JPH1126204A - 抵抗器およびその製造方法 - Google Patents

抵抗器およびその製造方法

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JPH1126204A
JPH1126204A JP9183369A JP18336997A JPH1126204A JP H1126204 A JPH1126204 A JP H1126204A JP 9183369 A JP9183369 A JP 9183369A JP 18336997 A JP18336997 A JP 18336997A JP H1126204 A JPH1126204 A JP H1126204A
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JP
Japan
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layer
resistance
substrate
trimming
resistor
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JP9183369A
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Shogo Nakayama
祥吾 中山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C17/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
    • H01C17/006Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for manufacturing resistor chips
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C17/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
    • H01C17/22Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming
    • H01C17/24Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming by removing or adding resistive material

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  • Details Of Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成および製造方法では、抵抗値を所
定の抵抗値に修正する際に生じた熱およびマイクロクラ
ックの影響により、トリミング溝周辺部の抵抗層が劣化
し、抵抗器の電流ノイズが大きくなるという課題を有し
ていた。 【解決手段】 第1のトリミング溝25を覆うように抵
抗回復層26を設けることにより、抵抗層の劣化を回復
させることができ、さらに、第2のトリミング溝27を
設けることにより、抵抗値精度および電流ノイズともに
優れた抵抗器を得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度配線回路に
用いられる抵抗器およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開平4−102302
号に開示されたものが知られている。
【0003】以下、従来の抵抗器およびその製造方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0004】図8は従来の抵抗器の断面図である。図に
おいて、1は絶縁基板である。2は絶縁基板1の上面の
左右両端部に設けられた第1の上面電極層である。3は
第1の上面電極層2に一部が重なるように設けられた抵
抗層である。4は抵抗層3のみの全体を覆うように設け
られた第1の保護層である。5は抵抗値を修正するため
に抵抗層3および第1の保護層4に設けられたトリミン
グ溝である。6は第1の保護層4の上面にのみ設けられ
た第2の保護層である。7は第1の上面電極層2の上面
に絶縁基板1の幅一杯まで延びるように設けられた第2
の上面電極層である。8は絶縁基板1の側面に設けられ
た側面電極層である。9、10は第2の上面電極層7お
よび側面電極層8の表面に設けられたニッケルめっき
層、半田めっき層である。
【0005】以上のように構成された従来の抵抗器につ
