JP2002236944A - 情報提供端末 - Google Patents

情報提供端末

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JP2002236944A
JP2002236944A JP2001031700A JP2001031700A JP2002236944A JP 2002236944 A JP2002236944 A JP 2002236944A JP 2001031700 A JP2001031700 A JP 2001031700A JP 2001031700 A JP2001031700 A JP 2001031700A JP 2002236944 A JP2002236944 A JP 2002236944A
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JP2001031700A
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Toshiyuki Edakawa
敏之 枝川
Masaharu Tejima
政春 手嶋
Tetsuya Kono
哲也 幸野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】情報の提供方法や操作者の操作形態に応じて、
装置の形態を変えることが出来る情報提端末を提供す
る。 【解決手段】操作部20、発行部21、現金部22、操
作支援部23と機能毎にユニットをまとめて、それぞれ
を一つの独立した装置とする。操作部20にはウィクリ
ータイマー、カードリーダ、レシートプリンタ、マウ
ス、キーボード、電源ユニット、制御装置、表示装置、
スピーカを搭載する。発行部21にはプリンタ、発行メ
カ、電源ユニット、制御装置、接近センサを搭載する。
現金部22には、紙幣ユニット、硬貨ユニットを搭載す
る。操作支援部23にはテンキー、ハンドセット、点字
表示機、手摺、イヤホンジャックを搭載する。操作部2
0のカードリーダとレシートプリンタ前部のパネルをフ
ロントパネルにねじ固定し、モジュール接続時にモジュ
ール同士が接する面に、ねじ穴、丸穴、及びケーブル導
入口を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種情報を提供や
証明書の自動交付を行なう情報提供端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、窓口業務の効率向上とサービスの
拡大から、これまで窓口の職員が行っていた業務を自動
機で代行することが増えてきている。具体的には照明書
の発行、施設案内や予約等の情報提供などである。次に
従来の端末を主な使用用途別に図7〜12を用いて説明
する。
【0003】最初に各種証明書の発行を行なう端末につ
いて説明する。 1.証明書自動交付端末(高機能タイプ)。自治体での
住民票や印鑑登録証明書等の各種証明書を交付する端末
であり、職員の業務負担の軽減、業務の効率化を促進
し、さらには通常の窓口取扱時間以外、土、日、祝日の
交付や、本庁舎より離れた出先機関での交付が可能な端
末である。その代表的な構造を次に示す。図7に示す様
に表示ユニット1はタッチパネル2を介して上部中央に
設置しており、その下部にカードリーダ挿入口3aとレ
シートプリンタ発券口4aを、さらには証明書の発券口
5cを設置している。また右側上部に硬貨投入口6aと
紙幣挿入口7a、硬貨返却レバー6bを設置し、その下
部に釣銭返却皿8を設けている.つまり装置中央に基本
的な操作部を、右側に現金取り扱い部を集約している。
さらに係員の呼出しボタン9を表示ユニット1の右横に
設置し、音声ガイダンスのスピーカ10は上部の両端に
それぞれ設置している。また視覚障害者の方の支援用と
して、発行口5cの左側にハンドセット26を、下側に
点字表示器11、テンキー12を設置している。顧客が
直接操作することが無い制御装置及び電源ユニットは装
置内部後方に搭載している。
【0004】2.証明書自動交付端末(電子マネー対
応)。前述と同様のサービスを提供する端末であるが、
電子決済対応のため、現金を処理する機能を除いた端末
である、そのため外観は図8に示す様に高機能タイプか
ら現金取り扱い部を除いた形状となっている。
【0005】3.証明書自動交付端末(窓口職員補
助)。前述の証明書自動交付端末(高機能タイプ)と同
様のサービスを提供する端末であるが、前記端末が全て
の操作を顧客が行なうに対し、本端末は窓口の職員の隣
に設置し、職員が操作を行なう形態である。そのため必
要な機能は証明書の発行のみ最低限あれば業務を遂行す
ることが可能で有り、装置の省スペース化とコストの面
で有利となる。尚、表示ユニット1、制御装置13には
既存のパソコンを利用する。外観は図9に示す様に、前
面に証明書の発行口5cを設置し、装置内部後方に電源
ユニットを設置している。
【0006】4.証明書自動交付端末(お年寄り、車椅
子対応)。証明書自動交付端末(高機能タイプ)と同様
のサービスを提供する端末であるが、車椅子や椅子に座
った操作など、健常の方はもちろんのこと、障害者やお
年寄りにも配慮した設置形態の端末である。本端末の特
徴は図10示す様に、装置高さを低く抑え椅子に座って
