JPH07211509A - チップ抵抗器とその製造方法 - Google Patents

チップ抵抗器とその製造方法

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JPH07211509A
JPH07211509A JP6256393A JP25639394A JPH07211509A JP H07211509 A JPH07211509 A JP H07211509A JP 6256393 A JP6256393 A JP 6256393A JP 25639394 A JP25639394 A JP 25639394A JP H07211509 A JPH07211509 A JP H07211509A
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substrate
pair
metal film
forming
layer
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JP6256393A
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English (en)
Inventor
Minehiro Itagaki
峰広 板垣
Hideo Kobayashi
英雄 小林
Sei Yuhaku
祐伯  聖
Yoshihiro Bessho
芳宏 別所
Yasuhiko Hakotani
靖彦 箱谷
Yasuto Isozaki
康人 磯崎
Ayumi Suyama
あゆみ 須山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱性を確保するとともに小型化を図ったチ
ップ抵抗器を提供する。 【構成】 絶縁基板1aの上面に抵抗膜2aを形成し、
絶縁基板1aの左右両端に抵抗膜2aに導通する電極端
子3a,4aをそれぞれ設けて成るチップ抵抗器であっ
て、絶縁基板1aの内部に電極端子3a,4aと接続し
ないように金属膜6aを形成した。これにより、絶縁基
板1aの内部に金属膜6aを形成したチップ抵抗器が得
られ、絶縁基板1aの内部に金属膜6aを形成したこと
により、チップ抵抗器の熱伝導性が向上するので、抵抗
膜2aの中央部で発生した熱は電極端子3a,4aを通
じて装着基板へ迅速に伝達される。したがってチップ抵
抗器における幅寸法を増大することなく、当該チップ抵
抗器における放熱性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁基板の上面に抵
抗膜を設けて成るチップ抵抗器およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ抵抗器の製造方法の一例を
図16を参照しながら説明する。従来のチップ抵抗器を
製造する工程は、まず短冊状および個片状に分割するた
めに分割溝が形成されている焼成済みのセラミック基板
を用い、このセラミック基板上に電極材料(例えば、銀
パラジウム電極ペースト)を印刷し焼成して上面電極層
を形成し、この上面電極層の一部に重なるように抵抗ペ
ーストを印刷し焼成して抵抗体層を形成し、この抵抗体
層の抵抗値を所定の値に修正するためにレーザートリミ
ング法等により抵抗体層にトリミング溝を形成して抵抗
値修正を行い、修正した抵抗体層を保護するためにオー
バーコートガラスペーストを印刷し焼成してオーバーコ
ート層を形成した後、セラミック基板を短冊状基板に分
割し、短冊状基板の端面に銀ペーストなどを塗布し焼成
して端面電極層を形成し、その後短冊状基板を個片状基
板に分割し、最後に露出している電極面にニッケルと錫
ー鉛の電解めっきを行って電極めっき層を形成してい
た。
【0003】一般にこの種のチップ抵抗器は、絶縁基板
の上面に形成した抵抗膜(抵抗体層)に導通する電極端
子が絶縁基板の左右両端にそれぞれ設けてある。このチ
ップ抵抗器は、その両電極端子をプリント基板等の装着
部材におけるパターン配線に対してハンダ付けすること
によって装着されるものであるから、前記抵抗膜におい
て発生した熱は、電極端子からパターン配線への熱伝達
によって放熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
チップ抵抗器では、その左右両端の電極端子を絶縁基板
の下面まで延長しているものの、絶縁基板の下面に対す
る両電極端子の延長長さを短い寸法にしているので、抵
抗膜で発生した熱は、熱伝導性の良い端子電極を通じて
