JPH11317144A - 自動車技術用ヒュ―ズ - Google Patents
自動車技術用ヒュ―ズInfo
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- JPH11317144A JPH11317144A JP5660499A JP5660499A JPH11317144A JP H11317144 A JPH11317144 A JP H11317144A JP 5660499 A JP5660499 A JP 5660499A JP 5660499 A JP5660499 A JP 5660499A JP H11317144 A JPH11317144 A JP H11317144A
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- JP
- Japan
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- fuse
- contact
- current
- connection
- heating
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/05—Component parts thereof
- H01H85/143—Electrical contacts; Fastening fusible members to such contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/46—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the protective device
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/0241—Structural association of a fuse and another component or apparatus
- H01H2085/0266—Structural association with a measurement device, e.g. a shunt
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/46—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the protective device
- H01H2085/466—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the protective device with remote controlled forced fusing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/36—Means for applying mechanical tension to fusible member
Landscapes
- Fuses (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術から出発して,実際的に下流側のケ
ーブルをオーバーサイズにすることを必要とせずかつ電
流を遮断するときに妨害となるアークが回避される,と
くに自動車技術用ヒューズを提供する。 【解決手段】 本発明は,ヒューズエレメント(7)が
少なくとも2つの接点要素(5)と結合され,および前
記結合が,所定の温度を超えたときにヒューズエレメン
ト(7)と少なくとも2つの接点要素(5)との間の電
気接触が分離されるように形成されている,とくに自動
車技術用ヒューズに関するものである。
ーブルをオーバーサイズにすることを必要とせずかつ電
流を遮断するときに妨害となるアークが回避される,と
くに自動車技術用ヒューズを提供する。 【解決手段】 本発明は,ヒューズエレメント(7)が
少なくとも2つの接点要素(5)と結合され,および前
記結合が,所定の温度を超えたときにヒューズエレメン
ト(7)と少なくとも2つの接点要素(5)との間の電
気接触が分離されるように形成されている,とくに自動
車技術用ヒューズに関するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はとくに自動車技術用
