JP2002362734A - 容器の姿勢制御装置およびその方法 - Google Patents

容器の姿勢制御装置およびその方法

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JP2002362734A JP2001171261A JP2001171261A JP2002362734A JP 2002362734 A JP2002362734 A JP 2002362734A JP 2001171261 A JP2001171261 A JP 2001171261A JP 2001171261 A JP2001171261 A JP 2001171261A JP 2002362734 A JP2002362734 A JP 2002362734A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、外周面に非円形状の部分が形成され
た容器の向きを特定の設定方向に揃えて方向規正する作
業を短時間で正確に行うことができ、容器の形状が類似
形状の製品以外の多種類の容器で兼用可能であり、信頼
性が高い容器の姿勢制御装置およびその方法を提供する
ことを最も主要な特徴とする。 【解決手段】取っ手付き容器1が回転テーブル16に繰
入れられた際に容器1の非円形状部分にストッパ45を
当接させ、回転テーブル16の回転時にストッパ45が
容器1の取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たっ
た時点でエアークラッチ22によって回転テーブル16
の回転駆動力の伝達を遮断することにより、容器1の向
きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向に合わせた
状態でグリップ式ホイール8によって次工程へ搬送する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば取っ手付き
容器の取っ手部分のように外周面に非円形状の部分が形
成されている容器の姿勢を同一方向に向けた状態で揃え
る容器の姿勢制御装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、食用油、醤油等の液体を充填す
る大容量容器などでは容器本体の外周面に取っ手が形成
された取っ手付き容器が使用される場合がある。このよ
うな取っ手付き容器では使用者が取っ手を持って油、醤
油などを注ぐ時、注ぎ口が下を向く、ヒンジキャップの
ヒンジ部が上にあるなどの条件が必要となる。そして、
このような条件が満たされていない場合には容器内の液
体を注ぐ作業が行い難くなるので、取っ手付き容器の取
っ手の向きと、この容器の口元に装着されるキャップの
注ぎ口の向きとを合わせる必要が有る。
【0003】現在、取っ手付き容器に食用油、醤油等の
液体を充填する液体充填機では取っ手付き容器の口元に
キャップを装着する作業時に取っ手付き容器の取っ手の
向きを特定の設定方向に揃えて方向規正した後、方向規
正されたキャップを押し込むことで施キャップされるよ
うになっている。ここで、容器キャップの種類としては
押し込みキャップが使用される。
【0004】また、例えば特開平7−300191号公
報にはキャップ方向の整列がなされて施キャップされる
構成が示されている。さらに、容器の姿勢制御としては
例えば光電スイッチなどで取っ手付き容器の取っ手を検
出し、光電スイッチからの検出信号に応じて容器が載っ
ている回転テーブルの回転を止めることにより、容器の
取っ手の向きを揃える技術などが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の特開平7−30
0191号公報に示されているようなキャップ方向の整
列装置では容器の姿勢制御には対応できない問題があ
る。
【0006】また、光電スイッチなどで取っ手付き容器
の取っ手を検出する方法では容器の材質の色の違いや、
表面の仕上げ状態、光沢の状態などの条件の違いに応じ
て設定を変更する必要がある。そのため、通常は汎用性
が乏しく、容器の形状が類似形状の製品しか兼用できな
い問題がある。さらに、従来の容器の姿勢制御装置で
は、容器の形状が異なる複数種類の容器で兼用可能であ
ってもその都度、容器の形状に合わせて装置の調整を行
う必要があるので、その作業に時間が掛かり、信頼性が
乏しい問題もある。
【0007】また、食用油、醤油等の液体を充填する容
器形状は今後ますます多様化し、容器形状が多彩になる
傾向がある。そのため、容器の形状に合わせて液体充填
機内における容器の姿勢制御装置の型替えを行う作業時
間の短縮、確実性の向上などが要望されているのが実情
である。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、外周面に非円形状の部分が形成された
容器の向きを特定の設定方向に揃えて方向規正する作業
を短時間で正確に行うことができるうえ、容器の形状が
類似形状の製品以外の多種類の容器で兼用可能であり、
信頼性が高い容器の姿勢制御装置およびその方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外周
面に非円形状の部分が形成された容器を略水平方向に沿
って搬送する容器搬送路上に介設され、前記容器を繰入
位置から次工程への操出位置まで搬送する作業用搬送路
と、この作業用搬送路上に配設され、前記容器をその中
心線を中心に軸回り方向に回転可能に支持する容器受け
と、この容器受け上の前記容器を回転駆動する回転駆動
部と、前記容器受け上の前記容器に対して接離可能に支
持され、前記繰入位置から前記容器受けに繰入れられた
際に前記容器の非円形状部分に当接されるストッパと、
前記回転駆動部に配設され、前記容器受けの回転時に前
記ストッパが前記容器の非円形状部分における予め設定
された所定形状の係止部に突き当たった時点で前記容器
受け上の前記容器への回転駆動力の伝達を遮断するクラ
ッチ機構と、前記ストッパが前記係止部に突き当たり、
前記容器の向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方
向に合わせた状態で前記操出位置から次工程へ搬送する
操出手段とを具備したことを特徴とする容器の姿勢制御
装置である。そして、本請求項1の発明では、繰入位置
から作業用搬送路上に繰入れられた容器を容器受け上に
その中心線を中心に軸回り方向に回転可能に支持させ
る。このとき、容器受け上の容器の非円形状部分にスト
ッパを当接させた状態で、回転駆動部によって容器受け
上の容器を回転駆動する。また、この容器受け上の容器
の回転時にストッパが容器の非円形状部分における予め
設定された所定形状の係止部に突き当たった時点でクラ
ッチ機構によって容器受け上の容器の回転駆動力の伝達
を遮断し、ストッパが係止部に突き当たり、容器の向き
を予め設定された特定の姿勢制御位置方向に合わせた状
態で操出手段によって操出位置から次工程へ搬送するよ
うにしたものである。
【0010】請求項2の発明は、前記非円形状部分は、
前記容器の外周面に配設された取っ手部の部分によって
形成され、前記係止部は、前記取っ手部の一側部によっ
て形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容
器の姿勢制御装置である。そして、本請求項2の発明で
は、容器の外周面の取っ手部の部分によって形成された
非円形状部分にストッパを当接させ、非円形状部分にお
ける取っ手部の一側部の係止部に突き当てることによ
り、容器の向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方
向に合わせるようにしたものである。
【0011】請求項3の発明は、前記容器受けは自転用
の回転テーブルによって形成され、前記回転駆動部は、
駆動源からの駆動力を前記回転テーブルの回転軸に伝達
する歯車機構であることを特徴とする請求項1に記載の
容器の姿勢制御装置である。そして、本請求項3の発明
では、自転用の回転テーブルによって形成された容器受
けの回転軸に駆動源からの駆動力を歯車機構を介して伝
達し、回転テーブル上の容器を回転駆動するようにした
ものである。
【0012】請求項4の発明は、前記作業用搬送路は、
主軸を中心に回転駆動される公転用の回転台によって形
成され、前記回転駆動部は、前記回転台における前記容
器の移動軌道の外周面に沿って延設された摩擦抵抗が大
きい摩擦部材と、前記容器を前記摩擦部材に押し付ける
押し付け部材とによって形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の容器の姿勢制御装置である。そし
て、本請求項4の発明では、公転用の回転台の外周面に
沿って延設された摩擦部材に押し付け部材によって容器
を押し付けることにより、容器を摩擦部材との間の摩擦
力によって回転駆動するようにしたものである。
【0013】請求項5の発明は、前記摩擦部材は、無端
状のベルトによって形成され、前記回転駆動部は、前記
ベルトを駆動するベルト駆動モータを有することを特徴
とする請求項1に記載の容器の姿勢制御装置である。そ
