JPH11233232A - 抵抗体入りスパークプラグ、スパークプラグ用抵抗体組成物及び抵抗体入りスパークプラグの製造方法 - Google Patents
抵抗体入りスパークプラグ、スパークプラグ用抵抗体組成物及び抵抗体入りスパークプラグの製造方法Info
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Abstract
特性が得られ、かつ高温でも、電波ノイズ防止性能が低
下しにくい抵抗体入りスパークプラグを提供する。 【解決手段】 スパークプラグ100において、抵抗体
15を構成する抵抗体組成物が半導体性セラミック粒子
を含有するので負荷寿命特性に優れる。また、端子金具
13と中心電極3との間の電気抵抗値の、20℃におけ
る値をα1、同じく150℃における値をα2として、
(α2−α1)/α1≧−0.30とすることで、高温で
の電波ノイズ防止性能の劣化を効果的に抑制することが
できる。抵抗体組成物は、電気抵抗値の温度係数が正の
値、又は絶対値の比較的小さい負の値を示す半導体性セ
ラミック粒子(例えばルチル型結晶構造を有するTiO
2粒子、アルカリ土類金属元素のチタン酸塩あるいはジ
ルコン酸塩、亜酸化チタン等)、あるいは金属チタンを
含有するものとして構成される。
Description
るスパークプラグに関し、特に電波ノイズ発生防止用の
抵抗体を組み込んだスパークプラグに関する。
て、絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に対し、その一
方の端部側から端子金具を挿入・固定し、同じく他方の
端部側から中心電極を挿入・固定するとともに、該貫通
孔内において端子金具と中心電極との間に抵抗体を配置
する構造のものが知られている。この抵抗体は、例えば
特開昭61−104580号公報、特開昭61−253
786号公報あるいは特開平2−126584号公報に
開示されているように、ガラス粉末及び/又は絶縁性セ
ラミック粉末に無定形カーボン(例えばカーボンブラッ
ク)を混合した後ホットプレス等により焼結したものが
使用されている。
燃機関はますます高出力化する傾向にあり、着火性向上
のために電源能力も上昇する方向にある。また、内燃機
関の小型化に伴い、抵抗体入りスパークプラグも小型で
高性能のものが要求されている。そして、このような抵
抗体入りスパークプラグ、特に抵抗体の直径が小さい小
型のスパークプラグに高負荷が作用すると、抵抗体に導
電性を付与しているカーボンが焼損して抵抗値が増大
し、安定した負荷寿命特性が得られない問題がある。
荷が作用した場合でも安定した負荷寿命特性が得られる
抵抗体入りスパークプラグとその製造方法、及びそれに
使用するための抵抗体組成物を提供することにある。
抵抗体入りスパークプラグは、その要部が下記の共通の
構造を有する。すなわち、絶縁体の軸方向に形成された
貫通孔に対し、その一方の端部側に端子金具が固定さ
れ、同じく他方の端部側に中心電極が固定されるととも
に、該貫通孔内において端子金具と中心電極との間に、
主に導電性材料と、ガラス粒子と、ガラス以外のセラミ
ック粒子とからなる抵抗体組成物で構成された抵抗体が
配置される。そして、本発明の抵抗体入りスパークプラ
グの第一の構成においては、抵抗体組成物が、セラミッ
ク粒子として半導体性セラミック粒子を含有するものと
され、また、端子金具と中心電極との間で抵抗体を介し
て通電することにより測定される電気抵抗値の、20℃
における値をα1、同じく150℃における値をα2とし
て、(α2−α1)/α1≧−0.30であることを特徴
とする。
試みとしては、半導体酸化物であるTiO2粒子を抵抗
体中に配合して、抵抗体の負荷寿命の安定化を図る提案
が、例えば、特開昭58−102480号、特開昭58
−102481号、特開昭58−189917号、特開
昭59−17201号、特開昭59−17202号、特
開昭60−150601号、特開昭60−150602
号、及び特公平5−52641号の各公報に開示されて
いる。しかしながら、内燃機関が高出力化すると、これ
に取り付けて使用されるスパークプラグの温度が上昇
し、これに内蔵された抵抗体の温度も、例えば100〜
300℃程度の高温にまで加熱されることがある。この
ような状態になると、半導体性のTiO2の電気抵抗
値、ひいては抵抗体の電気比抵抗が減少して、電波ノイ
ズ防止性能が損なわれてしまう欠点がある。
抗体中に半導体性セラミック粒子を配合したスパークプ
ラグにおいて、端子金具と中心電極との間で抵抗体を介
して通電することにより測定される電気抵抗値の、20
℃における値をα1、同じく150℃における値をα2と
して、(α2−α1)/α1≧−0.30に設定すること
で、高温においても十分な電波ノイズ防止性能が得られ
る。なお、(α2−α1)/α1<−0.30になると、
高温でのノイズ防止性能が不十分となる場合がある。よ
り望ましくは、(α2−α1)/α1≧−0.27の範囲
で調整するのがよい。
ク粒子として、断面組織を観察したときに得られる粒子
像の平均粒径(以下、本明細書では、これを単に平均粒
径という)が0.5〜20μmとなるTiO2粒子を
0.5〜20重量%の範囲で含有するとともに、そのT
iO2粒子の少なくとも一部がルチル型結晶構造を有す
るものとして構成できる。なお、本明細書においては、
金属酸化物は全て化学量論組成を有した組成式にて表示
するが、実際には金属酸化物は酸素欠損により非化学量
論組成となる場合がある。
2粒子を0.5〜20重量%の範囲で含有させることに
より、高負荷条件でも良好な負荷寿命特性を確保でき、
さらに抵抗体組成物中に配合するTiO2粒子の平均粒
径を0.5〜20μmの範囲で調整して、その少なくと
も一部をルチル型結晶構造を有するものとすることで、
抵抗体による電波ノイズ防止性能の高温劣化を効果的に
抑制することができる。
金属導電材料とを含有する抵抗体の場合、その導電経路
は、非金属導電材料相互間、非金属導電材料とTiO2
粒子間、あるいはTiO2粒子相互間の接触により形成
される。そして、抵抗体の電気抵抗値は、これら粒子の
固有抵抗(バルク抵抗)と、粒子間の接触抵抗との和で
表されるものと考えられる。
上述のような抵抗体の電気抵抗の温度依存性は、各粒子
の固有抵抗の温度変化に主に支配されていることがわか
った。一方、TiO2には、常圧相の結晶構造として、
正方晶系のルチル型、同じく正方晶系のアナターゼ型、
さらに斜方晶系のブルッカイト型の3種が知られてい
る。このうち、工業的に重要なものはルチル型とアナタ
ーゼ型の2種であるが、本発明の上記構成は、これら2
種のTiO2のうちルチル型のものの方がアナターゼ型
のものよりも固有抵抗の温度変化が小さくなることに着
目して完成されたものである。
0.5重量%未満になると、抵抗体の負荷寿命特性が不
十分となる。また、20重量%を超えるとノイズ防止性
能が高温劣化しやすくなる。抵抗体組成物中のTiO2
粒子の含有量は、望ましくは2〜20重量%、さらに望
ましくは3〜15重量%の範囲で調整するのがよい。
ナターゼ型結晶構造が安定化する傾向にある。そして、
TiO2粒子の平均粒径が0.5μm未満になると、抵
抗体によるノイズ防止性能が高温劣化しやすくなる。す
なわちノイズ防止性能の温度特性が悪化することにつな
がる。これは、含有されるTiO2粒子が微粒子化する
ことでアナターゼ型相の相対含有量が増し、ルチル型相
の相対含有量が逆に不足して、ノイズ防止性能の温度特
性が不十分になるためであると考えられる。また、別の
問題として、TiO2粒子の平均粒径が0.5μm未満
になると、TiO2原料粉末の嵩密度が増大するため、
焼成により得られる抵抗体の密度が不足してノイズ防止
性能あるいは負荷寿命特性が損なわれることにつなが
る。一方、TiO2粒子の平均粒径が20μmを超える
と、TiO2粉末を含め、後述するガラス粉末やTiO2
以外のセラミック粉末など、抵抗体の原料粉末粒子が焼
成時に再配列しにくくなり、同様に抵抗体の密度が不足
する結果につながる。抵抗体組成物中のTiO2粒子の
平均粒径は、より望ましくは2〜8μmの範囲で調整す
るのがよい。
その20重量%以上がルチル型結晶構造を有するもの
(ルチル型相)であることが望ましい。この場合、Ti
O2粒子の残部は、アナターゼ型結晶構造を有するもの
(アナターゼ型相)で構成することができる。TiO2
の総量に占めるルチル型相の含有比率が20重量%未満
になると、ノイズ防止性能の温度特性が不十分となる場
合がある。ルチル型相の含有比率はより望ましくは30
重量%以上とするのがよい。一方、ルチル型相の含有比
率は80重量%以下の範囲で調整するのがよい。ルチル
型相は、アナターゼ型相よりも一般に粗粒であるから、
その含有比率が80重量%を超えると、TiO2と後述
する金属相あるいは非金属導電材料とが主体となって形
成される抵抗体中の導電路形成部の厚さが不均一化し、
安定な負荷寿命特性が得られない場合がある。ルチル型
相の含有比率は、より望ましくは70重量%以下とする
のがよい。
その粒径分布に着目した場合は、粒径範囲0.05〜
0.5μmに属するTiO2粒子の含有比率を20〜8
0重量%とし、粒径範囲2〜8μmに属するTiO2粒
子の含有比率を80〜20重量%とすることが、安定な
負荷寿命特性とノイズ防止性能の温度特性とを確保する