の作業を可能とし、さらに装置前面にテーブル15設け
ている。卓上の正面に基本操作を集約した部位を、左側
には書類発行、カード挿入を行なう部位、右側には現金
を取り扱いする部位をそれぞれ集約している。操作部位
にはタッチパネル2を介した表示ユニット1を前面に設
置し、表示ユニット右側に呼出しボタン9、上部の左右
端に音声ガイダンスのスピーカ10をそれぞれ設置して
いる。発行部位には前面上部にカードリーダ挿入口3
a、レシートプリンタ発券口4a、証明書発行口5cを
設置し、制御装置、電源ユニットは装置内部の空いた空
間に搭載する。現金部位には高機能タイプと同じ様に硬
貨投入口6a、返却レバー6b、紙幣挿入口7a、硬貨
返却皿8を設けている。操作する際はテーブルに向か
い、椅子に座るか、又は車椅子での操作を行なう。
【0007】次に各種情報の提供を行なう端末について
説明する。 5.施設案内、情報提供端末。各種施設での案内業務や
情報の電子窓口として働き、証明書自動交付端末(高機
能タイプ)の端末と同様に職員の業務負担を軽減する。
例えば図書館に設置すると、図書、資料検索や新刊図書
紹介、又は利用方法の案内等を行なう。本端末は図11
に示す様に、前面上部に表示ユニット1はタッチパネル
2を介して設置しており、その右側に呼出しボタン9
を、また装置上部両端に音声ガイダンスのスピーカ10
を設置している。制御装置と電源ユニットは装置内部に
搭載する。
【0008】6.予約端末。前述の端末に予約機能を追
加した端末であり、例えば公共施設に設置するとスポー
ツ施設や会議室等の予約を行ない、人に頼っては予約状
況の確認などに時間のかかる作業を瞬時に行なう。本端
末は、図12に示す様に証明書自動交付端末(高機能タ
イプ)よりカードリーダ挿入口3aを除いた構造であ
る。
【0009】以上説明した端末は以下の機能を有するユ
ニットを搭載しており、その組み合わせを図22に示
す。 (1)情報の表示:表示ユニット1(LCD又はCR
T)。各種情報の表示や、発行をうける際の証明書の選
択、また現金を扱う場合の入金表示を行ない、顧客操作
の誘導をおこなう部位であり、本端末には不可欠な機能
である。 (2)データの入力:タッチパネル2。本装置は一般の
顧客が操作することが前提条件であるため、操作の慣れ
や基礎的な知識をあまり必要とせず、感覚的に操作可能
なタッチパネルを入力装置として採用するのが一般的で
あり、表示ユニット1のガイダンス表示と組み合わせ
て、必要な情報の選択や暗証番号の入力等に使用する。 (3)音声ガイダンス:スピーカ10。音声より顧客操
作の誘導を行なう。 (4)利用者の認識:カードリーダ3。端末の利用に際
し、磁気カードやICカードを用いて利用者の個人認証
を可能とする機能であり、自治体端末等これからの住民
情報システムには不可欠の機能である。 (5)領収書の発行:レシートプリンタ4。現金処理を
行った際の領収書を発行する。 (6)各ユニット又は装置の制御:制御装置13。制御
装置は次の2つに別けることができる。各ユニットを制
御する制御装置13b(発行部制御装置に相当)と、装
置全体を制御し、OS(オペレーティングシステム)を
載せている制御装置13a(操作部制御装置)とであ
る。尚、図22にて示す制御装置は後者を示す。 (7)電源の供給:電源ユニット14。外部より引いた
電力を、各ユニットへ変電し供給する。 (8)証明書や各種書類を発行:発行ユニット5。本機
能はプリンタ、搬送メカ、製本メカ、朱印メカなどから
構成され、各種証明書の印字、製本、発行を行なう。
(以下、搬送メカ、製本メカ、朱印メカの機能を有する
ユニットを発行メカ5aと記す) (9)硬貨取り扱い:硬貨ユニット6。入金操作の際、
硬貨を取り扱う機能である。 (10)紙幣取り扱い:紙幣ユニット7。入金操作の
際、紙幣を取り扱う機能である。 (11)係員呼出し:呼出しボタン9。係員呼出しの際
に使用する。 (12)障害者の方の支援:ハンドセット27、点字表
示器11、テンキー12等。本端末は公共の場での設置
を前提としているため、お寄りや障害者の方にも配慮す
ることが求められる。そのため視覚障害者の方のため
に、音声誘導を行なうハンドセット、イヤホンジャクと
テンキー入力方式、さらに入力内容を確認できる点字表
示機能、お年寄りや車椅子の方の操作を補助するため手
摺を設ける。また、関連する公知例として、特開6−1
02693号等が挙げられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、前述に
て説明したように端末の使用状況や情報の提供形態によ
り、搭載するユニットと筐体が異なる特定業務仕様向け
の端末となっていた。そのため装置としてはそれぞれの
形態にあった端末を用意しなくてはならなく、装置開発
に大きな労力と時間を要していた。次にそれぞれの形態
の端末を、他の形態に適用した場合の問題点を説明す
る。
【0011】証明書自動交付端末(高機能タイプ)の本
形態は情報提供端末に必要とされている全ての機能を有
している。予約端末とは1ユニットの違いであり、使用
形態も似通っているので一部変更で適用可能である。証
明書自動交付端末(電子マネー対応)と施設案内、情報
提供端末に適用すると装置として不要な機能が付随して
いるため、装置が大きく、且つコスト高となり、装置と