して、本請求項5の発明では、公転用の回転台の外周面
に沿って延設された無端状のベルトに押し付け部材によ
って容器を押し付けることにより、ベルト駆動モータに
よって駆動されるベルトによって容器を回転駆動するよ
うにしたものである。
【0014】請求項6の発明は、前記ストッパは、前記
容器との接触部に前記係止部と対応する形状の対応形状
部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
容器の姿勢制御装置である。そして、本請求項6の発明
では、容器の係止部にストッパの対応形状部を突き当て
ることにより、容器の向きを予め設定された特定の姿勢
制御位置方向に合わせるようにしたものである。
【0015】請求項7の発明は、前記ストッパは、前記
作業用搬送路の構成要素に対して着脱可能に取付けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の容器の姿勢制
御装置である。そして、本請求項7の発明では、ストッ
パを作業用搬送路の構成要素に対して着脱可能に取付け
ることにより、容器の姿勢制御の不要時にはストッパを
作業用搬送路の構成要素から簡単に取外すようにしたも
のである。
【0016】請求項8の発明は、前記ストッパは、略水
平方向に延設された回動中心を中心に前記回転テーブル
上の前記容器の回転軌道の内側に侵入させて前記容器に
接触させるセット位置と、前記回転軌道の外側に退避さ
せた退避位置との間で回動可能に支持されたストッパ本
体が付勢手段によって前記テーブル上の前記容器に接触
する方向に付勢されることを特徴とする請求項3に記載
の容器の姿勢制御装置である。そして、本請求項8の発
明では、略水平方向に延設された回動中心を中心に回転
テーブル上の容器の回転軌道の内側に侵入させて容器に
接触させるセット位置と、回転軌道の外側に退避させた
退避位置との間で回動可能に支持されたストッパ本体を
付勢手段によってテーブル上の容器に接触する方向に付
勢させることにより、ストッパを確実に容器の係止部に
係止させるようにしたものである。
【0017】請求項9の発明は、前記ストッパは、略鉛
直方向に延設された回動中心を中心に前記回転テーブル
上の前記容器の回転軌道の内側に侵入させて前記容器に
接触させるセット位置と、前記回転軌道の外側に退避さ
せた退避位置との間で回動可能に支持されたストッパ本
体が付勢手段によって前記テーブル上の前記容器に接触
する方向に付勢されることを特徴とする請求項3に記載
の容器の姿勢制御装置である。そして、本請求項9の発
明では、略鉛直方向に延設された回動中心を中心に回転
テーブル上の容器の回転軌道の内側に侵入させて容器に
接触させるセット位置と、回転軌道の外側に退避させた
退避位置との間で回動可能に支持されたストッパ本体を
付勢手段によってテーブル上の容器に接触する方向に付
勢させることにより、ストッパを確実に容器の係止部に
係止させるようにしたものである。
【0018】請求項10の発明は、前記ストッパは、前
記容器の前記係止部に突き当たった時点で前記係止部と
の突き当て面が力学的に外れない位置に支点が配置され
ていることを特徴とする請求項1に記載の容器の姿勢制
御装置である。そして、本請求項10の発明では、スト
ッパが容器の係止部に突き当たった時点で係止部との突
き当て面が力学的に外れない位置に支点を配置すること
により、ストッパを確実に容器の係止部に係止させるよ
うにしたものである。
【0019】請求項11の発明は、前記クラッチ機構
は、エアークラッチ、またはメカニカルクラッチである
ことを特徴とする請求項1に記載の容器の姿勢制御装置
である。そして、本請求項11の発明では、クラッチ機
構をエアークラッチ、またはメカニカルクラッチで形成
することにより、回転テーブルの回転駆動力の伝達遮断
動作を確実に行うようにしたものである。
【0020】請求項12の発明は、前記クラッチ機構
は、前記ストッパが前記係止部に突き当たった状態で、
前記摩擦部材に沿って滑る状態に切り換わるものである
ことを特徴とする請求項4、または5に記載の容器の姿
勢制御装置である。そして、本請求項12の発明では、
ストッパが係止部に突き当たった状態で、摩擦部材に沿
って滑る状態に切り換わることにより、回転テーブルの
回転駆動力の伝達遮断動作を確実に行うようにしたもの
である。
【0021】請求項13の発明は、外周面に非円形状の
部分が形成された容器を略水平方向に沿って搬送する容
器搬送路上に介設された作業用搬送路に前記容器を繰入
れる繰入工程と、前記容器をその中心線を中心に軸回り
方向に回転可能に支持する容器受けに前記容器が繰入れ
られた際に前記容器の非円形状部分にストッパを当接さ
せた状態で、前記容器受け上の前記容器をその中心線を
中心に軸回り方向に回転駆動する回転駆動工程と、前記
容器受けの回転時に前記ストッパが前記容器の非円形状
部分における予め設定された所定形状の係止部に突き当
たった時点で前記容器受け上の前記容器への回転駆動力
の伝達を遮断することにより、前記ストッパが前記係止
部に突き当たった時点の特定の姿勢制御位置方向に位置
決めする位置決め工程とを具備したことを特徴とする容
器の姿勢制御方法である。そして、本請求項13の発明
では、繰入工程によって繰入位置から作業用搬送路上に
繰入れられた容器を容器受け上にその中心線を中心に軸
回り方向に回転可能に支持させる。このとき、容器受け
上の容器の非円形状部分にストッパを当接させた状態
で、回転駆動部によって容器受け上の容器を回転駆動す
る(回転駆動工程)。また、この容器受け上の容器の回
転時にストッパが容器の非円形状部分における予め設定
された所定形状の係止部に突き当たった時点で容器受け
上の容器への回転駆動力の伝達を遮断することにより、
ストッパが係止部に突き当たった時点の特定の姿勢制御
位置方向に位置決めする(位置決め工程)ようにしたも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図8を参照して説明する。図1は例えば食用
油、醤油等の液体が充填された取っ手付き容器1に図示
しないキャップを被せるキャップ装着作業を自動的に行
なうロータリー式のキャッピング装置2に容器1の姿勢
を制御した状態で搬送する容器の搬送装置3全体の概略
構成を示すものである。
【0023】この容器搬送装置3で搬送される取っ手付
き容器1には図5(A),(B)に示すように容器本体
4の上部外周面に取っ手部5が形成されている。そし
て、取っ手付き容器1の外周面はこの取っ手部5を含む
部分の横断面形状が非円形状に形成されている。ここ
で、本実施の形態の取っ手付き容器1では取っ手部5が
容器1の外周円の内側、または外周円上に配置されてい
る。なお、容器本体4の最上部には図示しないキャップ
を被せる口元部6が形成されている。
【0024】また、容器搬送装置3には取っ手付き容器
1の取っ手部5の向きを予め設定された特定の姿勢制御
位置方向に合わせた状態で揃える本実施の形態のロータ
リー式の容器の姿勢制御装置7が設けられている。さら
に、姿勢制御装置7とキャッピング装置2との間にはグ
リップ式ホイール(操出手段)8が介設されている。
【0025】また、姿勢制御装置7の近傍位置には、容
器供給用の搬送ライン9から供給されるキャップ装着前
の容器1を姿勢制御装置7の入り口部に連続的に繰り入
れるスターホイール等の繰り入れ装置10が配設されて
いる。ここで、容器供給用の搬送ライン9には容器1の
搬送路を形成するガイド部材9aと、このガイド部材9
aに沿って容器1を圧送する図示しないスクリューとが
設けられている。そして、スクリューの溝とガイド部材
9aとの間の空間に容器1がセットされ、スクリューの
回転にともない容器1が順次、供給されるようになって
いる。
【0026】さらに、キャッピング装置2の近傍位置に
は、キャッピング装置2の出口部から繰り出されるキャ
ップ装着済の容器1(製品)を繰り出し用の搬送ライン
11に繰り出すスターホイール等の繰り出し装置12が
設けられている。なお、搬送ライン11の近傍位置には
不良品排出用の搬送ライン13が設けられている。
【0027】また、本実施の形態のロータリー式の容器
の姿勢制御装置7には、軸心部位に配置された主軸14
を中心に回転駆動(公転)される回転台15と、この回
転台15の外周部に周方向に沿って並設された複数、本
実施の形態では6つの容器載置用の回転テーブル16と
が設けられている。なお、回転台15上の回転テーブル
16の数は能力に応じて適宜増減されるようになってい
る。ここで、回転台15には図示しない駆動モーターに
よって駆動される駆動ギア17からの駆動力が伝達さ
れ、主軸14を中心に図1中で反時計回り方向に回転駆
動されるようになっている。さらに、回転台15には各
回転テーブル16上に載置された容器1を受ける図6に
示すように略半円形状の容器受け16aが設けられてい
る。なお、この回転台15によって図1に示す円形の公
転軌道Lに沿って容器1を搬送する作業用搬送路が構成
されている。
【0028】また、図2に示すように各回転テーブル1
6の軸心部には回転軸18が固定されている。この回転
軸18は回転テーブル16に回転自在に軸支されてい
