JPH07317346A - 自動取引装置の設置構造及び店舗設備 - Google Patents

自動取引装置の設置構造及び店舗設備

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JPH07317346A
JPH07317346A JP11650894A JP11650894A JPH07317346A JP H07317346 A JPH07317346 A JP H07317346A JP 11650894 A JP11650894 A JP 11650894A JP 11650894 A JP11650894 A JP 11650894A JP H07317346 A JPH07317346 A JP H07317346A
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JP
Japan
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area
automatic transaction
customer
store
atm
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JP11650894A
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Tatsuo Murai
龍生 村井
Yukio Kuroiwa
幸雄 黒岩
Takashi Yamamoto
俊 山本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コミュニティー空間に対応可能で複数台の並
設設置でも視認性が良好な自動取引装置の設置構造と、
自動取引装置を備えた店舗設備を提供する。 【構成】 少なくとも3台以上のATM13を左右方向
に並設させ、内側に配置されるATM13を両端部に配
置されるATM13の先端部を結ぶ配置基準線より後方
に配置するとともに、少なくとも3台のATM13は、
顧客方向のATM13の顧客方向の中心線(垂直線)が
前方で交わるように配置する。コミュニティーエリア4
と、該コミュニティーエリア4の周囲に配置された通路
エリア5と、該通路エリア5の周囲に配置された玄関エ
リア6と業務エリア7とからなり、該業務エリア7は、
玄関エリア6から順に円弧状の配置の自動取引エリア
9、記帳エリア10、カウンターエリア11、相談エリ
ア12に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融・証券・生命保険
会社等に設置される自動取引装置の設置構造、及び該自
動取引装置を備えた店舗設備に係り、特に、コミュニテ
ィー空間の構築に良好な自動取引装置の設置構造、及び
店舗設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公平3−24203号公報及び特公平
3−24204号公報では、証券店舗のレイアウトに関
し、顧客側のロビースペースと銀行側のワークスペース
を隔てるカウンターを雁行型やV字型に配置することに
より顧客の混雑緩和や設備の有効利用に効果を発揮でき
る提案が開示されている。近年、金融・証券・生命保険
会社等では自動取引装置による省力化が進み、自動取引
装置を複数台設置した自動取引エリアを、前記従来例の
玄関に近接した狭いエリアの配置している。この自動取
引エリアは壁面に自動取引装置を並設したものであり、
この自動取引エリアには、ロビースペースが配置されて
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の技術革新によ
り、自動取引装置は多様な手続を簡単に操作できるよう
になってきている。これにともない自動取引エリアのス
ペースは益々拡張され、従来スペースをとっていたカウ
ンター業務が縮小される傾向にある。一方、金融・証券
・生命保険会社等の店舗は、単なる一業務空間から、公
共設備としてのコミュニティー空間としての役割が重要
視されている。しかし、従来の自動取引エリアは直線的
な壁面に多数の自動取引装置を並設するため、何の自動
取引装置が取扱い中なのか、あるいは何の取引ができる
のか確認しずらかった。また、コミュニティー空間とし
ての重要な役割を果たすロビースペースがカウンターエ
リアに近接して配置されているため、玄関に近くカウン
ターエリアには遠い自動取引エリアの利用客には前記ロ
ビースペースが使いにくかった。また同様に、相談エリ
アの利用客にも前記ロビースペースが利用しずらかっ
た。本発明は前記課題を解決するためになされたもので
あり、その目的は、コミュニティー空間に対応可能で複
数台の並設設置でも視認性が良好な自動取引装置の設置
構造を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、コミュニティー空間に対応可能な自動取引装置を備
えた店舗設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するために、少なくとも3台以上の自動取引装置を
左右方向に並設させ、内側に配置される自動取引装置を
両端部に配置される自動取引装置の先端部を結ぶ配置基
準線より後方に配置するとともに、少なくとも3台の自
動取引装置は、顧客方向の自動取引装置の顧客方向の中
心線が前方で交わるように、あるいは隣接する自動取引
装置の顧客方向の直行する中心線との成す顧客側の角度
が180度未満になるように配置する。また、並設配置
さた複数台の自動取引装置と、前記フロントパネルと連
続して、あるいは前記自動取引装置の操作面を露出して
店舗壁面を構成する店舗内パネルとから構成してもよ