いて、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
【0006】図9は従来の抵抗器の製造方法を示す工程
図である。まず、図9(a)に示すように、絶縁基板1
の上面の左右両端部に、第1の上面電極層2を塗着形成
する。
【0007】次に、図9(b)に示すように、第1の上
面電極層2に一部が重なるように絶縁基板1の上面に抵
抗層3を塗着形成する。
【0008】次に、図9(c)に示すように、抵抗層3
の全体のみを覆うように第1の保護層4を塗着形成した
後、抵抗層3における全抵抗値が所定の抵抗値の範囲内
に入るようにレーザ等により抵抗層3および第1の保護
層4にトリミング溝5を施す。
【0009】次に、図9(d)に示すように、第1の保
護層4の上面にのみ第2の保護層6を塗着形成する。
【0010】次に、図9(e)に示すように、第1の上
面電極層2の上面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるよう
に第2の上面電極層7を塗着形成する。
【0011】次に、図9(f)に示すように、第1の上
面電極層2および絶縁基板の左右両端の側面に第1、第
2の上面電極層2、7と電気的に接続するように側面電
極層8を塗着形成する。
【0012】最後に、第2の上面電極層7および側面電
極層8の表面にニッケルめっきを施した後、半田めっき
を施すことにより、ニッケルめっき層9、半田めっき層
10を形成し、従来の抵抗器を製造していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成および製造方法は、抵抗値精度を向上させるた
めにレーザ等により、抵抗層3および第1の保護層4に
トリミング溝5を施すが、そのため、抵抗器の電流ノイ
ズが大きくなるという課題を有していた。
【0014】以下にそのメカニズムを図を参照しながら
説明する。図10(a)は、従来の構成および製造方法
による1005サイズの抵抗値10kΩの抵抗器の抵抗
値修正倍率と電流ノイズとの関係を示す図である。これ
より明らかなように、抵抗値修正倍率が増加すればする
ほど、ノイズが悪化する。基本的に抵抗値修正倍率が増
加すると、抵抗層の有効抵抗面積が減少するため、ノイ
ズが悪化するのであるが、実際にはこれに加えて、トリ
ミング溝周辺部の抵抗層が抵抗値修正時の熱およびマイ
クロクラックの発生等により劣化するため、さらに電流
ノイズが悪化する。図10(a)において、抵抗値修正
後の電流ノイズがばらついているのは、その抵抗層の劣
化の度合いにばらつきを有しているためである。
【0015】次に、図10(b)、(c)は各工程後に
おける抵抗層の電流ノイズの変遷を示す図である。図1
0(b)は第2の保護層が樹脂の場合、図10(c)は
第2の保護層がガラスの場合である。これより、前述の
通り、トリミング工程にて電流ノイズは悪化することが
わかる。そして、第2の保護層が樹脂の場合、完成品に
至るまで悪化した電流ノイズはそのままである。また、
第2の保護層がガラスの場合、第2の保護層焼成時に抵
抗回復のために十分な熱が加えられるのであるが、既に
焼成された第1の保護層に抵抗層が覆われており、トリ
ミングにて生じた抵抗層のマイクロクラックにガラス成
分が浸透せず、劣化した抵抗層の回復が進まない。即
ち、電流ノイズはやはりほとんど回復しない。
【0016】また、焼成温度を抵抗層のガラス成分が軟
化し、マイクロクラック等が修復されるまで高温にする
と、電流ノイズは回復するが、トリミング後の抵抗値精
度は完成品まで維持できない。
【0017】以上のように、従来の構成および製造方法
では、所定の抵抗値を有する抵抗器において、抵抗値を
所定の抵抗値に修正する際に生じたトリミング溝周辺部
の熱およびマイクロクラック等による抵抗層の劣化によ
り、抵抗器の電流ノイズが大きくなるという課題を有し
ていた。
【0018】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、電流ノイズおよび抵抗値精度ともに優れた抵抗器お
よびその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による抵抗器は、少なくとも前記基板と、前記
基板の上面の側部に設けられた一対の上面電極層と、前
記上面電極層と電気的に接続するように設けられた抵抗
層と、前記抵抗層を切削するように設けられた第1のト
リミング溝と、少なくとも前記第1のトリミング溝を覆
うように設けられた抵抗回復層と、少なくとも前記抵抗
層を切削するように設けられた第2のトリミング溝とか
らなるように構成したものである。
【0020】また、上記目的を達成するために本発明に
