JPH11315865A - 電気機械式ブレーキ - Google Patents
電気機械式ブレーキInfo
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- JPH11315865A JPH11315865A JP10272403A JP27240398A JPH11315865A JP H11315865 A JPH11315865 A JP H11315865A JP 10272403 A JP10272403 A JP 10272403A JP 27240398 A JP27240398 A JP 27240398A JP H11315865 A JPH11315865 A JP H11315865A
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Abstract
りもかなり小さい作動力を加えればよい電気アクチュエ
ータを有する、例えば、動力車または軌道車両に好適な
電気機械式ブレーキを提供すること。 【解決手段】 特に車両用の電気機械式ブレーキであっ
て、ブレーキ作動されるブレーキの回転可能な構成要素
に対して摩擦力をもたらすために、作動力を発生させて
少なくとも1つの摩擦要素に対してその摩擦要素を加圧
するように作動力を付与する電気アクチュエータを有す
る。アクチュエータによって加えられる作動力を低く保
つために、ブレーキ作動される構成要素と電気アクチュ
エータ間にその電気アクチュエータによって生じる作動
力を自己増力させる装置が配置される。摩擦力の実値が
設定値から偏った場合に、それに応じて、発生する作動
力を増減して設定値に実値を近似させるように、設定値
を実値と比較する装置によって電気アクチュエータを制
御する。従って、摩擦係数の変動によって、悪影響を被
ることがない。
Description
るブレーキの回転可能な構成要素に対して摩擦力をもた
らすために、作動力を発生させて少なくとも1つの摩擦
要素に対してその摩擦要素を加圧するように作動力を付
与する電気アクチュエータを有する特に車両用の電気機
械式ブレーキに関する。
られている。DE 195 43 098 C2(独国
特許明細書)は、ディスク・ブレーキとして設計され
た、電気的に作動可能な車両用ブレーキを記載してい
る。この車両用ブレーキのブレーキ・ライニングは電動
モータによってブレーキ・ディスクに加圧される。電動
モータは、その作動力を、いわゆる遊星ころがり接触式
螺子付きスピンドルを介して、ブレーキ・ライニングと
相互作用をする軸方向に変位可能に取り付けられたピス
トンに伝達する。
はさらに別の、ディスク・ブレーキとして設計された、
電気的に作動可能な車両用ブレーキを記載している。こ
の車両用ブレーキのブレーキ・ライニングは、アクチュ
エータとして機能する電動モータによってブレーキ・デ
ィスクに加圧される。この電動モータは、スピンドルギ
ヤ機構を備え、異なった設計が可能なスピンドル要素に
よって、ブレーキ・ライニングの変位方向において、ブ
レーキ・ライニングに作用する軸方向に変位可能なピス
トンに接続される。なお、この特許文献においては、ト
ルクと回転速度を変換するためのギヤ機構が随意に設け
られている。
ータ付きブレーキの主たる問題点は、十分なブレーキ効
果を達成するために、アクチュエータが高い作動力を加
えねばならないことにある。この高い作動力を加えるた
めに、アクチュエータは大きなパワーが必要であり、非
常に大きな駆動ユニット、通常は大きなトルクを有して
重量の嵩張る高価な電動モータを駆動源として用いる必
要がある。その結果として、電気機械式ブレーキは、今
日まで、例えば、車両用ブレーキとして広範に用いられ
てこなかった。
ける作動力よりもかなり小さい作動力を加えればよい電
気アクチュエータを有する、例えば、動力車または軌道
車両に好適な電気機械式ブレーキを提供することを目的
とする。本発明はさらに、非常に良好な制御応答、高い
動的性能が特に重要とされる電気機械式ブレーキを提供
することを目的とする。
めに、冒頭に述べられた形式の本発明の電気機械式ブレ
ーキは、ブレーキ作動される構成要素と電気アクチュー
タ間に電気アクチュエータによって生じる作動力の自己
増力をもたらす装置を設け、さらに摩擦力の設定値と摩
