JPH11293944A - 格納場 - Google Patents

格納場

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JPH11293944A
JPH11293944A JP9766798A JP9766798A JPH11293944A JP H11293944 A JPH11293944 A JP H11293944A JP 9766798 A JP9766798 A JP 9766798A JP 9766798 A JP9766798 A JP 9766798A JP H11293944 A JPH11293944 A JP H11293944A
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JP9766798A
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English (en)
Inventor
Tsuzuku Fukutani
続 福谷
Katsuyoshi Tanifuji
勝義 谷藤
Tatsuaki Otsubo
辰彰 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】格納室5と昇降室6との間で主案内レール
39に沿って往復移動する主格納物載置台41を設け、
主格納物載置台41と昇降リフト9との間で自動車2の
受け渡しを行う。昇降室6にあっては、副案内レール4
6を延設するとともに、副案内レール46に沿って移動
する副格納物載置台47を付設し、副格納物載置台47
と昇降リフト9との間で自動車2の受け渡しを行う。主
案内レール39を副案内レール46及び副格納物載置台
47に対しその上方へ回避させた状態で格納室5と昇降
室6とにわたり延設し、主案内レール39に対し主格納
物載置台41を副案内レール46及び副格納物載置台4
7に対しその上方へ回避させた状態で吊下している。 【効果】昇降室6も利用して自動車2の格納数を増加さ
せるばかりでなく、主格納物載置台41の往復移動を主
案内レール39に沿って円滑に行うとともに、副案内レ
ール46に対する主格納物載置台41の衝突を避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば立体駐車
場などの格納場において、格納構造の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平5−179830号公報に
かかる立体駐車場においては、同公報の図面に示すよう
に、各階で、収納室X,Y以外に昇降リフト2の昇降空
間Eにも自動車を収納できるように、下記の格納構造を
採用している。
【0003】収納室X,Yにトレイ受け10が設けら
れ、このトレイ受け10に対し横行トレイ9が移動可能
に支持されている。昇降空間Eには複数の移動トレイ2
4または複数の走行台車13が横行トレイ9の移動方向
に対し直交する方向へ移動可能に支持されている。この
各移動トレイ24及び各走行台車13にはトレイ受け1
1aが設けられている。所定の移動トレイ24または走
行台車13が所定の昇降空間Eに移動して所定の収納室
X,Yに隣接した状態で、それらのトレイ受け11aが
収納室X,Yのトレイ受け10に接続される。横行トレ
イ9は、これらのトレイ受け10,11aに案内されな
がら、収納室X,Yと昇降空間Eとの間で往復移動す
る。昇降空間Eにおいて横行トレイ9が移動トレイ24
または走行台車13のトレイ受け11aにより支持され
た状態のままで、昇降リフト2と横行トレイ9との間で
自動車の受け渡しが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、横行
トレイ9を収納室X,Yと昇降空間Eとの間で往復移動
させる場合、その昇降空間Eへ移動トレイ24または走
行台車13を移動させた状態で、それらのトレイ受け1
1aを収納室X,Yのトレイ受け10に接続しなければ
ならない。しかし、このトレイ受け11aをこのトレイ
受け10に対し確実に一致させた状態で接続して横行ト
レイ9の往復移動を円滑に行うには、移動トレイ24ま
たは走行台車13の停止位置を正確に制御する必要があ
る。
【0005】本発明は、副格納物載置台(前記移動トレ
イ24または走行台車13に該当)を主格納物載置台
