JPH1121264A - 炭化水素、アルコール及び/又はケトンの酸化法 - Google Patents

炭化水素、アルコール及び/又はケトンの酸化法

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JPH1121264A
JPH1121264A JP10107162A JP10716298A JPH1121264A JP H1121264 A JPH1121264 A JP H1121264A JP 10107162 A JP10107162 A JP 10107162A JP 10716298 A JP10716298 A JP 10716298A JP H1121264 A JPH1121264 A JP H1121264A
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ミシェル・コスタンティニ
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エリック・ファシュ
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Rhodia Fiber and Resin Intermediates SAS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B41/00Formation or introduction of functional groups containing oxygen
    • C07B41/08Formation or introduction of functional groups containing oxygen of carboxyl groups or salts, halides or anhydrides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/16Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
    • C07C51/31Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation of cyclic compounds with ring-splitting
    • C07C51/313Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation of cyclic compounds with ring-splitting with molecular oxygen

Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸素又は酸素含有ガスを使用して炭化水素及
び/又はアルコール及び/又はケトンをその対応するカ
ルボン酸に酸化する方法を提供する。 【解決手段】 極性プロトン溶剤及び極性非プロトン溶
剤から選択される溶剤中において反応媒体に溶解させた
触媒の存在下に酸素又は酸素含有ガスを使用して炭化水
素、アルコール及び/又はケトンを液相で酸化してカル
ボン酸にする方法において、触媒が少なくとも1種の可
溶性コバルト化合物及び可溶性クロム化合物を含むこと
を特徴とすることを構成要件とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素又は酸素含有
ガスを使用して炭化水素及び/又はアルコール及び/又
はケトンをその対応するカルボン酸に酸化する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】触媒の存在下に酸素を使用して炭化水素
特にシクロアルカンを直接酸化する方法は長い間研究さ
れてきたプロセスである。この理由は、現在の工業的方
法の工程のうちの1つで使用される硝酸のような酸化剤
の使用を回避し、これによって発生される窒素酸化物の
処理を回避することに多くの明白な利益があるからであ
る。
【0003】このような酸素による接触酸化法の多くの
変形例では、コバルトが最もよく推奨される触媒であ
る。
【0004】かくして、1940年12月に発行された
米国特許2223493は、コバルト化合物のような酸
化触媒の存在下に酸素含有ガスを使用して一般には酢酸
を含有する液相中において少なくとも60℃の温度で環
式炭化水素をその対応するジ酸に酸化する方法を記載し
ている。
【0005】米国特許3987100は、コバルト及び
クロムを含む極めて少量の触媒系の存在下に130〜1
80℃の温度で且つ約4〜25バールの圧力下に少なく
とも3つの連続的工程でシクロヘキサンを酸素と反応さ
せることによってシクロヘキサノン及びシクロヘキサノ
ールを製造する方法を記載している。この方法は、溶剤
を使用せずに実施されそしてアジピン酸を直接製造する
ことができない。
【0006】英国特許1086951は、少なくとも1
種の遷移金属化合物を含む触媒の存在下又は不在下に液
相で酸素を使用してシクロヘキサノールとアルデヒドと
の混合物を同時に酸化させることを記載している。この
方法は、シクロヘキサノールから出発するシクロヘキサ
ノン、ε−カプロラクタム及びジカルボン酸、そして使
用したアルデヒドに対応するモノカルボン酸をもたら
す。
【0007】1990年2月に発行された米国特許49
02827は、可溶性コバルト及び可溶性ジルコニウム
及び/又はハフニウム化合物を含む酸化触媒の存在下に
80〜160℃の温度において酢酸含有液相中でシクロ
ヘキサンをアジピン酸に空気酸化する方法の改良法を記
載している。
【0008】最近になって、ヨーロッパ特許69433
3は、酸素による炭化水素の酸化に関連してコバルト塩
及び第二鉄塩を含む触媒を使用することを推奨してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それにもかかわらず、
上記の従来の方法で使用される触媒系で得られる選択性
は依然として改善されなければならないことが判明して
いる。本発明が提案しようとするのはこの改善法であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】より具体的に言えば、本
発明は、極性プロトン溶剤及び極性非プロトン溶剤から
選択される溶剤中において反応媒体に溶解させた触媒の
存在下に酸素又は酸素含有ガスを使用して炭化水素、ア
