JPH11249495A - アース部材、円筒部材、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置 - Google Patents

アース部材、円筒部材、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置

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JPH11249495A
JPH11249495A JP10067894A JP6789498A JPH11249495A JP H11249495 A JPH11249495 A JP H11249495A JP 10067894 A JP10067894 A JP 10067894A JP 6789498 A JP6789498 A JP 6789498A JP H11249495 A JPH11249495 A JP H11249495A
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leaf spring
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drum
electrophotographic
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Jun Miyamoto
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Shigeo Miyabe
滋夫 宮部
Koji Miura
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    • G03G2221/183Process cartridge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真画像形成装置に用いられる電子写真
感光体などの円筒部材にとの導通性をより向上させるこ
とのできるアース部材、そのアース部材を用いた円筒部
材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を
提供すること。 【解決手段】 アース部材70において、円筒部材の内
壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネ77
a,77bの位置関係を、電子写真画像形成装置側の導
通軸に当接する第一の板バネ95の導通軸との接点部9
5aの中心線95oを中心とし、線対称とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やレ
ーザービームプリンター、ファクシミリ等の電子写真画
像形成装置に用いられる電子写真感光体などの導電性の
円筒部材を電子写真画像形成装置本体側の導通軸を介し
てアースするためのアース部材、そのアース部材を用い
た電子写真感光体などの円筒部材、その円筒部材を電子
写真感光体として用いた電子写真画像形成装置に着脱可
能なプロセスカートリッジ、及び、そのプロセスカート
リッジが着脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置は、電子写真
画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するも
ので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例
えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター
等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワー
ドプロセッサー等が含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとしては、帯電
手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの
である。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とする
ものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来より、電子写真複写機等の電子写真
画像形成装置においては、その使用が長時間に及ぶと、
ドラム状の電子写真感光体の交換、現像器の交換、また
は現像剤であるトナーの補給、帯電器の清掃、廃トナー
が溜まったクリーニング容器の交換、その他電子写真感
光体周りの調整が必要であった。
【0005】そこで、従来、電子写真画像形成プロセス
を用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感
光体及びそれに作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。この方式によれば、電子写真画像形成装
置のメンテナンスをユーザー自身で行うことができるの
で、格段に操作性を向上させることができた。そこで、
このプロセスカートリッジ方式は電子写真画像形成装置
において広く用いられている。
【0006】このような電子写真画像形成装置では、電
子写真感光体の端部にドラムフランジを介してアース部
材を取り付け、このアース部材を電子写真画像形成装置
本体側の導通軸に接触させて電子写真感光体をアースし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであり、その主要な目的は、電子
写真画像形成装置に用いられる電子写真感光体などの円
筒部材との導通性をより向上させることのできるアース
部材を提供することにある。
【0008】その他の主要な目的は、電子写真画像形成
装置側の導通軸との導通性をより向上させることのでき
る円筒部材を提供することにある。
【0009】その他の主要な目的は、電子写真画像形成
装置本体に着脱可能であって、電子写真画像形成装置側
の導通軸との導通性をより向上させることのできる電子
写真感光体を具備するプロセスカートリッジを提供する
ことにある。
【0010】その他の主要な目的は、電子写真画像形成
装置側の導通軸との導通性をより向上させることのでき
る電子写真感光体を具備するプロセスカートリッジが着
脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴するドラムフランジ、円筒部材、プロセスカートリッ
ジ及び電子写真画像形成装置である。
【0012】〔1〕:電子写真画像形成装置に用いられ
る導電性の円筒部材を電子写真画像形成装置側の導通軸
を介してアースするためのアース部材であって、前記ア
ース部材は前記円筒部材の長手方向中心側に取付け平面
部を有し、前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴
と、前記導通軸に当接する第一の板バネと、前記円筒部
材の内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネ
とを有し、前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の
板バネの前記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線
対称であることを特徴とするアース部材。
【0013】〔2〕:電子写真画像形成装置に用いられ
る円筒部材であって、前記円筒部材は導電部材で構成さ
れ、長手方向の少なくとも一方の端部に着脱自在なドラ
ムフランジを有し、前記ドラムフランジは前記円筒部材
の長手方向中心側に前記電子写真画像形成装置側の導通
軸と電気的に導通するアース部材を有し、前記アース部
材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の長手方向中心
側で取り付けられる取付け平面部を有し、前記取付け平
面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記導通軸に当接す
る第一の板バネと、前記円筒部材の内壁に当接する少な
くとも二つ以上の第二の板バネとを有し、前記第二の板
バネの位置関係が、前記第一の板バネの前記導通軸との
接点部の中心線を中心とし、線対称であることを特徴と
する円筒部材。
【0014】〔3〕:電子写真画像形成装置に用いられ
る導電性の円筒部材であって、前記円筒部材は長手方向
の少なくとも一方の端部に着脱自在なドラムフランジを
有し、前記ドラムフランジは前記円筒部材の長手方向端
部に端面を有するとともに前記端面より前記円筒部材の
長手方向中心側に圧入嵌合部を有するフランジ本体と、
さらに前記円筒部材の長手方向中心側に前記電子写真画
像形成装置側の導通軸と電気的に導通するアース部材
と、前記アース部材の前記円筒部材の長手方向中心側で
アース部材を覆うように前記フランジ本体の圧入嵌合部
に組み付けられた板状の弾性体からなるカバー部材とを
具備し、前記アース部材は前記フランジ本体の圧入嵌合
部に前記円筒部材の長手方向中心側で取り付けられる取
付け平面部を有し、前記取付け平面部は前記導通軸が嵌
合する穴と、前記穴内で前記導通軸に当接する第一の板
バネと、前記円筒部材の内壁に当接する少なくとも二つ
以上の第二の板バネとを有し、前記第二の板バネの位置
関係が、前記第一の板バネの前記導通軸との接点部の中
心線を中心とし、線対称となっており、前記カバー部材
は前記円筒部材の径方向に放射状に突出して前記ドラム
フランジの端面側に屈曲された複数の爪を有し、前記複
数の爪はそれぞれの爪の外接円の直径が前記円筒部材の
内径より大きくなるように形成されており、前記フラン
ジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に嵌入された
状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部材の長手方
向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有し
て前記円筒部材の内壁に取り付けられていることを特徴
とする円筒部材。
【0015】〔4〕:電子写真画像形成装置本体に着脱
可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に形成された潜像を現像剤によ
り現像するための現像手段と、前記電子写真感光体及び
前記現像手段を支持するためのカートリッジ枠体とを有
し、前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部に着脱
自在なドラムフランジを有して前記カートリッジ枠体に
支持されており、前記ドラムフランジは前記電子写真感
光体の長手方向中心側に前記電子写真画像形成装置側の
導通軸と電気的に導通するアース部材を有し、前記アー
ス部材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の長手方向
中心側で取り付けられる取付け平面部を有し、前記取付
け平面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記導通軸に当
接する第一の板バネと、前記電子写真感光体の内壁に当
接する少なくとも二つ以上の第二の板バネとを有し、前
記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前記