ヒューズに関するものである。
ヒューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日この技術分野においては本質的に溶
断形ヒューズが使用され,このヒューズは定格電流を超
えたときに溶融領域の溶断により1つまたは複数の下流
側消費機器への電流供給を遮断する。
断形ヒューズが使用され,このヒューズは定格電流を超
えたときに溶融領域の溶断により1つまたは複数の下流
側消費機器への電流供給を遮断する。
【0003】しかしながら,これらのヒューズは,比較
的長時間にわたり本質的にヒューズの定格電流を超えた
高い電流強度を必要とする。この結果,下流側のケーブ
ルは,ケーブルが燃焼ししたがって自動車が危険に陥る
ことを回避するために,それに応じてオーバーサイズと
しなければならない。
的長時間にわたり本質的にヒューズの定格電流を超えた
高い電流強度を必要とする。この結果,下流側のケーブ
ルは,ケーブルが燃焼ししたがって自動車が危険に陥る
ことを回避するために,それに応じてオーバーサイズと
しなければならない。
【0004】さらに,溶断形ヒューズにおいてはアーク
が発生し,このアークが妨害作用を与えることがある。
さらに,溶融金属の小滴が妨害作用を発生することを回
避するために,溶断はヒューズの遮蔽を必要とする。
が発生し,このアークが妨害作用を与えることがある。
さらに,溶融金属の小滴が妨害作用を発生することを回
避するために,溶断はヒューズの遮蔽を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術から出発し
て,実際的に下流側のケーブルをオーバーサイズにする
ことを必要とせず,かつ電流を遮断するときに妨害とな
るアークが回避される,とくに自動車技術用ヒューズを
提供することが本発明の課題である。
て,実際的に下流側のケーブルをオーバーサイズにする
ことを必要とせず,かつ電流を遮断するときに妨害とな
るアークが回避される,とくに自動車技術用ヒューズを
提供することが本発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を請求
項1の特徴を有するとくに自動車技術用ヒューズにより
解決する。
項1の特徴を有するとくに自動車技術用ヒューズにより
解決する。
【0007】本来のヒューズエレメントと少なくとも2
つの接点要素との間の結合であって,たとえばヒューズ
の定格電流を超えた条件で,(本質的に材料の融点以下
に存在する)対応温度を超えたときに軟化しかつこれに
よりヒューズエレメントが接点要素から分離される前記
結合を使用することにより,ヒューズの起動のために必
要な熱量が本質的に少なくなるという利点が得られる。
言い換えると,ヒューズは正常運転に比較して僅かな出
力超過に対し既に応答する。高い温度における溶断過程
の欠点が回避される。
つの接点要素との間の結合であって,たとえばヒューズ
の定格電流を超えた条件で,(本質的に材料の融点以下
に存在する)対応温度を超えたときに軟化しかつこれに
よりヒューズエレメントが接点要素から分離される前記
結合を使用することにより,ヒューズの起動のために必
要な熱量が本質的に少なくなるという利点が得られる。
言い換えると,ヒューズは正常運転に比較して僅かな出
力超過に対し既に応答する。高い温度における溶断過程
の欠点が回避される。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては,ヒ
ューズエレメントと接点要素との間の結合がはんだ付け
により形成される。これにより,たとえば約180°の
温度で行われるはんだの溶融において既にヒューズエレ
メントの接点要素からの分離により電流の遮断が行われ
る。既知の溶断形ヒューズにおいて高い溶融温度の発生
により危険となるアークの発生危険は実際的に与えられ
ない。
ューズエレメントと接点要素との間の結合がはんだ付け
により形成される。これにより,たとえば約180°の
温度で行われるはんだの溶融において既にヒューズエレ
メントの接点要素からの分離により電流の遮断が行われ
る。既知の溶断形ヒューズにおいて高い溶融温度の発生
により危険となるアークの発生危険は実際的に与えられ
ない。
【0009】本発明の一実施態様により,本来のヒュー
ズエレメントにばね要素の力が加えられ,これによりヒ
ューズ要素と接点要素との間の結合の溶融ないし軟化に
おいてヒューズの姿勢とは無関係にヒューズエレメント