効果的に放熱することができなかった。そのため、絶縁
基板の表面からの輻射放熱に依存せざるを得ないが、チ
ップ抵抗器からの放熱を確保するためには、当然のこと
ながら絶縁基板の幅寸法を大きくしなければならず、チ
ップ抵抗器が大型になるという問題があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、放熱性を
確保するとともに小型化を図ったチップ抵抗器とその製
造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のチップ抵抗器
は、絶縁基板の上面に抵抗膜を形成し、絶縁基板の左右
両端に抵抗膜に導通する電極端子をそれぞれ設けて成る
チップ抵抗器であって、絶縁基板の内部に電極端子と接
続しないように金属膜を形成したことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項2のチップ抵抗器は、請求項1にお
いて、絶縁基板の内部に形成した金属膜の材質が金、銀
もしくは銅である。請求項3のチップ抵抗器の製造方法
は、焼成済み絶縁基板の上面のチップサイズに相当する
領域の内部に金属材料を印刷し焼成して並列した金属膜
を形成する工程と、この金属膜を形成した絶縁基板の上
面全体に絶縁材料を印刷し焼成して絶縁層を形成する工
程と、金属膜の並列方向に直交する方向の両端近傍に対
応する絶縁層上の領域に電極材料を印刷し焼成して一対
の上面電極層を形成する工程と、これらの一対の上面電
極層に両端が重なるように抵抗体層を形成する工程と、
この抵抗体層の抵抗値を修正する工程と、抵抗値を修正
した抵抗体層の全体を覆うようにオーバーコート層を形
成する工程と、金属膜の列ごとに分割して短冊状基板を
形成する工程と、短冊状基板の側面に一対の上面電極層
と接触した一対の端面電極層を形成する工程と、短冊状
基板をチップサイズごとに分割して個片状基板を形成す
る工程と、この個片状基板の露出した一対の上面電極層
と一対の端面電極層を覆うように一対のめっき層を形成
する工程とを含むものである。
【0008】請求項4のチップ抵抗器の製造方法は、グ
リーンシートの上面のチップサイズに相当する領域の内
部に金属材料を印刷して並列した未焼成金属膜を形成す
る工程と、この未焼成金属膜を形成したグリーンシート
の上面全体にグリーンシートを熱圧着して一体化する工
程と、一体化したグリーンシートを焼成して金属膜を内
蔵した焼成絶縁基板を得る工程と、金属膜の並列方向に
直交する方向の両端近傍に対応する絶縁基板上の領域に
電極材料を印刷し焼成して一対の上面電極層を形成する
工程と、これらの一対の上面電極層に両端が重なるよう
に抵抗体層を形成する工程と、この抵抗体層の抵抗値を
修正する工程と、抵抗値を修正した抵抗体層の全体を覆
うようにオーバーコート層を形成する工程と、金属膜の
列ごとに分割して短冊状基板を形成する工程と、短冊状
基板の側面に一対の上面電極層と接触した一対の端面電
極層を形成する工程と、短冊状基板をチップサイズごと
に分割して個片状基板を形成する工程と、この個片状基
板の露出した一対の上面電極層と一対の端面電極層を覆
うように一対のめっき層を形成する工程とを含むもので
ある。
【0009】請求項5のチップ抵抗器の製造方法は、請
求項3または4において、金属膜の主成分が金、銀もし
くは銅である。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、絶縁基板の内部に金
属膜を形成したチップ抵抗器が得られ、絶縁基板の内部
に金属膜を形成したことにより、チップ抵抗器の熱伝導
性が向上するので、抵抗膜の中央部で発生した熱は電極
端子を通じて装着基板へ迅速に伝達される。したがって
チップ抵抗器における幅寸法を増大することなく、当該
チップ抵抗器における放熱性を向上することができる。
また、請求項2では、金属膜を熱伝導率の良い金、銀も
しくは銅としたので放熱性がさらに向上する。
【0011】請求項3の構成では、金属膜を絶縁基板と
絶縁層の間に挟み込むことにより、チップ抵抗器の内部
に金属膜を内蔵できる。その他の作用は請求項1と同様
である。請求項4の構成では、金属膜をグリーンシート
と別のグリーンシートの間に挟み込むことにより、チッ
プ抵抗器の内部に金属膜を内蔵できる。また、未焼成金
属膜を形成したグリーンシートの上面全体にグリーンシ
ートを熱圧着して一体化し、この一体化したグリーンシ
ートを焼成する方法なので、焼成工程が少なくなり生産
性が向上する。その他の作用は請求項3と同様である。
また、請求項5では、金属膜の主成分を熱伝導率の良い