よる抵抗器の製造方法は、分割溝を有するシート状の基
板の分割溝の上面を跨ぐように上面電極層を設け、前記
上面電極層間を電気的に接続するように抵抗層を設け、
前記抵抗層を切削して抵抗値を修正する第1のトリミン
グ溝を設け、少なくとも前記第1のトリミング溝を覆う
ように抵抗回復層を設け、少なくとも前記抵抗層を切削
して抵抗値を微修正する第2のトリミング溝を形成する
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板と、前記基板の上面の側部に設けられた一対の
上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接続するよう
に設けられた抵抗層と、前記抵抗層を切削するように設
けられた第1のトリミング溝と、少なくとも前記第1の
トリミング溝を覆うように設けられた抵抗回復層と、前
記抵抗層と抵抗回復層とを切削するように設けられた第
2のトリミング溝と、少なくとも前記抵抗層および抵抗
回復層を覆うように設けられた保護層とからなるもので
ある。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、基板
と、前記基板の上面の側部に設けられた一対の上面電極
層と、前記上面電極層と電気的に接続するように設けら
れた抵抗層と、前記抵抗層を切削するように設けられた
第1のトリミング溝と、少なくとも前記第1のトリミン
グ溝を覆うように設けられた抵抗回復層と、前記抵抗層
を切削するように設けられた第2のトリミング溝と、少
なくとも前記抵抗層および抵抗回復層を覆うように設け
られた保護層とからなるものである。
【0023】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の基板の下面の側部に設けられた一対の
下面電極層と、基板の側面に上面電極層と前記下面電極
層とを電気的に接続するように設けられた側面電極層と
を有するものである。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の第1のトリミング溝の切削長さ
は、修正抵抗値を目的とする抵抗値の80%以上に修正
してなる長さに設けられてなるものである。
【0025】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の第2のトリミング溝の切削長さ
は、第2のトリミングでの抵抗値修正倍率を第2のトリ
ミング溝切削前の抵抗値の1.3倍以下に修正してなる
長さに設けられてなるものである。
【0026】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の抵抗回復層は、軟化点500℃〜
600℃のホウケイ酸鉛ガラス系ガラスからなるもので
ある。
【0027】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1または2記載の保護層は、エポキシ系またはフェノー
ル系樹脂材料からなるものである。
【0028】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1または2記載の基板の側面に、上面電極層と電気的に
接続する一対の側面電極層を有するものである。
【0029】本発明の請求項9に記載の発明は、分割溝
を有するシート状の基板の分割溝の上面を跨ぐように上
面電極層を設け、前記上面電極層間を電気的に接続する
ように抵抗層を設け、前記抵抗層を切削して抵抗値を修
正する第1のトリミング溝を設け、少なくとも前記第1
のトリミング溝を覆うように抵抗回復層を設け、前記抵
抗層および前記抵抗回復層を切削して抵抗値を微修正す
る第2のトリミング溝を設け、少なくとも前記上面電極
層と抵抗層との上面を覆うように保護層を設け、前記保
護層を形成してなる分割溝を有するシートを短冊状に分
割し、前記短冊状に分割された基板を個片に分割するも
のである。
【0030】本発明の請求項10に記載の発明は、分割
溝を有するシート状の基板の分割溝の上面を跨ぐように
上面電極層を設け、前記上面電極層間を電気的に接続す
るように抵抗層を設け、前記抵抗層を切削して抵抗値を
修正する第1のトリミング溝を設け、少なくとも前記第
1のトリミング溝を覆うように抵抗回復層を設け、前記
抵抗層を切削して抵抗値を微修正する第2のトリミング
溝を設け、少なくとも前記上面電極層と抵抗層との上面
を覆うように保護層を設け、前記保護層を形成してなる
分割溝を有するシートを短冊状に分割し、前記短冊状に
分割された基板を個片に分割するものである。
【0031】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項9または10記載の工程に加え、分割溝を有するシー