は接点要素から引き離される。
ズエレメントにばね要素の力が加えられ,これによりヒ
ューズ要素と接点要素との間の結合の溶融ないし軟化に
おいてヒューズの姿勢とは無関係にヒューズエレメント
は接点要素から引き離される。
【0010】所定のないし種々の定格電流において消費
機器への電流流れを遮断させるために,ヒューズに追加
加熱を設けてもよい。この場合,加熱はとくに,ヒュー
ズと接点要素との間の結合のすぐ周辺が加熱されるよう
に行われる。
機器への電流流れを遮断させるために,ヒューズに追加
加熱を設けてもよい。この場合,加熱はとくに,ヒュー
ズと接点要素との間の結合のすぐ周辺が加熱されるよう
に行われる。
【0011】加熱が,ヒューズエレメントないし1つま
たは複数の接点要素内を流れる追加電流の発生により行
われることが好ましい。加熱のために利用されるこの電
流は下流側の消費機器へ供給される電流に重ねられる。
たは複数の接点要素内を流れる追加電流の発生により行
われることが好ましい。加熱のために利用されるこの電
流は下流側の消費機器へ供給される電流に重ねられる。
【0012】この追加電流の発生のために,消費機器
は,ヒューズを介してのバッテリとの直接結合におい
て,理論的に許容できない高い電流が流れないようにそ
の寸法を決定してもよい。このとき,「過剰」電流は,
接続接点ないしヒューズエレメントと結合されている抵
抗を介して供給してもよい。供給がアースに対して行わ
れることが好ましい。追加加熱電流がその中を流れる抵
抗の値は,正常運転におけるヒューズエレメントと接点
要素との間の結合の温度を決定する。この結果として,
この抵抗値によりヒューズの定格電流を決定することが
できる。
は,ヒューズを介してのバッテリとの直接結合におい
て,理論的に許容できない高い電流が流れないようにそ
の寸法を決定してもよい。このとき,「過剰」電流は,
接続接点ないしヒューズエレメントと結合されている抵
抗を介して供給してもよい。供給がアースに対して行わ
れることが好ましい。追加加熱電流がその中を流れる抵
抗の値は,正常運転におけるヒューズエレメントと接点
要素との間の結合の温度を決定する。この結果として,
この抵抗値によりヒューズの定格電流を決定することが
できる。
【0013】加熱は,結合ないし接点要素またはヒュー
ズエレメントの温度が測定されかつ閉じた制御ループに
おいて一定に保持されるように行ってもよい。この代わ
りに,周囲温度が測定されかつ開ループ制御により加熱
が周囲温度の関数として行われてもよい。これにより,
周囲温度とは独立のヒューズの定格電流が得られる。
ズエレメントの温度が測定されかつ閉じた制御ループに
おいて一定に保持されるように行ってもよい。この代わ
りに,周囲温度が測定されかつ開ループ制御により加熱
が周囲温度の関数として行われてもよい。これにより,
周囲温度とは独立のヒューズの定格電流が得られる。
【0014】ヒューズは,本質的にヒューズエレメント
および/または接点要素により決定されるヒューズの接
続接点間の抵抗値が,下流側に設けられた1つまたは複
数の消費機器へ流れる電流の測定のための分流器として
使用可能なように形成してもよい。このために,これら
の要素および結合は希望の抵抗値を有していなければな
らない。
および/または接点要素により決定されるヒューズの接
続接点間の抵抗値が,下流側に設けられた1つまたは複
数の消費機器へ流れる電流の測定のための分流器として
使用可能なように形成してもよい。このために,これら
の要素および結合は希望の抵抗値を有していなければな
らない。
【0015】消費機器を保護するための全体装置におい
て,このとき電圧降下が測定され,この電圧降下から消
費機器へ流れる電流が決定され,およびしきい値電流を
超えたときに能動遮断要素が消費機器へ流れる電流を遮
断するために操作される。
て,このとき電圧降下が測定され,この電圧降下から消
費機器へ流れる電流が決定され,およびしきい値電流を
超えたときに能動遮断要素が消費機器へ流れる電流を遮
断するために操作される。
【0016】この場合,ヒューズは,制御可能なスイッ
チたとえばリレー等が接点要素またはヒューズエレメン
トと結合されかつしきい値電流を超えていることが検出
された場合に前記スイッチが操作され,これにより電流
の主要部分または電流全体が好ましくはアースに供給さ
れる。
チたとえばリレー等が接点要素またはヒューズエレメン
トと結合されかつしきい値電流を超えていることが検出