い。この際、複数台の自動取引装置を略円弧状に配置し
たり、店舗壁面を円弧状に形成してもよい。
【0005】本発明においては、他の目的を達成するた
めに、少なくとも複数の顧客用ベンチを備えたコミュニ
ティーエリアと、該コミュニティーエリアの周囲に配置
された通路エリアと、該通路エリアの周囲に配置された
玄関エリアと業務エリアとからなり、該業務エリアは、
玄関エリアから順に以下のエリアを配置する。 (1)少なくとも3台以上の自動取引装置を左右方向に
並設させ、内側に配置される自動取引装置を両端部に配
置される自動取引装置の先端部を結ぶ配置基準線より後
方に配置するとともに、少なくとも3台の自動取引装置
は、顧客方向の自動取引装置の顧客方向の中心線が前方
で交わるように配置されている自動取引エリア (2)顧客が帳票類を記帳する記帳エリア (3)帳票類を受けて自動取引装置で処理しきれない手
続業務を行うカウンターエリア (4)相談カウンターを備えた相談エリア この場合、店舗の中央付近に配置されるコミュニティー
エリアを中心として、該コミュニティーエリアの円周上
に業務エリアを配置してもよい。
【0006】また、自動取引エリアは、顧客に正対する
フロントパネルを備え、並設配置さた複数台の自動取引
装置と、前記フロントパネルと連続して店舗壁面を構成
する店舗内パネルとから構成し、該店舗壁面を円弧状に
形成してもよい。また、相談エリアの相談カウンター
を、接客者が執務を行う上面形状が略長方形状の執務ス
ペースと、該執務スペースの片側に接客者側に屈折した
上面形状が略円形のミーティングスペースと、該ミーテ
ィングスペースの略中央に回転自在に配置されるデイス
プレイとから構成してもよく、この場合、円形状のミー
ティングスペースを構成する周囲のテーブルリングが着
脱自在にしてもよい。また、コミュニティーエリアに、
座面部と背当部とからなり、前記背当部は上面形状が正
方形状1つの角部を座面部によって切り欠かかれ、該切
り欠かかれた角部と対角線上に位置する直角の角部の両
側に均等な平滑面を備えた複数の顧客用ベンチを配置し
てもよい。
【0007】
【作用】本発明によれば、並設される自動取引装置は、
左右の外側に配設される自動取引装置の先端を結ぶ直線
よりも内側の自動取引装置は後方に配設される。また、
顧客方向の自動取引装置の顧客方向の中心線が前方で交
わるように、あるいは隣接する自動取引装置の顧客方向
の直行する中心線との成す顧客側の角度が180度未満
になるように配置することにより、自動取引装置の正面
を顧客側に向けるようにすることができる。また、並設
配置さた複数台の自動取引装置と、前記フロントパネル
と連続してあるいは前記自動取引装置の操作面を露出し
て店舗壁面を構成する店舗内パネルとから構成し、更
に、複数台の自動取引装置を略円弧状に配置したり、店
舗壁面を円弧状に形成することにより、自動取引装置を
店舗環境に調和させることができる。
【0008】また、本発明によれば、コミュニティーエ
リアの周囲に通路エリアを配置し、該通路エリアの周囲
に玄関エリアと業務エリアを配置することにより、業務
エリアの利用客が通路エリアを挟んでコミュニティーエ
リアを利用することができ、更に、該業務エリアは、玄
関エリアから順に、自動取引装置がコミュニテーエリア
側に向くように配置された自動取引エリア、記帳エリ
ア、カウンターエリア、及び相談エリアに配置されるの
で、利用客の利用頻度に対応した業務エリアの配置とす
ることができ、しかも自動取引装置の正面(利用状況)
をコミュニティーエリアから容易に確認することができ
る。この場合、店舗の中央付近に配置されるコミュニテ
ィーエリアを中心として、該コミュニティーエリアの円
周上に業務エリアを配置することにより、各業務エリア
の利用客は等距離でコミュニティーエリアを利用するこ
とができる。
【0009】また、自動取引エリアを、顧客に正対する
フロントパネルを備え、並設配置さた複数台の自動取引
装置と、前記フロントパネルと連続して店舗壁面を構成
する店舗内パネルとから構成し、更に、該店舗壁面を円
弧状に形成することにより、自動取引装置を店舗環境に
調和させることができる。また、相談エリアの接客カウ
ンターを、接客者が執務を行う上面形状が略長方形状の
執務スペースと、該執務スペースの片側に接客者側に屈
折した上面形状が略円形のミーティングスペースと、該
ミーティングスペースの略中央に回転自在に配置される
デイスプレイとから構成することにより、1つのデイス
プレイを執務スペースとミーティングスペースで兼用さ
せることができるとともに、円形状のミーティングスペ
ースを構成する周囲のテーブルリングを着脱自在とする
ことにより、カウンターエリアやバックオフイスエリア
でも利用することができる。また、コミュニティーエリ
アに、座面部と背当部とから構成され、前記背当部を上
面形状が正方形状1つの角部を座面部によって切り欠か
かれ、該切り欠かかれた角部と対角線上に位置する直角
の角部の両側に均等な平滑面を備えた複数の顧客用ベン
チを配置して、該平滑面を介して顧客用ベンチを連結さ
せることにより、等間隔で、連結された顧客用ベンチが
向き合うことのないレイアウトをとることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る自動取引装置の設置構
造、及び店舗設備の実施例を図1から図19を参照して
詳細に説明する。なお、図1〜図19における部材、部
位、矢印で同一あるいは均等のものは、同一符号をもっ
て示し、重複した説明は省略する。図1から図17は本
発明の係る銀行店舗の一実施例を示したものである。先
ず、図2に示す店舗設備の平面レイアウト図において、
本実施例に係る銀行店舗の概略配置を説明する。図にお
いて、符号1で総括的に示すのは略円形状のフロアー2
