JPH11236123A - 樹脂ボトルの搬送処理システム - Google Patents

樹脂ボトルの搬送処理システム

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JPH11236123A
JPH11236123A JP5585598A JP5585598A JPH11236123A JP H11236123 A JPH11236123 A JP H11236123A JP 5585598 A JP5585598 A JP 5585598A JP 5585598 A JP5585598 A JP 5585598A JP H11236123 A JPH11236123 A JP H11236123A
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幸伸 西納
Tatsuhiro Nakada
竜弘 中田
Toshiaki Naka
俊明 中
Yutaka Yamagiwa
豊 山際
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィラ6とキャッパ10との間に設けられた中
間ホイール8によって樹脂ボトル16の首部をグリップ
して搬送し、受渡しをする際に、樹脂ボトル16の姿勢
を安定させる。 【解決手段】樹脂ボトル16は、上端の口部側から順
に、ねじ部16a、円筒部16bおよびフランジ16c
が形成されている。フィラ6には、樹脂ボトル16のフ
ランジ16cの下面を支持する支持部材18が設けられ
ている。中間ホイール8には、開閉して円筒部16bを
グリップ可能なグリッパ22と、このグリッパ22の下
方に設けられて、フランジ16cよりも下方の外面に当
接する支持プレート48を備えている。 【効果】ボトル16の首部だけを掴んで回転搬送すると
ボトル16の姿勢が不安定になるが、支持プレート48
によってボトル16の外面を押えているので安定した姿
勢で受渡しができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂ボトルの搬送処
理システムに係り、特に、ボトルの首の部分を保持して
搬送する搬送処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィラ、キャッパ等の回転式のボトル処
理機に、樹脂製のボトルを順次受渡して、液体の充填お
よびキャッピング等を行なう樹脂ボトルの搬送処理シス
テムが従来から広く用いられている。このような搬送処
理システムでは、回転式の各ボトル処理機の間に中間ホ
イールを配置して、樹脂ボトルの受渡しを行なうように
なっている。
【0003】回転式のフィラやキャッパ等の間でボトル
の受渡しを行なう中間ホイールや、これらフィラ等のボ
トル処理機にボトルを供給する回転式の容器供給手段と
して、回転体の外周に円周方向等間隔で設けられた一対
の開閉するアームによってボトルをグリップし、回転体
の回転によってボトルを搬送し受渡しを行なうものが従
来から広く用いられている。
【0004】一対のアームの開閉によりボトルをグリッ
プして搬送する構成では、ボトルのサイズや形状が異な
ると、ボトルをグリップする位置や解放する位置が変化
してしまうため、アタッチメントの交換その他の調整を
行なう必要があるという問題があった。そこで、ボトル
の胴部に比較して径の差が小さい首部をグリップするよ
うにして、兼用性を向上させた搬送装置がすでに知られ
ている(特願平4−129921号公報)。この公報に
記載された構成では、デッドプレート上を滑らしてボト
ルを搬送する場合には、底面の摩擦によって傾いたり不
安定であるため、ボトルの首部をグリップし、吊下げた
状態で搬送するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載された従来の搬送装置のように、ボトルの首部
をグリップして吊下げた状態で回転搬送すると、遠心力
によってボトルの下部が振られた状態になり、搬送姿勢
が不安定になってしまう。特に、回転式のボトル処理機
と中間ホイールのように回転体同士でボトルの受渡しを
行なう場合には、安定した姿勢での受渡しが極めて困難
であった。さらに、フィラによって内溶液を充填した後
のボトルを搬送する場合には、ボトルの重量が大きいた
め遠心力が強く作用し、一層不安定な搬送状態になって
しまい、受渡しも不安定であった。また、高速搬送中
