JPH11249494A - ドラムフランジ、円筒部材、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置 - Google Patents

ドラムフランジ、円筒部材、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置

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JPH11249494A
JPH11249494A JP10067893A JP6789398A JPH11249494A JP H11249494 A JPH11249494 A JP H11249494A JP 10067893 A JP10067893 A JP 10067893A JP 6789398 A JP6789398 A JP 6789398A JP H11249494 A JPH11249494 A JP H11249494A
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flange
cylindrical member
drum
claws
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Jun Miyamoto
順 宮本
Shigeo Miyabe
滋夫 宮部
Takeshi Arimitsu
健 有光
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    • G03G2221/183Process cartridge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真画像形成装置に用いられる電子写真
感光体などの円筒部材に強固に結合できるドラムフラン
ジ、そのドラムフランジを用いた円筒部材、プロセスカ
ートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 フランジ本体50の圧入嵌合部51に固
着された弾性板部材90の複数の爪91a〜91hのそ
れぞれを円筒部材7の長手方向中心側へ弾性変形して曲
げられた屈曲部91a2〜91h2を一部に有して円筒
部材7の内壁7iに取り付ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やレ
ーザービームプリンター、ファクシミリ等の電子写真画
像形成装置に用いられる円筒部材に装着するドラムフラ
ンジ、そのドラムフランジを用いた円筒部材、その円筒
部材を電子写真感光体として用いた電子写真画像形成装
置に着脱可能なプロセスカートリッジ、及び、そのプロ
セスカートリッジが着脱可能で、記録媒体に画像を形成
する電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置は、電子写真
画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するも
ので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例
えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター
等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワー
ドプロセッサー等が含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとしては、帯電
手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの
である。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とする
ものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来より、電子写真複写機等の電子写真
画像形成装置においては、その使用が長時間に及ぶと、
ドラム状の電子写真感光体の交換、現像器の交換、また
は現像剤であるトナーの補給、帯電器の清掃、廃トナー
が溜まったクリーニング容器の交換、その他電子写真感
光体周りの調整が必要であった。
【0005】そこで、従来、電子写真画像形成プロセス
を用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感
光体及びそれに作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。この方式によれば、電子写真画像形成装
置のメンテナンスをユーザー自身で行うことができるの
で、格段に操作性を向上させることができた。そこで、
このプロセスカートリッジ方式は電子写真画像形成装置
において広く用いられている。
【0006】このような電子写真画像形成装置では、画
像形成時の電子写真感光体の回転安定性を得るため、電
子写真感光体を長手方向の両端でドラムフランジを介し
てカートリッジ枠体に支持している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであり、その主要な目的は、電子
写真画像形成装置に用いられる電子写真感光体などの円
筒部材に強固に結合できるドラムフランジを提供するこ
とにある。
【0008】その他の主要な目的は、電子写真画像形成
装置に用いられ、ドラムフランジが強固に結合されて高
速回転化、高寿命化などに対応できる電子写真感光体な
どの円筒部材を提供することにある。
【0009】その他の主要な目的は、電子写真画像形成
装置に着脱可能であって、ドラムフランジが強固に結合
されて高速回転化、高寿命化などに対応できる電子写真
感光体を具備するプロセスカートリッジを提供すること
にある。
【0010】その他の主要な目的は、ドラムフランジが
強固に結合されて高速回転化、高寿命化などに対応でき
る電子写真感光体を具備するプロセスカートリッジが着
脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴するドラムフランジ、円筒部材、プロセスカートリッ
ジ及び電子写真画像形成装置である。
【0012】〔1〕:電子写真画像形成装置に用いられ
る円筒部材の少なくとも一方の端部に装着されるドラム
フランジであって、前記円筒部材の長手方向端部側に端
面を有するとともに前記端面より円筒部材の長手方向中
心側に圧入嵌合部を有するフランジ本体と、前記フラン
ジ本体の圧入嵌合部に前記円筒部材の長手方向中心側で
端面と平行に固着された板状の弾性体からなる弾性板部
材とを備え、前記弾性板部材は前記円筒部材の径方向に
放射状に突出して前記フランジ本体の端面側に屈折され
た複数の爪を有し、前記弾性板部材の複数の爪はそれぞ
れの爪に外接する外接円の直径が前記円筒部材の内径よ
り大きくなるように形成されており、前記フランジ本体
の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に嵌入された状態で
前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部材の長手方向中心
側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有して前記
円筒部材の内壁に取り付けられることを特徴とするドラ
ムフランジ。
【0013】〔2〕:電子写真画像形成装置に用いら
れ、少なくとも一方の端部にドラムフランジを具備する
円筒部材であって、前記ドラムフランジは前記円筒部材
の長手方向端部側に端面を有するとともに前記端面より
円筒部材の長手方向中心側に圧入嵌合部を有するフラン
ジ本体と、前記フランジ本体の圧入嵌合部に前記円筒部
材の長手方向中心側で端面と平行に固着された板状の弾
性体からなる弾性板部材とを備え、前記弾性板部材は前
記円筒部材の径方向に放射状に突出して前記フランジ本
体の端面側に屈折された複数の爪を有し、前記弾性板部
材の複数の爪はそれぞれの爪に外接する外接円の直径が
前記円筒部材の内径より大きくなるように形成されてお
り、前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端
部に嵌入された状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円
筒部材の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲
部を一部に有して前記円筒部材の内壁に取り付けられて
いることを特徴とする円筒部材。
【0014】〔3〕:電子写真画像形成装置本体に着脱
可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に形成された潜像を現像剤によ
り現像するための現像手段と、前記電子写真感光体及び
前記現像手段を支持するためのカートリッジ枠体とを有
し、前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部にドラ
ムフランジを具備して前記カートリッジ枠体に支持され
ており、前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長
手方向端部側に端面を有するとともに前記端面より前記
電子写真感光体の長手方向中心側に圧入嵌合部を有する
フランジ本体と、前記フランジ本体の圧入嵌合部に前記
電子写真感光体の長手方向中心側で端面と平行に固着さ
れた板状の弾性板からなる弾性板部材とを備え、前記弾
性板部材は前記円筒部材の径方向に放射状に突出して前
記フランジ本体の端面側に屈折された複数の爪を有し、
前記弾性板部材の複数の爪はそれぞれの爪に外接する外
接円の直径が前記円筒部材の内径より大きくなるように
形成されており、前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記
円筒部材の端部に嵌入された状態で前記複数の爪のそれ
ぞれが前記円筒部材の長手方向中心側へ弾性変形して曲
げられた屈曲部を一部に有して前記円筒部材の内壁に取
り付けられることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0015】〔4〕:プロセスカートリッジを着脱可能
で、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
装置において、 a.電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
た潜像を現像剤により現像するための現像手段と、前記
電子写真感光体及び前記現像手段を支持するためのカー
トリッジ枠体とを有し、前記電子写真感光体は少なくと
も一方の端部にドラムフランジを具備して前記カートリ
ッジ枠体に支持されており、前記ドラムフランジは前記
電子写真感光体の長手方向端部側に端面を有するととも