ルコール及び/又はケトンを液相で酸化してカルボン酸
にする方法において、触媒が少なくとも1種の可溶性コ
バルト化合物及び可溶性クロム化合物を含むことを特徴
とする炭化水素、アルコール及び/又はケトンの酸化法
よりなるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の方法において出発物質と
して使用される炭化水素は、より具体的に言えば、3〜
20個の炭素原子を含有するアルカン、シクロアルカ
ン、アルキル芳香族炭化水素、アルケン及びシクロアル
ケンである。
【0012】これらの炭化水素の間で、シクロアルカン
特に5〜12個の炭素原子を有するものが特に最も重要
なものである。というのは、それらの酸化はジカルボン
酸をもたらしそしてより少割合で中間体シクロアルカノ
ール及びシクロアルカノンをもたらすからである。
【0013】最も有益な炭化水素はシクロヘキサンであ
り、その酸化は、ポリアミド6−6のベース化合物のう
ちの1つであるアジピン酸をもたらす。
【0014】また、本発明の方法は、中間体アルコール
又はケトン特に5〜12個の炭素原子を含有するシクロ
アルカノール及びシクロヘキサノンを酸化してその対応
するジカルボン酸を製造するのにも応用することができ
る。以下の記載では、本発明の方法は、特に炭化水素本
質的にはシクロアルカンの酸化に関して、より特にはシ
クロヘキサンの酸化に関して説明されている。
【0015】少なくとも1種のコバルト化合物及びクロ
ム化合物を含む触媒は、シクロヘキサンの酸化を実施す
るときにアジピン酸を良好な選択率で直接製造するのを
可能にする。この能力は極めて有益であることが明らか
である。
【0016】触媒は、反応媒体に可溶性の少なくとも1
種のコバルト化合物であって、例えば、限定するもので
はないが、塩化コバルト、臭化コバルト、硝酸コバル
ト、酢酸コバルト四水和物、プロピオン酸コバルト、ア
ジピン酸コバルト、グルタル酸コバルト、コハク酸コバ
ルトのようなカルボン酸コバルト、並びにコバルトアセ
チルアセトネートのようなコバルトキレートから選択さ
れるコバルト化合物を含む。
【0017】また、触媒は、反応媒体に可溶性の少なく
とも1種のクロム化合物であって、例えば、限定するも
のではないが、塩化クロム、臭化クロム、硝酸クロム、
酢酸クロム、プロピオン酸クロム、アジピン酸クロム、
グルタル酸クロム、コハク酸クロムのようなカルボン酸
クロム、並びにクロムアセチルアセトネートのようなク
ロムキレートから選択されるクロム化合物を含む。
【0018】触媒中におけるクロムとコバルトとの間の
モル比は広い範囲内で変動することができる。かくし
て、0.001〜100そして好ましくは0.01〜1
0のCr/Coモル比を使用することが可能である。
【0019】触媒は、コバルト化合物及びクロム化合物
を反応媒体中に導入することによって現場で調製される
ことができる。また、それは、所望のCr/Coモル比
を得るのに要求される割合でかかる化合物を混合するこ
とによって使用時点で調製することもできる。この混合
は、溶剤好ましくは酸化反応で使用される溶剤中で実施
されるのがより好都合である。
【0020】また、本発明の方法で使用される触媒は、
反応媒体に可溶性の少なくとも1種のジルコニウム及び
/又はハフニウム化合物を含むことができる。これらの
例として、ジルコニウム及びハフニウム化合物は、限定
するものではないが、四塩化ジルコニウム、臭化ジルコ
ニウム、硝酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、プロピ
オン酸ジルコニウム、アジピン酸ジルコニウム、グルタ
ル酸ジルコニウム、コハク酸ジルコニウムのようなカル
ボン酸ジルコニウム、ジルコニウムアセチルアセトネー
トのようなジルコニウムキレート、塩化ハフニウム、臭
化ハフニウム、酢酸ハフニウム、プロピオン酸ハフニウ
ム、アジピン酸ハフニウム、グルタル酸ハフニウム、コ
ハク酸ハフニウムのようなカルボン酸ハフニウム、並び
にハフニウムアセチルアセトネートのようなハフニウム
キレートから選択されることができる。
【0021】触媒中のジルコニウム及び/又はハフニウ
ムとコバルトとの間のモル比は0〜10そして好ましく
は0.001〜5である。
【0022】反応混合物に対する元素状コバルト及び元
素状クロムの重量百分率として表わした触媒の量は一般
には0.001〜5%そして好ましくは0.01〜2%
であるが、これらの値は厳密なものではない。しかしな
がら、それは、十分な活性を有し同時に過剰量の触媒
(これは、最終反応混合物から分離して再循環させる必
要がある)を使用しないように決定されるべきである。
【0023】また、酸化反応に対して開始剤化合物を使
用することも有益である。この開始剤は、例えばシクロ
ヘキシルヒドロペルオキシド又はt−ブチルヒドロペル
オキシドのようなヒドロペルオキシドである場合が多
い。また、これらは、例えばシクロヘキサンの酸化間に
形成される化合物のうちの1つであるシクロヘキサノ
ン、又はアセトアルデヒドのようなケトン又はアルデヒ
ドである。一般には、開始剤は、使用する反応混合物の
重量に対して0.01〜20重量%であるが、これらの
割合は厳密な値ではない。開始剤は、酸化の開始間にそ
してシクロヘキサンの酸化を120℃よりも低い温度で
実施するときに特に有用である。それは、反応の開始か
ら導入されることができる。
【0024】液体反応媒体は、本発明の方法を実施する
ことによって製造しようとするカルボン酸に対する少な
くとも部分溶剤である溶剤を含有する。この溶剤は性状
において広範囲に変動することができるが、但し、それ
は反応条件下に実質上酸化性でないものとする。それ
は、極性プロトン溶剤及び極性非プロトン溶剤から選択
されることができる。極性プロトン溶剤として、第一又
は第二水素原子だけを有するカルボン酸、特に2〜9個
の炭素原子を含有する脂肪酸、トリフルオル酢酸のよう
なペルフルオルアルキルカルボン酸、t−アルコールの
ようなアルコール、ジクロルメタンのようなハロゲン化
炭化水素、並びにアセトンのようなケトンを挙げること
ができる。極性非プロトン溶剤としては、例えば、カル
ボン酸特に2〜9個の炭素原子を含有する脂肪族カルボ
ン酸又はペルフルオルアルキルカルボン酸の低級アルキ
ルエステル(=1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基)、テトラメチレンスルホン(又はスルホラン)又は