と、該円形状のフロアー2と1の角をラップする矩形状
のフロアー3とから成る銀行店舗である。この銀行店舗
1は顧客と行員が主に作業する空間を図示したものであ
り、金庫フロアーや行員の控室等を省略している。した
がって、必ずしも銀行店舗1の建物外観形状が円柱と角
柱の組合せ形状を成すものではなく、他の建物内に設置
してもよい。
【0011】銀行店舗1は、円形状のフロアー2の中央
付近に配置されるコミュニティーエリア4と、該コミュ
ニティーエリア4の周囲に配置された通路エリア5と、
該通路エリア5の周囲に配置された玄関エリア6と業務
エリア7、及び矩形状のフロアー3に配置されるバック
オフィース8とから構成される。ここで、本実施例で
は、フロアー2の直径を16m、コミュニティーエリア
4の直径を8.8m、フロアーの天井の高さを2.7m
に設定している。
【0012】前記業務エリア7は、複数の現金自動預入
支払機13(以下ATMという)が配置される自動取引
エリア9と、顧客が帳票類を記帳する記帳エリア10
と、前記帳票類を受けてATM13では処理しきれない
手続業務を行員が顧客と接客して手続するカウンターエ
リア11と、相談カウンター14を備えて顧客との商談
や相談を行う相談エリア12とから構成される。そし
て、自動取引エリア9と記帳エリア10とカウンターエ
リア11と相談エリア12は、玄関エリア6から順に配
置される。
【0013】また、コミュニティーエリア4は、周囲の
通路エリア5とフロアーの色彩を変えて形成される略円
形状のエリアであり、中央のベンチ組込型ベンディング
マシーン15と、その周囲に配置される複数の顧客ベン
チ16を備えている。なお、本実施例ではコミュニティ
ーエリア4と誘導通路エリア5をフロアーの色彩で分離
しているが、両エリア間に段差を設けたり、じゅうたん
の有無や花壇等を設けて分離してもよく、この際、コミ
ュニティーエリア4から業務エリア7を目視でき、かつ
コミュニティーエリア4と通路エリア5の出入りが簡単
に出入りできればよい。
【0014】通路エリア5は、フロアーの色彩を変える
ことにより、円周方向に3分割されており、外側に玄関
エリア6から入る顧客を自動取引エリアに誘導する自動
取引誘導通路5a、中側に玄関エリア6から入る顧客を
記帳エリア10とカウンターエリア11に誘導するカウ
ンター誘導通路5b、内側に玄関エリア6から入る顧客
を相談エリア12に誘導する相談誘導通路5cとしてい
る。ここで、本実施例では、自動取扱エリア9側に前記
3つの誘導通路が設けられ、コミュニティーエリア4を
挟んで対角線上に位置する相談エリア12側には1つの
誘導通路が設定されるために、コミュニティーエリア4
は相談エリア12側に片寄って配置している。
【0015】玄関エリア6は、階段6aとスロープ6b
とを備え、自動扉6cを介して通路エリア5と連絡され
ている。17はサインボードであり、自動扉6cの前面
で通路エリアとコミュニティーエリア4の間に設置さ
れ、玄関エリア6から入る顧客を業務エリア7に導くも
のである。また、サインボード17の案内表示は、通路
エリア5の3分割されたフロアーの色彩に合わせた色彩
としており、入店した顧客はサイボードの誘導に促され
て、自動取引エリア9の利用客は矢印a、カウンターエ
リア11の利用客は矢印b、相談エリア12の利用客は
矢印cに沿って各エリアに誘導される。更にサインボー
ド7の背丈を120mm程度とすることにより、玄関エ
リア6から入る顧客が一見して店内を把握しやすくして
いる。記帳エリア10はハイカウンター18を備えてお
り、該ハイカウンター18に必要な帳票類と筆記用具等
が配置されている。カウンターエリア11は接客カウン
ター19と仕切台20等を介してバックオフイスエリア
8と分離されている。相談エリア12はハイパーティシ
ョン21を介して他のエリアと分離されている。
【0016】バックオフイスエリア8は、銀行内の具体
的な実務を行うエリアであり、矩形状の一角部分をカウ
ンターエリア11とし、対角線上の一角部分に監視及び
本店との連絡用の大型デイスプレイ22、中央に監視用
カウンター23、該監視用カウンター23の両側に管理
者用カウンター24と応接室25が配置されている。2
6は、相談エリア12と玄関エリア6間に配置される大
型デイスプレイであり、コミュニティーエリアの顧客に
テレビ映像や環境映像等の各種映像情報を提供するもの
である。
【0017】本実施例に係る銀行店舗1は夜間や休日の
時間帯において自動取引エリア9を利用可能とするため
に、シャッター等の分離手段を介して、2つの分離方法
で銀行店舗1内を分離できるようにしている。1つは、
自動取引エリア9のみを顧客に開放するものであり、自
動取引誘導通路5aとカウンター誘導通路5bの分離線
Xに沿ってシャッタを設けるものであり、他の1つは、
自動取引エリア9とコミュニティーエリア4を顧客に開
放するものであり、点線で示す分離線Yに沿ってシャッ
タを設けるものである。顧客の利用状況により上記2つ
の分離方法を使いわけることができる。
【0018】次に、図1、図3から図9において、本実
施例に係るATM13の設置構造を説明する。図1は利
用客の動作説明図、図3はATM13の配置概念図、図
4は外観図、図5は正面図、図6は図5に示すA−A’
断面図、図7は図5に示すB−B’断面図、図8は保守
点検作業の説明図である。図1は、自動取引エリア9の
概要を示すもので、ATM13は、3台以上が左右方向
に並設される。設置される各ATM13の先端部を結ぶ
軌跡49は弧状の線を形成する。したがって、外側に配
設されるATM13を結ぶ直線49aに対して内側に配
設されるATM13の先端部は後退した位置となる。そ
して、図3にも示すように、各ATMの顧客方向の中心
線(ATMの前面に対する垂直線)28は前方で交わる
