JP2004508678A - 過負荷防止装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、過負荷防止装置、特に内燃機関のスタータ用の過負荷防止装置であって、第1の接点(1)が設けられていて、該第1の接点(1)が、過負荷防止装置の不作動状態において材料(3)の作用によって、第2の接点(2)と導電接続されており、前記材料(3)の所定の温度値が越えられた場合に、過負荷防止装置を作動させるために、温度に基づく前記材料(3)の変形及び/又は変化によって、第1の接点(1)と第2の接点(2)との間における電気接続部が中断される形式のものに関する。
このような形式の過負荷防止装置において、本発明では前記材料がろう(3)である。
本発明はまた、本発明による過負荷防止装置を有する電気機器、並びに過負荷防止装置としてのろう接箇所の使用にも関する。

Description

【0001】
本発明は、過負荷防止装置、特に内燃機関のスタータ用の過負荷防止装置であって、第1の接点が設けられていて、該第1の接点が、過負荷防止装置の不作動状態において材料の作用によって、第2の接点と導電接続されており、前記材料の所定の温度値が越えられた場合に、過負荷防止装置を作動させるために、温度に基づく前記材料の変形及び/又は変化によって、第1の接点と第2の接点との間における電気接続部が中断される形式のものに関する。
【0002】
従来の技術
このような過負荷防止装置は例えば、第1の接点と第2の接点とがワイヤによって接続されている溶融安全装置(Schmelzsicherung)の形で公知である。所定の電流強さが越えられると、ワイヤは溶融し、電流回路は中断される。この場合、最大許容電流強さは、ワイヤを形成する材料及びワイヤ横断面の選択によって決定される。従って溶融安全装置の形の過負荷防止装置では、監視される物理的な値は電流強さである。
【0003】
さらに、いわゆるバイメタルスイッチが公知である。バイメタルスイッチは、少なくとも2つの異なった材料から成るエレメントを有しており、このエレメントは周囲温度に関連して変形する。少なくとも2つの異なった材料から成るこのエレメントは、この場合第1の接点と第2の接点との間に配置されていて、過負荷防止装置の不作動時には両接点を導電接続している。周囲温度が所定の値を上回ると、少なくとも2つの異なった材料から成るエレメントは変形して、第1の接点と第2の接点との間における導電接続部は中断される。従ってバイメタルスイッチでは監視される物理的な値は周囲温度である。
【0004】
周囲温度の監視又は装置もしくは装置構成部分の温度の監視を放棄もしくは断念すると、多くの場合問題の生じるおそれがある。
【0005】
このような問題は例えば内燃機関用のスタータにおいて生じることがある。内燃機関を始動させるためにこのようなスタータは、内燃機関を始動回転数と呼ばれる最小回転数で回転させる必要があり、これによって不都合な運転条件時においても、オット機関においてセルフランニングのために必要な空気燃料混合物を形成することができ、またディーゼル機関においては自己点火温度に達することができる。さらにスタータは、最初の点火後において内燃機関の最低自己回転数への上昇時に、これを助成しなくてはならない。スタータが過負荷になると、不都合な場合には過熱に基づいて、アーク及び最終的には発火を伴う短絡の生じることがある。例えばスタータリレーのコンタクトブリッジがコンタクトピンと溶接されていると、スタータは、さらに制御されることなしに、アイドリング回転する。これによってスタータの整流子は過熱し、整流子の成層薄板は高い遠心力に基づいて、もはや複合体に保たれ得ない。成層薄板がこのように遠心力によっていわば飛ばされてしまうことによって、周囲に位置する構成グループの破壊されてしまうことがあり、これによって規定されない短絡が生じ、ひいては発火の原因となることがある。さらに規定の負荷ポイントにおける長すぎる運転もスタータ過熱を生ぜしめることがある。そして高温によって、スタータ内におけるプラスチック、樹脂、グリス及びオイルがガスを放出し、発火性のガス・空気混合物を形成することがある。整流子成層薄板は複合体からゆっくりと解離し、炭素ブラシを削り取ってしまう。ブラシと不規則な成層薄板運動軌道との間には、大きな間隔が生じ、これによってブラシファイアはアークに変わることがある。これによって1000℃を越える温度の発生することがある、その結果同様に燃焼もしくは発火性のガス・空気混合物の発火の生じることがある。
【0006】
発明の利点
本発明による過負荷防止装置では材料がろうであることによって、もしくはろう接箇所が過負荷防止装置として使用されることによって、危険な運転状態を多くの場合において有効に回避することができる。