金、銀もしくは銅としたので請求項3または4のチップ
抵抗器において放熱性がさらに向上する。
【0012】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1および図2に
基づいて説明する。図1は第1の実施例のチップ抵抗器
の断面図、図2は図1の平面図である。図において、1
aは絶縁基板を示し、この絶縁基板1aの上面には、当
該絶縁基板1aにおける長さ方向に延びる抵抗膜2aが
形成される。また、絶縁基板1aの左右両端には、抵抗
膜2aに電気的に導通する電極端子3a,4aが形成さ
れる。この電極端子3a,4aは、その一部が絶縁基板
1aの下面にまで延びるようにそれぞれ形成されてい
る。また、絶縁基板1aの内部に電極端子3a,4aと
電気的に接続しないように金属膜6aを形成している。
なお、抵抗膜2aは、保護膜5aによって被覆されてい
る。また、このチップ抵抗器は、その両電極端子3a,
4aをプリント基板等の装着部材におけるパターン配線
に対してハンダ付けすることによって装着される。
【0013】このチップ抵抗器は上記のように構成さ
れ、絶縁基板1aの内部に金属膜6aを形成したので、
チップ抵抗器の熱伝導性が向上する。このため、チップ
抵抗器をプリント基板等の装着部材に対して装着した場
合において、抵抗膜2aで発生した熱は、当該チップ抵
抗器から装着部材への熱伝導による放熱量を確実に増大
できるものである。なお、金属膜6aの材質は熱伝導率
の良い金、銀もしくは銅が望ましい。
【0014】この発明の第2の実施例を図3ないし図1
4に基づいて説明する。図3は第2の実施例のチップ抵
抗器の断面図である。1bは焼成済みセラミック絶縁基
板を示し、その上面に金属膜2bを介して絶縁層3bが
形成される。この絶縁層3bの上面に第1の実施例の抵
抗膜2aに相当する抵抗体層6bが形成される。また、
抵抗体層6bの両側の絶縁層3bの上面に一対の上面電
極層5b,5bが形成されるとともに、絶縁層3bおよ
び絶縁基板1bの両端面に一対の端面電極層9b,9b
が形成される。そして、抵抗体層6bがオーバーコート
ガラス層7bで被覆され、露出した上面電極層5bおよ
び端面電極層9bがめっき層11bで被覆される。
【0015】つぎに、このチップ抵抗器の製造方法につ
いて説明する。まず、第1工程で焼成済みのガラスセラ
ミックから成る絶縁基板(日本電気硝子社製、MLS−
1000)1bを受入れ(図4)、第2工程でその上面
のチップサイズに相当する領域の内部に、銀を主成分と
するペーストをスクリーン印刷し、焼成炉によって85
0℃の温度でピーク時間6分、IN−OUT時間45分
のプロファイルによって焼成して並列した金属膜2bを
形成する(図5)。尚、絶縁基板1bはガラスセラミッ
ク基板の代わりにアルミナ基板を用いてもよい。
【0016】第3工程で金属膜2bを形成した絶縁基板
1bの上面全体を覆うようにガラスセラミック材料(日
本電気硝子社製、MLS−1000)を主成分とする絶
縁ペーストを印刷し、焼成炉によって850℃の温度で
ピーク時間6分、IN−OUT時間45分のプロファイ
ルによって焼成して絶縁層3bを形成し、金属膜2bを
内蔵した基板4bを得る(図6)。
【0017】第4工程で金属膜2bを内蔵した基板4b
の絶縁層3b上の所望の領域、すなわち金属膜2bの並
列方向に直交する方向の両端近傍に対応する絶縁層3b
上の領域に、銀パラジウムを主成分とする電極ペースト
をスクリーン印刷し、焼成炉によって850℃の温度で
ピーク時間6分、IN−OUT時間45分のプロファイ
ルによって焼成して一対の上面電極層5bを形成する
(図7)。
【0018】第5工程で一対の上面電極層5bに両端が
重なるように酸化ルテニウム系材料を主成分とする抵抗
ペーストをスクリーン印刷し、焼成炉によって850℃
の温度でピーク時間6分、IN−OUT時間45分のプ
ロファイルによって焼成して抵抗体層6bを形成し(図
8)、その後得られた抵抗体層6bにレーザー光によっ
てトリミング溝を形成して抵抗体層6bの抵抗値を所定
の値に修正する。
【0019】第6工程で抵抗体層6bの保護のために抵
抗体層6bの全体を完全に覆うようにオーバーコートガ
ラスペーストをスクリーン印刷し、焼成炉によって60
0℃の温度でピーク時間6分、IN−OUT時間45分
のプロファイルによって焼成してオーバーコートガラス
層7bを形成する(図9)。第7工程で端面を露出させ
るために基板4bを金属膜2bの列ごとに分割して短冊
状基板8bを形成する(図10)。このとき、あらかじ
めスリットが形成された焼成済みセラミック基板を用い