上で望ましい。すなわち、粒径範囲2〜8μmに属する
TiO2粒子は大半がルチル型相を主体とするものとな
り、その含有比率を20重量%以上とすることで、ノイ
ズ防止性能において良好な温度特性を達成することがで
きる。また、粒径範囲2〜8μmに属するTiO2粒子
の含有比率を80重量%以下とし、粒径範囲0.05〜
0.5μmに属するTiO2粒子の含有比率を上記範囲
で調整することで、抵抗体中の導電路形成部の厚さを均
一化でき、安定な負荷寿命特性を得ることができる。な
お、粒径範囲0.05〜0.5μmに属するTiO2粒
子の含有比率はより望ましくは30〜70重量%とする
のがよく、粒径範囲2〜8μmに属するTiO2粒子の
含有比率はより望ましくは70〜30重量%とするのが
よい。
ク粒子として、半導体性のチタン酸金属塩系複合酸化物
及び半導体性のジルコン酸金属塩系複合酸化物の少なく
ともいずれか(以下、両者を総称する場合は特定複合酸
化物という)を0.5〜20重量%の範囲で含有するも
のとして構成できる。
て従来使用されてきたTiO2と比較して、チタン酸金
属塩系複合酸化物及びジルコン酸金属塩系複合酸化物が
固有抵抗の温度変化が小さいことに着目して完成された
ものである。そして、抵抗体組成物中に上述の特定複合
酸化物を0.5〜20重量%の範囲で含有させることに
より、高負荷条件でも良好な負荷寿命特性を確保でき、
かつ抵抗体によるノイズ防止性能の高温劣化を効果的に
抑制することができる。
が0.5重量%未満になると、抵抗体の負荷寿命特性が
不十分となる。また、20重量%を超えるとノイズ防止
性能が高温劣化しやすくなる。抵抗体組成物中の特定複
合酸化物の含有量は、望ましくは2〜20重量%、さら
に望ましくは3〜15重量%の範囲で調整するのがよ
い。
ルカリ土類金属元素のチタン酸塩あるいはアルカリ土類
金属元素のジルコン酸塩が、良好な半導体特性を有して
その固有抵抗の温度変化も小さく、本発明に特に好適に
使用することができる。
酸塩あるいはジルコン酸塩としては、チタン酸マグネシ
ウム(組成式:MgTiO3、ただし酸素欠損のため非
化学量論組成となる場合がある。以下同じ)、ジルコン
酸マグネシウム(組成式:MgZrO3)、チタン酸カ
ルシウム(組成式:CaTiO3)、ジルコン酸カルシ
ウム(組成式:CaZrO3)、チタン酸ストロンチウ
ム(組成式:SrTiO3)、ジルコン酸ストロンチウ
ム(組成式:SrZrO3)、チタン酸バリウム(組成
式:BaTiO3)及びジルコン酸バリウム(組成式:
BaZrO3)を例示でき、本発明においてはこれらか
ら選ばれる1種を単独で、あるいは2種以上を複合させ
て使用することができる。
子の平均粒径は、0.5μm〜20μmの範囲で調整す
るのがよい。該平均粒径が0.5μm未満になると、特
定複合酸化物の原料粉末の嵩密度が増大するため、焼成
により得られる抵抗体の密度が不足してノイズ防止性能
あるいは負荷寿命特性が損なわれる場合がある。一方、
特定複合酸化物の平均粒径が20μmを超えると、特定
複合酸化物粉末を含め、後述するガラス粉末や上記特定
複合酸化物以外のセラミック粉末など、抵抗体の原料粉
末粒子が焼成時に再配列しにくくなり、同様に抵抗体の
密度が不足する場合がある。抵抗体組成物中の特定複合
酸化物の平均粒径は、より望ましくは2〜8μmの範囲
で調整するのがよい。
含有されるセラミック粒子のうち、TiO2粒子ないし
特定複合酸化物粒子を除いた残余のもの(以下、補助セ
ラミック粒子という)の含有量が2〜32重量%となっ
ているのがよい。補助セラミック粒子の含有量が上記範
囲から外れると、スパークプラグの負荷寿命特性が損な
われる場合がある。補助セラミック粒子の含有量は、望
ましくは3〜20重量%の範囲で調整するのがよい。補
助セラミック粒子は、例えばZrO2、ZrSiO4、A
l2O3、MgO、Al−Mgスピネル及びムライトの1
種又は2種以上を主体とするものとして構成できる。
ラスと、2.5〜52重量%のセラミック粒子(TiO
2粒子ないし特定複合酸化物粒子を含む)と、0.1〜
5重量%の炭素成分とを含有するものとして構成でき
る。このような抵抗体組成物は、例えば2〜90重量%
のガラス粉末と、2.5〜52重量%のセラミック粒子
と、0.1〜5重量%の非金属導電材料(例えばカーボ
ンブラック)と、0.1〜5重量%の有機バインダ(例
えばPVA等)と、必要に応じて適量の金属粉末(金属
相となる)とを混合して原料粉末となし、これを加熱・
成形することにより得ることができる。
粒子(以下、微粒ガラスという)を3〜20重量%、粒
径範囲150〜800μmに属するガラス粒子(以下、
粗粒ガラスという)を60〜90重量%、TiO2粒子
又は特定複合酸化物粒子を0.5〜20重量%、補助セ
ラミック粒子を2〜32重量%、Al、Mg、Ti、Z
r及びZnの1種又は2種以上を主体とする金属粉末
(金属相となる)を0.05〜0.5重量%、及び非金
属導電材料粉末を0.5〜5.0重量%配合し、ホット
プレスすることにより製造することができる。
体組成物の構造を模式的に示したものである。すなわ
ち、微粒ガラスの少なくとも一部が溶融後凝固すること
により結合ガラス相となり、これに金属相及び非金属導
電材料粒子(以下、これらを総称して導電性材料粉末と
いう)が分散して導電路形成部となる。該導電路形成部
は、粗粒ガラスに由来するブロックガラス粒子を取り囲
んだ、いわゆるブロック構造を形成することとなる。こ
の場合、結合ガラス相の少なくとも一部は、端子金具側
の端部から中心電極側の端部に至る連続部を形成してな
り、該連続部が、導電性材料粉末の粒子同士の電気的な
接触に基づき、抵抗体の導電路を形成することとなる。
そして、この連続部、すなわち導電路がブロック粒子の
介在により至る所で迂回させられてその実効長が長くな
り、良好な電波ノイズ発生防止効果が達成される。
もその一部が溶融して、粗粒ガラス粉末の粒子同士に形
成された隙間を充填する役割を果たす。しかしながら、
その粒径が150μmを超えると溶融が不十分となって
導電路に空隙が生じやすくなり、プラグの負荷寿命特性
が損なわれることにつながる。なお、微粒ガラス粉末の
粒径は、望ましくは100μm以下の範囲で設定するの
がよい。一方、粗粒ガラスは、粒径が150μm未満に
なると加熱・成形時に粒子が軟化ないし溶融しやすくな
り、前述のブロック構造が損なわれて良好な電波ノイズ
発生防止効果が達成されなくなる。また、粒径が800
μmを超えるとガラス粒子間に空隙が残存しやすくな
り、プラグの負荷寿命特性が損なわれることにつなが
る。
なるか、粗粒ガラスの重量が90重量%を超えると、ホ
ットプレス時にガラスがほとんど溶融しなくなり、ガラ
ス粒子間に多量の空隙が形成されて、プラグの負荷寿命
特性が損なわれる。一方、微粒ガラスの重量が30重量
%を超えるか、粗粒ガラスの重量が60重量%未満にな
ると、ブロック粒子の含有比率が減少し、ブロック構造
の形成が不十分となって良好な電波ノイズ発生防止効果
が達成されなくなる。なお、微粒ガラスの重量は、望ま
しくは3〜12重量%の範囲で設定するのがよい。ま
た、粗粒ガラスの重量は、望ましくは70〜85重量%
の範囲で設定するのがよい。
記範囲の上限値から外れると、電波ノイズ防止効果が不
十分となる場合がある。逆に下限値から外れると負荷寿
命特性が損なわれる場合がある。金属相の配合量は、望
ましくは0.1〜0.3重量%の範囲で調整するのがよ
く、非金属導電材料の含有量は望ましくは0.5〜3.
0重量%の範囲で調整するのがよい。
成物は次のように構成されているのがよい。すなわち、
該抵抗体組成物は、粒径範囲150〜800μmに属す
るガラス粒子からなるブロックガラス粒子を50〜90
体積%と、導電性材料と、セラミック粒子と、それら導
電性材料とセラミック粒子とを分散させた状態で互い結
合する結合ガラス相とを含有して、ブロックガラス粒子
間を埋める形態をなし、抵抗体中に導電路を形成する導
電路形成部を10〜50体積%とを含む。
有比率が5体積%未満になるか、あるいは抵抗組成物中
における導電路形成部自身の含有比率が40体積%を超
えると、ブロック粒子の含有比率が減少し、ブロック構
造の形成が不十分となって良好な電波ノイズ発生防止効
果が達成されなくなる。逆に、導電路形成部中のブロッ
クガラス粒子の含有量が80体積%を超えるか、あるい
は抵抗組成物中における導電路形成部自身の含有比率が
5体積%未満になると、ガラス粒子間に多量の空隙が形
成されて、プラグの負荷寿命特性が損なわれる。ブロッ
クガラス粒子の含有量は、より望ましくは20〜40体
積%の範囲で調整するのがよい。
に示すように、抵抗体断面上で観察される粒子の外形線
に対し、その外形線と接しかつ粒子内を横切らないよう
に2本の平行線A,Bを、その粒子との位置関係を変え
ながら各種引いたときの、上記平行線A,B間の距離の
最大値dとして定義する(なお、前述のTiO2粒子像
の粒径等についても同じ)。そして、ブロックガラス粒
子の体積含有率は、その抵抗体断面上で観察されるブロ
ックガラス粒子の合計面積を、視野面積で割ることによ
り算出できる。
えばAl、Mg、Ti、Zr及びZnの1種又は2種以
上を主体とする金属相と、非金属導電性材料とを含有す
るものとすることができる。
中に占める重量含有比率において、結合ガラス相を7.