(前記横行トレイ9に該当)のほかに付設した立体駐車
場などの格納場において、特に主格納物載置台の案内機
構を改良して、主格納物載置台の往復移動を円滑に行う
ことを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜8)の符号を援用して本発明を説明する。請求項1
の発明にかかる格納場は、下記のように構成されてい
る。
【0007】この格納場においては、格納物(2)が出
し入れされる入出庫室(4)と、この格納物(2)が格
納される格納室(5,7)と、この入出庫室(4)と格
納室(5,7)とを連通する昇降室(6,8)と、この
昇降室(6,8)を通って入出庫室(4)と格納室
(5,7)との間で格納物(2)を搬送する昇降リフト
(9,22)とを備えている。前記昇降リフト(9,2
2)と格納室(5,7)との間で格納物(2)の受け渡
しを行う格納移換機構(38)にあっては、主案内レー
ル(39)に沿って往復移動する主格納物載置台(4
1)を設け、この主格納物載置台(41)と昇降リフト
(9,22)との間で格納物(2)の受け渡しを行う。
前記昇降室(6,8)にあっては、この主格納物載置台
(41)の往復移動軌跡付近で副案内レール(46)を
この往復移動軌跡の方向に交差する方向(X)へ延設す
るとともに、この副案内レール(46)に沿って移動す
る副格納物載置台(47)を前記主格納物載置台(4
1)のほかに付設し、この副格納物載置台(47)と昇
降リフト(9,22)との間で格納物(2)の受け渡し
を行う。前記格納移換機構(38)にあっては、主案内
レール(39)を前記副案内レール(46)に対しその
上方へ回避させた状態で延設し、この主案内レール(3
9)に対し前記主格納物載置台(41)を同じく副案内
レール(46)に対しその上方へ回避させた状態で吊下
している。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明に下記
の構成を追加している。互いに隣接する一組の格納室
(5,7)及び昇降室(6,8)がそれぞれ同一階で互
いに隣接して複数組並設されている。格納移換機構(3
8)は一組の格納室(5,7)及び昇降室(6,8)ご
とに設けられている。副案内レール(46)は同一階で
各昇降室(6,8)にわたり延設されている。副格納物
載置台(47)は、この副案内レール(46)に沿って
各昇降室(6,8)に移動し得る複数のものからなる。
各格納移換機構(38)のうち少なくとも一つの格納移
換機構(38)にあって主格納物載置台(41)が昇降
室(6,8)へ移動し得る移動許容スペース(S)を副
案内レール(46)に設定している。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明に下記の構成を追加している。昇降リフト
(9,22)は格納物載置フォーク(21,34)を有
する格納物昇降台(19,20,32,33)を備えて
いる。この格納物昇降台(19,20,32,33)の
格納物載置フォーク(21,34)との間で格納物
(2)の受け渡しを行う格納物載置フォーク(45,4
9)を主格納物載置台(41)及び副格納物載置台(4
7)にそれぞれ設けている。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
格納場を図面を参照して説明する。 <図1〜5に示す格納場としての立体駐車場における各
室の配置> * 1階 1階に入出庫口1が設けられ、この入出庫口1から自動
車2(格納物)が入出庫される。この入出庫方向Xに沿
った水平方向を前後方向とし、この入出庫方向Xに対し
直交する水平方向を左右方向とする。1階は、この入出
庫口1に面する待機室3と、この待機室3に隣接する入
出庫室4とに区画されている。入出庫方向Xに沿った前
後方向において、この待機室3側を前側とし、この入出
庫室4側を後側とする。
【0011】* 2階から最上階までの各階 前記待機室3の上方の各階において、左右の前側格納室
5とそれらの間の前側昇降室6とが互いに隣接して並設
され、この各前側昇降室6が上下方向で互いに連通して
いる。前記入出庫室4の上方の各階において、左右の後
側格納室7とそれらの間の後側昇降室8とが互いに隣接
して並設され、この各後側昇降室8が上下方向で互いに
連通している。この前側格納室5及び前側昇降室6とこ
の後側格納室7及び後側昇降室8とはそれぞれ同一階で
