JPH11204306A - 抵抗器およびその製造方法 - Google Patents
抵抗器およびその製造方法Info
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- JPH11204306A JPH11204306A JP10006657A JP665798A JPH11204306A JP H11204306 A JPH11204306 A JP H11204306A JP 10006657 A JP10006657 A JP 10006657A JP 665798 A JP665798 A JP 665798A JP H11204306 A JPH11204306 A JP H11204306A
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Abstract
定した生産のできる抵抗器およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 第1の上面電極層24上に、第2の上面
電極層25を基板21の側端部から離間して形成し、側
面電極層28の回り込みを第2の上面電極層25より低
くすることで、第2の上面電極層25を一番高く形成す
ることにより、トリミング工程のプローブ当接位置と完
成抵抗値選別工程のプローブ当接位置を同一にするもの
である。
Description
製造方法に関するものである。
号に開示されたものが知られている。
ついて、図面を参照しながら説明する。
おいて、1は絶縁基板である。2は絶縁基板1の裏面の
左右両端部に設けられた裏面電極層である。3は絶縁基
板1の上面の左右両端部に設けられた第1の上面電極層
である。4は第1の上面電極層3に一部が重なるように
設けられた抵抗層である。5は抵抗値を修正するために
抵抗層上に設けられたトリミング溝である。6は抵抗層
4の上面にのみ設けられた第2の保護層である。7は第
1の上面電極層3の上面に絶縁基板1の幅一杯まで延び
るように設けられた第2の上面電極層である。8は裏面
電極層2と第2の上面電極層7を電気的に接続するため
に絶縁基板1の側面に設けられた側面電極層である。
9,10は裏面電極層2、第2の上面電極層7および側
面電極層8の表面に設けられたニッケルめっき層、はん
だめっき層である。この時、側面電極層形成時に、上面
電極層の上面部にまで側面電極層が回り込むため、上面
電極層より側面電極層が高く形成される。つまり、従来
の抵抗器は、上面電極層上では側面電極の形成されてい
る側端部が一番高くなっている。
いて、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
工程図である。まず、図8(a)に示すように、絶縁基
板1の裏面の左右両端部に裏面電極層2(図示せず)を
塗着形成し、上面の左右両端部に第1の上面電極層3を
塗着形成する。
面電極層3に一部が重なるように絶縁基板1の上面に抵
抗層4を塗着形成する。
における全抵抗値が所定の抵抗値の範囲内に入るように
レーザ等により抵抗層4にトリミング溝5を施す。
の上面にのみ第2の保護層6を塗着形成する。
面電極層3の上面に絶縁基板1の幅一杯まで延びるよう
に第2の上面電極層7を塗着形成する。
面電極層3および絶縁基板の左右両端の側面に第1、第
2の上面電極層3,7と電気的に接続するように側面電
極層8を塗着形成する。
極層8の表面にニッケルめっきを施した後、はんだめっ
きを施すことにより、ニッケルめっき層9、はんだめっ
き層10を形成し、従来の抵抗器を製造していた。
来の構成および製造方法では、側面電極層8形成時に第
2の上面電極層7上に側面電極層8が回り込み、第2の
上面電極層7よりも高く形成され、突出部11が形成さ
れるため、トリミング工程では、図10(a)に示すよ
うに、第1の上面電極層3の上の突出部11にトリミン
グプローブ12が当接するのに対し、完成抵抗値選別工
程では、図10(b)に示すように、突出部13上のめ
っき層に完成抵抗値選別器プローブ14が当接し、トリ
ミング工程と完成抵抗値選別工程でのプローブの当接位
置がずれる。また更に、側面電極材料の上面電極層への
回り込み量が変化するため、完成抵抗値選別工程のプロ
ーブ当接位置が安定しない。そのため、特に低抵抗値
(1Ω以下)の場合は、トリミングプローブ当接位置か
ら完成抵抗値選別工程のプローブ当接位置までの抵抗値
が無視できないためトリミング時の抵抗値と完成抵抗値
選別時の抵抗値が変化する上にその変化量が製品毎に異
なるため、歩留まりが悪化するという課題を有してい
た。
で、トリミング工程でのプローブ当接位置と完成抵抗値
選別工程でのプローブ当接位置を同一にすることで、低
抵抗でも安定した生産のできる抵抗器およびその製造方
法を提供することを目的とするものである。