5〜50重量%、金属相を0.1〜3.0重量%、非金
属導電材料を1.2〜12.5重量%、セラミック粒子
を5〜80重量%(そのうち、TiO2粒子ないし特定
複合酸化物粒子は5〜50重量%)の各範囲で含有する
ものとすることができる。
が7.5重量%未満になると、ホットプレス時にガラス
がほとんど溶融しなくなり、ガラス粒子間に多量の空隙
が形成されて、プラグの負荷寿命特性が損なわれる。一
方、50重量%を超えると、金属相ないし非金属導電材
料の相対比率が減少し、負荷寿命特性が損なわれること
につながる。また、導電路形成部中の金属相ないし非金
属導電材料粒子の含有比率が上記範囲の上限値から外れ
ると、電波ノイズ防止効果が不十分となる場合がある。
また、逆に下限値から外れると、負荷寿命特性が損なわ
れる場合がある。
いし特定複合酸化物粒子の含有比率が5重量%未満にな
ると、抵抗体の負荷寿命特性が不十分となる。また、5
0重量%を超えるとノイズ防止性能が高温劣化しやすく
なる。この場合、TiO2粒子ないし特定複合酸化物粒
子の導電路形成部に占める体積比率は、同様の理由によ
り5〜50体積%、望ましくは20〜40体積%の範囲
で調整するのがよい。なお、この体積含有率VRは、例
えば抵抗体組成物の断面組織において観察されるセラミ
ック粒子の面積率をS0とし、かつX線回折等により同
定される、抵抗体組成物中のTiO2粒子ないし特定複
合酸化物粒子の含有体積をV1、同じく補助セラミック
粒子の含有体積をV2として、 VR={S0×V1/(V1+V2)}×100(体積%)‥‥(1) により算出することができる。
ボンブラック)、グラファイト、SiC、TiC、WC
及びZrCの各粒子の1種又は2種以上を主体とするも
のとして構成できる。この場合、抵抗体組成物中には、
その非金属導電材料に基づく炭素成分が含有されること
となり、かつ該炭素成分は、主に導電路形成部に存在す
る形となる。例えばカーボンブラックを用いると、該炭
素成分の少なくとも一部のものが、カーボンブラック粒
子の形で導電路形成部中に含有されることとなる。
5.0重量%の範囲で調整するのがよい。炭素の含有量
が0.5重量%未満になると、スパークプラグの負荷寿
命特性が損なわれる場合がある。また、炭素の含有量が
5.0重量%を超えると、電波ノイズ防止効果が不十分
となる場合がある。炭素含有量は、より望ましくは0.
5〜3.0重量%の範囲で調整するのがよい。なお、非
金属導電材料中には、粉末成型用の有機バインダに由来
した炭素成分が含まれる場合がある。
は、例えばB2O3−SiO2系、BaO−B2O3系、S
iO2−B2O3−CaO−BaO系、及びSiO2−Zn
O−B2O3系、SiO2−B2O3−Li2O系、及びSi
O2−B2O3−Li2O−BaO系の各ガラス粉末のうち
の1種以上を含有するものを使用することができる。こ
の場合、その軟化温度が800℃以下のものを使用する
ことで、溶融時のガラスの流動性が高められ、ブロック
粒子間の隙間に結合ガラス相が十分ゆき渡って隙間等が
形成されにくくなる。その結果、プラグの負荷寿命特性
が改善される。ここで、ガラスの軟化温度は、その粘性
率が4.5×107ポアズとなる温度を意味するものと
する。該軟化温度が300℃未満になると、抵抗体の耐
熱性が損なわれるので、軟化温度が300〜800℃、
より望ましくは600〜800℃のガラスを使用するの
がよい。なお、粗粒ガラス(あるいはブロックガラス粒
子)と微粒ガラス(あるいは結合ガラス相)とで、ガラ
スの材質を異ならせてもよい。
抗体のガラス粒子中のB、Si、Ca、Ba、Li等の
被酸化元素成分の含有量をそれぞれ分析して酸化物換算
した組成を算出し、この組成とほぼ等しくなるように、
各被酸化元素成分の酸化物原料を配合・溶解後、急冷し
てガラス試料を作り、そのガラス試料の軟化点をもって
当該ガラスの軟化点を推定できる。
軟化温度と、粗粒ガラスの軟化温度との差が100℃以
下のものを使用することが望ましい。すなわち、微粒ガ
ラス及び粗粒ガラスの各軟化温度を、それぞれTF及び
TCとした場合に、|TF−TC|≦100℃であること
が望ましい。この場合、TF>TCであってもTF<TCで
あってもいずれでもよい。その理由を以下に説明する。
の粘性率が同じであっても前者の方が後者よりもホット
プレス時に変形を起こしやすい性質を有している。そし
て、TF>TCの場合は|TF−TC|≦100℃であれ
ば、微粒ガラスの軟化温度が粗粒ガラスよりも多少高く
とも、微粒ガラスはホットプレス時の圧力で十分に変形
し、粗粒ガラス間の隙間を埋めるのでプラグの負荷寿命
特性が良好に維持される。しかしながら、|TF−TC|
>100℃になると微粒ガラスの変形が不十分となり、
粗粒ガラス間に隙間が形成されて負荷寿命特性の低下を
招く場合がある。一方、TF<TCの場合は、微粒ガラス
はさらに変形しやすくなり、隙間等はより形成されにく
くなるが、|TF−TC|>100℃になるとガラスの粘
性率が低くなり過ぎ、また、導電路形成部に微粒ガラス
の発泡による空隙が発生しやすくなって、負荷寿命特性
の低下を招く場合がある。それ故、|TF−TC|は10
0℃以下であることが望ましく、|TF−TC|は、望ま
しくは50℃以下とするのがよい。
のTiを主体とする金属相(以下、Ti系金属相とい
う)と、半導体性セラミック粒子としての組成式Tin
O2n-1で表示される亜酸化チタン粒子と、の少なくとも
いずれかを含有するものとして構成することもできる。
なお、ここでいう亜酸化チタンとは、二酸化チタンより
も酸素含有率の低い酸化チタンをいい、組成式TiOx
(x<2)として表すことも可能である。
ナターゼ型のTiO2は半導体性であり、温度上昇に伴
い電気抵抗値が減少する性質を有する(すなわち、負の
温度係数を有している)。この場合、その温度上昇に伴
う電気抵抗値の変化率が比較的大きいため、高温での電
気抵抗値の減少が大きく、過度に配合量を増加させる
と、高温での電波ノイズ防止性能が損なわれる欠点があ
る。これに対し、上記亜酸化チタンは同じ半導体性なが
ら温度上昇に伴う電気抵抗値の変化率が二酸化チタンよ
りも小さいので、高温での抵抗体の電気抵抗値の減少が
抑制され、ひいては高温でも良好な電波ノイズ防止性能
を確保できる。またTi系金属は、温度上昇に伴い電気
抵抗値が逆に増大する(すなわち正の温度係数を有して
いる)ことから、高温での抵抗減少抑制に関して上記亜
酸化チタンと同様の効果を奏する。また、抵抗体中のT
i系金属相や亜酸化チタン粒子は、負荷寿命安定材とし
ても作用し、抵抗体の負荷寿命特性が向上する効果も合
わせて達成される。なお、Ti系金属相と亜酸化チタン
粒子とは、いずれかを単独で抵抗体組成物中に含有させ
てもよいし、双方を混在させてもよい。
相及び/又は亜酸化チタン粒子の合計含有量は、0.5
〜10重量%の範囲で調整することで、上記効果を一層
顕著なものとすることができる。なお、上記合計含有量
が0.5重量%未満であると、高温での抵抗値増大の抑
制効果が不十分となる場合がある。また、該合計含有量
が10重量%を超えると、抵抗体組成物の電気比抵抗の
過度の増大を招く場合がある。
ン粒子の平均粒径は、5〜100μmの範囲で調整する
のがよい。該平均粒径が5μm未満になると、抵抗体の
製造時等において、Ti系金属相及び/又は亜酸化チタ
ン粒子の酸化反応が進みやすくなり、高温での抵抗値増
大の抑制効果が不十分となる場合がある。他方、平均粒
径が100μmを超えると、抵抗体組成物の電気比抵抗
の過度の増大を招く場合がある。なお、該平均粒径は、
望ましくは10〜30μmの範囲で調整するのがよい。
iO(結晶系:立方晶系)、Ti2O3(結晶系:六方晶
系)及びTi3 O5(結晶系:単斜晶系)の少なくとも
いずれかを主体に構成することができる。このうちTi
3 O5は、湿度や雰囲気等に対して安定であるので本発
明に特に好適に使用できる。なお、ここに例示した各種
亜酸化チタンの組成式は全て化学量論比にて表している
が、酸素欠損のため非化学量論組成となることもある。
は、例えばZrO2、ZrSiO4、Al2O3、MgO、
Al−Mgスピネル及びムライトの1種又は2種以上を
主体とするものとして構成できる。
ラスと、2〜65重量%のセラミック粒子(亜酸化チタ
ン粒子を含む)と、0.1〜7重量%の炭素成分とを含
有するものとして構成できる。このような抵抗体組成物
は、2〜60重量%のガラス粒子と、2〜65重量%の
セラミック粒子(亜酸化チタン粒子を含む)と、0.1
〜5重量%の非金属導電材料(例えばカーボンブラッ
ク)と、0.1〜5重量%の有機バインダ(例えばPV
A等)と、必要に応じて適量の金属粉末(金属相とな