【0007】
本発明の単純な構成では、第1の接点と第2の接点とが互いに間隔をおいて配置されている。この構成では、ろうは、過負荷防止装置の不作動状態において第1の接点と第2の接点とを導電接続している。周囲温度が、使用されるろうの選択によって決定することができる規定の周囲温度を越えると、ろうは溶け、導電接続は中断される。
【0008】
本発明の別の構成では、第1の接点と第2の接点とが互いに導電接続されている場合に、両接点が互いに接触している。この場合ろうは、過負荷防止装置の不作動状態において汎用のろう接箇所又は溶接結合部の機能を果たすことができる。特に、第1の接点と第2の接点とが互いに導電接続されている場合に、両接点が互いに接触している場合に有利な構成では、第1の接点及び/又は第2の接点に、それぞれ他方の接点から離れる方向に向けられた力が作用している。温度がろうの所定温度を上回ると、ろうは溶け、第1の接点と第2の接点とは、善吉からの作用によって互いに離れる方向に運動し、その結果第1の接点と第2の接点との間の導電接続は中断される。最も簡単な場合、第1の接点と第2の接点とを互いに離反運動させる力は、重力によって形成することができる。
【0009】
しかしながら同様に、前記力がばねエレメントによって生ぜしめられると、有利である。ばねエレメントとしては例えばコイルばね、板ばね又はその他の適宜なばねを使用することができる。過負荷防止装置の不都合な作動を回避するために、ばねエレメントはしかしながら次のように、すなわちばねエレメントによって生ぜしめられる力があまり強くないように設計されることが望ましく、このようになっていると、過負荷防止装置が本体不作動状態になくてはならない場合に、ろうの機械的な変形に基づいて第1の接点と第2の接点との間の導電接続が中断されることを回避することができる。
【0010】
多くの場合、特に本発明の比較的複雑な構成では、第1の接点及び/又は第2の接点が可動に支承されていると、有利である。第1の接点及び/又は第2の接点の可動な支承形式は、ばねエレメントを設けることと組み合わせられると有利である。この場合単数又は複数の支承部もしくはヒンジは、直接、第1の接点及び/又は第2の接点に作用してもよいし、又はこれらの接点を保持するエレメントに作用するようになっていてもよい。この又はこれらの支承部はこの場合有利には次のように、すなわち支承部が、過負荷防止装置を作動させるために、例えば離反旋回又は離反傾倒によって第1の接点と第2の接点とを互いに離す方向の運動を可能にするように、設計されている。
【0011】
本発明のさらに別の構成では、第1の接点と第2の接点とが導電接続されている場合に、ろうが第1の接点及び/又は第2の接点と直接接触している。このような構成では、ろうは過負荷防止装置の不作動状態において付加的に、第1の接点と第2の接点との間における移行抵抗を公知のように低下させる汎用のろう接箇所として働く。
【0012】
さらに本発明の別の構成では、第1の接点が第1のアームに配置されており、かつ/又は第2の接点が第2のアームに配置されている。この場合第1のアーム及び/又は第2のアームは有利には少なくとも部分的に、非導電性の材料から成っている。
【0013】
特にこのような場合、第1のアーム及び/又は第2のアームが、過負荷防止装置の不作動状態においてろうの作用によって、第1の接点と第2の接点とが導電接続されている位置に保たれるようになっていると、有利である。この場合、ろうが第1及び/又は第2の接点と直接接触している構成と、ろうが第1及び/又は第2のアームと接触している構成の両方が可能である。
【0014】
本発明の別の構成では、第1のアームに第1のエレメントが配属されており、第2のアームに第2のエレメントが配属されており、第1のエレメント及び/又は第2のエレメントが過負荷防止装置の不作動状態においてろうの作用によって、第1の接点と第2の接点とが導電接続されている位置に保たれるようになっている。
【0015】
ろうが直接第1及び/又は第2のエレメントと結合されている場合には、これによって例えば、過負荷防止装置の作動特性をその都度の使用目的に合わせることが可能である。言い換えれば、過負荷防止装置の基本構造を多くの使用例のために同じものにすることができ、作動特性は、相応なろうと結合された第1及び第2のエレメントの選択によって決定される。
【0016】
第1のエレメント及び第2のエレメントが交換可能であると有利である。このようになっていると、第1の接点と第2の接点との間の導電接続を再び生ぜしめるために、作動動作後に過負荷防止装置全体を交換する必要がなくなる。
【0017】