こととなる。図3において、自動取引エリア9に設置さ
れたATM13は、操作時に顧客が正対するフロントパ
ネル27を備えており、該フロントパネル27に対する
上面からみた垂直線28が顧客が位置する前方の一点P
(以下交点という)で交わるように設置されている。前
記交点Pはコミュニティーエリア4の中心と略一致する
ものであり、該コミュニティーエリア4に居る顧客から
総てのATM13を均等にみることができる。なお、フ
ロントパネル27は、操作時に顧客が正対する「面」で
あり、ATM13の顧客側に向くATM13の筐体面で
ある。また、垂直線28は顧客方向のATM13の中心
線と一致させている。
【0019】図4から図7において、ATM13は、直
方体の前面上部を側面からみて(図6参照)L字状に切
欠き、該L字状部29の略水平面の手前にタッチパネル
付表示部30、略水平面の後方にコイン口31と紙幣口
32を備え、前記L字状部29の垂直面の中央にカード
口33と通帳口34、垂直面の上方に取扱い表示部35
を備えている。この構造により、顧客は前記L字状部2
9に配置されるタッチパネル付表示部30を介して操作
することができる。本実施例に係るATM13では、前
記フロントパネル27は前記L字状部29と該前記L字
状部29の下方に形成される筐体面である。
【0020】また、ATM13は、前記L字上部29に
配置される前記各種操作・確認表示手段を露出するよう
にATMブース36に埋め込まれて設置される。ATM
ブース36は前面を構成する前壁面36aが店舗の壁面
を構成するように形成されるものであり、該前壁面36
aは交点Pを中心とする円弧面で形成される。本実施例
ではこの円弧面の半径を7mとしている。また、前記前
壁面36aには床面からの高さH1の位置に高さH2で
横幅W1の窓37がピッチW2の等間隔で形成されてい
る。本実施例では、H1を80cm、H2を130c
m、W1を60cm、W2を90cmに設定している。
なお、W2は隣接する前記垂直線28の角度αに7.5
度に設定される。
【0021】また、窓37は上部正面形状をアーチ形状
とするとともに、断面形状を階段状に形成して、前記前
壁面36aより一段奥まって形成される取扱い表示部3
8に連続している。この取扱い表示部38はアクリル板
に形成されたヌキ文字を後方に設けた光源と反射板でバ
ックライトすることにより、前記ヌキ文字を浮き上がら
せるものである。なお、前記取扱い表示部38はATM
13に設けた取扱い表示部35の表示内容を拡大して表
示するものである。また、窓37の下端には前方に突出
するテーブル面39が配置される。テーブル面39は、
前記タッチパネル付表示部30を露出させる開口部40
が設けられ、隣接する他のテーブル面39と左右に連続
して設置される。更に、前記テーブル面39の上方で、
前記取扱い表示部38の下方には開口部41が形成さ
れ、該開口部41を介してATM13の前記L字状部2
9の垂直面と略水平面の後方に設けたコイン口31と紙
幣口32を露出させる。この際、取扱い表示部38はL
字状部29の垂直面と連続した垂直面を構成する。
【0022】また、窓37の下方には着脱自在なメンテ
ナンス用前壁面36bが設けられ、ATM13を前面か
らメンテナンスする際に使用するようにしている。ま
た、41は隣接する窓37間に設けられたパーティーシ
ョンであり、42はインターホンである。本実施例に係
るATMブース36は、2つの照明装置を備えている。
1つは隣接する窓37間に設けられた壁面照明装置43
であり、他の1つは窓37内の両側に設けられた照明装
置44である。
【0023】この照明装置44を図7で説明する。図に
おいて、照明装置44は、窓37内の両側の内壁に、前
記開口部41と略同じ高さを備えて設けられる照明カバ
ー45と、該照明カバー45の内側に設けられる光源4
6と反射板47とから構成される。この照明装置44に
よれば、実際にATM13を操作する利用者Aにおいて
は手元照明としての機能をはたし、利用者Aの両側に位
置する第三者Bには照明装置44からの光がタッチパネ
ル付表示部30に反射するので、この反射光でタッチパ
ネル付表示部30の表示内容を判読することができなく
することができるので、秘密保護に効果がる。
【0024】次に、図1に示す動作説明図において、A
TM13の使用状態を説明する。自動取引誘導通路5a
は、玄関エリア6側に広い空間を形成しており、混雑時
にATM13の利用客が整列して順番待ちできるように
なっている。このため、他の業務エリア7の利用客は誘
導通路を塞がれることなく目的のエリアにゆくことがで
きる。図1は、前記混雑時の状態を示している。図中、
48は従来の直線的なATM13の配置線、49は本実
施例に係る円弧状のATM13の配置線を示している。
49aは両端部に配置されるATM13の先端部を結ぶ
配置基準線、28は顧客方向のATM13の中心線であ
る。配置線49は、配置基準線49aより後方(外側)
に位置する内側の複数のATM13の先端部の位置を円
弧で示したものである。本実施例に係る円弧状のATM
13の配置によれば、ATM13は奥に行くにしたがっ
てATM13の正面を順番待ちの利用者に向けるように
通路エリア5側に張出して配置されるので、ATM13
の状況確認の視野角θ2を従来の直線的な配置線48上
に配置されるATM13の状況確認の視野角θ1より広
くすることができる。このため、順番待ちの利用者は、
自動取扱エリア9の利用状況を容易に把握することがで
きるから、開いているATM13を容易に発見して利用
できるので、ATM13の利用率を向上して順番待ち時
間を短縮することができる。なお、本実施例では、AT
M13を円弧状に配置したが、少なくとも3台以上のA
TM13を左右方向に並設させ、内側に配置されるAT