導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称であるこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0016】〔5〕:電子写真画像形成装置本体に着脱
可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に形成された潜像を現像剤によ
り現像するための現像手段と、前記電子写真感光体及び
前記現像手段を支持するためのカートリッジ枠体とを有
し、前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部に着脱
自在なドラムフランジを有して前記カートリッジ枠体に
支持されており、前記ドラムフランジは前記電子写真感
光体の長手方向端部に端面を有するとともに前記端面よ
り前記電子写真感光体の長手方向中心側に圧入嵌合部を
有するフランジ本体と、さらに前記電子写真感光体の長
手方向中心側に前記ドラムフランジを貫通する前記電子
写真画像形成装置本体側の導通軸と電気的に導通するア
ース部材と、前記アース部材の前記電子写真感光体の長
手方向中心側でアース部材を覆うように前記ドラムフラ
ンジの圧入嵌合部に組み付けられた板状の弾性体からな
るカバー部材とを具備し、前記アース部材は前記ドラム
フランジに前記円筒部材の長手方向中心側で前記導通軸
と直交して取り付けられる取付け平面部を有し、前記取
付け平面部は略中央位置に前記導通軸と嵌合する穴と、
前記穴内で前記導通軸に当接する第一の板バネと、前記
円筒部材の内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の
板バネとを有し、前記第二の板バネの位置関係が、前記
第一の板バネの前記導通軸との接点部の中心線を中心と
し、線対称となっており、前記カバー部材は前記電子写
真感光体の径方向に放射状に突出して前記ドラムフラン
ジの端面側に屈曲された複数の爪を有し、前記複数の爪
はそれぞれの爪の外接円の直径が前記電子写真感光体の
内径より大きくなるように形成されており、前記複数の
爪のそれぞれが前記電子写真感光体の長手方向中心側へ
弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有して前記電子
写真感光体の内壁に取り付けられていることを特徴とす
るプロセスカートリッジ。
【0017】〔6〕:プロセスカートリッジを着脱可能
で、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
装置において、 a.電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
た潜像を現像剤により現像するための現像手段と、前記
電子写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカー
トリッジ枠体とを有し、前記電子写真感光体は少なくと
も一方の端部に着脱自在なドラムフランジを有して前記
カートリッジ枠体に支持されており、前記ドラムフラン
ジは前記電子写真感光体の長手方向中心側に前記電子写
真画像形成装置側の導通軸と電気的に導通するアース部
材を有し、前記アース部材は前記ドラムフランジに前記
円筒部材の長手方向中心側で取り付けられる取付け平面
部を有し、前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴
と、前記導通軸に当接する第一の板バネと、前記電子写
真感光体の内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の
板バネとを有し、前記第二の板バネの位置関係が、前記
第一の板バネの前記導通軸との接点部の中心線を中心と
し、線対称であるプロセスカートリッジを、取り外し可
能に装着するための装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを有する
ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0018】〔7〕:プロセスカートリッジを着脱可能
で、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
装置において、 a.電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
た潜像を現像剤により現像するための現像手段と、前記
電子写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカー
トリッジ枠体とを有し、前記電子写真感光体は少なくと
も一方の端部に着脱自在なドラムフランジを有して前記
カートリッジ枠体に支持されており、前記ドラムフラン
ジは前記電子写真感光体の長手方向端部に端面を有する
とともに前記端面より前記電子写真感光体の長手方向中
心側に圧入嵌合部を有し、さらに前記電子写真感光体の
長手方向中心側に前記ドラムフランジを貫通する前記電
子写真画像形成装置側の導通軸と電気的に導通するアー
ス部材と、前記アース部材の前記電子写真感光体の長手
方向中心側でアース部材を覆うように前記ドラムフラン
ジの圧入嵌合部に組み付けられた板状の弾性体からなる
カバー部材とを具備し、前記アース部材は前記ドラムフ
ランジに前記円筒部材の長手方向中心側で前記導通軸と
直交して取り付けられる取付け平面部を有し、前記取付
け平面部は略中央位置に前記導通軸と嵌合する穴と、前
記穴内で前記導通軸に当接する第一の板バネと、前記円
筒部材の内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の板
バネとを有し、前記第二の板バネの位置関係が、前記第
一の板バネの前記導通軸との接点部の中心線を中心と
し、線対称となっており、前記カバー部材は前記電子写
真感光体の径方向に放射状に突出して前記ドラムフラン
ジの端面側に屈曲された複数の爪を有し、前記複数の爪
はそれぞれの爪の外接円の直径が前記電子写真感光体の
内径より大きくなるように形成されており、前記複数の
爪のそれぞれが前記電子写真感光体の長手方向中心側へ
弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有して前記電子
写真感光体の内壁に取り付けられているプロセスカート
リッジを、取り外し可能に装着するための装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを有する
ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0019】〔作用〕本発明に係るアース部材は、第二
の板バネの位置関係が第一の板バネの導通軸との接点部
の中心線を中心として線対称であるので、第二の板バネ
の円筒部材の内壁への接触状態が安定し、取付け平面部
の変形が防止される。これにより第一の板バネにかかる
応力を低減でき、第一の板バネの導通軸への接触状態が
安定する。
【0020】本発明に係る円筒部材は、ドラムフランジ
の有するアース部材の第二の板バネの位置関係が第一の
板バネの導通軸との接点部の中心線を中心として線対称
であるので、ドラムフランジを円筒部材に嵌入して装着
する挿入時に、第二の板バネが円筒部材の内壁に当接し
て変形する変形応力を相殺でき、取付け平面部の変形を
防止できる。これにより、取付け平面部の有する第一の
板バネにかかる応力を低減できて第一の板バネの導通軸
との接触状態が安定し、よって、導通軸との導通性を向
上させることができる。また、カバー部材の複数の爪の
それぞれが、円筒部材の長手方向中心側へ弾性変形して
曲げられた屈曲部を一部に有して円筒部材の内壁に取り
付けられるので、ドラムフランジを円筒部材の長手方向
中心側へ付勢でき、これにより、円筒部材とドラムフラ
ンジを強固に結合できて、アース部材による導通軸との
導通性を向上させることができる。
【0021】本発明に係るプロセスカートリッジは、電
子写真感光体の有するドラムフランジのアース部材の第
二の板バネの位置関係が第一の板バネの導通軸との接点
部の中心線を中心として線対称であるので、ドラムフラ
ンジを電子写真感光体に嵌入して装着する挿入時に、第
二の板バネが電子写真感光体の内壁に当接して変形する
変形応力を相殺でき、取付け平面部の変形を防止でき
る。これにより、取付け平面部の有する第一の板バネに
かかる応力を低減できて第一の板バネの導通軸との接触
状態が安定し、よって、導通軸との導通性を向上させる
ことができる。また、カバー部材の複数の爪のそれぞれ
が、電子写真感光体の長手方向中心側へ弾性変形して曲
げられた屈曲部を一部に有して電子写真感光体の内壁に
取り付けられるので、ドラムフランジを電子写真感光体
の長手方向中心側へ付勢でき、これにより、電子写真感
光体とドラムフランジを強固に結合できて、アース部材
による導通軸との導通性を向上させることができる。
【0022】本発明に係る電子写真画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジの有する電子写真感光体のドラムフ
ランジにおけるアース部材の第二の板バネの位置関係が
第一の板バネの導通軸との接点部の中心線を中心として
線対称であるので、ドラムフランジを電子写真感光体に
嵌入して装着する挿入時に、第二の板バネが電子写真感
光体の内壁に当接して変形する変形応力を相殺でき、取
付け平面部の変形を防止できる。これにより、取付け平
面部の有する第一の板バネにかかる応力を低減できて第
一の板バネの導通軸との接触状態が安定し、よって、導
通軸との導通性を向上させることができる。また、カバ
ー部材の複数の爪のそれぞれが、電子写真感光体の長手
方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有
して電子写真感光体の内壁に取り付けられるので、ドラ
ムフランジを電子写真感光体の長手方向中心側へ付勢で
き、これにより、電子写真感光体とドラムフランジを強
固に結合できて、アース部材による導通軸との導通性を
向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】〔発明の実施の形態の説明〕以
下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0024】図1に、本発明にかかわるプロセスカート
リッジを使用した電子写真画像形成装置(プリンタ)の
概略を図示する。この電子写真画像形成装置(以下、画
像形成装置と称す)は、帯電装置等を内蔵したプロセス
カートリッジを着脱自在に装着した電子写真プロセス利
用のレーザビームプリンターである。
【0025】画像形成装置は、下部筐体1と、下部筐体
1に対して開閉自在な上部筐体2とを有して、画像形成
装置本体(プリンタ本体)を構成している。上部筐体2
は、下部筐体1の奥側(図1の左側)のヒンジ支持軸3
を中心に矢印イ方向に回動自在に支持され、開放位置
(同図二点鎖線)と閉鎖位置(同図の実線)とをとり、
開放位置においてプロセスカートリッジB(後に詳述)
は矢印ロ方向の着脱動作が可能となる。即ち、上部筐体
2には矢印ロ方向でプロセスカートリッジBをプリンタ
本体から取り外しする装着手段としての凹状のガイド2
aが設けられ、プロセスカートリッジBの後述するカー
トリッジ枠体12には上記ガイド2aに入り込む凸状の
ガイド(不図示)が設けられている。
【0026】上部筐体2が閉鎖され、所定位置に配置さ
れたプロセスカートリッジBの手前側(同図右側)に
は、露光装置の主要部をなすレーザスキャナユニット6
が配置され、その下方には、画像形成対象となるシート
材Pを収容したシートカセット27が配置されている。