本発明の別の構成では、第1の導体が第1の接点に溶接されており、かつ/又は第2の導体が第2の接点に溶接されている。導体の自体公知の溶接結合は、溶接結合部がろう接結合部に比べて、極めて高い温度に耐えることができることに基づいて、有利である。例えば内燃機関用のスタータとの関連においては、熱源として作用する整流子の領域において、そこで生じる高い温度に耐えることのできる溶接結合を設けることが通常である。これによって本発明との関連において、電流回路が過負荷防止装置の作動によって規定の箇所で開放されるという利点が得られる。
【0018】
本発明のさらに別の構成では、第1のアームが第1の貫通孔を有していて、該貫通孔を貫いて第1の導体が延びており、かつ/又は第2のアームが第2の貫通孔を有していて、該貫通孔を貫いて第2の導体が延びている。このような構成は特に、第1の接点及び/又は第2の接点が前記貫通孔の領域に、例えば相応なアームの内側に配置されている場合に、可能である。
【0019】
本発明において使用されるろうが軟ろうであると有利である。この軟ろうは例えば、軟ろうSn60Pbである。一般にろうの選択もしくはその溶融温度の選択によって、過負荷防止装置の作動温度が決定される。この関連においてしかしながら、周囲温度の急激な上昇時にもろう自体は、いわばウォーミングアップ段階(Aufwaermephase)後に初めて溶融温度に達するということを、考慮しなくてはならない。この移行段階の長さは従って、過負荷防止装置の作動遅れの値であり、この場合この段階の長さは例えば使用されるろうの量によって影響される。特に内燃機関用のスタータとの関連においては、過負荷防止装置があまり速く作動しないと有利である。それというのは、許容温度が短時間超えられることは、多くの場合許容すべきであるからである。
【0020】
本発明の別の有利な構成では、過負荷防止装置が約320℃の周囲温度で作動するようになっている。例えば内燃機関用のスタータとの関連においては、この温度は限界値に相当しており、この限界値以上では、冒頭に述べた臨界状態を考慮しなくてはならない。
【0021】
既に述べたように本発明による過負荷防止装置は、電気機器との関連において特に有利に使用することができる。従って本発明は、本発明による過負荷防止装置を有する電気機器にも関する。同様に既に述べたように、この電気機器は例えば内燃機関用のスタータ又はスタータ・ジェネレータによって形成可能である。
【0022】
電気機器における整流子は多くの場合、極めて強力な熱源であるので、過負荷防止装置が整流子の領域に配置されていると有利である。しかしながらまた、その他のポジションも可能である。それというのは、過負荷防止装置の作動温度は相応なろうの選択によって合わせることができるからである。
【0023】
本発明による電気機器の別の構成では、過負荷防止装置が、整流子と共働するブラシを保持するブラシプレートに配置されている。このような構成には、ブラシプレートをもはや直接磁界巻線に溶接する必要がないという利点がある。そしてこの場合構成に応じて、本発明による過負荷防止装置のろうは、磁界巻線とブラシプレートとの間の接続部を生ぜしめることができる。このような場合接続部は解離可能な接続部であるので、修理、保守又はテストを目的としてブラシプレートを交換することが可能である。
【0024】
本発明の別の構成では、ブラシがブラスブラシを有しており、過負荷防止装置が、プラスブラシに給電する電流供給部が接続結合された接続アングルに配置されている。このような構成には、ブラシ装置全体が過負荷防止装置の作動時に無電圧になるという利点がある。
【0025】
また何ら制限されることなく、本発明による電気機器は、内燃機関用のスタータ又はスタータ・ジェネレータであってよい。
【0026】
さらにまた、特殊な構成とは無関係に独立して、本発明は過負荷防止装置としてのろう接箇所の使用にも関する。
【0027】
図面
次に図面を参照しながら本発明を説明する。
【0028】
図1は、不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の単純な第1実施例を示す図である。
【0029】
図2は、図1に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【0030】
図3は、不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第2実施例を示す図である。
【0031】
図4は、不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第3実施例を示す図である。
【0032】
