JPH11283365A - メモリセルアレイを有する半導体メモリ - Google Patents
メモリセルアレイを有する半導体メモリInfo
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- JPH11283365A JPH11283365A JP35791798A JP35791798A JPH11283365A JP H11283365 A JPH11283365 A JP H11283365A JP 35791798 A JP35791798 A JP 35791798A JP 35791798 A JP35791798 A JP 35791798A JP H11283365 A JPH11283365 A JP H11283365A
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- Japan
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- master
- bit line
- word line
- local
- semiconductor memory
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
- G11C11/409—Read-write [R-W] circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/18—Bit line organisation; Bit line lay-out
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/14—Word line organisation; Word line lay-out
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Dram (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 階層形のビットラインアーキテクチャまたは
ワードラインアーキテクチャを有する半導体メモリを提
供する。 【解決手段】 各行にマスタビットライン対が設けられ
ており、それらのマスタビットライン対は第1および第
2のマスタビットラインから成る。これら第1および第
2のマスタビットラインに対し、第1のマスタビットラ
インが交互に第2のマスタビットラインの上になったり
下になったりするよう、相互に垂直方向のツイストが与
えられている。この場合、垂直方向とはメモリセルアレ
イの主表面に対し直角を成す方向である。メモリセルに
接続された行に複数のローカルビットライン対が設けら
れており、ローカルビットラインの少なくとも1つはマ
スタビットラインと接続されている。
ワードラインアーキテクチャを有する半導体メモリを提
供する。 【解決手段】 各行にマスタビットライン対が設けられ
ており、それらのマスタビットライン対は第1および第
2のマスタビットラインから成る。これら第1および第
2のマスタビットラインに対し、第1のマスタビットラ
インが交互に第2のマスタビットラインの上になったり
下になったりするよう、相互に垂直方向のツイストが与
えられている。この場合、垂直方向とはメモリセルアレ
イの主表面に対し直角を成す方向である。メモリセルに
接続された行に複数のローカルビットライン対が設けら
れており、ローカルビットラインの少なくとも1つはマ
スタビットラインと接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、行と列に配置され
た複数のメモリセルから成るメモリセルアレイを有する
半導体メモリに関する。
た複数のメモリセルから成るメモリセルアレイを有する
半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリチップの集積密度を高めるため、
数年前から階層または”セグメント化”されたビットラ
インアーキテクチャが開発されてきた。このアーキテク
チャにより、所定数のメモリセルに対しスペースをとる
センスアンプの個数を低減することができ、したがって
チップサイズが小さくなり、あるいは所定のチップサイ
ズについてメモリ容量が大きくなる。
数年前から階層または”セグメント化”されたビットラ
インアーキテクチャが開発されてきた。このアーキテク
チャにより、所定数のメモリセルに対しスペースをとる
センスアンプの個数を低減することができ、したがって
チップサイズが小さくなり、あるいは所定のチップサイ
ズについてメモリ容量が大きくなる。
【0003】図1には、半導体メモリの従来の階層形ビ
ットラインアーキテクチャが示されている。メモリセル
アレイの所定の行Cj において、マスタビットラインM
BL j は複数のローカルビットラインLBLi 〜LBL
i+3 のうちの1つと選択的に接続される。各マスタビッ
トライン(MBL)は高導電率金属から成り、ローカル
ビットライン(LBL)よりも上層の製造レイヤに位置
し、つまりローカルビットラインに対し垂直方向に間隔
がおかれている。なお、ここで使用している”垂直方
向”という用語は、メモリセルアレイの主表面に対し直
角を成す方向のことである。各ローカルビットライン
は、典型的には数100個のメモリセルMCとダイレク
トに接続されており、それらのメモリセルは各々アクセ
ストランジスタ18および蓄積セル16から成る。メモ
リセルは、ローカルビットラインよりも下層に配置され
ている。Ri , Ri+1 のような各列中のワードライン
(図示せず)はすべてのトランジスタ18のゲートと接
続されており、メモリセルを選択的に活性化するために
その列がアクセスされる。さらにコントロールライン1
7により対応するLBLがMBLと選択的に接続され、
この場合、所定の行においてLBLのうちの1つだけが
MBLと接続されているようにし、そのLBLと接続さ
れたメモリセルがアクセス(リード、ライトまたはリフ
レッシュ)される。
ットラインアーキテクチャが示されている。メモリセル
アレイの所定の行Cj において、マスタビットラインM
BL j は複数のローカルビットラインLBLi 〜LBL
i+3 のうちの1つと選択的に接続される。各マスタビッ
トライン(MBL)は高導電率金属から成り、ローカル
ビットライン(LBL)よりも上層の製造レイヤに位置
し、つまりローカルビットラインに対し垂直方向に間隔
がおかれている。なお、ここで使用している”垂直方
向”という用語は、メモリセルアレイの主表面に対し直
角を成す方向のことである。各ローカルビットライン
は、典型的には数100個のメモリセルMCとダイレク
トに接続されており、それらのメモリセルは各々アクセ
ストランジスタ18および蓄積セル16から成る。メモ
リセルは、ローカルビットラインよりも下層に配置され
ている。Ri , Ri+1 のような各列中のワードライン
(図示せず)はすべてのトランジスタ18のゲートと接
続されており、メモリセルを選択的に活性化するために
その列がアクセスされる。さらにコントロールライン1
7により対応するLBLがMBLと選択的に接続され、
この場合、所定の行においてLBLのうちの1つだけが
MBLと接続されているようにし、そのLBLと接続さ
れたメモリセルがアクセス(リード、ライトまたはリフ
レッシュ)される。
【0004】マスタビットラインは、行のためのセンス
アンプのうち1つの入力側と接続されている。いわゆる
折り返し形ビットラインアーキテクチャの場合、各行
は”真”のマスタビットラインと”補”のマスタビット
ラインから成るマスタビットライン対を有しており、そ
れらのビットラインは互いに平行にセンスアンプの同じ
側で延びている。センスアンプは、真と補のMBLの差
電圧を増幅し、読み出しおよびリフレッシュ動作のため
の確実な論理レベルを送出する。対における両方のマス
タビットラインは、図1に示されているように対応する
複数のローカルビットラインと接続されている(すなわ
ち図示されているMBLは真のMBLであってもよいし
負のMBLであってもよい)。真のMBLと接続されて
いるメモリセルをアクセスするために、両方のMBLは
基準電圧までプリチャージされ、次にそのセルと接続さ
れているワードラインにより、対応するマスタビットラ
イン上の電圧がメモリセル内に蓄積されている電荷に従
って変化するようにされる。そしてセンスアンプはMB
L対の間の差電圧を増幅する。補のMBLと接続された
セルをアクセスするためにも同様の手順が実行される。
アンプのうち1つの入力側と接続されている。いわゆる
折り返し形ビットラインアーキテクチャの場合、各行
は”真”のマスタビットラインと”補”のマスタビット
ラインから成るマスタビットライン対を有しており、そ
れらのビットラインは互いに平行にセンスアンプの同じ
側で延びている。センスアンプは、真と補のMBLの差
電圧を増幅し、読み出しおよびリフレッシュ動作のため
の確実な論理レベルを送出する。対における両方のマス
タビットラインは、図1に示されているように対応する
複数のローカルビットラインと接続されている(すなわ
ち図示されているMBLは真のMBLであってもよいし
負のMBLであってもよい)。真のMBLと接続されて
いるメモリセルをアクセスするために、両方のMBLは
基準電圧までプリチャージされ、次にそのセルと接続さ
れているワードラインにより、対応するマスタビットラ
イン上の電圧がメモリセル内に蓄積されている電荷に従
って変化するようにされる。そしてセンスアンプはMB
L対の間の差電圧を増幅する。補のMBLと接続された
セルをアクセスするためにも同様の手順が実行される。
【0005】開放形の階層ビットライン構造の場合、真
のMBLがセンスアンプの一方の側に延びており補のM
BLが他方の側に延びている点を除いて、その動作は基
本的に折り返し形アーキテクチャと同じである。
のMBLがセンスアンプの一方の側に延びており補のM
BLが他方の側に延びている点を除いて、その動作は基
本的に折り返し形アーキテクチャと同じである。
