JP3411129B2 - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JP3411129B2
JP3411129B2 JP16750095A JP16750095A JP3411129B2 JP 3411129 B2 JP3411129 B2 JP 3411129B2 JP 16750095 A JP16750095 A JP 16750095A JP 16750095 A JP16750095 A JP 16750095A JP 3411129 B2 JP3411129 B2 JP 3411129B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はワード線構造を改良した
半導体メモリに関し、特に、DRAMに適用して好適な
ものである。 【0002】 【従来の技術】図2は、DRAMの一般的な概略構成を
示すブロック図である。図2において、メモリセルアレ
イ1は、複数のメモリセルMCを縦横に配列しており、
列方向のメモリセルMCに接続される複数のビット線対
BL、BLbと、これらビット線対BL、BLbと交差
する、行方向のメモリセルMCに接続される複数のワー
ド線WLとが延設されている。外部から与えられたアド
レスのうち、行方向のメモリセル位置を規定するアドレ
ス部分(Xアドレス)がXラッチ部XLATにラッチさ
れた後、XデコーダXDECで解読されていずれかのワ
ード線ドライバWDがワード線WLを駆動する。外部か
ら与えられたアドレスのうち、列方向のメモリセル位置
を規定するアドレス部分(Yアドレス)は、Yラッチ部
YLATでラッチされた後、YデコーダYDECで解読
されていずれかのビット線対BL、BLbが有効とな
り、入出力トランスファ部I/OtやセンスアンプSA
の機能により、データの読書きが実行される。 【0003】集積度が高い半導体メモリにおいては、セ
ンスアンプSAはメモリセルアレイ1内に複数設けら
れ、そのためビット線BL、BLbの長さはワード線W
Lよりかなり短くなっている。このように相対的にかな
り長い1本のワード線WLには、512〜2k個の多数
のメモリセルMCが接続される。また、一般に、ワード
線WLはメモリセルMCを構成する例えばMOSトラン
ジスタのゲートに接続されるので、そのゲートと同材質
で同時に形成される。例えば、抵抗の高いポリシリコン
又はポリサイドで形成される。 【0004】このような大きなRC負荷によって、ワー
ド線WLの信号伝搬遅延時間は非常に大きくなる。 【0005】そこで、ワード線WLの高速化のための各
種手法が提案されている。例えば、文献1の158〜1
61頁には、階層形ワード線構造やワード線ドライバの
交互配置について開示されており、上記文献1の125
〜127頁には、低抵抗配線裏打ちについて開示されて
いる。 【0006】文献1『伊藤清男著、「超LSIメモ
リ」、培風館発行』 図3(a)及び(b)はそれぞれ、階層形ワード線構造
の例の概略説明図であり、図3(a)及び(b)の相違
点は、ワード線ドライバWDが後述する異なる単位メモ
リセルアレイ10のワード線WLの駆動に共通して用い
られているか否かの点である。 【0007】Xデコーダの1個の出力端子に接続されて
いるメインワード線ドライバMWDは、メインワード線
MWLを駆動するものであり、このメインワード線MW
Lには、複数の単位メモリセルアレイ10の駆動が割り
当てられている。各単位メモリセルアレイ10には複数
本のワード線WLが延設されており、これら各ワード線
WLは、各単位メモリセルアレイ10の左右に交互配置
されている、入力端子がメインワード線MWLに接続さ
れているワード線ドライバWDによって駆動される。な
お、各ワード線ドライバWDは、単位メモリセルアレイ
10間を、ワード線WLの直交方向に延びる、しかも図
示しないXアドレスの下位数ビットのデコーダによる制
御信号が流れる選択線(アドレス線)SLによって選択
されて、メインワード線MWL上の駆動信号を単位メモ
リセルアレイ10内のワード線WLに導入するものであ
る。 【0008】ここで、メインワード線MWLの材質とし
て低抵抗材料(例えばメタル)を適用して単位メモリセ
ルアレイ10のワード線WLへの駆動信号の伝搬を速め
るようにしている。 【0009】一方、単位メモリセルアレイ10内のワー
ド線WLには、低抵抗配線が裏打ちされたものを適用し
て駆動信号の伝搬を速めることが既に提案されている。
図4は、このような低抵抗配線が裏打ちされたワード線
構成の配線の接続イメージを示す説明図である。なお、
図4では、メモリセルやビット線は省略している。 【0010】図4において、単位メモリセルアレイ10
内においては、複数のメモリセルに直接接続されるポリ
シリコン又はポリサイドの高抵抗配線(正確には高抵抗
配線部分)WLp311、WLp312、WLp32
1、WLp322、…が複数本設けられている。図4の
例では、2個の高抵抗配線WLp311及びWLp31
2、…は同一導体で形成され、物理的かつ電気的に接続
されている。 【0011】一体に形成されている1組の高抵抗配線W
Lp311及びWLp312、WLp321及びWLp
322、…には、ほぼ平行に第1のメタルにより形成さ
れた低抵抗配線WLm31、WLm32、…が設けら
れ、ワード線ドライバWD1、WD2、…に接続されて
いる。隣接する低抵抗配線WLm31、WLm32、…
は、単位メモリセルアレイ10の両端に対向して交互配
置されたワード線ドライバWD1、WD2、…により駆
動される。例えば、低抵抗配線WLm31は図中左のワ
ード線ドライバWD1で駆動され、低抵抗配線WLm3
2は図中右のワードドライバWD2で駆動される。 【0012】低抵抗配線WLm31、WLm32、…
と、1組の高抵抗配線WLp311及びWLp312、
WLp321及びWLp322、…とは、次のように接
続されて、低抵抗配線が裏打ちされたワード線を構成し
ている。 【0013】低抵抗配線WLm31は、接続部C31
1、C312及びC313によって、一体形成された高
抵抗配線WLp311及びWLp312に対して、その
両端部及び中間位置で接続される。この低抵抗配線WL
m31に隣接する低抵抗配線WLm32は、接続部C3
21、C322及びC323によって、一体形成された
高抵抗配線WLp321及びWLp322に対して、そ
の両端部及び中間位置で接続される。なお、隣接するワ
ード線に係る接続部(例えばC311及びC321、C
312及びC322)は互いに近接して配置される。こ
のようにして相互に接続されている低抵抗配線(例えば
WLm31)、並びに、一体形成された高抵抗配線(例
えばWLp311及びWLp312)が、1本のワード
線して機能する。 【0014】図5(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線と
の接続部を含む図4における領域a30の半導体チップ
表面の配線パターン等の位置関係を示すものであり、図
5(b)は、ある接続部を含む位置での半導体チップの
断面図(VB−VB)である。図5(a)に示すよう
に、互いに隣接する低抵抗配線WLm31、WLm32
の一体成形された高抵抗配線WLp311及びWLp3
12、WLp321及びWLp322への接続部C31
2、C322は近接してワード線方向にずらされて交互
配置されている。なお、図5(b)において、LY0は
メモリセル等が形成されるポリシリコン又はポリサイド
でなる層を示し、LY1は絶縁膜を示している。 【0015】次に、図4及び図5に示した低抵抗配線裏
打ちワード線構成の作用、すなわち、高抵抗配線の遅延
時間低減作用について説明する。 【0016】このワード線構成においては、1個のワー
ド線ドライバが駆動する高抵抗配線の抵抗は、各接続部
(例えば、C312、C322)によって電気的に分割
される。図4の例では2分割される。 【0017】ここで、大きさが定まっている単位メモリ
セルアレイ10を仮定し、この単位メモリセルアレイ1
0の近端から遠端までの1個の低抵抗配線裏打ちワード
線の抵抗をR、容量をCとする。このようなRC分布定
数線路の近端側をワード線ドライバで駆動したとき、遠
端上の電圧信号の遅延時間tDは、ワード線ドライバの