ト状の基板の分割溝の下面を跨ぐように下面電極層を形
成し、短冊状に分割された基板の側面に上面電極層と前
記下面電極層とを電気的に接続するように側面電極層を
設ける工程を含有してなるものである。
【0032】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項9、10または11記載の第2のトリミング溝を形成
する際のバイトサイズは、第1のトリミング工程のトリ
ミングのバイトサイズよりも小さくせしめるものであ
る。
【0033】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項9、10または11記載の抵抗回復層を形成する工程
は、軟化点500℃〜600℃のホウケイ酸鉛ガラス系
ガラスをスクリーン印刷し、軟化点よりも30℃〜10
0℃高い温度で焼成してなるものである。
【0034】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項9、10または11記載の保護層を形成する工程は、
エポキシ系またはフェノール系樹脂材料をスクリーン印
刷し、150℃〜200℃の温度で硬化してなるもので
ある。
【0035】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項9または10記載のシート状の基板を短冊状の基板に
分割した後に、上面電極層と電気的に接続するように前
記短冊状の基板の側面に側面電極層を設けてなるもので
ある。
【0036】以上の構成および製造方法により、抵抗器
の電流ノイズおよび抵抗値精度がともに優れるという作
用を有するものである。
【0037】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0038】図1(a)は本発明の実施の形態1におけ
る抵抗器の断面図、図1(b)は同上面から透視した図
である。
【0039】図1において、21はアルミナ等からなる
基板である。22は基板21の上面の側部に設けられた
銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電極層で
ある。23は必要により基板21の下面の側部に設けら
れた銀とガラスとの混合材料等からなる一対の下面電極
層である。24は基板21の上面に上面電極層22に一
部が重畳して電気的に接続するように設けられた酸化ル
テニウムとガラスとの混合材料または銀、パラジウムと
ガラスとの混合材料等からなる抵抗層である。25は抵
抗値を所定の抵抗値に修正するため抵抗層24にレーザ
等によって設けられた第1のトリミング溝である。26
は少なくとも抵抗層24を覆うように設けられた軟化点
500℃〜600℃のホウケイ酸鉛系ガラス等からなる
抵抗回復層である。27は抵抗値を所定の抵抗値に微修
正するためにレーザ等によって抵抗層24に設けられた
第2のトリミング溝である。28は少なくとも抵抗層2
4を覆うように設けられたホウケイ酸鉛系ガラス等また
はエポキシ系樹脂等からなる保護層である。29は必要
により基板21の側面に上面電極層22および下面電極
層23と電気的に接続するように設けられた銀とガラス
との混合材料等からなる側面電極層である。30は必要
により側面電極層29、上面電極層22の露出部および
下面電極層23の露出部を覆うように設けられたニッケ
ルめっき等からなる第1のめっき層である。31は必要
により第1のめっき層30を覆うように設けられた第2
のめっき層である。
【0040】以上のように構成された抵抗器について、
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0041】図2、図3は本発明の実施の形態1におけ
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0042】まず、図2(a)に示すように、縦横の分
割溝41を有するアルミナ等からなるシート42の分割
溝41を跨ぐように銀とガラスとの混合ペースト材料を
スクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により
約850℃の温度で約45分のプロファイルによって焼
成し、上面電極層43を形成する。また、このとき必要
によりシート42の下面の上面電極層43と相対する位
置に銀とガラスとの混合ペースト材料をスクリーン印刷
・乾燥して、上面電極層形成と同時に下面電極層(図示
せず)を形成してもよい。
【0043】次に、図2(b)に示すように、上面電極
層43間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層43の一部に