擦力の実値を比較する装置を設け、前記の摩擦力を比較
する装置は、摩擦力の実値が設定値から偏った場合に、
それに対応して、電気アクチュエータを駆動してその作
動力を増減させて、摩擦力の実値を設定値に近似させ
る、ことを特徴とする。
によって生じた作動力を補助力を導入することなく純粋
に機械的な方法で増加させる、自己増力装置において、
所定の摩擦力をもたらすために必要な力に対する電気ア
クチュエータによる作動力の割合が従来の電気機械式ブ
レーキにおいては100%であってが、それが極めて軽
減される。本発明によれば、所定の摩擦力をもたらすた
めに必要な力の最も大きな部分は自己増力装置によって
加えられる。従って、通常のブレーキ操作中にアクチュ
エータによって加える作動力を容易に、例えば、従来の
値の略2%に軽減することが可能である。本発明のブレ
ーキに必要な動力もある程度にまで減少する。その結
果、著しく小さく従ってより軽量で安価な、かつ付加的
に動的性能の改善された電動モータをアクチュエータと
して用いることができる。
特に動力車のドラム・ブレーキの分野で知られている。
しかし、自己増力ブレーキは、作動力が増すと共にその
摩擦係数が不均衡に増すという欠点を有している。従来
の油圧ブレーキ・システムにおいて、個々の車輪ブレー
キ・シリンダにおけるブレーキ力の分布はブレーキライ
ンの圧力と油圧ピストンの面積によって決定されるの
で、自己増力ブレーキが用いられるとき、ブレーキの摩
擦ライニングとブレーキ作動されるブレーキ・ディスク
またはブレーキ・ドラム間に実際に存在する異なった摩
擦係数によって、車両の個々の車輪における摩擦力が非
常に異なるという現象が不可癖にもたらされる。車両の
運転者もこのような車輪ごとに摩擦力が異なるという現
象を認知させられる。なぜなら、そのような現象によっ
て、車両がブレーキ中に傾いてしまう、すなわち、車両
が不本意にその走行の方向を変えてしまうからである。
特に、滑りやすい路面においてブレーキ操作を行ったと
きに、このような車輪ごとに摩擦力が異なるという現象
によって、横すべりが生じることがある。前記の摩擦力
が異なるという現象に関連する欠点によって、自己増力
ブレーキは、かなり長い間、動力車の分野で有用なブレ
ーキとして用いられなかった。
の偏見を克服したものであり、エンジンおよび(関連す
る軸受やギヤ機構を含む)下流側の動力伝達要素からな
る多重要素によって構成される比較的複雑な駆動列を駆
動するために、電気機械式ブレーキは通常所定の分布の
ブレーキ力の発生させるための力またはトルクおよび/
または位置を測定するセンサーシステムを有している、
という事実を利用している。本発明によれば、このよう
な公知のセンサシステムが、前述の摩擦力に関する設定
値と実値の比較を実施するために、なんらの変更もせず
に用いられ、それによって、設定値と実値との間に差異
が検出されたとき、例えば、センサシステムに連結され
た電子制御ユニットによって、電気アクチュエータは摩
擦力の実値が設定値に近似するように駆動される。な
お、本明細書において、摩擦力の実値は公知の方法によ
って直接的または間接的に測定される。
されたことによって、本発明による電気機械式ブレーキ
は従来の電気機械式ブレーキと比較して動的性能が著し
く改善され、それによって、本発明による電気機械式ブ
レーキは、摩擦要素とブレーキ作動される構成要素間の
摩擦力の変動が速度に対して補償されて、例えば、それ
が動力車の駆動性能に悪影響をもたらすことがなくなる
ので、自己増力装置に関連する前述の欠点をなくしてそ
の利点を活かすことが可能になる。
実施態様によれば、自己増力装置は、傾斜角αを有して
関連する当接物に滑動自在にまたは転動自在に支持され
る少なくとも1つのウェッジを有している。1実施態様
によれば、電気アクチュエータによって自己増力装置に
加えられる入力が、摩擦要素とブレーキ作動される構成
要素間の摩擦係数の変化とは無関係に、ブレーキ作動さ
れる構成要素の通常の回転方向に対して常に正であるよ
うに、傾斜角αが定められる。このような入力が正とな
る傾斜角αを有するウェッジは加圧ウェッジとも呼ばれ
る。なぜなら、自己増力装置の寸法は、傾斜角αの選択
にのみ依存し、前記のように入力が正となる傾斜角αが
選択された場合は、摩擦係数μの変化とは無関係にブレ