る)とを混合して原料粉末となし、これを成形・加熱す
ることにより得ることができる。
率は、具体的には次のようにするのがよい。 微粒ガラス:0.5〜20重量%; 粗粒ガラス:50〜90重量%; Ti金属粒子及び/又は亜酸化チタン粒子:0.5〜1
0重量%; 補助セラミック粒子:0.1〜6重量%; 非金属導電材料粒子を0.5〜7.0重量%。
ブロックガラス粒子を50〜90体積%と、同じく導電
路形成部を10〜50体積%とを含んでいるのがよい。
なお、導電路形成部に含まれる導電性材料粒子は、A
l、Mg、Ti、Zr及びZnの1種又は2種以上を主
体とする金属相粒子と、非金属導電性材料粒子とを含有
するものとすることができる。
子の導電路形成部に占める体積比率は、5〜50体積
%、望ましくは20〜40体積%の範囲で調整するのが
よい。該体積比率が5体積%未満になると、抵抗体の負
荷寿命特性が不十分となる。また、50体積%を超える
とノイズ防止性能が高温劣化しやすくなる。
ては、無定形カーボン(カーボンブラック)の他、グラ
ファイト、SiC、TiC、WC及びZrC等が使用で
きる。抵抗体組成物中の炭素の含有量は、前述の通り
0.5〜7.0重量%の範囲で調整するのがよい。炭素
の含有量が0.5重量%未満になると、スパークプラグ
の負荷寿命特性が損なわれる場合がある。また、炭素の
含有量が7.0重量%を超えると、電波ノイズ防止効果
が不十分となる場合がある。炭素含有量は、より望まし
くは2.0〜5.0重量%の範囲で調整するのがよい。
の第二の構成は、抵抗体組成物が、非金属導電材料とし
て、TiC粒子及びTiN粒子の少なくとも一方を含有
することを特徴とする。
といった厳しい条件下に晒されることにより、使用時間
の経過とともに酸化が進行する。ここで、非金属導電材
料としては、従来より前述のカーボンブラックが使用さ
れることが多いが、カーボンブラックは酸化されるとC
OやCO2に変化して消失するので、酸化の進行に伴い
抵抗値が急上昇する場合がある。しかしながら、このカ
ーボンブラックに代えて、又はカーボンブラックととも
に上記TiC粒子もしくはTiN粒子の少なくとも一方
を用いることで、次のような利点が生ずる。すなわち、
TiCやTiNは酸化されても消失せず、しかも半導体
性のTiO2(あるいは亜酸化チタン)となるので、抵
抗値の急な上昇が抑制できる。また、TiCやTiNの
粒径は、一般には数μmと大きく(カーボンブラック粒
子の10〜100倍)、完全に酸化されるまでに長時間
がかかる。従って、抵抗体の径時変化が少ない耐久性に
優れたスパークプラグが得られる。
及び/又はTiN粒子の合計含有量は1〜10重量%の
範囲で設定するのがよい。該合計含有量が1重量%未満
であると、導電性材料の絶対量が不足して初期抵抗値の
上昇を招く場合がある。また、導電経路が細くなるので
単位面積あたりの負荷が高くなり、耐久性が悪化する場
合がある。他方、上記合計含有量が10重量%を超える
と、初期抵抗値が低くなり過ぎ、所期の電波ノイズ防止
性能が得られない場合がある。
又はTiN粒子は、断面組織を観察したときに得られる
粒子像の平均粒径が5μm以下とすることで、抵抗体単
位体積当りのTiC粒子及び/又はTiN粒子の比表面
積を十分に確保できるので抵抗値の経時変化が少なくな
り、抵抗体の耐久性を向上させることができる。また、
抵抗体の抵抗値を所期の狙い値に調整することが容易に
なる。
中の酸素含有量は、3.0重量%以下とするのがよい。
換言すれば、抵抗体組成物の出発原料となるTiC粒子
及び/又はTiN粒子は、酸素含有量が3.0重量%以
下のものを用いるのがよい。酸素含有量が3.0重量%
を超えると、粒子表層部の酸素濃度が増大し、粒子間の
接触抵抗が高くなって抵抗体の耐久性が悪化する場合が
ある。
ガラスと、2〜60重量%のセラミック粒子とを含有す
るものとして構成できる。このような抵抗体組成物は、
1〜10重量%のTiC粒子及び/又はTiN粒子と、
20〜80重量%のガラス粉末と、2〜60重量%のセ
ラミック粉末と、0.5〜5重量%の有機バインダ(例
えばPVA等)と、必要に応じて適量の金属粉末(金属
相となる)あるいはTiC粒子及び/又はTiN粒子以
外の非金属導電材料(例えばカーボンブラック)とを混
合して原料粉末となし、これを加熱・成形することによ
り得ることができる。
合比率は、具体的には次のようにするのがよい。 微粒ガラス:0.5〜20重量%; 粗粒ガラス:50〜90重量%; セラミック粒子:2〜60重量%; 非金属導電材料粒子(TiC粒子及び/又はTiN粒子
含む):1〜10.0重量%。
ブロックガラス粒子を50〜90体積%と、同じく導電
路形成部を10〜50体積%とを含んでいるのがよい。
なお、導電路形成部に含まれる導電性材料は、例えばA
l、Mg、Ti、Zr及びZnの1種又は2種以上を主
体とする金属相と、上記非金属導電性材料とを含有する
ものとすることができる。
導電路形成部に占める体積比率は、5〜50体積%、望
ましくは20〜40体積%の範囲で調整するのがよい。
該体積比率が5体積%未満になると、抵抗体の負荷寿命
特性が不十分となる。また、50体積%を超えるとノイ
ズ防止性能が高温劣化しやすくなる。
外に、例えばカーボンブラックやグラファイト等の炭素
系導電材料を配合する場合、抵抗体組成物中の炭素成分
のうちTiC粒子に含有されるものを除いた含有量が
7.0重量%以下となっているのがよい。この含有量が
7.0重量%を超えると、電波ノイズ防止効果が不十分
となる場合がある。
成と、その製造方法とは、抵抗体を構成する抵抗体組成
物が、主にガラス粒子と、ガラス以外のセラミック粒子
と、平均粒径が20nm〜80nmのカーボンブラック
粒子とからなる原料粉末を用いて製造されることを特徴
とする。
粉末(ガラス、セラミック)粒子の間に介在するととも
に、カーボンブラックの一次粒子が1次元的に連接して
連鎖構造(ストラクチャー)を形成し、さらにそのスト
ラクチャーが二次元的に結合して、抵抗体の導電ネット
ワークを形成する。
料粉末を水系溶媒を用いた湿式混合により調製する場
合、比重が大きい水との濡れ性が低い等の要因により分
散性が悪く、特に粒径が小さい場合やストラクチャーが
長い場合には、その均一な分布が困難になる。その結
果、カーボンブラックが抵抗体組成物中に偏在し、この
抵抗体組成物を使用してガラスシールを行うと、得られ
る抵抗体の抵抗値がばらつくとともに、導電経路が局所
的になることによって電流密度が集中し、スパークプラ
グの負荷寿命特性が不安定になる問題がある。他方、カ
ーボンブラックの粒径が大きくなり過ぎた場合や、スト
ラクチャーが短い場合には導電性が低下するため、カー
ボンブラックの配合量を増加する必要がある。しかしな
がら、カーボンブラックは、ガラスやセラミックなどの
他の原料粉末と比べればはるかに粒径が小さいため、配
合量が増大し過ぎると原料粉末の嵩密度が増大し、粉末
粒の橋かけ等も生じやすくなるので圧縮性が損なわれる
こととなる。その結果、得られる抵抗体の密度が上がら
ず空隙等の欠陥量も増大して、スパークプラグの負荷寿
命特性が不安定になる問題がある。
した結果、使用するカーボンブラックの平均粒径を20
nm〜80nmとすることで、得られる抵抗体の抵抗値
のばらつきが少なく、またこれを用いたスパークプラグ
の負荷寿命特性の安定化を図ることができることを見い
出したのである。
nmに限定したのは次のような理由による。まず、平均
粒径を20nm以上とすることで、カーボンブラックの
抵抗体組成物中への分布を均一化することができ、抵抗
体の抵抗値のばらつきが抑制されるとともに、電流経路
が分散するので電流密度の集中が起き難くくなる。他
方、平均粒径を80nm以下とすることで、カーボンブ
ラックの配合量を少なくしても良好な導電性を得ること
ができる。その結果、ガラス粉末やセラミック粉末な
ど、他の原料粉末と比較すれば微細なカーボンブラック
の使用量を削減でき、抵抗体組成物の原料粉末の嵩密度
を高めることができるので、最終的に得られる抵抗体の
密度が向上し、ひいては欠陥が少なく負荷寿命の安定し
た抵抗体を得ることができる。なお、カーボンブラック
の平均粒径は、望ましくは30〜50nmとするのがよ
い。
工業規格K6221、6.1.2のA法に規定された、
100gのカーボンブラックが吸収するDBP(ジブチ
ルフタレート)の量が60〜120mlのものを使用す
るのがよい。このDBPの吸収量は、カーボンブラック
粉末中のストラクチャー長さが大きくなるほど大きくな
るので、これを該ストラクチャー長さを反映した指標と
して用いることができる(以下、本明細書では、このよ
うに測定したDBPの吸収量のことを「ストラクチャー