に本発明は、第1の上面電極層の上面に基板の側縁から
離間して設けられた前記第1の上面電極層と同材料の一
対の第2の上面電極層を設けてなるものである。
にて前記第1の上面電極層の上面に前記シート基板の分
割溝の真上から離間して第2の上面電極層を形成する工
程と、前記第2の上面電極に少なくとも2端子のプロー
ブを当接しながら所望の抵抗値となるように前記抵抗層
をトリミングする工程とを含む製造方法とからなるもの
である。
は、基板と、前記基板の下面の側部に設けられた一対の
下面電極層と、前記基板の上面に設けられた抵抗層と、
前記基板の側部に設けられると共に前記抵抗層に重畳す
るように設けられた前記下面電極層と電極材料の異なる
一対の第1の上面電極層と、前記第1の上面電極層の上
面に前記基板の側縁から離間して設けられた前記第1の
上面電極層と同材料の一対の第2の上面電極層と、少な
くとも前記抵抗層を覆うように設けられた保護層と、少
なくとも前記基板の側部および第1の上面電極層の前記
第2の上面電極層を有していない上面に設けられた前記
第2の上面電極層より高さが低い側面電極層と、前記下
面電極層、第2の上面電極層および側面電極層を覆うよ
うにめっき層を設けてなるものである。
記載の抵抗層は、基板の側端部まで設けられてなるもの
である。
記載の下面電極層は、基板の側端部まで設けられてなる
ものである。
記載の第1の上面電極層は、基板の側端部まで設けられ
てなるものである。
記載の下面電極層は銅の導電粉体にガラスフリットを含
有してなり、第1および第2の上面電極層は銅からな
り、抵抗層はニッケルと銅の合金粉からなるものであ
る。
記載の下面電極層は銀の導電粉体にガラスフリットを含
有してなり、第1および第2の上面電極層は銀とパラジ
ウムの導電粉体にガラスフリットを含有してなり、抵抗
層は銀とパラジウムの合金粉からなるものである。
記載の側面電極層は、少なくともガラスまたは樹脂を含
有してなる導電性材料からなるものである。
有するシート基板の下面の分割溝を跨ぐように下面電極
を形成する工程と、前記分割溝で区切られた一区画内の
側部を除いた上面に抵抗層を形成する工程と、前記下面
電極層の電極材料と異なる電極材料にて前記シート基板
の上面の分割溝を跨ぐと共に前記抵抗層に一部が重畳す
るように第1の上面電極層を形成する工程と、前記第1
の上面電極層と同一の電極材料にて前記第1の上面電極
層の上面に前記シート基板の分割溝の真上から離間して
第2の上面電極層を形成する工程と、前記第2の上面電
極に少なくとも2端子のプローブを当接しながら所望の
抵抗値となるように前記抵抗層をトリミングする工程
と、少なくとも前記抵抗層を覆うように保護層を形成す
る工程と、前記保護層を有するシート基板を短冊状に分
割する工程と、少なくとも前記短冊状基板の側面および
第1の上面電極層の第2の上面電極層を有していない上
面に前記第2の上面電極層より高さが低く側面電極層を
形成する工程と、前記側面電極層を形成してなる前記短
冊状基板を分割して個片基板を形成する工程と、前記下
面電極層、第2の上面電極層および側面電極層を覆うよ
うにめっき層を形成する工程と、前記第2の上面電極の
上面の前記めっき層の上面でかつ前記トリミング工程と
同位置に少なくとも2端子のプローブを当接して抵抗値
を測定し所望の抵抗値範囲に選別する工程とからなるも
のである。
記載の抵抗層を形成する工程は、基板の側端部まで設け
られてなる工程であるものである。
8記載の下面電極層を形成する工程は、基板の側端部ま
で設けられてなる工程であるものである。
8記載の第1の上面電極層を形成する工程は、基板の側
端部まで設けられてなる工程であるものである。
8記載の下面電極層を形成する工程は銅の導電粉体にガ
ラスフリットを含有してなる材料を印刷・焼成してなる
工程で、第1および第2の上面電極層を形成する工程
は、銅からなる材料を印刷・焼成してなる工程で、抵抗
層を形成する工程はニッケルと銅またはニッケルとリン
の合金粉からなる材料を印刷・焼成してなる工程である
ものである。
8記載の下面電極層を形成する工程は銀の導電粉体にガ
ラスフリットを含有してなる材料を印刷・焼成してなる
工程で、第1および第2の上面電極層を形成する工程は
銀とパラジウムの導電粉体にガラスフリットを含有して
なる材料を印刷・焼成してなる工程で、抵抗層を形成す
る工程は銀とパラジウムの合金粉からなる材料を印刷・
焼成してなる工程であるものである。
8記載の側面電極層を形成する工程は、少なくともガラ
スまたは樹脂を含有する導電性材料からなる材料を塗布
・焼成または硬化してなる工程であるものである。
グ時のプローブ当接位置と完成抵抗値選別工程でのプロ
ーブ当接位置を同一にすることができ、低抵抗値でも抵
抗値歩留まりの安定した抵抗器およびその製造方法を提
