JP4554341B2 - ボトルグリッパ及び容器の搬送処理ライン - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂製のPETボトルや金属製のボトル缶のように首部に特殊な形状を有する容器に対するリンサ、フィラ、キャッパ、及び転送スターホイル等の回転式容器処理装置のボトルグリッパ及び同グリッパを備えた容器の搬送処理ラインに関する。
近時、清涼飲料の多くがPETボトルと呼ばれる樹脂製の容器か、ボトル缶と呼ばれる金属製のボトル状の容器に詰められて販売されているが、これらの容器はリンサで殺菌洗浄され、フィラで飲料液を充填され、キャッパでキャップを封緘される。これらのリンサ、フィラ、キャッパ等は回転式の容器処理装置が用いられるのが一般で、これらの装置にボトルを供給し、または装置からボトルを排出するボトル供給、排出装置(転送スターホイル)も回転式のものが用いられる。これらのボトルを扱う回転式容器処理装置は、何れも回転する円板の外周部に、円周方向に一定の距離をおいてボトルを挟持するグリッパと呼ぶボトル挟持装置を備えていて、ボトルは所定の姿勢で挟持されて移動しながら、所定の処理が行われるようになっている。
一方、ボトルの方は、ボトルの首部の形状をボトルを挟持するのに都合のよいように形成されている。図11はボトルの首部の代表的な形状を示すもので、図11(a)はPETボトル51の首部で、上から順にねじ部51a、上円筒部51b、溝円筒部51c、フランジ部51d、及び下円筒部51eが形成され、下円筒部51eの下側は緩やかな曲線で径を漸増して胴部と繋がっている。この首部の部位のうち、溝円筒部51c、フランジ部51d、及び下円筒部51eの1つ或いは2つがグリッパの挟持場所として利用されている。また、図11(b)はボトル缶52の首部で、上から順にねじ部52a、上円筒部52b、溝円筒部52c、及び下円筒部52dが形成され、下円筒部52dの下側は緩やかな曲線で胴部とつながっている。この首部の部位の、溝円筒部52cがグリッパの挟持場所として用いられている。なお、このボトル51及び52の首部の形状は、ある範囲内ではボトルの容量に拘わらず一定の仕様で統一されている。
PETボトル等の容器搬送装置として、回転自在な回転体の外周に複数のグリッパを取り付け、このグリッパで容器の胴部を把持して回転搬送するものが知られている。このような容器搬送装置では、容器のサイズや形状が異なると、グリッパの把持位置における容器の太さが変化してしまうため、グリッパの交換や調整を行わなければならないという問題があった。そこで、胴部と比較して容器間の形状の差が小さい首部をグリップすることにより、このような煩雑さを解消するようにしたものが提案されている。(特許文献1参照)。そして、この容器搬送装置では、グリッパで容器の首部を把持し、容器を吊り下げた状態で搬送が行われる。
しかしながら、このような搬送方式を採用した場合は、遠心力によって容器の下部が外側に振られた状態となり易く、容器の搬送姿勢が不安定になってしまうという問題があった。特に、回転式飲料充填装置のように回転体同士で容器の受け渡しを行う場合には、安定した姿勢での容器の受け渡しが非常に困難なものになってしまう。
そこで、例えば特許文献2には、容器の下円筒部51eを支持する支持部材を備え、容器を回転搬送する間に容器に飲料を充填するフィラと、このフィラから容器を受け取り、容器の首部を把持し吊り下げた状態で回転搬送する中間ホイールと、容器の下円筒部51eを支持する支持部材を備え、中間ホイールから受け取った容器を回転搬送する間に容器にキャップを被せるキャッパとを備えた容器搬送装置において、中間ホイールに、容器のフランジ部51dの上側に形成される上円筒部51bを把持する複数のグリッパと、各グリッパの下方に設けられ、フィラおよびキャッパの支持部材と同じ高さもしくはそれより低い位置で容器に当接する支持体とを具備させた3点支持のものが提案されている。
このような容器搬送装置では、中間ホイールで容器を回転搬送する際、グリッパで容器の上円筒部51bを把持すると共に支持体でフランジ部51dの下側を支持するので、容器を安定した姿勢で回転搬送することができ、同時に、フィラやキャッパとの間で安定した容器の受け渡しが可能となる。
また、この公報には、フィラに設けられた支持部材の上方に、容器の上円筒部51bよりも上部に当接する支持体を設けることも記載されている。
このような容器搬送装置では、支持体で容器のフランジ部51d下側を支持すると共にグリッパでフランジ部51d上側を支持するので、容器を安定した姿勢で回転搬送することができ、同時に、フィラやキャッパとの間で安定した容器の受け渡しが可能になる。
