JPS62204397A - 窓口用紙幣取扱い装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金融機関等において窓口業務用のカウンタに設
置される窓口用紙幣取扱い装置に関する。

〔従来の技術〕

銀行等の金融機関においては窓口業務用のカウンタとし
て２種のものが用いられており、その１つはカウンタ面
の高いハイカウンタ、別の１つはカウンタ面の低いワー
カ９ンタである。

前記ハイカウンタでは、通常、普通預金や振込み等、比
較的短時間で処理が可能な取引を扱っており、顧客は立
つ次状態でカウンタ越しにテラー（窓口業務担当者）と
取引を行っている。

また、ローカウンタでは、融資相談等比較的時間がかか
る取引を扱っており、そのため顧客は椅子に腰掛は友状
態でカウンタ越しにテラーと取引を行う。

ところで、近年においては、テラー業務の省力化や顧客
サービスの向上等を目的として、前記ノーイカウンタ及
びローカウンタに各々紙幣取扱い装置を設置し、顧客自
身の操作あるいはテラーの操作により、入出金処理を自
動的に行うようにしている。

この場合、テラーはハイカウンタ、ローカウンタに拘わ
らず、椅子に腰掛けて業務を行うため、紙幣取扱い装置
のテラー側の人出金部は一定の高さに設定することがで
きるが、顧客側の人出金部はハイカウンタとローカウン
タとでは高さを異ならせる必要がある。

つまり、この種の紙幣取扱い装置は顧客による紙幣の投
入と抜取を行わせるための機構である人出金部を備えｆ
ｃ顧客ユニットｔノ１イカウンタとローカウンタにそれ
ぞれ一致させる必要がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上説明したように、この種の紙幣取扱い装置では、顧
客ユニットをハイカウンタとローカウンタにそれぞれ一
致させる必要があり、そのためまったく同じ紙幣の入出
金処理を行うにも拘わらず、ハイカウンタ用とローカウ
ンタ用の２機ａｔ用意しなければならないという問題が
あった。

本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、ハイカウンタとローカウンタの両方に設置すること
が可能な窓口用紙幣取扱い装置を実現することを目的と
するものである。

〔問題点を解決するｔめの手段〕

上述した目的を達成するため、本発明は紙幣の鑑別を行
う鑑別部、金種別に紙幣を収納する収納部、及びこれら
各部間で紙幣を搬送する搬送路等を備えｔ装置本体とは
別に、ハイカウンタ用とローカウンタ用の２種の顧客ユ
ニットを形成し、かつ前記装置本体には、この２種の顧
客二二ツ）１共通して装着し得る装着部を設けると共に
、この装着部にハイカウンタ用またはローカウンタ用の
顧客ユニットを装着したとき、装置本体と顧客ユニット
との間で紙幣の授受を行うことができるようにしたもの
である。

〔作用〕

上述した構成を有する本発明は、装置本体の装着部にハ
イカウンタ用またはローカウンタ用の顧客ユニットヲ装
着した場合、装置本体と顧客ユニットとの間で紙幣の授
受を行うことができるので、従来と同様に紙幣の入金、
出金処＠を行うことができる。

従って、これによれば顧客ユニットを交換するだけで、
ハイカウンタ用、ローカウンタ用のいずれにも使用可能
となり、同一機種でハイカウンタとローカウンタの両方
に設置することができる。

〔実施例〕

以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は本発明による窓口用紙幣取扱い装置の一実施例
を示す概略構成図である。

図において、１はハイカウンタ用顧客ユニット、２はロ
ーカウンタ用顧客ユニット、３は装置本体で、これらは
独立して形成されていて、各々以下の構成を有している
。

まず、ハイカウンタ用顧客ユニット１は上面にシャッタ
を有する紙幣の出入口４ｔ−有し、また内部には人出金
部５．入金分離部６．搬送路１及び取込部８等姑配置さ
れていて、更に下部所定位置に紙幣の送出口９と取込口
１０が設けられている。

ここで、人出金部５は顧客により出入口４から投入され
た紙幣を束の状態で取込んでそのまま入金分離部６へ送
ることができると共に、取込口１０から搬送路７により
搬送されてくる紙幣を集積することができ、かつ顧客が
取忘れた紙幣を取込部８に送込むことができる機構とし
て構成されている。