に前記端面より前記電子写真感光体の長手方向中心側に
圧入嵌合部を有するフランジ本体と、前記フランジ本体
の圧入嵌合部に前記電子写真感光体の長手方向中心側で
端面と平行に固着された板状の弾性体からなる弾性板部
材とを備え、前記弾性板部材は前記円筒部材の径方向に
放射状に突出して前記フランジ本体の端面側に屈折され
た複数の爪を有し、前記弾性板部材の複数の爪はそれぞ
れの爪に外接する外接円の直径が前記円筒部材の内径よ
り大きくなるように形成されており、前記フランジ本体
の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に嵌入された状態で
前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部材の長手方向中心
側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有して前記
円筒部材の内壁に取り付けられるプロセスカートリッジ
を、取り外し可能に装着するための装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを有する
ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
【0016】〔作用〕本発明に係るドラムフランジは、
フランジ本体に固着された弾性板部材の複数の爪のそれ
ぞれが一部に有する屈曲部により円筒部材の内壁にクサ
ビ状にひっかかり、フランジ本体を円筒部材の長手方向
中心側に付勢するので、フランジ本体の円筒部材への結
合力を強固なものとすることができる。これにより、電
子写真感光体などの円筒部材にドラムフランジを強固に
結合できる。
【0017】本発明に係る円筒部材は、ドラムフランジ
のフランジ本体に固着された弾性板部材の複数の爪のそ
れぞれが一部に有する屈曲部により円筒部材の内壁にク
サビ状にひっかかり、フランジ本体を円筒部材の長手方
向中心側に付勢するので、フランジ本体の円筒部材への
結合力を強固なものとすることができる。これにより、
円筒部材の高速回転化、高寿命化などの対応が可能とな
る。
【0018】本発明に係るプロセスカートリッジは、カ
ートリッジ枠体に支持された電子写真感光体が具備する
ドラムフランジのフランジ本体に固着された弾性板部材
の複数の爪のそれぞれが一部に有する屈曲部により電子
写真感光体の内壁にクサビ状にひっかかり、フランジ本
体を電子写真感光体の長手方向中心側に付勢するので、
ドラムフランジの電子写真感光体への結合力を強固なも
のとすることができる。これにより、電子写真感光体の
高速回転化、高寿命化などへの対応が可能となる。
【0019】本発明に係る電子写真画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジのカートリッジ枠体に支持された電
子写真感光体が具備するドラムフランジのフランジ本体
に固着された弾性板部材の複数の爪のそれぞれが一部に
有する屈曲部により電子写真感光体の内壁にクサビ状に
ひっかかり、フランジ本体を電子写真感光体の長手方向
中心側に付勢するので、ドラムフランジの電子写真感光
体への結合力を強固なものとすることができる。これに
より、プロセスカートリッジの電子写真感光体の高速回
転化、高寿命化への対応が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔発明の実施の形態の説明〕以
下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0021】図1に、本発明にかかわるプロセスカート
リッジを使用した電子写真画像形成装置(プリンタ)の
概略を図示する。この電子写真画像形成装置(以下、画
像形成装置と称す)は、帯電装置等を内蔵したプロセス
カートリッジを着脱自在に装着した電子写真プロセス利
用のレーザビームプリンターである。
【0022】画像形成装置は、下部筐体1と、下部筐体
1に対して開閉自在な上部筐体2とを有して、画像形成
装置本体(プリンタ本体)を構成している。上部筐体2
は、下部筐体1の奥側(図1の左側)のヒンジ支持軸3
を中心に矢印イ方向に回動自在に支持され、開放位置
(同図二点鎖線)と閉鎖位置(同図の実線)とをとり、
開放位置においてプロセスカートリッジB(後に詳述)
は矢印ロ方向の着脱動作が可能となる。即ち、上部筐体
2には矢印ロ方向でプロセスカートリッジBをプリンタ
本体から取り外しする装着手段としての凹状のガイド2
aが設けられ、プロセスカートリッジBの後述するカー
トリッジ枠体12には上記ガイド2aに入り込む凸状の
ガイド(不図示)が設けられている。
【0023】上部筐体2が閉鎖され、所定位置に配置さ
れたプロセスカートリッジBの手前側(同図右側)に
は、露光装置の主要部をなすレーザスキャナユニット6
が配置され、その下方には、画像形成対象となるシート
材Pを収容したシートカセット27が配置されている。
シートカセット27の下流側には、シート材Pの搬送方
向に沿って、給紙ローラ34、レジストローラ対35、
転写ガイド36、転写手段としての転写用帯電器26、
搬送部材37、定着器29等が配置されている。なお、
これらの部材は、全て下部筐体1側に配置されている。
これに対し、上部筐体2側には、定着器29の下流の
排紙ローラ31、排紙トレイ32、反射ミラー33、そ
してプロセスカートリッジBが配置されている。
【0024】本実施の形態では、給紙ローラ34、レジ
ストローラ対35、転写ガイド36、搬送部材37、排
紙ローラ31などにより記録媒体としてのシート材Pを
搬送するための搬送手段13を構成している。
【0025】プロセスカートリッジBは、図2に示すよ
うに、トナーを収納するトナー枠体12aに現像枠体1
2cを接合し、この現像枠体12cにクリーニング枠体
12bを結合したカートリッジ枠体12内に、円筒部材
としての回転自在の感光ドラム(電子写真感光体)7
と、帯電ローラ8aを回転自在に備えた帯電手段8と、
現像ローラ10cを回転自在に支持した現像手段10
と、クリーニングブレード11aと廃トナー溜め11c
を有するクリーニング手段11との4個のプロセス機器
を一体的に収容しており、カートリッジ枠体12の上面
には露光窓9が穿設され、下面には感光ドラム7の転写
開口部4を開閉可能に閉鎖する開閉カバー5が配置され
ている。この開閉カバー5は、プロセスカートリッジB
が、画像形成装置のプリンタ本体(電子写真画像形成装
置本体)から取り出されるときや、上部筐体2が開放さ
れたときは、閉鎖位置に移動して、感光ドラム7の感光
面を隠蔽保護する。
【0026】次に画像形成の概略を説明する。プロセス
スタート信号に基づいて、感光ドラム7は矢印K1方向
に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動
される。感光ドラム7の外周面にはバイアス電圧が印加
された帯電手段8の帯電ローラ8aが接触していて、こ
の帯電手段8によって感光ドラム7の外周面は、一様均
一に帯電される。
【0027】レーザスキャナユニット6からは、目的画
像情報の時系列的電気デジタル画素信号に対応して変調
されたレーザ光Lが出力され、これが反射ミラー33に
よって反射され、さらにカートリッジ枠体12の上面の
露光窓9からカートリッジ枠体12内に入光して感光ド
ラム7の帯電面を走査露光する。これにより、感光ドラ
ム7の外周面には目的画像情報に対応した静電潜像が形
成されていく。この静電潜像は、現像手段10の現像ブ
レード10bによって層厚規制されて現像ローラ10c
上に塗布された現像剤(トナー)によって現像される。
トナーはトナー枠体12a中のトナー送り部材10aに
より、トナー枠体12aから現像枠体12cへ送り込ま
れる。
【0028】一方、シートカセット27から給紙ローラ
34によってシート材Pが1枚だけ給紙されて、レジス
トローラ対35によりレーザの出力するタイミングとあ
わせて転写ガイド36を通じて感光ドラム7と転写帯電
器26との間の転写位置へ供給される。これにより感光
ドラム7側のトナー像がシート材Pに順次転写されてい
く。
【0029】トナー像が転写されたシート材Pは、感光
ドラム7から分離されて搬送部材37によって定着器2
9に搬送され、定着ローラ29aと加圧ローラ29bと
のニップ部を通過することでトナー像の定着処理を受
け、排紙ローラ31により、排紙トレイ32に排紙され
る。転写後の感光ドラム7は、クリーニング手段11の
クリーニングブレード11aにより外周面上の残留トナ
ーが除去されこのトナーはスクイシート11bにより廃
トナー溜め11cへ導かれる。そして再び、感光ドラム
7は帯電から始まる作像に供される。
【0030】〔感光ドラム7の支持構造〕図3は感光ド
ラムの支持構造を示す側面図である。
【0031】図3において、7bはドラムユニット、7
は感光ドラム、45はプリンタ本体の駆動側で感光ドラ
ム7の端部に装着したドラムフランジであり、感光ドラ
ム7にカシメ等により、結合されている。
【0032】12bはカートリッジ枠体12のクリーニ
ング枠体、41はクリーニング枠体12bの駆動側カバ
ー部材、43はカップリング等の駆動伝達手段であり、
ドラムフランジ45の図示しないインサート成型等によ
り固着された軸部材と結合し、プリンタ本体からの駆動
力を伝達し、感光ドラム7を回転させる。
【0033】501はプリンタ本体の非駆動側で感光ド
ラム7の端部に装着したドラムフランジである。50は
ドラムフランジ501のフランジ本体であるドラムフラ
ンジ本体、12bは前述したカートリッジ枠体12のク
リーニング枠体、42はクリーニング枠体12bの非駆
動側カバーである。
【0034】ドラムユニット7bは、感光ドラム7、ド
ラムフランジ45,501を備えて一体的にユニット化
されている。
【0035】〔ドラムフランジ7bの構成〕図4はドラ
ムユニット7bの非駆動側のドラムフランジ501近傍
の断面図である。
【0036】図4において、42bは非駆動側カバー部
材42にインサート成型等により固着された中心軸とし
ての軸部材であり、導通性のあるニッケルメッキされた
快削鋼である。
【0037】軸部材である導通軸42bはクリーニング
枠体12bに設けられた嵌合穴12b1と嵌合し、クリ
ーニング枠体12bと感光ドラム7の位置決め部材を兼
ねている。
【0038】70はドラムアース板で、ドラムフランジ
本体50に板状の弾性体からなる弾性板部材としての締
結板90で挟まれて取り付けられている。
【0039】ドラムアース板70には後述する軸接点バ
ネ75が設けられており、導通軸42bと導通をとり、
後述のシリンダーバネ77a,77bのアースバネ接点
部73a,73bにより、感光ドラム7と接地する。
【0040】〔ドラムフランジ本体50の構成〕図5は
図4に示すドラムフランジ501のドラムフランジ50
本体の側面図である。
【0041】ドラムフランジ本体50は樹脂材料により
作製されている。ドラムフランジ本体50の外壁円周部
は、感光ドラム7との長手位置決め部材である挿入スト