長さ」という)。
ーの長さを120ml/100g以下とすることで、該
ストラクチャーを抵抗体中に均一に分布させることがで
き、電流経路が分散して電流密度の集中が起き難くな
る。他方、ストラクチャー長さを60ml/100g以
下とすることで、少ないカーボンブラックの配合量で良
好な導電性が得られるようになり、カーボンブラックの
使用量が削減されて抵抗体組成物の原料粉末の嵩密度が
高められる。これにより、最終的に得られる抵抗体の密
度が向上し、欠陥が少なく負荷寿命の安定した抵抗体を
得ることができる。なお、該ストラクチャー長さは、望
ましくは80〜100ml/100gとするのがよい。
0〜90重量%のガラス粉末と、20〜50重量%のセ
ラミック粉末と、5〜30重量%のカーボンブラック粉
末と、0.05〜5重量%の有機バインダーとを含有す
るものを使用するのがよい。ガラス粉末の配合量が20
重量%未満になると、良好なシール性を確保することが
できなくなる場合がある。他方、これが90重量%を超
えると負荷寿命特性が不十分となる場合がある。ガラス
粉末の配合量は、望ましくは70〜80重量%とするの
がよい。一方、セラミック粉末が20重量%未満であっ
たり、カーボンブラック粉末が5重量%未満であると、
導電経路が細くなり過ぎて負荷寿命の低下を招く場合が
ある。また、セラミック粉末が50重量%を超えるか、
カーボンブラックが30重量%を超えると、電波ノイズ
防止効果が低下する。なお、望ましくは、セラミック粉
末は20〜30重量%、カーボンブラックは5〜10重
量%とするのがよい。
ては、20℃における電気比抵抗の値は50〜2000
Ω・cmの範囲で調整するのがよい。該電気比抵抗の値
が50Ω・cm未満になると、ノイズ防止性能が不十分
となる場合がある。また、2000Ω・cmを超えると
負荷寿命特性が不十分となる場合がある。該電気比抵抗
の値は、より望ましくは100〜1200Ω・cmの範
囲で調整するのがよい。
の第四の構成は、抵抗体組成物が、セラミック粒子とし
て、断面組織を観察したときに得られる粒子像の平均粒
径が0.5〜20μmのTiO2粒子を0.5〜20重
量%の範囲で含有する抵抗体組成物で主に構成されると
ともに、該抵抗体組成物中のTiO2粒子の少なくとも
一部がルチル型結晶構造を有することを特徴とする。
グの第五の構成は、抵抗体組成物が、セラミック粒子と
して、半導体性のチタン酸金属塩系複合酸化物及び半導
体性のジルコン酸金属塩系複合酸化物の少なくともいず
れか(特定複合酸化物)を0.5〜20重量%の範囲で
含有することを特徴とする。
電性材料としてのTiを主体とする金属相(以下、Ti
系金属相という)と、セラミック粒子として組成式Ti
nO2n-1で表示される亜酸化チタン粒子との少なくとも
いずれかを含有する抵抗体組成物からなることを特徴と
する。
形態を図面を用いて説明する。図1及び図2に示す本発
明の一例たるスパークプラグ100は、筒状の主体金具
1、先端部21が突出するようにその主体金具1の内側
に嵌め込まれた絶縁体2、先端に形成された発火部31
を突出させた状態で絶縁体2の内側に設けられた中心電
極3、及び主体金具1に一端が溶接等により結合される
とともに他端側が側方に曲げ返されて、その側面が中心
電極3の先端部と対向するように配置された接地電極4
等を備えている。また、接地電極4には上記発火部31
に対向する発火部32が形成されており、それら発火部
31と、対向する発火部32との間の隙間が火花放電ギ
ャップgとされている。
筒状に形成されており、スパークプラグ100のハウジ
ングを構成するとともに、その外周面には、プラグ10
0を図示しないエンジンブロックに取り付けるためのね
じ部7が形成されている。なお、1eは、主体金具1を
エンジンブロックに取り付ける際に、スパナやレンチ等
の工具を係合させる工具係合部であり、六角状の軸断面
形状を有している。なお、ねじ部7の外径は、10〜1
8mm(例えば10mm、12mm、14mm、18m
m)である。
中心電極3を嵌め込むための貫通孔6を有するととも
に、例えばアルミナを主体とし、かつAl成分を、Al
2O3に換算した重量にて85〜98重量%(望ましくは
90〜98重量%)含有するアルミナ系セラミック焼結
体として構成される。
成されており、その一方の端部側から端子金具13が挿
入・固定され、同じく他方の端部側から中心電極3が挿
入・固定されている。端子金具13は低炭素鋼等で構成
され、表面には防食のためのNiメッキ層(層厚、例え
ば5μm)が形成されている。そして、該端子金具13
は、シール部13cと、絶縁体2の後端縁より突出する
端子部13aと、端子部13aとシール部13cとを接
続する棒状部13bとを有する。なお、シール部13c
はその外周面をねじ状又はローレット状に加工され、導
電性ガラスシール層17によって貫通孔6の内面との間
をシールされる。
と中心電極2との間に抵抗体15が配置されている。こ
の抵抗体15の両端部は、導電性ガラスシール層16,
17を介して中心電極3と端子金具13とにそれぞれ電
気的に接続されている。抵抗体15は、既に詳細に説明
した本発明の抵抗体組成物により構成されている。ま
た、導電性ガラスシール層16,17は、Cu、Sn、
Fe等の金属成分の1種又は2種以上を主体とする金属
粉末を混合したガラスにより構成される。なお、該導電
性ガラスシール層には、必要に応じてTiO2等の半導
体性の無機化合物粉末を適量配合することができる。
には、周方向外向きに突出する突出部2eが例えばフラ
ンジ状に形成されている。そして、絶縁体2には、中心
電極3(図1)の先端に向かう側を前方側として、該突
出部2eよりも後方側がこれよりも細径に形成された本
体部2bとされている。一方、突出部2eの前方側には
これよりも細径の第一軸部2gと、その第一軸部2gよ
りもさらに細径の第二軸部2iがこの順序で形成されて
いる。なお、本体部2bの外周面後端部にはコルゲーシ
ョン部2cが形成されている。また、第一軸部2gの外
周面は略円筒状とされ、第二軸部2iの外周面は先端に
向かうほど縮径する略円錐面状とされている。
の軸断面径よりも小さく設定されている。そして、絶縁
体2の貫通孔6は、中心電極3を挿通させる略円筒状の
第一部分6aと、その第一部分6aの後方側(図面上方
側)においてこれよりも大径に形成される略円筒状の第
二部分6bとを有する。図1に示すように、端子金具1
3と抵抗体15とは第二部分6b内に収容され、中心電
極3は第一部分6a内に挿通される。中心電極3の後端
部には、その外周面から外向きに突出して電極固定用凸
部3aが形成されている。そして、上記貫通孔6の第一
部分6aと第二部分6bとは、第一軸部2g内において
互いに接続しており、その接続位置には、中心電極3の
電極固定用凸部3aを受けるための凸部受け面6cがテ
ーパ面あるいはアール面状に形成されている。
続部2hの外周面は段付面とされ、これが主体金具1の
内面に形成された主体金具側係合部としての凸状部1c
と、リング状の板パッキン63を介して係合することに
より、軸方向の抜止めがなされている。他方、主体金具
1の後方側開口部内面と、絶縁体2の外面との間には、
フランジ状の突出部2eの後方側周縁と係合するリング
状の線パッキン62が配置され、そのさらに後方側には
タルク等の充填層61を介してリング状のパッキン60
が配置されている。そして、絶縁体2を主体金具1に向
けて前方側に押し込み、その状態で主体金具1の開口縁
をパッキン60に向けて内側に加締めることにより加締
め部1dが形成され、主体金具1が絶縁体2に対して固
定されている。
例を示すものである。その各部の寸法を以下に例示す
る。 ・全長L1:30〜75mm。 ・第一軸部2gの長さL2:0〜30mm(ただし、係
止用突出部2eとの接続部2fを含まず、第二軸部2i
との接続部2hを含む)。 ・第二軸部2iの長さL3:2〜27mm。 ・本体部2bの外径D1:9〜13mm。 ・係止用突出部2eの外径D2:11〜16mm。 ・第一軸部2gの外径D3:5〜11mm。 ・第二軸部2iの基端部外径D4:3〜8mm。 ・第二軸部2iの先端部外径D5(ただし、先端面外周
縁にアールないし面取が施される場合は、中心軸線Oを
含む断面において、該アール部ないし面取部の基端位置
における外径を指す):2.5〜7mm。 ・貫通孔6の第二部分6bの内径D6:2〜5mm。 ・貫通孔6の第一部分6aの内径D7:1〜3.5m
m。 ・第一軸部2gの肉厚t1:0.5〜4.5mm。 ・第二軸部2iの基端部肉厚t2(中心軸線Oと直交す
る向きにおける値):0.3〜3.5mm。 ・第二軸部2iの先端部肉厚t3((中心軸線Oと直交