アセトニトリルを挙げることができる。
【0025】シクロヘキサンの酸化に対する反応溶剤と
しては、酢酸を使用するのが好ましい。溶剤として使用
されるカルボン酸から誘導される化合物の形態にあるコ
バルト成分及びクロム成分を有する触媒を使用するのが
好都合であるが、但し、該化合物は反応媒体に可溶性で
あるものとする。かくして、特にこの理由のために、酢
酸コバルト及び酢酸クロムを使用するのが好ましい。
【0026】先に規定したような溶剤は、反応媒体の1
〜99重量%好ましくは10〜90重量%そしてより好
ましくは20〜80重量%を占める。
【0027】また、酸化は、プロセスの初期段階から導
入される水の存在下に実施されることもできる。
【0028】酸化反応を実施するときの温度は、特に使
用する出発物質に依存して変動することができる。それ
は、一般には50〜200℃そして好ましくは80〜1
40℃の間である。
【0029】圧力は、プロセスの厳密なパラメーターで
はない。それは、大気圧以下、それと同等又はそれ以上
であってよい。一般には、それは、0.1MPa(1バ
ール)〜20MPa(200バール)の間であるが、こ
れらの値は絶対的に厳密なももではない。
【0030】純酸素、空気、酸素富化若しくは酸素減少
空気、又は不活性ガスで希釈した酸素を使用することが
できる。
【0031】
【実施例】次の実施例は、本発明を単に例示するもので
ある。
【0032】例1 加熱つばを介して加熱するための手段、ターボミキサ
ー、及びガスを導入して圧力を調節するための手段を備
えた125mlのチタンオートクレーブに、次の反応
体、 ・21.25g(253ミリモル)のシクロヘキサン、 ・27.35gの酢酸、 ・0.26g(2.65ミリモル)のシクロヘキサノ
ン、 ・0.32g(1.29ミリモルのCo)の酢酸コバル
ト四水和物、 ・0.0331g(0.1445ミリモルのCr)の酢
酸クロム、 を装入する。
【0033】反応器を閉じた後、それを1000回転/
分で撹拌し、空気圧(20℃で100バール)を発生さ
せ、そして反応器を加熱する。全体の温度は10分で1
05℃に達し、この温度を更に50分間維持する。
【0034】冷却及び減圧後、反応混合物は、酢酸の添
加によって均質化された2つの液相よりなる。
【0035】かくして得られた均質混合物をガスクロマ
トグラフィーによって分析する。
【0036】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):12.2% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ール選択率(CS):6.2% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ン選択率(CS):11.9% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸選択
率(CS):67.3% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノール選択率(CS):
85.4% ・形成したジ酸(アジピン酸、グルタル酸及びコハク
酸)の合計に対するアジピン酸のモル比:85.3% ・他の化合物(ブチロラクトン、バレロラクトン、ヒド
ロキシアジピン酸、ヒドロキシカプロン酸)の選択率
(CS):3.0%
【0037】比較試験1 例1を同じ装置において同じ操作条件下に反復するが、
しかしいかなるクロム化合物も装入せず、そして酢酸コ
バルト四水和物の使用量を例1における酢酸クロムのモ
ル量に等しい量まで増加させる。
【0038】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):15.0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:14.7% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:8.1% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:54.7% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:77.5% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
2.6% ・他の化合物のCS:10.9%
【0039】比較試験2 比較試験1を同じ装置において同じ操作条件下に反復す
るが、しかし一層多量の酢酸コバルト四水和物(1.4
5g)を使用する。
【0040】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):13.2% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:9.5% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:8.5% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:56.7% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:74.7% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
1.2% ・他の化合物のCS:12.2%
【0041】比較試験3 例1を同じ装置において同じ操作条件下に反復するが、
しかし酢酸クロムを同じモル量の酢酸鉄によって置き換
える。
【0042】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):15.0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:9.3% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:7.3% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:58.9% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:75.5% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