ッパー65と、感光ドラム7と圧入嵌合する圧入嵌合部
51と、感光ドラム7と軽圧入嵌合する第二の圧入嵌合
部としての軽圧入嵌合部52と、感光ドラム7と隙間嵌
め嵌合する挿入ガイド部53とからなる。
【0042】図19に示すように、圧入嵌合部51の外
径D501は感光ドラム7の内径D707の1.000
5倍〜1.005倍であり、軽圧入嵌合部52の外径D
502は感光ドラム7の内径D707の0.999〜
1.002倍であり、挿入ガイド部53の外径D503
は感光ドラム7内径D707に対して完全隙間嵌めで構
成されている。
【0043】軽圧入嵌合部52は挿入ガイド部53との
間に、即ち、軽圧入嵌合部52の端部にエッジ部52a
を有する。エッジ部52aは軽圧入嵌合部52の円中心
方向に0.5mmから3mm程度の厚みを持つリブで構
成されている。また、軽圧入嵌合部52の内径D502
Iは締結板90の後述する第二の複数の爪としてのフラ
ンジ締結爪92a〜92hの外接円の直径D902(図
13参照)よりも小さい。
【0044】54a〜54hは後述する熱カシメボスで
ある。60a〜60hは軽圧入嵌合部52及び挿入ガイ
ド部53を感光ドラム7の長手方向中心側に切り欠いて
形成した切り欠きであり、締結板90の後述する第一の
複数の爪としてのシリンダー締結爪91a〜91hとア
ース板70の後述するシリンダーバネ接点73a,73
bを感光ドラム7に当接させるためるためのものであ
る。
【0045】図6は図5に示すドラムフランジ本体50
を矢視A21から見たドラムフランジ本体50の背面図
である。
【0046】図6において、55a〜55hは挿入治具
としての後述する爪押工具631用の貫通穴であり、5
6a〜56hはドラムフランジ本体50の円盤面62に
設けられた爪押工具631用の回転位置決め穴であっ
て、これらは何れもドラムフランジ本体50の端面とし
ての円盤面62に設けられている。この回転位置決め穴
56a〜56hにより、爪押工具631がドラムフラン
ジ本体50に対して位置決めされて、締結板90の後述
する押圧箇所99を確実に押す。
【0047】57は導通軸42bの挿入穴で隙間嵌合で
摺擦される。
【0048】図7は図4に示すドラムフランジ本体50
を矢視B21から見たドラムフランジ本体50の正面図
である。
【0049】図7において、58はドラムアース板70
と締結板90用の回転位置決め角ボスである。この回転
位置決め角ボス58により、爪押工具631と締結板9
0のシリンダー締結爪91a〜91hの位置を確定し、
押圧箇所99を確実に押す。
【0050】ハッチング箇所59はドラムフランジ本体
50の内側端面としてのドラムアース板70の取付け面
であり、精度が十分にでている面である。
【0051】54a〜54hはドラムアース板70と締
結板90を装着後、溶融固着するための突起としての熱
カシメボスである。
【0052】60a〜60hはドラムフランジ本体50
の軽圧入嵌合部52及び挿入ガイド部53の円周に設け
られたの切り欠きで、前述したようにドラムアース板7
0のシリンダー内接バネ接点部73a,73bと締結板
90のシリンダー締結爪91a〜91hがこの切り欠き
60a〜60hを通過し、感光ドラム7の内壁7iに接
触する。
【0053】61はドラムアース板70、締結板90の
中心位置決めを行うC形状をした円周ボスである。この
円周ボス61により、締結板90のシリンダー締結爪9
1a〜91hと感光ドラム7の内壁7iの当接位置を確
定し、8本のシリンダー締結爪91a〜91hの荷重を
均等のものとする。
【0054】64はドラムアース板70の軸接点バネ7
5用の切り欠きである。この切り欠き64により、ドラ
ムアース70の板軸接点バネ75は大きなストロークを
持ち軸接点バネ75に正確な荷重をかけることができ
る。
【0055】63はドラムアース板70の後述する折曲
げ部76と係合するアース板押さえ用リブである。アー
ス板押さえ用リブ63はドラムアース板70の折曲げ部
76の端部側を押さえ、軸接点バネ75の導通軸42b
への荷重をより確実なものとし、導通を確実にする。
【0056】〔ドラムアース板70の構成〕図8はドラ
ムアース板70の正面図である。
【0057】ドラムアース板70は導電性、バネ性を持
つりん青銅等で作られている。ドラムアース板70は後
述する第一のアースバネ接点部75aと第二のアースバ
ネ接点部73a,73bを有する。第一のアース接点部
75aは、プリンタ本体のアース部(図示せず)と接続
した非駆動側カバー部材42の導通軸42bと摺擦接続
し、第二のアース接点部73a,73bは感光ドラム7
の内壁7iと接続する。上記構成により、感光ドラム7
をプリンタ本体のアース部に接地する。
【0058】第一のアースバネ接点部75aは軸接点バ
ネ75の突端に設けられ(図9及び図10参照)、第二
のアースバネ接点部73a,73bはシリンダーバネ7
7a,77bの突端に設けられる。第一のアースバネ接
点部75aと第二のアースバネ接点部73a,73bは
三角形状をしている。
【0059】シリンダーバネ77a,77bは軸接点バ
ネ75を中心とする略直角位置で線対称となる位置に1
対で構成される。
【0060】72a,72bはシリンダーバネ77a,
77bに設けられた貫通穴である。
【0061】71a〜71fは熱カシメボス用穴で、ド
ラムフランジ本体50の熱カシメボス54a〜54hと
同軸の同じ基準ピッチ円上に配備される。
【0062】74は回転位置決め用の切り欠きで、ドラ
ムフランジ本体50の回転位置決め角ボス58と嵌合
し、ドラムアース板70の角度を決める。
【0063】図10は図8に示すドラムアース板70を
矢視A31から見たドラムアース板70の上面図であ
る。
【0064】ドラムアース板70は、図9に示す一枚板
金をプレス成型加工等により、ドラムフランジ本体50
に取り付けるフランジ取り付け平面部701と、ドラム
フランジ本体50のアース板押さえ用リブ63に係合す
る折曲げ部76を略直角に折り曲げ、折曲げ部76から
のフランジ取付け平面部701側に切り欠き701aを
設けて導通軸28が嵌合する穴78と軸接点バネ75を
形成し、更にフランジ取付け平面部701側に折り曲げ
て導通軸28に接触する軸接点バネ75を構成する。ま
た、フランジ取り付け平面部701に対し略直角に折り
曲げて形成した折曲げ部76はドラムフランジ本体50
のアース板押さえ用リブ63に当接し、これによりドラ
ムアース板70の軸接点バネ75の荷重(バネ圧)50
g〜100gを確実にだすことができる。
【0065】プレス成型時の抜きバリは図10に示す矢
印330側にあり、感光ドラム7の内壁7iに抜きバリ
エッジ側があたるように構成されている。
【0066】図11は図4に示すドラムアース板70を
矢視B31から見たドラムアース板70の側面図であ
る。
【0067】ドラムユニット7bをプロセスカートリッ
ジBとして組むと、第一のアース板接点バネ75は導通
軸42bにより矢印E方向に付勢され、2点鎖線751
の位置から実線752の位置に弾性変形し、戻り力によ
り、導通軸42bとの摺擦電気接点となる。実線752
の位置では、アースバネ接点部75a2は付勢された7
5a1の位置で導通軸42bの回転中心に接触し、摩擦
によるアースバネ接点部75aは摩滅しにくい構成とな
っている。
【0068】〔締結板90の構成〕図12は締結板90
の正面図である。
【0069】締結板90はSUS(ステンレス鋼)、り
ん青銅等で板厚0.1mm〜0.5mm程度の板状に作
られている。
【0070】本実施の形態では、SUS304P、板厚
0.2mmのものを例に説明する。
【0071】図12において、91a〜91hは、締結
板90をドラムフランジ本体50に取り付け後、感光ド
ラム7に嵌入した時、感光ドラム7の内壁7iと当接し
締結するシリンダー締結爪である。シリンダー締結爪9
1a〜91hはドラムフランジ本体50の円盤面62方
向に屈折している。これにより、感光ドラム7への挿入
が容易となり、フランジ抜け方向に食い込み勝手となる
ので、抜けにくくなる。シンリダー締結爪91a〜91
hの外接円の直径D901(図13参照)は感光ドラム
7の内径D707(図19参照)の1.01〜1.05
倍で構成されている。これにより、シンリダー締結爪9
1a〜91hは確実に感光ドラム7の内壁7iに当接し
締結力を発生させる。
【0072】また、シンリダー締結爪91a〜91hは
先端形状は四角形であり、感光ドラム7の内壁7iの円
周面に線で当接し、幅広い面で感光ドラム7の内側に当
接し、後述するシリンダー真円度悪化を少ないものとし
ている。
【0073】92a〜92hはドラムフランジ本体50
の軽圧入嵌合部52の内壁52b(図7参照)に当接す
るフランジ締結爪である。このフランジ締結爪92a〜
92hはシリンダー締結爪91a〜91hとは逆方向に
屈折させられている。これにより締結板90をドラムフ
ランジ本体50へ挿入しやすくかつ、抜けにくい構造と
なっている。
【0074】93はドラムフランジ本体50の回転位置
決め角ボス58と嵌合し、締結板90の角度位置決めを
する切り欠きである。これにより、ドラムフランジ本体
50の爪押工具631用の貫通穴55a〜55hと対向
する位置にシリンダー締結爪91a〜91hを配備で
き、正確に後述する押圧箇所99を押すことができ、シ
リンダー締結爪91a〜91hは挿入方向に直角に当接
でき、最大の結合力をだすことができる。
【0075】95a〜95hは熱カシメボス用穴で、ド
ラムフランジ本体50の熱カシメボス54a〜54hと
同軸の同じ基準ピッチ円上に配備される。
【0076】図13は図12に示す締結板90を矢視A
41から見た締結板90の側面図である。
【0077】図13に示すように締結板90のシリンダ
ー締結爪91a〜91hとフランジ締結爪92a〜92
hは逆方向に折り曲げられており、ドラムフランジ本体
50への組込み時はシリンダー締結爪91a〜91hが
ドラムフランジ本体50の円盤面62側を向くように組
み立てられる。
【0078】96は締結板90の平面部であり、ドラム
アース板70のフランジ取り付け平面部701に取り付
け後、後述する熱カシメで結合する。
【0079】図14はドラムフランジ501の側面図で
ある。
【0080】ドラムフランジ501はこれまで説明して
きたドラムフランジ本体50とドラムアース板70と締
結板90をユニット組みして構成されている。
【0081】締結板90はシリンダー締結爪91a〜9
1hがドラムフランジ本体50の円盤面62側方向に向
くようにドラムフランジ本体50に組み込む。
【0082】これにより、ドラムフランジ501を容易
に感光ドラム7に組み込むことが可能となる。
【0083】〔ドラムフランジ501の内部構成〕図1
5は図14に示すドラムフランジ501の断面図であ
る。
【0084】ドラムアース板70は熱カシメボス用穴7
1a〜71f(図示せず)をドラムフランジ本体50の
熱カシメボス54a〜54h(図示せず)に嵌合させた
状態にドラムフランジ本体50に組み付けられている。
そして、同図に示すように、ドラムアース板70の上に