M13を両端部に配置されるATM13の先端部を結ぶ
配置基準線49aより後方に配置するとともに、少なく
とも3台のATM13は顧客方向のATM13の中心線
28aが前方で交わるようにすれば同様の効果がある。
【0025】また、本実施例に係る円弧状のATM13
の配置によれば、保守点検作業を向上させることができ
る。図8は保守点検作業を説明するものである。図中、
S3は本実施例に係る円弧配置のATM13の作業エリ
アであり、S4は従来の直線的な配置の作業エリアであ
る。円弧状の配置によれば、バックスペースの各ATM
13間が広くなるため、オペレータM1がATM13の
後方扉を開け、中のメカを引き出してメンテナンスを行
う場合に、従来の作業エリアS4より作業エリアS3を
広くすることができる。特に、隣接配置されるATM1
3の間に入って引き出されたATM13のメカを両サイ
ドから保守点検作業する場合の作業性を向上させること
ができる。
【0026】一方、ATM13の利用者Aは、隣接する
利用者の目線Z1、Z2、Z3を、従来の並行なものか
ら目線方向に開いているので、無意識に視野範囲に入る
隣の作業の視覚ノイズを軽減させることができる。次
に、相談エリア12で使用する相談カウンター14につ
いて説明する。この相談カウンター14は、バックオフ
ィース8で使用する管理者用カウンター24と、カウン
ターエリア11で使用する接客カウンター19に対応可
能なものである。図9、図10は接客カウンターの外観
図、図11は相談カウンターの使用説明図である。
【0027】図9及び図10において、相談カウンター
14は、天板50と、該天板を両側下部で支持する板状
脚部51と、円柱状脚部52と、前記天板50に取付け
られるデイスプレイ53と、該デイスプレイ53にコー
ドを介して接続されるキーボード54から構成される。
前記天板50は、接客者が執務を行う上面形状が略長方
形状の執務スペース55と、該執務スペース55の片側
に接客者側に屈折した上面形状が略円形のミーティング
スペース56とから構成される。ミーティングスペース
56は、前記執務スペース55と一体的に形成される基
部56aと、該基部56aの周囲に着脱自在に取り付け
られる透明なテーブルリング56bとから構成される。
ここで、前記テーブルリング56bは、基部56aの縁
部周囲に形成される係合溝57aにテーブルリング56
bの内側に形成される係合リブ57bを挿入させ、図示
しないネジで固定することにより、基部56aに着脱自
在に取付けられる。本実施例では、天板50の奥行きW
10を65cm(基部56aの奥行きと同じ)、横幅L
10を200cm、高さH10を70cm、ミーティン
グスペース56の直径R10を100cmとしている。
【0028】また、前記デイスプレイ53は、前記ミー
ティングスペース56の中心Q1より執務スペース56
側のQ2の位置に回転自在に配置され、円柱状脚部52
の内部と床下配線される接続コードを介してホストコン
ピュータと接続され、キーボード54とともに、各種の
情報を入出力する端末機を構成する。本実施例に係る相
談カウンター14によれば、テーブルリング56bを取
付けるか否かで2つの使用形態をとることができる。こ
の使用形態を図11で説明する。
【0029】図11の(a)、(b)はテーブルリング
56bを取付けた状態を示す。(a)の執務時は、ミー
ティングスペース56に設けたディスプレイ53を執務
者P1の方向に向け、キーボード54や他の入力装置
(例えばマウス)操作して情報の入出力しながら、執務
位置を移動させることなく、執務スペース55で執務を
行うことができる。また(b)のミーティング時は、デ
ィスプレイ53をミーティングスペース56側に回転さ
せ、該ディスプレイ53の情報を執務者P1が操作しな
がら、その内容を確認しながら顧客C1や他のパートナ
ーP2とミーティングを行うことができる。したがっ
て、このテーブルリング56bを取付けた使用形態で
は、執務とミーテイングを行う必要のある作業エリアに
設置することにより効果的な利用を図ることができる。
本実施例に係る銀行店舗1では、相談エリア12の相談
カウンター14の他バックオフィースエリア8でも使用
している。
【0030】また、図11の(c)はテーブルリング5
6bを取外した状態を示す。この状態では、行員P1と
顧客P2とを仕切る役目をはたすローカウンターとし使
用することができる。この場合、執務スペース55を挟
んで行員と顧客が位置し、デイスプレイ53を行員と顧
客双方に見える位置に回転させることにより、執務スペ
ース55におかれる書類とデイスプレイ53から得られ
る情報を確認しながらカウンター業務を行うことができ
る。また、基部56aは資料を置いたり、マウスを使用
する場合のスペースとして、あるいは、パーティション
として利用することができる。本実施例に係る銀行店舗
1では、カウンターエリア11に配置される接客カウン
タ19として使用しているが、バックオフィースエリア
8内でミーテイングの頻度が少ない業務にたずさわる執
務デスクとして使用することができる。
【0031】次に、図12において、カウンターエリア
11を説明する。カウンターエリア11には、図11の
(c)で説明した接客カウンター19と、仕切台20
と、左右仕切板58と、ローパーティション59とが連
続して配置され、顧客がバックオフィスエリア8内に入
らないように仕切っている。仕切台20は銀行のマスコ
ットやその他案内表示等を置くスペースであり、執務を
行う接客カウンター19に視覚ノイズとなるものを置か
ないようにすることができる。また、左右仕切板58は
隣合う接客カウンター19の目隠しとなるものである。
【0032】次に、図13において、相談エリア12を
説明する。相談エリア12には、図11の(a)、