ーキの全操作状態において圧縮力がウェッジに加えられ
て所定の摩擦力を得るような寸法に決定されるからであ
る。ここで、圧縮力は電気アクチュエータによって加え
られる。このような圧縮力が加えられるウェッジ装置を
用いることによって、本発明による電気機械式ブレーキ
に必要なエネルギーは、設計すなわち傾斜角αの選択に
依存して、通常の操作においては自己増力装置を有しな
い従来の電気機械式ブレーキに必要なエネルギーの2%
に、またフェイディングモードにおいてはその約17%
に軽減させることができる。
は、極端に強いブレーキ力によって温度変化が生じ、ブ
レーキ・ライニングからガスが放出され、それによって
摩擦係数が低下するようなブレーキの作動状態を意味す
る。特に高速から繰り返しブレーキ操作が連続的に行わ
れたあとまたは山岳地帯の峠の比較的長い下路を走行す
るときに、動力車にブレーキ・フェイディングが生じ
る。
施態様によれば、電気アクチュエータによって自己増力
装置に加えられる入力が、摩擦要素とブレーキ作動され
る構成要素間の摩擦係数の変化とは無関係に、ブレーキ
作動される構成要素の通常の回転方向に対して常に負で
あるように、傾斜角αが定められ、かつ電気アクチュエ
ータと自己増力装置間の全駆動列に本実施態様における
負の入力方向にプレストレスが付加される。前記の圧縮
力が加わるウェッジ装置とは逆に、この連続的に負の入
力が付加される場合は、張力が加えられるウェッジ装置
と呼ばれ、ブレーキの各操作状態において、張力がウェ
ッジに加えられる。この張力が加えられるウェッジ装置
は、圧縮力が加えられるウェッジ装置の傾斜角よりも小
さい傾斜角αを適切に選択することによって得られる。
張力が加えられるウェッジ装置の利点は、その張力が加
えられた状態においては増力効果が低いので、ブレーキ
はさらに安定に挙動し、その結果として、通常のブレー
キ操作中におけるブレーキの制御性を改善することがで
きる点にある。しかし、この利点は、通常のブレーキ操
作中において必要とされるエネルギーが圧縮力が加えら
れるウェッジ装置と比較してかなり高くなるという犠牲
を伴って達成される。
えられたウェッジ装置は、摩擦係数μが減少することに
よって、加えられる張力が急激に低下し、その状態にお
いて、アクチュエータは必要な摩擦力を発生させるのに
作動力をほとんど必要としない。
加えられるウェッジ装置は、ブレーキの全操作範囲にお
いて、駆動列に生じうる負荷変動の可能性が排除される
点にある。しかし、駆動列におけるいかなる負荷変動を
も避けるためには、張力が加えられるウェッジ装置の場
合、すでに述べたように、駆動列にプレストレスを付加
的に与えておく必要がある。
レーキ作動される構成要素はブレーキ・ディスクであ
り、自己増力装置はそのブレーキ・ディスクと間隙を置
いて平行にかつ同軸に配置されるキャリア・リングであ
る。このキャリア・リングには、そのブレーキ・ディス
クが面する側の反対側に一連のウェッジが設けられてい
る。ウェッジは、各々、傾斜角αを有して回転可能に取
り付けられたボルトに支持される第1面を有している。
べてのボルトは、キャリア・リングと同軸に配置された
環状ボルト・キャリア内に設けられ、すべてのボルトの
回転軸はブレーキ・ディスクの回転軸に対して直角に配
列され、キャリア・リングとボルト・キャリアはブレー
キ・ディスクの回転軸の回りを互いに回転可能である。
ボルト・キャリアとキャリア・リングが相対的に回転す
ることによって、ウェッジとボルトは互いに向き合って
相対的に走行し、キャリア・リングとボルト・キャリア
間の間隙が相対的な回転および傾斜角αの関数として増
加する。
有する内歯として設計されるのが好ましい。電気アクチ
ュエータとこの内歯は、前述の歯部と係合して電気アク
チュエータによって駆動可能な出力ピニオンによって接
続されるのが好ましい。
設計されるこのようなブレーキの好適な実施態様におい
て、環状ボルト・キャリアは固定され、内歯として設計
されるキャリア・リングは、電気アクチュエータによっ
てブレーキ・ディスクの回転軸の回りをボルト・キャリ
アに対して回転される。しかし、変更例として、キャリ
ア・リングは固定されてボルト・キャリアが回転される
ように設計されてもよい。
キにおいて、キャリア・リングのブレーキ・ディスクに