シートカセット27の下流側には、シート材Pの搬送方
向に沿って、給紙ローラ34、レジストローラ対35、
転写ガイド36、転写手段としての転写用帯電器26、
搬送部材37、定着器29等が配置されている。なお、
これらの部材は、全て下部筐体1側に配置されている。
これに対し、上部筐体2側には、定着器29の下流の
排紙ローラ31、排紙トレイ32、反射ミラー33、そ
してプロセスカートリッジBが配置されている。
【0027】本実施の形態では、給紙ローラ34、レジ
ストローラ対35、転写ガイド36、搬送部材37、排
紙ローラ31などにより記録媒体としてのシート材Pを
搬送するための搬送手段13を構成している。
【0028】プロセスカートリッジBは、図2に示すよ
うに、トナーを収納するトナー枠体12aに現像枠体1
2cを接合し、この現像枠体12cにクリーニング枠体
12bを結合したカートリッジ枠体12内に、円筒部材
としての回転自在の感光ドラム(電子写真感光体)7
と、帯電ローラ8aを回転自在に備えた帯電手段8と、
現像ローラ10cを回転自在に支持した現像手段10
と、クリーニングブレード11aと廃トナー溜め11c
を有するクリーニング手段11との4個のプロセス機器
を一体的に収容しており、カートリッジ枠体12の上面
には露光窓9が穿設され、下面には感光ドラム7の転写
開口部4を開閉可能に閉鎖する開閉カバー5が配置され
ている。この開閉カバー5は、プロセスカートリッジB
が、画像形成装置のプリンタ本体(電子写真画像形成装
置本体)から取り出されるときや、上部筐体2が開放さ
れたときは、閉鎖位置に移動して、感光ドラム7の感光
面を隠蔽保護する。
【0029】次に画像形成の概略を説明する。プロセス
スタート信号に基づいて、感光ドラム7は矢印K1方向
に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動
される。感光ドラム7の外周面にはバイアス電圧が印加
された帯電手段8の帯電ローラ8aが接触していて、こ
の帯電手段8によって感光ドラム7の外周面は、一様均
一に帯電される。
【0030】レーザスキャナユニット6からは、目的画
像情報の時系列的電気デジタル画素信号に対応して変調
されたレーザ光Lが出力され、これが反射ミラー33に
よって反射され、さらにカートリッジ枠体12の上面の
露光窓9からカートリッジ枠体12内に入光して感光ド
ラム7の帯電面を走査露光する。これにより、感光ドラ
ム7の外周面には目的画像情報に対応した静電潜像が形
成されていく。この静電潜像は、現像手段10の現像ブ
レード10bによって層厚規制されて現像ローラ10c
上に塗布された現像剤(トナー)によって現像される。
トナーはトナー枠体12a中のトナー送り部材10aに
より、トナー枠体12aから現像枠体12cへ送り込ま
れる。
【0031】一方、シートカセット27から給紙ローラ
34によってシート材Pが1枚だけ給紙されて、レジス
トローラ対35によりレーザの出力するタイミングとあ
わせて転写ガイド36を通じて感光ドラム7と転写帯電
器26との間の転写位置へ供給される。これにより感光
ドラム7側のトナー像がシート材Pに順次転写されてい
く。
【0032】トナー像が転写されたシート材Pは、感光
ドラム7から分離されて搬送部材37によって定着器2
9に搬送され、定着ローラ29aと加圧ローラ29bと
のニップ部を通過することでトナー像の定着処理を受
け、排紙ローラ31により、排紙トレイ32に排紙され
る。転写後の感光ドラム7は、クリーニング手段11の
クリーニングブレード11aにより外周面上の残留トナ
ーが除去されこのトナーはスクイシート11bにより廃
トナー溜め11cへ導かれる。そして再び、感光ドラム
7は帯電から始まる作像に供される。
【0033】〔感光ドラム7の支持構造〕図3は感光ド
ラム7の支持構造を示す側面図である。
【0034】図3において、7bはドラムユニット、7
は感光ドラム、45はプリンタ本体の駆動側で感光ドラ
ム7の端部に装着したドラムフランジであり、感光ドラ
ム7にカシメ等により、結合されている。
【0035】12bはカートリッジ枠体12のクリーニ
ング枠体、41はクリーニング枠体12bの駆動側カバ
ー部材、43はカップリング等の駆動伝達手段であり、
ドラムフランジ45の図示しないインサート成型等によ
り固着された軸部材と結合し、プリンタ本体からの駆動
力を伝達し、感光ドラム7を回転させる。
【0036】501はプリンタ本体の非駆動側で感光ド
ラム7の端部に装着したドラムフランジである。50は
ドラムフランジ501のフランジ本体であるドラムフラ
ンジ本体、12bは前述したカートリッジ枠体12のク
リーニング枠体、42はクリーニング枠体12bの非駆
動側カバーである。
【0037】ドラムユニット7bは、感光ドラム7、ド
ラムフランジ45,501を備えて一体的にユニット化
されている。
【0038】〔ドラムユニット7bの構成〕図4はドラ
ムユニット7bの非駆動側のドラムフランジ501近傍
の断面図である。
【0039】図4において、42bは非駆動側カバー部
材42にインサート成型等により固着された中心軸とし
ての軸部材であり、導通性のあるニッケルメッキされた
快削鋼である。
【0040】軸部材である導通軸42bはクリーニング
枠体12bに設けられた嵌合穴12b1と嵌合し、クリ
ーニング枠体12bと感光ドラム7の位置決め部材を兼
ねている。
【0041】70はアース部材としてのドラムアース板
で、ドラムフランジ本体50に板状の弾性体からなるカ
バー部材90で挟まれて取り付けられている。
【0042】ドラムアース板70には後述する第一の板
バネとしての軸接点バネ75が設けられており、導通軸
42bと導通をとり、後述の第二の板バネとしてのシリ
ンダーバネ77a,77bのアースバネ接点部73a,
73bにより、感光ドラム7と接地する。
【0043】〔ドラムフランジ本体50の構成〕図5は
図4に示すドラムフランジ501のドラムフランジ本体
50の側面図である。
【0044】ドラムフランジ本体50は樹脂材料により
作製されている。ドラムフランジ本体50の外壁円周部
は、感光ドラム7との長手位置決め部材である挿入スト
ッパー65と、感光ドラム7と圧入嵌合する圧入嵌合部
51と、感光ドラム7と軽圧入嵌合する第二の圧入嵌合
部としての軽圧入嵌合部52と、感光ドラム7と隙間嵌
め嵌合する挿入ガイド部53とからなる。
【0045】54a〜54hは後述する熱カシメボスで
ある。60a〜60hは軽圧入嵌合部52及び挿入ガイ
ド部53を感光ドラム7の長手方向中心側に切り欠いて
形成した切り欠きであり、カバー部材90の後述する複
数の爪としてのスクレーパー爪91a〜91hとアース
板70の後述する第二のアースバネ接点部73a,73
bを感光ドラム7に当接させるためるためのものであ
る。
【0046】図6は図5に示すドラムフランジ本体50
を矢視A21から見たドラムフランジ本体50の背面図
である。
【0047】図6において、55a〜55hは後述する
爪押工具631用の貫通穴であり、56a〜56hはド
ラムフランジ本体50の円盤面62に設けられた爪押工
具631用の回転位置決め穴であって、これらは何れも
ドラムフランジ本体50の端面としての円盤面62に設
けられている。この回転位置決め穴56a〜56hによ
り、爪押工具631がドラムフランジ本体50に対して
位置決めされて、カバー部材90の後述する押圧箇所9
9を確実に押す。
【0048】57は導通軸42bの挿入穴で隙間嵌合で
摺擦される。
【0049】図7は図4に示すドラムフランジ本体50
を矢視B21から見たドラムフランジ本体50の正面図
である。
【0050】図7において、58はドラムアース板70
とカバー部材90用の回転位置決め角ボスである。この
回転位置決め角ボス58により、爪押工具631とカバ
ー部材90のスクレーパー爪91a〜91hの位置を確
定し、押圧箇所99を確実に押す。
【0051】ハッチング箇所59はドラムフランジ本体
50の内側端面としてのドラムアース板70の取付け面
であり、精度が十分にでている面である。
【0052】54a〜54hはドラムアース板70とカ
バー部材90を装着後、溶融固着するための突起として
の熱カシメボスである。
【0053】60a〜60hはドラムフランジ本体50
の軽圧入嵌合部52及び挿入ガイド部53の円周に設け
られたの切り欠きで、前述したようにドラムアース板7
0のシリンダー内接バネ接点部73a,73bとカバー
部材90のスクレーパー爪91a〜91hがこの切り欠
き60a〜60hを通過し、感光ドラム7の内壁7iに
接触する。
【0054】61はドラムアース板70、カバー部材9
0の中心位置決めを行うC形状をした円周ボスである。
この円周ボス61により、ドラムアース板70のアース
バネ接点73a,73bと、カバー部材90のスクレー
パー爪91a〜91hの感光ドラム7の内壁7iへの当
接侵入量が確実なものとなる。
【0055】64はドラムアース板70の軸接点バネ7
5用の切り欠きである。この切り欠き64により、ドラ
ムアース70の板軸接点バネ75は大きなストロークを
持ち軸接点バネ75に正確な荷重をかけることができ
る。
【0056】63はドラムアース板70の後述する折曲
げ部76と係合するアース板押さえ用リブである。アー
ス板押さえ用リブ63はドラムアース板70の折曲げ部
76の端部側を押さえ、軸接点バネ75の導通軸42b
への荷重をより確実なものとし、導通を確実にする。
【0057】〔ドラムアース板70のの構成〕図8はド
ラムアース板70の正面図である。
【0058】ドラムアース板70は導電性、バネ性を持
つりん青銅等で作られている。ドラムアース板70は後
述する第一のアースバネ接点部75aと第二のアースバ
ネ接点部73a,73bを有する。第一のアース接点部
75aは、プリンタ本体のアース部(図示せず)と接続
した非駆動側カバー部材42の導通軸42bと摺擦接続
し、第二のアース接点部73a,73bは感光ドラム7
の内壁7iと接続する。上記構成により、感光ドラム7
をプリンタ本体のアース部に接地する。
【0059】第一のアースバネ接点部75aは軸接点バ
ネ75の突端に設けられ(図9及び図10参照)、第二
のアースバネ接点部73a,73bはシリンダーバネ7
7a,77bの突端に設けられる。第一のアースバネ接
点部75aと第二のアースバネ接点部73a,73bは
三角形状をしている。
【0060】シリンダーバネ77a,77bは軸接点バ
ネ75の中心線75oを中心とする略直角位置で線対称
となる位置に1対で構成される。
【0061】72a,72bはシリンダーバネ77a,
77bに設けられた貫通穴である。この貫通穴72a,
72bにより、シリンダーバネ77a,77bの板幅を
実質的に小さくでき、バネ力を弱くし、かつ、見かけ上
の板幅に大きく、ねじりに対しては、強く構成できる。
【0062】71a〜71fは熱カシメボス用穴で、ド
ラムフランジ本体50の熱カシメボス54a〜54hと
同軸の同じ基準ピッチ円上に配備される。
【0063】熱カシメボス用穴71b,71cはシリン
ダーバネ77aの中心線77o1を中心とし、熱カシメ
ボス用穴71d,71eはシリンダーバネ77bの中心
線77o2を中心として、それぞれ線対称位置にあり、
この位置でこれらの熱カシメボス用穴71b,71c、
71d,71eのそれぞれに個々に嵌合する熱カシメボ
ス54b,54c、54f,54gを溶着することで、
対をなす2つの熱カシメボス54b,54c、54f,
54gが均等にシリンダーバネ77a,77bを等しく
押さえることができる。これにより、ドラムフランジ5
01を感光ドラム7に挿入する挿入時、安定してドラム
アース板70を支持でき、ドラムアース板70のシリン
ダーバネ77a,77bはねじれに対し強い構成となっ
