JP2002302243A - 樹脂ボトルの搬送装置 - Google Patents

樹脂ボトルの搬送装置

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JP2002302243A JP2001101370A JP2001101370A JP2002302243A JP 2002302243 A JP2002302243 A JP 2002302243A JP 2001101370 A JP2001101370 A JP 2001101370A JP 2001101370 A JP2001101370 A JP 2001101370A JP 2002302243 A JP2002302243 A JP 2002302243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂ボトルの搬送装置を、首部44A、44B
の形状が異なる樹脂ボトル4A、4Bに兼用できるよう
にする。 【解決手段】この搬送装置によって搬送される樹脂ボト
ル4A、4Bは、円筒部42A、42Bとフランジ部4
3A、43Bが形成された首部44A、44Bを有して
いる。第1搬送手段2は、円筒部42A、42Bを把持
するグリッパ14を備え、第2搬送手段17は、フラン
ジ部43A、43Bの下面を支持する支持手段16を備
えている。グリッパ14は回転プレート10の外周に連
結されたグリッパホイール12に取り付けられている。
グリッパホイール12に対して回転可能な型替部材26
に長方形の高さ調整部22aが設けられ、一方、回転ホ
イール10には高さ調整部22aが嵌合可能な溝10b
が形成されている。溝10b内に高さ調整部22aを嵌
合させるとグリッパ14が下降し、高さ調整部22aを
回転させて溝10bから出すとグリッパ14が上昇す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は樹脂ボトルの搬送装
置に係り、より詳しくは、樹脂ボトルの首部の外周に水
平方向に突出して形成されたフランジ(ネックリング)
の下面側を支持して、または、フランジの上部を把持し
て搬送する樹脂ボトルの搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PETボトル等の樹脂ボトルは軽量で不
安定であり、通常の搬送コンベヤ上に載せて搬送するこ
とができないため、その首部に形成されたフランジ部の
下面を支持手段によって支持し、または、フランジ部の
上部を開閉式のグリッパにより掴んで搬送する、いわゆ
るネック搬送が行われている。
【0003】このように樹脂ボトルを搬送し、洗浄、充
填、キャッピング等の各処理装置内に導入して順次処理
を行う容器搬送処理システムにおいては、樹脂ボトルを
各処理装置およびこれら各処理装置の間に配置された中
間ホイール等の間を順次受け渡して搬送を行うため、樹
脂ボトルの首部の外周に形成されているフランジ部の下
面側を支持する支持手段が円周方向等間隔で設けられた
第1タイプの搬送ホイールと、フランジ部の上方に設け
られた円筒部の下部を掴む開閉式のグリッパが円周方向
等間隔で設けられた第2のタイプの搬送ホイールとを交
互に配置している(特開2000−281184号公
報)。
【0004】近年、前記容器搬送処理システムでは、各
種サイズ、形状の容器に兼用できる構造であることが望
まれている。しかしながら、前述のように、フランジ部
の下面側を支持する支持手段を備えた搬送ホイールと、
フランジ部の上方の円筒部を掴む把持手段(グリッパ)
を備えた搬送ホイールとを交互に配置した構成では、フ
ランジ部の下面とフランジ部の上方の円筒部との距離が
等しい容器の場合には問題がないが、図4(a)、
(b)に示すように、フランジ部43A、43Bの下面
とフランジ部43A、43Bの上方に設けられた円筒部
42A、42Bとの距離が異なる樹脂ボトル4A、4B
の場合には、支持手段と把持手段との距離が同一のまま
では確実な受け渡しができないので、フランジ部の下面
を支持する支持手段とフランジ部の上方の円筒部を掴む
把持手段との距離を容器の形状に合わせて変更しなけれ
ばならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の樹脂ボトルの搬