る。さらに、この回転軸18の下部にはスピンドルギア
19が固定されている。
【0029】また、回転台15の内部には軸心部側に固
定ギア20が配設されている。この固定ギア20は姿勢
制御装置7の機体の固定部に固定されている。さらに、
この固定ギア20と回転軸18のスピンドルギア19と
の間には2つのアイドルギヤ21a、21bがそれぞれ
噛合状態で介設されている。そして、回転台15の回転
時には固定ギア20に沿って一方のアイドルギヤ21a
が回転駆動されるとともに、このアイドルギヤ21aの
回転が他方のアイドルギヤ21bを介して回転軸18の
スピンドルギア19に伝達され、回転テーブル16が回
転軸18を中心に図1中で反時計回り方向に回転駆動
(自転)されるようになっている。
【0030】また、回転軸18の下部にはスピンドルギ
ア19と回転軸18との間の回転力の伝達を断続するエ
アークラッチ(クラッチ機構)22が配設されている。
このエアークラッチ22には図7(A),(B)に示す
ように構成されている。ここで、参照符号23はスピン
ドルギア19に連結された駆動力の入力用のドライブデ
ィスク、24は回転軸18に連結された出力用のハブで
ある。ドライブディスク23には摩擦板23aが貼り付
けられている。
【0031】また、エアークラッチ22の本体内にはド
ライブディスク23の摩擦板23aに対して接離可能な
駆動力の断続用のディスク25が配設されている。この
ディスク25はキー26を介してハブ24に軸方向に移
動可能に支持されている。
【0032】さらに、ドライブディスク23の摩擦板2
3aとディスク25との間には戻しばね27が配設され
ている。そして、この戻しばね27によって図7(B)
に示すようにディスク25がドライブディスク23の摩
擦板23aから離れる方向(クラッチ遮断方向)に付勢
されている。この状態(クラッチOFF)では、ドライ
ブディスク23の摩擦板23aとディスク25とが離れ
ている為、駆動力がディスク25に伝達されない状態で
保持される。そのため、スピンドルギア19からの駆動
力は回転軸18に伝達されない状態で保持されるように
なっている。
【0033】また、エアークラッチ22の本体内には空
気室28、ピストン29、スラストベアリング30など
が設けられている。ここで、空気室28にはエアー口2
8aが連結されている。このエアー口28aには後述す
るエアーバルブ51からの接続管路が接続され、後述す
るエアーバルブ51によって回転力の伝達の断続動作が
制御されるようになっている。
【0034】そして、エアー口28aから空気室28に
エアーを入れるとピストン29、スラストベアリング3
0、ディスク25がキー26に沿って図7(B)中で左
側に移動し、図8に示すようにドライブディスク23の
摩擦板23aとディスク25とが接し、駆動力がドライ
ブディスク23からディスク25に伝達されるようにな
っている。この状態(クラッチON)では、ディスク2
5に伝達された駆動力はキー26を介しディスク25か
らハブ24に伝達され、回転軸18が回転駆動されるよ
うになっている。
【0035】また、回転台15の上部にはこの回転台1
5と一体的に回転する上部テーブル31が配設されてい
る。この上部テーブル31には各回転テーブル16上に
載置された容器1の頭部の口元部6を押える容器押え3
2が各回転テーブル16と対応する位置にそれぞれ配置
されている。この容器押え32には上部テーブル31に
対して上下方向に移動可能に支持された支軸33と、こ
の支軸33の下端部に回転自在に支持された容器押え本
体34とが設けられている。さらに、上部テーブル31
の上面側には支軸33の昇降動作をガイドするガイド管
35が配設されている。
【0036】また、容器押え32の支軸33の上端部に
は姿勢制御装置7の機体の半径方向に略水平に延設され
た水平ピン36が設けられている。この水平ピン36の
両端部はガイド管35の両側に延設されている。さら
に、水平ピン36の両端部にはベアリング37a,37
bがそれぞれ取付けられている。
【0037】また、上部テーブル31よりも上側には容
器押え32を昇降駆動する容器押え駆動機構38が設け
られている。この容器押え駆動機構38には上部テーブ
ル31の上側に離間対向配置された円板状の固定プレー
ト39が設けられている。この固定プレート39の内端
部側は姿勢制御装置7の機体の固定部に固定されてい
る。さらに、固定プレート39の上面外周縁部には容器
押え32の水平ピン36の内端部側のベアリング37a
が転動可能に載置されている。
【0038】また、図3に示すように固定プレート39
の上面外周縁部側には容器押え32の上下操作用カム4
0が上向に突設された状態で部分的に取付けられてい
る。この上下操作用カム40は容器押え32の内側のベ
アリング37aの回転軌道に沿って図4(A)に示すよ
うに上面から見て略円弧状に形成されている。さらに、
この上下操作用カム40には図4(B)に示すようにベ
ース面40a上に略山形の突起部40bが突設されてい
る。
【0039】また、容器押え32の支軸33の周囲には
上部テーブル31と容器押え本体34との間に圧縮コイ
ルばね41が配設されている。そして、この圧縮コイル
ばね41のばね力及び容器押え32の自重によって水平
ピン36の内端部側のベアリング37aが固定プレート
39の上面外周縁部に押し付けられる方向に常に付勢さ
れている。
【0040】また、ガイド管35の上端部外周部位には
平板状のスピンドルガイド42が取付けられている。こ
のスピンドルガイド42には図4(C)に示すように支
軸33の軸方向に沿って延設された長穴43が形成され
ている。この長穴43内には水平ピン36の外端部側の
ベアリング37bが挿入されている。これにより、水平
ピン36の回り止めが行われている。そして、回転台1
5の回転時にはこの回転台15と一体的に回転する上部
テーブル31の回転動作にともない水平ピン36の内端
部側のベアリング37aが固定プレート39の上面外周
縁部に沿って転動する。このとき、固定プレート39の
上面外周縁部に部分的に取付けられている上下操作用カ
ム40の上を水平ピン36の内端部側のベアリング37
aが通過する際に、上下操作用カム40によってベアリ
ング37aが押し上げられて容器押え32が上昇するよ
うになっている。これにより、容器押え32の昇降動作
が上下操作用カム40によって制御されるようになって
いる。そして、回転テーブル16上の容器1の口元部6
に容器押え32の容器押え本体34が当接され、この容
器押え本体34によって容器1の口元部6が上から押え
付けられた状態で保持されるようになっている。この状
態で、回転テーブル16が回転駆動されることにより、
回転テーブル16上の取っ手付き容器1が容器受け16
aに沿って1回転以上回転駆動されるようになってい
る。
【0041】また、各回転テーブル16の近傍部位には
容器受け16aの一端部側にストッパ支持台44が配置
されている。このストッパ支持台44の上部には容器1
の取っ手部5が形成されている部分のような非円形状部
分に当接されるストッパ45が設けられている。
【0042】このストッパ45には図5(A),(B)
に示すように略水平方向に延出された揺動軸46を中心
に回動可能に支持された揺動部材47と、この揺動部材
47に固定された垂直揺動レバー式のストッパ本体48
と、このストッパ本体48を回転テーブル16上の取っ
手付き容器1の非円形状部分に当接させる方向に付勢す
る引張りばね49とが設けられている。ここで、ストッ
パ45の揺動軸46は図5(A)に示すようにストッパ
支持台44の上部の軸受部44aに回動自在に軸支され
ている。さらに、ストッパ本体48はねじ部材50によ
って揺動部材47に着脱可能に取付けられている。
【0043】また、ストッパ45のストッパ本体48は
引張りばね49のばね力によって揺動軸46を中心に図
5(B)中で反時計回り方向に回動される方向に常に付
勢されている。そして、回転テーブル16の回転時に図
5(A),(B)に示すようにストッパ45のストッパ
本体48が取っ手部5の一側部によって形成されている
係止部5aに係止されることにより、この回転テーブル
16上の取っ手付き容器1の回転が停止されるようにな
っている。
【0044】また、上部テーブル31の内部側にはエア
ークラッチ22の動作を制御するエアーバルブ51が配
設されている。さらに、固定プレート39の内部側下面
にはエアーバルブ51を操作するバルブカム52が下向
に突設された状態で部分的に取付けられている。ここ
で、バルブカム52は各回転テーブル16の回転が必要
な区間のみに取付けられている。そして、エアーバルブ
51は上部テーブル31と一体的に回転し、このエアー
バルブ51の回転時に各回転テーブル16の回転が必要
な区間のみこのエアーバルブ51がバルブカム52によ
ってON操作され、エアークラッチ22をつなぎ各回転
テーブル16を回転させるようになっている。
【0045】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。本実施の形態のロータリー式の容器の姿
勢制御装置7の駆動時には駆動ギア17からの駆動力が
伝達され、回転台15が主軸14を中心に回転駆動(公