ている。
【0064】第二のアースバネ接点部73a,73bは
上述したように三角形状をしており、三角形のエッジと
抜きバリエッジにより、感光ドラム7の内壁7iと確実
に導通がとれる。
【0065】74は回転位置決め用の切り欠きで、ドラ
ムフランジ本体50の回転位置決め角ボス58と嵌合
し、ドラムアース板70の角度を決める。
【0066】図9はドラムアース板70の展開図であ
り、板厚0.2mm程度の一枚板金からプレス成型加工
等によりドラムアース板70は成型される。これによ
り、低コストで高精度、強度大のドラムアース板70の
製造が可能となる。
【0067】図10は図8に示すドラムアース板70を
矢視A31から見たドラムアース板70の上面図であ
る。
【0068】ドラムアース板70は、図9に示す一枚板
金をプレス成型加工等により、ドラムフランジ本体50
に取り付ける取付け平面部としてのフランジ取り付け平
面部701と、ドラムフランジ本体50のアース板押さ
え用リブ63に係合する折曲げ部76を略直角に折り曲
げ、折曲げ部76からのフランジ取付け平面部701側
に切り欠き701aを設けて導通軸28が嵌合する穴7
8と軸接点バネ75を形成し、更にフランジ取付け平面
部701側に折り曲げて導通軸42bと接触する軸接点
バネ75を構成する。
【0069】これにより、ドラムアース板70の軸接点
バネ75の腕を長くできバネ定数を小さくできる。ま
た、フランジ取り付け平面部701に対し略直角に折り
曲げて形成した折曲げ部76はドラムフランジ本体50
のアース板押さえ用リブ63に当接し、これによりアー
ス板軸接点バネ75の荷重(バネ圧)50g〜100g
を確実にだすことができる。
【0070】プレス成型時の抜きバリは図10に示す矢
印330側にあり、感光ドラム7の内壁7iに抜きバリ
エッジ側があたるように構成されている。これにより、
感光ドラム7の内壁7iに確実に接地できる。
【0071】図11は図4に示すドラムアース板70を
矢視B31から見たドラムアース板70の側面図であ
る。
【0072】ドラムユニット7bをプロセスカートリッ
ジBとして組むと、第一のアース板接点バネ75は導通
軸42bにより矢印E方向に付勢され、2点鎖線751
の位置から実線752の位置に弾性変形し、戻り力によ
り、導通軸42bとの摺擦電気接点となる。実線752
の位置では、アースバネ接点部75a2は付勢された7
5a1の位置で導通軸42bの回転中心に接触し、摩擦
によるアースバネ接点部75aは摩滅しにくい構成とな
っている。
【0073】〔カバー部材90の構成〕図12はカバー
部材90の正面図である。
【0074】カバー部材90はステンレス鋼、りん青銅
等で板厚0.1mm〜0.5mm程度の板状に作られて
いる。
【0075】本実施の形態では、SUS304P、板厚
0.2mmのものを例に説明する。
【0076】図12において、91a〜91hは、カバ
ー部材90をドラムフランジ本体50に取り付け後、感
光ドラム7に嵌入した時、感光ドラム7の内壁7iと当
接し締結するスクレーパー爪である。スクレーパー爪9
1a〜91hはドラムフランジ本体50の円盤面62方
向に屈折している。これにより、感光ドラム7への挿入
が容易となる。シンリダー締結爪91a〜91hの外接
円の直径D901(図13参照)は感光ドラム7の内径
D707(図19参照)の1.02〜1.04倍で構成
されている。これにより、スクレーパー爪91a〜91
hは確実に感光ドラム7の内壁7iに当接する。
【0077】また、スクレーパー爪91a〜91hは先
端形状(接触部形状)は四角形であり、感光ドラム7の
内壁7iの円周面に線で当接し、幅広い面で感光ドラム
7の内側の後述する塗工面を剥離する。
【0078】92a〜92hはドラムフランジ本体50
の軽圧入嵌合部52の内壁52b(図7参照)に当接す
るフランジ締結爪である。このフランジ締結爪92a〜
92hはスクレーパー爪91a〜91hとは逆方向に屈
折させられている。
【0079】93はドラムフランジ本体50の回転位置
決め角ボス58と嵌合し、カバー部材90の角度位置決
めをする切り欠きである。これにより、ドラムフランジ
本体50の爪押工具631用の貫通穴55a〜55hと
対向する位置にスクレーパー爪91a〜91hを配備で
き、正確に後述する押圧箇所99を押すことができ、ス
クレーパー爪91a〜91hは挿入方向に直角に当接で
き、最大の結合力をだすことができる。
【0080】95a〜95hは熱カシメボス用穴で、ド
ラムフランジ本体50の熱カシメボス54a〜54hと
同軸の同じ基準ピッチ円上に配備される。
【0081】図13は図12に示すカバー部材90を矢
視A41から見たカバー部材90の側面図である。
【0082】図13に示すように、カバー部材90のス
クレーパー爪91a〜91hとフランジ締結爪92a〜
92hは逆方向に折り曲げられており、ドラムフランジ
本体50への組込み時はスクレーパー爪91a〜91h
がドラムフランジ本体50の円盤面62側を向くように
組み立てられる。
【0083】96はカバー部材90の平面部であり、ド
ラムフランジ501の感光ドラム7への組み込みによる
ドラムアース板70の変形を最小限に抑える。
【0084】図14はドラムフランジ501の側面図で
ある。
【0085】ドラムフランジ501はこれまで説明して
きたドラムフランジ本体50とドラムアース板70とカ
バー部材90をユニット組みして構成されている。
【0086】カバー部材90はスクレーパー爪91a〜
91hがドラムフランジ本体50の円盤面62側方向に
向くようにドラムフランジ本体50に組み込む。
【0087】これにより、ドラムフランジ501を容易
に感光ドラム7に組み込むことが可能となる。
【0088】〔ドラムフランジ501の内部構成〕図1
5は図14に示すドラムフランジ501の断面図であ
る。
【0089】ドラムアース板70は熱カシメボス用穴7
1a〜71f(図示せず)をドラムフランジ本体50の
熱カシメボス54a〜54h(図示せず)に嵌合させた
状態にドラムフランジ本体50に組み付けられている。
そして、同図に示すように、ドラムアース板70の上に
カバー部材90を装着する。
【0090】図16はカバー部材90のドラムフランジ
本体50への取り付け方法を示した説明図である。
【0091】図16に示すように、ドラムフランジ本体
50にドラムアース板70を組み込んだ後にカバー部材
90を押さえ治具521にて組み込む。この際、フラン
ジ締結爪92a〜92hの折り曲げ位置の基準ピッチ円
の直径D52と同じ径D53であり、且つ押さえ部が平
面のでている押さえ治具521にて、カバー部材90を
ドラムフランジ本体50に組み込むことにより、フラン
ジ締結爪92a〜92hの板バネ機能を損なわないよう
にしている。この際に、カバー部材90の熱カシメボス
用穴95a〜95hにドラムフランジ本体50の熱カシ
メボス54a〜54hが嵌合する。
【0092】カバー部材90の取り付け後、図示しない
溶着機により図7に示すドラムフランジ本体50の熱カ
シメボス54a〜54hを溶融固着し、ドラムアース板
70、カバー部材90をドラムフランジ本体50に結合
し、ドラムフランジ501を得る。
【0093】上記組み立て方により、ドラムアース板7
0はドラムフランジ本体50に組み立てられるが、この
時、ドラムアース板70の折り曲げ部76は、ドラムフ
ランジ本体50のアース板押さえ用リブ63と係合し、
導通軸42bにより、軸接点バネ75に応力が発生した
時、アース板押さえ用リブ63の側面で支持する構成と
なっている。
【0094】図17は図14に示すドラムフランジ50
1の正面図、即ち、組み立てられたフランジユニット5
01を熱カシメボス54側から見た図である。
【0095】図17に示すように、ドラムアース板70
のシリンダーバネ77a、及び77bがそれぞれ均等位
置でドラムフランジ本体50の熱カシメボス54b,5
4c、及び54f,54gで溶着結合されている。これ
により、ドラムフランジ501を感光ドラム7に挿入す
る時、シリンダーバネ77a,77bに曲げ応力がかか
るが、カバー部材90により、しっかり抑えられている
ので、軸接点バネ75が左右にひっぱられることなく、
導通軸42b(図4参照)の軸中心で接地し、アースバ
ネ接点部75aの摩滅が最小限に抑えられる。また、カ
バー部材90により、しっかり抑えられているフランジ
取付け平面部701が変形することなく、軸接点バネ7
5のバネ圧50g〜100gを確実に出すことができ
る。
【0096】図18は感光ドラム7の塗工面を示す正面
図である。
【0097】図18において、600は感光ドラム7の
基部を構成する中空ドラムシリンダとしてのアルミシリ
ンダーであり、この上に感光層を塗工する。
【0098】601はアルミシリンダー600の感光層
部(像担持部)、602はアルミシリンダー600の塗
工上面アルミ地金露出部、603はアルミシリンダー6
00の塗工下面アルミ地金露出部である。
【0099】感光ドラム7の一般的な塗工方法として
は、感光層を溶融した図示しない炉にアルミシリンダー
600を図18の露光上面605までつけ、引き上げた
後、感光ドラム7内部に付着した感光層を溶剤、図示し
ないブレード等により剥離する。
【0100】また、感光ドラム7の外周面は図示しない
ブレード等により、塗工下面アルミ地金露出部603と
感光層部601との剥離境界部(境界線部)606まで
感光層を剥離する。
【0101】以下、ドラムユニット7bの組み立て方法
を説明する。
【0102】組み立て手順はドラムフランジ501を感
光ドラム7に嵌入し(図21参照)、爪押工具631に
てカバー部材90のスクレーパー爪91a〜91hを感
光ドラム7の長手中心側へ屈曲させる。
【0103】図19はドラムフランジ501と感光ドラ
ム7の寸法関係を示した図である。
【0104】感光ドラム7の内径D707とドラムフラ
ンジ501のフランジ圧入部の関係は、ドラムフランジ
本体50の圧入嵌合部51の外径D501が感光ドラム
7の内径D707の1.0005倍〜1.005倍であ
り、軽圧入嵌合部52の外径D502が感光ドラム7の
内径D707の0.999〜1.002倍であり、挿入
ガイド部53の外径D503が感光ドラム7内径D70
7に対して完全隙間嵌めで構成されている。
【0105】ドラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部5
2は挿入ガイド部53との間にエッジ部52aを持つ
(図5参照)。
【0106】ドラムフランジ本体50の圧入嵌合部51
の外径D501、軽圧入嵌合部52の外径D502、挿
入ガイド部53の外径D503、感光ドラム7の内径D
707の公差中心値の関係は、 D501>D502>D707>D503 であり、圧入嵌合部51の外径D501は感光ドラム7
の内径D707より、公差関係で確実に大きい。
【0107】挿入ガイド部53の外径D503は感光ド
ラム7の内径D707より、公差関係で確実に小さい。
【0108】軽圧入嵌合部52の外径D502は感光ド
ラム7の内径D707とは、公差中心値では大きいが、
公差レンジでは、隙間嵌めとなる状態もある。
【0109】図20はドラムフランジ501を感光ドラ
ム7に嵌入した図である。
【0110】本実施の形態例では、塗工下面アルミ地金
露出部602側にカバー部材90を具備したドラムフラ
ンジ501を感光ドラム7に組付ける。
【0111】ドラムフランジ501を感光ドラム7に嵌
入するとドラムフランジ本体50の挿入ストッパー65
が感光ドラム7の長手位置を決める嵌入ストッパーとし
て機能する。
【0112】図21はカバー部材90のスクレーパー爪
91a〜91hを所定の位置まで爪押工具631で挿入
することを示した説明図である。