【0006】一般に、ビットラインの容量はビットライ
ンの長さに比例する。したがって、ビットラインの長さ
は、許容される最大ビットライン容量によって制約され
る。この場合、最大容量は一般に、許容可能なセンシン
グマージンと電力消費によって決まる。階層形ビットラ
インアーキテクチャの場合、マスタビットラインの単位
長あたりの容量は、ローカルビットラインの単位長あた
りの容量よりも小さい。なぜならば、LBLはその容量
におおいに寄与するメモリセルとダイレクトに接続され
ているのに対し、MBLはそのようなセルとはダイレク
トに接続されていないからである。したがって所定の行
の長さについて、全容量を非階層形レイアウト(すなわ
ち単一層のビットラインによるレイアウト、各々は行の
全長にわたり延在しメモリセルとダイレクトに接続され
ている)の場合よりも著しく小さくすることができる。
それゆえ階層形アーキテクチャを使用すれば、所定数の
メモリセルを有するチップに関してスペースをとるセン
スアンプが僅かにしか必要ない。つまりこのアーキテク
チャにより、各々のセンスアンプをいっそう多くのセル
のために使用し、複数のローカルビットラインおよび1
つの長いマスタビットラインと接続とすることができ、
これによってチップあたりのセンスアンプの個数が低減
される。このことから、スイッチ14および追加された
制御回路に配分される面積がセンスアンプの低減により
不要にされた面積を超えないことを前提として、いっそ
う小さいチップサイズが可能となる。
ンの長さに比例する。したがって、ビットラインの長さ
は、許容される最大ビットライン容量によって制約され
る。この場合、最大容量は一般に、許容可能なセンシン
グマージンと電力消費によって決まる。階層形ビットラ
インアーキテクチャの場合、マスタビットラインの単位
長あたりの容量は、ローカルビットラインの単位長あた
りの容量よりも小さい。なぜならば、LBLはその容量
におおいに寄与するメモリセルとダイレクトに接続され
ているのに対し、MBLはそのようなセルとはダイレク
トに接続されていないからである。したがって所定の行
の長さについて、全容量を非階層形レイアウト(すなわ
ち単一層のビットラインによるレイアウト、各々は行の
全長にわたり延在しメモリセルとダイレクトに接続され
ている)の場合よりも著しく小さくすることができる。
それゆえ階層形アーキテクチャを使用すれば、所定数の
メモリセルを有するチップに関してスペースをとるセン
スアンプが僅かにしか必要ない。つまりこのアーキテク
チャにより、各々のセンスアンプをいっそう多くのセル
のために使用し、複数のローカルビットラインおよび1
つの長いマスタビットラインと接続とすることができ、
これによってチップあたりのセンスアンプの個数が低減
される。このことから、スイッチ14および追加された
制御回路に配分される面積がセンスアンプの低減により
不要にされた面積を超えないことを前提として、いっそ
う小さいチップサイズが可能となる。
【0007】最近では、”対角線ビットライン”(DB
L)DRAMと呼ばれる高密度DRAMが開発されてい
る。このDBLタイプのDRAMの場合、実行セルサイ
ズはほぼ6F2 であり、ここでFはプロセス技術におけ
る最小フィーチャサイズである。対角線ビットライン形
DRAMの実例は、T. Sugibayashi 等による"FA 14.6:
A 1Gb DRAM for File Applications", ISSC95/Session
14 に開示されている。この論文によれば、開放形ビッ
トラインアーキテクチャを利用したDRAMが示されて
いる。しかし開放形ビットラインアーキテクチャは、折
り返し形ビットラインアーキテクチャよりもノイズ関連
問題に敏感である。
L)DRAMと呼ばれる高密度DRAMが開発されてい
る。このDBLタイプのDRAMの場合、実行セルサイ
ズはほぼ6F2 であり、ここでFはプロセス技術におけ
る最小フィーチャサイズである。対角線ビットライン形
DRAMの実例は、T. Sugibayashi 等による"FA 14.6:
A 1Gb DRAM for File Applications", ISSC95/Session
14 に開示されている。この論文によれば、開放形ビッ
トラインアーキテクチャを利用したDRAMが示されて
いる。しかし開放形ビットラインアーキテクチャは、折
り返し形ビットラインアーキテクチャよりもノイズ関連
問題に敏感である。
【0008】図2に示されている折り返し形ビットライ
ン構造の場合、同じ製造レイヤにおいて並んで平行に延
びているのとは異なり、この折り返し形ビットラインは
他方のビットライン上部の上に延びていて、誘電層によ
り垂直方向に互いに間隔がおかれている。図示の構成
は、8F2 よりも小さいセルを使用するのに殊に適して
いる。セルのアクセスを容易にするため、真のビットラ
インBLと補のビットラインBLがそれぞれ他方の上部
の上に延びており、交互に上になったり下になったりし
ている。行Cj の種々の部分におけるメモリセルMC
は、ビットラインのうち下方のビットラインと常に接続
されている。参照符号13として示されている周期的な
領域において、2つのビットラインに対し”垂直方向ツ
イスト”が与えられ、つまりビットラインは垂直方向で
他方のビットラインと交差している。垂直方向ツイスト
を分離している各LBLセグメントSは、典型的には2
N 個のメモリセルと接続されており、つまり8、16、
32、64個等のメモリセルと接続されている。なお、
図2の場合、ビットラインは概して直線的に描かれてい
る。しかしいくつかの対角線セルデザインの場合、ビッ
トラインはジグザグパターンで延びており、垂直方向ツ
イストが生じるたびに水平方向が変化するように構成さ
れている。
ン構造の場合、同じ製造レイヤにおいて並んで平行に延
びているのとは異なり、この折り返し形ビットラインは
他方のビットライン上部の上に延びていて、誘電層によ
り垂直方向に互いに間隔がおかれている。図示の構成
は、8F2 よりも小さいセルを使用するのに殊に適して
いる。セルのアクセスを容易にするため、真のビットラ
インBLと補のビットラインBLがそれぞれ他方の上部
の上に延びており、交互に上になったり下になったりし
ている。行Cj の種々の部分におけるメモリセルMC
は、ビットラインのうち下方のビットラインと常に接続
されている。参照符号13として示されている周期的な
領域において、2つのビットラインに対し”垂直方向ツ
イスト”が与えられ、つまりビットラインは垂直方向で
他方のビットラインと交差している。垂直方向ツイスト
を分離している各LBLセグメントSは、典型的には2
N 個のメモリセルと接続されており、つまり8、16、
32、64個等のメモリセルと接続されている。なお、
図2の場合、ビットラインは概して直線的に描かれてい
る。しかしいくつかの対角線セルデザインの場合、ビッ
トラインはジグザグパターンで延びており、垂直方向ツ
イストが生じるたびに水平方向が変化するように構成さ
れている。
【0009】ビットラインに対し垂直方向ツイストを採
用したメモリセルアレイの実例は、並行して出願中の J
ohn DeBrosse 等によるアメリカ合衆国特許出願 S/N 08
/884,853, attorney docket numbers 96E9190US および
FI8960449、1997年6月30日出願、に開示されて
おり、これを本出願の参考文献とする(以下では DeBro
sse 等の出願と呼ぶ)。
用したメモリセルアレイの実例は、並行して出願中の J
ohn DeBrosse 等によるアメリカ合衆国特許出願 S/N 08
/884,853, attorney docket numbers 96E9190US および
FI8960449、1997年6月30日出願、に開示されて
おり、これを本出願の参考文献とする(以下では DeBro
sse 等の出願と呼ぶ)。
【0010】半導体メモリのワードラインにも階層形の
コンセプトが適用されてきた。メモリセルのアクセス時
間(ワードラインのRC時定数)を低減するよう設計さ
れたワードライン構造を、ここではデュアルワードライ
ン構造と称する。
コンセプトが適用されてきた。メモリセルのアクセス時
間(ワードラインのRC時定数)を低減するよう設計さ
れたワードライン構造を、ここではデュアルワードライ
ン構造と称する。
【0011】図3には、”セグメント化”デュアルワー
ドラインアーキテクチャと称するデュアルワードライン
構造の一例が描かれている。”i番目の”列Ri におけ
るマスタワードラインは、メモリの列デコーダの一部分
であるワードラインドライバによって駆動される。この
場合、マスタワードラインは、垂直方向に間隔のおかれ
た異なる層における列Ri 中の対応するローカルワード
ラインLWLil〜LWLiXの上に配置されており、その
際、2つの層は適切な誘電層により分離されている。ロ
ーカルワードラインは、列Ri 中のメモリセルMC内に
おけるアクセストランジスタのゲートとダイレクトに接
続されている。マスタワードラインは、アルミニウムな
ど抵抗率の低い金属から成るのに対し、ローカルワード
ラインは典型的には、最上部にシリサイド層を有する高
濃度にドープされたポロシリコンから成る。ローカルワ
ードラインドライバ15は、各ローカルワードラインと
マスタワードラインとの間に接続されている。各ローカ
ルワードラインドライバは対応するローカルワードライ
ンを駆動して、そのローカルワードラインと接続されて
いるセルの選択的なアクセスを可能にする。
ドラインアーキテクチャと称するデュアルワードライン
構造の一例が描かれている。”i番目の”列Ri におけ
るマスタワードラインは、メモリの列デコーダの一部分
であるワードラインドライバによって駆動される。この
場合、マスタワードラインは、垂直方向に間隔のおかれ
た異なる層における列Ri 中の対応するローカルワード
ラインLWLil〜LWLiXの上に配置されており、その
際、2つの層は適切な誘電層により分離されている。ロ
ーカルワードラインは、列Ri 中のメモリセルMC内に
おけるアクセストランジスタのゲートとダイレクトに接