重畳するようにシート42の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により、約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層4
4を形成する。
【0044】次に、図2(c)に示すように、抵抗層4
4の抵抗値を修正するために、レーザ等により、完成品
までの工程変化を考慮し、完成抵抗値の85%の抵抗値
にトリミングし、第1のトリミング溝45を形成する。
【0045】次に、図2(d)に示すように、抵抗層4
4の上面を覆うように、ホウケイ酸鉛ガラス系ペースト
をスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によ
り、約620℃の温度で、約45分のプロファイルによ
って焼成し、抵抗回復層46を形成する。
【0046】次に、図3(a)に示すように、抵抗層4
4の抵抗値を微修正するために、レーザ等により、トリ
ミングし、第2のトリミング溝47を形成する。
【0047】次に、図3(b)に示すように、少なくと
も抵抗層44(本図では図示せず)の上面を覆うよう
に、ホウケイ酸鉛ガラス系ペーストをスクリーン印刷・
乾燥して、ベルト式連続焼成炉により、約620℃の温
度で、約45分のプロファイルによって焼成し、保護層
48を形成する。
【0048】次に、図3(c)に示すように、基板側面
から上面電極層43が露出するようにシート42の分割
溝41に沿って分割して、短冊状の基板49を形成す
る。
【0049】次に、必要により、図3(d)に示すよう
に、短冊状の基板49の側面に、上面電極層43の一部
に重畳するように、銀とガラスとの混合ペースト材料を
ローラー転写印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によ
り、約620℃の温度で、約45分のプロファイルによ
って焼成し、側面電極層50を形成する。
【0050】次に、図3(e)に示すように、短冊状の
基板49を個片に分割して、個片状の基板51を形成す
る。
【0051】最後に、必要により、上面電極層43およ
び下面電極層の露出部および側面電極層50を覆うよう
にニッケルめっき等からなる第1のめっき層(図示せ
ず)を形成するとともに、この第1のめっき層を覆うよ
うにスズと鉛の合金めっき等からなる第2のめっき層
(図示せず)を形成して、抵抗器を製造するものであ
る。
【0052】なお、本発明の実施の形態1では保護層の
材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、これ
はエポキシ系またはフェノール系樹脂材料等としても同
様である。
【0053】また、本発明の実施の形態1では側面電極
層50の材料は銀とガラスとの混合材料として説明した
が、これはニッケル系フェノール樹脂材等としても同様
である。
【0054】以上のように、構成・製造された抵抗器に
ついて、その作用を図を用いて説明する。
【0055】図4は本発明の実施の形態1における抵抗
器の各工程後における抵抗層の電流ノイズと抵抗値精度
との関係を示す図である。図4(a)は本発明の実施の
形態1における要部である保護層がガラスの場合、図4
(b)は同要部である保護層が樹脂の場合である。これ
より明らかなように、抵抗回復層形成工程後の電流ノイ
ズは第1のトリミング工程後のそれよりも著しく減少し
ている。これは、抵抗回復層焼成時に軟化・溶融した抵
抗回復層のガラス成分がマイクロクラックに浸透し、劣
化した抵抗層の修復が行われるためである。
【0056】さらに第2のトリミング工程は抵抗回復層
形成工程時に若干悪くなった抵抗値分布を所定の抵抗値
に精度よく調整するための微修正工程であるため、第1
のトリミング工程での修正抵抗値を所定の抵抗値の80
%以上にしておくことで、第2のトリミング工程での抵
抗値修正倍率を第2のトリミング工程前の抵抗値の1.
3倍以下にすることができ、電流ノイズは若干悪くなる
程度で抑えられる。逆に1.3倍以上の倍率でトリミン
グを施すと電流ノイズは従来の抵抗器ほどではないが、
かなり悪化してしまう。
【0057】以上の作用により、本発明の実施の形態1
における抵抗器は完成品まで電流ノイズの優れた状態を
保持したまま、抵抗値を修正することができ、電流ノイ
ズの優れた抵抗器を得ることができる。
【0058】また、抵抗値精度においては、保護層がガ
ラスの場合には、その焼成のため、工程変化が生じ、第
2のトリミング工程後に比べ、若干ばらつきが大きくな
る。これは従来の抵抗器においても同様の現象である
が、従来の抵抗器と比較すると、本発明の実施の形態1