送装置では、首部の形状が異なる樹脂ボトルに対応する
場合は大がかりな型替をする必要があった。例えば、す
べての把持手段(グリッパ)を交換するか、あるいは、
すべての把持手段それぞれに、高さを変更するためのカ
ラーを付ける等をしなければならなかった。
【0006】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、異なるサイズ、形状の樹脂ボトルに対応で
きるようにするための型替を、極めて簡単に行うことが
できる樹脂ボトルの搬送装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂ボトル
の搬送装置は、口部にねじ山が形成され、その下方に順
に円筒部とフランジ部とが形成された首部を有する樹脂
ボトルを搬送する装置であって、前記フランジ部の上方
を把持手段によって把持して搬送する第1搬送手段と、
フランジ部の下面側を支持手段によって支持して搬送す
る第2搬送手段とを備えており、これら第1搬送手段と
第2搬送手段とで樹脂ボトルを受け渡して搬送するもの
であって、さらに、前記第1搬送手段の把持手段と第2
搬送手段の支持手段との高さ方向の間隔を変更可能に構
成したことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、前記支持
手段に対して、把持手段の高さ方向の位置を変更可能に
構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る樹脂ボトルの搬送装置を構成する搬送手段(第1搬送
手段)2を示す縦断面図、図2はその平面図である。
【0010】この樹脂ボトルの搬送装置の構成を説明す
る前に、この搬送装置によって搬送される樹脂ボトル4
の形状について図4により説明する。図4(a)と
(b)とは異なる形状の樹脂ボトル4の上部を示してお
り、対応する部分には同一の符号にそれぞれAおよびB
を付して説明する。これら樹脂ボトル4A、4Bは、い
ずれも上端の口部の外周にねじ山41A、41Bが形成
され、その下方に順に円筒部42A、42Bとフランジ
部43A、43Bとが形成された首部44A、44Bを
有している。そして、図(a)に示す樹脂ボトル4Aと
図(b)に示す樹脂ボトル4Bとは、フランジ部43
A、43Bの下面から円筒部42A、42Bまでの距離
が異なっており、図(a)はその距離が大きく、図
(b)その距離が小さくなっている。
【0011】前記第1搬送手段2は、中央に直立して支
持筒体6が固定され、この支持筒体6内に回転軸8が回
転自在に支持されている。この回転軸8の上端に円板状
の回転ホイール10が固定されて一体的に回転する。回
転ホイール10の外周に環状のグリッパホイール12が
連結されており、このグリッパホイール12の外周に円
周方向等間隔で複数の把持手段(グリッパ)14が設け
られている。なお、この図に示す第1搬送手段2の上流
側と下流側またはそのいずれかに、樹脂ボトル4A、4
Bの首部44A、44Bに形成されたフランジ部43
A、43Bの下面を支持する支持手段16が円周方向等
間隔で設けられた第2搬送手段17(図2に省略して図
示する)が設置されている。
【0012】前記各グリッパ14は、それぞれ一対のア
ーム14a、14bを有しており、その一方のアーム1
4bを揺動させて開閉できるようになっている。これら
両アーム14a、14bを開閉させることにより、樹脂
ボトル4A、4Bの首部44A、44Bに形成されてい
るフランジ部43A、43Bよりも上方の円筒部42
A、42Bの下側を把持し、また、解放する。
【0013】前記両アームの一方(固定アーム)14a
は支持軸14c上に固定され、他方(揺動アーム)14
bは支点軸14d上に揺動可能に支持されている。上端
に前記揺動アーム14bが固定された支点軸14dの下
端に、レバー14eが固定され、このレバー14eをス
プリング14fによって引き付けている。このレバー1
4eの後端にはカムフォロア14gが取付けられ、グリ
ッパ14の内周側に配置されたカム18の外周カム面1
8aに弾接している。カムフォロア14gがカム18の
小径部に接しているときには、揺動レバー14bが固定