(b)の相談カウンター14とハイカウンター18とで
構成される。相談カウンター14はコミュニティーエリ
ア4側に長手方向のミーティングスペース56側を向け
るように配置され、この相談カウンター14を包込むよ
うに円弧状のハイカウンター18が設置される。この相
談エリア12では、行員は通常顧客が訪れないときは、
執務を行っているが、顧客が訪れたときは行員と顧客双
方に見やすい位置にデイスプレイ53を回転させ商談や
相談等を行うことができる。特に商談のときは、机を挟
んで行うよりは、顧客と隣合う(斜向かい)ようにする
と効果的である。また、この相談エリア12によれば、
執務スペースと顧客スペースがひとつになっているの
で、行員はわざわざ商談室に行く必要がなく時間の効率
化が図れる。
【0033】次に、図14において、バックオフィース
エリア8内に設置された監視用カウンター23を説明す
る。この監視用カウンター23は、左右対称な前記相談
カウンター14を2個組合せた構成をとり、前記大型デ
イスプレイ22の前面に配置され、店内の監視や本店と
の連絡等を行う。この監視用カウンター23によれば、
個人用のデイスプレイ53が、片側に配置されるので、
一般執務時はもちろん、大型デイスプレイ22を見る時
も、前記デイスプレイ53が邪魔になることがない。ま
た、執務カウンターにミーティングスペース56が設け
られているので、簡単なミーティングが行え、かつ大型
デイスプレイ22を使った会議も同時に行うことができ
る。なお、大型デイスプレイ22はバックオフィースエ
リア8の角部に設置されているので、角部両側の壁面が
大型デイスプレイ22の視野角と略一致させることがで
きるので、バックオフィースエリア8内の何れの位置で
も大型デイスプレイ22の情報を得ることができ、しか
もデッドスペースの少ないオフィース環境をとることが
できる。
【0034】次に、図15は、コミュニティーエリア4
内に配置されるベンチ組込型ベンディングマシーン15
の外観図である。図において、このベンチ組込型ベンデ
ィングマシーン15はコミュニティーエリア4の中心に
配置され、中央のリング状の背もたれ60と、該背もた
れ60の周囲に配置されるリング状の座面部61と、該
座面部61の一部に設けられるベンディングマシーン6
2とから構成される。前記ベンディングマシーン62
は、エレベータ機構のテーブル62aが設けられ、操作
スイッチ62bの選択により、顧客にお茶やコーヒー等
のサービスを行うことができる。また、背もたれ60の
中央には円形の開口部63が形成されるので、該開口部
63に植木を配置することにより、店舗内の環境を良好
にすることができる。
【0035】次に、図16と図17は、コミュニティー
エリア4内に配置される顧客ベンチ16の外観と配置図
を示したものである。本実施例に係る顧客ベンチ16
は、円柱状の座面部64と、略柱状の背当部65とから
なり、前記背当部64は上面形状が正方形状の1つの角
部を前記座面部65によって切り欠かかれ、該切り欠か
かれた角部と対角線上に位置する直角の角部の両側に均
等な平滑面65aを備えた構成としている。この顧客用
ベンチ16によれば、公共空間に適したベンチを提供す
ることができる。一般に、人間は各自のテリトリーを持
って生活しており、そのテリトリーを犯されたくないと
いう意識を持っている。このテリトリの保持を優先させ
ると、単体置きの当間隔の配置がよい反面、この配置で
は隣人とのコミュニケーションはとりにくくなる。一
方、コミュニケーションを優先させると、現在銀行にお
いてある長椅子がよいが、一人で訪れることの多い銀行
では両端に人が座ると中央に座りにくい現状がある。
【0036】そこで、本実施例に係る顧客用ベンチ16
によれば、図7の(a)のように、単体の配置では肘掛
の付いたベンチとして利用することができる。また、図
(b)のように、平滑面65aを接触させる形で2個連
結すれば、隣合う人は90度の角度で目線をずらすこと
も、あるいは、横を向くことにより話し合うこともでき
る。また、図(c)のように平滑面65aを介して斜め
に連結するば、隣合う人は並行な目線である程度の距離
を持った個人個人のベンチに座ることができ反面、横を
向けば隣の人と容易に話すことができる。同様に、図
(d)のように平滑面65aを介して4個の閉じた配置
にすれば、隣合う人は90度の角度で目線をずらすこと
も、あるいは、横を向くことにより話し合うこともでき
る。このように、本実施例に係る顧客用ベンチ16によ
れば、各自のテリトリーと隣人とのコミュニケーション
が両立する多様なレイアウトを簡単に行うことができ
る。
【0037】図18は、本発明に係る自動取引装置の設
置構造の他の実施例を示す自動取引装置の配置概念図で
ある。本発明に係るATM13の設置構造では、顧客に
正対するフロントパネル27を備えたATM13を複数
台並設させ、上面からみた前記フロントパネル27に対
する垂直線28が顧客側で交わる自動取引装置を少なく
とも3台配置していばよく、図18に示す他の実施例で
も同様な効果を得ることができる。
【0038】図のaは、自動取引エリア9に設置される
複数のATM13の垂直線28が成す角度θ3を均等に
して、ATMブース36の前壁面36aを等角度の多角
形状に形成したものである。図のbは、自動取引エリア
9に設置される複数のATM13の垂直線28が成す角
度θ4、θ5を異なる角度にして、ATMブース36の
前壁面36aを等角度の多角形状に形成したものであ
る。図のcは、自動取引エリア9に設置される複数のA
TM13の垂直線28が並行なATM13の配置と、前
方で交わるATM13の配置を組合せ、ATMブース3
6の前壁面36aを連続した面で形成したものである。
【0039】図19は本発明に係る店舗設備の他の実施
例を示す平面レイアウト図である。図2に示す実施例で