能力が十分高ければ、抵抗R及び容量Cの積に比例する
(文献2参照)。 【0018】文献2『菅野卓雄監修、飯塚哲哉編、「C
MOS超LSIの設計」、培風館発行、pp.141-142』 ここで、接続部(C311、C312、C313)によ
る一体成形された高抵抗配線(WLp311及びWLp
312)の抵抗分割数をN(図示のものはN=2)とす
ると、分割された高抵抗配線部分(以下、WLp311
として説明する)の抵抗はR/N、容量はC/Nとな
る。分割された高抵抗配線部分WLp311は、その両
端より駆動信号が与えられるので、その駆動信号が最も
遅く到達する点(以下、電気的遠端と呼ぶ)は、その高
抵抗配線部分WLp311の中央となる。 【0019】一方、メタル等で形成された低抵抗配線の
抵抗は、ポリシリコン等の高抵抗配線の抵抗より、一般
に1桁以上小さくできる。そこで、簡単化のために、低
抵抗配線の抵抗を0とみなすと、高抵抗配線部分WLp
311は、図6に示すように、抵抗R/2N、容量C/
2Nの分布定数線路で近似でき、電気的遠端での遅延時
間tDは、RC/4N2 に比例する。 【0020】このように、高抵抗配線を接続部で複数に
分割して低抵抗配線に接続した低抵抗配線裏打ちワード
線は、単に高抵抗配線だけで形成したワード線に比べ
て、最も駆動信号が遅く到達する位置(メモリセル)で
も、その遅延時間を約1/4N2 に短縮することができ
る。 【0021】また、ワード線ドライバに要するワード線
方向の寸法をd、1群の接続部(例えばC312、C3
22等)に要するワード線方向の寸法をS(図5(a)
参照)とすると、ワード線をN分割するために単位メモ
リセルアレイ10毎に要する寸法の増加分Qは、Q=2
d+S(N+1)と表わすことができる。一般に、上記
寸法Sは単位メモリセルアレイ10の大きさ(ワード線
方向の長さ)に比べて十分小さい。 【0022】従って、低抵抗配線裏打ちワード線を適用
することにより、僅かな所要面積の増加で高速化を実現
できる。 【0023】なお、上述したように、ワード線ドライバ
を交互配置すれば、寸法を小さくしにくいワード線ドラ
イバの配置ピッチを、メモリセルに接続される高抵抗配
線の倍ピッチにでき、製造が容易となると共に、この点
でも単位メモリセルアレイ10の面積の最小化に寄与で
きている。 【0024】図7は、上記文献1に開示されている別な
ワード線構成を示す配線パターンのイメージ図である。
なお、図7においても、メモリセルやビット線は省略し
ている。 【0025】このワード線構成を採用している単位メモ
リセルアレイ(以下、サブアレイと呼ぶ)40の1個の
メインワード線(図3参照)に対する接続数は、上述し
た従来例の単位メモリセルアレイ10の接続数よりかな
り多く(例えばN倍)なされいる。言い換えると、上述
した従来例の1個の単位メモリセルアレイ10を、ワー
ド線方向にN分割した1個がこの従来例のサブアレイ4
0に相当する。 【0026】この従来例のサブアレイ40においては、
交互配置されているワード線ドライバWD1、WD2、
…により駆動される高抵抗配線WLp41、WLp4
2、…だけが延設されており、裏打ちのための低抵抗配
線は設けられておらず、高抵抗配線WLp41、WLp
42、…だけでワード線が構成されている。すなわち、
ワード線を構成する高抵抗配線をワード線ドライバで多
分割してサブアレイ40を構成している(以下、ワード
線ドライバによる分割と呼ぶ)。 【0027】このようなワード線ドライバによる分割方
法が適用されたサブアレイ40においては、1個のワー
ド線ドライバWD1、WD2、…が駆動するワード線
(高抵抗配線)WLp41、WLp42、…の長さが短
く、電気的遠端に駆動信号が到達する時間を短くするこ
とができる。 【0028】例えば、先の従来例の単位メモリセルアレ
イ10を、N+1個のワード線ドライバにより、この従
来例のN個のサブアレイ40に分割するとすれば、分割
された各ワード線(高抵抗配線)WLp41、WLp4
2、…の遠端の遅延tDは、RC/N2 で表すことがで
きる。また、先の従来例の単位メモリセルアレイ10
を、この従来例のN個のサブアレイ40に置き換えた場
合に必要なワード線方向の寸法の増加分Qは、1個のワ
ード線ドライバの寸法をdとしてd(N+1)で表すこ
とができる。 【0029】従って、分割数Nを大きくすれば高速化を
損なわずにワード線ドライバの能力を小さくでき、ま
た、ワード線方向の寸法dを小さくでき、高速化と回路
面積低減の両立が期待できる。 【0030】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
低抵抗配線裏打ちワード線構成は、以下のような課題を
有するものであった。 【0031】図5(a)に示したように、各高抵抗配線
WLp311、WLp321、…と同ピッチPで接続部
C312、C322、…を設ける必要がある。一方、マ
スク合せ精度を考えると、高抵抗配線WLp311、W
Lp321、…のパターンは接続部(接続孔)C31
2、C322、…(図5(b)参照)に対して、余裕が
ある形状にしなければならない。このため、接続部付近
での互いに隣接する高抵抗配線のパターンWLp311
及びWLp321とのギャップ長Gnは、接続部から離
れたところのギャップ長G(通常Pの約半分)より大幅
に狭くなる。通常、DRAMは、最も微細であるメモリ
セルに対して製造条件を定めるため、パターンの形状や
粗密さがメモリセルと異なる上述のような接続部パター
ンの微細化は難しく、そのため歩留りの低下を招いてき
た。 【0032】一方、低抵抗配線WLm31、WLm3
2、…の材料として、例えば加工精度の高いタングステ
ン(W)を選び、接続部(接続孔)C312、C32
2、…をこのタングステンで埋め込むプロセスを採用す
れば、図5(a)に示すように、低抵抗配線WLm3
1、WLm32、…は、接続部C312、C322、…
の接続孔に対して余裕のある形状を必ずしもとらなくて
も、比較的高い歩留りが得られる。しかし、低抵抗配線
WLm31、WLm32、…の材料として、タングステ
ンより抵抗の低いアルミニウム(Al)を選定した場合
には、接続部(接続孔)C312、C322、…に埋め
込むのが容易でなくなり、高抵抗配線WLp311、W
Lp321、…のパターンと同様に、接続部C312、
C322、…の接続孔に対して余裕のある形状(突出部
を有する形状)にしなければならず、その結果、接続部
C312、C322、…のギャップが狭く加工が難しい
という問題が残される。 【0033】一方、ワード線ドライバによる分割ワード
線構成においては、低抵抗配線裏打ちのための接続部が
なく、また、高抵抗配線(ワード線)とワード線ドライ
バとの接続部は、ワード線ドライバが交互配置されてい
るためにワード線の倍ピッチで配置され、高抵抗配線及
び低抵抗配線間の接続部の存在に伴う上述したような問
題は生じない。 【0034】しかし、文献1の記述に反して、低抵抗配
線裏打ちワード線と比べて、高速化と寸法低減との両立
が非常に難しい場合が実際には生じる。 【0035】なぜならは、上記文献1では、分割数を上
げると共にワード線ドライバの寸法を小さくすると述べ
ているが、素子分離や、上下配線の接続部及びパワー供
給線等の存在のために、ワード線ドライバの能力を小さ
くしても、その回路寸法dを十分には小さくできず、こ
の寸法dは低抵抗配線裏打ちワード線構成における接続
部のための寸法Sの4〜6倍程度を必要とするからであ
る。 【0036】ここで、d=4Sと仮定し、比較のため
に、まず低抵抗配線裏打ちワード線構成でのワード線遅
延時間とワード線分割に要する寸法を見積もる。高抵抗
配線の抵抗の電気的分割数は一般に4〜16程度が好ま
しく、例えば文献1の20頁のチップ写真のものでは8
分割である。そこで、N=8とすると、低抵抗配線裏打
ちワード線においては、上述した計算式から、ワード線
遅延時間tDはRC/256、所要寸法の増加分Qは1
5Sとなる。一方、ワード線ドライバによる分割ワード
線構成では、上述した計算式から、ワード線遅延時間t
DはRC/64、所要寸法の増加分Qは36Sとなる。 【0037】従って、この条件下では、ワード線ドライ
バによる多分割ワード線のものは、低抵抗配線裏打ちワ
ード線に比べて、ワード線遅延時間が4倍大きいにも拘