【0113】爪押工具631はカバー部材90のスクレ
ーパー爪91a〜91hの根元近傍の押圧箇所99を爪
押し部F63で押し、図23の位置まで感光ドラム7に
スクレーパー爪91a〜91hを押し込んて、内側に付
いた感光層をはぎ取る。
【0114】図22はドラムフランジ501を感光ドラ
ム7の中心側から外側を見た図である。
【0115】図22において、図21に示す爪押工具6
31の押圧箇所99を平面上で示している。爪押工具6
31の爪押し部F63が図示したカバー部材90の裏面
を感光ドラム7の長手方向中心側に押す。押圧箇所99
はスクレーパー爪91a〜91hの円周方向ほぼ中央位
置で、熱カシメボス54a〜54hのP.C.Dより外
側を押している。
【0116】これにより、スクレーパー爪91a〜91
hを挿入方向に直角に安定して曲げることができる。
【0117】そして、爪押工具631がカバー部材90
の押圧箇所99を押すことで、スクレーパー爪91a〜
91hには屈折部91a1〜91h1(図21参照)の
近傍に図23に示す屈曲部91a2〜91h2が形成さ
れる。
【0118】図23は感光ドラム7に装着されたドラム
フランジ501の断面図である。
【0119】図23に示すように、カバー部材90のス
クレーパー爪91a〜91hは図のように折り曲げられ
た位置651で感光ドラム7の内壁7iに当接する。
【0120】図24はドラムフランジ501に組み込ま
れたドラムアース板70のシリンダーバネ77a(77
b)の状態を示した図である。
【0121】シリンダーバネ77a(77b)に貫通穴
72(図24では不図示)があいているため、シリンダ
ーバネ77a(77b)の力F655は弱くでき、ドラ
ムアース板70のフランジ取付け平面部701への影響
を小さくできる。また、シリンダーバネ77a(77
b)の見かけ上の幅を大きくできるため、ねじりにくく
なり、感光ドラム7への嵌入時にドラムアース板70の
シリンダーバネ77a(77b)は第二のアースバネ接
点部73a(73b)の面(接触面)を挿入方向に垂直
に保つことができ、確実にアースバネ接点部73a(7
3b)のエッジ面を感光ドラム7の内壁7iに当接でき
る。
【0122】また、シリンダーバネ77a(77b)の
両側に熱カシメボス54a,54c(54f,54g)
で強固に固着されているため、シリンダーバネ77a
(77b)の変形の影響を軸接点バネ75まで影響させ
にくい。
【0123】また、感光ドラム7の内壁7iに当接する
シリンダバネ77a,77bを、導通軸42bに当接す
る軸接点バネ75の中心線75oと線対称位置に配備し
ているため、ドラムフランジ501を感光ドラム7に嵌
入して装着する挿入時に、シリンダバネ77a,77b
が感光ドラム7の内壁7iに当接して変形する変形応力
を相殺でき、フランジ取付け平面部701の変形を防止
できる。これにより、フランジ取付け平面部701に連
なる軸接点バネ75にかかる応力を無くし、確実に軸接
点バネ75を導通軸42bの軸中心で接触させることが
できる。
【0124】また、平面部96を有するカバー部材90
でドラムアース板70をおおっているので、さらに、強
固にドラムアース板70を押さえることができ、軸接点
バネ75は確実に導通軸42bの中心に当接することが
でき、摩滅しにくくなる。
【0125】図25は組立後のドラムユニット7bにお
けるカバー部材90とドラムアース板70の関係を示す
側面図である。詳しくは組立後のドラムユニット7bに
おいて感光ドラム7を透視してドラムフランジ501と
の結合部を示した図である。
【0126】図21に示す爪押工具631を押すこと
で、カバー部材90のスクレーパー爪91a〜91hは
ドラムアース板70のアースバネ接点部73a,73b
から離れた位置で感光ドラム7の内壁7iにクサビ状に
ひっかかった状態に当接する。
【0127】図26は図25に示すカバー部材90とド
ラムアース板70の関係を示す詳細図である。詳しくは
図25においてK66にて示す部分の詳細図である。
【0128】図26に示すように、カバー部材90のス
クレーパー爪91a〜91hは突端が四角形の形状をし
ているため、斜線域で感光ドラム7の内壁7iに付着し
ている感光層の塗工膜を剥離する。第二のアースバネ接
点部73a(73b)はこれによりさらに確実に感光ド
ラム7の塗工膜剥離域での金属面と導通をとることが可
能となる。
【0129】また、カバー部材90は導通部材なので、
スクレーパー爪91a〜91hの突端形状の四角形のエ
ッジ部911でさらに確実に導通がとれる。また、スク
レーパー爪91a〜91hを押すことで、第二のアース
バネ接点部73a(73b)との距離が離れ、また、確
実にスクレーパー爪91a〜91hが感光ドラム7の内
壁7iにクサビ状に食い込みさらに導通性が良くなる。
【0130】以上説明したように、本実施の形態に係る
ドラムアース板70によれば、感光ドラム7の内壁7i
に当接するシリンダーバネ77a,77bを、導通軸4
2bに当接する軸接点バネ75の中心線75oと線対称
位置に配備することにより、ドラムフランジ501を感
光ドラム7に嵌入して装着する挿入時に、シリンダーバ
ネ77a,77bが感光ドラム7の内壁7iに当接して
変形する変形応力を相殺でき、フランジ取付け平面部7
01の変形を防止できる。これにより、フランジ取付け
平面部701に連なる軸接点バネ75にかかる応力を無
くし、確実に軸接点バネ75を導通軸42bの軸中心で
接触させることができ、導通軸42bとの導通性が向上
し、ドラムユニット7bの品質向上を図ることができ
る。
【0131】また、フランジ取付け平面部701を折り
曲げることにより、軸接点バネ75の長さを大きくとる
ことができ、バネ定数が小さくなり、導通軸42bにバ
ネ荷重を安定してかけることができ、量産時の品質向上
を図ることができる。
【0132】また、シリンダーバネ77a,77bの数
を2個とし、シリンダーバネ77a,77bの配置を軸
接点バネ75の中心線75oと略直角位置とすることに
より、ドラムフランジ501を感光ドラム7に嵌入して
装着する挿入時に、シリンダーバネ77a,77bが感
光ドラム7の内壁7iに当接して変形する変形応力を相
殺でき、フランジ取付け平面部701の変形を防止でき
て、軸接点バネ75を確実に導通軸42bの軸中心に接
触させることができ、かつシリンダーバネ77a,77
bを2個と必要最小で済むので、コストダウンも図るこ
とができる。
【0133】また、シリンダーバネ77a,77bに貫
通穴72a,72bを設けることにより、シリンダーバ
ネ77a,77bのバネ力を弱め、かつ断面形状を大き
くとれるので、ねじれに対しては比較的強く構成でき、
ドラムアース板70の抜きバリ面を確実に感光ドラム7
の内壁7iに当接させることができる。このことによ
り、導通安定性、品質向上を図ることができる。
【0134】また、フランジ取付け平面部701のシリ
ンダーバネ77a,77bの根元部に、シリンダーバネ
77a,77bの幅より広い位置で、シリンダーバネ7
7a,77bの中心線77o1,77o2に対し線対称
位置に2つの熱カシメ用ボス穴71b,71c、71
d,71eを設け、この熱カシメ用ボス穴71b,71
c、71d,71eよりドラムアース板70をシリンダ
ーバネ77a,77bを挟む形で熱カシメボス54b,
54c、54f,54gでドラムフランジ本体50に固
着することにより、シリンダーバネ77a,77bをね
じれに対して強く構成でき、ドラムアース板70の抜き
バリ面を確実に感光ドラム7の内壁7iに当接させるこ
とができ、電気接点の導通安定性、品質向上を図ること
ができる。
【0135】また、フランジ取付け平面部701を反対
側から板状のカバー部材90でドラムアース板70を覆
い、ドラムアース板70にかかる力をカバー部材90の
平面部96で受け、軸接点バネ75の基体であるフラン
ジ取付け平面部701を強化することにより、感光ドラ
ム7への挿入時にシリンダーバネ77a,77bに作用
するシリンダーバネ77a,77bへの荷重によるシリ
ンダーバネ77a,77bの変形、及び、軸接点バネ7
5に作用する軸接点バネ75への荷重による軸接点バネ
75の変形を抑えることができ、軸接点バネ75のバネ
荷重を安定してだすことができ、電気接点の導通性向
上、品質向上を図ることができる。
【0136】また、フランジ取付け平面部701を反対
側から板状のカバー部材90でドラムアース板70を固
定し、そのカバー部材70に放射状のスクレーパー爪9
1a〜91hを設けることにより、ドラムフランジ50
1を感光ドラム7の塗工下面アルミ地金露出部603側
の端部に嵌入した時、スクレーパー爪91a〜91hは
感光ドラム7の内壁7iと円周方向の線で接触摺動し、
内部の塗工層を剥離し、ドラムアース板70の感光ドラ
ム7との電気接点の導通を確実のものとし、ドラムユニ
ット7bの品質向上を図ることができる。
【0137】また、シリンダーバネ77a,77bの突
端形状を三角形とし、カバー部材90のスクレーパー爪
91a〜91hの突端形状を四角形とすることにより、
シリンダーバネ77a,77bとスクレーパー爪91a
〜91hのスクレーパーの機能を確実なものにでき、ア
ース板の感光ドラムとの電気接点の導通を確実のものと
し、ドラムアース板70の感光ドラム7との電気接点の
導通を確実のものとし、ドラムユニット7bの品質向上
を図ることができる。
【0138】また、カバー部材90のスクレーパー爪9
1a〜91hを、感光ドラム7の長手方向中心側(内
側)へ弾性変形させて一部に屈曲部91a2〜91h2
を設けることにより、スクレーパー爪91a〜91hが
感光ドラム7の内壁7iにクサビ状に食い込み、結果と
して、ドラムフランジ501を感光ドラム7の長手方向
中心側へ付勢し、ドラムフランジ501と感光ドラム7
との結合力があがり、ドラムユニット7bの品質向上を
図ることができる。
【0139】また、カバー部材90のスクレーパー爪9
1a〜91hの外接円を規定して長さを限定すること
で、カバー部材90の量産性向上を図ることができる。
【0140】また、カバー部材90のスクレーパー爪9
1a〜91hを、ドラムフランジ501を感光ドラム7
に嵌入後、ドラムフランジ本体50の円盤面62の貫通
穴55a〜55hから爪押工具で、さらに押し付けるこ
とで、スクレーパー爪91a〜91hが感光ドラム7に
食い込みドラムフランジ501を感光ドラム7の長手方
向中心側へ付勢するので、ドラムフランジ501と感光
ドラム7との結合力があがり、ドラムユニット7bの品
質向上を図ることができる。
【0141】また、カバー部材90のスクレーパー爪9
1a〜91hの数を8本としたことにより、ドラムフラ
ンジ501と感光ドラム7の安定した結合力が得ること
ができ、ドラムユニット7bの品質向上を図ることがで
きる。
【0142】また、カバー部材90のスクレーパー爪9
1a〜91hが直接感光ドラム7の内壁7iを押し、か
つカバー部材90のフランジ締結爪92a〜92hがド
ラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部52の内壁52b
を介して感光ドラム7を押すことで、ドラムフランジ5
01と感光ドラム7との結合力あがり、ドラムユニット
7bの品質向上を図ることができる。
【0143】また、板状のカバー部材90を導通部材と
し、ドラムアース板70のフランジ取付け平面部701
とカバー部材90の平面部96を電気的に導通がとれる
よう固定し、ドラムフランジ501を感光ドラム7に嵌
入した後、カバー部材90のスクレーパー爪91a〜9
1hをドラムフランジ本体50の円盤面62に設けた貫
通穴から爪押工具631で、さらに押し付けることによ
り、スクレーパー爪91a〜91hが感光ドラム7にク