面する側に複数の摩擦要素が配列されるのが好ましい。
これらの摩擦要素は、キャリア・リングの他の側に存在
するウェッジによってブレーキ・ディスクに対して軸方
向に加圧される。熱的な影響を考慮して、複数の摩擦要
素は、キャリア・リングの周方向において互いに離間さ
れて配置されるのが好ましい。しかし、もし比較的大き
な摩擦ライニング面が必要なら、単一の連続的な環状摩
擦要素を配置することも可能である。摩擦要素は、キャ
リア・リングに例えば接着によって直接接続されてもよ
いし、別体のキャリアプレートに取り付けて簡単に離脱
可能な方法でキャリア・リングに取り付けてもよい。
の高さは、キャリア・リングと直交する方向において、
少なくともディスク・ブレーキの所定の調整移動量、す
なわち、摩擦要素の最大許容磨耗量に最大負荷が付与さ
れた場合に摩擦要素を支持するブレーキ構成要素の変形
量の和に相当する、のが好ましい。この調整移動量はウ
ェッジ装置によってのみ与えられる。
レーキの好適な実施態様において、各ウェッジは、その
キャリア・リングの周方向において先行するウェッジの
直後に隣接するように配置される。こうして、ウェッジ
の運動における遊びは最小化される。また、各ウェッジ
には回転可能に取り付けられたボルトに支持される第2
面が設けられるのが好ましい。この第2面は第1面と逆
方向に傾斜し、傾斜角αよりも大きい傾斜角βを有する
のが好ましい。このような自己増力装置において、傾斜
角αを有する第1面は車両が前方に走行するときに利用
され、傾斜角βで傾斜している第2面は逆方向に走行す
る車両に対するブレーキ操作に利用される。第2面の傾
斜角を傾斜角αと比較して大きな傾斜角βとすることに
よって、各ウェッジの全長を短くして空間を節約するこ
とができる。そして、そのように第2面の傾斜角を大き
くしても、逆方向に走行する場合のブレーキ操作に必要
なブレーキ力は前方に走行する場合のブレーキ操作に必
要なブレーキ力よりも通常は著しく小さいので、不都合
ではない。
おいて、電気アクチュエータとして電動モータが用いら
れるが、他の駆動ユニットを用いることも可能である。
て、本発明によるディスク・ブレーキとして構成される
電気機械式ブレーキの好適な実施の形態を詳述する。
に通気口を有するブレーキ・ディスク12を備えるディ
スク・ブレーキ10を三次元的に示す図である。
ディスク12から軸方向に特定距離だけ離れて前記ディ
スクと平行にかつ軸Aと同軸に配置されている。この第
1キャリア・リング14のブレーキ・ディスク12に面
する側に複数の摩擦要素16が取り付けられている。摩
擦要素16は、以下に詳述するように、ブレーキ・ディ
スク12をブレーキ作動するのに必要な摩擦力を発生さ
せるために、ブレーキ・ディスク12に対して押しつけ
られる。第1キャリア・リング14の反対側、すなわ
ち、ブレーキ・ディスク12と面しない側に、一連のウ
ェッジ18が固着されている。各ウェッジ18には、傾
斜角αを有する第1面20と傾斜角βを有する第2面2
2が形成されている。第1キャリア・リング14を平面
から見ると、両面20、22は、互いに直接隣接して、
基本的に第1キャリア・リング14の周方向に延長して
いる。変更例(図示せず)として、2つの面20、22
は図1に例示されるように互いに共通端24において当
接せず、その代わりに、それらの面20、22間にキャ
リア・リング14と平行に延出する部分を有している。
22は互いに逆方向に傾き、第2面22の傾斜角βは第
1面20の傾斜角αよりも著しく大きい。ウェッジ18
は、より明瞭にするために、そのいくつかのみしか図1
に示されていないが、キャリア・リング14の周方向か
ら見て、互いに直接的に繋がっている。従って、第1キ
ャリア・リング14の軸方向の全外面はウェッジ18に
よって覆われている。しかし、他の実施の形態として
(図示せず)、第1キャリア・リング14の周方向にお
いて、2つの連続するウェッジ18間にある距離を設け
てもよい。この場合、キャリア・リング14の軸方向の
全外面はウェッジ18によって覆われていないが、その
代わり、ウェッジ18は、例えば、グループ化されて配
置され、第1キャリア・リング14の周方向において互
いに続いている2つのウェッジのグループの間に比較的
大きな距離が設けられるとよい。ウェッジ18は第1キ