るか、もしくは分割工程前にセラミック基板の硬度より
も硬い加工刃により分割溝を形成することにより、基板
4bを分割させることができる。
【0020】第8工程で短冊状基板8bの分割した側面
に一対の上面電極層5bの一部に重なるように厚膜銀ペ
ーストをローラーによって塗布し、焼成炉によって60
0℃の温度でピーク時間6分、IN−OUT時間45分
のプロファイルによって焼成し一対の端面電極層9bを
形成する(図11)。第9工程でこの端面電極層9bを
形成済みの短冊状基板8bをチップサイズに分割して個
片状基板10bを形成する(図12)。最終工程でハン
ダ付け時の電極喰われの防止およびハンダ付け時の信頼
性の確保のために、露出している上面電極層5bと端面
電極層9bに電解めっきによってニッケルと錫−鉛のめ
っき層11bを形成する(図13)。以上の製造工程に
より図3に示すチップ抵抗器が得られる。
【0021】この実施例により1005(1.0mm ×0.5m
m )タイプのチップ抵抗器を試作して過負荷試験を行っ
たところ、抵抗体層6bでの発熱による温度は従来品と
比較して30%低下することができた。また、金属膜2
bを絶縁基板1bと絶縁層3bの間に挟み込むことによ
り、チップ抵抗器の内部に金属膜2bを内蔵できる。金
属膜2bは、銀、銅等の熱伝導率の良いものであればよ
い。その他の効果は、第1の実施例と同様である。
【0022】この発明の第3の実施例を図15に基づい
て説明する。このチップ抵抗器は、第2の実施例と概ね
同様であるが製造方法が異なる。すなわち、第1〜3工
程で、ガラスセラミック材料(日本電気硝子社製、ML
S−1000)を主成分とするグリーンシートの上面の
チップサイズに相当する領域の内部に、銀を主成分とす
るペーストをスクリーン印刷して並列した未焼成金属膜
を形成した後、未焼成金属膜を内蔵するように同じ組成
のグリーンシートを重ね合わせて熱圧着により一体化
し、焼成炉によって900℃の温度でピーク時間10
分、IN−OUT時間60分のプロファイルによって焼
成し金属膜を内蔵した基板を得る。第4工程以降の工程
は第2の実施例と同様である。
【0023】この実施例では、金属膜をグリーンシート
と別のグリーンシートの間に挟み込むことにより、チッ
プ抵抗器の内部に金属膜を内蔵できる。また、未焼成金
属膜を形成したグリーンシートの上面全体にグリーンシ
ートを熱圧着して一体化し、この一体化したグリーンシ
ートを焼成する方法なので、焼成工程が少なくなり生産
性が向上する。その他の構成効果は、第2の実施例と同
様である。
【0024】
【発明の効果】請求項1のチップ抵抗器によれば、絶縁
基板の内部に金属膜を形成したチップ抵抗器が得られ、
絶縁基板の内部に金属膜を形成したことにより、チップ
抵抗器の熱伝導性が向上するので、抵抗膜の中央部で発
生した熱は電極端子を通じて装着基板へ迅速に伝達され
る。したがってチップ抵抗器における幅寸法を増大する
ことなく、当該チップ抵抗器における放熱性を向上する
ことができ、同じ定格電力についての従来のものよりも
小型化できる。また、請求項2では、金属膜を熱伝導率
の良い金、銀もしくは銅としたので放熱性がさらに向上
する。
【0025】請求項3のチップ抵抗器の製造方法によれ
ば、金属膜を絶縁基板と絶縁層の間に挟み込むことによ
り、チップ抵抗器の内部に金属膜を内蔵できる。その他
の効果は請求項1と同様である。請求項4ののチップ抵
抗器の製造方法によれば、金属膜をグリーンシートと別
のグリーンシートの間に挟み込むことにより、チップ抵
抗器の内部に金属膜を内蔵できる。また、未焼成金属膜
を形成したグリーンシートの上面全体にグリーンシート
を熱圧着して一体化し、この一体化したグリーンシート
を焼成する方法なので、焼成工程が少なくなり生産性が
向上する。その他の効果は請求項3と同様である。ま
た、請求項5では、金属膜の主成分を熱伝導率の良い
金、銀もしくは銅としたので請求項3または4のチップ
抵抗器において放熱性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のチップ抵抗器の断面
正面図である。
【図2】第1の実施例のチップ抵抗器の平面図である。
【図3】第2の実施例のチップ抵抗器の断面正面図であ
る。
【図4】第2の実施例のチップ抵抗器の製造方法の第1
工程説明図である。
【図5】第2の実施例の第2工程説明図である。
【図6】第2の実施例の第3工程説明図である。
【図7】第2の実施例の第4工程説明図である。
【図8】第2の実施例の第5工程説明図である。
【図9】第2の実施例の第6工程説明図である。