サビ状に食い込み、感光ドラム7との電気接点の導通を
確実なものにでき、ドラムユニット7bの品質向上を図
ることができる。
【0144】また、板状のカバー部材90を導通部材と
し、ドラムアース板90のフランジ取付け平面部701
にそのカバー部材90で電気的の導通がとれるようにカ
バー部材90の平面部96を固定することで、導通性が
向上し、ドラムユニット7bの品質向上を図ることがで
きる。
【0145】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
示したプロセスカートリッジBは単色画像を形成する場
合を例示したが、本発明に係るプロセスカートリッジは
現像手段を複数設け、複数色の画像(2色画像、3色画
像あるいはフルカラー等)を形成するカートリッジにも
好適に適用することができる。
【0146】また、電子写真感光体としては、前記感光
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。先ず感光体として光導電体が用いられ、光導電体と
しては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレ
ン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)
等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状として
は、例えばドラム状またはベルト状のものが用いられて
おり、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ
合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着あるいは塗工等を
行ったものである。
【0147】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0148】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正または
負のイオンを感光ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0149】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでもよい。
【0150】また感光ドラムに残存するトナーのクリー
ニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブ
ラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0151】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体及び現像手段と、少なくともプロ
セス手段の一つを備えたものである。従って、そのプロ
セスカートリッジの態様としては、前述した実施の形態
のもの以外にも、例えば電子写真感光体及び現像手段と
帯電手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装置
に着脱可能とするもの、電子写真感光体及び現像手段と
クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、画像
形成装置に着脱可能とするもの、或いは電子写真感光体
と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装
置に着脱可能とするもの等がある。
【0152】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンターを例示し
たが、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電
子写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセ
ッサ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可
能である。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアース板
によれば、少なくとも二つ以上の第二の板バネの位置関
係が、第一の板バネの導通軸との接点部の中心線を中心
として線対称であることにより、第二の板バネの円筒部
材の内壁への接触状態が安定し、かつ第一の板バネの導
通軸への接触状態が安定するので、円筒部材との導通性
をより向上させることができる。
【0154】また、本発明の円筒部材によれば、ドラム
フランジの有するアース部材の少なくとも二つ以上の第
二の板バネの位置関係が、第一の板バネの導通軸との接
点部の中心線を中心として線対称であることにより、ド
ラムフランジを円筒部材に嵌入して装着する挿入時のア
ース部材の取付け平面部の変形を防止できるとともに第
一の板バネにかかる応力を低減できて、第一の板バネの
導通軸との接触状態が安定するので、アース部材による
導通軸との導通性をより向上させることができる。また
カバー部材の複数の爪のそれぞれが、円筒部材の長手方
向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有し
て円筒部材の内壁に取り付けられるので、ドラムフラン
ジを円筒部材の長手方向中心側へ付勢できて円筒部材と
ドラムフランジを強固に結合でき、アース部材による導
通軸との導通性をより向上させることができる。
【0155】また、本発明のプロセスカートリッジによ
れば、電子写真感光体の有するドラムフランジのアース
部材の少なくとも二つ以上の第二の板バネの位置関係
が、第一の板バネの導通軸との接点部の中心線を中心と
して線対称であることにより、ドラムフランジを電子写
真感光体に嵌入して装着する挿入時のアース部材の取付
け平面部の変形を防止できるとともに第一の板バネにか
かる応力を低減できて、第一の板バネの導通軸との接触
状態が安定するので、アース部材による導通軸との導通
性をより向上させることができる。またカバー部材の複
数の爪のそれぞれが、電子写真感光体の長手方向中心側
へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有して電子写
真感光体の内壁に取り付けられるので、ドラムフランジ
を電子写真感光体の長手方向中心側へ付勢できて電子写
真感光体とドラムフランジを強固に結合でき、アース部
材による導通軸との導通性をより向上させることができ
る。
【0156】また、本発明の電子写真画像形成装置によ
れば、プロセスカートリッジの有する電子写真感光体の
ドラムフランジにおけるアース部材の少なくとも二つ以
上の第二の板バネの位置関係が、第一の板バネの導通軸
との接点部の中心線を中心として線対称であることによ
り、ドラムフランジを電子写真感光体に嵌入して装着す
る挿入時のアース部材の取付け平面部の変形を防止でき
るとともに第一の板バネにかかる応力を低減できて、第
一の板バネの導通軸との接触状態が安定するので、アー
ス部材による導通軸との導通性をより向上させることが
できる。またカバー部材の複数の爪のそれぞれが、電子
写真感光体の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた
屈曲部を一部に有して電子写真感光体の内壁に取り付け
られるので、ドラムフランジを電子写真感光体の長手方
向中心側へ付勢できて電子写真感光体とドラムフランジ
を強固に結合でき、アース部材による導通軸との導通性
をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジを使用した電子写真画像
形成装置の縦断面図である。
【図2】図1に示す電子写真画像形成装置に使用される
プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】感光ドラムの支持構造を示す側面図である。
【図4】ドラムユニットの非駆動側のドラムフランジ近
傍の断面図である。
【図5】ドラムフランジ本体の側面図である。
【図6】ドラムフランジ本体の背面図である。
【図7】ドラムフランジ本体の正面図である。
【図8】ドラムアース板の正面図である。
【図9】ドラムアース板の成形前の正面図である。
【図10】ドラムアース板の上面図である。
【図11】ドラムアース板の側面図である。
【図12】カバー部材の正面図である。
【図13】カバー部材の側面図である。
【図14】ドラムフランジの側面図である。
【図15】ドラムフランジの断面図である。
【図16】ドラムフランジ本体への取り付け方法を示し
た説明図である。
【図17】ドラムフランジの正面図である。
【図18】感光ドラムの塗工面を示す正面図である。
【図19】ドラムフランジと感光ドラムの径の関係を示
した図である。
【図20】ドラムフランジを感光ドラムに嵌入した状態
の図である。
【図21】カバー部材のスクレーパー爪を爪押工具で挿
入する時の説明図である。
【図22】ドラムフランジを感光ドラムの中心側から外
側を見た図である。
【図23】感光ドラムに装着されたドラムフランジの断
面図である。
【図24】ドラムフランジに組み込まれたドラムアース
板のシリンダーバネの状態を示した図である。
【図25】組立後のドラムフランジにおけるカバー部材
とアース板の関係を示す側面図である。
【図26】カバー部材とアース板の関係を示す詳細図で
ある。
【符号の説明】
2a ガイド部(装着手段) 7 感光ドラム(電子写真感光体(円筒部材)) 8 帯電手段 10 現像手段 11 クリーニング手段 12 カートリッジ枠体 13 搬送手段 50 ドラムフランジ本体(フランジ本体) 51 圧入嵌合部 52 軽圧入嵌合部(第二の圧入嵌合部) 54a〜54h 熱カシメボス(突起) 55a〜55h ドラムフランジ本体の貫通穴 60a〜60h 切り欠き 62 円盤面(端面) 70 ドラムアース板(アース部材) 72a,72b 貫通穴(穴) 73a,73b 第二のアースバネ接点部(第二の
板バネの接点部) 75 軸接点バネ(第一の板バネ) 75a 第一のアースバネ接点部(第一の板バネの
接点部) 77a,77b シリンダーバネ(第二の板バネ) 90 カバー部材 91a〜91h クスレーパー爪(複数の爪) 91a1〜91h1 折曲部 91a2〜91h2 屈曲部 92a〜92h フランジ締結爪(第二の複数の
爪) B プロセスカートリッジ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置に用いられる導電
    性の円筒部材を電子写真画像形成装置側の導通軸を介し
    てアースするためのアース部材であって、 前記アース部材は前記円筒部材の長手方向中心側に取付
    け平面部を有し、 前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記導
    通軸に当接する第一の板バネと、前記円筒部材の内壁に
    当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネとを有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称である
    ことを特徴とするアース部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアース部材において、
    前記取付け平面部は第一の板バネの根元部近傍に前記円
    筒部材の長手方向中心側と反対側に折り曲げられた折り
    曲げ部を有し、前記第一の板バネは前記円筒部材の中心
    線側に折り曲げられていることを特徴とするアース部