レバー14aに接近して樹脂ボトル4A、4Bを把持
し、前記カムフォロア14gがカム18によって半径方
向外方に押し出されると、揺動アーム14bが固定アー
ム14aから離れて樹脂ボトル4A、4Bを解放する。
【0014】前記回転軸8上に固定された円板状の回転
ホイール10とその外周側に連結された環状のグリッパ
ホイール12との連結部の構成について、図1のA部を
拡大して示す図3(a)および(b)により説明する。
回転ホイール10の外周部上にグリッパホイール12の
内周部を重ね合わせて、これら両ホイール10、12が
ロックボルト20によって固定されている。グリッパホ
イール12の内周側には複数の貫通穴12aが形成さ
れ、この貫通穴12aの下方から、下端に長方形または
長円形の高さ調整部22aを有する筒状部材22が挿通
されている。さらに、筒状部材22のグリッパホイール
12の上方に突出している部分の外周にカップ状部材2
4が嵌合され、これら両者22、24が固定されて一体
の型替部材26を構成している。
【0015】一体に結合された前記筒状部材22とカッ
プ状部材24から成る型替部材26は、円筒部材22下
端に設けられた高さ調整部22aの上面と、カップ状部
材24の下端面との間に前記グリッパホイール12を挟
持した状態になっており、グリッパホイール12を上下
動させるときにはこれと一体に上下動し、また、グリッ
パホイール12に対して回転させることができるように
なっている。型替部材26には型替ハンドル26aが取
り付けられておりこの型替ハンドル26aによって回転
操作される。グリッパホイール12上には、90°離れ
た位置に二個所のストッパ12b(一方は図示せず)が
固定されており、型替部材26に取り付けられた係合部
材26bがこれら両ストッパ12bに係合する位置の間
で回転することができる。
【0016】前記筒状部材22とカップ状部材24から
成る型替部材26の内部に、上方から前記ロックボルト
20を挿通している。ロックボルト20の下端にはねじ
部20aが形成され、このねじ部20aが回転ホイール
10に形成された円孔10a内を間隙を隔てて貫通し、
回転ホイール10の下方に突出している。このロックボ
ルト20の下端のねじ部20aにナット28を螺合し締
結することにより、型替部材26の前記高さ調整部22
aを介して回転ホイール10とグリッパホイール12と
を固定している。
【0017】回転ホイール10の上面の円孔10aの周
囲に、前記型替部材26に設けられている長方形または
長円形の高さ調整部22aの形状よりも縦横ともにやや
大きい嵌合溝10bが形成されている。前記型替部材2
6を回転させて、その係合部材26bが一方のストッパ
12bに係合して停止する位置では、高さ調整部22a
が回転ホイール10の嵌合溝10bに合致してこの嵌合
溝10b内に嵌合する(図3(a)の状態)。また、型
替部材26の係合部材26bが、前記ストッパ12bか
ら90°ずれた位置に設けられている他方のストッパに
係合して停止する位置では、高さ調整部22aが嵌合溝
10bと直交する位置になり、回転ホイール10の面上
に載った状態になる(図3(b)の状態)。従って、型
替部材26を90°回転させることにより、回転ホイー
ル10の嵌合溝10bの深さ分だけグリッパホイール1
2を上下に移動させることができる。なお、この実施の
形態では、型替部材26を備えた、回転ホイール10と
グリッパホイール12との連結部が円周上の6個所に設
けられているが、この数に限定されるものではなく、両
ホイール10、12を確実に連結し、また、容易に高さ
を調整できる数であればよい。
【0018】前述のように第1搬送手段2の回転ホイー
ル10とグリッパホイール12とは別体であり、ロック
ボルト20によって連結されるとともに、このロックボ
ルト20を緩めることによりグリッパホイール12を回
転ホイール10に対して上下動できるようになってい
る。第1搬送手段2の中心に直立している回転軸8の周
囲に配置された固定筒体6の上部に支持プレート30が
固定されている。この支持プレート30の外周寄りに、
複数のエアシリンダ32が取り付けられている。これら
エアシリンダ32は、グリッパホイール12の下方に位
置しており、そのピストンロッド32aが上方へ向けて