しては完成度が低く適切では無い。証明書自動交付端末
(窓口職員補助)と証明書自動交付端末(お年寄り、車
椅子対応)は使用形態が異なるため適用できない。ま
た、証明書自動交付端末(電子マネー対応)の本形態は
証明書自動交付端末(高機能タイプ)と予約端末には機
能不足であり、証明書自動交付端末(窓口職員補助)と
証明書自動交付端末(お年寄り、車椅子対応)には使用
形態が異なるため適用できない。施設案内、情報提供端
末については不要な機能が多く上記と同様の理由により
適切ではない。
【0012】また、証明書自動交付端末(窓口職員補
助)の本形態は機能不足から他の形態には適用不可能で
ある。証明書自動交付端末(お年寄り、車椅子対応)の
本形態は機能的には証明書自動交付端末(高機能タイ
プ)と施設案内、情報提供端末に適用可能であるが、他
の端末と利用対象者が異なるため、他の形態に利用する
のは適切だと言えない。また、施設案内、情報提供端末
の本形態は機能不足から他の形態に適用不可能である。
最後に、予約端末の本形態は証明書自動交付端末(高機
能タイプ)と機能が1つ異なるだけであるから、わずか
な変更で適用可能である。しかし、その他の形態には適
切では無い。
【0013】以上6種類の端末について問題点を説明し
たが、いずれの端末もそれぞれの形態に特化した構造と
なっているため汎用性が低く、それぞれの専用機となっ
ていた。そこで本発明は、情報の提供方法や操作者の操
作形態に応じて、装置の形態を変えることが出来る情報
提端末を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、特に以下の手段を有していることを特徴
とする。操作部、発行部、現金部、操作支援部と機能毎
にユニットをまとめて、それぞれを一つの独立した装置
とする。操作部にはウィクリータイマー、カードリー
ダ、レシートプリンタ、マウス、キーボード、電源ユニ
ット、制御装置、表示装置、スピーカを搭載する。発行
部にはプリンタ、発行メカ、電源ユニット、制御装置、
接近センサを搭載する。現金部には、紙幣ユニット、硬
貨ユニットを搭載する。操作支援部にはテンキー、ハン
ドセット、点字表示機、手摺、イヤホンジャックを搭載
する。操作部のカードリーダとレシートプリンタ前部の
パネルをフロントパネルにねじ固定する。モジュール接
続時にモジュール同士が接する面にねじ穴と丸穴を設け
る。モジュール接続時にモジュール同士が接する面にケ
ーブル導入口を設ける。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図13〜図16を用いて説明する。本実施例はユニッ
トを機能別に、顧客が入力操作を行なう部位、各種証明
書を発行する部位、現金を取り扱う部位、障害をもつ方
の支援操作を行なう部位の4つに別け、それぞれをモジ
ュール化している。(以下それぞれの部位を操作部、発
行部、現金部、操作支援部と記す)次にそれぞれのモジ
ュールを詳細に説明する。
【0016】操作部20の実装機器配置は図13に示す
様に、装置上部に制御装置13aを実装し、その下部の
右側より、ウィクリータイマー16、カードリーダ3、
レシートプリンタ4、マウス17の順でそれぞれを実装
している。さらに制御装置13a、マウス17の左側に
キーボード18を縦向きに実装し、制御装置13a下部
の空いた空間に電源ユニット14を実装する。尚、制御
装置は操作部のみでなく、他のモジュールも合わせた装
置全体の制御を担当する。顧客操作部であるフロントパ
ネル20dにはタッチパネル2を介して、液晶の表示ユ
ニット1を取付けており、その下部にモールド製のパネ
ル19を設けている。このパネル19にはフロントパネ
ル20d閉時にレシートプリンタ発券口4a、カードリ
ーダ挿入口3aが重なる位置に穴が設けてある。また表
示ユニット1の右側には呼出しボタン9を設け、フロン
トパネル上部両端はスピーカ10を設けている。 次に
装置外面について説明する。床面を除く全ての面には、
塗装を施した板金にて覆っており装置外装を形成してい
る。また床面には後部にケーブル導入口20aを設け、
さらにねじ穴20bを4箇所設けている。右側面の手前
側には穴20cを開けており、単体設置時にはゴム製ま
たはモールド製のブッシュ24にて塞いでいる。
【0017】顧客が操作する場合は、表示ユニット1に
表示された内容とスピーカ10からの音声ガイダンスに
従い、タッチパネル2に触れデータ入力を行なう。そし
て必要であればカードリーダ3にて利用者の認識を行な
い、現金を使用した場合はレシートプリンタ4にて領収
書を発行する。操作中に不都合が生じた時は呼出しボタ
ン9にて係員を呼ぶ。顧客操作とは直接関係しないが、
制御装置13aには汎用性の高いパソコンを採用してお
り、マウス17とキーボード18は保守員が保守時に使
用する。またウィクリータイマー16は定時起動用とし
て働く。カードリーダ3とレシートプリンタ4について
は、カードが磁気とICの2種類が有り、さらに使用形
態によりユニットの有無があることから、パネル19の
穴形状と穴の有無にて対応する構造としている。以上の
ことから本モジュールは顧客への情報表示とデータ入
力、利用者の認識、操作の支援を担当する。
【0018】発行部21の実装機器配置は図14に示す
様に、装置下部にプリンタ5bを実装し、その上部に発