転)される。このとき、容器供給用の搬送ライン9から
供給されるキャップ装着前の容器1はスターホイール等
の繰り入れ装置10から姿勢制御装置7の入り口部に連
続的に繰り入れられる。
【0046】また、繰入位置から姿勢制御装置7の入り
口部に繰入れられた容器1は容器受け16aで受ける状
態で、回転テーブル16上に載置され、その回転軸18
を中心に軸回り方向に回転可能に支持される。このと
き、容器1の取っ手部5の向きはばらばらである。さら
に、容器1の繰入れ時には同時にストッパ45がテーブ
ル16上の容器1の外周面に当接される。ここで、スト
ッパ45のストッパ本体48はテーブル16上の容器1
の外周面を撫でる状態で接触される。
【0047】この状態で、回転台15によって各テーブ
ル16上の容器1が主軸14を中心とする回転軌道に沿
って図1中で反時計回り方向に回転(公転)される。こ
の回転台15の回転時には固定ギア20に沿って一方の
アイドルギヤ21aが回転駆動されるとともに、このア
イドルギヤ21aの回転が他方のアイドルギヤ21bを
介してスピンドルギア19に伝達される。
【0048】また、スピンドルギア19の回転はエアー
クラッチ22を介して回転テーブル16の回転軸18に
伝達される。このエアークラッチ22はエアーバルブ5
1の動作にともない断続操作される。そして、エアーバ
ルブ51がOFF状態で保持されている場合にはエアー
クラッチ22は遮断状態で保持される。このようにエア
ークラッチ22が遮断されている場合にはスピンドルギ
ア19の回転は回転テーブル16の回転軸18には伝達
されず、回転テーブル16は停止状態で保持される。
【0049】さらに、回転台15の回転中、上部テーブ
ル31が回転台15と一体的に回転する。この上部テー
ブル31の回転動作にともない水平ピン36の内端部側
のベアリング37aが固定プレート39の上面外周縁部
に沿って転動する。このとき、固定プレート39の上面
外周縁部に部分的に取付けられている上下操作用カム4
0の上を水平ピン36の内端部側のベアリング37aが
通過する際に、上下操作用カム40によってベアリング
37aが押し上げられて容器押え32が上昇する。これ
により、容器押え32の昇降動作が上下操作用カム40
によって制御される。
【0050】また、回転台15の回転中、各回転テーブ
ル16の回転が必要な区間のみエアーバルブ51がバル
ブカム52によってON操作される。このエアーバルブ
51のON操作時にはエアークラッチ22が接続状態に
切換え操作される。このようにエアークラッチ22が接
続された場合にはスピンドルギア19の回転が回転テー
ブル16の回転軸18に伝達される。そのため、回転テ
ーブル16は回転軸18を中心に図1中で反時計回り方
向に回転駆動(自転)される。
【0051】さらに、回転テーブル16の回転前の停止
時には容器押え32が下降操作され、回転テーブル16
上の容器1の口元部6に容器押え32の容器押え本体3
4が当接される。そして、この容器押え本体34によっ
て容器1の口元部6が上から押え付けられた状態で、回
転テーブル16が回転駆動される。このとき、回転テー
ブル16はストッパ45が容器1のどの位置に有っても
必ずストッパ45が容器1の取っ手部5に当るように回
転テーブル16上の取っ手付き容器1が容器受け16a
に沿って1回転以上回転駆動される。
【0052】また、この回転テーブル16の回転時には
ストッパ45が容器1の非円形状部分の外周面の外周円
に沿って摺動する。このとき、ストッパ45は容器本体
4の外周円に沿って摺動したのち、容器本体4と取っ手
部5との間の区間ではストッパ45の先端部が容器本体
4と取っ手部5との間の凹部内に挿入される。続いて、
回転テーブル16がさらに回転するとストッパ45の先
端部が取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった
状態で係合される。なお、ストッパ45は取っ手部5の
一側部の係止部5a以外の部分と接触している状態では
係合されず、回転テーブル16の回転状態が継続され
る。
【0053】また、ストッパ45が容器1の取っ手部5
の一側部の係止部5aに当ると容器1の回転は停止す
る。このとき、エアークラッチ22は繋がっているの
で、回転テーブル16は回ろうとするが、エアークラッ
チ22が滑ることにより、回転テーブル16も停止す
る。これにより、図6に示すようにストッパ45が容器
1の取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった時
点でエアークラッチ22によって回転テーブル16の回
転駆動力の伝達が遮断される。そして、このように容器
1の向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向に合
わせた状態、すなわちストッパ45が取っ手部5の一側
部の係止部5aに突き当たった時点で、容器1の方向規
制が終了する。
【0054】さらに、エアークラッチ22が切れ、回転
テーブル16が停止後、容器押え32が上昇すると同時
にグリップ式ホイール8にて容器1の取っ手部5の方向
が狂わないように繰出され、次工程へ搬送される。この
とき、容器1が受け渡される際にストッパ45も容器1
の移動軌道から逃げていく為、ストッパ45と干渉する
ことなく容器1をグリップ式ホイール8に受け渡すこと
ができる。
【0055】さらに、取っ手部5の向きを揃えられた容
器1はグリップ式ホイール8によって取っ手部5の方向
を維持された状態で、キャッピング装置2へ繰り入れら
れる。そして、このキャッピング装置2でキャップの方
向規正が行われたのち、このキャップが容器1に押し込
まれる。
【0056】その後、施キャップが終了した容器1は繰
り出し装置12のスターホイール等によって繰り出し用
の搬送ライン11に繰り出される。さらに、繰り出し装
置12のスターホイール上で施キャップの検査を行い、
キャップ無し、押し込み不良、方向不良等が検出された
不良品の容器1は不良品排出用の搬送ライン13に不良
排出される。
【0057】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の容器の姿勢制御
装置7では回転台15にテーブル16上の容器1に対し
て接離可能に支持され、繰入位置から回転テーブル16
に繰入れられた際に容器1の非円形状部分の外周面に当
接されるストッパ45を設け、回転テーブル16の回転
時にストッパ45が容器1の取っ手部5の一側部の係止
部5aに突き当たった時点でエアークラッチ22によっ
て回転テーブル16の回転駆動力の伝達を遮断すること
により、容器1の向きを予め設定された特定の姿勢制御
位置方向、すなわちストッパ45が取っ手部5の一側部
の係止部5aに突き当たる位置方向に合わせることがで
きる。そのため、外周面に取っ手部5のような非円形状
の部分が形成された取っ手付き容器1の取っ手部5の向
きを特定の設定方向に揃えて方向規正した状態で操出位
置からグリップ式ホイール8によって次工程へ搬送する
作業を短時間で正確に行うことができる。
【0058】また、本実施の形態ではストッパ本体48
はねじ部材50によって揺動部材47に着脱可能に取付
けられているので、型替え時のストッパ本体48の交換
が容易になる。さらに、例えば取っ手付き容器1以外の
容器のように方向規制が不要な容器を使用する場合には
ストッパ本体48を揺動部材47から簡単に取外すこと
ができる。そのため、容器1の形状が類似形状の製品以
外の多種類の容器で兼用可能である。
【0059】さらに、取っ手部5の向きを揃えられた容
器1をグリップ式ホイール8によって取っ手部5の方向
を維持された状態で、キャッピング装置2へ繰り入れる
ことができるので、食用油、醤油等の大容量容器のよう
に取っ手付き容器1でキャップ注ぎ口と取っ手部5の方
向を合わせるなどの作業を簡単に行うことができる。
【0060】なお、本実施の形態では回転テーブル16
の回転駆動力の伝達を遮断するクラッチ機構としてはエ
アークラッチ22を使用したが、メカニカル式のクラッ
チ機構を使用しても同様の効果を得ることができる。ク
ラッチ機構としては同様な作用が得られるものであれば
電磁クラッチ等でもよい。さらに、回転テーブル16を
回転駆動する回転駆動部は同様な作用が得られるもので
あればモーター、エアーアクチュエータ等他の構成でも
よい。
【0061】また、図9乃至図11(A)〜(E)は本
発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形
態は第1の実施の形態(図1乃至図8参照)の容器の姿
勢制御装置7におけるストッパ45とは異なる構成のス
トッパ61を設けたものである。なお、これ以外の部分
は第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置7と同一構成
になっており、第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置
7と同一部分には同一の符号を付してここではその説明
を省略する。
【0062】すなわち、本実施の形態のストッパ61に
は図9および図10(A),(B)に示すように略鉛直