供できるという作用を有するものである。
態1における抵抗器およびその製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
抗器の断面図である。
基板である。22は基板21の下面側部に設けられた銅
とガラスとの混合材料からなる一対の下面電極層であ
る。23は基板21の上面に設けられた銅とニッケルと
の混合材料からなる抵抗層である。24は基板21の上
面側部に抵抗層23に一部が重畳して電気的に接続する
ように設けられた下面電極層22の電極材料の異なる銅
からなる一対の第1の上面電極層である。25は第1の
上面電極層24の上面に基板側部から離間して設けられ
た第1の上面電極層24と同材料の銅からなる第2の上
面電極層である。26は抵抗層23に設けられたトリミ
ング溝である。27は少なくとも前記抵抗層23の上面
を覆うように設けられたエポキシ系の樹脂等からなる保
護層である。28は第1の上面電極層24と下面電極層
22を電気的に接続するように少なくとも基板21の側
面および第1の上面電極層24の第2の上面電極層25
を有していない上面に設けられた銀とフェノール系の樹
脂との混合材料等からなる側面電極層で、第2の上面電
極層25より高さが低く設けられたものである。29は
必要により下面電極層22、第1、第2の上面電極層2
4,25および側面電極層28を覆うように設けられた
ニッケルめっき等からなる第1のめっき層である。30
は必要により第1のめっき層29を覆うように設けられ
たはんだめっき等からなる第2のめっき層である。
以下にその製造方法を図面を参照しながら説明する。
抵抗器の製造方法を示す工程図である。
割溝31を有するアルミナ等からなるシート32の一方
の主面上に分割溝31を跨ぐように銅とガラスとの混合
ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥し(図示せず)、
シート32の更に他方の主面上に分割溝31で区切られ
た一区画内の側部を除いた上面に銅とニッケルとの混合
ペースト材料をスクリーン印刷・乾燥して、窒素雰囲気
のベルト式連続焼成炉によって約950℃の温度で、約
50分のプロファイルによって焼成し、下面電極層33
と抵抗層34を形成する。
2の上面の分割溝31を跨いで、抵抗層34の一部に重
畳するように、銅のペースト材料をスクリーン印刷・乾
燥し、更にその上に分割溝31から離間して銅のペース
ト材料をスクリーン印刷・乾燥して、窒素雰囲気のベル
ト式連続焼成炉によって約950℃の温度で、約50分
のプロファイルによって焼成し、第1の上面電極層35
と第2の上面電極層36を形成する。
4の抵抗値を修正するために、少なくとも2端子のプロ
ーブを第2の上面電極層36上の37部に当接しながら
レーザ等によりトリミングし、トリミング溝38を形成
する。
も第1、第2の上面電極層35,36の重畳されていな
い抵抗層34の上面を覆うようにエポキシ系樹脂ペース
トをスクリーン印刷・乾燥し、箱形乾燥炉によって約2
00℃の温度で、約30分硬化し、保護層39を形成す
る。
2の分割溝31に沿って分割して、短冊状の基板40を
形成する。
層33と第1の上面電極層35とを電気的に接続するよ
うに、銀とフェノール系樹脂との混合ペースト材料をロ
ーラー転写印刷・乾燥し、箱形乾燥炉によって約200
℃の温度で、約30分硬化し、側面電極層41を形成す
る。
基板40を個片に分割して、個片状の基板42を形成す
る。
極層33、第1、第2の上面電極層35,36および側
面電極層41を覆うようにニッケルめっき等からなる第
1のめっき層(図示せず)を形成するとともに、この第
1のめっき層を覆うようにスズと鉛との合金めっき等か
らなる第2のめっき層43を形成し、第2の上面電極層
36の上面部のめっき層43でかつトリミング時と同位
置44に少なくとも2端子のプローブを当接して抵抗値
を測定し、所望の抵抗値範囲に選別して抵抗器を製造す
るものである。
施の形態1における抵抗器を3.2×2.5mmサイズ
の50mΩで作製し、その抵抗値分布並びに歩留まりを
比較した。図4は従来の抵抗器と本実施の形態1におけ
る抵抗器とのトリミング工程における抵抗値分布特性を
示す図であり、図5は本発明の実施の形態1における抵
抗器の完成抵抗値選別工程における抵抗値分布特性を示
す図である。また、(表1)に、同完成抵抗値歩留まり
を示す。この時、抵抗値分布はn=100個をハンド測
定を行ったときの結果で、歩留まりはn=10,000
個を完成抵抗値選別機で選別した結果である。
ら分かるように、従来の抵抗器ではトリミング工程から
完成抵抗値選別工程で抵抗値が変化すると共に抵抗値分
布が悪化しており、完成抵抗値選別機での歩留まりも悪
い。それに対し、図4(b)、図5(b)および(表