に、ボトル処理機と中間ホイールとの間で、首部を吊下
げた状態のボトルの受渡しを行なうことは特に困難であ
った。
【0006】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、複数のボトル処理機の間に設けられた中間ホ
イールによって樹脂ボトルの首部をグリップして回転搬
送する際に、安定した姿勢でボトルの搬送をすることが
可能であり、また、ボトル処理機と中間ホイールとの間
でのボトルの受渡しを安定した状態ですることができ、
しかも、内溶液が充填された後のボトルを高速搬送する
場合でも、安定した搬送および受渡しが可能な樹脂ボト
ルの搬送処理システムを提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂ボトル
の搬送処理システムは、口部にねじ山が形成され、その
下方に順に円筒部とフランジとが形成された首部を有す
る樹脂ボトルを回転搬送する間に、所定の処理を行なう
第1処理機と、この第1処理機から樹脂ボトルを受取
り、首部を把持して吊下げた状態で回転搬送する中間ホ
イールと、中間ホイールから受取った樹脂ボトルを回転
搬送する間に、処理を行なう第2処理機とを備え、前記
第1処理機および第2処理機が、前記樹脂ボトルのフラ
ンジの下面側を支持する支持部材を有しており、さら
に、前記中間ホイールには、樹脂ボトルの円筒部を把持
するグリッパが円周方向に複数設けられ、かつ、各グリ
ッパの下方に、前記処理機の支持部材と同じ高さもしく
はそれよりも低い位置に、樹脂ボトルに当接する支持体
を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る樹脂ボトルの搬送処理システムの全体を示す平面図で
あり、この図により全体の構成を簡単に説明する。樹脂
ボトルはエア搬送コンベヤ2により連続的に搬送され、
供給側搬送ホイール4を介してフィラ(第1処理機)6
に供給されて液体が充填される。液体が充填された樹脂
ボトルは、中間ホイール8によって回転搬送されて第2
処理機であるキャッパ10に引渡される。このキャッパ
10においてキャッピングが行なわれた樹脂ボトルは、
排出側の搬送ホイール12を介して排出され、搬送コン
ベヤ14によって次の工程に送られる。
【0009】樹脂ボトル16は、図2および図3に示す
ように、上端の口部に、キャップが螺合されるねじ部1
6aが形成され、その下方に、ねじ部16aの底部の径
と一致する小径の円筒部16bが、さらにその下方に、
フランジ部16cが形成されている。このフランジ部1
6cの下方は徐々に径を拡大する拡大部になっており、
前記上端の口部から拡大部までを首部と呼ぶことにす
る。図2は、前記フィラ6から中間ホイール8に樹脂ボ
トル16を受渡す受渡し部(図1のA参照)を拡大して
示す縦断面図であり、図2の左側に位置するフィラ6に
は、樹脂ボトル16の前記フランジ16cの下面側を支
持する支持部材18と、胴部16dを保持する胴保持部
材20とが設けられており、これら支持部材18と胴保
持部材20とによって、樹脂ボトル16を保持して回転
搬送する。その回転搬送される間に、前記受渡し部Aよ
りも上流側で、樹脂ボトル16内に図示しない充填ノズ
ルが挿入されて液体が充填される。
【0010】液体が充填された樹脂ボトル16は、フィ
ラ6の回転に伴って、前記受渡し部Aまで搬送される
と、フィラ6の支持部材18から中間ホイール8のグリ
ッパ22に引渡される。中間ホイール8は、中央の回転
軸24の上端に回転体26が固定されており、この回転
体26の外周寄りに円周方向等間隔で複数のグリッパ2
2が設けられている。各グリッパ22は、図2および図
4に示すように、両側の支点軸28に回転自在に支持さ
れた一対のアーム30を備えており、これらアーム30
が、リンク32,34を介して、前記回転体26の半径
方向に進退動可能なロッド36に連結されている。
【0011】このロッド36の内部側(回転体26の中
央寄り)の端部にカムフォロア38が取付けられてお
り、このカムフォロア38が回転体26の内部に固定さ
れた円板状のカム40に形成されたカム溝40aに係合
し、回転体26の回転に伴ってカム溝40a内を移動す
ることにより、ロッド36を進退動させ、前記両アーム
30を開閉する。すなわち、前記フィラ6からの受渡し
部Aでこのロッド36が前進することにより、両アーム
30を閉じて樹脂ボトル16をグリップし(図4の状