らず、所要寸法も2.4倍程度大きく、高速化、寸法の
いずれにおいても不利になっている。 【0038】以上のように、従来の低抵抗配線裏打ちワ
ード線では製造が難しく、一方、ワード線ドライバによ
る多分割ワード線では高速化と寸法低減の両立が図れ
ず、いずれも技術的に十分満足できるものと言えなかっ
た。 【0039】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、単位当りで所定の抵抗値を有する
材料からなり、互いに並行して配置されるとともに各々
複数のメモリセルが接続されている複数の第1の配線
と、各々、前記単位当りでの抵抗値が該第1の配線より
低い抵抗値を有する材料からなり、各々が複数の第1の
配線に対応するものと電気的に接続された複数の第2の
配線とでワード線を構成し、該複数の第2の配線各々の
一端はワード線を駆動するための駆動手段に接続されて
なる半導体メモリにおいて、駆動手段は、複数のメモリ
セルが配置されたメモリセル領域を挟むように配置され
た第1と第2の駆動回路から構成され、第2の配線の一
部は第1の駆動回路側から第2の駆動回路側へ向かって
メモリセル領域の略中間まで延設され、その端部におい
て第1の配線の対応するものと電気的に接続され、第2
の配線の他の一部は第2の駆動回路側から第1の駆動回
路側へ向かってメモリセル領域の略中間まで延設され、
その端部において第1の配線の対応するものと電気的に
接続され、第1の配線の各々は第2の配線との接続部分
からそれぞれ第1及び第2の駆動回路の方向へ延設され
ていることを特徴とする。 【0040】 【0041】 【0042】 【0043】さらに、第の本発明は、第1の本発明と
同様な半導体メモリにおいて、以下のようにしたことを
特徴とする。 【0044】第2の本発明は、第2の配線の一部と接続
された第1の配線の各々は第2の配線との接続部分から
それぞれ第2の駆動順路の方向へ延設され、第2の配線
の他の一部と接続された第1の配線の各々は第2の配線
との接続部分からそれぞれ第1の駆動回路の方向へ延設
されていることを特徴とする。 【0045】 【作用】第1及び第2の本発明はいずれも、ワード線を
構成する第1の配線及び第2の配線の対の上述した接続
により、その接続部から、第1の配線の電気的遠端まで
の抵抗値及び容量値を小さくできて、ワード線の高速駆
動が可能となる。また、ワード線を構成する第1の配線
及び第2の配線の対の上述した接続により、その接続部
における同種配線のギャップを広くとれ、マスク合わせ
等の製造処理が容易になり、歩留まりを高めることがで
きると共に、ワード線の分割のための必要となる寸法の
増加分も少なくて済む。 【0046】その結果、従来のワード線ドライバによる
分割ワード線構成のものと比べて、駆動の高速性と寸法
低減において有利であり、また、従来の低抵抗配線裏打
ちワード線構成のより、駆動の高速性や歩留りを改善す
ることができる。 【0047】 【実施例】 (A)第1実施例 以下、本発明による半導体メモリの第1実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。ここで、図1
は、この第1実施例のワード線構成の配線パターンの接
続イメージを示す説明図である。なお、図1では、メモ
リセルやビット線は省略している。また、パターンの繰
返し周期の2倍の部分を示している。 【0048】この第1実施例は、従来の低抵抗配線裏打
ちワード線構成を改良したものである。 【0049】図1において、単位メモリセルアレイ10
−1内のメモリセルに接続されるポリシリコン又はポリ
サイド等でなる高抵抗配線が、ワード線方向に複数の部
分WLp111、WLp112、WLp113、…に分
割され、これら高抵抗配線部分WLp111、WLp1
12、WLp113、…とほぼ平行に、所定の高抵抗配
線部分に接続される第1のメタルでなる低抵抗配線WL
m11、WLm12、…が設けられている。これら低抵
抗配線WLm11、WLm12、…は、単位メモリセル
アレイ10−1の両端に交互配置されたワード線ドライ
バWD1、WD2…により駆動されるものである。 【0050】また、これらワード線ドライバWD1、W
D2…は、図示しないがワード線方向に第2のメタルで
形成された所定のメインワード線に接続されている(図
3参照)。また、各ワード線ドライバWD1、WD2…
がANDゲートを含んで構成される階層ワード線構成と
なっていても良い。 【0051】図1の例では、低抵抗配線WLm11に接
続される対応する高抵抗配線は、物理的に3個の部分W
Lp111、WLp112及びWLp113、並びに、
WLp114及びWLp115に分割されて形成されて
いる。同様に、この低抵抗配線WLm11と隣接する低
抵抗配線WLm12に接続される高抵抗配線も、物理的
に3個の部分WLp121及びWLp122、WLp1
23及びWLp124、並びに、WLp125に分割さ
れて形成されている。 【0052】ここで、互いに隣接配置される一方の高抵
抗配線の分離分割箇所が、他方の高抵抗配線の一体に形
成された高抵抗配線部分のほぼ中央に近接するように、
分割された高抵抗配線の各部が配置されている。例え
ば、高抵抗配線部分WLp113及びWLp114間の
分離箇所は、隣接する一体に形成された高抵抗配線部分
WLp123及びWLp124のほぼ中央に近接して位
置する。 【0053】また、一体に形成された高抵抗配線の各部
分は、そのほぼ中央において、対応する低抵抗配線と接
続部により接続されている。例えば、一体に形成された
高抵抗配線部分WLp123及びWLp124は、その
ほぼ中央において、低抵抗配線WLm12と、接続部C
122によって接続されている。なお、ワード線ドライ
バに最も近い位置の高抵抗配線部分は、ワード線ドライ
バ側の端部において、対応する低抵抗配線と接続部によ
り接続されている。例えば、ワード線ドライバWD2に
最も近い位置の高抵抗配線部分WLp125は、低抵抗
配線WLm12に対して、接続部C123によって接続
されている。 【0054】図8(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線と
の接続部を含む図1における領域a10の半導体チップ
表面の配線パターン等の位置関係を示すものであり、図
8(b)は、ある接続部を含む位置での半導体チップの
断面図(VIIIB −VIIIB)である。なお、図8(b)にお
いても、LY0はメモリセル等が形成されるポリシリコ
ン又はポリサイド層を示し、LY1は絶縁膜を示してい
る。 【0055】領域a10内においては、高抵抗配線と低
抵抗配線との接続部C122、C142、…は、低抵抗
配線WLm11、WLm12、…の1本置きに設けられ
ている。また、一体に形成された高抵抗配線部分WLp
123及びWLp124に設けられる接続部C122
は、隣接の高抵抗配線部分WLp113及びWLp11
4間の分離箇所に近接している。すなわち、接続部C1
22が設けられた場所の近傍において、この接続部C1
22を有する高抵抗配線部分WLp123及びWLp1
24の両隣りに、これと隣接する高抵抗配線部分WLp
113及びWLp114のパターンは存在しない。ま
た、接続部C122付近の高抵抗配線部分WLp123
及びWLp124のパターンは、接続部C122に対す
るマスク合せ精度分の余裕のために、ワード線方向の直
交方向に突出している突出部を備える形状に形成されて
いる。 【0056】以上のように、この第1実施例において
は、ある接続部の付近には、この接続部により接続され
る高抵抗配線に隣接する高抵抗配線のパターンがないの
で、接続部付近における高抵抗配線を形成する各導体パ
ターン(例えばWLp123及びWLp124のパター
ンと、WLp114のパターン)同士のギャップGn
を、接続領域外のギャップG(高抵抗配線ピッチPの約
半分)と同程度にすることができる。また、ある接続部
の付近には、この接続部により接続される高抵抗配線に
隣接する高抵抗配線のパターンがないので、接続部と高
抵抗配線をなす導体パターンとのマスク合せ余裕をも十
分にとることができる。 【0057】一方、低抵抗配線のパターンについては、
接続部に対する余裕等は従来の低抵抗配線裏打ちワード