はフロアー2を円形状としたが、図19に示すように、
平面形状を角に大きな丸みを付けた略楕円形状として
も、フロアー2の中央付近に配置されるコミュニティー
エリア4と、該コミュニティーエリア4の周囲に配置さ
れた通路エリア5と、該通路エリア5の周囲に配置され
た玄関エリア6と、ATMエリア7と、記帳コーナー1
0と、業務エリア11を配置すれば、同様な効果を得る
ことができる。
【0040】図20及び図21は、本発明に係る他の自
動取引装置の設置構造機を示したものである。図20及
び図21において、この実施例に係る自動取引装置は、
店舗内のフロアーに独立して設置されるブース一体型A
TM66であり、ATM本体67と、該ATM本体67
の両側面と背面と上面をカバーする化粧パネル68とか
ら構成される。ATM本体67は、上面が略フラットな
矩形状とするテーブル筐体69とし、該テーブル筐体を
69を下面後方で指示する本体筐体70とから構成さ
れ、側面からみて、テーブル筐体69が前方に張り出す
ように構成される。テーブル筐体69の上部は下部より
一回り小さく形成されたテーブル面71が形成され、該
テーブル面71の前部にタッチパネル付表示部30、後
側に金銭取扱口72を配置している。
【0041】ブース一体型ATM66は銀行店舗内にお
いて、図21のように、円弧状に配置される。図におい
て、複数のブース一体型ATM66を左右方向に並設さ
せ、内側に配置されるブース一体型ATM66を両端部
に配置されるブース一体型ATM66の先端部を結ぶ配
置基準線より後方に配置するとともに、少なくとも3台
のブース一体型ATM66は、顧客方向のブース一体型
ATM66の顧客方向の垂直線(中心線)28が前方で
交わるように配置する。本実施例では、ブース一体型A
TM66は円弧状に配置されるので、各垂直線(中心
線)28は交点Pで交わり、また、隣接するブース一体
型ATM66の顧客方向に直行する中心線との成す顧客
側の角度Θ6は180度未満と成る。
【0042】以上述べたように、本実施例に係るブース
一体型ATM66によれば、化粧パネル68は、ATM
本体67の周側と上面をカバーし、着脱自在に取付けら
れるので、該化粧パネル68を店舗のインテリア部材と
共通させる等して、ATM本体67を変更することな
く、多様な店舗展開が図れる。更に、ブース一体型AT
M66の周側面は化粧パネル68により円形状にカバー
されるので、何れの方向からみられても、デザインされ
た形態とすることができる。更に、従来のように、壁面
を背負って配置する必要がないので、壁面を見ながら操
作しなければならない閉鎖感を軽減して開放感を得るこ
とができる。しかも、ブース一体型ATM66は上面に
広いフラットなテーブル面が形成されるので、手荷物な
どを置くことができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、コミュニティー空間に
対応可能で複数台の並設設置でも視認性が良好な自動取
引装置の設置構造とすることができる。また、本発明に
よれば、コミュニティー空間に対応可能な自動取引装置
を備えた店舗設備とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動取引装置の設置構造を示す利
用客の動作説明図。
【図2】本発明に係る店舗設備の平面レイアウト図。
【図3】本発明に係る自動取引装置の設置構造を示す自
動取引装置の配置概念図。
【図4】本発明に係る自動取引装置の設置構造を示す外
観図。
【図5】本発明に係る自動取引装置の設置構造を示す正
面図。
【図6】図5に示すA−A’断面図。
【図7】図5に示すB−B’断面図。
【図8】本発明に係る自動取引装置の設置構造を示す保
守点検作業の説明図。
【図9】本発明に係る店舗設備を示す接客カウンターの
外観図。
【図10】本発明に係る店舗設備を示す接客カウンター
の外観図。
【図11】本発明に係る店舗設備を示す接客カウンター
の使用説明図。
【図12】本発明に係る店舗設備を示すカウンターエリ
アの説明図。
【図13】本発明に係る店舗設備を示す相談エリアの説
明図。
【図14】本発明に係る店舗設備を示すバックオフィー
スエリアの説明図。
【図15】本発明に係る店舗設備を示すコミュニティー
エリア内に配置されるベンチ組込型ベンディングマシー
ンの外観図。
【図16】本発明に係る店舗設備を示すコミュニティー
エリア内に配置される顧客用ベンチの外観図。
【図17】本発明に係る店舗設備を示すコミュニティー
エリア内に配置される顧客用ベンチの配置図。
【図18】本発明に係る自動取引装置の設置構造の他の
実施例を示す自動取引装置の配置概念図。
【図19】本発明に係る店舗設備の他の実施例を示す平
面レイアウト図。
【図20】本発明に係る自動取引装置の設置構造の他の
実施例を示す自動取引装置の外観図。
【図21】本発明に係る自動取引装置の設置構造を示す
平面レイアウト図。
【符号の説明】
1 銀行店舗 2 略円形状のフロアー 3 矩形状のフロアー 4 コミュニティーエリア 5 通路エリア 6 玄関エリア 7 業務エリア 8 バックオフィースエリア 9 自動取引エリア 10 記帳エリア 11 カウンターエリア 12 相談エリア 13 ATM 14 相談カウンター 16 顧客ベンチ 19 接客カウンター 23 監視用カウンター 27 フロントパネル 28 垂直線(中心線) 29 L字状部 30 タッチパネル付表示部 36 ATMブース 36a 前壁面 37 窓 39 テーブル面 40 開口部 41 開口部 44 照明装置 48 直線的なATM13の配置線 49 円弧状のATM13の配置線 50 天板 53 デイスプレイ 55 執務スペース 56 ミーティングスペース 56a 基部 56b テーブルリング P 交点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 19/00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3台以上の自動取引装置を左