続されている。マスタワードラインは、アルミニウムな
ど抵抗率の低い金属から成るのに対し、ローカルワード
ラインは典型的には、最上部にシリサイド層を有する高
濃度にドープされたポロシリコンから成る。ローカルワ
ードラインドライバ15は、各ローカルワードラインと
マスタワードラインとの間に接続されている。各ローカ
ルワードラインドライバは対応するローカルワードライ
ンを駆動して、そのローカルワードラインと接続されて
いるセルの選択的なアクセスを可能にする。
【0012】図4には、”ステッチ形”アーキテクチャ
と称する他の形式のデュアルワードライン構造が描かれ
ている。このステッチ形アーキテクチャがセグメント化
アーキテクチャと異なる点は、マスタワードラインMW
Li とローカルワードラインLWLLi〜LWLXiとの間
においてローカルワードラインドライバが電気的なビア
ホールコンタクトつまり”ステッチ”19により置き換
えられていることである。図示されているように、ロー
カルワードラインをすべて電気的に接続することができ
る。ステッチ形アーキテクチャであれセグメント化アー
キテクチャであれ、所定のメモリセルへ至る経路中の全
抵抗は著しく低減される。そしてワードラインの抵抗が
小さくなれば、各ワードラインに付随するRC時定数が
小さくなり、このことでメモリセルのアクセス時間がス
ピードアップする。さらにまた、セグメント化アーキテ
クチャは、ワードラインの容量の減少という付加的な利
点も有する。しかしながらセグメント化手法の欠点は、
ローカルワードラインドライバのために付加的に複雑に
なることとスペースが必要になることである。
と称する他の形式のデュアルワードライン構造が描かれ
ている。このステッチ形アーキテクチャがセグメント化
アーキテクチャと異なる点は、マスタワードラインMW
Li とローカルワードラインLWLLi〜LWLXiとの間
においてローカルワードラインドライバが電気的なビア
ホールコンタクトつまり”ステッチ”19により置き換
えられていることである。図示されているように、ロー
カルワードラインをすべて電気的に接続することができ
る。ステッチ形アーキテクチャであれセグメント化アー
キテクチャであれ、所定のメモリセルへ至る経路中の全
抵抗は著しく低減される。そしてワードラインの抵抗が
小さくなれば、各ワードラインに付随するRC時定数が
小さくなり、このことでメモリセルのアクセス時間がス
ピードアップする。さらにまた、セグメント化アーキテ
クチャは、ワードラインの容量の減少という付加的な利
点も有する。しかしながらセグメント化手法の欠点は、
ローカルワードラインドライバのために付加的に複雑に
なることとスペースが必要になることである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、上述の欠点の解消された階層形のビットラインア
ーキテクチャおよび/またはワードラインアーキテクチ
ャを有する半導体メモリを提供することにある。
題は、上述の欠点の解消された階層形のビットラインア
ーキテクチャおよび/またはワードラインアーキテクチ
ャを有する半導体メモリを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、各行にマスタビットライン対が設けられており、該
マスタビットライン対は第1および第2のマスタビット
ラインから成り、該第1および第2のマスタビットライ
ンの一部分は互いに垂直方向に間隔をおいて配置されて
おり、第1のマスタビットラインが交互に第2のマスタ
ビットラインの上になったり下になったりするよう、第
1および第2のマスタビットラインが垂直方向に互いに
ねじられており、前記の垂直方向とはメモリセルアレイ
の主表面に対し直角を成す方向であり、メモリセルに接
続された各行に複数のローカルビットライン対が設けら
れており、ローカルビットラインの少なくとも1つはマ
スタビットラインと接続されていることにより解決され
る。
は、各行にマスタビットライン対が設けられており、該
マスタビットライン対は第1および第2のマスタビット
ラインから成り、該第1および第2のマスタビットライ
ンの一部分は互いに垂直方向に間隔をおいて配置されて
おり、第1のマスタビットラインが交互に第2のマスタ
ビットラインの上になったり下になったりするよう、第
1および第2のマスタビットラインが垂直方向に互いに
ねじられており、前記の垂直方向とはメモリセルアレイ
の主表面に対し直角を成す方向であり、メモリセルに接
続された各行に複数のローカルビットライン対が設けら
れており、ローカルビットラインの少なくとも1つはマ
スタビットラインと接続されていることにより解決され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】1つの実施形態によれば、メモリ
はたとえば8F2 よりも小さいセルを用いた使用に適し
た階層形ビットラインアーキテクチャを有しており、そ
の際、各行にはマスタビットライン対が設けられてい
て、第1および第2のマスタビットライン対には互いに
垂直方向に間隔のおかれた部分がある。第1のマスタビ
ットラインと第2のマスタビットラインは互いに垂直方
向にねじれており、第1のマスタビットラインが交互に
第2のマスタビットラインの上になったり下になったり
するように構成されている。各列における複数のローカ
ルビットライン対がメモリセルと接続されており、それ
らローカルビットラインのうち少なくとも1つはマスタ
ビットラインと作用するよう接続されていて、つまりロ
ーカルビットラインをマスタビットラインと選択的に接
続するスイッチを介して接続されている。
はたとえば8F2 よりも小さいセルを用いた使用に適し
た階層形ビットラインアーキテクチャを有しており、そ
の際、各行にはマスタビットライン対が設けられてい
て、第1および第2のマスタビットライン対には互いに
垂直方向に間隔のおかれた部分がある。第1のマスタビ
ットラインと第2のマスタビットラインは互いに垂直方
向にねじれており、第1のマスタビットラインが交互に
第2のマスタビットラインの上になったり下になったり
するように構成されている。各列における複数のローカ
ルビットライン対がメモリセルと接続されており、それ
らローカルビットラインのうち少なくとも1つはマスタ
ビットラインと作用するよう接続されていて、つまりロ
ーカルビットラインをマスタビットラインと選択的に接
続するスイッチを介して接続されている。
【0016】さらに別の実施形態によれば、半導体メモ
リは複数のマスタワードラインを含む階層形ワードライ
ン構造を有しており、それらのマスタワードラインは少
なくとも1つの列と対応づけられている。この場合、少
なくとも1つのサブマスタワードラインが各マスタワー
ドラインと作用するよう接続されており、さらに複数の
ローカルワードラインは各サブマスタワードラインと作
用するよう接続されている。複数の電気接点または複数
のスイッチまたは複数の電気回路により、ローカルワー
ドラインとサブマスタワードラインが相互接続され、さ
らにサブマスタワードラインと対応するマスタワードラ
インが相互接続される。
リは複数のマスタワードラインを含む階層形ワードライ
ン構造を有しており、それらのマスタワードラインは少
なくとも1つの列と対応づけられている。この場合、少
なくとも1つのサブマスタワードラインが各マスタワー
ドラインと作用するよう接続されており、さらに複数の
ローカルワードラインは各サブマスタワードラインと作
用するよう接続されている。複数の電気接点または複数
のスイッチまたは複数の電気回路により、ローカルワー
ドラインとサブマスタワードラインが相互接続され、さ
らにサブマスタワードラインと対応するマスタワードラ
インが相互接続される。
【0017】
【実施例】本発明は、半導体メモリのための改良された
階層形ビットラインおよびワードラインアーキテクチャ
に関する。ここでは階層形コンセプトを広げて周期的な
垂直方向ツイストを有する折り返し形ビットラインを構
成するやり方、および/またはデュアルワードラインの
ための付加的な層を実現するやり方について説明する。
説明のため、本発明の実施例をDRAMチップのコンテ
キストで述べる。しかし本発明はそれよりも広い用途を
もつものであり、実例にすぎないが本発明はEDO−D
RAM、SDRAM,RAMBUS−DRAM,SLD
RAM,MDRAM,SRAM,フラッシュRAM,E
PROM,EEPROMまたはマスクROMなど他のメ
モリディバイスにいても用途がある。
階層形ビットラインおよびワードラインアーキテクチャ
に関する。ここでは階層形コンセプトを広げて周期的な
垂直方向ツイストを有する折り返し形ビットラインを構
成するやり方、および/またはデュアルワードラインの
ための付加的な層を実現するやり方について説明する。
説明のため、本発明の実施例をDRAMチップのコンテ
キストで述べる。しかし本発明はそれよりも広い用途を
もつものであり、実例にすぎないが本発明はEDO−D
RAM、SDRAM,RAMBUS−DRAM,SLD
RAM,MDRAM,SRAM,フラッシュRAM,E
PROM,EEPROMまたはマスクROMなど他のメ
モリディバイスにいても用途がある。
【0018】図5には、本発明の第1の実施形態が断面
図として描かれている。この実施形態は、たとえばDR
AMの8F2 よりも小さいような高密度にパッケージン
グされた小さいメモリによる利用に適した階層形ビット
ラインアーキテクチャである。ビットライン構造20は
メモリセルアレイの各行Cj において、製造レイヤMO
のところにLBL1 ,LBL1 − ,LBL2 , LBL2
−のような複数のローカルビットラインとマスタビット
ライン対を有しており、このマスタビットライン対は、
上層の製造レイヤ間に交互に真のマスタビットラインM
BLj と補のマスタビットラインMBLj −を有してい
る。領域13M において周期的な垂直方向のツイストが
生じており、この場合、真のMBLは交互に補のMBL
の上になったり下になったりする。MBL対は誘電層D
2により分離されている。
図として描かれている。この実施形態は、たとえばDR