の抵抗器の方が保護層焼成前の抵抗層の劣化の度合いが
少ない分だけ、工程変化のばらつきも小さくなり、抵抗
値精度の点においても優れた抵抗器を得ることができ
る。また、保護層が樹脂の場合には、保護層形成工程お
よびそれ以後の工程での工程変化がほとんどないため、
第2のトリミング精度がそのまま、完成品の抵抗値精度
となる。したがって、保護層がガラスの場合に比べ、さ
らに抵抗値精度の点でより優れた抵抗器を得ることがで
きる。
【0059】また、抵抗値精度においては、最終的に抵
抗値を定める第2のトリミング工程でのトリミング精度
が重要であり、第1のトリミング精度は第2のトリミン
グ精度ほど精度が要求されない。したがって、量産性の
面から、第1のトリミング工程でのレーザ1パルス当た
りの抵抗層切削長さに相当するバイトサイズを第2のト
リミングのバイトサイズよりも大きくすることができ
る。
【0060】以上の作用により、電流ノイズおよび抵抗
値精度ともに優れた抵抗器を得ることができる。
【0061】また、必要により、下面電極層および側面
電極層を設けることで、本発明の実施の形態1における
抵抗器は実装基板にこの抵抗器の表裏どちらの面を上に
しても安定して実装することができる。
【0062】以下に、本実施の形態1による抵抗器の電
流ノイズおよび抵抗値精度を従来の抵抗器と比較したも
のを説明する。
【0063】(実験方法)1005サイズの完成抵抗値
が10kΩである従来の抵抗器と本発明の実施の形態1
における保護層がガラスおよび樹脂の抵抗器について、
電流ノイズと抵抗値分布をそれぞれ測定した。なお、電
流ノイズの測定についてはQuan−tech社製mo
del315Cを用いた。
【0064】(実験結果)(表1)に従来の抵抗器と本
発明の実施の形態1による抵抗器の電流ノイズおよびト
リミング精度分布を示す。
【0065】
【表1】
【0066】(表1)より明らかなように、本発明の実
施の形態1による抵抗器は電流ノイズおよび抵抗値精度
ともに従来の抵抗器よりも小さい。
【0067】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0068】図5(a)は本発明の実施の形態2におけ
る抵抗器の断面図、図5(b)は同上面から透視した図
である。
【0069】図5において、61はアルミナ等からなる
基板である。62は基板61の上面の側部に設けられた
銀とガラスとの混合材料等からなる一対の上面電極層で
ある。63は基板61の上面に上面電極層62に一部が
重畳して電気的に接続するように設けられた酸化ルテニ
ウムとガラスとの混合材料または銀、パラジウムとガラ
スとの混合材料等からなる抵抗層である。64は抵抗値
を所定の抵抗値に修正するため抵抗層63にレーザ等に
よって設けられた第1のトリミング溝である。65は少
なくとも抵抗層63を覆うように設けられた軟化点50
0℃〜600℃のホウケイ酸鉛系ガラス等からなる抵抗
回復層である。66は抵抗値を所定の抵抗値に微修正す
るためにレーザ等によって抵抗層63に設けられた第2
のトリミング溝である。67は少なくとも抵抗層63を
覆うように設けられたホウケイ酸鉛系ガラス等またはエ
ポキシ系樹脂等からなる保護層である。68は必要によ
り上面電極層62の露出部を覆うように設けられたニッ
ケルめっき等からなる第1のめっき層である。69は必
要により第1のめっき層68を覆うように設けられた第
2のめっき層である。
【0070】以上のように構成された抵抗器について、
以下に、その製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0071】図6、図7は本発明の実施の形態2におけ
る抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0072】まず、図6(a)に示すように、縦横の分
割溝71を有するアルミナ等からなるシート72の分割
溝71を跨ぐように銀とガラスとの混合ペースト材料を
スクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉により
約850℃の温度で約45分のプロファイルによって焼
成し、上面電極層73を形成する。
【0073】次に、図6(b)に示すように、上面電極
層73間を電気的に接続するように、酸化ルテニウムと
ガラスとの混合ペースト材料を上面電極層73の一部に
重畳するようにシート72の上面にスクリーン印刷・乾
燥して、ベルト式連続焼成炉により、約850℃の温度
で、約45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層7
4を形成する。
【0074】次に、図6(c)に示すように、抵抗層7