された場合に前記スイッチが操作され,これにより電流
の主要部分または電流全体が好ましくはアースに供給さ
れる。
【0017】この実施態様においては,一方で,検出さ
れた消費機器へ流れる許容できない高い電流が部分的に
または完全に0に低減されることが保証され,他方で,
ヒューズ内に高い電流が発生し,これがヒューズを分離
させることになる。このようにして,きわめて迅速に応
答するヒューズが提供され,このヒューズはさらに(一
般的に時間的に遅れて)消費機器の電源からの不可逆的
分離を保証する。
れた消費機器へ流れる許容できない高い電流が部分的に
または完全に0に低減されることが保証され,他方で,
ヒューズ内に高い電流が発生し,これがヒューズを分離
させることになる。このようにして,きわめて迅速に応
答するヒューズが提供され,このヒューズはさらに(一
般的に時間的に遅れて)消費機器の電源からの不可逆的
分離を保証する。
【0018】操作可能な電気式起動加熱の代わりに,自
動起動式または自動操作式の他のタイプの加熱要素が使
用されてもよい。これはたとえば,発熱化学反応に基づ
く加熱要素であってもよく,この加熱要素はたとえば電
気信号により作動可能であるかまたは所定の温度以上で
発熱反応を開始する。たとえば,加熱要素は接点要素と
ヒューズエレメントとの間の結合のすぐ近くに設けら
れ,したがってヒューズの定格電流を超えたときに温度
が上昇し,起動加熱要素のしきい値温度が超えられると
加熱が開始される。これにより,定格電流を比較的僅か
に超えただけで既にヒューズのきわめて急速な起動を達
成することができる。
動起動式または自動操作式の他のタイプの加熱要素が使
用されてもよい。これはたとえば,発熱化学反応に基づ
く加熱要素であってもよく,この加熱要素はたとえば電
気信号により作動可能であるかまたは所定の温度以上で
発熱反応を開始する。たとえば,加熱要素は接点要素と
ヒューズエレメントとの間の結合のすぐ近くに設けら
れ,したがってヒューズの定格電流を超えたときに温度
が上昇し,起動加熱要素のしきい値温度が超えられると
加熱が開始される。これにより,定格電流を比較的僅か
に超えただけで既にヒューズのきわめて急速な起動を達
成することができる。
【0019】本発明のその他の実施態様が従属請求項か
ら明らかである。以下に本発明を図面に示す実施態様に
より詳細に説明する。
ら明らかである。以下に本発明を図面に示す実施態様に
より詳細に説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示すヒューズ1は本質的に
非導電性支持体3から構成され,支持体3上に2つの電
気接点要素5が配置されている。電気接点要素5はヒュ
ーズエレメント7を介して結合されている。接点要素5
とヒューズエレメント7との結合は接触領域9内ではん
だ付けにより行われることが好ましい。接触領域9内の
接点要素5とヒューズエレメント7との間の電気結合の
形成のためのはんだは,接点要素5およびヒューズエレ
メント7に対する材料に応じて適切に選択することがで
きる。さらに,はんだは,所定の温度において軟化点な
いし融点が達成されるように選択することができる。
非導電性支持体3から構成され,支持体3上に2つの電
気接点要素5が配置されている。電気接点要素5はヒュ
ーズエレメント7を介して結合されている。接点要素5
とヒューズエレメント7との結合は接触領域9内ではん
だ付けにより行われることが好ましい。接触領域9内の
接点要素5とヒューズエレメント7との間の電気結合の
形成のためのはんだは,接点要素5およびヒューズエレ
メント7に対する材料に応じて適切に選択することがで
きる。さらに,はんだは,所定の温度において軟化点な
いし融点が達成されるように選択することができる。
【0021】正常運転においては,たとえば接点要素な
いしヒューズエレメントの温度は約80°Cに達するこ
とがわかっている。通常のはんだにおいては,軟化点な
いし融点は約180°である。ヒューズ1を介して消費
機器に供給される電流Iaが所定の値より大きい場合,
温度は最終的に軟化点ないし融点の温度まで上昇し,こ
れによりヒューズエレメント7と接点要素5との間の接
触が遮断されしたがって消費機器への電流流れが遮断さ
れる。
いしヒューズエレメントの温度は約80°Cに達するこ
とがわかっている。通常のはんだにおいては,軟化点な
いし融点は約180°である。ヒューズ1を介して消費