1.0% ・他の化合物のCS:10.7%
【0043】比較試験4 例1を同じ装置において同じ操作条件下に反復するが、
しかし酢酸クロムを同じモル量の酢酸マンガンによって
置き換える。
【0044】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):13.9% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:17.3% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:8.1% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:54.2% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:79.4% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
3.4% ・他の化合物のCS:9.8%
【0045】比較試験5 例1に記載した装置に、次の反応体、 ・47.4gの酢酸、 ・0.25g(2.54ミリモル)のシクロヘキノサ
ン、 ・1.72g(6.88ミリモルのCo)の酢酸コバル
ト四水和物、 ・0.194g(1.11ミリモルのFe)の酢酸鉄、 を装入する。
【0046】反応器を閉じた後、その混合物を1000
回転/分で撹拌し、空気圧(20℃で100バール)を
発生させ、そして反応器を加熱する。全体の温度は10
分で105℃に達し、この温度を更に50分間維持す
る。
【0047】冷却及び減圧後、次いで10.1gのシク
ロヘキサンを加える。反応器を閉じた後、空気100バ
ールの圧力を設定し、そして1000回転/分で撹拌し
ながら反応器を105℃に加熱する。
【0048】予備の純酸素を使用して圧力を一定に保ち
ながら混合物を105℃で1時間反応させる。
【0049】反応器を冷却しそして減圧した後に、反応
混合物は、酢酸の添加によって均質化された2つの液相
よりなる。
【0050】かくして得られた均質混合物をガスクロマ
トグラフィーによって分析する。
【0051】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):40.9% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:9.6% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:66.8% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:76.4% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
1.1% ・他の化合物のCS:8.2%
【0052】例2 例1を同じ装置において同じ温度及び圧力条件下にそし
て同じ反応体を使用して反復するが、しかし反応時間を
115分にする。
【0053】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):15.0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:4.3% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:75.2% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:79.5% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
3% ・他の化合物のCS:5.0%
【0054】例3 例2を同じ装置において同じ操作条件及び同じ反応体を
使用して反復するが、しかし0.0049g(0.01
ミリモルのZr)のジルコニウムアセチルアセトネート
を加えそして反応時間を35分にする。
【0055】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):14.1% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:4.8% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:10.0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:67.1% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:81.9% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
4.5% ・他の化合物のCS:5.8%
【0056】例4 例1を同じ装置において同じ操作条件下に反復するが、
しかし0.0672g(0.29ミリモルのCr)の酢
酸クロムを使用しそして反応時間を115分にする。
【0057】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):14.6% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:4.5% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:3.5% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:72.9% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:80.8% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
4.7% ・他の化合物のCS:6.0%
【0058】例5 例1を同じ装置において同じ操作条件下に反復するが、
しかし0.0033g(0.0145ミリモルのCr)
の酢酸クロムを使用しそして反応時間を60分にする。
【0059】次の結果が得られる。 ・シクロヘキサンの変換度(DC):14.0% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ールCS:7.6% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたシクロヘキサノ
