JPH11208812A - ジェットファン付きスタッカークレーン - Google Patents

ジェットファン付きスタッカークレーン

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JPH11208812A
JPH11208812A JP3392298A JP3392298A JPH11208812A JP H11208812 A JPH11208812 A JP H11208812A JP 3392298 A JP3392298 A JP 3392298A JP 3392298 A JP3392298 A JP 3392298A JP H11208812 A JPH11208812 A JP H11208812A
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warehouse
stacker crane
jet
mast
jet fan
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Koichi Usuda
光一 臼田
Katsura Fujii
桂 藤井
Fumio Soeda
二三男 添田
Manabu Takashi
学 高志
Noriyuki Kashiwatani
宣之 柏谷
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】倉庫内で上下・左右に移動するスタッカークレ
ーンの適所にジェットファンを装着して計画的に稼働さ
せることにより、庫内の空気を攪乱又は還流させて、庫
内温度の均一化を図り、不均一な庫内温度による保管物
への品質の悪影響や保管の制約を無くする。 【解決手段】庫内を移動する走行マスト1を設け、該走
行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降可
動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、上記
キャリッジ2の適所にジェットファン3を装備させると
ともに、上記走行マスト1の適所にジェットファン4を
装備させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体自動倉庫にお
けるジェットファン付きスタッカークレーンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】多数の保管物を自動的に出し入れする立
体自動倉庫は既に知られている。この種の倉庫は、通
常、図3、図4に示すように、倉庫A内に多数の棚Bを
配列するとともに、これらの棚に対応させて一乃至数機
のスタッカークレーンCを配しており、該スタッカーク
レーンをコンピュータで自動制御するようにしている。
この場合のスタッカークレーンCは、庫内を棚Bに沿っ
て自在に移動する走行マスト1を有し、該走行マストに
保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降可動に装備
し、該キャリッジ2には、保管物Sを受け渡しするスラ
イドフォークを備えており、そして、コンピュータ自動
制御により、走行マスト1及びキャリッジ2が要所へと
移動し、かつ、スライドフォークが働いて、保管物Sを
棚Bの所定番地へと自動的に収納し、或いは、その保管
物Sを自動的に取出しするようになっている。
【0003】ところで、この立体自動倉庫には、大別し
て、図3に例示する常温立体自動倉庫と、図4に例示す
る定温立体自動倉庫とがある。なお、図3、図4は、当
該立体自動倉庫の截断側面図であり、左右(図面で表裏
の方向)に連続する4列の棚Bと、これらの棚に沿って
左右に移動する2機のスタッカークレーンCとを備えて
いる。常温立体自動倉庫は、図3に示すように、倉庫A
における地上面に近い外壁aにガラリbを設けて庫内に
外気を取り入れ、屋根cに設けた換気ファンdによって
庫内の空気を排出させることで、換気を行っている。ま
た、定温立体自動倉庫は、図4に示すように、倉庫A内
の上部に空調空気の吹出口付きの送風ダクトeを配し
て、庫内上部から冷却した空気を噴出させ、かつ、庫内
の下部に配した吸込口付きの排気ダクトfを介して庫内
の空気を排出させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、常温立体自動
倉庫でも、太陽による屋根面の輻射熱で庫内上部が高温
になるため、庫内の上部と下部の温度差が大きくなり、
保管物の品質に悪影響を与えることがあり、制約がでる
ケースも生じる。また、定温立体自動倉庫では、一般に
送風ダクトや吹出口の設置スペースに制限があって、ほ
とんどの場合、屋根に近い庫内上部のみとならざるを得
ないこと、太陽による屋根面の輻射熱によって庫内の上
部と下部の温度差が大きいこと、保管物のある棚、つま
り、荷物が保管されている棚Bでは、構造的に荷と荷の
クリアランスが小さく、空気の流動が起こり難いことな
どから、庫内温度を均一化できないことが多く、そのた
めに、保管物の品質に悪影響を与えることがあり、制約
がでるケースもある。
【0005】最近、高さ45m級の立体自動倉庫も開発
されているが、このように高層化すると、庫内の上部と
下部との温度差は益々拡大し、中間部分、例えば地上3
0m程度の箇所で甚だしいよどみが生じる。
【0006】そこで、本発明は、倉庫内で上下・左右に
移動するスタッカークレーンの適所にジェットファンを
装着して計画的に稼働させることにより、庫内の空気を
攪乱又は還流させて、庫内温度の均一化を図り、上述の
問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、庫内を移動する走行マスト1を設け、
該走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇
降可動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、
上記キャリッジ2の適所にジェットファン3を装備させ
たことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、庫内を移動する走行マ
スト1を設け、該走行マストに保管物Sを載せて運ぶキ
ャリッジ2を昇降可動に装備させて成るスタッカークレ
ーンにおいて、上記走行マスト1の適所にジェットファ
ン4を装備させたことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、庫内を移動する走行マ
スト1を設け、該走行マストに保管物Sを載せて運ぶキ
ャリッジ2を昇降可動に装備させて成るスタッカークレ
ーンにおいて、上記キャリッジ2の適所にジェットファ
ン3を装備させるとともに、上記走行マスト1の適所に
ジェットファン4を装備させたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2は、請求項1乃至請求
