面図である。
【図18】図17において線XVIII−XVIIIの
部分の断面図である。
【図19】図17において線XIX−XIXの部分の断
面図である。
【図20】図17において線XX−XXの部分の断面図
である。
【図21】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の操作性を説明する概念図であ
る。
【図22】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の操作性を説明する概念図であ
る。
【図23】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の操作性を説明する概念図であ
る。
【図24】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の操作性を説明する概念図であ
る。
【図25】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨払い出し部の操作性を説明する概念図であ
る。
【図26】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける紙幣処理機構の内部構成および作用の一例を説明
する概念図である。
【図27】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨処理機構の内部構成および作用の一例を説明
する概念図である。
【図28】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨処理機構の内部構成および作用の一例を説明
する概念図である。
【図29】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨処理機構の内部構成および作用の一例を説明
する概念図である。
【図30】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨処理機構の内部構成および作用の一例を説明
する概念図である。
【図31】本発明の一実施の形態である情報端末装置に
おける硬貨処理機構の内部構成および作用の一例を説明
する概念図である。
【図32】本発明の一実施の形態である情報端末装置の
設置形態の一例を説明する正面図である。
【図33】本発明の一実施の形態である情報端末装置の
設置形態の一例を説明する側面図である。
【図34】本発明の一実施の形態である情報端末装置の
設置形態の一例を説明する平面図である。
【符号の説明】
100 第1筐体 101 下パネル(操作サブ面) 101a 円形突起部 102 前扉 103 紙幣処理機構 104 硬貨処理機構 104a 補充庫 104b 一時保留部 104c 繰り出し部 104d リジェクト庫 104e ホッパ 104f 出金ベルト 104g 回収庫 105 本体電源 200 第2筐体 201 上パネル(操作主面) 300 ディスプレイ 400 テンキー部 401 窪み部 401a 左右側面部 401b 上側側面 401c 底面 402 テンキー 500 カードインタフェース部 501 カード処理機構 600 レシートプリンタ部 601 プリンタ機構 602 ロールペーパー 700 紙幣出し入れ部 800 硬貨受け入れ部 801 スリット 802 非対称逃げ凹部 802a 擂鉢形状部 802b 硬貨案内面 802c 指逃げエリア 803 シャッタ 900 硬貨払い出し部 901 受取口 901a 受取口手前側縁 902 カップ 902a 底面 1000 ジャーナルプリンタ 2000 利用者 3000 第3筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東原 徹 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 後藤 康夫 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 松井 昌司 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 Fターム(参考) 3E040 AA01 AA04 AA08 BA06 CB04 DA03 EA10 FA03 FA04 FA05 FA09 FB01 FC02 FC03 FC05 FF01 FF07 FF09 FG03 FG06 FG07 FG08 FH02 FH04 FJ01 FK02 FK03 FL01 5B055 BB03 BB19 GG02 GG07 LL11 MM01 PA05 PA37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、前記第2筐体の前記情報表示画面及び
    情報入出力部を備えた操作主面は、前記第1筐体の前面
    より後方に形成され、前記第1筐体は、前記操作主面の
    前部に前方に傾斜する操作サブ面を備え、該操作サブ面
    に現金取引口を設けており、前記操作主面と前記操作サ
    ブ面及び前記第1筐体の前面は、開閉可能に設けられて
    いることを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、 前記第2の筐体の前記情報入出力機能部は、前記情報表
    示画面の下方中央に配置されたテンキー入力部と、前記
    テンキー入力部の左右に配置された明細表出力部および
    カードインタフェース部からなることを特徴とする情報
    端末装置。
  3. 【請求項3】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、前記第1の筐体の前記現金取引口は、
    紙幣の受払を行う紙幣取引口と、硬貨の受け入れを行う
    硬貨受け入れ口と、硬貨の払い出しを行う硬貨払い出し
    口からなり、 前記紙幣取引口および前記硬貨受け入れ口は、前記第1
    の筐体において、前記第2の筐体の前記操作主面よりも
    前記利用者の手前側の上端部に傾斜して設けられた第1
    の操作主面に配置され、前記硬貨払い出し口は、前記第
    1の筐体において、前記利用者に臨む第2の操作主面に
    配置されていることを特徴とする情報端末装置。
  4. 【請求項4】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、 前記第2の筐体の前記情報入出力機能部は、前記情報表
    示画面の下方中央に配置されたテンキー入力部と、前記
    テンキー入力部の左右に配置された明細表出力部および
    カードインタフェース部からなり、 前記テンキー入力部は、前記第2の筐体の前記操作主面
    に形成された操作凹部内に配置され、前記操作凹部の前
    記操作主面に対する開口部の左右方向の横幅寸法は、前
    記操作主面の下側に向かって漸減していることを特徴と
    する情報端末装置。
  5. 【請求項5】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、 前記第1の筐体の前記現金取引口は、紙幣の受払を行う
    紙幣取引口と、硬貨の受け入れを行う硬貨受け入れ口
    と、硬貨の払い出しを行う硬貨払い出し口からなり、 前記紙幣取引口および前記硬貨受け入れ口は、前記第1
    の筐体において、前記第2の筐体の前記操作主面よりも
    前記利用者の手前側の上端部に傾斜して設けられた第1
    の操作主面に配置され、前記硬貨払い出し口は、前記第
    1の筐体において、前記利用者に臨む第2の操作主面に
    配置され、 前記第1の操作主面に配置された前記硬貨受け入れ口
    は、複数枚の硬貨を同時に投入可能な幅寸法を有し前記
    第1の筐体の幅方向に対して長手方向の軸線が時計周り
    方向に傾斜したスリット部と、前記スリット部を取り囲
    み、前記スリット部の長手方向に関して非対称な傾斜角
    度を有し前記硬貨を前記スリット部に案内する傾斜案内
    面とを含むことを特徴とする情報端末装置。
  6. 【請求項6】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、 前記第1の筐体の前記現金取引口は、紙幣の受払を行う
    紙幣取引口と、硬貨の受け入れを行う硬貨受け入れ口
    と、硬貨の払い出しを行う硬貨払い出し口からなり、 前記紙幣取引口および前記硬貨受け入れ口は、前記第1
    の筐体において、前記第2の筐体の前記操作主面よりも
    前記利用者の手前側の上端部に傾斜して設けられた第1
    の操作主面に配置され、前記硬貨払い出し口は、前記第
    1の筐体において、前記利用者に臨む第2の操作主面に
    配置され、 前記第1の筐体の前記第2の操作主面に配置された前記
    硬貨払い出し口は、前記硬貨が溜まるカップの底部中心
    から前記利用者の掌が触れる前記カップの開口縁までの
    水平距離が、前記底部中心から前記開口縁までの高さよ
    りも小さく設定されていることを特徴とする情報端末装
    置。
  7. 【請求項7】 現金の受払を行う現金取引口を備えた第
    1の筐体と、前記第1の筐体上に搭載され、利用者に臨
    む操作主面に、水平方向から起立した傾斜姿勢で配置さ
    れた情報表示画面および情報入出力機能部を備えた第2
    の筐体とを含み、 パネル状の第3の筐体を前記第1および第2の筐体の左
    右の少なくとも一方の側面に設置し、前記第3の筐体内
    に、一組または複数組の前記第1および第2の筐体に共
    通な外部情報通信機能を内蔵させたことを特徴とする情
    報端末装置。
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