行メカ5aを実装している。この搬送メカ5aは用紙を
搬送、製本、朱印する機能を有している。またプリンタ
5b後部には電源ユニット14及び制御装置13bを実
装し、前部の扉21hには接近センサ25を実装してい
る。尚、この制御装置13bは発行部21と現金部22
のユニット制御を担当する。次に装置外面と天板21e
について説明する。側面及び正面、背面は外装にて覆っ
ており、右側面には操作部と同様に穴21mを設け、ブ
ッシュ24には塞いでいる。装置上部の補強にはねじ貫
通用21fの穴を4箇所開けている。そのため本モジュ
ールの単体設置時には、この穴21fを使い塗装を施し
た天板21eをねじ固定する。またフロントパネル21
gの正面両端には計4箇所の穴21nを開け、ブッシュ
24にて塞いでおく。外部からのケーブル導入口は、装
置下部の前面21a、装置右側面の下部21c、装置上
部の後部21b、フロントパネル前面21dの4ヶ所有
り、その内右側面21cとフロントパネル21dの穴は
カバー21jで覆い、下部の前面21aについては扉2
1hにより外面から見えない位置とする。用紙を発行す
るには、制御装置13からの命令により、プリンタ5b
にて必要事項が印字され、その用紙を発行メカ5aが取
り込む。ここで用紙が複数枚の場合は製本機構にてホチ
キス止めされ、また朱印印刷が必要な場合は朱印機構に
て印字される。その後、搬送機構より装置外に排出す
る。接近センサ25は顧客の接近を検知する。以上のこ
とから本モジュールは証明書や各種証明書の発行と、利
用者の検知を担当する。
【0019】現金部22の実装機器の配置は図15に示
す様に、装置上部の前面に紙幣ユニット7を、後部に硬
貨ユニット6を実装している。また紙幣ユニット7上部
には硬貨投入口6aと硬貨返却レバー6bを設置してお
り、それぞれ硬貨ガイドであるシュータ6cと機械式の
リンク6dにて硬貨ユニット6と接続している。紙幣ユ
ニット7下部には釣銭返却皿8を設置しており、シュー
タ6eにて硬貨ユニット6と接続している。装置外面に
ついては、操作部20と同様に外装で覆い、左側面に穴
21bを設け、ブッシュ24にて塞いでいる。また外部
からのケーブル導入口22aは、装置左側面下部に設け
カバー23cにて覆っている。顧客が現金を使用する場
合は、硬貨投入口6aに硬貨を、紙幣挿入口7aに紙幣
をそれぞれ投入する。紙幣についてはそのまま紙幣ユニ
ット7が処理を行ない、硬貨についてはシュータ6cを
伝い硬貨ユニット6に入り処理される。この時、お釣が
ある場合はシュータ6eを伝い釣銭返却皿8に硬貨を戻
す。また現金を返却する場合については、紙幣について
はそのまま紙幣投入口7aより返却され、硬貨について
は返却レバー6bを操作することにより、硬貨ユニット
6に命令が伝わり、釣銭返却皿8に硬貨を戻す。以上の
ことから本モジュールは硬貨と紙幣の取り扱いを担当す
る。
【0020】操作支援部23の実装機器配置は図16に
示す様に、装置上面の右半面にテンキー12を、左半面
にハンドセット26と点字表示器11を実装し、主要な
操作面を構成している。また装置正面下部にはコの字形
の手摺27を、左隅にイヤホンジャック28を実装して
いる。装置外面については、背面を除く全ての面を外装
にて覆い、背面の四隅にはねじ穴23bを設けている。
視覚障害者の方が操作を行なう場合、まずハンドセット
26またはイヤホンジャック28の音声ガイダンスに従
い、証明書や暗証番号の入力はテンキー12を使い行
う。その後、入力内容を点字表示器11にて確認する。
また手摺27は車椅子の方が体を寄せるために使うか、
お年寄りの方の手掛けとしての働きを成す。以上のこと
から本モジュールは視覚障害者やお年寄り、車椅子の方
の操作補助を担当する。
【0021】次に機械的な接続を実施するための固定方
法について図17〜19を用いて説明する。操作部20
と発行部21の接続は図17に示す様に、発行部21の
天板21eを外し、操作部20を載せ、操作部床面のね
じ穴20bと発行部の補強に空けている穴21fにて、
モジュール同士をねじ固定する。操作20、発行部21
と現金部22の接続は図18に示す様に、まず各モジュ
ールの固定用穴20c、21m、22bを塞いでいるブ
ッシュ24を外し、操作20、発行部22の左側面と現
金部23の右側面を穴基準にてくっつける。その後、こ
の穴にボルトを通し、ナット締め固定する。操作支援部
23は発行部21に接続し、図19に示す様にフロント
パネル21gに取付けているブッシュ24を外し、この
穴を用いて操作支援部23をねじ固定する。
【0022】更に電気的接続方法について図20を用い
て説明する。操作部20電源、信号ケーブルの外部との
接点は全て操作部ケーブル導入口20aに集約し、それ
ぞれコネクタ29を設ける。同様に現金部22、操作支
援部23についてもそれぞれのケーブル導入口22a、
23aにコネクタ30、31を設ける。発行部21につ
いては全ユニットの電源、信号ケーブルをそれぞれ電源
ユニット14、制御装置13に集約し、電源の接続は外
部ケーブル32を直接この電源ユニット14に接続す
る、また信号の接続は発行部ケーブル導入口21aに設
けた端子台33とケーブルで接続し、この端子台33に
て外部との接続を行なう。さらに発行部電源ユニット1
4、制御装置13から発行部上部ケーブル導入口21