態)、この状態のままボトル16を保持してキャッパ8
への引渡し部B(図1参照)まで回転搬送する。キャッ
パ10への引渡し部Bでは、ロッド36が後退すること
により両アーム30を開いてボトルを解放する(図5の
状態)。なお、キャッパ10には、前記フィラ6と同様
の支持部材またはその他のボトル支持手段が設けられて
おり、このボトル支持手段によって中間ホイール8から
樹脂ボトル16を受取る。
【0012】グリッパ22の両アーム30は、樹脂ボト
ル16の上端に形成されたねじ部16aとその下方のフ
ランジ16cとの間に形成されている円筒部16bを両
側から掴んでグリップするようになっている。すなわ
ち、前記フィラ6の支持部材18はフランジ16cの下
面側を支持し、中間ホイール8のグリッパ22はフラン
ジ16cの上方を保持する(図2および図3参照)こと
により両者22,18が干渉しないようになっている。
【0013】なお、前記ロッド36の先端と両側リンク
34とを連結するピン42は、グリッパ22の一部を拡
大した図6に示すように、ロッド36の長穴36a内に
挿通されており、ロッド36の前後方向(図2の左右方
向)に進退動できるようになっている。そして、ロッド
36の内部に挿入されたスプリング44およびばね受け
部材46によって常時前方に向けて押圧されている。こ
のピン42の進退動を許容する機構は、グリッパ22の
両アーム30を開こうとする外力が作用した場合の緩衝
用である。
【0014】さらに、この実施の形態に係る樹脂ボトル
の搬送処理システムでは、中間ホイール8の各グリッパ
22の下方にそれぞれ、樹脂ボトル16のフランジ16
cよりも下方側の外面に当接して支持する支持プレート
(支持体)48が設けられている(図3参照)。支持プ
レート48は、フランジ16cよりも下方側に当接する
ようになっており、この例では、前記フィラ6の支持部
材18とほぼ同じ高さに設けられている。この支持プレ
ート48は、図8(後に説明する他の実施の形態を示す
図である)に示すように、樹脂ボトル16の首部を安定
して支持するために、先端にV字状の当接面48aを有
している。
【0015】前記構成に係る樹脂ボトルの搬送処理シス
テムの作用について説明する。エア搬送コンベヤ2によ
って搬送されてきた樹脂ボトル16が、供給側搬送ホイ
ール4を介してフィラ6に受渡され、前記支持部材18
によって支持されて回転搬送される。この回転搬送され
る間に、図示しない充填ノズルによって液体の充填が行
なわれる。内溶液が充填された樹脂ボトル16は、受渡
し部Aにおいて、中間ホイール8のグリッパ22に受渡
される。中間ホイール8のグリッパ22は、ロッド36
が後退して両アーム30が開放した状態でこの受渡し部
Aまで移動し、両アーム30間にフィラ6の支持部材1
8に支持されているボトル16が入った後、カム40に
よってロッド36を前進させて両アーム30を閉じ、ボ
トル16を把持する。また、グリッパ22がボトル16
を把持するとともに、グリッパ22の下方に設けられて
いる支持プレート48がボトル16のフランジ16cよ
りも下方側に当接する。
【0016】フィラ6によって回転搬送されているボト
ル16には遠心力が作用するので、その下方が外側に振
られる。特に、内溶液が充填された後のボトル16は重
量が大きいため大きい遠心力が作用する。このようにボ
トル16の下部がフィラ6の外側へ振られた状態で中間
ホイール8への受渡しを行なうと、受渡し部Aでは、ボ
トル16の下部が中間ホイール8の中心寄りに振られて
しまい安定した姿勢でボトル16の引渡しを行なえない
が、支持プレート48によってグリッパ22よりも下方
を押さえることにより、ボトル16が中間ホイール8の
中心方向へ振られることを防止して安定した姿勢で受渡
しを行なうことができる。また、この例では、支持プレ
ート48がフィラ6の支持部材18と同じ高さに設けら
れており、フランジ16cの下面側に当接するので、グ
リッパ22によって把持する際の高さ位置の規制が行な
われる。
【0017】フィラ6および中間ホイール8の回転につ
れて、ボトル16はフィラ6の支持部材18から離れ、
中間ホイール8のグリッパ22に把持されて吊下げられ
た状態で回転搬送される。内部に液体が充填された樹脂
ボトル16の首部だけを保持して回転搬送すると、遠心
力によって振られてボトル16が不安定な姿勢になる
が、この搬送処理システムの構成では、支持プレート4
8をボトル16の外面のグリッパ22よりも下側の位置