締結板90を装着する。
【0085】図16は締結板90のドラムフランジ本体
50への取り付け方法を示した説明図である。
【0086】図16に示すように、ドラムフランジ本体
50にドラムアース板70を組み込んだ後に締結板90
を押さえ治具521にて組み込む。この際、フランジ締
結爪92a〜92hの折り曲げ位置の基準ピッチ円の直
径D52と同じ径D53であり、且つ押さえ部が平面の
でている押さえ治具521にて、締結板90をドラムフ
ランジ本体50に組み込むことにより、フランジ締結爪
92a〜92hの板バネ機能を損なわないようにしてい
る。この際に、締結板90の熱カシメボス用穴95a〜
95hにドラムフランジ本体50の熱カシメボス54a
〜54hが嵌合する。
【0087】締結板90の取り付け後、図示しない溶着
機により図7に示すドラムフランジ本体50の熱カシメ
ボス54a〜54hを溶融固着し、ドラムアース板7
0、締結板90をドラムフランジ本体50に結合し、ド
ラムフランジ501を得る。
【0088】上記組み立て方により、締結板90はドラ
ムフランジ本体50に組み立てられるが、ドラムフラン
ジ本体50の熱カシメボス54a〜54hはシリンダー
締結爪91a〜91hを挟持する形で円周方向の中心か
ら同じ距離で、溶融固着されている。
【0089】図17は図14に示すドラムフランジ50
1の正面図、即ち、組み立てられたドラムフランジ50
1を熱カシメボス54a〜54h側から見た図である。
【0090】図17に示すように、ドラムフランジ本体
50の8本の熱カシメボス54a〜54hが締結板90
のシリンダー締結爪91a〜91hを挟む形で、フラン
ジ締結爪92a〜92hの根元部近傍に配備されてい
る。即ち、熱カシメボス54a〜54hは締結板90の
シリンダー締結爪91a〜91hのそれぞれについてシ
リンダー締結爪91a〜91hの中心線91oから等距
離の線対称位置に配備してある。更に詳しくは、締結板
90のシリンダー締結爪91a〜91hのそれぞれにつ
いてシリンダー締結爪91a〜91hの爪幅よりも外側
に配され、かつ上記中心線91oに対して対向してい
る。
【0091】これにより、熱カシメボス54a〜54h
の数を最適の8本にし、シリンダー締結爪91a〜91
hの押圧時の応力をフランジ締結爪92a〜92hが持
つことができ、熱カシメボス54a〜54hが破壊され
ることはない。
【0092】本実施の形態では、熱カシメボス54a〜
54hを8本設けているが、2本であってもよい。この
場合、熱カシメボスは感光ドラム7の長手方向中心軸に
対して等距離で、かつ対称となる位置に配備すれば、締
結板90をより簡単にドラムフランジ本体50に溶融固
着することができる。
【0093】図18は感光ドラム7の塗工面を示す正面
図である。
【0094】図18において、600は感光ドラム7の
基部を構成する中空ドラムシリンダとしてのアルミシリ
ンダーであり、この上に感光層を塗工する。
【0095】601はアルミシリンダー600の感光層
部(像担持部)、602はアルミシリンダー600の塗
工上面アルミ地金露出部、603はアルミシリンダー6
00の塗工下面アルミ地金露出部である。
【0096】感光ドラム7の一般的な塗工方法として
は、感光層を溶融した図示しない炉にアルミシリンダー
600を図18の露光上面605までつけ、引き上げた
後、感光ドラム7内部に付着した感光層を溶剤、図示し
ないブレード等により剥離する。
【0097】また、感光ドラム7の外周面は図示しない
ブレード等により、塗工下面アルミ地金露出部603と
感光層部601との剥離境界部(境界線部)606まで
感光層を剥離する。
【0098】以下、ドラムユニット7bの組み立て方法
を説明する。
【0099】組み立て手順はドラムフランジ501を感
光ドラム7に嵌入し(図21参照)、爪押工具631に
て締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hを感光
ドラム7の長手中心側へ屈曲させる。
【0100】図19はドラムフランジ501と感光ドラ
ム7の寸法関係を示した図である。
【0101】感光ドラム7の内径D707とドラムフラ
ンジ501のフランジ圧入部の関係は、ドラムフランジ
本体50の圧入嵌合部51の外径D501が感光ドラム
7の内径D707の1.0005倍〜1.005倍であ
り、軽圧入嵌合部52の外径D502が感光ドラム7の
内径D707の0.999〜1.002倍であり、挿入
ガイド部53の外径D503が感光ドラム7内径D70
7に対して完全隙間嵌めで構成されている。
【0102】ドラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部5
2は挿入ガイド部53との間にエッジ部52aを持つ
(図5参照)。
【0103】ドラムフランジ本体50の圧入嵌合部51
の外径D501、軽圧入嵌合部52の外径D502、挿
入ガイド部53の外径D503、感光ドラム7の内径D
707の公差中心値の関係は、 D501>D502>D707>D503 であり、圧入嵌合部51の外径D501は感光ドラム7
の内径D707より、公差関係で確実に大きい。
【0104】挿入ガイド部53の外径D503は感光ド
ラム7の内径D707より、公差関係で確実に小さい。
【0105】軽圧入嵌合部52の外径D502は感光ド
ラム7の内径D707とは、公差中心値では大きいが、
公差レンジでは、隙間嵌めとなる状態もある。
【0106】図20はドラムフランジ501を感光ドラ
ム7に嵌入した図である。
【0107】本実施の形態例では、塗工下面アルミ地金
露出部602側に締結板90を具備したドラムフランジ
501を感光ドラム7に組付ける。
【0108】ドラムフランジ501を感光ドラム7に嵌
入するとドラムフランジ本体50の挿入ストッパー65
が感光ドラム7の長手位置を決める嵌入ストッパーとし
て機能する。
【0109】図21は締結板90のシリンダー締結爪9
1a〜91hを所定の位置まで爪押工具631で挿入す
ることを示した説明図である。
【0110】爪押工具631は締結板90のシリンダー
締結爪91a〜91hの根元近傍の押圧箇所99を爪押
し部F63で押し、図23の位置まで感光ドラム7にシ
リンダー締結爪91a〜91hを押し込んで締結力を出
す。この時シリンダー締結爪91a〜91hの感光ドラ
ム7との当接位置651は前記軽圧入嵌合部52の端部
に設けたエッジ部52aとほぼ同位置である。
【0111】このように構成することで、シリンダー締
結爪91a〜91hと軽圧入嵌合部52のエッジ52a
が感光ドラム7を内部から押し、シリンダー締結爪91
a〜91hによる感光ドラム7の真円度悪化を最小に抑
える。
【0112】また、フランジ締結爪92a〜92hが軽
圧入嵌合部52の内壁52bに対し感光ドラム7の長手
方向で中心側(内側)を向いているので、シリンダー締
結爪91a〜91hを押すことで、フランジ締結爪92
a〜92hが軽圧入嵌合部52を押し開き、さらに真円
度悪化を防ぐ相乗効果を生む。
【0113】また、シリンダー締結爪91a〜91hは
フランジ締結爪92a〜92hとは逆に感光ドラム7の
長手方向の外側を向いているので、弾性変形の戻り力に
おいても、相乗効果を生み結合力をアップし、信頼性を
向上させる。
【0114】図22はドラムフランジ501を感光ドラ
ム7の中心側から外側に見たドラムフランジ501の図
である。
【0115】図22において、図21に示す爪押工具6
31の押圧箇所99を平面上で示している。爪押工具6
31の爪押し部F63が図示した締結板90の裏面を感
光ドラム7の長手方向中心側に押す。押圧箇所99はシ
リンダー締結爪91a〜91hの円周方向ほぼ中央位置
で、熱カシメボス54a〜54hのP.C.Dより外側
を押している。
【0116】これにより、シリンダー締結爪91a〜9
1hを挿入方向に直角に安定して曲げることができ、真
円度向上、結合信頼性が向上する。
【0117】そして、爪押工具631が締結板90の押
圧箇所99を押すことで、シリンダー締結爪91a〜9
1hには屈折部91a1〜91h1(図21参照)の近
傍に図23に示す屈曲部91a2〜91h2が形成され
る。
【0118】図23は感光ドラム7に装着されたドラム
フランジ501の断面図である。
【0119】締結板90のシリンダー締結爪91a〜9
1hは図のように折り曲げられた位置651で感光ドラ
ム7の内壁7iに当接する。この位置は、図18に示す
感光ドラム7の感光層部601とアルミ地金露出部60
3との剥離境界部606であり、真円度もそれほど重視
されておらず、ドラムユニット7bの歩留まりをあげ、
量産性を向上し、品質の向上を図れる。
【0120】図24は組立後のドラムユニット7bにお
ける締結板90とドラムアース板70の関係を示す側面
図である。詳しくは組立後のドラムユニット7bにおい
て感光ドラム7を透視してドラムフランジ501との結
合部を示した図である。
【0121】図21に示す爪押工具631を押すこと
で、締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hはド
ラムアース板70のアースバネ接点部73a,73bか
ら離れた位置で感光ドラム7の内壁7iにクサビ状にひ
っかかった状態に当接する。
【0122】図25は図24に示す締結板90とドラム
アース板70の関係を示す詳細図である。詳しくは図2
4においてK66にて示す部分の詳細図であり、ドラム
アース板70のシリンダー接点部73a,73bと締結
板90のシリンダー締結爪91a〜91hの位置関係を
示した図である。
【0123】締結板90のシリンダー締結爪91a〜9
1hは図12に示すように突端が四角形の形状をしてお
り、締結板90は導通部材なので、シリンダー締結爪9
1a〜91hの突端形状の四角形のエッジ部911でさ
らに確実に導通がとれる。また、締結板90を押すこと
で、シリンダー締結爪91a〜91hのエッジ部911
とドラムアース板70のシリンダー接点部73a,73
bとの距離が離れ接触領域が大きくなり、導通接点の信
頼性が格段にあがる。また、確実に感光ドラム7の内壁
7iに食い込みさらに導通性が良くなる。なお、斜線域
911aは感光ドラム7の内壁7iに付着している感光
層の塗工膜が締結板90のシリンダー締結爪91a〜9
1hにより剥離された部分である。
【0124】図26はドラムフランジ501においてド
ラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部52と締結板90
のフランジ締結爪92a〜92hがない時の感光ドラム
7の真円度悪化の影響を示した図である。詳しくは、感
光ドラム7の肉厚を1mmとし、ドラムフフンジ本体5
0の軽圧入嵌合部52と締結板90のフランジ締結爪9
2a〜92hがない時の感光ドラム7の真円度悪化の影
響を示した図である。
【0125】図26において、一点鎖線が感光ドラム7
と締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hとの当