AMの8F2 よりも小さいような高密度にパッケージン
グされた小さいメモリによる利用に適した階層形ビット
ラインアーキテクチャである。ビットライン構造20は
メモリセルアレイの各行Cj において、製造レイヤMO
のところにLBL1 ,LBL1 − ,LBL2 , LBL2
−のような複数のローカルビットラインとマスタビット
ライン対を有しており、このマスタビットライン対は、
上層の製造レイヤ間に交互に真のマスタビットラインM
BLj と補のマスタビットラインMBLj −を有してい
る。領域13M において周期的な垂直方向のツイストが
生じており、この場合、真のMBLは交互に補のMBL
の上になったり下になったりする。MBL対は誘電層D
2により分離されている。
【0019】下方のマスタビットラインMBLまたはM
BL−の各セグメントSM の領域において、電気的なビ
アホールコンタクト29が誘電層D1を通って下に延び
ている。各コンタクト29は、ローカルビットラインと
接続されたFETスイッチ27xxのドレインまたはソー
スと接続されている。各スイッチ27xxのスイッチング
状態は列方向に延びる対応するコントロールライン28
によりコントロールされ、その際、各コントロールライ
ン28は有利には列方向に並置されたすべてのスイッチ
27xxと接続されている。真のマスタビットラインMB
Lj はスイッチ27itを介して真のローカルビットライ
ンLBLi と選択的に接続される一方、MBLj −はス
イッチ27icを介して補のローカルビットラインLBL
i −と選択的に接続される。LBL1 のように真のLB
Lと接続されたメモリセルMCをアクセスするため真と
補のMBLはまずはじめに、慣用の手法でセンスアンプ
回路内の等化回路により等化電圧までプリチャージされ
る。ほぼ同時に、LBL1 およびLBL1 −と接続され
ているスイッチ271tと271cがそれぞれ閉じられ、他
方、列Cj 内の他のスイッチ27xxは、コントロールラ
イン28上の適切な信号によって開かれる。 LBL1
とLBL1 −が十分にプリチャージされると、等化回路
は動作しなくなり、(LBL1 と接続されている)選択
されたメモリセルと接続するワードラインによりLBL
1 とMBLj における電圧が変更されるようになる。ス
イッチ271cは有利にはこの期間中閉じたままであり、
MBLj 上に最適な基準電圧を供給する。そしてセンス
アンプは、マスタビットライン対間の差電圧を増幅し、
読み出しまたはリフレッシュ動作のために確実な論理レ
ベルを供給する。同様に、LBL1 −と接続されている
メモリセルをアクセスするには、センスアンプへ基準電
圧を供給するためにローカルビットラインLBL1 が用
いられ、他方、LBL1 −と接続されている選択された
セルと接続されているワードラインが高められる。
BL−の各セグメントSM の領域において、電気的なビ
アホールコンタクト29が誘電層D1を通って下に延び
ている。各コンタクト29は、ローカルビットラインと
接続されたFETスイッチ27xxのドレインまたはソー
スと接続されている。各スイッチ27xxのスイッチング
状態は列方向に延びる対応するコントロールライン28
によりコントロールされ、その際、各コントロールライ
ン28は有利には列方向に並置されたすべてのスイッチ
27xxと接続されている。真のマスタビットラインMB
Lj はスイッチ27itを介して真のローカルビットライ
ンLBLi と選択的に接続される一方、MBLj −はス
イッチ27icを介して補のローカルビットラインLBL
i −と選択的に接続される。LBL1 のように真のLB
Lと接続されたメモリセルMCをアクセスするため真と
補のMBLはまずはじめに、慣用の手法でセンスアンプ
回路内の等化回路により等化電圧までプリチャージされ
る。ほぼ同時に、LBL1 およびLBL1 −と接続され
ているスイッチ271tと271cがそれぞれ閉じられ、他
方、列Cj 内の他のスイッチ27xxは、コントロールラ
イン28上の適切な信号によって開かれる。 LBL1
とLBL1 −が十分にプリチャージされると、等化回路
は動作しなくなり、(LBL1 と接続されている)選択
されたメモリセルと接続するワードラインによりLBL
1 とMBLj における電圧が変更されるようになる。ス
イッチ271cは有利にはこの期間中閉じたままであり、
MBLj 上に最適な基準電圧を供給する。そしてセンス
アンプは、マスタビットライン対間の差電圧を増幅し、
読み出しまたはリフレッシュ動作のために確実な論理レ
ベルを供給する。同様に、LBL1 −と接続されている
メモリセルをアクセスするには、センスアンプへ基準電
圧を供給するためにローカルビットラインLBL1 が用
いられ、他方、LBL1 −と接続されている選択された
セルと接続されているワードラインが高められる。
【0020】水平平面(すなわち図5の紙面に対し垂直
であるメモリセルアレイの主表面の平面)において、ロ
ーカルビットラインは図11に示されているように列方
向に直線的に延びるように構成できる。マスタビットラ
インに対して、領域13M において周期的に垂直方向ツ
イストが与えられている。この実例の場合、マスタビッ
トラインMBL1 〜MBLN は、ローカルビットライン
のすぐ上を延在するものとみなせる。隣り合う垂直方向
ツイスト領域13M の間に、複数のK個のワードライン
が延びている。また、センスアンプSA1 〜SAN は個
々のマスタビットラインMBL1 〜MBLN およびMB
L1 −〜MBLn −と作用するよう接続されている。慣用
のように、メモリセルアレイに隣接して列デコーダと行
デコーダが設けられている。対角線ビットラインセルが
採用されている場合、ローカルビットラインは実質的に
ジグザグパターンで水平平面に延びており、これによっ
てメモリセルにおけるアクセストランジスタのドレイン
端子へのアクセスが容易になる。図12の平面図には、
ジグザグパターンで延びるビットラインを採用した対角
線セルを備えているメモリセルアレイの実例が描かれて
いる。
であるメモリセルアレイの主表面の平面)において、ロ
ーカルビットラインは図11に示されているように列方
向に直線的に延びるように構成できる。マスタビットラ
インに対して、領域13M において周期的に垂直方向ツ
イストが与えられている。この実例の場合、マスタビッ
トラインMBL1 〜MBLN は、ローカルビットライン
のすぐ上を延在するものとみなせる。隣り合う垂直方向
ツイスト領域13M の間に、複数のK個のワードライン
が延びている。また、センスアンプSA1 〜SAN は個
々のマスタビットラインMBL1 〜MBLN およびMB
L1 −〜MBLn −と作用するよう接続されている。慣用
のように、メモリセルアレイに隣接して列デコーダと行
デコーダが設けられている。対角線ビットラインセルが
採用されている場合、ローカルビットラインは実質的に
ジグザグパターンで水平平面に延びており、これによっ
てメモリセルにおけるアクセストランジスタのドレイン
端子へのアクセスが容易になる。図12の平面図には、
ジグザグパターンで延びるビットラインを採用した対角
線セルを備えているメモリセルアレイの実例が描かれて
いる。
【0021】階層形ビットライン構造20により、たと
えば8F2 よりも小さいセルを採用したメモリにとっ
て、従来技術よりも高い集積密度が可能となる。もっと
も、ここで開示しているビットライン構造を、8F2 よ
りも大きいセルをもつメモリに利用できるのは自明であ
る。また、ローカルビットライン対が折り返し形ビット
ラインアーキテクチャの場合のように相補的である必要
もない。いずれにせよ図5のアーキテクチャによれば、
図2に示した従来技術の構成よりも集積密度が改善され
る。それというのも、各センスアンプをいっそう多くの
メモリセルのために利用できるからである。つまり、1
つのローカルビットラインと1つの長いビットラインの
ビットラインの全容量は、非階層形構造の場合よりも著
しく小さい。したがって、各センスアンプに対応づけら
れているメモリセルの行を長くすることができ、これに
よりチップあたりに必要とされるセンスアンプは少なく
なる。
えば8F2 よりも小さいセルを採用したメモリにとっ
て、従来技術よりも高い集積密度が可能となる。もっと
も、ここで開示しているビットライン構造を、8F2 よ
りも大きいセルをもつメモリに利用できるのは自明であ
る。また、ローカルビットライン対が折り返し形ビット
ラインアーキテクチャの場合のように相補的である必要
もない。いずれにせよ図5のアーキテクチャによれば、
図2に示した従来技術の構成よりも集積密度が改善され
る。それというのも、各センスアンプをいっそう多くの
メモリセルのために利用できるからである。つまり、1
つのローカルビットラインと1つの長いビットラインの
ビットラインの全容量は、非階層形構造の場合よりも著
しく小さい。したがって、各センスアンプに対応づけら
れているメモリセルの行を長くすることができ、これに
よりチップあたりに必要とされるセンスアンプは少なく
なる。
【0022】図6のaとbの断面図は、本発明による階
層形ビットラインアーキテクチャの択一的な実施形態が
概略的に描かれている。図6のaとbには、ビットライ
ン構造30のそれぞれ反対側の端部が示されている。ビ
ットライン構造30が前述のビットライン構造20と異
なる点は、ローカルビットライン対にも参照符号13 L
の付された領域で垂直方向ツイストが与えられているこ
とである。垂直方向ツイスト13L は、マスタビットラ
インのための垂直方向ツイスト13M を製造するために
利用したのと実質的に同じ技術を用いて実装することが
できる。LBL 1 やLBL1 −などの各LBL対は互い
に交互に上になったり下になったりしており、誘電層D
3 により垂直方向に分離されている。この場合、ビット
ライン構造30は、ビットライン構造20とは異なり付
加的な金属層を有している。
層形ビットラインアーキテクチャの択一的な実施形態が
概略的に描かれている。図6のaとbには、ビットライ
ン構造30のそれぞれ反対側の端部が示されている。ビ
ットライン構造30が前述のビットライン構造20と異