図5は、不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第4実施例を示す図である。
【0033】
図6は、図5に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【0034】
図7は、不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第5実施例を示す図である。
【0035】
図8は、図7に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【0036】
図9は、不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第7実施例を示す図である。
【0037】
図10は、図9に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【0038】
図11は、アイドリング運転時におけるスタータの電圧と電流とブラシ温度とブラケット温度との間の関係を示すグラフである。
【0039】
図12は、負荷運転時におけるスタータの電圧と電流とブラシ温度とブラケット温度との間の関係を示すグラフである。
【0040】
実施例の記載
図1及び図2には、本発明による過負荷防止装置の簡単な第1実施例が示されており、この場合過負荷防止装置は図1では不作動状態で、図2では作動状態で示されている。図1には第1の接点1と第2の接点とが略示されていて、この場合第1の接点1と第2の接点とは互いに間隔をおいて配置されている。図1に示された過負荷防止装置の不作動状態において、例えば軟ろうであるろう3は、第1の接点1を第2の接点2と導電接続している。第1の接点1もしくは第2の接点2の温度及び/又は周囲温度が、過負荷状態に基づいて、規定の値を上回ると、ろう3はその溶融温度に達し、溶融過程が始まる。もっとも簡単な場合、液状のろう3は単に下方に向かって滴下し、これによって第1の接点1と第2の接点2との間の電気接続が中断される。本発明による過負荷防止装置は有利には、通常汎用のろう接箇所が存在しない環境、又は、汎用のろう接箇所のために使用されるろうが、ろう3の溶融温度よりも明らかに高い溶融温度を有している環境において、使用される。第1の接点1及び/又は第2の接点2と、図1及び図2には示されていない導体との接続は、例えば溶接によって行うことができる。これによって、これらの接続部は高温時にも解除されないことが保証される。
【0041】
図3には、本発明による過負荷防止装置の第2実施例が示されている。第1の接点1の下に配置された第2の接点2は、ろう3を介して第1の接点1と導電接続されている。この実施例では第1の接点1と第2の接点2とは過負荷防止装置の不作動状態で、有利には、汎用のろう接箇所の形式で互いに接触している。例えば撚り線によって形成されている第2の接点2には、略示されているように重力Fが作用しており、つまり第1の接点1と第2の接点2と空間的な配置形式に基づいて、第1の接点1から離れる方向に向けられた力が作用している。過負荷状態に関連した温度上昇が、ろう3をその溶融温度にまで加熱し、この際に第2の接点2は重力によって下方に向かって運動し、その結果第1の接点1と第2の接点2との間における電気接続が中断される。
【0042】
図4には、本発明による過負荷防止装置の第3実施例が略示されている。第1の接点1はろう3によって、撚り線の形で示された第2の接点2と導電接続されている。この実施例においても、第1の接点1と第2の接点2とが互いに導電接続されている場合、つまり過負荷防止装置が不作動状態を占めている場合には、第1の接点1と第2の接点2とは互いに接続されている。第2の接点2には、第1の接点1から離れる方向に向けられた力Fが作用している。力Fは、図4に示された実施例ではばねエレメント4によって生ぜしめられる。ばねエレメント4は図4ではコイルばねとして示されている。しかしながらまた、例えば板ばねやトーションばねのようなその他の適宜なばねエレメントを使用することも可能である。ばねエレメント4の選択時には、ばね力Fをあまり大きく選択しないように注意しなくてはならない。それというのは、さもないと、ろう3が溶けていない状態における破損に基づいて、過負荷防止装置が誤って作動するおそれがあるからである。ろう3が溶融温度に達するや否や、第2の接点2はばね力Fの作用によって上方に向かって運動させられ、そして第1の接点1と第2の接点2との間における電気接続部が中断される。
【0043】