に当接させ、特に、フランジ16cの下面にも当接させ
て支持しているので、ボトル16が傾斜することを防止
して安定した姿勢で搬送することができる。
【0018】なお、支持プレート48は、必ずしもフラ
ンジ16cの下面に当接する位置に設けなくとも良く、
フランジ16cよりも僅かに下方に配置して、容器16
が遠心力によって振れようとした際に、フランジ16c
に接触して傾きを抑制するようにしても良い。また、支
持プレート48は、常に容器16の外面に接触するもの
でなくとも良く、フランジ16cのみに接触し、あるい
は、傾いたときにフランジ16cに当接するようにして
も良い。
【0019】中間ホイール8によって回転搬送された樹
脂ボトル16は、キャッパ10への引渡し部Bで、キャ
ッパ10に引渡され、回転搬送される間にキャッピング
が行なわれる。前述のように、中間ホイール8では、ボ
トル16がグリッパ22とその下方の支持プレート48
とによって安定した姿勢で搬送されているので、キャッ
パ10への引渡しも安定した状態で行なうことができ
る。その後、樹脂ボトル16は排出側搬送ホイール12
を介して搬送コンベヤ14上に排出されて次の工程に送
られる。
【0020】なお、前記実施の形態では、フィラ6側は
支持部材18によって樹脂ボトル16のフランジ16c
の下面側を支持して搬送するようになっていたが、フィ
ラ6側にも支持部材18と別の支持プレート(支持体)
を設けることもできる。図7および図8はフィラ16側
に支持プレート50を設けた構成の一例を示すもので、
この例では、フィラ6の支持プレート50が、フランジ
16cの上方をグリップする中間ホイール8のグリッパ
22よりもさらに高い位置に当接してボトル16を支持
するようになっている。フィラ6でも、前記中間ホイー
ル8と同様に二点で支持することにより、フィラ6が回
転してボトル16を搬送する際に作用する遠心力に対す
るガイドとなり、安定した姿勢でボトル16を搬送する
ことができる。
【0021】また、前記実施の形態では、フィラ16側
の支持部材18がフィラ6の回転体52(図2参照)に
固定された構成であったが、前記中間ホイール8と同様
に開閉するグリッパ54によって保持するようにしても
良い(図9参照)。但し、フィラ6の場合には、グリッ
パ54の高さは、前記支持部材18と同様にフランジ1
6cの下方を把持するように設けられる。さらに、フィ
ラ6側のボトル16を支持する手段として、前記支持部
材18あるいはグリッパ54に代えて、円板56の周囲
に円周方向等間隔でボトル16を受入れる凹部56aが
形成されたスターホイールを用いることもできる(図1
0参照)。
【0022】前記各構成では、中間ホイール8側の支持
プレート48をフィラ6の支持部材18と同一の高さに
設けたが、必ずしも同一の高さでなくとも良く、フィラ
6側の支持部材18よりも下方に位置するように支持プ
レート58を設けても良い(図11参照)。特に、フィ
ラ6側の支持部材18が長い場合には、同一の高さに配
置すると干渉してしまうために、フィラ6の支持部材1
8よりも下方に設けてボトル16のフランジ16cより
も下方を支持させる必要がある。この構成の場合にも、
フィラ6からの受渡し部Aでボトル16を受取る際に、
ボトル16の下部が中間ホイール8の中心側に振れるこ
とを防止することができる。
【0023】また、フィラ6側の支持部材60(図12
参照)を左右(回転方向の前後)対称とせず、一方60
aを長く、他方60bを短かくした非対称の形状として
も良い。この場合には、中間ホイール8の支持プレート
62を、前記支持部材60に対応した非対称の形状とす
ることにより、支持手段60による支持をより安定させ
ることができる。
【0024】フィラ6から中間ホイール8が受取ったボ
トル16は、回転搬送されて引渡し部Bでキャッパ10
に引渡される。このキャッパ10にも、図13に示すよ
うに、フィラ6と同様のまたは別の支持部材64が設け
られており、この支持部材64が樹脂ボトル16のフラ
ンジ16cの下面側を支持する。
【0025】なお、前記各実施の形態では、第1処理機
としてのフィラ6と第2処理機としてのキャッパ10と
の間で樹脂ボトル16の受渡しを行なう中間ホイール8
について説明したが、第1処理機を容器の洗浄を行なう
リンサとし、第2処理機をフィラとして、これらリンサ
とフィラとの間で樹脂ボトル16の受渡しを行なう中間
ホイールについても同様に適用することができる。この