互いに隣接して並設されている。
【0012】<図1,2,5に示す前記前側昇降室6内
の前側昇降リフト9>この前側昇降室6において前後左
右の四隅部分には直線状のガイドレール10,11,1
2,13が2階から最上階までの各階にわたり立設され
ている。最上階の前側昇降室6の上側にはウインチ14
が設置されている。このウインチ14から吊下された四
本のワイヤ15,16,17,18が前記各ガイドレー
ル10,11,12,13に挿通されている。左側の前
後両ガイドレール10,12間に格納物昇降台19が架
設されてその前後両端部が昇降可能に支持されていると
ともに、右側の前後両ガイドレール11,13間に格納
物昇降台20が架設されてその前後両端部が昇降可能に
支持され、前記各ワイヤ15,16,17,18の下端
部がこの左右両格納物昇降台19,20の前後両端部に
連結されている。なお、左右に分割された前記格納物昇
降台19,20は、ウインチ14により互いに連動す
る。この左右両格納物昇降台19,20においては、そ
れぞれ、その相対向内側で、複数の格納物載置フォーク
21が突設されている。前記ウインチ14により各ワイ
ヤ15,16,17,18が昇降すると、左右両格納物
昇降台19,20が互いに連動して昇降し、各前側昇降
室6で停止し得る。
【0013】<図1,3,4に示す前記後側昇降室8内
の後側昇降リフト22>この後側昇降リフト22は、前
記前側昇降リフト9と比較して、1階から最上階までの
各階にわたり設置されている点で異なる。この後側昇降
リフト22についての説明は、前述した前側昇降リフト
9についての説明を援用する。ちなみに、前側昇降リフ
ト9において、各ガイドレール10,11,12,1
3、ウインチ14、各ワイヤ15,16,17,18、
左右両格納物昇降台19,20及び各格納物載置フォー
ク21は、それぞれ、後側昇降リフト22において、各
ガイドレール23,24,25,26、ウインチ27、
各ワイヤ28,29,30,31、左右両格納物昇降台
32,33及び各格納物載置フォーク34に該当する。
この左右両格納物昇降台32,33は入出庫室4及び各
後側昇降室8で停止し得る。
【0014】<図1〜4に示す前記入出庫室4内の構造
>この入出庫室4内の床部分にはターンテーブル35が
配設されている。このターンテーブル35は駆動軸35
aを中心に円形レール36に沿って180度反転し得
る。このターンテーブル35の左右両側には複数の格納
物載置フォーク37が突設されている。
【0015】<前記格納室5,7及び昇降室6,8内の
格納移換機構38>図1〜3,5に示す格納移換機構3
8は、2階から最上階までの各階で、前側の左右両格納
室5及び昇降室6と後側の左右両格納室7及び昇降室8
とにそれぞれ設置されている。
【0016】左右両格納室5,7の上方位置及び昇降室
6,8の上方位置で前後両側に主案内レール39がこの
左右両格納室5,7から昇降室6,8にわたり左右方向
へ延設されている。この前後両主案内レール39には複
数の駆動ローラ40が左右方向へ並設されている。この
各駆動ローラ40は、図示しない駆動部からの伝動によ
り、回転する。
【0017】主格納物載置台41は、左右両格納室5,
7で、前記各駆動ローラ40に支持された前後両案内部
材42と、この前後両案内部材42から下方へ吊下され
た前後両吊下部材43と、この前後両吊下部材43間に
架設された台部材44とを備えている。この台部材44
の左右両側には複数の格納物載置フォーク45が突設さ
れている。この主格納物載置台41は、各駆動ローラ4
0の回転により、前後両主案内レール39に沿って左右
両格納室5,7と昇降室6,8との間で往復移動する。
【0018】<図1〜3,5に示す前記昇降室6,8内
の格納構造>各階で互いに連通された前記前側昇降室6
と前記後側昇降室8とにわたり、それらの左右両側には
副案内レール46が前記主格納物載置台41の台部材4
4の往復移動軌跡付近でこの往復移動軌跡の方向(左右
方向)に交差する前後方向(入出庫方向X)へ延設され
ている。なお、この左右両副案内レール46は、前記前
側昇降リフト9及び後側昇降リフト22の左右両格納物
昇降台19,20,32,33を昇降させるために、分
断されている。
【0019】前記主格納物載置台41のほかに付設され
た副格納物載置台47は、各駆動ローラ48により前記
左右両副案内レール46に支持されている。この副格納