接箇所である。図から明らかなように、一点鎖線部分の
感光ドラム7の外径真円度の形状が唐突であり、真円度
は14.9μmである。
【0126】図27は本実施の形態によるドラムフラン
ジ501を用いた時の感光ドラム7の真円度を示した図
であり、(a)は感光ドラム7に締結板90のフランジ
締結爪92a〜92hが当接している位置での感光ドラ
ム7の外径真円度を示した図、(b)は感光ドラム7に
締結板90のフランジ締結爪92a〜92hが当接して
いる位置から約3mm程度離れた位置での感光ドラム7
の外径真円度を示した図である。
【0127】図27の(a)において、一点鎖線が感光
ドラム7と締結板90のシリンダー締結爪91a〜91
hとの当接箇所である。図から明らかなように、ドラム
フランジ本体50の軽圧入嵌合部52と締結板90のフ
ランジ締結爪92a〜92hのため、感光ドラム7の外
径真円度の形状はなだらかであり、真円度は10.4μ
mである。
【0128】図27の(b)において、一点鎖線が感光
ドラム7と締結板90のシリンダー締結爪91a〜91
hとの当接箇所である。図から明らかなように、締結板
90のシリンダー締結爪91a〜91hの影響はほぼな
くなり、真円度も8.8μmである。
【0129】本実施の形態では図示しないが、締結板9
0のシリンダー締結爪91a〜91hの感光ドラム7へ
の当接位置は、感光ドラム7上の現像ローラー(現像手
段)10cとの距離を保つ付き当て部の付き当て基準と
印字領域(前述したアルミシリンダー600の感光層部
601)の間にあり、突き当て基準からは3mm以上離
れており、印字領域から15mm以上離れている。
【0130】これにより、ドラムユニット7bの歩留ま
りがあがり、形成画像の画質が向上し、ドラムユニット
7bの品質向上、生産性が向上する。
【0131】〔ドラムフランジの他の実施の形態例〕図
28は前述ドラムフランジ501の他の実施の形態例を
示す正面図であり、図29は図28に示すドラムフラン
ジの側面図である。
【0132】図28及び図29において、801は前述
の締結板90と同様な構成のステンレス鋼、りん青銅等
の導通性をもった締結板、802は感光ドラム7の端部
に嵌入されるドラムフランジ本体、803はドラムフラ
ンジ本体802とインサート成型等により一体化された
導通性を持つSUS等の中心軸、804は締結板801
に設けられて円中心内側へ放射状に向かう第三の爪とし
ての放射状の爪である。
【0133】本実施の形態例によるドラムフランジ80
0は、導通性を持つ中心軸803と接し図示しないプリ
ンタ本体側のアース部から該導通軸803を経由し、締
結板801のシリンダー締結爪801a〜801hによ
り、前述実施の形態例のドラムフランジ501と同じよ
うに、感光ドラム7の内壁7iに確実に接地する。
【0134】このことにより、前述実施の形態例のドラ
ムフランジ501のようにアース板70を特別に用意し
なくてもよく、部品点数が減り、組み立て性が向上し、
コストダウンし、品質の向上も図ることができる。
【0135】〔締結板の他の実施の形態例〕図30は締
結板90の他の実施の形態例を示す正面図である。
【0136】本実施の形態例では、締結板901がりん
青銅、ステンレス鋼等の導通性をもった部材で作製され
ており、アース接点902を導通軸42bの嵌合穴90
1aの中心部で構成した他は前述実施の形態例の締結板
901と同じ構成になっている。同図において、902
a〜902hはシリンダー締結爪、903a〜903h
はフランジ締結爪である。
【0137】このことにより、前述実施の形態例のドラ
ムフランジ501のようにドラムアース板70を特別に
用意しなくてもよく、ドラムフランジ501の部品点数
が減り、組み立て性が向上し、コストダウンし、品質の
向上も図ることができる。
【0138】以上説明したように、本実施の形態に係る
ドラムフランジ501によれば、ドラムフランジ本体5
0の圧入嵌合部51に固着された締結板90のシリンダ
ー締結爪91a〜91hのそれぞれが感光ドラム7の長
手方向中心側(内側)に弾性変形して曲げられた屈曲部
91a2〜91h2を一部に有して感光ドラム7の内壁
7iにクサビ状にひっかかり、ドラムフランジ本体50
を感光ドラム7の長手方向中心側に付勢するので、ドラ
ムフランジ本体50と感光ドラム7との結合力をより強
固にでき、ドラムユニット7bの品質向上を図ることが
できる。
【0139】また、締結板90のシリンダー締結爪91
a〜91hの外接円の直径D901を感光ドラム7の内
径D707の1.01〜1.05倍の範囲になるように
シリンダー締結爪91a〜91hの長さを限定すること
により、締結板90の生産性をあげ、かつ、感光ドラム
7との結合強度を明確にでき、ドラムユニット7bの品
質向上、生産性の向上を図ることができる。
【0140】また、ドラムフランジ本体50の円盤面6
2に、締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hに
対応して貫通穴55a〜55hを設けることにより、締
結板90のシリンダー締結爪91a〜91hが確実に曲
げられているか感光ドラム7との結合の確認ができ、ド
ラムユニット7bの品質向上を図ることができる。
【0141】また、締結板90のシリンダー締結爪91
a〜91hを8本にすることにより、感光ドラム7の径
方向外側に開く力を分散でき、感光ドラム7の真円度が
向上し、形成画像の画質向上、ドラムユニット7bの品
質向上を図ることができる。
【0142】また、ドラムフランジ本体50の円盤面6
2に設けた貫通穴55a〜55hから爪押工具631を
使うことにより、確実、かつ簡単に締結板90のシリン
ダー締結爪91a〜91hを折り曲げることができ、ド
ラムユニット7bの量産性向上、品質向上を図ることが
できる。
【0143】また、ドラムフランジ本体50を低融点の
樹脂材料により作製し、締結板90をステンレス鋼、り
ん青銅などの高融点材料により作製して、ドラムフラン
ジ本体50に設けた少なくとも2本の熱カシメボス54
a〜54hを締結板90の熱カシメボス用穴95a〜9
5hに嵌合させて溶融固化することにより、締結板90
を簡単にドラムフランジ本体50に溶融固着でき、ドラ
ムフランジ501の量産性向上、コストダウンなどを図
ることができる。
【0144】また、ドラムフランジ本体50の少なくと
も2本以上の熱カシメボス54a〜54hを締結板90
のシリンダー締結爪91a〜91hのそれぞれについて
シリンダー締結爪91a〜91hの中心線91oから等
距離の線対称位置に配することにより、シリンダー締結
爪91a〜91hの弾性変形時のねじれをおさえ、感光
ドラム7との結合力を安定させ、ドラムユニット7bの
品質向上を図ることができる。
【0145】また、ドラムフランジ本体50の少なくと
も2本以上の熱カシメボス54a〜54hが締結板90
のシリンダー締結爪91a〜91hの爪幅よりも外側に
配され、かつシリンダー締結爪91a〜91hの中心線
91oに対して対向していることにより、さらにシリン
ダー締結爪91a〜91hの弾性変形時のねじれをおさ
え、感光ドラム7との結合力を安定させ、ドラムユニッ
ト7bの品質向上を図ることができる。
【0146】また、ドラムフランジ本体50の少なくと
も2本以上の熱カシメボス54a〜54hを8本とする
ことにより、感光ドラム7に対する締結板90のシリン
ダー締結爪91a〜91hの結合力の安定化、ドラムユ
ニット7bの量産性向上、品質向上、コストダウンを図
ることができる。
【0147】また、ドラムフランジ本体50の圧入嵌合
部51が軽圧入嵌合部52を有するとともに締結板90
のシリンダー締結爪91a〜91hを感光ドラム7の内
壁7iに当接させるための切り欠き60a〜60hを有
し、締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hがド
ラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部52のエッジ部5
2aと一致する位置で感光ドラム7の内壁7iに取り付
けられることにより、感光ドラム7に対しシリンダー締
結爪91a〜91hと軽圧入嵌合部52が押圧するた
め、感光ドラム7に押圧力が均等に働き、感光ドラム7
の真円度の悪化が抑えられ、形成画像の画質向上、ドラ
ムユニット7bの品質向上を図ることができる。
【0148】また、ドラムフランジ本体50の圧入嵌合
部51と軽圧入嵌合部52の外径D501,D502を
感光ドラム7の内径D707の0.999倍〜1.00
5倍の範囲にすることにより、ドラムユニット7bの量
産性向上、品質向上を図ることができる。
【0149】また、締結板90のフランジ締結爪92a
〜92hを感光ドラム7の中心側(内側)に屈折させて
ドラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部52の内壁52
bに当接させ、締結板90のシリンダー締結爪91a〜
91hを感光ドラム7の中心側に押圧することで、フラ
ンジ締結爪92a〜92hは軽圧入嵌合部52の内壁5
2bを介して感光ドラム7の内壁7iを押し、これによ
りドラムフランジ501と感光ドラム7との結合力がさ
らにアップするとともに、締結板90自体のシリンダー
締結爪91a〜91hによる変形も抑えることができ、
感光ドラム7の真円度悪化をさらに抑え、ドラムユニッ
ト7bの品質向上、画質向上を図ることができる。
【0150】また、締結板90のフランジ締結爪92a
〜92hをドラムフランジ本体50の少なくとも2本以
上の熱カシメボス54a〜54hの近傍に配備すること
により、シリンダー締結爪91a〜91hを感光ドラム
7の長手方向中心側(内側)に押し込む力をフランジ締
結爪92a〜92hが受けることができ、ドラムフラン
ジ本体50の少なくとも2本以上の熱カシメボス54a
〜54hにかかる負荷を少なくし、熱カシメボスの破壊
等が起こらず、ドラムユニット7bの量産性向上、品質
向上を図ることができる。
【0151】また、締結板90のフランジ締結爪92a
〜92hの数を8本とすることにより、感光ドラム7を
直接押すシリンダー締結爪91a〜91hの数と、ドラ
ムフランジ本体50の軽圧入嵌合部52の内壁52bを
介して感光ドラム7を押すフランジ締結爪92a〜92
hの数を多くでき、感光ドラム7の真円度を向上でき、
ドラムフランジ本体50の軽圧入嵌合部52の熱カシメ
ボス54a〜54hの数を最小にでき、感光ドラム7と
の結合力を安定でき、ドラムユニット7bの量産性向
上、品質向上、コストダウンを図ることができる。
【0152】また、締結板90のシリンダー締結爪91
a〜91hは爪押工具631を用いてドラムフランジ本
体50の熱カシメボス54a〜54hより外側位置の爪
幅中心部が感光ドラム7の長手方向中心側(内側)へ押
圧変形して曲げられることにより、シリンダー締結爪9
1a〜91hがねじれることなく容易に弾性変形し、ド
ラムユニット7bの量産性向上、品質向上を図ることが
できる。
【0153】また、感光ドラム7の真円度悪化要因とな