図5には、本発明による過負荷防止装置の第4実施例が不作動状態で示されている。ほぼL字形の第1の接点1は絶縁材料7の上に配置されている。直角に曲げられた長いL字脚の自由端部は、ろう3によって、別の長いL字脚の同様に屈曲された自由端部と導電接続されており、この別の長いL字脚は第2の接点2に配属されている。第2の接点2もしくはその長いL字脚はヒンジ8を介して、同様に第2の接点2に配属されている別の短いL字脚と接続されている。第2の接点2もしくはその長いL字脚は従って可動に支承されており、この場合第2の接点2の長いL字脚の運動は、過負荷防止装置の不作動状態においてはろう3の作用によって回避される。図5に示された実施例では第1の接点1と第2の接点2との間にばねエレメント4が設けられており、このばねエレメント4は第1の接点1及び第2の接点2に対して、両接点を互いに離れる方向に移動させる力Fを加える。図5に示された実施例では、コイルばねとして示されたばねエレメント4は第1の接点1もしくは第2の接点2に直接接触しているのではなく、各ばね端部と対応する接点との間には、絶縁体5,6が設けられており、両絶縁体5,6は、第1の接点1がばねエレメント4を介して第2の接点2と電気接続されることを、阻止している。図6には、図5に示された過負荷防止装置が作動状態で示されている。ろう3が過負荷状態に基づいてその溶融温度に加熱されると、第2の接点2の別の長いL字形の脚は、図6で見て右に向かって旋回させられる。第2の接点2の別の長いL字形の脚の運動は、この場合ばねエレメント4によって生ぜしめられ、この場合図6に示された過負荷防止装置は力バランス状態にある。図5及び図6に示された実施例には特に次のような利点がある。すなわちこの場合特に、図示されていない導体を2つの短いL字脚と例えば溶接によって接続することが可能であり、その結果図示されていない両導体は、過負荷防止装置の作動時にも運動しなくて済む。さらに図5及び図6に示された実施例は、原則的にSMD技術の形式に基づく固定のために適している。そのためにエレメント7はその上側面に相応な接点ポイントを有しており、かつ第1の接点1及び第2の接点2の短いL字脚は、これらの接点面と例えば溶接によって結合される。
【0044】
図7には、本発明による過負荷防止装置の第5実施例が不作動状態で示されており、これに対して図8には図7に示された過負荷防止装置が作動状態で示されている。本発明による過負荷防止装置の第5実施例では、第1の接点1が第1のアーム11に固定されており、この第1のアーム11は図示の実施例では非導電性の材料から製造されている。同様に第2の接点2は、同様に非導電性の材料から製造された第2のアーム10に固定されている。図7に示された過負荷防止装置の不作動状態において、第1の接点1と第2の接点2とは互いに面で接触しているので、両接点は互いに導電接続されている。この導電接続のためにはろう3も役立つが、このろう3はしかしながらまず第1に、過負荷防止装置の不作動状態において第1のアーム11と第2のアーム10もしくは第1の接点1と第2の接点2との相互の位置を維持するために設けられている。第1のアーム11はヒンジ9を介して適宜な材料7に旋回可能に配置されている。同様な形式で第2のアーム10は第2のヒンジ8を介して材料7に支承されている。第1のアーム11と第2のアーム10との間には、コイルばねの形のばねエレメント4が配置されており、このばねエレメント4は第1のアーム11ひいては第1の接点1と第2のアーム10ひいては第2の接点2とに、それぞれの接点を他方の接点から離反する方向に作用する力Fを加えている。この実施例では第1のアーム11及び第2のアーム10は非導電性の材料から製造されているので、ばねエレメント4は直接第1のアーム11及び第2のアーム10に作用することができ、つまり絶縁は不要である。不作動状態において第1のアーム11ひいては第1の接点1と第2のアーム10ひいては第2の接点2との互いに離反する方向の運動は、ろう3の作用によって阻止される。しかしながらろう3が過負荷状態に基づいてその溶融温度に達するやいなや、第1のアーム11ひいては第1の接点1と第2のアーム10ひいては第2の接点2とは、図8に示されている位置に移動し、この位置において第1の接点1と第2の接点2との間の電気接続は中断されている。
【0045】