伸縮する。そして、これらエアシリンダ32のピストン
ロッド32aが上方へ伸張したときには、グリッパホイ
ール12の下面に当たってこのグリッパホイール12を
上昇させるようになっている。
【0019】前記グリッパホイール12には、複数本の
固定ロッド33が下向きに取り付けられており、これら
固定ロッド33が、回転ホイール10に形成されたガイ
ド孔10c内に嵌合している。これら固定ロッド33と
ガイド孔10cとによって、前記エアシリンダ32の作
動によるグリッパホイール12の昇降を案内するように
なっている。
【0020】以上の構成に係る樹脂ボトルの搬送装置の
作動について説明する。図1および図2に示す第1搬送
手段2は、開閉して樹脂ボトル4A、4Bを把持する把
持手段(グリッパ)14を備えており、樹脂ボトル4
A、4Bのフランジ部43A、43Bよりも上方に設け
られた円筒部42A、42Bの下側を掴んで樹脂ボトル
4A、4Bを搬送する。図1に示す第1搬送手段2の上
流側および下流側またはそのいずれか一方には、フラン
ジ部43A、43Bの下面側を支持する支持手段16を
有する第2搬送手段17が設けられており、これら第1
搬送手段2と第2搬送手段17の間で樹脂ボトル4A、
4Bの受け渡しを行う。
【0021】例えば、図4(b)に示すように、フラン
ジ部43Bの下面と上方の円筒部42Bとの距離が近い
樹脂ボトル4Bの場合には、図3(a)に示すように、
型替部材26の高さ調整部22aを回転ホイール10の
嵌合溝10b内に嵌合させた状態でロックボルト20と
ナット28とを締結しておく。この状態では、回転ホイ
ール10に対してグリッパホイール12は相対的に低い
位置にあり、このグリッパホイール12に取り付けられ
ているグリッパ14は、フランジ部43Bに対して近い
距離にある円筒部42Bの下側を把持するようになって
いる。
【0022】次に、図4(a)に示すように、フランジ
部43Aの下面から離れた高い位置に円筒部42Aが形
成されている樹脂ボトル4Aの場合には、前記グリッパ
14の高さを円筒部42Aの下面側の高さに合致させる
ように型替を行う。このときには、先ず、グリッパホイ
ール12を回転ホイール10に押さえつけている複数の
ロックボルト20をすべて緩める。次に、支持プレート
30に取り付けられている複数のエアシリンダ32を同
時に作動させて、グリッパホイール12全体を持ち上げ
る。その後、各型替部材26の型替ハンドル26aを操
作して、型替部材26を90°回転させ、型替部材26
の下端の高さ調整部22aを回転プレート10の上面に
形成された嵌合溝10bから外れた位置に移動させる。
嵌合溝10b内に嵌合していた高さ調整部22aが、こ
の嵌合溝10bの外に出ることにより、グリッパ14の
高さが前記位置(図3(a)参照)よりも高くなり(図
3(b)参照)、グリッパ14はフランジ部43Aの下
面からの距離が離れた円筒部42Aの下側を把持するこ
とが可能になる。なお、型替ハンドル26aの操作によ
って回転された型替部材26は、その側面に設けられた
係合部材26bがグリッパホイール12上に固定された
ストッパ12bにあたることにより回転位置が規制され
るようになっている。
【0023】グリッパ14が取り付けられているグリッ
パホイール12の高さを変更した後、エアシリンダ32
のピストンロッド32aを収縮させてグリッパホイール
12を下降させる。最後に、ロックボルト20を締め付
けて前記状態でロックする。このように本実施例に係る
樹脂ボトルの搬送装置は、極めて簡単な構造で、しかも
簡単な操作で、樹脂ボトル4A、4Bのフランジ部43
A、43Bの上方に形成されている円筒部42A、42
Bの下側を掴むグリッパ12の高さを変更することがで
きる。このフランジ部43A、43Bの下面を支持する
支持手段16を備えた第2搬送手段17側は高さを変更
しないので、グリッパ14の高さを変更することによ
り、支持手段16とグリッパ(把持手段)14との高さ
方向の間隔を変更することができる。
【0024】なお、グリッパ14と支持手段6との高さ
方向の距離を変更する構成は、図示のものに限定される
ものではなく、その他の構成とすることもできる。例え
ば、型替部材26の高さ調整部22aと回転ホイール1