る、締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hとの
当接部を、精度を必要としない像担持部601と地金露
出部603との塗工境界部606近傍にもっていくこと
により、感光ドラム7の真円度悪化要因を払拭できる
上、ドラムユニット7bの量産性向上、品質向上を図る
ことができ、形成画像の画質向上をも図ることができ
る。
【0154】また、感光ドラム7の真円度悪化要因とな
る、締結板90のシリンダー締結爪91a〜91hとの
当接部を、感光ドラム7の画像領域(印字領域601)
と現像ローラー10cの当接基準である感光ドラム7の
突き当て部から十分とうざけることにより、ドラムユニ
ット7bの品質向上を図ることができ、形成画像の画質
向上が図れる。
【0155】また、ドラムフランジの他の実施の形態例
で示した如く、ドラムフランジ本体802が導通性の中
心軸803と一体的に構成されているときは、締結板8
01を導通性の部材とすることで、特にアース板を必要
とせず、接合力、確実な導通性を得ることができ、ま
た、部品を少なくすることで、組み立て性が向上し、品
質向上、量産性向上ができる。
【0156】また、締結板90を導電性材料により作製
することで、導通軸42bとの導通性が向上し、ドラム
ユニット7bの品質向上を図ることができる。
【0157】また、締結板90を市場に普及しているス
テンレス鋼板やりん青銅板を用いて作製することによ
り、安価で、かつ信頼性が高く、品質の高いドラムユニ
ット7bの提供が可能となる。
【0158】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態に
おいては、ドラムフランジを円筒部材としての電子写真
感光体である感光ドラムに装着した場合を例示したが、
本発明に係るドラムフランジは真円度を最小にするため
に現像手段の現像ローラにも好適に適用することができ
る。従って、本発明に係る円筒部材としては、感光ドラ
ムだけでなく、現像手段の現像ローラも含む。
【0159】また、前述した実施の形態で示したプロセ
スカートリッジBは単色画像を形成する場合を例示した
が、本発明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複
数設け、複数色の画像(2色画像、3色画像あるいはフ
ルカラー等)を形成するカートリッジにも好適に適用す
ることができる。
【0160】また、電子写真感光体としては、前記感光
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。先ず感光体として光導電体が用いられ、光導電体と
しては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレ
ン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)
等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状として
は、例えばドラム状またはベルト状のものが用いられて
おり、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ
合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着あるいは塗工等を
行ったものである。
【0161】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0162】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正または
負のイオンを感光ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0163】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでもよい。
【0164】また感光ドラムに残存するトナーのクリー
ニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブ
ラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0165】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体及び現像手段と、少なくともプロ
セス手段の一つを備えたものである。従って、そのプロ
セスカートリッジの態様としては、前述した実施の形態
のもの以外にも、例えば電子写真感光体及び現像手段と
帯電手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装置
に着脱可能とするもの、電子写真感光体及び現像手段と
クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、画像
形成装置に着脱可能とするもの、或いは電子写真感光体
と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装
置に着脱可能とするもの等がある。
【0166】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンターを例示し
たが、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電
子写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセ
ッサ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可
能である。
【0167】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドラムフ
ランジによれば、フランジ本体の圧入嵌合部に固着され
た弾性板部材の複数の爪のそれぞれが円筒部材の長手方
向中心側(内側)へ弾性変形して曲げられた屈曲部によ
り円筒部材の内壁にクサビ状にひっかかり、フランジ本
体を円筒部材の長手方向中心側に付勢することができる
ので、フランジ本体と円筒部材との結合力をより強固に
できる。
【0168】また、本発明の円筒部材によれば、ドラム
フランジのフランジ本体の圧入嵌合部に固着された弾性
板部材の複数の爪のそれぞれが円筒部材の長手方向中心
側(内側)へ弾性変形して曲げられた屈曲部により円筒
部材の内壁にクサビ状にひっかかり、フランジ本体を円
筒部材の長手方向中心側に付勢することができるので、
ドラムフランジを強固に結合できて、高速回転化、高寿
命化などに対応できる。
【0169】また、本発明のプロセスカートリッジによ
れば、カートリッジ枠体に支持された電子写真感光体が
具備するドラムフランジのフランジ本体の圧入嵌合部に
固着された弾性板部材の複数の爪のそれぞれが円筒部材
の長手方向中心側(内側)へ弾性変形して曲げられた屈
曲部により電子写真感光体の内壁にクサビ状にひっかか
り、フランジ本体を電子写真感光体の長手方向中心側に
付勢することができるので、ドラムフランジを電子写真
感光体に強固に結合できて、電子写真感光体の高速回転
化、高寿命化などに対応できる。
【0170】また、本発明の電子写真画像形成装置によ
れば、プロセスカートリッジのカートリッジ枠体に支持
された電子写真感光体が具備するドラムフランジのフラ
ンジ本体の圧入嵌合部に固着された弾性板部材の複数の
爪のそれぞれが円筒部材の長手方向中心側(内側)へ弾
性変形して曲げられた屈曲部により電子写真感光体の内
壁にクサビ状にひっかかり、フランジ本体を電子写真感
光体の長手方向中心側に付勢することができるので、ド
ラムフランジを電子写真感光体に強固に結合できて、電
子写真感光体の高速回転化、高寿命化などに対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジを使用した電子写真画像
形成装置の縦断面図である。
【図2】図1に示す電子写真画像形成装置に使用される
プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】感光ドラムの支持構造を示す側面図である。
【図4】ドラムユニットの非駆動側のドラムフランジ近
傍の断面図である。
【図5】ドラムフランジ本体の側面図である。
【図6】ドラムフランジ本体の背面図である。
【図7】ドラムフランジ本体の正面図である。
【図8】ドラムアース板の正面図である。
【図9】ドラムアース板の成形前の正面図である。
【図10】ドラムアース板の上面図である。
【図11】ドラムアース板の側面図である。
【図12】締結板の正面図である。
【図13】締結板の側面図である。
【図14】ドラムフランジの側面図である。
【図15】ドラムフランジの断面図である。
【図16】ドラムフランジ本体への取り付け方法を示し
た説明図である。
【図17】ドラムフランジの正面図である。
【図18】感光ドラムの塗工面を示す正面図である。
【図19】ドラムフランジと感光ドラムの径の関係を示
した図である。
【図20】ドラムフランジを感光ドラムに嵌入した状態
の図である。
【図21】締結板のシリンダー締結爪を爪押工具で挿入
する時の説明図である。
【図22】ドラムフランジを感光ドラムの中心側から外
側に見たドラムフランジの図である。
【図23】感光ドラム7に装着されたドラムフランジの
断面図である。
【図24】組立後のドラムフランジにおける締結板とア
ース板の関係を示す側面図である。
【図25】締結板とアース板の関係を示す詳細図であ
る。
【図26】ドラムフランジにおいてドラムフランジ本体
の軽圧入嵌合部と締結板のフランジ締結爪がない時の感
光ドラムの真円度悪化の影響を示した図である。
【図27】本実施の形態によるドラムフランジを用いた
時の感光ドラムの真円度を示した図であり、(a)は感
光ドラムに締結板のフランジ締結爪が当接している位置
での感光ドラムの外径真円度を示した図、(b)は感光
ドラムに締結板のフランジ締結爪が当接している位置か
ら約3mm程度離れた位置での感光ドラムの外径真円度
を示した図である。
【図28】ドラムフランジの他の実施の形態を示す正面
図である。
【図29】図28に示すドラムフランジの側面図であ
る。
【図30】締結板の他の実施の形態例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
2a ガイド部(装着手段) 7 感光ドラム(電子写真感光体(円筒部材)) 8 帯電手段 10 現像手段 11 クリーニング手段 12 カートリッジ枠体 13 搬送手段 50 ドラムフランジ本体(フランジ本体) 51 圧入嵌合部 52 軽圧入嵌合部(第二の圧入嵌合部) 54a〜54h 熱カシメボス(突起) 55a〜55h ドラムフランジ本体の貫通穴 60a〜60h 切り欠き 62 円盤面(端面) 90 締結板(弾性板部材) 91a〜91h シリンダー締結爪(複数の爪) 91a1〜91h1 折曲部 91a2〜91h2 屈曲部 92a〜92h フランジ締結爪(第二の複数の