物載置台47の左右両側には複数の格納物載置フォーク
49が突設されている。この各駆動ローラ48は、駆動
部(図2に示す電動モータ50など)からの伝動によ
り、回転する。この副格納物載置台47は、各駆動ロー
ラ48の回転により、左右両副案内レール46に沿って
前側昇降室6と後側昇降室8との間で往復移動し得る。
【0020】この副格納物載置台47が前側昇降室6に
移動した場合、後側昇降室8において左右両副案内レー
ル46の上方には、主格納物載置台41が後側昇降室8
へ移動し得る移動許容スペースSが設定される。逆に、
この副格納物載置台47が後側昇降室8に移動した場
合、前側昇降室6において左右両副案内レール46の上
方には、主格納物載置台41が前側昇降室6へ移動し得
る移動許容スペースSが設定される。
【0021】前記前後両主案内レール39はこの左右両
副案内レール46及び副格納物載置台47に対しその上
方へ回避した状態で延設され、この前後両主案内レール
39に前記主格納物載置台41が同じく左右両副案内レ
ール46及び副格納物載置台47に対しその上方へ回避
した状態で吊下されている。
【0022】<入出庫作用の一例>例えば、自動車2
は、一階の入出庫室4と二階の前側格納室5との間で、
下記1)→9)の状態を経て入出庫される。
【0023】1) 図1,3,4に示すように、自動車2
は、入出庫口1から待機室3を通り、入出庫室4でター
ンテーブル35の格納物載置フォーク37上に載置され
る。 2) 図示しないが、ターンテーブル35の下方に位置す
る後側昇降リフト22の左右両格納物昇降台32,33
が上昇すると、自動車2がターンテーブル35上から左
右両格納物昇降台32,33の格納物載置フォーク34
上に移し換えられる。そして、自動車2を載置した左右
両格納物昇降台32,33が二階の後側昇降室8まで上
昇する。
【0024】3) 図6に示すように、二階で、副格納物
載置台47が後側昇降室8へ移動する。 4) 図示しないが、二階の後側昇降室8で、副格納物載
置台47の上方に位置する左右両格納物昇降台32,3
3が下降すると、自動車2が左右両格納物昇降台32,
33上から副格納物載置台47の格納物載置フォーク4
9上に移し換えられる。
【0025】5) 図1,2,5に示すように、二階で、
自動車2を載置した副格納物載置台47が後側昇降室8
から前側昇降室6へ移動する。 6) 図示しないが、二階の前側昇降室6で、副格納物載
置台47の下方に位置する前側昇降リフト9の左右両格
納物昇降台19,20が上昇すると、自動車2が副格納
物載置台47上から左右両格納物昇降台19,20の格
納物載置フォーク21上に移し換えられる。
【0026】7) 図7,8に示すように、二階で、副格
納物載置台47が前側昇降室6から後側昇降室8へ移動
するとともに、主格納物載置台41が前側格納室5から
前側昇降室6へ移動し、自動車2を載置した左右両格納
物昇降台19,20が下降すると、自動車2が左右両格
納物昇降台19,20上から主格納物載置台41の格納
物載置フォーク45上に移し換えられる。
【0027】なお、図示しないが、必ずしも副格納物載
置台47を前側昇降室6から後側昇降室8へ移動させる
必要はなく、副格納物載置台47を前側昇降室6に残し
たまま、主格納物載置台41を前側格納室5から前側昇
降室6へ移動させてこの副格納物載置台47の上方に位
置させた状態で、自動車2を載置した左右両格納物昇降
台19,20を下降させてもよい。
【0028】8) 図6に示すように、二階で、自動車2
を載置した主格納物載置台41が前側昇降室6から前側
格納室5へ移動すると、自動車2が前側格納室5に格納
され、入庫が終了する。
【0029】9) 出庫の場合、自動車2は、上記1)→8)
の状態とは逆の動作を経て、入出庫室4でターンテーブ
ル35の格納物載置フォーク37上に載置される。そし
て、自動車2を載置したターンテーブル35が反転した
後、自動車2は待機室3を通って入出庫口1から出庫さ
れる。
【0030】<本実施形態の特徴>本実施形態は下記*
の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 各階の昇降室6,8で副案内レール46に沿って移
動する副格納物載置台47を各格納移換機構38の主格
納物載置台41のほかに付設した。そのため、この副格
納物載置台47と昇降リフト9,22との間で自動車2
の受け渡しを行い、格納室5,7ばかりではなく、昇降