方向に延出された揺動軸62を中心に回動可能に支持さ
れた揺動部材63と、この揺動部材63に固定された水
平揺動レバー式のストッパ本体64と、このストッパ本
体64を回転テーブル16上の取っ手付き容器1の非円
形状部分に当接させる方向に付勢する引張りばね65と
が設けられている。
【0063】ここで、ストッパ61の揺動軸62は図1
0(B)に示すようにストッパ支持台66の上面側に上
向に突設されている。また、図9に示すように揺動部材
63には一端部側に揺動軸62の軸受部材67が装着さ
れ、他端部側にストッパ本体64の基端部が固定されて
いる。
【0064】さらに、揺動部材63の中間部にはストッ
パ61の揺動範囲を規制するストッパーピン挿入用の円
孔68が形成されている。この円孔68には図10
(B)に示すようにストッパ支持台66の上面側に上向
に突設されたストッパーピン69が挿入されている。
【0065】また、揺動部材63には図10(A)に示
すようにストッパ本体64の突設方向とは反対方向に伸
びる第1のばね受け部70が設けられている。さらに、
ストッパ支持台66の上面側には第1のばね受け部70
よりも容器受け16a側に配置される第2のばね受け部
71が上向に突設されている。そして、引張りばね65
はこれらの第1、第2のばね受け部70、71間に架設
されている。
【0066】また、ストッパ本体64の先端部の容器1
との接触部には取っ手部5の一側部によって形成されて
いる係止部5aと対応する形状の対応形状部64aが形
成されている。
【0067】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。図11(A)〜(E)は本実施の形態の
容器の姿勢制御装置7の駆動時における回転テーブル1
6の回転時のストッパ61の動作状態を示すものであ
る。図11(A)は繰入位置から姿勢制御装置7の入り
口部に繰入れられた容器1を容器受け16aで受けた際
にストッパ61のストッパ本体64の先端部が回転テー
ブル16上に載置された容器1の取っ手部5と容器本体
4との間の凹部に挿入された状態を示すものである。こ
のとき、ストッパ61のストッパ本体64は引張りばね
65のばね力によって揺動軸62を中心に図11(A)
中で時計回り方向に回動される方向に付勢されている。
そのため、ストッパ本体64の先端部は容器本体4の外
周面に当接される状態で保持される。なお、図11
(A)の位置ではストッパ本体64の先端部が容器本体
4の外周面に当接される際の圧力角θ1は小さく設定さ
れている。
【0068】また、回転台15の回転中、回転テーブル
16は必要な区間のみ第1の実施の形態と同様に図11
(A)中で反時計回り方向に回転駆動される。この回転
テーブル16の回転時にはストッパ61が図11(A)
の位置から図11(B)の位置まで移動したのち、図1
1(B)の位置で容器1の外周面上に移動される。続い
て、ストッパ61は容器1の外周面の外周円に沿って図
11(C)の位置まで摺動する。
【0069】この図11(C)の位置を越えると図11
(D)に示すように再びストッパ本体64の先端部が容
器1の取っ手部5と容器本体4との間の凹部に挿入され
る。続いて、図11(E)に示すようにストッパ本体6
4の先端部が容器1の取っ手部5の一側部の係止部5a
に突き当たった状態で係合される。このとき、ストッパ
本体64の先端の対応形状部64aが取っ手部5の一側
部の係止部5aに当接される際ラチェット作用により、
確実に取っ手部5を係止させることができる。なお、ス
トッパ61は取っ手部5の一側部の係止部5a以外の部
分と接触している状態では係合されず、回転テーブル1
6の回転状態が継続される。
【0070】また、ストッパ61の先端の対応形状部6
4aが容器1の取っ手部5の一側部の係止部5aに当る
と容器1の回転は停止する。これにより、第1の実施の
形態と同様に容器1の向きを予め設定された特定の姿勢
制御位置方向に合わせた状態、すなわちストッパ45が
取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった時点
で、容器1の方向規制が終了する。
【0071】そこで、本実施の形態では略鉛直方向に延
出された揺動軸62を中心に回動可能に支持された揺動
部材63に固定された水平揺動レバー式のストッパ本体
64を設け、回転テーブル16の回転時にストッパ61
が容器1の取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当た
った時点でエアークラッチ22によって回転テーブル1
6の回転駆動力の伝達を遮断することにより、容器1の
向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向、すなわ
ちストッパ61が取っ手部5の一側部の係止部5aに突
き当たる位置方向に合わせることができる。そのため、
本実施の形態でも第1の実施の形態と同様に外周面に取
っ手部5のような非円形状の部分が形成された取っ手付
き容器1の取っ手部5の向きを特定の設定方向に揃えて
方向規正した状態で操出位置からグリップ式ホイール8
によって次工程へ搬送する作業を短時間で正確に行うこ
とができる。
【0072】また、図12および図13は本発明の第3
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1乃至図8参照)の容器の姿勢制御装置
7におけるストッパ45とは異なる構成のストッパ81
を設けたものである。なお、これ以外の部分は第1の実
施の形態の容器の姿勢制御装置7と同一構成になってお
り、第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置7と同一部
分には同一の符号を付してここではその説明を省略す
る。
【0073】すなわち、本実施の形態のストッパ81に
は図12および図13に示すように略鉛直方向に延出さ
れた揺動軸82を中心に回動可能に支持された水平揺動
レバー式のストッパ本体83が設けられている。
【0074】ここで、ストッパ81の揺動軸82は図1
3に示すようにストッパ支持台84の上面側に上向に突
設されている。さらに、ストッパ支持台84には揺動軸
82の軸受部材85が装着され、この軸受部材85に揺
動軸82が回動可能に軸支されている。
【0075】また、ストッパ本体83の略中央部位には
揺動軸82が挿入される軸穴86が形成されている。こ
の軸穴86内には揺動軸82が挿入された状態で嵌着さ
れている。さらに、ストッパ本体83の基端部には第1
のばね受け部87が突設されている。
【0076】また、ストッパ支持台84におけるストッ
パ本体83の基端部側に対応する部分にはストッパーボ
ルト取付け台88が上向に突設されている。このストッ
パーボルト取付け台88にはストッパ本体83の揺動範
囲を規制するストッパーボルト89がストッパ本体83
の揺動軌道上に向けて突設されている。
【0077】さらに、ストッパーボルト取付け台88に
は略L字状に屈曲された第2のばね受け部90が突設さ
れている。そして、ストッパ本体83の第1のばね受け
部87とストッパーボルト取付け台88の第2のばね受
け部90との間には引張りばね91が架設されている。
【0078】また、本実施の形態で使用される取っ手付
き容器1は図12に示すように容器1の取っ手部5が容
器本体4の外周面の外径寸法より大きく、容器1の取っ
手部5が容器本体4の外周面の外側に突出された凸タイ
プの取っ手付き容器によって形成されている。
【0079】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。本実施の形態の容器の姿勢制御装置7の
駆動時には姿勢制御装置7の入り口部に繰入れられた容
器1が回転テーブル16上に載置され、その回転軸18
を中心に軸回り方向に回転可能に支持される。このと
き、容器1の取っ手部5の向きはばらばらである。さら
に、容器1の繰入れ時には同時にストッパ81のストッ
パ本体83の先端部がテーブル16上の容器1の外周面
に当接される。
【0080】そして、回転テーブル16の回転前の停止
時には容器押え32が下降操作され、回転テーブル16
上の容器1の口元部6に容器押え32の容器押え本体3
4が当接されて、この容器押え本体34によって容器1
の口元部6が上から押え付けられる。この状態で、回転
テーブル16が回転駆動される。このとき、回転テーブ
ル16はストッパ81のストッパ本体83の先端部が容
器1のどの位置に有っても必ずストッパ81のストッパ
本体83の先端部が容器1の取っ手部5に当るように回
転テーブル16上の取っ手付き容器1が容器受け16a
に沿って1回転以上回転駆動される。
【0081】また、この回転テーブル16の回転時には
ストッパ81のストッパ本体83の先端部が容器1の非
円形状部分の外周面の外周円に沿って摺動する。このと
き、ストッパ81のストッパ本体83の先端部は容器本
体4の外周円に沿って摺動したのち、図12および図1
3に示すようにストッパ81のストッパ本体83の先端
部が取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった状
態で係合される。なお、ストッパ81のストッパ本体8