する向きにおける値;ただし、先端面外周縁にアールな
いし面取りが施される場合は、中心軸線Oを含む断面に
おいて、該アール部ないし面取部の基端位置における肉
厚を指す):0.2〜3mm。 ・第二軸部2iの平均肉厚tA(=(t1+t2)/
2):0.25〜3.25mm。
各部寸法は、例えば以下の通りである:L1=約60m
m、L2=約10mm、L3=約14mm、D1=約11
mm、D2=約13mm、D3=約7.3mm、D4=
5.3mm、D5=4.3mm、D6=3.9mm、D7
=2.6mm、t1=3.3mm、t2=1.4mm、t
3=0.9mm、tA=1.2mm。
2g及び第二軸部2iがそれぞれ、図5Aに示すものと
比較してやや大きい外径を有している。各部の寸法は、
例えば以下の通りである:L1=約60mm、L2=約1
0mm、L3=約14mm、D1=約11mm、D2=約
13mm、D3=約9.2mm、D4=6.9mm、D5
=5.1mm、D6=3.9mm、D7=2.7mm、t
1=3.3mm、t2=2.1mm、t3=1.2mm、
tA=1.7mm。
極3及び接地電極4の各本体部3a及び4aはNi合金
等で構成されている。また、中心電極3の本体部3aの
内部には、放熱促進のためにCuあるいはCu合金等で
構成された芯材3bが埋設されている。一方、上記発火
部31及び対向する発火部32は、Ir、Pt及びRh
の1種又は2種以上を主成分とする貴金属合金を主体に
構成される。図3に示すように、中心電極3の本体部3
aは先端側が縮径されるとともにその先端面が平坦に構
成され、ここに上記発火部を構成する合金組成からなる
円板状のチップを重ね合わせ、さらにその接合面外縁部
に沿ってレーザー溶接、電子ビーム溶接、抵抗溶接等に
より溶接部Wを形成してこれを固着することにより発火
部31が形成される。また、対向する発火部32は、発
火部31に対応する位置において接地電極4にチップを
位置合わせし、その接合面外縁部に沿って同様に溶接部
Wを形成してこれを固着することにより形成される。な
お、これらチップは、例えば所定の組成となるように各
合金成分を配合・溶解することにより得られる溶解材、
又は合金粉末あるいは所定比率で配合された金属単体成
分粉末を成形・焼結することにより得られる焼結材によ
り構成することができる。なお、発火部31及び対向す
る発火部32は少なくとも一方を省略する構成としても
よい。
のような方法で製造される。まず、所定の原料粉末の成
形体を焼成することにより絶縁体2を製造する。そし
て、その絶縁体2の所定の表面領域に釉薬スラリーを塗
布して釉薬スラリー塗布層2d’(図6)を形成し、こ
れを乾燥する。
成した絶縁体2への、中心電極3と端子金具13との組
付け、及び抵抗体15と導電性ガラスシール層16,1
7との形成工程の概略は以下の通りである。まず、図6
(a)に示すように、絶縁体2の貫通孔6に対し、その
第一部分6aに中心電極3を挿入した後、(b)に示す
ように導電性ガラス粉末Hを充填する。そして、(c)
に示すように、貫通孔6内に押さえ棒28を挿入して、
充填した粉末Hを予備圧縮し、第一の導電性ガラス粉末
層26を形成する。次いで抵抗体組成物の原料粉末を充
填して同様に予備圧縮し、さらに導電性ガラス粉末を充
填して予備圧縮を行うことにより、(d)に示すよう
に、貫通孔6内には、中心電極3側(下側)から見て第
一の導電性ガラス粉末層26、抵抗体組成物粉末層25
及び第二の導電性ガラス粉末層27が積層された状態と
なる。
6に端子金具13を上方から配置した組立体PAを形成
する。そして、この状態で炉内に挿入してガラス軟化点
以上である800〜950℃の所定温度に加熱し、その
後、端子金具13を貫通孔6内へ中心電極3と反対側か
ら軸方向に圧入して積層状態の各層25〜27を軸方向
にプレスする。これにより、同図(b)に示すように、
各層は圧縮・焼結されてそれぞれ導電性ガラスシール層
16、抵抗体15及び導電性ガラスシール層17となる
(以上、ガラスシール工程)。
体PAには、主体金具1や接地電極4等が組み付けられ
て、図1に示すスパークプラグ100が完成する。スパ
ークプラグ100は、そのねじ部7においてガスケット
101を介してエンジンブロックに取り付けられ、燃焼
室に供給される混合気への着火源として使用される。
に詳しく説明する。 (実施例1)微粒ガラス粉末(平均粒径80μm)、T
iO2粉末、TiO2以外の各種セラミック粉末(平均粒
径1〜4μm)、金属相形成用の各種金属粉末(平均粒
径20〜50μm)、非金属導電材料粉末としてのカー
ボンブラック、及び有機バインダとしてのデキストリン
を所定量配合し、水を溶媒としてボールミルにより湿式
混合し、その後これを乾燥して準備素材を調整した。次
いで、これに粗粒ガラス粉末(平均粒径250μm)を
所定量配合して原料素地を作り、これを温度900℃、
圧力100MPaにてホットプレス成形して、抵抗体組
成物を得た。
0重量%、B2O3を29重量%、Li2Oを4重量%、
及びBaOを17重量%配合・溶解して得られるホウケ
イ酸リチウムガラスであり、その軟化温度は585℃で
あった。また、TiO2は、平均粒径0.4μm、粒径
の標準偏差をσとして、該平均粒径を中心とする3σ範
囲が0.05〜0.5μmの粒径分布を有するもの(以
下、Aタイプという)と、平均粒径4μm、粒径の標準
偏差をσとして、該平均粒径を中心とする3σ範囲が2
〜8μmの粒径分布を有するもの(以下、Bタイプとい
う)とを適宜の比率で混合して用いた。なお、X線回折
により、前者AタイプのTiO2は全体の90重量%以
上がアナターゼ型となっており、後者BタイプのTiO
2は全体の90重量%以上がルチル型となっていること
がわかった。
折によりルチル型のTiO2とアナターゼ型のTiO2と
の全TiO2に対する各含有比率を求めた。結果を表
1、表3、表5に示している。また、各表において、粗
粒ガラス、微粒ガラス、TiO2、TiO2以外のセラミ
ック及び金属相の含有量について、抵抗体組成物調製時
の配合比率から推定した値を示している。また、抵抗体
組成物中の炭素の含有量はガス分析により求めた。さら
に、上記AタイプとBタイプの混合TiO2粉末の平均
粒径は、レーザー回折式粒度分析計を用いて測定した。
m、幅3mm、長さ10mmの試料を切り出し、そのバ
ルクの電気比抵抗の値をホイートストンブリッジ法によ
り測定した。また、抵抗体組成物を所定形状に切り出し
て焼き締まり判定用試料を作製し、その断面を光学顕微
鏡(倍率20倍)により観察した。そして、相当量の気
孔が観察され、少量の水を滴下したときに瞬時に吸水す
るものを焼き締まり不良(×)、気孔がほとんど観察さ
れず、吸水しないものを焼き締まり良(○)として判定
した。結果を表2、表4、表6に示す(なお、表2、表
4、表6の各結果は、それぞれ表1、表3、表5の抵抗
体組成物の組成に対応している)。
抵抗体15を上記各抵抗体組成物により、図6及び図7
に示す方法にて作製した。なお、図5を援用して示す絶
縁体2の各部寸法は以下の通りである:L1=約60m
m、L2=約10mm、L3=約18mm、D1=約10
mm、D2=約12mm、D3=約9mm、D4=7m
m、D5=5mm、D6=4mm、D7=2.5mm、t1
=2.5mm、t2=2.0mm、t3=1.2mm、t
A=2.25mm。さらに、導電性ガラス粉末として
は、Cu粉末とホウケイ酸カルシウムガラス(軟化温度
780℃)粉末とを重量比にて1:1に配合したものを
用いた。なお、導電性ガラスシール層16の形成のため
に、上記導電性ガラス粉末を0.2g使用し、また、抵
抗体15の形成のために前記原料素地を0.5g使用
し、導電性ガラスシール層17の形成のために、上記導
電性ガラス粉末を0.3g使用した。
命特性を次の方法により測定した。すなわち、スパーク
プラグを自動車用トランジスタ点火装置に取り付け、放
電電圧20kV、放電回数3600回/分の条件で10
0時間放電させた後の抵抗値変化を測定した。判定条件
は、2kΩ以上のプラスの抵抗値変化を起こしたものを
不良(×)、そうでなかったものを良(○)とした。
の発する妨害波電界強度を、CISPR(国際無線障害
特別委員会)規格に定められた測定法により試験周波数
5〜1000MHzにて測定し、電界強度がCISPR
規格に定められた限界値(以下、CISPR限界値とい
う)より3dB以上小さいものを優(◎)、CISPR
限界値以下のものを良(○)、CISPR限界値を超え
るものを不良(×)とした。また、温度特性は、端子金
具13と中心電極3との間の20℃での抵抗値をα1、
同じく150℃(2時間保持)における抵抗値をα2と
して、γ=(α2−α1)/α1の値により、γが−0.