b、右側面導入口21c、前部導入口21dに電源、信
号ケーブルを伸ばしコネクタ34a、34b、34cを
設ける。つまり、発行部21が存在する場合はかならず
一度、発行部21に電源、信号が集約され、そこから各
モジュールに供給及び伝達する。以上構造からモジュー
ル同士を接続する際は、ぞれぞれのモジュールに設けら
れたコネクタ同士を接続し電気的接続を行なう。
【0023】次にコネクタ接続部の詳細について図22
を用いて説明する。雄側のコネクタ35は、このように
凸型の軸対称の形態とする。中央の端子ピン37a〜3
7hのブロックと対角位置の2本のガイドピン35aと
からなる絶縁性モールドにて作成する。同じく雌側のコ
ネクタ36は上記と反対に凹部となり雄コネクタ35を
内に挿入する構造となる。さらにガイドピン挿入の半円
部36aを設け固定挿入のガイドとする。尚、37a’
〜 37h’は突出するバネ状のピンとし37a〜37
hのピンは平板の銅板である。現在の例では4つの信号
線を使って説明したが、数は実装できる全てのピン数に
て実施でき、又信号だけで無く電源も供給可能とする。
次に筐体フレーム38へのコネクタ取付け方法を説明す
る。雄雌どちらのコネクタにも固定用穴39を設けてお
り、この穴を用いて、雄コネクタ35はネジ40を、雌
コネクタ36は段付きネジ41を使いそれぞれ筐体フレ
ーム38に固定する。この段付きネジ41は先端部41
aにタップを切ってあり、本部分にて筐体フレーム38
に締結する、また先端以外の円筒部41bはコネクタの
固定穴39径よりも小さく、筐体フレーム38のネジ穴
38aよりも大きい径となっている、さらに長さはコネ
クタの固定穴39深さよりも長くしている。つまり、本
段付きネジ41にてコネクタを固定すると、段付きネジ
41とコネクタの固定用穴径の差だけ遊びができ、コネ
クタが上下左右に動くフリー構造となる。
【0024】また、コネクタを取付ける筐体フレームの
位置は、対となるコネクタの内、一方を筐体内部に、も
う一方はコネクタの凸部(又は凹部)だけ筐体外部へ突
出する位置とする。これはモジュール同士が密着した
際、コネクタの嵌合代を確保するためである。本発明の
実施例では、現金部コネクタ30、操作部コネクタ2
9、発行部コネクタ(操作支援部用)34cを筐体内部
に、操作支援部コネクタ23a、発行部コネクタ(現金
部用)24b、発行部(操作部用)24aを筐体外部へ
突出する。尚、発行部21に関しては単体設置時、この
突出部がカバー21j取付けの邪魔となるため、コネク
タを一度取外し、筐体内部へ付け替える構造とする。
【0025】以上説明したコネクタは以下の様な手順で
接続を行なう。モジュール同士を近づけると、雄コネク
タ35のガイドピン35aが雌コネクタ36の半円部3
6aに入り込んで行く。ガイドピン35aの先端は傾斜
が付いているため、傾斜に沿って雌コネクタ36が上下
左右に移動しコネクタの位置を調整、コネクタの挿入、
端子同士の接触を行ない、電気的接続を完了する。つま
り、モジュール間で機械的接続用の穴と電気的接続用の
コネクタが多少ずれていようとも、コネクタが自らの位
置調整を行なう。以上のことからモジュール同士の接続
では、機械的接続と電気的接続を同時に行なう構造であ
る。
【0026】次に本発明の情報提供端末を用いた、業務
形態別の実施例の構造とその操作方法を図1〜6、13
〜16を用いて説明する。 1.証明書自動交付端末(高機能タイプ) 本端末は自治体やその他公共施設などでの一連の証明書
交付手続き(申請書の記入、請求、発行、製本/認証、料
金徴収等)を自動化する端末である。そのためモジュー
ル構造は図1に示す様に操作部20、発行部21、現金
部22、操作支援部23を接続した構造である。次に本
端末に要求される機能とその実現方法を図1、13〜1
6を用いて説明する。尚、基本操作と操作支援とその他
の機能とに分けて説明する。 基本操作 (1)申請者の認証 住民票や印鑑登録証明書等、申請者の認証が必要な場合
は操作部20のカードリーダ3にICカード又は磁気カ
ードを挿入する。カードリーダ3はカードの記録内容を
読み取り、同じく操作部22に搭載している制御装置1
3aにデータを転送する。受け取ったデータは制御装置
13aよりさらに情報を蓄積しているホストコンピュー
タと照合を行なう。照合の結果、証明書の発行に問題が
無ければホストコンピュータより、制御装置13aに操
作の続行の指示する。
【0027】(2)申請書の記入 顧客が必要とする各種証明書に必要項目を記入する機能
であり、その方法は操作部20に実装している表示ユニ
ット1に表示された内容とスピーカ10からのガイダン
スに従い、タッチパネル2に触れデータ入力を行なう。
この時の各機器の制御は操作部20の制御装置13aが
行なう。
【0028】(3)情報請求 前述にて入力した内容を申請者の認証と同じく操作部2
0の制御装置13aがホストコンピュータと接続を行な
い、証明書に記載すべきデータを取り込む。
【0029】(4)発行、製本 操作部20の制御装置13aより発行部21の制御装置
13bに証明書の発行命令と発行すべき情報を伝える。
制御装置13bはプリンタ5bに必要事項の印字をさ
せ、その用紙を発行メカ5aに取り込ませる。ここで用
紙が複数枚の場合は製本機構にてホチキス止めされ、ま