3の先端部は取っ手部5の一側部の係止部5a以外の部
分と接触している状態では係合されず、回転テーブル1
6の回転状態が継続される。
【0082】また、ストッパ81のストッパ本体83の
先端部が容器1の取っ手部5の一側部の係止部5aに当
ると容器1の回転は停止する。これにより、第1の実施
の形態と同様に容器1の向きを予め設定された特定の姿
勢制御位置方向に合わせた状態、すなわちストッパ81
のストッパ本体83の先端部が取っ手部5の一側部の係
止部5aに突き当たった時点で、ラチェット作用により
容器1の方向規制が終了する。
【0083】そこで、本実施の形態では略鉛直方向に延
出された揺動軸82を中心に回動可能に支持された水平
揺動レバー式のストッパ本体83を設け、回転テーブル
16の回転時にストッパ81のストッパ本体83の先端
部が容器1の取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当
たった時点でエアークラッチ22によって回転テーブル
16の回転駆動力の伝達を遮断することにより、容器1
の向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向、すな
わちストッパ81のストッパ本体83の先端部が取っ手
部5の一側部の係止部5aに突き当たる位置方向に合わ
せることができる。そのため、本実施の形態でも第1の
実施の形態と同様に外周面に取っ手部5のような非円形
状の部分が形成された取っ手付き容器1の取っ手部5の
向きを特定の設定方向に揃えて方向規正した状態で操出
位置からグリップ式ホイール8によって次工程へ搬送す
る作業を短時間で正確に行うことができる。
【0084】さらに、本実施の形態では図12に示すよ
うに容器1の取っ手部5が容器本体4の外周面の外径寸
法より大きく、容器1の取っ手部5が容器本体4の外周
面の外側に突出された凸タイプの取っ手付き容器でも、
水平揺動レバー式のストッパ81のストッパ本体83で
確実に方向規制ができる効果がある。
【0085】また、図14および図15は本発明の第4
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1乃至図8参照)の容器の姿勢制御装置
7における回転台15の上に載置された容器1を回転駆
動する回転駆動部の構成を次の通り変更したものであ
る。
【0086】すなわち、本実施の形態では第1の実施の
形態の回転テーブル16に代えて図14に示すように回
転台15の外周部位に容器1の移動軌道Lに沿ってこの
移動軌道Lの外側に略C字状の容器ガイド部材101が
配設されている。この容器ガイド部材101の内周面に
は例えばゴムなどの摩擦抵抗が大きい摩擦部材102が
配設されている。
【0087】また、回転台15における各容器受け16
aの周辺部位には回転台15の内側から容器1を支持す
る軸受状の一対の回転支持ローラ(押し付け部材)10
3a,103bが配設されている。ここで、各回転支持
ローラ103a,103bは図15に示すように容器受
け16aに上下方向に向けて突設された支軸104に回
転自在に取付けられている。
【0088】そして、本実施の形態では各容器受け16
aによって保持されている容器1が各容器受け16aの
回転支持ローラ103a,103bによって容器ガイド
部材101の摩擦部材102に押し付けられるようにな
っている。そのため、回転台15を図14中で矢印に示
すように時計回り方向に回転(公転)させた際に、容器
1の外周面と容器ガイド部材101の摩擦部材102と
の間の接触部の摩擦抵抗によって容器1を反時計回り方
向に1回転以上回転(自転)させるようになっている。
ここでは容器1の外周面と接している摩擦部材102の
周長で、容器1の回転数が決まるようになっている。
【0089】また、回転台15の上の容器1の回転時に
は第1の実施の形態と同様にストッパ45が容器1の非
円形状部分の外周面の外周円に沿って摺動する。そし
て、ストッパ45の先端部が取っ手部5の一側部の係止
部5aに突き当たった状態で係合される。なお、ストッ
パ45は取っ手部5の一側部の係止部5a以外の部分と
接触している状態では係合されず、回転テーブル16の
回転状態が継続される。
【0090】さらに、ストッパ45が容器1の取っ手部
5の一側部の係止部5aに当ると容器1の外周面と容器
ガイド部材101の摩擦部材102との間の接触部の摩
擦抵抗に打ち勝って容器1の回転は停止する。そして、
このように容器1の向きを予め設定された特定の姿勢制
御位置方向に合わせた状態、すなわちストッパ45が取
っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった時点で、
容器1の方向規制が終了する。これ以後は、容器1の外
周面は容器ガイド部材101の摩擦部材102に沿って
滑る状態で、グリップ式ホイール8との受け渡し位置ま
で移動される。そして、グリップ式ホイール8にて容器
1の取っ手部5の方向が狂わないように繰出され、次工
程へ搬送される。
【0091】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では各容器受け1
6aによって保持されている容器1を各容器受け16a
の回転支持ローラ103a,103bによって容器ガイ
ド部材101の摩擦部材102に押し付け、回転台15
を図14中で矢印に示すように時計回り方向に回転(公
転)させた際に、容器1の外周面と容器ガイド部材10
1の摩擦部材102との間の接触部の摩擦抵抗によって
容器1を反時計回り方向に1回転以上回転(自転)させ
るようにしている。そして、ストッパ45の先端部が取
っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった状態で、
容器1の外周面と容器ガイド部材101の摩擦部材10
2との間の接触部の摩擦抵抗に打ち勝って容器1の回転
を停止させることにより、容器1の向きを予め設定され
た特定の姿勢制御位置方向、すなわちストッパ45が取
っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たる位置方向に
合わせることができる。そのため、本実施の形態でも第
1の実施の形態と同様に外周面に取っ手部5のような非
円形状の部分が形成された取っ手付き容器1の取っ手部
5の向きを特定の設定方向に揃えて方向規正した状態で
操出位置からグリップ式ホイール8によって次工程へ搬
送する作業を短時間で正確に行うことができる。
【0092】なお、本実施の形態の容器ガイド部材10
1を繰り入れ装置10のスターホイール等の外周部位に
容器1の移動軌道Lに沿って配設するとともに、繰り入
れ装置10のスターホイール等の内側から容器1を支持
する軸受状の一対の回転支持ローラ103a,103b
を設け、繰り入れ装置10のスターホイール等を回転さ
せた際に、容器ガイド部材101の摩擦部材102との
摩擦抵抗で容器1を1回転以上回転させ、ストッパ45
に当てて取っ手付き容器1の取っ手部5の向きを揃える
構成にしてもよい。
【0093】また、図16は本発明の第5の実施の形態
を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態
(図1乃至図8参照)の容器の姿勢制御装置7の構成を
次の通り変更したものである。
【0094】すなわち、本実施の形態では第1の実施の
形態の繰り入れ装置10のスターホイール等の外周部位
にこの繰り入れ装置10によって移動される容器1の移
動軌道L2に沿って無端状のベルト111が配設されて
いる。さらに、駆動モータ112によって回転駆動され
る駆動ローラ113によってこのベルト111を駆動す
るベルト駆動機構114が設けられている。
【0095】また、繰り入れ装置10のスターホイール
等には内側から容器1を支持する第4の実施の形態(図
14および図15参照)の一対の回転支持ローラ103
a,103bおよびストッパ45がそれぞれ配設されて
いる。
【0096】そして、本実施の形態では繰り入れ装置1
0のスターホイール等によって保持されている容器1が
回転支持ローラ103a,103bによってベルト11
1に押し付けられるようになっている。そのため、ベル
ト111を駆動させることによって容器1を図16中で
時計回り方向に1回転以上回転(自転)させることがで
きるようになっている。
【0097】また、繰り入れ装置10のスターホイール
等の上の容器1の自転時には第1の実施の形態と同様に
ストッパ45が容器1の非円形状部分の外周面の外周円
に沿って摺動する。そして、ストッパ45の先端部が取
っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たった状態で係
合される。なお、ストッパ45は取っ手部5の一側部の
係止部5a以外の部分と接触している状態では係合され
ず、回転テーブル16の回転状態が継続される。
【0098】さらに、ストッパ45が容器1の取っ手部
5の一側部の係止部5aに当ると容器1の外周面とベル
ト111との間の接触部の摩擦抵抗に打ち勝って容器1
の回転は停止する。そして、このように容器1の向きを