線と同程度である。従って、低抵抗配線に加工精度が高
いタングステンを用いると共に、接続部をこのタングス
テンで埋め込むことで比較的高い歩留りが得られる。 【0058】次に、この第1実施例のワード線遅延時間
と分割に要する寸法について検討してみる。上述したよ
うに、単位メモリセルアレイ10−1の高抵抗配線の抵
抗は各接続部によりN分割される。例えば、図1では、
高抵抗配線の抵抗成分は単位メモリセルアレイ10−1
において電気的に5分割されている。このとき、ワード
線ドライバから、各分割された高抵抗配線部分の電気的
遠端までの駆動信号の遅延時間(ワード線遅延時間)t
Dは、RC/N2 に比例すると近似できる。 【0059】一方、この第1実施例において、各接続領
域(a10)を設けるのに必要な寸法S´は、各接続領
域当りの接続部の数が少ないことから、従来の低抵抗配
線裏打ちワード線構成に比べて、その7割程度に小さく
できる。従って、単位メモリセルアレイ10当りのワー
ド線分割に要するワード線方向の寸法の増加分Qは、ワ
ード線ドライバに要するワード線方向の寸法をd(従来
の接続領域a30当りの寸法Sのほぼ4倍)として2d
+(N−1)S’となり、{8+0.7(N−1)}S
で近似することができる。 【0060】例えば、Nを11とすると、この第1実施
例の場合、ワード線遅延時間tDはRC/121に比例
し、ワード線分割に要するワード線方向の寸法の増加分
Qは15Sとなる。すなわち、従来のワード線ドライバ
による分割ワード線構成に比べて、ワード線遅延時間を
半減でき、分割の所要寸法も半分以下にできる。また、
Nが15であると、ワード線遅延時間tDはRC/22
5に比例し、ワード線分割に要するワード線方向の寸法
の増加分Qは18Sとなり、従来の低抵抗配線裏打ちワ
ード線に比較して、遅延時間及び所要寸法を問題となら
ない程度の増加に押さえながら、歩留りを改善させるこ
とができる。 【0061】なお、図1では、偶数番目と奇数番目の高
抵抗配線部分のパターンの対称性を考慮して奇数分割の
ものを示しているが、偶数分割に構成したものも第1実
施例の技術思想内である。例えば、図1において、高抵
抗配線部分WLp115、WLp125を除去すれば4
分割の構成例が得られる。このような偶数分割の場合に
は、高抵抗配線部分のパターンの対称性は得られない
が、奇数分割の場合と同様に作用する。 【0062】以上のように、第1実施例のワード線構成
によれば、各高抵抗配線はワード線方向に複数に分離分
割され、ある高抵抗配線の分割による第n部分と対応す
る低抵抗配線との接続部が、その隣接する高抵抗配線の
分割による第n部分と第n+1部分との分離箇所に近接
して設けられているので、以下の効果を奏することがで
きる。 【0063】従来のワード線ドライバによる分割ワード
線構成と比べて、半分以下の所要寸法でワード線遅延時
間を半減することができる。 【0064】従来の低抵抗配線裏打ちワード線構成のも
のより、高抵抗配線の各パターン間ギャップを十分広く
でき、歩留りの向上を図ることができる。また、分割数
を大きくしても大幅な寸法増加がないことから、低抵抗
配線裏打ちワード線構成に比べて、速度性能、寸法の大
きな損失なしに歩留りを改善できる。 【0065】(B)第2実施例 次に、本発明による半導体メモリの第2実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。 【0066】この第2実施例は、高抵抗配線の分割分離
方法や、高抵抗配線及び低低配線間の接続位置や接続関
係等は、上述した第1実施例と同様である(図1参
照)。しかし、接続部周りの半導体チップ上の形成パタ
ーンが第1実施例とは異なっている。また、配線パター
ンの繰返し周期は第1実施例の2倍になっている。 【0067】そこで、第2実施例については、接続部周
りの半導体チップ上の形成パターンについて説明する。
図9(a)は、この第2実施例について、低抵抗配線と
高抵抗配線との接続部を含む領域(図1の領域a10参
照)の半導体チップ表面の配線パターン等の位置関係を
示すものであり、図9(b)は、ある接続部を含む位置
でのその半導体チップの断面図(IXB −IXB )である。
これら図9(a)及び(b)はそれぞれ、第1実施例に
係る図8(a)及び(b)に対応しており、図8(a)
及び(b)との同一、対応部分には同一符号を付して示
している。 【0068】この第2実施例の配線パターンにおいて
は、同一の接続領域a10における接続部C122、C
142、…は、低抵抗配線WLm11、WLm12、…
の1つ置きにワード線方向にずれた位置に交互配置され
ている。そして、接続領域a10内に接続部を有しない
低抵抗配線WLm11、…は、これら接続部C122、
C142、…を迂回して形成されている。また、ある接
続部(C122とする)を介して高抵抗配線部分WLp
123のパターンと接続される低抵抗配線WLm12の
パターンは、第1実施例とは異なって、接続部C122
に対してマスク合せ余裕のための、ワード線方向の直交
方向に突出している突出部を有する形状に形成されてい
る。すなわち、第1実施例の場合、高抵抗配線部分のパ
ターンだけが、接続部との接続のための突出部を有して
いたが、この第2実施例では、高抵抗配線部分及び低抵
抗配線の双方のパターンが、接続部との接続のための突
出部を有している。 【0069】この第2実施例のパターンにおいて、接続
部を有しない低抵抗配線WLm11、…を、接続部C1
22、C142、…を迂回して形成したことにより、各
接続部C122、C142、…に対する低抵抗配線WL
m11、WLm12、…パターンのマスク合せは容易に
なる。また、高抵抗配線部分と低抵抗配線の接続部C1
22、C142、…は低抵抗配線WLm11、WLm1
2、…の1本置きにしかもワード線方向にずれた位置に
交互に設けたことにより、各低抵抗配線WLm11、W
Lm12、…が接続部C122、C142、…を迂回す
るように形成することは容易であり、突出部を設けても
接続領域a10における隣接する低抵抗配線WLm1
1、WLm12のパターン間のギャップ長Gnを、接続
領域a10以外のギャップ長Gと同程度に比較的広くで
きる。 【0070】以上のように、この第2実施例のパターン
によれば、接続部に対して低抵抗配線の配線パターンの
マスク合せが容易となり、しかも、低抵抗配線間の最小
ギャップを全領域に渡って比較的広くできる。 【0071】その結果、第1実施例の効果に加えて、低
抵抗配線形成の製造条件が緩和されてより高い歩留りが
得られるという効果を奏する。また、抵抗が低い反面や
や加工精度に乏しいという性質を有するアルミニウムA
lを用いて低抵抗配線を形成することも可能となる。す
なわち、低抵抗配線に対する材質自由度を高めることが
できる。 【0072】(C)第3実施例 次に、本発明による半導体メモリの第3実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。ここで、図10
は、この第3実施例のワード線構成の配線パターンの接
続イメージを示す説明図である。なお、図10でも、メ
モリセルやビット線は省略している。また、パターンの
繰返し周期の2倍の部分を示している。 【0073】この第3実施例は、従来のワード線ドライ
バ分割による分割ワード線構成(図7参照)を改良した
ものである。すなわち、分割ワード線構成に、低抵抗配
線パターンを導入して改良したものである。 【0074】図10において、サブアレイ40−3には
メモリセルに接続される高抵抗配線WLp411及びW
Lp412、WLp421及びWLp422、…と、サ
ブアレイ40−3の両端からほぼ中央まで延設されてい
る低抵抗配線WLm411、WLm412、…とが設け
られている。 【0075】ここで、高抵抗配線部分WLp411、W
Lp412はポリシリコン又はポリサイド等で一体に形
成され、この一体形成された高抵抗配線WLp411及
びWLp412のパターンのほぼ中央において、接続部
C411を介して、対応する低抵抗配線WLm411に
接続されている。他の高抵抗配線WLp421及びWL
p422、…も同様に接続されている。 【0076】低抵抗配線WLm411、WLm412、
…は、高抵抗配線に対してほぼ平行に延設されているも