爪) 501 ドラムフランジ 600 アルミシリンダー(中空ドラムシリンダ) 601 感光層部(像担持部) 603 アルミ地金露出部(地金露出部) 606 剥離境界部(境界線部) 631 爪押工具(挿入治具) 801 爪(第三の爪) 803 中心軸 B プロセスカートリッジ

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置に用いられる円筒
    部材の少なくとも一方の端部に装着されるドラムフラン
    ジであって、 前記円筒部材の長手方向端部側に端面を有するとともに
    前記端面より円筒部材の長手方向中心側に圧入嵌合部を
    有するフランジ本体と、前記フランジ本体の圧入嵌合部
    に前記円筒部材の長手方向中心側で端面と平行に固着さ
    れた板状の弾性体からなる弾性板部材とを備え、 前記弾性板部材は前記円筒部材の径方向に放射状に突出
    して前記フランジ本体の端面側に屈折された複数の爪を
    有し、 前記弾性板部材の複数の爪はそれぞれの爪に外接する外
    接円の直径が前記円筒部材の内径より大きくなるように
    形成されており、 前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に
    嵌入された状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部
    材の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を
    一部に有して前記円筒部材の内壁に取り付けられること
    を特徴とするドラムフランジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドラムフランジにおい
    て、前記弾性板部材の有する複数の爪の外接円の直径は
    前記円筒部材の内径の1.01〜1.05倍の範囲にあ
    ることを特徴とするドラムフランジ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のドラムフランジにおい
    て、前記フランジ本体の端面に前記弾性板部材の複数の
    爪と対向して複数の貫通穴が設けられ、前記複数の爪の
    それぞれが前記円筒部材の長手方向中心側へ弾性変形し
    て曲げられた屈曲部を一部に有して前記円筒部材の内壁
    に取り付けられることを特徴とするドラムフランジ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか一項に記載のド
    ラムフランジにおいて、前記弾性板部材の有する複数の
    爪の数は8本であること特徴とするドラムフランジ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一項に記載のド
    ラムフランジにおいて、前記複数の爪のそれぞれは前記
    フランジ本体の端面に設けられた貫通穴から挿入治具を
    挿入し、前記円筒部材の長手方向中心側へ押圧変形され
    て曲げられた屈曲部を一部に有して前記円筒部材の内壁
    に取り付けられることを特徴とするドラムフランジ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか一項に記載のド
    ラムフランジにおいて、前記フランジ本体は低融点材料
    からなって前記円筒部材の長手方向中心側に長手方向端
    部側の端面と平行な内側端面を有するとともに前記内側
    端面に少なくとも2つの突起を有し、前記弾性板部材は
    高融点材料からなって前記フランジ本体のそれぞれの突
    起が個々に嵌合する穴を有し、前記弾性板部材の各穴に
    嵌入した前記フランジ本体の突起を溶融固化して前記弾
    性板部材を前記フランジ本体に固着していることを特徴
    とするドラムフランジ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のドラムフランジにおい
    て、前記フランジ本体の有する少なくとも2つの突起は
    前記弾性板部材の複数の爪のそれぞれについて爪の中心
    線から等距離の線対称位置に配してあることを特徴とす
    るドラムフランジ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のドラムフランジにおい
    て、前記フランジ本体の有する少なくとも2つの突起は
    前記弾性板部材の爪の幅よりも外側に配され、かつ爪の
    中心線に対して対向していることを特徴とする円筒部
    材。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のドラムフランジにおい
    て、前記フランジ本体の有する少なくとも2つの突起は
    圧入嵌合部と同軸上に8本配してあることを特徴とする
    ドラムフランジ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか一項に記載の
    ドラムフランジにおいて、前記フランジ本体の圧入嵌合
    部は前記円筒部材の長手方向中心側に第二の圧入嵌合部
    を有するとともに前記複数の爪のそれぞれを前記円筒部
    材の内壁に当接させるための切り欠きを有し、前記複数
    の爪のそれぞれが前記フランジ本体の第二の圧入嵌合部
    の前記円筒部材の長手方向中心側の端部と一致する位置
    で前記円筒部材の内壁に取り付けられることを特徴とす
    るドラムフランジ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のドラムフランジに
    おいて、前記フランジ本体の圧入嵌合部及び第二の圧入
    嵌合部の外径は前記円筒部材の内径の0.999倍〜
    1.005倍の範囲にあることを特徴とするドラムフラ
    ンジ。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載のドラムフ
    ランジにおいて、前記弾性板部材は前記円筒部材の径方
    向に放射状に突出して円筒部材の長手方向中心側に屈折
    された第二の複数の爪を有し、前記第二の複数の爪はそ
    れぞれの爪に外接する外接円の直径が前記第二の圧入嵌
    合部の内径より大きくなるように形成され、前記第二の
    圧入嵌合部の内壁には前記第二の複数の爪のそれぞれが
    弾性変形して当接してことを特徴とするドラムフラン
    ジ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のドラムフランジに
    おいて、前記弾性板部材の第二の複数の爪は前記フラン
    ジ本体の有する少なくとも2つの突起の近傍に設けられ
    ていることを特徴とするドラムフランジ。
  14. 【請求項14】 請求項6又は13に記載のドラムフラ
    ンジにおいて、前記弾性板部材の有する第二の複数の爪
    の数は8本であることを特徴とするドラムフランジ。
  15. 【請求項15】 請求項3乃至14の何れか一項に記載
    のドラムフランジにおいて、前記複数の爪のそれぞれは
    前記フランジ本体の有する貫通穴から挿入治具を挿入
    し、前記フランジ本体の有する少なくとも2つの突起よ
    り円周外側位置の爪幅中心部に前記円筒部材の長手方向
    中心側へ押圧変形して曲げられた屈折部を有して前記円
    筒部材の内壁に取り付けられることを特徴とするドラム
    フランジ。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15の何れか一項に記載
    のドラムフランジにおいて、前記複数の爪のそれぞれは
    屈曲部を屈折部近傍に有していることを特徴とするドラ
    ムフランジ。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16の何れか一項に記載
    のドラムフランジにおいて、前記フランジ本体は樹脂材
    料により作製され、前記弾性板部材は導電性材料により
    作製されていることを特徴とするドラムフランジ。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17の何れか一項に記載
    のドラムフランジにおいて、前記フランジ本体は中心に
    導電性の中心軸を有し、前記弾性板部材は中心部に前記
    中心軸を内包する穴を有するとともに前記穴に放射状に
    内向して前記中心軸に導電接触する第三の爪を有するこ
    とを特徴とするドラムフランジ。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至18の何れか一項に記載
    のドラムフランジにおいて、前記弾性板部材はステンレ
    ス鋼板で作製されていることを特徴とするドラムフラン
    ジ。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至18の何れか一項に記載
    のドラムフランジにおいて、前記弾性板部材はりん青銅
    で作製されていることを特徴とするドラムフランジ。
  21. 【請求項21】 電子写真画像形成装置に用いられ、少
    なくとも一方の端部にドラムフランジを具備する円筒部
    材であって、 前記ドラムフランジは前記円筒部材の長手方向端部側に
    端面を有するとともに前記端面より円筒部材の長手方向
    中心側に圧入嵌合部を有するフランジ本体と、前記フラ
    ンジ本体の圧入嵌合部に前記円筒部材の長手方向中心側
    で端面と平行に固着された板状の弾性体からなる弾性板
    部材とを備え、 前記弾性板部材は前記円筒部材の径方向に放射状に突出
    して前記フランジ本体の端面側に屈折された複数の爪を
    有し、 前記弾性板部材の複数の爪はそれぞれの爪に外接する外
    接円の直径が前記円筒部材の内径より大きくなるように
    形成されており、 前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に
    嵌入された状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部
    材の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を
    一部に有して前記円筒部材の内壁に取り付けられている
    ことを特徴とする円筒部材。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の円筒部材におい
    て、前記ドラムフランジの弾性板部材の有する複数の爪
    の外接円の直径は前記円筒部材の内径の1.01〜1.