ャリア・リング14と一体化されてもよいし、別体とし
て作製されてからキャリアリング14に固着されてもよ
い。
に、略U字形断面の環状ボルト・キャリア26が配置さ
れている。環状ボルト・キャリア26は、キャリア・リ
ング14に向かって開口される環状空洞28を有し、そ
の環状空洞28内にウェッジ18が突出している。ウェ
ッジ18と同じ数のボルト30(図1には、二個のみが
例示されている)がこの環状空洞28内に回転可能に取
り付けられている。ウェッジ18と相互作用するように
設けられたボルト30の回転軸は軸Aに対して直交して
いる。図1に例示される好適な実施の形態において、各
ボルト30は、ボルト・キャリア26に固定された軸に
回転可能に取り付けられたスリーブとして具体化されて
いる。
の半径方向内側の周面に締結されている。この電動モー
タ32は、ディスク・ブレーキ10に作動力を付与する
電気アクチュエータとして機能し、第1キャリア・リン
グ14の半径方向内側の周面に形成された歯部36と係
合する出力ピニオン34を有している。必要に応じて、
ギア機構(図示せず)が電動モータ32と出力ピニオン
34間に配置されてもよい。
リング14と対向する側に、第2キャリア・リング38
がブレーキ・ディスク12から軸方向にある距離だけ離
れてそのブレーキ・ディスク12と平行にかつ軸Aと同
軸に配置されている。この第2キャリア・リング38に
は、ブレーキ・ディスク12に面する側に摩擦要素1
6’が設けられている。これらの要素は少なくとも本質
的に摩擦要素16と対応する点において第2キャリア・
リング38に設けられ、ブレーキ操作中にブレーキ・デ
ィスク12に対して押し付けられる。
領域に、複数のサドル40(図1には三個のサドルが例
示されている)が配置されている。これらのサドル40
は、ボルト・キャリア26、第1キャリア・リング1
4、ブレーキ・ディスク12および第2キャリア・リン
グ38と係合し、半径方向内側に突出するアーム42に
よって、ボルト・キャリア26の軸方向外側の端面およ
び第2キャリア・リング38またはそれに接続される構
成要素の軸方向外側の端面に支持される。
について説明する。ここで、ディスク・ブレーキ12は
矢印ωの方向に回転すると仮定する。この回転方向は、
車両に搭載されるディスク・ブレーキ10の前方に向か
う走行に相当する。ブレーキ操作を始動するために、電
動モータ32が通電され、続いて、第1キャリア・リン
グ14が固着されているボルト・キャリア26対して回
転方向ωにおいて角度ψだけ回転するように、出力ピニ
オン34を駆動する。その結果、ウェッジ18の第1面
20が対応するボルト30を押し上げるように当接し、
第1キャリア・リング14がブレーキ・ディスク12に
対して軸方向に変位され、摩擦要素16がブレーキ・デ
ィスク12に対して押しつけられる。キャリア・リング
14の軸方向変位の量sは、式 s=ψ/(2π・P)
によって決定される。但し、ψは回転角で、Pは傾斜角
αから得られる第1面20の傾斜である。
押しつけられると、その結果としての反力が生じて、摩
擦要素16、第1キャリア・リング14、ボルト・キャ
リア26およびサドル40を介して、ブレーキ・ディス
ク12に対する第2キャリア・リング38の軸方向変位
をもたらす。その結果、摩擦要素16’が(浮動キャリ
パの原理で)事実上遅れを生じることなくブレーキ・デ
ィスク12に押しつけられる。
自己増力装置を構成する。すなわち、出力ピニオン34
を介して電動モータ32によってディスク・ブレーキ1
0に加えられる作動力は外部からさらに力が加わること
なく自動的に増力される。自己増力効果を、図2に概略
的に示されたウェッジ18に作用する力の平衡状態に基
づいて説明する。図2において、Finは、ウェッジ18
に加えられる入力であり、FB は、ブレーキ操作中に、
ボルト30によって反力となる支持力であり、入力Fin
と逆方向の力FByとブレーキ・ディスクと直交する圧縮
力FBxに分解され、FN は、力FBxと逆方向の、ブレー
キ・ディスクと直交する力であり、FR は、ウェッジま
たは摩擦要素に生じる摩擦力である。
クにおける摩擦力または摩擦トルクFR は、 Fin = −FR ・〔1−tanα/μ〕 の式から明らかなように、傾斜角α、干渉変数である摩