のであり、第1のメタルで形成されている。低抵抗配線
WLm411、WLm412、…は、サブアレイ40−
3の両端に対向して交互配置されたワード線ドライバW
D1、WD2、…により駆動される。例えば、低抵抗配
線WLm411はサブアレイ40−3の左側のワード線
ドライバWD1により駆動され、低抵抗配線WLm41
2はサブアレイ40−3の右側のワード線ドライバWD
2により駆動される。 【0077】ここで、上述のように、互いに隣接する高
抵抗配線WLp411及びWLp412、WLp421
及びWLp422の一方(WLp411及びWLp41
2)に接続される低抵抗配線WLm411は、サブアレ
イ40−3のワード線方向の第1端より延設され、もう
一方の高抵抗配線WLp421及びWLp422に接続
される低抵抗配線WLm412は、サブアレイ40−3
のワード線方向の第2端より延設されているので、言い
換えると、サブアレイ40−3のワード線方向の半分の
領域を捕らえると、低抵抗配線の延設本数は高抵抗配線
の延設本数の1/2になっているので、低抵抗配線のピ
ッチは、高抵抗配線のピッチPの2倍となっている。 【0078】図11(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線
との接続部を含む図10における領域a50の半導体チ
ップ表面の配線パターン等の位置関係を示すものであ
り、図11(b)は、ある接続部を含む位置での半導体
チップの断面図(XIB −(XIB)である。 【0079】図11(a)に示すように、ワード線ドラ
イバWD1で駆動される低抵抗配線WLm411への接
続部C411は、接続領域a50内におけるワード線ド
ライバWD1寄りに位置し、ワード線ドライバWD2で
駆動される低抵抗配線WLm412への接続部C412
は、接続領域a50内におけるワード線ドライバWD2
寄りに位置されている。 【0080】また、ある接続部(C411とする)を介
して高抵抗配線WLp411及びWLp412のパター
ンと接続される低抵抗配線WLm411のパターンは、
接続部C411に対してマスク合せ余裕のための、ワー
ド線方向の直交方向に突出している突出部を有する形状
に形成されている。同様に、高抵抗配線部分WLp41
1及びWLp412のパターンも、接続部との接続のた
めの突出部を有している。 【0081】上述したように、低抵抗配線のピッチは高
抵抗配線のものの2倍であり、サブアレイ40−3内の
左右領域ではその延設方向が高抵抗配線のピッチで異な
っているので、低抵抗配線パターン間の最小ギャップG
nmを、マスク合せ余裕を確保しつつ十分広くできる。
例えば、高抵抗配線の配線ピッチPの6割程度にでき
る。 【0082】なお、各ワード線ドライバWD1、WD
2、…が、図示しない第2のメタルによって形成されて
いるメインワード線に接続されていても良い点は、既述
の実施例と同様である。また、この第3実施例は、ワー
ド線ドライバがANDゲートを含んで構成され、メイン
ワード線と垂直なアドレス線が入力されるような階層ワ
ード線構成となっていても良い。 【0083】次に、第3実施例のワード線構成におけ
る、ワード線遅延時間とワード線分割に要する寸法の増
加分について検討する。 【0084】この第3実施例においては、図4に示した
ような単位メモリセルアレイ10がN個のサブアレイ4
0−3に分割されると共に、サブアレイ40−3内の高
抵抗配線(WLp411及びWLp412)の抵抗が低
抵抗配線の接続部C411、C412、…でさらに2分
割されている。従って、ワード線遅延時間tDは、RC
/4N2 に比例する。 【0085】一方、こうしたワード線分割による寸法増
加分Qは、(N+1)d+NSで表すことができ、ワー
ド線ドライバに要する寸法dを接続領域a50の寸法S
の4倍と仮定すると、寸法増加分Qは(5N+4)Sで
近似できる。 【0086】ここで、分割数Nを8とすると、ワード線
遅延時間tDはRC/256に比例し、ワード線分割に
よる寸法増加分Qは44Sとなり、従来の低抵抗配線裏
打ちワード線構成のものと比較して、約3倍の寸法増加
分で同程度のワード線遅延時間のものが得られる。ま
た、従来のワード線ドライバによる多分割ワード線構成
のものと比べると、ワード線遅延時間を1/4に短縮で
きる。よって、製造条件やワード線ドライバの能力等に
合せて適宜分割数Nを決めれば、従来のワード線ドライ
バによる多分割のものに対して、速度性能、寸法共に有
利なものが得られる。 【0087】なお、上述したように、低抵抗配線のピッ
チが高抵抗配線のもの(従って、従来の低抵抗配線裏打
ちワード線構成のもの)に比べて2倍になっており、各
接続部C411、C412、…の形成以降の製造過程
(マスク合わせ等)が大幅に容易となる。 【0088】以上のように、第3実施例のワード線構成
によれば、従来のワード線ドライバによる分割ワード線
構成に対して、ワード線分割に要する寸法が2割大きい
条件でワード線遅延時間を1/4にまで短縮でき、ま
た、低抵抗配線裏打ちワード線構成に比べて、製造過程
の一部が大幅に容易となり、歩留りを改善できる。 【0089】(D)第4実施例 次に、本発明による半導体メモリの第4実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。ここで、図12
は、この第4実施例のワード線構成の配線パターンの接
続イメージを示す説明図である。なお、図12でもメモ
リセルやビット線は省略している。また、パターンの繰
返し周期の2倍の部分を示している。 【0090】この第4実施例は、上記第3実施例と同様
な技術的思想でなされたものであるが、第3実施例とは
以下の2点で異なっている。 【0091】第1点は、サブアレイ40−4内に設けら
れている各高抵抗配線が当該サブアレイ40−4のほぼ
中央で物理的かつ電気的に左右に分離分割される点であ
る。例えば、ワード線ドライバWD1によって共に駆動
される高抵抗配線のWLp411及びWLp412は、
一体に形成されてはおらず、サブアレイ40−4の中央
部で分離されている。 【0092】第2点は、分離された高抵抗配線部分のそ
れぞれに対して、対応する低抵抗配線が別個の接続部に
より接続されている点である。例えば、サブアレイ40
−4の左側に設けられている低抵抗配線WLm411
は、高抵抗配線部分WLp411の左端に接続部C61
1を介して接続されると共に、他の高抵抗配線部分WL
p412の左端に中央に位置する接続部C612を介し
て接続されている。また例えば、サブアレイ40−4の
右側に設けられている低抵抗配線WLm412は、高抵
抗配線WLp421の右端と、高抵抗配線部分WLp4
22の右端とにそれぞれ接続部C621、C622を介
して接続されている。 【0093】図13(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線
との接続部を含む図12における領域a60の半導体チ
ップ表面の配線パターン等の位置関係を示すものであ
り、図13(b)は、ある接続部を含む位置での半導体
チップの断面図(XIIIB −XIIIB )である。 【0094】図13(a)に示すパターンは、第3実施
例に係る図11(a)に示すパターンに比較して、同一
方向に延長されている高抵抗配線部分が、この接続領域
a60において左右に分離されている点のみが異なる。 【0095】他の部分は、第3実施例と同じであるの
で、上述したように低抵抗配線のパターン間の最小ギャ
ップGnmを十分広くでき、接続部C612、C62
1、…の形成以降の製造工程を容易にできる。 【0096】この第4実施例においては、低抵抗配線
(WLm411とする)の遠端部(接続部C612)に
おいて接続される負荷容量が高抵抗配線部分WLp41
2の容量分のみであるので、第3実施例の半分となる。
よって、ワード線ドライバから低抵抗配線上の遠端まで
の駆動信号の伝搬遅延時間は、第3実施例のものより小
さくなる。一方、高抵抗配線上のワード線遅延時間と、
ワード線分割に要する寸法増加分については、第3実施
例と同様である。 【0097】上述したように、メタルでなる低抵抗配線
のシート抵抗は、通常ポリシリコン又はポリサイドでな
る高抵抗配線のものより1桁小さく、そのため、上述の
各実施例の説明では無視してきた。しかし、半導体メモ