【図10】第2の実施例の第7工程説明図である。
【図11】第2の実施例の第8工程説明図である。
【図12】第2の実施例の第9工程説明図である。
【図13】第2の実施例の第10工程説明図である。
【図14】第2の実施例の製造工程説明図である。
【図15】第3の実施例の製造工程説明図である。
【図16】従来例の製造工程説明図である。
【符号の説明】
1a 絶縁基板 2a 抵抗膜 3a,4a 電極端子 6a 金属膜 1b 絶縁基板 2b 金属膜 3b 絶縁層 5b 上面電極層 6b 抵抗体層 7b オーバーコートガラス層 8b 短冊状基板 9b 端面電極層 10b 個片状基板 11b めっき層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 別所 芳宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 箱谷 靖彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 磯崎 康人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 須山 あゆみ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の上面に抵抗膜を形成し、前記
    絶縁基板の左右両端に前記抵抗膜に導通する電極端子を
    それぞれ設けて成るチップ抵抗器であって、前記絶縁基
    板の内部に前記電極端子と接続しないように金属膜を形
    成したことを特徴とするチップ抵抗器。
  2. 【請求項2】 絶縁基板の内部に形成した金属膜の材質
    が金、銀もしくは銅である請求項1記載のチップ抵抗
    器。
  3. 【請求項3】 焼成済み絶縁基板の上面のチップサイズ
    に相当する領域の内部に金属材料を印刷し焼成して並列
    した金属膜を形成する工程と、この金属膜を形成した前
    記絶縁基板の上面全体に絶縁材料を印刷し焼成して絶縁
    層を形成する工程と、前記金属膜の並列方向に直交する
    方向の両端近傍に対応する前記絶縁層上の領域に電極材
    料を印刷し焼成して一対の上面電極層を形成する工程
    と、これらの一対の上面電極層に両端が重なるように抵
    抗体層を形成する工程と、この抵抗体層の抵抗値を修正
    する工程と、抵抗値を修正した前記抵抗体層の全体を覆
    うようにオーバーコート層を形成する工程と、前記金属
    膜の列ごとに分割して短冊状基板を形成する工程と、前
    記短冊状基板の側面に前記一対の上面電極層と接触した
    一対の端面電極層を形成する工程と、前記短冊状基板を
    チップサイズごとに分割して個片状基板を形成する工程
    と、この個片状基板の露出した前記一対の上面電極層と
    前記一対の端面電極層を覆うように一対のめっき層を形
    成する工程とを含むチップ抵抗器の製造方法。
  4. 【請求項4】 グリーンシートの上面のチップサイズに
    相当する領域の内部に金属材料を印刷して並列した未焼
    成金属膜を形成する工程と、この未焼成金属膜を形成し
    た前記グリーンシートの上面全体にグリーンシートを熱
    圧着して一体化する工程と、一体化したグリーンシート
    を焼成して金属膜を内蔵した焼成絶縁基板を得る工程
    と、前記金属膜の並列方向に直交する方向の両端近傍に
    対応する前記絶縁基板上の領域に電極材料を印刷し焼成
    して一対の上面電極層を形成する工程と、これらの一対
    の上面電極層に両端が重なるように抵抗体層を形成する
    工程と、この抵抗体層の抵抗値を修正する工程と、抵抗
    値を修正した前記抵抗体層の全体を覆うようにオーバー
    コート層を形成する工程と、前記金属膜の列ごとに分割
    して短冊状基板を形成する工程と、前記短冊状基板の側
    面に前記一対の上面電極層と接触した一対の端面電極層
    を形成する工程と、前記短冊状基板をチップサイズごと
    に分割して個片状基板を形成する工程と、この個片状基
    板の露出した前記一対の上面電極層と前記一対の端面電
    極層を覆うように一対のめっき層を形成する工程とを含
    むチップ抵抗器の製造方法。
  5. 【請求項5】 金属膜の主成分が金、銀もしくは銅であ
    る請求項3または4記載のチップ抵抗器の製造方法。
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