なる点は、ローカルビットライン対にも参照符号13 L
の付された領域で垂直方向ツイストが与えられているこ
とである。垂直方向ツイスト13L は、マスタビットラ
インのための垂直方向ツイスト13M を製造するために
利用したのと実質的に同じ技術を用いて実装することが
できる。LBL 1 やLBL1 −などの各LBL対は互い
に交互に上になったり下になったりしており、誘電層D
3 により垂直方向に分離されている。この場合、ビット
ライン構造30は、ビットライン構造20とは異なり付
加的な金属層を有している。
【0023】センスアンプに最も近い第1の電気的なコ
ンタクト29により、MBLj −が第1のLBLスイッ
チ271cのドレインまたはソースと接続されており、
その際、スイッチ271cの他方の側は第1の補のロー
カルビットラインLBL1 −と接続されている。ローカ
ルビットラインLBL1 とLBL1 −に対し、領域13L
において互いに垂直方向ツイストが何度も与えられてい
る。他方の側において、LBL1 はスイッチ271tと
接続されている。そして別のコンタクト29により、ス
イッチ271tは真のマスタビットラインMBLj と接
続されている。したがって真のマスタビットラインは、
真のローカルビットラインLBL1 〜LBLk のうちの
1つだけと選択的に接続され、MBLj −はLBL1 −
〜LBLk −のうちの1つだけと選択的に接続される。
LBL1 またはLBL1 −と接続されているメモリセル
をアクセスするためには、たとえば両方のスイッチ27
1tと271cが閉じられることになるのに対し、行Cj
中のその他のスイッチ27 xxはすべての開かれること
になる。この場合、(LBL1 またはLBL1 −と接続
されている)選択されたセルと接続されているワードラ
インが高められることになる。折り返し形ビットライン
に関してLBL1 −は、選択されたセルがLBL1 と接
続されていれば、MBLj −を介してセンスアンプへプ
リチャージ基準電圧を供給するために用いられ、セルが
LBL1 −と接続されていればその逆である。しかし先
に説明したようにセンスアンプにおける基準セルを、選
択的に非折り返し形アーキテクチャにおける基準電圧を
供給するために用いることもできる。その場合、スイッ
チに対応づけられたメモリセルをアクセスするために、
いかなる時点でもスイッチ27xxのうちいずれか1つだ
けが閉じられることになる。
ンタクト29により、MBLj −が第1のLBLスイッ
チ271cのドレインまたはソースと接続されており、
その際、スイッチ271cの他方の側は第1の補のロー
カルビットラインLBL1 −と接続されている。ローカ
ルビットラインLBL1 とLBL1 −に対し、領域13L
において互いに垂直方向ツイストが何度も与えられてい
る。他方の側において、LBL1 はスイッチ271tと
接続されている。そして別のコンタクト29により、ス
イッチ271tは真のマスタビットラインMBLj と接
続されている。したがって真のマスタビットラインは、
真のローカルビットラインLBL1 〜LBLk のうちの
1つだけと選択的に接続され、MBLj −はLBL1 −
〜LBLk −のうちの1つだけと選択的に接続される。
LBL1 またはLBL1 −と接続されているメモリセル
をアクセスするためには、たとえば両方のスイッチ27
1tと271cが閉じられることになるのに対し、行Cj
中のその他のスイッチ27 xxはすべての開かれること
になる。この場合、(LBL1 またはLBL1 −と接続
されている)選択されたセルと接続されているワードラ
インが高められることになる。折り返し形ビットライン
に関してLBL1 −は、選択されたセルがLBL1 と接
続されていれば、MBLj −を介してセンスアンプへプ
リチャージ基準電圧を供給するために用いられ、セルが
LBL1 −と接続されていればその逆である。しかし先
に説明したようにセンスアンプにおける基準セルを、選
択的に非折り返し形アーキテクチャにおける基準電圧を
供給するために用いることもできる。その場合、スイッ
チに対応づけられたメモリセルをアクセスするために、
いかなる時点でもスイッチ27xxのうちいずれか1つだ
けが閉じられることになる。
【0024】図6のaとbにおけるビットライン構造3
0を変形して、第1のローカルビットライン対LBL
1 ,LBL1 −だけがセンスアンプとダイレクトに接続
される一方、他のLBL対はマスタビットライン対を介
してセンスアンプと作用するよう接続されたままである
ように構成できる。このことはMBLj −をスイッチ2
71cと接続する第1の電気的コンタクト29を除去し、
スイッチ271cの一方の端部をセンスアンプへダイレク
トに接続し、スイッチ271tをセンスアンプとLBL1
との間に接続された位置へ移動させる。この手法に関連
して別のスイッチ対を加えることもでき、その際、一方
のスイッチはセンスアンプの入力端子と真のマスタビッ
トラインとの間に接続されており、他方のスイッチはセ
ンスアンプ入力端子と補のマスタビットラインとの間に
接続される。したがって、第1のLBL対であるLBL
1 ,LBL1 −をアクセスしようとするときは常に、こ
の付加的なスイッチ対がスイッチオフされ、これにより
マスタビットラインとセンスアンプとの接続が解除され
る。
0を変形して、第1のローカルビットライン対LBL
1 ,LBL1 −だけがセンスアンプとダイレクトに接続
される一方、他のLBL対はマスタビットライン対を介
してセンスアンプと作用するよう接続されたままである
ように構成できる。このことはMBLj −をスイッチ2
71cと接続する第1の電気的コンタクト29を除去し、
スイッチ271cの一方の端部をセンスアンプへダイレク
トに接続し、スイッチ271tをセンスアンプとLBL1
との間に接続された位置へ移動させる。この手法に関連
して別のスイッチ対を加えることもでき、その際、一方
のスイッチはセンスアンプの入力端子と真のマスタビッ
トラインとの間に接続されており、他方のスイッチはセ
ンスアンプ入力端子と補のマスタビットラインとの間に
接続される。したがって、第1のLBL対であるLBL
1 ,LBL1 −をアクセスしようとするときは常に、こ
の付加的なスイッチ対がスイッチオフされ、これにより
マスタビットラインとセンスアンプとの接続が解除され
る。
【0025】さて、次に7を参照すると、本発明による
セグメント化階層形ワードライン構造40が示されてい
る。開示されている他の実施形態の場合と同様、ワード
ライン構造40はDRAMまたは他の半導体メモリの一
部分とすることができる。メモリセルアレイの各列Ri
において、複数のY個のローカルワードラインLWL i1
〜 LWLiYがメモリセルにおけるアクセストランジス
タのゲートと接続されている。有利には各ローカルワー
ドライン(LWL)は、列における多数のメモリセルた
とえば数100個のメモリセルのゲートを接続する連続
的なゲート金属化部として実現されている。各LWL
は、慣用のセグメント化デュアルワードラインアーキテ
クチャの場合のようにローカルワードラインドライバ4
5と接続されている。各ワードラインドライバ45は、
必要であればデコーディング用に付加的な選択回路を有
することができる。しかしワードライン構造40の場
合、列全体に沿って延在する単一のマスタワードライン
(MWL)に各ローカルワードラインLWLxxが選択的
に接続されるのではなく、LWLのグループが各々互い
に分離されているサブマスタワードラインSMWLi1〜
SMWLiPと選択的に接続される。サブマスタワードラ
イン(サブMWL)は、ローカルワードラインよりも上
層の製造レイヤに配置されている。図7の実例では、4
つのLWLが各サブMWLと選択的に接続されるが、そ
れよりも多くのLWLや少ないLWLが各サブMWLと
選択的に接続されるように構成できることは自明であ
る。
セグメント化階層形ワードライン構造40が示されてい
る。開示されている他の実施形態の場合と同様、ワード
ライン構造40はDRAMまたは他の半導体メモリの一
部分とすることができる。メモリセルアレイの各列Ri
において、複数のY個のローカルワードラインLWL i1
〜 LWLiYがメモリセルにおけるアクセストランジス
タのゲートと接続されている。有利には各ローカルワー
ドライン(LWL)は、列における多数のメモリセルた
とえば数100個のメモリセルのゲートを接続する連続
的なゲート金属化部として実現されている。各LWL
は、慣用のセグメント化デュアルワードラインアーキテ
クチャの場合のようにローカルワードラインドライバ4
5と接続されている。各ワードラインドライバ45は、
必要であればデコーディング用に付加的な選択回路を有
することができる。しかしワードライン構造40の場
合、列全体に沿って延在する単一のマスタワードライン
(MWL)に各ローカルワードラインLWLxxが選択的
に接続されるのではなく、LWLのグループが各々互い
に分離されているサブマスタワードラインSMWLi1〜
SMWLiPと選択的に接続される。サブマスタワードラ
イン(サブMWL)は、ローカルワードラインよりも上
層の製造レイヤに配置されている。図7の実例では、4
つのLWLが各サブMWLと選択的に接続されるが、そ
れよりも多くのLWLや少ないLWLが各サブMWLと
選択的に接続されるように構成できることは自明であ
る。
【0026】各サブマスタワードラインSMWLi1〜S
MWLiPは、列Ri 中の単一のマスタワードラインMW
Li とローカルワードラインドライバ47を介して選択
的に接続され、この場合、LWLドライバ47の回路は
LWLドライバ45すなわち慣用のLWLドライバと実
質的に同じものとすることができる。LWLドライバの
精密なレイアウトやその製造方法は本発明にとってクリ
ティカルではなく、当業者にとって自明であるように多
数の適切なレイアウトが可能である。各ワードラインド
ライバ45または47は、以下に示すように多数の列を
駆動するローカルワードラインドライバの一部分とみな
せるものである。
MWLiPは、列Ri 中の単一のマスタワードラインMW