予め設定された特定の姿勢制御位置方向に合わせた状
態、すなわちストッパ45が取っ手部5の一側部の係止
部5aに突き当たった時点で、容器1の方向規制が終了
する。これ以後は、容器1の外周面はベルト111に沿
って滑る状態で、受け渡し位置まで移動される。
【0099】そこで、上記構成の本実施の形態では繰り
入れ装置10のスターホイール等によって保持されてい
る容器1を回転支持ローラ103a,103bによって
ベルト111に押し付け、このベルト111によって容
器1を1回転以上回転(自転)させるようにしている。
そして、ストッパ45の先端部が取っ手部5の一側部の
係止部5aに突き当たった状態で、容器1の外周面とベ
ルト111との間の接触部の摩擦抵抗に打ち勝って容器
1の回転を停止させることにより、容器1の向きを予め
設定された特定の姿勢制御位置方向、すなわちストッパ
45が取っ手部5の一側部の係止部5aに突き当たる位
置方向に合わせることができる。そのため、本実施の形
態でも第1の実施の形態と同様に外周面に取っ手部5の
ような非円形状の部分が形成された取っ手付き容器1の
取っ手部5の向きを特定の設定方向に揃えて方向規正し
た状態で次工程へ搬送する作業を短時間で正確に行うこ
とができる。
【0100】さらに、本実施の形態ではベルト駆動機構
114を設け、駆動モータ112によって回転駆動され
る駆動ローラ113によってベルト111を駆動するよ
うにしているので、繰り入れ装置10によって移動され
る容器1の移動軌道L2の周長が比較的短い場合であっ
ても移動軌道L2上の容器1を確実に1回転以上回転
(自転)させることができる。そのため、例えば繰り入
れ装置10のスターホイール等や、繰り出し装置12の
スターホイール等のように容器1の移動軌道L2の周長
が比較的短い場合であっても容器1を確実に1回転以上
回転(自転)させ、ストッパ45の先端部が取っ手部5
の一側部の係止部5aに突き当たった状態で、容器1の
外周面とベルト111との間の接触部の摩擦抵抗に打ち
勝って容器1の回転を停止させることにより、容器1の
向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向、すなわ
ちストッパ45が取っ手部5の一側部の係止部5aに突
き当たる位置方向に合わせることができる。その結果、
容器1を1回転以上回転(自転)させる際の容器1の移
動軌道L2を短くすることができる。
【0101】なお、第1の実施の形態(図1乃至図8参
照)の容器の姿勢制御装置7の回転台15の外周部位に
本実施の形態のベルト111を容器1の移動軌道Lに沿
って配設し、ベルト111を駆動することにより、この
ベルト111によって容器1を1回転以上回転(自転)
させ、回転台15を回転させた際に、ベルト111との
摩擦抵抗で容器1を1回転以上回転させ、ストッパ45
に当てて取っ手付き容器1の取っ手部5の向きを揃える
構成にしてもよい。
【0102】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。
【0103】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、繰入位置から
作業用搬送路上に繰入れられた容器を容器受け上にその
中心線を中心に軸回り方向に回転可能に支持させ、容器
受け上の容器の非円形状部分にストッパを当接させた状
態で、回転駆動部によって容器受け上の容器を回転駆動
し、この容器受け上の容器の回転時にストッパが容器の
非円形状部分における予め設定された所定形状の係止部
に突き当たった時点でクラッチ機構によって容器受け上
の容器の回転駆動力の伝達を遮断することにより、スト
ッパが係止部に突き当たり、容器の向きを予め設定され
た特定の姿勢制御位置方向に合わせた状態で操出手段に
よって操出位置から次工程へ搬送するようにしたので、
外周面に非円形状の部分が形成された容器の向きを特定
の設定方向に揃えて方向規正する作業を短時間で正確に
行うことができるうえ、容器の形状が類似形状の製品以
外の多種類の容器で兼用可能であり、信頼性が高い容器
の姿勢制御を行うことができる。
【0104】請求項2の発明によれば、容器の外周面の
取っ手部の部分によって形成された非円形状部分にスト
ッパを当接させ、非円形状部分における取っ手部の一側
部の係止部に突き当てることにより、容器の向きを予め
設定された特定の姿勢制御位置方向に合わせることがで
きる。
【0105】請求項3の発明によれば、自転用の回転テ
ーブルによって形成された容器受けの回転軸に駆動源か
らの駆動力を歯車機構を介して伝達し、回転テーブル上
の容器を回転駆動することができる。
【0106】請求項4の発明によれば、公転用の回転台
の外周面に沿って延設された摩擦部材に押し付け部材に
よって容器を押し付けることにより、容器を摩擦部材と
の間の摩擦力によって回転駆動することができる。
【0107】請求項5の発明によれば、公転用の回転台
の外周面に沿って延設された無端状のベルトに押し付け
部材によって容器を押し付けることにより、ベルト駆動
モータによって駆動されるベルトによって容器を回転駆
動することができる。
【0108】請求項6の発明によれば、容器の係止部に
ストッパの対応形状部を突き当てることにより、容器の
向きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向に合わせ
ることができる。
【0109】請求項7の発明によれば、ストッパを作業
用搬送路の構成要素に対して着脱可能に取付けることに
より、容器の姿勢制御の不要時にはストッパを作業用搬
送路の構成要素から簡単に取外すことができる。
【0110】請求項8の発明によれば、略水平方向に延
設された回動中心を中心に回転テーブル上の容器の回転
軌道の内側に侵入させて容器に接触させるセット位置
と、回転軌道の外側に退避させた退避位置との間で回動
可能に支持されたストッパ本体を付勢手段によってテー
ブル上の容器に接触する方向に付勢させることにより、
ストッパを確実に容器の係止部に係止させることができ
る。
【0111】請求項9の発明によれば、略鉛直方向に延
設された回動中心を中心に回転テーブル上の容器の回転
軌道の内側に侵入させて容器に接触させるセット位置
と、回転軌道の外側に退避させた退避位置との間で回動
可能に支持されたストッパ本体を付勢手段によってテー
ブル上の容器に接触する方向に付勢させることにより、
ストッパを確実に容器の係止部に係止させることができ
る。
【0112】請求項10の発明によれば、ストッパが容
器の係止部に突き当たった時点で係止部との突き当て面
が力学的に外れない位置に支点を配置することにより、
ストッパを確実に容器の係止部に係止させることができ
る。
【0113】請求項11の発明によれば、クラッチ機構
をエアークラッチ、またはメカニカルクラッチで形成す
ることにより、回転テーブルの回転駆動力の伝達遮断動
作を確実に行うことができる。
【0114】請求項12の発明によれば、ストッパが係
止部に突き当たった状態で、摩擦部材に沿って滑る状態
に切り換わることにより、回転テーブルの回転駆動力の
伝達遮断動作を確実に行うことができる。
【0115】請求項13の発明によれば、繰入工程によ
って繰入位置から作業用搬送路上に繰入れられた容器を
容器受け上にその中心線を中心に軸回り方向に回転可能
に支持させ、容器受け上の容器の非円形状部分にストッ
パを当接させた状態で、回転駆動部によって容器受け上
の容器を回転駆動し(回転駆動工程)、この容器受け上
の容器の回転時にストッパが容器の非円形状部分におけ
る予め設定された所定形状の係止部に突き当たった時点
で容器受け上の容器への回転駆動力の伝達を遮断するこ
とにより、ストッパが係止部に突き当たった時点の特定
の姿勢制御位置方向に位置決めする(位置決め工程)よ
うにしたので、外周面に非円形状の部分が形成された容
器の向きを特定の設定方向に揃えて方向規正する作業を
短時間で正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の容器の姿勢制御
装置によって容器の姿勢を制御した状態でキャッピング
装置に搬送する容器の搬送装置全体の概略構成図。
【図2】 第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置の要
部構成を示す縦断面図。
【図3】 第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置にお
ける容器押え駆動機構およびバルブカムの周辺部の要部
構成を示す縦断面図。
【図4】 (A)は第1の実施の形態の容器の姿勢制御
装置における上下操作用カムを示す平面図、(B)は上
下操作用カムを示す側面図、(C)はスピンドルガイド
を示す正面図。
【図5】 第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置にお
けるストッパを示すもので、(A)はストッパと容器の
取っ手部との係止状態を示す正面図、(B)は同側面
図。
【図6】 第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置にお
けるストッパと容器の取っ手部との係止状態を示す横断