た朱印印刷が必要な場合は朱印機構にて印字される。そ
の後、搬送機構より装置外に排出し顧客に証明書を発行
する。
【0030】(5)料金徴収 証明書の発行に料金がかかる場合は(4)発行、製本の
前に以下の動作を実施する。操作部20の制御装置13
aが表示ユニット1とスピーカ10に必要料金を顧客に
知らせるように命令を行なう。料金が硬貨の場合は硬貨
投入口6aより投入された硬貨がシュータ6cを伝い硬
貨ユニット6に入る。紙幣については紙幣挿入口7aよ
り直接紙幣ユニット7に入る。硬貨ユニット6、紙幣ユ
ニット7はどちらも発行部21の制御装置13bにより
投入金額を確認し、操作部20の制御装置13aに連絡
する。投入金額に問題なければ(4)発行、製本を行な
う。またこの時、お釣が必要な場合は制御装置13aよ
り硬貨ユニット6に命令が伝わり、硬貨ユニット6より
シュータ6eを伝い釣銭返却皿8に硬貨を戻す。顧客が
操作を中断し、現金を返却する場合については、返却レ
バー6bを操作することにより、硬貨については機械式
リンク6dにて硬貨ユニット6に命令が伝わり、釣銭返
却皿8に硬貨を戻す。紙幣については硬貨ユニット6か
ら発行部21の制御装置13b経由で紙幣ユニット7に
命令が伝わり、紙幣投入口7aより紙幣が返却される。
【0031】(6)領収書発行 現金取り扱い時、領収書が必要な場合は以下の手順にて
領収書を発行する。操作部20の制御装置13aにて領
収書発行が必要と判断した場合、制御装置13aがレシ
ートプリンタ4に領収書発行命令と記載情報を伝え、レ
シートプリンタ4より領収書を発行する。次に、操作支
援について説明する。
【0032】(1)視覚障害者補助 視覚障害者の方が操作を行なう場合、まずハンドセット
26を取るとハンドセット下部のセンサより操作部20
の制御装置13aにハンドセット26が使用されている
ことを伝える。すると制御装置13aはハンドセット2
6に音声ガイダンスが流し、テンキー12と点字表示機
11が待機状態となる。そして顧客は音声ガイダンスに
従い、証明書や暗証番号の入力はテンキー12を使い入
力し、入力内容を点字表示器11にて確認しつつ操作を
行なう。又イヤホンジャック28を使った場合も前述と
同様の動作が行われる。
【0033】(2)お年寄り、車椅子の方の操作補助 操作支援部23の前面に設けている手摺27は車椅子の
方が体を寄せるために使うか、お年寄りの方の手掛けと
しての機能を有する。
【0034】最後に、その他の機能について説明する。
【0035】(1)係員の呼出し 操作中に不都合や不明点が生じた場合、呼出しボタン9
を押すことにより、制御装置13aがホストコンピュー
タに係員の呼出しを伝え、係員を呼ぶ。
【0036】(2)定時起動、停止機能 ウィクリータイマー16内部には日時を記録する機能が
備わっており、予め制御装置13aより指示された日時
になると装置を起動、又は停止を行なう。
【0037】(3)電源の供給 各実装機器の電源は、操作部20については操作部内部
の電源ユニット14が電源供給を行ない、発行部21、
現金部22、操作支援部22は発行部内部の電源ユニッ
ト14が電源供給を行なう。
【0038】(4)顧客の検知 発行部21の接近センサ25は顧客の接近を検知し、操
作部20の制御装置13aに知らせる。これにより制御
装置13aは他のユニットを待機状態から活性状態への
移行を指示する。
【0039】(5)保守 保守員用のために操作部20にマウス17とキーボード
18を搭載する。これらは制御装置13aと常時接続し
ており、問題発生時はこれらを使い制御装置内に記録し
ている情報を調査し問題点を洗い出し、復旧を図る。
2.照明書自動交付端末(電子マネー対応) 本端末は上記1の証明書自動交付端末(高機能タイプ)
と同様のサービスを提供する端末であるが、電子決済対
応のため、上記1より現金を処理する機能を除いた端末
である。そのためモジュール構造は図2に示す様に操作
20、発行21、操作支援部23を接続した構造となっ
ている。次に本端末に要求される機能とその実現方法を
図2、13、14、16を用いて説明する。
【0040】(1)料金徴収 証明書の発行に料金がかかる場合は以下の作業を実施す
る。電子決済は本人確認兼電子マネー用のICカードに
て行なう。顧客により挿入されたICカードからカード
リーダ3が情報を読み取り、制御装置13a経由でホス
トコンピュータと照合を行なう。カードに問題なければ
顧客に表示ユニット1とスピーカ10を通じて必要料金
を知らせ、支払を促すメッセージを表示ユニット1に表
示する。タッチパネル2に支払OKの入力がなされる
と、再度制御装置13aからホストコンピュータに電子
決済上での引き落としを依頼、決済が完了すると表示ユ
ニット1より顧客に決済の終了の通知を行なう。その他
の機能については上記1の端末と同様あるため説明は省
くものとする。 3.証明書自動交付端末(窓口職員補助) 本端末は上記1の端末と同様のサービスを提供する端末
であるが、上記1が全ての操作を顧客が行なうに対し、
本端末は窓口の職員の隣に設置し、職員が操作を行なう
形態である。そのためモジョール構造は図3に示す様に
発行部21を単体設置した状態であり、表示ユニット1
と制御装置13は、端末とは別に設けたパソコンを利用
する。本端末を使っての窓口業務は担当が3つに別れて