    05倍の範囲にあることを特徴とする円筒部材。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の円筒部材におい
    て、前記ドラムフランジのフランジ本体の端面に弾性板
    部材の複数の爪と対向して複数の貫通穴が設けられ、前
    記複数の爪のそれぞれがフランジ本体の貫通穴と対向す
    る位置で前記円筒部材の長手方向中心側へ弾性変形して
    曲げられた屈曲部を一部に有して前記円筒部材の内壁に
    取り付けられていることを特徴とする円筒部材。
  24. 【請求項24】 請求項21乃至23の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジの弾性板部
    材の有する複数の爪の数は8本であること特徴とする円
    筒部材。
  25. 【請求項25】 請求項21乃至24の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記複数の爪のそれぞれはフラ
    ンジ本体の端面に設けられた貫通穴から挿入治具を挿入
    し、前記円筒部材の長手方向中心側へ押圧変形されて曲
    げられた屈曲部を一部に有して前記円筒部材の内壁に取
    り付けられていることを特徴とする円筒部材。
  26. 【請求項26】 請求項21乃至25の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジのフランジ
    本体は低融点材料からなって前記円筒部材の長手方向中
    心側に長手方向端部側の端面と平行な内側端面を有する
    とともに前記内側端面に少なくとも2つの突起を有し、
    前記弾性板部材は高融点材料からなって前記フランジ本
    体のそれぞれの突起が個々に嵌合する穴を有し、前記弾
    性板部材の各穴に嵌入した前記フランジ本体の突起を溶
    融固化して前記弾性板部材を前記フランジ本体に固着し
    ていることを特徴とする円筒部材。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の円筒部材におい
    て、前記フランジ本体の有する少なくとも2つの突起は
    前記弾性板部材の複数の爪のそれぞれについて爪の中心
    線から等距離の線対称位置に配してあることを特徴とす
    る円筒部材。
  28. 【請求項28】 請求項26に記載の円筒部材におい
    て、前記ドラムフランジのフランジ本体の有する少なく
    とも2つの突起は弾性板部材の爪の幅よりも外側に配さ
    れ、かつ爪の中心線に対して対向していることを特徴と
    する円筒部材。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載の円筒部材におい
    て、前記ドラムフランジのフランジ本体の有する少なく
    とも2つの突起は圧入嵌合部と同軸上に8本配してある
    ことを特徴とする円筒部材。
  30. 【請求項30】 請求項21乃至29の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジのフランジ
    本体の圧入嵌合部は前記円筒部材の長手方向中心側に第
    二の圧入嵌合部を有するとともに前記複数の爪のそれぞ
    れを前記円筒部材の内壁に当接させるための切り欠きを
    有し、前記複数の爪の前記円筒部材の内壁との当接位置
    が、前記フランジ本体の第二の圧入嵌合部の前記円筒部
    材の長手方向中心側の端部と一致していることを特徴と
    する円筒部材。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の円筒部材におい
    て、前記ドラムフランジのフランジ本体の圧入嵌合部及
    び第二の圧入嵌合部の外径は前記円筒部材の内径の0.
    999倍〜1.005倍の範囲にあることを特徴とする
    円筒部材。
  32. 【請求項32】 請求項30又は31に記載の円筒部材
    において、前記ドラムフランジの弾性板部材は前記円筒
    部材の径方向に放射状に突出して円筒部材の長手方向中
    心側に屈折された第二の複数の爪を有し、前記第二の複
    数の爪はそれぞれの爪に外接する外接円の直径が前記第
    二の圧入嵌合部の内径より大きくなるように形成され、
    前記第二の圧入嵌合部の内壁には前記第二の複数の爪の
    それぞれが弾性変形して当接していることを特徴とする
    円筒部材。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の円筒部材におい
    て、前記弾性板部材の第二の複数の爪は前記フランジ本
    体の有する少なくとも2つの突起の近傍に設けられてい
    ることを特徴とする円筒部材。
  34. 【請求項34】 請求項32又は33に記載の円筒部材
    において、前記弾性板部材の有する第二の複数の爪の数
    は8本であることを特徴とする円筒部材。
  35. 【請求項35】 請求項23乃至33の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記複数の爪のそれぞれは前記
    フランジ本体の有する貫通穴から挿入治具を挿入し、前
    記フランジ本体の有する少なくとも2つの突起より円周
    外側位置の爪幅中心部に前記円筒部材の長手方向中心側
    へ押圧変形して曲げられた屈折部を有して前記円筒部材
    の内壁に取り付けられていることを特徴とする円筒部
    材。
  36. 【請求項36】 請求項21乃至35の何れか一項に記
    載の円筒部材は、電子写真画像形成装置において潜像を
    担持する電子写真感光体であって、金属製の中空ドラム
    シリンダで構成されており、 前記中空ドラムシリンダは長手方向表面に感光層を塗工
    して画像情報に応じた潜像を担持するための像担持部を
    有するとともに長手方向表面の少なくとも一端に金属材
    料の地金露出部を有しており、 前記ドラムフランジは前記中空ドラムシリンダの地金露
    出部側の端部に装着されており、 前記複数の爪のそれぞれが前記ドラムフランジの貫通穴
    の位置と対向する位置で前記中空ドラムシリンダの長手
    方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有
    して前記中空ドラムシリンダの内壁に当接しており、 前記複数の爪の前記中空ドラムシリンダの内壁との当接
    位置が前記中空ドラムシリンダの長手方向で像担持部と
    地金露出部との境界線部近傍にあることを特徴とする円
    筒部材。
  37. 【請求項37】 請求項21乃至35の何れか一項に記
    載の円筒部材は、電子写真画像形成装置において画像情
    報に応じた潜像を担持する電子写真感光体であって、金
    属製の中空ドラムシリンダで構成されており、 前記中空ドラムシリンダは長手方向表面に画像情報に応
    じた潜像を担持するための印字領域を有するとともに前
    記印字領域で担持した潜像を現像するための現像手段と
    の距離を保つ付き当て部を有しており、 前記ドラムフランジは前記中空ドラムシリンダの少なく
    とも一方の端部に装着されており、 前記複数の爪のそれぞれが前記ドラムフランジの貫通穴
    の位置と対向する位置で前記中空ドラムシリンダの長手
    方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を一部に有
    して前記中空ドラムシリンダの内壁に当接しており、 前記複数の爪の前記中空ドラムシリンダの内壁との当接
    位置が前記中空ドラムシリンダの長手方向で印字領域と
    付き当て部との間に位置し、前記中空ドラムシリンダと
    の位置を保つ付き当て部からの距離が3mm以上、印字
    領域からの距離が15mm以上であることを特徴とする
    円筒部材。
  38. 【請求項38】 請求項21乃至37の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記複数の爪のそれぞれは屈曲
    部を屈折部近傍に有していることを特徴とする円筒部
    材。
  39. 【請求項39】 請求項21乃至38の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジのフランジ
    本体は樹脂材料により作製され、弾性板部材は導電性材
    料により作製されていることを特徴とする円筒部材。
  40. 【請求項40】 請求項21乃至39の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジのフランジ
    本体は中心に導電性の中心軸を有し、弾性板部材は中心
    部に前記中心軸を内包する穴を有するとともに前記穴に
    放射状に内向して前記中心軸に導電接触する第三の爪を
    有することを特徴とする円筒部材。
  41. 【請求項41】 請求項21乃至40の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジの弾性板部
    材はステンレス鋼板で作製されていることを特徴とする
    円筒部材。
  42. 【請求項42】 請求項21乃至40の何れか一項に記
    載の円筒部材において、前記ドラムフランジの弾性板部
    材はりん青銅で作製されていることを特徴とする円筒部
    材。
  43. 【請求項43】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された潜像を現像剤により現
    像するための現像手段と、 前記電子写真感光体及び前記現像手段を支持するための
    カートリッジ枠体とを有し、 前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部にドラムフ
    ランジを具備して前記カートリッジ枠体に支持されてお
    り、 前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長手方向端
    部側に端面を有するとともに前記端面より前記電子写真
    感光体の長手方向中心側に圧入嵌合部を有するフランジ
    本体と、前記フランジ本体の圧入嵌合部に前記電子写真
    感光体の長手方向中心側で端面と平行に固着された板状
    の弾性板からなる弾性板部材とを備え、前記弾性板部材
    は前記円筒部材の径方向に放射状に突出して前記フラン
    ジ本体の端面側に屈折された複数の爪を有し、 前記弾性板部材の複数の爪はそれぞれの爪に外接する外
    接円の直径が前記円筒部材の内径より大きくなるように
    形成されており、 前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に
    嵌入された状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部
    材の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を
    一部に有して前記円筒部材の内壁に取り付けられること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載のプロセスカートリ
    ッジは、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、
    前記電子写真感光体上に残留する現像剤を除去するクリ
    ーニング手段と、前記電子写真感光体と、前記現像手段
    とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを前
    記電子写真画像形成装置本体に着脱可能とすることを特
    徴とするプロセスカートリッジ。
  45. 【請求項45】 請求項43に記載のプロセスカートリ
    ッジは、前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と前
    記電子写真感光体上に残留する現像剤を除去するクリー
    ニング手段の何れか一つと、前記電子写真感光体と、前
    記現像手段とを一体的にカートリッジ化し、このカート
    リッジを前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能とす
    ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  46. 【請求項46】 プロセスカートリッジを着脱可能で、
    記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置
    において、 a.電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された潜像を現像剤により現
    像するための現像手段と、 前記電子写真感光体及び前記現像手段を支持するための
    カートリッジ枠体とを有し、 前記電子写真感光体は少なくとも一方の端部にドラムフ
    ランジを具備して前記カートリッジ枠体に支持されてお
    り、 前記ドラムフランジは前記電子写真感光体の長手方向端
    部側に端面を有するとともに前記端面より前記電子写真
    感光体の長手方向中心側に圧入嵌合部を有するフランジ
    本体と、前記フランジ本体の圧入嵌合部に前記電子写真
    感光体の長手方向中心側で端面と平行に固着された板状
    の弾性体からなる弾性板部材とを備え、 前記弾性板部材は前記円筒部材の径方向に放射状に突出
    して前記フランジ本体の端面側に屈折された複数の爪を
    有し、 前記弾性板部材の複数の爪はそれぞれの爪に外接する外
    接円の直径が前記円筒部材の内径より大きくなるように
    形成されており、 前記フランジ本体の圧入嵌合部が前記円筒部材の端部に
    嵌入された状態で前記複数の爪のそれぞれが前記円筒部
    材の長手方向中心側へ弾性変形して曲げられた屈曲部を
    一部に有して前記円筒部材の内壁に取り付けられるプロ
    セスカートリッジを、取り外し可能に装着するための装
    着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを有する
    ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
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