リの集積化がさらに進み256Mb〜数Gbの半導体メ
モリに至ると、メタルのシート抵抗による伝送遅延等の
影響を無視できなくなる。この第4実施例によれば、上
述したように、メタルでなる低抵抗配線のシート抵抗増
加による速度性能の低下を抑えることが可能となる。 【0098】以上のように、この第4実施例によれば、
低抵抗配線の遅延時間をも低減できるので、第3実施例
における効果に加えて、ギガビット級DRAMのような
大容量半導体メモリにおいても高速なワード線動作を期
待できるという効果をも奏する。 【0099】(E)第5実施例 次に、本発明による半導体メモリの第5実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。ここで、図14
は、この第5実施例のワード線構成の配線パターンの接
続イメージを示す説明図である。なお、図14でもメモ
リセルやビット線は省略している。また、パターンの繰
返し周期の2倍の部分を示している。さらに、図15
(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線との接続部を含む図
14における接続領域a70の半導体チップ表面の配線
パターン等の位置関係を示すものであり、図15(b)
は、接続領域a70の所定方向に沿った半導体チップの
断面図(XVB −XVB)である。 【0100】この第5実施例は、第4実施例とは、サブ
アレイ40−5のほぼ中央部に位置する、高抵抗配線と
低抵抗配線の接続部を含む接続領域a70の構成だけが
異なっており、以下では、その相違点のみを説明する。 【0101】サブアレイ40−5の左端から中央まで延
設された低抵抗配線WLm411は、下層側の接続部C
711によって、高抵抗配線を形成するものとは別の層
でなるポリシリコン又はポリサイドで形成された接続プ
ラグ71に接続されており、この接続プラグ71は、上
層側の接続部C721によって、サブアレイ40−5の
右側に設けられた高抵抗配線WLp412と接続されて
いる。また、サブアレイ40−5の右端から中央に延設
された低抵抗配線WLm412は、下層側の接続部C7
12によって接続プラグ72に接続されており、この接
続プラグ72は、上層側の接続部C722によって、サ
ブアレイ40−5の左側に設けられた高抵抗配線WLp
421と接続されている。他も同様に接続されている。 【0102】図15(a)に示すように、この第5実施
例においては、同一のワード線方向に延設されている2
個の高抵抗配線部分(WLp411及びWLp412と
して説明する)と、その一方と接続される低抵抗配線W
Lm411との延長方向は、ワード線方向の直交方向
(紙面の上下)にずれており、ワード線方向の直交方向
については、低抵抗配線WLm411は、隣接する高抵
抗配線部分WLp411及びWLp421、又は、WL
p412及びWLp422間に位置するようになされて
いる。 【0103】また、隣接する2個の高抵抗配線部分WL
p411及びWLp421にそれぞれ接続されている2
個の低抵抗配線WLm411及びWLm412は、同一
の延長線上に形成されている。 【0104】さらに、接続プラグ71、72、…と高抵
抗配線WLp412、WLp421、…との下層側の接
続部C721、C722、…は、ワード線方向及びその
直交方向共に互いにずらされて交互配置されている。一
方、接続プラグ71、72、…と低抵抗配線WLm41
1、WLp412、…との上層側の接続部C711、C
712、…は、低抵抗配線WLm411、WLp41
2、…の端部に位置されている。そのため、接続プラグ
71、72、…は、ワード線方向にみて折り曲げられた
形状を有する。 【0105】この第5実施例のワード線構成は、半導体
メモリの製造がし易いものであり、以下では、製造面を
考慮して、第5実施例のワード線構成の作用を説明す
る。 【0106】まず、高抵抗配線のパターンについて述べ
る。この第5実施例では、例えば左側の高抵抗配線WL
p421上に設けられる下層側の接続部C722を、右
側の高抵抗配線WLp412上に設けられる下層側の接
続部C712に対して、左側に配置し、高抵抗配線WL
p421に隣接する高抵抗配線WLp411のパターン
を前記接続部C722の手前で終端している。従って、
これら下層側の接続部C721及びC722が配置され
る箇所での高抵抗配線のピッチは、接続領域a70の外
側のメモリセル領域のピッチPの2倍となり、そのパタ
ーン間ギャップG71を十分広くできる。 【0107】次に、接続プラグ71、72、…のパター
ンについて述べる。このパターンのピッチは、図15
(a)に示すように、メモリセル領域の高抵抗配線ピッ
チPと同じになるため、パターン間ギャップG72は狭
くなる。その反面、接続プラグ71、72、…と高抵抗
配線WLp412、WLp421、…との間に、半導体
チップの厚さ方向に形成される絶縁膜LY1(図15
(b)参照)の膜厚は、一般に、低抵抗配線と高抵抗配
線間に形成される絶縁膜LY1の膜厚の1/2以下であ
るので、接続部C721、C722、…に対する接続プ
ラグ71、72、…のマスク合せ余裕は、当該接続プラ
グ71、72、…を介さずに直接高抵抗配線及び低抵抗
配線間を接続する場合に低抵抗配線のパターン上必要と
される余裕よりも小さくて良い。従って、比較的その製
造条件を緩和できる。 【0108】また、第4実施例と同様に、低抵抗配線の
ピッチは高抵抗配線の2倍となっている。よって、接続
部C711、C712、…付近の各パターン間ギャップ
G74、G75を十分に広くとることができる。 【0109】なお、ワード線遅延時間及びワード線分割
に要する寸法については第4実施例と同様になる。 【0110】以上のように、この第5実施例のワード線
構成によれば、サブアレイの中央部の接続領域におい
て、高抵抗配線と低抵抗配線とを前記高抵抗配線を形成
するものとは別の導体層で形成される接続プラグを介し
て接続したので、第4実施例による効果に加えて、以下
の効果を奏することができる。すなわち、第1のポリシ
リコン又はポリサイドで形成される高抵抗配線のパター
ン間ギャップを十分広くとれる。パターン形状の厳しい
接続プラグを、高抵抗配線のパターン及びそれに設けら
れる接続部に対するマスク合せ余裕を小さめにできる第
2のポリシリコン又はポリサイドで形成したので、各製
造工程が容易になり、歩留りの向上を実現できる。 【0111】(F)第6実施例 次に、本発明による半導体メモリの第6実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。ここで、図16
は、この第6実施例のワード線構成の配線パターンの接
続イメージを示す説明図である。なお、図16でも、メ
モリセルやビット線は省略している。また、パターンの
繰返し周期の2倍の部分を示している。さらに、図17
(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線との接続部を含む図
16における接続領域a80の半導体チップ表面の配線
パターン等の位置関係を示すものであり、図17(b)
は、接続領域a80の所定方向に沿った半導体チップの
断面図((XVIIB−XVIIB )である。 【0112】この第6実施例も、第4実施例とは、サブ
アレイ40−6のほぼ中央部に位置する、高抵抗配線と
低抵抗配線の接続部を含む接続領域a80の構成だけが
異なっており、以下では、その相違点のみを説明する。 【0113】サブアレイ40−6の左端から中央に延設
された低抵抗配線WLm411の端部は、接続領域a8
0において、上層側の接続部C811を介して接続プラ
グ81に接続されている。この接続プラグ81は、高抵
抗配線を形成する第1のポリシリコン又はポリサイドと
は別の導体層である第2のポリシリコン又はポリサイド
で形成されている。この接続プラグ81は、下層側の接
続部C821を介して、サブアレイ40−6の右側に設
けられた高抵抗配線WLp412の端部に接続されてい
る。一方、サブアレイ40−6の右端から中央に延設さ
れた低抵抗配線WLm412の端部は、接続領域a80
において、直接接続部C831を介して、サブアレイ4
0−6の左側に設けられた高抵抗配線WLp421の端