4の抵抗値を修正するために、レーザ等により、トリミ
ングし、第1のトリミング溝75を形成する。
【0075】次に、図6(d)に示すように、抵抗層7
4の上面を覆うように、ホウケイ酸鉛ガラス系ペースト
をスクリーン印刷・乾燥して、ベルト式連続焼成炉によ
り、約620℃の温度で、約45分のプロファイルによ
って焼成し、抵抗回復層76を形成する。
【0076】次に、図7(a)に示すように、抵抗層7
4の抵抗値を微修正するために、レーザ等により、トリ
ミングし、第2のトリミング溝77を形成する。
【0077】次に、図7(b)に示すように、抵抗層7
4(本図では図示せず)の上面を覆うように、ホウケイ
酸鉛ガラス系ペーストをスクリーン印刷・乾燥して、ベ
ルト式連続焼成炉により、約620℃の温度で、約45
分のプロファイルによって焼成し、保護層78を形成す
る。
【0078】次に、図7(c)に示すように、基板側面
から上面電極層73が露出するようにシート72の分割
溝71に沿って分割して、短冊状の基板79を形成す
る。
【0079】次に、図7(d)に示すように、短冊状の
基板79(本図では図示せず)を個片に分割して、個片
状の基板80を形成する。
【0080】最後に、必要により、上面電極層73の露
出部を覆うようにニッケルめっき等からなる第1のめっ
き層(図示せず)を形成するとともに、この第1のめっ
き層を覆うようにスズと鉛の合金めっき等からなる第2
のめっき層(図示せず)を形成して、抵抗器を製造する
ものである。
【0081】なお、本発明の実施の形態2では保護層の
材料は銀とガラスとの混合材料として説明したが、これ
はエポキシ系またはフェノール系樹脂材料等としても同
様である。
【0082】以上のように、構成・製造された抵抗器に
ついて、その作用は本実施の形態1と同様であるため、
説明は省略し、以下に、本実施の形態の電流ノイズと抵
抗値精度を従来の抵抗器と比較したものを説明する。
【0083】(実験方法)1005サイズの完成抵抗値
が10kΩである従来の抵抗器と本発明の実施の形態2
における保護層が樹脂の抵抗器について、保護層が樹脂
の場合の電流ノイズと抵抗値分布をそれぞれ測定した。
なお、電流ノイズの測定についてはQuan−tech
社製model315Cを用いた。
【0084】(実験結果)(表2)に従来の抵抗器と本
発明の実施の形態2による抵抗器の電流ノイズおよびト
リミング精度分布を示す。
【0085】
【表2】
【0086】(表2)より明らかなように、本発明の実
施の形態2による抵抗器は電流ノイズおよび抵抗値精度
ともに従来の抵抗器よりも小さい。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明は、電流ノイズおよ
び抵抗値精度ともに優れた抵抗器およびその製造方法を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1における抵抗器の
断面図 (b)同上面から透視した図
【図2】同製造方法を示す工程図
【図3】同製造方法を示す工程図
【図4】同各工程後における抵抗層の電流ノイズと抵抗
値精度との関係を示す図
【図5】(a)本発明の実施の形態2における抵抗器の
断面図 (b)同上面から透視した図
【図6】同製造方法を示す工程図
【図7】同製造方法を示す工程図
【図8】従来の抵抗器の断面図
【図9】同製造方法を示す工程図
【図10】同抵抗値修正倍率と電流ノイズとの関係を示
す図
【符号の説明】
21 基板 22 上面電極層 24 抵抗層 25 第1のトリミング溝 26 抵抗回復層 27 第2のトリミング溝 28 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01C 17/24 H01C 17/30 17/30 17/24 C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
    れた一対の上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接
    続するように設けられた抵抗層と、前記抵抗層を切削し
    て設けられた第1のトリミング溝と、少なくとも前記第
    1のトリミング溝を覆うように設けられた抵抗回復層
    と、前記抵抗層と抵抗回復層とを切削して設けられた第
    2のトリミング溝と、少なくとも前記抵抗層および第2
    のトリミング溝を覆うように設けられた保護層とからな
    る抵抗器。
  2. 【請求項2】 基板と、前記基板の上面の側部に設けら
    れた一対の上面電極層と、前記上面電極層と電気的に接
    続するように設けられた抵抗層と、前記抵抗層を切削し