おり、顧客は申請書を記入、窓口の職員は申請者の認
証、情報請求、料金徴収、領収書発行を担当する。そし
て端末は発行、製本を担当する。次に本端末に要求され
る機能とその実現方法を図3、14用いて説明する。
【0041】(1)発行、製本 職員がパソコン13を通じて制御装置13bに証明書の
発行命令と発行すべき情報を伝える。すると発行部21
は上記1端末の(4)発行、製本と同様の作業を行な
い、装置外に証明書を発行し、職員がこの証明書を顧客
に手渡す。
【0042】(2)電源の供給 上記1と同様に発行部21の実装機器に電源ユニット1
4が電源供給を行なう。 4.証明書自動交付端末(お年寄り、車椅子対応) 本端末は上記1の端末と同様のサービスを提供する端末
であるが、車椅子や椅子に座った操作を前提としてお
り、健常の方はもちろんのこと、障害者やお年寄りにも
配慮した設置形態の端末である。そのためモジュール構
造は図4に示す様に、テーブル15と操作部20、発行
部21、現金部22を組み合わせた構造である。テーブ
ル正面の卓上に操作部20を設置し、左側に発行部21
を設置する。現金部22はテーブル右側に設置しテーブ
ル15の右側面と機械的接続を行なう。さらにそれぞれ
のモジュールは延長ケーブルにて電気的接続を行なう。
次に本端末に要求される機能とその実現方法について図
4を用いて説明する。
【0043】(1)卓上操作 本端末と上記1の端末との最大の違いは操作部20をテ
ーブル上に配置したことにある。上記1の端末は立ち作
業を前提として各モジュールを接続しているのに対し、
本端末は座位作業を前提に各モジュールを配置してい
る。具体的にはテーブル正面のやや奥側に操作部20を
単体で設置し、さらにその左側に発行部21をテーブル
に埋め込む形で設置、右側の手前に現金部22を設置す
る。テーブル上に操作部20を設置することで操作部2
0の操作面の高さを低く押さえ、本端末の操作で最も時
間の掛かる申請書の記入が座った状態で行なえる様にし
ている。さらに操作部20及び発行部21の前面に作業
スペースを設けることで、手荷物置場としてや、筆記用
のスペースとして活用できるように配慮している。発行
部21は操作部20のすぐ横であり、尚且つ証明書の発
行口がテーブルのすぐ上に出るように設置しているため
座位状態で容易に手が届く。また現金部22についても
テーブル15の前面側に配置し手の届く位置としてい
る。つまり本端末は全ての操作面が座位状態で手が届く
配置とすることで車椅子や椅子に座った操作を実現して
いる。その他の機能については以下の通りである。尚、
詳細内容については上記1と同様であるため説明は省く
ものとする。 5.施設案内、情報提供端末 本端末はこれまでの上記1〜4の端末と異なり、証明書
は発行せずに各種施設での案内を行ない、顧客に求めら
れる情報を表示する端末である。そのためモジュール構
造は図5に示す様に操作部20をテーブル上に単体設置
した構造である。尚且つカードリーダ3とレシートプリ
ンタ4を搭載せず、パネル19も穴無しとした構造であ
る。次に本端末に要求される機能とその実現方法を図
5、13を用いて説明する。 (1)情報の検索、表示 顧客が必要とする情報を検索し、情報を表示する機能で
あり、その方法は表示ユニット1に表示された内容とス
ピーカ10からのガイダンスに従い、タッチパネル2に
触れデータ入力を行なう。この時の各機器の制御は制御
装置13aが行なう。前述にて入力した内容はその情報
内容により以下の2つの方法で処理する。一つは制御装
置単体で処理する方式である。情報量が小さい場合や、
オフライン接続の場合は制御装置内にてデータを検索す
る。もう一つの方法はホストコンピュータにて情報を引
き出す方式である。情報量が多い場合や、常に更新され
る情報、又は他の端末と連動する情報を引き出す時であ
る。この場合、制御装置13aがホストコンピュータと
接続を行ない、必要とする情報を取り込む。そして制御
装置13aはその情報を表示ユニット1に表示し、顧客
に知らせる。その他の機能については上記1の端末と同
様であるため説明は省くものとする。 6.予約端末 本端末は上記5の端末に予約機能と現金決済機能を追加
した端末である。そのためモジュール構造は図6に示す
様に操作部20、発行部21、現金部22、操作支援部
23を接続した構造である。さらに操作部20は本端末
では不要のカードリーダ3を搭載せず、パネル19のレ
シートプリンタ発券部4aのみに穴を開けた構造であ
る。本端末は上記1の端末が各種証明署を発行するのに
対し、スポーツ施設や公民館など予約の証明書やそれに
付随する案内書を発行する端末である。そのため1とほ
ぼ同等の機能を有しており、唯一の違いは申請者の認証
が不要なため、操作部にカードリーダ3を搭載していな
い点である。そのための機能については上記1の端末と
重複するため省くものとする。
【0044】
【発明の効果】本発明の情報提供端末によると、4種の
モジュールを組み合わせることにより、使用目的にあっ
た装置を筐体の変更をせずに、必要最低限のユニットに
て構築することができる。従って、複数の装置を用意す
ることなく、様々な形態に適用可能な情報提供端末を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の証明書自動交付端末(高機能タイプ)