擦係数μ、および入力F inにのみ依存する。
ると、比較的大きく変化することがある。ブレーキ操作
中に、摩擦係数がこのように変化すると、摩擦力FR が
変化し、その結果、ブレーキ作動されるブレーキの構成
要素、すなわち、ブレーキ・ディスク12のブレーキ作
動による減速状態が変化する。摩擦係数のこのような好
ましくない変化を補償するために、例示されたディスク
・ブレーキ10は摩擦力を連続的に測定することが可能
なセンサ・システム(図示せず)を設けている。この公
知のセンサ・システムは、電子制御ユニット(図示せ
ず)に接続されている。電子制御ユニットはセンサ・シ
ステムからの受信信号を評価し、詳細には、摩擦力の実
値を摩擦力の所定の設定値と比較する。この信号の評価
に基づいて、第1キャリア・リング14を回転方向ωま
たはその逆方向に回転させることによって、摩擦力の実
値を増減させてその実値を設定値と近似させるように、
電動モータ32が制御ユニットによって駆動される。
特にブレーキ操作の始動時や、ブレーキ負荷が高くブレ
ーキ・ディスク12および摩擦要素16、16’が熱く
なるいわゆるフェイディング・モードにブレーキの状態
が変化するときに、電動モータ32とウェッジ18間に
負荷変動が生じないように、ウェッジ18の第1面20
の傾斜Pが選択されることが重要である。
にわたって張力のみかまたは圧縮力のみが入力Finとし
てモータ32とキャリア・リング14間に加えられるよ
うに傾斜角αが選択されること、すなわち、ブレーキ操
作の全範囲にわたって入力F inが正または負のいずれか
を保つことによって実現される。実際、ある特定の傾斜
角αにおいて、入力Finは摩擦係数μの変化によってそ
の正負が変化する可能性がある。その入力Finの正負の
変化は駆動列内に存在する遊びの移動範囲において駆動
列に好ましくない移動をもたらし、その結果、制御する
のが困難な力が飛び跳ねるように生じる。
操作の全範囲にわたって、以下の式が満足されることが
必要である。 1−tanα/μ<0 この式は、入力Finがブレーキ操作の全範囲にわたって
正であることを示し、このような構成のウェッジ装置を
圧縮力の加えられるウェッジ装置と呼ぶ。または、駆動
列内の負荷変動を防ぐには、ブレーキ操作の全範囲にわ
たって、以下の式が満足されることが必要である。 1−tanα/μ>0 この式は、入力Finがブレーキ操作の全範囲にわたって
負であることを示し、このような構成のウェッジ装置を
張力の加えられるウェッジ装置と呼ぶ。
るウェッジ装置、FBy<FR )となるように、傾斜角α
が選択されるなら、以下の結果が得られる。
り、電動モータ32によって加えられる入力Finは比較
的高く、その結果、通常のブレーキ操作中において電動
モータ32に必要なエネルギーはかなり高い。にも関わ
らず、電動モータ32に必要なエネルギーは、従来の電
気機械式ブレーキと比較して80%以上まで軽減され
る。
わち、摩擦係数μが低下しているとき、電動モータ32
によって加えられる張力は前述の関係に基づいて減少
し、従って、必要な摩擦力FR を発生するためのエンジ
ンパワーおよびエンジントルクはほとんど必要とされな
い。従来の装置と比較して、電動モータ32に必要なエ
ネルギーは、選択される傾斜角αに依存して、95%以
上まで軽減される。
増力効果が小さいのでシステムの挙動がより安定し、通
常なブレーキ操作中のブレーキの制御能力が改善される
点にある。ただし、この利点は、ブレーキが通常に作動
しているときはいくらか高いエネルギーが必要である、
という犠牲を伴う。
れるウェッジ装置、FBy>FR )となるように、傾斜角
αが選択されるなら、以下の結果が得られる。
り、電動モータ32によって加えられる圧縮力Finは理
論的には望み通りの低い値に設定可能である。ただし、
実際には、制御能力(過度に高い増力効果、干渉変数の
影響など)に依存して、過度に小さい圧縮力を選択する
ことはできない。にも関わらず、通常のブレーキ操作に
おいて、電動モータ32に必要なエネルギーは、従来の
自己増力装置を有しない電気機械式ブレーキと比較して
90、95%、それ以上まで軽減される。
モータ32によって加えられる圧縮力は増し、従って、
必要な摩擦力FR を発生するためのエンジンパワーおよ
びエンジントルクは大きくなる。