Li とローカルワードラインドライバ47を介して選択
的に接続され、この場合、LWLドライバ47の回路は
LWLドライバ45すなわち慣用のLWLドライバと実
質的に同じものとすることができる。LWLドライバの
精密なレイアウトやその製造方法は本発明にとってクリ
ティカルではなく、当業者にとって自明であるように多
数の適切なレイアウトが可能である。各ワードラインド
ライバ45または47は、以下に示すように多数の列を
駆動するローカルワードラインドライバの一部分とみな
せるものである。
【0027】ワードライン構造40により、図3で示し
たような従来のセグメント化デュアルワードライン構造
よりも高速なメモリセルアクセス時間が可能になる。い
っそう高速なアクセス時間が可能になる理由は、マスタ
ワードラインとダイレクトに接続されたローカルワード
ラインドライバの個数が低減されているからである。そ
の結果、MWL上の容量性負荷が著しく減少し、それに
よりRC時定数が小さくなる。実例として図7の回路の
場合、従来技術と比較して4分の1の個数のローカルワ
ードラインドライバがMWLとダイレクトに接続されて
いる。
たような従来のセグメント化デュアルワードライン構造
よりも高速なメモリセルアクセス時間が可能になる。い
っそう高速なアクセス時間が可能になる理由は、マスタ
ワードラインとダイレクトに接続されたローカルワード
ラインドライバの個数が低減されているからである。そ
の結果、MWL上の容量性負荷が著しく減少し、それに
よりRC時定数が小さくなる。実例として図7の回路の
場合、従来技術と比較して4分の1の個数のローカルワ
ードラインドライバがMWLとダイレクトに接続されて
いる。
【0028】図8には、従来技術のセグメント化デュア
ルワードライン構造50が示されており、この場合、各
マスタワードラインMWLは複数の列に対し列活性化信
号を与えるために使用される。図示されている実例によ
る構成の場合、マスタワードラインMWLi は4つの列
Ri 〜Ri+3 のために使用される。MWLi は、メモリ
セルアレイで使用される列デコーダと対応づけられたワ
ードラインドライバ54により駆動される。Ri のよう
な各列にはP個のローカルワードラインLWL i1〜LW
LiPが設けられており、これら各々はANDゲート52
の出力側と接続されている。各ANDゲート52の一方
の入力側はMWLi と接続されているのに対し、他方の
入力側は対応するコントロールライン57xxと接続され
ている。コントロールライン57xxは、列デコーダ内の
ドライバにより駆動される。行方向に並んだ4つのAN
Dゲートによって、1つのローカルワードラインドライ
バ45が規定されている。LWLi1のような特定のロー
カルワードラインと接続されたメモリセルをアクセスす
るため、ワードラインドライバ54はマスタワードライ
ンMWLi を駆動して高レベルにし、対応するコントロ
ールラインが高レベルに駆動されるのに対し、他のコン
トロールライン57xxの各々は低レベルに保持される。
したがって、複数の列のために1つのマスタワードライ
ンを用いた場合、マスタワードラインのピッチ(各マス
タワードライン間のスペース)を緩和することができ、
これにより実装のための製造プロセスが容易になり、歩
留まりが改善される。また、MWLのライン幅も広くす
ることができ、MWLの抵抗が小さくなり、このことで
メモリセルのアクセス時間がスピードアップする。
ルワードライン構造50が示されており、この場合、各
マスタワードラインMWLは複数の列に対し列活性化信
号を与えるために使用される。図示されている実例によ
る構成の場合、マスタワードラインMWLi は4つの列
Ri 〜Ri+3 のために使用される。MWLi は、メモリ
セルアレイで使用される列デコーダと対応づけられたワ
ードラインドライバ54により駆動される。Ri のよう
な各列にはP個のローカルワードラインLWL i1〜LW
LiPが設けられており、これら各々はANDゲート52
の出力側と接続されている。各ANDゲート52の一方
の入力側はMWLi と接続されているのに対し、他方の
入力側は対応するコントロールライン57xxと接続され
ている。コントロールライン57xxは、列デコーダ内の
ドライバにより駆動される。行方向に並んだ4つのAN
Dゲートによって、1つのローカルワードラインドライ
バ45が規定されている。LWLi1のような特定のロー
カルワードラインと接続されたメモリセルをアクセスす
るため、ワードラインドライバ54はマスタワードライ
ンMWLi を駆動して高レベルにし、対応するコントロ
ールラインが高レベルに駆動されるのに対し、他のコン
トロールライン57xxの各々は低レベルに保持される。
したがって、複数の列のために1つのマスタワードライ
ンを用いた場合、マスタワードラインのピッチ(各マス
タワードライン間のスペース)を緩和することができ、
これにより実装のための製造プロセスが容易になり、歩
留まりが改善される。また、MWLのライン幅も広くす
ることができ、MWLの抵抗が小さくなり、このことで
メモリセルのアクセス時間がスピードアップする。
【0029】図9には、本発明によるセグメント化ワー
ドライン構造40′が描かれており、これは図7による
ワードライン構造40の特別な事例である。ワードライ
ン構造40′は、多数の列に対し列活性化信号を与える
ために1つのマスタワードラインMWLi を使用する。
図示されている実施形態の場合、マスタワードラインM
WLi は16個の列Ri 〜Ri+15のために用いられる。
各列は、ゲート金属化部から成るP個のローカルワード
ラインLWLi1〜LWLiPを有している。各ローカルワ
ードラインは、上述の図8のワードライン構造の場合の
ようにANDゲート52の出力側と接続されている。各
ANDゲート52の一方の入力端子はサブマスタワード
ラインたとえばSMWLi1と接続されており、他方の入
力端子は57i1のようなコントロールラインと接続され
ている。各コントロールライン57xxは有利には、図示
されているように種々の行における多数のANDゲート
52と接続されている。したがってコントロールライン
57i1は、4つの列だけ離れたローカルワードラインす
なわちLWLi1,LWL(i+4)1, LWL(i+8)1 等と接
続されたANDゲートと接続させることができる。行方
向に並べられた4つのANDゲート52によって、先に
述べた1つのローカルワードラインドライバ45が構成
される。
ドライン構造40′が描かれており、これは図7による
ワードライン構造40の特別な事例である。ワードライ
ン構造40′は、多数の列に対し列活性化信号を与える
ために1つのマスタワードラインMWLi を使用する。
図示されている実施形態の場合、マスタワードラインM
WLi は16個の列Ri 〜Ri+15のために用いられる。
各列は、ゲート金属化部から成るP個のローカルワード
ラインLWLi1〜LWLiPを有している。各ローカルワ
ードラインは、上述の図8のワードライン構造の場合の
ようにANDゲート52の出力側と接続されている。各
ANDゲート52の一方の入力端子はサブマスタワード
ラインたとえばSMWLi1と接続されており、他方の入
力端子は57i1のようなコントロールラインと接続され
ている。各コントロールライン57xxは有利には、図示
されているように種々の行における多数のANDゲート
52と接続されている。したがってコントロールライン
57i1は、4つの列だけ離れたローカルワードラインす
なわちLWLi1,LWL(i+4)1, LWL(i+8)1 等と接
続されたANDゲートと接続させることができる。行方
向に並べられた4つのANDゲート52によって、先に
述べた1つのローカルワードラインドライバ45が構成
される。
【0030】各サブマスタワードライン(サブMWL)
は、”Z”個の列たとえば図9の実施形態では4つの列
のANDゲート52の入力端子と接続されている。さら
に各サブMWLは、ANDゲート52を介して1つの共
通する列の”Y”個のローカルワードラインたとえば2
つのローカルワードラインと接続されている。この実施
例では、Z個の列の各組のためにSMWLiL〜SMWL
iKのようなK個のサブマスタワードラインが設けられて
いる。各サブMWLはANDゲート62の出力側と接続
されており、そこにおいて各ANDゲート62の一方の
入力側はマスタワードラインMWLi と接続されてお
り、他方の入力側はコントロールライン671 〜67K
のうち対応する1つに接続されている。この実施例で
は、行方向に並べられた4つのANDゲート62が1つ
のローカルワードラインドライバ47′を成しており、
これは図7のワードラインドライバ47の1つの実施形
態である。コントロールライン671 〜67K は、周知
のようにして適切なコントロールエレクトロニクスによ
る列と行のアドレスに従い高レベルまたは低レベルにな
るよう駆動される。したがって、LWLi2のような特定
のローカルワードラインと接続されたメモリセルをアク
セスするためには、LWLi2と接続されたANDゲート
52の出力側を高レベルになるよう駆動し、このことは
コントロールライン57i2と671 を高レベルになるよ
う駆動する一方、他のすべてのコントロールライン57
xxおよび672 〜67K を低レベルに保持し、かつMW
Li を高レベルになるよう駆動することによって行われ
る。
は、”Z”個の列たとえば図9の実施形態では4つの列
のANDゲート52の入力端子と接続されている。さら
に各サブMWLは、ANDゲート52を介して1つの共
通する列の”Y”個のローカルワードラインたとえば2
つのローカルワードラインと接続されている。この実施
例では、Z個の列の各組のためにSMWLiL〜SMWL
iKのようなK個のサブマスタワードラインが設けられて
いる。各サブMWLはANDゲート62の出力側と接続
されており、そこにおいて各ANDゲート62の一方の
入力側はマスタワードラインMWLi と接続されてお
り、他方の入力側はコントロールライン671 〜67K
のうち対応する1つに接続されている。この実施例で