機器に供給される電流Iaが所定の値より大きい場合,
温度は最終的に軟化点ないし融点の温度まで上昇し,こ
れによりヒューズエレメント7と接点要素5との間の接
触が遮断されしたがって消費機器への電流流れが遮断さ
れる。
【0022】図1に示した実施態様においては,ヒュー
ズエレメント7は接点要素5に対面する側でばね要素1
1たとえばコイルばねにより付勢され,ばね要素11は
他端において支持体3のヒューズエレメント7に対面す
る側に支持されている。ばね要素11の予圧縮力によ
り,はんだが軟化点ないし融点に到達した後ヒューズ要
素7が確実かつ持続的に接点要素5から引き離される。
詳細には図示されていないハウジングがヒューズ1を包
囲していてもよいことは当然であり,これによりヒュー
ズエレメント7はヒューズの起動後ハウジングの内壁に
圧着されかつこの位置に固定可能である。
ズエレメント7は接点要素5に対面する側でばね要素1
1たとえばコイルばねにより付勢され,ばね要素11は
他端において支持体3のヒューズエレメント7に対面す
る側に支持されている。ばね要素11の予圧縮力によ
り,はんだが軟化点ないし融点に到達した後ヒューズ要
素7が確実かつ持続的に接点要素5から引き離される。
詳細には図示されていないハウジングがヒューズ1を包
囲していてもよいことは当然であり,これによりヒュー
ズエレメント7はヒューズの起動後ハウジングの内壁に
圧着されかつこの位置に固定可能である。
【0023】接触領域9をヒューズエレメント7にはん
だ付けする代わりに,しきい値を超えたときに要素ない
し結合の温度の関数として結合の分離を保証する他の結
合が選択されてもよいことは当然である。
だ付けする代わりに,しきい値を超えたときに要素ない
し結合の温度の関数として結合の分離を保証する他の結
合が選択されてもよいことは当然である。
【0024】図2は図1のヒューズを示し,この場合ヒ
ューズはさらに加熱される。加熱のために,任意の各熱
源,たとえば外部抵抗加熱または発熱化学反応に基づく
加熱が使用されてもよいことは当然である。
ューズはさらに加熱される。加熱のために,任意の各熱
源,たとえば外部抵抗加熱または発熱化学反応に基づく
加熱が使用されてもよいことは当然である。
【0025】しかしながら,図2に示す実施態様におい
ては,ヒューズ1内を流れる追加電流による簡単かつコ
スト的に有利に形成可能な加熱が選択された。このため
に,出力側接点要素5に抵抗13が結合され,抵抗13
は所定の電流Ihをアースに供給する。ヒューズ1を介
して消費機器に供給される電流Iaに追加して供給され
るこの追加の加熱電流Ihは,接点要素5ないしヒュー
ズエレメント7および接触領域9の追加加熱を行う。抵
抗13の値は,入口側接点要素5に加えられる詳細には
図示されていないバッテリの電圧は全く影響されないか
または本質的でない程度にのみ影響されるように選択さ
れ,これにより消費機器による負荷のないヒューズの出
力側においても実際的にバッテリの無負荷電圧が利用可
能である。
ては,ヒューズ1内を流れる追加電流による簡単かつコ
スト的に有利に形成可能な加熱が選択された。このため
に,出力側接点要素5に抵抗13が結合され,抵抗13
は所定の電流Ihをアースに供給する。ヒューズ1を介
して消費機器に供給される電流Iaに追加して供給され
るこの追加の加熱電流Ihは,接点要素5ないしヒュー
ズエレメント7および接触領域9の追加加熱を行う。抵
抗13の値は,入口側接点要素5に加えられる詳細には
図示されていないバッテリの電圧は全く影響されないか
または本質的でない程度にのみ影響されるように選択さ
れ,これにより消費機器による負荷のないヒューズの出
力側においても実際的にバッテリの無負荷電圧が利用可
能である。
【0026】さらに抵抗13はその値に応じて,正常運
転において接点要素5ないしヒューズエレメント7した
がって接触領域9の所定の温度を形成する加熱電流Ih
が与えられるように選択される。この温度がはんだない
し結合剤の軟化点ないし融点に近ければ近いほどそれだ
け,ヒューズ1の定格電流は小さくなる。このようにし
て,抵抗13の選択のみにより,1つのヒューズを用い
るだけで種々の定格電流を形成することが可能である。
さらに,抵抗を可変にまたは制御可能に形成し,これに
より所定の要因の関数としてヒューズ1の定格電流を変
化させることが可能な方法が存在する。
転において接点要素5ないしヒューズエレメント7した