特開平4−129921号公報 特開平11−236123号公報
上述のように従来例のグリッパは、グリッパによる2点と、支持体による1点の合計3点で接触させるようにしているが、支持体による接触点は、ほぼ固定された位置になり、従って挟持されたボトルの中心も固定された位置にあり、溝円筒部の異なる径のボトルの中心はこの位置から異なる位置に移動することになり、ボトルの受渡し動作に不具合が生ずる。このため、別のグリッパを必要とし、グリッパの取替えや、調整に手間がかかっていた。
本発明は、従来例と同様にボトルの首部等を3点で挟んで掴むが、挟持したときのボトルの中心位置は常に一定の位置に保たれるようにして、異なるボトルに対するグリッパの兼用性を高め、部品費用や部品の交換あるいは部品の調整作業の費用を低減することを目的としている。
上記の問題点に対し、本発明は以下の各手段により課題の解決を図る。
(1)容器を3点で挟持するグリッパを円周方向に複数有する回転式の容器処理装置に用いるボトルグリッパであって、前記容器処理装置に固定される主取付板と、同主取付板に半径方向に進退可能に支持され、先端部に半径方向前方への移動に伴い容器と当接する挟持片を有する可動取付板と、同挟持片に対して略対称で先端部に容器を挟持する挟持部および側端に前記可動取付板側と係合する滑りガイドを夫々備え、前記主取付板に固設されたピンに夫々回転自在に支持されると共に、前記可動取付板の半径方向前方への移動に伴い前記狭持部を容器に当接する一対の可動片と、前記可動取付板を半径方向前方へ常時押す圧縮ばねとで構成され、容器が挟持される中心位置を一定の位置に固定するとともに、同中心位置に対して同様に進退する前記3個の挟持部を有するボトルグリッパ。
(2)上記(1)に記載するボトルグリッパは、上記可動片の挟持部及びまたは可動取付板の挟持片を上下に長く伸ばしてしてボトルの胴部を挟持するようにしたボトルグリッパ。
(3)口部にねじ山が形成され、その下方に円筒部が形成された首部を有する容器を回転搬送する間に、所定の処理を行う容器処理装置と、同容器処理装置から容器を受取り、首部または胴部を挟持して回転搬送する中間ホイールと、同中間ホイールから受取った容器を回転搬送する間に、処理を行う次の容器処理装置とを備え、前記容器処理装置、中間ホイールが前記容器を3点で挟持するグリッパを円周方向に複数有する容器の搬送処理ラインにおいて、前記グリッパは、前記容器処理装置、または中間ホイールの回転円板に対して固定された主取付板と、同主取付板に半径方向に進退可能に支持され、先端部に半径方向前方への移動に伴い容器と当接する挟持片を有する可動取付板と、同挟持片に対して略対称で先端部に容器を挟持する挟持部および側端に前記可動取付板側と係合する滑りガイドを夫々備え、前記主取付板に固設されたピンに夫々回転自在に支持されると共に、前記可動取付板の半径方向前方への移動に伴い前記狭持部を容器に当接する一対の可動片と、前記可動取付板を半径方向前方へ常時押す圧縮ばねとより構成され、容器が挟持される中心位置を一定の位置に固定するとともに、同中心位置に対して同様に進退する3個の挟持部を有する容器の搬送処理ライン。
)上記()に記載する可動片は、前記ピンに回転自在に支持された首振り滑り素子を介して前記滑りガイド部を摺動可能とする容器の搬送処理ライン。
)上記(3)に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、同容器の首部のみを挟持する容器の搬送処理ライン。
)上記(3)に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、同容器の胴部のみを挟持する容器の搬送処理ライン。
)上記()に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、同容器の首部と胴部の両方を挟持する容器の搬送処理ライン。
)上記()に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、挟持片の断面形状が、コの字状である容器の搬送処理ライン。
)上記()に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、容器の首部の長さに相当する高さを有する挟持片であることを特徴とする容器の搬送処理ライン。
10)上記()に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、容器の首部の長さに相当する高さを有する挟持片である容器の搬送処理ライン。