は、行方向に並べられた4つのANDゲート62が1つ
のローカルワードラインドライバ47′を成しており、
これは図7のワードラインドライバ47の1つの実施形
態である。コントロールライン671 〜67K は、周知
のようにして適切なコントロールエレクトロニクスによ
る列と行のアドレスに従い高レベルまたは低レベルにな
るよう駆動される。したがって、LWLi2のような特定
のローカルワードラインと接続されたメモリセルをアク
セスするためには、LWLi2と接続されたANDゲート
52の出力側を高レベルになるよう駆動し、このことは
コントロールライン57i2と671 を高レベルになるよ
う駆動する一方、他のすべてのコントロールライン57
xxおよび672 〜67K を低レベルに保持し、かつMW
Li を高レベルになるよう駆動することによって行われ
る。
【0031】したがって階層形ワードライン構造40′
によれば、MWLi のような各マスタワードラインによ
って、図8のデュアルワードライン構造において可能な
個数よりも多くの個数の列へ列活性化信号が供給され
る。その結果、マスタワードラインの幅を広くすること
ができ、それゆえマスタワードラインの抵抗が小さくな
り、RCアクセス時間が低減される。つまりマスタワー
ドラインのピッチを増やすことができ、それによりワー
ドライン製造プロセスが容易になり、チップの歩留まり
が改善される。
によれば、MWLi のような各マスタワードラインによ
って、図8のデュアルワードライン構造において可能な
個数よりも多くの個数の列へ列活性化信号が供給され
る。その結果、マスタワードラインの幅を広くすること
ができ、それゆえマスタワードラインの抵抗が小さくな
り、RCアクセス時間が低減される。つまりマスタワー
ドラインのピッチを増やすことができ、それによりワー
ドライン製造プロセスが容易になり、チップの歩留まり
が改善される。
【0032】次に図10を参照すると、そこには本発明
によるステッチ状階層形ワードライン構造80が略示さ
れている。この場合、複数のX個のローカルワードライ
ンLWLi1〜LWLiXがメモリセルアレイの列Ri 中に
配置されている。ローカルワードライン(LWL)は、
図示されているように互いに分離されているかまたは、
列Ri 全体に沿って連続ゲート金属化部のように電気的
に接続されている。電気的なビアホールコンタクト(ス
テッチ)89i1s 〜89iXS によって周期的に、LWL
が上層の製造レベルにあるサブマスタワードラインSM
WLi1〜SMWLiPと接続されている。さらに電気的な
ビアホールコンタクト89i1 〜89iPによって、個々
のサブマスタワードラインが上層のレベルにあるマスタ
ワードラインMWLi と接続されている。その際、コン
タクト89i1 〜89iP 各々の間隔は、コンタクト89
i1s 〜89iXS 各々の間隔よりも広い。
によるステッチ状階層形ワードライン構造80が略示さ
れている。この場合、複数のX個のローカルワードライ
ンLWLi1〜LWLiXがメモリセルアレイの列Ri 中に
配置されている。ローカルワードライン(LWL)は、
図示されているように互いに分離されているかまたは、
列Ri 全体に沿って連続ゲート金属化部のように電気的
に接続されている。電気的なビアホールコンタクト(ス
テッチ)89i1s 〜89iXS によって周期的に、LWL
が上層の製造レベルにあるサブマスタワードラインSM
WLi1〜SMWLiPと接続されている。さらに電気的な
ビアホールコンタクト89i1 〜89iPによって、個々
のサブマスタワードラインが上層のレベルにあるマスタ
ワードラインMWLi と接続されている。その際、コン
タクト89i1 〜89iP 各々の間隔は、コンタクト89
i1s 〜89iXS 各々の間隔よりも広い。
【0033】これまで、半導体メモリのための階層形ビ
ットラインおよびワードラインアーキテクチャについて
説明してきた。上述の説明には多数の形態が含まれてい
るが、それらの形態によっても本発明の範囲が限定され
るものではなく、それらは単に本発明の有利な実施形態
について例示したにすぎない。たとえば、ここで開示し
た階層形ワードライン構造を上述の階層形ビットライン
構造のいずれかと組み合わせて利用することができる。
当業者であれば、本発明の範囲ならびに技術思想を逸脱
することなく、その他多数の変形を着想することができ
る。
ットラインおよびワードラインアーキテクチャについて
説明してきた。上述の説明には多数の形態が含まれてい
るが、それらの形態によっても本発明の範囲が限定され
るものではなく、それらは単に本発明の有利な実施形態
について例示したにすぎない。たとえば、ここで開示し
た階層形ワードライン構造を上述の階層形ビットライン
構造のいずれかと組み合わせて利用することができる。
当業者であれば、本発明の範囲ならびに技術思想を逸脱
することなく、その他多数の変形を着想することができ
る。
【0034】
【外1】
【図1】従来技術による階層形ビットライン構造を示す
図である。
図である。
【図2】周期的な垂直方向ツイストをもつ従来技術によ
る折り返し形ビットライン構造を示す図である。
る折り返し形ビットライン構造を示す図である。
【図3】従来技術によるセグメント形デュアルワードラ
イン構造を示す図である。
イン構造を示す図である。
【図4】従来技術によるステッチ形デュアルワードライ
ン構造を示す図である。
ン構造を示す図である。
【図5】本発明による階層形ビットライン構造の実施形
態を示す図である。
態を示す図である。
【図6】本発明による階層形ビットライン構造の実施形
態を示す図である。
態を示す図である。
【図7】本発明によるセグメント化アーキテクチャを採
用した階層形ワードライン構造の実施形態を示す図であ
る。
用した階層形ワードライン構造の実施形態を示す図であ
る。
【図8】セグメント化デュアルワードラインアーキテク
チャを示す図である。
チャを示す図である。
【図9】本発明による階層形セグメント化ワードライン
アーキテクチャの択一的な実施形態を示す図である。
アーキテクチャの択一的な実施形態を示す図である。
【図10】本発明によるステッチ状階層形ワードライン
アーキテクチャを示す図である。
アーキテクチャを示す図である。
【図11】直線的なビットラインを有するメモリセルの
平面図である。
平面図である。
【図12】対角線ビットラインを有するメモリセルアレ
イの平面図である。
イの平面図である。
13 垂直方向ツイスト領域 20,30 ビットライン構造 27 スイッチ 29 ビアホールコンタクト 40,40′,50,80 ワードライン構造 45,47,54 ワードラインドライバ 57,67 コントロールライン LBL ローカルビットライン MBL マスタビットライン SMWL サブマスタワードライン MC メモリセル SA センスアンプ
フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト ミュラー アメリカ合衆国 ニューヨーク ワッピン ガーズ フォールズ タウン ヴュー ド ライヴ 168 (72)発明者 桐畑 外志昭 アメリカ合衆国 ニューヨーク ポウキー プスィー ミスティー リッジ サークル 10 (72)発明者 ヒン ウォン アメリカ合衆国 カリフォルニア ロス アルトス ヴィア デル ポゾ 1011
Claims (36)
- 【請求項1】 行と列に配置された複数のメモリセルか
ら成るメモリセルアレイを有する半導体メモリにおい
て、 各行にマスタビットライン対が設けられており、該マス
タビットライン対は第1および第2のマスタビットライ
ンから成り、該第1および第2のマスタビットラインの
一部分は互いに垂直方向に間隔をおいて配置されてお
り、 第1のマスタビットラインが交互に第2のマスタビット
ラインの上になったり下になったりするよう、第1およ
び第2のマスタビットラインが垂直方向に互いにねじら
れており、 前記の垂直方向とはメモリセルアレイの主表面に対し直
角を成す方向であり、 メモリセルに接続された各行に複数のローカルビットラ
イン対が設けられており、ローカルビットラインの少な
くとも1つはマスタビットラインと接続されていること
を特徴とする、 メモリセルアレイを有する半導体メモリ。 - 【請求項2】 折り返し形ビットラインアーキテクチャ
が採用されており、前記の第1および第2のマスタビッ
トラインはそれぞれ真と補のマスタビットラインから成
り、1つの行におけるローカルビットライン対の少なく
とも1つは、真のマスタビットラインと接続された真の
ローカルビットラインと、該行の補のマスタビットライ
ンと接続された補のローカルビットラインを有する、請
求項1記載の半導体メモリ。 - 【請求項3】 所定のローカルビットライン対における
第1のローカルビットラインが、第1のスイッチを介し
て第1のマスタビットラインと選択的に接続され、該所
定のローカルビットライン対における第2のローカルビ
ットラインは、第2のスイッチを介して第2のマスタビ
ットラインと選択的に接続される、請求項1記載の半導
体メモリ。 - 【請求項4】 各行における複数のローカルビットライ
ン対は、個々のスイッチを介して該行のマスタビットラ
イン対と選択的に接続される、請求項1記載の半導体メ
モリ。 - 【請求項5】 真と補のローカルビットラインは行方向
に交互の位置で配置されている、請求項2記載の半導体
メモリ。 - 【請求項6】 真と補のローカルビットラインが垂直方
向に交互に上になったり下になったりするよう、真と補
のローカルビットラインに対し周期的に相互間で垂直方
向のツイストが与えられている、請求項2記載の半導体
メモリ。 - 【請求項7】 前記メモリセルは8F2 またはそれより
も小さいメモリセルである、請求項1記載の半導体メモ
リ。 - 【請求項8】 前記メモリセルは8F2 のメモリセルよ
りも大きい、請求項1記載の半導体メモリ。 - 【請求項9】 階層形ワードライン構造が設けられてお
り、該構造は複数のマスタワードラインを有しており、
これらは各々少なくとも1つの列と対応づけられてお
り、前記マスタワードラインの各々に少なくとも1つの