    て設けられた第1のトリミング溝と、少なくとも前記第
    1のトリミング溝を覆うように設けられた抵抗回復層
    と、前記抵抗層を切削して設けられた第2のトリミング
    溝と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設けられた保
    護層とからなる抵抗器。
  3. 【請求項3】 基板の下面の側部に設けられた一対の下
    面電極層と、基板の側面に上面電極層と前記下面電極層
    とを電気的に接続するように設けられた側面電極層とを
    有する請求項1または2記載の抵抗器。
  4. 【請求項4】 第1のトリミング溝の切削長さは、修正
    抵抗値を目的とする抵抗値の80%以上に修正してなる
    長さに設けられてなる請求項1、2または3記載の抵抗
    器。
  5. 【請求項5】 第2のトリミング溝の切削長さは、第2
    のトリミングでの抵抗値修正倍率を第2のトリミング溝
    切削前の抵抗値の1.3倍以下に修正してなる長さに設
    けられてなる請求項1、2または3記載の抵抗器。
  6. 【請求項6】 抵抗回復層は、軟化点500℃〜600
    ℃のホウケイ酸鉛ガラス系ガラスからなる請求項1、2
    または3記載の抵抗器。
  7. 【請求項7】 保護層は、エポキシ系またはフェノール
    系樹脂材料からなる請求項1、2または3記載の抵抗
    器。
  8. 【請求項8】 基板の側面に、上面電極層と電気的に接
    続する一対の側面電極層を有する請求項1または2記載
    の抵抗器。
  9. 【請求項9】 分割溝を有するシート状の基板の分割溝
    の上面を跨ぐように上面電極層を設け、前記上面電極層
    間を電気的に接続するように抵抗層を設け、前記抵抗層
    を切削して抵抗値を修正する第1のトリミング溝を設
    け、少なくとも前記第1のトリミング溝を覆うように抵
    抗回復層を設け、前記抵抗層および前記抵抗回復層を切
    削して抵抗値を微修正する第2のトリミング溝を形成
    し、少なくとも前記抵抗層と第2のトリミング溝との上
    面を覆うように保護層を設け、前記保護層を形成してな
    る分割溝を有するシート状の基板を短冊状に分割し、前
    記短冊状に分割された基板を個片に分割してなる抵抗器
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 分割溝を有するシート状の基板の分割
    溝の上面を跨ぐように上面電極層を設け、前記上面電極
    層間を電気的に接続するように抵抗層を設け、前記抵抗
    層を切削して抵抗値を修正する第1のトリミング溝を設
    け、少なくとも前記第1のトリミング溝を覆うように抵
    抗回復層を設け、前記抵抗層を切削して抵抗値を微修正
    する第2のトリミング溝を設け、少なくとも前記抵抗層
    の上面を覆うように保護層を設け、前記保護層を形成し
    てなる分割溝を有するシート状の基板を短冊状に分割
    し、前記短冊状に分割された基板を個片に分割してなる
    抵抗器の製造方法。
  11. 【請求項11】 分割溝を有するシート状の基板の分割
    溝の下面を跨ぐように下面電極層を形成し、短冊状に分
    割された基板の側面に上面電極層と前記下面電極層とを
    電気的に接続するように側面電極層を形成する工程とを
    有する請求項9または10記載の抵抗器の製造方法。
  12. 【請求項12】 第2のトリミング溝を形成する際のバ
    イトサイズは、第1のトリミング工程のトリミングのバ
    イトサイズよりも小さくせしめる工程である請求項9、
    10または11記載の抵抗器の製造方法。
  13. 【請求項13】 抵抗回復層を形成する工程は、軟化点
    500℃〜600℃のホウケイ酸鉛ガラス系ガラスをス
    クリーン印刷し、軟化点よりも30℃〜100℃高い温
    度で焼成してなる工程である請求項9、10または11
    記載の抵抗器の製造方法。
  14. 【請求項14】 保護層を形成する工程は、エポキシ系
    またはフェノール系樹脂材料をスクリーン印刷し、15
    0℃〜200℃の温度で硬化してなる工程である請求項
    9、10または11記載の抵抗器の製造方法。
  15. 【請求項15】 シート状の基板を短冊状の基板に分割
    した後に、上面電極層と電気的に接続するように前記短
    冊状の基板の側面に側面電極層を設けてなる請求項9ま
    たは10記載の抵抗器の製造方法。
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