がって接触領域9の所定の温度を形成する加熱電流Ih
が与えられるように選択される。この温度がはんだない
し結合剤の軟化点ないし融点に近ければ近いほどそれだ
け,ヒューズ1の定格電流は小さくなる。このようにし
て,抵抗13の選択のみにより,1つのヒューズを用い
るだけで種々の定格電流を形成することが可能である。
さらに,抵抗を可変にまたは制御可能に形成し,これに
より所定の要因の関数としてヒューズ1の定格電流を変
化させることが可能な方法が存在する。
【0027】図2に示した実施態様において,抵抗13
は制御可能なスイッチ15および抵抗17からなる直列
回路に並列に接続されている。該当する接点要素5間の
電気結合および制御可能なスイッチ15の大きさないし
構造が短絡電流を許容し,ないし制御可能なスイッチが
既に対応する内部抵抗を有しているときには,場合によ
り抵抗17はなくてもよい。
は制御可能なスイッチ15および抵抗17からなる直列
回路に並列に接続されている。該当する接点要素5間の
電気結合および制御可能なスイッチ15の大きさないし
構造が短絡電流を許容し,ないし制御可能なスイッチが
既に対応する内部抵抗を有しているときには,場合によ
り抵抗17はなくてもよい。
【0028】制御可能なスイッチ15は評価および制御
ユニット19により操作可能である。評価および制御ユ
ニット19は対応入力端が接点要素5と結合され,これ
によりヒューズ1を介しての電圧降下を決定することが
できる。接点要素5,ヒューズエレメント7ならびに領
域9内の結合の材料および形状の適切な選択によりヒュ
ーズが分流器に対し適切な抵抗値を有するようにヒュー
ズが形成されている場合,ヒューズ1を介して検出され
た電圧降下から,消費機器へ流れる電流Iaを決定する
ことができる。この関係において,電流Iaはヒューズ
1の出力側において電圧測定により実際に悪影響を受け
ないことに注目すべきである。
ユニット19により操作可能である。評価および制御ユ
ニット19は対応入力端が接点要素5と結合され,これ
によりヒューズ1を介しての電圧降下を決定することが
できる。接点要素5,ヒューズエレメント7ならびに領
域9内の結合の材料および形状の適切な選択によりヒュ
ーズが分流器に対し適切な抵抗値を有するようにヒュー
ズが形成されている場合,ヒューズ1を介して検出され
た電圧降下から,消費機器へ流れる電流Iaを決定する
ことができる。この関係において,電流Iaはヒューズ
1の出力側において電圧測定により実際に悪影響を受け
ないことに注目すべきである。
【0029】評価および制御ユニット19は,それが常
時または所定の時間間隔で消費機器へ流れる電流Iaを
決定しかつ所定のしきい値を超えたときに制御可能なス
イッチ15を閉じた状態に操作するように形成されてい
る。スイッチ15が閉じると直ちに,許容できないほど
高いと検出された電流Iaが,そのたびごとにしきい値
以下の値に急激に低減される。スイッチ15を介して流
れる起動加熱電流Ihaによりヒューズが分離するまで
の間ヒューズが加熱されるように抵抗17を選択するこ
とにより,消費機器が確実かつ持続的に電源から切り離
されるという利点が得られる。
時または所定の時間間隔で消費機器へ流れる電流Iaを
決定しかつ所定のしきい値を超えたときに制御可能なス
イッチ15を閉じた状態に操作するように形成されてい
る。スイッチ15が閉じると直ちに,許容できないほど
高いと検出された電流Iaが,そのたびごとにしきい値
以下の値に急激に低減される。スイッチ15を介して流
れる起動加熱電流Ihaによりヒューズが分離するまで
の間ヒューズが加熱されるように抵抗17を選択するこ
とにより,消費機器が確実かつ持続的に電源から切り離
されるという利点が得られる。
【0030】したがって,図2に示した実施態様におい
ては,電流Iaに対するしきい値を超えると直ちにこの
電流が急激に低減され,これにより消費機器が実際に電
源から切り離されること,およびある時間後に電源と消
費機器との間の電気的導通の機械的に不可逆な遮断が行
われることが保証される。このようにして,ヒューズ1
の出力側と下流側の消費機器との間のケーブルは,もは
や通常の溶断形ヒューズにおいて従来必要とされている
ようにそれに対応してオーバーサイズとする必要はな
い。
ては,電流Iaに対するしきい値を超えると直ちにこの
電流が急激に低減され,これにより消費機器が実際に電
源から切り離されること,およびある時間後に電源と消