    材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のアース部材にお
    いて、前記第二の板バネは二つであり、この二つの第二
    の板バネは第一の板バネの前記導通軸との接点部の中心
    線と略直角位置となるように前記取付け平面部に配され
    ていることを特徴とするアース部材。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか一項に記載のア
    ース部材において、前記第二の板バネに穴が設けられて
    いることを特徴とするアース部材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一項に記載のア
    ース部材において、前記第二の板バネの中心線と線対称
    位置に、第二の板バネの幅より大きい間隔をおいて穴が
    それぞれ設けられていることを特徴とするアース部材。
  6. 【請求項6】 電子写真画像形成装置に用いられる円筒
    部材であって、前記円筒部材は導電部材で構成され、長
    手方向の少なくとも一方の端部に着脱自在なドラムフラ
    ンジを有し、 前記ドラムフランジは前記円筒部材の長手方向中心側に
    前記電子写真画像形成装置側の導通軸と電気的に導通す
    るアース部材を有し、 前記アース部材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の
    長手方向中心側で取り付けられる取付け平面部を有し、 前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記導
    通軸に当接する第一の板バネと、前記円筒部材の内壁に
    当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネとを有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称である
    ことを特徴とする円筒部材。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の円筒部材において、前
    記アース部材は第一の板バネの根元部近傍に前記円筒部
    材の長手方向中心側と反対側に折り曲げられた折り曲げ
    部を有し、第一の板バネは前記円筒部材の中心線側に折
    り曲げられていることを特徴とする円筒部材。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の円筒部材におい
    て、前記アース部材の第二の板バネは二つであり、この
    二つの第二の板バネは第一の板バネの前記導通軸との接
    点部の中心線と略直角位置となるように取付け平面部に
    配されていることを特徴とする円筒部材。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8の何れか一項に記載の円
    筒部材において、前記アース部材の第二の板バネに穴が
    設けられていることを特徴とする円筒部材。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9の何れか一項に記載の
    円筒部材において、前記アース部材の第二の板バネの中
    心線と線対称位置に、第二の板バネの幅より大きい間隔
    をおいて穴がそれぞれ設けられていることを特徴とする
    円筒部材。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10の何れか一項に記載
    の円筒部材において、前記ドラムフランジは絶縁性材料
    により作製されたフランジ本体を有することを特徴とす
    る円筒部材。
  12. 【請求項12】 請求項6乃至11の何れか一項に記載
    の円筒部材において、前記ドラムフランジは前記円筒部
    材の長手方向中心側に前記アース部材を覆うカバー部材
    を有することを特徴とする円筒部材。
  13. 【請求項13】 請求項6乃至11の何れか一項に記載
    の円筒部材において、前記アース部材の取付け平面部の
    前記円筒部材の長手方向中心側にアース部材を覆う板状
    の弾性体からなるカバー部材を有し、前記カバー部材は
    前記円筒部材の径方向に放射状に突出する複数の爪を有
    し、前記複数の爪はそれぞれの爪の外接円の直径が前記
    円筒部材の内径より大きくなるように形成されており、
    前記ドラムフランジを前記円筒部材に嵌入した時、前記
    複数の爪のそれぞれは前記円筒部材の内壁と略円周方向
    の線上で接触し、前記ドラムフランジの嵌入時の前記円
    筒部材の内壁との摺擦軌跡は前記アース部材の第二の板
    バネが前記導通軸と接触する接点部を軌道上通過するこ
    とを特徴とする円筒部材。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の円筒部材におい
    て、前記アース部材の第二の板バネが前記導通軸と接触
    する接点部の突端形状は三角形であり、前記カバー部材
    の複数の爪のそれぞれが前記円筒部材の内壁と接触する
    接触部の突端形状は四角形であることを特徴とする円筒
    部材。
  15. 【請求項15】 電子写真画像形成装置に用いられる導
    電性の円筒部材であって、 前記円筒部材は長手方向の少なくとも一方の端部に着脱
    自在なドラムフランジを有し、 前記ドラムフランジは前記円筒部材の長手方向端部に端
    面を有するとともに前記端面より前記円筒部材の長手方
    向中心側に圧入嵌合部を有するフランジ本体と、さらに
    前記円筒部材の長手方向中心側に前記電子写真画像形成
    装置側の導通軸と電気的に導通するアース部材と、前記
    アース部材の前記円筒部材の長手方向中心側でアース部
    材を覆うように前記フランジ本体の圧入嵌合部に組み付
    けられた板状の弾性体からなるカバー部材とを具備し、 前記アース部材は前記フランジ本体の圧入嵌合部に前記
    円筒部材の長手方向中心側で取り付けられる取付け平面
    部を有し、 前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記穴
    内で前記導通軸に当接する第一の板バネと、前記円筒部
    材の内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネ
    とを有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称となっ
    ており、 前記カバー部材は前記円筒部材の径方向に放射状に突出
    して前記ドラムフランジの端面側に屈曲された複数の爪
    を有し、 前記複数の爪はそれぞれの爪の外接円の直径が前記円筒
    部材の内径より大きくなるように形成されており、 前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に
    嵌入された状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部
    材の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を
    一部に有して前記円筒部材の内壁に取り付けられている
    ことを特徴とする円筒部材。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の円筒部材におい
    て、前記アース部材の取付け平面部は第一の板バネの根
    元部近傍に前記円筒部材の長手方向中心側と反対側に折
    り曲げられた折り曲げ部を有し、第一の板バネは前記円
    筒部材の中心線側に折り曲げられていることを特徴とす
    る円筒部材。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の円筒部材
    において、前記アース部材の取付け平面部の第二の板バ
    ネは二つであり、この二つの第二の板バネは第一の板バ
    ネの前記導通軸との接点部の中心線と略直角位置となる
    ように取付け平面部に配されていることを特徴とする円
    筒部材。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記アース部材の第二の板バネ
    に穴が設けられていることを特徴とする円筒部材。
  19. 【請求項19】 請求項15乃至17の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記アース部材の取付け平面部
    の第二の板バネの中心線と線対称位置に、第二の板バネ
    の幅より大きい間隔をおいて穴がそれぞれ設けられてい
    ることを特徴とする円筒部材。
  20. 【請求項20】 請求項15乃至19の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記フランジ本体は樹脂材料に
    より作製されて絶縁性を有することを特徴とする円筒部
    材。
  21. 【請求項21】 請求項15乃至20の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記カバー部材の複数の爪はそ
    れぞれの爪の外接円の直径が前記円筒部材の内径より大
    きくなるように形成されており、前記フランジ本体の圧
    入嵌合部を前記円筒部材に嵌入した時、前記複数の爪の
    それぞれは前記円筒部材の内壁と略円周方向の線上で接
    触し、前記フランジ本体の圧入嵌合部の嵌入時の前記円
    筒部材の内壁との摺擦軌跡は前記アース部材の第二の板
    バネが前記導通軸と接触する接点部を軌道上通過するこ
    とを特徴とする円筒部材。
  22. 【請求項22】 請求項15乃至21の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記アース部材の第二の板バネ
    が前記導通軸と接触する接点部の突端形状は三角形であ
    り、前記カバー部材の複数の爪のそれぞれが前記円筒部
    材の内壁と接触する接触部の突端形状は四角形であるこ
    とを特徴とする円筒部材。
  23. 【請求項23】 請求項15乃至22の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記カバー部材の複数の爪の外
    接円の直径は前記円筒部材の内径の1.01〜1.05
    倍の範囲にあることを特徴とする円筒部材。
  24. 【請求項24】 請求項15又は23に記載の円筒部材
    において、前記フランジ本体の端面に前記カバー部材の
    複数の爪と対向して複数の貫通穴が設けられ、前記複数
    の爪のそれぞれが前記フランジ本体の貫通穴と対向する
    位置で前記円筒部材の長手方向中心側へ弾性変形して曲
    げられた屈曲部を一部に有して前記円筒部材の内壁に取
    り付けられていることを特徴とする円筒部材。
  25. 【請求項25】 請求項15乃至24の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記フランジ本体の圧入嵌合部
    は前記円筒部材の長手方向中心側に第二の圧入嵌合部を
    有するとともに前記カバー部材の複数の爪のそれぞれを