この発明のグリッパは、ボトルの中心を定まった位置に固定し、3つの挟持部の先端をこの中心に対して常に同じ距離にあるように進退動させ、ボトルの首部または胴部をほぼ等分された3点で挟持するので、首部や胴部の径の異なるボトルに対してはグリッパの取替え、あるいは調整作業を行うことなく兼用することができる。また2つの可動片の開度は大きくすることができるので、ボトルの受渡し動作が容易になる利点がある。
本発明の搬送処理ラインは、PETボトル、ボトル缶等の容器及び各サイズの容器に適用できる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態は、容器(ボトル缶の場合を示す。)の首部を挟持する場合について、図1〜図5により説明する。
図1は本発明のボトルグリッパ10がボトル缶52を挟持しているときの平面図、図2は図1の一部破断側面図、図3は図1のA矢視断面図、図4はボトルグリッパの動作説明図、図5は可動片14に対するピン18の相対位置を示す動作説明図である。
図1、図2において、11はアングル状の主取付板で、水平部11aの先端中央部には下端にストッパ12aを有するピン12が下向きに取付けられ、また垂直部11bの両側下端部には先端にストッパ13aを有する2本の長いピン13が水平に取付けられ、同ピン13,13の間には角形の切欠部11cが形成されている。主取付板11の水平部11aは2点鎖線で示すブラケット40を介して図示省略リンサ、フィラ、キャッパ、転送スターホイール等のボトル処理装置の回転円板に取付けられる。14および15は対を成すほぼ対称の可動片で、平面形がCの字状で、厚さがボトル缶52の溝円筒部52cの巾に略等しい部材で、先端部(図1の左側)には挟持部(突起部)14a、及び15aが形成され、他端は厚さが半分になってそれぞれスリーブ部14b、15bが一体に形成されていて、スリーブ部14bはピン12に、スリーブ部15bはスリーブ部14bにそれぞれ回転自在に外嵌装されている。14c及び15cは図3に示すように、それぞれ可動片14及び15の中間部に一体に形成された、可動片14及び15の厚さより大きい径を有する円柱状の滑りガイド部である。
16は平面形がTの字形の板材でできた可動取付板、17は可動取付板16のTの字の横棒の下側に固設された樹脂製のガイドブロック、17aはガイドブロック17の後方に水平で平行に突出する2つのスリーブ、17bはスリーブ17aの中心を通る貫通孔、18はTの字の横棒の両端に上向きに固設されたストッパ付の2個のピン、19はTの字の縦棒の先端に下向きに回転自在に固設されたローラ(カムフォロワ)、20はスリーブ17aの外側でガイドブロック17と主取付板11との間に介装された圧縮ばねである。貫通孔17bは主取付板11に固設された長いピン13に摺動自在に外嵌装され可動片14及び15と平行に水平に動くようになっている。可動取付板16の後部(ローラ19側)は主取付板11の垂下がり部に設けられた切欠部11cを通って後方に突出ており、可動取付板16は常時は圧縮ばね20によって図の左側(ピン13のストッパで止まる位置)に押されており、カム41のカム溝42によってローラ19が後方(図の右側)に押されると圧縮ばね20に抗して後方に移動するようになっている。
また、21は可動取付板16の中央先端部に螺着された挟持片、21aはその挟持部、22はピン18に回転自在に支持された滑りガイド14c、15cと摺動自在に係合する首振り滑り素子である。挟持片21の平面形はTの字状をしており、その横棒部を可動取付板16の先端側面に当接させて螺着されており、縦棒部の先端の挟持部21aの平面形は中央に浅いVの字状の切欠が設けられその両先端は小さい円弧となっていて、容器の外径の異なる円周の何れとも安定して当接することができるようになっており、横から見てZの字状に持上がり可動片14及び15の位置で同じ厚さとなっている。首振り滑り素子22は図3に示すように一端をピン18に回転自在に支持され、他端には滑りガイド部14c、15cに外嵌装される鍵形の穴を有し摺動自在に係合している。
次に、上記構成のボトルグリッパ10の作用を図4及び図5によって説明する。 図4は、可動片14及び15の先端の挟持部14a及び15a、並びに可動取付板16と一体の挟持部21aが固定された位置にあるボトル缶52の中心に対して同じ速さで進退動する機構を説明するための説明図である。
図において、CLはボトルグリッパ10の左右の中心線、円C1は中心線CL上に中心を置くボトル缶52の首部の最小の円である半径r1の円とし、C2、C3はそれぞれこれより大きい半径r2、r3の円である。Oはピン12の中心で、K1はその挟持部14aを円C1に接触している可動片14であり、K2及びK3はそれぞれ挟持部14aを円C2及びC3に接触させた可動片14である。