図9には本発明による過負荷防止装置の第7実施例が不作動状態において示され、これに対して図10には図9に示された過負荷防止装置が作動状態で示されている。図1〜図8に示された本発明による過負荷防止装置の実施例は、比較的簡単な構造を有しており、ゆえに製造コストは比較的安価である。しかしながら図1〜図8に示された実施例では過負荷防止装置の作動後に、過負荷防止装置全体を交換すること、又は場合によっては第1の接点1と第2の接点2とが相応な位置にもたらされた後で、第1の接点1と第2の接点2との間の電気接続を再び生ぜしめるために、新たにろう3を設けることが、必要である。それに対して図9及び図10に示された本発明による過負荷防止装置の実施例は、次のような利点を有している。すなわち図9及び図10に示された実施例では、過負荷防止装置の作動後に第1の接点1を第2の接点2と新たに電気接続するために、過負荷防止装置の一部だけもしくは1つの構成部材だけを交換すればよい。本発明の第7実施例による過負荷防止装置は、非導電性の材料から成る第1のアーム11を有しており、この第1のアーム11に第1の接点1が固定されている。相応に、非導電性の材料から成る第2のアーム10は第2の接点2を有している。図9に示された過負荷防止装置の不作動状態において、第1の接点1と第2の接点2とは、両接点が導電接続されているように、互いに接触している。第1の接点1の領域において第1のアーム11は貫通孔19を有しており、この貫通孔19は第1の接点1の背側の一部を露出させている。第1の接点1のこの区分において、略示された第1の導体15が溶接結合部17を介して第1の接点1の固定されている。同様な形式で第2のアーム10は第2の接点2の領域に貫通孔18を有しており、この貫通孔18は第2の接点2の背側の一部を露出させている。略示された第2の導体14は、貫通孔18を貫いて延びていて、溶接結合部16を介して第2の接点2と導電接続されている。第1のアーム11及び第2のアーム10は、適宜な支承部8,9を介して適宜な保持材料7と結合されている。第1のアーム11と第2のアーム10との間にはばねエレメント4が配置されており、このばねエレメント4は、第1のアーム11ひいては第1の接点1と第2のアーム10ひいては第2の接点2とに、両接点を互いに他方から離反させる方向に作用する力Fを加えている。不作動状態において過負荷防止装置は、ろう3の作用によって、図9に示された位置に保たれる。ろう3はこの場合第1のエレメント13を第2のエレメント12と結合している。第1のエレメント13と第2のエレメント12とはこの場合、摩擦力結合式(kraftschluessig)に及び/又は形状結合式(formschluessig)に第1のアーム11及び第2のアーム10に解離可能に結合されている。ろう3が過負荷状態に基づいてその溶融温度に加熱されるやいなや、第7実施例による過負荷防止装置は、図10に示された位置を占める。この位置において第1のアーム11は図10で見て支承部9を中心にして左に向かって旋回させられており、第2のアーム10は支承部8を中心にして右に向かって旋回させられている。第1のアーム11及び第2のアーム10のこの運動はこの場合、ばねエレメント4によって生ぜしめられた力によって惹起される。第1の接点1と第2の接点2との間における電気接続を、本発明の第7実施例による過負荷防止装置の作動後に再び生ぜしめるために、第1のエレメント13及び第2のエレメント12は第1のアーム11もしくは第2のアーム11から取り外される。次いで第1のアーム11及び第2のアーム10は、ばねエレメント4によって生ぜしめられるばね力に抗して押し合わされ、これによって第1の接点1と第2の接点2との間においては再び電気接続が生ぜしめられる。この位置において、新しい第1のエレメント13と、ろう3を介して該第1のエレメント13に結合された第2のエレメント12とから成る新しい複合体が、交換される。本発明による過負荷防止装置の、図9及び図10に示された第7実施例には、さらに次のような利点がある。すなわちこの実施例では、第1のエレメント13と第2のエレメント12と適宜な融点を有するろう3とから成る複合体を使用することによって、過負荷防止装置が作動する温度を簡単に合わせることができる。
【0046】
上に述べたように、また何ら制限なしに、本発明による過負荷防止装置は有利な形式で、電気機器特に内燃機関のスタータ又はスタータ・ジェネレータと共に使用することができる。このような電気機器では、通常運転時においても、高い温度が生ぜしめられるので、相応な接触接続を行うために、通常、ろう接結合部の代わりに溶接結合部が設けられている。
【0047】