は、フェイディングモードにおいて比較的高い力を加え
るように設計された電動モータ32が、通常なブレーキ
操作中ではトルクと力にかなりの余裕があるので、通常
のブレーキ操作中に良好な動的性能を発揮することがで
きる点にある。
前記のブレーキ操作の説明において、圧縮力が加えられ
るウェッジ装置が基本的には用いられた。すなわち、ウ
ェッジ18は第1キャリア・リング14の対応する回転
に基づいてボルト30を加圧する。一方、張力が加えら
れるウェッジ装置においては、対応する傾斜角αの選択
によって予め定めることによって、電動モータ32は反
対方向に回転する。駆動列にプレストレスを与える張力
の加えられるウェッジ装置は図1に例示されていない。
に、電動モータ32は、出力ピニオン34が作動中に移
動したのと反対方向に回転し、その結果、第1キャリア
・リング14は始動位置に再び復帰し、すなわち、ウェ
ッジ18の第1面20がボルト30から離れ、キャリア
・リング14はブレーキ・ディスク12から軸方向にお
いて離れるように移動する。
8の傾斜角βを有する第2面22を用いてブレーキ作動
される。この第2面22の傾斜角βは、逆方向の走行の
ブレーキ操作には通常特に大きな摩擦力が必要とされな
いので、第1面20の傾斜角αよりも著しく大きく選択
される。傾斜角αよりも傾斜角βが大きいので、逆方向
に走行する場合のブレーキ操作において、電動モータ3
2は大きいエネルギーが必要であるが、これは逆方向に
走行する場合のブレーキ操作は通常低いブレーキ力しか
必要としないので不都合とはならない。
方向に回転すると(車両が逆方向に走行すると)、例え
ば、現在通常に用いられているABSシステムのセンサ
ーシステムによって、回転方向の変化が検出されるの
で、第2面22がボルト30を押し上げるように当接す
るまで第1キャリア・リング14が電動モータ32によ
って回転される。以後のブレーキ操作は前述の通りであ
る。
レーキ操作を第1面20によって行うことも可能であ
る。ただし、そのために、電動モータ32は(特に圧縮
力が加えられるウェッジ装置の場合、すなわち、傾斜角
αが大きい場合)十分な力および/またはトルクを必要
とする。なぜなら、ウェッジ18とボルト30の組み合
わせは非自己増力装置として作用するので、電動モータ
22は必要な摩擦力を完全に付与しなければならないか
らである。
ーキはディスク・ブレーキとして実施されているが、ド
ラム・ブレーキとして実施することも可能である。その
場合、ウェッジ18は、例えば、ドラムブレーキのシュ
ーの半径方向内側に配置されるとよい。さらに、自己増
力効果は、ウェッジ以外に、例えば、4本の連鎖バーの
の形態によっても達成される。
キ作動される構成要素と電気アクチュータ間に電気アク
チュエータによって生じる作動力の自己増力をもたらす
装置を設け、さらに摩擦力の設定値と摩擦力の実値を比
較する装置を設け、摩擦力の実値が設定値から偏った場
合に、それに対応して、電気アクチュエータを駆動して
その作動力を増減させて摩擦力の実値を設定値に近似さ
せるように構成したので、電気アクチュエータによって
加える作動力を容易に、例えば、従来の値の略2%にま
で軽減することができ、その結果、著しく小さく従って
より軽量で安価な、かつ付加的に動的性能の改善された
電動モータをアクチュエータとして用いることが可能で
ある。
れた電気機械式ブレーキを三次元的に示す図である。
る各力を表す図表である。
Claims (14)
- 【請求項1】 ブレーキ作動されるブレーキの回転可能
な構成要素に対して摩擦力をもたらすために、作動力を
発生させて少なくとも1つの摩擦要素に対してその摩擦
要素を加圧するように作動力を付与する電気アクチュエ
ータを有する特に車両用の電気機械式ブレーキにおい
て、 ブレーキ作動される前記構成要素と前記電気アクチュエ
ータ間に前記電気アクチュエータによって生じた作動力
を自己増力させる装置を配置し、さらに摩擦力の設定値
を摩擦力の実値と比較する装置を設け、 前記の摩擦力を比較する装置は、前記実値が前記設定値
から偏った場合に、それに応じて、発生する作動力を増
減して前記設定値に前記実値を近似させるように、前記
電動モータを駆動することを特徴とする電気機械式ブレ
ーキ。 - 【請求項2】 自己増力装置は傾斜角αのウェッジを少