L1は挟持部14aが円C1と接触する点とピン12の中心Oとを結ぶ直線で、この位置にある可動片14のK1を代表する基準線とすると、L2、L3はそれぞれK2及びK3の基準線である。基準線L1、L2、L3と円C1、C2、C3のそれぞれの交点は同一の半径Rの円周上にある。
可動片15の挟持部15aは中心線CLに対称な位置にあるが図示を省略してある。同様に、D1、D2、D3は可動取付板6と一体の挟持部21aがそれぞれ円C1、C2、C3に接触している位置、E1、E2、E3はそれらの位置に対応するピン18の位置を示しており、またFはピン18に回転自在に支持された半径sの仮想ローラ(カムフォロワ)である。なお、ボトル缶52の溝円筒部52cの最小の円に接触する挟持部14aと図示省略の挟持部15aがボトル缶52の中心を見る頂角αは360°に対して40%以下にするのが好ましい。
図5は可動片14に対してピン18の相対位置E1、E2、E3を示したもので、曲線Tは中心の軌跡、曲線T’は曲線Tを基準線L1に垂直に仮想ローラFの半径sだけ平行移動したものであり、仮想ローラFの円周の基準線L1に近い点がこの曲線を通れば、希望する運動が得られることになるが、曲線Tの曲率は必ずしも仮想ローラFの半径sより大きくないのでローラと接触するカム曲線となり得ないが、曲線T’に近い直線T’’で近似させれば、この直線T’’はカム曲線として使うことができる。曲線Tは、挟持部14aの接点とピン12の中心Oとの距離R、ピン18の中心の位置によって変化するので、曲率の小さい曲線を選ぶ。Φは直線T’’が基準線L1となす角であるが、小さくするのが設計上都合がよい。
本発明のボトルグリッパ10はこの直線T’’を滑りガイド部14cの中心線とし、仮想ローラFを首振り滑り素子22に置換えたものである。
ボトル缶52の首部を挟持するボトルグリッパ10を、中間ホイールの回転円板にブラッケット40を介して取付けられた場合には、例えば、フィラ側にはボトル缶52の胴部又は首部の下円筒部52dを挟持するグリッパが円周方向に複数設けられる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、本発明のボトムグリッパを、容器の胴部を挟持する場合に使用されるもので、以下、第1の実施の形態との相違点について、図面に基づいて説明する。図6はボトル缶の胴部を挟持するボトルグリッパの平面図、図7は図6の側面図である。
図6、図7において、31及び32はボトルグリッパ10の可動片14及び15に対応する可動片で、31a及び32aは挟持部分を上下に長くし、重量軽減のために樹脂で形成した挟持部、スリーブ部14b,15bに相当する金属製のスリーブ部31b,32b、滑りガイド部14c、15cに相当する滑りガイド部31c、32cで、挟持部31a、32aとスリーブ部31b,32bは夫々、沈頭リベットまたは皿小ねじで締結されている。また、33は挟持片で、挟持部31a、32aと同様に挟持部33aを上下に長くしてある。34は首振り滑り素子である。
ボトル缶52の胴部を挟持するボトルグリッパ30を、中間ホイールの回転円板に取付けた場合、例えば、フィラ側にはボトル缶52の首部を挟持するグリッパが、円周方向に複数設けられる。
なお、容器の首部を挟持する挟持片の形状としては、PETボトル51のフランジ部51dに対応した断面形状がコの字型の挟持片43(図8)、図8の挟持片43を上方へ延長して首部全体を挟持する挟持片44(図9)、容器の口の径が小さく、且ねじ部が長い容器45に対応して、ねじ部全体を挟持する挟持片46(図10)等のものが対象となる。
以上は、本発明のボトルグリッパと、他のグリッパの組合わせのケースについて説明したが、容器の首部と胴部に本発明のボトルグリッパを夫々適用する等により、両方に適用することも可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るボトル缶の首部を挟持しているボトルグリッパの平面図である。 図1の一部破断側面図である。 図1のA矢視断面図である。 本発明のボトルグリッパの動作説明図である。 可動片14に対するピン18の相対位置を示す動作説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係るボトル缶の胴部を挟持しているボトルグリッパの平面図である。 図6の側面図である。 本発明の他の挟持片に関する側面図である。 本発明の更に他の挟持片に関する側面図である。 本発明の別の挟持片に関する側面図である。 従来のPETボトル及びボトル缶の首部の形状を示す側面図である。
符号の説明
10、30: ボトルグリッパ
11:主取付板
12:ピン
13:ピン
14,15,31,32:可動片
14a,15a、31a、32a:挟持部