    前記円筒部材の内壁に当接させるための切り欠きを有
    し、前記カバー部材は前記円筒部材の径方向に放射状に
    突出して円筒部材の長手方向中心側に屈曲された第二の
    複数の爪を有し、前記第二の複数の爪はそれぞれの爪に
    外接する外接円の直径が前記第二の圧入嵌合部の内径よ
    り大きくなるように形成され、前記第二の圧入嵌合部の
    内壁には前記第二の複数の爪のそれぞれが弾性変形して
    当接していることを特徴とする円筒部材。
  26. 【請求項26】 請求項15乃至25の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記カバー部材の第一の複数の
    爪と第二の複数の爪の数は8本であることを特徴とする
    円筒部材。
  27. 【請求項27】 請求項15乃至26の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記カバー部材は導電性を有し
    前記アース部材と電気的に接触していることを特徴とす
    る円筒部材。
  28. 【請求項28】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された潜
    像を現像剤により現像するための現像手段と、前記電子
    写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカートリ
    ッジ枠体とを有し、 前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部に着脱自在
    なドラムフランジを有して前記カートリッジ枠体に支持
    されており、 前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長手方向中
    心側に前記電子写真画像形成装置側の導通軸と電気的に
    導通するアース部材を有し、 前記アース部材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の
    長手方向中心側で取り付けられる取付け平面部を有し、 前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記導
    通軸に当接する第一の板バネと、前記電子写真感光体の
    内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネとを
    有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称である
    ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  29. 【請求項29】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された潜
    像を現像剤により現像するための現像手段と、前記電子
    写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカートリ
    ッジ枠体とを有し、 前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部に着脱自在
    なドラムフランジを有して前記カートリッジ枠体に支持
    されており、 前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長手方向端
    部に端面を有するとともに前記端面より前記電子写真感
    光体の長手方向中心側に圧入嵌合部を有するフランジ本
    体と、さらに前記電子写真感光体の長手方向中心側に前
    記ドラムフランジを貫通する前記電子写真画像形成装置
    本体側の導通軸と電気的に導通するアース部材と、前記
    アース部材の前記電子写真感光体の長手方向中心側でア
    ース部材を覆うように前記ドラムフランジの圧入嵌合部
    に組み付けられた板状の弾性体からなるカバー部材とを
    具備し、 前記アース部材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の
    長手方向中心側で前記導通軸と直交して取り付けられる
    取付け平面部を有し、 前記取付け平面部は略中央位置に前記導通軸と嵌合する
    穴と、前記穴内で前記導通軸に当接する第一の板バネ
    と、前記円筒部材の内壁に当接する少なくとも二つ以上
    の第二の板バネとを有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称となっ
    ており、 前記カバー部材は前記電子写真感光体の径方向に放射状
    に突出して前記ドラムフランジの端面側に屈曲された複
    数の爪を有し、 前記複数の爪はそれぞれの爪の外接円の直径が前記電子
    写真感光体の内径より大きくなるように形成されてお
    り、 前記複数の爪のそれぞれが前記電子写真感光体の長手方
    向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有し
    て前記電子写真感光体の内壁に取り付けられていること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  30. 【請求項30】 請求項28又は29に記載のプロセス
    カートリッジは、前記電子写真感光体を帯電させる帯電
    手段と、前記電子写真感光体上の残留する現像剤を除去
    するクリーニング手段と、前記電子写真感光体と、前記
    現像手段とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
    ッジを前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能とする
    ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  31. 【請求項31】 請求項28又は29に記載のプロセス
    カートリッジは、前記電子写真感光体を帯電させる帯電
    手段と前記電子写真感光体上の残留する現像剤を除去す
    るクリーニング手段の何れか一つと、前記電子写真感光
    体と、前記現像手段とを一体的にカートリッジ化し、こ
    のカートリッジを前記電子写真画像形成装置本体に着脱
    可能とすることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  32. 【請求項32】 プロセスカートリッジを着脱可能で、
    記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置
    において、 a.電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
    た潜像を現像剤により現像するための現像手段と、前記
    電子写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカー
    トリッジ枠体とを有し、 前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部に着脱自在
    なドラムフランジを有して前記カートリッジ枠体に支持
    されており、 前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長手方向中
    心側に前記電子写真画像形成装置側の導通軸と電気的に
    導通するアース部材を有し、 前記アース部材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の
    長手方向中心側で取り付けられる取付け平面部を有し、 前記取付け平面部は前記導通軸が嵌合する穴と、前記導
    通軸に当接する第一の板バネと、前記電子写真感光体の
    内壁に当接する少なくとも二つ以上の第二の板バネとを
    有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称である
    プロセスカートリッジを、取り外し可能に装着するため
    の装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを有する
    ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  33. 【請求項33】 プロセスカートリッジを着脱可能で、
    記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置
    において、 a.電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
    た潜像を現像剤により現像するための現像手段と、前記
    電子写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカー
    トリッジ枠体とを有し、 前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部に着脱自在
    なドラムフランジを有して前記カートリッジ枠体に支持
    されており、 前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長手方向端
    部に端面を有するとともに前記端面より前記電子写真感
    光体の長手方向中心側に圧入嵌合部を有し、さらに前記
    電子写真感光体の長手方向中心側に前記ドラムフランジ
    を貫通する前記電子写真画像形成装置側の導通軸と電気
    的に導通するアース部材と、前記アース部材の前記電子
    写真感光体の長手方向中心側でアース部材を覆うように
    前記ドラムフランジの圧入嵌合部に組み付けられた板状
    の弾性体からなるカバー部材とを具備し、 前記アース部材は前記ドラムフランジに前記円筒部材の
    長手方向中心側で前記導通軸と直交して取り付けられる
    取付け平面部を有し、 前記取付け平面部は略中央位置に前記導通軸と嵌合する
    穴と、前記穴内で前記導通軸に当接する第一の板バネ
    と、前記円筒部材の内壁に当接する少なくとも二つ以上
    の第二の板バネとを有し、 前記第二の板バネの位置関係が、前記第一の板バネの前
    記導通軸との接点部の中心線を中心とし、線対称となっ
    ており、 前記カバー部材は前記電子写真感光体の径方向に放射状
    に突出して前記ドラムフランジの端面側に屈曲された複
    数の爪を有し、 前記複数の爪はそれぞれの爪の外接円の直径が前記電子
    写真感光体の内径より大きくなるように形成されてお
    り、 前記複数の爪のそれぞれが前記電子写真感光体の長手方
    向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有し
    て前記電子写真感光体の内壁に取り付けられているプロ
    セスカートリッジを、取り外し可能に装着するための装
    着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを有する
    ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
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