図11には、アイドリング運転時におけるスタータの供給電圧Uと電流強さIとブラシ温度Tとブラケット温度Tとの関係が示されており、この場合ろうは軟ろうSn60Pbによって形成されている。特性線を形成するために、図5及び図6に示された実施例にほぼ相当する過負荷スイッチが、整流子の領域において整流子と共働するブラシを保持するブラシプレートに配置されている。特別に過負荷防止装置は接続アングルに配置されており、この接続アングルには、プラスブラシに電流を供給する電流供給部が接続されており、これによって、過負荷防止装置の作動時にブラシ装置全体が無電圧になる、という利点が得られる。図11から分かるように、供給電圧Uはスタータのアイドリング運転時にほぼ11.4Vまで降下し、この場合スタータは約100Aの電流を受容する。時点tにおけるほぼ20℃の周囲温度を起点として、ブラシ温度T及びブラケット温度Tは時間と共に上昇する。時点t≒148秒において、ろうがその溶融温度にまで加熱したことに基づいて、過負荷スイッチが作動する。過負荷防止装置の作動と共に電流回路は、電流Iの経過において分かるように、中断される。同時に供給電圧Uは12Vのアイドリング電圧に上昇する。この時点tにおいて既に280℃を越える値に達しているブラシ温度Tは、過負荷防止装置の作動後に急激に低下し、その結果全体として臨界的な状態を回避することができる。
【0048】
図12には、250Aの電流受容において負荷運転されるスタータの供給電圧と電流強さとブラシ温度とブラケット温度との関係が示されている。この場合においてもろうは軟ろうSn60Pbによって形成されている。特性線を形成するためには、図11の特性線を形成するのと構造的に同じ過負荷防止装置が使用されている。過負荷防止装置の配置形式のまた図11の場合に相当している。図12から分かるように、スタータの前記負荷状態において供給電圧Uはほぼ10.8Vに降下し、この場合スタータは約250Aの前記電流を受容する。時点tにおけるほぼ20℃の周囲温度を起点として、ブラシ温度T及びアングル温度Tは時間と共に上昇する。時点t≒156秒において、ろうがその溶融温度にまで加熱されたことに基づいて、過負荷スイッチが作動する。過負荷防止装置の作動と共に、電流回路は、電流Iの経過において分かるように中断される。同時に供給電圧Uは12Vのアイドリング電圧に上昇する。この時点tにおいて既に260℃を越える値に達しているブラシ温度Tは、過負荷防止装置の作動後に急激に低下し、その結果全体として臨界的な状態を回避することができる。
【0049】
上に述べたことから分かるように、本発明は自体公知のろう接箇所を過負荷防止装置として使用を可能にしている。
【0050】
本発明による過負荷防止装置の上記実施例は、単に本発明の目的を概略的に記載するものであって、本発明を制限するものではない。従って、本発明の枠を逸脱することなしに、種々様々な変化実施例が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の単純な第1実施例を示す図である。
【図2】
図1に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【図3】
不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第2実施例を示す図である。
【図4】
不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第3実施例を示す図である。
【図5】
不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第4実施例を示す図である。
【図6】
図5に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【図7】
不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第5実施例を示す図である。
【図8】
図7に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【図9】
不作動状態における、本発明による過負荷防止装置の第7実施例を示す図である。
【図10】
図9に示された過負荷防止装置の作動状態を示す図である。
【図11】
アイドリング運転時におけるスタータの電圧と電流とブラシ温度とブラケット温度との間の関係を示すグラフである。
【図12】
負荷運転時におけるスタータの電圧と電流とブラシ温度とブラケット温度との間の関係を示すグラフである。

Claims (22)

  1. 過負荷防止装置、特に内燃機関のスタータ用の過負荷防止装置であって、第1の接点(1)が設けられていて、該第1の接点(1)が、過負荷防止装置の不作動状態において材料(3)の作用によって、第2の接点(2)と導電接続されており、前記材料(3)の所定の温度値が越えられた場合に、過負荷防止装置を作動させるために、温度に基づく前記材料(3)の変形及び/又は変化によって、第1の接点(1)と第2の接点(2)との間における電気接続部が中断される形式のものにおいて、前記材料がろう(3)であることを特徴とする過負荷防止装置。
  2. 第1の接点(1)と第2の接点(2)とが互いに間隔をおいて配置されている、請求項1記載の過負荷防止装置。