14b、15b、31b、32b:スリーブ部
14c、15c、31c、32c:滑りガイド部
16:可動取付板
17:ガイドブロック
20:圧縮ばね
22、34:首振り滑り素子

Claims (10)

  1. 容器を3点で挟持するグリッパを円周方向に複数有する回転式の容器処理装置に用いるボトルグリッパであって、前記容器処理装置に固定される主取付板と、同主取付板に半径方向に進退可能に支持され、先端部に半径方向前方への移動に伴い容器と当接する挟持片を有する可動取付板と、同挟持片に対して略対称で先端部に容器を挟持する挟持部および側端に前記可動取付板側と係合する滑りガイドを夫々備え、前記主取付板に固設されたピンに夫々回転自在に支持されると共に、前記可動取付板の半径方向前方への移動に伴い前記狭持部を容器に当接する一対の可動片と、前記可動取付板を半径方向前方へ常時押す圧縮ばねとで構成され、容器が挟持される中心位置を一定の位置に固定するとともに、同中心位置に対して同様に進退する前記3個の挟持部を有することを特徴とするボトルグリッパ。
  2. 請求項1に記載するボトルグリッパは、上記可動片の挟持部及びまたは可動取付板の挟持片を上下に長く伸ばしてしてボトルの胴部を挟持するようにしたことを特徴とするボトルグリッパ。
  3. 口部にねじ山が形成され、その下方に円筒部が形成された首部を有する容器を回転搬送する間に、所定の処理を行う容器処理装置と、同容器処理装置から容器を受取り、首部または胴部を挟持して回転搬送する中間ホイールと、同中間ホイールから受取った容器を回転搬送する間に、処理を行う次の容器処理装置とを備え、前記容器処理装置、中間ホイールが前記容器を3点で挟持するグリッパを円周方向に複数有する容器の搬送処理ラインにおいて、前記グリッパは、前記容器処理装置、または中間ホイールの回転円板に対して固定された主取付板と、同主取付板に半径方向に進退可能に支持され、先端部に半径方向前方への移動に伴い容器と当接する挟持片を有する可動取付板と、同挟持片に対して略対称で先端部に容器を挟持する挟持部および側端に前記可動取付板側と係合する滑りガイドを夫々備え、前記主取付板に固設されたピンに夫々回転自在に支持されると共に、前記可動取付板の半径方向前方への移動に伴い前記狭持部を容器に当接する一対の可動片と、前記可動取付板を半径方向前方へ常時押す圧縮ばねとより構成され、容器が挟持される中心位置を一定の位置に固定するとともに、同中心位置に対して同様に進退する3個の挟持部を有することを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  4. 請求項3に記載する可動片は、前記ピンに回転自在に支持された首振り滑り素子を介して前記滑りガイド部を摺動可能とすることを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  5. 請求項3に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、同容器の首部のみを挟持することを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  6. 請求項3に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、同容器の胴部のみを挟持することを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  7. 請求項3に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパは、同容器の首部と胴部の両方を挟持することを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  8. 請求項3に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパにおいて、挟持片の断面形状が、コの字状であることを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  9. 請求項8に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパにおいて、容器の首部の長さに相当する高さを有する挟持片であることを特徴とする容器の搬送処理ライン。
  10. 請求項3に記載する容器の搬送処理ラインのグリッパにおいて、容器の首部の長さに相当する高さを有する挟持片であることを特徴とする容器の搬送処理ライン。
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