部に接続されている。 【0114】図16及び図17(a)に示すように、異
なる機能の接続部C811、C821及びC831、…
は、互いにワード線方向及びその直交方向にずらされ、
交互配置されている。また、低抵抗配線WLm412及
び高抵抗配線WLp421間を直接接続させる直接接続
部C831は、接続プラグ81に対する上層側の接続部
C811と下層側の接続部C821より、接続領域a8
0内の内側に配置される。 【0115】すなわち、この第6実施例においては、サ
ブアレイ40−6内の左右に設けられた低抵抗配線対の
一方の低抵抗配線(図示のものは右側)を、サブアレイ
40−6内の左側に設けられた高抵抗配線に直接接続す
ると共に、低抵抗配線対の他方の低抵抗配線(図示のも
のは左側)とサブアレイ40−6内の右側の高抵抗配線
とを接続プラグを介して接続し、この接続プラグを右側
低抵抗配線と左側高抵抗配線との直接接続部を迂回して
形成した。 【0116】上述のような構成により、その製造の各工
程が著しく容易となる。図17(a)において、高抵抗
配線WLp412、…と接続プラグ81、…との接続部
C821、…に注目すると、その配置ピッチは、高抵抗
配線のピッチPの2倍である。従って、この接続部C8
21、…周りの高抵抗配線WLp421、WLp422
の各パターン間のギャップG81、G81´を十分広く
とれ、また、この接続部C821、…周りの接続プラグ
C821、C851、…の各パターン間ギャップG82
も十分広くとれる。 【0117】接続プラグ81と低抵抗配線WLm411
との接続部C811に注目すると、その配置ピッチは高
抵抗配線ピッチPの2倍である。よって、この接続部C
811の周りの接続プラグ81、…の各パターン間ギャ
ップG82´及び低抵抗配線WLm411、…の各パタ
ーン間ギャップG83を十分広くとれる。さらに、低抵
抗配線WLp421と高抵抗配線WLm412の接続部
C831も高抵抗配線ピッチPの2倍のピッチで配置さ
れるので、同様に同種の配線パターン間ギャップG83
´を十分広くできる。 【0118】このようにこの第6実施例においては、ワ
ード線を構成する同一な導体配線の各パターン間ギャッ
プを全て広くとることができる。 【0119】なお、ワード線遅延時間については、第4
実施例のものと同程度となる。一方、ワード線分割に要
する寸法増加分については、接続領域a80におけるパ
ターンの複雑さから多少大きくなる。なお、この接続領
域a80にはなんら能動素子を要さないことから、従来
のワード線ドライバによる分割ワード線構成に比べて、
その大きくなる度合いはごく僅かである。なお、従来例
として、説明は行なわなかったが、サブアレイ内に能動
素子を有するワード線ドライバによる分割ワード線構成
があり、これに比較した場合、ワード線分割に要する寸
法増加分は、各段的に小さい。 【0120】以上のように、第6実施例によれば、ワー
ド線を構成する全ての配線の各パターン間ギャップを広
くとることができ、いずれの製造工程においてもその条
件を緩和できる。その結果、第4実施例における効果に
加えて、製造が大幅に容易となり歩留りを大きく改善で
きるという効果が得られる。 【0121】(G)第7実施例 次に、本発明による半導体メモリの第7実施例のワード
線構成を図面を参照しながら詳述する。ここで、図18
は、この第7実施例のワード線構成の配線パターンの接
続イメージを示す説明図である。なお、図18でもメモ
リセルやビット線は省略している。また、パターンの繰
返し周期の1周期分を示している。さらに、図19
(a)は、低抵抗配線と高抵抗配線との接続部を含む図
18における接続領域a90の半導体チップ表面の配線
パターン等の位置関係を示すものであり、図19(b)
は、接続領域a80の所定方向に沿った半導体チップの
断面図である。 【0122】この第7実施例は、上述した図10及び図
11に示した第3実施例のものと、以下の点が異なって
いる。 【0123】すなわち、各低抵抗配線WLm411、W
Lm412、…と平行に、1以上(図示のものは1個)
のメインワード線MWL91、…がサブアレイ40−7
を通って設けられている。各メインワード線MWL9
1、…は、低抵抗配線を形成する第1のメタル層と同層
のメタルにより形成される。 【0124】また、第3実施例では、ワード線ドライバ
の構成については特に制限されないが、この第7実施例
における各ワード線ドライバ91、92、93、94、
…はANDゲートを含んで構成されると共に、各ワード
線ドライバ91、92、93、94、…の入力部には、
所定のメインワード線MWL91、…と、このメインワ
ード線MWL91、…に直交するアドレス線PW0、P
W1、PW2、PW3、…の所定のものとが接続されて
おり、これにより階層ワード線構成になっている。ま
た、各メインワード線MWL91、…は、サブアレイ4
0−7の両端のそれぞれにおいて2個のワード線ドライ
バ91及び93、92及び94、…に接続されており、
各ワード線ドライバによって駆動される対応する低抵抗
配線の2本につき、1本のメインワード線が設けられて
いる。 【0125】図19(a)に示すように、メインワード
線MWL91は、サブアレイ407のほぼ中央の接続領
域a90において、各接続部C411、C412、…を
迂回して折り曲げられて形成されている。こうすること
により、第1のメタル層の各配線パターン間ギャップG
を接続領域a90においても、特に狭くせずに構成でき
る。 【0126】上述したように、この第7実施例において
は、各低抵抗配線WLm411、WLm412、…と、
メインワード線MWL91、…とを共に第1のメタル層
で形成している。従って、既述の各実施例で、メインワ
ード線の形成に用いるとしていた第2のメタル層を別の
用途(例えばカラム線の形成)に使用でき、メモリ全体
の配線層数を低減できる。 【0127】一方、第1のメタル層の配線(低抵抗配線
及びメインワード線)の平均ピッチは、高抵抗配線のピ
ッチPの1.5倍となり、その製造工程は、第3実施例
のものと比べるとやや困難になる。しかし、第1のメタ
ル層配線のピッチが高抵抗配線ピッチと同一である従来
の低抵抗配線裏打ちワード線構成のものと比べると、容
易な製造が可能である。なぜならば、製造の困難さは配
線ピッチの減少に対して指数的に増大するからである。 【0128】なお、図19(a)の図示例では、第1の
メタル層の配線ピッチは均一ではないが、第5実施例の
ように、各低抵抗配線と高抵抗配線とを第2のポリシリ
コン又はポリサイドで形成される接続プラグを介して接
続することにより、高抵抗配線の形状を変えずに、第1
のメタル層の配線ピッチを均一にしてより製造を容易に
することもできる。この場合でも、基本的な接続構成
は、図18に示す通りである。 【0129】第7実施例の構成によるワード線遅延時間
については、第3実施例のものと同じである。また、ワ
ード線分割に要する寸法増加分については、メインワー
ド線の迂回部分により増大するが、従来のワード線ドラ
イバによる分割ワード線のものに比較してその増大分は
僅かである。なお、従来例として、説明は行なわなかっ
たが、サブアレイ内に能動素子を有するワード線ドライ
バによる分割ワード線構成があり、これに比較した場
合、ワード線分割に要する寸法増加分は、各段的に小さ
い。 【0130】以上のように、第7実施例によれば、メイ
ンワード線を低抵抗配線と同じメタル層で形成してサブ
アレイ内に設けたので、第3実施例の効果に加えて、メ
モリ装置全体の配線層数を低減できて工程数を減らし製
造コストを低減できるという効果を得ることができる。 【0131】(H)他の実施例 上記各実施例は共に、チップレイアウトや製造諸条件に
合せて、以下のような種々の変形が可能である。 【0132】(1) 上記第1〜第6実施例において、メモ
リセルアレイ又はサブアレイの両側に設けられるワード
線ドライバを、その両外側に設けられた別個のXデコー
ダに結合される構成として良い。 【0133】(2) 上記第1〜第7実施例において、各ワ
ード線ドライバはANDゲートを含んで構成され、ワー
ド線方向に入力されるアドレス信号とワード線と直交し
て設けられる別なアドレス線上の信号により制御される
構成にしても良い。 【0134】(3) 上記第1〜第6実施例の説明において