室6,8にも自動車2を格納することができる。従っ
て、昇降室6,8も有効に利用して自動車2の格納数を
増加させることができる。
【0031】* 各格納移換機構38にあって、主案内
レール39を副案内レール46に対しその上方へ回避し
た状態で格納室5,7と昇降室6,8とにわたり延設
し、この主案内レール39に主格納物載置台41を同じ
く副案内レール46に対しその上方へ回避させた状態で
吊下した。そのため、主案内レール39が格納室5,7
と昇降室6,8との間で相対位置変化のない状態で延設
され、格納室5,7側の主案内レール39と昇降室6,
8側の主案内レール39とが副格納物載置台47の位置
に関係なく連続して一致する。従って、主格納物載置台
41の往復移動をこの主案内レール39に沿って円滑に
行うことができる。また、副案内レール46に対する主
格納物載置台41の衝突を避けることができる。
【0032】* 各階で、一つの副格納物載置台47が
設けられ、昇降室(前側昇降室6及び後側昇降室8)の
数よりも一つ少なくなっている。そのため、副格納物載
置台47を移動させて副案内レール46に移動許容スペ
ースSを設定することができる。従って、主格納物載置
台41が昇降室6,8へ移動した場合に副格納物載置台
47に衝突することを防止することができる。
【0033】* 昇降リフト9,22の格納物昇降台1
9,20,32,33と主格納物載置台41及び副格納
物載置台47との間で行う自動車2の受け渡しに格納物
載置フォーク21,34,45,49を利用している。
従って、自動車2の受け渡しを円滑に行うことができ
る。
【0034】〔他の実施形態〕前記実施形態以外にも下
記*のように構成してもよい。 * 前記実施形態では、入庫室と出庫室とを兼用する入
出庫室4としたが、入庫室と出庫室とを別々に設ける。
【0035】* 前記実施形態では、地上階の立体駐車
場を例示したが、例えば地下階を有する立体駐車場に本
発明を応用する。 〔他の技術的思想〕実施形態から把握できる技術的思想
(請求項以外)を効果と共に記載する。
【0036】(イ) 請求項1または請求項2または請
求項3において、主格納物載置台41及び主案内レール
39を副格納物載置台47に対しその上方へ回避させ
た。従って、副格納物載置台47に対する主格納物載置
台41の衝突を避け、主格納物載置台41の往復移動を
主案内レール39に沿って円滑に行うことができる。
【0037】(ロ) 請求項1または請求項2または請
求項3または上記(イ)において、主格納物載置台41
は、主案内レール39に沿って移動する案内部材42
と、この案内部材42から下方へ吊下した吊下部材43
と、前記主案内レール39の下方でこの吊下部材43に
支持した台部材44とを備え、この台部材44を副案内
レール46及び副格納物載置台47に対しその上方へ回
避させた。従って、副案内レール46及び副格納物載置
台47に対する主格納物載置台41の台部材44の衝突
を避け、主格納物載置台41の往復移動を主案内レール
39に沿って円滑に行うことができる。
【0038】(ハ) 上記(ロ)において、台部材44
に格納物載置フォーク45を設けた。従って、自動車2
の受け渡しを円滑に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明にかかる格納場によれ
ば、主格納物載置台(41)のほかに付設した副格納物
載置台(47)の採用により、昇降室(6,8)も有効
に利用して格納物(2)の格納数を増加させることがで
きるばかりではなく、主案内レール(39)の改良によ
り、主格納物載置台(41)の往復移動を主案内レール
(39)に沿って円滑に行うとともに、副案内レール
(46)に対する主格納物載置台(41)の衝突を避け
ることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、副案内レール(46)に移動許容スペー
ス(S)を設定したので、主格納物載置台(41)が昇
降室(6,8)へ移動した場合に副格納物載置台(4
7)に衝突することを防止し、主格納物載置台(41)
の往復移動を主案内レール(39)に沿って円滑に行う
ことができる。
【0041】請求項3の発明によれば、請求項1または
請求項2の発明の効果に加え、格納物(2)の受け渡し
を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかる立体駐車場を側面側から