0の嵌合溝10bの形状は、長方形または長円形に限る
ものではなく、その他の形状でもよい。いずれにしても
90°またはその他の角度回転させることにより、高さ
調整部22aが嵌合溝10b内に嵌合した状態と、抜け
出した状態とに切り換えられるものであればよい。ま
た、型替部材26の数は6個に限るものではなく、グリ
ッパホイール12の高さ調整がスムーズに行えるもので
あればよい。エアシリンダ32の数も、グリッパホイー
ル12を均等に上昇させることができる数であればよ
い。
【0025】また、第2搬送手段17は回転ホイールに
限るものではなく、エア搬送による搬送手段でも良い。
この場合には、支持手段として一対の平行な棒状のガイ
ドを配置する。さらに、前記実施の形態では、第1搬送
手段2のグリッパ14を昇降させる構成にしたが、第2
搬送手段17の支持手段16を昇降させる構成にするこ
ともできる。但し、通常は第2搬送手段17がフィラ、
キャッパ等の処理装置であるから、中間ホイールである
第1搬送手段2の方が昇降させる機構を組み込みやすい
ことは明らかである。また、第2搬送手段17の支持手
段16としてグリッパを用いることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、口
部にねじ山が形成され、その下方に順に円筒部とフラン
ジ部とが形成された首部を有する樹脂ボトルの搬送装置
であって、前記フランジ部の上方を把持手段によって把
持して搬送する第1搬送手段と、フランジ部の下面側を
支持手段によって支持して搬送する第2搬送手段とを備
え、これら第1搬送手段と第2搬送手段とで樹脂ボトル
を受け渡して搬送する樹脂ボトルの搬送装置において、
前記第1搬送手段の把持手段と第2搬送手段の支持手段
との高さ方向の間隔を変更可能に構成したことにより、
首部の形状が異なり、フランジの下面側とフランジの上
方の円筒部との距離が相違している樹脂ボトルに対し
て、前記円筒部を把持する把持手段の型替、つまり高さ
の調整が、簡単な構造で、極めて容易な操作で、かつ確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る樹脂ボトルの搬送
装置の要部を示す縦断面図である。
【図2】前記樹脂ボトルの搬送装置の平面図である。
【図3】図1のA部を拡大して示す図であり、図(a)
は、グリッパが取り付けられているグリッパホイールを
下降させた状態、図(b)はグリッパホイールを上昇さ
せた状態をそれぞれ示す。
【図4】異なる首部の形状を有する樹脂ボトルを示す図
であり、図(a)はフランジ部の下面とフランジの上方
の円筒部との距離が大きい樹脂ボトルを、図(b)はフ
ランジ部の下面と円筒部との距離が小さい樹脂ボトルを
それぞれ示す正面図である。
【符号の説明】
2 第1搬送手段 4A、4B 樹脂ボトル 14 把持手段(グリッパ) 16 支持手段 17 第2搬送手段 41A、41B 樹脂ボトルのねじ山 42A、42B 樹脂ボトルの円筒部 43A、43B 樹脂ボトルのフランジ部 44A、44B 樹脂ボトルの首部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部にねじ山が形成され、その下方に順
    に円筒部とフランジ部とが形成された首部を有する樹脂
    ボトルの搬送装置であって、 前記フランジ部の上方を把持手段によって把持して搬送
    する第1搬送手段と、フランジ部の下面側を支持手段に
    よって支持して搬送する第2搬送手段とを備え、これら
    第1搬送手段と第2搬送手段とで樹脂ボトルを受け渡し
    て搬送する樹脂ボトルの搬送装置において、 前記第1搬送手段の把持手段と第2搬送手段の支持手段
    との高さ方向の間隔を変更可能に構成したことを特徴と
    する樹脂ボトルの搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段に対して、把持手段の高さ
    方向の位置を変更可能に構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の樹脂ボトルの搬送装置。
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