費機器との間の電気的導通の機械的に不可逆な遮断が行
われることが保証される。このようにして,ヒューズ1
の出力側と下流側の消費機器との間のケーブルは,もは
や通常の溶断形ヒューズにおいて従来必要とされている
ようにそれに対応してオーバーサイズとする必要はな
い。
【0031】図2に示した制御可能なスイッチの使用方
法は,正常運転において抵抗13を介してのヒューズの
追加加熱が設けられていないときにおいても実行可能で
あることは当然である。
法は,正常運転において抵抗13を介してのヒューズの
追加加熱が設けられていないときにおいても実行可能で
あることは当然である。
【0032】さらに,消費機器への電流経路内に,許容
できない高い値を検出した後に電流を遮断する制御可能
なスイッチが設けられてもよい。これはたとえば,消費
機器がきわめて小さいインピーダンスを有し,したがっ
て起動加熱電流の発生のためのスイッチが閉じたときに
消費機器への電流が許容(最小)値に低減されないとき
に必要となることがある。
できない高い値を検出した後に電流を遮断する制御可能
なスイッチが設けられてもよい。これはたとえば,消費
機器がきわめて小さいインピーダンスを有し,したがっ
て起動加熱電流の発生のためのスイッチが閉じたときに
消費機器への電流が許容(最小)値に低減されないとき
に必要となることがある。
【0033】消費機器への電流経路における制御可能な
スイッチの設置は,消費機器への許容できない高い電流
を検出した後にヒューズエレメントを接点要素から分離
するための外部加熱が作動される場合においても提供さ
れる。
スイッチの設置は,消費機器への許容できない高い電流
を検出した後にヒューズエレメントを接点要素から分離
するための外部加熱が作動される場合においても提供さ
れる。
【0034】図3に示す実施態様においては,正常運転
において所定の温度に到達させるための追加加熱が設け
られていない。接点要素5内の凹部内で接触領域または
結合領域9のすぐ近くに起動加熱要素21が設けられて
いる。起動加熱要素21は,とくに評価および制御ユニ
ット19がヒューズ内を流れる許容できない高い電流I
aを検出したときに評価および制御ユニット19により
操作可能である。これにより,接触領域9の接触抵抗し
たがってこれにより供給される熱損失電力が比較的小さ
いときでもヒューズの急激な分離を保証することができ
る。
において所定の温度に到達させるための追加加熱が設け
られていない。接点要素5内の凹部内で接触領域または
結合領域9のすぐ近くに起動加熱要素21が設けられて
いる。起動加熱要素21は,とくに評価および制御ユニ
ット19がヒューズ内を流れる許容できない高い電流I
aを検出したときに評価および制御ユニット19により
操作可能である。これにより,接触領域9の接触抵抗し
たがってこれにより供給される熱損失電力が比較的小さ
いときでもヒューズの急激な分離を保証することができ
る。
【0035】さらに,起動加熱要素21は自動起動式に
形成されてもよい。たとえば,所定の起動温度を超えた
ときに発熱反応を起こさせる材料が使用されてもよく,
これによりヒューズ1の分離のために必要な熱量が急激
に供給される。
形成されてもよい。たとえば,所定の起動温度を超えた
ときに発熱反応を起こさせる材料が使用されてもよく,
これによりヒューズ1の分離のために必要な熱量が急激
に供給される。
【0036】しかしながら,図2に示した実施態様とは
異なり,図3に示した実施態様においては,ヒューズの
分離のために必要な熱量がまず発生されなければならな
いので,起動加熱要素21を操作した直後は電流Iaの
遮断ないし低減は保証されない。
異なり,図3に示した実施態様においては,ヒューズの
分離のために必要な熱量がまず発生されなければならな
いので,起動加熱要素21を操作した直後は電流Iaの
遮断ないし低減は保証されない。
【図1】本発明によるヒューズの略断面図である。
【図2】追加電気加熱および能動遮断装置により拡張さ
れた,図1に示すヒューズの略示図である。
れた,図1に示すヒューズの略示図である。
【図3】作動可能な起動加熱を備えたヒューズの他の実
施態様の略示図である。
施態様の略示図である。
1 ヒューズ 2 支持体 5 接点要素 7 ヒューズエレメント 9 結合領域(接触領域) 11 ばね要素 13,17 抵抗 15 スイッチ 19 評価および制御ユニット 21 起動加熱要素 Ia 消費機器へ流れる電流 Ih 加熱電流 Iha 起動加熱電流