は、メインワード線が存在する半導体メモリか否かを明
らかにしなかったが、第1のメタルで形成される低抵抗
配線とほぼ平行に第2のメタルで形成されるメインワー
ド線を設け、このメインワード線により各ワード線ドラ
イバを制御しても良い(図3参照)。 【0135】(4) 上記第4〜第6実施例において、第7
実施例と同様に、第1のメタルで形成される複数の低抵
抗配線毎に、第1のメタルで形成され各ワード線ドライ
バを制御するメインワード線をメモリセルアレイ内に設
けても良い。 【0136】(5) 上記第1及び第2実施例において、全
てのワード線ドライバを、メモリセルアレイの片側に設
けるようにしても良い。 【0137】(6) 以上の説明は、半導体メモリがDRA
Mであるとして行なったが、ワード線ピッチが狭い大容
量のSRAMやフラッシュメモリ等のワード線構成とし
て、上記各実施例の構成を用いても上記と同様な効果を
奏することができる。 【0138】 【発明の効果】以上のように、第1の本発明による半導
体メモリによれば、単位当りで所定の抵抗値を有する材
料からなり、互いに並行して配置されるとともに各々複
数のメモリセルが接続されている複数の第1の配線と、
各々、前記単位あたりでの抵抗値が該第1の配線より低
い抵抗値を有する材料からなり、各々が前記複数の第1
の配線に対応するものと電気的に接続された複数の第2
の配線とでワード線を構成し、該複数の第2の配線各々
の一端はワード線を駆動するための駆動手段に接続され
てなる半導体メモリにおいて、前記駆動手段は、前記複
数のメモリセルが配置されたメモリセル領域を挟むよう
に配置された第1と第2の駆動回路から構成され、前記
第2の配線の一部は前記第1の駆動回路側から前記第2
の駆動回路側へ向かって前記メモリセル領域の略中間ま
で延設され、その端部において前記第1の配線の対応す
るものと電気的に接続され、前記第2の配線の他の一部
は前記第2の駆動回路側から前記第1の駆動回路側へ向
かって前記メモリセル領域の略中間まで延設され、その
端部において前記第1の配線の対応するものと電気的に
接続され、前記第1の配線の各々は前記第2の配線との
接続部分からそれぞれ前記第1及び前記第2の駆動回路
の方向へ延設されていることから、従来のワード線ドラ
イバによる分割ワード線構成に比べて、同程度のワード
線分割に要する寸法で、ワード線遅延時間を大幅に短縮
でき、また、低抵抗配線裏打ちワード線構成に比べて、
製造過程の一部が大幅に容易となり、歩留りを改善でき
る。 【0139】 【0140】また、第2の本発明による半導体メモリに
よれば、第2の配線の一部は第1の駆動回路側から第2
の駆動回路側へ向かってメモリセル領域の略中間まで延
設され、その端部及ぴ第1の駆動回路の近傍において第
1の配線の対応するものとそれぞれ電気的に接続され、
第2の配線の他の一部は第2の駆動回路側から第1の駆
動回路側へ向かってメモリセル領域の略中間まで延設さ
れ、その端部及ぴ第2の駆動回路の近傍において第1の
配線の対応するものと電気的に接続され、第2の配線の
一部と接続された第1の配線の各々は第2の配線との接
続部分からそれぞれ第2の駆動順路の方向へ延設され、
第2の配線の他の一部と接続された第1の配線の各々は
第2の配線との接続部分からそれぞれ第1の駆動回路の
方向へ延設されていることから、従来のワード線ドライ
バによる分割ワード線構成に比べて、同程度のワード線
分割に要する寸法で、ワード線遅延時間を大幅に短縮で
き、また、低抵抗配線裏打ちワード線構成に比べて、製
造過程の一部が大幅に容易となり、歩留りを改善でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例の配線接続イメージを示す回路図で
ある。 【図2】DRAMの基本的構成を示すブロック図であ
る。 【図3】階層化ワード線構成の説明用ブロック図であ
る。 【図4】従来の低抵抗配線裏打ちワード線構成の配線接
続イメージを示す回路図である。 【図5】その半導体チップへの部分的な実現イメージを
示す説明図である。 【図6】そのワード線ドライバから電気的遠端までの等
価回路図である。 【図7】従来のワード線ドライバによる分割ワード線構
成の配線接続イメージを示す回路図である。 【図8】第1実施例の半導体チップへの部分的な実現イ
メージを示す説明図である。 【図9】第2実施例の半導体チップへの部分的な実現イ
メージを示す説明図である。 【図10】第3実施例の配線接続イメージを示す回路図
である。 【図11】第3実施例の半導体チップへの部分的な実現
イメージを示す説明図である。 【図12】第4実施例の配線接続イメージを示す回路図
である。 【図13】第4実施例の半導体チップへの部分的な実現
イメージを示す説明図である。 【図14】第5実施例の配線接続イメージを示す回路図
である。 【図15】第5実施例の半導体チップへの部分的な実現
イメージを示す説明図である。 【図16】第6実施例の配線接続イメージを示す回路図
である。 【図17】第6実施例の半導体チップへの部分的な実現
イメージを示す説明図である。 【図18】第7実施例の配線接続イメージを示す回路図
である。 【図19】第7実施例の半導体チップへの部分的な実現
イメージを示す説明図である。 【符号の説明】 10−1…単位メモリセルアレイ、 40−3〜40−7…サブアレイ、 WLpS(Sは数字を表す)…高抵抗配線、 WLmT(Tは数字を表す)…低抵抗配線、 CU(Uは数字を表す)…接続部、 71、72、81…接続プラグ、 MWL91…メインワード線、 WD1、WD2…ワード線ドライバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 G11C 11/401 H01L 27/108

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 単位当りで所定の抵抗値を有する材料か
    らなり、互いに並行して配置されるとともに各々複数の
    メモリセルが接続されている複数の第1の配線と、各
    々、前記単位当りでの抵抗値が該第1の配線より低い抵
    抗値を有する材料からなり、各々が前記複数の第1の配
    線に対応するものと電気的に接続された複数の第2の配
    線とでワード線を構成し、該複数の第2の配線各々の一
    端はワード線を駆動するための駆動手段に接続されてな
    る半導体メモリにおいて、 前記駆動手段は、前記複数のメモリセルが配置されたメ
    モリセル領域を挟むように配置された第1と第2の駆動
    回路から構成され、 前記第2の配線の一部は前記第1の駆動回路側から前記
    第2の駆動回路側へ向かって前記メモリセル領域の略中
    間まで延設され、その端部において前記第1の配線の対
    応するものと電気的に接続され、 前記第2の配線の他の一部は前記第2の駆動回路側から
    前記第1の駆動回路側へ向かって前記メモリセル領域の
    略中間まで延設され、その端部において前記第1の配線
    の対応するものと電気的に接続され、前記第2の配線の、前記一部を構成する配線と前記他の
    一部を構成する配線とは、互いに同一延長線上に配置さ
    れ、 前記第2の配線の一部に接続される前記第1の配線の各
    々は前記第2の配線との接続部分からそれぞれ前記第1
    の駆動回路側から前記第2の駆動回路側へ向かって延設
    され、 前記第2の配線の他の一部に接続される前記第1の配線
    の各々は前記第2の配線との接続部分からそれぞれ前記
    第2の駆動回路側から前記第1の駆動回路側へ向かって
    延設され、 前記第1の配線の各々は、前記第2の配線の各々より絶
    縁層を介して下層に設けられ、前記絶縁層中に配置され
    た接続プラグに該絶縁層に設けられたコンタクトホール
    に埋め込まれた導体を介して該第1の配線と該第2の配
    線とを接続することで、該第1の配線と該第2の配線と
    電気的に接続し、前記第1の配線は、該第1の配線と電
    気的に接続された前記第2の配線の延長線上からずれて
    配置されていること、 特徴とする半導体メモリ。
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