25〜0のものを優(◎)、−0.30〜−0.25の
ものを良(○)、−0.30未満のものを不良(×)と
した。以上の結果を表2、表4及び表6に示す。
組成物中のルチル型のTiO2とアナターゼ型のTiO2
との含有比率をほぼ一定としたスパークプラグの場合、
TiO2の総含有量が0.5〜20重量%の範囲に入っ
ているものは、負荷寿命特性及び温度特性ともに良好で
あることがわかる。また、γの値も−0.30以上とな
っている。
組成物中のTiO2の平均粒径を0.5〜20μmとし
たスパークプラグにおいて、電波ノイズ特性及び負荷寿
命特性が良好であることがわかる。また、TiO2の総
量に占めるルチル型相の含有比率を20重量%以上とし
たスパークプラグにおいては、良好な温度特性が得られ
ていることがわかる。また、表5及び表6に示すよう
に、抵抗体組成物中の炭素の含有量が0.5〜5重量%
の場合に、電波ノイズ特性及び負荷寿命特性がいずれも
良好となっていることがわかる。
0μm)、特定複合酸化物としてのMgTiO3、Mg
ZrO3、CaTiO3、SrTiO3、BaTiO3及び
BaZrO3の各粉末(平均粒径0.1〜25μm)、
特定複合酸化物以外のセラミック粉末としてのZrO2
(平均粒径1〜4μm)、金属相形成用の各種金属粉末
(平均粒径20〜50μm)、非金属導電材料粉末とし
てのカーボンブラック、及び有機バインダとしてのデキ
ストリンを所定量配合し、水を溶媒としてボールミルに
より湿式混合し、その後これを乾燥して準備素材を調整
した。なお、比較のために、特定複合酸化物の代わりに
TiO2(アナターゼ型)を用いた準備素材も作製し
た。
250μm)を所定量配合して原料素地となし、これを
温度900℃、圧力100MPaにてホットプレス成形
して、抵抗体組成物を得た。なお、ガラス粉末の材質は
実施例1と同じである。得られた抵抗体組成物について
は、炭素の含有量はガス分析により求めた。結果を表7
に示している。また、表7には、粗粒ガラス、微粒ガラ
ス、特定複合酸化物、及び特定複合酸化物以外のセラミ
ックの各含有量を、抵抗体組成物調製時の配合比率から
推定した値にて示している。
比抵抗を実施例1と同様に測定した。また、抵抗体15
の組成を除いて実施例1と同様のスパークプラグを各種
作製し、同様の実験を行った。以上の結果を表8に示
す。
有量が0.5〜20重量%の範囲に入っているものは、
該特定複合酸化物の代わりにTiO2を使用したものと
比較して、負荷寿命特性及び温度特性ともに良好であ
り、また、γの値も−0.30以上となっていることが
わかる。さらに、抵抗体組成物中の特定複合酸化物の平
均粒径を0.5〜20μmとしたスパークプラグは、電
波ノイズ特性及び負荷寿命特性が良好であることがわか
る。
0μm)、金属Ti粉末又はTi3O5粉末(平均粒径
0.5〜200μm)、セラミック粉末としてのZrO
2(平均粒径1〜4μm)、非金属導電材料粉末として
のカーボンブラック、及び有機バインダとしてのPVA
を所定量配合し、水を溶媒としてボールミルにより湿式
混合し、その後これを乾燥して準備素材を調整した。な
お、比較のために、特定複合酸化物の代わりにTiO2
(アナターゼ型)を用いた準備素材も作製した。
250μm)を所定量配合して原料素地となし、これを
温度900℃、圧力100MPaにてホットプレス成形
して、抵抗体組成物を得た。なお、ガラス粉末の材質は
実施例1と同じである。得られた抵抗体組成物につい
て、炭素の含有量をガス分析により求めた。結果を表1
0に示している。また、表9には、粗粒ガラス、微粒ガ
ラス、金属Ti又はTi3O5、ZrO2の各含有量を、
抵抗体組成物調製時の配合比率から推定した値にて示し
ている。
比抵抗を実施例1と同様に測定した。また、抵抗体15
の組成を除いて実施例1と同様のスパークプラグを各種
作製し、同様の実験を行った。以上の結果を表10に示
す。
体中に配合したものは、これらに代えてTiO2を使用
したものと比較して、負荷寿命特性及び温度特性ともに
良好であることがわかる。この場合、金属TiないしT
i3O5の含有量を0.5〜10重量%(望ましくは3〜
5重量%)とすること、あるいはその粒径を5〜100
μm(望ましくは20〜50μm)とすることで、一層
良好な結果が得られていることがわかる。
0μm)、TiC又はTiN粉末(平均粒径0.7〜5
μm、含有される酸素量を予めガス分析により同定)、
セラミック粉末としてのZrO2(平均粒径1〜4μ
m)、及び有機バインダとしてのPVAを所定量配合
し、水を溶媒としてボールミルにより湿式混合し、その
後これを乾燥して準備素材を調整した。なお、比較のた
めに、TiC又はTiN粉末に代えてカーボンブラック
(平均粒径0.06μm)を使用したものも用意した。
250μm)を所定量配合して原料素地となし、これを
温度900℃、圧力100MPaにてホットプレス成形
して、抵抗体組成物を得た。なお、ガラス粉末の材質
は、SiO2を60重量部、B2O3を25重量部、Li2
Oを5重量部、及びBaOを7重量部配合・溶解して得
られるホウケイ酸リチウム−バリウムガラスであり、そ
の軟化温度は720℃であった。得られた抵抗体組成物
について、炭素の含有量をガス分析により求めた。結果
を表11及び表13に示している。また、表11及び表
13には、粗粒ガラス、微粒ガラス、TiC又はTi
N、ZrO2の各含有量を、抵抗体組成物調製時の配合
比率から推定した値にて示している。なお、炭素成分の
分析総量WC0から、TiCに含有される炭素成分量WC1
(本実施例ではTiCの配合量から推定しているが、抵
抗体をICP分析等により直接分析してTi成分の含有
量を求め、これと等モルの炭素成分の値として算出する
こともできる)を減ずることにより、遊離炭素成分量W
CP(=WC0−WC1)を算出している。
比抵抗を実施例1と同様に測定した。また、抵抗体15
の組成を除いて実施例1と同様のスパークプラグを各種
作製し、次の実験を行った。負荷寿命特性は、まずスパ
ークプラグの初期抵抗値R0を測定し、次いでこれを自
動車用トランジスタ点火装置に取り付け、スパークプラ
グの温度を350℃に昇温し、放電電圧20kV、放電
回数3600回/分で300時間放電させた後の抵抗値
をRとして、抵抗値変化率ΔR={(R−R0)/R}
×100(%)により評価した。また、電波ノイズ特性
の評価は実施例1と同様にして行った。以上の結果を表
12及び表14に示す。
クの一部に代えて、TiCないしTiNを使用したもの
は、高温(350℃)においても負荷寿命特性が良好で
あることがわかる。この場合、TiCないしTiNの含
有量を1〜10重量%(望ましくは5〜6重量%)とす
ることで、初期抵抗値も比較的低く、電波ノイズ防止性
能においても特に良好な結果が得られている。また、T
iCないしTiNの粒径を5μm以下とするか、あるい
は原料のTiCないしTiN粉末の酸素含有量を3重量
%未満に設定すれば、負荷寿命特性をさらに良好とでき
ることもわかる。
0μm)、各種粒径及びストラクチャー長を有するカー
ボンブラック、セラミック粉末としてのZrO2(平均
粒径1〜4μm)、及び有機バインダとしてのポリエチ
レングリコールとを所定量配合し、水を溶媒としてボー
ルミルにより湿式混合し、その後これを乾燥して準備素
材を調整した。なお、カーボンブラックの平均粒径はレ
ーザー回折式粒度計を用いて測定し、ストラクチャー長
は前記JISに記載された方法により測定した。
250μm)を所定量配合して原料素地となし、これを
温度900℃、圧力100MPaにてホットプレス成形
して、抵抗体組成物を得た(試料番号1〜24)。な
お、ガラス粉末の材質は、実施例1と同じである。得ら
れた各抵抗体組成物について、アルキメデス法により測
定した見かけ密度の値を表15に示している。また、表
15には、粗粒ガラス、微粒ガラス、ZrO2の各含有
量を、抵抗体組成物調製時の配合比率から推定した値に
て示している。次に、抵抗体15の組成を除いて実施例
1と同様のスパークプラグを各種作製した(各試料番号
につきn=20)。なお、各スパークプラグの電気抵抗
値(抵抗体15を介した中心電極3と端子金具13との
間の値)の初期値は、カーボンブラックの配合量によ
り、5kΩ±0.3kΩとなるように調整している。こ
れらスパークプラグを用いて、次の実験を行った。
抗体15を介した中心電極3と端子金具13との間の
値)を、ホイートストンブリッジ法により測定し、各試
料番号毎にその標準偏差を算出するとともに、3σ<
0.6であったものを◎(優)、0.6≦3σ<1.2
であったものを○(良)、1.2≦3σ<1.8であっ
たものを△(可)、3σ≧1.8であったものを×(不
可)として評価した。また、負荷寿命特性は、まずスパ
ークプラグの初期抵抗値R0を測定し、次いでこれを自
動車用トランジスタ点火装置に取り付けて放電電圧20
kV、放電回数3600回/分で250時間放電させ、
放電後の電気抵抗値の抵抗値をRとして、抵抗値変化率
ΔR={(R−R0)/R}×100(%)を測定する
ことにより評価した。なお、判定は、ΔRが±15%以
内のものを◎(優)、±25%以内のものを○(良)、
±30%以内のものを△(可)、±30%を越えるもの
を×(不可)とした。以上の結果を表15に示す。
なわち、平均粒径が20nm〜80nmであり、かつス
トラクチャー長さが60ml〜120ml/100gの
カーボンブラックを使用することで、規定の電気抵抗値
(この場合、5±0.3kΩ)を得る上でのカーボンブ
ラックの配合量を少なくでき、抵抗体の見かけ密度が上
昇している。そして、抵抗値のばらつきが少なく、かつ
負荷寿命特性においても良好な結果が得られている。
断面図。
図。
Claims (35)
- 【請求項1】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に対
し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく他
方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通孔
内において前記端子金具と前記中心電極との間に、主に
導電性材料と、ガラス粒子と、ガラス以外のセラミック
粒子とからなる抵抗体組成物で構成された抵抗体が配置
され、 前記抵抗体組成物が、前記セラミック粒子として半導体
性セラミック粒子を含有するものとされ、 前記端子金具と前記中心電極との間で前記抵抗体を介し
て通電することにより測定される電気抵抗値の、20℃
における値をα1、同じく150℃における値をα2とし
て、(α2−α1)/α1≧−0.30であることを特徴
とする抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項2】 前記抵抗体組成物が、前記半導体性セラ
ミック粒子として、断面組織を観察したときに得られる
粒子像の平均粒径が0.5〜20μmとなるTiO2粒
子を0.5〜20重量%の範囲で含有するとともに、そ
のTiO2粒子の少なくとも一部がルチル型結晶構造を
有する請求項1記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項3】 前記抵抗体組成物中のTiO2粒子の2
0重量%以上がルチル型結晶構造を有する請求項2記載
のスパークプラグ。 - 【請求項4】 前記抵抗体組成物中のTiO2粒子は、
粒径範囲0.05〜0.5μmに属するTiO2粒子の
含有比率が20〜80体積%であり、粒径範囲2〜8μ
mに属するTiO2粒子の含有比率が80〜20体積%
である請求項2又は3に記載のスパークプラグ。 - 【請求項5】 前記抵抗体組成物が、前記半導体性セラ
ミック粒子として、半導体性のチタン酸金属塩系複合酸
化物及び半導体性のジルコン酸金属塩系複合酸化物の少
なくともいずれか(以下、両者を総称する場合は特定複
合酸化物という)を0.5〜20重量%の範囲で含有す
る請求項1記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項6】 前記特定複合酸化物は、アルカリ土類金