場合も、処理機側の支持部材は樹脂ボトル16のフラン
ジ16cの下面側を支持し、中間ホイールのグリッパは
フランジ16cよりも上方で、かつ、ねじ山16aより
も下方の円筒部16bを保持するように構成する。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、口部
にねじ山が形成され、その下方に順に円筒部とフランジ
とが形成された首部を有する樹脂ボトルを回転搬送する
間に、所定の処理を行なう第1処理機と、この第1処理
機から樹脂ボトルを受取り、首部を把持して吊下げた状
態で回転搬送する中間ホイールと、中間ホイールから受
取った樹脂ボトルを回転搬送する間に、処理を行なう第
2処理機とを備え、前記第1処理機および第2処理機
が、前記樹脂ボトルのフランジの下面側を支持する支持
部材を有している樹脂ボトルの搬送処理システムにおい
て、前記中間ホイールに、樹脂ボトルの円筒部を把持す
るグリッパを円周方向に複数設け、かつ、各グリッパの
下方に、前記処理機の支持部材と同じ高さもしくはそれ
よりも低い位置に、樹脂ボトルに当接する支持体を設け
たことにより、樹脂ボトルを安定した姿勢で搬送し、受
渡しを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る樹脂ボトルの搬送
処理システムの全体を示す平面図である。
【図2】前記樹脂ボトルの搬送処理システムの要部を拡
大して示す縦断面図である。
【図3】前記樹脂ボトルの搬送処理システムの要部の説
明図である。
【図4】グリッパの作動を説明する図である。
【図5】グリッパの作動を説明する図である。
【図6】グリッパの要部の断面図である。
【図7】他の実施の形態を説明する要部の正面図であ
る。
【図8】他の実施の形態を説明する要部の平面図であ
る。
【図9】他の実施の形態を説明する要部の平面図であ
る。
【図10】他の実施の形態を説明する要部の平面図であ
る。
【図11】他の実施の形態を説明する要部の正面図であ
る。
【図12】他の実施の形態を説明する要部の平面図であ
る。
【図13】他の実施の形態を説明する要部の正面図であ
る。
【符号の説明】
6 第1処理機(フィラ) 8 中間ホイール 10 第2処理機(キャッパ) 16 樹脂ボトル 16a 樹脂ボトルのねじ山 16b 樹脂ボトルの円筒部 16c 樹脂ボトルのフランジ 18 支持部材 22 グリッパ 48 支持体(支持プレート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山際 豊 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部にねじ山が形成され、その下方に順
    に円筒部とフランジとが形成された首部を有する樹脂ボ
    トルを回転搬送する間に、所定の処理を行なう第1処理
    機と、この第1処理機から樹脂ボトルを受取り、首部を
    把持して吊下げた状態で回転搬送する中間ホイールと、
    中間ホイールから受取った樹脂ボトルを回転搬送する間
    に、処理を行なう第2処理機とを備え、前記第1処理機
    および第2処理機が、前記樹脂ボトルのフランジの下面
    側を支持する支持部材を有している樹脂ボトルの搬送処
    理システムにおいて、 前記中間ホイールには、樹脂ボトルの円筒部を把持する
    グリッパが円周方向に複数設けられ、かつ、各グリッパ
    の下方に、前記処理機の支持部材と同じ高さもしくはそ
    れよりも低い位置に、樹脂ボトルに当接する支持体を設
    けたことを特徴とする樹脂ボトルの搬送処理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1処理機に設けられた支持部材の
    上方に、樹脂ボトルのフランジよりも上部に当接する支
    持体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂ボ
    トルの搬送処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1処理機が、樹脂ボトル内に充填
    を行なうフィラで、第2処理機が樹脂ボトルにキャッピ
    ングを行なうキャッパであることを特徴とする請求項1
    に記載の樹脂ボトルの搬送処理システム。
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