項3の発明のジェットファン付きスタッカークレーンに
係る実施の形態を示すものであり、図において、1は、
庫内を移動する走行マスト、2は、該走行マストに昇降
可動に装備させたキャリッジ、3は、該キャリッジの下
面に装着したジェットファン、4は、走行マストの中間
部に装着したジェットファンである。
【0011】走行マスト1は、地上45m級の高さを有
する倉庫A内に、これに見合った高さのものとして装備
させるものであり、庫内の下部と上部に配したレール
5,6に係合させて走行させる下部フレーム7と上部フ
レーム8との間に左右一対のマスト10を平行に立設し、
また、下部フレーム7には、自走用の走行装置11及びキ
ャリッジ昇降用の巻上げ装置12を設け、一方のマスト10
の下部には、運転室13を設け、両マスト10には、内側に
左右一対のキャリッジ昇降用ガイドレール14を付設して
いる。図1、図2中、11'は、走行車輪である。
【0012】キャリッジ2は、上記左右一対のガイドレ
ール14に係合させて両マスト10に昇降可動に装着してお
り、上面に保管物Sを受け渡しするスライドフォーク15
を備えている。また、このキャリッジ2は、該キャリッ
ジから両マスト10の上端を介して巻上げ装置12へと張り
回されたワイヤー16で吊られ、該ワイヤーを巻上げ装置
12により巻き上げ又は繰り出しすることで昇降させるよ
うにしている。なお、ワイヤー16に関連してバランスウ
エィトを装備させるとよい。
【0013】キャリッジ2の下面のジェットファン3
は、キャリッジ2の直下に水平方向に配し、走行マスト
1の中間部のジェットファン4は、一方のマスト10の地
上30m程度の部分に垂直方向に配している。これらの
ジェットファンは、単体としても、複数体を並列に設け
ることにしてもよいが、いずれにせよ一端から空気を吸
い込ませて他端から噴出させる。なお、これらのジェッ
トファン3,4を方向変換自在に装備させてもよい。ま
た、これらのジェットファン3,4の風量、稼働、起
動、停止等の運転制御については、スタッカークレーン
に元来装備されているコンピュータ又はマイクロコンピ
ュータを利用することで自在にコントロールすることも
できる。
【0014】如上のジェットファン付きスタッカークレ
ーンは、上述の常温立体自動倉庫にも、定温立体自動倉
庫にも使用でき、その際、走行マスト10の中間部のジェ
ットファン4は、その倉庫の形式に合わせて庫内の空気
の攪乱又は還流が最良の状態で得られるようその向きを
上向き又は下向きに適宜に選定する。而して、その庫内
において、そのジェットファン付きスタッカークレーン
の上下・左右の作動、すなわち、走行マスト1の走行と
キャリッジ2の昇降に伴い、それらのジェットファン
3,4を計画的に稼働させ、庫内全体の空気を攪乱又は
還流させて、庫内温度を均一化させる。
【0015】
【発明の効果】請求項1、請求項3の発明によれば、庫
内を移動する走行マスト1に昇降可動に装備させたキャ
リッジ2の適所にジェットファン3を装着しており、ま
た、請求項2、請求項3の発明によれば、庫内を移動す
る走行マスト1の適所にジェットファン4を装着してい
るので、常温立体自動倉庫、定温立体自動倉庫のいずれ
の場合にも、更には、高さ45m級等の高層の立体自動
倉庫でも、それらのジェットファン3,4の稼働によ
り、庫内の空気を最良に攪乱又は還流させることができ
て、庫内の温度を均一化させることができ、不均一な庫
内温度による保管物への品質の悪影響や保管の制約を無
くすることができる。しかも、既存のキャリッジ2や走
行マスト1にジェットファン3,4を付設するだけでよ
く、装着のための構造物等を要しないから、構造が極め
て簡単で、製作も容易であり、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1乃至請求項3の発明に係る実施の形
態を示す正面図である。
【図2】 同実施の形態における側面図である。
【図3】 従来の常温立体自動倉庫を例示する截断側面
図である。
【図4】 従来の定温立体自動倉庫を例示する截断側面
図である。
【符号の説明】
1…走行マスト 2…キャリッジ 3…ジェットファン 4…ジェットファン 5…下部レール 6…上部レール 7…下部フレーム 8…上部フレーム 10…マスト 11…走行装置 11'…走行車輪 12…巻上げ装置 13…運転室 14…ガイドレール 15…スライドフォーク 16…ワイヤー A…倉庫 B…棚 C…スタッカークレーン S…保管物 a…外壁 b…ガラリ c…屋根 d…換気ファン e…送風ダクト f…排気ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高志 学 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 柏谷 宣之 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内を移動する走行マスト1を設け、該
    走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降
    可動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、上
    記キャリッジ2の適所にジェットファン3を装備させた
    ことを特徴とするジェットファン付きスタッカークレー
    ン。
  2. 【請求項2】 庫内を移動する走行マスト1を設け、該
    走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降
    可動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、上
    記走行マスト1の適所にジェットファン4を装備させた
    ことを特徴とするジェットファン付きスタッカークレー
    ン。
  3. 【請求項3】 庫内を移動する走行マスト1を設け、該
    走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降
    可動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、上
    記キャリッジ2の適所にジェットファン3を装備させる
    とともに、上記走行マスト1の適所にジェットファン4
    を装備させたことを特徴とするジェットファン付きスタ
    ッカークレーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112408266A (zh) * 2020-11-04 2021-02-26 冯朝峰 一种车间物料处理用堆垛机

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