なくとも1つ有し、前記ウェッジは関連する当接物に滑
動自在または転動自在に支持されることを特徴とする請
求項1に記載の電気機械式ブレーキ。 - 【請求項3】 前記傾斜角αは、前記電気アクチュエー
タによって前記自己増力装置に加えられる入力Finが、
前記摩擦要素とブレーキ作動される前記構成要素間の摩
擦係数μの変化とは無関係に、ブレーキ作動される前記
構成要素の通常の回転方向に関して常に正であるよう
に、選択されることを特徴とする請求項2に記載の電気
機械式ブレーキ。 - 【請求項4】 前記傾斜角αは、前記電気アクチュエー
タによって前記自己増力装置に加えられる入力Finが、
前記摩擦要素とブレーキ作動される前記構成要素間の摩
擦係数μの変化とは無関係に、ブレーキ作動される前記
構成要素の通常の回転方向に関して常に負であるよう
に、選択され、かつ前記電気アクチュエータと前記自己
増力装置間の全駆動列に対してプレストレスが負の入力
Finの方向に与えられることを特徴とする請求項2に記
載の電気機械式ブレーキ。 - 【請求項5】 ブレーキ作動される前記構成要素はブレ
ーキ・ディスク(12)であり、 前記自己増力装置は前記ブレーキ・ディスク(12)と
平行かつ同軸に配置されたキャリア・リング(14)を
有し、 前記キャリア・リング(14)には前記ブレーキ・ディ
スク(12)が面する側と反対側に一連のウェッジ(1
8)が設けられ、 各ウェッジ(18)は傾斜角αを有する第1面(20)
を備え、前記第1面(20)は回転可能に取り付けられ
た1つのボルト(30)上に支持されることを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれか1つに記載のブレーキ。 - 【請求項6】 前記ボルト(30)の全てはキャリア・
リング(14)と同軸に配置された環状ボルト・キャリ
ア(26)内に取り付けられ、前記ボルト(30)の全
ての回転軸は前記ブレーキ・ディスク(12)の回転軸
に対して直角であり、前記キャリア・リング(14)と
ボルト・キャリア(26)はブレーキ・ディスク(1
2)の回転軸の回りに互いに回転可能であることを特徴
とする請求項5に記載の電気機械式ブレーキ。 - 【請求項7】 前記キャリア・リング(14)は、歯部
(36)によって内周が構成される内歯として設計され
ていることを特徴とする請求項5または6に記載の電気
機械式ブレーキ。 - 【請求項8】 前記電気アクチュエータによって駆動さ
れる駆動ピニオン(34)が前記歯部(36)と係合し
ていることを特徴とする請求項7に記載の電気機械式ブ
レーキ。 - 【請求項9】 前記キャリア・リング(14)は、前記
電気アクチュエータによって、前記ブレーキ・ディスク
(12)の回転軸の回りを前記環状ボルト・キャリア
(26)に対して相対的に回転可能であることを特徴と
する請求項7または8に記載の電気機械式ブレーキ。 - 【請求項10】 複数の摩擦要素(16)が前記キャリ
ア・リング(14)の前記ブレーキ・ディスク(12)
と面する側に配置されることを特徴とする請求項5ない
し9のいずれか1つに記載のブレーキ。 - 【請求項11】 前記キャリア・リング(14)と直交
する各ウェッジ(18)の高さは、前記ブレーキ・ディ
スク(12)を含むディスク・ブレーキ(10)の所定
の調整移動量に少なくとも相当することを特徴とする請
求項5ないし10のいずれか1つに記載の電気機械式ブ
レーキ。 - 【請求項12】 各ウェッジ(18)は、前記キャリア
・リング(14)の周方向において先行するウェッジ
(18)と直接繋がっていることを特徴とする請求項5
ないし11のいずれか1つに記載の電気機械式ブレー
キ。 - 【請求項13】 各ウェッジ(18)は前記の回転可能
に取り付けられたボルト(30)の1つに支持される第
2面(22)を有し、前記第2面(22)は前記第1面
(20)と逆方向に傾斜し、前記第2面(22)の傾斜
角βは前記傾斜角αよりも大きいことを特徴とする請求
項5ないし12に記載の電気機械式ブレーキ。 - 【請求項14】 前記電気アクチュエータは電動モータ
(32)であることを特徴とする請求項1ないし13の
いずれか1つに記載の電気機械式ブレーキ。
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