サブマスタワードラインが接続されており、前記メモリ
セルに複数のローカルワードラインが接続されており、
該ローカルワードラインは前記サブマスタワードライン
と接続されている、請求項1記載の半導体メモリ。 - 【請求項10】 行と列に配置された複数のメモリセル
から成るメモリセルアレイを有する半導体メモリにおい
て、 複数のマスタワードラインが設けられており、これらは
各々少なくとも1つの列と対応づけられており、 少なくとも1つのサブマスタワードラインが各マスタワ
ードラインと接続されており、 複数のローカルワードラインがメモリセルと接続され、
かつ各サブマスタワードラインと接続されており、 複数の電気的コンタクトと複数のワードラインドライバ
から成るグループから選択された電気的な接続により、
ローカルワードラインとサブマスタワードラインが相互
接続され、サブマスタワードラインと対応づするマスタ
ワードラインが相互接続されることを特徴とする、 メモリセルアレイを有する半導体メモリ。 - 【請求項11】 各マスタワードラインはスイッチを介
して、複数のサブマスタワードラインおよび種々の列に
おける複数のローカルワードラインと接続される、請求
項10記載の半導体メモリ。 - 【請求項12】 各マスタワードラインに対応づけられ
ているワードラインドライバは、各マスタワードライン
とM個の異なる列における複数のサブマスタワードライ
ンとの間に接続された複数の第1のワードラインドライ
バと、サブマスタワードラインとN個の異なる列におけ
るローカルワードラインとの間に接続された複数の第2
のワードラインドライバから成り、ここでNはMよりも
大きい、請求項11記載の半導体メモリ。 - 【請求項13】 Nは16でありMは4であり、各マス
タワードラインは16個の列に対応づけられている、請
求項12記載の半導体メモリ。 - 【請求項14】 各ワードラインドライバは複数のAN
Dゲートを有する、請求項11記載の半導体メモリ。 - 【請求項15】 N個の層に実装されたワードラインア
ーキテクチャにおいて、 Nは少なくとも3であり、ワードラインは層iとi+1
の間および層i+1とi+2の間で、複数のステッチ、
複数のスイッチおよび複数の電気回路から成るグループ
から選択された電気的な接続を介して接続されているこ
とを特徴とする、ワードラインアーキテクチャ。 - 【請求項16】 前記の電気的な接続のすべてがステッ
チから成る、請求項15記載のワードラインアーキテク
チャ。 - 【請求項17】 前記の電気的な接続のすべてが電気ス
イッチから成る、請求項15記載のワードラインアーキ
テクチャ。 - 【請求項18】 前記の電気的な接続のすべてが電気回
路である、請求項15記載の半導体メモリ。 - 【請求項19】 行と列に配置された複数のメモリセル
から成るメモリセルアレイを有する半導体メモリにおい
て、 1つの行にマスタビットライン対が設けられており、該
マスタビットライン対は第1および第2のマスタビット
ラインから成り、該第1および第2のマスタビットライ
ンの一部分は互いに垂直方向に間隔をおいて配置されて
おり、 第1のマスタビットラインが交互に第2のマスタビット
ラインの上になったり下になったりするよう、第1およ
び第2のマスタビットラインが垂直方向に互いにねじら
れており、 前記の垂直方向とはメモリセルアレイの主表面に対し直
角を成す方向であり、 メモリセルに接続された該行に複数のローカルビットラ
イン対が設けられており、ローカルビットラインの少な
くとも1つはマスタビットラインと接続されていること
を特徴とする、 メモリセルアレイを有する半導体メモリ。 - 【請求項20】 折り返し形ビットラインアーキテクチ
ャが採用されており、前記の第1および第2のマスタビ
ットラインはそれぞれ真と補のマスタビットラインから
成り、1つの行におけるローカルビットライン対の少な
くとも1つは、真のマスタビットラインと接続された真
のローカルビットラインと、該行の補のマスタビットラ
インと接続された補のローカルビットラインを有する、
請求項19記載の半導体メモリ。 - 【請求項21】 所定のローカルビットライン対におけ
る第1のローカルビットラインが、第1のスイッチを介
して第1のマスタビットラインと選択的に接続され、該
所定のローカルビットライン対における第2のローカル
ビットラインは、第2のスイッチを介して第2のマスタ
ビットラインと選択的に接続される、請求項19記載の
半導体メモリ。 - 【請求項22】 各行における複数のローカルビットラ
イン対は、個々のスイッチを介して該行のマスタビット
ライン対と選択的に接続される、請求項19記載の半導
体メモリ。 - 【請求項23】 真と補のローカルビットラインは行方
向に交互の位置で配置されている、請求項20記載の半
導体メモリ。 - 【請求項24】 真と補のローカルビットラインが垂直
方向に交互に上になったり下になったりするよう、真と
補のローカルビットラインに対し周期的に相互間で垂直
方向のツイストが与えられている、請求項20記載の半
導体メモリ。 - 【請求項25】 前記メモリセルは8F2 またはそれよ
りも小さいメモリセルである、請求項19記載の半導体
メモリ。 - 【請求項26】 前記メモリセルは8F2 のメモリセル
よりも大きい、請求項19記載の半導体メモリ。 - 【請求項27】 階層形ワードライン構造が設けられて
おり、該構造は複数のマスタワードラインを有してお
り、1つのマスタワードラインが少なくとも1つの列と
対応づけられており、該マスタワードラインに少なくと
も1つのサブマスタワードラインが接続されており、前
記メモリセルに複数のローカルワードラインが接続され
ており、該ローカルワードラインは前記サブマスタワー
ドラインと接続されている、請求項19記載の半導体メ
モリ。 - 【請求項28】 行と列に配置された複数のメモリセル
から成るメモリセルアレイを有する半導体メモリにおい
て、 複数のマスタワードラインが設けられており、1つのマ
スタワードラインが少なくとも1つの列と対応づけられ
ており、 少なくとも1つのサブマスタワードラインが該マスタワ
ードラインと接続されており、 複数のローカルワードラインがメモリセルと接続され、
かつ各サブマスタワードラインと接続されており、 複数の電気的コンタクトと複数のワードラインドライバ
から成るグループから選択された電気的な接続により、
ローカルワードラインとサブマスタワードラインが相互
接続され、サブマスタワードラインと対応づするマスタ
ワードラインが相互接続されることを特徴とする、 メモリセルアレイを有する半導体メモリ。 - 【請求項29】 前記マスタワードラインはスイッチを
介して、複数のサブマスタワードラインおよび種々の列
における複数のローカルワードラインと接続される、請
求項28記載の半導体メモリ。 - 【請求項30】 前記ワードラインドライバは、前記マ
スタワードラインとM個の異なる列における複数のサブ
マスタワードラインとの間に接続された複数の第1のワ
ードラインドライバと、サブマスタワードラインとN個
の異なる列におけるローカルワードラインとの間に接続
された複数の第2のワードラインドライバから成り、こ
こでNはMよりも大きい、請求項29記載の半導体メモ
リ。 - 【請求項31】 Nは16でありMは4であり、各マス
タワードラインは16個の列に対応づけられている、請
求項30記載の半導体メモリ。 - 【請求項32】 前記ワードラインドライバは複数のA
NDゲートから成る、請求項28記載の半導体メモリ。 - 【請求項33】 N個の層に実装されたワードラインア
ーキテクチャにおいて、 Nは少なくとも3であり、ワードラインは層iとi+1
の間および層i+1とi+2の間で、複数のステッチ、
複数のスイッチおよび複数の電気回路から成るグループ
から選択された電気的な接続を介して接続されているこ
とを特徴とする、ワードラインアーキテクチャ。 - 【請求項34】 前記の電気的な接続のすべてがステッ
チから成る、請求項33記載のワードラインアーキテク
チャ。 - 【請求項35】 前記の電気的な接続のすべてが電気ス
イッチから成る、請求項33記載のワードラインアーキ
テクチャ。 - 【請求項36】 前記の電気的な接続のすべてが電気回
路である、請求項33記載の半導体メモリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/993,538 US6069815A (en) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | Semiconductor memory having hierarchical bit line and/or word line architecture |
US08/993538 | 1997-12-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11283365A true JPH11283365A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=25539655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35791798A Withdrawn JPH11283365A (ja) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | メモリセルアレイを有する半導体メモリ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6069815A (ja) |
EP (1) | EP0926683B1 (ja) |
JP (1) | JPH11283365A (ja) |
KR (1) | KR19990063189A (ja) |
CN (1) | CN1220466A (ja) |
DE (1) | DE69834540T2 (ja) |
TW (1) | TW419668B (ja) |
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