  3. 第1の接点(1)と第2の接点(2)とが互いに導電接続されている場合に、両接点(1,2)が互いに接触している、請求項1又は2記載の過負荷防止装置。
  4. 第1の接点(1)及び/又は第2の接点(2)に、それぞれ他方の接点(1,2)から離れる方向に向けられた力(F)が作用している、請求項1から3までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  5. 前記力がばねエレメント(4)によって生ぜしめられる、請求項1から4までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  6. 第1の接点(1)及び/又は第2の接点(2)が可動に支承されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  7. 第1の接点(1)と第2の接点(2)とが導電接続されている場合に、ろう(3)が第1の接点(1)及び/又は第2の接点(2)と接触している、請求項1から6までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  8. 第1の接点(1)が第1のアーム(11)に配置されており、かつ/又は第2の接点(2)が第2のアーム(10)に配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  9. 第1のアーム(11)及び/又は第2のアーム(10)が、過負荷防止装置の不作動状態においてろう(3)の作用によって、第1の接点(1)と第2の接点(2)とが導電接続されている位置に保たれる、請求項1から8までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  10. 第1のアーム(11)に第1のエレメント(13)が配属されており、第2のアーム(10)に第2のエレメント(12)が配属されており、第1のエレメント(13)及び/又は第2のエレメント(12)が過負荷防止装置の不作動状態においてろう(3)の作用によって、第1の接点(1)と第2の接点(2)とが導電接続されている位置に保たれる、請求項1から9までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  11. 第1のエレメント(13)及び第2のエレメント(12)が交換可能である、請求項1から10までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  12. 第1の導体(15)が第1の接点(1)に溶接されており、かつ/又は第2の導体(14)が第2の接点(2)に溶接されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  13. 第1のアーム(11)が第1の貫通孔(19)を有していて、該貫通孔(19)を貫いて第1の導体(15)が延びており、かつ/又は第2のアーム(10)が第2の貫通孔(18)を有していて、該貫通孔(18)を貫いて第2の導体(14)が延びている、請求項1から12までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  14. ろう(3)が軟ろうである、請求項1から13までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  15. ろう(3)が約200℃の溶融温度を有している、請求項1から14までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  16. 過負荷防止装置が約320℃で作動する、請求項1から15までのいずれか1項記載の過負荷防止装置。
  17. 請求項1から16までのいずれか1項記載の過負荷防止装置を有していることを特徴とする電気機器。
  18. 過負荷防止装置が整流子の領域に配置されている、請求項17記載の電気機器。
  19. 過負荷防止装置が、整流子と共働するブラシを保持するブラシプレートに配置されている、請求項17又は18記載の電気機器。
  20. ブラシがブラスブラシを有しており、過負荷防止装置が、プラスブラシに給電する電流供給部が接続結合された接続アングルに配置されている、請求項17から19までのいずれか1項記載の電気機器。
  21. 電気機器がスタータ又はスタータ・ジェネレータである、請求項17から19までのいずれか1項記載の電気機器。
  22. 過負荷防止装置としてのろう接箇所の使用。
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