また、入金分離部６は前記入出金部５から送られてきた
紙幣をピックアップローラ、フィードローラ及びリバー
スロー２等により１枚ずつ分離して送出口９へ給送でき
るように構成されており、”更に搬送路７は紙幣を挾持
して回転する無端状のベルトとローラ等とにより構成さ
れている。

一方、ローカウンタ用顧客ユニット２は上面にシャッタ
を有する紙幣の出入口１１を有し、ま友内部には人出金
部１２．及び搬送路１３等が配置されていて、更に下部
所定位置には紙幣の送出口１４と取込口１５とが設けら
れている。

このローカウンタ用顧客ユニット２における人出金部１
２は前記ハイカウンタ用顧客ユニット１における人出金
部５と入金分離部６の機能を兼備させ友もので、すなわ
ち、顧客により出入口１１から投入された紙幣を束の状
態で取込んで、この取込んだ紙幣をピックアップローラ
、フィードローラ、及びリバースローラ等により１枚ず
つ分離して送出口１４へ給送できると共に、取込口１５
から搬送路１３により送られてくる紙幣を集積できるよ
うに構成されている。

また、搬送路１３は前記搬送路７と同様に紙幣を挾持し
て回転する無端状のベルトとローラ等とにより構成され
ている。

そして、装置本体３Ｖｃは、その一端上部に前記ハイカ
ウンタ用顧客ユニット１とローカウンタ用顧客ユニット
２のどちらもが装着可能な装着部１６が設けられており
、この装着部１６には送出口９゜１４に対応する取込口
１７と、取込口ｉｏ、ｉｓに対応する送出口１８が設け
られていて、装着部１６にハイカウンタ用顧客ユニット
１またはローカウンタ用顧客ユニット２を装着したとき
、送出口９または１４と取込口１７とが一致すると共に
、。

取込口１０または１５と送出口１８とが一致するように
なっている。

また、ハイカウンタ用顧客ユニット１とローカウンタ用
顧客ユニット２は装着部１６に装着したとき、後述する
ハイカウンタとローカウンタにそれぞれ一致するように
予じめ高さが定められている。

尚、装置本体３の他端上面にはテラー用人出金口１９が
設けられており、また装置本体３内にはテラー用人出金
口１９から投入された紙幣を１枚ずつ分離して送出する
出金部２０、テラー用入出金口１９から抜取られる紙幣
を集積する出金部２１、入金及び出金用の紙幣を図示し
ない搬送基準面に幅寄せする幅寄機構部２２、紙幣の入
出金に必要な各種の鑑別を行う鑑別部２３、万円と千円
と五千円の紙幣を金種別に収納する収納部２４〜２６、
これらの収納部２４〜２６に対する紙幣の補充。

回収を行うための補充回収ボックスと出金時におけるリ
ジェクト紙幣を収納するりジエクトボックスと人出金時
や紙幣回収時に損券紙幣を収納する損券ボックスとより
成る一括金庫２７、及び前記搬送路７，１３と同様に紙
幣を挾持して回転する無端状のベルトとローラ等により
構成・されていて前記各部間における紙幣の搬送を行う
搬送路２８、更にはこの搬送路２８を駆動するモータ２
９等が設けられている。

次に上述した構成の作用を第２図及び第３図により説明
する。

第２図において３０はハイカウンタで、このハイカウン
タ３０には前記ハイカウンタ用顧客ユニット１の出入口
４と対応する顧客口３１が設けられており、ま友同因に
おける３２はテラー操作用のキーボード、表示器、及び
伝票棚等が載置されるテラー机で、とのテラー机３２は
移動可能となっている。

更に、第３図において３３はローカウンタであり、この
ローカウンタ３３には前記ローカウンタ用顧客ユニット
２の出入口１１と対応する顧客口３４が設けられている
。

そこで、第２図に示すハイカウンタ３０に装置を設置す
る場合、まず装置本体３の装着部１６にハイカウンタ用
顧客ユニット１を装着する。装着したハイカウンタ用顧
客ユニット１は装置本体３の上面より上方に突出するの
で、テラー机３２を移動して退避させ、その後装置本体
３と共にハイカウンタ用顧客ユニット１をハイカウンタ
３０の下側へ押込み、顧客口３１と出入口４とを位置を
合わせて固定した後、前記テラー机３２を元に戻すこと
により設置が終了する。