1)から分かるように、本実施の形態1の抵抗器では、
トリミング工程と完成抵抗値選別工程でのプローブ当接
位置を同一にすることができるため、トリミング工程か
ら完成抵抗値選別工程で抵抗値も抵抗値分布もほとんど
変化せず、完成抵抗値選別機での歩留まりも良好である
ことが分かる。
極層22と抵抗層23を同時に形成し、第1の上面電極
層24と第2の上面電極層25を同時に形成した場合に
ついて説明したが、それぞれ個別に、または全て同時に
形成しても良い。
態2における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
器の断面図である。ここで、実施の形態1と相違する点
は、抵抗層51が基板52の側端部まで設けられたもの
である。抵抗層51を基板の側端部まで設けることによ
り、短冊状に分割する際に、抵抗層51で基板52との
密着強度を向上することにより、第1の上面電極層53
の剥がれやバリを低減することができるものである。
で設けた点以外は、実施の形態1と同一であるので、説
明は省略する。
極層22、抵抗層23、第1、第2の上面電極層24,
25、保護層27および側面電極層28を(表2)に示
す組み合わせとしたときに、(表2)に記載された他の
優れた効果が得られる。
でのプローブ当接位置と完成抵抗値選別工程でのプロー
ブ当接位置を同一にすることで、低抵抗でも歩留まりの
良い安定した生産のできる抵抗器およびその製造方法を
提供できるものである。
値分布を示す図 (b)本発明の実施の形態1における抵抗器のトリミン
グ工程での抵抗値分布を示す図
抵抗値分布を示す図 (b)本発明の実施の形態1における抵抗器の完成抵抗
値選別工程での抵抗値分布を示す図
ローブ当接位置を示す図 (b)同完成抵抗値選別工程でのプローブ当接位置を示
す図
Claims (14)
- 【請求項1】 基板と、前記基板の下面の側部に設けら
れた一対の下面電極層と、前記基板の上面に設けられた
抵抗層と、前記基板の側部に設けられると共に前記抵抗
層に重畳するように設けられた前記下面電極層と電極材
料の異なる一対の第1の上面電極層と、前記第1の上面
電極層の上面に前記基板の側縁から離間して設けられた
前記第1の上面電極層と同材料の一対の第2の上面電極
層と、少なくとも前記抵抗層を覆うように設けられた保
護層と、少なくとも前記基板の側部および第1の上面電
極層の前記第2の上面電極層を有していない上面に設け
られた前記第2の上面電極層より高さが低い側面電極層
と、前記下面電極層、第2の上面電極層および側面電極
層を覆うようにめっき層を設けてなる抵抗器。 - 【請求項2】 抵抗層は、基板の側端部まで設けられて
なる請求項1記載の抵抗器。 - 【請求項3】 下面電極層は、基板の側端部まで設けら
れてなる請求項1記載の抵抗器。 - 【請求項4】 第1の上面電極層は、基板の側端部まで
設けられてなる請求項1記載の抵抗器。 - 【請求項5】 下面電極層は銅の導電粉体にガラスフリ
ットを含有してなり、第1および第2の上面電極層は銅
からなり、抵抗層はニッケルと銅の合金粉からなる請求
項1記載の抵抗器。 - 【請求項6】 下面電極層は銀の導電粉体にガラスフリ
ットを含有してなり、第1および第2の上面電極層は銀
とパラジウムの導電粉体にガラスフリットを含有してな
り、抵抗層は銀とパラジウムの合金粉からなる請求項1
記載の抵抗器。 - 【請求項7】 側面電極層は、少なくともガラスまたは
樹脂を含有してなる導電性材料からなる請求項1記載の
抵抗器。 - 【請求項8】 分割溝を有するシート基板の下面の分割
溝を跨ぐように下面電極を形成する工程と、前記分割溝
で区切られた一区画内の側部を除いた上面に抵抗層を形
成する工程と、前記下面電極層の電極材料と異なる電極
材料にて前記シート基板の上面の分割溝を跨ぐと共に前
記抵抗層に一部が重畳するように第1の上面電極層を形
成する工程と、前記第1の上面電極層と同一の電極材料
にて前記第1の上面電極層の上面に前記シート基板の分
割溝の真上から離間して第2の上面電極層を形成する工
程と、前記第2の上面電極に少なくとも2端子のプロー
ブを当接しながら所望の抵抗値となるように前記抵抗層
をトリミングする工程と、少なくとも前記抵抗層を覆う
ように保護層を形成する工程と、前記保護層を有するシ
ート基板を短冊状に分割する工程と、少なくとも前記短
冊状基板の側面および第1の上面電極層の第2の上面電
極層を有していない上面に前記第2の上面電極層より高
さが低く側面電極層を形成する工程と、前記側面電極層
を形成してなる前記短冊状基板を分割して個片基板を形
成する工程と、前記下面電極層、第2の上面電極層およ
び側面電極層を覆うようにめっき層を形成する工程と、
前記第2の上面電極の上面の前記めっき層の上面でかつ
前記トリミング工程と同位置に少なくとも2端子のプロ