    右方向に並設させ、内側に配置される自動取引装置を両
    端部に配置される自動取引装置の先端部を結ぶ配置基準
    線より後方に配置するとともに、少なくとも3台の自動
    取引装置は、自動取引装置の顧客方向の中心線が前方で
    交わるように配置していることをことを特徴とする自動
    取引装置の設置構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも3台以上の自動取引装置を左
    右方向に並設させ、内側に配置される自動取引装置を両
    端部に配置される自動取引装置の先端部を結ぶ配置基準
    線より後方に配置するとともに、少なくとも3台の自動
    取引装置は、隣接する自動取引装置の顧客方向の直行す
    る中心線との成す顧客側の角度が180度未満になるよ
    うに配置されていることをことを特徴とする自動取引装
    置の設置構造。
  3. 【請求項3】 自動取引装置に顧客に正対するフロント
    パネルを備え、該フロントパネルと連続して店舗壁面を
    構成する店舗内パネルを備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の自動取引装置の設置構造。
  4. 【請求項4】 自動取引装置に顧客に正対するフロント
    パネルを備え、前記自動取引装置の操作面を露出して連
    続した店舗壁面を構成する店舗内パネルを備えたことを
    特徴とする請求項1または2記載の自動取引装置の設置
    構造。
  5. 【請求項5】 複数台の自動取引装置が略円弧状に配置
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の自
    動取引装置の設置構造。
  6. 【請求項6】 店舗壁面が円弧状に形成されていうこと
    を特徴とする請求項3または4記載の自動取引装置の設
    置構造。
  7. 【請求項7】 少なくとも複数の顧客用ベンチを備えた
    コミュニティーエリアと、該コミュニティーエリアの周
    囲に配置された通路エリアと、該通路エリアの周囲に配
    置された玄関エリアと業務エリアとからなり、該業務エ
    リアは、玄関エリアから順に以下のエリアを配置したこ
    とを特徴とする店舗設備 (1)少なくとも3台以上の自動取引装置を左右方向に
    並設させ、内側に配置される自動取引装置を両端部に配
    置される自動取引装置の先端部を結ぶ配置基準線より後
    方に配置するとともに、少なくとも3台の自動取引装置
    は、顧客方向の自動取引装置の顧客方向の中心線が前方
    で交わるように配置しされている自動取引エリア (2)顧客が帳票類を記帳する記帳エリア (3)帳票類を受けて自動取引装置で処理しきれない手
    続業務を行うカウンターエリア (4)相談カウンターを備えた相談エリア
  8. 【請求項8】 店舗の略中央に配置されるコミュニティ
    ーエリアを中心として、該コミュニティーエリアの円周
    上に業務エリアを配置したことを特徴とする請求項7記
    載の店舗設備。
  9. 【請求項9】 自動取引エリアは、自動取引装置に顧客
    に正対するフロントパネルを備え、該フロントパネルと
    連続して店舗壁面を構成する店舗内パネルを備え、該店
    舗壁面は円弧状に形成されていることを特徴とする請求
    項7記載の店舗設備。
  10. 【請求項10】 相談エリアの相談カウンターは、接客
    者が執務を行う上面形状が略長方形状の執務スペース
    と、該執務スペースの片側に接客者側に屈折した上面形
    状が略円形のミーティングスペースと、該ミーティング
    スペースの略中央に回転自在に配置されるデイスプレイ
    とからなることを特徴とする請求項7記載の店舗設備。
  11. 【請求項11】 相談エリアの相談カウンターは、円形
    状のミーティングスペースを構成する周囲のテーブルリ
    ングが着脱自在であることを特徴とする請求項7記載の
    店舗設備。
  12. 【請求項12】 コミュニティーエリアの顧客用ベンチ
    は、座面部と背当部とからなり、前記背当部は上面形状
    が正方形状1つの角部を座面部によって切り欠かかれ、
    該切り欠かかれた角部と対角線上に位置する直角の角部
    の両側に均等な平滑面を備えた複数の顧客用ベンチが配
    置されていることを特徴とする請求項7記載の店舗設
    備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8621786B2 (en) 2003-02-13 2014-01-07 Wei Chak Joseph Lam Efficient layout and design of production facility
US9353543B2 (en) 2002-06-14 2016-05-31 Beacons Pharmaceutical Pte Ltd Efficient layout and design of production facility
CN108771369A (zh) * 2018-06-28 2018-11-09 浙江卡福曼木业有限公司 大堂碗型服务台中的下翻门组件

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