【図2】本発明の証明書自動交付端末(電子マネー対
応)
【図3】本発明の証明書自動交付端末(窓口職員補助)
【図4】本発明の証明書自動交付端末(お年寄り、車椅
子対応)
【図5】本発明の施設案内、情報提供端末
【図6】本発明の予約端末
【図7】従来の証明書自動交付端末(高機能タイプ)
【図8】従来の証明書自動交付端末(電子マネー対応)
【図9】従来の証明書自動交付端末(窓口職員補助)
【図10】従来例の証明書自動交付端末(お年寄り、車
椅子対応)
【図11】従来の施設案内、情報提供端末
【図12】従来の予約端末
【図13】本発明の操作部
【図14】本発明の発行部
【図15】本発明の現金部
【図16】本発明の操作支援部
【図17】本発明の機械的接続 操作部と発行部
【図18】本発明の機械的接続 操作部、発行部と現金
【図19】本発明の機械的接続 発行部と操作支援部
【図20】本発明の電気的接続
【図21】本発明のコネクタ
【図22】ユニットの組み合わせを示す図
【符号の説明】
1…表示ユニット、2…タッチパネル、3…カードリー
ダ、3a…挿入口、4…レシートプリンタ、4a…発券
口、5…発行ユニット、5a…発行メカ、5b…プリン
タ、5c…発行口、6…硬貨ユニット、6a…投入口、
6b…返却レバー、6c…シュータ、6d…リンク、6
e…シュータ、7…紙幣ユニット、7a…挿入口、8…
釣銭返却皿、9…呼出しボタン、10…スピーカ、11
…点字表示器、12…テンキー、13…制御装置、13
a…制御装置(操作部)、13b…制御装置(発行
部)、14…電源ユニット、15…テーブル、16…ウ
ィクリータイマー、17…マウス、18…キーボード、
19…パネル、20…操作部、20a…ケーブル導入
口、20b…ネジ穴、20c…穴、20d…フロントパ
ネル、21…発行部、21a…ケーブル導入口(メイ
ン)、21b…ケーブル導入口(操作部用)、21c…
ケーブル導入口(現金部用)、21d…ケーブル導入口
(操作支援部用)、21e…天板、21f…貫通穴、2
1g…フロントパネル、21h…扉、21j…カバー、
21m…穴(右側面)、21n…穴(フロントパネ
ル)、22…現金部、22a…ケーブル導入口、22b
…穴、22c…カバー、23…操作支援部、23a…ケ
ーブル導入口、23b…ねじ穴、24…ブッシュ、25
…接近センサ、26…ハンドセット、27…手摺、28
…イヤホンジャック、29…操作部コネクタ、30…現
金部コネクタ、31…操作支援部コネクタ、32…外部
導入ケーブル、33…端子台、34a…発行部コネクタ
(操作部用)、34b…発行部コネクタ(現金部用)、
34c…発行部コネクタ(操作支援部様)、35…雄コ
ネクタ、35a…ガイドピン、36…雌コネクタ、36
a…半円部、37a〜h…コネクタの端子ピン、37a
〜h' …コネクタの端子ピン、38…筐体フレーム、3
8a…ネジ穴、39…コネクタ固定穴、40…ネジ、4
1…段付きネジ、41a…先端部、41b…円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸野 哲也 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3E026 CA01 CA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客が操作を行ない各種の情報を提供する
    情報提供端末において、顧客への情報表示とデータ入力
    を行なう操作部と、各種証明書の発行を行なう発行部
    と、硬貨又は紙幣を取り扱う現金部と、障害者等の操作
    を補助する操作支援部とを有し、前記各部を独立にして
    モジュール化し、前記情報提供端末が用いられる業務形
    態別に前記各部を組み合わせて変更し、所望の装置を組
    み立てることを特徴とする情報提供端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報提供端末において、前
    記操作部の前部にパネルを設け、該パネルをフロントパ
    ネルにねじ固定したことを特徴とする情報提供端末。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の情報提供端末におい
    て、前記各部のモジュール接続時に接する面にねじ穴と
    丸穴を設けたことを特徴とする情報提供端末。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかの項記載の情報提
    供端末において、前記各部のモジュール接続時に接する
    面にケーブル導入口を設けたことを特徴とする情報提供
    端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087632A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Nec Engineering Ltd 電子装置の筐体構造
WO2022018973A1 (ja) * 2020-07-22 2022-01-27 日本電産サンキョー株式会社 入力装置および情報処理装置

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