属元素のチタン酸塩及びアルカリ土類金属のジルコン酸
塩の少なくともいずれかである請求項5記載のスパーク
プラグ。 - 【請求項7】 前記特定複合酸化物は、MgTiO3、
MgZrO3、CaTiO3、CaZrO3、SrTi
O3、SrZrO3、BaTiO3及びBaZrO3から選
ばれる1種又は2種以上である請求項6記載のスパーク
プラグ。 - 【請求項8】 前記抵抗体組成物中において、前記特定
複合酸化物の粒子の平均粒径が0.5〜20μmである
請求項5ないし7のいずれかに記載のスパークプラグ。 - 【請求項9】 前記抵抗体組成物は、 粒径範囲150〜800μmに属するガラス粒子からな
るブロックガラス粒子を50〜90体積%と、 前記導電性材料と、前記セラミック粒子と、それら導電
性材料とセラミック粒子とを分散させた状態で互い結合
する結合ガラス相とを含有して、前記ブロックガラス粒
子間を埋める形態をなし、前記抵抗体中に導電路を形成
する導電路形成部を10〜50体積%と、 を含む請求項2ないし8のいずれかに記載の抵抗体入り
スパークプラグ。 - 【請求項10】 前記セラミック粒子のうち、前記Ti
O2粒子又は前記特定複合酸化物粒子を除いた残余のも
のの含有量が2〜32重量%である請求項2ないし9の
いずれかに記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項11】 前記導電性材料は、Al、Mg、T
i、Zr及びZnの1種又は2種以上を主体とする金属
相と、非金属導電性材料とを含有するものである請求項
9又は10に記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項12】 前記抵抗体組成物は、前記TiO2粒
子ないし前記特定複合酸化物粒子を、前記導電路形成部
に占める体積含有比率において10〜80体積%含有す
るものである請求項9ないし11のいずれかに記載のス
パークプラグ。 - 【請求項13】 前記抵抗体組成物中の炭素成分の含有
量が0.5〜5重量%である請求項2ないし12のいず
れかに記載のスパークプラグ。 - 【請求項14】 前記抵抗体組成物は、前記導電性材料
としてのTiを主体とする金属相(以下、Ti系金属相
という)と、前記半導体性セラミック粒子としての組成
式TinO2n-1で表示される亜酸化チタン粒子と、の少
なくともいずれかを含有するものである請求項1記載の
抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項15】 前記抵抗体組成物中の、前記Ti系金
属相及び/又は前記亜酸化チタン粒子の合計含有量が
0.5〜10重量%である請求項14記載の抵抗体入り
スパークプラグ。 - 【請求項16】 前記Ti系金属相及び/又は前記亜酸
化チタン粒子の平均粒径が5μm〜100μmである請
求項14又は15に記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項17】 前記亜酸化チタン粒子は、TiO、T
i2 O3及びTi3O5の少なくともいずれかを主体に構
成される請求項14ないし16のいずれかに記載の抵抗
体入りスパークプラグ。 - 【請求項18】 前記抵抗体組成物は、2〜60重量%
のガラスと、 2〜65重量%の前記セラミック粒子と、 0.1〜7重量%の炭素成分とを含有する請求項14な
いし17のいずれかに記載の抵抗体入りスパークプラ
グ。 - 【請求項19】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に
対し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく
他方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通
孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に、主
に導電性材料と、ガラス粒子と、ガラス以外のセラミッ
ク粒子とからなる抵抗体組成物で構成された抵抗体が配
置され、 前記抵抗体組成物が、前記セラミック粒子として、平均
粒径が0.5〜20μmのTiO2粒子を0.5〜20
重量%の範囲で含有する抵抗体組成物で主に構成される
とともに、 該抵抗体組成物中のTiO2粒子の少なくとも一部がル
チル型結晶構造を有することを特徴とする抵抗体入りス
パークプラグ。 - 【請求項20】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に
対し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく
他方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通
孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に、主
に導電性材料と、ガラス粒子と、ガラス以外のセラミッ
ク粒子とからなる抵抗体組成物で構成された抵抗体が配
置され、 前記抵抗体組成物が、前記セラミック粒子として、半導
体性のチタン酸金属塩系複合酸化物及び半導体性のジル
コン酸金属塩系複合酸化物の少なくともいずれか(以
下、両者を総称する場合は特定複合酸化物という)を
0.5〜20重量%の範囲で含有することを特徴とする
抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項21】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に
対し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく
他方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通
孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に、主
に導電性材料と、ガラス粒子と、ガラス以外のセラミッ
ク粒子とからなる抵抗体組成物で構成された抵抗体が配
置され、 前記抵抗体組成物が、前記導電性材料としてのTiを主
体とする金属相(以下、Ti系金属相という)と、前記
セラミック粒子として組成式TinO2n-1で表示される
亜酸化チタン粒子との少なくともいずれかを含有する抵
抗体組成物からなることを特徴とする抵抗体入りスパー
クプラグ。 - 【請求項22】 前記抵抗体組成物の、20℃における
電気比抵抗が50〜2000Ω・cmである請求項1な
いし21のいずれかに記載のスパークプラグ。 - 【請求項23】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に
対し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく
他方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通
孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に、主
に導電性材料と、ガラス粒子と、ガラス以外のセラミッ
ク粒子とからなる抵抗体組成物で構成された抵抗体が配
置され、 前記抵抗体組成物が、非金属導電性材料として、TiC
粒子及びTiN粒子の少なくとも一方を含有することを
特徴とする抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項24】 前記抵抗体組成物中の、前記TiC粒
子及び/又は前記TiN粒子の合計含有量が1〜10重
量%である請求項23記載の抵抗体入りスパークプラ
グ。 - 【請求項25】 前記抵抗体組成物中は、前記TiC粒
子及び/又は前記TiN粒子が、断面組織を観察したと
きに得られる粒子像の平均粒径が5μm以下である請求
項23又は24に記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項26】 前記抵抗体組成物の原料として、酸素
含有量が3重量%以下のTiC及び/又はTiN粉末が
使用される請求項23ないし25のいずれかに記載の抵
抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項27】 前記抵抗体組成物は、20〜80重量
%のガラスと、 2〜60重量%の前記セラミック粒子とを含有する請求
項22ないし26のいずれかに記載の抵抗体入りスパー
クプラグ。 - 【請求項28】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に
対し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく
他方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通
孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に抵抗
体が配置され、 前記抵抗体を構成する抵抗体組成物は、主にガラス粒子
と、ガラス以外のセラミック粒子と、平均粒径が20n
m〜80nmのカーボンブラック粒子とからなる原料粉
末を用いて製造されたものであることを特徴とする抵抗
体入りスパークプラグ。 - 【請求項29】 前記カーボンブラック粉末として、日
本工業規格K6221、6.1.2のA法に規定され
た、100gのカーボンブラックが吸油するDBP(ジ
ブチルフタレート)の量が60〜120mlのものが使
用される請求項28記載の抵抗体入りスパークプラグ。 - 【請求項30】 前記抵抗体組成物の前記原料粉末は、 20〜80重量%のガラス粉末と、 20〜50重量%のセラミック粉末と、 5〜30重量%のカーボンブラック粉末と、 0.05〜5重量%の有機バインダーとを含有するもの
が使用される請求項28又は29に記載の抵抗体入りス
パークプラグ。 - 【請求項31】 主に導電性材料ガラス粒子及びガラス
以外のセラミック粒子とからなり、かつ前記セラミック
粒子として、断面組織を観察したときに得られる粒子像
の平均粒径が0.5〜20μmのTiO2粒子を0.5
〜20重量%の範囲で含有するとともに、該抵抗体組成
物中のTiO2粒子の少なくとも一部がルチル型結晶構
造を有することを特徴とするスパークプラグ用抵抗体組
成物。 - 【請求項32】 主に導電性材料と、ガラス粒子と、ガ
ラス以外のセラミック粒子とからなり、かつ前記セラミ
ック粒子として、半導体性のチタン酸金属塩系複合酸化
物及び半導体性のジルコン酸金属塩系複合酸化物の少な
くともいずれか(以下、両者を総称する場合は特定複合
酸化物という)の粒子を0.5〜20重量%の範囲で含
有することを特徴とするスパークプラグ用抵抗体組成
物。 - 【請求項33】 主に導電性材料と、ガラス粒子と、ガ
ラス以外のセラミック粒子とからなり、かつ前記導電性
材料としてのTiを主体とする金属相(以下、Ti系金
属相という)と、前記セラミック粒子としての組成式T
inO2n-1で表示される亜酸化チタン粒子との少なくと
もいずれかを含有することを特徴とするスパークプラグ
用抵抗体組成物。 - 【請求項34】 主に導電性材料と、ガラス粒子と、ガ
ラス以外のセラミック粒子とからなり、かつ非金属導電
性材料として、TiC粒子及びTiN粒子の少なくとも
一方を含有することを特徴とするスパークプラグ用抵抗
体組成物。 - 【請求項35】 絶縁体の軸方向に形成された貫通孔に
対し、その一方の端部側に端子金具が固定され、同じく
他方の端部側に中心電極が固定されるとともに、該貫通
孔内において前記端子金具と前記中心電極との間に抵抗
体が配置された抵抗体入りスパークプラグの製造方法で
あって、 前記抵抗体組成物の原料粉末として、主にガラス粒子
と、ガラス以外のセラミック粒子と、平均粒径が20n
m〜80nmのカーボンブラック粒子とからなるものが
使用されることを特徴とする抵抗体入りスパークプラグ
の製造方法。
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