見た概略縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線概略縦断面図である。
【図3】 図1のB−B線概略縦断面図である。
【図4】 図1のC−C線概略横断面図である。
【図5】 図1のD−D線概略横断面図である。
【図6】 図5に示す状態から副格納物載置台が移動し
た状態を示す概略横断面図である。
【図7】 図6に示す状態から主格納物載置台が移動し
た状態を示す概略横断面図である。
【図8】 図2に示す状態から副格納物載置台及び主格
納物載置台が移動した状態を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
2…格納物、4…入出庫室、5,7…格納室、6,8…
昇降室、9,22…昇降リフト、19,20,32,3
3…格納物昇降台、21,34…格納物載置フォーク、
38…格納移換機構、39…主案内レール、41…主格
納物載置台、45,49…格納物載置フォーク、46…
副案内レール、47…副格納物載置台、S…移動許容ス
ペース。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納物が出し入れされる入出庫室と、こ
    の格納物が格納される格納室と、この入出庫室と格納室
    とを連通する昇降室と、この昇降室を通って入出庫室と
    格納室との間で格納物を搬送する昇降リフトとを備えた
    格納場において、 前記昇降リフトと格納室との間で格納物の受け渡しを行
    う格納移換機構にあっては、主案内レールに沿って往復
    移動する主格納物載置台を設け、この主格納物載置台と
    昇降リフトとの間で格納物の受け渡しを行い、 前記昇降室にあっては、この主格納物載置台の往復移動
    軌跡付近で副案内レールをこの往復移動軌跡の方向に交
    差する方向へ延設するとともに、この副案内レールに沿
    って移動する副格納物載置台を前記主格納物載置台のほ
    かに付設し、この副格納物載置台と昇降リフトとの間で
    格納物の受け渡しを行い、 前記格納移換機構にあっては、前記主案内レールを前記
    副案内レールに対しその上方へ回避させた状態で延設
    し、この主案内レールに対し前記主格納物載置台を同じ
    く副案内レールに対しその上方へ回避させた状態で吊下
    したことを特徴とする格納場。
  2. 【請求項2】 互いに隣接する一組の格納室及び昇降室
    がそれぞれ同一階で互いに隣接して複数組並設され、格
    納移換機構は一組の格納室及び昇降室ごとに設けられ、 副案内レールは同一階で各昇降室にわたり延設され、 副格納物載置台は、この副案内レールに沿って各昇降室
    に移動し得る複数のものからなり、各格納移換機構のう
    ち少なくとも一つの格納移換機構にあって主格納物載置
    台が昇降室へ移動し得る移動許容スペースを副案内レー
    ルに設定したことを特徴とする請求項1に記載の格納
    場。
  3. 【請求項3】 昇降リフトは格納物載置フォークを有す
    る格納物昇降台を備え、この格納物昇降台の格納物載置
    フォークとの間で格納物の受け渡しを行う格納物載置フ
    ォークを主格納物載置台及び副格納物載置台にそれぞれ
    設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の格納場。
JP9766798A 1998-04-09 1998-04-09 格納場 Pending JPH11293944A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101949225A (zh) * 2010-09-16 2011-01-19 裘苗全 新型智能驰车机
CN102041914A (zh) * 2011-01-07 2011-05-04 裘苗全 用于轿车定位停车装置
CN102134926A (zh) * 2011-01-07 2011-07-27 裘苗全 绿色环保智能地下立体停车场
CN102134927A (zh) * 2011-01-10 2011-07-27 裘苗全 绿色节能省地的立体智能停车设施

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