ーブを当接して抵抗値を測定し所望の抵抗値範囲に選別
する工程とからなる抵抗器の製造方法。 - 【請求項9】 抵抗層を形成する工程は、基板の側端部
まで設けられてなる工程である請求項8記載の抵抗器の
製造方法。 - 【請求項10】 下面電極層を形成する工程は、基板の
側端部まで設けられてなる工程である請求項8記載の抵
抗器の製造方法。 - 【請求項11】 第1の上面電極層を形成する工程は、
基板の側端部まで設けられてなる工程である請求項8記
載の抵抗器の製造方法。 - 【請求項12】 下面電極層を形成する工程は銅の導電
粉体にガラスフリットを含有してなる材料を印刷・焼成
してなる工程で、第1および第2の上面電極層を形成す
る工程は銅からなる材料を印刷・焼成してなる工程で、
抵抗層を形成する工程はニッケルと銅の合金粉からなる
材料を印刷・焼成してなる工程である請求項8記載の抵
抗器の製造方法。 - 【請求項13】 下面電極層を形成する工程は銀の導電
粉体にガラスフリットを含有してなる材料を印刷・焼成
してなる工程で、第1および第2の上面電極層を形成す
る工程は銀とパラジウムの導電粉体にガラスフリットを
含有してなる材料を印刷・焼成してなる工程で、抵抗層
を形成する工程は銀とパラジウムの合金粉からなる材料
を印刷・焼成してなる工程である請求項8記載の抵抗器
の製造方法。 - 【請求項14】 側面電極層を形成する工程は、少なく
ともガラスまたは樹脂を含有する導電性材料からなる材
料を塗布・焼成または硬化してなる工程である請求項8
記載の抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00665798A JP3635908B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 抵抗器およびその製造方法 |
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JP00665798A JP3635908B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 抵抗器およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11204306A true JPH11204306A (ja) | 1999-07-30 |
JP3635908B2 JP3635908B2 (ja) | 2005-04-06 |
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ID=11644457
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00665798A Expired - Fee Related JP3635908B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 抵抗器およびその製造方法 |
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JP (1) | JP3635908B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002064003A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Taiyosha Denki Kk | チップ抵抗器及びその製造方法 |
JP2012231051A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Panasonic Corp | チップ抵抗器およびその製造方法 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP00665798A patent/JP3635908B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002064003A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Taiyosha Denki Kk | チップ抵抗器及びその製造方法 |
JP2012231051A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Panasonic Corp | チップ抵抗器およびその製造方法 |
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JP3635908B2 (ja) | 2005-04-06 |
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