ンCS:14.7% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸C
S:59.4% ・変換されたシクロヘキサンを基にしたアジピン酸+シ
クロヘキサノン+シクロヘキサノールCS:81.7% ・形成したジ酸の合計に対するアジピン酸のモル比:8
3.7% ・他の化合物のCS:6.5%
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極性プロトン溶剤及び極性非プロトン溶
    剤から選択される溶剤中において反応媒体に溶解させた
    触媒の存在下に酸素又は酸素含有ガスを使用して炭化水
    素、アルコール及び/又はケトンを液相で酸化してカル
    ボン酸にする方法において、触媒が少なくとも1種の可
    溶性コバルト及び可溶性クロム化合物を含むことを特徴
    とする炭化水素、アルコール及び/又はケトンの酸化
    法。
  2. 【請求項2】 出発物質として使用される炭化水素が5
    〜12個の炭素原子を含有する環を有するシクロアルカ
    ンから選択され、そして好ましくはシクロヘキサンであ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 出発物質として使用されるアルコール及
    び/又はケトンが5〜12個の炭素原子を含有する環を
    有するシクロアルカノール及びシクロアルカノンから選
    択され、そして好ましくはシクロヘキサノール及び/又
    はシクロヘキサノンであることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 触媒が、塩化コバルト、臭化コバルト、
    硝酸コバルト、酢酸コバルト四水和物、プロピオン酸コ
    バルト、アジピン酸コバルト、グルタル酸コバルト、コ
    ハク酸コバルトのようなカルボン酸コバルト、並びにコ
    バルトアセチルアセトネートのようなコバルトキレート
    から選択される反応媒体に可溶性の少なくとも1種のコ
    バルト化合物を含むことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか一項記載の方法。
  5. 【請求項5】 触媒が、塩化クロム、臭化クロム、硝酸
    クロム、酢酸クロム、プロピオン酸クロム、アジピン酸
    クロム、グルタル酸クロム、コハク酸クロムのようなカ
    ルボン酸クロム、並びにクロムアセチルアセトネートの
    ようなクロムキレートから選択される反応媒体に可溶性
    の少なくとも1種のクロム化合物を含むことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒中におけるクロムとコバルトとの間
    のモル比が0.001〜100そして好ましくは0.0
    1〜10であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か一項記載の方法。
  7. 【請求項7】 触媒が、四塩化ジルコニウム、臭化ジル
    コニウム、硝酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、プロ
    ピオン酸ジルコニウム、アジピン酸ジルコニウム、グル
    タル酸ジルコニウム、コハク酸ジルコニウムのようなカ
    ルボン酸ジルコニウム、ジルコニウムアセチルアセトネ
    ートのようなジルコニウムキレート、塩化ハフニウム、
    臭化ハフニウム、硝酸ハフニウム、酢酸ハフニウム、プ
    ロピオン酸ハフニウム、アジピン酸ハフニウム、グルタ
    ル酸ハフニウム、コハク酸ハフニウムのようなカルボン
    酸ハフニウム、、並びにハフニウムアセチルアセトネー
    トのようなハフニウムキレートから選択される反応媒体
    中に可溶性の少なくとも1種のジルコニウム及び/又は
    ハフニウム化合物も含むことを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか一項記載の方法。
  8. 【請求項8】 触媒中におけるジルコニウム及び/又は
    ハフニウムとコバルトとの間のモル比が0〜10そして
    好ましくは0.001〜5であることを特徴とする請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 反応混合物に対する元素状コバルト及び
    元素状クロムの重量百分率として表わした触媒の量が
    0.001〜5%そして好ましくは0.01〜2%であ
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 液体反応媒体が、2〜9個の炭素原子
    を含有する脂肪族カルボン酸、ペルフルオルアルキルカ
    ルボン酸、アルコール、ハロゲン化炭化水素、ケトン、
    カルボン酸好ましくは2〜9個の炭素原子を含有する脂
    肪族カルボン酸又はペルフルオルアルキルカルボン酸の
    低級アルキルエステル、テトラメチレンスルホン(又は
    スルホラン)及びアセトニトリルから選択される溶剤を
    含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 使用する溶剤が酢酸であることを特徴
    とする請求項1〜10のいずれか一項記載の方法。
  12. 【請求項12】 溶剤が、反応媒体の1〜99重量%好
    ましくは10〜90重量%そしてより好ましくは20〜
    80重量%を占めることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれか一項記載の方法。
  13. 【請求項13】 酸化反応を実施するときの温度が50
    〜200℃そして好ましくは80〜140℃の間である
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 酸化反応を実施するときの圧力が0.
    1MPa(1バール)〜20MPa(200バール)の
    間であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一
    項記載の方法。
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