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597013146 Industriestr.2−8, 78315 Radolfzell,Germ any (72)発明者 ディーター・ボルンホルスト ドイツ連邦共和国78333 シュトックアッ ハ,ヴュルテンベルガーホーフヴェーク 19 (72)発明者 ヨアヒム・コルヘル ドイツ連邦共和国78359 オルズィンゲン, イム・エシュレ 11 (72)発明者 ヨアヒム・ユングスト ドイツ連邦共和国76185 カルルスルーエ, ヘンデルシュトラーセ 8
Claims (13)
- 【請求項1】 a)ヒューズエレメント(7)が少なく
とも2つの接点要素(5)と結合されていることと,お
よび b)前記結合が,所定の温度を超えたときにヒューズエ
レメント(7)と少なくとも1つの接点要素(5)との
間の電気接触が分離されるように形成されていること
と,を特徴とするとくに自動車技術用ヒューズ。 - 【請求項2】 前記結合が,ヒューズ内を流れる電流強
度の関数として前記結合を加熱させる所定の電気接触抵
抗を有するように形成されていることを特徴とする請求
項1のヒューズ。 - 【請求項3】 前記結合が,ヒューズエレメント(7)
と接点要素(5)とのはんだ付けにより形成されている
ことを特徴とする請求項1または2のヒューズ。 - 【請求項4】 ヒューズエレメント(7)にばね要素
(11)の力が加えられかつ前記力が接点要素(5)お
よびヒューズエレメント(7)を引き離す方向に作用す
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかのヒュ
ーズ。 - 【請求項5】 接点要素(5)および/またはヒューズ
エレメント(7)が好ましくは結合領域(9)のすぐ周
辺において追加的に加熱可能であることを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかのヒューズ。 - 【請求項6】 前記追加加熱が,ヒューズエレメント
(7)および/または接点要素(5)内を流れる追加電
流(Ih)の発生により行われることを特徴とする請求
項5のヒューズ。 - 【請求項7】 少なくとも2つの接点要素(5)の1つ
または複数あるいはヒューズエレメント(7)が抵抗
(13)と結合され,抵抗(13)内を追加加熱電流
(Ih)が好ましくはアースに流れることを特徴とする
請求項6のヒューズ。 - 【請求項8】 所定の定格電流を有するヒューズを形成
するために,接点要素(5)とヒューズエレメント
(7)との間の結合が対応する所定の温度をとるように
前記追加加熱が行われることを特徴とする請求項4ない
し7のいずれかのヒューズ。 - 【請求項9】 接点要素(5)とヒューズエレメント
(7)との間の結合が周囲温度とは独立の温度をとるよ
うに,前記追加加熱が開ループ制御または閉ループ制御
により行われることを特徴とする請求項8のヒューズ。 - 【請求項10】 ヒューズエレメント(7)および/ま
たは接点要素(5)が,抵抗値に関して,それらが同時
に下流側に設けられた1つまたは複数の消費機器へ流れ
る電流の測定のための分流器として使用可能なように形
成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいず
れかのヒューズ。 - 【請求項11】 1つまたは複数の制御可能なスイッチ
(15)が設けられ,スイッチ(15)が,接点要素
(5)とヒューズエレメント(7)との間の結合が熱に
より分離する前に効果的に操作されることにより,ヒュ
ーズ(1)を介して消費機器へ流れる電流(Ia)を低
減または遮断することを特徴とする請求項10のヒュー
ズ。 - 【請求項12】 自動起動式または自動操作式起動加熱
要素が設けられ,起動加熱要素が,起動または操作の後
にヒューズエレメント(7)と接点要素(5)との間の
結合を著しく加熱し,これによりこの結合が分離される
ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかのヒュ
ーズ。 - 【請求項13】 起動加熱要素が,電気的に加熱可能な
要素としてまたは発熱化学反応により加熱可能な要素と
して設けられていることを特徴とする請求項12のヒュ
ーズ。
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