面図。
【図7】 第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置にお
けるエアークラッチを示すもので、(A)はエアークラ
ッチの正面図、(B)はエアークラッチの縦断面図。
【図8】 第1の実施の形態の容器の姿勢制御装置にお
けるエアークラッチの駆動力伝達状態を示す縦断面図。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の容器の姿勢制御
装置の要部の概略構成を示す平面図。
【図10】 (A)は第2の実施の形態の容器の姿勢制
御装置におけるストッパと容器の取っ手部との係止状態
を示す正面図、(B)はストッパ支持台のストッパーピ
ンの係合状態を示す縦断面図。
【図11】 第2の実施の形態の容器の姿勢制御装置に
おけるストッパと容器の取っ手部との係止動作を説明す
るもので、(A)〜(D)はストッパが容器本体に接触
している状態を示す要部の概略構成図、(E)はストッ
パが容器の取っ手部に係止された状態を示す要部の概略
構成図。
【図12】 本発明の第3の実施の形態の容器の姿勢制
御装置におけるストッパと容器の取っ手部との係止状態
を示す平面図。
【図13】 第3の実施の形態の容器の姿勢制御装置に
おけるストッパと容器の取っ手部との係止状態を示す側
面図。
【図14】 本発明の第4の実施の形態の容器の姿勢制
御装置におけるストッパの動作を説明するための概略構
成図。
【図15】 第4の実施の形態の容器の姿勢制御装置に
おけるストッパと容器の取っ手部との係止状態を示す側
面図。
【図16】 本発明の第5の実施の形態の容器の姿勢制
御装置の概略構成を示す平面図。
【符号の説明】
1 容器 4 容器本体 5 取っ手部 5a 係止部 7 容器の姿勢制御装置 8 グリップ式ホイール(操出手段) 15 回転台(作業用搬送路) 16 回転テーブル 18 回転軸 22 エアークラッチ(クラッチ機構) 45 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA09 AB02 AC01 HA03 HB02 HC01 KA04 KB17 3F072 AA07 GB07 GD08 GE02 GE03 GG06 GG11 GG16 HA04 HA10 HA13 JA05 JA09 KA01 KC01 KC06 KC12 KE11 3F081 AA05 AA18 BB03 BC01 BD15 BE04 BF06 CA05 CA08 CA47 CB05 CB06 CB08 CC20 DA02 DB01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に非円形状の部分が形成された容
    器を略水平方向に沿って搬送する容器搬送路上に介設さ
    れ、前記容器を繰入位置から次工程への操出位置まで搬
    送する作業用搬送路と、 この作業用搬送路上に配設され、前記容器をその中心線
    を中心に軸回り方向に回転可能に支持する容器受けと、 この容器受け上の前記容器を回転駆動する回転駆動部
    と、 前記容器受け上の前記容器に対して接離可能に支持さ
    れ、前記繰入位置から前記容器受けに繰入れられた際に
    前記容器の非円形状部分に当接されるストッパと、 前記回転駆動部に配設され、前記容器受けの回転時に前
    記ストッパが前記容器の非円形状部分における予め設定
    された所定形状の係止部に突き当たった時点で前記容器
    受け上の前記容器への回転駆動力の伝達を遮断するクラ
    ッチ機構と、 前記ストッパが前記係止部に突き当たり、前記容器の向
    きを予め設定された特定の姿勢制御位置方向に合わせた
    状態で前記操出位置から次工程へ搬送する操出手段とを
    具備したことを特徴とする容器の姿勢制御装置。
  2. 【請求項2】 前記非円形状部分は、前記容器の外周面
    に配設された取っ手部の部分によって形成され、 前記係止部は、前記取っ手部の一側部によって形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の容器の姿勢制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記容器受けは自転用の回転テーブルに
    よって形成され、 前記回転駆動部は、駆動源からの駆動力を前記回転テー
    ブルの回転軸に伝達する歯車機構であることを特徴とす
    る請求項1に記載の容器の姿勢制御装置。
  4. 【請求項4】 前記作業用搬送路は、主軸を中心に回転
    駆動される公転用の回転台によって形成され、 前記回転駆動部は、前記回転台における前記容器の移動
    軌道の外周面に沿って延設された摩擦抵抗が大きい摩擦
    部材と、前記容器を前記摩擦部材に押し付ける押し付け
    部材とによって形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の容器の姿勢制御装置。
  5. 【請求項5】 前記摩擦部材は、無端状のベルトによっ
    て形成され、 前記回転駆動部は、前記ベルトを駆動するベルト駆動モ
    ータを有することを特徴とする請求項1に記載の容器の
    姿勢制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ストッパは、前記容器との接触部に
    前記係止部と対応する形状の対応形状部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の容器の姿勢制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ストッパは、前記作業用搬送路の構
    成要素に対して着脱可能に取付けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の容器の姿勢制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ストッパは、略水平方向に延設され
    た回動中心を中心に前記回転テーブル上の前記容器の回
    転軌道の内側に侵入させて前記容器に接触させるセット
    位置と、前記回転軌道の外側に退避させた退避位置との
    間で回動可能に支持されたストッパ本体が付勢手段によ
    って前記テーブル上の前記容器に接触する方向に付勢さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の容器の姿勢制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ストッパは、略鉛直方向に延設され
    た回動中心を中心に前記回転テーブル上の前記容器の回
    転軌道の内側に侵入させて前記容器に接触させるセット
    位置と、前記回転軌道の外側に退避させた退避位置との
    間で回動可能に支持されたストッパ本体が付勢手段によ
    って前記テーブル上の前記容器に接触する方向に付勢さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の容器の姿勢制御
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ストッパは、前記容器の前記係止
    部に突き当たった時点で前記係止部との突き当て面が力
    学的に外れない位置に支点が配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載の容器の姿勢制御装置。
  11. 【請求項11】 前記クラッチ機構は、エアークラッ
    チ、またはメカニカルクラッチであることを特徴とする
    請求項1に記載の容器の姿勢制御装置。
  12. 【請求項12】 前記クラッチ機構は、前記ストッパが
    前記係止部に突き当たった状態で、前記摩擦部材に沿っ
    て滑る状態に切り換わるものであることを特徴とする請
    求項4、または5に記載の容器の姿勢制御装置。
  13. 【請求項13】 外周面に非円形状の部分が形成された
    容器を略水平方向に沿って搬送する容器搬送路上に介設
    された作業用搬送路に前記容器を繰入れる繰入工程と、 前記容器をその中心線を中心に軸回り方向に回転可能に
    支持する容器受けに前記容器が繰入れられた際に前記容
    器の非円形状部分にストッパを当接させた状態で、前記
    容器受け上の前記容器をその中心線を中心に軸回り方向
    に回転駆動する回転駆動工程と、 前記容器受けの回転時に前記ストッパが前記容器の非円
    形状部分における予め設定された所定形状の係止部に突
    き当たった時点で前記容器受け上の前記容器への回転駆
    動力の伝達を遮断することにより、前記ストッパが前記
    係止部に突き当たった時点の特定の姿勢制御位置方向に
    位置決めする位置決め工程とを具備したことを特徴とす
    る容器の姿勢制御方法。
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