人出金取引の動作については従来と同様に行われるので
、ここではその説明を省略するが、上述し友ように装置
本体３の装着部１６にハイカウンタ用顧客ユニット１を
装着し念とき、互いの送出口９と取込口１７、及び取込
口１０と送出口１８とがそれぞれ一致するので、ハイカ
ウンタ用顧客ユニット１の入金分離部６と装置本体３の
搬送路２８との間の入金紙幣の授受、及び該搬送路２８
とハイカウンタ用顧客ユニット１の搬送路７との間の返
却または出金紙幣の授受をスムーズに行うことができる
。

ま友、第３図に示すローカウンタ３３に装＃を設置する
場合は、装置本体３の装着部１ＢＩＣローカウンタ用顧
客ユニット２を装着すると、このローカウンタ用顧客ユ
ニツ°ト２の上面は装置本体３の上面と同一面となるの
で、その後装置本体３と共にローカウンタ用顧客ユニッ
ト２ｔ−ローカウンタ３３の下側へ押込み、顧客口３４
と出入口１１とを位置合わせして固定することにより設
置は終了する。

この場合も装置本体３の装着部１６にローカウンタ用顧
客ユニット２を装着したとき、互いの送出口１４と取込
口１７．及び取込口１５と送出口１８とがそれぞれ一致
するので、ローカウンタ用顧客ユニット２の人出金部１
２と装置本体３の搬送路２８との間の入金紙幣の授受、
及び該搬送路２８とローカウンタ用顧客ユニット２の搬
送路１３との間の返却ま友は出金紙幣の授受をスムーズ
に行うことができる。

尚、上述した実施例は紙幣の入金と出金の両方を行うこ
とができる人出金部について述べたものであるが、入金
または出金専用機についても適用できることは熱論であ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ハイカウンタ用とローカ
ウンタ用の２種の顧客ユニットとを装置本体と別個（形
成し、かつ装置本体にはこの２種の顧客ユニットを共通
して装着し得る装着部を設けると共に、該装着部にハイ
カウンタ用またはローカウンタ用の顧客ユニットを装着
したとき、装置本体と顧客ユニットとの間で紙幣の授受
が行える構造としているため、顧客ユニットをハイカウ
ンタ用またはローカウンタ用に交換するだけで、ハイカ
ウンタとローカウンタのいずれにも設置することが可能
な優れた窓口用紙幣取扱い装ａｔ実現できるという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による窓口用紙幣取扱い装置の一実施例
を示す概略構成図、第２因は第１図の装置ｔをハイカウ
ンタに設置した状態を示す側面図、第３図は第１図の装
Ｒ１−ローカウンタに設置し次状態を示す側面図である
。 １：ハイカウンタ用顧客ユニット　２：ローカウンタ用
顧客ユニット　３：装置本体　５，１２：人出金部　７
，１３，２８：搬送路　９，１４゜１８：送出口　ＩＱ
、１５，１７：取込口　１６：装着部　１９：テラー用
入出金口　２３：鑑別部　２４〜２６：収納部　２７：
一括金庫特許　出　願人　　沖電気工業株式会社グロー
リー工業株式会社 代理人　　弁理士　　金　倉　喬　二 第１図の襞直ｔローカクンタに設置し次状態の１１１１
ｉｏ！］凶輔　３　ロ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、顧客ユニットを窓口業務用のハイカウンタまたはロ
   ーカウンタに一致させて設置する窓口用紙幣取扱い装置
   において、 顧客ユニットをハイカウンタ用とローカウンタ用の２種
   とし、各々の顧客ユニットに、顧客による紙幣の投入と
   受取りの少なくとも一方を行わせる機構と、紙幣の送出
   口と取込口の少なくとも一方と、この送出口または取込
   口と前記手段との間で紙幣を搬送する手段とを設け、か
   つ、紙幣の各種の鑑別を行う鑑別部と、金種別に紙幣を
   収納する収納部、これら各部の間で紙幣を搬送する搬送
   路等を備えた装置本体に、前記２種の顧客ユニットを共
   通して装着し得る装着部を設けると共に、この装着部に
   前記送出口または取込口と対応する取込口または送出口
   の少なくとも一方を設けておき、 前記装置本体の装着部にハイカウンタ用またはローカウ
   ンタ用の顧客ユニットを装着したとき、互いの送出口と
   取込口とが一致して、装置本体と顧客ユニットとの間で
   紙幣の授受を行えるようにしたことを特徴とする窓口用
   紙幣取扱い装置。